JPH0852411A - 材料塗布方法 - Google Patents

材料塗布方法

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JPH0852411A
JPH0852411A JP20813094A JP20813094A JPH0852411A JP H0852411 A JPH0852411 A JP H0852411A JP 20813094 A JP20813094 A JP 20813094A JP 20813094 A JP20813094 A JP 20813094A JP H0852411 A JPH0852411 A JP H0852411A
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tumbler
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Hitoshi Kawagishi
等 川岸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ナットの内面ねじ領域にセルフロッキング剤
等を効率良く塗布する方法を提供すること。 【構成】 多数個のナット20をバスケット22に入れ
てこれを液体材料中に浸漬する。この後に、ナット20
と布切れ21をタンブラー型の回転体10内に移して回
転体10を回転させる。この回転によって布切れ21が
ナット20の外面に付着した材料を拭き取り、ナット2
0の内面ねじ領域にのみ材料を残すことで材料塗布を完
了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は材料塗布方法に係り、更
に詳しくは、セルフロッキング剤等の液体材料をナット
の内面ねじ領域に塗布するに好適に用いられる材料塗布
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、締結されるねじの緩み等を防
止するため、ボルト或はナットのねじ領域に、液状のセ
ルフロッキング剤等からなる材料を塗布する手法が採用
されている。
【0003】図3および図4には、従来の材料塗布装置
の一例が示されている。これらの図において、ナット3
0は図示しないナット保持具を介して所定の塗布位置に
て略水平に保持されるようになっている。このナット3
0の内面ねじ領域には、材料塗布手段31が上下方向に
沿って進退可能に設けられている。材料塗布手段31は
昇降自在に設けられたシリンダ32と、このシリンダ3
2内に配置されたプランジャ33とにより構成されてお
り、プランジャ33がシリンダ32内で後退した位置に
あるときに、材料塗布手段31全体が下降して図示しな
い材料槽に侵漬され、シリンダ32の上端領域に一定量
の液体材料を収容できるようになっている。
【0004】ナット30の内面ねじ領域に材料を塗布す
るに際しては、図4に示されるように、プランジャ33
がシリンダ32内で上昇するようになっており、これに
よりシリンダ32の上端から材料が押し出され、ナット
30の内面ねじ領域に材料を塗布することができるよう
になっている。これによれば、ナット30の内面ねじ領
域に材料を確実に塗布することができ、ボルト等を締め
付けた時に一定のセルフロック効果等を得ることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな材料塗布方法にあっては、塗布対象としてのナット
30を一個ずつ水平に保持し、当該ナット30の塗布位
置に配置された材料塗布手段31で前述の塗布を行う方
法であるため、一度の作業で多量のナット30における
内面ねじ領域に材料の塗布を行うことができず、これが
ナット30の加工コストを上昇させる一因となってい
た。しかも、かかる方法を実施する設備も複雑となる一
方、塗布対象物であるナットの内径が異なる毎に、材料
塗布量もプランジャ33の進退量で調整する必要がある
等、種々の不都合もあった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合に着目
して案出されたものであり、その目的は多数個のナット
に対する材料塗布を極めて短時間で行うことができ、加
工コストの大幅な低減を図るとともに、塗布装置の簡易
化をも図ることができる材料塗布方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、液体材料をナット内面に塗布する方法で
あって、前記ナットを液体材料中に浸漬した後にこれを
取り出し、このナットを所定の拭き取り手段と共に回転
体内に収容し、当該回転体の回転で前記拭き取り手段が
ナット外面に付着した材料を拭き取ってナット内面にの
み材料を残す、という手法を採っている。この際、前記
回転体の内面側に複数のリブを設けることにより、前記
ナットと拭き取り手段とを回転体内でランダムに回転さ
せることが好ましい。
【0008】
【作用】液体材料中に浸漬されたナットを取り出すと、
ナットの全面には液体材料が付着してナットが全体的に
濡れた状態となる。このナットを、布切れ等の拭き取り
手段と共に回転体内に収容して回転させると、前記拭き
取り手段がナットに絡み付きながら回転体内で自由に移
動し、ナットの外表面に付着している材料を拭き取るこ
ととなる。これにより、ナットの内面ねじ領域に存在す
る材料は、拭き取られることなくそのまま残される結
果、当該領域のみに材料塗布が行われた状態となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0010】図1には本発明に係る材料塗布方法を実施
するための回転体が示されている。この図において、回
転体10は正面側の一部に開口11を備えたタンブラー
12と、このタンブラー12を図中矢印A方向に回転可
能に支持するとともに、内部に図示省略したモータを有
する駆動装置13と、この駆動装置13の正面側に設け
られたベース皿14とにより構成されている。
【0011】前記タンブラー12内には、ナット20と
拭き取り手段としての布切れ21がそれぞれ収容される
ようになっており、これらはタンブラー12の回転によ
って当該タンブラー12内で相互に絡み付きながら回転
可能に設けられている。この際、両者のランダムな絡み
付きを助長するため、タンブラー12の内面側には複数
のリブ12Aが形成されている。
【0012】次に本実施例の材料塗布方法につき、図2
をも参照しながら説明する。
【0013】ナット20をタンブラー12内に入れる前
の工程においては、図2に示されるように、先ず、多数
のナット20が網目状のバスケット22内に収容され
る。次いで、このバスケット22の把手23を持ち、セ
ルフロッキング剤等の液体材料が収容された材料槽25
内にバスケット22を入れ、これにより、バスケット2
2内の各ナット20が液体材料中に浸漬されることとな
る。
【0014】この後、バスケット22を材料槽25から
引き上げるとともに、数回篩って余分な液体材料を落下
させる。この時のナット20は、全面的に材料が付着し
て濡れた状態にある。
【0015】次に、ナット20をバスケット22からタ
ンブラー12内に移し変え、これと同時に前記布切れ2
1もタンブラー12内に入れる。この際、液体材料が溶
剤系であるときには、これに対応した溶剤を布切れ21
に含浸させておくことが好ましい。
【0016】タンブラー12が回転すると、これに収容
されているナット20と布切れ21は、タンブラー12
の回転とリブ12Aの存在によって相互に複雑に絡み付
きながら一定時間回転される。これにより、ナット20
の内面ねじ領域を除く全ての表面に付着している液体材
料は布切れ21で拭き取られ、結果として、内面ねじ領
域にのみ材料が塗布された状態のナット20を得ること
ができる。
【0017】従って、このような実施例によれば、多数
のナット20を一体として液体材料中に浸漬した後に、
これらをタンブラー12内に入れて布切れ21と共に回
転させる方法を採用したから、一度の作業で相当量のナ
ットを対象として材料塗布を実現でき、従来のように一
個ずつ材料塗布を行う方式に比べて塗布加工効率を飛躍
的に向上させることが可能となり、これに伴ってナット
加工コストの大幅なる低廉化が期待できるという効果が
ある。
【0018】しかも、前述の塗布方法における実施装置
としては、回転体10の他、既存の材料槽25等を用い
れば足りるので、設備の小型化はもとより、設備コスト
も軽減でき、この点からもコストダウンを図ることが可
能となる。
【0019】なお、前記実施例においては拭き取り手段
として布切れ21を採用した場合を図示説明したが、本
発明はこれに限られるものでなく、スポンジ等に代替し
ても差し支えない。要するに、タンブラー12内での回
転でナット20外面に付着した材料を吸着等によって拭
き取ることができれば、用いる手段は種々変更可能であ
る。
【0020】また、回転体12も異なる構造のものを採
用してよい。因みに、前記実施例ではモータ駆動による
自動式の回転体12を用いたが、適宜なハンドルを備え
た手動式タイプの回転体を利用することも勿論可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、かつ作
用するので、これによると、多数個のナットに対する材
料塗布を極めて短時間で行うことができ、加工コストの
大幅な低減を図るとともに、塗布装置の簡易化をも図る
ことができる、という従来にない優れた効果を奏する材
料塗布方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る材料塗布方法を実施する回転体を
示した概略斜視図である。
【図2】ナットを回転体に入れる前の作業工程を示す説
明図である。
【図3】従来の材料塗布方法における材料塗布直前の状
態を示す断面図である。
【図4】図3の次工程を示す材料塗布中の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 回転体 12 回転体を構成するタンブラー 20 ナット 21 拭き取り手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05C 9/12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体材料をナット内面に塗布する方法で
    あって、前記ナットを液体材料中に浸漬した後にこれを
    取り出し、このナットを所定の拭き取り手段と共に回転
    体内に収容し、当該回転体の回転で前記拭き取り手段が
    ナット外面に付着した材料を拭き取ってナット内面にの
    み材料を残すことを特徴とする材料塗布方法。
  2. 【請求項2】 前記回転体の内面側に複数のリブが設け
    られ、前記ナットと拭き取り手段とを回転体内でランダ
    ムに回転させることを特徴とする請求項1記載の材料塗
    布方法。
JP20813094A 1994-08-09 1994-08-09 材料塗布方法 Expired - Lifetime JP3152079B2 (ja)

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