JPH0851360A - 位相同期ループ回路 - Google Patents
位相同期ループ回路Info
- Publication number
- JPH0851360A JPH0851360A JP6183340A JP18334094A JPH0851360A JP H0851360 A JPH0851360 A JP H0851360A JP 6183340 A JP6183340 A JP 6183340A JP 18334094 A JP18334094 A JP 18334094A JP H0851360 A JPH0851360 A JP H0851360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- voltage
- output
- dividing
- frequency division
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多チャネルの周波数を利用する無線装置に用
いられる位相同期ループ回路において、チャネル切換時
のロックアップ時間の短縮を図れる位相同期ループ回路
を提供することを目的とする。 【構成】 電圧制御発振器11と、その出力を分周する
可変分周器12と、基準周波数信号発生器13と、その
出力を分周する固定分周器14と、各分周器出力を比較
する位相比較器15と、第1のループフィルタ16のコ
ンデンサ16bに接続されたD/Aコンバータ17を備
え、チャネル切換時に目標周波数に応じた制御電圧をD
/Aコンバータ17より出力し、コンデンサ16bの電
位を短時間に最終値の近傍電位にした後、各分周数の計
数値を同時にクリアし計数を再開することにより、コン
デンサ16bの充電、放電時間を短縮し、位相のとびを
少なくし、チャネル切換時間を短縮する。
いられる位相同期ループ回路において、チャネル切換時
のロックアップ時間の短縮を図れる位相同期ループ回路
を提供することを目的とする。 【構成】 電圧制御発振器11と、その出力を分周する
可変分周器12と、基準周波数信号発生器13と、その
出力を分周する固定分周器14と、各分周器出力を比較
する位相比較器15と、第1のループフィルタ16のコ
ンデンサ16bに接続されたD/Aコンバータ17を備
え、チャネル切換時に目標周波数に応じた制御電圧をD
/Aコンバータ17より出力し、コンデンサ16bの電
位を短時間に最終値の近傍電位にした後、各分周数の計
数値を同時にクリアし計数を再開することにより、コン
デンサ16bの充電、放電時間を短縮し、位相のとびを
少なくし、チャネル切換時間を短縮する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルラー電話やコード
レス電話のように複数の周波数を切り換えて送受信する
無線装置に用いられる位相同期ループ回路に関するもの
である。
レス電話のように複数の周波数を切り換えて送受信する
無線装置に用いられる位相同期ループ回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、セルラー電話やコードレス電話な
どの無線を利用した電話の発展がめざましく利用者の数
が増大している。このようなシステムでは、送受信のた
めに複数の周波数が用意されており、装置では、現在使
用されている周波数を避け、未使用の周波数で送受信を
行うように設計されている。そのため、装置の無線部で
は周波数を切り換える装置が組み込まれており、最近で
は、そのほとんどが位相同期ループ回路を用いている。
どの無線を利用した電話の発展がめざましく利用者の数
が増大している。このようなシステムでは、送受信のた
めに複数の周波数が用意されており、装置では、現在使
用されている周波数を避け、未使用の周波数で送受信を
行うように設計されている。そのため、装置の無線部で
は周波数を切り換える装置が組み込まれており、最近で
は、そのほとんどが位相同期ループ回路を用いている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の位相同期
ループ回路の説明を行う。図6は従来の位相同期ループ
回路のブロック図であり、1は制御端子に加えられた電
圧に応じた周波数で発振する電圧制御発振器、2は電圧
制御発振器1の出力を分周設定信号によって指定された
数で分周する可変分周器、3は基準となる周波数を発生
する基準周波数信号発生器、4は基準周波数信号発生器
3の出力を1/Mに分周する固定分周器、5は可変分周
器2の出力と固定分周器4の出力の位相差に応じて、H
i状態、Low状態及びハイインピーダンス状態の3状
態の出力を発生する位相比較器、6は位相比較器出力に
含まれる高調波生分の除去を行うとともに、位相同期ル
ープの応答特性と同期特性を決定する抵抗6aとコンデ
ンサ6bからなるループフィルタ、7は可変分周器2の
分周数を設定する分周数設定信号を発生する制御部であ
る。
ループ回路の説明を行う。図6は従来の位相同期ループ
回路のブロック図であり、1は制御端子に加えられた電
圧に応じた周波数で発振する電圧制御発振器、2は電圧
制御発振器1の出力を分周設定信号によって指定された
数で分周する可変分周器、3は基準となる周波数を発生
する基準周波数信号発生器、4は基準周波数信号発生器
3の出力を1/Mに分周する固定分周器、5は可変分周
器2の出力と固定分周器4の出力の位相差に応じて、H
i状態、Low状態及びハイインピーダンス状態の3状
態の出力を発生する位相比較器、6は位相比較器出力に
含まれる高調波生分の除去を行うとともに、位相同期ル
ープの応答特性と同期特性を決定する抵抗6aとコンデ
ンサ6bからなるループフィルタ、7は可変分周器2の
分周数を設定する分周数設定信号を発生する制御部であ
る。
【0004】図7は、従来の可変分周器から入力された
周波数が基準周波数信号発生器から入力された周波数に
比べ低いときの位相比較器の出力を示すタイミング図で
あり、可変分周器2の出力周波数fpが、基準周波数信
号発生器3の出力周波数frに比べ低いとき、すなわ
ち、fr>fpの時の位相比較器5の出力状態を示す。
この時、位相比較器5の出力は、固定分周器4の出力の
立ち上がりでHi状態となり、可変分周器2の出力の立
ち上がりでリセットされハイインピーダンス状態にな
る。
周波数が基準周波数信号発生器から入力された周波数に
比べ低いときの位相比較器の出力を示すタイミング図で
あり、可変分周器2の出力周波数fpが、基準周波数信
号発生器3の出力周波数frに比べ低いとき、すなわ
ち、fr>fpの時の位相比較器5の出力状態を示す。
この時、位相比較器5の出力は、固定分周器4の出力の
立ち上がりでHi状態となり、可変分周器2の出力の立
ち上がりでリセットされハイインピーダンス状態にな
る。
【0005】図8は従来の可変分周器から入力された周
波数が基準周波数信号発生器から入力された周波数に比
べ高いときの位相比較器の出力を示すタイミング図であ
り、可変分周器2の出力周波数fpが、固定分周器4の
出力周波数frに比べ高いとき、すなわち、fr<fp
の時の位相比較器5の出力状態を示す。この時、位相比
較器5の出力は、可変分周器2の出力の立ち上がりでL
ow状態となり、固定分周器4は出力の立ち上がりでリ
セットされハイインピーダンス状態になる。
波数が基準周波数信号発生器から入力された周波数に比
べ高いときの位相比較器の出力を示すタイミング図であ
り、可変分周器2の出力周波数fpが、固定分周器4の
出力周波数frに比べ高いとき、すなわち、fr<fp
の時の位相比較器5の出力状態を示す。この時、位相比
較器5の出力は、可変分周器2の出力の立ち上がりでL
ow状態となり、固定分周器4は出力の立ち上がりでリ
セットされハイインピーダンス状態になる。
【0006】図9は、従来の電圧制御発振器の制御端子
電圧に対する発振周波数を示すグラフである。図10は
従来の位相同期ループ回路におけるチャネル切換時の電
圧制御発振器の制御端子電圧の過渡状態を示す時間応答
波形図であり、ループフィルタ6のコンデンサの両端の
電位差の変化にほぼ等しい。
電圧に対する発振周波数を示すグラフである。図10は
従来の位相同期ループ回路におけるチャネル切換時の電
圧制御発振器の制御端子電圧の過渡状態を示す時間応答
波形図であり、ループフィルタ6のコンデンサの両端の
電位差の変化にほぼ等しい。
【0007】以上のように構成されたループ位相同期回
路の動作原理を説明する。まず、定常状態にあるときで
あるが、電圧制御発生器1はその制御端子電圧に従っ
て、図9に示すf−Vカーブに応じた周波数で発振を行
っている。電圧制御発振器1の出力は、可変分周器2に
伝えられ、そこで1/Nに分周され位相比較器5に伝え
られる。また基準周波数信号発生器3の出力は固定分周
器4にて1/Mに分周され位相比較器5に加えられる。
位相比較器5では、これら2つの入力の位相差に応じ
て、Hi状態、Low状態及びハイインピーダンス状態
の3状態を示すが、定常状態では、2つの入力の位相差
はないので、ハイインピーダンス状態が出力される。そ
のため、ループフィルタ6のコンデンサ6aでは充放電
は起きず、電圧制御発振器1の制御端子電圧は一定に保
持され、電圧制御発振器1は同じ周波数で発振を続け
る。
路の動作原理を説明する。まず、定常状態にあるときで
あるが、電圧制御発生器1はその制御端子電圧に従っ
て、図9に示すf−Vカーブに応じた周波数で発振を行
っている。電圧制御発振器1の出力は、可変分周器2に
伝えられ、そこで1/Nに分周され位相比較器5に伝え
られる。また基準周波数信号発生器3の出力は固定分周
器4にて1/Mに分周され位相比較器5に加えられる。
位相比較器5では、これら2つの入力の位相差に応じ
て、Hi状態、Low状態及びハイインピーダンス状態
の3状態を示すが、定常状態では、2つの入力の位相差
はないので、ハイインピーダンス状態が出力される。そ
のため、ループフィルタ6のコンデンサ6aでは充放電
は起きず、電圧制御発振器1の制御端子電圧は一定に保
持され、電圧制御発振器1は同じ周波数で発振を続け
る。
【0008】次に、温度変化などの影響により、電圧制
御発振器1の出力が変化したときの動作について説明す
る。電圧制御発振器1の出力周波数が低くなった場合、
可変分周器2から位相比較器5に伝えられる周波数も、
固定分周器4から位相比較器5に伝えられる周波数に比
べ低くなる。そのため、位相比較器5の出力は、図7に
示すように、固定分周器4の出力の立ち上がりでHi状
態となり、可変分周器2の出力の立ち上がりでリセット
されハイインピーダンス状態となる。位相比較器5の出
力がHi状態の間、ループフィルタ6のコンデンサ6b
が充電され、電圧制御発振器1の制御端子電圧が上昇
し、発振周波数が除々に高くなり、周波数の変動分が抑
制されていく。また逆に電圧制御発振器1の出力周波数
が高くなった場合では、可変分周器2から位相比較器5
に伝えられる周波数も、固定分周器4から位相比較器5
に伝えられる周波数に比べ高くなる。そのため、位相比
較器5の出力は、図8に示すように、可変分周器2の出
力の立ち上がりでLow状態となり、固定分周器4の出
力の立ち上がりでリセットされハイインピーダンス状態
となる。可変分周器2の出力がLow状態の間、ループ
フィルタ6のコンデンサ6bが放電され、電圧制御発振
器1の制御端子電圧が下降し、発振周波数が除々に低く
なり、周波数の変動分が抑制されていく。
御発振器1の出力が変化したときの動作について説明す
る。電圧制御発振器1の出力周波数が低くなった場合、
可変分周器2から位相比較器5に伝えられる周波数も、
固定分周器4から位相比較器5に伝えられる周波数に比
べ低くなる。そのため、位相比較器5の出力は、図7に
示すように、固定分周器4の出力の立ち上がりでHi状
態となり、可変分周器2の出力の立ち上がりでリセット
されハイインピーダンス状態となる。位相比較器5の出
力がHi状態の間、ループフィルタ6のコンデンサ6b
が充電され、電圧制御発振器1の制御端子電圧が上昇
し、発振周波数が除々に高くなり、周波数の変動分が抑
制されていく。また逆に電圧制御発振器1の出力周波数
が高くなった場合では、可変分周器2から位相比較器5
に伝えられる周波数も、固定分周器4から位相比較器5
に伝えられる周波数に比べ高くなる。そのため、位相比
較器5の出力は、図8に示すように、可変分周器2の出
力の立ち上がりでLow状態となり、固定分周器4の出
力の立ち上がりでリセットされハイインピーダンス状態
となる。可変分周器2の出力がLow状態の間、ループ
フィルタ6のコンデンサ6bが放電され、電圧制御発振
器1の制御端子電圧が下降し、発振周波数が除々に低く
なり、周波数の変動分が抑制されていく。
【0009】続いて、チャネル切換時の動作について説
明する。チャネル切換時は、まず、制御部7よりチャネ
ル切換信号が出され、可変分周器2に伝えられる。可変
分周器2では、チャネル切換信号に従い分周数Nが変え
られる。定常状態では、基準周波数信号発生器3の出力
frを1/Mに分周した固定分周器4の出力周波数fr
/Mと電圧制御発振器1の出力周波数fp及び可変分周
器2の分周数Nには、 fr/M=fp/N の関係があり、チャネルを低い周波数から高い周波数に
切り換える時は分周数が増やされ、チャネルを高い周波
数から低い周波数に切り換える時は分周数が減らされ
る。そのため、チャネル切換直後においては、固定分周
器4から位相比較器5に伝えられる周波数に比べ、チャ
ネルを低い周波数から高い周波数に切り換えるときは可
変分周器2から位相比較器5に伝えられる周波数が低く
なる。またチャネルを高い周波数から低い周波数に切り
換えるときは可変分周器2から位相比較器5に伝えられ
る周波数が高くなる。位相比較器5の出力は、チャネル
を低い周波数から高い周波数に切り換えるときは、図7
のようになり、チャネルを高い周波数から低い周波数に
切り換えるときは、図8のようになる。位相比較器5の
出力が、ループフィルタ6に伝えられると、ループフィ
ルタ6のコンデンサ6bが充放電され、電圧制御発振器
1の制御端子電圧が変化し、それにともない出力周波数
が変化していく。またここで、電圧制御発振器1の定常
状態における出力周波数をチャネル切換の前をf1、チ
ャネル切換後をf2とすると、図9に示すように、電圧
制御発振器1の制御端子電圧はそれぞれV1,V2とな
る。この時、電圧制御発振器1の制御端子電圧の時間変
化波形は、図10に示す様になり、この波形はループフ
ィルタ6の時定数などにより決まる。
明する。チャネル切換時は、まず、制御部7よりチャネ
ル切換信号が出され、可変分周器2に伝えられる。可変
分周器2では、チャネル切換信号に従い分周数Nが変え
られる。定常状態では、基準周波数信号発生器3の出力
frを1/Mに分周した固定分周器4の出力周波数fr
/Mと電圧制御発振器1の出力周波数fp及び可変分周
器2の分周数Nには、 fr/M=fp/N の関係があり、チャネルを低い周波数から高い周波数に
切り換える時は分周数が増やされ、チャネルを高い周波
数から低い周波数に切り換える時は分周数が減らされ
る。そのため、チャネル切換直後においては、固定分周
器4から位相比較器5に伝えられる周波数に比べ、チャ
ネルを低い周波数から高い周波数に切り換えるときは可
変分周器2から位相比較器5に伝えられる周波数が低く
なる。またチャネルを高い周波数から低い周波数に切り
換えるときは可変分周器2から位相比較器5に伝えられ
る周波数が高くなる。位相比較器5の出力は、チャネル
を低い周波数から高い周波数に切り換えるときは、図7
のようになり、チャネルを高い周波数から低い周波数に
切り換えるときは、図8のようになる。位相比較器5の
出力が、ループフィルタ6に伝えられると、ループフィ
ルタ6のコンデンサ6bが充放電され、電圧制御発振器
1の制御端子電圧が変化し、それにともない出力周波数
が変化していく。またここで、電圧制御発振器1の定常
状態における出力周波数をチャネル切換の前をf1、チ
ャネル切換後をf2とすると、図9に示すように、電圧
制御発振器1の制御端子電圧はそれぞれV1,V2とな
る。この時、電圧制御発振器1の制御端子電圧の時間変
化波形は、図10に示す様になり、この波形はループフ
ィルタ6の時定数などにより決まる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来位相同期ループ回路では、最近のFM変調の送信器の
ように、電圧制御発振器において直接FM変調をかける
場合、ループフィルタの時定数をある程度高めに設定す
る必要があり、チャネル切換時の時間を短縮することが
困難であるという問題点を有していた。
来位相同期ループ回路では、最近のFM変調の送信器の
ように、電圧制御発振器において直接FM変調をかける
場合、ループフィルタの時定数をある程度高めに設定す
る必要があり、チャネル切換時の時間を短縮することが
困難であるという問題点を有していた。
【0011】本発明は上記課題を解決し、ループフィル
タの時定数を大きくした場合でもチャネル切換時間が早
い位相同期ループ回路を提供することを目的としてい
る。
タの時定数を大きくした場合でもチャネル切換時間が早
い位相同期ループ回路を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】このために本発明の位相
同期ループ回路は、制御端子に入力された制御電圧に応
じた周波数で発振し出力する電圧制御発振手段と、リセ
ット信号によって分周数の計数を最初からやり直す機能
を備えた電圧制御発振手段の出力を分周数設定信号に応
じた分周数に分周する第1の分周手段と、基準周波数で
発振する基準周波数発振手段と、リセット信号によって
分周数の計数を最初からやり直す機能を備えた基準周波
数発振手段の出力を分周数設定信号に応じた分周数に分
周する第2の分周手段と、第1の分周手段の出力と第2
の分周手段の出力を比較し、その位相差に応じた出力を
発生する位相比較手段と、位相比較手段と電圧制御発振
手段の制御端子間に設けられた抵抗及びコンデンサから
なるループフィルタと、電圧制御信号に応じて電圧を発
生する電圧発生手段と、ループフィルタのコンデンサと
電圧発生手段の出力とを切換制御信号に従い接続状態と
未接続状態にするスイッチと、第1の分周手段と第2の
分周手段へのリセット信号及び分周数設定信号と電圧制
御信号と切換信号を制御する制御手段とを備え、電圧制
御発振手段の出力周波数を第1の周波数から第2の周波
数に変えるとき、第2の周波数に対応した分周数設定信
号を出すと同時に、第2の出力周波数を発生するのに必
要な電圧制御手段の制御電圧を電圧発生手段より発生さ
せ、スイッチを接続状態にし、電圧発生手段よりループ
フィルタのコンデンサの電位を変化させ、第1の分周手
段と第2の分周手段の分周数を同時にリセットし分周数
の計数を再開し、スイッチを解放状態にするようにし
た。
同期ループ回路は、制御端子に入力された制御電圧に応
じた周波数で発振し出力する電圧制御発振手段と、リセ
ット信号によって分周数の計数を最初からやり直す機能
を備えた電圧制御発振手段の出力を分周数設定信号に応
じた分周数に分周する第1の分周手段と、基準周波数で
発振する基準周波数発振手段と、リセット信号によって
分周数の計数を最初からやり直す機能を備えた基準周波
数発振手段の出力を分周数設定信号に応じた分周数に分
周する第2の分周手段と、第1の分周手段の出力と第2
の分周手段の出力を比較し、その位相差に応じた出力を
発生する位相比較手段と、位相比較手段と電圧制御発振
手段の制御端子間に設けられた抵抗及びコンデンサから
なるループフィルタと、電圧制御信号に応じて電圧を発
生する電圧発生手段と、ループフィルタのコンデンサと
電圧発生手段の出力とを切換制御信号に従い接続状態と
未接続状態にするスイッチと、第1の分周手段と第2の
分周手段へのリセット信号及び分周数設定信号と電圧制
御信号と切換信号を制御する制御手段とを備え、電圧制
御発振手段の出力周波数を第1の周波数から第2の周波
数に変えるとき、第2の周波数に対応した分周数設定信
号を出すと同時に、第2の出力周波数を発生するのに必
要な電圧制御手段の制御電圧を電圧発生手段より発生さ
せ、スイッチを接続状態にし、電圧発生手段よりループ
フィルタのコンデンサの電位を変化させ、第1の分周手
段と第2の分周手段の分周数を同時にリセットし分周数
の計数を再開し、スイッチを解放状態にするようにし
た。
【0013】また制御端子に入力された制御電圧に応じ
た周波数で発振し出力する電圧制御発振手段と、リセッ
ト信号によって分周数の計数を最初からやり直す機能を
備えた電圧制御発振手段の出力を分周数設定信号に応じ
た分周数に分周する第1の分周手段と、基準周波数で発
振する基準周波数発振手段と、リセット信号によって分
周数の計数を最初からやり直す機能を備えた基準周波数
発振手段の出力を分周数設定信号に応じた分周数に分周
する第2の分周手段と、第1の分周手段の出力と第2の
分周手段の出力を比較し、その位相差に応じた出力を発
生する位相比較手段と、位相比較手段の出力の交流成分
を除去し直流成分を保持する少なくとも2個の電圧保持
手段と、位相比較手段の出力を電圧保持手段の何れか1
つに接続する第1の切換スイッチと、電圧制御発振手段
の入力を電圧保持手段の何れか1つに接続する第2の切
換スイッチと、電圧制御発振手段において発生される発
振周波数毎に予め決められた電圧保持手段の1つを選択
し、第1の切換スイッチと第2の切換スイッチにより位
相比較手段の出力と電圧制御発振手段の制御端子間に選
択された1つの電圧保持手段を接続し、第1の分周手段
と第2の分周手段の分周数を同時にリセットし分周数の
計数を再開させるリセット信号を出力し、電圧制御発振
手段において発生される発振周波数に対応した分周設定
信号を出力するように制御する制御手段とを設けた。
た周波数で発振し出力する電圧制御発振手段と、リセッ
ト信号によって分周数の計数を最初からやり直す機能を
備えた電圧制御発振手段の出力を分周数設定信号に応じ
た分周数に分周する第1の分周手段と、基準周波数で発
振する基準周波数発振手段と、リセット信号によって分
周数の計数を最初からやり直す機能を備えた基準周波数
発振手段の出力を分周数設定信号に応じた分周数に分周
する第2の分周手段と、第1の分周手段の出力と第2の
分周手段の出力を比較し、その位相差に応じた出力を発
生する位相比較手段と、位相比較手段の出力の交流成分
を除去し直流成分を保持する少なくとも2個の電圧保持
手段と、位相比較手段の出力を電圧保持手段の何れか1
つに接続する第1の切換スイッチと、電圧制御発振手段
の入力を電圧保持手段の何れか1つに接続する第2の切
換スイッチと、電圧制御発振手段において発生される発
振周波数毎に予め決められた電圧保持手段の1つを選択
し、第1の切換スイッチと第2の切換スイッチにより位
相比較手段の出力と電圧制御発振手段の制御端子間に選
択された1つの電圧保持手段を接続し、第1の分周手段
と第2の分周手段の分周数を同時にリセットし分周数の
計数を再開させるリセット信号を出力し、電圧制御発振
手段において発生される発振周波数に対応した分周設定
信号を出力するように制御する制御手段とを設けた。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成により、電圧制御発振手
段の出力周波数を第1の周波数から第2の周波数に切り
換えるとき、ループフィルタ内のコンデンサへの充電が
スイッチを介し電圧発生手段より直接行われ、更に、第
1の分周手段と第2の分周手段の計数値が同時にリセッ
トされ計数が再開される。
段の出力周波数を第1の周波数から第2の周波数に切り
換えるとき、ループフィルタ内のコンデンサへの充電が
スイッチを介し電圧発生手段より直接行われ、更に、第
1の分周手段と第2の分周手段の計数値が同時にリセッ
トされ計数が再開される。
【0015】また電圧制御発振手段が複数の異なる周波
数を切り換えて発振するとき、それぞれの周波数毎に決
められた電圧保持手段の何れか1つに電圧制御発振手段
の制御端子に加えられていた直流電圧が保持され、周波
数の切り換えが行われる毎に位相比較手段と電圧制御手
段の制御端子に接続される電圧保持手段が切り換えら
れ、更に、第1の分周手段と第2の分周手段の計数値が
同時にリセットされ計数が再開される。
数を切り換えて発振するとき、それぞれの周波数毎に決
められた電圧保持手段の何れか1つに電圧制御発振手段
の制御端子に加えられていた直流電圧が保持され、周波
数の切り換えが行われる毎に位相比較手段と電圧制御手
段の制御端子に接続される電圧保持手段が切り換えら
れ、更に、第1の分周手段と第2の分周手段の計数値が
同時にリセットされ計数が再開される。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する、図1は本発明の第一実施例の位相同期
ループ回路のブロック図であり、11は制御端子に加え
られた電圧に応じた周波数で発振する電圧制御発振器、
12は電圧制御発振器11の出力を分周設定信号によっ
て指定された数で分周する可変分周器、13は基準とな
る周波数を発生する基準周波数信号発生器、14は基準
周波数信号発生器13の出力を1/Mに分周する固定分
周器、15は可変分周器12と固定分周器14の出力の
位相差に応じて、Hi状態、Low状態及びハイインピ
ーダンス状態の3状態の出力を発生する位相比較器、1
6は位相比較器出力に含まれる高調波生分の除去を行う
とともに、位相同期ループの応答特性と同期特性を決定
する抵抗16aとコンデンサ16bからなる第1のルー
プフィルタ、17はチャネル切換時に第1のループフィ
ルタ16内のコンデンサ16bの充放電を行うD/Aコ
ンバータ、18はD/Aコンバータ17と第1のループ
フィルタ16間を開閉するスイッチ、19は可変分周器
12の分周器を設定する分周数設定信号と可変分周器1
2と固定分周器14の分周数の計数をリセットし分周を
再開させるリセット信号とD/Aコンバータ17の出力
電圧を制御する電圧設定信号とスイッチ18の開閉を制
御する切換信号を発生する制御部である。
ながら説明する、図1は本発明の第一実施例の位相同期
ループ回路のブロック図であり、11は制御端子に加え
られた電圧に応じた周波数で発振する電圧制御発振器、
12は電圧制御発振器11の出力を分周設定信号によっ
て指定された数で分周する可変分周器、13は基準とな
る周波数を発生する基準周波数信号発生器、14は基準
周波数信号発生器13の出力を1/Mに分周する固定分
周器、15は可変分周器12と固定分周器14の出力の
位相差に応じて、Hi状態、Low状態及びハイインピ
ーダンス状態の3状態の出力を発生する位相比較器、1
6は位相比較器出力に含まれる高調波生分の除去を行う
とともに、位相同期ループの応答特性と同期特性を決定
する抵抗16aとコンデンサ16bからなる第1のルー
プフィルタ、17はチャネル切換時に第1のループフィ
ルタ16内のコンデンサ16bの充放電を行うD/Aコ
ンバータ、18はD/Aコンバータ17と第1のループ
フィルタ16間を開閉するスイッチ、19は可変分周器
12の分周器を設定する分周数設定信号と可変分周器1
2と固定分周器14の分周数の計数をリセットし分周を
再開させるリセット信号とD/Aコンバータ17の出力
電圧を制御する電圧設定信号とスイッチ18の開閉を制
御する切換信号を発生する制御部である。
【0017】図2は、本発明の第一実施例のチャネル切
換時の電圧制御発振器11の制御端子電圧の過渡状態を
示す時間応答波形図であり、第1のループフィルタ16
のコンデンサ16bの両端の電位差の変化にほぼ等し
い。以上のように構成された位相同期ループ回路の動作
を以下に説明する。
換時の電圧制御発振器11の制御端子電圧の過渡状態を
示す時間応答波形図であり、第1のループフィルタ16
のコンデンサ16bの両端の電位差の変化にほぼ等し
い。以上のように構成された位相同期ループ回路の動作
を以下に説明する。
【0018】定常状態及び温度変化等による電圧制御発
振器11の周波数変動の補正の動作に付いては、スイッ
チ18が解放状態になっており、従来の位相同期ループ
回路の動作原理と同じである。続いて、チャネル切換時
の動作に付いて説明する。チャネル切換時は、まず、従
来例と同様に、制御部19よりチャネル切換信号が出さ
れ、可変分周器12に伝えられる。可変分周器12で
は、チャネル切換信号に従い分周数Nが変えられる。従
来例と同様に、電圧制御発振器11と定常状態における
出力周波数をチャネル切換の前をf1、チャネル切換後
をf2とすると、電圧制御発振器11が図2に示すよう
な出力特性を持つ場合、電圧制御発振器11の制御端子
電圧はそれぞれV1,V2である必要がある。本発明の
位相同期ループ回路では、チャネル切換時に、上記した
チャネル切換信号の他に、制御部19よりD/Aコンバ
ータ17に電圧設定信号が出される。
振器11の周波数変動の補正の動作に付いては、スイッ
チ18が解放状態になっており、従来の位相同期ループ
回路の動作原理と同じである。続いて、チャネル切換時
の動作に付いて説明する。チャネル切換時は、まず、従
来例と同様に、制御部19よりチャネル切換信号が出さ
れ、可変分周器12に伝えられる。可変分周器12で
は、チャネル切換信号に従い分周数Nが変えられる。従
来例と同様に、電圧制御発振器11と定常状態における
出力周波数をチャネル切換の前をf1、チャネル切換後
をf2とすると、電圧制御発振器11が図2に示すよう
な出力特性を持つ場合、電圧制御発振器11の制御端子
電圧はそれぞれV1,V2である必要がある。本発明の
位相同期ループ回路では、チャネル切換時に、上記した
チャネル切換信号の他に、制御部19よりD/Aコンバ
ータ17に電圧設定信号が出される。
【0019】チャネル切換後の周波数がf2になる場合
では、D/Aコンバータ17からの出力がV2になる電
圧設定信号が制御部19から出され、D/Aコンバータ
17に伝えられる。D/Aコンバータ17では電圧設定
信号を受け取ると、直ちに、出力電圧がV2に設定され
出力される。引き続き、制御部19よりスイッチ18に
切換信号が出され、スイッチ18がON状態となり、D
/Aコンバータ17の出力が第1のループフィルタ16
のコンデンサ16bに伝えられる。このとき、D/Aコ
ンバータ17及びスイッチ18の内部抵抗は非常に小さ
いので、瞬時に、コンデンサ16bの両端の電位差はV
2になる。コンデンサ16bの両端の電位差がV2にな
った後に、制御部19から更に可変分周器12と固定分
周器14にリセット信号が同時に出力され、同じタイミ
ングでそれぞれの分周数の計数が0から再開される。最
後に制御部19からの切換信号によってスイッチ18は
OFFにされる。その後、従来例の位相同期ループ回路
と同様に微小な周波数誤差の補正を行い定常状態に移っ
ていく。図2にこの時の電圧制御発振器11の制御端子
電圧の時間変化波形を示す。図2に示すように、本発明
における位相同期ループ回路の電圧制御発振器11の制
御端子電圧は、チャネル切換と同時に定常状態の電圧値
にほぼ等しくなり、その後位相同期ループのフィードバ
ック制御によって微調整される。
では、D/Aコンバータ17からの出力がV2になる電
圧設定信号が制御部19から出され、D/Aコンバータ
17に伝えられる。D/Aコンバータ17では電圧設定
信号を受け取ると、直ちに、出力電圧がV2に設定され
出力される。引き続き、制御部19よりスイッチ18に
切換信号が出され、スイッチ18がON状態となり、D
/Aコンバータ17の出力が第1のループフィルタ16
のコンデンサ16bに伝えられる。このとき、D/Aコ
ンバータ17及びスイッチ18の内部抵抗は非常に小さ
いので、瞬時に、コンデンサ16bの両端の電位差はV
2になる。コンデンサ16bの両端の電位差がV2にな
った後に、制御部19から更に可変分周器12と固定分
周器14にリセット信号が同時に出力され、同じタイミ
ングでそれぞれの分周数の計数が0から再開される。最
後に制御部19からの切換信号によってスイッチ18は
OFFにされる。その後、従来例の位相同期ループ回路
と同様に微小な周波数誤差の補正を行い定常状態に移っ
ていく。図2にこの時の電圧制御発振器11の制御端子
電圧の時間変化波形を示す。図2に示すように、本発明
における位相同期ループ回路の電圧制御発振器11の制
御端子電圧は、チャネル切換と同時に定常状態の電圧値
にほぼ等しくなり、その後位相同期ループのフィードバ
ック制御によって微調整される。
【0020】図3は本発明の第二実施例の位相同期ルー
プ回路のブロック図であり、21は制御端子に加えられ
た電圧に応じた周波数で発振する電圧制御発振器、22
は電圧制御発振器21の出力を分周設定信号によって指
定された数で分周する可変分周器、23は基準となる周
波数を発生する基準周波数信号発生器、24は基準周波
数信号発生器23の出力を1/Mに分周する固定分周
器、25は可変分周器22の出力と固定分周器24の出
力の位相差に応じて、Hi状態、Low状態及びハイイ
ンピーダンス状態の3状態の出力を発生する位相比較
器、26は位相比較器出力に含まれる高調波生分の除去
を行うとともに、位相同期ループの応答特性と同期特性
を決定する抵抗26aとコンデンサ26bからなる第1
のループフィルタ、27は位相比較器出力に含まれる高
調波生分の除去を行うとともに、位相同期ループの応答
特性と同期特性を決定する抵抗27aとコンデンサ27
bからなる第2のループフィルタ、28は位相比較器2
5と第1のループフィルタ26、第2のループフィルタ
27との接続を切り換えるスイッチ、a,bはその固定
接点、29は電圧制御発振器21の制御端子と第1のル
ープフィルタ26、第2のループフィルタ27との接続
を切り換えるスイッチ、c,dはその固定接点、20は
可変分周器22の分周数を設定する分周数設定信号と可
変分周器22と固定分周器24の分周数の計数をリセッ
トし分周を再開させるリセット信号とスイッチ28とス
イッチ29の切り換えを制御する切換信号を発生する制
御部である。
プ回路のブロック図であり、21は制御端子に加えられ
た電圧に応じた周波数で発振する電圧制御発振器、22
は電圧制御発振器21の出力を分周設定信号によって指
定された数で分周する可変分周器、23は基準となる周
波数を発生する基準周波数信号発生器、24は基準周波
数信号発生器23の出力を1/Mに分周する固定分周
器、25は可変分周器22の出力と固定分周器24の出
力の位相差に応じて、Hi状態、Low状態及びハイイ
ンピーダンス状態の3状態の出力を発生する位相比較
器、26は位相比較器出力に含まれる高調波生分の除去
を行うとともに、位相同期ループの応答特性と同期特性
を決定する抵抗26aとコンデンサ26bからなる第1
のループフィルタ、27は位相比較器出力に含まれる高
調波生分の除去を行うとともに、位相同期ループの応答
特性と同期特性を決定する抵抗27aとコンデンサ27
bからなる第2のループフィルタ、28は位相比較器2
5と第1のループフィルタ26、第2のループフィルタ
27との接続を切り換えるスイッチ、a,bはその固定
接点、29は電圧制御発振器21の制御端子と第1のル
ープフィルタ26、第2のループフィルタ27との接続
を切り換えるスイッチ、c,dはその固定接点、20は
可変分周器22の分周数を設定する分周数設定信号と可
変分周器22と固定分周器24の分周数の計数をリセッ
トし分周を再開させるリセット信号とスイッチ28とス
イッチ29の切り換えを制御する切換信号を発生する制
御部である。
【0021】図4は本発明の第二実施例の位相同期ルー
プ回路におけるチャネル切換時の電圧制御発振器の制御
端子電圧の過渡状態を示す時間応答波形図、図5は同位
相同期ループ回路における各部のタイミング図である。
プ回路におけるチャネル切換時の電圧制御発振器の制御
端子電圧の過渡状態を示す時間応答波形図、図5は同位
相同期ループ回路における各部のタイミング図である。
【0022】以上のように構成された位相同期ループ回
路について、以下、その動作を説明する。なお、定常状
態及び温度変化等による電圧制御発振器21の周波数変
動の補正の動作に付いては、スイッチ28、スイッチ2
9により位相比較器25と電圧制御発振器21間に第1
のループフィルタ26、あるいは第2のループフィルタ
27が接続され、従来の位相同期ループ回路の動作と同
様であるため、ここではその説明を省略し、チャネル切
換時の動作について説明する。
路について、以下、その動作を説明する。なお、定常状
態及び温度変化等による電圧制御発振器21の周波数変
動の補正の動作に付いては、スイッチ28、スイッチ2
9により位相比較器25と電圧制御発振器21間に第1
のループフィルタ26、あるいは第2のループフィルタ
27が接続され、従来の位相同期ループ回路の動作と同
様であるため、ここではその説明を省略し、チャネル切
換時の動作について説明する。
【0023】まず、電圧制御発振器21の出力周波数f
pが第1の周波数f1から第2の周波数f2に変えられ
るときの動作を説明する。図5のイの部分に示すよう
に、まず、時刻t1で制御部20からの切換信号Aによ
ってスイッチ28が解放状態となり、続いて、時刻t2
で制御部20からの切換信号Bによってスイッチ29の
第2のループフィルタ27側に切り換えられる。このと
き、第2のループフィルタ27の出力電圧は、直前に電
圧制御発振器21がf2で発振していたときの最終の出
力電圧にほぼ等しく、電圧制御発振器21の制御端子に
は、ほぼV2の電圧が加えられる。また、同時に、制御
部20からのチャネル切換信号によって可変分周器24
の分周数Nが、出力周波数f2に対応する値に変えら
れ、更に、制御部20は可変分周器22と固定分周器2
4にリセット信号を出力し、可変分周器22と固定分周
器24では、分周数の計数値がクリアされ、同時に0か
ら分周数の計数が再開される。その後、図4における時
刻t3で制御部20からの切換信号Bによってスイッチ
29は位相比較器25の出力が第2のループフィルタ2
7に接続される方に切り換えられる。この時の電圧制御
発振器21の制御端子の端子電圧Vcの過渡応答を図4
のロの部分に示す。端子電圧Vcは、スイッチ29が第
1のループフィルタ26側から第2のループフィルタ2
7側に切り換えられた時刻t2でほぼV2となり、スイ
ッチ28が切り換わり位相比較器25の出力が第2のル
ープフィルタ27に伝えられる時刻t3の後、微小な誤
差の補正が行われ、やがてV2におちつく。
pが第1の周波数f1から第2の周波数f2に変えられ
るときの動作を説明する。図5のイの部分に示すよう
に、まず、時刻t1で制御部20からの切換信号Aによ
ってスイッチ28が解放状態となり、続いて、時刻t2
で制御部20からの切換信号Bによってスイッチ29の
第2のループフィルタ27側に切り換えられる。このと
き、第2のループフィルタ27の出力電圧は、直前に電
圧制御発振器21がf2で発振していたときの最終の出
力電圧にほぼ等しく、電圧制御発振器21の制御端子に
は、ほぼV2の電圧が加えられる。また、同時に、制御
部20からのチャネル切換信号によって可変分周器24
の分周数Nが、出力周波数f2に対応する値に変えら
れ、更に、制御部20は可変分周器22と固定分周器2
4にリセット信号を出力し、可変分周器22と固定分周
器24では、分周数の計数値がクリアされ、同時に0か
ら分周数の計数が再開される。その後、図4における時
刻t3で制御部20からの切換信号Bによってスイッチ
29は位相比較器25の出力が第2のループフィルタ2
7に接続される方に切り換えられる。この時の電圧制御
発振器21の制御端子の端子電圧Vcの過渡応答を図4
のロの部分に示す。端子電圧Vcは、スイッチ29が第
1のループフィルタ26側から第2のループフィルタ2
7側に切り換えられた時刻t2でほぼV2となり、スイ
ッチ28が切り換わり位相比較器25の出力が第2のル
ープフィルタ27に伝えられる時刻t3の後、微小な誤
差の補正が行われ、やがてV2におちつく。
【0024】次に、電圧制御発振器21の出力周波数f
pが第2の周波数f2から第1の周波数f1に変えられ
るときの動作を説明する。図5のハの部分に示すよう
に、まず、時刻t4で制御部20からの切換信号Aによ
ってスイッチ28が解放状態となり、続いて、時刻t5
で制御部20からの切換信号Bによってスイッチ29が
第1のループフィルタ26側に切り換えられる。このと
き、第1のループフィルタ26の出力電圧は、直前に電
圧制御発振器21がf1で発振していたときの最終の出
力電圧にほぼ等しく、電圧制御発振器21の制御端子に
は、ほぼV1の電圧が加えられる。また、同時に、制御
部20からのチャネル切換信号によって可変分周器22
の分周数Nが、出力周波数f1に対応する値に変えら
れ、更に、制御部20は可変分周器22と固定分周器2
4にリセット信号を出力し、可変分周器22と固定分周
器24では、分周数の計数値がクリアされ、同時に0か
ら分周数の計数が再開される。その後、図5における時
刻t6で制御部20からの切換信号Aによってスイッチ
28は位相比較器25の出力が第1のループフィルタ2
6に接続される方に切り換えられる。この時の電圧制御
発振器21の制御端子の端子電圧Vcの過渡応答を図4
のニの部分に示す。端子電圧Vcは、スイッチ29が第
2のループフィルタ27側から第1のループフィルタ2
6側に切り換えられた時刻t5にほぼV1となり、スイ
ッチ28が切り換わり位相比較器25の出力が第1のル
ープフィルタ26に伝えられる時刻t6の後、微小な誤
差の補正が行われ、やがてV1におちつく。
pが第2の周波数f2から第1の周波数f1に変えられ
るときの動作を説明する。図5のハの部分に示すよう
に、まず、時刻t4で制御部20からの切換信号Aによ
ってスイッチ28が解放状態となり、続いて、時刻t5
で制御部20からの切換信号Bによってスイッチ29が
第1のループフィルタ26側に切り換えられる。このと
き、第1のループフィルタ26の出力電圧は、直前に電
圧制御発振器21がf1で発振していたときの最終の出
力電圧にほぼ等しく、電圧制御発振器21の制御端子に
は、ほぼV1の電圧が加えられる。また、同時に、制御
部20からのチャネル切換信号によって可変分周器22
の分周数Nが、出力周波数f1に対応する値に変えら
れ、更に、制御部20は可変分周器22と固定分周器2
4にリセット信号を出力し、可変分周器22と固定分周
器24では、分周数の計数値がクリアされ、同時に0か
ら分周数の計数が再開される。その後、図5における時
刻t6で制御部20からの切換信号Aによってスイッチ
28は位相比較器25の出力が第1のループフィルタ2
6に接続される方に切り換えられる。この時の電圧制御
発振器21の制御端子の端子電圧Vcの過渡応答を図4
のニの部分に示す。端子電圧Vcは、スイッチ29が第
2のループフィルタ27側から第1のループフィルタ2
6側に切り換えられた時刻t5にほぼV1となり、スイ
ッチ28が切り換わり位相比較器25の出力が第1のル
ープフィルタ26に伝えられる時刻t6の後、微小な誤
差の補正が行われ、やがてV1におちつく。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の位相同期ループ回
路によれば、チャネル切換時にD/Aコンバータにより
直接ループフィルタのコンデンサを充放電し、位相比較
のための分周を再開することにより、いかなる出力特性
をもつ位相比較器を用いた場合でも、またどのような時
定数を持つループフィルタを用いた場合でも、それらと
は無関係にループフィルタのコンデンサの充電時間を短
縮し、かつ、位相のとびを少なくすることが可能とな
り、チャネル切換時間を著しく短縮することができる。
路によれば、チャネル切換時にD/Aコンバータにより
直接ループフィルタのコンデンサを充放電し、位相比較
のための分周を再開することにより、いかなる出力特性
をもつ位相比較器を用いた場合でも、またどのような時
定数を持つループフィルタを用いた場合でも、それらと
は無関係にループフィルタのコンデンサの充電時間を短
縮し、かつ、位相のとびを少なくすることが可能とな
り、チャネル切換時間を著しく短縮することができる。
【0026】またチャネル切り換え時に直前で同一の周
波数で発振していた際の制御電圧を複数のループフィル
タ内のコンデンサに保持し、それを利用し、次の発振を
開始し、位相比較器に入力される各々の分周器の計数を
0にリセットし同時に計数が再開されるため、各々のル
ープフィルタの出力でみた場合、従来例に比べ、制御電
圧の変動幅が小さく、またチャネル切り換え時の位相の
とびが少なく、位相比較器の出力特性やループフィルタ
の時定数に無関係に、チャネル切り換え時間を著しく短
縮することができる。
波数で発振していた際の制御電圧を複数のループフィル
タ内のコンデンサに保持し、それを利用し、次の発振を
開始し、位相比較器に入力される各々の分周器の計数を
0にリセットし同時に計数が再開されるため、各々のル
ープフィルタの出力でみた場合、従来例に比べ、制御電
圧の変動幅が小さく、またチャネル切り換え時の位相の
とびが少なく、位相比較器の出力特性やループフィルタ
の時定数に無関係に、チャネル切り換え時間を著しく短
縮することができる。
【図1】本発明の第一実施例の位相同期ループ回路のブ
ロック図
ロック図
【図2】本発明の第一実施例のチャネル切換時の電圧制
御発振器の制御端子電圧の過渡状態を示す時間応答波形
図
御発振器の制御端子電圧の過渡状態を示す時間応答波形
図
【図3】本発明の第二実施例の位相同期ループ回路のブ
ロック図
ロック図
【図4】本発明の第二実施例の位相同期ループ回路にお
けるチャネル切換時の電圧制御発振器の制御端子電圧の
過渡状態を示す時間応答波形図
けるチャネル切換時の電圧制御発振器の制御端子電圧の
過渡状態を示す時間応答波形図
【図5】本発明の第二実施例の位相同期ループ回路にお
ける各部のタイミング図
ける各部のタイミング図
【図6】従来の位相同期ループ回路のブロック図
【図7】従来の可変分周器から入力された周波数が基準
周波数信号発生器から入力された周波数に比べ低いとき
の位相比較器の出力を示すタイミング図
周波数信号発生器から入力された周波数に比べ低いとき
の位相比較器の出力を示すタイミング図
【図8】従来の可変分周器から入力された周波数が基準
周波数信号発生器から入力された周波数に比べ高いとき
の位相比較器の出力を示すタイミング図
周波数信号発生器から入力された周波数に比べ高いとき
の位相比較器の出力を示すタイミング図
【図9】従来の電圧制御発振器の制御端子電圧に対する
発振周波数を示す図
発振周波数を示す図
【図10】従来の位相同期ループ回路におけるチャネル
切換時の電圧制御発振器の制御端子電圧の過渡状態を示
す時間応答波形図
切換時の電圧制御発振器の制御端子電圧の過渡状態を示
す時間応答波形図
11,21 電圧制御発振器 12,22 可変分周器 13,23 基準周波数信号発生器 14,24 固定分周器 15,25 位相比較器 16,26 第1のループフィルタ 16a,26a,27a 抵抗 16b,26b,27b コンデンサ 18,28,29 スイッチ 19,20 制御部 27 第2のループフィルタ
Claims (2)
- 【請求項1】制御端子に入力された制御電圧に応じた周
波数で発振し出力する電圧制御発振手段と、リセット信
号によって分周数の計数を最初からやり直す機能を備え
た前記電圧制御発振手段の出力を分周数設定信号に応じ
た分周数に分周する第1の分周手段と、基準周波数で発
振する基準周波数発振手段と、リセット信号によって分
周数の計数を最初からやり直す機能を備えた前記基準周
波数発振手段の出力を分周数設定信号に応じた分周数に
分周する第2の分周手段と、前記第1の分周手段の出力
と前記第2の分周手段の出力を比較し、その位相差に応
じた出力を発生する位相比較手段と、前記位相比較手段
と前記電圧制御発振手段の制御端子間に設けられた抵抗
及びコンデンサからなるループフィルタと、電圧制御信
号に応じて電圧を発生する電圧発生手段と、前記ループ
フィルタのコンデンサと前記電圧発生手段の出力とを切
換制御信号に従い接続状態と未接続状態にするスイッチ
と、前記第1の分周手段と前記第2の分周手段へのリセ
ット信号及び分周数設定信号と前記電圧制御信号と前記
切換信号を制御する制御手段とを備え、前記電圧制御発
振手段の出力周波数を第1の周波数から第2の周波数に
変えるとき、第2の周波数に対応した分周数設定信号を
出すと同時に、第2の出力周波数を発生するのに必要な
前記電圧制御手段の制御電圧を前記電圧発生手段より発
生させ、スイッチを接続状態にし、前記電圧発生手段よ
りループフィルタのコンデンサの電位を変化させ、第1
の分周手段と第2の分周手段の分周数を同時にリセット
し分周数の計数を再開し、スイッチを解放状態にするこ
とを特徴とする位相同期ループ回路。 - 【請求項2】制御端子に入力された制御電圧に応じた周
波数で発振し出力する電圧制御発振手段と、リセット信
号によって分周数の計数を最初からやり直す機能を備え
た前記電圧制御発振手段の出力を分周数設定信号に応じ
た分周数に分周する第1の分周手段と、基準周波数で発
振する基準周波数発振手段と、リセット信号によって分
周数の計数を最初からやり直す機能を備えた前記基準周
波数発振手段の出力を分周数設定信号に応じた分周数に
分周する第2の分周手段と、前記第1の分周手段の出力
と前記第2の分周手段の出力を比較し、その位相差に応
じた出力を発生する位相比較手段と、前記位相比較手段
の出力の交流成分を除去し直流成分を保持する少なくと
も2個の電圧保持手段と、前記位相比較手段の出力を前
記電圧保持手段の何れか1つに接続する第1の切換スイ
ッチと、前記電圧制御発振手段の入力を前記電圧保持手
段の何れか1つに接続する第2の切換スイッチと、前記
電圧制御発振手段において発生される発振周波数毎に予
め決められた前記電圧保持手段の1つを選択し、前記第
1の切換スイッチと前記第2の切換スイッチにより前記
位相比較手段の出力と前記電圧制御発振手段の制御端子
間に前記選択された1つの電圧保持手段を接続し、前記
第1の分周手段と第2の分周手段の分周数を同時にリセ
ットし分周数の計数を再開させるリセット信号を出力
し、前記電圧制御発振手段において発生される発振周波
数に対応した前記分周設定信号を出力するように制御す
る制御手段とを備えたことを特徴とする位相同期ループ
回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6183340A JPH0851360A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 位相同期ループ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6183340A JPH0851360A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 位相同期ループ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0851360A true JPH0851360A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16134017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6183340A Pending JPH0851360A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 位相同期ループ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0851360A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6121844A (en) * | 1997-07-24 | 2000-09-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | PLL frequency synthesizer and method for controlling the PLL frequency synthesizer |
| JP2006074702A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動利得制御装置及び自動利得制御方法 |
| US7176763B2 (en) | 2004-04-26 | 2007-02-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Phase-locked loop integrated circuits having fast phase locking characteristics |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP6183340A patent/JPH0851360A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6121844A (en) * | 1997-07-24 | 2000-09-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | PLL frequency synthesizer and method for controlling the PLL frequency synthesizer |
| US7176763B2 (en) | 2004-04-26 | 2007-02-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Phase-locked loop integrated circuits having fast phase locking characteristics |
| JP2006074702A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動利得制御装置及び自動利得制御方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2748676B2 (ja) | Pll回路 | |
| JP2895342B2 (ja) | 移動無線機 | |
| JP2875472B2 (ja) | Pllシンセサイザ及びその制御方法 | |
| US4182994A (en) | Phase locked loop tuning system including stabilized time interval control circuit | |
| JPH0327125B2 (ja) | ||
| US5727019A (en) | Digital modem | |
| KR19980087241A (ko) | 위상동기루프를 사용한 주파수 합성기의 락-업 고속화회로 | |
| US6091943A (en) | Combining oscillator with a phase-indexed control circuit for a radio receiver | |
| JPH0851360A (ja) | 位相同期ループ回路 | |
| JP2001069003A (ja) | Pll制御回路及びその制御方法 | |
| US20050122243A1 (en) | Semiconductor integrated circuit for a radio apparatus and radio communication apparatus | |
| JP2004266594A (ja) | 高速pll周波数シンセサイザー | |
| JP3196409B2 (ja) | Pll回路 | |
| JPH0715321A (ja) | 分周用回路装置 | |
| JPH08298459A (ja) | 周波数シンセサイザー装置 | |
| JPH06260931A (ja) | 位相同期ループ回路 | |
| JP3223003B2 (ja) | マルチプレクス回路 | |
| JPH05308282A (ja) | 位相同期ループ回路 | |
| JPH09121158A (ja) | 周波数シンセサイザチューナ | |
| KR200359924Y1 (ko) | 듀얼밴드모드 중간주파수 발생장치 | |
| JP3677980B2 (ja) | 受信装置 | |
| JP3302082B2 (ja) | 周波数シンセサイザー | |
| JPH04235416A (ja) | Pllシンセサイザ回路 | |
| JPH0818448A (ja) | 位相同期式周波数シンセサイザ用制御回路 | |
| JP2004207860A (ja) | 周波数シンセサイザ |