JPH0851289A - 基板の誤接続防止装置 - Google Patents

基板の誤接続防止装置

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JPH0851289A
JPH0851289A JP20810494A JP20810494A JPH0851289A JP H0851289 A JPH0851289 A JP H0851289A JP 20810494 A JP20810494 A JP 20810494A JP 20810494 A JP20810494 A JP 20810494A JP H0851289 A JPH0851289 A JP H0851289A
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JP20810494A
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Noriaki Yanase
憲明 柳瀬
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Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マザーボードの親基板側接続部を同一種類の
コネクタで形成しても、各親基板側接続部毎にコネクタ
の配置を変えたり、誤挿入防止キーを使用すること無
く、上記親基板側接続部に対応する子基板のみを間違い
なく接続させる。 【構成】 互いに対応するマザーボード10の親基板側
接続部1と子基板30とを接続させると、図1(a)に
示すように、子基板30のコネクタ31a、31bが、
マザーボード10の親基板側接続部1を構成しているコ
ネクタ1a、1bに各々嵌合すると共に、子基板30に
設けられている突部32が、補強部材20に穿設されて
いる挿通孔11に挿入する。一方、互いに対応しない親
基板側接続部2と子基板30とを接続させようとする
と、図1(b)に示すように、両者が接続する前に、子
基板30の突部32の先端が補強部材20の平面部20
bに当接し、その結果、両者を接続させることができな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の親基板側接続
部、例えば複数のコネクタを備えた基板、即ち親基板
と、夫々異なる機能を有する基板、即ち子基板とを接続
する際に、上記親基板側接続部に対し、それに対応する
子基板を間違いなく接続させる基板の誤接続防止装置に
関する。上記親基板の一例としては、交換機やコンピュ
ータシステム等のように、複数の基板挿入スロットを有
する装置に使用するマザーボードがある。
【0002】
【従来の技術】一般に、上記のような基板の誤接続防止
装置において、例えばマザーボードの各基板接続部に対
し接続させる子基板が予め定められていたり、或いは、
特定の基板接続部に対しては特定の子基板以外の基板の
接続が禁止されている場合がある。このような場合、各
基板接続部に対し、その各々に対応する子基板を間違い
なく接続できるようにするために、従来、夫々大きさや
形状やピン数等の異なるコネクタ、即ち種類の異なるコ
ネクタを使用することがあった。しかし、これでは、基
板接続部の数が多くなるほど、コネクタの種類も多くな
り、これによって部品管理が複雑になるという問題があ
る。
【0003】そこで、各親基板側接続部に各々同じ種類
のコネクタを使用した上で、これらコネクタに対応する
子基板を間違いなく接続させる技術として、図12に示
すように、各基板接続部101、102、103、・・
・を夫々2つのコネクタ101a及び101b、102
a及び102b、103a及び103b、・・・で構成
し、各基板接続部101、102、103、・・・毎に
これらの各コネクタ101a及び101b、102a及
び102b、103a及び103b、・・・間の距離を
1 、d2 、d3 、・・・のように変えて配置すること
があった。これは、子基板(図示せず)についても、そ
の接続部分を各コネクタ101a及び101b、102
a及び102b、103a及び103b、・・・の配置
に対応するように形成することによって、各親基板側接
続部101、102、103、・・・に各々対応する子
基板のみが接続できるように構成したものである。しか
し、これでは、各コネクタ間の距離が大きくなるに従っ
て、マザーボード110及び子基板の基板サイズも大き
くなり、ひいては装置自体も大型化するため、高コスト
になってしまうという問題がある。
【0004】上記問題を解決するために、コネクタ専用
の誤挿入防止キー(コーディングキー)を使用すること
もあった。これは、マザーボードの親基板側接続部及び
子基板の接続部分の双方を一対のコネクタで形成した場
合に適用するもので、各々対応するマザーボードの親基
板側接続部と子基板とのコネクタ同士のみが互いに嵌合
できるように、ソケット端子側コネクタの空き端子部分
に上記誤挿入防止キーを嵌装するものである。これによ
って、各親基板側接続部に全て同じ種類のコネクタを使
用しても、上記のように各親基板側接続部毎にコネクタ
の配置を変えることなく、各親基板側接続部に対応する
子基板を間違いなく接続させることができる。なお、通
常は、マザーボード側にソケット端子のコネクタを使用
する場合が多いので、この場合、誤挿入防止キーはマザ
ーボード側のコネクタに嵌装される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、誤挿入防止キ
ーの使用は、マザーボードの基板接続部及び子基板の接
続部分の双方をコネクタで形成した場合にしか適用する
ことができない。マザーボードに子基板を接続させる技
術としては、上記のように互いの接続部分に一対のコネ
クタを使用するという技術の他に、マザーボード側につ
いては基板差し込み型のコネクタを使用し、子基板の接
続部分についてはコネクタを使用せずに基板のパターン
によって接触端子を形成するという技術もある。つま
り、マザーボード側にのみコネクタを使用し、子基板に
はコネクタを使用していない場合には、この誤挿入防止
キーを適用することができないという問題がある。
【0006】また、交換機や大型のコンピュータシステ
ム等では、一般に、マザーボードと子基板とを接続する
コネクタとして、その端子数が数十ピンから百ピン前後
という非常に大きい端子数のコネクタを使用する場合が
多い。このようにコネクタの端子数が非常に多いため
に、上記誤挿入防止キーを嵌装する際、誤った場所(端
子)に誤挿入防止キーを嵌装してしまうという作業ミス
(入れ間違い)の発生する場合が少なくない。また、こ
の誤挿入防止キーが指定の場所に嵌装されたとしても、
その嵌め方が完全でないと欠落が発生してしまうという
こともある。従って、誤挿入防止キーが本来の機能を果
たすことができず、これによって互いに対応しないマザ
ーボードの親基板側接続部と子基板とが接続されるとい
う問題がある。
【0007】更に、上記各従来技術においては、マザー
ボードの各親基板側接続部毎に、コネクタの種類を変え
たり、またはコネクタの配置を変えたり、更には誤挿入
防止キーを用いたりしているため、複数の親基板側接続
部、ひいては全ての親基板側接続部に共通して接続する
ことのできる子基板が存在しない。即ち、装置の検査や
メンテナンス等を行う際に使用するエクステンダボード
(端子引き込み延長基板)についても、全ての親基板側
接続部に共通して接続できるものが存在しないため、各
親基板側接続部に対応するエクステンダボードを各々別
個に準備する必要があるという問題がある。
【0008】本発明は、マザーボードの親基板側接続部
を、例えば同一種類のコネクタによって形成したとして
も、各親基板側接続部毎にコネクタの配置を変えたり、
誤挿入防止キーを使用したりすること無く、互いに対応
するマザーボードの親基板側接続部と子基板とのみを間
違いなく接続させることができる基板の誤接続防止装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明の基板の誤接
続防止装置は、一方の面に同一種類の親基板側接続部を
有する親基板と、この親基板の上記一方の面に略垂直な
方向に一縁部が位置し対応する上記親基板側接続部に着
脱自在に接続された子基板側接続部を夫々有する複数の
子基板と、これらの子基板の上記一縁部から上記親基板
の上記一方の面側に夫々突出し上記一縁部に沿って突出
位置が上記子基板毎に異なる複数の突部と、上記親基板
の上記一方の面側に設けられ上記各突部が夫々挿入され
ている挿入孔とを具備し、上記挿入孔は上記親基板の上
記一方の面に略垂直な方向に交差する縁部を有し、これ
ら縁部は上記各突部に夫々略近接して位置していること
を特徴とするものである。
【0010】第2の発明の基板の誤接続防止装置は、第
1の発明の基板の誤接続防止装置において、上記突部が
上記子基板を構成する基板自体によって上記子基板の形
状の一部として形成されたことを特徴とするものであ
る。
【0011】第3の発明の基板の誤接続防止装置は、第
1の発明の基板の誤接続防止装置において、上記突部が
上記子基板面から間隔を隔てた位置に形成されたことを
特徴とするものである。
【0012】第4の発明の基板の誤接続防止装置は、第
1、第2又は第3の発明の基板の誤接続防止装置におい
て、上記挿入孔は、上記親基板の上記一方の面上に設け
た補強部材に形成したものであることを特徴とするもの
である。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、各子基板に設けられてい
る突部は、その突出位置が子基板毎に異なっている。ま
た、親基板の対応する親基板側接続部に各子基板の子基
板側接続部を接続した状態において、各突部が挿入孔に
挿入されており、各挿入孔における親基板の一方の面に
略垂直な方向に交差する縁部が各突部に夫々略近接して
設けられている。従って、親基板の対応する親基板側接
続部以外の親基板側基板接続部に、子基板の子基板側接
続部を接続しようとしても、突部を挿入孔に挿入できな
い。よって、子基板の誤接続を防止できる。
【0014】第2の発明によれば、突部は、子基板を構
成する基板自体によってその形状の一部として形成され
ているので、子基板の基板製造時に同時に形成できる。
【0015】第3の発明によれば、突部は、子基板面か
ら間隔を隔てた位置に形成されているので、この子基板
の接続部分にエクステンダボードを接続させるとき、エ
クステンダボードの縁部と突部とが干渉することはな
い。
【0016】第4の発明によれば、親基板を補強すると
いう本来の作用を持つ補強部材に挿入孔を形成している
ので、別途に挿入孔を形成する部分を設ける必要もな
い。
【0017】
【実施例】本発明に係る基板の誤接続防止装置の第1実
施例を図1から図7を参照して説明する。図2は、特許
請求の範囲に記載の親基板に対応するマザーボード10
の外観斜視図である。同図における1、2、3、・・・
は親基板側接続部、20は補強部材で、各々マザーボー
ド10の基板10aの部品面10b上に載設されてい
る。
【0018】同図に示すように、各親基板側接続部1、
2、3、・・・は、同図の左右方向に一定の間隔を隔て
て配置されおり、これらの親基板側接続部1、2、3、
・・・は、例えば各々2つの細長いコネクタ1a及び1
b、2a及び2b、3a及び3b、・・・で構成されて
いる。また、これらのコネクタ1a及び1b、2a及び
2b、3a及び3b、・・・は、各々同一距離dを隔て
てその長さ方向(同図の上下方向)に連設されている。
なお、各コネクタ1a及び1b、2a及び2b、3a及
び3b、・・・は、全て同一種類の部品で形成されてい
る。
【0019】そして、補強部材20は、各コネクタ1a
及び1b、2a及び2b、3a及び3b、・・・間の中
央に、親基板側接続部1、2、3、・・・の配列方向に
伸延した状態で配置されている。この補強部材20は、
マザーボード10が曲がるのを防止するために設けられ
たもので、図3に示すように、金属板20aを角形のC
字状に加工することによって細長い棒状に形成してあ
る。更に、この補強部材20の平面部20bには、親基
板側接続部1、2、3、・・・と同数の挿通孔11、1
2、13、・・・が穿設されている。これらの挿通孔1
1、12、13、・・・は、図2に示すように、各コネ
クタ1a及び1b、2a及び2b、3a及び3b、・・
・間に位置するように設けられている。更に、図3に示
すように、垂直方向(同図の上下方向)においては、挿
通孔11、12、13、・・・の順にピッチp間隔で順
次ずらした状態で設けられている。なお、図3に示す平
面部20bの垂直方向の寸法hは、マザーボード10の
各コネクタ1a及び1b、2a及び2b、3a及び3
b、・・・間の距離dよりも小さい。また、各挿通孔1
1、12、13、・・・の直径φは、全て同一寸法で構
成してある。そして、補強部材20の奥行きtが、この
補強部材20をマザーボード10上に設けた際の、マザ
ーボード10の部品面10bと補強部材20の平面部2
0bとの距離になる。
【0020】一方、マザーボード10の各親基板側接続
部1、2、3、・・・に接続させる子基板を図4(a)
から図4(c)に示す。同図において、この子基板30
を構成する基板30aの縁部30cに沿って子基板側接
続部、例えばコネクタ31a、31bが配置されてい
る。このコネクタ31a及び31bが、マザーボード1
0側のコネクタ1a及び1b、2a及び2b、3a及び
3b、・・・に嵌合される。勿論、このコネクタ31
a、31bは、マザーボード10のコネクタ1a及び1
b、2a及び2b、3a及び3b、・・・がソケット型
コネクタである場合は、ピン型のコネクタで構成され、
逆に、マザーボード10のコネクタ1a及び1b、2a
及び2b、3a及び3b、・・・がピン型コネクタであ
る場合は、ソケット型のコネクタで構成される。なお、
このコネクタ31a及び31bは、図4(b)に示すよ
うに、子基板30の部品面30bに載設されている。
【0021】更に、この子基板30の縁部30cには、
子基板30の接続方向に向かって突出した突部32がコ
ネクタ31a、31b間に設けられており、この突部3
2は、子基板30の基板30a自体によって形成されて
いる。そして、この突部32は、図4(c)における点
線32a、32b、32c、・・・に示すように、マザ
ーボード10の各親基板側接続部1、2、3、・・・に
各々対応する子基板30毎に、補強部材20の挿通孔1
1、12、13、・・・の配列ピッチpと同じ間隔で各
々異なった位置に設けられている。
【0022】即ち、図4(c)の実線で示す突部32を
有する子基板30が、例えばマザーボード10の親基板
側接続部1に対応するものであるとき、この子基板30
に設けられている突部32は、この子基板30のコネク
タ31a及び31bとマザーボード10のコネクタ1a
及び1bとを嵌合させる際、補強部材20に穿設されて
いる挿通孔11に挿入されるような位置に配置されてい
る。これと同様に、同図の点線で示す突部32a、32
b、・・・を有する各子基板30が、例えばマザーボー
ド10の親基板側接続部2、3、・・・に各々対応する
ものである場合、これらの子基板30に設けられている
各突部32a、32b、・・・についても、これらの子
基板30のコネクタ31a及び31bとマザーボード1
0のコネクタ2a及び2b、3a及び3b、・・・とを
各々嵌合させる際、補強部材20に穿設されている各挿
通孔12、13、・・・に各々挿入されるような位置に
配置されている。
【0023】従って、マザーボード10の親基板側接続
部1と、それに対応する子基板30とを接続させると、
この両者は、図1(a)に示すような状態になる。即
ち、子基板30のコネクタ31a、31bは、マザーボ
ード10の親基板側接続部1を構成しているコネクタ1
a、1bに各々嵌合し、これと同時に、この子基板30
に設けられている突部32は、補強部材20に穿設され
ている挿通孔11に挿入する。一方、親基板側接続部1
に対応するこの子基板30を、親基板側接続部1以外の
親基板側接続部2、3、・・・、例えば親基板側接続部
2に接続させようとすると、図1(b)に示すような状
態になる。即ち、子基板30の突部32と、補強部材2
0に穿設されている挿通孔12との位置がずれているた
め、親基板側接続部2と子基板30とが接続する前に、
子基板30の突部32の先端が補強部材20の平面部2
0bに当接し、結果的に両者は接続することができな
い。勿論、親基板側接続部1以外の各親基板側接続部
2、3、・・・に対応する子基板30についても、上記
と同様の作用を奏する。つまり、マザーボード10の各
親基板側接続部1、2、3、・・・に対しては、各々に
対応する子基板30のみが接続できるように構成されて
いる。なお、同図における50、50は、補強部材20
をマザーボード10に固定するためのネジである。
【0024】なお、突部32の幅wを、例えば8mmと
いう寸法にすると、補強部材20に穿設する挿通孔1
1、12、13、・・・の径φは、この8mmの幅wを
有する突部32を余裕を持って挿入し得る寸法、例えば
12mm程度にすればよい。ここで、この挿通孔11、
12、13、・・・の配列ピッチp、即ち各子基板30
間における各突部32、32a、32b、・・・の配列
ピッチpを8mmとすると、補強部材20の垂直方向に
おける寸法hが50mmであるとき、挿通孔11、1
2、13、・・・の穿設数、即ち子基板30の突部3
2、32a、32b、・・・の配置パターンを少なくと
も5とすることができる。つまり、互いに対応するマザ
ーボード10の親基板側接続部1、2、3、・・・と子
基板30との組み合わせを、5つ構成することができ
る。
【0025】また、図1(b)に示す状態、即ち子基板
30の突部32の先端が補強部材20の平面部20bに
当接している状態において、マザーボード10側のコネ
クタ2a、2bから子基板30のコネクタ31a、31
bまでの距離(実際には、両者が嵌合するときに互いに
当接する面2c、2dから31c、31dまでの距離)
bは、突部32の突出量a、即ち子基板30の縁部30
cと補強部材20の平面部20bとの距離よりも小さく
なるように構成されている。例えば、子基板30の突部
32の突出量aを10mmとすると、距離bは5mm程
度になるように構成されている。従って、図1(a)に
示すように、互いに対応する子基板31と親基板側接続
部1とを接続させるとき、両者が接続する以前に、子基
板31の縁部31cと補強部材20の平面部20bとが
当接し、これによって両者の接続が妨げられるというこ
とはない。
【0026】更に、マザーボード10の部品面10bと
補強部材20の平面部20bとの距離t、即ち突部32
を挿入させることのできる寸法は、突部32の突出量a
よりも大きくなるように構成されている。例えば、子基
板30の突部32の突出量aを上記のように10mmと
すると、マザーボード10の部品面10bから補強部材
20の平面部20bまでの距離tは、10mm以上、例
えば12mm程度になるように構成されている。従っ
て、図1(a)に示すように、互いに対応するマザーボ
ード10の親基板側接続部1と子基板30とを接続させ
るとき、両者が接続する前に、突部32の先端がマザー
ボード10の部品面10bに当接し、これによって両者
の接続が妨げられるということはない。
【0027】上記のように、本第1実施例の基板の誤接
続防止装置においては、各子基板30に突部32を設
け、これらの子基板30に各々対応する親基板側接続部
1、2、3、・・・を備えたマザーボード10には複数
の挿通孔11、12、13、・・・を穿設された補強部
材20を設けている。そして、各子基板30と各親基板
側接続部1、2、3、・・・とを接続させるために両者
を徐々に接近させると、両者が各々対応する者同士であ
る場合は、子基板30に設けられている突部32が挿通
孔11、12、13、・・・に挿入するため、両者は更
に接近し、接続する。一方、子基板30と親基板側接続
部1、2、3、・・・とが各々対応しないものである場
合は、この両者が接続する前に、子基板30に設けられ
ている突部32の先端が補強部材20の平面部20bに
当接するため、両者は接続することができない。従っ
て、マザーボード10の各親基板側接続部1、2、3、
・・・には、各々に対応する、即ち予め定められた子基
板30のみが間違い無く確実に接続される。
【0028】つまり、マザーボード10の親基板側接続
部1、2、3、・・・を構成している各コネクタ1a及
び1b、2a及び2b、3a及び3b、・・・に同一種
類の部品を使用したとしても、従来のように、各コネク
タの配置を変えたり、誤挿入防止キーを使用したりする
ことなく、各々に対応する子基板30を間違いなく接続
させることができる。従って、マザーボード10側の上
記各コネクタ1a及び1b、2a及び2b、3a及び3
b、・・・に基板差し込み型のコネクタを使用し、各子
基板30の接続部分についてはコネクタを使用せずに基
板のパターンによって接触端子を形成した場合について
も、この構造を適用することができる。
【0029】また、上記のように、マザーボード10の
親基板側接続部1、2、3、・・・を形成している上記
各コネクタ1a及び1b、2a及び2b、3a及び3
b、・・・は、全て同一部品によって形成され、また各
親基板側接続部1、2、3、・・・毎の配置も同じであ
る。従って、各親基板側接続部1、2、3、・・・に共
通して接続させることができる基板、例えばエクステン
ダボードを製作することができるので、各親基板側接続
部1、2、3、・・・に対応するエクステンダボードを
各々別個に準備する必要がない。
【0030】また、補強部材20は、マザーボード10
の曲げ方向に対する強度を補強するためのものであり、
これに挿通孔11、12、13、・・・を設けているの
で、別途に挿通孔11、12、13、・・・を設けるた
めの部材を必要としない。
【0031】そして、子基板30の突部32は、子基板
30を構成している基板30a自体によってその形状の
一部として形成されているので、突部32は、破損する
以外に欠落してしまうということはない。そして、この
突部32は、基板30aの外形加工工程の際に同時に形
成することができるので、突部32を設けるための特別
な作業工程を必要としない。
【0032】なお、本第1実施例の基板の誤接続防止装
置においては、突部32を、子基板30の縁部30cか
ら突出するように形成したが、図5に示すように、子基
板30を構成する基板30aに切り欠き33を設け、こ
の切り欠き33内に突部32を形成してもよい。即ち、
突部32の幅w分だけ間隔を隔てた状態で、切り欠き3
3を構成する2つの切り欠き33a、33bを設けるこ
とによって突部32を形成し、この2つの切り欠き33
a、33bの切り欠き量の割合を変えることによって突
部32の位置を変化させるように構成してもよい。この
ように切り欠き33内に突部32を形成することによっ
て、突部32を基板30aの縁部30cから突出させた
場合よりも、基板30aの外形加工前の基板寸法を小さ
くすることができる。また、突部32に対して、外部か
らの物理的な力が影響し難くなるので、突部32が破損
し難くなる。勿論、この場合、補強部材20の奥行き、
即ちマザーボード10の部品面10bと補強部材20の
平面部20bとの距離tについても、切り欠き33の切
り欠き深さ分だけ大きくする必要がある。なお、図5
は、図1(a)に示す状態と同様に、マザーボード10
の親基板側接続部1と、それに対応する子基板30とが
接続されている状態を示す図である。
【0033】また、本第1実施例においては、マザーボ
ード10の各親基板側接続部1、2、3、・・・を、各
々2つのコネクタ1a及び1b、2a及び2b、3a及
び3b、・・・によって形成したが、各親基板側接続部
1、2、3、・・・を形成するコネクタの数は2以外の
数、例えば1つでもよい。
【0034】そして、補強部材20を、マザーボード1
0の親基板側接続部1、2、3、・・・の並び方向に伸
延した状態でコネクタ1a及び1b、2a及び2b、3
a及び3b、・間に配置したが、コネクタ1a及び1
b、2a及び2b、3a及び3b、・間に限らず、マザ
ーボード10の端側に配置してもよい。そして、補強部
材20には、円形の挿通孔11、12、13、・・・を
穿設したが、図6に示すように、子基板30の突部32
の形状に合わせて方形状の挿通孔11a、12a、13
a、・・・を穿設してもよい。
【0035】更に、挿通孔11、12、13、・・・の
配列、及び各子基板30間における突部32の配列は,
ピッチp間隔で順次ずらした状態の配列にしたが、互い
に対応する親基板側接続部1、2、3、・・・と子基板
30とのみが接続できさえすれば、ランダムな配列にし
てもよい。また、挿通孔11、12、13、・・・につ
いては、各親基板側接続部1、2、3、・・・毎に各々
1個ずつ設け、これに合わせて、突部32についても1
枚の子基板30につき1個ずつ設けたが、これらの挿通
孔11、12、13、・・・及び突部32の数を各々複
数個ずつ設けることによって、互いに対応する親基板側
接続部1、2、3、・・・と子基板30との組み合わせ
パターンを、より多くすることができる。そして、この
挿通孔11、12、13、・・・については、各々別個
に独立した状態で穿設したが、図7に示すように、連続
した状態の挿通孔11bを穿設してもよい。更に、この
挿通孔11、12、13、・・・を、補強部材20に穿
設したが、マザーボード10に補強部材20を用いない
場合は、マザーボード10を構成している基板10a自
体に穿設してもよい。
【0036】次に、本発明に係る基板の誤接続防止装置
の第2実施例について、図8から図11を参照して説明
する。なお、本第2実施例では、各図に示すように、上
記第1実施例における子基板30の突部32に替えて、
突部132を設けたものである。即ち、上記第1実施例
における突部32は、子基板30を構成している基板3
0a自体によって形成されていたが、本第2実施例にお
ける突部132は、子基板30を構成している基板30
aとは別の構成品によって形成したものである。これ以
外については第1実施例と同様であるため、同等部分に
は同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0037】各図に示すように、突部132は、子基板
30を構成する基板30aの部品面30b上に設けられ
ており、ネジ端子台132aとネジ132bとによって
構成されている。即ち、図9に示すように、ネジ端子台
132aを、子基板30の縁部30c側の部品面30b
上に、例えば固定ネジ132eによって固設する。そし
て、ネジ132bを、そのネジ部分132dが子基板3
0の縁部30cから外側に向かって突出するようにネジ
端子台132aに設けられているネジ穴132cに螺設
する。つまり、このネジ132bは、子基板10の基板
10aの部品面10bから間隔cを隔てた位置に配置さ
れており、このネジ132bのネジ部分132dが、マ
ザーボード10側の補強部材20に穿設された挿通孔1
1、12、13、・・・に挿入する。勿論、この場合
は、補強部材20の挿通孔11、12、13、・・・に
ついても、このネジ132aに合わせた位置に穿設する
必要がある。
【0038】本第2実施例における子基板30は、上記
のように、突部132を構成しているネジ132bが、
基板10aの部品面10bから間隔を隔てた位置に配置
されるように構成されている。このように構成されてい
るので、図10(a)及び図10(b)に示すように、
この子基板30をエクステンダボード40に接続させた
とき、突部132を構成するネジ132bのネジ部分1
32dと、エクステンダボード40の縁部40aとが干
渉することがない。従って、第1実施例においては、突
部32とエクステンダボード40との干渉を避けるため
に、図10(b)に示すようにエクステンダボード40
の斜線部分40bを切り取る必要があったが、本第2実
施例においては、このような加工を施す必要がない。つ
まり、一般に広く使用されている汎用エクステンダボー
ドを加工すること無くそのまま利用できるように構成す
ることができる。なお、同図における61a及び61b
は、コネクタで、各々子基板30のコネクタ31a及び
31bと嵌合するものである。
【0039】なお、本第2実施例の基板の誤接続防止装
置においては、突部132を構成するネジ132bのネ
ジ部分132dが、子基板30の縁部30cから外側に
向かって突出するように構成したが、図11に示すよう
に、図5に示した場合と同様に、基板30aに切り欠き
133を設け、この切り欠きの奥側の縁部133aから
外側に向かってネジ部分132dが突出するように構成
してもよい。なお、この図11についても、図1(a)
及び図5に示す状態と同様に、マザーボード10の親基
板側接続部1と、それに対応する子基板30とが接続さ
れている状態を示す図である。
【0040】また、本第2実施例において、突部132
を、ネジ端子台132aとネジ132bとによって構成
したが、これに限らず、金型等によって一体成型したも
ので形成してもよい。
【0041】
【発明の効果】第1の発明の基板の誤接続防止装置は、
子基板に突部を設け、その突出位置を子基板毎に変えて
いる。そして、互いに対応する親基板の親基板側接続部
と子基板の子基板側接続部とを接続した状態において
は、上記突部が挿入孔に挿入されるように、また互いに
対応しない親基板の親基板側接続部と子基板の子基板側
接続部を接続しようとしても、突部が上記挿入孔に挿入
できないように構成されており、これによって、親基板
と子基板との誤接続が防止されている。つまり、親基板
の親基板側接続部を、例えば同一種類のコネクタによっ
て形成したとしても、従来のように、各親基板側接続部
毎にコネクタの配置を変えたり、誤挿入防止キーを使用
したりすることなく、互いに対応する親基板の親基板側
接続部と子基板の子基板側接続部とを間違いなく確実に
接続させることができる。従って、親基板の親基板側接
続部に基板差し込み型のコネクタを使用し、子基板の子
基板側接続部については基板自体のパターンによって接
触端子を形成した場合でも、誤接続を防止できるという
効果がある。
【0042】また、親基板の各親基板側接続部毎にコネ
クタの種類や配置を変えたり、誤挿入防止キーを使用し
ていないため、同一のエクステンダボードを全ての親基
板側接続部に接続することができる。従って、従来のよ
うに各親基板側接続部に対応するエクステンダボードを
各々別個に準備する必要がないという効果がある。
【0043】第2の発明の基板の誤接続防止装置は、子
基板を構成する基板自体によって突部を形成しているの
で、突部は、破損する以外に欠落してしまうということ
はない。また、突部は子基板の基板製造時に同時に形成
できるので、突部を設けるための作業工程を別途に必要
としない。従って、誤挿入防止キーを緩挿する工程を別
途に必要とする従来技術よりも作業効率が向上すると共
に、突部を設ける際の作業ミスが発生することがないと
いう効果がある。
【0044】第3の発明の基板の誤接続防止装置は、突
部を子基板面から間隔を隔てた位置に形成しており、こ
の子基板の接続部分にエクステンダボードを接続させる
とき、エクステンダボードの縁部と突部とが干渉しない
ように構成されている。従って、一般に広く使用されて
いる市販型のエクステンダボード、即ち汎用エクステン
ダボードを加工すること無くそのまま利用できるように
構成することができるという効果がある。
【0045】第4の発明の基板の誤接続防止装置は、親
基板を補強するという本来の作用を持つ補強部材に挿入
孔を形成している。従って、別途に挿入孔を形成するた
めの部材を設ける必要もないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板の誤接続防止装置の第1実施例に
係るマザーボードと子基板とを接続させる状態を示す図
で、(a)は親基板側接続部と子基板とが対応する対応
する場合を示す図、(b)は親基板側接続部と子基板と
が互いに対応しない場合を示す図である。
【図2】同実施例のマザーボードの一部を拡大した斜視
図である。
【図3】同実施例の補強部材の拡大斜視図である。
【図4】同実施例の子基板を示すもので、(a)は外観
斜視図、(b)は接続部分を拡大した側面図、(c)は
接続部分を拡大した平面図である。
【図5】同実施例のマザーボードと子基板との接続状態
を示す図で、子基板に切り欠きを設けた場合のものであ
る。
【図6】図3とは異なる形状の挿通孔を穿設した補強部
材の拡大斜視図である。
【図7】図3及び図6とは異なる形状の挿通孔を穿設し
た補強部材の拡大斜視図である。
【図8】本発明の基板の誤接続防止装置の第2実施例に
係る子基板の外観斜視図である。
【図9】同実施例の子基板の接続部分を拡大した側部断
面図である。
【図10】同実施例の子基板をエクステンダボードに接
続させた状態を示す図で、(a)は側部断面図、(b)
は平面図である。
【図11】同実施例のマザーボードと子基板との接続状
態を示す図で、子基板に切り欠きを設けた場合のもので
ある。
【図12】従来技術の一例を示すマザーボードの外観斜
視図である。
【符号の説明】
1、2、3、・・・ 親基板側接続部 1a、1b、2a、2b、3a、3b、・・・ コネク
タ 10 マザーボード 11、12、13、・・・ 挿通孔 20 補強部材 20b 平面部 30 子基板 30c 縁部 31a、31b コネクタ 32 突部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に同一種類の親基板側接続部を
    有する親基板と、この親基板の上記一方の面に略垂直な
    方向に一縁部が位置し対応する上記親基板側接続部に着
    脱自在に接続された子基板側接続部を夫々有する複数の
    子基板と、これらの子基板の上記一縁部から上記親基板
    の上記一方の面側に夫々突出し上記一縁部に沿って突出
    位置が上記子基板毎に異なる複数の突部と、上記親基板
    の上記一方の面側に設けられ上記各突部が夫々挿入され
    ている挿入孔とを具備し、上記挿入孔は上記親基板の上
    記一方の面に略垂直な方向に交差する縁部を有し、これ
    ら縁部は上記各突部に夫々略近接して位置していること
    を特徴とする基板の誤接続防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板の誤接続防止装置
    において、上記突部が上記子基板を構成する基板自体に
    よって上記子基板の形状の一部として形成されたことを
    特徴とする基板の誤接続防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の基板の誤接続防止装置
    において、上記突部が上記子基板面から間隔を隔てた位
    置に形成されたことを特徴とする基板の誤接続防止装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の基板の誤接
    続防止装置において、上記挿入孔は、上記親基板の上記
    一方の面上に設けた補強部材に形成したものであること
    を特徴とする基板の誤接続防止装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014049767A1 (ja) * 2012-09-27 2014-04-03 富士機械製造株式会社 部品供給装置
US10812092B2 (en) 2017-08-31 2020-10-20 Seiko Epson Corporation Frequency signal generation device and frequency signal generation system

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