JPH085266B2 - Icカードとリーダライタとの組合せ - Google Patents

Icカードとリーダライタとの組合せ

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JPH085266B2
JPH085266B2 JP63039359A JP3935988A JPH085266B2 JP H085266 B2 JPH085266 B2 JP H085266B2 JP 63039359 A JP63039359 A JP 63039359A JP 3935988 A JP3935988 A JP 3935988A JP H085266 B2 JPH085266 B2 JP H085266B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カード等に半導体集積回路(IC)を組込
み、記憶および演算機能を保持させるICカードに係り、
特にこのICカードと電気的に接続を行ってICカードに対
する情報の読取りおよび書込みを行うリーダライタへの
適正な位置決めを行うためのICカードとリーダライタと
の組合せに関する。
〔従来の技術〕
今日、メモリやCPUの機能を有するICを内蔵させてこ
れをカード状に構成したICカードが普及されている。一
般に、このICカードは、データの読取りおよび書込みを
行う手段として、カードの外表面にICの電気接点を設
け、これら電気接点と接触してICカードへの電力の供給
並びにデータ信号の授受を行うよう構成したリーダライ
タが使用されている。
この種のICカードは、メモリ容量の増大に伴いその用
途が拡大化され、個人的に使用する種々のビジネスカー
ドとしてのみならず、各種産業界におけるプログラム制
御システムのメモリ媒体としても簡便かつ有効に利用さ
れている。このように多用途化されるICカードは、その
使用頻度が増大されると共にその使用環境も外部的汚損
や損傷を受け易くなるため、電気接点を劣化させて適正
なデータ信号の授受を行うことができなくなる難点があ
る。
このような観点から、空間に高周波電磁界や超音波に
よる振動エネルギの場を設け、この場のエネルギを吸
収、整流して直流電源とすることによって、ICカードに
おける内蔵電池または電力供給用接点を不要にし、また
リーダライタとの各種データ信号等の授受には、アンテ
ナやコイルのような結合器を使用すると共にこの結合器
をIカードの適所に埋設することにより、ICカードの外
部に露呈する全ての電気接点を省略し、ICカードとリー
ダライタの電気的接続を非接触としたICカードシステム
が提案されている(例えば、特開昭58−154082号公
報)。
このような非接触結合方式を採用するICカードとリー
ダライタとの結合に際し、ICカードへの電力供給とデー
タ信号の入力とを効率的に行うには、ICカードに設けた
結合器とリーダライタに設けた結合器との位置整合が行
われることが望まれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、このような非接触結合方式を採用するICカー
ドとリーダライタとの結合に際し、リーダライタに対し
適正な状態でICカードを挿入するため、ICカードの表裏
とその挿入方向を判別し得る表示をICカードに印刷し、
一方リーダライタ側にはICカードの適正な位置決めを行
うための挿入位置規定枠体を設ける等の手段を採用する
ことができる。
しかしながら、前述したようにICカードにリーダライ
タへの適正な挿入を行うための印刷表示がされていて
も、取扱者のミスにより不適性な挿入が行われることも
あり、このような場合にはリーダライタ側にICカードの
適正な位置決め状態を判別する手段が必要である。さら
に、リーダライタには、ICカードが適正な位置決め状態
になった場合にのみ、この状態を判別してICカードを移
動不可能に固定保持する手段を設け、これによりICカー
ドへの電力供給およびデータ信号の授受を行うようにす
る必要がある。従って、これらの判別手段や固定保持手
段は、それぞれ電気的、機械的もしくは光学的手段等を
使用して複雑な構成としなければならず、この結果リー
ダライタの製造コストが著しく増大する難点がある。
そこで、本発明の目的は、ICカードのリーダライタに
対し、ICカードを常に適正な一定方向に挿入するための
識別をより一層簡便なものとすると共に、ICカードの適
正な挿入位置での位置決めとその固定保持とを円滑にし
かも簡便に達成することができるICカードの構造および
このICカードとリーダライタとの組合せを提供するにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本願の第1の発明に係るICカードとリーダライタとの
組合せは、ICカード(10)の長手方向一側縁部に、リー
ダライタに対する適正な挿入状態を検知するための切欠
部(20)を設けてなるICカードと、 前記ICカード(10)と信号の授受を行うための結合器
を有し該結合器に対しICカードを所定位置まで案内挿通
する基板(44)と、該基板上に固定した保護蓋板(46)
とからなり、前記蓋板の上面にICカードの先端と係合し
てICカードと共に所定位置まで前進すると共に復帰弾力
を有するスライド板(54)を設け、前記蓋板とスライド
板の一側縁部にICカードが所定位置に達した際にICカー
ドに設けた切欠部(20)と対応するように位置するそれ
ぞれ切除部(62)および切欠段部(70)を設け、前記蓋
板の切除部に対応させて復帰状態のスライド板の一側縁
部に弾力的に当接するロックピン(66)を有する復帰操
作可能なレバー部材(68)を設け、さらに前記スライド
板の一部にこれと連動する操作部材(76)を設けてこの
操作部材によりICカードが基板の所定位置に達した際に
オン動作してリーダライタの作動を開始するスイッチ
(78)を設けてなるICカード装着部を具備するリーダラ
イタとから構成することを特徴とする。
また、本願の第2の発明に係るICカードとリーダライ
タとの組合せは、ICカード(10)の長手方向両側縁部の
それぞれ非対称位置に、リーダライタに対する適正な挿
入状態を検知するための切欠部(20,22)を設けてなるI
Cカードと、 前記ICカード(10)と信号の授受を行うための結合器
を有し該結合器に対しICカードを所定位置まで案内挿通
する基板(44)と、該基板上に固定した保護蓋板(46)
とからなり、前記蓋板の上面にICカードの先端と係合し
てICカードと共に所定位置まで前進すると共に復帰弾力
を有するスライド板(54)を設け、前記蓋板とスライド
板の一側縁部にICカードが所定位置に達した際にICカー
ドに設けた一方の切欠部(20)と対応するように位置す
るそれぞれ切除部(62)および切欠段部(70)を設け、
前記蓋板の切除部に対応させて復帰状態のスライド板の
一側縁部に弾力的に当接するロックピン(66)を有する
復帰操作可能なレバー部材(68)を設け、前記スライド
板の一部にこれと連動する操作部材(76)を設けてこの
操作部材によりICカードが基板の所定位置に達した際に
オン動作してリーダライタの作動を開始するスイッチ
(78)を設け、前記蓋板の他側縁部にICカードが所定位
置に達した際にICカードに設けた他方の切欠部(22)と
対応するように位置する切除部(84)を設け、さらに前
記切除部(84)に対して復帰弾力をもって嵌入するロッ
クレバー(90)を設けて、スライド板(54)の前進と共
にこのスライド板の延長部(94)を前記ロックレバーの
一部と当接してこれを切除部(84)へ嵌入させるように
構成してなるICカード装着部を具備するリーダライタと
から構成することを特徴とする。
〔作用〕
本発明に係るICカードとリーダライタとの組合せにお
いて、これに適用するICカードは、長手方向すなわちリ
ーダライタへの装入方向と平行な一側縁部に切欠部を設
けることにより、この切欠部の位置によってその外形か
らICカードの適正な挿入状態を判別することができると
共に、仮にリーダライタへ誤挿入してもリーダライタの
所定位置に固定保持されず、適正な挿入状態の場合のみ
に固定保持することができる機構を容易に構成すること
ができる。また、ICカードの前記両側縁部のそれぞれ非
対称な位置に切欠部を設けることにより、リーダライタ
への誤挿入に際して先行する一方の切欠部によって所定
位置までの挿入を阻止して、リーダライタの誤動作を確
実に防止することができる。
そして、本発明に係るICカードを装着するリーダライ
タは、ICカードと共に所定位置まで前進移動するスライ
ド板とこのスライド板と連動するロックピンを有するレ
バー部材により、ICカードが適正な状態で挿入された際
にその切欠部とロックピンとが嵌合してICカードの固定
保持を簡単な機械的構成によって確実に達成することが
できる。
また、前述した複数の切欠部を有するICカードに対し
ては、先行する一方の切欠部に対しロックレバーを設
け、このロックレバーをスライド板の一部と係合するよ
う構成することにより、ICカードが適正な状態で挿入さ
れた際には前記ロックレバーが切欠部に嵌入してこれを
所定位置まで確実に挿入することができるが、誤挿入に
際してはロックレバーの変位が阻止されてスライド板の
前進を阻止し、これによりICカードの誤挿入によるリー
ダライタの誤動作を確実し防止することができる。
このようにして、本発明に係るICカードとこれに適合
したリーダライタとを組合せることにより、ICカードの
利用に際しての誤操作による誤動作を防止してシステム
の円滑な活用を達成することができる。
〔実施例〕
次に、本発明に係るICカードとリーダライタとの組合
せの実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第1図および第2図は、本発明に係るICカードとリー
ダライタとの組合せに適用するICカードの一実施例を示
すものである。第1図および第2図において、参照符号
10はICカードを示し、内部に単一もしくは複数の半導体
集積回路からなる記憶・演算素子で回路構成したプリン
ト回路12が設けられる。また、このICカード10には、外
部より電力の供給を受けると共に所要のデータ信号が入
力するための空芯の入力コイル14と、プリント回路12か
ら外部へ所要のデータ信号を出力するための空芯の出力
コイル16が、それぞれプリント回路12から離間した適正
位置に内蔵される。なお、これら入力コイル14と出力コ
イル16とは、それぞれリード線18によってプリント回路
12と接続されている。このように構成されるICカード10
は、合成樹脂基体に予めプリント回路12、入力コイル1
4、出力コイル16およびリード線18をそれぞれ収納し得
るスペースをそれぞれ設けておき、これらスペースに対
応する前記各部品を実装した後、公知の積層法もしくは
接合法により合成樹脂被覆材を被覆して容易に成形する
ことができる。
しかるに、本発明においては、前述した構成からなる
ICカード10の長手方向側縁部に切欠部20を刻設したこと
を特徴とするものである。この切欠部20は、リーダライ
タのICカード装着部において、切欠部20内に機械的に接
触嵌入し得る検知機構を設けて、これによりICカード10
の適性状態を判別する位置検出を行うと共にICカード10
の機械的な固定保持を達成する。すなわち、本実施例に
おけるICカード10においては、それぞれ機能を異にする
入力コイル14と出力コイル16とが左右非対称に内蔵さ
れ、リードライタに設けたそれぞれ対応する入出力部材
と一定状態の場合だけ適合する(ICカードの表側とリー
ダライタへの挿入方向が決定される)ようになる。従っ
て、例えばICカード10を適正な状態に反し、裏側を表面
にしたり、逆方向にしてリーダライタへ挿入する場合に
は、ICカード10の最終的な装着位置において、切欠部20
と検知機構とは適合せず、ICカードの不適性状態を判別
してその固定保持は行われず、ICカード10は挿入開始位
置まで返送される。
次に、前述した構成からなる本発明のICカードに適合
する検知機構を備えたリーダライタについて説明する。
まず、リーダライタの基本構成としては、第3図に示
すように、ICカード10の入力コイル14に対し電力とデー
タ信号とを供給するためのヘッドコア30と、ICカード10
の出力コイル16からデータの読出しを行うための受信コ
イル32とを備え、前記ヘッドコア30はその一部に巻回さ
れたコイル34を介して駆動回路36に接続され、また受信
コイル32は受信回路38に接続される。従って、このよう
に構成されるリーダライタは、ヘッドコア30とICカード
の入力コイル14、受信コイル32とICカードの出力コイル
16とがそれぞれ適正に対向位置した場合に、前記ICカー
ド10に設けた切欠部20と対応するように検知機構を設け
ることにより、ICカードの適正状態の判別とICカードの
固定保持とを円滑かつ確実に達成することができる。
第4図および第5図は、前述したICカード10の使用に
好適な検知機能を備えたリーダライタの一実施例を示す
ものである。すなわち、第4図はリーダライタのICカー
ド装着部の要部平面構造を示すものであって、参照符号
40はICカード10を所定位置に収納保持するための挿入口
部を示し、その下側には第5図に示すように構成したガ
イド側板42,42を有する基板44を備え、また上側には保
護蓋板46を備え、これら基板44と蓋板46とは適宜結合具
を介して固定配置される。蓋板46は、その先端部にそれ
ぞれ2つの切欠48,50が設けられ、一方の切欠48に対し
てはヘッドコア30が配置され、他方の切欠50は後述する
スライド板の先端係止部52のガイド溝として形成する。
しかるに、スライト板54は、蓋板46の上面に配置され、
ICカード10の挿入方向と同方向に複数のガイド溝56を穿
設し、これらガイド溝56にそれぞれ蓋板46に固定した止
めピン58を嵌合して摺動自在に構成する。この場合、ス
ライド板54の一部と蓋板46の一部にそれぞれコイルばね
60の各一端部を係止することによりスライド板54に復帰
弾力を保持させる。また、前記スライド板54の一側縁部
は、蓋板46の一側縁部と略一致するように位置設定す
る。この場合、蓋板46の一側縁部およびこれと対応する
基板44のガイド側板42には、ICカード10が完全に挿入さ
れた状態において(第5図参照)、切欠部20が位置する
部分にそれぞれ切除部62および開口部63を設け、この切
除部62および開口部63に対し外方からばね64の弾力によ
り内方(ICカード10の切欠部20内)へ嵌入するロックピ
ン66を備えたレバー68を設ける。従って、このレバー68
に設けたロックピン66は、第4図に示すように、ICカー
ド10の挿入時において前記スライド板54の一側縁に当接
するよう設定すると共に、ICカード10の切欠部20と対応
する位置においてスライド板54の側縁部に切欠段部70を
設ける。このように構成することにより、ICカード10の
先端がスライド板54の係止部52に係合してICカード10と
共にスライド板54が前進し、ICカード10が所定の最先端
位置まで達すると、前記ロックピン66がスライド板54の
切欠段部70に嵌入すると同時にICカード10の切欠部20内
に嵌入して、ICカード10を固定保持することができる
(第5図参照)。なお、第5図において、基板44には、
それぞれICカード10に内蔵された入力コイル14および出
力コイル16に対応する位置に、それぞれヘッドコア設置
用スペース72および受信コイル設置用スペース74が設け
られる。また、前記スライド板54の他側縁部には、スイ
ッチ操作用レバー76の一端を枢着し、このレバー76の他
端をリミットスイッチ78のアクチュエータ80に当接する
よう構成し、ICカード10が第5図に示すように固定保持
された際、スライド板54の前進によりスイッチ操作用レ
バー76が変位してアクチュエータ8に当接し、リミット
スイッチ78をオン動作してリーダライタの作動を開始す
るようにする。さらに、第5図に示すように固定保持さ
れたICカード10を取出すに際しては、エジェクトレバー
82を第4図に示すように設け、このエジェクトレバー82
を矢印方向に押圧することにより、レバー68を外方へ復
帰されてロックピン66をICカード10の切欠部20およびス
ライド板54の切欠段部70より解放することができ、スラ
イド板54をコイルばね60の弾力作用で第4図に示す状態
に復帰させることができる。
第6図は、本発明に係るICカード10の別の実施例を示
すもので、ICカード10の長手方向両側縁部にそれぞれ切
欠部20,22を刻設したものである。この場合、一方の切
欠部20は、前述した実施例と同様の位置に設け、他方の
切欠部22を前記切欠部20より若干先端側へ偏位させて設
ける。このように、複数の切欠部20,22を設けることに
より、リーダライタのICカード装着部において、これら
切欠部20,22内に機械的に接触嵌入し得る検知機能が複
数となることによって、ICカード10の適正状態を判別す
る精度を向上すると共にICカード10の機械的な固定保持
を一層強化することができる。特に、本実施例によるIC
カード10によれば、誤挿入による誤動作を確実に防止す
ることができる。
そこで、前述した構成からなるICカードに適合する検
知機能を備えたリーダライタの一実施例を第7図に示
す。なお、第7図において、第4図に示す実施例と同一
の構成部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明
は省略する。すなわち、第7図に示す実施例において
は、ICカード10の前記他方の切欠部22と対応する蓋板46
の他側縁部に第2切除部84を設け、この第2切除部84に
対し一端に係止片86備え、ばね88の弾力に抗して嵌入動
作するロックレバー90を設ける。そして、このロックレ
バー90の他端に設けた係止ピン92に対し、スライド板54
の延長部94に穿設した係止片96を対向配置する。このよ
うに構成することにより、ICカード10の先端がスライド
板54の係止部52に係合してICカード10と共にスライド板
54が前進し、ICカード10が所定の最先端位置まで達する
と、前記スライド板54の延長部94に設けた係止片96がロ
ックレバー90の係止ピン92に当接してこれを押圧変位す
ると同時にロックレバー90の係止片86がICカード10の切
欠部22に嵌入してICカード10の両側から固定保持するこ
とができる。この場合、リミットスイッチ78を図示のよ
うに配置して、そのアクチュエータ80を前記スライド板
54の延長部94の一部で操作するよう構成することができ
る。そこで、もしICカード10に前記切欠部22に相当する
ものが存在しない場合は、前記ロックレバー90の変位が
阻止されてスライド板54の前進も阻止され、この結果リ
ミットスイッチ78は全く操作されることなくICカードの
挿入を禁止することができる。
また、ICカード10の一方の切欠部20に対するロックピ
ン66の係合動作は、基本的に第4図に示す実施例と同じ
である。特に、本実施例においては、ロックピン66によ
るICカード10の固定保持をより一層確実にするため、前
記ロックピン66と連動する補助ロックレバー98を設けた
ものである。すなわち、この補助ロックレバー98は、そ
の略中位部にロックピン66を遊嵌し、一端部を蓋板46に
対し止めピン100を介して枢着し、他端下面に突起102を
設け、この突起102をスライド板54の一側縁に当接した
構成からなる。この場合、前記突起102が当接するスラ
イド板54の一側縁部に、スライド板54が前進してICカー
ド10が所定の最先端位置まで達した際に、前記ロックピ
ン66の切欠部20への嵌入を許容し得るように補助ロック
レバー98を内方へ偏位させる切欠部104を設ける。この
ようにして、補助ロックレバー98の他端が内方へ大幅に
偏位することにより、ICカード10の切欠部20に対するロ
ックピン66の固定保持を安定化することができる。その
他の構成は、第4図および第5図に示す実施例と同じで
ある。なお、第5図に示す構成について、本実施例によ
れば、ICカード10の切欠部22に対応するように、ガイド
側板42の一部に切欠106を設ける必要がある。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように、本発明のICカー
ドとリーダライタとの組合せによれば、ICカード(10)
の長手方向一側縁部に、リーダライタに対する適正な挿
入状態を検知するための切欠部(20)を設けてなるICカ
ードと、前記ICカード(10)と信号の授受を行うための
結合器を有し該結合器に対しICカードを所定位置まで案
内挿通する基板(44)と、該基板上に固定した保護蓋板
(46)とからなり、前記蓋板の上面にICカードの先端と
係合してICカードと共に所定位置まで前進すると共に復
帰弾力を有するスライド板(54)を設け、前記蓋板とス
ライド板の一側縁部にICカードが所定位置に達した際に
ICカードに設けた切欠部(20)と対応するように位置す
るそれぞれ切除部(62)および切欠段部(70)を設け、
前記蓋板の切除部に対応させて復帰状態のスライド板の
一側縁部に弾力的に当接するロックピン(66)を有する
復帰操作可能なレバー部材(68)を設け、さらに前記ス
ライド板の一部にこれと連動する操作部材を設けてこの
操作部材によりICカードが基板の所定位置に達した際に
オン動作してリーダライタの作動を開始するスイッチ
(78)を設けてなるICカード装着部を具備するリーダラ
イタとから構成することにより、ICカードの適正挿入と
その固定保持とを簡便かつ確実に達成することができ
る。
また、ICカードに複数(2個所)の切欠部を設けた場
合には、前記構成に加えて、前記蓋板の他側縁部にICカ
ードが所定位置に達した際にICカードに設けた他方の切
欠部(22)と対応するように位置する切欠部(84)を設
け、さらに前記切除部(84)に対して復帰弾力をもって
嵌入するロックレバー(90)を設けて、スライ板(54)
の前進と共にこのスライド板の延長部(94)を前記ロッ
クレバーの一部と当接してこれを切除部(84)へ嵌入さ
せるように構成することにより、ICカードの誤挿入に際
し、ICカードの適正位置に達する以前での挿入禁止を行
うことができ、これによりリーダライタの誤動作を確実
に防止することができる。
なお、本発明において使用するリーダライタは、特に
スライド板と連通するレバーを設けることにより、簡単
な構成で動作の安定した検知機構を低コストに製造する
ことができる。
また、本発明において使用するICカードの切欠部の形
状は、特に限定されることなく、例えば湾曲状または矩
形状の凹部とするのが一般的である。また、ICカード内
部構成についても、実施例に限定されることなく種々の
構成からなるICカード等についても本発明を適用し得る
ことは勿論である。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本
発明は前述した実施例に限定されることなく、本発明の
精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るICカードとリードライタとの組合
せに適用するICカードの一実施例を示す概略説明図、第
2図は第1図に示すICカードの平面図、第3図は本発明
に係るICカードとリーダライタとの組合せの基本構成を
示す概略説明図、第4図は本発明に係るICカードとリー
ダライタとの組合せに適用するリーダライタのICカード
装着部における構成配置の一実施例を示す要部平面図、
第5図は第4図に示すリーダライタにおけるICカードの
装着状態を示す説明図、第6図は本発明に係るICカード
とリーダライタとの組合せに適用するICカードの別の実
施例を示す平面図、第7図は第6図に示すICカードを適
用し得るリーダライタのICカード装着部における構成配
置の実施例を示す要部平面図である。 10……ICカード、12……プリント基板 14……入力コイル、16……出力コイル 18……リード線、20,22……切欠部 30……ヘッドコア、32……受信コイル 34……コイル、36……駆動回路 38……受信回路、40……挿入口部 42……ガイド側板、44……基板 46……保護蓋板、48,50……切欠 52……係止部、54……スライド板 56……ガイド溝、58……止めピン 60……コイルばね、62……切除部 63……開口部、64……ばね 66……ロックピン、68……レバー 70……切欠段部、72,74……スペース 76……スイッチ操作用レバー 78……リミットスイッチ 80……アクチュエータ、82……エジェクトレバー 84……第2切除部、86……係止片 88……ばね、90……ロックレバー 92……係止ピン、94……延長部 96……係止片、98……補助ロックレバー 100……止めピン、102……突起 104……切込部、106……切欠
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/077

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカード(10)の長手方向一側縁部に、リ
    ーダライタに対する適正な挿入状態を検知するための切
    欠部(20)を設けてなるICカードと、 前記ICカード(10)と信号の授受を行うための結合器を
    有し該結合器に対しICカードを所定位置まで案内挿通す
    る基板(44)と、該基板上に固定した保護蓋板(46)と
    からなり、前記蓋板の上面にICカードの先端と係合して
    ICカードと共に所定位置まで前進すると共に復帰弾力を
    有するスライド板(54)を設け、前記蓋板とスライド板
    の一側縁部にICカードが所定位置に達した際にICカード
    に設けた切欠部(20)と対応するように位置するそれぞ
    れ切除部(62)および切欠段部(70)を設け、前記蓋板
    の切除部に対応させて復帰状態のスライド板の一側縁部
    に弾力的に当接するロックピン(66)を有する復帰操作
    可能なレバー部材(68)を設け、さらに前記スライド板
    の一部にこれと連動する操作部材(76)を設けてこの操
    作部材によりICカードが基板の所定位置に達した際にオ
    ン動作してリーダライタの作動を開始するスイッチ(7
    8)を設けてなるICカード装着部を具備するリーダライ
    タとから構成することを特徴とするICカードとリーダラ
    イダとの組合せ。
  2. 【請求項2】ICカード(10)の長手方向両側縁部のそれ
    ぞれ非対称位置に、リーダライタに対する適正な挿入状
    態を検知するための切欠部(20,22)を設けてなるICカ
    ードと、 前記ICカード(10)と信号の授受を行うための結合器を
    有し該結合器に対しICカードを所定位置まで案内挿通す
    る基板(44)と、該基板上に固定した保護蓋板(46)と
    からなり、前記蓋板の上面にICカードの先端と係合して
    ICカードと共に所定位置まで前進すると共に復帰弾力を
    有するスライド板(54)を設け、前記蓋板とスライド板
    の一側縁部にICカードが所定位置に達した際にICカード
    に設けた一方の切欠部(20)と対応するように位置する
    それぞれ切除部(62)および切欠段部(70)を設け、前
    記蓋板の切除部(62)に対応させて復帰状態のスライド
    板の一側縁部に弾力的に当接するロックピン(66)を有
    する復帰操作可能なレバー部材(68)を設け、前記スラ
    イド板の一部にこれと連動する操作部材(76)を設けて
    この操作部材によりICカードが基板の所定位置に達した
    際にオン動作してリーダライタの作動を開始するスイッ
    チ(78)を設け、前記蓋板の他側縁部にICカードが所定
    位置に達した際にICカードに設けた他方の切欠部(22)
    と対応するように位置する切除部(84)を設け、さらに
    前記切除部(84)に対して復帰弾力をもって嵌入するロ
    ックレバー(90)を設けて、スライド板(54)の前進と
    共にこのスライド板の延長部(94)を前記ロックレバー
    の一部と当接してこれを切除部(84)へ嵌入させるよう
    に構成してなるICカード装着部を具備するリーダライタ
    とから構成することを特徴とするICカードとリーダライ
    タとの組合せ。
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