【発明の詳細な説明】
電気配線装置用の壁配線用ダクト
本発明は、壁に沿って組み立てることができる縦長ケーシングプロファイルと
、このケーシングプロファイルに沿って延びるヒンジ軸心の回りに旋回可能にケ
ーシングプロファイルに支持された少なくとも一つのブラインドとを有し、この
ブラインドが少なくとも上記ケーシングプロファイルの少なくとも一つの縦側面
を覆う、電気配線装置用の壁配線用ダクトに関する。
西独国実用新案 DE 90 04 774 U1により、壁配線用ダクトが公知である。この
壁配線用ダクトは、壁に動かないように固定できるほぼU字形状をなすケーシン
グプロファイルを有する。このケーシング部材は電気配線器具の取り付けに用い
られる。ケーシングプロファイルの開いた前面は、ケーシングプロファイルに沿
って縦方向に延びたブラインドによって覆われている。ブラインドはヒンジ機構
によって縦方向ヒンジ軸心回りに旋回できるようにケーシングプロファイルに支
持されている。ヒンジ機構として、ケーシングブロファイルの上部前縁に雨樋状
の縦溝が設けられている。この縦溝には、ケーシングプロファイルの一方の端部
から、ブラインドの一方の端部における管状相手部材が挿入される。ブラインド
の管状相手部材、従ってブラインド自体は、縦溝内で縦方向ヒンジ軸心回りに旋
回することができる。管状相手部材の断面も縦溝の断面も、比較的大きい直径と
比較的小さい直径との2段階の区域を有している。これにより、ブラインドの開
き角を制限するストッパ区域が形成される。ケーシングプロファイル及びブライ
ンドは、アルミニウム又はプラスチックから形成される。ブラインドのヒンジ相
手部材はケー
シングプロファイルの全長に亘って縦溝と面接触しているので、ケーシングプロ
ファイルを平坦でない壁に固定した際にヒンジ機構が動かなくなることがある。
つまり、ケーシングプロファイルの縦溝がゆがみ、ブラインドの管状相手部材が
締め付けられるからである。
本発明の目的は、予め定置されたケーシングプロファイルに後からブラインド
を取り付けて、ケーシングプロファイルを定置する配置構成に係わりなくブライ
ンドを円滑に旋回支持することを簡単に可能にする、冒頭に記載した種類の壁配
線用ダクトを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の壁配線用ダクトは、ブラインドとケーシン
グプロファイルのいずれにも、ヒンジ軸心に対して平行でかつ夫々それらの全長
に亘って延びる輪郭部分(Profilierung)が設けられており、壁配線用ダクトの
長さ方向に沿って互いに間隔を隔てて位置決めされることができる少なくとも二
つのヒンジが設けられており、これらのヒンジが上記輪郭部分によりブラインド
及びケーシングプロファイルと、ヒンジ軸心に対して横断方向に延びた組立方向
で係合することができるようにされている。これにより、予め固定されたケーシ
ングプロファイルにブラインドを後から取り付けることが可能となる。つまり、
ヒンジはブラインド及びケーシングプロファイルとは分離した部材であって、ヒ
ンジは、ブラインド及びケーシングプロファイルの全長に亘って任意の箇所で、
ブラインド及びケーシングプロファイルの対応する上記輪郭部分と係合すること
ができる。ヒンジの組立方向がヒンジ軸心に対して横断方向であることにより、
ブラインドをケーシングプロファイルの一方の端部から挿入する必要なしに、ブ
ラインドをケーシングプロファイルと結合することができる。このことは、特に
組立スペース
が狭い場合に有利である。なぜならば、すべての電気配線装置を取り付け、配線
した後でもブラインドを被せることができるからである。上記輪郭部分はケーシ
ングプロファイルもしくはブラインドの全長に亘って延びているので、ヒンジは
任意の箇所でこれらの輪郭部分と係合することができる。ケーシングプロファイ
ル及びブラインドの長さ方向における任意の位置にヒンジを配置することにより
、ブラインドの旋回支持はケーシングプロファイルの凹状ねじれ及び凸状ねじれ
のいずれによっても損なわれない。従って、ヒンジは壁配線ダクトの全長に亘っ
て場所に係わりなく上記輪郭部分に取り付けられることができる。ヒンジは上記
輪郭部分と係合するので、ヒンジをブラインド及びケーシングプロファイルに固
定するために、工具は不要である。
本発明の一つの実施態様において、上記ブラインドが縦方向で少なくとも二つ
の部分に分割されており、これらの部分がヒンジ軸心に対して平行な旋回軸心に
おいてヒンジにより互いに連結され、これらのヒンジが輪郭部分によりブライン
ドの対応する部分と係合している。これらのブラインド部分を互いに相対的に旋
回支持することは、ブラインドをケーシングプロファイルに旋回支持するのと同
様である。このことは、一方では、ダクト下部の一つの縦側面を覆うために最初
に一つのブラインド部分だけを固定できるので、壁配線用ダクトの一部が既に覆
われていても、別のまだ露出している部分でなおも取り付け工事を行うことがで
きるという点が長所である。他方では、ブラインドを分割することにより、ブラ
インドを開くのに必要な旋回スペースが著しく縮小される。
本発明の別の実施態様において、ヒンジがヒンジ軸心回りで回転方向にばね荷
重をかけられている。これにより、ブラインドはケーシングプロファイルと相対
的に、場合によってはブラインド部分が
互いに相対的に閉鎖方向または開放方向にばね弾性的に負荷されているので、ブ
ラインドは自動的に最終閉鎖位置または最終開放位置に押し付けられる。ブライ
ンドがばね弾性によって自動的に最終開放位置に押し付けられる場合には、壁配
線用ダクトを閉鎖状態に保つために、最終閉鎖位置に対してロック又はこれに類
似の追加固定部材が設けられる。
本発明の更に別の実施態様において、上記輪郭部分として、ブラインドとケー
シングプロファイルのいずれにも、互いに間隔を隔てて配置された二つの縦方向
ウェブが設けられており、これらの縦方向ウェブが夫々他方の縦方向ウェブに向
かって開いた保持溝を有する。ヒンジはこれらの保持溝の間に簡単に係合される
ことができる。
本発明の更に別の実施態様において、各ヒンジが二つのヒンジ脚部を有し、一
方のヒンジ脚部がブラインドと係合すると共に他方のヒンジ脚部がケーシングプ
ロファイルと係合することができる。
本発明の更に別の実施態様において、各ヒンジ脚部が、互いに対向しかつヒン
ジ軸心に対して平行な二つの縦方向縁部を有し、これらの縦方向縁部の相互の間
隔が対応する保持溝の相互の間隔にほぼ等しく、縦方向縁部の間隔が減少すると
二つの縦方向縁部が互いに弾性的に圧縮されることができる。側縁のこの弾性的
圧縮により、各ヒンジ脚部は対応する二つの縦方向ウェブの間に手で挿入される
ことができる。圧縮による負荷を取り除くと側縁は、ヒンジ脚部の弾性により弾
性的に互いに開き、保持溝内に押し込まれる。これにより、各ヒンジ脚部が縦方
向ウェブの間に入り込み、ヒンジ軸心に平行をなす対向する側縁によって特定の
位置を得る。
本発明の更に別の実施態様において、各ヒンジがスプリングワイヤを曲げるこ
とによって一体成形されて、ヒンジ軸心と同軸の円筒
形コイルばね部と、このコイルばね部から突出した二つのばね端部とが形成され
、これらのばね端部が、互いに対向する縦方向縁部を有するヒンジ脚部として形
成される。これにより、ばね機能が予め組み込まれた、特に簡単に形成できるヒ
ンジが提供される。このヒンジは汚れに鈍感で、メンテナンスが不要である。
本発明の更に別の実施態様において、ヒンジ脚部として用いるばね端部が、ヒ
ンジ脚部を圧縮するためのグリップ部材を有する。これにより、ヒンジ脚部を対
応する保持溝内に手で挿入することが簡単になる。
本発明の更に別の実施態様において、各ヒンジのヒンジ脚部が互いに対称的に
形成されている。これにより、ヒンジは左右関係なく組み込まれることができる
。
本発明の更に別の実施態様において、ヒンジによって結合すべき二つの部分に
、縦方向に延びた支持部材が設けられており、これらの支持部材の間にヒンジの
円筒形コイルばね部が保持される。これにより、コイルばね部のばね巻線の外輪
郭が支えられ、それによって二つの部分、即ちケーシングプロファイルに対する
ブラインド、又は二つのブラインド部分相互の所定の旋回が生じせしめられるこ
とができる。
本発明のその他の長所および特徴が従属請求項に記載されている。以下、本発
明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、二つの部分からなるブラインドが、ダクト下部として用いられるケー
シングプロファイルに旋回可能に支持された、閉鎖位置で示された本発明による
壁配線用ダクトの実施例の断面図である。
図2は、ブラインドが一部開放された位置にある、図1に示す本発明による壁
配線用ダクトの実施例の断面図である。
図3は、ブラインドが完全に開放された位置にある、図1および図2に示す壁
配線用ダクトの図である。
図4は、図1から図3に示す壁配線用ダクトのブラインドとケーシングプロフ
ァイルとの間のヒンジ機構の拡大断面図である。
図5は、ヒンジとして用いるヒンジばねの拡大平面図である。
図6は、図5に示すヒンジばねの側面図である。
図1から図4に示す壁配線用ダクトは、電気配線器具の保持およびこれに必要
なケーブルの保持に用いられる。壁配線用ダクトはダクト下部として用いる縦長
のケーシングプロファイル(1)を有し、後壁(3)で壁に定置できる。ケーシ
ングプロファイル(1)は、後壁(3)の前面(4)から前方に突出した下部床
部(6)と、この下部床部(6)から上方に離れた上部床部(5)とを有してお
り、この上部床部(5)から後壁(3)に対して平行に二つの壁が上方に突出し
ている。このように形成されたケーシングプロファイル(1)により、種々の配
線面に種々の室が生じるので、電気配線器具を取り付ける多様な可能性か実現さ
れる。ダクト下部として用いるケーシングプロファイル(1)は、全長に亘って
ブラインド(2)により覆われることができる。ブラインド(2)は、ほぼL字
形状をなすアングルプロファイルを有し、かつ縦方向に二つのブラインド部分(
2aおよび2b)に分割されている。
ブラインド(2)はケーシングプロファイル(1)の縦方向に延びたヒンジ軸
心(17)回りに旋回できるようにケーシングプロファイル(1)に支持されてい
る。ブラインド部分(2b)は、ヒンジ軸心(17)に平行をなす旋回軸心(18)
回りに旋回できるようにブラインド部分(2a)に支持されている。ブラインド
(2)のブラインド部分(2a)は、以下に詳細に説明するヒンジ機構(7)に
よりケーシングプロファイル(1)に保持されている。ブラインド
部分(2b)は、やはり以下に詳細に説明するヒンジ機構(8)によってブライ
ンド部分(2a)に保持されている。一つの実施例では、ケーシングプロファイ
ル(1)およびブラインド(2)はアルミニウム製である。本発明の別の実施例
では、壁配線用ダクトはプラスチック製である。更に別の実施例では、ケーシン
グプロファイル(1)は鋼板で、上部床部(5)は金属格子でできている。
実施例ではヒンジ機構(7,8)として、幾つかのばねヒンジ(9)が設けら
れている。ブラインド部分(2a)をケーシングプロファイル(1)に支持する
ために、ヒンジ軸心に沿って互いに間隔を隔てて配置された二つのばねヒンジ(
9)が設けられているが、図示された断面図ではこれら二つのばねヒンジ(9)
の内の一つのみが見えている。ブラインド部分(2b)をブラインド部分(2a
)に支持するためにも、やはり二つのばねヒンジ(9)が設けられており、これ
ら二つのばねヒンジ(9)は、ヒンジ軸心(18)に沿って互いに間隔を隔てて配
置されている。この場合も、前部ばねヒンジ(9)のみが見えている。壁配線用
ダクトの長さに応じて、各ヒンジ機構(7,8)に対して夫々3個以上のばねヒ
ンジ(9)が用いられるが、これらのばねヒンジ(9)は、均等な荷重分布が保
証されるように夫々等間隔に配置されることが好ましい。
各ばねヒンジ(9)はスプリングワイヤを曲げて一体成形され、図5および図
6に示すように円筒形に巻かれたコイルばね部(17)を有する。コイルばね部(
17)の縦方向中心軸線は組み立てられた状態でヒンジ軸心(17)もしくは旋回軸
心(18)に対応する。従って、コイルばね部(12)はヒンジばね(9)の中心部
をなす。コイルばね部(12)の互いに反対側のスプリングワイヤ端部は夫々側方
で外方に突出して、ヒンジ脚部として作用するばね脚部を形成するように曲げら
れている。その際、各ばね脚部は、コイルばね部(12
)の縦方向中心軸線を基準にして内側縦方向縁部(20)を有し、この内側縦方向
縁部(20)は、縦方向中心軸線に平行に延びた直線的なスプリングワイヤ部分に
よって形成されている。このスプリングワイヤ部分は、曲げ部材(13)として用
いられる斜め外方に突出したスプリングワイヤ部分に移行している。曲げ部材(
13)にはスプリングワイヤの外側縦方向縁部(19)が接続している。この外側縦
方向縁部(19)は内側縦方向縁部(20)に対して平行をなすが、長さは約半分し
かない。縦方向縁部(19)に接続しているスプリングワイヤの自由端部はグリッ
プ部材(14)として内方に曲げられている。ヒンジばね(9)の二つのばね脚部
の各々の内側縦方向縁部(20)と外側縦方向縁部(19)と曲げ部材(13)とは、
それぞれ共通平面上に位置する。これに対しグリップ部材(14)は、この共通平
面に対して斜めに突出している。対向するばね脚部は互いに点対称状に形成され
るので、対向する曲げ部材(13)は互いに平行をなす。これにより、ヒンジばね
(9)は例えば図5に示す平面上で180度回動されることが簡単にでき、しかも
使用可能性は変化しない。
このように形成されたばねヒンジ(9)は、壁配線ダクトの夫々互いに結合す
べき部分に固定できる。このために、ケーシングプロファイル(1)の後壁(3
)には、前面(4)から前方に突出した輪郭を有する二つの輪郭部分(Profilie
rung)(16aおよび16b)が設けられている。これらの輪郭部分(16a,16b)
は夫々ケーシングプロファイル(1)の全長に亘って延びており、かつヒンジ軸
心(17)に平行をなして延びている。輪郭部分(16a)はフック状に上方に向い
た輪郭を有する。これにより、上方が開きかつ縦方向に延びた保持溝を有する縦
方向ウェブが形成される。上部輪郭部分(16b)は後壁(3)の上部縁部(11)
の区域に設けられている。この場合、縁部(11)の輪郭は後壁(3)から前方に
向かって突出し
ている。輪郭部分(16a)の下部縦方向ウェブの高さでは、縁部(11)のプロフ
ァイルから、対応する縦方向ウェブが下方に突出している。これにより、後壁(
3)と縦方向ウェブとの間に縦方向に延びた上部保持溝が形成され、この上部保
持溝の断面形状は下部保持溝の断面形状と対応している。同様にブラインド部分
(2a)の内側に、縦方向に延びた輪郭部分(15aおよび15b)が設けられてい
る。これらの輪郭部分(15aおよび15b)は、形態と構造において上述の輪郭部
分(16aおよび16b)と同じであるので詳細な説明は割愛する。輪郭部分(16a
および16bもしくは15aおよび15b)の夫々対向する保持溝の底部間の間隔は、
ヒンジばね(9)の各ばね脚部の内側縦方向縁部(20)と外側縦方向縁部(19)
間の間隔に対応している。従って、各ヒンジばね(9)は、ケーシングプロファ
イル(1)の長さ方向に見て輪郭部分(16aおよび16b)の間の任意の箇所に使
用し、締め付けることができる。
ばね脚部を対応する輪郭部分(16aおよび16bもしくは15aおよび15b)と係
合させるために、最初にばね脚部の内側縦方向縁部(20)が、対応する輪郭部分
(16bまたは15b)内に挿入される。次いで、既に定置されている内側縦方向縁
部(20)に対する外側縦方向縁部(19)の間隔が減少するように、ばね脚部がグ
リップ部材(14)によって弾性的に曲げられる。これにより、下部輪郭部分(16
a)の縦方向ウェブを通して外側縦方向縁部(19)が保持溝内に留まることが可
能となる。ばね脚部の弾性変形はおおむね曲げ部材(13)の弾性曲げによって達
成される。作業者がグリップ部(14)を解放すると、ばね脚部は自動的に再び弾
性的に広がり、斯くして二つの縦方向縁部(19および20)は、夫々輪郭部分(16
aおよび16bもしくは15aおよび15b)の保持溝の底部上に押し付けられる。従
って、ばねヒンジ(9)の各ばね脚部は、協働する輪郭部分と係合
する。組立方向はヒンジ軸心(17)に対して横断方向、即ち後壁(3)もしくは
ブラインド部分(2a)の内側に向かう。各ばね脚部を輪郭部分(16a,16b;
15a,15b)の縦方向に確保することは、ばね脚部が保持溝内で弾性的に拡張し
て固定されることによって行われる。各ばね脚部を組立方向と反対に固定するこ
とは、輪郭部分(16a,16b;15a,15b)の夫々の縦方向ウェブによる形状係
合によって行われる。
ヒンジばね(9)の二つのばね脚部は同様の仕方で組み立てられ、かつ対応す
る逆の順序で再び取り外されることができるので、ヒンジ機構(7および8)の
種々のヒンジばね(9)は、わずかな手作業で壁配線ダクトの夫々の部分に係合
および固定できる。ヒンジ軸心(17)の所定の位置、従ってケーシングプロファ
イル(1)に対してブラインド部分(2a)の所定の相対的旋回を達成するため
に、ブラインド部分(2a)とケーシングプロファイル(1)のいずれにも幾つ
かの支持プロファイル部材(10,21,22,23)が設けられている。これらの支持
プロファイル部材は、各ヒンジばね(9)、特にヒンジ軸心(17)に対して同軸
をなすコイルばね部を支持する。このために、ブラインド部分(2a)には、縦
方向に延びた端面部材(10)が設けられている。この端面部材(10)は、コイル
ばね部の外輪郭部分の周りで円弧状に曲がった縦方向プロファイル部材を有する
。これに対向する内側においてコイルばね部は、輪郭部分(15b)の延長上で内
方に突出したブラインド部分(2a)の縦方向支持ウェブ(22)によっても支持
されている。ケーシングプロファイル(1)の後壁(3)の上部縁部(11)の区
域には、上方に突出してヒンジばね(9)のコイルばね部(12)を下方から支持
する支持ウェブ(21)が設けられている。ケーシングプロファイル(1)の前方
に向かって突出した縁部(11)はその前端部に、下方
にフック状に屈曲した支持プロファイル(23)を有する。この支持プロファイル
(23)は、円筒形コイルばね部(12)と内側縦方向縁部(20)との間におけるヒ
ンジばね(9)のスプリングワイヤの移行部を支持する。
ヒンジばね(9)に対するブラインド部分(2b)の支持プロファイル部材は
、ケーシングプロファイル(1)の支持プロファイル部材とほぼ同じなので、こ
こでもその詳細な説明を割愛する。
ケーシングプロファイル(1)の縁部(11)から上方に突出した支持ウェブ(
21)は更に、ブラインド部分(2a)の開放運動に対するストッパとして利用さ
れる。なぜならば、特定の開き角(図3参照)でブラインド部分(2a)の端面
(10)が支持ウェブ(21)に当接するからである。図6に、無負荷状態にあるヒ
ンジばね(9)を示す。従って、組み立てられた状態では各ヒンジばね(9)は
付勢されており、コイルばね部(12)の巻き方向に応じて、ヒンジ軸心(17)も
しくは旋回軸心(18)を基準に、時計回り方向または反時計回り方向にねじりば
ね負荷が生じせしめられる。図示の実施例では、ヒンジばね(9)のばね負荷は
ブラインド(2)の閉鎖方向に作用するので、ブラインド(2)は無負荷状態で
は図1と類似の閉鎖位置にある。ヒンジばね(9)が逆に開放方向に作用する場
合には、ブラインド(2)を閉鎖位置に固定するために、係合、磁石固定などの
追加の錠止手段が設けられる。
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フロントページの続き
(72)発明者 アイヘル,ヘルムート
ドイツ連邦共和国,デー―57482 ベンデ
ン,フーベルトゥスシュトラーセ 49