JPH08506573A - (e.z)8−テトラデセニルアセタートの製造方法およびその鱗翅目昆虫防除のための使用 - Google Patents

(e.z)8−テトラデセニルアセタートの製造方法およびその鱗翅目昆虫防除のための使用

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JPH08506573A
JPH08506573A JP6517581A JP51758194A JPH08506573A JP H08506573 A JPH08506573 A JP H08506573A JP 6517581 A JP6517581 A JP 6517581A JP 51758194 A JP51758194 A JP 51758194A JP H08506573 A JPH08506573 A JP H08506573A
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Abstract

(57)【要約】 Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタート(Ib)

Description

【発明の詳細な説明】 (E.Z)8−テトラデセニルアセタート、 その製造方法およびその鱗翅目昆虫 防除のための使用 本発明はZ8−テトラデセニルアセタート(Ia)およびE8−テトラデセニ ルアセタート(Ib)を含有する合成混合物、 この混合物の製造方法、植物に有害な鱗翅目昆虫の上記混合物含有防除剤およ びその使用方法に関する。 Z8−テトラデセニルアセタートは、諸文献から、Spilonota la ricanaのフェロモンとして(「オルファクション、アンド、テイスト」6 、(1977)、333におけるプリースナの論稿)、Planotortri x excessanaのフェロモンとして(「エクスペリエンティカ」30、 (1974)、1142におけるH.アーンの論稿)、および(tenopse ustis obliquanaのフェロモンとして(Naturforsh. 40c、(1985)266におけるヤングの論稿)公 知である。 またミンクスら(Crop.Pr.Agents 1977、223)は、Z 8−テトラデセニルアセタートとE8−テトラデセニルアセタートの混合物を、 Spilonota ocellanaのフェロモンとしている。 アカツボミクイガ(Spilonota ocellana)は、シンクイガ (Cydia pomonella)およびカワクイガ(Adoxophyes orana)と共にヨーロッパのりんご栽培に対する主要な害虫である。S. (Spilonotaの略)ocellana、すなわちアカツボミクイガは、 また北米に渡り、シンクイガ(Cydia pomonella)が選択的殺虫 剤で撲滅されたときに出現した。包括的な植物保護において、シンクイガとカワ クイガとは、有用生物に穏和な剤により防除され得る筈である。ツボミクイガの 同様な防除方法も研究されている。 交尾可能状態に在るチョウの雌が性的誘引物質(フェロモン)を形成分泌し、 周辺に放散させることは公知である。雄のチョウはこの香気物質により雌チョウ の所在を見出すことができる。このチョウの性的誘引物質(フェロモン)を植物 保護に使用するには3種類の異なる可能性がある。 (1)モニター手段 被害発生地域に、合成された性的誘引物質を置いて、 いわゆるフェロモン陥穿が仕掛けられる。チョウ、ガを含む鱗翅目昆虫の雄が捕 獲されることにより、虫害の発生が検知される。さらにこれにより、被害の程度 および防除の正確な時期が示唆される。 (2)迎撃手段 また殺虫有効物質と誘引物質とを組合せることもできる。すなわち、誘引剤に 殺虫剤を添加し、あるいはこの誘引剤周辺を殺虫剤で直接的に処理することが考 えられる。これにより遠方から誘引された雄のガの大部分は死滅する。 (3)交尾妨害手段 また適当な散布装置により性フェロモンを被害地域に均斉に散布する。これに よりチョウ、ガの雄は、雌の所在を見出し得ず、交尾が妨害され、害虫の発生、 蔓延が抑止される。 鱗翅目昆虫の多くの性フェロモンがすでに単離され、有効な誘引剤としての効 果が調査されている。しかしながら、これら誘引剤中のわずかな種類のものが使 用されているに過ぎない。Phytoparasitica13(1985)2 15−220頁におけるM.ケーアトらの論稿によれば、Spodoptera littoralisのフェロモンによる交尾妨害の実験において極めて不満 足な結果が報じられている。Chemistry in Australia( 1988)198−201にお けるC.P.ホイットルおよびT.E.ベラスの論稿によれば、交尾妨害法の数 多くの失敗の原因は説明できないとしている。またBeitr.Ent.(19 85)200頁以降におけるJ.モールの論稿によれば、20種類以上の鱗翅目 昆虫について、性フェロモンによる交尾妨害を実験したが、そのわずか数種類に ついて成功し得たに止まるとされている。J.Appl.Entomol.Zo ol.27(1983)124−130におけるY.タマキの論稿によれば、A doxophyes種のフェロモンによる実験の失敗が報じられている。 1989年、J.ウィリ、アンド、サンズ社刊、植物保護における昆虫フェロ モンに関する専門書(A.R.ジュッツァム、R.F.S.ゴードン編)におい て、多くの失敗例を挙げている。例えばその92頁において、D.G.キャンピ オンは「これまで多くのフェロモンが単離されているが、交尾妨害実験で成功し たのは僅か数例に過ぎない。例外は本虫(シミ)である」とし、113頁におい て、「ハマキガの制御はある地域では成功したが、他の地域では成功しなかった 」とし、114頁においては「Heliothis種の場合、不成功もしくは結 果不明、Spodoptera種の場合、交尾妨害法は困難」としている。 また328頁においてC.S.サンダースは「数百種類の性フェロモンで交尾 妨害を実験したが、成功例は極 めて限定的である」としている。 多くの失敗例の原因として、340−341頁には、生物学的な関連の理解不 足が挙げられている。 J.Chem.Ecol.4(1978)685−698におけるW.レーロ フスの論稿によれば、交尾妨害用には、良好な誘引効果を有する物質が適すると している。 交尾妨害法を実施するための前提条件は、フェロモン作用物質の大量の使用可 能性である。これまでに公知の製造方法は、多段階の反応工程を必要とし、従っ て、ことに経済的観点から、キログラム量の大量生産をするには不適当であった 。 そこで本発明の目的ないし解決されるべき課題は、植物に有害な鱗翅目(チョ ウ、ガ類)、ことにツボミクイガ(Spilonota ocellana)を 防除するための経済的に有効な剤および方法を提供することである。 しかるに、この目的ないし課題は、冒頭に述べた新規の合成混合物、その製造 方法、これを含有する剤およびその使用により達成ないし解決されることが見出 された。 本発明による混合物の製造は、それ自体公知の態様(DE−A4006919 号)で、ヘキサナール(II)を、塩基の存在下において、8−ヒドロキシオク チル−トリフェニルホスホニウムブロミド(III)により、Z8−テトラデセ ノールIVaおよびE8−テトラデセノー ルIVbの混合物に転化し、次いでこの混合物を酢酸無水物によりアセチル化す る。 この反応を工程別にして以下に詳述する。 第1工程、ウィテッヒ反応 この反応は、一般的に−20から100℃、ことに0から50℃の温度で、塩 基の存在下に行われる。適当な溶媒は、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト アミドのような酸アミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、テト ラヒドロフラン、ジオキサン、イソブタノール、t−ブタノール、n−ペンタノ ールのようなアルコール、ベンゼン、トルエンのような芳香族炭化水素、メチレ ンクロリド、クロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素である。 塩基としては、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート、カリウム−t −ブチラートのような低分子量 アルコール、ならびにアルカリ金属無水物、炭酸ナトリウムが好ましい。さらに 、ブチルリチウム、アルカリ金属のヒドリド、アミドのような塩基も使用される が、この場合、反応は保護ガス下に行われることがある。塩基の使用量は特に臨 界的ではないが、通常、ホスホニウムブロミド1モル当たり化学量論的量で、あ るいはわずか、例えば1から20モル%過剰量で使用される。塩基添加後に、等 モル量または10から20%過剰量のn−ヘキサナールが計量添加される。 塩基、反応温度、溶媒に応じて、異なる組成のZ/E混合物がもたらされる。 第2工程、アセチル化 この反応は、一般的に−10から150℃、ことに0から120℃の温度で行 われる。適当なアセチル化剤は、アセトアンヒドリド、アセチルクロリド、アセ チルブロミド、酢酸である。反応は、モル量ないし触媒的量の塩基(例えばトリ エチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン)あるいは触媒的量の酸 、例えば塩酸、酢酸、硫酸を添加し、適当な溶媒、例えば炭化水素(トルエン、 キシレン、クロロベンゼン、リグロイン)、エーテル(ジブチルエーテル、TM F)、塩素化炭化水素、または混合溶媒中で行われる。 新規混合物を製造するために出発化合物として必要なヘキサナール(II)は 、市販されており、同様に必要 なホスホニウム塩(III)は、一般的な態様で8−ブロムオクタノールとトリ フェニルホスフィンとを反応させることにより得られる。 この反応は例えば以下のようにして行われる。8−ブロムオクタノールとトリ フェニルホスフィンを、適当な溶媒中において一緒に、完全な反応が達成される まで(例えばHPLCもしくはDC制御)加熱される。形成されるホスホニウム 塩は、溶媒除去後、一般に酢酸エチルエステルと共に磨砕して結晶状で得られる 。この反応用溶媒としては、ことにエタノール、ブタノール、イソブタノール、 イソブタノール、ペンタノールのようなアルコール、ジメチルホルムアミド、N −メチルピロリドン、ジメチルアセトアミドのような酸アミド、ジメチルスルホ キシド、アセトニトリル、これらの混合溶媒または塩素化炭化水素が適当である 。 上述の方法により得られる、Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8 −テトラデセニルアセタート(Ib)の混合物は、Lepidoptera目の 植物害虫、ことにツボミクイガ(Spilonota ocellana)の防 除に適する。交尾妨害法によるこの防除は特に重要である。 この新規の化合物混合物(製造時不純物を含有する)は、慣用の補助材、例え ばプラスチック帯片、結束用糸、誘引剤充填アンプルなど(例えばDE−A36 40880 号、4101878.8号参照)と共に使用される。 この混合物を調剤する場合、液体状でも固体状でもよい。溶媒としては、高沸 点の芳香族、脂肪族または脂環式化合物が使用される。炭化水素のほかに、こと にエステル、エーテル、ケトンが良い。具体的には、キシレン、メチルナフタリ ン、パラフィン油、シクロヘキサノン、エチルグリコールアセタート、イソホロ ン、ジブチルフタラートが好ましい。溶媒は単独でも、あるいは他の組成分との 混合物としてでも使用され得る。化合物IaおよびIbに対応する飽和C14アル コールおよびエステルならびにその同族体(テトラデカノール、テトラデカニル アセタート、ペンタデカノール、ペンタデカニルアセタート)がことに適当な調 剤用補助剤であって、化合物Ia、Ibの効力を補強するので、協働剤として使 用され得る。 さらに、植物油脂、動物油脂、合成油脂その他の低蒸気圧の揮発性溶媒、例え ばジオクチルフタラート中における溶液も、効力延長の目的から調整され得る。 さらに、本発明混合物を、天然もしくは合成固体状担体、例えばゴム、コルク 、セルロース、合成樹脂、粉炭、おがくず、珪酸塩、軽石粒、か焼粘土などと結 合し、あるいは特殊なカプセルまたはプラスチック容器に入れ、これにより大気 中に比較的長時間にわたって均斉に放散させ得る。さらにまた、有効物質を適当 な容器、例えば 毛細管その他小さい開口を有する容器から蒸散させ、あるいは容器壁、多層プラ スチック片から拡散させることにより、比較的長時間にわたって均斉な香気濃度 を維持し得る。 これら調剤中における混合物の含有量は広い範囲にわたって変え得るが、一般 的に有効物質:添加材の量割合は10:1から1:103の範囲になされる。カ プセルないし容器に入れた調剤の場合、有効物質は純粋で希釈されない状態で使 用され、全量に対して極めて高い割合、例えば90重量%にまで達し得る。しか しながら、一般的に調剤中に占める有効物質の量割合が極めて低くても、例えば ゴマフボクトウガの雄に対する所望の効果を達成するに充分である。有効物質対 添加材の量割合は、1:3から1:102、ことに1:10から1:100の範 囲が好ましい。 製造実施例 実施例1 (Z, E)−8−テトラデセノール 17kgのトリフェニルホスフィンと、13.3kgの8−ブロモオクタノー ルの混合物を、25.5リットルのジメチルホルムアミド中において、110℃ で6時間攪拌した。次いで25℃において5.3kgのナトリウムメチラートを 少しずつ添加し、この温度で1時間静置した。次いでこの混合物を20−30℃ に冷却した。完全に反応させた後(約12時間)、反応混合物に17. 8リットルの水を添加し、蒸留後、有機相から6.95kgの(Z,E)8−テ トラデセノール(沸点110−150℃/1ミリバール)を得た。これを精製す ることなくそのまま次の反応に附した。 実施例2 (Z,E)−8−テトラデセニルセサート 500gのテトラデセノールに、100℃において350gの酢酸アンヒドリ ドを添加した。混合物をさらに2時間この温度に維持し、次いで減圧下に蒸留し 、精製した。残渣を蒸留に附し、433gの(Z,E)−8−テトラデセニルア セタートを得た(沸点130℃/1ミリバール、異性体組成Z:E=9:1)。 使用実施例 合成して得られたフェロモン作用物質(90%のZ8−テトラデセニルアセタ ート、10%のE8−テトラデセニルアセタート)を、合成樹脂アンプルに充填 する(DE−A3640880号参照)。充填量、1アンプル当たり250mg 。有効物質をアンプル壁から保護されるべき植物帯域において徐々に放散させる 。 このアンプル式調剤を4.5ヘクタールのリンゴ園に散布した(1ヘクタール 当たりアンプル500個)。このリンゴ樹処理は5月の上旬に行った。対比実験 のため0.8km離れたリンゴ園を使用した。両果樹園が比較的近接しているこ と、同じ管理下に在ることから、対比可能性がもたらされる。散布されたフェロ モン陥弁で捕 獲された雄シンクイガ(Spilonota ocellana)数を算定した 。 シンクイガのフェロモン(合成)は、1992年に始めて、ビボナッカー果樹 園において使用され、対比実験には、同じ経営下のフックスベルク果樹園が使用 された。 収穫に際してこの害虫蛾により被害を受けた果実の割合を%で示す。 フェロモン陥弁を仕掛けた結果、この帯域においてシンクイガが見当たらなく なった。対比実験による、収穫時における少ない被害果実数は本発明による新合 成混合物の秀れたフェロモン効果を実証している。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年2月9日 【補正内容】 明細書 (E.Z)8−テトラデセニルアセタートの 製造方法およびその鱗翅目昆虫 防除のための使用 本発明はZ8−テトラデセニルアセタート(Ia)およびE8−テトラデセニ ルアセタート(Ib)を含有する合成混合物、 の製造方法、植物に有害な鱗翅目昆虫の上記混合物による防除方法およびその使 用に関する。 Z8−テトラデセニルアセタートは、諸文献から、Spilonota la ricanaのフェロモンとして(「オルファクション、アンド、テイスト」6 、(1977)、333におけるプリースナの論稿)、Planotortri x excessanaのフェロモンとして(「エクスペリエンティカ」30、 (1974)、1142におけるH.アーンの論稿)、および(tenopse ustis obliquanaのフェロモンとして(Naturforsh. 40c、(1985)266におけるヤングの論稿)公 知である。 またミンクスら(Crop.Pr.Agents 1977、223)は、Z 8−テトラデセニルアセタートとE8−テトラデセニルアセタートの混合物を、 Spilonota ocellanaのフェロモンとしている。 アカツボミクイガ(Spilonota ocellana)は、シンクイガ (Cydia pomonella)およびカワクイガ(Adoxophyes orana)と共にヨーロッパのりんご栽培に対する主要な害虫である。S. (Spilonotaの略)ocellana、すなわちアカツボミクイガは、 また北米に渡り、シンクイガ(Cydia pomonella)が選択的殺虫 剤で撲滅されたときに出現した。包括的な植物保護において、シンクイガとカワ クイガとは、有用生物に穏和な剤により防除され得る筈である。ツボミクイガの 同様な防除方法も研究されている。 交尾可能状態に在るチョウの雌が性的誘引物質(フェロモン)を形成分泌し、 周辺に放散させることは公知である。雄のチョウはこの香気物質により雌チョウ の所在を見出すことができる。このチョウの性的誘引物質(フェロモン)を植物 保護に使用するには3種類の異なる可能性がある。 1989年、J.ウィリ、アンド、サンズ社刊、植物保護における昆虫フェロ モンに関する専門書(A.R.ジュッツァム、R.F.S.ゴードン編)におい て、多くの失敗例を挙げている。例えばその92頁において、D.G.キャンピ オンは「これまで多くのフェロモンが単離されているが、交尾妨害実験で成功し たのは僅か数例に過ぎない。例外は本虫(シミ)である」とし、113頁におい て、「ハマキガの制御はある地域では成功したが、他の地域では成功しなかった 」とし、114頁においては「Heliothis種の場合、不成功もしくは結 果不明、Spodoptera種の場合、交尾妨害法は困難」としている。 また328頁においてC.S.サンダースは「数百種類の性フェロモンで交尾 妨害を実験したが、成功例は極めて限定的である」としている。 多くの失敗例の原因として、340−341頁には、生物学的な関連の理解不 足が挙げられている。 J.Chem.Ecol.4(1978)685−698におけるW.レーロ フスの論稿によれば、交尾妨害用には、良好な誘引効果を有する物質が適すると している。 交尾妨害法を実施するための前提条件は、フェロモン作用物質の大量の使用可 能性である。これまでに公知の製造方法は、多段階の反応工程を必要とし、従っ て、ことに経済的観点から、キログラム量の大量生産をするに は不適当であった。 そこで本発明の目的ないし解決されるべき課題は、植物に有害な鱗翅目(チョ ウ、ガ類)、ことにツボミクイガ(Spilonota ocellana)を 防除するための経済的に有効な剤および方法を提供することである。 しかるに、この目的ないし課題は、冒頭に述べた合成混合物の製造方法ならび にその使用により達成ないし解決されることが見出された。 本発明による混合物の製造は、それ自体公知の態様(DE−A4006919 号)で、ヘキサナール(II)を、塩基の存在下において、8−ヒドロキシオク チル−トリフェニルホスホニウムブロミド(III)により、Z8−テトラデセ ノールIVaおよびE8−テトラデセノールIVbの混合物に転化し、次いでこ の混合物を酢酸無水物によりアセチル化する。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年2月9日 【補正内容】 請求の範囲 1.Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタ ート(Ib)とから成る合成混合物により、植物に対する鱗翅目害虫を防除する 方法であって、この鱗翅目害虫の生息地域において、雄虫による雌虫の所在発見 を妨害するに足る量のZ8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラ デセニルアセタート(Ib)とから成る合成混合物を使用することを特徴とする 防除方法。 2.Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタ ート(Ib)とから成る合成混合物によりアカツボミクイガ(Spilonot a ocollana)を防除する方法であって、このガの生息地域において、 雄虫による雌虫の所在発見を妨害するに足る量のZ8−テトラデセニルアセター ト(Ia)とE8−テトラデセニルアセタート(Ib)とから成る合成混合物を 使用することを特徴とする防除方法。 3.Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタ ート(Ib)とから成る合成混合物が、追加的にテトラデカノール、ペンタデカ ノール、テトラデカニルアセタートおよび/またはペンタデカニルアセタートを 含有することを特徴とする、請求項1ま たは2による方法。 4.植物に対する鱗翅目害虫を、交尾妨害法により防除するための、Z8−テ トラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタート(Ib)と から成る合成混合物の使用。 5.植物に対する害虫、アカツボミクイガ(Spilonota ocell ana)を、交尾妨害法により防除するための、Z8−テトラデセニルアセター ト(Ia)とE8−テトラデセニルアセタート(Ib)とから成る合成混合物の 使用。 6.Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタ ート(Ib)とから成る合成混合物が、追加的にテトラデカノール、ペンタデカ ノール、テトラデカニルアセタートおよび/またはペンタデカニルアセタートを 含有することを特徴とする、請求項4または5による植物に対する害虫を防除す るためのZ8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセ タート(Ib)とから成る合成混合物の使用。 7.以下の式(II) H3C-(CH24-CHO II のヘキサノールを、塩基の存在下にそれ自体公知の方法により、以下の式(II I) (C6H53P+-CH2-(CH27-OHBr- III の8−ヒドロキシオクチル−トリフェニルホスホニウムブロミドにより、 以下の式(IVa)のZ8−テトラデセノールと、以下の式(IVb)のE8 −テトラデセノールとの混合物に転化し、 次いでこの混合物を、それ自体公知の方法で、酢酸無水物によりアセチル化する ことを特徴とする、Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデ セニルアセタート(Ib)とから成る合成混合物の製造方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノイマン,ウルリッヒ ドイツ国、67105、シファーシュタット、 アム、ドイチュホーフ、25 (72)発明者 レンツ,ギュンター ドイツ国、68309、マンハイム、マイニン ガー、ヴェーク、14

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタ ート(Ib) から成る合成混合物。 2.ヘキサナール(II) H3C-(CH24-CHO II を、塩基の存在下において、それ自体慣用の態様で8−ヒドロキシオクチル−ト リフェニルホスホニウムブロミド(III) (C6H53P+-CH2-(CH27-OHBr- III で処理して、Z8−テトラデセノール(IVa)とE8−テトラデセノール(I Vb) の混合物に転化し、次いでこの混合物をそれ自体公知の態様で、酢酸無水物によ りアセチル化することを特徴と する、請求項1によるZ8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラ デセニルアセタート(Ib)とから成る合成混合物の製造方法。 3.Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタ ート(Ib)とから成る合成混合物を含有する、植物に対する鱗翅目害虫を防除 する剤。 4.Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタ ート(Ib)とから成る合成混合物を含有する、アカツボミクイガ(Spilo nota ocellana)を防除する剤。 5.1から50重量%のE8−テトラデセニルアセタート(Ib)を含有する 、請求項3または4による剤。 6.テトラデカノール、ペンタデカノール、テトラデカニルアセタートおよび /またはペンタデカニルアセタートを追加的に含有する、請求項3から5のいず れかによる剤。 7.Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタ ート(Ib)とから成る合成混合物により、植物に対する鱗翅目害虫を防除する 方法。 8.Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタ ート(Ib)とから成る合成混合物により、アカツボミクイガ(Spilono ta ocellana)を防除する方法。 9.植物に対する鱗翅目害虫の生息帯域において、雄 虫による雌虫の所在発見を妨害するに足る量のZ8−テトラデセニルアセタート (Ia)とE8−テトラデセニルアセタート(Ib)とから成る合成混合物を使 用し、処理することを特徴とする、請求項7または8による方法。 10.植物に対する鱗翅目害虫を防除するための、Z8−テトラデセニルアセ タート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタート(Ib)とから成る合成混合 物の使用。 11.アカツボミクイガ(Spilonota ocellana)を防除す るための、Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルア セタート(Ib)とから成る合成混合物の使用。 12.植物に対する鱗翅目害虫を困惑法により防除するための、Z8−テトラ デセニルアセタート(Ia)とE8−テトラデセニルアセタート(Ib)とから 成る合成混合物の使用。 13.アカツボミクイガ(Spilonota ocellana)を困惑法 により防除するための、Z8−テトラデセニルアセタート(Ia)とE8−テト ラデセニルアセタート(Ib)とから成る合成混合物の使用。
JP6517581A 1993-02-04 1994-01-24 (e.z)8−テトラデセニルアセタートの製造方法およびその鱗翅目昆虫防除のための使用 Pending JPH08506573A (ja)

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