JPH08508070A - 薄葉印刷用紙及びその製造法 - Google Patents
薄葉印刷用紙及びその製造法Info
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Abstract
(57)【要約】
顔料として、吸水性のケイ酸層(Na−ベントナイト)と他は通常の塗工顔料とから成る混合物を有しており、さらに結合剤として、天然の有機結合剤、主にデンプンを含んでいる表面顔料を備えている、49g/m2以下の坪量範囲における木材を含む薄葉印刷用紙が記載される。小さな光沢においてさえ、紙が輪転凹版印刷のためにも、輪転オフセット印刷のためにも同様に良好に適している。有利には、紙が付加的に、調製された古紙繊維における部分を含んでいる。
Description
【発明の詳細な説明】
薄葉印刷用紙及びその製造法
本発明は、薄葉印刷用紙を製造する方法、この方法により製造された紙及びこ
の紙の使用法に関するものである。
薄葉印刷用紙は、主に、照会製品及びカタログ製品、例えば電話帳、通信販売
カタログなどを印刷するために使用される。ここでは、原則的に2つのタイプの
紙、つまり、特殊な表面被覆を有していない所謂天然紙と、今日一般的に合成結
合剤によって結合されたデンプン被覆を有する被覆された、または塗工された紙
とが区別される。後者は、LWC(ロー−ウエイト−コーティング)−紙として
も、最低の坪量範囲においてULWC(ウルトラ−ロー−ウエイト−コーティン
グ)−紙としても示される。この場合、市場に存在する標準品質の型式表示が問
題である。特に、凹版印刷に使用するために、天然紙並びに塗工された印刷用紙
は、印刷法のために必要な特殊な表面平滑を付与するためにカレンダーにおいて
光沢を付けられる。光沢を付けられた天然紙は、標準的にSC(スーパーカレン
ダー)−紙として示される。この紙は、大抵は凹版印刷法にも、オフセット印刷
法にも適する。このことは、塗工された公知の紙においては当て嵌まらない。そ
れ故、従来のLWC−品質においては、それが凹版印刷のために、あるいはオフ
セット印刷のために規定されているかどうかを付加的に決められている。凹版印
刷のための塗工された紙は、凹版印刷胴のインキ溝に置くことができるために充
分な可撓性を必要とし、オフセット紙は、オフセット−インキの通り易さのため
に高い表面強さを必要とする。このような異なる要求は、種々の製造条件を必要
とし、かつ一般的に経済的な形式で周知の製造法により同時には達成されない。
常に小さな坪量を有する紙は、処理される古紙量を減少するために環境の理由
からだけでなく、まず第一に紙搬送時の運送コスト節減、及び印刷製品、例えば
通信販売カタログを通信する際の郵送コスト減少の理由から必要とされ、これは
、軽量の紙において紙の重量単位毎の情報面が大きくなるからである。
印刷用紙の坪量の減少は、2つの理由から、つまり一面では、紙製造機械にお
ける紙の固有の製造においても、近代的な高速回転の輪転印刷機における加工に
おいても問題がある紙をなお受け入れる強度の理由と、かつ他面では、印刷像が
一方の面から他方の面に透過することなしに紙が両面で印刷されることができる
ためにある程度の値を下回らない必要とされる印刷不透明度の理由とから制限さ
れる。比較的高い不透明度は、通常、原紙における木材パルプ又は充填顔料の比
較的多い部分、又は紙における多くの被覆量によって達成され、しかしこのこと
は、縦繊維の紙繊維状物質における強さを形成する部分が一般的に減少されなけ
ればならないので、同じ坪量の紙において紙強度を損なう。
塗工された紙は、その製造において天然紙より高くなり、かつ印刷像をより良
く複写する平らな表面も有しているが、しかし、世界環境の理由から、ひいては
再処理のためにも、硬化された重合体分散の形で被覆物質に使用される合成結合
剤は不都合である。塗工された紙は、極めて僅かな坪量の場合には小さな原紙部
分によって、かつ合成結合剤の使用によってしばしばひどく柔らかになり、この
ことは、処理のために不都合になる。塗工されない天然紙によって小さな坪量に
移行すると、印刷不透明度及び印刷光彩(印刷光沢)が減少され、かつ印刷イン
キのにじみが増大する。勿論、このような前記の紙は補足的な被覆は有していな
いので、不透明度は、紙自体における充填剤部分又は木材パルプ部分の増加によ
ってしか良くなることができない。既に述べたように、紙自体の強度は低下する
。紙強度は、使用される紙繊維状物質の種類及び処理によって規定されるだけで
なく、とりわけ、紙製造機械における紙地合い構成の均一性によっても規定され
、これは、均一性が高い場合には、最終的にウェブの引き裂き又は破れに対して
責任がある小さな強度の弱い個所が減少されるからである。地合い構成における
不均一性は、一般的に不均一な印刷インキ吸収を招き、これによって印刷像が密
集することになる。
コストの理由から、大量印刷用紙は、それ自体最高の紙強度を生ぜしめる純粋
なセルロースから製造されるのではなく、コストにおいて利点を有し、紙不透明
度も改良され、かつ得ようとする印刷結果にプラスに作用する機械的又は熱−機
械的に溶解されるできるだけ多くの木材パルプが使用される。木材パルプは、得
ようとする紙強度を減少し、この紙強度は純粋なセルロースを使用して維持され
ることができる。さらに、大量印刷用紙における価格状況は、このような紙が費
用をカバーする極めて能率のよい迅速な製造機械においてのみ製造されなければ
ならないということにある。使用される製造装置の必要性に応じて、小さな紙重
量において面単位に関して原料コストが低下されるけれども、紙の新たな重量単
位毎のコストは高くなってしまい、これは、重量に関して同じ製品を維持しよう
とする場合に機械速度の上昇によって坪量減少を埋め合わせることができないか
らである。
本発明の課題は、大体において合成結合剤を使用しない坪量49g/m2以下
である薄葉印刷用紙を製造する方法を提供して、薄葉印刷用紙が高い機械速度で
製造されかつ通常の輪転印刷機において加工されるために、50g/m2以上の
範囲における従来の天然紙と同様の、そうでなければそれより良い印刷品質、十
分な剛さ及び強度を有しているようにする。
本発明の方法は特許請求項1の特徴を有しており、かつ本発明の薄葉印刷用紙
は請求の範囲の請求項23の特徴を有している。
本発明の紙の全く特別な利点は、この紙が、表面被覆された紙として、特に有
利な構成で全く同一の実施において輪転凹版印刷のためにも輪転オフセット印刷
のためにも同時に適していることにある。このことは、表面被覆された紙にとっ
て全く新しいことである。
大体においてコストの理由から、本発明の紙は、小さな坪量にも拘らず総繊維
状物質において40重量%より少ないセルロース部分を有している。
紙の繊維組成におけるセルロース部分は、微視的に、又は間接的に化学的に検
出される。このような方法は紙検査において周知である。紙試料から維持される
繊維懸濁液の微視的な像において繊維を最終的に数えることによる微視的な測定
法は、US−検査法TAPPI T401 om-82において決められている。セルロース部分を
間接的に化学的に測定する場合には、化学的には溶解されない繊維における成分
がリグニン測定によって検出され、かつ次いで、セルロース部分が差異として
計算される。このために、ヘーググルンドのリグニン測定法が使用される。
ここで記載された本発明と関連して重要な別の特徴及び特性のために、以下の
検査法が使用可能もしくは適用される:
もし別の形式で示されない場合に、この記載において示されるすべての量及び
パーセントは、重量部として、人工乾燥された(絶乾)仮想の固体に関連させる
。
通常の薄葉印刷用紙においては、強度を付与するセルロース部分は、新鮮なセ
ルロースと、しかも一般的に縦繊維の針葉樹セルロースと、木材パルプから成る
残りの繊維状物質とから成っている。本発明の特別な構成では、総繊維状物質に
関して少なくとも15重量%の繊維状物質が使用され、この繊維状物質は古紙の
調製から得られる。しかも有利には、この部分は、35重量%以上になる。
製造の理由から、極めて小さな最終重量を有する紙において調製された古紙か
ら成る繊維状物質の多くの部分が問題になる。40g/m2より小さい、特に3
0g/m2より小さい原紙、もしくは44g/m2より小さい、特に34g/m2
より小さい完成紙においては、調製された古紙から成る繊維状物質の含有量が総
繊維状物質に関して50重量%以上にならず、この場合、可能な限りの添加量は
、古紙自体の特殊な種類、特にその縦繊維−セルロース含有量に関連している。
ここでは、古紙は、製造プロセス中に生じ、循環内に戻し案内され、かつ再び
溶解されるような紙屑として理解されず、これは、この屑が新しい繊維状物質と
同じ組成を有しているからである。むしろ、古紙は、混合された古紙、特に、市
場で買われかつ特別な古紙調製装置において再び調製される家庭用品物及びイン
キ抜き−品物として理解される。
本発明により、古紙から成る繊維の多くの部分を使用する場合にも、この古紙
は要求される最小のセルロース部分と矛盾せず、これは、古紙材料も一般的にセ
ルロースのある程度の部分さえ含んでいるからであり、このセルロースによって
新鮮なセルロースから成る相応のセルロース部分が代用されることができる。そ
れ故、正に40%以下のセルロース部分と、ほぼ70%の古紙繊維から成る部分
とは、互いに論理的に遠ざけられない。しかし有利には、繊維状物質組成におい
て30重量%以下のセルロース部分を維持するようにされる。
ここで示された形式の紙に古紙材料を一緒に使用することは、従来では通常で
はなかった。しかし、古紙の使用は、原紙を僅かに灰色にしてしまい、この灰色
化は、本発明によれば以下に示された構成により埋め合わされる。
本発明による紙に十分な不透明度を付与するために、既に原紙が灰分含有量>
8重量%を有している。有利には、原紙が12重量%以上の灰分含有量を有して
いる。このことは、勿論、地合い構成のために使用される紙パルプ懸濁液が相応
する多くの灰分含有量を有していなければならないことを前提としており、これ
は、灰分の一部分が、新たに形成されたウェブから懸濁液と一緒に地合い構成ス
クリーンを通って離されて、大体において循環内に案内されるからである。
原紙のための地合い構成は、本発明によれば、そのスクリーン速度が700m
/min以上である紙製造機械において行われる。既に冒頭で述べたように、良
好な地合い構成は、小さな坪量においてなお十分な紙強度を得るために必要であ
る。坪量が小さくなればなるほど、地合い構成は良好になる。
それ故本発明による紙もしくは原紙を製造するために有利には、少なくとも所
謂ハイブリッドフォーマーの形状で構成されているスクリーン区分、つまり第2
の、又は地合い構成直後に下方スクリーンにおいてこの下方スクリーンと一緒に
案内される上方スクリーンを有するスクリーン区分が使用され、その結果、新し
く形成されたウェブが、それをさらに両側で脱水するために両方のスクリーンの
間で案内される。しかし有利には、上方スクリーンが既に材料懸濁液の出口直後
で下方スクリーンと一緒に案内されるような所謂ギャップ−フォーマーが使用さ
れており、その結果、第1の地合い構成は、両方のエンドレスな循環するこれら
のスクリーンの間の合流する間隙内で両面を脱水されつつ行われる。
良好な地合い構成のために、地合い構成スクリーンにそれらのそれぞれの背面
で接触する脱水装置を配置することもでき、この脱水装置は、ウェブから過剰の
懸濁液をできるだけきれいに取り去るように配慮されている。それ故、本発明に
よる方法のために、ギャップ−フォーマーを有するダブルスクリーン区分の使用
は特に有利であることが判明する。
必要な場合には、原紙を製造する際に、湿気安定剤の少ない部分を入れること
もできる。有利には、このような安定剤なしに作業される。
スクリーン区分を離れた後の原料ウェブの次の処理は、つまりプレス部分にお
けるウェブの次の脱水及び乾燥区分における続く乾燥は良く知られている。
発生された原紙は、本発明によれば46g/m2より少ない坪量、特に40g
/m2より少ない坪量、特に有利には30g/m2より少なく、ほぼ23g/m2
以下にならない坪量を有している。原紙内の灰分部分は、坪量に応じて8〜30
重量%になり、有利には12重量%以上である。
灰分含有量を生じ、紙製造において一般的に使用される充填剤は周知である。
本発明によれば、原紙のために、炭酸カウシム、カオリンまたはタルク及びこれ
らの充填剤の混合物が使用される。さらに、通常の補助剤は酸性又は中性の製造
形式のために使用される。古紙材料を一緒に使用する場合には、原紙の製造形式
は中性の懸濁液媒体において有利になる。このことは、充填剤として炭酸カルシ
ウムを一緒に使用するための前提でもある。
有利には、残りの前提がこれを許す場合に、原紙は1000m/min以上の
スクリーン速度で製造される。
本発明によれば、薄葉印刷用紙は原紙を十分に乾燥した後に両面に、自然に結
合された顔料を含む表面フィルムを備えられる。「自然に結合される」という特
徴によって、表面フィルムもしくは塗工染料がその製造のために合成有機結合剤
を使用しないということが示される。本発明により使用された天然の結合剤は、
有機的な、並びに無機的な天然のものである。天然の無機結合剤として、例えば
、カゼイン、プロテイン、カルボキシメチル・セルロース(CMC)のようなセ
ルロース誘導体、ポリビニル・アルコール(PVA)、しかも特にデンプンが問
題になり、これらは相応して調製され(ゼラチン化され)、または必要な場合に
化学的に変えられている。このような天然の結合剤の正しい調製は知られている
。このような変えられたデンプンの使用は、紙の乾燥後に、天然のゼラチン化さ
れたデンプンを使用する場合よりわずかにもろい表面フィルムを生じる可塑化の
意味で有利である。ここでは、エステル化されたデンプン、例えばフォスフェイ
ト強化された、しかも特にエーテル化されたデンプンが選ばれている。このよう
なデンプンの効果を完成された紙において役立てることができるために、完成紙
は湿気含有量7重量%以下に乾燥されない。8重量%の範囲の残り湿気が有利で
あることが判明した。
表面処理染液のために適する通常の塗工顔料は、例えば天然の、又は変えられ
たカオリン、炭酸カルシウム、雲母及びタルクである。可能な塗工染液は、通常
の塗工顔料としてもっぱら、これらの顔料の1つ又はこれらの混合物が任意の比
で含まれることができる。
紙のための本発明による表面被覆は、大体において、天然の有機結合剤の混合
物、通常の塗工顔料、吸水性のケイ酸層、一般的に紙被覆のために適するナトリ
ウムベントナイトから成っている。ナトリウムベントナイトは、一種の無機顔料
でもあり(しかし、前述の記載の意味で、通常の塗工顔料として理解されない)
、しかし同時に、それが無機の天然結合剤として理解されることができるために
紙被覆への結合作用も有している。
紙被覆へのベントナイトの使用は、原則的には既に公知であり、要するに例え
ばドイツ連邦共和国特許第736450号明細書から公知である。ここには、ベ
ントナイト自体が、紙被覆のための結合剤のみとして、しかもデンプンと組み合
わせて使用されることができることが既に開示されている。既に、種々の印刷法
における印刷結果にベントナイトをプラスに影響させることも言及されている。
しかし、前記の刊行物及び既にベントナイトの使用可能性に言及している別の公
報も、どの特別な付加的な条件下で、従来市場に導入された輪転印刷用紙の被印
刷能力特性を有しかつ有利な構成で輪転凹版印刷のためにも、輪転オフセット印
刷のためにも同時に適するような著しく軽い重量の輪転印刷用紙を製造すること
ができるかは開示していない。
どんなベントナイトも同等に良好な特性を有しているわけではなく、自然に生
じるベントナイトは、ベントナイトに紙被覆のための十分な結合作用を付与する
ためになお規定の前処理が施される。適当なベントナイトは、市場で売られてい
る製品から選ばれることができる。
本発明によれば、広い範囲で、重量比>20対<60〜95対5で通常の塗工
顔料とナトリウムベントナイトから成る混合物が設けられており、この場合、天
然の有機結合剤(無機結合剤として理解されるベントナイトを考慮に入れない)
の部分は、この顔料混合物に関して1〜15重量部の範囲にある。この場合、有
機結合剤の下方限界量は、ベントナイトにおける最高部分と関連して理解され、
かつそれとは逆に理解されている。しかし、有利には顔料混合物内に少なくとも
40重量部のベントナイト部分が入れられており、この場合、有機結合剤におけ
る最高添加物は10%以上にならない。特に有利な構成では、顔料混合物に関す
るベントナイト含有量は、40重量部と60重量部との間に位置しており、この
場合、有機結合剤の含有量は、顔料混合物に関して6重量部と10重量部との間
に位置する。天然ベントナイト50重量部と、通常の塗工顔料50重量部との混
合物、並びにこの混合物に関して8重量%の高さの有機結合材部分、特にデンプ
ンによって、特徴のある結果が得られる。通常の塗工顔料として、有利には、主
にカオリン及び炭酸カルシウム又はこれら両方の顔料の混合物が使用され、この
場合、白色度及び副特性に影響を及ぼすために、例えば二酸化チタンを一緒に使
用することができるような別の顔料における僅かな部分も使用される。
有機結合剤としてデンプンが使用されると、このデンプンは、必要な場合には
カルボキシメチル・セルロース(CMC)においてなお10%まで添加されるこ
とができる。CMCは一般的に濃縮されて塗料に作用し、特にベントナイト部分
が多い場合にはこれを断念することができる。一般的には、CMCは凹版印刷プ
ロセスに不都合に作用する。
ベントナイト部分に応じて、処理される塗料の固体含有量は15重量%と55
重量%との間になる。ベントナイトの強い吸水性のために、多いベントナイト部
分のために僅かな固体含有量が有効である。多いベントナイト部分の場合に、有
利には付加的に分散剤も入れられる。坪量は、あらゆる場合に、紙面の各側で5
g/m2以下になる。有利には、塗工重量は各側で1.5g/m2と2.5g/m2
との間である。特に、塗料におけるベントナイト部分が多い場合には、塗工量
は規定どおりに2g/m2以下に位置することができる。
塗工ユニットは、本発明によれば主に間接的なローラ塗工装置、所謂フィルム
プレスとして構成されており、この塗工ユニットにおいて、塗料は、調量装置、
例えば線材を巻き付けられたローラ又は成形された掻き取り棒によって塗工ロー
ラの表面に均一に移され、この塗工ローラ自体はフィルムを紙表面に移す。一般
的に、ウェブの両面から同時に処理され、この場合、各塗工ローラは、同時にそ
れぞれ他方の塗工ローラのための対抗圧力ローラである。ウェブが特別な圧着力
なしにローラと接触するだけで両ローラの間を通って案内されるような、所謂キ
ス−作業法も可能である。市場で買われる適当な塗工ユニットは、ヤーゲンベル
グ社のフィルムプレス、フォイト社の「スピードサイダー」、バルメット社のシ
ムサイザー及びスウェーデンのBTG社のTWIN−HSM−ローラ塗工ユニッ
トである。
表面処理は、紙製造機械において、しかも別個のユニットの外側で行われるこ
とができる。
水性の顔料懸濁液による紙の被覆が紙製造機械の内側で行われても、外側で行
われるても、紙のために高い負荷が示され、これは、紙が被覆装置又は塗工装置
内で水性の塗料液によって浸され、かつ同時に塗工ユニットによって高い応力に
もさらされているからである。それ故、被覆しようとする原紙は、十分な強度を
、特に湿った状態でも(湿潤強度)有していなければならない。それ故に、被覆
される原紙の坪量の減少は塗工ユニットの種類に応じて制限されている。セルロ
ース部分47〜53重量%を有する原紙は、これに関して小さく感じられる。し
かしながら、総繊維状物質のセルロースが40重量%以下、しかも30重量%以
下である場合に、軽量の原紙は、既に著しい強度問題ひいては製造問題を生じる
。
それ故、本発明の紙を製造するために、表面被覆のためのフィルムプレスの使
用が有利になる。フィルムプレスは、塗料と原紙との接触時間を比較的短くし、
これは塗工量が塗工ローラ上で調量され、かつ紙がローラ間隙内で正しい塗料量
とだけ直接接触し、かつ例えば掻き取り法の場合のように再び紙自体から掻き取
られなければならない過剰分と接触しないからである。フィルムプレスは、必要
な場合にはこれが少しの圧着力によって、あるいはほとんど圧着力なしに運転さ
れることができるので、制限された機械的な応力しか紙に及ぼさない。本発明に
より限定されたセルロース部分を有する古紙を含む軽い原紙も、軽量の凹版印刷
用紙の製造において一般的であるように、例えば掻き取りユニットによって被覆
することは、従来では成功しなかった。
本発明による紙を製造するためにフィルムプレスを使用することにより、さら
に、このフィルムプレスによって、比較的均一な、しかも薄いフィルムが原紙に
その表面構造とは無関係に塗工可能であるという利点が得られ、このことが、得
ようとする印刷結果に有利に作用する。
この本発明に関連して顔料を含む表面フィルムの塗工を述べるとすれば、フィ
ルムが完全にそれ自体で閉じられていることは前提としていない。むしろ、紙表
面の外側に位置する繊維をいくらかフィルム結合されて被う被覆が問題である。
次いで、顔料を含む表面フィルムを備えた紙は、紙の表面平滑を改良するため
に、相応して後乾燥され、かつ光沢作業過程に置かれる。凹版印刷のためにも適
する本発明による薄葉印刷用紙は、スーパー光沢作業過程に置かれる。
完成紙は、有利には44g/m2以下の坪量を有しており、この場合、実際に
完成された紙において全体紙の灰分含有量は、ほぼ12重量%と25重量%との
間、有利には15重量%の上に位置する。34g/m2以下の坪量も達成される
。
本発明による薄葉印刷用紙は、その小さな坪量にも拘らず驚くべき良好な印刷
不透明度を有しており、かつ光沢を付けられた純粋な天然紙によって50g/m2
の上方の坪量範囲ではほとんど達成されない表面品質及び印刷複写品質を有し
ている。
本発明による薄葉印刷用紙は、リサイクルにおいて再回収する場合にも、負荷
される材料を有する有機合成結合剤を使用しないために廃水が生じないので、極
めて環境にやさしい。本発明による薄葉印刷用紙は、さらに、原紙自体の多い灰
分含有量及び付加的な表面フィルムと関連する良好な地合い構成により、所望の
小さな、しかも軽重量の塗工された紙の場合より小さい多孔性を有している。
さらに本発明による紙は、特に高い印刷平滑度並びに均一な印刷インキ吸収度
を示す。軽量の原紙内の多くの充填剤部分によって制限されて、塗工量が最小の
場合にも、フィルム結合された表面処理によって極めて均一な、かつ閉じられた
表面を達成することができ、この表面は、坪量が小さいにも拘らず高い表面良好
及び均一な印刷インキ吸収度を可能にする。
本発明による超軽量の薄葉印刷用紙が、重要な両方の印刷法、つまりオフセッ
ト印刷及び凹版印刷のために同様に良好に適しているということは、特に驚くべ
きことであることが判明した。ダンボール範囲は除いて、中間重量では塗工され
ない印刷用紙(MWC−紙)、軽重量で塗工された印刷用紙(LWC−紙)及び
超軽量で塗工された印刷用紙(ULWC−紙)が周知であり、これらの紙は、両
方の印刷法の要求を十分に満たす。一般的に、両方の印刷法は、良好な印刷品質
結果のために種々の紙品質を要求する。
高温空気によって印刷インキが乾燥される場合に、原紙マトリックス内に含ま
れる水ができるだけ妨害されずに塗工層及び印刷インキ層を通って逃げることが
できるために、輪転オフセット−領域でLWC−紙の表面平滑度があまり高すぎ
ずに、例えば1000〜1600ベック−セコンドに選ばれていると、申し分な
い表面構造ひいてはインキ溝のための接触面を創造するために、凹版印刷法では
1800〜2500ベック−セコンドの範囲での平滑値が必要である。光沢を付
けられた天然紙は、1200〜1800ベック−セコンドの平滑範囲に位置する
。
本発明による紙は、光沢作業過程の後に、10−ローラ−スーパーカレンダーに
おいてほぼ130キロニュートン/mの線圧でほぼ500〜600ベック−セコ
ンドだけの平滑まで凹版印刷のために適している。
それ故、デンプン約8%の結合剤部分を有する本発明による紙の、両方の主要
印刷法への良好な適合は驚くべきことであり、これは、LWC−紙が、通常の形
式でアルカリ膨化するプラスチック結合剤4.0〜最高5.0%のみを被覆内に
含むからである。有利には本発明により使用されるようなデンプンは、通常の形
式で紙マトリックスの圧縮率を減少し、かつ乾燥時に塗工収縮を招き、それ故、
申し分ない凹版印刷−インキ移りのために必要な表面平滑及び紙柔軟が部分的に
なくなる。純粋なデンプン−カオリン−塗工を有する印刷用紙は、凹版印刷のた
めに適していない。他面では、輪転オフセット−印刷法が、高い印刷インキ粘性
及び印刷インキ引張りに基づいて凹版印刷法より明らかに高い要求を塗工結合に
望んでおり、それ故、オフセット用紙のためのLWC−塗工インキ容器内で、大
抵はプラスチック結合剤がデンプンと混合された、13〜20%の結合剤部分が
通常である。8%のみのデンプンと結合される表面被覆が、実際の条件下で完全
に問題なく、即ち、ゴムブランケットなしに、多色−オフセット輪転印刷機を通
って走行することは、デンプンが、結合力スケールにおいてポリビニル・アルコ
ール、合成結合剤及びCMCの下に評価されるのでかなりの驚きである。天然の
有機結合剤をナトリウムベントナイトと組み合わせることは、特別な効果を有す
ると思われる。
本発明をより判り易くするために、添付の図面において、前記の紙のための自
体周知の本質的な製造ユニットが概略的に示されており、実施例と関連させて詳
しく説明する。
図面の簡単な説明
図1は、デュオフォーマーCDF型のダブルスクリーン区分(ギャップフォー
マー)の概略図である。
図2は、フィルムプレスの概略図である。
実施例I
総繊維状物質に関して、セルロース34重量%、木材パルプ44重量%及び古
紙繊維22重量%から成る繊維状物質混合物から、製造速度1300m/min
の高速回転の製紙機械において、ダブルスクリーン区分、即ち、「デュオフォー
マーCDF」型のギャップフォーマーを使用して、坪量26,5g/m2及び灰
分含有量13重量%を有する原紙が製造される。
図1には、原紙を製造するために使用されるようなドュオフォーマーCDF型
のダブルスクリーンフォーマーが概略的に示されている。ダブルスクリーンフォ
ーマーは、2つの環状の地合い構成スクリーンを有しており、しかし、これらの
地合い構成スクリーンの作業区分のみが示されており、しかも、ブレストローラ
2を介して地合い構成領域に案内される下方スクリーン1と、ガイドローラ4を
介してブレストローラ2の直ぐ上側で下方スクリーン1と一緒に案内される上方
スクリーン3とが示されている。ブレストローラ2及びガイドローラ4によって
形成されたローラ間隙の前に、極めて希薄にされた紙パルプ懸濁液のための(そ
の他は図示しない)パルプ装入ボックスの出口リップ5が存在している。地合い
構成のための設けられた紙パルプ懸濁液は、ブレストローラ2とガイドローラ4
との間の間隙内で両方のスクリーン1と3との間に直接達する。地合い構成区間
をさらに経過するにつれて、地合い構成のための紙繊維状物質懸濁液を両側から
サンドウィッチ状に取り囲むスクリーン1及び3の両側に対して脱水ユニット6
〜11が設けられている。ここで示されたフォーマーは、懸濁液入口範囲の直ぐ
近くでも、地合い構成区域の後方でも、強制された真空を有する脱水ユニットを
使用しない。ブレストローラ2及びガイドローラ4は内実のローラであり、脱水
ユニット6〜11は、大体において、スクリーンを貫流する懸濁液を連行する掻
き取り条片として構成されている。地合い構成区間の終端部において初めて、真
空室を備えた形成ローラ12が設けられており、この形成ローラは、吸い込み作
用を上方スクリーン3からウェブ13に及ぼす。次いで、やはり真空室を備えた
スクリーン吸い込みローラ14が接続されており、この吸い込みローラは、下方
スクリーン1の片側から吸い込み作用を及ぼし、かつこの吸い込みローラにおい
て上方スクリーン3がウェブから離れて案内され、従って、ウェブは今や下方ス
クリーン1上に自由に載せられて、製紙機械の周知の別のステーション、つまり
、まずプレス区分に、次いで乾燥区分に案内される。
縦方向に破壊荷重30N及び横方向に破壊荷重7Nを有する発生された原紙は
、製紙機械においてさえ、要するに、ほぼ1300m/minの同じ速度の場合
にフィルムプレスにおいて両面の表面被覆を備えられる。塗料液は、50重量部
のナトリウムベントナイトに対して50重量部のカオリンから成る顔料混合物を
含んでいる。顔料量に関して、結合剤としてデンプン8%、滑剤としてステアリ
ン酸カルシウム0.8%、及び通常の架橋剤1.2%が添加される。塗料液の固
体含有量は30.2重量%になり、そのブルックフィールド−粘度は1200m
Paである。
図2は使用されたフィルムプレスの概略図を示す。このフィルムプレスは2つ
の塗工ローラ1及び2を有しており、これらのローラの間に著しく乾燥されたウ
ェブ13がガイドローラ4を介して導入可能である。塗工ローラ1及び2のそれ
ぞれは、塗料調量装置5もしくは6を備えている。塗料調量装置の主要部分は、
それぞれ1つの調量棒7であり、実施例では、溝を付けられた調量棒が図2から
明らかなように塗料層8を制御する厚さを塗工ローラ1及び2において生ぜしめ
、次いでこの塗料層はプレスニップにおいて両方のローラの間でウェブに移され
る。調節シリンダ9によって、それぞれのローラ表面に対する調量棒の間隔が制
御可能もしくは調整可能である。左の塗工ローラ1の個所10におけるヒンジ装
置によって、両方の塗工ローラが互いにかつ一緒に運動されることができること
が明らかである。ローラをウェブに作用させる圧着力は調節可能である。被覆さ
れたウェブは、塗工機構を通過した後に別のガイドローラ11を介して製紙機械
における次の乾燥区分(図示しない)に供給される。
実施例において、塗料量2g/m2及び面がウェブに塗工される。入ってくる
原紙は水分6.0%を有している。
製紙機械から、坪量30.5g/m2を有する完成紙が得られ、この完成紙は
、10−ローラ−スーパーカレンダーにおいて、速度300m/min、線圧1
30キロニュートン/m及び温度90℃で光沢を付けられる。つや出しされる。
こ
の場合、紙の上側では520ベック−セコンドの平滑度が、スクリーン側では4
60ベック−セコンドの平滑度が得られる。紙の光沢は、25%(上側)及び2
0%(スクリーン側)になる。不透明度は78%になり、完成紙の灰分含有量は
18.6%のところに位置する。紙の乾燥引張り強さは極めて良好であり、湿潤
引張り強さは良好である。
比較紙として、同じ紙製造機械において、かつほぼ同じ製造条件下で、セルロ
ース38重量%、木材パルプ62重量%から成る、要するに古紙を有していない
繊維状物質混合物を有する印刷用紙が、坪量30.5g/m2を有して直接製造
される。紙は、被覆されておらず、しかし、続いて12−ローラ−スーパーカレ
ンダーにおいて、速度750m/min、線圧190キロニュートン/m及び平
均の温度90℃で、1200ベック−セコンドの平滑度(上側)もしくは150
0ベック−セコンドの平滑度(スクリーン側)で光沢を付けられる。他の点では
、選択された従来の紙検出データは本発明による紙の場合と似ている。
の温度90℃で、1200ベック−セコンドの平滑度(上側)もしくは1500
ベック−セコンドの平滑度(スクリーン側)で光沢を付けられる。他の点では、
選択された従来の紙検出データは本発明による紙の場合と似ている。
圧力適性検査において、以下の比較値が得られる:
本発明による紙は、運転実験において、凹版印刷法でも、輪転オフセット印刷
法でも問題なく印刷される。印刷インキ吸収度は、両方の印刷法において極めて
均一であり、かつ比較紙の場合より良好である。印刷不透明度は、本発明による
紙の場合には比較紙の場合より僅かに高く、印刷光沢は著しく良好(本発明によ
る紙35%;比較紙21%)であり、かつ印刷インキのにじみはほとんど生ぜず
、この印刷インキのにじみは比較紙においては比較的強い。
比較のために、他から由来する軽量の、木繊維がはいっていない薄葉印刷用紙
も引用され、この印刷用紙はその評価において、自ら製造された木繊維のある天
然紙に類似した結果になる。
実施例II
本発明による紙は、実施例Iの場合と同様の原料添加及び製造データによって
完成され、実施例Iによると同様に塗料によって被覆され、しかし、坪量35g
/m2を有する完成紙が得られるように、面毎に被覆2g/m2を備えている坪量
31g/m2を有する原紙のベース上に被覆される。このような紙は、従来の天
然の、被覆されないSC−紙34.5g/m2、輪転オフセット印刷(Ro)の
ために適するULWC−紙35g/m2及び凹版印刷(TD)のために適するや
はりULWC−紙35g/m2と比較される。4種の紙の主な検査結果は、以下
の表2にまとめられている。
本質的な価値は、表の終りに示す評価にある。それによれば、本発明による紙
は、凹版印刷のためにも、輪転オフセット印刷のためにも良好(点数2)に適し
ており、これに対して、特殊なULWC−紙は、そのために規定されている印刷
法のためにはほぼ良好に適しているが、しかし別の印刷法のためには適していな
い。両方の印刷法のために適するSC−紙も、凹版印刷のために、本発明による
紙より悪い適性を有している。補足的に、本発明による紙が、この実施例によれ
ば実施例Iによる紙より高い光沢を付けられていることも述べられており、その
結果、この光沢は従来のULWC−紙といくらか比較できる。塗工された比較紙
の塗工重量は、本発明による紙の塗工重量のほぼ2倍の大きさである。本発明に
よる紙の灰分総含有量は、塗工された比較紙の灰分総含有量のわずか下側で変動
され、これは、とりわけ紙の多い塗工重量によって明らかになる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.坪量<49g/m2〜24g/m2を有する薄葉印刷用紙を製造する方法に おいて、絶乾の総繊維状物質に関して、40重量%より少ないセルロース及び原 紙において少なくとも8重量%の灰分含有量になる灰分含有量を有する紙繊維状 物質混合物から、少なくとも700m/minのスクリーン速度を有する紙製造 機械において、最高で46g/m2の坪量を有する原紙を製造し、この原紙が、 紙製造機械の内側又は外側において両面に、合成−有機結合剤なしに自然に結合 された、面毎に絶乾で5g/m2より少ない坪量を有する顔料を含む表面フィル ムを備えられ、この場合、表面フィルムの塗工のために塗料液が使用され、この 塗料液の固体が、一面では吸水性のケイ酸層、他面では>20対<60〜95対 5の重量比における通常の鉱物質の塗工顔料から成る混合物と、それぞれ乾燥さ れる混合物に関して1〜15重量部の量における天然の有機結合剤と、流動学に 影響を及ぼす媒体、染料、耐湿気材及び類似のもののような通常の溶剤とから成 っていることを特徴とする薄葉印刷用紙を製造する方法。 2.吸水性のケイ酸層がナトリウムベントナイトであることを特徴とする請求 項1記載の方法。 3.通常の鉱物質の塗工顔料として、主にカオリン及び/又は炭酸カルシウム が使用されることを特徴とする請求項1または2記載の方法。 4.天然の有機結合剤として、場合によっては有機結合剤に関して10%CM Cまでの添加物を有するデンプンが使用されることを特徴とする請求項1から3 までのいずれか1記載の方法。 5.有機結合剤として、例えばエステル化されたデンプンのような変態デンプ ン、特にエーテル化されたデンプンが使用され、このデンプンが、乾燥後に天然 のデンプンより砕けにくくなっていることを特徴とする請求項4記載の方法。 6.混合物が、吸水性のケイ酸層と、一面ではナトリウムベントナイト、他面 では重量比40対60〜95対5における主にカオリン及び/又は炭酸カルシウ ムから成る通常の鉱物質の塗工顔料とから成っており、さらに、前記混合物に関 して1重量部と10重量部との間の量の有機結合剤が使用されることを特徴とす る請求項2から5までのいずれか1項記載の方法。 7.ナトリウムベントナイトと主にカオリン及び/又は炭酸カルシウムとの混 合物の重量比が、40対60と60対40との間で選ばれており、さらに、前記 の混合物に関して6重量部と10重量部との間の量の有機結合剤が使用されるこ とを特徴とする請求項6記載の方法。 8.少なくとも12重量%の灰分含有量を有する原紙が製造されることを特徴 とする請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。 9.原紙を製造するために繊維状物質組成が使用され、この繊維状物質組成は 、絶乾の総繊維状物質に関して少なくとも15重量%の、調製された古紙から成 る繊維状物質を含んでいることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項 記載の方法。 10.40g/m2より少ない坪量を有する原紙が製造されることを特徴とする 請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。 11.30g/m2より少ない坪量を有する原紙が製造されることを特徴とする 請求項10記載の方法。 12.絶乾の総繊維状物質に関する、調製された古紙から成る繊維状物質におけ る部分が、15重量%と50重量%との間であることを特徴とする請求項10ま たは11記載の方法。 13.絶乾で坪量1.5〜2.5g/m2の固体を有する表面フィルムが、原紙 の面毎に塗工されることを特徴とする請求項1から12までのいずれか1項記載 の方法。 14.絶乾で坪量1.5〜<2g/m2の固体を有する表面フィルムが、原紙の 面毎に塗工されることを特徴とする請求項13記載の方法。 15.表面フィルムの塗工のために、15重量%と50重量%との間の固体含有 量を有する顔料を含む水性の塗料液が使用されることを特徴とする請求項1から 14までのいずれか1項記載の方法。 16.顔料を含む表面フィルムの塗工のために、ローラ塗工装置が使用されるこ とを特徴とする請求項1から15までのいずれか1項記載の方法。 17.塗工ローラに粘性の塗料フィルムを均一に塗工するための前調量部材を有 する間接的に作業するローラ塗工装置が使用されることを特徴とする請求項16 記載の方法。 18.紙が、表面フィルムを備え、かつ相応する乾燥の後に光沢を付けられるこ とを特徴とする請求項1から17までのいずれか1項記載の方法。 19.最終湿気>7%を有する完成紙が製造されることを特徴とする請求項1か ら18までのいずれか1項記載の方法。 20.原紙のための地合い構成が、紙製造機械の内部でスクリーン区分において 行われ、このスクリーン区分が、下方スクリーンと、この下方スクリーンの少な くとも下流範囲でこの下方スクリーンと一緒に案内される上方スクリーンとを有 している(所謂、ハイブリッドフォーマー)ことを特徴とする請求項1から19 までのいずれか1項記載の方法。 21.上方スクリーンが紙パルプ懸濁液のための出口リップのすぐ下流で下方ス クリーンと一緒に案内されるようなスクリーン区分が使用され、かつ地合い構成 が両方のスクリーンの間の入口間隙内で行われる(所謂、ギャップーフォーマー )ことを特徴とする請求項20記載の方法。 22.原紙が、少なくとも1000m/minのスクリーン速度の場合に生ぜし められることを特徴とする請求項1から21までのいずれか1項記載の方法。 23.<49g/m2〜24g/m2の範囲の坪量を有する薄葉印刷用紙において 、紙繊維状物質内に絶乾のセルロース部分<40重量%と、絶乾でデンプン含有 量>12重量%と、坪量<5g/m2及び面を有する両側にもたらされる顔料を 含む表面フィルムとを有しており、この面が有機合成結合剤を有しておらず、か つ面が、一面では吸水性のケイ酸層、他面では重量比>20対<60〜95対5 における通常の鉱物質の塗工顔料から成る混合物と、混合物に関して1〜15重 量部の量における天然の有機結合剤と、通常の溶剤とから成っており、この場合 、重量比の表示が人工乾燥状態(絶乾)に関連することを特徴とする薄葉印刷用 紙。 24.吸水性のケイ酸層がナトリウムベントナイトであることを特徴とする請求 項23記載の薄葉印刷用紙。 25.通常の鉱物質の塗工顔料が、主にカオリン、炭酸カルシウム又はそれの混 合物であることを特徴とする請求項23または24記載の薄葉印刷用紙。 26.天然の有機結合剤が、主にデンプン及び場合によっては10重量%CMC までの添加物から成っていることを特徴とする請求項23から25までのいずれ か1項記載の薄葉印刷用紙。 27.坪量<44g/m2を有する請求項23から26までのいずれか1項記載 の薄葉印刷用紙。 28.坪量<34g/m2を有する請求項27記載の薄葉印刷用紙。 29.完成紙において絶乾でデンプン含有量>15重量%であることを特徴とす る請求項23から28までのいずれか1項記載の薄葉印刷用紙。 30.光沢を付けられていることを特徴とする請求項23から29までのいずれ か1項記載の薄葉印刷用紙。 31.表面フィルムが、紙面毎に坪量1.5〜2.5g/m2を有していること を特徴とする請求項23から30までのいずれか1項記載の薄葉印刷用紙。 32.総繊維状物質に関して、絶乾で少なくとも15重量%の、調製された古紙 から成る固体を含んでいることを特徴とする請求項23から31までのいずれか 1項記載の薄葉印刷用紙。 33.絶乾で少なくとも35重量%の、調製された古紙から成る固体を含んでい ることを特徴とする請求項32記載の薄葉印刷用紙。 34.絶乾で50重量%以下で、調製された古紙から成る固体の部分を含んでい ることを特徴とする請求項27から33までのいずれか1項記載の薄葉印刷用紙 。 35.請求項1から22までのいずれか1項記載の直接的な方法生産物としての 薄葉印刷用紙もしくは請求項22から34までのいずれか1項記載の薄葉印刷用 紙を、輪転オフセット印刷並びに輪転凹版印刷のための輪転印刷用紙として使用 する方法。
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