JPH0851385A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0851385A
JPH0851385A JP6183400A JP18340094A JPH0851385A JP H0851385 A JPH0851385 A JP H0851385A JP 6183400 A JP6183400 A JP 6183400A JP 18340094 A JP18340094 A JP 18340094A JP H0851385 A JPH0851385 A JP H0851385A
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JP
Japan
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acoustic
information processing
signal
input
output terminal
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Application number
JP6183400A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Ezaki
智宏 江崎
Noriko Irie
典子 入江
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】反響音成分に影響されない音声入力を行なう。 【構成】音声入出力機能を有する情報処理手段1とマイ
クロフォン3及びスピーカ4の間にエコーキャンセラ1
00を設け、情報処理手段1に入力する音声入力信号か
ら反響得音成分の除去することにより、音声認識処理を
容易にする。また、これと同等の処理をソフトウェアで
実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声や音楽などの音響
信号の入出力機能を備えた情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、音響信号の入出力機能を備えた
ゲーム機器のような情報処理装置を示している。装置本
体となる情報処理手段1は、CPU11とメモリ12を
中心にして構成され、キーボード制御回路13を介して
キーボード(マウスやジョイステックなどを含む)2を
制御し、入力制御回路14を介してマイクロフォン3を
制御し、出力制御回路15を介してスピーカ4を制御
し、表示制御回路16を介して表示器5を制御するよう
に接続される。
【0003】増幅器6はマイクロフォン3で音響−電気
変換して得たアナログ形態の音響入力信号を増幅し、A
/D変換器7は該音響入力信号をディジタル形態に変換
して音響信号入力端子17を介して前記入力制御回路1
4に入力する。D/A変換器8は出力制御回路15から
音響信号出力端子18を通して出力されるPCMなどの
表現方法を用いたディジタル形態の音響出力信号をアナ
ログ形態に変換し、増幅器9は該音響出力信号を増幅し
てスピーカ4に与えて電気−音響変換する。
【0004】メモリ12は、情報処理プログラムを格納
して保存するROMなどの不揮発性メモリと高速で読み
書きすることができるRAMなどの揮発性メモリを含む
複数のメモリの集合体である。
【0005】そして、CPU11は、メモリ12に格納
されている情報処理プログラムに従って、キーボード2
から入力されるキー入力信号とマイクロフォン3から入
力される音声入力信号を参照して画像処理及び音響処理
を実行し、スピーカ4から音響を発生し、表示器5で画
像を表示する制御を行なう。
【0006】このような情報処理装置における音響出力
と音声入力は、時間帯を区切って別々に行われ、実質的
に同時に行われることはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような情報処理装
置は、マイクロフォン3とスピーカ4が同一筐体に設置
され、あるいは比較的近い位置に配置されるので、スピ
ーカ4で効果音などを再生しながら操作者の音声指示な
どをマイクロフォン3から取り入れようとすると、スピ
ーカ4から再生された効果音が反響してマイクロフォン
3に回り込み、音声指示入力信号が反響音による信号中
に埋もれてしまうという問題がある。そして、音声信号
を音声認識処理などを行なって使用するようにすると、
認識が行われなかったり、誤認識となるなどの問題があ
る。
【0008】本発明の1つの目的は、音響入出力機能を
もった情報処理装置において、音声入力を正確に行なう
ことができるようにすることにある。
【0009】本発明の他の目的は、自ら出力した音響に
影響されない音声入力を行なうことができる情報処理装
置を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、音響入力から反
響音成分を除去する手段の取扱性を向上することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの特徴は、
音響信号出力端子と音響信号入力端子とを備え、音響処
理を含む情報処理を実行する情報処理手段と、前記音響
信号出力端子に接続される電気−音響変換手段と、前記
音響信号入力端子に接続される音響−電気変換手段と、
前記画像信号出力端子に接続された画像表示装置とを備
えた情報処理装置において、第1及び第2の入力端子と
第1及び第2の出力端子を持ち、第1の出力端子と第2
の入力信号端子との間の信号反響経路を適応的に推定
し、前記第2の入力端子に入力される音響入力信号から
前記信号反響経路を経てくる反響音成分を打ち消すエコ
ーキャンセラを設け、該エコーキャンセラの第1の入力
端子に前記情報処理手段の音響信号出力端子を接続し、
該エコーキャンセラの第2の出力端子に前記情報処理手
段の音響入力端子を接続し、該エコーキャンセラの第1
の出力端子に電気−音響変換手段を接続すると共に第2
の入力端子に音響−電気変換手段を接続したことにあ
る。
【0012】本発明の他の特徴は、音響信号出力端子と
音響信号入力端子と画像信号出力端子とを備え、画像処
理及び音響処理を行なう情報処理プログラムを実行する
情報処理手段と、前記音響信号出力端子に接続された電
気−音響変換手段と、前記音響信号入力端子に接続され
た音響−電気変換手段と、前記画像信号出力端子に接続
された画像表示装置とを備えた情報処理装置において、
前記情報処理手段に、前記音響信号出力端子と音響信号
入力端子との間の信号反響経路を適応的に推定し、前記
音響信号入力端子から入力した音響入力信号から前記信
号反響経路を経てくる反響音成分を打ち消すエコーキャ
ンセルプログラムを設け、前記情報処理プログラムは、
反響音成分が打ち消された音響入力信号を参照して前記
画像処理及び音響処理を実行することにある。
【0013】本発明の更に他の特徴は、音響信号出力端
子と音響信号入力端子と画像信号出力端子を備え、画像
処理及び音響処理を実行するプログラムを実行する情報
処理手段と、前記音響信号出力端子に接続された電気−
音響変換手段と、前記音響信号入力端子に接続された音
響−電気変換手段と、前記画像信号出力端子に接続され
た画像表示手段とを備えた情報処理装置において、前記
情報処理手段に、前記音響信号出力端子と音響信号入力
端子との間の信号反響経路を適応的に推定し、前記音響
信号入力端子から入力した音響入力信号から前記信号反
響経路を経てくる反響音成分を打ち消すエコーキャンセ
ルプログラムと、反響音成分が打ち消された音響入力信
号を参照してゲームの画像処理または音響処理を行なう
ゲームプログラムを設けたことにある。
【0014】
【作用】エコーキャンセラあるいはエコーキャンセルプ
ログラムは、電気−音響変換手段(スピーカ)で再生し
た音響がマイクロフォンに回り込んだ信号成分を打ち消
す処理を行う。従って、情報処理手段は、自ら生成した
音響の影響が少ない音響(音声)入力信号を得ることが
できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。なお、各実施例において、従来の情報
処理装置の構成手段と同一の構成手段及び各実施例間で
共通の構成手段には同一の参照符号を付し、重複する説
明を省略する。
【0016】図1は、本発明の第1の実施例である情報
処理装置のブロック図である。この実施例の特徴は、情
報処理手段1の音響信号入力端子17及び音響信号出力
端子18とA/D変換器7及びD/A変換器8の間にエ
コーキャンセラ100を介在させたことにある。
【0017】情報処理手段1は、CPU11によって、
メモリ12に記憶されている情報処理プログラムを実行
して画像データを表示制御回路16を介して表示器5に
与えて表示する制御処理を行ないながら、効果音を発生
するためにメモリ12に記憶されていディジタル形態の
音響データを次々と読み出して出力制御回路15に与
え、ディジタル形態の音響出力信号として一定間隔毎に
音響信号出力端子18からエコーキャンセラ100の第
1の入力端子101に送る。エコーキャンセラ100
は、この音響データ信号を第1の出力端子102からD
/A変換器8に送ると共にその疑似反響信号を作り出
す。
【0018】D/A変換器8は、入力される音響データ
信号を次々にアナログ形態の音響出力信号に変換し、増
幅器9は該音響出力信号を適宜増幅してスピーカ4に与
えて効果音を再生する。マイクロフォン3は、入力され
る音響をアナログ形態の電気信号に変換し、音響入力信
号として増幅器6に与える。A/D変換器7は、増幅器
6によって増幅されたアナログ形態の音響入力信号を次
々にディジタル形態の音響入力信号に変換してエコーキ
ャンセラ100の第2の入力端子103に与える。
【0019】音響入力信号を入力したエコーキャンセラ
100は、この音響入力信号の中からスピーカ4で再生
された音響が回り込んで発生した信号成分を消去して第
2の出力端子104から出力する。
【0020】そして、情報処理手段1のCPU11は、
音響入力端子17から入力される音響入力信号を入力制
御回路14を介して次々に取り込み、音声認識処理を行
なって音声入力の意味を解析し、情報処理に対する指示
入力として参照する。
【0021】ここで、エコーキャンセラ100について
説明する。エコーキャンセラは、特開昭62−123837号公
報などに記載されている。図2は、エコーキャンセラ1
00の内部構成を示したブロック図である。
【0022】このエコーキャンセラ100は、前記入出
力端子101〜104間に接続された、n個のサンプル
値を順次蓄えることのできるXレジスタ105,減算器
106,畳み込み積分器107,n個の信号を記憶する
タップ係数レジスタ108,修正量算出器109及び加
算器110を備える。
【0023】音響を再生するために情報処理手段1の音
響信号出力端子18から出力されるディジタル形態の音
響出力信号は、第1の入力端子101から入力してXレ
ジスタ105に入力すると共に第1の出力端子102か
ら出力する。一方、第2の入力端子103から入力され
るディジタル形態の音響入力信号は、減算器106を介
して第2の出力端子104から出力する。
【0024】Xレジスタ105は、入力された音響出力
信号を1サンプル毎に順次n個蓄える。このXレジスタ
105はシフトレジスタの構成であり、1サンプル毎に
蓄積データを隣の位置に移動し、最後の位置にあったデ
ータは捨てることにより常に最新のnサンプルの音響出
力信号のデータを蓄える。
【0025】タップ係数レジスタ108は、Xレジスタ
105と同数のn個のレジスタで構成され、推定する反
響路のインパルス応答の近似であるタップ係数を格納す
る。
【0026】畳み込み積分器107は、Xレジスタ10
5とタップ係数レジスタ108のn個のデータを入力信
号として畳み込み積分をおこなう。すなわち、n個のタ
ップ係数レジスタ108をh(n)、(n=0、1、2
・・・n-1)とし、n個のXレジスタ105をX
(n)、(n=0、1、2・・・n-1)とし、疑似反
響信号をy(t)として、以下の式によって疑似反響信
号y(t)を算出する。
【0027】
【数1】
【0028】減算器106は、音響入力信号から疑似反
響信号を差し引き、この減算結果を第2の出力端子10
4から出力する。この出力信号をe(t)とし、第2の
入力端子103からの入力信号をm(t)とすると、以
下の式で表せる。
【0029】
【数2】
【0030】すなわち、この出力信号e(t)は入力信
号m(t)に含まれる反響信号成分を打ち消したものと
なる。
【0031】次に、先のタップ係数レジスタ108に格
納するタップ係数の算出方法について説明する。
【0032】スピーカ4からの再生音響が十分な大きさ
で出力されており、マイクロフォン3から入力される音
響がこの再生音響のみである場合には、減算器106の
出力信号は、「0」以外は演算誤差となる。すなわち、
この演算誤差は、推定信号の推定誤差を原因とする。こ
れはタップ係数が反響路の特性と一致していないことを
意味する。修正量算出器109は、この推定誤差信号と
Xレジスタ105に記憶されている音響出力信号とから
タップ係数の修正量を算出する。この修正量の算出手法
としては、LMS法(リースト・ミーン・スクウェア
法、LeastMean Square Metho
d)や学習同定法のような周知のアルゴリズムがある。
これはe(t),x(t)をもとにして次々とタップ係
数に修正を加え、これをタップ係数として与える方式で
ある。
【0033】これを式で表すと、n個のタップ係数をh
i(t)とし、タップ係数の修正量をΔhi(t)、
(i=0、1、2、・・・、n−1)とすると、以下の
ようになる。
【0034】
【数3】
【0035】
【数4】
【0036】ここでGは修正係数であり、LMS法では
定数である。学習同定法では以下の式で与えられる。
【0037】
【数5】
【0038】すなわち、算出された修正量は、タップ係
数レジスタ108から読み出されたタップ係数と加算器
109で加算されて修正されたタップ係数を生成する。
タップ係数レジスタ108は、これを新しいタップ係数
として記憶する。
【0039】実際には、これらの式では先に挙げた推定
誤差信号が0となるように動作する。この更新動作は、
マイクロフォン3から取り込まれる音響入力信号がスピ
ーカ4から再生されている音響出力信号のみである場合
に行なわれる。他の信号が混在していると、推定誤差信
号がタップ係数のずれだけに起因するものではなくな
り、この推定誤差信号を0にしようとする、数3と数4
の演算はタップ係数を誤った値に修正することになる。
従って、これらの更新動作は、他の音響信号成分が混在
していない場合に行なう。この検出は、例えば、マイク
ロフォン3からの入力信号と音響出力信号のレベルを比
較して行うことにより実現できる。これによって、エコ
ーキャンセラ100を安定に動作させることができる。
【0040】次に、音声認識処理について図3を参照し
て説明をする。図3は、情報処理手段1におけるCPU
11が実行する処理の手順を示したフローチャートであ
る。
【0041】ステップ301; 入力制御回路14を介
して音響入力端子17から音響入力信号を取り込む。
【0042】ステップ302; 取り込んだ音響入力信
号の中から一定期間の特徴パラメータを抽出する。
【0043】ステップ303; 取り込んだ音響入力信
号またはその特徴パラメータを一定期間監視し、音声信
号の切り出しを行う。例えば、取り込んだ音響入力信号
の大きさを監視し、一定期間継続した信号が入来すれば
その区間を音声の単語が入力されたものと判断して次の
ステップ304へ進む。そうでなければ再び音響入力信
号の入力処理(ステップ301)に戻る。
【0044】ステップ304; 入来した一定区間の特
徴パラメータと予め登録されている単語の特徴パラメー
タとの間の類似度を算出する。このとき、同じ単語であ
っても発声する速度の違いがあるので、その影響を少な
くするために、例えば、発声速度の違いを吸収するDP
マッチングなどの手法を用いることが効果的である。
【0045】ステップ305; 特徴パラメータの類似
度が一定値より大きければ、入力された単語は予め登録
され音声であると判断、すなわち音声認識する。また、
類似度が一定値より小さな値であれば、入力された音声
は登録された音声と異なるものであると判断し、再び音
響信号入力処理(ステップ301)に戻る。
【0046】ステップ306; 入力された音声が認識
された場合は、該認識結果に従った情報処理を行う。
【0047】音声認識結果を参照して行なう情報処理と
しては、画像表示や表示画像に変化を与える処理であ
る。例えば、音声認識が行われたら、それをきっかけと
して表示画像の中に新しい画像を現したり、表示画像の
色や形を変化させたりすることができる。また、表示画
像の変化のみならず、次に発生する音響の音を変えるこ
とも可能である。すなわち、音声認識が行われたら操作
者に対して特定の音響を発生したり、再生している音響
の音色を変化させることも考えられる。更には、例えば
ゲームなどが進行中である場合には、音声認識をきっか
けとしてゲームの進行、すなわちプログラムの処理を切
り換える処理を行うことも考えられる。更に、表示画
像,再生音響及びプログラムをすべて変化させたり切り
換えるようにすることもできる。
【0048】以上、音声認識処理の簡単な一例を説明し
た。この実施例では1つの単語の認識を取り上げたが、
複数の単語の認識では、類似度の算出処理(ステップ3
04)において、予め登録された複数の音声の特徴パラ
メータとの類似度をそれぞれ算出することによって複数
の単語の認識を行ない、その後、認識した単語に応じて
それぞれの処理を行うことによって、複数の音声の音声
認識処理を行うことができる。
【0049】このような情報処理装置によれば、スピー
カ4から効果音が流れている状態においてもその効果音
の影響を受けることなく正確な音声入力を行なって情報
処理を支援することができる。
【0050】次に、エコーキャンセラ100をソフトウ
ェアで実現する第2の実施例を説明する。ハードウェア
としては図7に示した従来の装置と同一の構成とするこ
とができるが、CPU11はエコーキャンセル処理のた
めの実時間演算を実現できる高速型CPUであることが
必要である。
【0051】図4は、この実施例におけるCPU11が
実行するエコーキャンセルプログラムのフローチャート
である。
【0052】このエコーキャンセルプログラムは、例え
ば割り込みなどによって、一定周期で起動されるプログ
ラムとなっている。一回の処理で1サンプルの音響入力
信号を入力して処理する構成になっているために、扱う
信号の帯域に応じてその割り込み周期が設定される。例
えば帯域4kHzまでの音声入力を実現するためには、
理論的には8kHz以上のサンプリング周波数が必要で
ある。すなわち、125マイクロ秒以内の割り込み周期
が必要である。また、この割り込み処理は、次の割り込
みが起動されるまで、すなわち125マイクロ秒以内に
完了されていなければならない。図5は、メイン処理と
割り込み処理のタイミングを示している。メイン処理は
画像処理や音響処理などのプログラムの処理であり、割
り込み処理は該エコーキャンセルのプログラムの処理で
ある。
【0053】ステップ401; この処理は割り込みに
よって起動され、マイクロフォン3で音響−電気変換し
てディジタル形態に変換された音響入力信号を入力制御
回路14を介して音響信号入力端子17から取り込む。
【0054】ステップ402; 音響を再生するための
音響出力信号のデータをメモリ12から読み出し、シフ
トレジスタの先頭に書き込む。
【0055】ステップ403; この音響出力信号を音
響再生のために出力制御回路15を介して音響信号出力
端子18に出力する。
【0056】ステップ404; タップ係数と音響出力
信号から畳み込み積分によって疑似反響信号を算出す
る。
【0057】ステップ405; マイクロフォン3から
の音響入力信号から疑似反響信号を減算し、誤差信号を
算出する。
【0058】ステップ406; 誤差信号と音響出力信
号からタップ係数の修正量を算出する。
【0059】ステップ407; n個のタップ係数をそ
れぞれ読み出して修正量をそれぞれ加算することによっ
てタップ係数の更新を行う。
【0060】ステップ408; シフトレジスタのデー
タをシフトする。
【0061】ステップ409; 割り込み処理を終了す
る。
【0062】このプログラムの処理によって出力される
信号は、誤差信号であってメイン処理に引き渡される。
この誤差信号は反響路の影響が打ち消された音響入力信
号であって、メイン処理のプログラムは、この信号を用
いて前述した音声認識処理を行ない、画像処理や音響処
理を支援することによってハードウェアで実現する場合
となんら変わりない情報処理を実現できる。この場合、
CPU11はエコーキャンセル処理を実現できるだけの
十分な処理速度が必要である。また、このソフトウェア
は情報処理手段が備えている基本ソフトウェアに持たせ
ることもできるし、ゲームソフトなどの応用ソフトウェ
アに持たせることもできる。つまり、ゲームソフトなど
の応用ソフトのプログラムの一部として持たせることが
できる。
【0063】ソフトウェアによるエコーキャンセラは、
性能を向上するような演算処理方法などが開発された場
合に、プログラムを変更するのみで対応することができ
る利点がある。
【0064】このような情報処理装置は、ゲーム専用機
器として構成することができる。ハードウェアは前記2
つの実施例と同様に構成することができるが、メイン処
理のソフトウェアがゲームプログラムとなる。例えば、
従来のゲーム機器では、ゲームプレイ中における入力操
作は手などによる操作が基本であったが、本発明を実施
することによって正確な音声入力も可能となる。効果音
を出しながらゲームを進行するようなゲームプログラム
を実行するゲーム機器の場合、本発明を適用することに
よって、効果音の影響を受けることなく音声入力による
入力操作の支援、例えば音声認識を用いた操作入力また
は音の大きさを用いた操作入力などを行なうことができ
る。そしてこれらの操作入力は、ゲームの進行上のシナ
リオを変更したり、画面の制御や次に出す音響の変更な
どに利用でき、今までにない新しい感覚のゲームプログ
ラムを作成できる効果が得られる。
【0065】当然ながら、ゲーム機器においてもエコー
キャンセラはハードウェアで実現することができる。
【0066】ソフトウェアで実現する場合は、ゲーム機
器が標準装備するプログラムの中に組み込んで提供した
り、個別のゲームソフトのプログラムを格納する記憶媒
体の中に組み込んだ形で提供することも可能である。
【0067】図6は、ゲーム機器として構成された本発
明になる情報処理装置の第3の実施例を示すブロック図
である。標準装備のソフトウェアにエコーキャンセルプ
ログラムを組み込む場合には、メモリ12におけるRO
Mなどの不揮発性メモリ領域に該プログラムを標準的に
格納し、ゲームソフトに組み込む場合には該ゲームソフ
トのプログラムを格納する記憶媒体に格納する。ゲーム
プログラムを格納する記憶媒体は、ICカード,CD−
ROM,フロッピーディスクなどであり、外部記憶装置
19として着脱自在に装備される。
【0068】そして、CPU11は、ゲームを実施する
ときにゲームソフトのプログラムと共にエコーキャンセ
ルプログラムを読み出し、メモリ12の高速度で読み書
きできる揮発性メモリ領域にロードして使用する。
【0069】そしてゲームプログラムの処理が開始され
ると周期的な割り込みによってエコーキャンセルプログ
ラムを実行し、スピーカ4で発生した効果音が反響して
マイクロフォン3に混入した反響音成分を打ち消した音
響入力信号を生成し、ゲームプログラムによって該音響
入力信号の音声認識処理を行って該ゲームプログラム処
理の進行を支援する。
【0070】音声入力を行わないゲームソフトに対して
は、ゲーム機器に標準装備されたエコーキャンセルプロ
グラムを起動する割り込みを停止し、または該ゲームソ
フトのプログラム記憶媒体に対するエコーキャンセルプ
ログラムの格納を省略すると共に割り込み機能を省略す
るようにすれば良い。
【0071】そして、このようなソフトウェアのプログ
ラムによるエコーキャンセラは、単独のプログラムとし
て扱うことができ、電話回線などの通信回線や放送など
を利用して単独またはゲームプログラムと共に転送する
こともできる。
【0072】
【発明の効果】本発明は、ハードウェアまたはソフトウ
ェアによるエコーキャンセル処理により、電気−音響変
換手段(スピーカ)で再生した音響が音響−電気変換手
段(マイクロフォン)に回り込んで発生する反響音成分
を打ち消す処理を行うようにしたので、情報処理手段
は、自ら生成した音響の影響が少ない音響(音声)入力
信号を得ることができる。従って、例えば、ゲーム処理
を行なう情報処理装置においては、効果音を発生させな
がら音声入力を行なうことが可能となり、現実感に富ん
だゲームを展開させることができるようになる。
【0073】また、ソフトウェアによるエコーキャンセ
ル処理は、そのプログラムをメインプログラムと対にし
て提供することができるので、ハードウェアによるエコ
ーキャンセル処理に比べてその取扱性が向上する利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる情報処理装置の第1の実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1に示した情報処理装置におけるエコーキャ
ンセラの内部構成を示すブロック図である。
【図3】音声認識処理のフローチャートである。
【図4】本発明になる情報処理装置の第2の実施例にお
けるエコーキャンセル処理のフローチャートである。
【図5】本発明になる情報処理装置の第2の実施例にお
けるメイン処理とエコーキャンセル処理のタイミングチ
ャートである。
【図6】本発明になる情報処理装置の第3の実施例を示
すブロック図である。
【図7】従来の情報処理装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…情報処理手段、2…キーボード、3…マイクロフォ
ン、4…スピーカ、11…CPU、12…メモリ、10
0…エコーキャンセラ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音響信号出力端子と音響信号入力端子とを
    備え、音響処理を含む情報処理を実行する情報処理手段
    と、前記音響信号出力端子に接続される電気−音響変換
    手段と、前記音響信号入力端子に接続される音響−電気
    変換手段と、前記画像信号出力端子に接続された画像表
    示装置とを備えた情報処理装置において、 第1及び第2の入力端子と第1及び第2の出力端子を持
    ち、第1の出力端子と第2の入力信号端子との間の信号
    反響経路を適応的に推定し、前記第2の入力端子に入力
    される音響入力信号から前記信号反響経路を経てくる反
    響音成分を打ち消すエコーキャンセラを設け、 該エコーキャンセラの第1の入力端子に前記情報処理手
    段の音響出力端子を接続し、該エコーキャンセラの第2
    の出力端子に前記情報処理手段の音響入力端子を接続
    し、該エコーキャンセラの第1の出力端子に電気−音響
    変換手段を接続すると共に第2の入力端子に音響−電気
    変換手段を接続したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記情報処理手段は画
    像処理機能を有し、前記エコーキャンセラの第2の出力
    端子から出力される音響入力信号を参照して画像処理を
    実行することを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記情報処理手段は、
    前記エコーキャンセラの第2の出力端子から出力される
    音響入力信号を参照して該情報処理手段の音響信号出力
    端子から次に出力する音響出力信号を変化させることを
    特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記情報処理手段は音
    声認識手段を備え、前記音響信号入力端子から入力され
    た音響入力信号を音声認識することを特徴とする情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、情報処理手段は、前記
    エコーキャンセラから入力される音響入力信号を参照し
    て実行する情報処理プログラムを備えたことを特徴とす
    る情報処理装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記情報処理手段は音
    声認識手段を備え、音声認識結果を参照して情報処理を
    実行することを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】音響信号出力端子と音響信号入力端子と画
    像信号出力端子とを備え、画像処理及び音響処理を行な
    う情報処理プログラムを実行する情報処理手段と、前記
    音響信号出力端子に接続された電気−音響変換手段と、
    前記音響信号入力端子に接続された音響−電気変換手段
    と、前記画像信号出力端子に接続された画像表示装置と
    を備えた情報処理装置において、 前記情報処理手段は、前記音響信号出力端子と音響信号
    入力端子との間の信号反響経路を適応的に推定し、前記
    音響信号入力端子から入力した音響入力信号から前記反
    響経路を経てくる反響音成分を打ち消すエコーキャンセ
    ルプログラムを備え、前記情報処理プログラムは、反響
    音成分が打ち消された音響入力信号を参照して前記画像
    処理及び音響処理を実行することを特徴とする情報処理
    装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記エコーキャンセル
    プログラムは、所定の時間間隔で割込み処理されること
    を特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】請求項7において、前記エコーキャンセル
    プログラムは、前記情報処理プログラムと同一の記憶媒
    体に格納したことを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】請求項7において、前記エコーキャンセ
    ルプログラムは、前記情報処理プログラムと同一の着脱
    自在な記憶媒体に格納したことを特徴とする情報処理装
    置。
  11. 【請求項11】音響信号出力端子と音響信号入力端子と
    画像信号出力端子を備え、画像処理及び音響処理を実行
    するプログラムを実行する情報処理手段と、前記音響信
    号出力端子に接続された電気−音響変換手段と、前記音
    響信号入力端子に接続された音響−電気変換手段と、前
    記画像信号出力端子に接続された画像表示手段とを備え
    た情報処理装置において、 前記情報処理手段は、前記音響信号出力端子と音響信号
    入力端子との間の信号反響経路を適応的に推定し、前記
    音響信号入力端子から入力した音響入力信号から前記信
    号反響経路を経てくる反響音成分を打ち消すエコーキャ
    ンセルプログラムと、反響音成分が打ち消された音響入
    力信号を参照してゲームの画像処理または音響処理を行
    なうゲームプログラムを備えたことを特徴とする情報処
    理装置。
  12. 【請求項12】請求項11において、前記エコーキャン
    セルプログラムは、前記ゲームプログラムと同一の記憶
    媒体に格納したことを特徴とする情報処理装置。
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