JPH08508943A - シート材料のウエブに少なくとも一本の弾性糸を含む折りたたみ部を形成する方法および装置 - Google Patents
シート材料のウエブに少なくとも一本の弾性糸を含む折りたたみ部を形成する方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明はシート材料のウエブ(1)に少なくとも一本の弾性糸(4)を含む折りたたみ部を形成する方法および装置に関する。本発明によれば、二つの相互に離れた担持素子(2,3)上にウエブが置かれ、少なくとも一本の予め伸長された弾性糸(4)が担持素子の対向する縁部間の空間内においてウエブの上に置かれる。担持素子を互いに接近させると同時に担持素子間の空間内で担持素子の接近速度と歩調を合わせて前記弾性糸を前記ウエブに対接させた状態で、互いに接近する担持素子の二つの対向する縁部の少なくとも一方が弾性糸の移動経路に到達するまで、下方に移動させ、担持素子が相互に組合わされるところまで移動した時に互いに対接するウエブ部分を、担持素子の接近方向に対して横断方向に延びた線に沿って相互に結合する。
Description
【発明の詳細な説明】
シート材料のウエブに少なくとも一本の弾性糸
を含む折りたたみ部を形成する方法および装置
本発明はシート材料のウエブに少なくとも一本の弾性糸を含む折りたたみ部を
形成する方法および装置に関する。
使用時に着用者に近接して位置するおしめおよび同様な物品の被覆層またはシ
ートに縦方向に延びた、弾性糸を内包する側部折りたたみ部を形成し、かくして
被覆シートの上面上を流れる液体がおしめの側縁に到達するのを防止する障害部
とすることは公知である。かかる障害方策の例がEP−B1 0219326号
およびUS−A4704116号に開示されている。おしめは現在では高生産速
度で大量生産されている。おしめは原理的には、吸収体またはパッドを移動して
いるシート材料のウエブの上に置き、もう一枚の移動するシート材料のウエブを
前記吸収体を担持した第一のウエブの頂部の上に置き、その後二層のシート材料
を共に結合し、このように結合されたウエブから個々のおしめを切断することに
よって製造される。
かかる製造方法において、高生産速度を維持しつつおしめの被覆シートに上述
した形式の折りたたみ部を形成するのは困難であることが判った。
本発明の目的はこの問題を解決し、少なくとも一本の弾性糸を内包する折りた
たみ部を材料ウエブに形成することができかつ製造工程を中断することなく、製
造工程を変更する必要なしにまたはかかる変更を加えるとしても少しの変更だけ
で済む、周知のおしめ製造方法に適用しうる方法
および装置を提供するにある。
この目的は、本発明によれば、二つの相互に間隔を置いた担持素子上に材料ウ
エブを配置し、相互に間隔を置いた担持素子の間の空間内において前記ウエブの
上方に予め伸長した少なくとも一本の弾性糸を置き、担持素子を互いに組合わせ
ると同時に担持素子間の空間中へ担持素子の接近速度と歩調を合わせて前記弾性
糸を前記ウエブに対接させた状態で、担持素子が組合わされる時に互いに接近す
る担持素子の二つの互いに対向する縁部の少なくとも一つが弾性糸の移動経路に
到達するまで、下方に移動させ、担持素子の相互に組合わされた状態において互
いに対接するウエブ部分を、担持素子が互いに組合わされる方向に対して横断方
向に延びた少なくとも一本の線に沿って共に結合することを特徴とする上述した
種類の方法によって達成される。この方法は、被覆材料のウエブが、製品の残部
のためのもう一枚の材料のウエブと一緒にされる、即ち組合わされる周知の製造
方法に容易に組合わせて、担持素子を互いに組合わせる運動に前方への送給運動
を重ねることによって、最終製品を形成するようにすることができる。
本発明の方法を実施するための装置は、相互に離れた位置と相互に組合わされ
た位置との間に相互に移動されうる二つのウエブ担持素子、担持素子移動手段、
担持素子の相互に離れた位置において担持素子間に形成される空間内において担
持素子上方の所定の位置に一本またはそれ以上の弾性糸を保持する手段、前記担
持素子が互いに接近される速度と歩調を合わせて、担持素子間の空間内で前記弾
性糸
を下方に移動させる手段、および前記担持素子の組合わされた状態において、ウ
エブ材料の互いに対向する部分を、担持素子が互いに組合わされた状態へと移動
される方向に対して横断方向に延びた少なくとも一本の線に沿って相互に結合す
る手段を設けたことを特徴とする。
本発明の好ましい実施例においては、複数の周辺の担持素子を担持する回転可
能なホイールが設けられ、このホイールを回転させるのと同じ駆動手段によって
駆動されるリンク機構によって前記担持素子を円周方向に移動させうるようにな
される。
以下、本発明の方法および装置の例示的な実施例を添付の図面を参照して説明
する。図中、
図1A〜1Dはシートまたは層状材料のウエブに弾性糸を内包する折りたたみ
部を形成する本発明の方法および装置の種々な工程を概略的に示す断面図、
図2A〜2Dはシートまたは層状材料のウエブに二本の弾性糸を内包する折り
たたみ部を形成する本発明の方法および装置の種々な工程を概略的に示す断面図
、
図3は移動する材料ウエブに弾性糸を内包するあい続く折りたたみ部の列を形
成する本発明の装置の一実施例の概略的な断面図、
図4は図3に図示した装置の種々な構成要素と協働する運動伝達機構の概略的
な部分図、
図5は弾性糸保持具の中心合わせ機構の概略的な平面図、
図6は図3乃至図5に示した装置の構成要素の斜視図で
ある。
図1Aは、例えば不織材料の如きシート材料のウエブ1を示しており、このウ
エブ1は所定の距離だけ離して配置されかつウエブの幅全体、即ち紙面に対して
垂直な方向におけるウエブの範囲全体にわたって延びた二つの担持素子2,3上
に載置されている。予め伸長された弾性糸4が担持素子2,3の間の空間におい
てウエブ1のすぐ上に保持され、ウエブ1の縁部を越えて延びている。担持素子
2,3は互いに接近、離反しうるものであり、図1Bはこれらの素子が互いに僅
かに接近した状態を示している。これと同時に弾性糸4も下方に移動されている
。図1Cにおいては、担持素子は互いにより接近しており、弾性糸は更に下方に
移動されている。これらの動きは図面中に矢印で示されている。図1Dにおいて
は、担持素子2,3は互いに合わせられて所定の力でウエブ1の中間部分と対接
している。この対接はウエブのこれらの部分を互いに結合し、担持素子の横断縁
に沿った基部において折りたたみ部をシールするのに利用される。このシールは
、例えば接着法、超音波溶接法または熱溶接法等、使用するシート材料の性質に
よって適当な方法で行なわれる。図1に破線の矢印で示すように、好ましくは折
りたたみ部の横方向両端に力Fが施され、ここで弾性糸4の両端を折りたたみ部
の互いに対向した部分に取付ける。糸4は接着、超音波溶接または熱溶接によっ
て取付けることもできる。
図2A〜2Dは図1A〜1Dと同様に、本発明の方法の一変形例によって、弾
性糸を有する二つの折りたたみ部を
形成する工程を示している。図1A〜1Dの実施例の要素と同様の要素には同一
符号を付している。
図2A〜2Dによる方法と図1A〜1Dによる方法の主たる相違点は、弾性糸
4,5が異なる態様で動かされることである。最初は違いはなく、糸4,5は担
持素子2,3が互いに接近する速度と歩調を合わせて下方に移動される。図1A
〜1Dの方法におけるのと同様に、この弾性糸のこの下方への移動は担持素子2
,3が合わされる時に担持素子2,3の縁部が弾性糸4,5の垂直移動経路に達
するまで続く。この時点で弾性糸の下方への移動が断たれる。この時点は図1D
および図2Bに示されており、図1Dにおいては担持素子が合わされてその縁部
が弾性糸の下方への移動経路に一致して示されている。一方、図2Bにおいては
担持素子の縁部が弾性糸4,5間の距離に相当する距離だけ互いに離れて示され
ている。勿論、図2Bに示した位置から始まって、糸を相互に傾斜した移動経路
を下方に移動させ、二本の弾性糸を有する、図1Dの折りたたみ部と同様な折り
たたみ部を得ることは可能であるが、この場合には糸を最初から互いに隣接して
配置するのがより簡単であろう。これとは違って、糸は図2Cに矢印で示すよう
に、先に述べた下方への移動の場合と同様に担持素子が互いに接近せしめられる
速度と歩調を合わせて上方に移動される。本願において「歩調を合わせて」とは
、折りたたみ部が形成される時にウエブ内に引伸ばし張力が実質的に生じること
のない速度で糸が移動されることを意味する。図1A〜2Dにおける対称的に配
置された糸に関しては、こ
のことは担持素子2,3の縁部間に位置する部分と最も近い弾性糸4,5とが前
記縁部に対して一定半径の円弧で動くことを意味し、かくして担持素子の側方へ
の移動と糸の下方への移動との関係を簡単な幾何的観察の助けによって計算する
のを可能ならしめるものである。他方、異なる長さのヘリ(1imb)を有する折り
たたみ部を形成する場合には、動きのパターンが複雑になるため、好ましくは糸
の垂直移動が終了した後またはほとんど終了する時、糸を横方向に移動させるの
が好ましい。同一の折りたたみ部が数本の糸を含むべき場合には、最初は糸は最
も下の糸だけをウエブに対接させた状態で互いに上下に重ねるのが好ましい。例
えば、図2A〜2Dに示した方法によって形成される二つの折りたたみ部がそれ
ぞれ二本の弾性糸を有すべき場合には、これらの糸の第二のものを対応する折り
たたみ部形成糸4または5の上に置き、これに対して横方向に変位させる。
かくして、本発明を実施する場合、折りたたみ部の形成を制御し、折りたたみ
部が形成される時にウエブを伸張した状態に保持するために弾性糸が使用される
。このことは、糸の下方への移動は積極的に案内しなければならないことを意味
する。即ち、ウエブの縦方向に延びた縁部の僅か横方向外方に設けられた糸保持
手段によって支持された糸の外方両端を、担持素子の横断縁に対してウエブを下
方に動かすのに合わせて下方に移動させなければならない。本発明を主として適
用しようとする材料のウエブは非常に柔軟かつ可撓性であるので、糸のこの下方
への移動は糸に僅
かに張力をかけつつ積極的に案内することもできる。この積極的な案内は例えば
図2Cおよび図2Dによる上方への移動の場合には絶対的に必要というわけでは
ない。というのは、担持素子が図2Bに示された位置から互いに合わされた図2
Dの状態へ接近されることによって強制されるウエブの上方への移動の間、弾性
糸の伸長性のためにウエブが糸を上方へ伴うのを可能ならしめられるからである
。しかし、ウエブに引伸ばし張力が生じるのを実質的に防止するように弾性糸の
上方への移動をも案内するのが好ましい。さもなくば、この引伸ばし張力は弾性
糸に斜め上向きの力を及ぼすことになる。更に、糸はウエブに形成される折りた
たみ部の少なくとも両端においてウエブに取付けるのが好ましい。これは両端が
これに隣接するウエブの部分と同じ運動パターンで動かされる時に、縦方向およ
び横方向の両方向に前記糸を接着することで特に容易に行なうことができる。
担持素子および弾性糸の動きを種々な手段、例えば同期的に制御される液圧ピ
ストン−シリンダ装置および同様な装置によって提供することは当業者の能力の
範囲内のことである。しかし、先に述べた如く、本発明は主として移動している
材料ウエブに適用することを意図しており、その場合、担持素子の運動が前方へ
の送給運動に重畳され、この前方への送給を行なうのに使用される駆動装置が担
持素子を一緒に動かしまた弾性糸を動かすのにも都合良く使用される。送給運動
と担持素子の重畳された運動をリンク機構および同様な機構によって生ぜしめる
ことは当業者に良
く知られている。US−A4880102号、US−A4394899号、GB
−A2069440号およびGB−A1560748号は全て、前方への送給運
動に重畳される運動を達成するために適用しうる原理の装置を教示している。
移動している材料ウエブに弾性糸を有する折りたたみ部を形成する装置の好ま
しい一実施例を、図3乃至図6を参照して以下説明する。
図3は移動している材料ウエブに、図2A〜2Dを参照して先に説明した方法
に従って折りたたみ部を形成するための回転ホイール6の概略的な断面図であり
、ウエブの移動方向は図面において矢印Wで示されている。
ホイール6は、図3に矢印Rで示すように、反時計方向に回転し、周縁部の円
弧状の担持素子2a〜2f,3a〜3fを支持する。これらの担持素子はホイー
ル6と一緒に回転すると共に、上述したUS−A4880102号、US−A4
394899号、GB−A2069440号およびGB−A1560748号に
よって知られている構成原理を適用することによって回転運動に重畳される運動
の結果、ホイールが一回転する間に互いに接近、離反される。
ホイール6の周囲に相互にあい続いて延びて交互に配設された担持素子2a〜
2fおよび3a〜3fは互いに同じであって、回転するにつれて互いに同様に運
動する。ホイール6は互いにあい続いて配置された弾性糸4,5をも担持してお
り、これらの弾性糸は、図中矢印Tで示すように各担持素子2a,3a間の空間
内において保持手段(図3
には図示せず)内に保持されている。本発明をより簡単に理解しうるようにする
ために、図3には弾性糸4,5のための静止案内素子7も示されており、この案
内素子は図3を見る者に関して末端の実際のホイール6の側縁の外側に配設され
ている。同様な案内素子および同様な保持手段がホイール6の他方の側縁の外側
にも配設されている。
かくして、ホイール6が回転すると、担持素子2a,3aは順次担持素子2b
〜2fおよび3b〜3fの位置をとり、弾性糸は担持素子の組合わせ運動の速度
と歩調を合わせて、特に図2A〜2Dの下方へのおよび上方への運動経路に従っ
て、案内素子7によって半径方向内方および半径方向外方へ延びた運動経路を動
かされる。図3において、担持素子の縁部間の中心点の位置がI〜XIIで示され
ている。両方の糸4,5に対して同じ案内素子7が使用されるため、糸は図2A
〜2Dに示した理想的な方法とは違って、折りたたみ部形成動作中に僅かに異な
る半径方向位置をとるが、弾性糸4,5の対の半径方向位置のこれらの違いは図
3に見られる如く小さいので最終結果に大きな影響を与えることはない。案内素
子7の案内曲線は好ましくはこれらの違いを補償するように形状づける。このこ
とは、例えば、担持素子2c,3c間に位置する弾性糸4が、図2B(ここでは
糸4,5は各担持素子2および3の縁部から等距離のところに位置しているため
材料ウエブ1は常に張った状態に保持される)と同様に糸が案内される場合より
担持素子3cの縁部から僅かに大きな距離を置かれる。
担持素子2a,3aの組合わされた運動は、ホイール6
の回転の間にTにおいて前記担持素子間の空間内に施与された糸4,5が位置II
を通過してしまうまで始まらない。位置IIにおいて、噴霧ノズル8を通して接着
剤が糸4,5におよびウエブの両側縁部分において糸を包囲する部分にも噴霧さ
れる。次いで、糸4,5は案内素子7に順次係合し、位置Vへ向けて担持素子が
互いに接近される速度と歩調を合わせて半径方向内方に向う移動経路内を案内素
子によって案内される。位置Vにおいては、担持素子の横断縁間のウエブの部分
および最も近い弾性糸は各横断縁を中心として90゜振られている。次いで糸は
位置VIIIにおいて担持素子の下面と対接するに到るまで、より詳細には、担持素
子の下面に対して折りたたまれたウエブ1の部分に対接するに到るまで半径方向
外方に案内される。位置VIIIにおいて担持素子の縁部によって互いに押圧される
ウエブ1の部分に条状に接着剤を施す接着剤ノズル9が位置VIIに装着されてい
る。かくして位置VIIIにおいて折りたたみ部形成工程が終了する。次いでウエブ
はホイール6から除去される。弾性糸が互いに大きく接近する必要なしに、そし
てそれによって予め伸長された状態以上に伸ばされたり張力を掛けられたりする
ことなしにウエブを除去しうるようにするために、好ましくは担持素子の縁部が
、これらの間の距離が糸の間の距離と実質的に一致するところまで互いに分離さ
れた位置Xに達するまでウエブは除去しない。
ウエブ1を担持素子上に強固に保持し、それによって担持素子の縁部に対して
ウエブが滑るのを防止するために、好ましくは担持素子の上面は摩擦増強材料で
被覆される。
これによって、相互に隣接した担持素子の縁部間の空間内に常に同じ長さのウエ
ブが存在するのが確実ならしめられる。
図4に概略的に示すように、担持素子2,3を互いに接近、離反させるように
動作する各担持素子2,3の機構は担持素子の下面に取付けられた有歯リングセ
クション11と噛合する有歯セクタ素子10を含む。各有歯セクタ素子10は横
断軸12に回転可能に結合されており、軸12は図示しない手段でホイール6に
回転しないように取付けられ、ホイールが回転する時にホイールと一緒に移動す
るようになっている。かくして、軸12の回転の結果としての素子10の枢動は
担持素子をホイールの円周方向に動かすことになる。ホイール6が回転する時の
軸12の回転は、好ましくは、クランクシャフトまたは同様な装置の一端が走行
する案内溝によって案内され、前記クランクシャフトの他端は軸12にしっかり
と結合される。軸12は好ましくは全体を貫いていて各担持素子の両側の縁部に
装着された二つの対向する有歯機構10,11間に延びている。
図4には更に、対をなして保持具14に結合された直立ピン13の形の弾性糸
保持素子をも示している。この保持具は図5において上方から示されており、保
持具14内で回転するように軸承されかつラック15,16と噛合する有歯リン
グ18を含む。ラック15,16は互いに平行に移動しうるように適当な案内手
段によってハウジング内に支持されており、それぞれヒンジ結合されたアーム1
7を介して一つの担持素子と結合されている。保持具14内の
有歯機構は、ホイール6の回転の結果として担持素子の横断縁が行なう運動に関
係なく、前記保持具およびこれに伴ってピン13が、前記横断縁間の中心点に対
して同じ位置に留まるのを確実ならしめる。
図6に示す斜視図から見られるように、弾性糸4,5は保持具13に掛け渡さ
れた単一の糸から成り、このことは弾性糸はウエブ1の上方に、即ちホイール6
上にウエブを配置することと関連して、図面に見て半径方向外側に連続的に配置
することができる、ということを意味する。図6は折りたたみ部形成工程の終り
(図3の位置VIII)において折りたたみ部に対して位置して糸4,5の端部、即
ち折りたたみ部の縁部分内に位置する糸の部分をこれを包囲するウエブ1の部分
にしっかりと取付ける圧力板19をも示している。しかして、折りたたみ部形成
動作の最終段階において、圧力板19は糸の下方、即ち糸の最下方位置の半径方
向内方に位置する開始位置(第3の位置V)から折りたたみ部の下側に対接する
ところまで上方に移動される。この運動もカム溝によって制御されるリンク装置
によって適当に案内される。図4に示すように、圧力板19はリンクロッド20
によって担持されており、リンクロッド20はクランクシャフト21に枢支され
、またクランクシャフト21の回転運動は静止カム溝(図示せず)によって案内
される。圧力板はその各端にリンク装置20,21を有し、これらのリンク装置
は横断ロッド23によって相互に結合されている。リンクロッド20の上下運動
もガイド22内で案内され、ガイド22は圧力板19も担持板の縁部間の
中心線に対して中心合わせされるように保持具14に結合するのが良い。
折りたたみ部形成装置の図示した実施例の一変形例(図示せず)によれば、保
持具13は圧力板19の延長線内に支持され、圧力板は糸4,5の端部が図3の
実施例において案内素子7によって提供されるのと同じ経路をたどるように、圧
力板のカム溝内を案内される。この変形例の場合、糸4,5は非常に正確に位置
させる必要がある。というのは、ホイールの回転に伴って糸のとる位置は、保持
具13の上下運動によって、糸を配置する時の保持具上の糸の垂直位置に専ら依
存するからである。この理由で、案内素子7を使用して、糸の配置時に高精度を
必要とすることなく糸を積極的に案内するようにするのが好ましい。
弾性糸を内包する折りたたみ部を形成する装置の図示した実施例は本発明の範
囲内で変形することができることは理解されるであろう。例えば、図3の実施例
の回転ホイールは線形運動するコンベヤ経路によって置換えることができる。更
に、本発明の装置の各種構成要素の運動は当業者の通常の能力の範囲内で、上述
したもの以外の機構によって得ることもでき、また糸4,5に隣接して折りたた
み部内に更に別の糸を置くこともでき、これらの別の糸は上述した態様で案内さ
れる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.シート材料のウエブ(1)に少なくとも一本の弾性糸(4)を内包する折 りたたみ部を形成する方法において、二つの相互に間隔を置いた担持素子(2, 3)上に前記ウエブを配置し、前記担持素子の互いに対向する縁部間の空間内で 前記ウエブの上方に少なくとも一本の予め伸長させた弾性糸(4)を配置し、前 記担持素子を互いに接近させると同時に担持素子間の空間内で担持素子の接近速 度と歩調を合わせて前記弾性糸を前記ウエブに対接させた状態で、担持素子が互 いに接近される時に互いに接近する担持素子の二つの対向する縁部の少なくとも 一つが弾性糸の移動経路に到達するまで、下方に移動させ、担持素子が相互に組 合わされるところまで移動した時に互いに対接するウエブ部分を、担持素子の接 近方向に対して横断方向に延びた少なくとも一本の線に沿って相互に結合するこ とを特徴とする方法。 2.担持素子(2,3)が互いに組合わされた状態において弾性糸(4)また は(4,5)の端部を、これを包囲するウエブ(1)の部分に結合することを特 徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 3.相互に離れた担持素子(2,3)の間の空間内においてウエブ(1)のす ぐ上方の同じ高さのところに二本の弾性糸(4,5)を配置することを特徴とす る請求の範囲第1項または第2項の方法。 4.担持素子(2,3)をこれらの互いに組合わされた状態に移動させる運動 をウエブの送給運動に重ねることを 特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項の方法。 5.シート材料のウエブ(1)に少なくとも一本の弾性糸(4)を内包する折 りたたみ部を形成する装置において、相互に離れた位置と互いに組合わされた位 置との間に相互に移動されうる二つのウエブ担持素子(2,3)、担持素子移動 手段(10,11,12)、担持素子(2,3)の相互に離れた位置において担 持素子間に形成される空間内において担持素子上方の所定の位置に一本またはそ れ以上の弾性糸(4,5)を保持する手段(13)、前記担持素子が互いに接近 される速度と歩調を合わせて、担持素子間の空間内で前記弾性糸を下方に移動さ せる手段(7)、および前記担持素子の互いに組合わされた状態において、前記 担持素子間の空間内に位置するウエブ(1)の互いに対向する部分を、担持素子 の接近方向に対して横断方向に延びた少なくとも一本の線に沿って相互に結合す る手段を設けたことを特徴とする装置。 6.担持素子(2,3)の互いに接近、離反する運動を重畳させた連続運動で 担持素子を移動させる手段を設けたことを特徴とする請求の範囲第5項の装置。 7.複数の周辺の担持素子(2a〜2f,3a〜3f)を担持する回転可能な ホイール(6)を設け、このホイール(6)を回転させるのに使用されるのと同 じ手段によって伝動手段を介して駆動されるリンク機構(10,11,12)に よって前記担持素子を相互に円周方向に移動させうるようにしたことを特徴とす る請求の範囲第6項の装置。 8.弾性糸保持手段は直立した保持素子(13)を支持する保持具(14)を 含み、この保持具(14)はこれを担持素子(2,3)の互いに対向する隣接す る縁部の間に形成される空間の中心線に対して中心合わせさせる中心合わせ手段 (15〜18)を収容するようにしたことを特徴とする請求の範囲第7項の装置 。 9.リンク機構(10,11,12)は静止カム溝によって案内されるように したことを特徴とする請求の範囲第7項または第8項の装置。 10.弾性糸(4,5)を半径方向内方および外方に移動させる手段(7)は保 持手段(13)と担持素子(2,3)の周縁との間に配置された静止素子上の案 内曲線を含むことを特徴とする請求の範囲第5項乃至第9項のいずれか一項の装 置。
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