JPH08509640A - 便座カバー - Google Patents

便座カバー

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JPH08509640A JP6524582A JP52458294A JPH08509640A JP H08509640 A JPH08509640 A JP H08509640A JP 6524582 A JP6524582 A JP 6524582A JP 52458294 A JP52458294 A JP 52458294A JP H08509640 A JPH08509640 A JP H08509640A
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Abstract

(57)【要約】 便座の形状に順応する洗い流し可能な便座カバー(20)。便座の形状に順応することによって、便座カバーは、使用者が据え付けた後、適所にとどまる。便座カバー(20)は又、汗を逃がし、使用時に便座カバーが使用者にくっついて適所から移動するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】 便座カバー 発明の分野 本発明は、使用者を便座から隔離するため、便座の上に据え付けられる便座カ バーに関する。 発明の背景 便座カバーは、当該技術分野においては周知である。便座カバーは典型的には 、衛生状態、即ち衛生状態が使用者の保健衛生に影響を及ぼすことについて使用 者が懸念をもつ公衆トイレの便座に使用される。非衛生的であるように見えたり 或いは実際に清潔ではない公衆トイレの便座を使用するとき、使用者は典型的に は、便座の上に便座カバーを置く。次いで、使用者は、使用者の皮膚と便座との 間に便座カバーが挟まれるように、便座カバーの上に腰をおろす。すると、使用 者は、前の使用者の乱用或いは公衆トイレの不十分な清掃による便座の非衛生状 態から隔離されたと感ずる。 しかしながら、従来技術の便座カバーは、深刻な欠点を有することがしばしば ある。すなわち、従来技術の便座カバーは、使用中および使用期間全体にわたっ て便座上の適所にとどまらないことがある。便座カバーは、使用者が便座に据え 付けてから使用者がトイレの使用を終えるまで、所望の位置にとどまらなければ ならない。 この時間全体を、2つの連続した期間、すなわち、使用者が便座上の所望位置 に便座カバーを据え付けた時から使用者が便座カバーに腰をおろした時までの第 1の期間と、使用者が便座カバーに腰をおろした時から使用者が便座から立ち上 がる時までの第2の期間に分けることができる。 あいにく、便座カバーは、2つの連続した期間のいずれにおいても、所望位置 から移動することがある。便座カバーは、所望位置から移動すると、実際に或い は明らかに、便座の現実の又は感覚的な非衛生状態から使用者を保護することが できない。いずれの場合でも、便座カバーは、所望の機能を果たすことができな い。 第1の期間の際、便座カバーは、トイレ内のかすかな微風のため、所望位置に とどまらず所望位置から移動することがある。使用者が便座カバーに腰をおろす ことによって生ずるかすかな微風でさえ、所望位置から移動することがある。極 端な場合には、便座カバーは、便座から落ちてしまうことさえある。 従来技術に従って構成された便座カバーは、かかる問題を悪化させるものであ る。このような便座カバーは典型的には、単一領域、均一な高密度、均一な低坪 量の紙で構成されている。このような紙は、低密度の紙、或いは種々の密度また は坪量の多数領域を有する紙よりも製造コストが安いので、かかる構成が典型的 なものとなっている。 しかしながら、このような高密度の紙は、比較的硬く、便座の縁部の形状に順 応することなしに、便座の縁部にかぶせられる。その代わり、便座カバーは、覆 うことなしに、便座の縁部から突出している。 従来技術による便座カバーのパッケージングが、この問題を更に悪化させてい る。包装された便座カバーには、使用者の便宜のため出来るだけコンパクトに包 装するために、くっきりした折り畳みラインが付けられる。高密度の便座カバー は、折り目のところにくっきりした折り畳みラインを形成する傾向がある。折り 目のところのくっきりした折り畳みラインにより、便座カバーは、より小さな空 間にきつく包装することができ、パッケージサイズを最少にする。しかしながら 、くっきりした折り畳みラインは、便座カバーを構造的に補強し、断面係数を増 加 させることによってその剛性を増加させる。 このような構造的補強によって(その材料にかかわらず)便座カバーの剛性を 増加させることによって、縁部のところで便座の形状に順応しようとする便座カ バーの傾向は、最少になる。構造的補強によって便座カバーを補強することによ って、便座カバーは、便座の形状に順応しなくなる。便座カバーが便座に順応し ないと、便座と接触する領域が小さくなり、便座カバーは、第1の期間の際、所 望位置から移動する傾向が大きくなる。 従来技術において、かかる問題を解決しようとする幾つかの試みがなされてき た。たとえば、従来技術の1つの教示は、垂下した舌部を形成するように内周に スリットが設けられた便座カバーを示している。使用者は、便座の上に便座カバ ーを置き、次いで、舌部を所定位置に互いに押し込む。垂下した舌部は、便座の 内側を把持し、便座カバーを所望位置にとどめるのを助ける。 この構成には、幾つかの明らかな欠点がある。第1に、使用者は、垂下した舌 部を配置するために、(使用者が一般に第1の位置において非衛生であると考え る)公衆トイレの中で多くの時間を費やさなければならない。第2に、使用者は 、舌部が便座の内側を把持するように、舌部を適所に配置しなければならない。 かかる行為は、使用者が触るのを嫌がるまさに便座の上に居る時に、使用者が便 座カバーを適所に配置することを必要とする。 これらの欠点のうち少なくとも幾つかを克服する1つの試みは、便座カバーの 中央に過剰な材料で形成されたミトンを有する便座カバーを提供することである 。この便座カバーは更に、分離可能な上部シートと下部シートから成る。使用者 は、下部シートが便座の下、すなわち便座と便器との間にあるような適所に便座 カバーを配置するようにミトンを使用する。次いで、上部シートを便座の頂部の 適所に置く。 この構成には、最初に説明した従来技術と略同じ欠点がある。たとえば、この 第2の構成では、公衆トイレで便座カバーを適所に置くのにかなり多くの余分な 時間を費やさなければならず、たとえミトンを使用したとしても、使用者が触る のを嫌がる便座に更に手を触れなければならない。 従来技術の更に別の試みは、便座カバーの底部に両面接着剤を配置することで ある。便座カバーを便座の上の所望位置に置き、接着剤によって便座の上に保持 する。この構成には、さらに別の欠点がある。第1に、両面接着剤は、便座カバ ーのコストを増大させる。両面接着剤は、パッケージングに利用される(コスト と処分の問題が付随する)付加的な材料を必要としている。特に、接着剤の各片 を剥離紙で覆わなければならない。もちろん、使用者は、公衆トイレ内で、便座 上の所望位置に便座カバーをかぶせ始める前に、剥離紙を取り除く余分な時間を 費やさなければならない。 この構成に伴う別の欠点は、使用者が最初に便座カバーを適当に位置決めしな かった場合に生ずる。使用者は、便座カバーを破かずに慎重に取り外さなければ ならず、次いで(接着剤が便座カバーを所望位置に保持するのに十分な接着力を 未だ備えていることを期待しつつ)再度位置決めしなければならない。 使用者が使用済みの便座カバーを洗い流そうとするとき、さらに別の欠点が生 ずる。使用者は、便座カバーを便座から取り外して洗い流すために、接着してい ない便座カバーよりも、接着した便座カバーの処理により多く遭遇する。 このような従来技術の便座カバーの例として、1913年6月10日にヤングに付与 された米国特許第1,064,274号、1989年10月24日にアルブレッヒト等に付与され た同第4,875,242号、1989年12月19日にマクリーンに付与された同第4,887,321号 、1992年9月8日にマッケンジーに付与された同第5,144,698号がある。 第2の期間の際、便座カバーは、使用者の皮膚にくっつくことがある。このよ うなくっつきは、使用者が便座カバーの上で発汗するので、しばしば生ずる。汗 の表面張力により、便座カバーと皮膚との間に粘着力が生じて、便座カバーを弁 座の方へ引っ張る重力よりも大きくなることがある。かかる力の不均衡が生ずる と、使用者の摺動移動により、便座カバーは破れたり所望位置から移動する。か かる事態に至ると、使用者は、便座に直接曝されることとなる。 従来技術による高密度、低坪量の便座カバーも又、かかる問題をしばしば悪化 させる。高密度、低坪量の便座カバーの吸収能力は典型的には非常に小さく疎水 性は非常に大きいので、便座カバーの一箇所で生じた汗は、便座カバーの他の部 分に容易に伝達されない。汗を一箇所に集中させたり或いは単に便座カバーの吸 収能力を超過すると、便座カバーはしばしば、発汗した箇所で使用者にくっつく 。このようなくっつきは、使用者の皮膚と便座カバーとの間の水の界面によって 引き起こされるものと考えられる。極端な状態の下では、便座カバーは、使用者 にくっつく代わりに、或いは使用者にくっつくことに加えて、便座にくっつくこ とがある。 従来技術の更に別の便座カバーは、底面を発水プラスチックまたはワックスで 被覆した多孔質ペーパーの頂層を提供している。このような便座カバーは、その 発水材料のため、容易に洗い流されず、単層の便座カバーよりも高価な構造を必 要としている。更に、2つのラミネートを接合するのに使用された接着剤が便座 カバーを硬くし、第1の層の全体吸収能力の利用を制限する。このような便座カ バーの例は、上述の1989年10月24日にアルブレッヒト等に付与された米国特許第 4,875,242号、1989年12月19日にマクリーンに付与された同第4,887,321号に記載 されている。 上述のことから、従来技術の改良が必要とされていることは明らかである。必 要とされているのは、第1の期間の際、使用者による付加的な操作を必要とせず に所望位置にとどまり、かつ、第2の期間の際、使用中に所望位置にとどまる便 座カバーである。したがって、本発明の目的は、使用者が便座カバーを便座にか ぶせる時と使用者が便座カバーの上に腰をおろす時との間に普通の変位力に抵抗 し、かつ、使用者による付加的な操作を必要とせず或いはトイレの中に居る時間 を増加させない便座カバーを提供することである。さらに、本発明の目的は、便 座カバーの使用の際、使用者の皮膚にくっつくことによって生ずる移動に抵抗す る便座カバーを提供することである。 発明の簡単な概要 本発明は、便座から使用者を隔離するための便座カバーからなる。便座カバー は、ドレープ適性があり、使用者によって便座にかぶせられたとき、便座の形状 に順応する。便座カバーの全体可撓性は、約5,000g/cm以下であり、好ましくは 有効粘着時間は、4秒以下である。本発明による便座カバーは、約60秒以下の 平均吸収時間を提供する側方吸上げ能力と、約0.062g/cm2以上の吸収能力とを有 している。便座カバーは、少なくとも2つの領域、すなわち高密度領域および低 密度領域を有するセルロース繊維構造体からなり、高密度領域が一連の不連続な 輪郭に配置されているのがよい。 図面の簡単な説明 本明細書は、本発明を特別に指摘し且つ明確に請求する請求の範囲で終わって いるが、同じ参照番号は同じ部分を表している添付図面を参照して、以下の説明 を読むことによって、より良く理解できるであろう。 第1図は、本発明による便座カバーの平面図である。 第2図は、便座(図示せず)にかぶせられた便座カバーの、第1図の線2−2 における概略垂直断面図である。 第3図は、第I表のデータを表すグラフであって、水平から種々の角度で傾斜 した便座上にある、便座カバーの全体可撓性と便座カバーの保持との間の逆相関 を示している。 第4図は、第III表のデータを表すグラフであって、吸収時間と、合成スキン ラミネートに対する又はガラス板に対する便座カバーの有効粘着時間との間の直 接関係を示している。 第5図は、第III表のデータを表すグラフであって、吸収能力と上述の有効粘 着時間との間の逆関係を示している。 発明の詳細な説明 第1図を参照すると、本発明による便座カバー20が、全体として矩形であっ て、円形または楕円形の周囲を有している。便座カバー20は、図示されている ように、“O”形状に形成するのがよいが、全体として蹄鉄形状でもよい。 ここで使用される“便座カバー”は、割りリング状の便座に嵌まり或いは閉鎖 状の便座の少なくとも一部を覆うように、少なくとも1つの横方向に延びた横断 片24によって接合された2つの前方に延びたアーム22を有する一体構造体を 意味する。ここで使用される“前方”、“後方”、および“横方向”(すなわち 左から右)は、便座に着座したときに使用者が認識する方向を意味する。本発明 による便座カバー20は、便座を覆う(或いは部分的に覆う)ように種々の方向 に置かれた個々のトイレットペーパー片、または、(全体として幅狭の矩形以外 には)前後方向と横方向の両方に延びるようには予め連結されていないティッシ ュ片を含んでいない。 便座カバー20の内部には開口部26が設けられ、使用者は開口部26から排 泄する。開口部26は、自由端をもつ任意のフラッシュフラップ28によって完 全に或いは部分的に覆われている。フラッシュフラップ28は、好適には後方が ヒンジ連結部30に沿って便座カバー20に接合されている。 本発明による便座カバー20は、必ずしも平らである必要はないが、巨視的に みると二次元的であって平らである。便座カバー20は、第3の寸法では僅かな 厚さを有しているのがよい。しかしながら、第3の寸法は、実際の第1の2つの 寸法、または第1の2つの寸法が比較的大きい便座シート20を製造する能力に 比較して非常に小さい。 便座カバー20は、前縁から後縁まで長さ方向に延びており、長さ方向の長さ Lが少なくとも約50.3cm(19.8インチ)、横方向の幅Wが少なくとも約41.9cm(16.5インチ )である。これらの寸法を有する便座カバー20のかかるサイズにより、便座カ バー20は、典型的な便座の長さ方向および側方の縁部に重なる。 便座カバー20は、便座カバー20を使用者が運ぶのに都合のよいパッケージ にするため、間隔をへだてた折り畳みライン34のところで折り畳むことができ る。折り畳みライン34は、便座カバー20を折り畳んで長さ約10.9cm(4.9インチ) で幅が約6.4cm(2.5インチ)のパッケージにできるように、間隔をへだてているのが よい。 便座カバー20は、セルロース繊維の構造体からなるのがよい。この繊維は、 便座カバー20を形成する構成材料であり、この構成材料は、略直線的になるよ うに、(互いに直交し且つ繊維の長さ方向軸線に対して半径方向および直交方向 に配置された)他の2つの比較的微小な寸法と比較して(繊維の長さ方向軸線に 沿った)1つの非常に大きな寸法を有している。繊維の微視的な検査が繊維の主 要寸法と比較して小さい2つの他の寸法を現しているが、このような他の2つの 小さな寸法は、繊維の軸線長さ全体にわたって、実質的に等しいか或いは一定で ある必要はない。繊維を軸線のまわりで曲げることができ、繊維を他の繊維に接 合することができ、繊維を液体キャリアによって分散させることができることが 重要であるにすぎない。 便座カバー20を構成する繊維は、ポリオレフィンまたはポリエステルのよう な合成繊維がよく、好ましくは、コットンリンター、レーヨンまたはバガスのよ うな(洗い流し可能性を提供する)セルロースであり、より好ましくは、軟材 (裸子植物または針葉樹)または硬材(被子植物または落葉樹)のような木材パ ルプである。ここで使用される便座カバー20は、便座カバー20が、上述の繊 維限定されるわけではないがこれらの繊維を含む、少なくとも約50重量パーセン トまたは少なくとも約50容積パーセントのセルロース繊維からなる場合に、“セ ルロース”であるものとみなされる。長さが約2.0mm〜約4.5mm、直径が約25ミクロン 〜約50ミクロンの軟材繊維と長さが約1mm以下、直径が25ミクロン〜約50ミクロンの硬材繊維 から成る木材パルプ繊維のセルロース混合物が、ここに記載される便座カバー2 0にとって適当であることが分かっている。 便座カバー20について木材パルプ繊維を選定した場合には、繊維は、スルフ ィット、スルフェートおよびソーダ処理のような化学的処理と石砕木のような機 械的処理とを含むパルププロセスによって製造される。或いは、繊維は、化学的 処理と機械的処理の組合せによって製造され、或いは再処理される。使用した繊 維の種類、組合せ、およびプロセスは、本発明にとって重要ではない。 本発明による便座カバー20は、坪量が約0.029kg/m2(18 1b/3000ft2)、機械 方向の引っ張り強度が約91g/cm(230g/inch)、横断方向の引っ張り強度が約67g/c m(170g/inch)のセルロース繊維の単一層で形成するのがよい。 本発明による便座カバー20は、フラッシャブル(flushable)であるのがよい 。洗い流し可能な便座カバーは、水の存在下で分解するセルロースまたは他の材 料からなる。通常の状態で水に分解しない形成フィルム、オレフィン材料および 他の合成材料(たとえば、プラスチック)は、本発明の範囲内では洗い流し可能 であるとは見なされない。 本発明による便座カバー20は、便座カバー20での接着剤の使用を回避する ために、単一の層によって構成されるのが好ましい。接着剤は、便座カバー20 の断面係数を増大させることによって、便座カバー20を堅くする。しかしなが ら、本発明によって形成される2つの単一層のいずれか又は両方は、一体ラミネ ートを形成するため、対面関係に接合される。便座カバー20にラミネート構造 を選定した場合には、便座カバー20への剛性の付加をできるだけ少なくするた めに、ラミネートは最少の接着剤で接合するのが好ましい。本発明による便座カ バー20は、製造の際、繊維をシートに加えたりシートから除去したりしないと 変化しない乾燥前に形成要素を厚さのある単一シートとして移送した場合には、 “単一層”であると見なされる。便座カバー20は、エンボス加工され、クレー プ処理され、所望の表示を付けて印刷される。 第2図を参照すると、本発明による便座カバー20は、大きなドレープ適性を 有している。ドレープ適性は、便座カバー20が据え付けられる便座のような表 面に、便座カバーの面と直交して順応する、便座カバーの傾向である。便座カバ ー20が大きくなればなるほど、便座カバーは、より正確に便座の表面に順応す る。表面へのより正確な順応は、第1の期間の際、より大きな保持力を提供する 。 大きなドレープ適性は、便座カバーの全体可撓性、すなわち、便座カバー20 から採取された2つのサンプルの特定の応力・歪み曲線の勾配の幾何学的平均値 によって反映される。好ましくは、2つのサンプルは、製造の機械方向および横 断機械方向に対応している。何故ならば、これらの方向が典型的には、それぞれ 前後方向と横断方向であるからである。しかしながら、便座カバー20の機械方 向と横断機械方向を常に決定することができるとは限らない。したがって、互い に直角に便座カバー20から採取された2つのサンプルが適当である。 サンプルは全体として矩形であって、約10.2cm×10.2cm(4.0インチ×4.0インチ)の寸 法とすべきである。可能ならば、サンプルは、折り畳みライン34、穿孔、また は等方性からの他の逸脱を有してはならない。 全体可撓性を測定するために、各サンプルは、少なくとも1.25gの分解力を有 する引っ張り機械で負荷される。米国ペンシルベニア州フィラデルフィアのトィ ング・アルバート・カンパニーによって製造されているトィング−アルバート・ インテレクトQCII引っ張り機械が適当である。サンプルは、引っ張り荷重が一方 のサンプルの機械方向、そして他方のサンプルの横断機械方向に沿って加えられ るように、負荷される。クロスヘッドは、2.54cm/分(1.0inch/分)の速度で分離 される。応力・歪み曲線が描かれる。101.6gと203.2g(152.4g±50.8g)の力に対 応する2箇所の間で応力・歪み曲線の勾配が測定される。この実験は、他のサン プルについて繰り返される。この測定は、上述の引っ張り機械でオプションとし て提供されるインテレクトII標準システムソフトウェア,APS Version2.01或い は他の適当なソフトウェアを使用して実施される。 サンプルの2つの勾配(単位伸び当たりgramf/cm2単位)の幾何学的平均(積 の平方根)を決定し記録する。何故ならば、サンプルの幅が、上述のサンプルサ イズによって標準化されているからである。本発明による便座カバー20につい ては、全体可撓性は5,000gram/cm以下、好ましくは2,500gram/cm以下、より好ま しくは1,000gram/cm以下である。 このような全体可撓性を有する便座カバー20は、便座カバー20が比較的小 さな全体密度(好ましくは、約0.1g/cm3以下)の単一層構造体である場合には、 セルロース繊維で製造するのがよい。さらに、便座カバー20は、空気によって 乾燥させるのがよい。特別のパターンを有する乾燥ベルト上で通気乾燥された便 座カバー20は、ヒンジラインを種々の角度に形成することができ、ドレープ適 性を増大させ、全体可撓性を減少させる。クレープ処理は、機械方向の可撓性を 調整するとヒンジラインを生成し、横断機械方向の可撓性を調整すると断面係数 に対する構造補強を生成することは、当業者には明白であろう。 必要な全体可撓性の値、したがってドレープ適性は、一連の不連続な輪郭を便 座カバー20に圧痕することによって得られる。好ましくは、不連続な輪郭は、 便座カバー20の特定の領域を局部的に圧縮し、このような圧痕され圧縮された 箇所でのみ密度を選択的に増大させる。このような局部的な圧縮は、便座カバー 20に多数領域を与える。このような多数の領域は、便座カバー20のドレープ 適性を増大させ、全体可撓性の値を減少させ、したがって、便座に順応する能力 を向上させ、第1の期間の際、適所にとどまる能力を向上させる。 特に、圧痕された輪郭は好ましくは、機械方向と横断機械方向の両方に延びて おり、このような輪郭が両方向でヒンジラインとして作用して、便座カバー20 を典型的な便座の三次元曲率に順応させる。好ましくは、圧縮された輪郭は、比 較的密な間隔(すなわち、ピッチが0.6cm(0.25インチ)以下)であるので、便座の三 次元形状の正確な概算がより容易に得られる。 より好ましくは、便座カバー20は、1980年3月4日にトロカーンに付与され た米国特許第4,191,609号に従って作られる。請求の範囲に従った便座カバー2 0に使用するのに適した材料を製造する特に好ましい方法を示すため、この特許 を参考文献としてここに含める。 引き続き第2図を参照すると、上述のように、便座カバー20が機械方向と横 断機械方向の両方において便座の縁部を覆うことによって便座に順応することが 好ましいので、測定した全体可撓性が最終的な示度でのサンプルの機械方向およ び横断機械方向のドレープ適性を反映することが重要である。かかる重要性は、 上述の第1の期間の際に風力の存在により任意の方向にずれる便座カバー20の 傾向のためである。 上述の第1の期間の際にずれる便座カバー20の傾向は、水平に対して種々の 角度で傾けた際に便座上の適所に保持される能力によって推定される。水平から 種々の角度に傾斜した便座に便座カバー20を保持する能力を決定するために、 米国ミシシッピ州コロンバスのサヌソン・プランビィング・プロダクト社のビナ ク・ディビジョンによって販売されているモデル番号523の割りリング型の便座 を水平面に配置した。 便座を使用位置から見て9時の位置にかかるように、異なる便座カバー20を 表す4つの7.6cm×11.4cm(3.0インチ×4.5インチ)のサンプルを、この便座に配置した 。各便座の長辺は横方向に配向した。各便座の短辺を前後方向に配向した。次い で、便座カバー20がその位置から摺動するまで、長さ方向軸線L−Lを中心と して便座を回転させた。かかる回転は、第1の期間の際に便座カバー20を所望 位置から変位させようとする力に等しい。 この試験の結果は、下記の第I表に示されている。第I表は、従来技術の4つ の便座カバー20、市販されているトイレットペーパーの3つのサンプル、およ び本発明による便座カバー20について、上述のように測定した全体可撓性を示 している。第I表は又、便座カバーを回転させたとき所定位置から摺動すること によってサンプルが変位する前に、便座上の便座カバーが保持されなくなる角度 を示している。 第I表のサンプルI〜IVは、従来技術による便座カバー20を示している。サ ンプルVIIIは、本発明による便座カバー20を示している。 全体可撓性が5,000g/cm以下の従来技術の便座カバー20を入手しようとする 試みは、成功しなかった。しかしながら、試験にとって十分な大きさのセルロー スのティッシュペーパーのサンプルを、上述のように、種々の他の製品から入手 して試験した。(便座カバー20を表さない)これらの試験結果は、サンプルV 〜VIIとして示されている。 全体可撓性を小さくして従来技術による便座カバー20の保持角度を控えめに 推定すると、全体可撓性が5,000g/cmの便座カバー20について、保持角度は1 5度以下であると予想される。意外にも、本発明による便座カバー20は、少な くとも29度の保持角度を有している。 これらのデータは、第3図に図式的に示されている。第3図のサンプルI〜VI IIは、上記第I表のサンプルI〜VIIIを表している。サンプルV〜VIIについて の試験結果は、上述の全体可撓性と保持角度との逆相関関係を立証している。 第3図から明らかなように、便座カバー20の全体可撓性と保持角度(すなわ ち、便座を回転させたときにサンプルを摺動変位させる角度)との間に非線形の 逆相関関係があり、これらの間に略単純な逆相関関係が見られる。第3図から分 かるように、本発明による便座カバー20は、独立した又は別個の固定手段なし に、便座上の所望位置に保持されやすい。 上述の第2の期間の際、使用者にくっつく(或いは、便座にくっつく)便座カ バー20の傾向は、2つの液体処理パラメータ、すなわち便座カバー20の吸収 能力と側方吸上げ能力に関連している。他の2つのパラメータ、すなわち生地と 坪量も、第2の期間の際に使用者にくっつく(或いは、便座にくっつく)便座カ バー20に影響を与える。 特に第1の2つのパラメータに関して、この傾向は、吸収能力と便座カバー2 0の表面に堆積した水が構造体全体にわたって側方に吸い上げられる時間の両方 に逆比例している。水が吸収されない場合、或いは側方に逃がされない場合には 、便座の表面に薄膜が形成され、使用者または便座にくっついてしまう。或いは 、比較的疎水性の便座カバー20は、第2の期間の際に使用者にくっつく傾向が 大きくなり、したがって、使用時に所望位置からずれてしまう。 使用者にくっつく(或いは、便座にくっつく)便座カバー20の傾向は、有効 粘着時間(秒)で測定され、以下の試験によって決定される。便座カバー20か ら、直径7.62cm(3.00インチ)の8つのサンプルを切り取る。もちろん、十分な数の サンプルを得るために、多数の便座カバー20を使用してもよい。サンプルの折 り畳みライン34またはしわを最少にするように注意しなければならない。 使用者が便座に便座カバー20をかぶせる配向(横からかぶせるのか、或いは 上からかぶせるのか)が分からないので、サンプルのうち4つを横からかぶせ、 残りの4つを上からかぶせて試験した。横からかぶせて試験した4つのサンプル または上からかぶせて試験した4つのサンプルの平均として、各側について有効 粘着時間を別々に記録した。 サンプルは、少なくとも2時間の間、温度を23±1℃(73±2°F)、相 対湿度を50±2パーセントの状態とした。便座界面のための模範的なスキンは 、便座として役立つ平らなガラス基材を提供することによって形成される。使用 者の皮膚は、坪量が651g/m2(400lbs/3,000ft2)、各辺の長さが10.16cm(4.0インチ) の矩形の厚紙を提供することによってシミュレートされる。220グリットのサ ンドペーパーのシートを、サンドペーパーの研磨面を外側に向けて厚紙の一方の 側に付ける。米国ミネソタ州ミネアポリスのスリーエム社によって製造されてい る220SE 3,210N製造紙のAウェイトオープンコートサンドペーパーのようなサン ドペーパーが適当であることが分かった。0.01mm(0.0005インチ)厚の透明ポリエチ レンフィルムをサンドペーパーおよび厚紙の外側にきつく巻付け、厚紙とポリエ チレンフィルムとの間にサンドペーパーを積層する。米国コネチカット州ダンバ リィのファースト・ブランド社によって製造されているグラッドクリングラップ が適当であることが分かった。 この結果得られる3層のラミネートを、これ以降、“合成スキンラミネート” と呼ぶ。直径4.06cm(1.6インチ)、重量550グラムの円筒形の重りも準備した。 各試験期間の最初に、米国オハイオ州シンシナチのプロクター・アンド・ギャ ンブル社から入手できるドーン・ブランドの皿洗い洗剤のような液体皿洗い洗剤 を使って、ガラス面を洗った。次いで、ガラス面をペーパータオルで拭いた。各 サンプルを試験する前に、ガラス面の両側を、プロクター・アンド・ギャンブル 社から入手できるドーン・ブランド乾燥剤添加織物柔軟剤のような乾燥剤添加織 物柔軟剤のシートで拭った。乾燥剤添加織物柔軟剤でガラス面を拭うことによっ て、静電気が取り除かれる。各サンプルを試験した後、ガラス面および合成スキ ンラミネートを、ペーパータオルで拭き取るべきである。 試験すべきサンプルを、一方の側が上方に向くように注意して、平らなガラス の上に置く。この合成スキンラミネートを、フィルムを上方に向けた状態で平ら な水平面の上に置く。50±4℃(122±8°F)まで加熱した2マイクロリ ットルの蒸留水を含む一滴を、合成スキンラミネートの中央に供給する。かかる 供給は、0.1マイクロリットルの目盛りを有する10マイクロリットルのガラ スシリンジを使用して行われる。このようなシリンジは、米国ルイジアナ州バト ンルージュのプリシージョン・サンプリング社から入手できる。 次いで、2.0マイクロリットルの合成スキンラミネートを、ポリエチレンフ ィルムがサンプルに接触しサンプルの中央が2.0マイクロリットルの蒸留水が 供給された領域の出来るだけ中央に対応するように、サンプルの中央に置く。次 いで、合成スキンラミネートの中央に出来るだけ近接するように、10秒の間、 合成スキンラミネートの頂部に重しを置く。 10秒の後、重しを取り除き、ポリエチレンフィルムが下方に向いた状態で合 成スキンラミネートをガラスから静かに持ち上げて適所に保持する。その際、サ ンプルが合成スキンラミネートにくっついている時間を測定し、サンプルの当該 面についての有効粘着時間として記録する。サンプルが合成スキンラミネートに 60秒以上くっついている場合には、この部分の試験を終了し、このサンプルの 有効粘着時間を60秒として記録する。 サンプルが合成スキンラミネートにくっつかない場合には、ガラスにくっつく か否かを測定する。ガラスのプラットホームをカウンター甲板から取り外し、サ ンプルが下方に向くように徐々に180°回転させ、その際、サンプルがガラス にくっつく時間を記録する。サンプルがガラスに60秒以上くっついている場合 には、この部分の試験を終了し、このサンプルの有効粘着時間を60秒として記 録する。 横から或いは上からの同じ配向を有する他の3つのサンプルについて、この手 順を繰り返す。1つ(又は、それ以上)のサンプルがガラスにくっつき、他のサ ンプルが合成スキンラミネートにくっつく場合には、サンプルがくっつく表面の 違いに関係なしに、サンプルが表面にくっついている時間を平均する。便座カバ ー20が使用者の皮膚にくっつくと使用者は不快感をおぼえ、また便座カバー2 0が便座にくっついてしまい使用者が便座から便座カバー20を剥がして廃棄し なければならなくなっても使用者は不快感をおぼえるので、かかる平均が行われ る。これらの4つの試験の平均は、便座カバー20の当該面についての有効粘着 時間として記録される。 逆配向された4つのサンプルについても、かかる手順が繰り返される。これら の4つのサンプルの有効粘着時間を平均して、便座カバー20の当該面について の有効粘着時間を得る。 かくして、特定の便座カバー20が、便座カバー20の各面と関連した2つの 有効粘着時間を有することとなる。各面の有効粘着時間は、2つの配向の一方に おいて便座カバー20を試験するのに対応している。本発明による便座カバー2 0は、4秒以下の2つの有効粘着時間を有しており、好ましくは、2秒以下の2 つの有効粘着時間を有している。かくして、各面の有効粘着時間が4秒以下であ 場合には、便座カバー20は、本発明のこの基準に合致する。 有効粘着時間について、従来技術による4つの市販されている便座カバー20 および本発明による便座カバー20を上述のように試験した。この結果は、下記 の第II表に示されている。 第II表の第1欄は、市販されている便座カバー20の名称、および本発明によ る便座カバー20を示している。第1欄は又、同じ便座カバー20の2つの対向 面を“A”および“B”として示している。第II表の第2欄は、サンプルの各面 について、有効粘着時間を秒で示している。第3欄は、第2欄に示した有効粘着 時間について、試験サンプルの標準偏差を示している。第4欄、第5欄、および 第6欄は、試験サンプルの幾つがスキンラミネートにくっついたか、試験サンプ ルの幾つがガラスにくっついたか、第4欄と第5欄の合計をそれぞれ示している 。 第7欄は、各便座カバー20について、試験サンプルのベース寸法を示している 。 第8欄は、有効粘着時間の値に関係なしに、スキンラミネートまたはガラスのい ずれかにくっつくサンプルの百分率を示している。 第1の液体処理パラメートに関して、便座カバー20の吸収能力は、第2の期 間の際、便座カバー20が使用者または便座にくっつく傾向に対して反比例する 。便座カバー20の吸収能力が小さすぎる場合には、発汗によって生ずる少量の 水分でさえ、このような汗を側方へ逃がす便座カバー20の能力を圧倒し、局部 的な飽和が発生して飽和箇所で局部的な粘着が生ずる。 本発明による便座カバー20については、吸収能力は、好ましくは、少なくと も0.046g/cm2(0.298g/inch2)であり、より好ましくは、0.062g/cm2(0.398g/inch 2)である。便座カバー20の吸収能力は、以下の試験によって測定される。 サンプル支持ラックを準備する。サンプル支持ラックは、0.4mm(0.015インチ)径 のモノフィラメントナイロン糸のグリッドを保持するプラスチックの矩形フレー ムを有している。このナイロン糸は、25×31の矩形のマトリックスを形成し ており、各矩形のサイズは、1.27cm×1.27cm(0.5インチ×0.5インチ)である。グリッド の矩形には、対角線方向に延びた糸は設けられていない。補足的なサンプル支持 ラックも準備する。サンプル支持ラックのフレームおよびサンプル支持ラックカ バーは、各グリッドが間にサンプルを捕捉するように、互いに適合している。 適当なリザーバに、少なくとも5.1cm(2インチ)の深さまで蒸留水を満たす 。蒸留水の温度は、23±1℃(73±2°F)に維持される。 少なくとも2時間の間、11.4cm×11.4cm(4.5インチ×4.5インチ)の6つのサンプ ルの温度を23±1℃(73±2°F)、相対湿度を50±2%の状態にする。 試験すべき6つのサンプルを、サンプル支持ラックの上に置く。隣接するサン プルに接触しないように、サンプルを2×3の列に配列する。3つのサンプルを 、機械方向がフレームの一方の側と平行になるように配向する。他の3つのサン プルを、横断機械方向がフレームの同じ側と平行になるように配向する。サンプ ル支持ラックカバーをサンプルの上に置く。サンプル支持ラック、サンプル支持 ラックカバー、および6つのサンプルをひとまとめにして略0.01グラムまで計量 して初期重量を得る。 サンプルを、10秒間、リザーバに浸漬する。10秒後、サンプル、サンプル 支持ラック、およびサンプル支持ラックカバーをリザーバから静かに上げて水平 位置に維持し、120秒の間、乾かす。水平乾燥期間の際、サンプル支持ラック カバーおよびサンプル支持ラックカバーのフレームを、過剰な水をフレームから 除去するがサンプルによって吸収された水を除去しないように、静かに吸い取る 。 次いで、サンプル支持ラック、サンプル支持ラックカバー、およびサンプルを 再計量して最終重量を得る。サンプルの吸収能力(g/cm2(g/inch2))は、 (最終重量−初期重量)/779.8 によって決定される。ここで、分母は、11.4cm×11.4cm(4.5インチ×4.5インチ)の 6つのサンプルの全体面積を示しているにすぎない。 第2の液体処理パラメータに関して、便座カバー20の側方吸上げ能力は、蒸 留水0.01ミリリットルを使用してTAPPIスタンダードT432om-87に従って測定され る。この試験は、1つ以上の同じ便座カバー20から採取された10の100mm×1 00mm(3.94インチ×3.94インチ)の矩形のサンプルを必要とする。好ましくは、各サンプ ルは、任意の方向における折り畳みライン34を含まないように或いは少なくと も最少にするように、切り取られる。次いで、各サンプルは、その平均吸収時間 の間、試験される。 上述のTAPPI試験に従って水を吸収するのに要する平均時間の関係は、皮膚に くっつかない傾向に逆に関連している。本発明による便座カバー20は、60秒 以下、好ましくは約10秒以下の平均吸収時間を有している。 上述のTAPPIスタンダードT432om-87に記載された吸収時間について、従来技術 による4つの便座カバー20および本発明による1つの便座カバー20を試験し た。試験手順で必要とするような水滴が吸収されない場合には、300秒で試験 を終了した。その結果、得られたデータを第III表に示す。 第III表の第1欄は、サンプル数を示している。第2欄は、サンプルを採取し た便座カバー20の種別を示している。ここで“A”、“B”は、サンプルの両 面を示している。第3欄は、上述のTAPPIスタンダードT432om-87に従って測定し た平均吸収時間(秒)を示している。第4欄は、第3欄の平均吸収時間の標準偏 差を示している。第5欄は、第3欄および第4欄の値を得たベースのサイズを示 している。第6欄、第7欄、および第8欄は、水平吸収能力(g/cm2)、標準偏差 、およびベースのサイズをそれぞれ示している。リザーバ内に浸漬した時にサン プルの吸収能力はサンプルの配向によって変化しないものと仮定した。したがっ て、各サンプルのB側の能力は、A側と同様であるので、「〃」で示した。第9 欄は、読み手の便宜を図るため、上述の第II表に記載した有効粘着時間を再録 した。 これらの値を第4図に図式的に示す。第III表のサンプルの数は、第4図のデ ータ箇所に対応している。 第4図は、吸収時間と有効粘着時間との間の直接相関を示している。図示され ているように、本発明によるサンプルVA、VBは、有効粘着時間の値が非常に小さ く、これは、第2の期間の際、使用者(或いは、便座)にくっつかない傾向を表 している。サンプルVA、VBは、有効粘着時間が10秒以下である。サンプルVA、 VBは、平均吸収時間が150秒以下である。 これとは逆に、従来技術による便座カバー20を各々表すサンプルIA、IB、II A、IIB、IVAは、有効粘着時間が少なくとも20秒である。このような比較的大 きな有効粘着時間は、第2の期間の際、便座カバー20が使用者(或いは、便座 )にくっつく傾向を表し、本発明による便座カバー20と比較したときの従来技 術の便座カバー20の欠点を示している。 従来技術による便座カバー20は全て、吸収能力が0.035g/cm2以下である。同 様に、これらの便座カバー20は、上述のように、比較的大きな有効粘着時間を 有している。 有効粘着時間と吸収能力との間には、逆の関係がある。この関係は、第5図に 図式的に示されている。第III表のサンプル番号は、第5図のデータ箇所に対応 している。 第5図は、本発明による便座カバー20の利点を示している。便座カバー20 は、吸収能力が大きければ有効粘着時間が小さく、これは、第2の期間の際、使 用者または便座にくっつく傾向が少ないことを表している。 本発明の多くの実施例が達成可能なものであることは、当業者には明白であろ う。たとえば、便座カバー20の両面の有効粘着時間は、同じでも異なってもよ く、便座カバー20は、使用時に使用者の脚部に位置する領域よりも、使用時に 使用者の臀部に位置する領域の方が、坪量が大きくともよい。このような変形は すべて、添付の請求の範囲の範囲内にある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,GE,HU,JP,KG,KP,K R,KZ,LK,LV,MD,MG,MN,MW,NO ,NZ,PL,RO,RU,SD,SI,SK,TJ, TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 便座から使用者を隔離するための便座カバーであって、約5,000g /cm以下の全体可撓性を有しており、使用者が便座に据え付けた時に便座の形 状に実質的に順応するように覆うことができ、好ましくは、2,500g/cm 以下の全体可撓性を有し、より好ましくは、1,000g/cm以下の全体可撓 性を有していることを特徴とする便座カバー。 2. 4秒以下の有効粘着時間を有しており、好ましくは、2秒以下の有効粘 着時間を有していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の便座カバー。 3. 0.046g/cm2以上の吸収能力を有しており、好ましくは、0.0 62g/cm2以上の吸収能力を有していることを特徴とする請求の範囲第1項 または第2項に記載の便座カバー。 4. 60秒以下の平均吸収時間を提供する側方吸上げ能力を有しており、好 ましくは、10秒以下の平均吸収時間を提供する側方吸上げ能力を有しているこ とを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載の便座カバー。 5. 便座から使用者を隔離するための便座カバーであって、約5,000g /cm以下の全体可撓性を有しており、使用者が便座に据え付けた時に便座の形 状に実質的に順応するように覆うことができ、少なくとも2つの領域、すなわち 、高密度領域と低密度領域をもつセルロース繊維構造体からなり、好ましくは、 2,500g/cm以下の全体可撓性を有し、より好ましくは、1,000g/ cm以下の全体可撓性を有していることを特徴とする便座カバー。 6. 4秒以下の有効粘着時間を有しており、好ましくは、2秒以下の有効粘 着時間を有していることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の便座カバー。 7. 前記高密度領域が、不連続な輪郭に配置されていることを特徴とする請 求の範囲第5項または第6項に記載の便座カバー。 8. 前記高密度領域が、機械方向と横断機械方向の両方に延びていることを 特徴とする請求の範囲第7項に記載の便座カバー。 9. 洗い流し可能であることを特徴とする請求の範囲第1項〜第8項のいず れか1項に記載の便座カバー。 10. セルロース繊維からなることを特徴とする請求の範囲第1項〜第9項 のいずれか1項に記載の便座カバー。
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