JPH0850697A - 車両検知装置 - Google Patents

車両検知装置

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JPH0850697A
JPH0850697A JP6185584A JP18558494A JPH0850697A JP H0850697 A JPH0850697 A JP H0850697A JP 6185584 A JP6185584 A JP 6185584A JP 18558494 A JP18558494 A JP 18558494A JP H0850697 A JPH0850697 A JP H0850697A
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国雄 芝池
Hiroyuki Nakayama
博之 中山
Masayoshi Konishi
雅義 小西
Ichiro Fujita
一郎 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の側面や窓からの反射画像をなくし、高
い信頼性が得られると共に、広範囲な照度変化に対応し
得る車両検知装置を提供する。 【構成】 車両の通行する道路にマーカーライン6を描
き、その上方に位置するように受光素子アレイ1をガン
トリー11に取付ける。この受光素子アレイ1の前面に
集光レンズ2を取付け、その前面に回転機構3を介して
第1の偏光フィルタ4を取付けると共に、更にその前面
に朝または夕方の偏光された反射光を打ち消す第2の偏
光フィルタ5を固定して取付ける。また、太陽の方向を
検知する太陽検知センサ7及び太陽検知装置8を設け
る。この太陽検知装置8により朝または夕方であると判
断された時は上記第2の偏光フィルタ5と同じ偏光面と
なるように、また、昼間であると判断された時は昼間の
偏光された反射光を打ち消すように第1の偏光フィルタ
4を回転制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有料道路料金所や駐車
場における車両検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有料道路の料金所や駐車場において、通
行券または駐車券の発行業務を自動化する場合、進入ま
たは通過する車両を自動的に検知し、それぞれの車両に
対して通行券、または駐車券を発行しなければならな
い。
【0003】このための車両検知装置として、従来では
特願平05−030247号にて出願した図7に示すよ
うな方法を用いている。即ち、道路12に白、または黒
にて一定周期のマーカ−ライン6を描き、このマーカー
ライン6上を通過する車両13を、ガントリー11に取
付けた受光素子アレイ1と、その前面に取付けた集光レ
ンズ2により撮像する。ここで、集光レンズ2は、入射
する光量に応じて、その絞り量を変化させ、受光素子ア
レイ1に入射する光量をできるだけ一定に保つように制
御される。そして、上記受光素子アレイ1で撮像した画
像は、処理装置10へ送られて処理され、その処理結果
が通行券発行機14へ送られる。
【0004】上記受光素子アレイ1では、図8に示すよ
うな画像15が撮像される。即ち、この画像15中に
は、上記マーカーライン6の画像6a、マーカーライン
6が車両13の窓に反射している画像6b、及びマーカ
ーライン6上を通過する車両13の画像13a等が含ま
れる。上記画像15において、マーカーライン画像6a
の存在する走査線の明るさの分布を見ると、図2のよう
になる。図2において、(a)は車両13が存在しない
ときであり、(b)及び(c)は車両13が存在すると
きである。
【0005】車両13が存在しないときは、(a)に示
すようにマーカーライン画像6aのみであり、明るさは
マーカーライン6の周期に応じた周期波形を示す。しか
し、マーカーライン6部分に車両13が進入すると、
(b)または(c)に示すように、マーカーライン画像
6aの一部が車体によって隠され、周期波形がなくな
る。
【0006】処理装置10では、車両13が進入してい
ない状態において、受光素子アレイ1によりマーカーラ
イン6部分を撮像し、マーカーライン画像6aのみが存
在する走査線の分布を予め登録しておき、受光素子アレ
イ1から逐次入力される画像15との相関値を求める。
相関値としては、例えば登録されている明るさの分布
と、入力された画像の明るさの分布の差を求め、その差
がある閾値より大きいか否かを検出する。
【0007】そして、処理装置10の処理結果により、
マーカーライン画像6aのない部分があるとき、即ち、
車両13が進入したと判断されたときに、通行券発行機
14に信号を送る。これにより通行券発行機14は、通
行券を発行する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両検知装置では、図8に示すように車両13の側
面や窓にマーカーライン6が反射した反射画像6bが現
れることがある。この反射画像6bのために、図2に
(c)に示すように本来は車両部分であるにも拘らずマ
ーカーライン画像6aのように観測され、1台の車両1
3を、幅のやや狭い車両と、単車のように幅の狭い車両
の2台が進入したと誤検出することがあり、高い信頼性
が得られないという問題があった。
【0009】また、昼間では太陽光の照度が高く、朝夕
の薄暮時には太陽光の照度が低くなるため、照度に応じ
て集光レンズ2の絞り量を制御するが、集光レンズ2の
絞り制御だけでは白昼の非常に高い照度から、薄暮時の
低い照度まで対応することは困難であり、適用範囲が制
約されていた。
【0010】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、車両の側面や窓からの反射画像をなくすことがで
き、高い信頼性が得られると共に、広範囲な照度変化に
対応し得る車両検知装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両検知装
置は、車両の通行する道路に描かれたマーカーライン
と、上記道路の上方位置に設置され、上記マーカーライ
ン部分を撮像する受光素子アレイと、この受光素子アレ
イの前面に取付けられる集光レンズと、この集光レンズ
の前面に回転可能に取付けられる第1の偏光フィルタ
と、この第1の偏光フィルタの前面に朝または夕方の偏
光された反射光を打ち消す向きに偏光面が固定して取付
けられる第2の偏光フィルタと、上記受光素子アレイか
ら見た太陽の方向を検知する太陽検知手段と、この太陽
検知手段により朝または夕方であると判断された時は上
記第2の偏光フィルタと同じ偏光面となるように、昼間
であると判断された時は昼間の偏光された反射光を打ち
消すように上記第1の偏光フィルタを回転制御する手段
と、上記受光素子アレイによって撮像された画像から道
路のマーカーラインを検出することにより車両の通過を
検出する手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】
【作用】太陽検知手段により朝または夕方であると判断
された場合には、第1の偏光フィルタが第2の偏光フィ
ルタと同じ偏光面となるように回転制御される。また、
太陽検知手段により昼間であると判断された場合には、
昼間の偏光された反射光を打ち消すように制御される。
【0013】この結果、朝または夕方の薄暮時には、第
2の偏光フィルタにより反射画像が打ち消され、また、
昼間では第1の偏光フィルタにより反射画像が打ち消さ
れると共に、第2の偏光フィルタとの偏光面の交差角に
応じて入射される光量が減少し、集光レンズによる絞り
調整の範囲を拡大できる。これにより車両の誤検知が解
消され、かつ、広範な照度変化に対応することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例に係る車両検知装置
の構成図である。道路12には、所定の寸法に設定され
た一定周期のマーカーライン6が描かれる。また、道路
12の側方にはガントリー11が設置される。このガン
トリー11は、上部先端が道路12の上方で、かつ、マ
ーカーライン6の中央に位置するように設けられもの
で、その先端部に受光素子アレイ1が下向きに取付けら
れる。この受光素子アレイ1には、その前面に集光レン
ズ2が取付けられる。また、この集光レンズ2の前面に
は、第1の偏光フィルタ4が回転機構3により回転可能
に設けられると共に、更にその前面には第2の偏光フィ
ルタ5が設けられる。この第2の偏光フィルタ5は、受
光素子アレイ1に対して固定的に取付けられる。
【0015】また、上記ガントリー11には、その上端
部に太陽検知センサ7が上向きに取付けられ、その出力
信号が太陽検知装置8に入力される。この太陽検知装置
8の検知出力は、回転機構駆動装置9に入力される。こ
の回転機構駆動装置9は、上記第1の偏光フィルタ4の
回転機構3を駆動するもので、太陽検知装置8の出力に
応じて第1の偏光フィルタ4の偏光面の方向を替えるよ
うになっている。
【0016】一方、上記受光素子アレイ1により撮像さ
れた画像は、処理装置10に入力され、車両13の有無
が検出される。処理装置10は、車両13を検知する
と、その検知信号を通行券発行機14に入力し、通行券
を発行させる。
【0017】次に上記実施例の動作を説明する。先ず、
マーカーライン6部分に車両13が進入していない状態
において、受光素子アレイ1によりマーカーライン6部
分を撮像し、マーカーライン画像6aのみが存在する走
査線の分布を処理装置10に予め登録しておく。また、
処理装置10には、マーカーライン6の寸法についても
登録しておく。
【0018】処理装置10は、図2に(a)に示すよう
な車両13のないときのマーカーライン画像6aの明る
さの分布と、順次入力される画像15のマーカーライン
画像6aの信号の差を取り、相関を計算することにより
車両13の検知処理を行なうが、この検知処理に先だっ
て車両13の側面または窓にて反射されるマーカーライ
ン6に対する処理を行なう。
【0019】車両13の側面、または窓にて反射され、
受光素子アレイ1に入射する反射画像は、図4に示すよ
うに受光素子アレイ1が下向きに撮像し、かつ、車両1
3の側面や窓がほぼ垂直であるため、全反射に近く、偏
光されることになる。
【0020】この時の偏光面は、光源である太陽光の位
置により変化することがあり、昼の太陽位置16では、
昼の偏光面18を、朝または夕方の太陽位置17では、
朝または夕方の偏光面19を持つことが考えられる。
【0021】そこで、図5に示すように、固定して設置
される第2の偏光フィルタ5は、その偏光面が朝または
夕方の偏光面19と直交するように設置する。そして、
回転可能な第1の偏光フィルタ4は、その偏光面が昼に
は図5(a)に示すように昼の偏光面18と直交するよ
うに、朝または夕方には図5(b)に示すように朝また
は夕方の偏光面19と直交するように制御する。
【0022】朝または夕方の何れに合わせるかは、本装
置の設置場所や、車両の通過状況など環境に合わせて適
宜選択する。太陽検知センサ7は、図6に示すように、
受光素子アレイ21の前面に魚眼レンズ20を設置した
構成であり、太陽光の入射方向に対応した受光素子が最
も高い出力を出すようになっている。
【0023】上記太陽検知センサ7の出力は太陽検知装
置8に入力され、最も高い出力を出している受光素子ア
レイ21上の受光素子の位置が検出される。この時、太
陽検知装置8内部に予め時計を設置して時間を検出し、
太陽の方向判定の1情報とすることも可能である。
【0024】回転機構駆動装置9は、太陽検知装置8の
出力を基に、第1の偏光フィルタ4が上述したような偏
光面を持つように回転機構3に指令を出して駆動させ
る。以上のような光学系の制御により、受光素子アレイ
1で撮像される画像15は図3のようになる。即ち、図
8で現れていたような車両13の側面、または窓からの
反射画像6bが第1の偏光フィルタ4及び第2の偏光フ
ィルタ5により消され、車両画像13a及びマーカーラ
イン画像6aのみとなる。
【0025】そして、処理装置10では、図2(a)に
示すような車両13のないときのマーカーライン画像6
aの明るさの分布と、順次入力される画像15のマーカ
ーライン画像6a部分の信号の差をとり、相関を計算す
る。
【0026】この時、一般に昼間は太陽による照度が高
く、集光レンズ2の絞りを絞るように調整する必要があ
るが、第1の偏光フィルタ4と第2の偏光フィルタ5の
偏光面は、ある角度で交差するため、その交差角度に応
じて受光素子アレイ1に入射する光量は減少する。従っ
て、集光レンズ2による絞り調整に余裕ができることに
なる。
【0027】また、朝夕の太陽光による照度が小さく、
集光レンズ2の絞りを開放するように調整する必要があ
る場合には、第1の偏光フィルタ4と第2の偏光フィル
タ5の偏光面が一致しているため、受光素子アレイ1に
入射する光量は最大となり、集光レンズ2による絞り調
整に余裕ができる。
【0028】この結果、受光素子アレイ1により撮像さ
れる画像15の明るさは、太陽光の照度変化の広い範囲
に亘って安定して得られる。そして、受光素子アレイ1
の撮像した画像15に図2(b)のような車両部分が存
在すると、差の出力が大きくなり、相関値が低くなる。
相関値が低くなると、処理装置10はその部分に車両が
得ると判断して通行券発行機14に信号を発し、通行券
発行機14は通行券を発行する。
【0029】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、車
両の側面や窓からの反射画像がなくなることにより、車
両の誤検出がなくなり、信頼性を向上することができ
る。また、2枚の偏光フィルタの偏光面の交差角を制御
することにより、受光素子アレイに入射する光量を制御
することが可能となり、広範囲な照度変化に対応できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車両検知装置の構成
図。
【図2】車両検出のための信号処理を説明するための
図。
【図3】本発明により撮像される画像の説明図。
【図4】本発明における反射画像の撮像を説明するため
の図。
【図5】本発明における2枚の偏光フィルタの制御方法
を説明するための図。
【図6】本発明における太陽検知センサの内部構成図。
【図7】従来の車両検知装置の構成図。
【図8】従来の車両検知装置において撮像される画像の
説明図。
【符号の説明】
1,21 受光素子アレイ 2 集光レンズ 3 回転機構 4 第1の偏光フィルタ 5 第2の偏光フィルタ 6 マーカーライン 6a マーカーライン画像 6b 反射画像 7 太陽検知センサ 8 太陽検知装置 9 回転機構駆動装置 10 処理装置 11 ガントリー 12 道路 13 車両 13a 車両画像 14 通行券発行機 15 画像 16,17 太陽位置 18,19 偏光面 20 魚眼レンズ
フロントページの続き (72)発明者 藤田 一郎 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の通行する道路に描かれたマーカー
    ラインと、上記道路の上方位置に設置され、上記マーカ
    ーライン部分を撮像する受光素子アレイと、この受光素
    子アレイの前面に取付けられる集光レンズと、この集光
    レンズの前面に回転可能に取付けられる第1の偏光フィ
    ルタと、この第1の偏光フィルタの前面に朝または夕方
    の偏光された反射光を打ち消す向きに偏光面が固定して
    取付けられる第2の偏光フィルタと、上記受光素子アレ
    イから見た太陽の方向を検知する太陽検知手段と、この
    太陽検知手段により朝または夕方であると判断された時
    は上記第2の偏光フィルタと同じ偏光面となるように、
    昼間であると判断された時は昼間の偏光された反射光を
    打ち消すように上記第1の偏光フィルタを回転制御する
    手段と、上記受光素子アレイによって撮像された画像か
    ら道路のマーカーラインを検出することにより車両の通
    過を検出する手段とを具備したことを特徴とする車両検
    知装置。
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