JPH08511452A - 抑制された回転自由度を有する放射治療システムおよび動的コリメータ - Google Patents

抑制された回転自由度を有する放射治療システムおよび動的コリメータ

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Abstract

(57)【要約】 ガントリ平面内だけでビームを生じさせる拘束された角度を持った自由度を有する放射線治療装置。放射線シールドは、固定されてなくてもよく、また、ガントリに取りつけられなくてもよく、あるいは主ビームを常に遮断するように回転しなくてもよい。拘束された運動は、患者/ガントリの衝突の危険を減少させ、極めて正確な放射線治療立案に備える。このように構成された治療装置は、単一ガントリに断層X線写真撮影像形成システムを含み得る。2つのシステムは、協力し、そして、同じハードウエアー構成部分の多くを使用して不規則な形状の治療容量が正確に照射されかつこれら容量を包囲する組織が最少限に照射される治療活動を立案し行う。治療装置は、また、患者の治療容量がビームに暴露される容量を横断するとき、放射線のファンビームの幅を変化させて腫瘍の前後での健康な腫瘍の照射を最少限とするコリメータを含み得る。ファンビームの幅は、治療期間の一時期患者の多重隣接類似スライスを治療するように制御され得る。

Description

【発明の詳細な説明】 抑制された回転自由度を有する放射治療 システムおよび動的コリメータ 背景 発明の分野 本発明は、腫瘍などの治療用の放射治療機器一般に関し、さらに詳細には、角 回転の自由度を減少させた放射治療装置に関する。本発明は、また、放射治療装 置と共に用いるコリメータに関し、前記コリメータは、患者の受ける放射線量の 正確な制御を許容したまま放射治療活動に必要な時間を短くするためのファンビ ームの幅を変化させるために用いられる。技術の説明 放射治療用の医療機器は、高エネルギー放射線で腫瘍組織を治療する。線量と 線量のプレイスメント(placement)とは、正確に制御して、腫瘍が、 破壊されるのに十分な放射線を受けること、また、周囲にあるおよび隣接する非 腫瘍組織に対する損傷を最小にすることの両方を確実にしなくてはならない。 外部給源放射線治療は、患者の外部の放射線給源を使用し、典型的には、放射 線アイソトープ例えば60Coまたは高エネルギーX線給源例えば直線加速装置を 用いる。外部給源は、腫瘍部位に向け放射線の軸線に沿って向けた平行化した( collimated)ビームを発生する。外部給源放射線治療は、外科的侵略 的手順の不利 な点をを避けるが、ビームが患者を貫通して腫瘍部位に進むとき放射線の通路内 の有意的な容量の非腫瘍の健康な組織を無用にも必然的に照射する。 健康な組織の照射の悪影響は、ビームを腫瘍部位に集中させてさまざまな放射 線軸線に沿って患者に放射線ビームを発射することにより放射線の与えられた線 量を腫瘍細胞に保つようにすることにより減少され得る。放射線ビームが複数の 放射線軸線に沿って向けられると、放射線ビームの通路に沿う健康な組織の特定 の容量の要素(element)は、変化し、全治療中の健康な組織のそれぞれ のそのような要素への総線量を減少する。 ビームは、3次元でさまざまな放射線軸線に沿い腫瘍に向けられることができ る。3次元で異なる角度で腫瘍に放射線ビームを向けることにより、腫瘍部位は 、最大の可能な数の方向から『一斉照射を受け(crossfired)』、放 射線ビームにより横断される健康な組織の個々のボエクセル(voxel)が、 低い放射線量を受ける。 健康な組織の照射は、また、放射線の軸線に垂直にとった腫瘍の全体的な断面 に放射線ビームをしっかりと平行化することにより減少され得る。そのような周 囲平行化をつくりだす多くのシステムが存在し、そのいくつかは、恣意的な輪郭 の放射線不透過性のマスクをそれぞれの部分に関して発生し得る多重スライドシ ャッターを用いる。 健康な組織の照射を減少させることに加えて、しっかり平行化されたビームは 、治療活動を完了するのに必要な時間を最短化させ得る。したがって、給源が異 なる角度に回転される時、放射線給源か ら見て腫瘍の全断面を画定する(subtend)ビームが用いられ得る。その ような『厚いビーム』システムでは、腫瘍の周りの健康な組織の照射は、放射線 ビームの軸線に垂直にとった腫瘍の全体的断面に放射線ビームを平行化させるこ とにより限定される。厚いビームを有するそのようなコリメータを用いると、照 射は、限定された数の角で達成され、したがって、治療活動は迅速に行われる。 単一平面にあって凸形状である腫瘍の治療は、ビームの異なる放射線軸線を前 記平面内に限定することにより簡単に行われ得る。そのような腫瘍について、適 当な回転軸線の周りの放射線給源の単一回転は、腫瘍を適切に照射できる。しか しながら、放射線の軸線を単一平面に強制する従来のシステムは、回転平面内で 凹形状である腫瘍(これが通常の場合である)を照射するのに適さない。 よって、実質的にどの角度からも腫瘍を照射する拘束されない能力のため、多 重に関節化した(multiply articulated)放射線給源が通 常は好ましく、健康な組織の個々のボエクセルの照射を最小限とし、単一平面に あって凸形状の腫瘍が平面の空間配向(spatial orientatio n)にかかわらず前記平面で標的とされることを可能とする。 さらにより正確な線量プレイスメントについて、スライス治療を用いる多重関 節化した放射線給源が使用され得る。 スライス治療では、コリメータは、放射線給源と患者との間で用いられる。コ リメータは、各腫瘍スライスを別個に標的とすることにより照射される腫瘍の@ 1つのスライスに向けられた薄いファンビームを通過し、腫瘍の内部へおよび周 囲区域に伝えられた放射線が、スライス平面に平行な平面内で制御される。 いずれのシステムでも、それが、スライス治療を使用する多重関節化したシス テムまたは単一平面であれ、薄いスライスが、放射線をより正確に発し、スライ スが薄くされると、より多くのガントリ回転が必要とされて与えられた腫瘍を照 射する。このことは、治療時間を長くする:なぜならば、ガントリ回転の速度は 、ファンビームの幅とは関係なく実質的に一定であるからである。ガントリ回転 速度を増加すると、腫瘍スライスにより吸収される放射線は、減少される。 同様にして、照射角の数の増加は、より正確な照射をもたらす。しかしながら 、腫瘍を完全に照射するのに必要な治療時間は、放射線角の数の増加と共に増加 する。 治療時間と正確さとの間の交換は、報奨装置に基づくシステムについての2つ の有極設計アプローチ(polar design approach)により 説明される。一方の設計アプローチは、単一平面での周辺コリメータ(circ umferential collimator)を用いる厚いビームを使用す る。この設計は、速い治療を与えるが、大きな画素を与え、よって、粗いフルエ ンス調節を与える。第2の設計アプローチは、薄いビームと多数の放射線角を用 い、治療活動あたりにより多くの時間を必要としてより細かなフルエンス調節を 生み出す。 より遅い上に、多重な関節装置は、放射線バリヤーがより複雑なのでより費用 がかかる。いずれの放射線治療装置の形状でも、治療区域での散らばった制御さ れてない放射線を制限することが重要である。制御されていない放射線は、治療 機器から四散し、患者または操作者に戻り得る。多重に関節化した給源からの放 射線は、患者 を給源とバリヤーとの間に位置させて、放射線給源に常に向き合っている保護バ リヤーを必要としいる。 理想的には、主保護バリヤーは、患者を通って進む減衰されていないX線を吸 収する。多重関節給源により、主バリヤーは、放射線給源に直接向き合う角度を 取るように運動可能でなくてはならない。 発明の要約 本発明は、放射線給源の運動が、単一の平面に拘束されている放射線治療機器 のための改良された構成物を提供することである。この単一平面形状は、多重関 節化されたシステムについて多数の利益を与える。 特に、本発明は、その回転軸線近くのテーブルに関してガントリ平面内のガン トリ回転を用いる。放射線給源は、放射線ビームを方向づけるガントリに取りつ けられていて、その回転の間患者に向いた複数の光線を含む。放射線給源と患者 との間に位置した補整装置(compensator)は、ビームをさえぎり、 ガントリ角と並進テーブル(translation table)の位置とに 基づく制御信号に従い、それぞれの光線の強度を独立的に制御する。 本発明の第1の目的は、高度に正確な放射線立案技術に容易に適する放射線治 療システムを提供することである。単一平面内の各角度に向けられた放射線でス ライス毎に基づき患者を治療すること、および角度の関数として放射線の各光線 の強度を制御することにより、恣意的形状の腫瘍が正確に照射され得る。 ガントリおよび放射線給源は、ガントリの掃引容量(swept volume)を包むトロイド状のハウジング内に包囲され得る。この形状は 、テーブルまたは患者または操作者が回転放射線給源の通路外にあるようにする ことを確実にするのを助ける。主バリヤーは、放射線給源に直径方向で対向する ガントリ内の回転のために位置決めされ得る。主バリヤーは、放射線が患者をで るとき放射線をさえぎり、閉ざす。ガントリのトロイド状ハウジングは、また、 治療区域内の四散する放射を制限する固定二次バリヤーとして使用されるように 四散遮蔽を与える材料により構成されてもよい。二次バリヤーは、放射線給源と 共に回転する必要がないので、二次バリヤーは、より重くてもよくまたより効果 的であってもよい。 1つの実施態様では、ガントリは、恣意的な長さの容量が治療されるように回 転の軸線に沿って腫瘍が平行移動されるように連続的に回転する。補整装置が、 ガントリ角とテーブル位置の両方の機能として制御される。 本発明のもう1つの目的は、回転の軸線に沿って伸び放射線ビーよりも幅の広 い容量の円滑な照射に備えるよう本発明の簡略化した構成物を用いることである 。下記の説明のように、ガントリの連続的な回転と同時的なテーブルの運動とに より生じた変化する放射線軸線の結果的な螺旋通路は、照射フィールドの『ギャ ップ』または『ホットスポット』を減少させる照射フィールドを円滑にする。 さらに、螺旋走査は、患者が回転軸線に垂直で、並進の軸線に沿って分けられ た一連の不連続なスライスに沿って治療されるとき必要とされるようなガントリ の360°回転の間の再位置決めのための患者の加速および減速の必要を排除す ることにより治療の速度を向上する。 もう1つの実施態様では、ガントリは、放射線治療のための放射線給源を支持 するだけでなく、ガントリが回転する時、コンピュータ化した断層X線写真撮影 再構成体のためのデータを得る対向した検出器アレーと低エネルギーX線給源を も支持する。 本発明のもう1つの目的は、立案と治療の両方が、短く連続して行われるよう に時間を減少させることと、治療立案と治療活動の両方の正確性を向上させるこ とである。放射線治療の運動の自由を単一平面に減少することにより、放射線治 療システムを制御するのに必要なデータと断層X線写真撮影像形成システムによ り発生されるデータとの間に改善された相関性がある。2つのシステムの同様な 形態は、その効果的な組み合わせを可能とする。 CT装置により展開された断層X線写真撮影像は、補償装置を制御する信号を 発生するための必要なデータを与え得る。1つの実施態様では、療法士が、断層 X線写真撮影像と関連して腫瘍を直接確認する。 断層X線写真撮影像形成システムと放射線治療システムとを共通のガントリ上 に持つことにより、新しい断層X線写真撮影像が患者が治療を受ける毎につくら れ得る。放射線技師は、患者が並進テーブル上にある間に治療プロトコールを調 節するように像を見て使用できる。 本発明のもう1つの目的は、腫瘍が予期せざる位置にある時、治療中に腫瘍の 位置を追跡し、治療活動を停止する方法を提供する。CT装置は、治療立案中に 生じる像に関連され得る患者の像を提供する。患者が動くと、機構は、自動的に 放射線給源を切るかまたは放射線技師にその動きを警告する。 本発明は、放射線治療の間ファンビームの厚みと配向とを変化させるファンビ ーム減衰補整装置と共に働くコリメータを含む。ファンビームの厚みを変えるこ とにより、腫瘍の端のスライスの健康な組織の照射は、減ぜられ得る、さらに/ または多重スライスが、減ぜられ得る、さらに/または多重スライスが、同時に 治療され得る。 特に、本発明のコリメータは、放射線給源と患者との間に配置された減衰装置 と関連して働く。減衰装置はファンビームの光線の強度を独立的に制御し得る。 コリメータは、弧状通路と共にまた弧状通路に沿ってはなれて運動するファンビ ーム内に配置された第1と第2の放射線不透過性のジョーを含む。ジョーにより 閉ざされていない時、放射線給源は患者の放射線ウインドーを照射する。ジョー が一緒になると、ジョーはファンビームを閉ざし、離れると、ジョーは、平行化 したビームを画定し、第1のジョーは第1の平行化した縁を画定し、第2のジョ ーはビームの第2の平行化した縁を画定する。並進器(translator) は、治療容量とビーム平面との間の相対的運動が、治療容量を第1の平行化した ビームの縁を通ってまず進行させ、次に第2の平行化したビームの縁を通って進 行させるビーム平面に関して並進軸線に沿って治療容量を移動させる。モチベー ション機構は、第1のジョーと第2のジョーの対向縁をファンビーム内で一緒に 、また、別個に運動させて、治療容量に関し放射線ウインドの相対的位置の機能 としてその間を通る平行化したビームの厚みを制御する。さらに、ジョーの運動 は、それぞれのジョーがビーム中央線を横断する点で総体的である。 よって、本発明のもう1つの目的は、照射される腫瘍の部分に依 存して腫瘍の恣意的大きさにした各部分を画定するようにファンビームの厚みを 調節できる放射線治療装置を提供することである。まず、ファンビームが治療さ れているスライスを完全には横断しない腫瘍の端で、ファンビームは、健康な組 織の放射線暴露を減少するようにより薄くされ得る。スライスを治療する能力は 、ファンビームの個々の光線の制御を許容する減衰装置の使用から生じる。第2 に、隣接するしライスが、同様な治療を必要とすると、ファンビームは、広くさ れ得、それらのスライスが同時に治療されて全治療時間が減少され得る。 本発明のもう1つの目的は、腫瘍のどの隣接部分が放射線で同時に治療され得 るかを決定し得る放射線治療装置を提供することである。 比較モジュールは、治療容量のそれぞれの個々のスライスについてシノグラム (sinogram)を受ける。各シノグラムは、そのスライスについての各角 度に関しファンビームのそれぞれの光線に対し強度データを含む。比較モジュー ルは、腫瘍の隣接スライスのシノグラムを比較して、差の値を生じる。2つの比 較したシノグラムが、同様であるなら、その隣接スライスは1つとして扱われる 。 本発明のもう1つの目的は、ガントリ回転の平面に関してファンビームを配向 (orient)させ得る放射線治療装置を提供することである。別個のジョー が、ファンビームの中心線を横断できるようにコリメータを構成させることによ り、ファンビームの方向が、ガントリ回転の平面に関してある角度で配向され得 る。この配向は、すべての3つの方向から腫瘍部位を標的とすることを可能とし 、よって、より多くの治療選択肢を与える。 本発明の上記およびほかの目的および利点は、下記の説明から明らかとなろう 。下記の説明では、添付の図面を参照するものであり、添付の図面は、本発明の 一部であり、本発明のいくつかの好ましい実施態様を例示的に示すものである。 そのような実施態様は、本発明のすべての範囲を必ずしも表すものではなく、し たがって、本発明の範囲を述べる請求の範囲を参照することが必要である。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の放射線治療装置の部分的断面図である。 図2は、図1の線2−2に沿って取った図1の放射線治療装置の断面図であり 、治療と像形成給源の横方向配向を示している。 図2(a)は、図2の2A−2Aに沿って取った図1の治療装置の断面図であ り、治療と像形成給源および検出器アレーの半径方向配向を示している。 図3は、本発明に使用される補整装置アセンブリの斜視図であり、補整装置薄 片とそれに関連する動機給源(例えばエアシリンダー)を示している。 図4は、線4−4に沿う図3の補整装置アセンブリの断面図であり、放射線の ファンビームのための各補整装置薄片の台形外観と、運動する際の補整装置薄片 を支持する案内レールとを示している。 図5は、図4の1組の案内レールおよび1つの薄片の切断斜視図であり、その 完全に閉じた位置の薄片を支持するカラーを示している。 図6は、放射線給源と、補整装置アセンブリと、腫瘍を持った患者の間に配置 された本発明のコリメータジョーアセンブリの立面図 である。 図7は、線7−7に沿う図6のコリメータアセンブリのジョーの断面図であり 、ウエイに沿うジョーの並進に使用されるねじとナットを示している。 図8は、従来のCTスキャナーと本発明の補整装置を組み入れ、本発明により 前記補整装置を制御し得るコンピュータを含む放射線治療装置の要素を示すブロ ックダイアグラムである。 図9(a)−(d)は、仮想腫瘍領域の線量分布であり同じ線量の線により線 量強度を示していて、図9(a)は、所望の線量分布を示し、図9(b)、(c )および(d)は、本発明による2回、3回及び10回反復の後の累進的な実際 の線量分布を示している。 図10は、放射線治療を受けている患者の図式の表現であり、本発明を説明す るために用いた座標系とばらつき核(scatter kernel)とを示し ている。 図11は、1つのガントリー角度での放射線ビームと関連した1方向のばらつ き核の斜視表現である。 図12は、多重ガントリー角度での複数の放射線ビームと関連した複合多方向 のばらつき核の斜視表現である。 図13は、所望の線量地図をとりフルエンスプロフィールを計算するフルエン スプロフィール計算機を示すブロックダイアグラムである。 図14は、図13のフルエンスプロフィール計算を用い本発明の補整装置を制 御する全体的反復法を示すブロックダイアグラムである。 図15(a)−(c)は、それぞれ反復の1段階、2段階及び4 段階について本発明で得られた実際の線量分布と所望の線量分布との間の誤りを 示すプロットの斜視図である。 図16(a)−(c)は、簡略化した腫瘍の斜視図とグラフであり、2つの接 合した放射線治療ビームから得られるであろうギャップとホットスポットを示し ている。 図17(a)は、図16(a)の簡略化した腫瘍の斜視図であり、図17(b )−(e)は、螺旋治療活動の間さまざまなガントリ角度からの図17(a)の 腫瘍に関連する放射線ビーム位置を示している。 図18(a)−(e)は、図16(a)の簡略化した腫瘍の斜視図と螺旋治療 活動の間の異なる時間での図18(a)の腫瘍に投じられた累積放射線量を示す グラフであり、図18(b)−(e)のそれぞれのグラフは、図17(b)−( e)の隣接グラフに相当する。 図19は、本発明のモチベーション機構操作を示すブロックダイアグラムであ る。 図20は、薄い部分と厚い部分とを有する簡略化した腫瘍の斜視図である。 図21(a)−(c)は、図20の腫瘍の対応するように番号をふった平面に ついてのサンプルスライスのシノグラムを示すグラフである。各シノグラムは、 3次元であり腫瘍の単一スライスについての各ガントリ角での補整装置の各減衰 薄片に対するビーム幅強度データを含んでいる。 図22は、同様なシノグラムからの照射区画をつくりだす本発明の方法を示す ブロックダイアグラムである。 図23(a)−(c)は、腫瘍がジョーに関して並進されるときジョーが、固 定された分離点(fixed separation)となっている螺旋走査治 療システムのコリメータジョーの間の変化する空間関係を示す斜視図である。 図23(d)−(f)は、図23(a)−(c)の斜視図に相当する側面図で ある。 図24(a)−(c)は、腫瘍がジョーに関して並進されるときの本発明のコ リメータジョーの運動を示す斜視図である。 図24(d)−(f)は、図24(a)−(c)の斜視図に相当する側面図で ある。 好ましい実施態様の詳細な説明 図1を参照して説明すると、本発明を具体的に示す放射線治療装置10は、密 なコンクリートまたはほかの適当な放射線減衰材料からつくられた定置の、全体 的にブロック形状の放射線バリヤー12を含む。水平穴軸線15を中心としたシ リンダ状穴13は、バリヤー12の前面と後面24、25を貫通して伸びている 。 並進軸線17に沿って配置されたテーブル11が、先ず、前面次に後面25を 貫通する穴13を通り軸線17に沿って滑動し得る。テーブル11は、案内軌道 6に沿って支持され、本分野で周知のように電動式駆動装置により運動させられ 、その位置が下記に説明されるようにコンピュータにより制御され得る。 図2も参照して説明すると、穴13は、内部凹部16、19および16’を含 み、これらの内部凹部は、それぞれ、シリンダ状であって、穴軸線15と共軸と なっている。凹部16は、保護バリヤー12の前面24近くに配置されていて、 下記に説明するように、環 状ボールベアリング27の半径方向外縁を受容している。凹部16’は、凹部1 6と同様であるが、保護バリヤー12の後面25近傍の穴13の軸線に沿って配 置されている。凹部16’は、環状ボールベアリング27’の半径方向外縁を保 持している。 穴13の容量の外の各種機器(説明することになる)の支持のための容量を形 成するため、凹部16または16’よりも大きな半径を有する凹部19は凹部1 6と16’との間の中央にある。 図2および2aを参照して説明すると、穴軸線15を中心として半径方向に対 称な環状ガントリ14は、凹部16、16’および19内に嵌含していて、凹部 16、16’および19’に全体的に一致する外面を有している。ガントリ14 は、ベアリング27および27’の半径方向内縁により2つの端で支持されてい てバリヤー12内でこれらベアリング上での回転をするようにしている。ガント リ14は、全体的に内側に凹形をなし、半径方向で内側に延長する壁21を有す る凹部19’に保持されたU字形部分20を有している。穴軸線15に垂直に向 けられた高エネルギー放射線のファンビーム26を生じる放射線治療給源32が 、後端25に最も近い半径方向で内側に延長する壁21に取りつけられている。 ファンビーム26は、穴軸線15に垂直な平面22内に全体的にあり、常に、バ リヤー12に向けられている。 主バリヤー107は、ガントリ14の対向側の治療給源32に直径方向で対向 している。主バリヤー107は、患者を出るそれぞれの光線47を画定し、閉ざ し、よって、治療区域内の四散を最少化する。確認目的のため、メガ電圧検出器 アレー105が、主バリヤー107の内面に位置決めされ得る。 X線給源28および像形成検出器アレー30は、平面22に平行だが平面22 とは離隔した平面に沿って、かつファンビーム26の軸線に実質的に直角な軸線 に沿ってX線29のビームを方向づけるため、バリヤー12の前端に最も近い垂 直に延長する壁21に沿って固着配置されている。X線29の平面とファンビー ム平面22のこの離隔は、治療給源32とX線給源12を収容するバリヤー12 内の十分な空間を確保し、2つのシステムの間の望まない信号干渉を防ぐ。 ガントリ20の回転に際して、穴13内の患者を干渉しないように、放射線給 源32、主バリヤー107、X線給源28およびX線検出器30は、すべて、穴 13の容量から除かれる。 ガントリ20は、バリヤー12を貫通して延長し、慣用の手段により駆動され るシャフト7により回転され得る。バリヤー12内のガントリ20の正確な角度 を示す信号を与えるためのエンコーダ(図示せず)が、シャフトに取りつけられ ている。 図3を参照して説明すると、放射線治療給源32は、焦点35から出て、患者 (図示せず)に向けられる全体的に円錐形の放射線ビーム34’を生じる。円錐 形ビーム34は、ファンビーム平面38を中心とした全体的に平面なファインビ ーム26を形成する1組の矩形コリメータブレード31から構成された放射線不 透過性コリメータにより平行化され、このファンビームは、ファンビーム平面に 沿って測定される幅39とそれに垂直な厚さ37を有している。閉ざされると、 ファンビーム26は、患者に向け方向づけられた放射線ウインド33を画定して いる。 I.補整装置 補整装置40は、放射線が患者により受け取られるのに先立ち、コリメータ3 6上方のファンビーム26の中心でファンビーム平面38を中心として置かれ、 焦点スポット35の回りに一定の半径の弧を一緒に形成する複数の隣接台形薄片 41を含んでいる。薄片41は、スリーブ43内に保持されている。スリーブ4 3は、比較的に放射線半透過性の材料からつくられていて、その内端44で、焦 点スポット35に関して固定された装着板45に取りつけられている。装着板4 5は、丈夫な放射線不透過性の材料からつくられていて、ファンビーム26のす ぐ外に位置決めされてファンビーム26についての干渉を防上する。 好ましくは、補整装置40の薄片41は、全ファンビーム26を画定していて ファンビーム26を分割してオフセット角φで1組の隣接スラブ様光線47にす る。また、図4を参照して述べると、それぞれのスリーブ43は、その外端48 で解放していて例えば鉛、タングステン、セリウム、タンタルまたは関連した合 金のような密な放射線不透過性の材料からつくられた相対的な寸法とした台形薄 片41を滑動により受け入れる。 それぞれの薄片41は、その対応するスリーブ43内で完全に滑動し得て、ス リーブ43と関連する光線47を遮断する。薄片41が、その対応する光線47 を遮断する時、それを『閉じた状態』にあると呼ぶ。スリーブ43は、十分な長 さを有しそれぞれの薄片41がファンビーム26の通路から滑動するのを許容し 、その対応する光線47が完全に妨害されずになっていてしかもスリーブ43に より案内される。この非遮断位置で、薄片は、『開いた状態』にあ ると呼ばれる。 それぞれの薄片41は、柔軟なリンク50により薄片41に接続された対応す るエアシリンダ51の手段によりその開いた状態と閉じた状態との間で迅速に運 動され得る。エアシリンダ51は、供給ホース52によりシリンダ51に連結さ れた加圧空気の手段によりシリンダの端と端との間で高速に運動され得る内部ピ ストン(図示せず)を有している。供給ホース52は、下記に説明される補整装 置制御装置により供給される。エアシリンダ51は、高力を薄片41に加えるこ とができそれらを開いた状態と閉じた状態との間で迅速に独立的に運動させる。 図4及び5を参照して述べると、薄片41は、薄片41の縁に沿って形成され た切欠き55に嵌合する案内レール54によりスリーブ43内で支持されて案内 される。切欠き55は、ガイドレール54が、スリーブ43内に薄片41を滑動 可能に保持するのを、開いた状態と閉じた状態との間での運動の間、許容する。 閉じた状態で、それぞれの薄片41の内端44は、装着板45に取りつけられ た硬質カラー58により捕捉されていて、硬質カラー58は、薄片41を、案内 レール54により行われるよりもより正確に、装着板45と、したがって、ファ ンビーム26と整合させる。理想的には放射線半透明である案内レール54が、 比較的に強固でない(insubstantial)のに対して、装着板45上 でファンビーム26をはずれて位置するカラー58は、放射線半透明である必要 はなく、よって、構造がより強固(sustantial)ある。カラー58に 類似するカラー(図示せず)が、完全に開いた状態にある時のそれぞれの薄片4 1を支持する。薄片41は 、そのほとんどの時間を開いた状態または閉じた状態にすべて費やすので、それ らは、ほとんどの時間、支持カラーによりしっかりと位置決めされる。 II.コリメータ 図6を参照して説明すると、、コリメータ36は、補整装置40と患者17と の間でファンビーム26のすぐ内側に位置決めされていて、2つのジョー31、 ジョーウエイ250(図7に最もよく見られる)および2つのサーボモータ25 3を含んでいる。 各ジョー31は、矩形角柱であり、減衰薄片41のように、鉛、タングステン 、セリウム、タンタルまたは関連した合金のような密で放射線不透過性材料から つくられている。ジョー31は、隣接ファンビーム光線47に実質的に平行な対 向平坦表面249を有している。各ジョーは、また、その平坦表面49の反対側 に裏面243を有する。コリメータ36のジョー31は、平面249がファンビ ーム26内で衝合すると、ジョー31が全ビーム幅39と厚さ37を画定するよ うな寸法となっているべきである(図3参照)。 各ジョー31は、その外側の両側に取りつけた2つの枢着された線形ベアリン グ244を備えている。その裏面243を貫通する穿たれた孔は、ねじチャンバ 251を画定する。ナット239をしっかりと受け入れて同中心とした中空化チ ャンネル252が各ねじチャンバ251の内壁にある。 図7も参照して説明すると、ジョー31は、枢着された線形ベアリング244 により受け入れられた2つの弧状の支持ロッド245により支持されている。弧 状の支持ロッド45は、焦点35を中心とした一定の半径の弧状のウエイ250 を一緒に形成している。ウ エイ250は、ジョー31の裏面243に隣接するその外端242の両方で開い ていて、コリメータ36の両方のジョー31を受け入れるのに十分な長さである 。図6に見られるように、ウエイ250の支持軌道245は、その外端247で 装着部材246に取りつけられている。装着部材246は、焦点35に関して固 定されている。支持軌道245および装着部材246は、放射線不透過材料から つくられていて、ビーム26の外に位置決めされていてファンビーム26が干渉 されるのを防ぐ。ジョー31は、ファンビーム26の厚さ37に等しいギャップ 221を画定するのに十分なようにウエイ250に沿って離隔して運動し得る。 各ジョー31は、焦点35に関して運動され得、他のジョー31は、ジョーね じ237に柔軟なリンク241により接続されたサーボモータ253により運動 され得る。柔軟なリンク241は、サーボモータ253が静止したままでいるこ とを許容し、その間その関連するジョー31は、弧状のウエイ250に沿って駆 動される。ジョーねじ237は、それぞれのジョー31のナット239に螺合し て受け入れられる。サーボモータ253は、ガントリ20に関して静止して保持 され、下記のようにしてコリメータ制御モジュール72により制御される。III.放射線治療制御電気回路機構(Radiation Therapy Control Circuitry) 図8を参照して説明すると、放射線治療給源32は、コンピュータ61の制御 下で放射線ビーム26を入れたり切ったりする放射線制御モジュール60により 制御される。 補整装置制御モジュール62は、加圧した空気の給源を与え、供 給ホース52を介してその空気をゲート(gate)するように弁で流れを調節 して、エアシリンダ51を個々に制御し、薄片41のそれぞれをその対応するス リーブ43および光線47に対して出入りするように運動させる(図3も参照) 。補整装置制御モジュール62もコンピュータ61に接続していて説明する補整 装置40のプログラム制御を可能とする。 コリメータ制御モジュール64は、コリメータジョー31の間の空間的な関係 を制御して単一の定常状態平行化ビーム26を達成する。コリメータモジュール 64は、また、コンピュータ61に接続されていて説明するコリメータジョー3 1のプログラム制御を可能とする。 X線給源28を用いる断層X線写真撮影像形成システム(tomograph ic imaging system)63および対向検出器アレー30は、放 射線給源32と同じガントリ14に有利には装着されていて立案の目的のため放 射線治療に先立ち、患者59の照射されたスライスのスライス像または断層X線 写真撮影像を生じる。断層X線写真撮影像形成システム63のための制御モジュ ールは次を含む:X線給源28を入れたり切ったりするX線制御モジュール67 および断層X線写真撮影像をつくるため検出器アレー30からのデータを受ける データ取得システム68。高速アレープロセッサなどを典型的には含んでなる像 再形成装置69は、データ取得システム68からのデータを受け入れて、本分野 で周知の方法に従いそのようなデータから断層X線写真撮影像を再形成するのを 援助するようにすることを目的としている。像再形成装置69は、また、コンピ ュータ61と連絡していて、下記に説明するように本 発明で用いられる高速計算を援助するようにする。断層X線写真撮影像は、放射 線療法治療にすぐ先立ち、患者の姿勢の確認を許容する。高エネルギー検出器ア レーを配置して患者を貫通する放射線給源32からの放射線を受け入れて治療の 確認を援助するようできることも当業者に理解されるべきである。 ガントリ制御モジュール66は、ガントリ14を回転させるのに必要な信号を 与えて、放射線治療のためのファンビーム26の角度θと放射線給源32の位置 を変化させ、また、計算された断層X線写真撮影X線給源28、X線検出器アレ ー30および主バリヤー107の位置を変化させる。コンピュータ制御の下にガ ントリが回転させられるようにガントリ制御モジュール66は、コンピュータ6 1と接続していて、また、その制御を援助するようにガントリ角度θを示す信号 をコンピュータ61に与える。 キーボード/ディスプレーユニット71を含むターミナル70は、操作者にプ ログラムとデータをコンピュータ61に入力すること、放射線治療と断層X線写 真撮影像形成機器63を制御することおよびディスプレー71上に像再形成装置 69により生じた断層X線写真撮影像を表示させることを許容する。磁気ディス クユニットまたは磁気テープ用あるいは光学媒体用のドライブであるマスストー レッジシステム73は、後で用いるように断層X線写真撮影像形成システム63 により収集されたデータを記憶することを許容する。 放射線治療システム10を操作するコンピュータプログラムとシノグラム(説 明することになる)は、通常、マスストーレッジユニット73に記憶されて、シ ステム10の使用中の迅速な処理のためにコンピュータ61の内部メモリーにロ ードされることになる。 IV.治療システムの操作 図1および6を再び参照して説明すると、治療立案活動の一部として、テーブ ル11に関連する患者内の腫瘍の正確な位置が分かるように患者が並進テーブル 11上に位置決めされる。テーブル11は、ガントリ14を通って並進させられ る。並進の間、ビーム29が腫瘍72を通って螺旋パターンを掃引するように検 出器アレー30に向けX線ビーム29を方向づけつつX線形成給源28が患者の 周りで回転される。テーブル制御モジュール200を通じてコンピュータ61と 通信する位置表示器(図示せず)は、テーブル11の運動を追跡し、ビーム平面 38に関する腫瘍72の正確な位置をコンピュータ61に与える。本分野で周知 の検出方法を通じて、X線給源28と検出器アレー30とが、協力して複数のガ ントリ角度θとテーブル位置とからX線データを生じるようにする。コンピュー タ61が生のX線データを記憶する。このデータは、再形成装置69により使用 されて治療活動の治療シノグラムを生じるように使用される患者の各スライスの 断層X線写真撮影像をつくる。 各シノグラムは、後の治療活動の間コリメータと補整装置とを制御するように なる複数のフルエンスプロフィールを含む。フルエンスプロフィールは、放射線 ビーム26により並進されるような患者の並進テーブル(図示せず)の与えられ た位置でのそのガントリ角度θに所望とされる放射線給源32からの放射線ビー ム26のそれぞれの光線47のフルエンスまたは強度を説明する。共に、それぞ れのガントリ角についてのフルエンスプロフィールは、並進テーブル11の特定 の位置についての治療シノグラムをつくる。 放射線治療ユニット10の働きの間、補整装置制御モジュール6 2は、各ガントリ角についてのフルエンスプロフィールをコンピュータ61から 受ける。補整装置制御モジュール62は、補整装置40の薄片41をその開いた 状態と閉じた状態との間で迅速に運動させて完全に減衰させるかまたは各光線4 7に減衰を与えない。それぞれのフルエンスプロフィールに必要とされるような 、各光線47のフルエンスの漸次的移行(gradation)は、各ガントリ 角について各薄片41が開いた位置にある相対的期間に比較される各薄片41が 閉じた位置にある相対的期間を調節することにより得られる。各薄片41につい ての『使用サイクル(duty cycle)』すなわち閉じた状態と開いた状 態との間の比は、各ガントリ角での与えられた薄片41により通された全エネル ギーに影響を与え、よって、恣意的な形状とされたビームプロフィールを発生し 得る。各ガントリ角でのビームフルエンスプロフィールを制御する能力は、下記 の治療立案法による患者59の照射容量を通る放射線ビーム26により与えられ る線量の正確な制御を可能とする。 ガントリ14の回転と患者59の並進の間、コリメータ制御モジュール64は 、ジョー31を運動させるサーボモータ253に信号を送り、下記するようにフ ァンビーム26の幅39を変化させる。 治療シノグラムのフルエンスプロフィールは、治療立案ソフトウエアー(下記 する)により決定され、コンピュータ61に記憶される。 V.治療立案ソフトウェアー 上記に説明した補整装置40とコリメータ36の十分な利益を得るのに必要な 治療シノグラムの生成(generation)は、コンピュータ61および再 形成装置69で走る特別に開発されたソフトウエアーにより行われる。治療立案 は、ソフトウエアーで行われるが、立案は、また、この操作に献じられた不連続 の電子的な電気回路の構成部分に実施され得るし、また、そのように献じられた 電気回路の構成部分が、このプロセスにより大きな速さを与えるように使用され 得ることが認められよう。 図9(a)を参照して説明すると、腫瘍のさまざまなスライスに相当する断層 X線写真撮影像が、再形成装置69によりつくられた後、補整装置40を制御す る所望の治療シノグラムの生成が、所望の線量地図75の定義(definit ion)で始まる。所望の線量地図75は、ターミナル70のディスプレイ71 に患者の各スライスの断層X線写真撮影像を表示し、トラックボール(trac k−ball)を用いあるいは本分野でよく分かっている同様な入力装置を用い て腫瘍区域76の周囲を手動的に追跡することにより最も容易に入れる(ent er)ことができよう。標準的な区域フィリングコンピュータプログラム(ar ea−filling computer program)を用いて各追跡し た領域に割り当てた線量値を所望の線量地図75を表すメモリのアレーの適当な 要素に移すようにしてもよい。 典型的な所望の線量地図75は、線量拘束(dose contraint) 内の比較的高い放射線量を腫瘍組織76の1区域に割り当て、第2の低い放射線 量をその領域の外の健康な組織77の区 域に割り当てる。健康な組織77は放射線感受性器官またはさらに低い放射線量 が割り当てられ得る器官などを含む区域78を含み得る。所望の線量地図75は 、各要素が1つのディジタル値を保持する要素のアレーとしてコンピュータ61 のメモリに記憶される。 このように線量地図75の各要素は、患者59のスライス内の複数の容量要素 80(『ボエクセル』(voxel))のそれぞれで所望される線量を定義する 。図10を参照して説明すると、患者59のそれぞれのボエクセル80は、与え られた参照点81から定義 A.線量をtermaに変換 1.terma なわち、放射線給源32から直接受け取られる放射線を含む)。与 られる: 、『terma』(単位質量あたりに放出される全エネルギー)と呼ばれる。 単一エネルギー外部放射線給源については、terma割合T( 衰値であり、Eは、ジュールで表した放射線フォトンのエネルギーであり、φは 、フルエンス比(フラックス密度)の分布である。エネルギーXフルエンス比/ 時間の積分は、エネルギーフルエンスΨ よって、 式(4)は、光線47からどれだけのエネルギーがボエクセルr’と相互に作 用するかを基本的に述べている。 2.コンボルーション核 ンテカルロ法を用いて生成され得る。述べたように、それは、ボエ 吸収されるエネルギーの部分を示す3次元関数である。各ボエクセ 32からの方向づけられた光線47にその給源を見いだし、よって 11に示唆されるように通常異方性である。エネルギー保存は、次を必要とする : すなわち、主相互作用により伝達されたエネルギーが、相互作用点にすべてデ ポジットされるなら、核は、デルタ関数として近似されよう。 角に関連づけられる。患者が照射されるガントリ角θが予め決定さ perimposition)から生じるであろう。 図12を参照して説明すると、放射線の広がりが、すべてのビームの方向につ いてほぼ等しく、各ガントリ角θからの光線47がボ 向コンボルーション核が、次のように『異方性』型になる: ここで、nは、光線47が投射される不連続ガントリ角の数である。 異なるガントリ角での多重光線47について、与えられたボエク たがって、 目のガントリ角についてのtermaの寄与した部分である。 この簡略化は、各光線47からtermaへの寄与が同等でありコンボルーシ ョンの分布特性を利用することを仮定する。この仮定の誤差は、後述の濾過(f iltration)により減少される。 式(7)は、termaからの線量の計算を実質的に簡略化する 部の数を必要として全患者容量にわたる線量を計算する。したがって、好ましく は、高速フーリエ変換の計算上の能率が、用いられ得、式(7)が次のように変 換される: ここでFおよびF-1は、フーリエ変換および逆フーリエ変換をそ 空間的に不変であることを必要とし、空間ドメインの2つの空間的に不変な量の コンボルーションが周波数ドメインの乗法(multiplication)と 同等であると述べるコンボルーション定理に依存する。 ’)は、次の(1)、(2)および(3)の複素関数である:(1)多エネルギ ーX線ビームの硬化(すなわち、高周波数または高いエネルギー放射線成分の割 合を増加する患者59の濾過の効果)、(2)各ボエクセルを横断する光線47 の数および(3)患者の質量の指数減衰。 好ましい実施態様では、この第1の因子であるビーム硬化は、減衰問題よりも 小さな効果なので無視される。よって、患者59のフォトンエネルギースペクト ルは、外部放射線給源32のそれと同じであると仮定され得る。しかしながら、 この簡略化は、必要でなく、ビーム硬化は、別個に巻き込まれたエネルギー間隔 の有限の数に よりフォトンエネルギースペクトルを表すことにより正確に説明され得ると理解 されよう。 第2の因子であるビーム26のファン配向のガントリ角の有限数の幾何学によ り起こされる各ボエクセルを横断する光線47の配向と数の差は、空間不変性に 影響を及ぼす。(平行ビーム幾何学と対照する)ビームのファン配向から持ち上 がる問題は、ガントリ14の完全な回転があると多くは解決される。照射がガン トリ角の有限数でのみ行われる事実から生じる誤りは、受け入れられるものと測 定された。 空間不変性の仮定に影響する第3の因子は、媒質の減衰である。これは、各ガ ントリ角でのビームからの全termaの断片的な寄与に影響する。線量の正確 な計算が臨界的である気づくような立案手順の各段階で、線量分布は、ボエクセ ルの上になる減衰に基づき各ビームについて別個に計算され、このような減衰は 、断層X線写真撮影像のパラメータから推論される。この場合、式(8)の簡略 化は、使用され得ず、繰り返されるコンボルーションが行われねばならない。し かしながら気づくであろうように立案プロセスでのあ 不変であると仮定され、式(8)に従い線量が計算される。 所望の線量図75からのterma値の生産は、単なる、次のような式(8) を逆にするプロセスである。 『ゼロ』(典型的な高い周波数で)がないということ、またはより 空間的にコンパクトな核のフーリエ変換が有意的に高い周波数内容(frequ ecy content)を有し得る)ということを必要とする。患者59に対 して指令される核が十分にコンパクトであってこのフーリエデコンボルーション を可能とするということが本発明者により測定された。 図13を参照として説明すると、所望の線量地図75から各ボエ るこのデコンボルーションは、プロセスブロック84により示される。 B.ボエクセルエネルギーフルエンスへのtermaの変換 terma地図83を知ると、ビーム強度の尺度であるエネルギ によりそれぞれの相当するボエクセルで測定され得る: μ/ρの値は、概算され得、一定と考えられ、あるいは、実際のμ/ρが、断 層X線写真撮影像形成システム63(図8に示されている)の手段により集めら れた断層X線写真撮影走査データから推測され得る。このようにして、また、図 13のプロセスブロック8 5により説明されるように、terma地図の各点でフルエンスを与えるフルエ ンス地図86が測定され得る。 C.ボエクセルエネルギーフルエンスをエネルギープロフィールに変換すること 関係により補整装置40を去る光線47のエネルギーに関連される: ギーフルエンスであり、補整装置のフルエンスプロフィールを定めるように働き 、θおよびφは、前記したようにガントリ角と光線47のオフセット角とである 。 に沿う単位ベクトルであり(ここで、領域が、ガントリ14の回転の中心であ ると仮定される)、そしてpは、光線47とガントリの回転中心15からの垂直 距離である。ベクトルは、光線47に沿 う単なるベクトルであり積分変数を与える。 0から発射される放射ビーム26のフルエンスに関連づけられる。 。断層X線写真撮影像再形成の数学的処理から借りることにより、フルエンス地 図86は、プロジェクタ87により『逆』戻し投射され(すなわち投射され)得 、所望のフルエンス地図、よって、線量を発生するのに必要な外部給源によりつ くられるべきフルエンスプロフィールを測定する。 この投射は、断層X線写真撮影像形成システムで取った一連の投射からの患者 59の断層X線写真撮影スライスの像を形成するために用いた単なる典型的な戻 し投射の反対である。投射(projection)は、分布を横断する線積分 あるので、各ボエクセルに対するエネルギーフルエンス分布(式(11))は、 レイライン( の線積分は、投射操作とΨ。(φ、θ)を示し、各ガントリ角θの相殺角(of fset angle)φについてのフルエンスプロフィールは次のようになる : 式(13)の投射は、図13のプロジェクタ87により表される。 補整装置40についてのフルエンスプロフィールを計算する目的で投射プロセ スは、断層X線写真撮影バック投射の単なる逆とは基本的に異なる。差は、照射 された腫瘍組織76と健康な組織77との間の線量の移行の鋭敏さに主に関する 。この移行領域の鋭敏さは、健康な組織77の照射を減少し、所望の線量地図7 5に対する線量の実際の忠実度に対し好ましい。 この理由から、フルエンス計算機85からのフルエンス地図86は、プロセス ブロック88により示されるように予め濾過され、次のように濾過されたフルエ ンス地図Ψ’(φ、θ)を生じる: ここで、Ψ(φ、θ)は、フルエンス地図86であり、|ω|は、周波数空間 のランプフィルターであり、『+』添え字は、濾過結 果の正の成分を示す。このフィルター88は、フルエンス地図86の高周波数成 分を増加させ、よって、腫瘍/非腫瘍境界面での線量の迅速な移行を助ける。 このプレフィルター88は、断層X線写真撮影像形成の『濾過された』戻り投 射で用いられたフィルターと同様である。すなわち、断層X線写真撮影像形成の ように、フィルターは、像データを生じる投射の低周波数成分の重要性を減じる 。さらに、ほかのプレフィルターが適用されてフルエンスプロフィールからつく られるterma地図から線量地図を計算する半径方向で対称な核(式(6)) の使用のために補正され得る。 実際、terma地図の計算、フルエンス地図の発生およびフルエンスプロフ ィールの計算は、不連続な段階として行われる必要がないが、適当な濾過を伴う 線量地図の直接投射により達成され得る。濾過は、投射空間でデコンボルーショ ンの操作とランプ濾過とを組み合わせる『迅速逆フィルター』により達成される 。 このことは、次の式により象徴的に特定化され得る: リエ空間で通常なされるようなコンボルーション演算に関する。 図13を参照してさらに説明すると、デコンボルバー84、フルエンス計算機 85、プレフィルター88(これは、投射空間フィルター(例えば、ランプフィ ルター、ゼロの截断を後続させる迅速逆 フィルター)を含んでいる)およびプロジェクタ87を含むブロック90のフル エンスプロフィール計算は、所望の線量地図75から見積もられた治療シノグラ ム91’を一緒につくるフルエンスプロフィールを生じる。フルエンスプロフィ ール計算機90は、この段階でのフルエンスプロフィールの見積もりで式(9) のフーリエコンボルーションを使用し得、そのプロセスで重要でない誤りを受け 入れ、下記するように後の段階で補正される。 D.繰返し 図14を参照して説明すると、フルエンスプロフィール計算機90は、所望の 線量地図75を見積もられた治療シノグラム90’に変換するが、この見積もら れた治療シノグラム90’は、補整装置40を制御するために用いられ得なく、 その理由は、通常、見積もられた治療シノグラム90’が、フルエンスの正の値 と負の値を含むであろうからである。フルエンスの正の値だけが、補整装置40 により物理的に実現可能であり、フルエンスの負の値は、物理的に実現不可能な その通路に沿い放射線を吸収した光線47を表す。 したがって、プロセスブロック82で、見積もられた治療シノグラム90’の フルエンス値が、正のフルエンス値89に截断される。この截断の結果として、 見積もられた治療シノグラム90’は、もはや所望の線量地図を生じない。 正のフルエンスプロフィール89を生じる截断からの結果として生じる誤りの 量は、所望の線量地図75からはずれる実際の線量地図93に正のフルエンス値 89を戻し投射することにより決定される。この戻し投射は、式(11)による 正のフルエンス値89およ び式(4)によるterma地図からフルエンス地図を計算し、次に、式(7) による核を有するterma地図をたたみ込むことにより達成され、図14のプ ロセスブロック94により実際の線量地図93を確立する。 性の仮定は、より正確な実際の線量地図93をつくるようにされない。 線量地図を計算するための患者59へのフルエンスプロフィールの投射は、本 分野での通常の技術を有するものに公知のほかの多くの手順により行われ得る。 実際の線量地図93は、所望の線量地図75と比較されてプロセスブロック9 5により示されるような残りの線量地図96を生じる。好ましい実施態様では、 比較は、実際の線量地図93のそれぞれ :a)所望の線量地図75の対応する値、b)予め定めた上方線量制約数。予め 定めた上方線量制約数は、腫瘍組織76への受け入れられる線量とみなされるし きい数である。明らかに、所望の線量地図と実際の線量地図との間の差を量的に 定めるほかの方法は、当業者にこの説明から明白であろう。 この比較プロセス95の結果は、図15(a)に示した残りの線量地図96を 生じる。この残りの線量地図96は、フルエンスプロフィール計算機90(所望 の線量地図75の代わりに)により再び働かされ得て、誤りフルエンスプロフィ ール98(見積もられた治療シノグラム91の代わりに)を生じ得る。 このようにして生じた誤りフルエンスプロフィール98は、見積もられた治療 シノグラム90’から減算器100により差し引かれて新たな見積もられた治療 シノグラム90が生じる。 図14に示されるように、この新たな見積もられた治療シノグラム90は、予 め定めた繰返回数、プロセスブロック82、94、95および96により繰返し 働かされる。誤りフルエンスプロフィール98の値の大きさは、適当な低い誤り フルエンスプロフィール98が得られるまで図15(b)−(c)に示されるよ うに各繰返しで減少する。 新たな見積もられたフルエンスプロフィール90は、次にプロセスブロック8 2により截断されて上記したように補整装置40を制御するのに用いるように最 終シノグラム101を生じる。 もう一度図9(b)、(c)および(d)を参照して説明すると、図9(a) の所望の線量地図75に従い本発明により得られる線量地図は、1回の繰り返し (図9(b))、2回の繰り返し(図9(c))および複数回の繰り返し(図9 (d))の後示される。図9(d)に示される標的容量の線量の変化は、100 0cGyのおよその予め定めた上限±2%である。 VI.螺旋走査 図16(a)を参照して説明すると、腫瘍132は、同様な厚い腫瘍スライス 133−135に恣意的に分割され得る。放射線ビームの角度が、単一ガントリ 平面14に拘束される本発明の放射線治療装置は、360°回転させ、次に、照 射を停止させ、患者とテーブルを1つのスライス厚さだけ進行させることにより 並進軸線17に沿って別個に腫瘍132の隣接スライスを照射し得る。次のスラ イスが次に360°のガントリ回転により治療され得る。この種の治療は、『ス トップアンドシュート』回転治療と呼ばれ、断層X線写真撮影像形成システム6 3により生じるデータと放射線治療装置10により使用されるデータの簡単な関 連づけを許容する。 『ギャッブ』または『ホット』スポットなしで、腫瘍容量全体を通じ均一な放 射線量を達成するためにストップアンドシュートを用いることは困難である。そ の理由は、ファンビーム自体が断面で均一でない事実である。また、隣接スライ スの縁に沿って放射線ビームを正確に方向づけることは困難である。 図16(b)−(c)も参照して説明すると、放射線給源32のフルエンスプ ロフィール143、151は、非均一であり、ファンビーム26により暴露され る区域の縁144付近で落ちている。このことは、ビーム平坦化フィルターを用 いる装置でも事実である。 フルエンスの落ち込みのため、腫瘍132の長さに沿うフルエンス分布は、ス トップアンドシュート放射線治療を用いた時完全には均一でない。 図1、16(a)および16(c)を参照して説明すると、患者が各360° のガントリ回転の後正確に1スライスの幅だけ前進させられると、ギャップが生 じる。この状況で、腫瘍132は、ファンビーム26が腫瘍132の第1のスラ イス133だけを画定するまでガントリ14を通して部分的に並進させられ得る 。恣意的な0°位置でのガントリ14で開始し、放射線給源32が全360°回 転をさせられる間に放射線給源32が付勢されてファンビーム26を生じさせて 回転軸線15に向け方向づける。第1のスライス133の照射の後、患者は、フ ァンビーム26が第2のスライス134 だけを画定する第2の位置に、再び、ガントリ14を通じて並進させられる。放 射線給源32の第2の360°回転の後、患者は、第3の位置に並進させられる 。このストップアンドシュートプロトコールは、腫瘍132のすべてのスライス が照射されるまで継続する。 ファンビームにより照射されたスライスが当接するが、図16(b)に示され るように、この手順は、フルエンスプロフィール143の縁144が落ち込む腫 瘍132の長さに沿う放射線ギャップ148をもたらす。明らかに、放射線量の ギャップ148は、放射線の有効性を制限するので、可能なら、避けるべきであ る。 図16(a)および16(c)を参照して説明すると、患者が各360°のガ ントリ回転の後、スライスの厚みよりも少なく並進させられると、放射線ギャッ プ148が排除されるが、放射線ホットスポット154が結果として生じ得る。 この場合、腫瘍132を照射するために用いたファンビーム26の厚さは、各フ ルエンスプロフィール151の主要部分150が全腫瘍スライスを画定し、一方 プロフィール151の縁152が腫瘍スライスのどちらの側にもあるように調節 される。この厚いファンビーム技術は、1つのフルエンスプロフィール151の 薄れた縁からの放射線が図14(c)に示されるように隣接プロフィール151 からの放射線を増大する放射線『ホットスポット』154を生じさせる。 隣接フルエンスプロフィール151の重なりを調節することにより、ギャップ 148とホットスポット154が最小化される妥協が達成され得る。しかしなが ら、ファンビーム26の縁144の近くの非線形のフルエンス落ち込みのため( 図14(b)参照)、スト ップアンドシュートビームの重なりは、2つの隣接腫瘍スライスの間の放射線量 を完全には『円滑』にできない。 そのファンビーム縁での実質的に線形のフルエンス落ち込みを生じ得る装置は 、ストップアンドシュート回転治療を可能としよう。しかしながら、ガントリ1 4内の正確な患者の位置の情報を与える確認システムおよび極めて正確な並進な しでは、そのような装置は、患者の位置決めの誤りが起こる照射ギャップまたは ホットスポットを排除しないであろう。 したがって、好ましくは、次のスライスへの並進軸線に沿う患者の移動の間の 360°ガントリ回転の代わりに、患者が、ガントリの回転の間に連続的に並進 させられ放射線の軸線が患者を貫通する螺旋通路を描く螺旋走査パターンが採用 される。螺旋のピッチ、すなわち、各360°ガントリ回転について並進軸線1 7に沿い患者が横断する距離は、腫瘍の各スライスがすべての360°から照射 されるような1つのスライスの厚さ(放射線ウインドの幅)であってよい。明ら かに、照射のほかの螺旋パターンが使用され得る。すべてのビーム光線47が実 質的に平行であると仮定して、各スライスは180°給源回転により適切に照射 され得る。 図17(a)および18(a)を参照して説明すると、図16(a)の簡略化 した腫瘍164は、同様な大きさとした腫瘍スライスに分割され、そのいくつか は、166、167および168としてある。図17(a)および18(b)を 参照して説明すると、第1の45°のガントリ回転の間の螺旋走査で、平行化し たビーム172が、第1のスライスの前部171を画定し、放射線の線量173 が第1のスライス166の前部171を横断して吸収される。図1 7(c)を参照して説明すると、放射線給源32が45°から180°へ回転す ると、1つの腫瘍スライスが完全に暴露され、第1のスライス166により吸収 された線量が増大し続ける。 図17(d)を参照して説明すると、放射線給源32が180°から225° に回転すると、ビーム26は、腫瘍164の第1と第2のスライス166、16 7の両方の各部分を画定し始める。第1のスライス166の前部171により吸 収される放射線は、腫瘍164の前部171が平行化されたビーム26から外れ て移動すると、水平になり始める(図18(d)参照)。 図18(e)を参照して説明すると、完全な360°回転の後、腫瘍164の 全部の第1のスライス166は、均一に照射され、勾配吸収は、第2の腫瘍スラ イス167を横断する。 上記したように螺旋治療は、腫瘍スライス166、167を横断しその間での 図16(b)の非均一なフルエンスプロフィール143を平均して、ホットスポ ット154と放射線ギャップ148とを除去する。 VII.螺旋データの作成 螺旋式に治療装置を働かせるために用いられるフルエンスプロフィールは、上 記した立案プロセスでつくられるものとは異なる。放射線給源32が最終スライ スシノグラム101を展開させる(develop)ために用いたものと同一な 角度から腫瘍部位にファンビーム26を方向づけるようにガントリ14が回転す るが、典型的には、ファンビーム26に関する患者の位置は、螺旋運動のため、 シノグラムを展開させるのに用いたのと同じではない。したがって、治療活動の 間、平行化されたファンビーム26が、図17(d)のように異なる隣接腫瘍ス ライス166、167の各部分を画定するとき、コンピュータ61は、特定のガ ントリ角φについての使用サイクル近似値を与える2つの隣接スライス166、 167に対する各薄片41の使用サイクルとテーブル位置との間で内挿をしなけ ればならない。この場合も、ファンビームの光線が実質的に平行であるという仮 定を行い、次の式を用いる簡単な加重平均計算が、使用サイクル近似値を生じる ように用いられ得る: ここで、ziは、第1の隣接スライスであり、zi+1は、第2の隣接スライスであ り、θjは、放射線給源32のガントリ角であり、φkは、中央光線からの補整装 置薄片角であり、Ψ(zi、θj、φk)は、共通に照射された第1の腫瘍スライ スの所望のフルエンスであり(図17(a)スライス166)、Ψ(zi+1、 θj、 φk)は、共通に照射された第2の腫瘍スライスのフルエンスであり(図17( a)スライス167)、ρは、第2のガントリ角であり、これは、ファンビーム 26が先ず2つの隣接スライスの各部分を画定するとき0°であり、ガントリ角 θjが次の180°を回転するとき0°−180°の範囲である。 このようにして、ファンビーム26のフルエンスプロフィールおよび腫瘍スラ イス166、167の間の別個のビーム光線47の減衰の両方が、腫瘍164の 長さに沿って均一にされ得て照射ギャップと照射ホットスポットを排除する。 VIII.像形成確認機構 上記したように、断層X線写真撮影像形成システム63は、コンピュータ61 と像再形成装置69により使用される像を生じるように働き各ガントリ角θと各 並進テーブル11位置のためのフルエンスプロフィールをつくる。さらに、断層 X線写真撮影像形成システム63は、放射線給源32と協同して働き得て腫瘍に 関連する放射線ウインド24の位置を確認する。この位置点検は、患者位置変化 について訂正を行うかまたは装置を休止させることにより照射線量誤りを制限す るように用いられ得る。 治療立案活動の間、断層X線写真撮影像形成システム63は、マスストーレッ ジシステム73内に生のX線減衰データを発生させて記憶する。テーブル11は 、断層X線写真撮影像形成システム63が腫瘍の周りで回転する時静止している ので、システム63により生じたX線データは螺旋走査の間に集められたデータ とは異なるであろう。 しかしながら、周期的に、螺旋走査X線ビーム29と検出器アレ ー30とは、治療立案で用いられたものと同じであるべきデータをつくるであろ う。 たとえば、図17(a)および17(c)を参照すると、180°回転点で、 照射ウインド172は、腫瘍164の第1のスライス166の中央に位置決めさ れる。同様に、図17(e)を参照して説明すると、、照射ウインド172も、 360°の回転点で、分離したスライスの中央に位置決めされる。螺旋活動のこ れらの角度で、断層X線写真撮影像形成システム63によりつくられた生データ は、治療立案活動の断層X線写真撮影像形成部分の間に特定のスライスについて つくられた同じ角度からのX線データと一致すべきである。立案活動と治療活動 とからのデータが同じであるこれらの角度は、ここでは、一致角度と呼ばれる。 図19を参照して説明すると、、立案活動の間につくられ、マスストーレッジ ユニット73に記憶された生のデータは、予期される一致角度に相当するデータ 180を選択する生データセレクタ178にダウンロード(download) される。治療活動の間、像形成給源28および検出器アレー30は、位置点検を するのに必要な治療データ179だけをつくるように協力し得、このデータは、 予期される一致角度でつくられる(図17(c)および17(e)で、像形成ビ ーム29が分離した腫瘍スライスを画定する180°および360°の角におけ る)。コンパレータモジュール182は、すると、選択されたデータ180を治 療データ179と相互に関連させ得て、次の式に従って差の値183を生じる。 ここで、nは、検出器アレーの検出器要素の数であり、ψ(ρ、φk)は、立 案活動の間に角度φkで検出されるフラックス(flux)であり、ψ(t、φk )は、治療活動の間に角度φkで検出されるフラックスである。 リミッタモジュール184は、差の値183を受け入れられる限度と比較する 。差の値183が受け入れられる限度内にないと、リミッタモジュールが警告信 号を発する。しかしながら、差の値183が受け入れられる限度範囲よりも大き くないかあるいはそれ未満なら、リミッタモジュール184は、アラーム185 を始動させて放射線給源を閉鎖するかまたは療法士に可能な患者の運動を警告す る。 IX.コリメータジョーを制御するソフトウエアー 単一ガントリ回転についてのフルエンスプロフィールのすべては、腫瘍の『ス ライス』についてのシノグラムとして一緒に記憶される。図20を参照して説明 すると、その軸線をガントリ14の回転の軸線と一致させている簡略化したシリ ンダ状腫瘍110は、大径部分111と比較的小径な部分112とを有している 。腫瘍の大径部分111と小径部分112の両方は、個々の同様な大きさとした スライス113、114、115、116および117に分割されている。 図21(a)−(c)を参照して説明すると、腫瘍110の各シノグラムは、 ビーム幅強度データを垂直軸線に沿う補整装置40のそれぞれの減衰薄片、水平 軸線に沿うガントリ角度θおよびページへと後方に延長する薄片数に与える三次 元表面を形成する。図20の簡単な均質のシリンダ状腫瘍について、シノグラム は、2値の矩 形平坦域を形成しよう。しかしながら、通常、シノグラムは、恣意的に複雑な二 次元表面であろう。 図22を参照して説明すると、治療活動に先立ち、比較モジュール119は、 ビーム平面38に平行な平面にある別個の腫瘍スライスに対応するすべてのシノ グラムを受け入れる。治療シノグラム102のフルエンスブロフィールが、測定 されマスデータストーレッジシステム73に記憶されたのち、比較モジュール1 19が、相関関係プロセスにより隣接腫瘍スライスについてシノグラムを比較す る。腫瘍の隣接スライスに相当する2つのシノグラムが、高度に相関的に関係づ けられると、そのことは、両方のスライスに対するフルエンスプロフィールが、 各ガントリ角度θについて同様であることを意味する。このように、補整装置薄 片41の使用サイクルは、各ガントリ角度θでの両方のスライスについて同様で あり、したがって、同様な隣接腫瘍スライスは、一緒に照射され得て腫瘍を照射 するのに必要なガントリ回転の数を最小限とする。 たとえば、図20、21および22を参照して説明すると、第1の腫瘍スライ ス113がファンビーム26により照射されるように放射線コリメータビーム2 6へと腫瘍110が並進させられると、比較モジュール119は、第1のスライ ス113の相当するマスストーレッジシステム73に記憶されたシノグラム(図 21(a))を確認し、それを比較標準として用いる。比較モジュール119は 、また、第1の腫瘍スライス113に隣接し次に厚いファンビーム26により照 射されることになる腫瘍スライス114を確認して、その対応するシノグラムの 位置を確認する(図21(b))。 次に、比較モジュール119が、これらの第1と第2のシノグラ ムを相互に関連させて次式に従い差の値120をつくる: ここで、ψ(z1、θj、φk)は、補整装置薄片φkについてのガントリ角度θj での第1のスライス(113)のフルエンスであり、ψ(z2、θj、φk)は、 補整装置薄片φkについての角度θiでの第2の腫瘍スライス(114)のフルエ ンスである。nは、補整装置40により使用される薄片41の数であり、360 °は、1回のガントリ回転である。差の値120は、2つのスライスに相当する シノグラムの間の類似性の尺度である。 制御信号発生器121は、差の値120を予め定めた限度と比較する。差の信 号120が限度よりも低いと、制御信号発生器121は、特定の腫瘍スライスが 後の治療活動の間1つの照射区画の一部として治療され得ることを示す信号12 2を介してマスストーレッジシステム73にフラッグを出す。 図21(a)および21(b)を参照して説明すると、2つのスライス113 、114についてのシノグラムが同様である。したがって、比較モジュール11 9が式17を使用して図21(a)と21(b)のシノグラムの相関関係をつけ た後、小さな差の値120が結果として生じる。よって、腫瘍の第1の2つのス ライス113、114が、治療活動で1つの治療区画として扱われ得て、制御信 号発生器121がそのように信号122を与える。 隣接スライス113、114の2つのシノグラムの間の差の値120が、小さ いと、比較モジュール119が、ファンビーム厚さ2 6により照射される第3のスライス115を確認し、その関連するシノグラムの 位置を示す。第1のシノグラム(図21(a))を第3のシノグラム(図示せず )と比較することにより、新しい差の値120がつくられる。 新しい差の値120が、また、限度よりも小さいと、制御信号発生器121が 、もう1つの制御信号122を、治療活動の間単一の照射区画として第1の腫瘍 スライス113、第2の腫瘍スライス114および第3の腫瘍スライス115が 扱われるべきことを示すマスストーレッジシステム73に与える。図20の腫瘍 について、第3のスライス115は、第1の2つのスライスと非常に似ていて、 したがって、同様なシノグラムと最小の差の値120を有することになる。よっ て、第3のスライス115は、第1のスライス113および第2のスライス11 4と共に1つの照射区画の一部として一緒に扱われることになる。 差の値120が限度よりも大きいことが分かるまで、相関関係プロセスが、比 較標準シノグラムに相関して関連づけられる腫瘍110のそれぞれの隣接するス ライスに相当するシノグラムを続ける。 差の値120が、限度よりも大きいと、制御信号発生器121が、マスストー レッジシステムに終端フラッグを出す制御信号122を発生する。そのような終 端フラッグは、最後の腫瘍スライスが新たな照射区域の始まりであることを示す 。 たとえば、図20の腫瘍110を参照すると、腫瘍110の第1の大きい直径 のスライス116についてのシノグラム(図21(c))を比較標準(図21( a))についてのシノグラムと比較すると、高い差の値120が結果として生じ 、制御信号発生器121は 、大きい直径のスライス116がそれを処理する腫瘍スライスと共に1つの照射 区画の一部として扱われ得ないことを示す終端フラッグを記憶する。 受け入れられないほど大きい差の値120が見つかり、終端フラッグが記憶さ れると、比較モジュール119が、高い差の値120を発生した最後の腫瘍スラ イス116に対応するシノグラムを比較標準として再び選択して比較プロセスを 再び開始する。図20では、新しい比較標準が、腫瘍110の第1の大きな直径 のスライス116に対応するシノグラムであろう。比較モジュール119は、新 しい初めの比較標準(図21(c))を新らしい初めの比較標準の次に来る照射 すべき腫瘍の次のスライス117と相関させる新たな1組の相関計算を開始しす る。これらの比較は、腫瘍のそれぞれのスライスが、腫瘍のある特定の照射区域 に関連づけられるまで継続する。照射区画は、単一スライスであり得る。 マスストーレッジユニット73と連絡する区画地図発生器123は、それぞれ の照射区画を表す1つのシノグラムと共に記憶されるそれぞれの照射区画の大き さを示す値に照射区画データを圧縮する。 X.コリメータジョーの操作 図23(a)−(f)を参照して説明すると、図23(a)に示す治療活動の 初めで、ジョーの対向面249が、腫瘍が最初に入るコリメータビーム3の縁に 位置する単一の閉じたジョー平面126に当接するようにジョー31a、31b が閉ざされている。図23(b)を参照して説明すると、治療活動の間、腫瘍1 28が、後方ジョー31bにより画定される平行化したビーム3の前方縁8を先 ず通って進み、次に、前方ジョー31aにより画定される平行化したビーム3の 前方縁9を通って進む。 腫瘍128の第1のスライス129の前方縁125が閉じたジョー平面126 に並進させられると、ガントリ14(図23(a)−(f)には示してない)が 、回転を開始して放射線給源を回転軸線118を中心として運動させる。放射線 給源32とジョー31a、31bが半回転(図23(b)および23(e))運 動すると、後方ジョー31bが前方ジョー31aから離れるように運動し、前方 ジョー31aは、平行化したビーム3の前方縁9が第1のスライス129の前方 縁125の位置を追跡するように患者59とカウチに関して静止している。第1 の半回転の間、後方ジョー31に関して運動する第1の腫瘍スライス129は、 平行化したビーム3の後方縁8を完全に通る。 図23(e)に見られるように、第1の180°のガントリ回転の後、ジョー ギャップ221を通る平行化したビーム3は、腫瘍128の全部の第1のスライ ス129を画定する。この時点から、ジョー31a、31bは一定のジョーギャ ップ221を生じる固定された距離となっている。 180°の回転の後、スライス129を横断して受け取られた累積放射線の量 は一定でなくて、むしろ勾配であることが認識されるべきである。スライス12 9の前方縁125は、第2の180°の回転の完了させた後、後方縁よりもより 放射線を受け取っていて、前方ジョー31aを静止させたままとして、後方ジョ ー31bおよび放射線給源32に関し、この勾配は排除される。第2の180° の回転中に出される放射線の勾配は、第1の半螺旋回転によりつく られる勾配の逆であり、2つの勾配は、第1の360°の螺旋回転により一緒に なる。 図23(c)に見られるように、ガントリの周りの放射線給源32の第2の1 80°の回転中、ジョー31a、31bは、腫瘍128がファインビーム厚さ3 を通って並進させられるとき、一定の距離を有している。腫瘍128の並進速度 およびガントリ14の回転速度は、第2の180°の回転の後、ジョーギャップ 221を通る平行化したビーム3が全部の第2のスライス130を画定するよう に設定される。この時点で、全部の第1のスライス129は、均一に照射されて いる。並進と回転は、この割合で継続し、ジョーギャップ221は、腫瘍を完全 に照射するのに必要とされるだけのガントリ回転を通じて1つのスライスにとど まる。 第2の実施態様では、本発明のコリメータ制御装置とシノグラムのデータは、 治療活動を通じてコリメータジョー31a、31bの間のギャップ寸法221を 変化させるために用いられる。患者59および腫瘍131の位置の適当な位置決 めと、コンピュータ61への放射線区画地図のローディングの後、治療活動が開 始する。 図24(a)を参照して説明すると、第1の照射区画142の第1のスライス 137は、ジョー31a、31bにより画定される閉じたジョー平面145に入 る。腫瘍130の第1の3つのスライス137、138および139は、照射区 画地図により示されるように単一の照射区画142として扱われることになる。 3つのスライスが単一の区画142として扱われることになるので、カウチ11 の相対的並進速度は3倍に増されるであろう。よって、図24(b)に見られる ように、放射線給源32の第1の180°の回転の間 、前方のジョー31aは、増加されたカウチ速度で第1の照射区画142の前方 縁140と共に運動し、一方、後方縁31bは、放射線給源に関して静止したま までいる。第1の180°の螺旋回転が完了する時までに、全部の第1の照射区 画142(すなわち、スライス137、138および139)が、後方ジョー3 1bにより画定される平行化したビーム3の後方縁8を通る。この時点で、ジョ ーギャップ221を通る平行化したビーム3が、全部の第1の照射区画142を 画定する。 第2の180°の螺旋回転の間、カウチ11の並進が増加された速度のままで あり、前方ジョー31aが給源32に関して静止したままであり、一方、後方の ジョー31bが、増加されたカウチ速度で前方ジョー31aに向け移動される。 図25(c)および25(f)を参照して説明すると、後方ジョー31bは、第 1の照射区画142の後方縁141まで平行化したビーム3の後方縁を追跡する 。第2の180°の螺旋回転の終わりで、ジョー31a、31bが閉じられ、第 1の照射区画の後方縁141が閉じたジョー平面145に当接する。 第3の180°の螺旋回転の間、カウチ速度と最大寸法のジョーギャップ22 1を調節して第2の照射区画136の寸法を反映するようにして、上記のプロセ スが、第2の照射区画136(すなわち、図24(a)−(f)に見られる比較 的に大きい直径を有する区画)について再び開始する。 以上の説明は、本発明の好ましい実施態様の説明である。多くの変更が、本発 明の精神と範囲から逸脱することなくなされ得ることが当業者に思い浮かぶであ ろう。たとえば、計算された断層X線写 真撮影システムを放射線治療機器と共に組み込む必要はなく、別個のそのような 機器を用いることができる。 他のより複雑な演算法を開発して、全治療活動の間ジョー31a、31bを離 したまま(すなわち、照射区画の間を完全には閉じない)としておくことができ ることも理解されよう。別法として、大きな照射区画の終わりでジョー31a、 31bを閉じるが、照射区画がある予め定められた最小寸法である区域の隣接シ ノグラムの間で直線的に内挿する単一の腫瘍スライス厚さで開いたままである演 算法が開発され得る。 認識されるべきもう1つの可能な変形は、完全な螺旋回転が用いられ得て、平 行化したビーム3が照射区画を十分に照射する位置にジョー31a、31bを開 くということである。実際、多くの利用で、照射区画の各部分が最高の360° から照射されるように、完全な螺旋回転が望ましい。 また、放射線治療を立案する方法は、特定の放射線給源に限定されるものでは なく、別個に減衰された放射線スライスに分解され得る放射線給源と共に用いら れ得る。 もう1つの変形では、治療立案断層X線写真撮影データは、螺旋形態でつくら れ得て、データと照射活動の間に集められた像形成データとの間により完全な対 を達成する。そのようなデータは、治療活動の間の腫瘍および患者の一定の位置 点検を行うのに用いられ得る。加えて、X線給源28および放射線給源32は、 単一平面にあるような配置とされ得る。 本発明の範囲内に入るであろう各種の実施態様を一般に知らせるため、次に請 求の範囲を示す:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),CA,JP (72)発明者 マツキー,トーマス ロツクウエル アメリカ合衆国 53711 ウイスコンシン マデイソン ラベンスウツド ロード 2310 (72)発明者 ホルメス,テイモシー アメリカ合衆国 53717 ウイスコンシン マデイソン オーク グレン コート 18

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.高エネルギー放射線で患者を治療する放射治療装置であって: ガントリ平面内で回転するガントリ; ガントリの回転内で位置決めされている並進の軸線に沿って配置されていて、 患者を支持するため、および並進の軸線に沿って患者を移動させるためのテーブ ル; ガントリ平面に実質的に平行であるファンビーム平面内の放射線ビームを生じ るようにガントリに配置された放射線給源であり、前記ビームが、1つの中央光 線の周りでビーム平面内で広がる複数の光線を含み、前記中央光線がガントリ平 面に沿ってさまざまなガントリ角度から患者に向けられている放射線給源;およ び 放射線給源と患者との間に配置されていて、ガントリ角度の関数として各光線 の強度を独立的に制御する減衰手段 を具備してなる放射治療装置。 2.放射線が患者を通った後、放射線給源からの散乱放射線を止めるためガン トリの周りに配置された環状の静止放射線シールドをも含む請求項1記載の放射 治療装置。 3.放射線給源に対向するガントリの周りで回転するビームストッパーをも含 み、前記ビームストッパーが、放射線が患者を通った後、放射線給源からの放射 線を画定し、閉ざす請求項1記載の放射治療装置。 4.治療容量を有する患者を治療する放射治療装置であって:ガントリ平面内 で回転するガントリ; 回転軸線を中心としてガントリと共に回転するようにガントリに配置された放 射線給源であり、前記放射線給源が、ガントリ平面に沿って複数の第1のガント リ角度から回転軸線にむけて放射線ビームを方向づける放射線給源; ガントリ平面に沿ってのみ複数の第2のガントリ角度から回転軸線に向け方向 づけられたX線ビームを生じるようにガントリに配置されたX線給源であり、放 射線ビームとX線ビームとが交差しないように放射線給源とX線給源とが別個の 平行平面に配置されているX線給源;および ガントリ上に配置されていて、X線給源と直径方向で対向するようになってい てX線給源からのX線ビームを受け入れるX線検出器を具備してなる装置。 5.放射線ビームをガントリ平面で複数の角度から、治療容量を有する患者に むけて方向づける放射線給源を有する放射治療装置であって、前記ビームが、1 つの中央光線の周りで広がる複数の隣接光線を含み、前記ビームが、閉ざされて ない時に、患者の放射線ウインドを画定してなり; 並進の軸線に沿って配置されていて、患者を支持するため、および並進の軸線 に沿って患者を移動させるためのテーブル;および 並進の軸線に沿うテーブルの運動中、回転の軸線を中心として放射線給源を運 動させるモチベーション手段; を具備してなり、これにより、中央光線が患者を通って螺旋通路を 掃引する 放射装置。 6.患者が、回転の軸線を中心として放射線給源の各2π回転に対して、並進 軸線に沿って放射線ウインドの幅の一部分だけ並進させられる請求項5記載の放 射装置。 7.放射線給源と患者との間に配置されていて、ビームの各光線の強度を独立 的に制御するための減衰手段を含む請求項5記載の放射装置。 8.ビーム平面に沿って放射線のビームを方向づけ、中央光線の周りでビーム 平面内で広がる複数の光線を含むための放射線給源を有する放射治療装置であっ て、前記放射線のビームが、治療容量を有する患者に向けられていて、前記ビー ムが、閉ざされていない時、患者の放射線ウインドを照射してなり; 放射線給源と患者との間に配置されていてビームの光線の強度を独立的に制御 する減衰手段; ビーム内に配置されていてビーム平面に実質的に平行であり一緒におよび別個 に運動する第1と第2の放射線不透過性のジョーであり、前記ジョーは、一緒に なる時、ビームを閉ざし、別個になる時、平行化したビームを画定し、第1のジ ョーは、第1の平行化したビーム縁を画定し、第2のジョーは、第2の平行化し たビーム縁を画定する第1と第2のジョー; ビーム平面に関して並進軸線に沿って治療容量を運動させる並進 手段であり、治療容量とビーム平面との間の相対的運動が、治療容量に先ず第1 の平行化したビーム縁を通過させ、次に、第2の平行化したビーム縁を通過させ る並進手段; 第1と第2のジョーの対向縁を一緒におよび別個にビーム内で独立的に運動さ せ、その間を通る平行化したビームの厚さを治療容量に関する放射線ウインドの 相対的位置の関数として制御するジョーモチベーション手段 を具備してなる装置。 9.ジョーモチベーション手段が: 治療容量に関する放射線ウインドの位置を測定する位置表示手段; 前記位置表示手段からの位置情報を受け取り、前記ジョーを制御する制御手段 を含んでなり、それにより、 a)ジョーは、放射線ウインドが治療容量に重ならない時ファンビームを閉ざ し、 b)第1のジョーは第2のジョーから離れるように運動し、第1のジョーは、 治療容量が、第1のビーム縁を先ず横断するときで、予め定めた最大限を越える ジョーの間の分離に先立って、治療容量に関し所定の位置に固定され、そして c)第2のジョーは、第1と第2のジョーの対向面が一緒にされるまで第1の ジョーに向け運動し、第2のジョーは、処理容量が最終的に、第2のビーム縁を 横断するとき、治療容量に関して所定の位置に固定される 請求項8記載の装置。 10.前記位置表示手段が、患者内の治療容量の既知の位置および並進手段上 の患者の既知の位置を、放射線給源に関連する並進手段の既知の変位に関連させ ることにより放射線ウインドに関連する治療容量の位置を計算する請求項9記載 の装置。 11.治療容量が放射線ウインドに先ず重なるのに先立ち、閉じたジョーが隣 接ファンビーム光線に平行である閉じたジョーにより画定される平面が、治療容 量により先ず横断される放射線ウインドの縁にあり;そして 治療容量が最後に放射線ウインドに重なるのに引き続き、閉じたジョーにより 画定される平面が治療容量により最後に横断される放射線ウインドの縁にある ように前記ジョーモチベーション手段が第1と第2のジョーを制御する請求項8 記載の装置。 12.放射線給源が、回転軸線の周りの中央光線の回転のためのガントリに取 りつけられていて複数の角度から治療容量に放射線ビームを方向づける請求項8 記載の装置。 13.治療容量を有する患者に向けビーム平面に沿って放射線ビームを方向づ ける放射線給源を有する放射治療装置であって、前記治療装置は、放射線給源と 患者との間に配置されたコリメータを含んでビーム平面に垂直なビーム幅を制御 するようにしてなり、前記装置は、治療容量が複数の隣接スライスを含む並進軸 線に沿ってビ ーム平面に関し患者を支持しかつ移動する手段を含み、それぞれのスライスがシ ノグラムと関連していて、スライスを関連づけられたものに向け方向づけられる 所望のフルエンスプロフィールを示してなり: 隣接スライスのシノグラムを比較して差の値を発生させる比較手段; 比較手段から差の値を受け取り、差の値が予め定めた限界内にあるかどうかを 相関関係信号により示す制御信号手段; 制御信号手段から相関関係信号を受け取り、相関関係信号が差の値が予め定め られた限界内にあるということを示すとき、コリメータを制御してビーム幅を治 療容量の同時的に照射された隣接スライスに調節するコリメータ制御手段 を具備してなる装置。 14.コリメータが、第1のコリメータジョーと第2のコリメータジョーとを 含みビーム幅を制御する請求項13記載の装置。 15.各シノグラムが、関連するスライスに対し複数のガントリ角度について のプロフィールを含んでなり、比較手段が、対応するガントリ角度で隣接シノグ ラムのプロフィールを比較し、比較の値を組み合わせて差の値をつくる請求項1 4記載の装置。 16.放射治療装置で用いられる方法であって、前記治療装置が、全体的にフ ァンビーム平面にあってかつ治療容量を持った患者に向けられた放射線のファン ビームを生じる放射線給源を有し、前記 ビームが、複数の隣接ビーム光線からなり、前記治療容量が、ファンビーム平面 を通って並進させられるべき複数の隣接スライスに分割されていて、前記装置が 、ビーム平面に平行な対向縁を有するファンビーム内に配置された第1と第2の 放射線不透過性のジョーを有し、前記ジョーは、一緒にされた時、閉じたジョー 平面を画定し、そして、離れた時、平行化したビームを形成し、前記第1のジョ ーは、第1の平行化したビーム縁を画定し、前記第2のジョーは、第2の平行化 したビーム縁を画定し、前記治療装置は、ビーム平面を通って患者を支持し並進 させるカウチを含んでなり: スライスを分析して、実質的に同様な隣接スライスを含みそして前記同様な隣 接スライスの厚さの合計に等しい厚さを有する少なくとも1つの照射区画を画定 し; 治療容量を閉じたジョー平面を通って並進し;そして ファンビーム内でジョーを一緒におよび別個に運動させてその間を通る平行化 したビームの厚さを変化させて照射区画の厚さに一致させる 各工程を含んでなる方法。
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