JPH0852169A - 尿漏れ処理用パット - Google Patents

尿漏れ処理用パット

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JPH0852169A
JPH0852169A JP6210617A JP21061794A JPH0852169A JP H0852169 A JPH0852169 A JP H0852169A JP 6210617 A JP6210617 A JP 6210617A JP 21061794 A JP21061794 A JP 21061794A JP H0852169 A JPH0852169 A JP H0852169A
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membrane layer
urine
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temporary adhesive
reinforcing
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達 忠 治 安
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 残尿漏れや尿失禁症に悩む、特に男性用の尿
漏れ処理用パットに関し、使用性および着用感に優れ、
比較的安価に提供可能となる新規な構造の尿漏れ対策用
の衛生具を提供する。 【構成】 先端が閉塞され、後端を挿入口6として、男
性陰茎部を包被可能とする形状に形成されてなる補強膜
層1の、固定部11となる部分を除いた外表面全面に吸
水体2を積層、一体化すると共に、吸水体2の外表面全
面を防水膜層3で覆い尽くす一方、固定部11には仮着
材5が組み込まれ、挿入口6部分から先端方向所定長に
亘って切り込まれてサイズ調整部4に形成された尿漏れ
処理用パット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、神経学的障害や解剖学的障
害に起因して併発する排尿機能障害、即ち残尿漏れや尿
失禁症に悩む、特に男性用の尿漏れ処理用パットに関す
るものであり、使用性および着用感に優れ、比較的安価
に提供可能となる新規な構造の尿漏れ対策用の衛生具を
提供しようとするものである。
【0002】
【従来技術】排尿は、全身の代謝産物を尿として排泄す
る行為であって、人体がその生命を維持していく上で欠
くことのできない重要な生理現象の一つといえるが、普
段、健康な人にとってみれば、尿意を催した折にトイレ
で用を足せば済んでしまう極日常的な行為であって、特
に排尿について真剣に考えてみる機会は以外に少ないと
いえる。ところが、何らかの神経学的障害や解剖学的障
害から排尿機能障害を患ってしまっている人にとって
は、それまで何ら意識する必要のなかったこの排尿行為
それ自体、あるいはそれに起因した合併症に大いに悩ま
され、普段の生活に多大の支障を来してしまう重大問題
となる。
【0003】排尿行為は、腎臓で生成された尿が、尿管
を下降してボウコウに溜まり、所定量に達すると、通常
では尿意を催して尿がボウコウから尿道に放出され、尿
道中を移動して外界に排出される行為であるが、排尿機
能に障害を来してしまうと、本人の意識に係わらず、時
と所に無関係に尿を漏らしてしまって着衣を汚し、その
度に衣服を取り替えなければならない煩わしさを伴うこ
とになってしまうと共に、本人自らは不快感を覚えるだ
けではなく、時と場所によっては極めて恥ずかしい思い
を余儀なくされてしまうことから、どうにかしてこの排
尿機能障害を治そうと通院や投薬等人知れぬ治療を試み
ることとなる。
【0004】しかし、現代医学でも、神経学的制御機構
に係わる障害だけに、未だ決定的な治療方法についての
解明がなされていないことから、機能回復が遅れたり、
あるいは全く治らないまま尿漏れに悩み続ける人は今で
も数知れず、その多くの人々は、治療に並行して性器に
おしめ様の吸水性使い捨てパットを当てがい、着衣を汚
す等の不測の事態に備えるよう努めているが、従来より
提供されているこの種おむつは、寝たきりの患者とか、
所定の場所で排尿できない者(失禁者)を対象として提
供されている衛生用具であって、それ用の排尿、排便の
ための機能は十分備わっているものの、着用して歩くに
は違和感がありすぎ、特に男性の尿漏れ用パットとして
陰茎部だけを包被するには大きすぎ、当てがうと、まる
でブリーフの如く腰部から跨間辺りにまで達してしまう
代物となって不都合な上、必要機能を果たすには単価的
に不経済すぎるものとなってしまう。
【0005】男性の場合、尿漏れに係わる尿道長、即ち
ボウコウから外尿道口まで20〜25センチと、女性の
2.5〜4.0センチに比較して非常に長く、したがっ
て、ボウコウから排出された尿が比較的多く尿道中に残
ってしまうことから、例えば、排尿機能障害の男性が不
用意に笑ったり、くしゃみをして下腹部(腹筋)に力が
入ってしまうと、その都度腹筋でボウコウを押し付け、
無意識の中に尿漏れ現象を起こしてしまい易いこととな
る。その対策として、男性が従来からのおむつ様のパッ
トを未然に着用したままでいると、比較的多く排出され
てしまう尿で湿ったままとなるおむつで膚をかぶれさせ
てしまう虞がでてくるため、尿漏れの度毎に不経済では
あっても、新しいものに交換するように努めなければな
らず、そのために一々着用しているズボンやブリーフを
降ろさなければならない所作は、着用者にとって極めて
煩わしいことであった。
【0006】このような状況にありながら、現状未だに
男性用専用の尿漏れパットが提供されてはおらず、した
がって、この発明では、以上のような問題を解決するた
めに、特に男性用の尿漏れパットとして、その使用性に
優れた構造を有すると共に、着用感の面でも違和感が少
なく、従来のおむつ様パットでは決して果たし得なかっ
た男性向け専用の新規な構造からなる尿漏れ処理用パッ
トを開発、完成するに至ったものである。
【0007】
【発明の構成】図面に示す代表的な実施例からも理解さ
れるように、この考案は、基本的に補強膜層と吸水体、
それに防水膜層とから構成される以下のとおりの構造か
らなるものである。即ち、先端が閉塞され、後端を挿入
口として、男性陰茎部を包被可能とする形状に形成され
てなる補強膜層の、挿入口外周所定幅部分であって固定
部となる部分を除いた外表面全面に吸水体を積層、一体
化すると共に、少なくとも吸水体外表面全面を防水膜層
で覆い尽くす一方、前記補強膜層固定部には、仮着部を
有する仮着材が組み込まれるようにすると共に、該仮着
材の仮着部が位置する辺りの挿入口部分から先端方向所
定長に亘って、固定部を含む補強膜層、吸水体および防
水膜層が切り込まれてサイズ調整部に形成されてなるこ
とを特徴とする尿漏れ処理用パットである。
【0008】この発明の尿漏れ処理用パットは、男性陰
茎部に被せることが可能な形状であれば、特にその全体
形状が限定されるものではなく、したがって、そのまま
円筒状、楕円断面筒体状、あるいはそれらに近い筒体の
形状をしたものから、着用前は偏平体で、装着時にそれ
らに近い筒体状を実現するようにしたもの等全てが包含
されている。
【0009】補強膜層は、最も内側となる部分(即ち、
男性陰茎部表皮に触接する部分)に配され、このパット
の保形機能を果たす部分であり、尿を含浸しないか、あ
るいは含浸したとしても潤けたり、化学反応を起こして
脆弱化してしまう虞がなく、しかも、全体として尿を通
過させてしまうことができる素材、例えば、木綿、ポリ
エステル等の透水性のある布体あるいは不織布や、可塑
性のあるプラスチックスシートもしくは不透性処理を施
した炉紙等の加工紙であって、微細な透水孔や切り目を
無数設けたものを単独か、あるいは適宜組み合わせで積
層したもの、更には、それらに補強用のネットを組み合
わせたもの等の採用が可能であり、しかも該補強膜層
は、皮膚に直接触れる部分となることから、それらの選
択、組み合わせについて、肌触りの点を考慮されたもの
とする必要がある。
【0010】吸収体は、尿漏れ処理用パットの後端方向
の挿入口外周所定幅部分に形成される固定部に相当する
範囲を除く上記補強膜層部分の上に適宜手段、例えば接
着剤を使用するか、吸収体の種類によっては自己接着等
の手段によって積層、一体化され、漏れ出した尿を吸収
して含浸状のままにしておく機能を果たすものである。
例えば、吸水性に優れた紙、パルプ材等のように、それ
自体含水性繊維質体であって、しかもそれら単繊維間に
も尿を含浸、保持してしまうもの、あるいは化学繊維材
のように主として単繊維間に尿を保水状としてしまうも
の、あるいはまた、海綿体やウレタンスポンジ等のよう
な多孔質体であって、その微細孔に吸水、保持してしま
うものの外、高分子吸収化合物等のように化学反応を利
用してその分子中に尿を含水、保持してしまうもの等が
適宜単独あるいは複合させて選択、使用することができ
る。
【0011】最も表面に配置される防水膜層は、その内
側に配されている上記吸収体で吸収した尿を、外に漏れ
出してしまわないよう機能するものであり、適宜柔軟性
を有する素材であって、例えば可塑性のあるプラスチッ
ク製シート、あるいはコーティングを施した化学紙や繊
維布、あるいはまた、上記した吸水体の表面に液状のシ
ール剤、天然ゴム等を塗布して被膜層としたもの等によ
って形成されるようにする。
【0012】サイズ調整部は、男性陰茎部に、この発明
のパットを装着させる際の取り扱い性を良くすると共
に、完全に男性陰茎部を包被した後に、それが簡単に抜
け落ちてしまわないよう、後述の仮着材を使って絞り込
んだときに、挿入口の一箇所で重なり状あるいは皺寄せ
状となるよう調整機能を果たす部分であり、挿入口の適
宜箇所1 箇所から先端方向に向けて適宜長さとなるよ
う、固定部を含む補強膜層、吸水体および防水膜層を切
り込み、形成する。 切り込みの長さとしては、例え
ば挿入口から先端方向に約2〜4センチ程度を目安とす
れば足りるが、形成する尿漏れ処理用パットの大きさ、
吸収体の厚さなどを適宜考慮した上、最適な長さに決定
されるようにすればよい。
【0013】仮着材は、尿漏れ処理用パットが男性陰茎
部を包被した状態で維持され、歩く等の動作中にも簡単
に抜け落ちてしまうことがないよう機能するするもので
あり、例えば、挿入口の中空部内径を萎めてしまうこと
が可能な輪ゴム等弾性体を固定部に組み込み、それで男
性陰茎部を挟着することができるようにしたもの、ある
いは挿入口固定部内面に剥離自在の粘着材を塗布して男
性陰茎部外皮に付着してしまうようにしたもの、あるい
はまた、少なくとも挿入口の外周長以上の長さを有する
索条を固定部の中に組み込み、尿漏れ処理用パットを装
着した後にサイズ調整部重ね合せるなり手繰り寄せるな
りしながら、両端同士を結んでしまうか、ホックやマジ
ックテープ( 商標名) 等の適宜仮着手段を施しておき、
それらをつかって仮着状とするようにしたもの等とする
ことができる。
【0014】
【関連する他の発明】上記したこの発明の基本的な構成
からなる尿漏れ処理用パットに関連して、この発明に
は、次のような構成からなる尿漏れ処理用パットが包含
される。即ち、先端が閉塞され、後端が挿入口とされ
て、男性陰茎部を包被可能とする形状に形成されてなる
補強膜層の、挿入口外周所定幅部分であって固定部とな
る部分と、該固定部の1箇所から先端方向所定長に亘る
所定幅部分であって皺寄せ部となる部分とを除いた外表
面全面に吸水体を積層、一体化すると共に、少なくとも
吸水体外表面全面を防水膜層で覆い尽くす一方、前記補
強膜層固定部には、先の皺寄せ部辺りに位置する如くし
た仮着部を有する仮着材が組み込まれるようにすると共
に、皺寄せ部のどちらか一方もしくは両方の側辺上に略
相当する固定部を含む補強膜層、あるいは固定部を含む
補強膜層と防水膜層とが、挿入口部分から先端方向所定
長に亘って切り込まれてサイズ調整部に形成されてなる
ことを特徴とする尿漏れ処理用パットとするものであ
る。
【0015】皺寄せ部は、固定部の1箇所から先端方向
に向かう所定長、所定幅部分であって、後述のサイズ調
整部を利用して手繰り寄せられ、男性陰茎部に包被させ
る際のサイズ調整をし易くする機能を果たす部分であ
り、吸水体が積層されていない構造に形成されていなけ
ればならない。したがって、該皺寄せ部の構造は、補強
膜層だけの単層構造として形成されるか、あるいは、吸
水体を覆う防水膜層がそのまま補強膜層上にも伸びて、
該補強膜層と防水膜層とからなる2層構造のものとして
形成される。
【0016】サイズ調整部は、上記した皺寄せ部のどち
らか一方もしくは両方の側辺上に略相当する辺りが、挿
入口から先端方向に向け、固定部を含む補強膜層単層
を、あるいは同補強膜層と防水膜層とを重なり状のまま
切り込むことによって形成される。その結果、該サイズ
調整部でサイズ調整をすると、上記皺寄せ部が重なるか
手繰り寄せられ、吸収体の皺寄せ部に望む辺り相互が一
部重なり状となり、尿が洩れ出す隙間を形成してしまわ
ないような装着を実現する。なお、補強膜層、吸水体、
および防水膜層各部の構成は、前記した実施例1と同様
のものとして形成されればよい。
【0017】
【実施例1】実施例は、この発明の尿漏れ処理用パット
の最も代表的な実施例であって、前記したこの発明の基
本的な構成のものに関連した発明として説示した構成に
基づいて具体化した尿漏れ処理用パットAを示すもので
ある。図1の全体斜視図、図2の使用態様を示すものの
要部拡大斜視図、および図3の層構成を表した要部拡大
縦断面図から明確に把握されるように、コーティングを
施した紙製ネットからなる補強膜層1により、先端を閉
塞し、直径約2.5cm前後、長さが約6cm程度の円筒状
で、恰も試験管ののようなものに形成し、その表面であ
って、挿入口6外周縁から略1センチ前後の巾部分を固
定部11とするようにする。
【0018】また、同固定部11の一部を含む挿入口6
の外周縁から先端方向に向け、巾で1〜2cm程度、長さ
で約3cm程度となる部分を皺寄せ部7とし、該皺寄せ部
7と前記固定部11とを除いた補強膜層1の表面に、通
常市販されているテッシュペーパー等に用いられている
ような水分を吸収し易い紙を約6ミリ程度の厚さとなる
ように積層し、吸収体2を形成した後、更に、その吸収
体2の表面全体と、固定部11および皺寄せ部7とが完
全に覆い尽くされてしまうようにコーティング紙を包被
して防水膜層3を形成する。そして、皺寄せ部7の何れ
か一方、図中では下側の側辺を挿入口6から先端方向に
約4センチ程度の長さに渡って切り込んでサイズ調整部
4を形成するようにしている。一方、補強膜層1の固定
部11の外周面には、同固定部11の巾内に収まるよう
な巾に形成した紙紐を、その略中央辺り所帯巾部分で固
定部11に接着、一体化するようにして仮着材3を形成
する。
【0019】なお、各層の積層構造は、補強膜層1、吸
水体2、および防水膜層3を夫々筒状のものとした上で
順次嵌合状に重ね合わせていくようにして実現する外、
補強膜層1だけを予め筒状のものに形成しておき、他の
ものを平板状のものから補強膜層1の外表面に沿うよう
順次湾曲させて積層したり、更には、吸水体2だけを平
板状のものとして扱って、積層一体化するようにしても
よく、あるいはまた、全て平板状の段階で所定の積層構
造のものに形成し、その後で湾曲あるいは屈曲させて筒
状あるいはそれに近い形状のものに形成するようにした
ものとすることもできる。
【0020】
【作 用】上記のようにして形成した尿漏れ処理用パ
ットを、先ず、サイズ調整部4辺りが上になるようにし
た状態で、両手でそのサイズ調整部4を拡げるようにし
ながら男性陰茎部の先端側から挿入口6を被せて根元ま
で装着した後、図2の使用態様の中途段階を示す要部拡
大斜視図に示すように、同サイズ調整部の両端が重なり
合うように引き寄せながら、仮着材3である紙紐の両端
部側の仮着部51,51を一回結び合わせて男性陰茎部
廻りを締め付けるように絞り、その絞り加減を適度のも
のとした上で、最終的に両仮着部51,51同士を更に
結び付けてしまえば、挿入口6の内面で陰茎の表皮を圧
迫するような状態で固定部11が男性陰茎部根元辺りに
固定され、簡単には抜け落ちてしまわない状態にこの発
明の尿漏れ処理用パットを装着できるものである。
【0021】
【効 果】以上のような構成からなるこの発明の尿漏
れ処理用パットは、男性陰茎部だけを、コンパクトに包
被するようにして着用でき、中間に配置される吸収体に
よって漏れ出した尿を吸収してしまい、吸収された尿
は、吸水体内に止どまった状態に保持された上、更にそ
の外表面を防水膜層で保護された状態に維持されること
から、着用者が多少の行動を起こしたり、あるいは、何
回か少しずつ尿漏れをしたままで長時間装着したままと
していたとしても、簡単に周辺に漏れて着衣等を汚して
しまうといった事態を都合良く回避できるようにするも
のである。更に、男性陰茎部だけを包被した状態で装
着、使用ができる他の効果として、吸水体内に吸着状と
されている尿が陰茎部以外の部分に付着することないこ
とかから、従前までのおむつ様のパットを使用したとき
のように、排出した尿が、広い範囲に広がって付着して
しまい、弱い部分の皮膚をかぶれさせてしまうといった
弊害を来たら虞が殆どなく、極めて衛生的なものとして
使用が可能になるという効果を上げることができる。
【0022】また、挿入口辺りには、固定部が補強膜層
あるいはそれに防水膜層が積層されただけの構造で形成
され、同所に最も厚く形成される吸収体を存在させない
構造のものとしていることから、男性陰茎部の装着状態
が確実なものとなるだけではなく、男性陰茎部が比較的
自由に動き易い状態に維持され、尿漏れ処理用パットを
装着しているという違和感が和らげられる効果をも奏す
るものとなる。しかも、固定部には仮着材が組み込まれ
ていて、男性陰茎部への装着、離脱が、着用者自らにお
いては勿論のこと、介添え人にあっても、極めて簡単に
なし得るという利点も有している上、一々ズボンやブリ
ーフ等、下半身に着衣したものを脱ぐことなく、男性陰
茎部だけを露出させて、上記のように装着できるものと
なることから、従前までのおむつ様パットに比較し、各
段に使用性の面で秀れたものすることができる。
【0023】更に、サイズ調整部の調整によって、他の
部分に皺を生じさせることなく男性陰茎部廻りに密着状
に装着可能とするものであることから、根元部分からの
尿の漏れ出しは殆ど起こり得ないものとすることができ
きる。特に、このパットの後端に皺寄せ部を形成し、そ
の両端もしくは一端にサイズ調整部を形成するようにし
たものの場合、サイズ調整部辺りで吸収体の皺寄せ部に
望む両端同士が重なり合って、その隙間からの尿の漏れ
出しを確実に阻止できるものとすることができ、なお一
層安心して使用できる尿漏れ処理用パットの実現が可能
となるものである。
【0024】そして、この尿漏れ処理用パットは、陰茎
を包被するだけの大きさに形成されていて、全体的に極
めて小型のものとして提供され、いつでもポケット等に
入れて携行でき、必要に応じて簡単に交換するを可能と
するものであり、尿漏れ障害に悩む男性患者にとって、
これまでにない非常に便利なものとして手軽に使用でき
るものとなる。しかも、局所用専用の小型のものとして
製造されることから、より安価な衛生用具となり、従前
までのおむつ様パットに比較し、遥かに経済的なものと
なって、経済的負担をそれほど苦にせず使用が可能とな
る利点もあり、それだけ頻繁な交換を可能にして、尿漏
れによる汚れの改善に大いに役立つものとなる。
【0025】特に、実施例1に示す構造からなる尿漏れ
処理用パットの場合には、素材が紙を主体としたものと
して形成していることから、使用済みのものは、通常の
燃えるごみとしての焼却処分が可能となる上、仮着材3
として、紙紐を採用していて、着用する者の陰茎の大き
さに合わせて固定部11の締まり具合を微妙に調整可能
とするという使用上の利便性も兼ね備え、しかも、原材
料が安価であって製造容易でもあるため、上記までの一
般的特徴に加え、極めて実用的な尿漏れ処理用パットを
実現することができるものとなる。
【0026】叙上の如く、この発明の尿漏れ処理用パッ
トは、製造容易であって安価に提供可能である上、着脱
操作も極めて簡単で、しかも着用感の面でも違和感の少
ないものとして提供可能であり、尿漏れ症状に悩む多く
の男性患者は勿論のこと、そのような人を身近に抱える
家族や看護者からも大いに歓迎されるものとなることが
予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の代表的な実施例に基づくものであ
る。
【図 1】 尿漏れ処理用パットの全体斜視図であ
る。
【図 2】 同使用態様における要部拡大斜視図であ
る。
【図 3】 同積層構造を表す要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 補強膜層 11 同固定部 2 吸収体 3 防水膜層 4 サイズ調整部 5 仮着材 51 同仮着部 6 挿入口 7 皺寄せ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が閉塞され、後端を挿入口として、
    男性陰茎部を包被可能とする形状に形成されてなる補強
    膜層の、挿入口外周所定幅部分であって固定部となる部
    分を除いた外表面全面に吸水体を積層、一体化すると共
    に、少なくとも吸水体外表面全面を防水膜層で覆い尽く
    す一方、前記補強膜層固定部には、仮着部を有する仮着
    材が組み込まれるようにすると共に、該仮着材の仮着部
    が位置する辺りの挿入口部分から先端方向所定長に亘っ
    て、固定部を含む補強膜層、吸水体および防水膜層が切
    り込まれてサイズ調整部に形成されてなることを特徴と
    する尿漏れ処理用パット。
  2. 【請求項2】 先端が閉塞され、後端が挿入口とされ
    て、男性陰茎部を包被可能とする形状に形成されてなる
    補強膜層の、挿入口外周所定幅部分であって固定部とな
    る部分と、該固定部の1箇所から先端方向所定長に亘る
    所定幅部分であって皺寄せ部となる部分とを除いた外表
    面全面に吸水体を積層、一体化すると共に、少なくとも
    吸水体外表面全面を防水膜層で覆い尽くす一方、前記補
    強膜層固定部には、先の皺寄せ部辺りに位置する如くし
    た仮着部を有する仮着材が組み込まれるようにすると共
    に、皺寄せ部のどちらか一方もしくは両方の側辺上に略
    相当する固定部を含む補強膜層、あるいは固定部を含む
    補強膜層と防水膜層とが、挿入口部分から先端方向所定
    長に亘って切り込まれてサイズ調整部に形成されてなる
    ことを特徴とする尿漏れ処理用パット。
JP6210617A 1994-08-10 1994-08-10 尿漏れ処理用パット Pending JPH0852169A (ja)

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