JPH0852432A - 分級方法及び分級装置 - Google Patents

分級方法及び分級装置

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JPH0852432A
JPH0852432A JP21047194A JP21047194A JPH0852432A JP H0852432 A JPH0852432 A JP H0852432A JP 21047194 A JP21047194 A JP 21047194A JP 21047194 A JP21047194 A JP 21047194A JP H0852432 A JPH0852432 A JP H0852432A
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JP
Japan
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air
truncated cone
raw material
casing
classification
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JP21047194A
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English (en)
Inventor
Masao Osumi
眞雄 大住
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Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Chichibu Onoda Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分級に必要な風量を少なくし、電力消費量を
大幅に低減する分級方法及び分級装置を装置を提供す
る。 【構成】 回転する円錐台上の傾斜面に原料及び空気を
供給して分級し、前記円錐台半径の大きい方から粗粉を
排出すると共に、円錐台半径の小さい方から空気及び微
粉を排出することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、分級方法及び分級装
置、特にセメント原料、セメントクリンカー、鉱石、石
炭、セラミックスなどの粉粒体を分級する方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粉粒体原料の分級、特に大量の粉
粒体を分級するには風力分級機が用いられており、セメ
ント産業等で用いられている代表的な風力分級機とし
て、スターテバント型、サイクロン型、O−SEPA
(小野田セメント(株)商標)等がある。これら風力分
級機では、分級される粒子が、いずれも重力、風力、及
び遠心力のバランスの中で分級される。
【0003】このような風力分級機における代表的な被
分級粒子の力の受け方を図3に基づいて説明する。被分
級粒子には、気流(Air)による求心方向の流体抵抗
Fとロータブレードなどの回転運動による遠心力mrw
2と、重力mgが作用し、次式の数1でバランスする。
【0004】
【数1】
【0005】数1において、ストークス(Stoke
s)域での分級で、分級粒子が受ける浮力及び摩擦力を
無視し、粒子は流体と同じ速度で移動するものとする
と、流体抵抗F、及び粒子質量mは次の通り数2、数3
で表せる。
【0006】
【数2】
【0007】
【数3】
【0008】数2、数3から数1を分離粒子径Dpで整
理すると、次式に示すように数4で表せる。数4の分母
中、(r2w4+g2)の値は必ずg2以上の値となる。す
なわち、目標とする分離粒子径Dpを得るには少なくと
もg以上となる値に対応した風速Vが必要となる。
【0009】
【数4】
【0010】ここで、 Dp:分離粒子径 (m) m:粒子質量 (Kg) CD:抵抗係数 (-) r:回転半径 (m) ρf:空気密度 (Kg/m3) w:角速度 (rad/sec) ρp:粒子密度 (Kg/m3) F:流体抵抗 (Kg・m/sec2) μ :空気の粘性係数 (Pa・sec) g:重力の加速度 (m/sec2) V :速度 (m/sec) である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、風力は重
力や遠心力と同様の重要性を持つものであり、従来の風
力分級機では、粒子が空気に乗って重力や遠心力に対抗
して移動するだけの大きな風力が必要となる。従って、
分級を行うための風量が大きくファンの電力消費量が大
きくなる。例えば、セメント原料を粉砕する分級機内蔵
型の竪型ローラミルでは、分級に要するファンの電力量
が粉砕に要する電力量に匹敵する。
【0012】この発明は、前述した欠点を解消し、分級
に必要な風量を少なくし、電力消費量を大幅に低減する
分級方法及び分級装置を装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明の分級方法によれば、回転する円錐台状
の傾斜面に原料及び空気を供給して分級し、前記円錐台
半径の大きい方から粗粉を排出すると共に、円錐台半径
の小さい方から空気及び微粉を排出すること(請求項
1)、回転する円錐台状の傾斜面が垂直軸心を中心とし
て回転する逆円錐台状であること(請求項2)を特徴と
し、またこの発明の分級装置は、回転する円錐台状の傾
斜面に原料及び空気を供給する手段を有し、前記円錐台
半径の大きい方から粗粉を排出すると共に、円錐台半径
の小さい方から空気及び微粉を排出するようにしたこと
(請求項3)、回転する円錐台状の傾斜面が垂直軸心を
中心として回転する逆円錐台状の傾斜面であること(請
求項4)、垂直軸心を中心として回転可能に設けられた
回転ケーシングと、該回転ケーシングの内側に配設され
た内部コーンと、前記回転ケーシングと内部コーン間の
環状空間と連通する原料供給管及び空気供給管と、前記
環状空間の上方に設けられた粗粉排出口と下方に設けら
れた微粉排出口とを備えること(請求項5)、前記回転
ケーシングと内部コーンが垂直軸心を中心として互いに
同心状に配設され、逆円錐台状であること(請求項
6)、前記回転ケーシングの外側に同心状に配設される
外部ケーシングをさらに備え、前記粗粉排出口と連通し
て外部ケーシングの下方に粗粉回収部が設けられたこと
(請求項7)、前記外部ケーシングが逆円錐台状である
こと(請求項8)を特徴とする。
【0014】
【作用】回転する円錐台状の傾斜面を利用することによ
り、主として粒子を重力の分力と遠心力の分力でバラン
スさせ少量の空気(流体による抗力)で分級を行う。図
2は、この発明による被分級粒子の力の受け方を説明す
る図であり、被分級粒子が、回転する傾斜面に供給され
ると共に、傾斜面下方に向かって空気が供給されると、
被分級粒子は、次式に示す数5でバランスする。尚、θ
は傾斜面の鉛直方向からの傾斜角度(゜)を示し、その
他の記号は、前記従来例で示したものと同一である。
【0015】
【数5】
【0016】前記、数2、数3から数5を分離粒子径D
pで整理すると、次式に示す数6で表せる。前記数4で
示した、(r2w4+g2)の値が必ずg2以上の値となる
のに対し、数6中の(rw2sinθーgcosθ)の
値は、傾斜角度θの設定値により0以上となり得る。す
なわち、この発明によれば、風速Vは少なくとも0以上
で分級を可能とし、風量を極力抑制することができる。
【0017】
【数6】
【0018】
【実施例】この発明の実施例を主として垂直軸心を中心
として回転する分級装置を例に図1に基づいて説明する
が、軸心は、ここで説明するもののほか水平方向とする
こともできる。図1において、この発明の分級装置1
は、内側から順に、下方から上方へ向かって拡がる逆円
錐台状に形成された内部コーン2、回転ケーシング3、
及び外部ケーシング4がそれぞれ垂直軸心を中心として
互いに同心状に配設されている。内部コーン2は、外部
ケーシング4の頂部4aから垂下するように取付られ、
回転ケーシング3は、内部コーン2を貫通する垂直の回
転軸5により、垂直軸心を中心として回転可能に設けら
れる。
【0019】原料供給管6は、前記内部コーン2を貫通
して前記回転ケーシング3と内部コーン2間の環状空間
7と連通し、又、空気供給管8が外部ケーシング4の頂
部4a上、前記内部コーン2の上部外周から環状空間7
の上方に連通するように設けられる。
【0020】前記逆円錐台状に形成された回転ケーシン
グ3の円錐台半径の大きい方、すなわち、前記環状空間
7の上方には粗粉排出口9が設けられ、該粗粉排出口9
と連通して前記外部ケーシング4の下方に粗粉回収部1
1が設けらる。一方、円錐台半径の小さい方、すなわ
ち、前記環状空間7の下方には微粉排出口10が設けら
れ、図示しないバグフィルター等の捕集装置やファンな
どの送風機と接続される。
【0021】尚、外部ケーシング4は、図示するような
回転ケーシング3と必ずしも同心状に配設されなくと
も、前記環状空間7上方の粗粉排出口9と連通して、粗
粉を回収できればよく、重力式、機械式、電気式等各種
の排出装置が適用できる。又、原料供給管6からの供給
原料は、空気流搬送方式を用いてもよく、この場合、空
気供給管8を省略、あるいは空気供給管8からの空気を
併用して、原料供給管6から原料を含塵気流として導入
する。
【0022】このような分級装置1において、図示しな
い駆動装置によって回転軸5及び回転ケーシング3が回
転駆動され、原料供給管6から回転ケーシング3の傾斜
面3aに向かって被分級原料Mが供給される。一方、微
粉排出口10の後方から図示しない送風機等により、空
気供給管8から環状空間7の上方から下方に向かって空
気Aが導入されると、被分級原料Mは、前述した数5で
示される遠心力の分力mrw2sinθと重力の分力m
gcosθと風力のバランスにより分級される。
【0023】前述した数6で示される目標とする分離粒
子径Dp以上の粒子、すなわち、遠心力の分力の作用を
大きく受ける粗粉は、環状空間7における逆円錐台状の
回転ケーシング3の傾斜面3aに沿って上方へ移動し、
粗粉排出口9を経て外部ケーシング4下方の粗粉回収部
11から排出される。また、目標とする分離粒子径Dp
以下の粒子、すなわち、細粉は、遠心力の分力よりも重
力の分力と環状空間7の下方に向かう空気の流体抵抗が
大きく作用し、空気と共に微粉排出口10から排出さ
れ、図示しないバグフィルターのような捕集設備で回収
される。
【0024】ここで、目標とする分離粒子径Dpは、前
記数6で示したように、回転ケーシング3の回転数及び
風量によって適宜調整することが可能であるが、前述し
たように基本的に少ない風量で分級することができる。
特に分級装置の基本設計に当たって、回転ケーシング3
の傾斜角度及び原料投入位置をあらかじめ好適に定める
ことにより効率的な分級が可能となる。回転ケーシング
3の鉛直方向からの傾斜角度としては、0〜90度、す
なわち、ほぼ鉛直から水平に至る極めて広範な範囲で設
定可能であるが、特にこの発明の特徴でもある遠心力の
分力と重力の分力とのバランスによる低風量での分級作
用を考慮して、傾斜角度を20〜60度程度に定めるこ
とが望ましい。
【0025】以上説明したこの発明の分級装置は、各種
粉粒体の分級に好適にしようできるものであり、例え
ば、竪型ミル粉砕によるセメント原料の分級や、竪型ミ
ル、ロールプレス等の予備粉砕機とチューブミルの組合
せからなるセメントクリンカーの粉砕システムにおい
て、予備粉砕機用の分級機として好適に使用できる。ち
なみに分級回転ケーシング3の鉛直方向からの傾斜角度
を30度としたこの発明の分級装置により竪型ミル粉砕
のセメント原料を分級したところ、従来の分級機内蔵型
の竪型ローラミルによる分級と比較して、約30%の風
量低減を実現することができた。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、分級に必要な風量を少なくし、電力消費量を大幅に
低減することができ。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の分級装置を示す概略断面図である。
【図2】この発明による被分級粒子の力の受け方を説明
する図である。
【図3】従来の風力分級機における被分級粒子の力の受
け方を説明する図である。
【符号の説明】
1 分級装置 2 内部コーン 3 回転ケーシング 4 外部ケーシング 4a 頂部 5 回転軸 6 原料供給管 7 環状空間 8 空気供給管 9 粗粉排出口 10 微粉排出口 11 粗粉回収部 A 空気 M 被分級原料

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する円錐台状の傾斜面に原料及び空
    気を供給して分級し、前記円錐台半径の大きい方から粗
    粉を排出すると共に、円錐台半径の小さい方から空気及
    び微粉を排出することを特徴とする分級方法。
  2. 【請求項2】 回転する円錐台状の傾斜面が垂直軸心を
    中心として回転する逆円錐台状であることを特徴とする
    請求項1記載の分級方法。
  3. 【請求項3】 回転する円錐台状の傾斜面に原料及び空
    気を供給する手段を有し、前記円錐台半径の大きい方か
    ら粗粉を排出すると共に、円錐台半径の小さい方から空
    気及び微粉を排出するようにしたことを特徴とする分級
    装置。
  4. 【請求項4】 回転する円錐台状の傾斜面が垂直軸心を
    中心として回転する逆円錐台状の傾斜面であることを特
    徴とする請求項3記載の分級装置。
  5. 【請求項5】 垂直軸心を中心として回転可能に設けら
    れた回転ケーシングと、該回転ケーシングの内側に配設
    された内部コーンと、前記回転ケーシングと内部コーン
    間の環状空間と連通する原料供給管及び空気供給管と、
    前記環状空間の上方に設けられた粗粉排出口と下方に設
    けられた微粉排出口とを備えることを特徴とする分級装
    置。
  6. 【請求項6】 前記回転ケーシングと内部コーンが垂直
    軸心を中心として互いに同心状に配設され、逆円錐台状
    であることを特徴とする請求項5記載の分級装置。
  7. 【請求項7】 前記回転ケーシングの外側に同心状に配
    設される外部ケーシングをさらに備え、前記粗粉排出口
    と連通して外部ケーシングの下方に粗粉回収部が設けら
    れたことを特徴とする請求項6記載の分級装置。
  8. 【請求項8】 前記外部ケーシングが逆円錐台状である
    ことを特徴とする請求項7記載の分級装置。
JP21047194A 1994-08-11 1994-08-11 分級方法及び分級装置 Pending JPH0852432A (ja)

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ID=16589894

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102962120A (zh) * 2012-12-13 2013-03-13 吉林省电力有限公司电力科学研究院 电站锅炉回粉分离器
CN103537440A (zh) * 2013-10-22 2014-01-29 广东中烟工业有限责任公司 一种离心抽取式梗签剔除物中烟丝回收装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102962120A (zh) * 2012-12-13 2013-03-13 吉林省电力有限公司电力科学研究院 电站锅炉回粉分离器
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