JPH0850950A - コネクタの端子係止構造及びその解除方法 - Google Patents
コネクタの端子係止構造及びその解除方法Info
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- JPH0850950A JPH0850950A JP18361794A JP18361794A JPH0850950A JP H0850950 A JPH0850950 A JP H0850950A JP 18361794 A JP18361794 A JP 18361794A JP 18361794 A JP18361794 A JP 18361794A JP H0850950 A JPH0850950 A JP H0850950A
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コネクタハウジング内に嵌挿された端子金具
の係止解除の際、ケースランスの可撓腕や抜け止め用係
止突起の変形・破損といった不都合を生ぜしめることな
く、簡単に抜け止め状態を解除して、端子金具の抜き出
しを容易に実現することができるコネクタの端子係止構
造及びその解除方法を提供する。 【構成】 ケースランス3は、端子収容室4を画成して
いる室壁部5から端子金具23の挿入方向前方に延出し
た可撓腕6と、該可撓腕6の先端に突設された抜け止め
用係止突起8と、可撓腕6の基端から端子金具23の挿
入方向後方に延出して可撓腕6と一体に揺動する補助可
撓腕28から構成されている。このケースランス3の可
撓腕6と室壁部5との間に挿入することによって可撓腕
6の先端部を端子金具23側に撓ませるスペーサー22
が、補助可撓腕28と室壁部5との間に挿入されること
で、可撓腕6の先端を室壁部5側に撓ませて端子金具2
3の係止解除を工具を使用することなく容易に行うこと
ができる。
の係止解除の際、ケースランスの可撓腕や抜け止め用係
止突起の変形・破損といった不都合を生ぜしめることな
く、簡単に抜け止め状態を解除して、端子金具の抜き出
しを容易に実現することができるコネクタの端子係止構
造及びその解除方法を提供する。 【構成】 ケースランス3は、端子収容室4を画成して
いる室壁部5から端子金具23の挿入方向前方に延出し
た可撓腕6と、該可撓腕6の先端に突設された抜け止め
用係止突起8と、可撓腕6の基端から端子金具23の挿
入方向後方に延出して可撓腕6と一体に揺動する補助可
撓腕28から構成されている。このケースランス3の可
撓腕6と室壁部5との間に挿入することによって可撓腕
6の先端部を端子金具23側に撓ませるスペーサー22
が、補助可撓腕28と室壁部5との間に挿入されること
で、可撓腕6の先端を室壁部5側に撓ませて端子金具2
3の係止解除を工具を使用することなく容易に行うこと
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のワイヤハーネス
と電気・電子機器との電気接続等に使用されるコネクタ
のコネクタハウジングに関するもので、詳しくは、コネ
クタハウジングに嵌挿される端子金具の抜き出し作業を
容易にするためのコネクタの端子係止構造及びその解除
方法に関するものである。
と電気・電子機器との電気接続等に使用されるコネクタ
のコネクタハウジングに関するもので、詳しくは、コネ
クタハウジングに嵌挿される端子金具の抜き出し作業を
容易にするためのコネクタの端子係止構造及びその解除
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車等に搭載されるワイヤハー
ネスと電気・電子機器との電気接続には、コネクタが使
用される。このコネクタは、合成樹脂製のコネクタハウ
ジングと、該コネクタハウジング内に嵌挿されるワイヤ
ハーネスを構成する電線端末に固着された端子金具とか
ら構成されている。このコネクタハウジング内には、端
子金具を収容する複数の端子収容室が設けられており、
この端子収容室内には、端子金具の抜け止め用の可撓性
を有するケースランスが設けられている。
ネスと電気・電子機器との電気接続には、コネクタが使
用される。このコネクタは、合成樹脂製のコネクタハウ
ジングと、該コネクタハウジング内に嵌挿されるワイヤ
ハーネスを構成する電線端末に固着された端子金具とか
ら構成されている。このコネクタハウジング内には、端
子金具を収容する複数の端子収容室が設けられており、
この端子収容室内には、端子金具の抜け止め用の可撓性
を有するケースランスが設けられている。
【0003】図9に示すようにコネクタハウジング1
は、絶縁性合成樹脂により一体成形されたもので、電線
2が接続された端子金具23を収容保持する複数の端子
収容室4と、この端子収容室4を画成している室壁部5
から端子金具23の挿入方向前方に向って延出された可
撓腕6と該可撓腕6の先端部に突設された抜け止め用係
止突起8とから成るケースランス3Aから構成されてい
る。この端子金具23がハウジング後端側開口部9から
端子収容室4内の規定位置まで挿入されたとき、前記端
子金具23の係止用凹部7に抜け止め用係止突起8が係
合することによって、端子収容室4に挿入された端子金
具23が係止される。
は、絶縁性合成樹脂により一体成形されたもので、電線
2が接続された端子金具23を収容保持する複数の端子
収容室4と、この端子収容室4を画成している室壁部5
から端子金具23の挿入方向前方に向って延出された可
撓腕6と該可撓腕6の先端部に突設された抜け止め用係
止突起8とから成るケースランス3Aから構成されてい
る。この端子金具23がハウジング後端側開口部9から
端子収容室4内の規定位置まで挿入されたとき、前記端
子金具23の係止用凹部7に抜け止め用係止突起8が係
合することによって、端子収容室4に挿入された端子金
具23が係止される。
【0004】この端子金具23は、基端側に電線2の絶
縁被覆部を加締め固定する被覆固定部10と電線2の芯
線を圧着する芯線固定部11とが設けられ、先端側には
相手の端子金具と導通接続する端子接続部12が設けら
れている。なお、この場合の係止用凹部7は、端子接続
部12の後端に形成された開口部であるが、端子接続部
12の基板部13に係止穴が形成される場合もある。
縁被覆部を加締め固定する被覆固定部10と電線2の芯
線を圧着する芯線固定部11とが設けられ、先端側には
相手の端子金具と導通接続する端子接続部12が設けら
れている。なお、この場合の係止用凹部7は、端子接続
部12の後端に形成された開口部であるが、端子接続部
12の基板部13に係止穴が形成される場合もある。
【0005】上記コネクタハウジング1に嵌挿された端
子金具23を、例えば、メンテナンス時に抜き出す必要
が生じた場合には、ケースランス3Aの抜け止め用係止
突起8と端子金具23の係止用凹部7との係合を外して
から、電線2を引き抜き方向に引張ることになる。
子金具23を、例えば、メンテナンス時に抜き出す必要
が生じた場合には、ケースランス3Aの抜け止め用係止
突起8と端子金具23の係止用凹部7との係合を外して
から、電線2を引き抜き方向に引張ることになる。
【0006】この抜け止め用係止突起8と係止用凹部7
との係合解除は、例えば、先端が鋭利な精密ドライバ等
の工具15を使用して行われている。即ち、図9に示す
ように工具15の先端部を、ハウジング前端側開口部1
6から端子収容室4内に差込み、可撓腕6の先端部と端
子金具23との間に割り込ませる。次いで、図10に示
すように工具15で可撓腕6の先端部を抉り上げて、抜
け止め用係止突起8を係止用凹部7から離脱させること
で、電線2を引張れば端子金具23を容易に抜き出すこ
とができる。
との係合解除は、例えば、先端が鋭利な精密ドライバ等
の工具15を使用して行われている。即ち、図9に示す
ように工具15の先端部を、ハウジング前端側開口部1
6から端子収容室4内に差込み、可撓腕6の先端部と端
子金具23との間に割り込ませる。次いで、図10に示
すように工具15で可撓腕6の先端部を抉り上げて、抜
け止め用係止突起8を係止用凹部7から離脱させること
で、電線2を引張れば端子金具23を容易に抜き出すこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな端子金具23の抜き出し作業は、一方の手で工具1
5を操作し、残る他方の手でコネクタハウジング1の保
持と電線2の引張りとを行わなければならないので、作
業性が悪いという問題があった。また、可撓腕6の先端
部の抜け止め用係止突起8は小さく、また樹脂製で軟質
のため、金属製の工具15の先端部で抉った際に、変形
や破損等の不都合を生じる恐れがあった。
うな端子金具23の抜き出し作業は、一方の手で工具1
5を操作し、残る他方の手でコネクタハウジング1の保
持と電線2の引張りとを行わなければならないので、作
業性が悪いという問題があった。また、可撓腕6の先端
部の抜け止め用係止突起8は小さく、また樹脂製で軟質
のため、金属製の工具15の先端部で抉った際に、変形
や破損等の不都合を生じる恐れがあった。
【0008】さらに、工具15の差込みに利用されるハ
ウジング前端側開口部16の間口は狭く、端子収容室4
内を視認しながら工具15を操作するということが不可
能である。そのため、工具15の先端を可撓腕6の先端
部と端子金具23との間に割り込ませることが非常に困
難で、さらに作業の遅延を招いたり、或いはケースラン
ス3Aの可撓腕6や抜け止め用係止突起8の変形・破損
といった不都合の発生を増大させるという問題もあっ
た。
ウジング前端側開口部16の間口は狭く、端子収容室4
内を視認しながら工具15を操作するということが不可
能である。そのため、工具15の先端を可撓腕6の先端
部と端子金具23との間に割り込ませることが非常に困
難で、さらに作業の遅延を招いたり、或いはケースラン
ス3Aの可撓腕6や抜け止め用係止突起8の変形・破損
といった不都合の発生を増大させるという問題もあっ
た。
【0009】本発明の目的は、上記課題を解消すること
にあり、コネクタハウジング内に嵌挿された端子金具の
係止解除の際、ケースランスの可撓腕や抜け止め用係止
突起の変形・破損といった不都合を生ぜしめることな
く、簡単に抜け止め状態を解除して、端子金具の抜き出
しを容易に実現することができるコネクタの端子係止構
造及びその解除方法を提供することにある。
にあり、コネクタハウジング内に嵌挿された端子金具の
係止解除の際、ケースランスの可撓腕や抜け止め用係止
突起の変形・破損といった不都合を生ぜしめることな
く、簡単に抜け止め状態を解除して、端子金具の抜き出
しを容易に実現することができるコネクタの端子係止構
造及びその解除方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、端
子金具を収容保持する端子収容室を画成している室壁部
から端子金具の挿入方向前方に向って延出した可撓腕
と、該可撓腕の先端から端子収容室内に向けて突設さ
れ、端子収容室に挿入された端子金具上の係止用凹部に
係合する抜け止め用係止突起とを備えたケースランスが
形成されており、端子収容室内の規定位置まで挿入され
た係止用凹部に抜け止め用係止突起が係合するととも
に、端子収容室に連通するハウジング前端側開口部から
可撓腕と室壁部との間の隙間にスペーサが挿入されるこ
とで、可撓腕の変位が阻止され、端子金具の抜け止めが
行われるコネクタの端子係止構造であって、ケースラン
スに、可撓腕の基端から端子金具の挿入方向後方に向っ
て延出し、可撓腕基端の接合部を支点として可撓腕と一
体に揺動する補助可撓腕が形成されていることを特徴と
するコネクタの端子係止構造によって達成することがで
きる。
子金具を収容保持する端子収容室を画成している室壁部
から端子金具の挿入方向前方に向って延出した可撓腕
と、該可撓腕の先端から端子収容室内に向けて突設さ
れ、端子収容室に挿入された端子金具上の係止用凹部に
係合する抜け止め用係止突起とを備えたケースランスが
形成されており、端子収容室内の規定位置まで挿入され
た係止用凹部に抜け止め用係止突起が係合するととも
に、端子収容室に連通するハウジング前端側開口部から
可撓腕と室壁部との間の隙間にスペーサが挿入されるこ
とで、可撓腕の変位が阻止され、端子金具の抜け止めが
行われるコネクタの端子係止構造であって、ケースラン
スに、可撓腕の基端から端子金具の挿入方向後方に向っ
て延出し、可撓腕基端の接合部を支点として可撓腕と一
体に揺動する補助可撓腕が形成されていることを特徴と
するコネクタの端子係止構造によって達成することがで
きる。
【0011】また、上記コネクタの端子係止構造におい
て、補助可撓腕の先端中央部に爪状突起が形成されてい
ることで上記目的を効果的に達成することができるもの
である。
て、補助可撓腕の先端中央部に爪状突起が形成されてい
ることで上記目的を効果的に達成することができるもの
である。
【0012】また、上記のコネクタの端子係止構造にお
いて、スペーサーが、可撓腕と室壁部との間の隙間、及
び補助可撓腕と室壁部との間の隙間に挿入される略楔形
の挿入部を備えており、この挿入部の板厚が段階的に変
化する構成であることにより上記目的を効果的に達成す
ることができるものである。
いて、スペーサーが、可撓腕と室壁部との間の隙間、及
び補助可撓腕と室壁部との間の隙間に挿入される略楔形
の挿入部を備えており、この挿入部の板厚が段階的に変
化する構成であることにより上記目的を効果的に達成す
ることができるものである。
【0013】さらに、上記のコネクタの端子係止構造に
おいて、スペーサーの挿入部が、爪状突起及び端子収容
室の配列に対応して櫛歯状に構成されていることで上記
目的を効果的に達成することができるものである。
おいて、スペーサーの挿入部が、爪状突起及び端子収容
室の配列に対応して櫛歯状に構成されていることで上記
目的を効果的に達成することができるものである。
【0014】また本発明の上記目的は、端子金具を収容
保持する端子収容室を画成している室壁部から端子金具
の挿入方向前方に向って延出した可撓腕と、該可撓腕の
先端から端子収容室内に向けて突設され、端子収容室に
挿入された端子金具上の係止用凹部に係合する抜け止め
用係止突起とを備えたケースランスが形成されており、
端子収容室内の規定位置まで挿入された係止用凹部に抜
け止め用係止突起が係合するとともに、端子収容室に連
通するハウジング前端側開口部から可撓腕と室壁部との
間の隙間にスペーサが挿入されることで、可撓腕の変位
が阻止され、端子金具の抜け止めが行われるコネクタの
端子係止の解除方法であって、スペーサーに、端子収容
室に連通するハウジング後端側開口部から可撓腕の基端
から端子金具の挿入方向後方に向って延出され、可撓腕
基端の接合部を支点として可撓腕と一体に揺動可能な補
助可撓腕と室壁部との間の隙間に挿入されることにより
抜け止め用係止突起が係止用凹部から外れることを特徴
とするコネクタの端子係止の解除方法によって達成する
ことができる。
保持する端子収容室を画成している室壁部から端子金具
の挿入方向前方に向って延出した可撓腕と、該可撓腕の
先端から端子収容室内に向けて突設され、端子収容室に
挿入された端子金具上の係止用凹部に係合する抜け止め
用係止突起とを備えたケースランスが形成されており、
端子収容室内の規定位置まで挿入された係止用凹部に抜
け止め用係止突起が係合するとともに、端子収容室に連
通するハウジング前端側開口部から可撓腕と室壁部との
間の隙間にスペーサが挿入されることで、可撓腕の変位
が阻止され、端子金具の抜け止めが行われるコネクタの
端子係止の解除方法であって、スペーサーに、端子収容
室に連通するハウジング後端側開口部から可撓腕の基端
から端子金具の挿入方向後方に向って延出され、可撓腕
基端の接合部を支点として可撓腕と一体に揺動可能な補
助可撓腕と室壁部との間の隙間に挿入されることにより
抜け止め用係止突起が係止用凹部から外れることを特徴
とするコネクタの端子係止の解除方法によって達成する
ことができる。
【0015】
【作用】本発明に係わる上記構成のコネクタの端子係止
構造においては、ケースランスに、可撓腕の基端から端
子金具の挿入方向後方に向って延出し、可撓腕基端の接
合部を支点として可撓腕と一体に揺動する補助可撓腕が
形成されている。これにより、端子金具を端子収容室内
の規定位置まで挿入すると、端子収容室に臨んで延出形
成されている可撓腕先端の抜け止め用係止突起が端子金
具の係止用凹部に嵌合する。その後、ハウジング前端側
開口部から可撓腕と室壁部との間の隙間にスペーサーを
挿入すると、嵌合状態が外れる方向への可撓腕の移動が
阻止され、端子金具は端子収容室内にロック状態に係止
される。このとき、スペーサーの挿入に伴って可撓腕の
先端部がさらに端子金具側に撓むとともに、補助可撓腕
が可撓腕と一体に揺動して補助可撓腕の先端部の爪状突
起が室壁部に当接する。よって、ケースランスは、可撓
腕基端の接合部と室壁部に当接した補助可撓腕の爪状突
起の2箇所で支持されることになり、端子金具のより安
定した係止状態を確保することができる。
構造においては、ケースランスに、可撓腕の基端から端
子金具の挿入方向後方に向って延出し、可撓腕基端の接
合部を支点として可撓腕と一体に揺動する補助可撓腕が
形成されている。これにより、端子金具を端子収容室内
の規定位置まで挿入すると、端子収容室に臨んで延出形
成されている可撓腕先端の抜け止め用係止突起が端子金
具の係止用凹部に嵌合する。その後、ハウジング前端側
開口部から可撓腕と室壁部との間の隙間にスペーサーを
挿入すると、嵌合状態が外れる方向への可撓腕の移動が
阻止され、端子金具は端子収容室内にロック状態に係止
される。このとき、スペーサーの挿入に伴って可撓腕の
先端部がさらに端子金具側に撓むとともに、補助可撓腕
が可撓腕と一体に揺動して補助可撓腕の先端部の爪状突
起が室壁部に当接する。よって、ケースランスは、可撓
腕基端の接合部と室壁部に当接した補助可撓腕の爪状突
起の2箇所で支持されることになり、端子金具のより安
定した係止状態を確保することができる。
【0016】また、前記スペーサーが、可撓腕と室壁部
との間の隙間および補助可撓腕と室壁部との間の隙間に
挿入される略楔形の挿入部を備えており、この挿入部の
板厚が段階的に変化する構成である。これにより、該ス
ペーサーを補助可撓腕側に挿入した際の可撓腕の撓み量
を段階的に調整することが可能となる。例えば、端子金
具を端子収容室に挿入する際、抜け止め用係止突起と端
子金具の係止用凹部との係合度が浅くなるように、補助
可撓腕側に挿入したスペーサーで可撓腕の撓み量を調整
して、端子金具の挿入力を低減させることが可能とな
る。
との間の隙間および補助可撓腕と室壁部との間の隙間に
挿入される略楔形の挿入部を備えており、この挿入部の
板厚が段階的に変化する構成である。これにより、該ス
ペーサーを補助可撓腕側に挿入した際の可撓腕の撓み量
を段階的に調整することが可能となる。例えば、端子金
具を端子収容室に挿入する際、抜け止め用係止突起と端
子金具の係止用凹部との係合度が浅くなるように、補助
可撓腕側に挿入したスペーサーで可撓腕の撓み量を調整
して、端子金具の挿入力を低減させることが可能とな
る。
【0017】さらに、前記スペーサーの挿入部が、端子
収容室の配列に対応して櫛歯状に連設されている構成で
ある。これにより、複数の端子金具に対して抜け止めの
ロックや係止解除が一括的に行うことが可能となる。
収容室の配列に対応して櫛歯状に連設されている構成で
ある。これにより、複数の端子金具に対して抜け止めの
ロックや係止解除が一括的に行うことが可能となる。
【0018】また、本発明に係わる上記構成のコネクタ
の端子係止の解除方法においては、可撓腕と室壁部との
間の隙間に挿入されているスペーサーが外されて、端子
収容室に連通するハウジング後端側開口部から可撓腕の
基端から端子金具の挿入方向後方に向って延出され、可
撓腕基端の接合部を支点として可撓腕と一体に揺動可能
な補助可撓腕と、室壁部との間の隙間に挿入されること
により抜け止め用係止突起が係止用凹部から外れる。即
ち、補助可撓腕が端子金具側に撓むことにより補助可撓
腕と一体に揺動する可撓腕の先端部が端子金具から退避
する方向に撓み、端子金具の係止用凹部と抜け止め用係
止突起との係合が外れ、端子金具に接続されている電線
を引張ることで簡単にコネクタから端子金具を抜き出す
ことができる。
の端子係止の解除方法においては、可撓腕と室壁部との
間の隙間に挿入されているスペーサーが外されて、端子
収容室に連通するハウジング後端側開口部から可撓腕の
基端から端子金具の挿入方向後方に向って延出され、可
撓腕基端の接合部を支点として可撓腕と一体に揺動可能
な補助可撓腕と、室壁部との間の隙間に挿入されること
により抜け止め用係止突起が係止用凹部から外れる。即
ち、補助可撓腕が端子金具側に撓むことにより補助可撓
腕と一体に揺動する可撓腕の先端部が端子金具から退避
する方向に撓み、端子金具の係止用凹部と抜け止め用係
止突起との係合が外れ、端子金具に接続されている電線
を引張ることで簡単にコネクタから端子金具を抜き出す
ことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係るコネクタの端子係止構造
及びその解除方法の一実施例を図1乃至図6に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明のコネクタの端子係止構
造の一実施例を示す断面図、図2は図1における分解斜
視図、図3は図2におけるA−A線に沿う切欠斜視図、
図4は図3の矢印B方向から見たケースランスの断面
図、図5はスペーサーを補助可撓腕側に挿入する時の作
用説明図、図6は端子金具の係止状態が解除されたとき
の断面図である。
及びその解除方法の一実施例を図1乃至図6に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明のコネクタの端子係止構
造の一実施例を示す断面図、図2は図1における分解斜
視図、図3は図2におけるA−A線に沿う切欠斜視図、
図4は図3の矢印B方向から見たケースランスの断面
図、図5はスペーサーを補助可撓腕側に挿入する時の作
用説明図、図6は端子金具の係止状態が解除されたとき
の断面図である。
【0020】図1に示すようにコネクタハウジング20
は、ワイヤハーネスと電気・電子機器との電気接続等に
使用されるコネクタを構成するもので、ハウジング本体
21と、該ハウジング本体21に装着されるスペーサー
22とから構成されている。このハウジング本体21と
スペーサー22は互いに別体で、いずれも絶縁性合成樹
脂により形成されている。
は、ワイヤハーネスと電気・電子機器との電気接続等に
使用されるコネクタを構成するもので、ハウジング本体
21と、該ハウジング本体21に装着されるスペーサー
22とから構成されている。このハウジング本体21と
スペーサー22は互いに別体で、いずれも絶縁性合成樹
脂により形成されている。
【0021】このハウジング本体21は、電線2が接続
された端子金具23を収容保持する複数の端子収容室4
と、端子金具23を端子収容室4内に係止するためのケ
ースランス3から構成されている。このケースランス3
は、端子収容室4を画成している室壁部5から端子金具
23の挿入方向前方に向って延出した可撓腕6と、この
可撓腕6の先端から端子収容室4内に向けて突設されて
端子収容室4に挿入された端子金具23上の係止用凹部
7に係合する抜け止め用係止突起8と、可撓腕6の基端
から端子金具の挿入方向後方に向って延出し、可撓腕6
基端の接合部27を支点として可撓腕と一体に揺動する
補助可撓腕28とから構成されている。よって、端子金
具23がハウジング後端側開口部9から端子収容室4内
の規定位置まで挿入されたとき、端子金具23の係止用
凹部7に抜け止め用係止突起8が係合し、ハウジング前
端側開口部16からスペーサー22が挿入されることで
端子収容室4内の端子金具23は強固に抜け止めされる
ことになる。
された端子金具23を収容保持する複数の端子収容室4
と、端子金具23を端子収容室4内に係止するためのケ
ースランス3から構成されている。このケースランス3
は、端子収容室4を画成している室壁部5から端子金具
23の挿入方向前方に向って延出した可撓腕6と、この
可撓腕6の先端から端子収容室4内に向けて突設されて
端子収容室4に挿入された端子金具23上の係止用凹部
7に係合する抜け止め用係止突起8と、可撓腕6の基端
から端子金具の挿入方向後方に向って延出し、可撓腕6
基端の接合部27を支点として可撓腕と一体に揺動する
補助可撓腕28とから構成されている。よって、端子金
具23がハウジング後端側開口部9から端子収容室4内
の規定位置まで挿入されたとき、端子金具23の係止用
凹部7に抜け止め用係止突起8が係合し、ハウジング前
端側開口部16からスペーサー22が挿入されることで
端子収容室4内の端子金具23は強固に抜け止めされる
ことになる。
【0022】図2に示すようにハウジング本体21に
は、2個の端子収容室4が並列して設けられている2極
タイプのものである。また、端子金具23は、基端側に
電線2の絶縁被覆部を加締め固定する被覆固定部10と
電線2の芯線を加締める芯線固定部11とが設けられ、
先端側には相手の端子金具(図示略)の舌状部を挾持す
る端子接続部24が設けられている。この端子接続部2
4は、下板部に係止穴である係止用凹部7を形成した角
筒状の外郭部25と、相手端子金具の舌状部を挾持する
隙間を外郭部25の上板部との間に形成する湾曲ばね片
26とを具備した構成である。
は、2個の端子収容室4が並列して設けられている2極
タイプのものである。また、端子金具23は、基端側に
電線2の絶縁被覆部を加締め固定する被覆固定部10と
電線2の芯線を加締める芯線固定部11とが設けられ、
先端側には相手の端子金具(図示略)の舌状部を挾持す
る端子接続部24が設けられている。この端子接続部2
4は、下板部に係止穴である係止用凹部7を形成した角
筒状の外郭部25と、相手端子金具の舌状部を挾持する
隙間を外郭部25の上板部との間に形成する湾曲ばね片
26とを具備した構成である。
【0023】図3および図4に示すようにケースランス
3には、可撓腕6の基端から端子金具の挿入方向後方に
向って延出し、室壁部5と可撓腕6の基端部との接合部
27を支点として可撓腕6と一体に揺動する補助可撓腕
28が設けられている。この補助可撓腕28は、可撓腕
6が端子金具23側に撓んだとき、室壁部5側に揺動し
て、補助可撓腕28の先端部中央に設けられている爪状
突起29が室壁部5に当接する。
3には、可撓腕6の基端から端子金具の挿入方向後方に
向って延出し、室壁部5と可撓腕6の基端部との接合部
27を支点として可撓腕6と一体に揺動する補助可撓腕
28が設けられている。この補助可撓腕28は、可撓腕
6が端子金具23側に撓んだとき、室壁部5側に揺動し
て、補助可撓腕28の先端部中央に設けられている爪状
突起29が室壁部5に当接する。
【0024】また、図3および図4に示すようにスペー
サー22は、端子収容室4に連通するハウジング前端側
開口部16から可撓腕6と室壁部5との間の隙間30に
挿入することによって可撓腕6の先端部を端子金具23
側に撓ませるものである。即ち、抜け止め用係止突起8
と端子金具23の係止用凹部7との係合を深めると同時
に、抜け止め用係止突起8が係止用凹部7から抜け出す
方向への可撓腕6の撓みを防止するものである。そし
て、スペーサー22が可撓腕6と室壁部5との間の隙間
30に挿入されて可撓腕6が端子金具23側に撓む時、
補助可撓腕28の先端部は室壁部5側に撓み、前述の爪
状突起29が室壁部5に当接する。この爪状突起29が
室壁部5へ当接した時の反力により、可撓腕6とスペー
サー22との密着力が強まり、車両等の走行時の振動等
による可撓腕6の共振等が回避され、抜け止めの信頼性
が向上する。
サー22は、端子収容室4に連通するハウジング前端側
開口部16から可撓腕6と室壁部5との間の隙間30に
挿入することによって可撓腕6の先端部を端子金具23
側に撓ませるものである。即ち、抜け止め用係止突起8
と端子金具23の係止用凹部7との係合を深めると同時
に、抜け止め用係止突起8が係止用凹部7から抜け出す
方向への可撓腕6の撓みを防止するものである。そし
て、スペーサー22が可撓腕6と室壁部5との間の隙間
30に挿入されて可撓腕6が端子金具23側に撓む時、
補助可撓腕28の先端部は室壁部5側に撓み、前述の爪
状突起29が室壁部5に当接する。この爪状突起29が
室壁部5へ当接した時の反力により、可撓腕6とスペー
サー22との密着力が強まり、車両等の走行時の振動等
による可撓腕6の共振等が回避され、抜け止めの信頼性
が向上する。
【0025】また、スペーサー22の隙間30に挿入す
る略楔形の挿入部31は、端子収容室4に連通するハウ
ジング後端側開口部9から補助可撓腕28と室壁部5と
の間の隙間32にも挿入可能なように構成されている。
このスペーサー22を隙間32に挿入することで可撓腕
6の先端部が端子金具23から退避する方向に撓んで、
端子金具23の係止用凹部7と抜け止め用係止突起8と
の係合が外れるものである。
る略楔形の挿入部31は、端子収容室4に連通するハウ
ジング後端側開口部9から補助可撓腕28と室壁部5と
の間の隙間32にも挿入可能なように構成されている。
このスペーサー22を隙間32に挿入することで可撓腕
6の先端部が端子金具23から退避する方向に撓んで、
端子金具23の係止用凹部7と抜け止め用係止突起8と
の係合が外れるものである。
【0026】このように、スペーサー22は補助可撓腕
28側の隙間32にも挿入する関係上、図5に示すよう
に挿入部31には、補助可撓腕28の先端部の爪状突起
29との干渉を避けるためのスリット33が形成されて
いる。また、前述の隙間30および隙間32に挿入する
スペーサー22の挿入部31は、端子収容室4の配列に
対応して櫛歯状に連設されている。
28側の隙間32にも挿入する関係上、図5に示すよう
に挿入部31には、補助可撓腕28の先端部の爪状突起
29との干渉を避けるためのスリット33が形成されて
いる。また、前述の隙間30および隙間32に挿入する
スペーサー22の挿入部31は、端子収容室4の配列に
対応して櫛歯状に連設されている。
【0027】以上、本実施例のコネクタハウジング20
では、端子金具23を端子収容室4内の規定位置まで挿
入すると、端子収容室4に臨んで延出形成されている可
撓腕6の先端側の抜け止め用係止突起8が端子金具23
の係止用凹部7に係合する。そして、ハウジング前端側
開口部16から可撓腕6と室壁部5との間の隙間30に
スペーサー22を挿入することで、可撓腕6の先端部が
端子金具23側に撓み、抜け止め用係止突起8と係止用
凹部7との係合度が深まるとともに、係合状態が外れる
方向への可撓腕6の揺動が阻止されて、端子金具23の
係止状態が強固になる。
では、端子金具23を端子収容室4内の規定位置まで挿
入すると、端子収容室4に臨んで延出形成されている可
撓腕6の先端側の抜け止め用係止突起8が端子金具23
の係止用凹部7に係合する。そして、ハウジング前端側
開口部16から可撓腕6と室壁部5との間の隙間30に
スペーサー22を挿入することで、可撓腕6の先端部が
端子金具23側に撓み、抜け止め用係止突起8と係止用
凹部7との係合度が深まるとともに、係合状態が外れる
方向への可撓腕6の揺動が阻止されて、端子金具23の
係止状態が強固になる。
【0028】次に、図4乃至図6に示すようにメンテナ
ンス等によりコネクタハウジング20内に嵌挿されてい
る端子金具23を抜き出す必要が生じた場合、可撓腕6
と室壁部5との間の隙間30に挿入されているスペーサ
ー22を外して、該スペーサー22を補助可撓腕28と
室壁部5との間の隙間32に挿入する。すると、可撓腕
6の先端部が端子金具23から退避する方向に撓んで、
端子金具23の係止用凹部7と抜け止め用係止突起8と
の係合状態が解除される。よって、端子金具23に接続
されている電線2を引張ることで簡単にハウジング本体
21から端子金具23を抜き出すことができる。
ンス等によりコネクタハウジング20内に嵌挿されてい
る端子金具23を抜き出す必要が生じた場合、可撓腕6
と室壁部5との間の隙間30に挿入されているスペーサ
ー22を外して、該スペーサー22を補助可撓腕28と
室壁部5との間の隙間32に挿入する。すると、可撓腕
6の先端部が端子金具23から退避する方向に撓んで、
端子金具23の係止用凹部7と抜け止め用係止突起8と
の係合状態が解除される。よって、端子金具23に接続
されている電線2を引張ることで簡単にハウジング本体
21から端子金具23を抜き出すことができる。
【0029】即ち、コネクタハウジング20に嵌挿され
た端子金具23を抜き出す必要が生じた場合には、先細
の工具等で可撓腕の先端を抉らなくても、単純にスペー
サー22を可撓腕6側から補助可撓腕28側に入れ替え
るだけで、簡単に抜け止めを解除状態にすることができ
る。よって、端子金具23の抜け止めに使用されている
可撓腕6や抜け止め用係止突起8に変形・破損といった
不都合を生ぜしめることなく、端子金具23の抜き出し
を容易に実現することができる。
た端子金具23を抜き出す必要が生じた場合には、先細
の工具等で可撓腕の先端を抉らなくても、単純にスペー
サー22を可撓腕6側から補助可撓腕28側に入れ替え
るだけで、簡単に抜け止めを解除状態にすることができ
る。よって、端子金具23の抜け止めに使用されている
可撓腕6や抜け止め用係止突起8に変形・破損といった
不都合を生ぜしめることなく、端子金具23の抜き出し
を容易に実現することができる。
【0030】また、スペーサー22は、可撓腕6側の隙
間30および補助可撓腕28側の隙間32に挿入する略
楔形の挿入部31が、端子収容室4の配列に対応して櫛
歯状に連設されている。そのため、ハウジング本体21
に嵌挿されている複数の端子金具23に対して、抜け止
め用のロックや係止解除を一括して行うことが可能にな
り、多極型のコネクタハウジングにおける端子金具23
の装着作業や抜き出し作業を大幅に改善することができ
る。
間30および補助可撓腕28側の隙間32に挿入する略
楔形の挿入部31が、端子収容室4の配列に対応して櫛
歯状に連設されている。そのため、ハウジング本体21
に嵌挿されている複数の端子金具23に対して、抜け止
め用のロックや係止解除を一括して行うことが可能にな
り、多極型のコネクタハウジングにおける端子金具23
の装着作業や抜き出し作業を大幅に改善することができ
る。
【0031】次に、本発明に係るコネクタの端子係止構
造及びその解除方法の他の実施例を図7および図8に基
づいて説明する。図7は端子金具の抜け止めが解除状態
のときの断面図、図8は図7におけるスペーサーの拡大
斜視図である。図7に示すようにコネクタハウジング3
5は、前述の実施例と同じ構成のハウジング本体21
と、該ハウジング本体21に挿入されて端子金具23の
抜け止めのロックおよび係止解除に使用されるスペーサ
ー36とから構成されている。
造及びその解除方法の他の実施例を図7および図8に基
づいて説明する。図7は端子金具の抜け止めが解除状態
のときの断面図、図8は図7におけるスペーサーの拡大
斜視図である。図7に示すようにコネクタハウジング3
5は、前述の実施例と同じ構成のハウジング本体21
と、該ハウジング本体21に挿入されて端子金具23の
抜け止めのロックおよび係止解除に使用されるスペーサ
ー36とから構成されている。
【0032】このスペーサー36は、可撓腕6と室壁部
5との間の隙間30および補助可撓腕28と室壁部5と
の間の隙間32に挿入する略楔形の挿入部37を備える
とともに、この挿入部37が段差部38によって2段階
に板厚が変化する構成とされている。図7に示すように
スペーサー36は、段差部38の直前までを補助可撓腕
28と室壁部5との間の隙間32に挿入した状態とする
ことにより、可撓腕6の先端の抜け止め用係止突起8が
端子金具23の係止用凹部7に通常よりも浅く係合する
ように、可撓腕6の先端部を室壁部5側に撓ませる。そ
して、さらに段差部38の後段までが隙間32に挿入さ
れた状態にすると、可撓腕6の先端が室壁部5側にさら
に撓んで、抜け止め用係止突起8が係止用凹部7から完
全に離脱した状態になるように、挿入部37の各段の板
厚が設定されるものである。
5との間の隙間30および補助可撓腕28と室壁部5と
の間の隙間32に挿入する略楔形の挿入部37を備える
とともに、この挿入部37が段差部38によって2段階
に板厚が変化する構成とされている。図7に示すように
スペーサー36は、段差部38の直前までを補助可撓腕
28と室壁部5との間の隙間32に挿入した状態とする
ことにより、可撓腕6の先端の抜け止め用係止突起8が
端子金具23の係止用凹部7に通常よりも浅く係合する
ように、可撓腕6の先端部を室壁部5側に撓ませる。そ
して、さらに段差部38の後段までが隙間32に挿入さ
れた状態にすると、可撓腕6の先端が室壁部5側にさら
に撓んで、抜け止め用係止突起8が係止用凹部7から完
全に離脱した状態になるように、挿入部37の各段の板
厚が設定されるものである。
【0033】上記構成のスペーサー36は、前述した実
施例のスペーサー22と同様の効果が得られるだけでな
く、スペーサー36を補助可撓腕28側に挿入した際の
可撓腕6の撓み量を段階的に調整することが可能にな
る。よって、予め抜け止め用係止突起8と係止用凹部7
との係合度が浅くなるように、スペーサー36の先端側
のみを補助可撓腕28側の隙間32に挿入した状態にし
て、端子金具23の挿入作業を行うことによって、端子
金具23の挿入に必要な力を低減させることができ、端
子金具挿入時の作業性を改善することができる。
施例のスペーサー22と同様の効果が得られるだけでな
く、スペーサー36を補助可撓腕28側に挿入した際の
可撓腕6の撓み量を段階的に調整することが可能にな
る。よって、予め抜け止め用係止突起8と係止用凹部7
との係合度が浅くなるように、スペーサー36の先端側
のみを補助可撓腕28側の隙間32に挿入した状態にし
て、端子金具23の挿入作業を行うことによって、端子
金具23の挿入に必要な力を低減させることができ、端
子金具挿入時の作業性を改善することができる。
【0034】なお、本発明のコネクタハウジングは、端
子収容室の数が3つ以上の多極タイプのコネクタや、単
極のコネクタにも応用できることは言うまでもない。ま
た、以上の各実施例では、一つのハウジング本体に嵌挿
されている複数の端子金具に対して一括して抜け止め用
のロックおよび係止解除を行えるように、挿入部を櫛歯
状に連設する構成としたが、一つの端子金具毎に独立し
たスペーサーを使用することも可能である。
子収容室の数が3つ以上の多極タイプのコネクタや、単
極のコネクタにも応用できることは言うまでもない。ま
た、以上の各実施例では、一つのハウジング本体に嵌挿
されている複数の端子金具に対して一括して抜け止め用
のロックおよび係止解除を行えるように、挿入部を櫛歯
状に連設する構成としたが、一つの端子金具毎に独立し
たスペーサーを使用することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコネクタの
端子係止構造及びその解除方法によれば、ケースランス
に、可撓腕の基端から端子金具の挿入方向後方に向って
延出し、可撓腕基端の接合部を支点として可撓腕と一体
に揺動する補助可撓腕が形成されている。また、可撓腕
と室壁部との間の隙間に挿入されているスペーサーが、
外されて、端子収容室に連通するハウジング後端側開口
部から可撓腕の基端から端子金具の挿入方向後方に向っ
て延出され、可撓腕基端の接合部を支点として可撓腕と
一体に揺動可能な補助可撓腕と、室壁部との間の隙間に
挿入されることにより抜け止め用係止突起が係止用凹部
から外れる。
端子係止構造及びその解除方法によれば、ケースランス
に、可撓腕の基端から端子金具の挿入方向後方に向って
延出し、可撓腕基端の接合部を支点として可撓腕と一体
に揺動する補助可撓腕が形成されている。また、可撓腕
と室壁部との間の隙間に挿入されているスペーサーが、
外されて、端子収容室に連通するハウジング後端側開口
部から可撓腕の基端から端子金具の挿入方向後方に向っ
て延出され、可撓腕基端の接合部を支点として可撓腕と
一体に揺動可能な補助可撓腕と、室壁部との間の隙間に
挿入されることにより抜け止め用係止突起が係止用凹部
から外れる。
【0036】これにより、端子金具に接続されている電
線を引張ることで簡単にコネクタハウジングから端子金
具を抜き出すことができる。即ち、先細の工具等で可撓
腕の先端を抉らなくても、単純にスペーサーを可撓腕側
から補助可撓腕側に入れ替えるだけで、簡単に抜け止め
状態を解除状態にすることができる。よって、端子金具
の抜け止めに使用されている可撓腕や抜け止め用係止突
起に変形・破損といった不都合を生ぜしめることなく、
端子金具の抜き出しを容易に実現することができる。
線を引張ることで簡単にコネクタハウジングから端子金
具を抜き出すことができる。即ち、先細の工具等で可撓
腕の先端を抉らなくても、単純にスペーサーを可撓腕側
から補助可撓腕側に入れ替えるだけで、簡単に抜け止め
状態を解除状態にすることができる。よって、端子金具
の抜け止めに使用されている可撓腕や抜け止め用係止突
起に変形・破損といった不都合を生ぜしめることなく、
端子金具の抜き出しを容易に実現することができる。
【0037】また、スペーサーが、可撓腕と室壁部との
間の隙間および補助可撓腕と室壁部との間の隙間に挿入
される略楔形の挿入部を備えており、この挿入部の板厚
が段階的に変化する構成である。これにより、スペーサ
ーを補助可撓腕側に挿入した際、可撓腕の撓み量を段階
的に調整することが可能となり、端子金具挿入時の作業
性を改善することも可能になる。さらに、スペーサーの
挿入部が、端子収容室の配列に対応して櫛歯状に連設さ
れている構成である。これにより、複数の端子金具に対
して抜け止めのロックや係止解除を一括して行うことが
可能となり、多極型のコネクタハウジングにおける端子
金具の挿入作業や抜き出し作業の大幅な改善を行うこと
ができる。
間の隙間および補助可撓腕と室壁部との間の隙間に挿入
される略楔形の挿入部を備えており、この挿入部の板厚
が段階的に変化する構成である。これにより、スペーサ
ーを補助可撓腕側に挿入した際、可撓腕の撓み量を段階
的に調整することが可能となり、端子金具挿入時の作業
性を改善することも可能になる。さらに、スペーサーの
挿入部が、端子収容室の配列に対応して櫛歯状に連設さ
れている構成である。これにより、複数の端子金具に対
して抜け止めのロックや係止解除を一括して行うことが
可能となり、多極型のコネクタハウジングにおける端子
金具の挿入作業や抜き出し作業の大幅な改善を行うこと
ができる。
【図1】本発明のコネクタの端子係止構造の一実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】図1における分解斜視図である。
【図3】図2におけるA−A線に沿う切欠斜視図であ
る。
る。
【図4】図3の矢印B方向から見たケースランスの断面
図である。
図である。
【図5】スペーサーを補助可撓腕側に挿入する時の作用
説明図である。
説明図である。
【図6】端子金具の係止状態が解除されたときの断面図
である。
である。
【図7】本発明のコネクタの端子係止構造の他の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図8】図7におけるスペーサーの斜視図である。
【図9】従来のコネクタの端子係止構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図10】図9における端子金具の抜き出し操作時の断
面図である。
面図である。
2 電線 3 ケースランス 4 端子収容室 5 室壁部 6 可撓腕 7 係止用凹部 8 抜け止め用係止突起 9 ハウジング後端側開口部 16 ハウジング前端側開口部 20 コネクタハウジング 21 ハウジング本体 22 スペーサー 27 接合部 28 補助可撓腕 29 爪状突起 31 挿入部 33 スリット 36 スペーサー 37 挿入部 38 段差部
Claims (6)
- 【請求項1】 端子金具を収容保持する端子収容室を画
成している室壁部から前記端子金具の挿入方向前方に向
って延出した可撓腕と、該可撓腕の先端から端子収容室
内に向けて突設され、前記端子収容室に挿入された端子
金具上の係止用凹部に係合する抜け止め用係止突起とを
備えたケースランスが形成されており、前記端子収容室
内の規定位置まで挿入された前記係止用凹部に前記抜け
止め用係止突起が係合するとともに、前記端子収容室に
連通するハウジング前端側開口部から前記可撓腕と前記
室壁部との間の隙間にスペーサが挿入されることで、前
記可撓腕の変位が阻止され、前記端子金具の抜け止めが
行われるコネクタの端子係止構造であって、 前記ケースランスに、前記可撓腕の基端から端子金具の
挿入方向後方に向って延出し、前記可撓腕基端の接合部
を支点として前記可撓腕と一体に揺動する補助可撓腕が
形成されていることを特徴とするコネクタの端子係止構
造。 - 【請求項2】 前記補助可撓腕の先端中央部に爪状突起
が形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネ
クタの端子係止構造。 - 【請求項3】 前記スペーサーが、前記可撓腕と前記室
壁部との間の隙間、及び前記補助可撓腕と前記室壁部と
の間の隙間に挿入される略楔形の挿入部を備えているこ
とを特徴とする請求項1記載のコネクタの端子係止構
造。 - 【請求項4】 前記挿入部の板厚が、段階的に変化する
構成としたことを特徴とする請求項3記載のコネクタの
端子係止構造。 - 【請求項5】 前記スペーサーの挿入部が、前記爪状突
起及び前記端子収容室の配列に対応して櫛歯状に構成さ
れていることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載
のコネクタの端子係止構造。 - 【請求項6】 端子金具を収容保持する端子収容室を画
成している室壁部から前記端子金具の挿入方向前方に向
って延出した可撓腕と、該可撓腕の先端から端子収容室
内に向けて突設され、前記端子収容室に挿入された端子
金具上の係止用凹部に係合する抜け止め用係止突起とを
備えたケースランスが形成されており、前記端子収容室
内の規定位置まで挿入された前記係止用凹部に前記抜け
止め用係止突起が係合するとともに、前記端子収容室に
連通するハウジング前端側開口部から前記可撓腕と前記
室壁部との間の隙間にスペーサが挿入されることで、前
記可撓腕の変位が阻止され、前記端子金具の抜け止めが
行われるコネクタの端子係止の解除方法であって、 前記スペーサーが、前記端子収容室に連通するハウジン
グ後端側開口部から前記可撓腕の基端から端子金具の挿
入方向後方に向って延出され、前記可撓腕基端の接合部
を支点として前記可撓腕と一体に揺動可能な補助可撓腕
と前記室壁部との間の隙間に挿入されることにより前記
抜け止め用係止突起が前記係止用凹部から外れることを
特徴とするコネクタの端子係止の解除方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6183617A JP3023824B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | コネクタの端子係止構造及びその解除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6183617A JP3023824B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | コネクタの端子係止構造及びその解除方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0850950A true JPH0850950A (ja) | 1996-02-20 |
| JP3023824B2 JP3023824B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=16138920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6183617A Expired - Lifetime JP3023824B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | コネクタの端子係止構造及びその解除方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3023824B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115995706A (zh) * | 2021-10-20 | 2023-04-21 | 矢崎总业株式会社 | 连接器 |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP6183617A patent/JP3023824B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115995706A (zh) * | 2021-10-20 | 2023-04-21 | 矢崎总业株式会社 | 连接器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3023824B2 (ja) | 2000-03-21 |
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