JPH08512008A - 特に船舶の甲板のハッチカバー用の滑り支持床 - Google Patents

特に船舶の甲板のハッチカバー用の滑り支持床

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JPH08512008A JP7503692A JP50369295A JPH08512008A JP H08512008 A JPH08512008 A JP H08512008A JP 7503692 A JP7503692 A JP 7503692A JP 50369295 A JP50369295 A JP 50369295A JP H08512008 A JPH08512008 A JP H08512008A
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Abstract

(57)【要約】 特に支持相手に対する相対運動が少なくかつ遅い場合に大きな荷重を支えるための滑り支持床は、支持台(1)と支持くさびとを備え、これらに支持面に概ね垂直に、ガラスで強化されたポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの摩擦を減じる材料からなる棒(30)が嵌め込まれ、支持相手は上記棒の自由な前面に載る。

Description

【発明の詳細な説明】 特に船舶の甲板のハッチカバー用の滑り支持床 本発明は、支持相手に対する相対運動が少なくかつ遅い場合に大きな荷重を支え るための滑り支持床に関し、とりわけ、概ね平坦な支持面をもつ支持台と、この 支持台の支持面と概ね平面的に支持面が接触する支持くさびとからなり、船舶の 甲板のハッチカバーなどのための受け床としての支持床に関する。 大きな荷重を制御することは、この荷重が支持相手との遅い相対運動と併存す る場合、特に難しいことが一般に知られている。このような状況は、例えばハッ チカバーを、このハッチを囲む縁材座の上に置く場合に生じる。特に、コンテナ 輸送用の近代的な貨物船は、多くの大きなハッチをもっており、このハッチの開 口は、甲板を貫く船体の補強を弱め、従って船体の捩り剛性を著しく減少させる 。ハッチ開口を覆っているハッチカバーは、強度の見地から通常、船体の変形に 適応しないほど剛に設計されているので、甲板(即ち、縁材座)に対して動くこ とができ、従って甲板が、航海中に変形が生じた際に縁材座の下であっちこっち にある程度ずれなけばならない。 このとき、上記ずれの距離は大きくなく、ハッチカバーと縁材座の間に生じる 相対運動の速度も大きくない。同時に、ハッチカバーと縁材座の間に配置されて 上記相対運動を可能ならしめる受け床は、この種の貨物船が通常ハッチカバーの 上に例えばコンテナなどの甲板積荷を載せて航行するため、(受け床に垂直に働 く)相当の法線方向力を支えなければならない。 当該技術の現況では、縁材座に固定された支持台とハッチカバーに固定された 支持くさびとからなり、ハッチカバーの周囲に分散配置された滑り支持床が知ら れており、この滑り支持床は、平らで水平に延びる支持面でもって対向し合って 敷設される。支持面相互間の摩擦係数を減じるために、一方で支持台,他方で支 持くさびのための種々の材料が通常用いられるか、支持台および支持くさびに上 記材料からなる板が備えられる。しかしながら、実際には特に大きなハッチ幅に おいて支持面間に高い摩擦力が生じることが判明した。なぜなら、様々な状況に 起因して有効な摩擦係数が、滑り支持床の材料対について予期されるであろう値 よりも大きいからである。水平力としてハッチカバーと縁材座に導入された摩擦 力の結果、ハッチカバーおよび/またはハッチの縁材座に割れが生じることも珍 しくない。 本発明は、高い摩擦係数の問題およびこれにより甲板とハッチカバーとの相対 運動の際に大きなハッチカバー荷重により生じる高い水平方向力の問題に出くわ す。本発明は、摩擦を減じる材料からなる棒が、支持面に対して略垂直になるよ うに支持台または支持くさびに嵌め込まれて、少なくとも上記支持面まで延びて いることに存する。この滑り材料の配置は、驚くべきことに、支持台および/ま たは支持くさび上の滑り材料からなる(板,カバーなどの形態の)公知の平らな 支持体において観察される強い摩耗と速い擦り切れという欠点を有しないことが 明らかになった。 上記棒の材料として、ガラス繊維で強化されたあるいはガラス粉が混合された ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が特に適することが明らかになり、こ のポリテトラフルオロエチレンは、略25体積%のガラスを混合することができ る。 現在特に有利な1つの実施例は、摩擦を減じる材料からなる棒が円形の断面で あり、支持台または支持くさびの支持面を呈する外側部分に上記棒が嵌め込まれ る穴が備えられることによって特徴づけられる。 より好ましくは、上記穴は、その支持面の開口の領域に少し触れるか、その直 径が拡がって外側部分に開口する丸みをつけた縁を備えて、摩擦力が生じた際、 棒がその箇所で過度の剪断応力に晒されず、この剪断応力によって棒が損傷する 虞がかなり減じ、少なくともこの虞れが明らかに制限されるようにするのがよい 。このような剪断応力は、ところで2つの支持床間の摩擦力によってのみならず 、2つの支持床の支持面間に気づかぬ異物が入り込んだ場合にも発生する。この 場合、異物の悪影響は、異物が接触している支持面のみに限ってもたらされる。 上記穴は、目的にかなって盲穴として形成されるのがよい。 現在特に有利な本発明のいま1つの実施例では、上記棒は、支持面を呈する当 該支持床相手の外側部分から通常,突出する。これによって、当該支持床相手が 、常に棒の摩擦を減じる材料上で他の支持床相手と接触することが保証され続け る。 より好ましくは、上記棒は、滑り支持床の最初の載荷の後、棒の突出部分の材料 が側方へ押圧されて、上記外側部分が概ね完全に摩擦を減じる上記棒の材料で覆 われ、この材料が支持面を形成するように突出することができる。この最後に述 べた措置の根底には、可能な限り大面積の摩擦を減じる材料を支持面に備えて、 これを支持台または支持くさびに嵌め込まれた棒によって形状をロックしてその 位置に保持するという考えがある。 さらに、支持面を呈する支持台または支持くさびの外側部分は、突出する縁で 概ね取り囲まれているのが目的に適っていると実証された。このような突出する 縁は、例えばフライス盤にて対応して切削することによって作ることができる。 このようにして形成された縁側の枠は、支持床への載荷の際に棒の摩擦を減じる 材料が、当該支持床相手の支持面から逃れ出ることを妨げるようになっている。 このことは、上記棒が外側部分の上に突出する、しかも特に支持床の最初の載荷 の後に外側部分が概ね完全に棒の材料で覆われる程度に突出するような実施例に とって特に重要である。この場合、突出する縁は、摩擦を減じる材料のための室 (Kammerung)を形成する。上記棒を最初の載荷の前に外側部分より上および必 要なら突出する縁より上に突出させて、突出する縁で形成される室が棒の材料で 満たされるのみならず、上記室を突出する縁の上にさらに僅に突出せしめるのが 目的に適っていると考えられる。 より好ましくは、他の支持床相手は、鋼合金からなる支持面を備える一方、棒 を含む支持床相手は、青銅合金から作るのがよい。鋼合金からなる支持面は、研 磨および/または焼き入れされることができる。しかし、他の材料も考えること ができる。 上記棒は、(優先的な)運動方向に対して垂直に延びる列に目的に適って配置 され、隣り合う列の棒は、半分の分割寸法だけ互いにずらされている。 次に、(図示しない)従来の支持くさびと協働する支持台のより好ましい実施 例が、添付の図によって詳細に説明される。 図1は、支持台の第1実施例の平面図である。 図2は、図1の上記支持台の第1実施例のII-II線に沿う断面図である。 図3は、支持台の第2実施例の図1のII-II線に対応する線に沿う断面図であ る。 図4は、支持台の第3実施例の平面図である。 図5は、図4の第3実施例のV-V線に沿う断面図である。 図6は、図4の第3実施例のVI-VI線に沿う断面図である。 図7は、図5の詳細図である。 図8は、最初の載荷の前の棒を嵌め込んだ図4の第3実施例のV-V線に沿う断 面図である。 図9は、最初の載荷の後の棒を嵌め込んだ図4の第3実施例のV-V線に沿う断 面図である。 図示の支持台は、船舶に使用される場合、ハッチカバーに固定されることがで き、縁材座上にハッチカバーを支える支持床の役目を果たす。同様の支持台を、 ハッチカバーのための支持床の役目を果たすように縁材座に固定することも考え ることができる。しかし、これに代えて、同様の支持台を滑り支持床の一部とし て他の使用状況のためにも投入できることを強調しておく。 図1,2には、支持台1のより好ましい第1の実施例が示されている。 概ね直方体状の支持台1は、多数の穴2を備えており、これらの穴は、3つま たは2つの穴2が交互に配された互いに隔たった平行な列に配置されている。隣 り合う列の穴は、半分の分割寸法だけ互いにずらされている。1つの列の穴2の 中心点間の距離は、この実施例では13mmであり、隣り合う各列は、互いに12 .5mmの距離をもっている。穴2の直径は、8mmである。支持台1は、合計で7 列になるように、90mmの長さと40mmの幅をもつ。 図2には、図1に記入されたII-II線に沿った断面が描かれている。盲穴とし て形成された穴2は、上面4から支持台1の下面6に向かう方向へ延び、この実 施例では9mmの深さをなす。支持台1は、この実施例では14.5mmの高さをも つ。穴2は、支持台1の上面4に向かって拡大していて、支持台1の上面に関し て45°の角度で略1.5mmの深さの面取りがある。上記穴2の下端の境界面は 、平らである。 図3には、第2の実施例1'が示されており、この実施例は、穴12が、第1 の実施例の穴2と対照的に直径が拡大された上面4に開口する丸みをつけられた 縁18を備えている点で上述の第1の実施例と異なる。図3から明らかなように 、丸みをつけられた縁18は、この実施例では4分の1円で延びていて、この円 の半径はより好ましくは略2.5mmである。 図4〜図7に示された第3の実施例1"は、上面4が突出する縁20によって 囲まれている点で上記第2の実施例1'と異なっている。支持台1"の製造におい て、突出する縁20は、例えば支持台1"の上面4に突出する縁20の高さに対 応する深さをもつ窪みをフライス盤で切削することによって形成することができ る。突出する縁20の高さは、より好ましくは1〜2mmである。残りの寸法は、 第1および第2の実施例の寸法に対して概ね不変に保たれる。 上述の実施例1,1',1"の穴2,12には、摩擦を減じる材料からなる棒が嵌 め込まれ、この棒の軸は、穴の配置に対応して上面4に対し,従って支持面に対 して垂直に延びている。これは、図8に例として第3の実施例1"について示さ れており、穴12には棒30が挿入されている。 上記棒は、ガラス繊維で強化されたあるいはガラス粉が混合されたポリテトラ フルオロエチレン(PTFE)からなり、このポリテトラフルオロエチレンは、 より好ましくは略25体積%のガラスが混合されている。上記棒は、穴2,12 の形状に対応し、かつ上記穴が残り空隙なしに完全に満たされるような形状を呈 する。上記棒および穴は、より好ましくは夫々円形の横断面を有する。 上記棒は、支持台の上面4上に少なくとも僅に突出するように、穴2,12に 挿入される。これによって、滑り支持床の他の支持相手をなす支持くさびが、支 持面を形成する棒の前面と常に接触することが保証され続ける。このような棒の 配置にとって、上述の実施例1,1'は特に適している。これらの実施例では、棒 は、支持台1,1'の上面上に少なくとも1.5mm〜2mmだけ突出するのがよい。 しかし、上面4上の棒の突出部を、滑り支持床の最初の載荷後に棒の突出部分 の材料が側方へ押し付けられて、上面4が概ね完全に覆われるように選択するの がまた特に目的に適っていることが明らかになった。この場合、支持面は、上面 4を覆っている棒の材料の表面によって形成される。実施例1,1'がこのような 支持床の形成にとって全く問題になりうる場合でも、特に実施例1"が適合する 。即ち、この実施例1"では、突出する縁は、棒30の押し付けられた材料が上 面4から側方へ逃れ出るのを妨げる。図8には、最初の載荷の前の既に嵌め込ま れた棒30をもつ実施例1"が示されている一方、図9には、最初の載荷の後で あって載荷の結果として生じる棒30の突出部の押し付けの状況が示されている 。 図9による配置では、棒30のかつて突出していた材料が、押し付けられて、 突出する縁20によって上面4に形成された「室」を完全に満たすとともに、支 持面を形成するその上面によって、突出する縁20さえもを加えて覆っている。 これによって、突出する縁20が、他の支持床相手と接触するのが防止される。 しかし、予備突出部,即ち突出する縁20の上面と上面32との距離は、この実 施例では比較的小さいのがよく、この予備突出部は、より好ましくは少なくとも 0.5mmであり、作り付けで出来上がった構造については、荷重度に依存して好 ましくは1〜2mmから選択されることができる。 図9に示された配置を達成するためには、図8による最初の載荷前の棒30の 突出部は、より好ましくは少なくとも5mmであるのがよい。 支持台1,1',1"に対向する他の支持台相手(支持くさびまたは支持台)は、 鋼合金からなり、より好ましくは研磨された支持面を備える。ここで選ばれる鋼 合金は、ステンレス鋼合金および/または焼入れ鋼合金であるのがよい。他の支 持台相手は、例えば普通強度の造船に一般的な鋼から作ることができる。支持台 1,1',1"は、より好ましくは青銅で作られるが、鋼から作ることもできる。穴 2,12内には、合成樹脂と金属との接合を防止するために、合成樹脂からなる 滑り添加剤を埋め込むことができる。この滑り添加剤は、最初の載荷の際に穴2 ,12内に押し込まれて、もはや勝手に剥れることはない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年4月18日 【補正内容】 明細書 特に船舶の甲板のハッチカバー用の滑り支持床 本発明は、支持相手に対する相対運動が少なくかつ遅い場合に大きな荷重を支え るための滑り支持床に関し、とりわけ、概ね平坦な支持面をもつ支持台と、この 支持台の支持面と概ね平面的に支持面が接触する支持くさびとからなり、摩擦を 減じる材料からなる棒が、上記支持面に対して略垂直になるように上記支持台ま たは支持くさびに嵌め込まれ、かつ少なくとも上記支持面まで延びている船舶の 甲板のハッチカバーなどのための受け床としての支持床に関する。 大きな荷重を制御することは、この荷重が支持相手との遅い相対運動と併存す る場合、特に難しいことが一般に知られている。このような状況は、例えばハッ チカバーを、このハッチを囲む縁材座の上に置く場合に生じる。特に、コンテナ 輸送用の近代的な貨物船は、多くの大きなハッチをもっており、このハッチの開 口は、甲板を貫く船体の補強を弱め、従って船体の捩り剛性を著しく減少させる 。ハッチ開口を覆っているハッチカバーは、強度の見地から通常、船体の変形に 適応しないほど剛に設計されているので、甲板(即ち、縁材座)に対して動くこ とができ、従って甲板が、航海中に変形が生じた際に縁材座の下であっちこっち にある程度ずれなけばならない。 このとき、上記ずれの距離は大きくなく、ハッチカバーと縁材座の間に生じる 相対運動の速度も大きくない。同時に、ハッチカバーと縁材座の間に配置されて 上記相対運動を可能ならしめる受け床は、この種の貨物船が通常ハッチカバーの 上に例えばコンテナなどの甲板積荷を載せて航行するため、(受け床に垂直に働 く)相当の法線方向力を支えなければならない。 当該技術の現況では、縁材座に固定された支持台とハッチカバーに固定された 支持くさびとからなり、ハッチカバーの周囲に分散配置された滑り支持床が知ら れており、この滑り支持床は、平らで水平に延びる支持面でもって対向し合って 敷設される。支持面相互間の摩擦係数を減じるために、一方で支持台,他方で支 持くさびのための種々の材料が通常用いられるか、支持台および支持くさびに上 記材料からなる板が備えられる。しかしながら、実際には特に大きなハッチ幅に おいて支持面間に高い摩擦力が生じることが判明した。なぜなら、様々な状況に 起因して有効な摩擦係数が、滑り支持床の材料対について予期されるであろう値 よりも大きいからである。水平力としてハッチカバーと縁材座に導入された摩擦 力の結果、ハッチカバーおよび/またはハッチの縁材座に割れが生じることも珍 しくない。 本発明の出発点となる最新の当該技術の現況である独国特許公開公報第264306 4号は、高い摩擦係数の問題およびこれにより甲板とハッチカバーとの相対運動 の際に大きなハッチカバー荷重により生じる高い水平方向力の問題に出くわす。 上記公開公報の技術では、摩擦を減じる材料からなる棒が、支持面に対して略垂 直になるように支持台または支持くさびに嵌め込まれて、少なくとも上記支持面 まで延びている。この滑り材料の配置は、支持台および/または支持くさび上の 滑り材料からなる(板,カバーなどの形態の)公知の平らな支持体において観察 される強い摩耗と速い擦り切れという欠点を有しない。 しかし、上述の公知の滑り支持床における摩擦低減作用は、時間が経過するに つれて減少し、これは特に支持床の棒の摩擦を減じる材料が不都合にも損傷を受 けることから生じるが、この減少は実際には不利であることが判明した。 そこで、本発明の課題は、摩擦低減作用を概ね全耐用年数に亘って維持し続け るように、公知の滑り支持床を改善することである。 上記課題は、最初に述べた種類の滑り支持床において、支持面を呈する支持台 または支持くさびの外側部分を、突出する縁で概ね取り囲むことによって解決さ れる。 本発明により設けられた上記突出する縁は、支持面を取り囲む縁側の枠を形成 し、この枠は、支持床への載荷の際に棒の摩擦を減じる材料が、上記支持面から 逃れ出ることを妨げる。このようにして、本発明の支持床の摩擦低減作用が概ね 維持される。 本発明による配置は、上記棒が外側部分の上に突出する、しかも特に支持床の 最初の載荷の後に外側部分が概ね完全に棒の材料で覆われる程度に突出するよう な実施例において特に効果を現わす。この実施例の根底には、可能な限り大面積 の摩擦を減じる材料を支持面に備えて、これを支持台または支持くさびに嵌め込 まれた棒によって形状をロックしてその位置に保持するという考えがある。 上記棒の材料として、ガラス繊維で強化されたあるいはガラス粉が混合された ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)が特に適することが明らかになり、こ のポリテトラフルオロエチレンは、略25体積%のガラスを混合することができ る。 現在特に有利な1つの実施例は、摩擦を減じる材料からなる棒が円形の断面で あり、支持台または支持くさびの支持面を呈する外側部分に上記棒が嵌め込まれ る穴が備えられることによって特徴づけられる。 より好ましくは、上記穴は、その支持面の開口の領域に少し触れるか、その直 径が拡がって外側部分に開口する丸みをつけた縁を備えて、摩擦力が生じた際、 棒がその箇所で過度の剪断応力に晒されず、この剪断応力によって棒が損傷する 虞がかなり減じ、少なくともこの虞れが明らかに制限されるようにするのがよい 。このような剪断応力は、ところで2つの支持床間の摩擦力によってのみならず 、2つの支持床の支持面間に気づかぬ異物が入り込んだ場合にも発生する。この 場合、異物の悪影響は、異物が接触している支持面のみに限ってもたらされる。 上記穴は、目的にかなって盲穴として形成されるのがよい。 より好ましくは、他の支持床相手は、鋼合金からなる支持面を備える一方、棒 を含む支持床相手は、青銅合金から作るのがよい。鋼合金からなる支持面は、研 磨および/または焼き入れされることができる。しかし、他の材料も考えること ができる。 上記棒は、(優先的な)運動方向に対して垂直に延びる列に目的に適って配置 され、隣り合う列の棒は、半分の分割寸法だけ互いにずらされている。 次に、(図示しない)従来の支持くさびと協働する支持台のより好ましい実施 例が、添付の図によって詳細に説明される。 図1は、支持台の第1実施例の平面図である。 図2は、図1の上記支持台の第1実施例のII-II線に沿う断面図である。 請求の範囲 1.支持相手に対する相対運動が少なくかつ遅い場合に大きな荷重を支えるため の滑り支持床、とりわけ、概ね平坦な支持面をもつ支持台(1;1';1")と、こ の支持台(1;1';1")の支持面と概ね平面的に支持面が接触する支持くさびと からなり、摩擦を減じる材料からなる棒(30)が、上記支持面に対して略垂直 になるように上記支持台(1;1';1")または支持くさびに嵌め込まれて、少な くとも上記支持面まで延びている船舶の甲板のハッチカバーなど用の受け床とし ての支持床において、 上記支持台(1")または支持くさびの上記支持面を呈する外側部分(4)は 、突出する縁(20)によって概ね取り囲まれていことを特徴とする支持床。 2.上記棒(30)は、上記突出する縁(20)をも含めた上記外側部分(4) が、上記支持床の最初の載荷の後に概ね完全に棒(30)の材料によって覆われ て、この材料が支持面を形成するように、上記支持台(1")または支持くさび の上記支持面を呈する外側部分(4)の上に突出することを特徴とする請求項1 に記載の支持床。 3.上記棒(30)は、ガラス繊維で強化されたポリテトラフルオロエチレン( PTFE)からなることを特徴とする請求項1または2に記載の支持床。 4.上記棒(30)は、ガラス粉が混合されたポリテトラフルオロエチレン(P TFE)からなることを特徴とする請求項1または2に記載の支持床。 5.上記ポリテトラフルオロエチレンは、略25体積%のガラスが混合されてい ることを特徴とする請求項3または4に記載の支持床。 6.上記棒(30)は、円形であるとともに、上記支持台(1;1';1")または 支持くさびの上記支持面を呈する外側部分(4)に上記棒(30)が嵌め込まれ る穴(2;12)が備えられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか 1つに記載の支持床。 7.上記穴(2)は、上記外側部分(4)に向かって拡がるように形成されるこ とを特徴とする請求項6に記載の支持床。 8.上記穴(12)は、直径が拡がって上記外側部分(4)に開口する丸みをつ けた 縁(18)を備えていることを特徴とする請求項6に記載の支持床。 9.上記穴(2)は、盲穴として形成されていることを特徴とする請求項6乃至 8のいずれか1つに記載の支持床。 10.上記他の支持相手(支持くさびまたは支持台)は、鋼合金からなる支持面 を備える一方、上記棒を含む支持相手(支持台または支持くさび)は、青銅合金 からなることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載の支持床。 11.上記鋼合金からなる支持面は、研磨されていることを特徴とする請求項1 0に記載の支持床。 12.上記鋼合金は、硬い鋼合金であることを特徴とする請求項10または11 に記載の支持床。 13.上記鋼合金は、ステンレス鋼合金であることを特徴とする請求項10乃至 12のいずれか1つに記載の支持床。 14.上記棒(30)は、(優先的な)運動方向に対して垂直に延びる列に配置 され、隣り合う列の棒(30)は、半分の分割寸法だけ互いにずらされているこ とを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1つに記載の支持床。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.支持相手に対する相対運動が少なくかつ遅い場合に大きな荷重を支えるため の滑り支持床、とりわけ、概ね平坦な支持面をもつ支持台(1;1';1")と、こ の支持台(1;1';1")の支持面と概ね平面的に支持面が接触する支持くさびと からなり、船舶の甲板のハッチカバーなどのための受け床としての支持床におい て、 摩擦を減じる材料からなる棒(30)が、上記支持面に対して略垂直になるよ うに上記支持台(1;1';1")または支持くさびに嵌め込まれて、少なくとも上 記支持面まで延びていることを特徴とする支持床。 2.上記棒(30)は、ガラス繊維で強化されたポリテトラフルオロエチレン( PTFE)からなることを特徴とする請求項1に記載の支持床。 3.上記棒(30)は、ガラス粉が混合されたポリテトラフルオロエチレン(P TFE)からなることを特徴とする請求項1に記載の支持床。 4.上記ポリテトラフルオロエチレンは、略25体積%のガラスが混合されてい ることを特徴とする請求項2または3に記載の支持床。 5.上記棒(30)は、円形であるとともに、上記支持台(1;1';1")または 支持くさびの上記支持面を呈する外側部分(4)に上記棒(30)が嵌め込まれ る穴(2;12)が備えられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか 1つに記載の支持床。 6.上記穴(2)は、上記外側部分(4)に向かって拡がるように形成されるこ とを特徴とする請求項5に記載の支持床。 7.上記穴(12)は、直径が拡がって上記外側部分(4)に開口する丸みをつ けた縁(18)を備えていることを特徴とする請求項5に記載の支持床。 8.上記穴(2)は、盲穴として形成されていることを特徴とする請求項5乃至 7のいずれか1つに記載の支持床。 9.上記棒(30)は、上記支持面を呈する上記支持台(1;1';1")または支 持くさびの外側部分(4)から突出することを特徴とする請求項1乃至8のいず れか1つに記載の支持床。 10.上記支持台(1")または支持くさびの上記支持面を呈する外側部分(4 )は、 突出する縁(20)によって概ね取り囲まれていことを特徴とする請求項1乃至 8のいずれか1つに記載の支持床。 11.上記棒(30)は、上記突出する縁(20)をも含めた上記外側部分(4 )が、上記支持床の最初の載荷の後に概ね完全に棒(30)の材料によって覆わ れて、この材料が支持面を形成するように、上記支持台(1")または支持くさ びの上記支持面を呈する外側部分(4)の上に突出することを特徴とする請求項 10に記載の支持床。 12.上記他の支持相手(支持くさびまたは支持台)は、鋼合金からなる支持面 を備える一方、上記棒を含む支持相手(支持台または支持くさび)は、青銅合金 からなることを持徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに記載の支持床。 13.上記鋼合金からなる支持面は、研磨されていることを特徴とする請求項1 2に記載の支持床。 14.上記鋼合金は、硬い鋼合金であることを特徴とする請求項12または13 に記載の支持床。 15.上記鋼合金は、ステンレス鋼合金であることを特徴とする請求項12乃至 14のいずれか1つに記載の支持床。 16.上記棒(30)は、(優先的な)運動方向に対して垂直に延びる列に配置 され、隣り合う列の棒(30)は、半分の分割寸法だけ互いにずらされているこ とを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1つに記載の支持床。
JP7503692A 1993-07-07 1994-06-22 特に船舶の甲板のハッチカバー用の滑り支持床 Ceased JPH08512008A (ja)

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