JPH08510977A - ブロック状容器の製造方法 - Google Patents
ブロック状容器の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
柔軟なブロック状容器の製造方法であって、柔軟な材料の管状片を供給し、この管状片の長さ方向の1端に4つの切れ目(2)を形成し、これらの切れ目(2)は互いにほぼ規則的な間隔を有して前記管状片の周方向に配置されかつ4つの折返し(4,5)を形成し、これらの折返し(4,5)を互いに載置されるように折畳みかつこれらの折返し(4,5)を互いにはり付けて容器の基部を形成する、工程を備える。
Description
【発明の詳細な説明】
ブロック状容器の製造方法
本発明は大量の商品のためのブロック状容器の製造に関する。柔軟材料から形
成されたこのタイプの容器は大量の商品の輸送のために益々使用されており、1
立方メートルの大きさのオーダーの能力を有することが可能であるが、より大き
なまたは小さな能力も可能である。このタイプの容器を形成する材料の応力は、
特に、衝撃が昇降中に発生したときにまたはこの容器が地面に落下したときに、
認められる。
縫合プロセスで製造される公知の容器の場合に発生する問題は、このタイプの
衝撃または衝突応力は縫い目に局部的な高応力を生じ、容器がこれらの箇所で破
れまたは破裂する結果を生じる可能性がある。縫合プロセス中に形成される孔は
弱点を形成し、縫合のために使用される比較的薄い縫糸は容器の柔軟材料に集中
応力を及ぼす。容器はその結果として急速に破れてしまう。
特に、常に重負荷が作用する基部が実際上、問題を生じるということがしばし
ば分かる。
更に、孔が縫合中、容器の材料に形成される。その結果、内容物が漏出可能で
ある。これを防止するために、孔をシールする特別な縫糸を使用して容器を縫合
することが知られている。しかし、容器の材料に孔を全く形成しないほうがベタ
ーであり、これにより、一方でこの高価な手順が避けられ、他方で容器の品質が
改善される。
したがって、本発明の目的は、悪要因の組合せが生じない、上述のタイプの容
器を提供することである。この目的は下記工程に従い容器を製造することにより
、達成される。
管状の柔軟な材料片を供給し、
この管状片の長さ方向の1端に4つの切れ目を形成し、これらの切れ目は管状
部材の周方向に配置され、互いにほぼ規則的な間隔を有しかつ4つの折返しを形
成し、
折返しが互いに上下に載置されるように折畳み、これらの折返しを互いにはり
付けて容器の基部を形成する。
本発明の容器の場合、基部は単一の縫い目も使用する必要がないように糊付け
可能である。このタイプの糊付けされた接合部は力伝達のための大きな表面領域
を形成し、集中応力の発生を防止する。したがって、このように製造される容器
は衝撃または衝突応力に十分に耐えることもできる。
柔軟な材料の管状片は、たとえば、円形に織られた織物とすることが可能であ
る。しかし、1つまたは2つの糊付けされた継ぎ目により管状片に成型される平
坦状の織られた織物を使用することも可能である。
容器の製造は、下記追加工程も実施する場合に簡略化することができる。
2つの平行な長手方向折畳み線に沿い管状片を平坦に折畳み、
2つの隣接する切れ目においてそれぞれの切れ目の最内端から開始して上記端
部に対して広がり、長手方向の折畳み線上で互いに交差する第1対の傾斜折畳み
線を形成し、
他の切れ目においてそれぞれの切れ目の最内端から開始する、第2対の同様な
傾斜折畳み線を形成し、
管状片の周部の回りにあって2つの対の傾斜折畳み線と各長手方向折畳み線と
の交点を通る周部折畳み線を形成し、
周部線に沿って、この周部線と2つの傾斜折畳み線とで形成される部分を折畳
む。
本発明の容器のさらなる発展形においては、注出開口を基部に設けることも可
能である。注出開口の縁部および/またはコーナー部の近部に生じる応力集中を
防止するために、容器を製造するときに、2つの対向する折返しの上部に切抜き
を形成し、他方の2つの対向する折返しの上部に切込みを形成することが可能で
あり、この切込みは、容器が組立てられたときに、注出開口を形成するために切
抜きが一致する点と一列に配置される。
1対の折返しで形成される注出開口の縁部およびコーナー部の近部の領域はこ
の領域の上部に糊付けされた他方の対の折返しの材料により強化される。後者の
対の折返しに切れ目が設けられているために、注出機能を達成することが可能で
ある。
切抜きはほぼ矩形の注出開口を形成し、この注出開口に対応する断面を有する
注出チューブが容器の基部に取付けられるのが好ましい。
管状片の他端において、管状片の長さ方向に沿う8つの切れ目が、互いにかつ
上記長手方向折畳み線に対するほぼ規則的な間隔を管状片の周方向に配して形成
されている。これらの切れ目は、8つの折返しを形成し、2つの隣接する折返し
が、それぞれその端部で互いにはり付けられ、全部で4つの搬送ループを形成す
る。他の例として全部で1または2つの搬送ループを形成することも可能である
。
本発明の方法も上部カバーを有する容器の製造に適している。このタイプの上
部カバーは中央充填開口を有する別体のシートを容器に取付けて得られる。しか
し、容器の上部カバーは別個に事前に製造されるのが好ましく、この作業のため
に下記工程を使用することができる:
上部カバーの材料片を、折畳み線に沿って幅方向に二重に折畳み、
上部カバーの二重に折畳まれた材料片の対向する平行な縁部を互いにはり付け
、
それら幅方向の折畳み線に対してほぼ45°の角度の折畳み線を有し、各対が
幅方向の折曲げ線と上部カバーの材料片の長手方向縁部とで形成される交点から
開始する複数対の折畳み線を形成し、
平坦に折畳まれた上部カバーの材料片を、基部が配置される端部に対向する管
状部片の端部内に挿入し、
上部カバーの材料片を、折畳み線からある程度の距離離隔して、ストリップ上
の管状片の内側にはり付ける。
このタイプの方法は機械で実施するのに適している。基部を有する予め製造さ
れた容器と予め製造された容器の上部カバーとの双方は平坦に折畳まれたときに
互いに挿入可能であり、その後、互いに取付けることが可能であり、この手順は
機械による取扱いを容易とする。
下記工程を実施する場合、充填管も同様な方法で容器の上部カバーに取付け可
能である。
折畳み線に一致する切れ目を上部カバーの材料片に形成し、
平坦に折畳まれた柔軟な充填管材料の管状片を、平坦に折畳まれた上部カバー
の材料片内に、管状片の1端が上部カバーの材料内の切れ目に配置されるように
、挿入し、
上記管状片を、上部カバーの切れ目の回りで、上部カバーの材料片に取付ける
。
容器を上述のように製造すると同時にルーズなライニングも容器内に折畳み可
能であることは言うまでもない。
図面に示した例示的実施例を参照して本発明について以下により詳細に説明す
る。
第1図は本発明の管状片の斜視図を示している。
第2図は本発明の管状片の基部を示している。
第3図は注出チューブを有する容器の仕上げられた基部の断面図を示している
。
第4図は別体の注出チューブの斜視図を示している。
第5図は本発明の仕上げられた容器の一部を破断した斜視図を示している。
第6a図から第6c図は容器の上部カバーを容器の上部に取り付けるための工
程を示している。
第7a図から第7c図は注出チューブを有する容器の基部を製造するための他
の方法の工程を示している。
第7d図は容器の基部内の注出チューブを折曲げるための方法を示している。
第8a図から第8d図は容器の上部カバーを製造するための工程を示している
。
第8e図は容器内における容器上部カバーの位置を概略的に示している。
第9図は容器と容器の上部カバーとが互いに挿入された状態を示している。
第10図は搬送ループが2つの折返しから形成される態様を示している。
第11a図から第11c図は他の注出チューブを製造するための工程を示して
いる。
第1図に示されている管状片は柔軟な材料を備え、この材料はいわゆる、帯状
の織物とすることができる。フィルムまたはフィルムと帯状の織物との組合せも
可能である。このタイプの織物は一般的に知られ、したがって、ここでは説明し
ない。もちろん、それから製造される容器に加えられる応力に耐えることができ
る他の任意の好適な材料の管状片を形成することも可能である。
図示のように、管状片はウエルドシーム1に沿い柔軟な材料片の2つの対向す
る縁部を一体的に接合して得られる。その後、4つの切れ目2が、このようにし
て得られた管状片の1端に形成される。これらの切れ目は規則的に離隔している
。
管状片は平坦状に押圧され、これにより、2つの折畳み線3が得られる。また
、切れ目2は上記折畳み線3から等しい距離離れている。
4つの切れ目2は4つの折返しを形成し、これらの折返しの2つが4で示され
、2つが5で示されている。この実施例において、開口6が折返し4に切抜かれ
、切れ目7が折返し5に形成されている。
管状片の端部に対し45°の角度で延びる折畳み線は切れ目の最内端から形成
されている。また、これらの折畳み線8は、1の見える折畳み線8と1の見えな
い折畳み線8とがそれぞれ交点9で交差するように、見えない管状片の下半部に
形成されている。周部折畳み線10が管状片の端部に平行にかつ交点9を通して
形成されている。
次に、容器の基部は下記のように製造される。折畳み線8と交点9と折返し5
とで区画された管状片の台形状領域11は、折畳み線10に沿い折畳まれる。そ
の結果、台形状片11はより上部に位置する管状片の部分に載置される。このよ
うにして得られた状態が第2図に示されている。見えない台形状領域11は、同
様に見えない折畳み線10上に位置する管状片の部分に載置される。折返し4は
外方に向き、一方、折返し5はその縁部5aが互いに僅かに接触するかまたは僅
かに接触しないように、互いに向かう方向に折畳まれ、多少の狭いスリットが形
成される。この状態において、その切れ目7は互いの長さ方向の延長部である。
次の工程として、次に、折返し4が上記折返し5の側部に接する折畳み線を中
心として折返し5の上部で折畳み可能である。この状態において、折返し4の縁
部4aも同様に互いに僅かに接触するかまたは僅かに接触しない。
折返し4を折り返す前に、陰影で示された折返し5の領域に接着剤をコーテイ
ング可能である。もちろん、折返し4にも接着剤をコーテイング可能である。一
方の折返し5と他方の折返し4との間の顕著な接着がこのようにして得られる。
この手順により、折返し5の中央領域はフリーな状態となる。この領域に、折返
し5の対向する縁部5a間の境界線12と他方で互いの長さ方向の延長部である
上記折返し5の切れ目7とで形成される十字形状の切れ目があるために、容器の
仕上げられた基部に注出開口が形成される。これは、別体の所定の舌部13が、
注出開口が露出するように容易にわきに寄ることが可能であるからである。
上記舌部13が存在するために、上記注出開口のコーナー部は応力集中から保
護されることが指摘される。矩形の注出開口のコーナー部での裂け目の発生が、
舌部13の材料で形成されるこれらの点における補強により、事実上、排除され
る。しかし、コーナー部がたとえ、裂けたとしても漏れは発生しない。
その後、注出チューブ14を、第3図の垂直断面と第4図の斜視図とに示され
ているように、上記注出開口内に糊付けすることも可能である。上記注出チュー
ブ14はその上部に4つの外方に向く折返し15を有し、各折返しは管状片の折
返し4,5間に糊付けされる。注出チューブは円形に織られたまたは平坦状に織
られた織物から形成可能であり、このチューブ形状は、後者の場合に1または2
の糊付けされた継ぎ目により得られる。しかし、他の柔軟な材料のチューブも使
用可能であり、一方、他の方法、たとえば、加熱で接合することも可能である。
また、注出チューブ14の折返し15の周部が第2図に概略的に示されている
。
第5図は仕上げられた容器の斜視図を示している。上部から底部を見て、容器
17の基部16は折返し5と注出チューブ14の見えない折返し15と折返し4
とを備えている。上記折返し5の舌部13と互いの延長部である切れ目7とが見
える。これらの切れ目と境界線12とが存在するために、容器17に収容された
大量の商品は注出チューブ14が展開されたときに舌部13を押し退け、その後
、この大量の商品が流出可能である。
第1図に示されているように、8つの切れ目18が管状片の他端に形成されて
いる。その結果として、8つの折返し19が形成されている。これらの所定の折
返し19は複数の隣接する対の状態で互いに取り付けられて、容器17の上側部
に4つの搬送ループを形成する。第5図を参照されたい。その後、この搬送ルー
プ21はその横方向に沿い一体的に集められ、第5図に示されているようにテー
プまたはバンド20で一体的に保持される。
切れ目18をより少なくすることにより、より少ない数の折返し19を形成し
て、たとえば、2つの搬送ループ(4つの折返し19が必要)または1つの搬送
ループ(2つの折返し19が必要)を形成することも可能であることが指摘され
る。
切れ目23が、折返し19の応力を分散するために形成されている。これらの
切れ目23は、容器17の壁部の中央において上方に延びる各折返し19の縁部
に配置されている。同様な切開部は折返し19の他の縁部に必要とされない。
最後に、容器は、開口を設けることも可能な容器の上部カバー22で上部を閉
鎖可能である。しかし、他の例によれば、容器上部の対向する折返しから容器の
上部カバーを形成することも可能である。
更に、注出チューブは、充填チューブを容器の上部カバー22に取り付けるた
めに使用される手順と同じ手順を使用して容器の基部に取り付け可能である。
最後に、本発明の容器は注出開口なしで構成することも可能であることが指摘
される。この場合、折返し5の切れ目7を設けることも可能であるが、折返し4
に開口6を形成する必要はない。この実施例において、折返し4,5は第2図に
示されている状態において互いを完全に覆う。したがって、これらはその全面に
わたって互いに糊付け可能であり、その結果、非常に強固でかつ耐衝撃性の基部
構造が得られる。
平坦に折畳まれかつ外方に向く折返し19を有する容器が第6a図に示されて
いる。台形状基部領域11に類似する最上方の台形状領域24の一部も折返し1
9で形成される矩形から分かる。第5図に示されている、容器上部の柔軟な容器
上部カバーは、次に、上記柔軟な所定のストリップ19と台形状領域24の隣接
部との間に形成された境界領域の所定位置で糊付けされる。接着剤がコーテイン
グされた領域は第6b図の25で示されている。最後に、第6c図は容器の上部
カバーが、接着剤をコーテイングした領域に取り付けられる態様を示している。
その後、折返し19は、第5図に示されているように搬送ループ21を形成する
ために公知の方法で成型可能である。
第7a図は平坦に折畳まれた容器の基部を示している。ストリップ19も示さ
れ、容器の上部はまだ折畳まれていない。
折返し27は折畳まれているが、基部16の折返し26はまだ折畳まれていな
い。双方の折返し27は切れ目29を有している。
折返し26は折返し27に糊付けされている。
注出チューブ32は第7b図に示されている態様に形成された基部16に糊付
け可能である。この注出チューブは第4図の折返し15の場合と同様にその折返
し15により所定位置に糊付けされる。注出チューブの注出幹部は数度平坦に折
畳まれ、したがって、第7b図に示されている六角形状を形成する。
その後、折返し26は所定位置で糊付け可能であり、これにより、第7c図に
示されている閉鎖基部が得られる。折返し26間に形成されたスリットの領域3
3はフリーであり、すなわち、接着剤で基部の他の部分にはり付けられない。し
たがって、注出チューブは、スリット33を介して近接可能な状態にあり、折返
し26の隣接部をある程度押し退けることにより抜くことが可能である。その後
、仕上げられた袋に収容された大量の材料がスリット29(第7a図参照)と折
返し27の縁部間に形成されたスリットとを介して流出し、上記チューブを介し
て注出可能である。
第7図の構造の利点は、注出チューブ32が容器の基部において完全に収容さ
れるということにある。互いに折重ねられた複数層により、注出チューブは、容
器が完全に充填されたときにも強固に閉となる。大量の材料が、チューブ32が
スリット33を介して外側に引っ張られた後に容器から流出する。
第7d図は部分的に折畳まれた注出チューブ32と容器の基部に糊付けされた
折返し15とを示している。折畳まれた所定のチューブ32は折畳み線34に沿
い横方向に数度折畳まれ、容器の基部に平坦状に取付けられる。その後、折返し
26は容器の基部に糊付けされ、スリット33を残す(第7c図参照)。
第8a図は容器の上部カバーを形成するために、二重に折畳まれた上部カバー
材料片35を示している。この上部カバー材料片は折畳み線36に沿い折畳まれ
る。また、折畳み線36に直交する折畳み線37と折畳み線37に対し45°の
角度の折畳み線38とが設けられている。
折畳み線36の両側の上部カバー材料片の半部が短い側部39において互いに
はり付けられている。
また、周部折畳み線40が、上部カバー材料片35の最上方の開口の下側にあ
る程度の距離離れて形成されている。
これらの折畳み線により、上部カバー材料片35は位置8b,8cを介して位
置8dに折畳み可能である。この折畳み作業中、側部折返し41は第8e図に示
されたように形成され、これらの折返しは上記図面に概略的に示されているよう
に容器47の内側を上方に延びている。周部折畳み線40で形成された容器上部
カバー35の周部ストリップ42が容器47の内壁に取付けられ、たとえば、糊
付けされる。
更に、容器の上部カバーに十字形状の開口43が設けられ、この開口に概略的
に示された充填チューブ44がはり付け可能である。
第9図は、容器の上部カバー35が平坦に折畳まれたときに同様に平坦に折畳
まれた容器47内に挿入可能であることを示している。この作業のために、4つ
のものだけが示されている8つの折返し19は若干離隔した状態に保持する必要
がある。平坦に折畳まれた容器の上部カバー35はその後、挿入可能であり、上
部境界部42により、陰影で示された領域の所定位置に糊付け可能である。この
タイプの作業は機械により容易に実施可能である。
第9図にも示されているように、平坦に折畳まれかつ十字形状の開口45が設
けられた充填チューブ44が、平坦に折畳まれた容器上部カバー35の内側に同
様な方法ではり付け可能である。充填チューブ44は、陰影で示された領域によ
り、たとえば、接着剤が塗布された領域に所定位置で固定可能である。
第10図は容器47の2つの隣接する折返し19を互いにはり付けることがで
きる態様を示している。互いにはり付けられた2つの折返し19は、当初、容器
の内側にある面により、一体的に接合される。この手段により、若干捩じれた搬
送ループが形成され、これは容器47の側壁に有利な応力伝達を達成する。
第11a図〜第11c図は他の注出チューブを製造することができる方法を示
している。この場合、柔軟な材料の管状片51が柔軟な半部52,53間に配置
される。この片51と半部52,53とはその後、ウエルド部54により互いに
はり付けられ、切れ目55が各半部52,53に形成されている。
管状片51は最後に展開され、半部は平坦状に延設される。第11図の最終工
程に示されている注出チューブがこのようにして得られる。排出チューブは逆さ
にしたときに、第2図に示されているように基部にはり付け可能である。この作
業のときに、半部52,53は第2図の陰影で示された領域上の所定位置に糊付
けされる。他の例として、この注出チューブは第7図に示された基部にはり付け
可能である。
このタイプのチューブは充填チューブとしても使用可能である。その場合、こ
のチューブは容器の上部、たとえば、第8図のカバー35に取付けられる。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年8月2日
【補正内容】
明細書
ブロック状容器の製造方法
本発明は大量の商品のためのブロック状容器の製造に関する。柔軟材料から形
成されたこのタイプの容器は大量の商品の輸送のために益々使用されており、1
立方メートルの大きさのオーダーの能力を有することが可能であるが、より大き
なまたは小さな能力も可能である。このタイプの容器を形成する材料の応力は、
特に、衝撃が昇降中に発生したときにまたはこの容器が地面に落下したときに、
認められる。
フランス国特許第A−2016398号明細書から、上記容器を製造するため
の方法が知られている。この方法で製造される容器は幾つかの折返しを有する底
部を備え、これらの折返しは糊付けで互いにはり付けられる。この底部は、より
大きな、たとえば、約1立方メートルの容量を有する容器から注出するプロセス
において、特に問題を生じる注出開口を有していない。
したがって、本発明の目的は、注出開口が設けられたブロック状容器の製造方
法を提供することである。この点で、本発明は、折畳み可能なブロック状容器の
製造方法を提供し、
柔軟な材料の管状片を供給し、
この材料の管状片を平坦に折畳み、平行な長手方向折曲げ線を形成し、
材料片の1の管状端部に4つの切れ目を設け、これらの切れ目は全て等しい長
さであり、上記平行な長手方向折曲げ線に対して平行な方向に沿って、上記管状
片の周縁部から上記管状片内に延び、上記切れ目は、互いにかつ上記長手方向折
曲げ線に対して等しい距離の周方向間隔を有し、これらの切れ目は4つの折返し
を形成し、
第1対の折畳み線を上記平坦に折畳まれた管状片の第1側部に設け、この第1
対の折畳み線は、一対の切れ目の端部から長手方向折畳み線に向けて広がり、
第2対の折畳み線を上記平坦に折畳まれた管状片の第2側部に設け、この第2
対の折畳み線は、一対の切れ目の端部から長手方向折畳み線に向けて広がり、第
1第2折畳み線の隣接する対は、上記長手方向折畳み線で交差し、
2つの対の折畳み線の交点を通る周部折畳み線を設け、
上記線に沿って周部折畳み線で形成される部分を折畳み、
上記折畳み線の隣接する対と上記平坦に折畳まれた材料片の対向する側部上の
上記切れ目の隣接する対との間に形成される第1対の折返しを折畳み、
上記平坦に折畳まれた材料片の対向する側部から、切れ目の隣接する対の端部
間に延びる基部折畳み線に沿って第2対の折返しを折畳み、
対向する折返しのそれぞれの周部縁部の切抜きと、他の2つの対向する折返し
の周縁部の切開部とを設け、この切開部は容器基部の組立状態で切抜きで囲まれ
た領域と重なり、注出開口を形成する、工程を備える。
1対の折返しで形成される注出開口の縁部およびコーナー部の近部の領域はこ
の領域の上部に糊付けされた他方の対の折返しの材料により強化される。後者の
対の折返しに切れ目が設けられているために、注出機能を達成することが可能で
ある。
切抜きはほぼ矩形の注出開口を形成し、この注出開口に対応する断面を有する
注出チューブが容器の基部にはり付けられるのが好ましい。
管状片の他端において、管状片の長さ方向に沿う8つの切れ目が、互いにかつ
上記長手方向折畳み線に対するほぼ規則的な間隔を管状片の周方向に配して形成
されている。これらの切れ目は、8つの折返しを形成し、2つの隣接する折返し
が、それぞれその端部で互いにはり付けられ、全部で4つの搬送ループを形成す
る。他の例として全部で1または2つの搬送ループを形成することも可能である
。
図面に示した例示的実施例を参照して本発明について以下により詳細に説明す
る。
第1図は本発明の管状片の斜視図を示している。
第2図は本発明の管状片の基部を示している。
請求の範囲
1.折畳み可能なブロック状容器の製造方法であって、
柔軟な材料の管状片を供給し、
この材料の管状片を平坦に折畳み、平行な長手方向折畳み線(3)を形成し、
材料片の1の管状端部に4つの切れ目(2)を設け、これらの切れ目は全て等
しい長さであり、前記平行な長手方向折畳み線(3)に対して平行な方向に沿っ
て、前記管状片の周縁部から前記管状片内に延び、前記切れ目は、互いにかつ前
記長手方向折曲げ線に対して等しい距離の周方向間隔を有し、これらの切れ目は
4つの折返し(4,5)を形成し、
第1対の折畳み線(8)を前記平坦に折畳まれた管状片の第1側部に設け、こ
の第1対の折畳み線は、一対の切れ目の端部から長手方向折畳み線(3)に向け
て広がり、
第2対の折畳み線(8)を前記平坦に折畳まれた管状片の第2側部に設け、こ
の第2対の折畳み線は、一対の切れ目の端部から長手方向折畳み線に向けて広が
り、第1,第2折畳み線の隣接する対は、前記長手方向折畳み線(9)で交差し
、
2つの対の折畳み線(8)の交点(9)を通る周部折畳み線(10)を設け、
前記線に沿って周部折畳み線(10)で限定される部分を折畳み、
前記折畳み線(8)の隣接する対と前記平坦に折畳まれた材料片の対向する側
部上の前記切れ目の隣接する対との間に形成される第1対の折返し(4)を折畳
み、
上記平坦に折畳まれた材料片の対向する側部から、切れ目の隣接する対の端部
間に延びる基部折畳み線(10a)に沿って第2対の折返し(5)を折畳み、
対向する折返し(4)のそれぞれの周部縁部の切抜き(6)と、他の2つの対
向する折返し(5)の周部縁の切開部(7)とを設け、この切開部(7)は容器
基部の組立状態で切抜き(6)で囲まれた領域と重なり、注出開口を形成する、
方法。
2.前記切抜き(6)は、ほぼ矩形の注出開口を形成し、この注出開口に対応
する断面を有する注出チューブ(14)が容器の基部にはり付けられる請求項1
に記載の方法。
3.前記注出チューブ(14)は、一端に折返し(15)を設けられ、これら
の折返しは容器基部の折返し(4,5)間に固定される請求項2に記載の方法。
4.容器の内側に配置された2つの折返し(27)のそれぞれの端部に切開部
が形成され、注出チューブ(32)がこの折返し(27)に糊付けされて平坦に
折畳まれ、この後、注出チューブ(32)が配置される領域を残して、容器の外
側に配置された折返し(26)が内側の折返しに糊付けされる請求項1、2また
は3に記載の方法。
5.前記折返し(4,5)が糊付けにより互いにはり付けられる請求項1から
4のいずれか1項に記載の方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.柔軟なブロック状容器の製造方法であって、 管状の柔軟な材料片を供給し、 この管状片の長さ方向の1端部に4つの切れ目(2)を形成し、これらの切れ 目は、管状片の周方向に配置され、互いにほぼ規則的な間隔を有しかつ4つの折 返し(4,5)を形成し、 これらの折返し(4,5)が互いに上下に載置されるように折返し(4,5) を折畳み、折返し(4,5)を互いにはり付けて容器の基部を形成する、工程を 備える方法。 2.2つの平行な長手方向折畳み線(3)に沿って管状片を平坦に折畳み、 2つの隣接する切れ目(2)においてそれぞれの切れ目の最内端から開始して 前記端部に対して広がり、長手方向の折畳み線(3)上で互いに交差する第1対 の傾斜折畳み線(8)を形成し、 他の切れ目(2)においてそれぞれの切れ目の最内端から開始する第2対の同 様な傾斜折畳み線(8)を形成し、 管状片の周部の回りにあって2つの対の傾斜折畳み線(8)と各長手方向折畳 み線(3)との交点(9)を通る周部折畳み線(10)を形成し、 周部線(10)に沿って、この周部線(10)と2つの傾斜折畳み線(8)と で形成される部分を折畳む、工程を更に備える請求項1に記載の方法。 3.切抜き(6)が、2つの対向する折返し(4)の上部に形成され、切開部 (7)が、他の2つの対向する折返し(5)の上部に形成され、この切開部は、 容器の基部が組立てられたときに、注出開口を形成するために切抜き(6)が一 致する点と一列に配置される請求項1または2に記載の方法。 4.前記切抜き(6)は、ほぼ矩形の注出開口を形成し、この注出開口に対応 する断面を有する注出チューブ(14)が容器の基部に取付けられる請求項3に 記載の方法。 5.前記注出チューブ(14)は、一端に折返し(15)を設けられ、これら の折返しは容器基部の折返し(4,5)間に固定される請求項4に記載の方法。 6.容器の内側に配置された2つの折返し(27)のそれぞれの端部に切開部 が形成され、注出チューブ(32)がこの折返し(27)に糊付けされて平坦に 折畳まれ、この後、注出チューブ(32)が配置される領域を残して、容器の外 側に配置された折返し(26)が内側の折返しに糊付けされる請求項1または2 に記載の方法。 7.前記折返し(4,5)が糊付けにより互いにはり付けられる請求項1から 6のいずれか1項に記載の方法。 8.他端において、管状片の長さ方向に沿う8つの切れ目(18)が、互いに かつ前記長手方向折畳み線に対するほぼ規則的な間隔を管状片の周方向に配置し て形成され、これらの切れ目(18)は、8つの折返し(19)を形成し、2つ の隣接する折返し(19)が、それぞれその端部で互いにはり付けられ、全体で 4つの搬送ループ(21)を形成する請求項1から7のいずれか1項に記載の方 法。 9.他端において、管状片の長さ方向に沿う4つの切れ目(18)が、互いに かつ前記長手方向折畳み線に対するほぼ規則的な間隔を管状片の周方向に配置し て形成され、これらの切れ目(18)は、8つの折返し(19)を形成し、2つ の隣接する折返し(19)が、それぞれその端部で互いにはり付けられ、全体で 2つの搬送ループ(21)を形成する請求項1から7のいずれか1項に記載の方 法。 10.2つの折返しの端部は、管状片に対して同じ側にあるこれらの折返しの 面が互いに対して配置されるように、互いの上に平坦に固定される請求項8また は9に記載の方法。 11.前記搬送ループ(21)が、一体的にその横方向に集まる請求項8,9 または10に記載の方法。 12.容器の上部カバーが、容器の基部に対向して管状片内に固定される請求 項1から11のいずれか1項に記載の方法。 13.前記容器の上部カバーは、柔軟な上部カバー材料片で前形成され、この 幅は、平坦に折重ねられた管状片の長手方向折畳み線の相互間隔に対応する請求 項12に記載の方法であって: 上部カバーの材料片を、折畳み線に沿って幅方向に二重に折畳み、 上部カバーの二重に折畳まれた材料片の対向する平行な縁部を互いにはり付け 、 それぞれ幅方向の折畳み線に対してほぼ45°の角度の折畳み線を有し、各対 が幅方向の折畳み線と上部カバーの材料片の長手方向縁部とで形成された交点か ら開始する複数対の折畳み線を形成し、 平坦に折畳まれた上部カバーの材料片を、基部が配置されている端部に対向す る管状片の端部内に挿入し、 上部カバーの材料片を、折畳み線からある程度の距離離隔して、ストリップ上 の管状片の内側にはり付ける、方法。 14.折畳み線に一致する切れ目を、上部カバーの材料片に形成し、 平坦に折畳まれた柔軟な充填管材料の管状片を、平坦に折畳まれた上部カバー の材料片内に、管状片の一端が上部カバーの材料内の切れ目に配置されるように 挿入し、 前記管状片を、この上部カバーの切れ目の回りで、上部カバーの材料片にはり 付ける請求項12または13に記載の方法。 15.柔軟なブロック状容器を製造する方法であって、 柔軟材料の管状片を供給し、 管状片の長さ方向における一端に、管状片の周方向に配置され、互いにかつ長 手方向折畳み線に対するほぼ規則的な間隔を有しかつ4つの折返し(4,5)を 形成する4つの切れ目(2)を形成し、 管状片を2つの平行な長手方向折畳み線(3)に沿って平坦に折畳み、 2つの隣接する切れ目(2)においてそれぞれの切れ目の最内端から開始して 前記端部に対して広がり、長手方向の折畳み線(3)上で互いに交差する第1対 の傾斜折畳み線(8)を形成し、 他の切れ目(2)においてそれぞれの切れ目の最内端から開始する、第2対の 同様な傾斜折畳み線(8)を形成し、 前記管状片の周部の回りにあって2つの対の傾斜折畳み線(8)と各長手方向 折畳み線(3)との交点(9)を通る周部折畳み線(10)を形成し、 前記周部線(10)に沿って、この周部線(10)と2つの傾斜畳み線(8) とで形成される部分を折畳み、 それぞれ2つの隣接する切れ目(2)間に形成された折返し(4,5)を、2 つの傾斜折畳み線(8)と切れ目(2)との交点間に延びる基部折畳み線(10 a)に沿って折畳み、周部折畳み線(10)と各折返し(4,5)の基部折畳み 線(10a)との間の間隔は、2つの対応する折返しの自由縁部(4a,5a) が直接対向しそれぞれ互いの上部に載置されるように、前記基部折畳み線(10 a)と折返し(4,5)の対向する自由縁部(4a,5a)との間隔と等しいか またはこれよりも大きく、 容器基部を形成するために、折返し(4,5)を互いにはり付ける、工程を備 える柔軟なブロック状容器の製造方法。
Applications Claiming Priority (3)
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-
1995
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