JPH0853873A - 浸透枡または浸透トレンチ - Google Patents

浸透枡または浸透トレンチ

Info

Publication number
JPH0853873A
JPH0853873A JP6332121A JP33212194A JPH0853873A JP H0853873 A JPH0853873 A JP H0853873A JP 6332121 A JP6332121 A JP 6332121A JP 33212194 A JP33212194 A JP 33212194A JP H0853873 A JPH0853873 A JP H0853873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
permeable
permeable body
trench
infiltration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6332121A
Other languages
English (en)
Inventor
Giichi Hasebe
義一 長谷部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIRAI SHOJI KK
Original Assignee
SHIRAI SHOJI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIRAI SHOJI KK filed Critical SHIRAI SHOJI KK
Priority to JP6332121A priority Critical patent/JPH0853873A/ja
Publication of JPH0853873A publication Critical patent/JPH0853873A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
    • Y02A10/30Flood prevention; Flood or storm water management, e.g. using flood barriers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/40Protecting water resources

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工が容易で、材料コストも低廉となる。 【構成】 浸透枡10の中央部に埋設されたコンクリー
ト製筒体12の側面には、雨水の通水孔14が形成され
ている。上下に分離して充填された砕石16、16の中
間部には、透水体20、20を配置する。透水体20
は、軽量充填物16が透水性のシートで包まれたものが
好ましく、特に、軽量充填物16が発泡スチロール材で
あり、透水性シートが不織布であることが望ましい。上
記浸透枡10において、内部に流入してきた雨水は筒体
12内に一時的に貯留された後、通水孔14から砕石1
6や透水体20を経て、徐々に地中に分散、浸透する。
このとき、浸透枡10が雨水で満たされて、軽量な透水
体20に浮力が作用しても、上部砕石16の荷重により
透水体20が浮き上がるようなことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浸透枡または浸透トレ
ンチの構造に関するものであり、宅地、工場その他、敷
地内に設置される浸透枡および浸透トレンチ、さらに、
道路舗装面に施される浸透U字枡、浸透トレンチに適用
される。
【0002】
【従来技術とその問題点】都市化の進行に伴って建物や
舗装道路が増加し、雨水が地下に浸透する量が年々減少
しつつある。このため、地下水が減少し、湧き水が涸れ
易くなるなど、自然環境に対する影響が懸念されてい
る。
【0003】雨水の地下浸透量を増加させるためには、
種々の方策が考えられる。例えば、図14は宅地内に設
置される雨水浸透装置8の概要図を示しており、屋根に
降った雨水は雨樋を経て浸透枡10に集められ、浸透枡
10およびこれに接続された浸透トレンチ30から地中
に浸透する。
【0004】浸透枡10は、図15に示すように、雨水
の流通する多数の通水孔14が側面に形成されたコンク
リート製の筒体12の周囲を砕石16により囲み、更
に、砕石16の周囲を透水シート18で包囲することに
より、土砂等が砕石16中に混入して浸透枡10が目詰
まりしないようにしてなるものである。また、浸透トレ
ンチ30は、パイプ壁面に多数の通水孔が穿設されたプ
ラスチック製のトレンチ管の周囲に、前記浸透枡10と
同様、砕石16が配されたものである。
【0005】上記浸透枡10や浸透トレンチ30からな
る雨水浸透装置8は、雨水の浸透性に富み、目詰まりし
ないので、長期的な浸透効果を有しているが、次のよう
な問題点を有している。 (1)浸透枡10や浸透トレンチ30の周囲には多量の
砕石16を充填しなければならず、施工には多大な労力
を必要とする。 (2)砕石16としては、浸透性の点で粒度の揃ったも
のが好ましく、このため、材料費が嵩む。
【0006】
【発明の目的】本発明は上記課題を解決しようとするも
のであり、施工が容易で、材料コストも低廉な浸透枡ま
たは浸透トレンチを提供することを発明の目的とするも
のである。
【0007】
【発明の構成】本発明に係る浸透枡または浸透トレンチ
は、壁面に多数の通水孔が穿設された筒体またはトレン
チ管の周囲に透水体を配置したことを特徴とするもので
あり、前記透水体は、軽量充填物が透水性のシートで包
まれたものが好ましい。
【0008】前記軽量充填物は、発泡プラスチック材ま
たは加熱処理した再生プラスチック材であることが望ま
しい。また、この充填物の平均粒径は10〜40mmで
あることが望ましい。さらに、この充填物は、筒状のプ
ラスチック材であることが好ましい。前記透水性のシー
トは網目状であることが好ましく、また、該シートは不
織布からなることが好ましい。さらに、該シートの透水
性は、雨水の流入側が雨水の流出側よりも高いことが望
ましい。
【0009】前記透水体には、当該透水体を構成する透
水性のシートとは別に、目詰まり防止用の透水シートが
一体化して取着されてなることが好ましい。
【0010】
【作用】上記浸透枡または浸透トレンチにおいて、内部
に流入してきた雨水は筒体またはトレンチ管内に一時的
に貯留された後、通水孔から透水体や砕石を経て、徐々
に地中に分散、浸透する。このとき、透水体は周辺の土
砂により目詰まりを起こすようなことはない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0012】図1は浸透枡10の断面図であり、符号1
2は地表近くに埋設されたコンクリート製の筒体であ
り、筒体12の側面には、内部に貯留された雨水が流通
する多数の通水孔14が形成されている。符号15は筒
体12の蓋であり、また、符号16は、筒体12の周辺
に配された砕石である。本実施例では、砕石16は筒体
12の底部と筒体12の上部周辺に充填されている。そ
して、上下に分割されて位置する砕石16、16の中
間、即ち、筒体12の外周面中程から下端部にかけて
は、後記する透水体20、20が配置されている。ま
た、これらの透水体20および砕石16は、その周囲を
透水シート18で包囲され、周囲の土壌と区画されてい
る。
【0013】図2は透水体20の斜視図であり、この透
水体20は筒体12が嵌合する貫通孔22を軸方向に設
けた円筒形状をしている。透水体20の外形は、円筒に
限られず、角筒、その他の形状でもよい。また、貫通孔
22の形状も、筒体12の形状に応じて円形、その他の
形状とすることができる。
【0014】透水体20の外形は透水性のシート24に
より形成される。当該シート24としては、化学繊維や
天然繊維を使用した織布または不織布を用いることがで
き、特に、不織布は透水性が高い上に、引張強度も十分
あるので、最適である。また、透水性のシート24に多
数の小孔を穿けて透水性を更に高めたものや、網目状の
シート、即ち、ネットも使用することができる。なお、
シート24の網目の大きさは内部の充填物が漏れないこ
とが前提となる。従って、充填物の大きさにもよるが、
網目の大きさは2〜10mm程度が望ましい。
【0015】透水性シート24の内部には、例えば、発
泡スチロール製の充填物26を充填する。充填物26は
可及的に軽量であることが要求され、具体的には砕石や
砂利より比重が小さいことが条件となる。このような発
泡スチロール材としては、緩衝材や断熱材として一般に
使用されている発泡スチロール材を用いることができ、
また、圧縮強度や軽さの点で、電気製品や生鮮食品等の
包装用として使用済の廃発泡スチロール材も使用するこ
とができる。
【0016】このような発泡スチロール材としては、例
えば、発泡スチロール材を粉砕機で適当な大きさに粉砕
したものが、取扱い上、好ましい。充填物26の形状は
塊状、粒状のいずれでもよく、平均粒径が5〜50m
m、好ましくは、10〜40mm程度のものがよい。ま
た、充填物26の粒径は均一な方がよい。なお、本発明
において、充填物26が塊状物の場合には、その塊状物
の体積に等しい球体の直径(所謂、相当直径)を以て、
その塊状物の粒径とする。
【0017】上記発泡スチロール以外にも、比較的軽量
で、かつ、化学的に安定な物を以て充填物26の代用と
することができ、例えば、発泡スチロール以外の発泡プ
ラスチック(例えば、発泡ポリウレタン、発泡ポリエチ
レン、発泡塩化ビニル樹脂、発泡フェノール樹脂、発泡
ユリア樹脂)や合成樹脂、天然樹脂、合成繊維、天然繊
維または籾殻からなる粒状物または塊状物を挙げること
ができる。合成繊維の充填物としては具体的に、市販さ
れている合成繊維を圧縮して塊状物としたものが好適で
ある。
【0018】本発明において充填物26には、上記発泡
スチロール等の発泡プラスチックを熱処理したものも使
用することができる。当該熱処理は、発泡スチロール材
または上記粉砕した後の塊状の発泡スチロールを、加熱
溶融した後、冷却固化させることにより行う。当該熱処
理は、80〜100℃の比較的低温度域、あるいは、2
40〜300℃の比較的高温度域で、数分〜数十分処理
され、発泡スチロール材全体を溶融させた後、冷却固化
させるか、または、当該発泡スチロール材を部分的に溶
融させて、例えば、雷おこし状とする。使用する加熱装
置としては、摩擦熱溶融機、加熱式ミキシングロール、
熱風式、蒸気式または遠赤外線照射式溶融機などを例示
することができる。
【0019】上記熱処理を施した再生プラスチックは、
熱処理をしない発泡プラスチックと比べて高強度である
から、本発明の浸透枡や浸透トレンチにおいて、特に、
透水性と共に一定の強度が要求される部分、例えば、浸
透枡10の底部などに好適である。また、再生プラスチ
ックの比重は約0.6〜0.8の範囲にあり、熱処理を
行わない発泡プラスチックと比べて、浮力の影響を受け
にくく、浸透枡10を構成する土木用材料として最適で
ある。なお、上記した熱処理を行わずに油圧やスクリュ
ーの圧縮力だけで減容した再生プラスチックも、熱処理
による再生プラスチックと比較して減容の割合は一般的
に小さいものの、充填物26の材料として使用すること
ができる。
【0020】更に、本発明において充填物26には、内
径および高さが、それぞれ5〜40mm程度の筒状のプ
ラスチック材を用いることができる。当該プラスチック
材の比重は、一般に、約0.8〜1.2の範囲にある
が、空隙率が高いので、雨水の貯留量も多くとることが
できる。このような筒状のプラスチック材は、押出成形
後、所定長に切断する等の方法により製造され、筒の形
状は円形、楕円形の他、角形、星形のいずれであっても
よく、また、これらの筒状のプラスチック材を捻じった
ものでもよい。
【0021】図3は前記透水体の変形例を示す斜視図で
あり、この透水体20Aは円筒形状の頂部外周に沿って
縁布28Aが設けられている点が、前記図2の透水体2
0と相違する。透水体20Aは、例えば、図1に示すよ
うに、2段以上積み重ねる場合には、透水体20A、2
0A同士(または透水体20)を接続したり、あるい
は、最上段の透水体20Aの頂部に砕石16を載せて、
これを完全に包み込むために用いる。従って、縁布28
Aは当該接続または包み込みに十分な長さを有していれ
ばよい。
【0022】図4に示す斜視図も前記透水体の変形例で
あり、本実施例では前記円筒形状の透水体が垂直方向に
4分割され、円弧状の透水体20Bが図示されている。
透水体20Bの外周面には、軸方向だけでなく、円周方
向にも縁布28Bが設けられている。縁布28Bの円周
方向の長さは、透水体20B、20B同士を円周方向に
接続したとき、両者間に生じる間隙を塞ぐことができる
程度であればよい。円筒形透水体は垂直方向に2〜4分
割することが可能である。
【0023】なお、上記透水体20、20A、20B
は、縁布28A、28Bを一体として、透水性シート2
4を当初より所定の形状に立体縫製したものの内部に、
発泡スチロール材等の充填物26を充填して製造するこ
とができる。
【0024】図1に示す浸透枡10の施工は、次のよう
にして行う。
【0025】(1)地盤に所定の大きさの穴を掘削す
る。穴の大きさは、充填すべき透水体20や砕石16の
容量によって決定される。 (2)穴の内壁面に沿って目詰まり防止用の透水シート
18を張設し、穴の底部に砕石16を敷く。なお、透水
シート18は必ずしも穴の内壁面全体に張りめぐらす必
要はなく、透水体20(20A、20B)が内壁面に接
している部分は省略することができる。また、前記掘削
した穴の底面には、フィルター層として敷砂(図示せ
ず。)をすることもある。
【0026】(3)穴の内部に透水体20を積み重ね
る。透水体20(20A、20B)同士の接続に際して
は、縁布20A(28B)で間隙をカバーする。次に、
透水体20の貫通孔22に筒体12を嵌合する。このと
き、必要により、図示してない集水パイプを筒体12に
接続する。 (4)最上段の透水体20の上に砕石16を載せた後、
縁布20A(28B)を筒体12寄りに折り返し、砕石
16全体を縁布20A(28B)で包み込む。 (5)最後に、筒体12に蓋15をした後、地表を埋め
戻す。
【0027】上記浸透枡10において、雨水は筒体12
内に一時的に貯留されるので、その流出が抑制される。
貯留された雨水は、筒体12の底部開口や通水孔14か
ら砕石16および透水体20を経て、地表または地下の
浅い部分から土壌の不飽和帯を通して、徐々に地中に分
散、浸透する。
【0028】このとき、透水体20(20A、20B)
間に生じる間隙は縁布28A(28B)で塞がれるの
で、間隙に土壌が流れ込んで浸透枡10を閉塞するよう
なことはない。また、浸透枡10の内部が雨水で満たさ
れて、軽量な透水体20に浮力が作用しても、上部砕石
16の荷重により透水体20が浮き上がるような虞もな
い。
【0029】図5は透水体の別の実施例であり、この実
施例では透水体と目詰まり防止用の透水シート18とを
一体化して、作業の効率化を図るものである。即ち、浸
透枡(浸透トレンチ)を設置すべく掘削した穴の内壁面
を覆う程度の大きさの透水シート18の片面に複数個の
透水体20C、20C、20C、を並列して取着する。
各透水体20Cは、前記した充填物26を網目状の透水
性シート(ネット)24で包んだものであり、充填物2
6のネット内部への充填は浸透枡10の施工前でもよい
し、施工時でもよい。
【0030】図6は、透水シートと一体化した透水体の
変形例であり、この実施例では塊状の充填物26と網目
状の透水性シート(ネット)24により構成された透水
体20D、20Dを上下二段に取着したものである。
【0031】図7も、透水シートと一体化した透水体の
変形例であり、この実施例では外形が筒状のネット袋2
4Eにより構成された透水体20Eを透水シート18の
長手方向に取着したものである。
【0032】図8は、図6に示した透水体20Dを透水
シート18から一部、分離した変形例であり、当該透水
体は浸透枡10の施工性を高めるために、図8(a)に
示す透水シート18と一体化した透水体20Dと、図8
(b)に示す透水体20Dとから構成されている。
【0033】このような透水体20Dを用いた浸透枡1
0の施工方法を図9により説明すれば、次の通りであ
る。なお、この透水体20Dは網目状の透水性シート
(ネット)24中に筒状のプラスチック製の充填物26
を充填したものである。
【0034】(1)掘削した穴の底部には砕石16の代
わりに、円盤状の透水体20′を敷く。この透水体2
0′の形状は図2に示すような透水体20であって、貫
通孔22が形成されていないものであり、ネット袋中に
筒状のプラスチック製の充填物26が充填されている。
【0035】(2)次に、掘削穴の中央部に筒体12を
設置した後、筒体12の周囲に図8(b)に示す透水体
20Dを所定の段数だけ円周状に配置する。最上段に
は、図8(a)に示す透水シート18と一体化した透水
体20Dを配置し、この透水シート18で下段の透水体
20D、20′を覆い、透水体20D、20D、20′
間の間隙をカバーする。本実施例にあっては、全ての透
水体20D、20Dおよび20′が透水シート18で包
み込まれているので、図1に示す浸透枡10の実施例の
ように目詰まり防止用の透水シート18を掘削穴の内壁
面に別途張設する必要はない。
【0036】(3)最後に、筒体12に蓋15をした
後、地表を埋め戻す。なお、図1に示す実施例におい
て、透水体20の上に砕石16を載置するのは、充填物
26として発泡スチロールなどの超軽量材を用いた場合
の雨水による浮力対策と、浸透枡10を設置した地盤に
人その他の荷重が作用した場合の地盤の安定化を図るた
めである。従って、本実施例のように浮力の影響を左程
受けない充填物26からなる透水体20を使用する場合
には、わざわざ砕石16を載置する必要はない。地盤の
安定化を図る目的で、最上段の透水体20Dの上方に、
プラスチック製等のプレートやリング13を埋設すれば
よい。このように図9に示す実施例では砕石16を全く
使用しないが、このことは、後述する浸透トレンチ30
についても同様に当てはまるものである。
【0037】図10は浸透枡における透水体の設置方法
を工夫した実施例であり、この実施例では前記ネット袋
24E中に塊状物26が充填された透水体20Fを、こ
の透水体20Fの側面部に設けた鉤形の取付具25によ
り、筒体12の側面に穿設された通水孔14に取り付け
るものである。なお、取り付け方法としては、取付具2
5によらず、両面テープで固着してもよい。
【0038】次に、浸透トレンチの実施例を説明する。
図11は浸透トレンチ30の断面図を示しており、掘削
した溝内に透水体20を敷き詰め、かつ、砕石16を充
填し、これらの中にコンクリート製または硬質塩化ビニ
ル製のトレンチ管32を埋設した構造になっている。従
って、前記浸透枡10とは、筒体12がトレンチ管32
に相当し、当該トレンチ管32の周囲に配される透水体
20の形状が異なる点のみが相違する。
【0039】図11(a)に示す浸透トレンチ30Aで
は、トレンチ管32の埋設位置を境界として、下半部に
は直方体状の透水体20Gを設置し、その頂部に砕石1
6を載せている。
【0040】透水体20Gは、図12に示すように、前
記浸透枡10に使用した透水体20Bの縁布28Bと同
じように、縁布28Gを有している。縁布28Gの長手
方向(トレンチ管32の敷設方向)の長さは、透水体2
0G、20G同士を直列に接続する際に、その間隙をカ
バーすることができる程度の長さとすることが好まし
く、また、縁布28Gの高さ方向(垂直方向)の長さ
は、前記透水体20A、20Bと同様、透水体20Gの
垂直方向の接続または砕石16の包み込みに十分な長さ
を有していればよい。なお、縁布28Gには、長手方向
に切り込みを設け、透水体20Gの接続が容易となるよ
うにしてもよい。当該切り込みは、1乃至数箇所あれ
ば、十分である。
【0041】図11(b)に示す浸透トレンチ30B
は、トレンチ管32の外周面を完全に包むことのできる
大きさの透水体20Hを使用した実施例である。なお、
符号19は、透水体20H(20G)の底面に設けた敷
砂である。
【0042】図13は変形例である浸透トレンチ30C
の断面図を示しており、内側(トレンチ管32に接する
側)を網目状とし、外側を不織布とした透水性シート2
4からなる袋中に、筒状のプラスチック材からなる充填
物を充填した布団状の透水体20Iをトレンチ管32の
周囲に巻き付けたものである。透水体20Iは不織布等
からなる縁布28Iを有しており、図示したようにこの
縁布28Iを当該透水性のシート24に重ね合わせるこ
とにより、巻き付けた透水体20Iの間隙を塞ぐことが
可能となる。
【0043】
【施工例】施工例1 内径300mm×高さ500mmのコンクリート製の筒
体12を用い、図1に示すような浸透枡10を施工し
た。透水体20としては、図2に示すような不織布から
なる透水性のシート24の内部に発泡スチロールの塊状
物26を充填したものを用い、浸透枡10の雨水処理能
力は、設計上、0.75m3/hとして、標準的な施工を
行った。
【0044】本発明による施工では、外径750mm×
高さ150mmの透水体20を2段使用し、単粒度4号
の砕石を0.04m3 使用した。一方、透水体20を用
いず砕石だけの従来の施工方法では、0.15m3 の砕
石量を必要とした。
【0045】施工例2 施工例1と同じ大きさの筒体12を用い、図9に示すよ
うな浸透枡10を施工した。透水体20′、20Dの充
填物としては直径10mm×長さ10mm×肉厚2mm
の筒状のプラスチック材26を用い、砕石は全く使用し
なかった。本施工例における浸透枡10の雨水処理能力
は、0.90m3/hであった。
【0046】
【発明の効果】本発明の浸透枡または浸透トレンチによ
れば、当該雨水浸透装置を構成するのに必要な重量のあ
る砕石を部分的にあるいは全体的に軽量な透水体で置き
換えることができるので、施工が極めて容易となる。ま
た、高価な砕石を多量に使用する必要から解放されるこ
とから、材料コストも低廉となるという顕著な効果を有
する。
【0047】特に、軽量充填物を透水性のシートで包ん
だ透水体は、工場製作による高品質な製品化が可能であ
り、単に施工が容易であることだけに止まらず、施工工
事および完成した雨水浸透装置に対する信頼性が高く、
実用性が極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浸透枡の断面図である。
【図2】上記浸透枡に使用する透水体の斜視図である。
【図3】透水体の変形例を示す斜視図である。
【図4】円弧形状の透水体の実施例を示す斜視図であ
る。
【図5】目詰まり防止用の透水シートと一体化した透水
体の実施例を示す斜視図である。
【図6】透水シートと一体化した透水体の変形例を示す
斜視図である。
【図7】ネット袋を用いた透水体の変形例を示す斜視図
である。
【図8】図6に示す透水体の変形例を示す斜視図であ
る。
【図9】本発明の浸透枡の断面図である。
【図10】透水体の設置方法を工夫した実施例を示す斜
視図である。
【図11】本発明の浸透トレンチの断面図である。
【図12】上記浸透トレンチに使用する透水体の斜視図
である。
【図13】本発明の浸透トレンチの断面図である。
【図14】宅地内に設置される雨水浸透装置の概要図で
ある。
【図15】従来の浸透枡を示す断面図である。
【符号の説明】
10 浸透枡 12 筒体 14 通水孔 16 砕石 18 透水シート 20(A〜I) 透水体 22 貫通孔 24 透水性シート 26 充填物 28(A、B、G、I) 縁布 30 浸透トレンチ 32 トレンチ管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に多数の通水孔が穿設された筒体ま
    たはトレンチ管の周囲に透水体を配置してなることを特
    徴とする浸透枡または浸透トレンチ。
  2. 【請求項2】 前記透水体が、合成樹脂製の粒状物また
    は塊状物を透水性のシートで包んだものであることを特
    徴とする請求項1記載の浸透枡または浸透トレンチ。
  3. 【請求項3】 前記透水体には、目詰まり防止用の透水
    シートが一体化して取着されてなることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の浸透枡または浸透トレン
    チ。
  4. 【請求項4】 前記透水体を構成するシートの透水性
    は、雨水の流入側が雨水の流出側よりも高いことを特徴
    とする請求項2記載の浸透枡または浸透トレンチ。
JP6332121A 1994-06-09 1994-12-12 浸透枡または浸透トレンチ Pending JPH0853873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6332121A JPH0853873A (ja) 1994-06-09 1994-12-12 浸透枡または浸透トレンチ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15160494 1994-06-09
JP6-151604 1994-06-09
JP6332121A JPH0853873A (ja) 1994-06-09 1994-12-12 浸透枡または浸透トレンチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0853873A true JPH0853873A (ja) 1996-02-27

Family

ID=26480799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6332121A Pending JPH0853873A (ja) 1994-06-09 1994-12-12 浸透枡または浸透トレンチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0853873A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10317471A (ja) * 1997-05-21 1998-12-02 Toa Doro Kogyo Kk 地面地中構造
JP2000093985A (ja) * 1998-09-24 2000-04-04 Takeshi Kokaya 浸透式排水処理装置及びその敷設方法
JP2002235362A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Shinichiro Hayashi 浮力対策を施した槽
KR100686292B1 (ko) * 2002-11-14 2007-02-23 가부시끼가이샤 엔라이또ㆍ인터내셔날ㆍ코포레이션 토양 내 빗물 저류 침투 시설
JP2007177414A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Kyowa Exeo Corp 排水処理装置およびこれを使用する排水処理方法
GB2604581A (en) * 2021-02-17 2022-09-14 Charles Mead Jeremy Water management apparatus

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10317471A (ja) * 1997-05-21 1998-12-02 Toa Doro Kogyo Kk 地面地中構造
JP2000093985A (ja) * 1998-09-24 2000-04-04 Takeshi Kokaya 浸透式排水処理装置及びその敷設方法
JP2002235362A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Shinichiro Hayashi 浮力対策を施した槽
KR100686292B1 (ko) * 2002-11-14 2007-02-23 가부시끼가이샤 엔라이또ㆍ인터내셔날ㆍ코포레이션 토양 내 빗물 저류 침투 시설
JP2007177414A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Kyowa Exeo Corp 排水処理装置およびこれを使用する排水処理方法
GB2604581A (en) * 2021-02-17 2022-09-14 Charles Mead Jeremy Water management apparatus
GB2604581B (en) * 2021-02-17 2024-10-30 Charles Mead Jeremy Water management apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3597928A (en) Erosion control
EP0433089B1 (en) Improved fluid directing systems
US5100258A (en) Drainage quilt
US5823711A (en) Water drainage and collection system and method of construction thereof
CA2286336C (en) Subsurface fluid drainage and storage systems
US4572700A (en) Elongated bendable drainage mat
KR20160108299A (ko) 지오셀 및 지오그리드를 갖는 포장도로 시스템
US4986699A (en) Soil filtration and water drainage device
KR101583664B1 (ko) 식생유닛을 이용한 비탈면 녹화공법 및 식생유닛
US7811030B2 (en) Water drainage system for a field having a water impermeable layer
EP3353352B1 (en) Method for the production of a drainage element
JPH0853873A (ja) 浸透枡または浸透トレンチ
JP5537207B2 (ja) 底面及び法面をもつ埋立構造を呈する廃棄物最終処分場の新規建築工法
JP3538345B2 (ja) 雨水貯留浸透槽及びその構築方法
JPS58101932A (ja) 盤状体
JP3781631B2 (ja) 植栽用地盤
CA2326272A1 (en) Sub-base drainage device
JP2579870B2 (ja) 排水路材
JPH0453205B2 (ja)
KR20170121847A (ko) 우수 침투체
JPH07158044A (ja) 砂地盤の液状化防止工法
RU2839685C1 (ru) Дренажный модуль
JPH08120656A (ja) 土木用排水材
JP2750558B2 (ja) ゴルフ場グリーン等のドレーン工法
JP3542221B2 (ja) 雨水浸透設備用合成樹脂製充填部材