JPH0850937A - 酸化物超電導導体の電極部の作製方法 - Google Patents
酸化物超電導導体の電極部の作製方法Info
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- JPH0850937A JPH0850937A JP6297085A JP29708594A JPH0850937A JP H0850937 A JPH0850937 A JP H0850937A JP 6297085 A JP6297085 A JP 6297085A JP 29708594 A JP29708594 A JP 29708594A JP H0850937 A JPH0850937 A JP H0850937A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い臨界電流値を有し、安定した電流輸送を
行なうことができる、酸化物超電導導体への電流リード
線の接続を可能とする、酸化物超電導導体の電極部の作
製方法を提供する。 【構成】 長尺状の基材1上に酸化物超電導膜2を形成
してなる酸化物超電導導体の電極部の作製方法であっ
て、酸化物超電導膜2上に絶縁被膜3を形成するステッ
プと、形成された絶縁被膜3のうち、電極作製部分に相
当する絶縁被膜3を、レーザを照射して除去するステッ
プと、絶縁被膜3が除去されて露出した酸化物超電導膜
2と、電流リード線5とを、インジウムまたはインジウ
ム−カドミウム合金6を用いて半田接合するステップと
を備える。
行なうことができる、酸化物超電導導体への電流リード
線の接続を可能とする、酸化物超電導導体の電極部の作
製方法を提供する。 【構成】 長尺状の基材1上に酸化物超電導膜2を形成
してなる酸化物超電導導体の電極部の作製方法であっ
て、酸化物超電導膜2上に絶縁被膜3を形成するステッ
プと、形成された絶縁被膜3のうち、電極作製部分に相
当する絶縁被膜3を、レーザを照射して除去するステッ
プと、絶縁被膜3が除去されて露出した酸化物超電導膜
2と、電流リード線5とを、インジウムまたはインジウ
ム−カドミウム合金6を用いて半田接合するステップと
を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化物超電導導体の電
極部の作製方法に関するものであり、特に、ケーブル、
マグネット、シールド、限流器、高周波およびその中間
製品分野で使用する高い臨界電流値を有する酸化物超電
導導体へのリード線の接続方法に関するものである。
極部の作製方法に関するものであり、特に、ケーブル、
マグネット、シールド、限流器、高周波およびその中間
製品分野で使用する高い臨界電流値を有する酸化物超電
導導体へのリード線の接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】酸化物超電導導体の製造方法として、た
とえばフレキシブルなテープ基板上に酸化物超電導材料
を膜状に形成する方法が考えられ、レーザアブレーショ
ン法、CVD法等の気相法を用いた製造方法の開発が、
進められている。中でも、エキシマレーザを用いたレー
ザアブレーション法は、他の気相法に比べて最も速い速
度で臨界電流密度の高い膜を形成することができるた
め、実用化に対して有望である。
とえばフレキシブルなテープ基板上に酸化物超電導材料
を膜状に形成する方法が考えられ、レーザアブレーショ
ン法、CVD法等の気相法を用いた製造方法の開発が、
進められている。中でも、エキシマレーザを用いたレー
ザアブレーション法は、他の気相法に比べて最も速い速
度で臨界電流密度の高い膜を形成することができるた
め、実用化に対して有望である。
【0003】このような酸化物超電導導体の製造におい
て、基板が金属である場合、酸化物超電導膜が金属基板
上に直接形成されることはほとんどない。超電導膜の形
成時の加熱によって、基板と超電導膜との相互拡散が生
じ、性能が劣化してしまうからである。そのため、金属
基板上に超電導膜を形成する際には、基板と超電導膜と
の間に、イットリア安定化ジルコニア、酸化マグネシウ
ム等の絶縁材料からなる中間層が設けられる。したがっ
て、このようにして得られる酸化物超電導導体において
は、超電導膜は、一方の面が絶縁体に接しており、他方
の面は最外層となって空気中に露出した構造をなしてい
る。
て、基板が金属である場合、酸化物超電導膜が金属基板
上に直接形成されることはほとんどない。超電導膜の形
成時の加熱によって、基板と超電導膜との相互拡散が生
じ、性能が劣化してしまうからである。そのため、金属
基板上に超電導膜を形成する際には、基板と超電導膜と
の間に、イットリア安定化ジルコニア、酸化マグネシウ
ム等の絶縁材料からなる中間層が設けられる。したがっ
て、このようにして得られる酸化物超電導導体において
は、超電導膜は、一方の面が絶縁体に接しており、他方
の面は最外層となって空気中に露出した構造をなしてい
る。
【0004】一方、このような構造を有する酸化物超電
導導体に、電流を流すための電流リードを接続する際に
は、最外層の超電導膜の上に銀ペースト等で接続する
か、もしくは、イジウム、半田等で直接溶接する方法が
とられている。
導導体に、電流を流すための電流リードを接続する際に
は、最外層の超電導膜の上に銀ペースト等で接続する
か、もしくは、イジウム、半田等で直接溶接する方法が
とられている。
【0005】また、この超電導膜と電流リードとの接続
部分は、できるだけ接触抵抗を低くすることが望まし
い。そのため、たとえば、文献(“High Tc supercondu
ctor/noble-metel contacts with surface resistiviti
es in the 10-10 Ωcm2 range ”J. W. Ekin et al
: Appl.Phys. Lett. 52 P1819−P1821,
(1988))によれば、超電導薄膜とリード線の接続
部分において、銀または銀コートを行なった後に熱処理
を施すことにより、接触抵抗が低減できることか開示さ
れている。
部分は、できるだけ接触抵抗を低くすることが望まし
い。そのため、たとえば、文献(“High Tc supercondu
ctor/noble-metel contacts with surface resistiviti
es in the 10-10 Ωcm2 range ”J. W. Ekin et al
: Appl.Phys. Lett. 52 P1819−P1821,
(1988))によれば、超電導薄膜とリード線の接続
部分において、銀または銀コートを行なった後に熱処理
を施すことにより、接触抵抗が低減できることか開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】また、上述のように、
最も高い臨界電流密度が得られる気相法、たとえばレー
ザアブレーション法を用いることにより、酸化物超電導
薄膜を長尺の基板上に作製し、酸化物超電導導体が得ら
れる。この導体は、膜の性能としては、実用化に対して
十分な特性が得られている。
最も高い臨界電流密度が得られる気相法、たとえばレー
ザアブレーション法を用いることにより、酸化物超電導
薄膜を長尺の基板上に作製し、酸化物超電導導体が得ら
れる。この導体は、膜の性能としては、実用化に対して
十分な特性が得られている。
【0007】上述のように、テープ基板上に酸化物超電
導膜が形成された構造を有する酸化物超電導導体は、最
外層に超電導膜が露出し、露出した側の表面は何ら安定
化処理が施されていない。
導膜が形成された構造を有する酸化物超電導導体は、最
外層に超電導膜が露出し、露出した側の表面は何ら安定
化処理が施されていない。
【0008】酸化物超電導膜を導体化し、機器またはデ
バイスとして使用する場合には、長期にわたって安定に
動作することが必要となる。具体的には、たとえば、環
境中に長時間放置した場合の安定性、液体窒素と室温間
のヒートサイクルに対する安定性、および液体窒素温度
から室温に移行する場合の結露に対する安定性等を確立
する必要がある。また、超電導導体の製造工程において
は、超電導膜の形成後の後工程における膜の傷の発生を
防止することも必要である。
バイスとして使用する場合には、長期にわたって安定に
動作することが必要となる。具体的には、たとえば、環
境中に長時間放置した場合の安定性、液体窒素と室温間
のヒートサイクルに対する安定性、および液体窒素温度
から室温に移行する場合の結露に対する安定性等を確立
する必要がある。また、超電導導体の製造工程において
は、超電導膜の形成後の後工程における膜の傷の発生を
防止することも必要である。
【0009】この点で、従来の超電導膜が露出した構造
の導体は、十分な安定性が得られないという問題点を有
していた。特に、発明者らは、長さを問わず保護層を有
しない酸化物超電導膜を大気中(平均20℃,50RH
%)に保管したところ、1ヵ月程度の長期間経過後に
は、臨界電流が10%以上低下することを確認した。さ
らに80℃−85RH%の環境下に保管したところ、測
定したすべてのサンプルでIcがゼロになってしまっ
た。
の導体は、十分な安定性が得られないという問題点を有
していた。特に、発明者らは、長さを問わず保護層を有
しない酸化物超電導膜を大気中(平均20℃,50RH
%)に保管したところ、1ヵ月程度の長期間経過後に
は、臨界電流が10%以上低下することを確認した。さ
らに80℃−85RH%の環境下に保管したところ、測
定したすべてのサンプルでIcがゼロになってしまっ
た。
【0010】一方、リード線との接続部分においては、
従来のPb−Sn半田を使用する接続方法では、酸化物
超電導膜と反応しやすいため接触抵抗の低い接合を作る
ことは困難な場合が多かった。
従来のPb−Sn半田を使用する接続方法では、酸化物
超電導膜と反応しやすいため接触抵抗の低い接合を作る
ことは困難な場合が多かった。
【0011】この発明の目的は、上述の問題点を解決
し、高い臨界電流値を有し、安定した電流輸送を行なう
ことができる、酸化物超電導導体への電流リード線の接
続を可能とすることができる、電極部の作製方法を提供
することにある。
し、高い臨界電流値を有し、安定した電流輸送を行なう
ことができる、酸化物超電導導体への電流リード線の接
続を可能とすることができる、電極部の作製方法を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による酸
化物超電導導体の電極部の作製方法は、長尺状の基材上
に酸化物超電導膜を形成してなる酸化物超電導導体の電
極部の作製方法であって、酸化物超電導膜上に絶縁被膜
を形成するステップと、形成された絶縁被膜のうち、前
記電極作製部分に相当する絶縁被膜を、レーザを照射し
て除去するステップと、絶縁被膜が除去されて露出した
酸化物超電導膜と、電流リード線とを、接合するステッ
プとを備えている。
化物超電導導体の電極部の作製方法は、長尺状の基材上
に酸化物超電導膜を形成してなる酸化物超電導導体の電
極部の作製方法であって、酸化物超電導膜上に絶縁被膜
を形成するステップと、形成された絶縁被膜のうち、前
記電極作製部分に相当する絶縁被膜を、レーザを照射し
て除去するステップと、絶縁被膜が除去されて露出した
酸化物超電導膜と、電流リード線とを、接合するステッ
プとを備えている。
【0013】好ましくは、接合は、インジウムまたはイ
ンジウム−カドミウム合金を用いて半田付けすることに
より行なうとよい。
ンジウム−カドミウム合金を用いて半田付けすることに
より行なうとよい。
【0014】また、好ましくは、半田付けは、超音波半
田付けであるとよい。さらに、好ましくは、接合は、露
出した酸化物超電導膜上にインジウムまたはインジウム
−カドミウム合金を超音波半田付けするステップと、半
田付けされたインジウムまたはインジウム−カドミウム
合金上に、さらに鉛−錫半田を用いて電流リードを半田
付けするステップとを備えるとよい。
田付けであるとよい。さらに、好ましくは、接合は、露
出した酸化物超電導膜上にインジウムまたはインジウム
−カドミウム合金を超音波半田付けするステップと、半
田付けされたインジウムまたはインジウム−カドミウム
合金上に、さらに鉛−錫半田を用いて電流リードを半田
付けするステップとを備えるとよい。
【0015】また、好ましくは、長尺状の基材は可撓性
を有する基材であって、絶縁被膜は、可撓性を有するエ
ポキシ樹脂または可撓性を有するシリコン樹脂を含むと
よい。
を有する基材であって、絶縁被膜は、可撓性を有するエ
ポキシ樹脂または可撓性を有するシリコン樹脂を含むと
よい。
【0016】
【作用】酸化物超電導導体は、水分(湿気)と反応して
分解することが知られている。したがって、発明者ら
は、大気中に存在する湿気、その他二酸化炭素、油分と
の反応を防止するための保護層を超電導膜に設ける必要
があることに着目した。
分解することが知られている。したがって、発明者ら
は、大気中に存在する湿気、その他二酸化炭素、油分と
の反応を防止するための保護層を超電導膜に設ける必要
があることに着目した。
【0017】また、この保護層が導電体物質で形成され
た場合、保護層への分流が起こり得り、特に交流通電し
た場合には電力損失の原因になる。したがって、少なく
とも酸化物超電導導体の最外部には、絶縁物質体で形成
された保護層を設置する必要がある。
た場合、保護層への分流が起こり得り、特に交流通電し
た場合には電力損失の原因になる。したがって、少なく
とも酸化物超電導導体の最外部には、絶縁物質体で形成
された保護層を設置する必要がある。
【0018】さらに、保護層に用いられる材料として
は、以下の4点が要求される。 水蒸気の透過係数が小さいこと。
は、以下の4点が要求される。 水蒸気の透過係数が小さいこと。
【0019】 保護層形成時に、酸化物超電導膜と反
応しないこと。 熱膨張係数が酸化物超電導体の値に近いこと、また
は、ずれる場合は酸化物超電導体の値より大きい方向に
ずれること。これは、酸化物超電導体は引張り歪に対し
ては臨界温度および臨界電流密度が減少するが、圧縮歪
に対しては臨界温度および臨界電流密度が増加すること
が知られているためである。
応しないこと。 熱膨張係数が酸化物超電導体の値に近いこと、また
は、ずれる場合は酸化物超電導体の値より大きい方向に
ずれること。これは、酸化物超電導体は引張り歪に対し
ては臨界温度および臨界電流密度が減少するが、圧縮歪
に対しては臨界温度および臨界電流密度が増加すること
が知られているためである。
【0020】以下の点を考慮し、保護層として形成され
る絶縁被膜に用いられる材料としては、セラミックス材
料またはポリマー材料が好ましい。
る絶縁被膜に用いられる材料としては、セラミックス材
料またはポリマー材料が好ましい。
【0021】セラミックス材料としては、酸化ジルコニ
ウム(安定化のためにY、Mg、Ca等を添加したもの
を含み、Yを添加したYSZの熱膨張係数は1.38×
10 -5/Kである。)、酸化マグネシウム(熱膨張係数
は1.38×10-5/Kである。)、チタン酸バリウム
(熱膨張係数は、c軸配向のとき1.57×10-5/K
であり、多結晶セラミックス状態では1.9×10-5/
Kである。)がある。
ウム(安定化のためにY、Mg、Ca等を添加したもの
を含み、Yを添加したYSZの熱膨張係数は1.38×
10 -5/Kである。)、酸化マグネシウム(熱膨張係数
は1.38×10-5/Kである。)、チタン酸バリウム
(熱膨張係数は、c軸配向のとき1.57×10-5/K
であり、多結晶セラミックス状態では1.9×10-5/
Kである。)がある。
【0022】ポリマー材料としては、ポリイミド(熱膨
張係数は1〜4×10-5/Kである。)、エポキシ樹脂
(熱膨張係数は1〜4×10-5/Kである。)、ポリシ
ラザン(熱膨張係数は〜3×10-5/Kである。)、シ
リコン樹脂(熱膨張係数は2〜3×10-4/Kであ
る。)を用いることができる。ポリマー材料は無機材料
を混合分散させることにより、熱膨張係数をある程度変
更させることができるという利点がある。
張係数は1〜4×10-5/Kである。)、エポキシ樹脂
(熱膨張係数は1〜4×10-5/Kである。)、ポリシ
ラザン(熱膨張係数は〜3×10-5/Kである。)、シ
リコン樹脂(熱膨張係数は2〜3×10-4/Kであ
る。)を用いることができる。ポリマー材料は無機材料
を混合分散させることにより、熱膨張係数をある程度変
更させることができるという利点がある。
【0023】特に、可撓性を有するエポキシ樹脂(たと
えば、架橋ゴムの微粒子をエポキシ樹脂に分散させて硬
化させたもの)や可撓性を有するシリコン樹脂は、長尺
の基材にコーティングする場合、応力を緩和させる働き
があるので、本発明において有効に作用する。また、シ
リコン樹脂は、熱膨張係数が大きいという短所があるも
のの、シリコンゴムの物性としてガラス転移点が−11
0〜130℃と低いため(NBRゴムは−29〜−57
℃程度)、液体窒素温度(77.3K)から室温(〜2
95K)の範囲において弾性を有する温度領域が広く、
応力を緩和する能力に優れている。
えば、架橋ゴムの微粒子をエポキシ樹脂に分散させて硬
化させたもの)や可撓性を有するシリコン樹脂は、長尺
の基材にコーティングする場合、応力を緩和させる働き
があるので、本発明において有効に作用する。また、シ
リコン樹脂は、熱膨張係数が大きいという短所があるも
のの、シリコンゴムの物性としてガラス転移点が−11
0〜130℃と低いため(NBRゴムは−29〜−57
℃程度)、液体窒素温度(77.3K)から室温(〜2
95K)の範囲において弾性を有する温度領域が広く、
応力を緩和する能力に優れている。
【0024】なお、この絶縁被膜は、導体の片面だけで
なく全面に形成することが望ましい。
なく全面に形成することが望ましい。
【0025】一方、保護層を形成する際、予め電極部分
をマスキングする方法があるが、保護膜を形成する手段
によっては必ずしも有利ではない。たとえば、溶液状の
ポリマーを硬化させる場合、マスク用治具を設置しても
密着性が悪いため、必要な部分のみをマスキングするの
は困難である。そこで、電流リード線と酸化物超電導膜
とを接続するために、絶縁物で被覆された保護層を取除
く必要がある。この発明によれば、酸化物超電導膜を損
うことなく保護層を取除くための方法として、エキシマ
レーザを照射して保護層を必要な部分のみ蒸発させ電極
部を得る。このように保護層を必要な部分だけレーザで
取除くため、超電導膜が露出することがなく、耐環境性
が向上する。
をマスキングする方法があるが、保護膜を形成する手段
によっては必ずしも有利ではない。たとえば、溶液状の
ポリマーを硬化させる場合、マスク用治具を設置しても
密着性が悪いため、必要な部分のみをマスキングするの
は困難である。そこで、電流リード線と酸化物超電導膜
とを接続するために、絶縁物で被覆された保護層を取除
く必要がある。この発明によれば、酸化物超電導膜を損
うことなく保護層を取除くための方法として、エキシマ
レーザを照射して保護層を必要な部分のみ蒸発させ電極
部を得る。このように保護層を必要な部分だけレーザで
取除くため、超電導膜が露出することがなく、耐環境性
が向上する。
【0026】また、この発明によれば、電流リード線と
接続するために、インジウム(線膨張係数3.3×10
-5/K、融点156.4℃)またはインジウム−カドミ
ウム合金を用いて半田付けをする。インジウムは室温は
もとより低温でも軟らかいという特徴があるため、半田
として使うと有利である。
接続するために、インジウム(線膨張係数3.3×10
-5/K、融点156.4℃)またはインジウム−カドミ
ウム合金を用いて半田付けをする。インジウムは室温は
もとより低温でも軟らかいという特徴があるため、半田
として使うと有利である。
【0027】ただし、酸化物超電導膜に直接半田付けす
ると、半田と酸化物超電導膜が反応するおそれがあるこ
と、および接触抵抗が大きくなるおそれがあることによ
り、酸化物超電導膜上には銀または金をコーティングす
るのが望ましい。コーティングする段階は、酸化物超電
導膜を形成した直後、あるいは保護層を除去した後でも
特性に影響を与えることはない。
ると、半田と酸化物超電導膜が反応するおそれがあるこ
と、および接触抵抗が大きくなるおそれがあることによ
り、酸化物超電導膜上には銀または金をコーティングす
るのが望ましい。コーティングする段階は、酸化物超電
導膜を形成した直後、あるいは保護層を除去した後でも
特性に影響を与えることはない。
【0028】また、保護層としてセラミックス材料、ポ
リイミド、ポリシラザン、エポキシ樹脂を湿式法で形成
する場合、各成分を溶かしている溶媒と反応する場合が
あるため、保護層と酸化物超電導膜との間に、金または
銀で1μ以上コーティングしておくことが望ましい。
リイミド、ポリシラザン、エポキシ樹脂を湿式法で形成
する場合、各成分を溶かしている溶媒と反応する場合が
あるため、保護層と酸化物超電導膜との間に、金または
銀で1μ以上コーティングしておくことが望ましい。
【0029】この発明によれば、このように超電導膜と
リード線とをインジウムまたはインジウム−カドミウム
合金で半田付けするため、接触抵抗がほとんどなく、超
電導膜を並列に並べて使用することができる。
リード線とをインジウムまたはインジウム−カドミウム
合金で半田付けするため、接触抵抗がほとんどなく、超
電導膜を並列に並べて使用することができる。
【0030】
(実施例1)基板としてニッケル系の耐熱合金ハステロ
イC−276(熱膨張係数1.53×10-5/K、基板
としての大きさ:幅10mm、長さ500mm)を用い
た。基板の上に基板との反応を抑制するための中間層、
酸化ジルコニウム層(Yを添加したものであるYSZ)
をハステロイテープ上に形成できるように搬送機構を備
えたマグネトロンスパッタ装置を用いて形成した。な
お、作製条件は表1に示す。
イC−276(熱膨張係数1.53×10-5/K、基板
としての大きさ:幅10mm、長さ500mm)を用い
た。基板の上に基板との反応を抑制するための中間層、
酸化ジルコニウム層(Yを添加したものであるYSZ)
をハステロイテープ上に形成できるように搬送機構を備
えたマグネトロンスパッタ装置を用いて形成した。な
お、作製条件は表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】YSZ中間層は、まず基板の酸化を防ぐた
め、低温、高真空中で作製し、2層目に基板を加熱(7
00℃ それ以外は表1と同じ条件)させた状態で結晶
配向させた。
め、低温、高真空中で作製し、2層目に基板を加熱(7
00℃ それ以外は表1と同じ条件)させた状態で結晶
配向させた。
【0033】基板を搬送できる機構を備えたエキシマレ
ーザを用いて、2層の中間層を設置した基板上にYBa
CuO系超電導膜の形成を行なった。なお、作製条件を
表2に示す。
ーザを用いて、2層の中間層を設置した基板上にYBa
CuO系超電導膜の形成を行なった。なお、作製条件を
表2に示す。
【0034】
【表2】
【0035】得られたサンプルをX線回折装置で反応防
止層の結晶性を調査したところ、基板に起因するピー
ク、中間層に起因するピークの他に、YBaCuO超電
導膜が基板に対して垂直に配向していることが確認でき
た。
止層の結晶性を調査したところ、基板に起因するピー
ク、中間層に起因するピークの他に、YBaCuO超電
導膜が基板に対して垂直に配向していることが確認でき
た。
【0036】また、4端子法を用いて液体窒素中におけ
るサンプルの臨界電流を測定した結果を、表3に示す。
るサンプルの臨界電流を測定した結果を、表3に示す。
【0037】
【表3】
【0038】なお、銀を上記サンプル全面にスパッタに
て1μmコーティングした。なお、今後電流、電圧端子
は断わらない限り上記のように銀を1μmコーティング
して測定を行なっている。臨界電流の定義は10-13 Ω
/mの抵抗が発生した値とした。
て1μmコーティングした。なお、今後電流、電圧端子
は断わらない限り上記のように銀を1μmコーティング
して測定を行なっている。臨界電流の定義は10-13 Ω
/mの抵抗が発生した値とした。
【0039】測定後のサンプルの電極(電流端子、電圧
端子)を約50mm(片端25mmずつ)切断し、約4
50mmの長さのサンプルとした。
端子)を約50mm(片端25mmずつ)切断し、約4
50mmの長さのサンプルとした。
【0040】上記で作製した酸化物超電導膜サンプル
に、ポリイミド(硬化300℃×1時間 サンプル1、
2を使用)、ポリシラザン(硬化250℃×30分 サ
ンプル3、4を使用)、エポキシ樹脂(硬化150℃×
1時間 サンプル5、6を使用)をそれぞれ表裏に8μ
mコーティングし保護膜を形成した。
に、ポリイミド(硬化300℃×1時間 サンプル1、
2を使用)、ポリシラザン(硬化250℃×30分 サ
ンプル3、4を使用)、エポキシ樹脂(硬化150℃×
1時間 サンプル5、6を使用)をそれぞれ表裏に8μ
mコーティングし保護膜を形成した。
【0041】上記で作製した保護膜から電極を形成する
ためにエキシマレーザで、電極形成部分を照射した。1
ショットにつき1cm2 当り0.5mJのレーザを照射
したところ、約50ショットで保護膜を取除くことがで
きた。
ためにエキシマレーザで、電極形成部分を照射した。1
ショットにつき1cm2 当り0.5mJのレーザを照射
したところ、約50ショットで保護膜を取除くことがで
きた。
【0042】最後にリード線をインジウムで電極付けを
行なった。得られたサンプルの特性を測定したところ、
保護膜をコーティングする前の臨界電流値と同じ値を得
た(表3と同じ)。電極を取除いて約50mm分の長さ
が減少しているが、均一性があると考えられるため、コ
ーティングによる臨界電流(Ic)の低下はないと考え
られる。
行なった。得られたサンプルの特性を測定したところ、
保護膜をコーティングする前の臨界電流値と同じ値を得
た(表3と同じ)。電極を取除いて約50mm分の長さ
が減少しているが、均一性があると考えられるため、コ
ーティングによる臨界電流(Ic)の低下はないと考え
られる。
【0043】保護膜を形成したサンプルの耐環境性を調
査するために、80℃−85RH%に保った恒温恒湿槽
中にサンプルを100時間保管した後、臨界電流を測定
した結果を表4に示す。
査するために、80℃−85RH%に保った恒温恒湿槽
中にサンプルを100時間保管した後、臨界電流を測定
した結果を表4に示す。
【0044】また、液体窒素と室温間にサンプルを移動
させるヒートサイクル試験を50サイクル繰返した後、
Ic測定を行なったところ、表4と変わりなくIcの低
下は認められなかった。
させるヒートサイクル試験を50サイクル繰返した後、
Ic測定を行なったところ、表4と変わりなくIcの低
下は認められなかった。
【0045】
【表4】
【0046】図1は、本発明に従う実施例1で得られた
酸化物超電導導体の電極部の構成を示す断面図である。
酸化物超電導導体の電極部の構成を示す断面図である。
【0047】図1を参照して、基板1上に形成されたY
BaCuO系超電導膜2上に、保護膜3が形成されてい
る。この保護膜3は、電極形成部において除去され、超
電導膜2が露出している。この露出部には、銀または金
4がコーティングされた後、リード線5が、インジウム
6によって半田付けされている。
BaCuO系超電導膜2上に、保護膜3が形成されてい
る。この保護膜3は、電極形成部において除去され、超
電導膜2が露出している。この露出部には、銀または金
4がコーティングされた後、リード線5が、インジウム
6によって半田付けされている。
【0048】なおJISDO202に準じて鉛筆硬度試
験を行なったところ、すべてのサンプルで8H以上であ
った。
験を行なったところ、すべてのサンプルで8H以上であ
った。
【0049】(比較例1)実施例1の工程で得られた保
護膜をコーティングしていない状態のサンプル(サンプ
ル7、サンプル8)と、その上に銀をコーティング(厚
み3μm サンプル9、サンプル10)したサンプルを
2種類用意し、インジウムを用いて電極付けを行なっ
た。液体窒素中でサンプルの臨界電流を測定した結果を
表5に示す。
護膜をコーティングしていない状態のサンプル(サンプ
ル7、サンプル8)と、その上に銀をコーティング(厚
み3μm サンプル9、サンプル10)したサンプルを
2種類用意し、インジウムを用いて電極付けを行なっ
た。液体窒素中でサンプルの臨界電流を測定した結果を
表5に示す。
【0050】
【表5】
【0051】サンプルの耐環境性を調査するために、8
0℃−85RH%に保った恒温恒湿槽中にサンプルを1
00時間保管した後、臨界電流を測定した。その結果を
併せて表5に示す。
0℃−85RH%に保った恒温恒湿槽中にサンプルを1
00時間保管した後、臨界電流を測定した。その結果を
併せて表5に示す。
【0052】(比較例2)実施例1の工程で得られた保
護膜をコーティングしていない状態のサンプルを、イン
ジウムで電極付けを行ない、臨界電流値(Ic)の測定
を行なった。その結果を表6に示す。
護膜をコーティングしていない状態のサンプルを、イン
ジウムで電極付けを行ない、臨界電流値(Ic)の測定
を行なった。その結果を表6に示す。
【0053】
【表6】
【0054】測定後電極以外の表面をポリマーでコーテ
ィングし、加熱によりポリマーを硬化させたところ、イ
ンジウムで覆われた酸化物超電導膜部分の変色が見られ
た。臨界電流値(Ic)測定を実施したところ、サンプ
ルはすべてゼロに低下していた。
ィングし、加熱によりポリマーを硬化させたところ、イ
ンジウムで覆われた酸化物超電導膜部分の変色が見られ
た。臨界電流値(Ic)測定を実施したところ、サンプ
ルはすべてゼロに低下していた。
【0055】(実施例2)実施例1の工程で得られたエ
ポキシ保護膜と同じ工程でサンプルを作製し(長さ50
0mm)、保護膜を設置する前の状態で、臨界電流を4
端子法で液体窒素中で測定した。測定後、4端子法で測
定した電極を切取った(約50mm分)。
ポキシ保護膜と同じ工程でサンプルを作製し(長さ50
0mm)、保護膜を設置する前の状態で、臨界電流を4
端子法で液体窒素中で測定した。測定後、4端子法で測
定した電極を切取った(約50mm分)。
【0056】その後、エポキシ保護膜を実施例1と同じ
工程で形成し、電極部分となる領域を実施例1と同じ工
程でエキシマレーザで除去した。
工程で形成し、電極部分となる領域を実施例1と同じ工
程でエキシマレーザで除去した。
【0057】電極部は超音波半田ごてで、インジウムま
たはインジウム−カドミウム合金(Cd25mass
%)を用いてリード線と接合を行なった。
たはインジウム−カドミウム合金(Cd25mass
%)を用いてリード線と接合を行なった。
【0058】液体窒素中で臨界電流値を測定したとこ
ろ、保護膜を形成する前と全く同じ値を得た。電極を取
除いて約50mm分の長さが減少しているが、均一性が
あると考えられるため、コーティングによる臨界電流値
(Ic)の低下はないと考えれらる。
ろ、保護膜を形成する前と全く同じ値を得た。電極を取
除いて約50mm分の長さが減少しているが、均一性が
あると考えられるため、コーティングによる臨界電流値
(Ic)の低下はないと考えれらる。
【0059】保護層を形成したサンプルの耐環境性を調
査するために、80℃−85RH%に保った恒温恒湿槽
中にサンプルを100時間保管した後、臨界電流を測定
した。その結果を表7に示す。
査するために、80℃−85RH%に保った恒温恒湿槽
中にサンプルを100時間保管した後、臨界電流を測定
した。その結果を表7に示す。
【0060】
【表7】
【0061】さらに、サンプル17、18を、また1
9、20を並列にして臨界電流を、個々のサンプルで発
生電圧を測定する方法で調査したところ、この臨界電流
値の和4.93Aと4.92Aが流れた。
9、20を並列にして臨界電流を、個々のサンプルで発
生電圧を測定する方法で調査したところ、この臨界電流
値の和4.93Aと4.92Aが流れた。
【0062】(比較例3)実施例1で評価したサンプル
1と2、3と4、5と6を並列に接続し、個々のサンプ
ルで発生電圧を測定する方法で調査した。その結果を表
8に示す。
1と2、3と4、5と6を並列に接続し、個々のサンプ
ルで発生電圧を測定する方法で調査した。その結果を表
8に示す。
【0063】
【表8】
【0064】表8より、個々の臨界電流値より減少する
場合があった。保護膜の種類に関係しているか否かを調
査するために、3種類の保護膜について同じ条件で作製
したサンプルをそれぞれ10個用意し、各サンプルの臨
界電流を測定した。
場合があった。保護膜の種類に関係しているか否かを調
査するために、3種類の保護膜について同じ条件で作製
したサンプルをそれぞれ10個用意し、各サンプルの臨
界電流を測定した。
【0065】その後、2本ずつ並列接続した状態で臨界
電流を測定した。その結果を表9に示す。
電流を測定した。その結果を表9に示す。
【0066】
【表9】
【0067】表9より明らかなように、保護膜の種類に
関係なく、並列時にすると個々の臨界電流値の合計に必
ずしも一致しないことが判明した。
関係なく、並列時にすると個々の臨界電流値の合計に必
ずしも一致しないことが判明した。
【0068】(実施例3)実施例1と同じ工程でYBC
O系酸化物超電導膜サンプルを作製し(長さ500m
m)、Agをコーティングする工程を除外し保護膜を設
置する前の状態で、臨界電流を4端子法で液体窒素中で
測定した。測定後、4端子法で測定した電極を切取った
(約50mm分)。
O系酸化物超電導膜サンプルを作製し(長さ500m
m)、Agをコーティングする工程を除外し保護膜を設
置する前の状態で、臨界電流を4端子法で液体窒素中で
測定した。測定後、4端子法で測定した電極を切取った
(約50mm分)。
【0069】その後、室温で1日放置して硬化するエポ
キシ保護層をサンプル全面に形成し、電極部分となる領
域を実施例1と同じ工程でエキシマレーザで除去させ
た。
キシ保護層をサンプル全面に形成し、電極部分となる領
域を実施例1と同じ工程でエキシマレーザで除去させ
た。
【0070】上記で作製した酸化物超電導膜サンプル
に、銀、金をスパッタ法によって1μm形成した。
に、銀、金をスパッタ法によって1μm形成した。
【0071】インジウムまたはインジウム−カドミウム
合金を超音波半田ごてで、絶縁被膜が除去された部分と
それに連続した絶縁被膜上を半田付けし、絶縁被膜上で
半田付けした部分において電流リード線を鉛−錫半田で
半田付けをした。
合金を超音波半田ごてで、絶縁被膜が除去された部分と
それに連続した絶縁被膜上を半田付けし、絶縁被膜上で
半田付けした部分において電流リード線を鉛−錫半田で
半田付けをした。
【0072】液体窒素中で臨界電流値を測定したとこ
ろ、保護膜を形成する前と全く同じ値を得た。電極を取
除いて約50mm分の長さが減少しているが、均一性が
あると考えられるため、コーティングによる臨界電流値
(Ic)の抵抗はないと考えられる。
ろ、保護膜を形成する前と全く同じ値を得た。電極を取
除いて約50mm分の長さが減少しているが、均一性が
あると考えられるため、コーティングによる臨界電流値
(Ic)の抵抗はないと考えられる。
【0073】保護層を形成したサンプルの耐環境性を調
査するために、80℃−85RH%に保った恒温恒湿槽
中にサンプルを100時間保管した後、臨界電流を測定
した。その結果を表10に示す。
査するために、80℃−85RH%に保った恒温恒湿槽
中にサンプルを100時間保管した後、臨界電流を測定
した。その結果を表10に示す。
【0074】
【表10】
【0075】さらに、サンプル21、22をまた23、
24を並列にして臨界電流を、個々のサンプルで発生電
圧を測定する方法で調査したところ、個々の臨界電流値
の和5.04Aと5.13Aが流れた。
24を並列にして臨界電流を、個々のサンプルで発生電
圧を測定する方法で調査したところ、個々の臨界電流値
の和5.04Aと5.13Aが流れた。
【0076】(比較例4)実施例3において、常温で硬
化するエポキシをコーティングする前に、電極部にAg
をコーティングしてIn半田を超音波半田で半田づけし
た。その後、電極部を含めてサンプルを全面エポキシ樹
脂でコーティングした。
化するエポキシをコーティングする前に、電極部にAg
をコーティングしてIn半田を超音波半田で半田づけし
た。その後、電極部を含めてサンプルを全面エポキシ樹
脂でコーティングした。
【0077】エポキシ樹脂硬化後、液体窒素中でIcを
測定したところ、2.50Aであった。また、室温と液
体窒素中でヒートサイクルを10回行なったところ、電
極部にてひび割れが発生していた。再びIcを測定した
ところ、0.8Aと低下していた。
測定したところ、2.50Aであった。また、室温と液
体窒素中でヒートサイクルを10回行なったところ、電
極部にてひび割れが発生していた。再びIcを測定した
ところ、0.8Aと低下していた。
【0078】(実施例4)実施例1と同じ条件でYSZ
中間層、YBCO膜をハステロイテープ(長さ500m
m)上に形成した。
中間層、YBCO膜をハステロイテープ(長さ500m
m)上に形成した。
【0079】得られたサンプルをX線回折装置で反応防
止層の結晶性を調査したところ、基板に起因するピー
ク、中間層に起因するピークの他に、YBaCuO超電
導膜が基板に対して垂直に配向していることが確認でき
た。
止層の結晶性を調査したところ、基板に起因するピー
ク、中間層に起因するピークの他に、YBaCuO超電
導膜が基板に対して垂直に配向していることが確認でき
た。
【0080】保護膜を設置する前の状態で、サンプル全
面にそれぞれ銀、金をコーティングし臨界電流を4端子
法で液体窒素中で測定し表11のようになった。測定
後、4端子法で測定した電極を切取った(電流、電圧端
子部分で片端約25mm、両端分で約50mm)。
面にそれぞれ銀、金をコーティングし臨界電流を4端子
法で液体窒素中で測定し表11のようになった。測定
後、4端子法で測定した電極を切取った(電流、電圧端
子部分で片端約25mm、両端分で約50mm)。
【0081】
【表11】
【0082】その後、保護膜を実施例1と同じ工程で形
成し、電極部分となる領域を実施例1と同じ工程でエキ
シマレーザで除去させた。ただし、保護層の下にある
銀、金層はこの工程で取除かないようにした。
成し、電極部分となる領域を実施例1と同じ工程でエキ
シマレーザで除去させた。ただし、保護層の下にある
銀、金層はこの工程で取除かないようにした。
【0083】保護層をりとのぞいた後、インジウムまた
はインジウム−カドミウム合金を超音波半田ごてで、絶
縁被膜が除去された部分とそれに連続した絶縁被膜上を
半田付けし、絶縁被膜上で半田付けした部分において電
流リード線を鉛−錫半田で半田付けをした。臨界電流値
(Ic)を測定したところ、表11と同じ値を得た。
はインジウム−カドミウム合金を超音波半田ごてで、絶
縁被膜が除去された部分とそれに連続した絶縁被膜上を
半田付けし、絶縁被膜上で半田付けした部分において電
流リード線を鉛−錫半田で半田付けをした。臨界電流値
(Ic)を測定したところ、表11と同じ値を得た。
【0084】保護層を形成したサンプルの対環境性を調
査するために、80℃−85RH%に保った恒温恒湿槽
中にサンプルを100時間保管した後、臨界電流を測定
した結果を表12に示す。
査するために、80℃−85RH%に保った恒温恒湿槽
中にサンプルを100時間保管した後、臨界電流を測定
した結果を表12に示す。
【0085】
【表12】
【0086】さらに、サンプル25、26とサンプル2
7、28と、サンプル29、30をそれぞれ並列にして
臨界電流を、個々のサンプルで発生電圧を測定する方法
で調査したところ、個々の電流値の和4.70Aと4.
57A、4.65Aが流れた。
7、28と、サンプル29、30をそれぞれ並列にして
臨界電流を、個々のサンプルで発生電圧を測定する方法
で調査したところ、個々の電流値の和4.70Aと4.
57A、4.65Aが流れた。
【0087】なお、実施例4で作製したサンプルにおい
て、電流リード線(線幅1mm)とサンプルの密着度を
測定したところ、3kgfで電流リード線がサンプルか
ら離れた。
て、電流リード線(線幅1mm)とサンプルの密着度を
測定したところ、3kgfで電流リード線がサンプルか
ら離れた。
【0088】一方、In半田、In−Cd半田で電流リ
ード線(線幅1mm)と半田付けしたサンプルでは0.
3kgfと10分の1程度であった。
ード線(線幅1mm)と半田付けしたサンプルでは0.
3kgfと10分の1程度であった。
【0089】図2は、本発明に従う実施例4で得られた
酸化物超電導導体の電極部の構成を示す断面図である。
酸化物超電導導体の電極部の構成を示す断面図である。
【0090】図2を参照して、基板1上に形成されたY
BaCuO系超電導膜2上に、保護膜3が形成されてい
る。なお、電極形成部においては、超電導膜2と保護膜
3との間に、予め銀または金層14が形成されている。
保護膜3は、電極形成部において除去され、銀または金
層14が露出している。この露出部には、インジウム−
カドミウム合金6が半田付けされ、さらにこの上には、
リード線5が、鉛−錫半田7で半田付けされている。
BaCuO系超電導膜2上に、保護膜3が形成されてい
る。なお、電極形成部においては、超電導膜2と保護膜
3との間に、予め銀または金層14が形成されている。
保護膜3は、電極形成部において除去され、銀または金
層14が露出している。この露出部には、インジウム−
カドミウム合金6が半田付けされ、さらにこの上には、
リード線5が、鉛−錫半田7で半田付けされている。
【0091】(実施例5)実施例1と同じ条件でYSZ
中間層、YBCO膜をハステロイテープ(長さ1100
mm)上に形成した。
中間層、YBCO膜をハステロイテープ(長さ1100
mm)上に形成した。
【0092】得られたサンプルをX線回折装置で反応防
止層の結晶性を調査したところ、基板に起因するピー
ク、中間層に起因するピークの他に、YBaCuO超電
導膜が基板に対して垂直に配向していることが確認でき
た。
止層の結晶性を調査したところ、基板に起因するピー
ク、中間層に起因するピークの他に、YBaCuO超電
導膜が基板に対して垂直に配向していることが確認でき
た。
【0093】保護膜を設置する前の状態で、サンプル全
面にそれぞれ銀、金をコーティングし臨界電流を4端子
法で液体窒素中で測定し表13のようになった。測定
後、4端子法で測定した電極を切取った(電流、電圧端
子部分で片端約25mm、両端分で約50mm)。
面にそれぞれ銀、金をコーティングし臨界電流を4端子
法で液体窒素中で測定し表13のようになった。測定
後、4端子法で測定した電極を切取った(電流、電圧端
子部分で片端約25mm、両端分で約50mm)。
【0094】
【表13】
【0095】その後、可撓性を有するエポキシ樹脂と可
撓性を有するシリコン樹脂である保護膜を実施例3と同
じ工程で形成し、電極部分となる領域を実施例3と同じ
工程でエキシマレーザで除去させた。ただし、保護層の
下にある銀、金層はこの工程で取除かないようにした。
撓性を有するシリコン樹脂である保護膜を実施例3と同
じ工程で形成し、電極部分となる領域を実施例3と同じ
工程でエキシマレーザで除去させた。ただし、保護層の
下にある銀、金層はこの工程で取除かないようにした。
【0096】保護層を取除いた後、インジウムまたはイ
ンジウム−カドミウム合金を超音波半田ごてで、絶縁被
膜が除去された部分とそれに連続した絶縁被膜上を半田
付けし、絶縁被膜上で半田付けした部分において電流リ
ード線を鉛−錫半田で半田付けをした。臨界電流値(I
c)を測定したところ、表13と同じ値を得た。
ンジウム−カドミウム合金を超音波半田ごてで、絶縁被
膜が除去された部分とそれに連続した絶縁被膜上を半田
付けし、絶縁被膜上で半田付けした部分において電流リ
ード線を鉛−錫半田で半田付けをした。臨界電流値(I
c)を測定したところ、表13と同じ値を得た。
【0097】保護層を形成したサンプルの対環境性を調
査するために、80℃−85RH%に保った恒温恒湿槽
中にサンプルを100時間保管した後、臨界電流を測定
した。その結果を表14に示す。
査するために、80℃−85RH%に保った恒温恒湿槽
中にサンプルを100時間保管した後、臨界電流を測定
した。その結果を表14に示す。
【0098】
【表14】
【0099】サンプル31、32、33、34を液体窒
素中に5分間浸漬し、その後大気中に30分間放置する
ヒートサイクルを50回繰返した。このヒートサイクル
試験後の各サンプルのIcを測定したところ、表14と
同じ結果を得た。
素中に5分間浸漬し、その後大気中に30分間放置する
ヒートサイクルを50回繰返した。このヒートサイクル
試験後の各サンプルのIcを測定したところ、表14と
同じ結果を得た。
【0100】さらに、サンプル31、32とサンプル3
3、34をそれぞれ並列にして臨界電流を、個々のサン
プルで発生電圧を測定する方法で調査したところ、個々
の電流値の和4.97Aと5.31Aが流れた。
3、34をそれぞれ並列にして臨界電流を、個々のサン
プルで発生電圧を測定する方法で調査したところ、個々
の電流値の和4.97Aと5.31Aが流れた。
【0101】(比較例5)実施例5と同様にYSZ中間
層、YBCO膜をハステロイテープ上に形成した後、さ
らに保護層を形成して、サンプル35、36を作製し
た。
層、YBCO膜をハステロイテープ上に形成した後、さ
らに保護層を形成して、サンプル35、36を作製し
た。
【0102】ただし、保護層として、実施例5において
用いた可撓性を有するエポキシ樹脂と可撓性を有するシ
リコン樹脂との代わりに、実施例3と同じエポキシ樹脂
を用いた。
用いた可撓性を有するエポキシ樹脂と可撓性を有するシ
リコン樹脂との代わりに、実施例3と同じエポキシ樹脂
を用いた。
【0103】その結果、エポキシ樹脂をコーティングす
る前のサンプル35、36のIcはそれぞれ2.55
A、2.65Aであり、エポキシ樹脂をコーティングし
た後のサンプル35、36のIcは、同じくそれぞれ
2.55A、2.65Aであった。
る前のサンプル35、36のIcはそれぞれ2.55
A、2.65Aであり、エポキシ樹脂をコーティングし
た後のサンプル35、36のIcは、同じくそれぞれ
2.55A、2.65Aであった。
【0104】このサンプル35、36を液体窒中に5分
間浸漬し、その後大気中に30分間放置するヒートサイ
クルを50回繰返した。このヒートサイクル試験後、サ
ンプル35、36のIcを測定したところ、それぞれ
2.42A、2.51Aとなった。
間浸漬し、その後大気中に30分間放置するヒートサイ
クルを50回繰返した。このヒートサイクル試験後、サ
ンプル35、36のIcを測定したところ、それぞれ
2.42A、2.51Aとなった。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、酸化物超電導導体の最外部には絶縁材で形成された
保護層があるため、大気中に放置しても酸化物超電導膜
は劣化することがない。さらに、この発明は、保護層と
して可撓性を有するエポキシ樹脂または可撓性を有する
シリコン樹脂を用いることにより、可撓性を有する基材
を有する酸化物超電導導体に対しても、適用可能とな
る。
ば、酸化物超電導導体の最外部には絶縁材で形成された
保護層があるため、大気中に放置しても酸化物超電導膜
は劣化することがない。さらに、この発明は、保護層と
して可撓性を有するエポキシ樹脂または可撓性を有する
シリコン樹脂を用いることにより、可撓性を有する基材
を有する酸化物超電導導体に対しても、適用可能とな
る。
【0106】また、この発明によれば、電極を形成する
部分のみ保護層が取除かれている。そのため、電極部を
形成するために伴う劣化も防止されている。
部分のみ保護層が取除かれている。そのため、電極部を
形成するために伴う劣化も防止されている。
【0107】さらに、この発明によれば、インジウムま
たはインジウム−カドミウム合金を用いて電極付けを行
なっている。そのため、電極部分からの劣化も防止され
る。
たはインジウム−カドミウム合金を用いて電極付けを行
なっている。そのため、電極部分からの劣化も防止され
る。
【0108】したがって、この発明によれば、高い臨界
電流値を有し、安定した電流輸送を行なうことができ
る、酸化物超電導導体への電流リード線の接続が可能と
なる。
電流値を有し、安定した電流輸送を行なうことができ
る、酸化物超電導導体への電流リード線の接続が可能と
なる。
【図1】本発明に従う酸化物超電導導体の電極部の一例
の構成を示す断面図である。
の構成を示す断面図である。
【図2】本発明に従う酸化物超電導導体の電極部の他の
例の構成を示す断面図である。
例の構成を示す断面図である。
1 基板 2 YBaCuO系超電導膜 3 保護膜 4 金または銀層 5 リード線 6 インジウムまたはインジウム−カドミウム合金 7 鉛−錫半田 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 39/22 ZAA Z (72)発明者 葭田 典之 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 藤野 剛三 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 原 築志 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4番1号 東京電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 石井 英雄 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4番1号 東京電力株式会社電力技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 長尺状の基材上に酸化物超電導膜を形成
してなる酸化物超電導導体の電極部の作製方法であっ
て、 前記酸化物超電導膜上に絶縁被膜を形成するステップ
と、 前記形成された絶縁被膜のうち、前記電極作製部分に相
当する絶縁被膜を、レーザを照射して除去するステップ
と、 前記絶縁被膜が除去されて露出した酸化物超電導膜と、
電流リード線とを、接合するステップとを備える、酸化
物超電導導体の電極部の作製方法。 - 【請求項2】 前記接合は、インジウムまたはインジウ
ム−カドミウム合金を用いて半田付けすることにより行
なう、請求項1記載の酸化物超電導導体の電極部の作製
方法。 - 【請求項3】 前記半田付けは、超音波半田付けであ
る、請求項2記載の酸化物超電導導体の電極部の作製方
法。 - 【請求項4】 前記接合は、 前記露出した酸化物超電導膜上にインジウムまたはイン
ジウム−カドミウム合金を超音波半田付けするステップ
と、 前記半田付けされたインジウムまたはインジウム−カド
ミウム合金上に、さらに鉛−錫半田を用いて前記電流リ
ードを半田付けするステップとを備える、請求項1記載
の酸化物超電導導体の電極部の作製方法。 - 【請求項5】 前記長尺状の基材は可撓性を有する基材
であって、 前記絶縁被膜は、可撓性を有するエポキシ樹脂または可
撓性を有するシリコン樹脂を含む、請求項1記載の酸化
物超電導導体の電極部の作製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297085A JPH0850937A (ja) | 1994-05-30 | 1994-11-30 | 酸化物超電導導体の電極部の作製方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-116149 | 1994-05-30 | ||
| JP11614994 | 1994-05-30 | ||
| JP6297085A JPH0850937A (ja) | 1994-05-30 | 1994-11-30 | 酸化物超電導導体の電極部の作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0850937A true JPH0850937A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=26454521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6297085A Pending JPH0850937A (ja) | 1994-05-30 | 1994-11-30 | 酸化物超電導導体の電極部の作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0850937A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007227946A (ja) * | 2007-03-26 | 2007-09-06 | Fujitsu Ltd | 高温超伝導デバイスの製造方法 |
| JP2015065116A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-09 | 株式会社フジクラ | 酸化物超電導線材、酸化物超電導線材の接続構造体、酸化物超電導線材と電極端子の接続構造体、及びこれを備えた超電導機器、並びにこれらの製造方法 |
| JP2023122262A (ja) * | 2022-02-22 | 2023-09-01 | 株式会社フジクラ | 酸化物超電導積層体およびその製造方法 |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6297085A patent/JPH0850937A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007227946A (ja) * | 2007-03-26 | 2007-09-06 | Fujitsu Ltd | 高温超伝導デバイスの製造方法 |
| JP2015065116A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-09 | 株式会社フジクラ | 酸化物超電導線材、酸化物超電導線材の接続構造体、酸化物超電導線材と電極端子の接続構造体、及びこれを備えた超電導機器、並びにこれらの製造方法 |
| JP2023122262A (ja) * | 2022-02-22 | 2023-09-01 | 株式会社フジクラ | 酸化物超電導積層体およびその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020820 |