JPH08506536A - 液滴の生成方法および装置 - Google Patents
液滴の生成方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
インク(9)などの溶融性を有し、粉末状で、固体状あるいは高粘度の材料から、材料の粘度(10,14)を液滴を生成し得る粘度に低下させ、粘度が低下されたインクを放出位置(6)に供給し、一定あるいはパルス状の電気ポテンシャル(4)を放出位置に印加して、その位置に電場を形成し、静電的手段によって、液滴を放出位置から放出することにより、液滴を生成する装置および方法。あるいは、一定の電気ポテンシャルを印加して、放出位置に、一定の静電場を形成し、放出位置をパルス状に加熱してもよい。
Description
【発明の詳細な説明】
液滴の生成方法および装置
発明の分野
本発明は、固体状、粉末状あるいは高粘性溶融材料から材料の液滴を生成する
方法および装置に関するものである。
発明の背景
本発明が適用される一つの適用例は、高強度発色材料を液滴を、非衝撃的印刷
のために、記録面に移送するである。しかしながら、本発明は、非衝撃的印刷の
ために、発色材料を移送する場合に限定されることなく、一般に、材料の液滴を
生成する場合、あるいは、基体上に、確定されたパターンで、他の材料を蒸着さ
せるために用いることもできる。他の適用例には、機密のコーディングのための
蛍光体あるいはフッ化物蛍光体の蒸着、ホットメルト接着剤及び非推進性(prop
ellantless)エアロゾルの蒸着などがある。本発明はまた、薬学的に受け入れ可
能な溶融キャリアにおいて、微粒子薬の非推進的(propellantless)生成および
放出に用いることができる。
本発明は、印刷につき、説明されるが、その範囲は、これよりも広いものであ
る。
一般に、インクジェットシステムと呼ばれる非衝撃的印刷システムに用いられ
る装置は、数多くの異なったものがある。通常は、インクは、ノズルを通って、
供給され、ノズルの外径は、液滴のサイズ、したがって、記録面上のドットのサ
イズを決定する重要なファクタとなる。液滴は、連続印刷と呼ばれる方法では、
ノズルから連続的に生成され、ドロップ・オン・デマンド印刷と呼ばれる方法で
は、必要に応じて、個々に生成される。連続印刷においては、インクは、ノズル
を通って、高圧で、送られ、ノズル部の圧力は、実質的に一定の周波数で、乱さ
れ、一定サイズの液滴の流れが生ずる。電荷を液滴に与え、ノズルの外部の電界
を利用することにより、選ばれた液滴が、電界を生じさせる信号に応答して、そ
の通路から偏向され、制御信号に応答して、記録面上にパターンを形成する。ド
ロップ・オン・デマンド印刷は、小さいノズルの近傍の液体内に、局所的な圧力
パルスを生成し、ノズルから、選ばれた時間に、液体の液滴を放出させることに
より、動作する。
いずれのタイプのジェット印刷においても、発色材料は、液状キエリア内にお
いて、より永続性のある印刷イメージを与えるバインダに結合された溶解性の色
素である。
溶解性色素の欠点は、印刷されたイメージ密度が、多くの場合、十分に高くな
く、環境に晒されることによって、色素が色あせることにある。溶解性色素を用
いる場合の他の欠点は、印刷イメージの品質が記録面の性質に依存するというこ
とにある。
発色したインクは、溶解性色素に比して、高密度のイメージを生成し、また、
より永続性があることが知られている。顔料はまた、キャリア液体とともに、ジ
ェット印刷に用いることができるが、高密度のイメージを生成するためには、キ
ャリア液体中の顔料材料の濃度を高くすることが要求される。顔料材料の濃度が
高いと、連続印刷機においては、液滴の破裂を招き、印刷の均一性が低下する。
ドロップ・オン・デマンド印刷機は高い連続的圧力を有しておらず、液滴の生成
はノズル内の局所的な条件に大きく依存するため、顔料の存在は、局所的なノズ
ルの条件を変化させ、あるいは、ノズルを塞いで、液滴が適切に放出されなくな
る
静電インクジェット印刷として知られている他のプロセスは、液上の静電的な
引張力によって特徴づけられており、たとえば、米国特許第3060429号に
開示されている。これは、荷電された液滴を生成し、液体を含むノズルからプラ
テン電極に、ノズルとプラテンの間に保持された高電圧により、加速させるステ
ップを有している。このプロセスは、さらに、ジェット流を遮断し、あるいは、
制御するのに用いられるバルブ電極および液滴の飛行経路を操作するのに用いら
れる一対の電極を含むことによって、最適なものとされる。印刷は、プラテン電
極の直前に、紙基体を位置させ、インクの導電溶液を用いることによって実行さ
れる。
米国特許第3653932号などにより、室温で固体のインクを用い、引き続
き、高電圧により、ギャップを横切って、基体へ引き出す前、ノズルに供給する
のに先立って、加熱タンクで溶融することが提案されている。このシステムおよ
び装置は、ノズルとバルブ電極との間の電位差、そして、バルブ電極と印刷がな
される基体と結合しているプラテンとの間の電位差の設定が必要以上に複雑であ
るという欠点を有している。同様の構成は、刊行された文献である「IS&T's Eig
hth International Congress on Advance in Non-Impact Printing Technologie
s(1992)」の第334〜339頁に記載されている。
本発明の目的は、インクなどの溶融性、粉末状で、固体状の、あるいは、高粘
度の材料から液滴を生成する方法および装置であって、ノズルにより液滴が生成
されず、したがって、液滴のサイズがノズルのサイズにより影響を受けない液滴
を生成する方法および装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、高濃度の顔料あるいは他の固体材料を含むインクなどの
溶融性、粉末状で、固体状の、あるいは、高粘度の材料から液滴を生成する方法
および装置であって、高強度イメージを記録面上に生成することができるか、あ
るいは、比較的多量の固体材料を含む液滴を生成することができる液滴を生成す
る方法および装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、キャリアを含むか、あるいは、必ずしも導電性でないキ
ャリアを用いたインクなどの溶融性、粉末状で、固体状の、あるいは、高粘度の
材料から液滴を生成する方法および装置を提供することにある。
発明の要約
したがって、ある態様では、本発明は、溶融性を有し、粉末状で、固体状、あ
るいは、高粘度の材料の粘度を、液滴を生成し得る粘度に低下させ、粘度が低下
された材料を放出点に供給し、電気ポテンシャルを放出点に印加して、放出点に
電場を形成し、粘度が低下された材料に、放出点上に液滴を形成させ、静電手段
により、放出点から液滴を放出させる溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるい
は、高粘度の材料から液滴を生成する方法である。
粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料には、着色剤およびキャリアを有
するインクが含まれる。着色剤には、顔料が含まれる。
粘度は、加熱あるいは圧力によって、低下させることができる。
本発明によれば、インクなどの材料の液滴のサイズは、粘度が低下された材料
を放出点に供給するノズルのサイズに依存せず、放出点の形状、電場のレベル、
放出点での加熱量ならびにインクなどの粘度が低下された材料の性質および放出
時におけるその粘度に依存することがわかるであろう。
本発明は、インクなどの粘度が低下された材料が、液滴生成時に、導電性キャ
リア液を、必ずしも含んでいる必要がない点で、先行技術と異なっていることが
理解される。液滴は、インクなどの粘度が低下された材料中の顔料などの固体粒
子に作用する静電手段によって生成されるものと思われる。液体部分は、キャリ
アのみに作用する。発色剤の溶液の代わりに、顔料が移動することは、より強度
の高いイメージを形成することができ、より細かく、速やかにセットするドット
を生成することができることを意味している。
本発明の好ましい実施態様においては、電場を生成する電気ポテンシャルは、
液滴が周期的に生成し、放出点から放出されるように、パルス状になっている。
電気ポテンシャルは、電場を放出点に生成するもので、ほうしなつ点の曲率半
径などの放出点の形状に依存し得る。本発明の好ましい実施態様では、先端部に
おける曲率半径が5〜50ミクロンの範囲にあるニードルによって提供されてい
る。あるいは、放出点を、細長く鋭いエッジによって提供することもできる。細
長いエッジに沿って、多数の放出点が設けられても、マトリックス状に設けられ
てもよい。
本発明の方法によれば、径が1ないし500ミクロンの範囲のサイズあるいは
放出点の形状、粘度、材料に含まれるキャリアのタイプおよび印加される電圧に
したがって、より大きいサイズを有するインクなどの材料の液滴を生成すること
ができる。
好ましくは、材料のキャリア部分は、粘度が低下された状態では、非導電液体
であり、インク中の顔料などの固体材料は、荷電可能な粒子により構成されてい
る。好ましくは、荷電可能な粒子は、電圧が放出点に印加されるとき、同じ極性
に荷電される。
500ないし6000ボルト以上の範囲の電気ポテンシャルを、放出点に印加
することができる。
他の態様においては、本発明は、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料
の粘度を、液滴を生成し得る粘度に低下させる手段と、粘度が低下された材料を
放出点に供給する手段と、電気ポテンシャルを放出点に印加して、放出点に電場
を形成し、液滴を生成させ、放出点から液滴を放出させる手段を備えた溶融性を
有し、粉末状で、固体状の、あるいは、高粘度の材料から液滴を生成する装置で
ある。
また、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料には、着色剤およびキャリ
アを有するインクが含まれる。着色剤には、顔料が含まれる。
粘度は、加熱あるいは圧力によって、低下させることができる。
本発明のかかる態様の装置によれば、溶融性を有し、粉末状で、固体状、ある
いは、高粘度の材料の液滴を生成することができ、放出点から放出することがで
きる。
粘度が低下された材料の流れを放出点に供給する手段としては、材料の性質に
したがって、種々の手段が用いられ得る。
固体状で、溶融性の材料の場合には、溶融性材料のペレットあるいはスティッ
クを含むスプリングにより付勢されたチャンバで、放出点に最も近い端部に、溶
融性材料を所定の粘度に溶融するのに適した加熱手段を備えたチャンバを設ける
ことができる。あるいは、2つの加熱ステージを備え、第1ステージが、溶融性
材料を、スプリング圧力の下で、第2のステージに移動可能な粘度に、軟化させ
るのに適し、第2ステージにより、溶融性材料の粘度を最終的に要求される粘度
に低下するようにしてもよい。あるインクを用いた場合、鉛直方向に閉じた容器
内に含まれていると、重力および/または材料の膨張により、2つのステージで
の加熱は、粘度低下および放出点への供給を促進することが判明している。
このようなヒーターとしては、抵抗型あるいはいわゆる誘導型を用いることが
できる。
抵抗型のヒーターとしては、材料容器に巻回された抵抗巻線を用いることがで
きる。
誘導型は、インクを含んだ容器に対して、併置されたフェライトコアのまわり
に巻回されたコイルを備えている。あるいは、コイルは、容器のまわりに巻回さ
れ、容器が、コアとして作用し、直接に、インクを加熱するようにしてもよい。
放出点を加熱し、インクを所定の粘度に保つようにすることもできる。
このような放出点の加熱は、常時、おこなっても、パルス状におこなってもよ
い。放出点の加熱は、赤外線レーザダイオードなどのポイントソースヒーターに
よりおこなってもよい。
粉末状のインクの場合には、粉末を、1または2段階で、放出のための所定粘
度に溶融する加熱ステージに供給する粉末フィーダを用いることができる。
高粘度のインクの場合には、インクは、一端に、スプリング付勢ピストンを備
えたカートリッジ内に供給されてもよい。このスプリング圧力は、ペースト状あ
るいは糖蜜状インクを、直接に、加熱チャンバに押し込むのに適した値に設定さ
れる。
インクは、顔料相が結合された低融点ワックスまたは樹脂により構成すること
ができる。これらの材料の例としては、アライド シグナルにより製造されたポ
リエチレンワックス:AC6、デュポンにより製造されたエチレンビニルアセテ
ート樹脂:Elvax 210、レバー アンド キッチンにより製造された水素化キエ
スターオイル:Syntha Wax、エクソンにより製造されたパラフィンワックスおよ
びこれらの混合物が挙げられる。顔料は、要求される色に応じた顔料の範囲から
選択することができる。顔料の例としては、Irgalite Blue LGLD、チバガイギー
により製造されたPigment Blue 15:3、Microlith Black CT、チバガイギーによ
り製造されたPigment Yellow 7、Monolite Yellow GNA、ICIにより製造されたPi
gment Yellow 1などの有機顔料またはシリカ、メタリックスもしくは磁性酸化鉄
などの無機顔料が挙げられる。
インクの粘度は、液滴生成のために、最適化あるいは前もって処理することが
できる。これは、加熱点の温度あるいはとくに放出点の温度を制御することによ
りおこなうことができる。インクの粘度は、Energol WM2、BPケミカルズにより
製造されたパラフィンオイルなどの粘度制御剤を添加することにより、変化させ
ることができる。
ある実施態様では、放出点は、5ないし50ミクロンの曲率半径を有するニー
ドル点により与えられ、あるいは、5ないし50ミクロンの曲率半径を有する半
円筒状表面を備えた細長いエッジによって与えられる。あるいは、放出点は、マ
トリックス状の放出点から構成されていてもよい。
本発明によれば、装置は、要求に応じて、液滴を提供し、あるいは、装置の外
部の静電手段により偏向可能な液滴の連続流を提供するのに適している。要求に
応じた液滴の供給は、パルス状の電気ポテンシャルあるいはパルス状の加熱を放
出点に与えることにより実現することができる。
周期的に印加されるポテンシャルは、放出点から、液滴が一貫して放出される
ことを可能とするいかなる波形を有していてもよい。好ましい波形は、オフセッ
トあるいはしきい値ポテンシャルを有する矩形波およびパルスである。
放出点に印加される電気ポテンシャルは、+500ないし+5000ボルトの
範囲内にあってもよい。あるいは、放出点に印加される電気ポテンシャルは、+
500ないし+5000ボルトの範囲内の一定のしきい値と、+800ボルトま
でのパルス状の電圧を有していてもよい。
パルス状加熱は、ソリッドステート赤外線レーザダイオードにより、放出点に
おける加熱のポイントソースを提供して、おこなうことができる。
このような加熱装置は、波形、バンド幅および材料を溶解するための加熱源に
対して、速やかなスイッチ時間、適当な熱出力ならびに放出点の寸法に対して、
適当なスポットサイズなどの特定の性質を備えている。
一般に、本発明は、放出点における液滴生成およびかかる液滴の静電放出を提
供するものであることが理解される。
液滴生成の動作のメカニスムは、完全に理解することはできないが、出願人は
必ずしも拘束されるものではない1つの理論は、以下のとおりである。放出点に
流れる粘度が低下された材料中の粒子は、放出点と同じ極性に、固有的に荷電さ
れ、あるいは、荷電されている。粒子は、ますます、材料のキャリア液の生成し
ている液滴中の放出点上に生成され、斥力の増大にともなって、伴出キャリア液
の表面張力が放出点に液滴を保持し得ない程度に、放出点と荷電粒子の生成して
いる液滴との間に、静電的斥力が生成するまで、粒子は、放出点から離れるよう
に動く傾向がある。この段階では、液滴は、静電手段により、はねつけられる。
斥力は実質的に静電的であるので、液滴を基体に引きつけるために、アースさ
れていない基体は必要ではなく、実際に、液滴は、基体に衝突する前に、かなり
の距離を飛行する。これにより、基体上に、いかなるパターンの液滴が要求され
ても、偏向装置の適当な静電あるいはその他の形を実現することができる。
この構成は、それぞれ、二成分接着剤システムの一成分の液滴を生成する一対
の放出点を備えている。これは、接着剤適用ガンを提供することになる。
本発明を一般的に説明するが、その理解を助けるために、本発明の好ましい実
施態様を示し、本発明の理論的動作を例示した添付図面を参照する。
図面の簡単な説明
図面において:
第1図は、本発明の実施態様にかかる液滴生成装置の断面図である;
第2図は、他の実施態様にかかる液滴生成装置の断面図である;
第3図は、さらに他の実施態様にかかる液滴生成装置の断面図である。
好ましい実施態様の説明
第1図は、インクの液滴生成に用いるための本発明の一実施態様を示すもので
ある。
固体インクから分離した液滴を生成する装置は、絶縁物質よりなり、テーパー
点に合うように形成された本体1を有している。導電性で、熱伝導性を有する材
料からなる中空管2が本体から延びており、中空管2は、電源4から延びる電気
導体3により荷電されている。管2の先端部に、放出点6が形成されており、放
出点6は、選ばれた曲率、この場合には、球状点をなしている。本体は、それを
通って管2に延びる孔7を有している。孔7は、固体インクのスティック9を受
け入れるのに適した第1の径の第1の部分8を備えている。第1の部分8のまわ
りの加熱コイル10によって、スプリング11が、孔7のテーパー点12を介し
て、径の小さい第2の部分13にインクを押し出すことができるように、インク
のスティック9が加熱されて、軟化される。この第2の部分13内で、別の加熱
コイル14によって、インクはさらに加熱され、スプリング11により与えられ
る圧力下で、放出点に流れることができ、液滴が生成可能な粘度になるまで溶融
される。放出点において、前述のように、静電荷により液滴が生成される。
第2図は、固体インクから分離された液滴を生成する装置の別の実施態様を示
している。第1図と同じ部分には、同じ参照番号が付されている。
絶縁物質よりなる本体1は、テーパー点に合うように形成されている。導電性
で、熱伝導性を有する材料からなる管2が本体から延びており、管2は、電源4
から延びる電気導体3により荷電されている。管2の先端部に、放出点6が形成
されており、選ばれた曲率の点、この場合には、球状点に向かって、先細りにな
っている。本体1は、それを通って管2および放出点に延びる中空孔7を有して
いる。孔7は、固体インクのスティック9を受け入れるのに適している。孔7の
まわりの加熱コイル10によって、インク9が軟化され、膨張されて、液滴の生
成を可能とする適切な粘度のインクが、圧力下で、放出点6に流れるように、孔
7を介して、管2内に、インクが押し出される。放出点において、前述のよう、
静電荷により液滴が生成される。プラグ15により、管2から離れた孔7の端部
が閉じられて、溶融に際して、溶融性インクの膨張により生成された圧力によっ
て、インクが放出点6に向けられる。
第3図は、固体インクから分離された液滴を生成する装置のさらに他の実施態
様を示している。第1図と同じ部分には、同じ参照番号が付されている。
絶縁物質よりなる本体1は、テーパー点に合うように形成されている。導電性
で、熱伝導性を有する材料からなる中空管2が本体から延びており、中空管2は
、電源4から延びる電気導体3により荷電されている。管2の先端部に、放出点
6が形成されており、選ばれた曲率の管の一縁上の点、この場合には、球状点に
向かって、先細りになっている。本体は、それを通って管2に延びる孔7を有し
ている。孔7は、固体インクのスティック9を受け入れるのに適した第1の径の
第1の部分8を備えている。第1の部分8のまわりの加熱コイル10によって、
スプリング11が、孔7のテーパー点12を介して、径の小さい第2の部分13
にインクを押し出すことができるように、インクのスティック9が加熱されて、
軟化される。赤外線固体レーザダイオード16および管2に向けられた光ファイ
バ
17によって、さらに、加熱がされる。これにより、インクは、放出点に流れる
ことができ、液滴が生成可能な粘度になるまで、さらに溶融される。光ファイバ
17を介して、赤外線固体レーザダイオード16から伝達される熱により、粘度
が低下させられると、放出点において、前述のよう、静電荷により液滴が生成さ
れる。この加熱は、選ばれた形で、あるいは、パルス状に、液滴が生成され、放
出されるように、パルス状になされてもよい。
本発明によれば、液滴生成操作の例が、以下の実施例1ない6により与えられ
る。
これらの実施例において、インクは、99gの加熱された磨砕微粉砕デバイス
内に置かれたシンサ ワックス(Syntha Wax)(水素化キャスタオイル)のブレ
ンデド物および1gのピグメント ブルー(Pigmant Blue)によって与えられ、
150℃に加熱され、熱可塑性材料を溶融させた。6時間にわたる微粉砕の後、
溶融されたインクが磨砕機から取り出され、冷却によって固化された。
操作温度において、液滴生成を可能にするこのインクの粘度は、10mPa.sで
あった。
実施例1
第1図に示された実施態様につき述べた装置内に、曲率半径25ミクロンの単
一の放出点から20mmの位置に置かれたボンドペーパーとともに、インクを置い
た。放出点を135℃にし、+1500ボルトのしきい値ポテンシャルに加えて
、+600ボルトのパルスを5000ヘルツで印加したとき、優れた結果が得ら
れた。プリントされた液滴サイズは、10ミクロンで、優れたカラー密度と結着
性を有していた。
実施例2
第1図に示された装置内に、曲率半径25ミクロンの単一の放出点から20mm
の位置に置かれたボンドペーパーとともに、インクを置いた。放出点を135℃
にし、+2000ボルトのしきい値ポテンシャルに加えて、+800ボルトのパ
ルスを5000ヘルツで印加したとき、優れた結果が得られた。プリントされた
液滴サイズは、20ミクロンで、優れたカラー密度と結着性を有していた。
実施例3
第1図に示された装置内に、曲率半径25ミクロンの単一の放出点から10mm
の位置に置かれたボンドペーパーとともに、インクを置いた。放出点を135℃
にし、+1500ボルトのしきい値ポテンシャルに加えて、+600ボルトのパ
ルスを5000ヘルツで印加したとき、優れた結果が得られた。プリントされた
液滴サイズは、70ミクロンで、優れたカラー密度と結着性を有していた。
実施例4
第1図に示された装置内に、曲率半径25ミクロンの単一の放出点から10mm
の位置に置かれたボンドペーパーとともに、インクを置いた。放出点を135℃
にし、+2000ボルトのしきい値ポテンシャルに加えて、+800ボルトのパ
ルスを5000ヘルツで印加したとき、優れた結果が得られた。プリントされた
液滴サイズは、150ミクロンで、優れたカラー密度と結着性を有していた。
実施例5
第1図に示された装置内に、曲率半径25ミクロンの単一の放出点から5mmの
位置に置かれたボンドペーパーとともに、インクを置いた。放出点を135℃に
し、+1500ボルトのしきい値ポテンシャルに加えて、+600ボルトのパル
スを5000ヘルツで印加したとき、優れた結果が得られた。プリントされた液
滴サイズは、150ミクロンで、優れたカラー密度と結着性を有していた。
実施例6
第1図に示された装置内に、曲率半径25ミクロンの単一の放出点から5mmの
位置に置かれたボンドペーパーとともに、インクを置いた。放出点を135℃に
し、+2000ボルトのしきい値ポテンシャルに加えて、+800ボルトのパル
スを5000ヘルツで印加したとき、優れた結果が得られた。プリントされた液
滴サイズは、300ミクロンで、優れたカラー密度と結着性を有していた。
実施例7ないし13は、本発明の方法および装置にしたがった他のインクを用
いた液滴生成を示すものである。これらのインクは、前記した方法により製造さ
れた。これらの実施例における粘度の測定は、すべて、ハアアケ レオメータ:
レオストレス RS100(Haake Rheometer:Rheostress RS100)によってお
こなった。
実施例7
パラフィンワックス 43g
AC−6 43g
イルガライト ブルー LGLD 4g
(Irgalite Blue GLD)
このインクの操作温度における粘度は、45mPa.sであった。
このインクを、第1図に示された実施態様について述べた装置内に、曲率半径
25ミクロンの単一の放出点から10mmの位置に置かれたボンドペーパーととも
に置いた。放出点を135℃にし、+2000ボルトのしきい値ポテンシャルに
加えて、+800ボルトのパルスを5000ヘルツで印加したとき、優れた結果
が得られた。プリントされた液滴は優れたカラー密度と結着性を有していた。
実施例8
パラフィンワックス 80g
エルバックス210(Elvax 210) 9g
イルガライト ブルー LGLD 4g
(Irgalite Blue LGLD)
このインクの操作温度における粘度は、32mPa.sであった。
このインクを、第1図に示された実施態様について述べた装置内に、曲率半径
25ミクロンの単一の放出点から10mmの位置に置かれたボンドペーパーととも
に置いた。放出点を135℃にし、+2000ボルトのしきい値ポテンシャルに
加えて、+800ボルトのパルスを5000ヘルツで印加したとき、優れた結果
が得られた。プリントされた液滴は優れたカラー密度と結着性を有していた。
実施例9
パラフィンワックス 80g
エルバックス210(Elvax 210) 9g
エネルゴル WM2(Energol WM2) 20g
イルガライト ブルー LGLD 4g
(Irgalite Blue LGLD)
このインクの操作温度における粘度は、15mPa.sであった。
このインクを、第1図に示された実施態様について述べた装置内に、曲率半径
25ミクロンの単一の放出点から10mmの位置に置かれたボンドペーパーととも
に置いた。放出点を135℃にし、+2000ボルトのしきい値ポテンシャルに
加えて、+800ボルトのパルスを5000ヘルツで印加したとき、優れた結果
が得られた。プリントされた液滴は優れたカラー密度と結着性を有していた。
実施例10
パラフィンワックス 49g
AC−6 49g
イルガライト ブルー LGLD 1g
(Irgalite Blue LGLD)
このインクの操作温度における粘度は、31mPa.sであった。
このインクを、第1図に示された実施態様について述べた装置内に、曲率半径
25ミクロンの単一の放出点から10mmの位置に置かれたボンドペーパーととも
に置いた。放出点を135℃にし、+2000ボルトのしきい値ポテンシャルに
加えて、+800ボルトのパルスを5000ヘルツで印加したとき、優れた結果
が得られた。プリントされた液滴は優れたカラー密度と結着性を有していた。
実施例11
パラフィンワックス 99g
ミクロリス ブラック CT(Microlith Black CT) 1g
このインクの操作温度における粘度は、2.5mPa.sであった。
このインクを、第1図に示された実施態様について述べた装置内に、曲率半径
25ミクロンの単一の放出点から10mmの位置に置かれたボンドペーパーととも
に置いた。放出点を135℃にし、+2000ボルトのしきい値ポテンシャルに
加えて、+800ボルトのパルスを5000ヘルツで印加した。プリントされた
液滴は劣ったカラー密度と結着性を有していた。
実施例12
パラフィンワックス 99g
モノライト イエロ GNA(Monolite Yellow GNA) 1g
このインクの操作温度における粘度は、13mPa.sであった。
このインクを、第1図に示された実施態様について述べた装置内に、曲率半径
25ミクロンの単一の放出点から10mmの位置に置かれたボンドペーパーととも
に置いた。放出点を135℃にし、+2000ボルトのしきい値ポテンシャルに
加えて、+800ボルトのパルスを5000ヘルツで印加した。プリントされた
液滴は劣ったカラー密度と結着性を有していた。
実施例13
パラフィンワックス 43g
AC−6 43g
イルガライト ブルー LGLD 1g
(Irgalite Blue LGLD)
このインクの操作温度における粘度は、45mPa.sであった。
このインクを、第3図に示された実施態様について述べた装置内に、曲率半径
25ミクロンの単一の放出点から10mmの位置に置かれたボンドペーパーととも
に置いた。放出点を135℃にし、レーザを5000ヘルツで変調したとき、優
れた結果が得られた。+2800ボルトのポテンシャルが放出点に加えられた。
プリントされた液滴は優れたカラー密度と結着性を有していた。
本発明により、インクなどの固体状、粉末状あるいは高粘性溶融材料の液滴を
製造することができる一つの方法および装置が提供されたことがわかる。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1994年12月23日
【補正内容】
請求の範囲
1.溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料から、液滴を生
成する装置であって、前記粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料の粘度を
、液滴を生成し得る粘度に低下させる手段と、粘度が低下された材料を放出点に
供給する手段と、電気ポテンシャルを放出点に印加して、放出点に電場を形成し
、前記材料の液滴を生成させるとともに、前記放出点から液滴を放出させる手段
を備えたことを特徴とする液滴を生成する装置。
2.微粒固体および溶融性キャリアを有し、溶融性を有し、粉末状で、固体状、
あるいは、高粘度の材料から、液滴を生成する装置であって、前記材料の粘度を
、液滴を生成し得る粘度に低下させる手段と、粘度が低下された前記材料を放出
点に供給する手段と、電気ポテンシャルを前記放出点に印加して、前記放出点に
電場を形成し、前記材料の液滴を生成させるととも、静電的斥力によって、前記
放出点から液滴を放出させる手段を備えたことを特徴とする液滴を生成する装置
。
3.前記粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料の粘度を低下させる手段が
、粘度を加熱あるいは圧力によって低下させることを特徴とする請求の範囲第2
項に記載の装置。
4.前記粘度が低下された材料を放出点に供給する手段が、前記材料のペレット
またはスティックを含むのに適したスプリング付勢チャンバを備え、前記粘度を
低下させる手段が、抵抗型あるいは誘導型加熱手段を含み、前記材料の前記ペレ
ットまたはスティックを、所定の粘度に溶融することを特徴とする請求の範囲第
2項に記載の装置。
5.前記粘度を低下させる手段が、二つのステージの加熱手段を含み、第一の加
熱ステージが、前記材料を、第二のステージヒーターに移動可能な粘度に、軟化
させるのに適し、前記第二ステージヒーターが、前記材料の粘度を最終的に要求
される粘度に低下させるのに適したことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の
装置。
6.前記放出点が、前記材料の粘度を、液滴の生成が可能な粘度に保持する加熱
手段を備えたことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。
7.前記放出点の前記加熱手段が、ソリッドステート赤外線レーザダイオードを
備えたことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の装置。
8.前記ソリッドステート赤外線レーザダイオードが、前記放出点を間欠的に加
熱するように、パルス状に動作することを特徴とする請求の範囲第7項に記載の
装置。
9.前記放出点が、曲率半径が5ないし50ミクロンのニードルポイント、曲率
半径が5ないし50ミクロンの半円筒状表面を有する細長いエッジあるいはマト
リックス状の放出点のいずれかから選ばれたことを特徴とする請求の範囲第2項
に記載の装置。
10.前記放出点に印加される電気ポテンシャルが、+500ないし+5000ボ
ルトの範囲にあることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。
11.前記放出点に電気ポテンシャルを印加する前記手段が、前記電気ポテンシャ
ルをパルス状にし、液滴を周期的に生成させ、前記放出点から周期的に放出させ
ることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。
12.前記放出点に印加される電気ポテンシャルが、+500ないし+5000ボ
ルトの範囲内の一定のしきい値と、+800ボルトまでのパルス状の電圧を有す
ることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。
13.前記パルス状の電圧が、矩形波形を有することを特徴とする請求の範囲第2
項に記載の装置。
14.顔料と溶融性キャリアを含む固体状の溶融性インクからインクの液滴を生成
する装置であって、前記固体状インクを受容するチャンバを有する本体と、前記
チャンバ内で前記インクを溶融する加熱手段と、前記チャンバから放出点に延び
、溶融されたインクを前記放出点に供給するキャピラリーチューブと、電気ポテ
ンシャルを前記放出点に印加して、前記放出点に電場を形成し、前記材料の液滴
を生成させるとともに、静電的斥力によって、前記放出点から液滴を放出させる
手段を備えたことを特徴とする液滴を生成する装置。
15.さらに、前記電気ポテンシャルをパルス状にし、液滴を周期的に生成させ、
前記放出点から周期的に放出させることを特徴とする請求の範囲第14項に記載
の固体状の溶融性インクからインクの液滴を生成する装置。
16.さらに、前記放出点を間欠的に加熱して、前記放出点における前記インクの
粘度を低下させ、液滴を周期的に生成させ、前記放出点から周期的に放出させる
ことを特徴とする請求の範囲第14項に記載の固体状の溶融性インクからインクの
液滴を生成する装置。
17.前記放出点を間欠的に加熱して、前記放出点における前記インクの粘度を低
下させる前記手段が、ソリッドステート赤外線レーザダイオードであることを特
徴とする請求の範囲第16項に記載の固体状の溶融性インクからインクの液滴を生
成する装置。
18.溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料で、荷電可能な
粒子を含む微粒固体と溶融性のキャリアを含む材料から、液滴を生成する装置で
あって、前記粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料の粘度を、液滴を生成
し得る粘度に低下させる粘度低下手段と、粘度が低下された前記材料を放出点に
供給する手段と、電気ポテンシャルを前記放出点に印加して、前記放出点に電場
を形成し、前記材料の液滴を生成させるととも、静電的斥力によって、前記放出
点から液滴を放出させる手段を備えたことを特徴とする液滴を生成する装置。
19.溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度のインクで、荷電可能
な粒子の微粒顔料と溶融性のキャリアを含むインクから、インクの液滴を生成す
る装置であって、前記粉末状で、固体状、あるいは、高粘度のインクの粘度を、
液滴を生成し得る粘度に低下させる粘度低下手段と、粘度が低下された前記材料
を放出点に供給する手段と、電気ポテンシャルを前記放出点に印加して、前記放
出点に電場を形成する手段と、前記放出点をポイントソース加熱して、前記イン
クの粘度を、液滴を生成し得る粘度に低下させ、前記材料の液滴を生成させると
とも、静電的斥力によって、前記放出点から液滴を放出させる手段を備えたこと
を特徴とするインクの液滴を生成する装置。
20.溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料から液滴を生成
する方法であって、前記材料の粘度を、液滴を生成し得る粘度に低下させ、粘度
が低下された前記材料を放出点に供給し、電気ポテンシャルを前記放出点に
印加して、前記放出点に電場を形成し、粘度が低下された前記材料に、前記放出
点上に液滴を生成させ、静電的斥力によって、前記液滴を前記放出点から放出さ
せることを特徴とする液滴を生成する方法。
21.前記粘度がかそつあるいは圧力により低下されることを特徴とする請求の範
囲第20項に記載の方法。
22.前記電場を生成する前記電気ポテンシャルが一定であり、液滴の生成が、粘
度の低下の程度に依存することを特徴とする請求の範囲第20項に記載の方法。
23.粘度を低下させるための加熱がパルス状になされ、液滴が周期的に生成され
、液滴が前記放出点から周期的に放出されることを特徴とする請求の範囲第20項
に記載の方法。
24.前記粘度の低下が一定であり、液滴の生成が、前記電場を生成する前記電気
ポテンシャルの変化に依存することを特徴とする請求の範囲第20項に記載の方法
。
25.前記電場を生成する前記電気ポテンシャルがパルス状であって、液滴が周期
的に生成され、液滴が前記放出点から周期的に放出されることを特徴とする請求
の範囲第24項に記載の方法。
26.前記放出点が、先端部の曲率半径が5ないし50ミクロンのニードルにより
提供されたことを特徴とする請求の範囲第20項に記載の方法。
27.前記放出点が、それに沿って、多数の放出点を提供する細長く鋭いエッジあ
るいはマトリックス状の放出点によって提供されることを特徴とする請求の範囲
第20項に記載の方法。
28.前記固体状、あるいは、高粘度の材料が、キャリアと顔料とを含むインクで
あり、前記キャリアが、粘度低下状態で、非導電性で、前記顔料が荷電可能な粒
子を含むことを特徴とする請求の範囲第20項に記載の方法。
29.前記荷電可能な粒子が、前記放出点に印加される電気ポテンシャルと同一の
極性に荷電可能であることを特徴とする請求の範囲第28項に記載の方法。
30.前記インクが、顔料が結合された低融点ワックスあるいは樹脂であり、前記
ワックスあるいは樹脂が、低分子量ポリエチレン、水素化キャスターオイル、エ
ステルワックス、パラフィンワックス、ロジン、エチレンビニルアセテート
共重合体およびこれらの混合物からなる群より選ばれ、前記顔料が、ピグメント
ブルー15、ピグメントイエロー1およびピグメントブラック7などの有機顔料
またはシリカ、メタリックスもしくは磁性酸化鉄などの無機顔料から選ばれたこ
とを特徴とする請求の範囲第28項に記載の方法。
31.前記放出点に印加される前記電気ポテンシャルが+500乃至+5000ボ
ルトの範囲内にあることを特徴とする請求の範囲第20項に記載の方法。
32.前記放出点に印加される電気ポテンシャルが、+500ないし+5000ボ
ルトの範囲内の一定のしきい値と+800ボルトまでのパルス状電圧を含むこと
を特徴とする請求の範囲第20項に記載の方法。
33.前記パルス状電圧が矩形波形を備えたことを特徴とする請求の範囲第20項に
記載の方法。
34.溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度のインクで、荷電可能
な粒子を含む顔料と非導電性のキャリアを含んだインクから、印刷のために、イ
ンクの液滴を生成する方法であって、前記インクの粘度を、加熱手段によって、
液滴を生成し得る粘度に低下させ、粘度が低下された前記インクを、放出点に流
動させ、電気ポテンシャルを前記放出点に印加して、前記点に電場を形成し、粘
度が低下された前記材料に、前記放出点上に液滴を生成させ、静電的手段によっ
て、前記液滴を前記放出点から放出させることを特徴とするインクの液滴を生成
する方法。
35.溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度のインクで、荷電可能
な粒子を含む顔料と非導電性のキャリアを含んだインクから、印刷のために、イ
ンクの液滴を生成する方法であって、前記インクの粘度を、加熱手段によって、
溶融したインクが放出点に流動可能な粘度が低下させ、粘度が低下されたインク
を前記放出点に流動させ、電気ポテンシャルを前記放出点に印加して、前記点に
電場を形成し、前記放出点を、ポイントソース加熱して、インクの粘度を、液滴
が生成し得る粘度に低下させ、粘度が低下された前記材料に、前記放出点上に液
滴を生成させ、静電的手段によって、前記液滴を前記放出点から放出させること
を特徴とするインクの液滴を生成する方法。
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フロントページの続き
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DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
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TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY,
CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G
B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV
,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,
RO,RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,V
N
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料から、液滴を生 成する装置であって、前記粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料の粘度を 、液滴を生成し得る粘度に低下させる手段と、粘度が低下された材料を放出位置 に供給する手段と、電気ポテンシャルを放出位置に印加して、放出位置に電場を 形成し、前記材料の液滴を生成させるとともに、前記放出位置から液滴を放出さ せる手段を備えたことを特徴とする液滴を生成する装置。 2.微粒固体および溶融性キャリアを有し、溶融性を有し、粉末状で、固体状、 あるいは、高粘度の材料から、液滴を生成する装置であって、前記材料の粘度を 、液滴を生成し得る粘度に低下させる手段と、粘度が低下された前記材料を放出 位置に供給する手段と、電気ポテンシャルを前記放出位置に印加して、前記放出 位置に電場を形成し、前記材料の液滴を生成させるととも、静電的斥力によって 、前記放出位置から液滴を放出させる手段を備えたことを特徴とする液滴を生成 する装置。 3.前記粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料の粘度を低下させる手段が 、粘度を加熱あるいは圧力によって低下させることを特徴とする請求の範囲第2 項に記載の装置。 4.前記粘度が低下された材料を放出位置に供給する手段が、前記材料のペレッ トまたはスティックを含むのに適したスプリング付勢チャンバを備え、前記粘度 を低下させる手段が、抵抗型あるいは誘導型加熱手段を含み、前記材料の前記ペ レットまたはスティックを、所定の粘度に溶融することを特徴とする請求の範囲 第2項に記載の装置。 5.前記粘度を低下させる手段が、二つのステージの加熱手段を含み、第一の加 熱ステージが、前記材料を、第二のステージヒーターに移動可能な粘度に、軟化 させるのに適し、前記第二ステージヒーターが、前記材料の粘度を最終的に要求 される粘度に低下させるのに適したことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の 装置。 6.前記放出位置が、前記材料の粘度を、液滴の生成が可能な粘度に保持する加 熱手段を備えたことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。 7.前記放出位置の前記加熱手段が、ソリッドステート赤外線レーザダイオード を備えたことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の装置。 8.前記ソリッドステート赤外線レーザダイオードが、前記放出位置を間欠的に 加熱するように、パルス状に動作することを特徴とする請求の範囲第7項に記載 の装置。 9.前記放出位置が、曲率半径が5ないし50ミクロンのニードルポイント、曲 率半径が5ないし50ミクロンの半円筒状表面を有する細長いエッジあるいはマ トリックス状の放出位置のいずれかから選ばれたことを特徴とする請求の範囲第 2項に記載の装置。 10.前記放出位置に電気ポテンシャルを印加する前記手段が、前記電気ポテンシ ャルをパルス状にし、液滴を周期的に生成させ、前記放出位置から周期的に放出 させることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。 11.顔料と溶融性キャリアを含む固体状の溶融性インクからインクの液滴を生成 する装置であって、前記固体状インクを受容するチャンバを有する本体と、前記 チャンバ内で前記インクを溶融する加熱手段と、前記チャンバから放出位置に延 び、溶融された前記インクを前記放出位置に供給するキャピラリーチューブと、 電気ポテンシャルを前記放出位置に印加して、前記放出位置に電場を形成し、前 記材料の液滴を生成させるとともに、静電的斥力によって、前記放出位置から液 滴を放出させる手段を備えたことを特徴とするインクの液滴を生成する装置。 12.さらに、前記電気ポテンシャルをパルス状にし、液滴を周期的に生成させ、 前記放出位置から周期的に放出させることを特徴とする請求の範囲第11項に記載 の固体状の溶融性インクからインクの液滴を生成する装置。 13.さらに、前記放出位置を間欠的に加熱して、前記放出位置における前記イン クの粘度を低下させ、液滴を周期的に生成させ、前記放出位置から周期的に放出 させることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の固体状の溶融性インクからイ ンクの液滴を生成する装置。 14.前記放出位置を間欠的に加熱して、前記放出位置における前記インクの粘度 を低下させる前記手段が、ソリッドステート赤外線レーザダイオードであること を特徴とする請求の範囲第13項に記載の固体状の溶融性インクからインクの液滴 を生成する装置。 15.溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料で、荷電可能な 粒子を含む微粒固体と溶融性のキャリアを含む材料から、液滴を生成する装置で あって、前記粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料の粘度を、液滴を生成 し得る粘度に低下させる粘度低下手段と、粘度が低下された前記材料を放出位置 に供給する手段と、電気ポテンシャルを前記放出位置に印加して、前記放出位置 に電場を形成し、前記材料の液滴を生成させるととも、静電的斥力によって、前 記放出位置から液滴を放出させる手段を備えたことを特徴とする液滴を生成する 装置。 16.溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度のインクで、荷電可能 な粒子の微粒顔料と溶融性のキャリアを含むインクから、インクの液滴を生成す る装置であって、前記粉末状で、固体状、あるいは、高粘度のインクの粘度を、 液滴を生成し得る粘度に低下させる粘度低下手段と、粘度が低下された前記材料 を放出点に供給する手段と、電気ポテンシャルを前記放出点に印加して、前記放 出点に電場を形成する手段と、前記放出点をポイントソース加熱して、前記イン クの粘度を、液滴を生成し得る粘度に低下させ、前記材料の液滴を生成させると とも、静電的斥力によって、前記放出位置から液滴を放出させる手段を備えたこ とを特徴とするインクの液滴を生成する装置。 17.溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度の材料から液滴を生成 する方法であって、前記材料の粘度を、液滴を生成し得る粘度に低下させ、粘度 が低下された前記材料を放出位置に供給し、電気ポテンシャルを前記放出位置に 印加して、前記放出位置に電場を形成し、粘度が低下された前記材料に、前記放 出位置上に液滴を生成させ、静電的斥力によって、前記液滴を前記放出位置から 放出させることを特徴とする液滴を生成する方法。 18.前記粘度がかそつあるいは圧力により低下されることを特徴とする請求の範 囲第17項に記載の方法。 19.前記電場を生成する前記電気ポテンシャルが一定であり、液滴の生成が、粘 度の低下の程度に依存することを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法。 20.粘度を低下させるための加熱がパルス状になされ、液滴が周期的に生成され 、液滴が前記放出位置から周期的に放出されることを特徴とする請求の範囲第17 項に記載の方法。 21.前記粘度の低下が一定であり、液滴の生成が、前記電場を生成する前記電気 ポテンシャルの変化に依存することを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法 。 22.前記電場を生成する前記電気ポテンシャルがパルス状であって、液滴が周期 的に生成され、液滴が前記放出位置から周期的に放出されることを特徴とする請 求の範囲第21項に記載の方法。 23.前記放出位置が、先端部の曲率半径が5ないし50ミクロンのニードルによ り提供されたことを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法。 24.前記放出位置が、それに沿って、多数の放出位置を提供する細長く鋭いエッ ジあるいはマトリックス状の放出位置によって提供されることを特徴とする請 求の範囲第17項に記載の方法。 25.前記固体状、あるいは、高粘度の材料が、キャリアと顔料とを含むインクで あり、前記キャリアが、粘度低下状態で、非導電性で、前記顔料が荷電可能な粒 子を含むことを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法。 26.前記荷電可能な粒子が、前記放出位置に印加される電気ポテンシャルと同一 の極性に荷電可能であることを特徴とする請求の範囲第25項に記載の方法。 27.前記インクが、顔料が結合された低融点ワックスあるいは樹脂であり、前記 ワックスあるいは樹脂が、低分子量ポリエチレン、水素化キャスターオイル、エ ステルワックス、パラフィンワックス、ロジン、エチレンビニルアセテート共重 合体およびこれらの混合物からなる群より選ばれ、前記顔料が、ピグメントブル ー15、ピグメントイエロー1およびピグメントブラック7などの有機顔料また はシリカ、メタリックスもしくは磁性酸化鉄などの無機顔料から選ばれたことを 特徴とする請求の範囲第25項に記載の方法。 28.前記放出位置に印加される前記電気ポテンシャルが+500乃至+5000 ボルトの範囲内にあることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の方法。 29.溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度のインクで、荷電可能 な粒子を含む顔料と非導電性のキャリアを含んだインクから、印刷のために、イ ンクの液滴を生成する方法であって、前記インクの粘度を、加熱手段によって、 液滴を生成し得る粘度に低下させ、粘度が低下された前記インクを、放出点に流 動させ、電気ポテンシャルを前記放出点に印加して、前記位置に電場を形成し、 粘度が低下された前記材料に、前記放出位置上に液滴を生成させ、静電的手段に よって、前記液滴を前記放出点から放出させることを特徴とするインクの液滴を 生成する方法。 30.溶融性を有し、粉末状で、固体状、あるいは、高粘度のインクで、荷電可能 な粒子を含む顔料と非導電性のキャリアを含んだインクから、印刷のために、イ ンクの液滴を生成する方法であって、前記インクの粘度を、加熱手段によって、 溶融したインクが放出点に流動可能な粘度が低下させ、粘度が低下されたインク を前記放出点に流動させ、電気ポテンシャルを前記放出点に印加して、前記位置 に電場を形成し、前記放出点を、ポイントソース加熱して、インクの粘度を、液 滴が生成し得る粘度に低下させ、粘度が低下された前記材料に、前記放出点上に 液滴を生成させ、静電的手段によって、前記液滴を前記放出点から放出させるこ とを特徴とするインクの液滴を生成する方法。
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