JPH085471A - 応力測定方法および応力測定装置 - Google Patents

応力測定方法および応力測定装置

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JPH085471A
JPH085471A JP13459594A JP13459594A JPH085471A JP H085471 A JPH085471 A JP H085471A JP 13459594 A JP13459594 A JP 13459594A JP 13459594 A JP13459594 A JP 13459594A JP H085471 A JPH085471 A JP H085471A
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JP
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ultraviolet
sample
laser light
stress
stress measuring
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JP13459594A
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English (en)
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Hiroshi Sakata
寛 坂田
Norio Ishizuka
典男 石塚
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラマン分光法による測定箇所の可視化と測定
位置の特定化が容易で、極微小部の応力値と分布状態と
を高精度に測定可能な応力測定装置を提供する。 【構成】 第1紫外レーザ光源1からの紫外レーザ光2
を試料8に照射し、反射した紫外レーザ光を紫外イメー
ジセンサ9で検出し、試料の表面形態を画像処理装置1
1に表示する。一方、第2紫外レーザ光源12からの紫
外レーザ光13を試料8に照射し、ラマン散乱光を分光
器16と検出器17で検出し、ラマンスペクトルをコン
ピュータ10に読み込む。各走査点での周波数シフト値
から応力値を求め、分布状態を画像処理装置11に表示
する。画像処理装置11の画面中心と紫外レーザのスポ
ット中心とを一致させ、測定箇所が画像処理装置11の
画面中心と一致するように試料8を移動させ、特定化し
た箇所の応力を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微小部の応力測定方法
および応力測定装置に係り、特に、試料がLSI素子の
ように極微小な試料において測定位置を特定化した箇所
の応力測定に好適な応力測定方法および応力測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の微小部の応力測定方法および装置
については、Appl. Phys. Lett.,Vol.40, No.10 (198
2), pp895〜898において、ラマン分光法による応力測定
方法および応力測定装置が論じられている。
【0003】この従来技術では、ラマンスペクトルに基
づいて、試料における応力を測定する。Arイオンレー
ザまたはKrイオンレーザ等の強い単色光線を試料に照
射すると、その試料の分子振動に起因して入射光が周波
数シフトし、入射光とは周波数が異なるラマン散乱光が
発生する。周波数シフトしたラマン散乱光強度を測定し
た結果をラマンスペクトルという。ラマンスペクトルが
ピークを示す周波数を参照すれば、試料を定性的に分析
でき、ラマン散乱光強度を参照すれば、試料を定量的に
分析できる。試料に応力が負荷されると、ラマンスペク
トルがピークを示す周波数位置がシフトする。このシフ
ト量を検出すれば、試料に負荷された応力を定量的に評
価できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の応力測定方
法および応力測定装置においては、試料の形態を観察し
測定位置を特定する際に、例えば、LSI素子のよう
に、サブマイクロメータないしナノメータオーダーの極
微小部で構造が複雑に変化する試料の場合は、可視領域
の白色光等を用いているので、測定箇所の可視化および
測定位置の特定化が困難であり、試料の分析および応力
測定の精度が悪くなる欠点があった。なお、本明細書で
は、測定箇所における試料の形態をCRT等に表示させ
または撮影し観察できるようにすることを「測定箇所の
可視化」と表現し、その測定箇所の位置を必要な精度で
決定することを「測定位置の特定化」と表現する。
【0005】本発明の目的は、測定箇所の可視化および
測定位置の特定化が容易であり、サブマイクロメータな
いしナノメータオーダーの極微小部の応力値または応力
分布を高精度に測定することが可能な応力測定方法およ
び応力測定装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の応力測定方法および応力測定装置
を提案する。
【0007】第1の応力測定方法は、可視レーザ光源と
この可視レーザ光源からのレーザ光を試料表面にスポッ
ト状に照射する対物レンズと分光器と試料表面からのラ
マン散乱光を分光器に導くハーフミラーと分光されたラ
マン散乱光を検出する検出器とを用いてラマン分光法に
より試料における応力を測定する応力測定方法におい
て、ラマン分光法の実行に先立ち、可視レーザ光源から
のレーザ光を試料に照射し、試料からの反射光をイメー
ジセンサにより検出し、測定箇所の可視化および特定化
を実行し、ラマン分光法により測定箇所における応力値
または応力分布を測定する応力測定方法である。
【0008】第2の応力測定方法は、可視レーザ光源と
この可視レーザ光源からのレーザ光を試料表面にスポッ
ト状に照射する対物レンズと分光器と試料表面からのラ
マン散乱光を分光器に導くハーフミラーと分光されたラ
マン散乱光を検出する検出器とを用いてラマン分光法に
より試料における応力を測定する応力測定方法におい
て、ラマン分光法の実行に先立ち、第2可視レーザ光源
からのレーザ光を試料に照射し、試料からの反射光をイ
メージセンサにより検出し、測定箇所の可視化および特
定化を実行し、ラマン分光法により測定箇所における応
力値または応力分布を測定する応力測定方法である。
【0009】第1および第2の応力測定方法において
は、反射光をイメージセンサに導く光学系として共焦点
型光学系を用いることができる。
【0010】第3の応力測定方法は、可視レーザ光源と
この可視レーザ光源からのレーザ光を試料表面にスポッ
ト状に照射する対物レンズと分光器と試料表面からのラ
マン散乱光を分光器に導くハーフミラーと分光されたラ
マン散乱光を検出する検出器とを用いてラマン分光法に
より試料における応力を測定する応力測定方法におい
て、ラマン分光法の実行に先立ち、紫外レーザ光源から
の紫外レーザ光を試料に照射し、試料からの反射光を紫
外イメージセンサにより検出し、測定箇所の可視化およ
び特定化を実行し、ラマン分光法により測定箇所におけ
る応力値または応力分布を測定する応力測定方法であ
る。
【0011】第3の応力測定方法において、反射光を紫
外イメージセンサに導く光学系として共焦点型光学系を
用いることができる。
【0012】第3の応力測定方法において、応力測定を
真空中で実行することが望ましく、例えば10μPa〜
50kPaの真空中で実行する。
【0013】第4の応力測定方法は、紫外レーザ光源と
この紫外レーザ光源からの紫外レーザ光を試料表面にス
ポット状に照射する紫外対物レンズと分光器と試料表面
からの紫外ラマン散乱光を分光器に導く紫外ハーフミラ
ーと分光された紫外ラマン散乱光を検出する検出器とを
用いて紫外ラマン分光法により試料における応力を測定
する応力測定方法において、紫外ラマン分光法の実行に
先立ち、可視レーザ光源からのレーザ光を試料に照射
し、試料からの反射光をイメージセンサにより検出し、
測定箇所の可視化および特定化を実行し、紫外ラマン分
光法により測定箇所における応力値または応力分布を測
定する応力測定方法である。
【0014】第4の応力測定方法において、反射光をイ
メージセンサに導く光学系として共焦点型光学系を用い
ることができる。
【0015】第4の応力測定方法において、応力測定を
真空中で実行することが望ましく、例えば10μPa〜
50kPaの真空中で実行する。
【0016】第5の応力測定方法は、紫外レーザ光源と
この紫外レーザ光源からの紫外レーザ光を試料表面にス
ポット状に照射する紫外対物レンズと分光器と試料表面
からの紫外ラマン散乱光を分光器に導く紫外ハーフミラ
ーと分光された紫外ラマン散乱光を検出する検出器とを
用いて紫外ラマン分光法により試料における応力を測定
する応力測定方法において、紫外ラマン分光法の実行に
先立ち、紫外レーザ光源からの紫外レーザ光を試料に照
射し、試料からの反射光を紫外イメージセンサにより検
出し、測定箇所の可視化および特定化を実行し、紫外ラ
マン分光法により測定箇所における応力値または応力分
布を測定する応力測定方法である。
【0017】第6の応力測定方法は、紫外レーザ光源と
この紫外レーザ光源からの紫外レーザ光を試料表面にス
ポット状に照射する紫外対物レンズと分光器と試料表面
からの紫外ラマン散乱光を分光器に導く紫外ハーフミラ
ーと分光された紫外ラマン散乱光を検出する検出器とを
用いて紫外ラマン分光法により試料における応力を測定
する応力測定方法において、紫外ラマン分光法の実行に
先立ち、第2紫外レーザ光源からの紫外レーザ光を試料
に照射し、試料からの反射光を紫外イメージセンサによ
り検出し、測定箇所の可視化および特定化を実行し、紫
外ラマン分光法により測定箇所における応力値または応
力分布を測定する応力測定方法である。
【0018】第5および第6の応力測定方法において、
反射光を紫外イメージセンサに導く光学系として共焦点
型光学系を用いることができる。
【0019】第5および第6の応力測定方法において、
応力測定を真空中で実行することが望ましく、例えば1
0μPa〜50kPaの真空中で実行する。
【0020】第1の応力測定装置は、可視レーザ光源と
この可視レーザ光源からのレーザ光を試料表面にスポッ
ト状に照射する対物レンズと分光器と試料表面からのラ
マン散乱光を分光器に導くハーフミラーと分光されたラ
マン散乱光を検出する検出器とを備え、ラマン分光法に
より試料における応力を測定する応力測定装置におい
て、可視レーザ光源と、この可視レーザ光源からのレー
ザ光を所定走査周波数で主走査方向およびこれと直交す
る副走査方向に偏光させ試料に向けて出力する偏光手段
と、偏光されたレーザ光を試料に照射し試料からの反射
光を集光する対物レンズと、少なくとも主走査方向に規
則的に配列された複数の受光素子を含み対物レンズによ
り集光された反射光を受光し電気信号に変換するイメー
ジセンサとからなり、測定箇所を可視化して特定化する
手段を設けた応力測定装置である。
【0021】第1の応力測定装置において、偏光手段
は、具体的には、可視レーザ光源からの可視レーザ光を
試料上で走査する acousto-optical AO素子とガルバ
ノミラーとを含む。
【0022】第1の応力測定装置において、イメージセ
ンサに入射する光束の一部を受光して試料の焦点情報を
検出する合焦検出手段を備えると、解像度が上がる。
【0023】第1の応力測定装置において、試料を少な
くとも主走査方向と直交する方向に駆動する試料駆動手
段を備えることができる。
【0024】第2の応力測定装置は、可視レーザ光源と
この可視レーザ光源からのレーザ光を試料表面にスポッ
ト状に照射する対物レンズと分光器と試料表面からのラ
マン散乱光を分光器に導くハーフミラーと分光されたラ
マン散乱光を検出する検出器とを備え、ラマン分光法に
より試料における応力を測定する応力測定装置におい
て、第2可視レーザ光源と、この第2可視レーザ光源か
らのレーザ光を所定走査周波数で主走査方向およびこれ
と直交する副走査方向に偏光させ試料に向けて出力する
偏光手段と、偏光されたレーザ光を試料に照射し試料か
らの反射光を集光する対物レンズと、少なくとも主走査
方向に規則的に配列された複数の受光素子を含み対物レ
ンズにより集光された反射光を受光し電気信号に変換す
るイメージセンサとからなり、測定箇所を可視化し特定
化する手段を設けた応力測定装置である。
【0025】第2の応力測定装置において、偏光手段
は、具体的には、第2可視レーザ光源からの可視レーザ
光を試料上で走査するAO素子とガルバノミラーとを含
む。
【0026】第2の応力測定装置において、イメージセ
ンサに入射する光束の一部を受光して試料の焦点情報を
検出する合焦検出手段を備えると、解像度が上がる。
【0027】第2の応力測定装置において、試料を少な
くとも主走査方向と直交する方向に駆動する試料駆動手
段を備えることができる。
【0028】第3の応力測定装置は、可視レーザ光源と
この可視レーザ光源からのレーザ光を試料表面にスポッ
ト状に照射する対物レンズと分光器と試料表面からのラ
マン散乱光を分光器に導くハーフミラーと分光されたラ
マン散乱光を検出する検出器とを備え、ラマン分光法に
より試料における応力を測定する応力測定装置におい
て、紫外レーザ光源、この紫外レーザ光源からの紫外レ
ーザ光を所定走査周波数で主走査方向およびこれと直交
する副走査方向に偏光させ試料に向けて出力する偏光手
段と、偏光された紫外レーザ光を試料に照射し試料から
の反射光を集光する対物レンズと、少なくとも主走査方
向に規則的に配列された複数の受光素子を含み対物レン
ズにより集光された反射光を受光し電気信号に変換する
紫外イメージセンサとからなり、測定箇所を可視化し特
定化する手段を設けた応力測定装置である。
【0029】第3の応力測定装置において、偏光手段
は、紫外レーザ光源からの紫外レーザ光を試料上で走査
する紫外AO素子と紫外ガルバノミラーとを含む。
【0030】第3の応力測定装置において、紫外イメー
ジセンサに入射する光束の一部を受光して試料の焦点情
報を検出する合焦検出手段を備えると、解像度が上が
る。
【0031】第3の応力測定装置において、試料を少な
くとも主走査方向と直交する方向に駆動する試料駆動手
段を備えることができる。
【0032】第4の応力測定装置は、紫外レーザ光源と
この紫外レーザ光源からの紫外レーザ光を試料表面にス
ポット状に照射する紫外対物レンズと分光器と試料表面
からの紫外ラマン散乱光を分光器に導くハーフミラーと
分光された紫外ラマン散乱光を検出する検出器とを備
え、紫外ラマン分光法により試料における応力を測定す
る応力測定装置において、可視レーザ光源と、この可視
レーザ光源からのレーザ光を所定走査周波数で主走査方
向およびこれと直交する副走査方向に偏光させ試料に向
けて出力する偏光手段と、偏光されたレーザ光を試料に
照射し試料からの反射光を集光する対物レンズと、少な
くとも主走査方向に規則的に配列された複数の受光素子
を含み対物レンズにより集光された反射光を受光し電気
信号に変換するイメージセンサとからなり、測定箇所を
可視化し特定化する手段を設けた応力測定装置である。
【0033】第4の応力測定装置において、偏光手段
は、具体的には、可視レーザ光源からの可視レーザ光を
試料上で走査するAO素子とガルバノミラーとを含む。
【0034】第4の応力測定装置において、イメージセ
ンサに入射する光束の一部を受光して試料の焦点情報を
検出する合焦検出手段を備えると、解像度が上がる。
【0035】第4の応力測定装置において、試料を少な
くとも主走査方向と直交する方向に駆動する試料駆動手
段を備えることができる。
【0036】第5の応力測定装置は、紫外レーザ光源と
この紫外レーザ光源からの紫外レーザ光を試料表面にス
ポット状に照射する紫外対物レンズと分光器と試料表面
からの紫外ラマン散乱光を分光器に導く紫外ハーフミラ
ーと分光された紫外ラマン散乱光を検出する検出器とを
備え、紫外ラマン分光法により試料における応力を測定
する応力測定装置において、紫外レーザ光源と、この紫
外レーザ光源からのレーザ光を所定走査周波数で主走査
方向およびこれと直交する副走査方向に偏光させ試料に
向けて出力する偏光手段と、偏光された紫外レーザ光を
試料に照射し試料からの反射光を集光する紫外対物レン
ズと、少なくとも主走査方向に規則的に配列された複数
の受光素子を含み紫外対物レンズにより集光された反射
光を受光し電気信号に変換する紫外イメージセンサとか
らなり、測定箇所を可視化し特定化する手段を設けた応
力測定装置である。
【0037】第5の応力測定装置において、偏光手段
は、紫外レーザ光源からの紫外レーザ光を試料上で走査
する紫外AO素子と紫外ガルバノミラーとを含む。
【0038】第5の応力測定装置において紫外イメージ
センサに入射する光束の一部を受光して試料の焦点情報
を検出する合焦検出手段を備えると、解像度が上がる。
【0039】第5の応力測定装置において、試料を少な
くとも主走査方向と直交する方向に駆動する試料駆動手
段を備えることができる。
【0040】第6の応力測定装置は、紫外レーザ光源と
この紫外レーザ光源からの紫外レーザ光を試料表面にス
ポット状に照射する紫外対物レンズと分光器と試料表面
からの紫外ラマン散乱光を分光器に導く紫外ハーフミラ
ーと分光された紫外ラマン散乱光を検出する検出器とを
備え、紫外ラマン分光法により試料における応力を測定
する応力測定装置において、第2紫外レーザ光源と、こ
の第2紫外レーザ光源からの紫外レーザ光を所定走査周
波数で主走査方向およびこれと直交する副走査方向に偏
光させ試料に向けて出力する偏光手段と、偏光された紫
外レーザ光を試料に照射し試料からの反射光を集光する
紫外対物レンズと、少なくとも主走査方向に規則的に配
列された複数の受光素子を含み紫外対物レンズにより集
光された反射光を受光し電気信号に変換する紫外イメー
ジセンサとからなり、測定箇所を可視化し特定化する手
段を設けた応力測定装置である。
【0041】第6の応力測定装置において、偏光手段
は、具体的には、第2紫外レーザ光源からの紫外レーザ
光を試料上で走査する紫外AO素子と紫外ガルバノミラ
ーとを含む。
【0042】第6の応力測定装置において、紫外イメー
ジセンサに入射する光束の一部を受光して試料の焦点情
報を検出する合焦検出手段を備えると、解像度が上が
る。
【0043】第6の応力測定装置において、試料を少な
くとも主走査方向と直交する方向に駆動する試料駆動手
段を備えることができる。
【0044】紫外レーザを用いるいずれの応力測定装置
においても、少なくとも紫外レーザ光の光路を真空にす
る手段を備えることが望ましく、例えば、少なくとも紫
外レーザ光の光路を10μPa〜50kPaの真空にす
る手段を備える。
【0045】
【作用】レーザ光または紫外レーザ光は、白色光と比較
してコヒーレントな光すなわち同波長かつ同位相の光で
あるから、試料表面のコントラストが鮮明になり、白色
光を用いた場合よりも、測定箇所の可視化および測定位
置の特定化を高精度に実行できる。特に、紫外レーザを
用いた場合は、従来の可視領域のレーザ光の場合よりも
波長が短いため、レーザスポット径が小さくなり、試料
形態をさらに鮮明に観察できる。
【0046】したがって、本発明の応力測定方法によれ
ば、サブマイクロメータないしナノメータオーダーの極
微小部の測定箇所の可視化および測定位置の特定化を高
精度に実行でき、極微小部の応力値および/または応力
分布を高精度に測定可能となる。
【0047】また、本発明の応力測定装置は、レーザ光
または紫外レーザ光を発生するレーザ光源または紫外レ
ーザ光源と、レーザ光または紫外レーザ光を試料上で走
査する acousto-optical AO素子または紫外AO素子
とガルバノミラーまたは紫外ガルバノミラーと、レーザ
光または紫外レーザ光および反射光を集光する対物レン
ズまたは紫外対物レンズと、試料からの反射光を受光し
て電気信号を出力するイメージセンサまたは紫外イメー
ジセンサとを含んでいる。この応力測定装置において
は、白色光と比較してはるかにコヒーレントなレーザ光
または紫外レーザ光を用いるので、試料表面のコントラ
ストが鮮明になり、サブマイクロメータないしナノメー
タオーダーの極微小部の応力値および/または応力分布
を精度良く検出し、応力を高精度に測定できる。
【0048】さらに、真空中で応力を測定すると、紫外
レーザ光の強度の減衰を抑えることが可能となり、応力
をより高精度に測定できる。
【0049】本発明の応力測定方法または応力測定装置
は、半導体における応力測定に用いれば、半導体製造方
法または半導体製造装置に適用でき、半導体製造プロセ
スの改善と製造される半導体の歩留まりの向上に役立
つ。
【0050】
【実施例】次に、図面を参照して、本発明による応力測
定装置の実施例を説明する。図1は、本発明による紫外
ラマン分光法を用いた応力測定装置の一実施例の基本的
構成を示す系統図である。図1において、第1紫外レー
ザ光源1から出力された紫外レーザ光2は、紫外 acous
to-optical AO素子3,紫外ミラー4,紫外ガルバノ
ミラー5,紫外ハーフミラーまたはビームスプリッタ
6,紫外対物レンズ7を通り、試料8に照射される。第
1紫外レーザ光源1の出力は、例えば数mW〜数Wであ
り、紫外レーザ光2の波長は、例えば0.1〜0.4μm
である。試料8で反射した紫外レーザ光2は、紫外対物
レンズ7を通り、紫外イメージセンサ9で検出されて、
電気信号に変換される。電気信号は、ここには図示して
いない増幅器により増幅された後、コンピュータ10に
読み込まれ、画像処理装置11により処理されて、試料
の表面形態を表示する。紫外イメージセンサ9は、リニ
アイメージセンサでも、2次元イメージセンサでもよ
い。
【0051】一方、第2紫外レーザ光源12から出た紫
外レーザ光13は、紫外ミラー14を通り、紫外対物レ
ンズ7によって絞られ、試料8に照射される。紫外レー
ザの試料8上でのスポット径すなわち照射径の最小値
は、使用する紫外レーザの波長と同程度である。レンズ
等の光学系を変えると、前記最小値以上の任意の大きさ
のスポット径に変更できる。
【0052】本発明は、シリコン,ゲルマニウム,ガリ
ウム・砒素化合物等の半導体材料やカーボン,グラファ
イト,ダイアモンド,セラミックス等の各種材料の測定
に好適な応力測定方法および応力測定装置であるが、こ
こでは、試料としてシリコンを用いた場合について述べ
る。シリコン試料8の分子振動に起因して発生したラマ
ン散乱光は、紫外対物レンズ7を通り、紫外ハーフミラ
ー15により分光器16に導かれ、検出器17で検出さ
れる。検出器17としては、光電子増倍管またはマルチ
チャネル検出器または charge-coupled device CCD
検出器等を用いる。検出器17が検出したラマンスペク
トルは、コンピュータ10に読み込まれる。試料8は、
微動ステージ18上に置かれている。微動ステージ18
は、ここでは図示していないが、移動機構を備えてお
り、水平2軸および上下1軸の3軸方向に移動できる。
例えば1nm〜1mmのステップでステージ18を移動
させると、紫外レーザ光13を試料8上で走査できる。
紫外レーザ光13の走査に同期して、各走査位置におけ
るラマンスペクトルと微動ステージ18に設けた位置セ
ンサからの位置情報とをコンピュータ10に読み込ませ
る。コンピュータ10は、各走査点での周波数シフト値
から応力値を求め、画像処理装置11にその応力分布を
表示する。
【0053】画像処理装置11の画面中心には、例えば
十字型のマークを配置し、このマークが、第1紫外レー
ザ光2のスポット中心および第2紫外レーザ光13のス
ポット中心に一致するように調整してある。試料8は、
微動ステージ18上に置かれており、このステージ18
には位置センサが設けられているので、その位置情報に
基づいて、試料8を任意の位置に移動できる。そこで、
試料8の測定箇所が画像処理装置11の画面中心のマー
クに一致するように試料8を移動させると、特定化され
た測定位置における応力を測定できる。
【0054】本実施例では、画像処理装置11の画面中
心が第1紫外レーザ光2のスポット中心および第2紫外
レーザ光13のスポット中心に一致するように設定して
あるが、画像処理装置11の画面中心とは異なる箇所を
選んで、その箇所にマークを設け、そのマークに第1紫
外レーザ光2のスポット中心および第2紫外レーザ光1
3のスポット中心が一致するように設定してもよい。
【0055】本実施例の紫外ミラー14および紫外ハー
フミラー15は、第1紫外レーザ光を照射する時には移
動できるように、ここでは図示していないが、移動機構
を備えている。
【0056】本実施例に用いる紫外レーザは、Arイオ
ンレーザ,N2レーザ,He−Cdレーザ,エキシマレ
ーザのいずれかである。エキシマレーザとしては、H2
レーザ,Ar2レーザ,Kr2レーザ,Xe2レーザ,A
rClレーザ,ArFレーザ,KrClレーザ,KrF
レーザ,XeFレーザ,XeBrレーザ,XeClレー
ザ,XeFレーザ等がある。
【0057】紫外対物レンズ7は、ハロゲン化アルカリ
レンズ、特に、LiFレンズ,MgF2レンズ,蛍石
(CaF2)レンズを用いることが望ましい。また、紫
外対物レンズ7は、合成石英レンズ,天然水晶から作っ
た溶融石英レンズ,サファイアガラス(Al23)レン
ズ,紫外透過ガラスレンズ等で形成してもよい。
【0058】図2は、紫外ラマン分光法を用いた本発明
による応力測定装置の他の実施例の構成を示す系統図で
ある。図2の実施例は、図1の実施例において、試料8
と紫外イメージセンサ9との間にピンホール19を設け
た例である。ここでは図示していないが、ピンホール1
9が焦点位置になるように、紫外イメージセンサ9に入
射する光束の一部を受光して試料の焦点情報を検出する
合焦検出手段を備えている。したがって、本実施例にお
いては、試料8の表面に焦点が合うように紫外レーザ光
2を照射し、ピンホール19が焦点位置になるように反
射光を紫外イメージセンサ9に集光しているので、高解
像度が実現される。また、ピンホール19により不要な
散乱光を大幅に除去できるから、コントラストの高い映
像が得られる。
【0059】なお、以後のピンホールを設けた実施例に
おいては、説明を繰り返さないが、いずれも、本実施例
と同様の合焦検出手段を備えることができる。
【0060】図3は、紫外ラマン分光法を用いた本発明
による応力測定装置の別の実施例の構成を示す系統図で
ある。図3の実施例は、図1の実施例における紫外AO
素子3,紫外ミラー4,紫外ガルバノミラー5,紫外ハ
ーフミラーまたはビームスプリッタ6,紫外対物レンズ
7,試料8,紫外イメージセンサ9,紫外ミラー14,
紫外ハーフミラー15,微動ステージ18を真空室20
内に設けた例である。本実施例のこれらの構成要素は、
高真空中(10μPa〜0.1Pa)または中真空中
(0.1〜100Pa)だけでなく、低真空中(100
Pa以上)または大気中に設置してもよい。ただし、紫
外レーザ光は空気中では強度減衰が大きいので、より真
空度の高い雰囲気中で照射すると、減衰を小さくでき
る。
【0061】図4は、紫外ラマン分光法を用いた本発明
による応力測定装置のさらに他の実施例の構成を示す系
統図である。図4の実施例は、図2の実施例における紫
外AO素子3,紫外ミラー4,紫外ガルバノミラー5,
紫外ハーフミラーまたはビームスプリッタ6,紫外対物
レンズ7,試料8,紫外イメージセンサ9,紫外ミラー
14,紫外ハーフミラー15,微動ステージ18,ピン
ホール19を真空室20内に設けた例である。本実施例
のこれらの構成要素は、高真空中(10μPa〜0.1
Pa)または中真空中(0.1〜100Pa)だけでな
く、低真空中(100Pa以上)または大気中に設置し
てもよい。ただし、紫外レーザ光は空気中では強度減衰
が大きいので、より真空度の高い雰囲気中で照射する
と、減衰を小さくできる。
【0062】図5は、図1の実施例の応力測定装置を装
備した半導体製造装置の一実施例の構成を示す系統図で
ある。この場合の半導体製造装置は、具体的には真空蒸
着装置である。本実施例の真空蒸着装置においては、真
空槽を形成するベルジャ25内に、微動ステージ18に
固定されたシリコン基板等の試料8が配置され、この試
料8に対向して、蒸着物質が入った蒸発源26が配置さ
れている。試料8は、ヒータ27により所定温度に加熱
され、しかも、負の直流バイアス電圧源29からのバイ
アス電圧を印加されている。また、ベルジャ25内は、
ここでは図示しない真空ポンプにより1〜10kPa程
度の真空度に保たれている。例えば周知の電子銃加熱方
式で蒸発源26を加熱し、蒸着物質を蒸発させ、試料8
上に蒸着させながら、応力測定装置により紫外レーザ照
射点の応力をその場で測定する。応力測定装置の構成お
よび動作等は、図1の実施例について上述した通りであ
る。ベルジャ25内に紫外レーザ光2または13が入る
時またはベルジャ25から反射光またはラマン散乱光が
出る時の紫外窓24としては、ハロゲン化アルカリ窓、
特に、LiF窓、MgF2窓,蛍石(CaF2)窓を用い
ることが望ましい。また、紫外窓24は、合成石英窓,
天然水晶から作った溶融石英窓,サファイアガラス(A
23)窓,紫外透過ガラス窓等でもよい。
【0063】図6は、図1の実施例のレーザ光源を一つ
にした応力測定装置の実施例の構成を示す系統図であ
る。すなわち、図1の実施例における第1紫外レーザ光
源1と第2紫外レーザ光源12とを共通化し、紫外レー
ザ光源を一つにした例である。このように紫外レーザ光
源を一つにすると、応力測定装置を小型化できる。
【0064】図7は、図2の実施例のレーザ光源を一つ
にした応力測定装置の実施例の構成を示す系統図であ
る。本実施例は、図6に示す実施例において、試料8と
紫外イメージセンサ9との間にピンホール19を設けた
とも考えられる。試料8の表面に焦点が合うように紫外
レーザ光2を照射し、ピンホール19が焦点位置になる
ように反射光を紫外イメージセンサ9に集光しているの
で、高解像度が実現される。また、ピンホール19によ
り不要な散乱光を大幅に取り除けるから、コントラスト
の高い映像が得られる。
【0065】図8は、図3の実施例のレーザ光源を一つ
にした応力測定装置の実施例の構成を示す系統図であ
る。すなわち、図3の実施例における第1紫外レーザ光
源1と第2紫外レーザ光源12を共通化し、紫外レーザ
光源を一つにした例である。このように紫外レーザ光源
を一つにすると、応力測定装置を小型化できる。
【0066】図9は、図4の実施例のレーザ光源を一つ
にした応力測定装置の実施例の構成を示す系統図であ
る。本実施例は、図8に示す実施例において、試料8と
紫外イメージセンサ9との間にピンホール19を設けた
とも考えられる。試料8の表面に焦点が合うように紫外
レーザ光2を照射し、ピンホール19が焦点位置になる
ように反射光を紫外イメージセンサ9に集光しているの
で、高解像度が実現される。また、ピンホール19によ
り不要な散乱光を大幅に取り除けるから、コントラスト
の高い映像が得られる。
【0067】図10は、通常ラマン分光法すなわち可視
光線領域でのラマン分光法を用いた本発明による応力測
定装置の一実施例の基本的構成を示す系統図である。図
10において、第1レーザ光源30から出力されたレー
ザ光31は、AO素子32,ミラー33,ガルバノミラ
ー34,ハーフミラーまたはビームスプリッタ35,対
物レンズ36を通り,試料8に照射される。第1レーザ
光源30の出力は、例えば数mW〜数Wであり、レーザ
光31の波長は、例えば0.4〜0.65μmである。試
料8で反射されたレーザ光31は、対物レンズ36を通
り、イメージセンサ37で検出されて、電気信号に変換
される。電気信号は、ここでは図示していない増幅器で
増幅された後、コンピュータ10に読み込まれ、画像処
理装置11により処理されて、試料の表面形態を表示す
る。イメージセンサ37は、リニアイメージセンサで
も、2次元イメージセンサでもよい。
【0068】一方、第2レーザ光源38から出たレーザ
光39は、ミラー40を通り、対物レンズ36によって
絞られ、試料8に照射される。レーザの試料8上でのス
ポット径すなわち照射径の最小値は、使用するレーザの
波長と同程度である。レンズ等の光学系を変えると、前
記最小値以上の任意の大きさのスポット径に変更でき
る。
【0069】本発明は、シリコン,ゲルマニウム,ガリ
ウム・砒素化合物等の半導体材料やカーボン,グラファ
イト,ダイアモンド,セラミックス等の各種材料の測定
に好適な応力測定方法および応力測定装置であるが、こ
こでは、試料としてシリコンを用いた場合について述べ
る。シリコン試料8の分子振動に起因して発生したラマ
ン散乱光は、対物レンズ36を通り、ハーフミラー41
により分光器16に導かれ、検出器17で検出される。
検出器17としては、光電子増倍管またはマルチチャネ
ル検出器またはCCD検出器等を用いる。検出器17が
検出したラマンスペクトルは、コンピュータ10に読み
込まれる。試料8は、微動ステージ18上に置かれてい
る。微動ステージ18は、ここでは図示していないが、
移動機構を備えており、水平2軸および上下1軸の3軸
方向に移動できる。例えば1nm〜1mmのステップで
ステージ18を移動させると、レーザ光39を試料8上
で走査できる。レーザ光39の走査に同期して、各走査
位置におけるラマンスペクトルと微動ステージ18に設
けた位置センサからの位置情報とをコンピュータ10に
読み込ませる。コンピュータ10は、各走査点での周波
数シフト値から応力値を求め、画像処理装置11にその
応力分布を表示する。
【0070】画像処理装置11の画面中心には、例えば
十字型のマークを配置し、このマークが、第1レーザ光
31のスポット中心および第2レーザ光39のスポット
中心に一致するように調整してある。試料8は、微動ス
テージ18上に置かれており、このステージ18には位
置センサが設けられているので、その位置情報に基づい
て、試料8を任意の位置に移動できる。そこで、試料8
の測定箇所が画像処理装置11の画面中心のマークに一
致するように試料8を移動させると、特定化された測定
位置における応力を測定できる。
【0071】本実施例では、画像処理装置11の画面中
心が第1レーザ光31のスポット中心および第2レーザ
光39のスポット中心に一致するように設定してある
が、画像処理装置11の画面中心とは異なる箇所を選ん
で、その箇所にマークを設け、そのマークに第1レーザ
光31のスポット中心および第2レーザ光39のスポッ
ト中心が一致するように設定してもよい。
【0072】本実施例のミラー40およびハーフミラー
41は、第1レーザ光を照射する時には移動できるよう
に、ここでは図示していないが、移動機構を備えてい
る。
【0073】図11は、通常ラマン分光法を用いた本発
明による応力測定装置の他の実施例の構成を示す系統図
である。本実施例は、図10に示す実施例において、試
料8と紫外イメージセンサ9との間にピンホール19を
設けたとも考えられる。試料8の表面に焦点が合うよう
にレーザ光31を照射し、ピンホール19が焦点位置に
なるように反射光をイメージセンサ37に集光している
ので、高解像度が実現される。また、ピンホール19に
より不要な散乱光を大幅に取り除けるから、コントラス
トの高い映像が得られる。
【0074】図12は、通常ラマン分光法を用いた本発
明による応力測定装置の別の実施例の構成を示す系統図
である。本実施例は、図10に示す実施例における第1
レーザ光源30と第2レーザ光源38を共通化して、紫
外レーザ光源を一つにしたとも考えられる。このように
紫外レーザ光源を一つにすると、応力測定装置を小型化
できる。
【0075】図13は、通常ラマン分光法を用いた本発
明による応力測定装置のさらに他の実施例の構成を示す
系統図である。本実施例は、図12に示す実施例におい
て、試料8とイメージセンサ37との間にピンホール1
9を設けたとも考えられる。試料8の表面に焦点が合う
ようにレーザ光31を照射し、ピンホール19が焦点位
置になるように反射光をイメージセンサ37に集光して
いるので、高解像度が実現される。また、ピンホール1
9により不要な散乱光を大幅に取り除けるから、コント
ラストの高い映像が得られる。
【0076】図14は、ラマン分光法を用いた本発明に
よる応力測定方法の一実施例の測定手順を示すフローチ
ャートである。図15は、図14の実施例における工程
1の試料形態の観察の詳細な手順を示すフローチャート
である。この手順は、紫外ラマン分光法でも通常ラマン
分光法でも、基本的には変わらないが、ここでは、紫外
ラマン分光法に関する図1の実施例について、図14お
よび図15を参照しながら説明する。なお、上記の「測
定箇所の可視化」は、工程1の手順に相当し、「測定位
置の特定化」は、工程2の手順に相当する。
【0077】工程1においては、まず、紫外ミラー14
と紫外ハーフミラー15とを紫外対物レンズ7から紫外
イメージセンサ9への光路外に移動させておく。そこ
で、図15に手順を示すように、微動ステージ18に固
定された試料台上に試料8を載せる。この状態で、紫外
AO素子3,紫外ミラー4,紫外ガルバノミラー5,紫
外ハーフミラー6,紫外対物レンズ7を介して、第1紫
外レーザ光源1からのレーザ光2を試料8に照射する。
紫外対物レンズ7は、試料8からの反射光を紫外イメー
ジセンサ9上に結像させる。紫外イメージセンサ9から
の電気信号をコンピュータ10に取り込み、画像処理装
置11の例えばCRT上に試料8の形態を表示する。そ
こで、オペレータは、試料8の形態を観察する。工程2
においては、微動ステージ18を駆動して、試料8の形
態の中から測定すべき個所を選択し、画像処理装置11
のCRT上の十字型のマークと合わせ、測定位置を特定
化する。工程3においては、形態観察時に紫外対物レン
ズ7から紫外イメージセンサ9への光路外に移動させて
あった紫外ミラー14および紫外ハーフミラー15を前
記光路に戻して、紫外ミラー14,紫外ハーフミラー1
5,対物レンズ7を介して、特定化された測定位置に第
2紫外レーザ光源12からのレーザ光13を照射する。
工程4においては、紫外対物レンズ7および紫外ハーフ
ミラー15を介して、試料8からの紫外ラマン散乱光を
分光器16に導入する。工程5においては、分光器16
により分光されたラマンスペクトルの各成分を検出す
る。工程6においては、コンピュータ10が、ラマンス
ペクトルのピーク値や散乱光強度に基づき、試料8にお
ける応力値および/または応力分布を算出し、画像処理
装置11のCRT上に表示する。
【0078】本発明の応力測定方法のこれらの工程にお
いては、従来の白色光に代えて、レーザ光または紫外レ
ーザ光を試料に照射し、その反射光を検出し、測定箇所
の可視化および特定化を行うので、サブマイクロメータ
ないしナノメータオーダーの領域の応力値を正確に検出
でき、従来困難であった極微小部の応力または応力分布
の測定が可能となる。
【0079】なお、二つのレーザ光源を用いる上記各実
施例は、測定箇所の可視化および測定位置の特定化に紫
外レーザ光を用いた場合は、ラマン分光にも紫外レーザ
光を用いる例であり、測定箇所の可視化および測定位置
の特定化に通常レーザ光を用いた場合は、ラマン分光に
も通常レーザ光を用いる例であったが、測定箇所の可視
化および測定位置の特定化に紫外レーザ光を用いる場合
に、ラマン分光には通常レーザ光を用いても本発明が成
立ち、それとは逆に、測定箇所の可視化および測定位置
の特定化に通常レーザ光を用いる場合に、ラマン分光に
は紫外レーザ光を用いても本発明が成立つことは、上記
の説明から明らかであろう。したがって、煩雑さを避け
るために、ここではそのような変形例の構成および作用
の詳細な説明を省略する。
【0080】
【発明の効果】本発明の応力測定方法によれば、白色光
に代えて、レーザ光または紫外レーザ光を試料に照射
し、その反射光を検出し、測定箇所の可視化および特定
化を実行するので、従来は困難であったサブマイクロメ
ータないしナノメータオーダーの極微小部の応力値また
は応力分布を正確に測定できる。
【0081】また、本発明の応力測定装置によれば、レ
ーザ光または紫外レーザ光を発生するレーザ光源または
紫外レーザ光源と、レーザ光または紫外レーザ光を試料
上で走査するAO素子または紫外AO素子とガルバノミ
ラーまたは紫外ガルバノミラーと、レーザ光または紫外
レーザ光および試料からの反射光を集光する対物レンズ
または紫外対物レンズと、前記反射光を受光して電気信
号を出力するイメージセンサまたは紫外イメージセンサ
とを設けてあるから、サブマイクロメータないしナノメ
ータオーダーの極微小部の応力値または応力分布を高精
度に測定可能である。
【0082】さらに、真空中で応力を測定すると、紫外
レーザ光の強度の減衰を抑えることが可能となり、応力
をより高精度に測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紫外ラマン分光法を用いた応力測
定装置の一実施例の基本的構成を示す系統図である。
【図2】紫外ラマン分光法を用いた本発明による応力測
定装置の他の実施例の構成を示す系統図である。
【図3】紫外ラマン分光法を用いた本発明による応力測
定装置の別の実施例の構成を示す系統図である。
【図4】紫外ラマン分光法を用いた本発明による応力測
定装置のさらに他の実施例の構成を示す系統図である。
【図5】図1の実施例の応力測定装置を装備した半導体
製造装置の一実施例の構成を示す系統図である。
【図6】図1の実施例のレーザ光源を一つにした応力測
定装置の実施例の構成を示す系統図である。
【図7】図2の実施例のレーザ光源を一つにした応力測
定装置の実施例の構成を示す系統図である。
【図8】図3の実施例のレーザ光源を一つにした応力測
定装置の実施例の構成を示す系統図である。
【図9】図4の実施例のレーザ光源を一つにした応力測
定装置の実施例の構成を示す系統図である。
【図10】通常ラマン分光法すなわち可視光線領域での
ラマン分光法を用いた本発明による応力測定装置の一実
施例の基本的構成を示す系統図である。
【図11】通常ラマン分光法を用いた本発明による応力
測定装置の他の実施例の構成を示す系統図である。
【図12】通常ラマン分光法を用いた本発明による応力
測定装置の別の実施例の構成を示す系統図である。
【図13】通常ラマン分光法を用いた本発明による応力
測定装置のさらに他の実施例の構成を示す系統図であ
る。
【図14】ラマン分光法を用いた本発明による応力測定
方法の一実施例の測定手順を示すフローチャートであ
る。
【図15】図14の実施例における工程1の測定箇所の
可視化(試料形態の観察)の詳細な手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 紫外レーザ光源 2 紫外レーザ光 3 紫外AO素子 4 紫外ミラー 5 紫外ガルバノミラー 6 紫外ハーフミラーまたはビームスプリッタ 7 紫外対物レンズ 8 試料 9 紫外イメージセンサ 10 コンピュータ 11 画像処理装置 12 紫外レーザ光源 13 紫外レーザ光 14 紫外ミラー 15 紫外ハーフミラー 16 分光器 17 検出器 18 微動ステージ 19 ピンホール 20 真空室 21 紫外窓 22 紫外窓 23 紫外窓 24 紫外窓 25 ベルジャ 26 蒸発源 27 ヒータ 28 ヒータ電源 29 バイアス電圧源 30 レーザ光源 31 レーザ光 32 AO素子 33 ミラー 34 ガルバノミラー 35 ハーフミラーまたはビームスプリッタ 36 対物レンズ 37 イメージセンサ 38 レーザ光源 39 レーザ光 40 ミラー 41 ハーフミラー

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視レーザ光源と当該可視レーザ光源か
    らのレーザ光を試料表面にスポット状に照射する対物レ
    ンズと分光器と前記試料表面からのラマン散乱光を前記
    分光器に導くハーフミラーと分光されたラマン散乱光を
    検出する検出器とを用いてラマン分光法により前記試料
    における応力を測定する応力測定方法において、 前記ラマン分光法の実行に先立ち、前記可視レーザ光源
    からのレーザ光を前記試料に照射し、前記試料からの反
    射光をイメージセンサにより検出し、測定箇所の可視化
    および特定化を実行し、 前記ラマン分光法により前記測定箇所における応力値ま
    たは応力分布を測定することを特徴とする応力測定方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の応力測定方法におい
    て、 前記反射光を前記イメージセンサに導く光学系として共
    焦点型光学系を用いることを特徴とする応力測定方法。
  3. 【請求項3】 可視レーザ光源と当該可視レーザ光源か
    らのレーザ光を試料表面にスポット状に照射する対物レ
    ンズと分光器と前記試料表面からのラマン散乱光を前記
    分光器に導くハーフミラーと分光されたラマン散乱光を
    検出する検出器とを用いてラマン分光法により前記試料
    における応力を測定する応力測定方法において、 前記ラマン分光法の実行に先立ち、第2可視レーザ光源
    からのレーザ光を前記試料に照射し、前記試料からの反
    射光をイメージセンサにより検出し、測定箇所の可視化
    および特定化を実行し、 前記ラマン分光法により前記測定箇所における応力値ま
    たは応力分布を測定することを特徴とする応力測定方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の応力測定方法におい
    て、 前記反射光を前記イメージセンサに導く光学系として共
    焦点型光学系を用いることを特徴とする応力測定方法。
  5. 【請求項5】 可視レーザ光源と当該可視レーザ光源か
    らのレーザ光を試料表面にスポット状に照射する対物レ
    ンズと分光器と前記試料表面からのラマン散乱光を前記
    分光器に導くハーフミラーと分光されたラマン散乱光を
    検出する検出器とを用いてラマン分光法により前記試料
    における応力を測定する応力測定方法において、 前記ラマン分光法の実行に先立ち、紫外レーザ光源から
    の紫外レーザ光を前記試料に照射し、前記試料からの反
    射光を紫外イメージセンサにより検出し、測定箇所の可
    視化および特定化を実行し、 前記ラマン分光法により前記測定箇所における応力値ま
    たは応力分布を測定することを特徴とする応力測定方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の応力測定方法におい
    て、 前記反射光を前記紫外イメージセンサに導く光学系とし
    て共焦点型光学系を用いることを特徴とする応力測定方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の応力測定方法
    において、 前記応力測定を真空中で実行することを特徴とする応力
    測定方法。
  8. 【請求項8】 請求項5または6に記載の応力測定方法
    において、 前記応力測定を10μPa〜50kPaの真空中で実行
    することを特徴とする応力測定方法。
  9. 【請求項9】 紫外レーザ光源と当該紫外レーザ光源か
    らの紫外レーザ光を試料表面にスポット状に照射する紫
    外対物レンズと分光器と前記試料表面からの紫外ラマン
    散乱光を前記分光器に導く紫外ハーフミラーと分光され
    た紫外ラマン散乱光を検出する検出器とを用いて紫外ラ
    マン分光法により前記試料における応力を測定する応力
    測定方法において、 前記紫外ラマン分光法の実行に先立ち、可視レーザ光源
    からのレーザ光を前記試料に照射し、前記試料からの反
    射光をイメージセンサにより検出し、測定箇所の可視化
    および特定化を実行し、 前記紫外ラマン分光法により前記測定箇所における応力
    値または応力分布を測定することを特徴とする応力測定
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の応力測定方法におい
    て、 前記反射光を前記イメージセンサに導く光学系として共
    焦点型光学系を用いることを特徴とする応力測定方法。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の応力測定
    方法において、 前記応力測定を真空中で実行することを特徴とする応力
    測定方法。
  12. 【請求項12】 請求項9または10に記載の応力測定
    方法において、 前記応力測定を10μPa〜50kPaの真空中で実行
    することを特徴とする応力測定方法。
  13. 【請求項13】 紫外レーザ光源と当該紫外レーザ光源
    からの紫外レーザ光を試料表面にスポット状に照射する
    紫外対物レンズと分光器と前記試料表面からの紫外ラマ
    ン散乱光を前記分光器に導く紫外ハーフミラーと分光さ
    れた紫外ラマン散乱光を検出する検出器とを用いて紫外
    ラマン分光法により前記試料における応力を測定する応
    力測定方法において、 前記紫外ラマン分光法の実行に先立ち、前記紫外レーザ
    光源からの紫外レーザ光を前記試料に照射し、前記試料
    からの反射光を紫外イメージセンサにより検出し、測定
    箇所の可視化および特定化を実行し、 前記紫外ラマン分光法により前記測定箇所における応力
    値または応力分布を測定することを特徴とする応力測定
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の応力測定方法にお
    いて、 前記反射光を前記紫外イメージセンサに導く光学系とし
    て共焦点型光学系を用いることを特徴とする応力測定方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項13または14に記載の応力測
    定方法において、 前記応力測定を真空中で実行することを特徴とする応力
    測定方法。
  16. 【請求項16】 請求項13または14に記載の応力測
    定方法において、 前記応力測定を10μPa〜50kPaの真空中で実行
    することを特徴とする応力測定方法。
  17. 【請求項17】 紫外レーザ光源と当該紫外レーザ光源
    からの紫外レーザ光を試料表面にスポット状に照射する
    紫外対物レンズと分光器と前記試料表面からの紫外ラマ
    ン散乱光を前記分光器に導く紫外ハーフミラーと分光さ
    れた紫外ラマン散乱光を検出する検出器とを用いて紫外
    ラマン分光法により前記試料における応力を測定する応
    力測定方法において、 前記紫外ラマン分光法の実行に先立ち、第2紫外レーザ
    光源からの紫外レーザ光を前記試料に照射し、前記試料
    からの反射光を紫外イメージセンサにより検出し、測定
    箇所の可視化および特定化を実行し、 前記紫外ラマン分光法により前記測定箇所における応力
    値または応力分布を測定することを特徴とする応力測定
    方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の応力測定方法にお
    いて、 前記反射光を前記紫外イメージセンサに導く光学系とし
    て共焦点型光学系を用いることを特徴とする応力測定方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項17または18に記載の応力測
    定方法において、 前記応力測定を真空中で実行することを特徴とする応力
    測定方法。
  20. 【請求項20】 請求項17または18に記載の応力測
    定方法において、 前記応力測定を10μPa〜50kPaの真空中で実行
    することを特徴とする応力測定方法。
  21. 【請求項21】 可視レーザ光源と当該可視レーザ光源
    からのレーザ光を試料表面にスポット状に照射する対物
    レンズと分光器と前記試料表面からのラマン散乱光を前
    記分光器に導くハーフミラーと分光されたラマン散乱光
    を検出する検出器とを備え、ラマン分光法により前記試
    料における応力を測定する応力測定装置において、 前記可視レーザ光源と、当該可視レーザ光源からのレー
    ザ光を所定走査周波数で主走査方向およびこれと直交す
    る副走査方向に偏光させ前記試料に向けて出力する偏光
    手段と、偏光されたレーザ光を前記試料に照射し前記試
    料からの反射光を集光する前記対物レンズと、少なくと
    も前記主走査方向に規則的に配列された複数の受光素子
    を含み前記対物レンズにより集光された反射光を受光し
    電気信号に変換するイメージセンサとからなり、測定箇
    所を可視化し特定化する手段を設けたことを特徴とする
    応力測定装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の応力測定装置にお
    いて、 前記偏光手段が、前記可視レーザ光源からの可視レーザ
    光を前記試料上で走査する acousto-optical AO素子
    とガルバノミラーとを含むことを特徴とする応力測定装
    置。
  23. 【請求項23】 請求項21または22に記載の応力測
    定装置において、 前記イメージセンサに入射する光束の一部を受光して試
    料の焦点情報を検出する合焦検出手段を備えたことを特
    徴とする応力測定装置。
  24. 【請求項24】 請求項21ないし23のいずれか一項
    に記載の応力測定装置において、 前記試料を少なくとも前記主走査方向と直交する方向に
    駆動する試料駆動手段を備えたことを特徴とする応力測
    定装置。
  25. 【請求項25】 可視レーザ光源と当該可視レーザ光源
    からのレーザ光を試料表面にスポット状に照射する対物
    レンズと分光器と前記試料表面からのラマン散乱光を前
    記分光器に導くハーフミラーと分光されたラマン散乱光
    を検出する検出器とを備え、ラマン分光法により前記試
    料における応力を測定する応力測定装置において、 第2可視レーザ光源と、当該第2可視レーザ光源からの
    レーザ光を所定走査周波数で主走査方向およびこれと直
    交する副走査方向に偏光させ前記試料に向けて出力する
    偏光手段と、偏光されたレーザ光を前記試料に照射し前
    記試料からの反射光を集光する前記対物レンズと、少な
    くとも前記主走査方向に規則的に配列された複数の受光
    素子を含み前記対物レンズにより集光された反射光を受
    光し電気信号に変換するイメージセンサとからなり、測
    定箇所を可視化し特定化する手段を設けたことを特徴と
    する応力測定装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の応力測定装置にお
    いて、 前記偏光手段が、前記第2可視レーザ光源からの可視レ
    ーザ光を前記試料上で走査するAO素子とガルバノミラ
    ーとを含むことを特徴とする応力測定装置。
  27. 【請求項27】 請求項25または26に記載の応力測
    定装置において、 前記イメージセンサに入射する光束の一部を受光して試
    料の焦点情報を検出する合焦検出手段を備えたことを特
    徴とする応力測定装置。
  28. 【請求項28】 請求項25ないし27のいずれか一項
    に記載の応力測定装置において、 前記試料を少なくとも前記主走査方向と直交する方向に
    駆動する試料駆動手段を備えたことを特徴とする応力測
    定装置。
  29. 【請求項29】 可視レーザ光源と当該可視レーザ光源
    からのレーザ光を試料表面にスポット状に照射する対物
    レンズと分光器と前記試料表面からのラマン散乱光を前
    記分光器に導くハーフミラーと分光されたラマン散乱光
    を検出する検出器とを備え、ラマン分光法により前記試
    料における応力を測定する応力測定装置において、 紫外レーザ光源、当該紫外レーザ光源からの紫外レーザ
    光を所定走査周波数で主走査方向およびこれと直交する
    副走査方向に偏光させ前記試料に向けて出力する偏光手
    段と、偏光された紫外レーザ光を前記試料に照射し前記
    試料からの反射光を集光する前記対物レンズと、少なく
    とも前記主走査方向に規則的に配列された複数の受光素
    子を含み前記対物レンズにより集光された反射光を受光
    し電気信号に変換する紫外イメージセンサとからなり、
    測定箇所を可視化し特定化する手段を設けたことを特徴
    とする応力測定装置。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の応力測定装置にお
    いて、 前記偏光手段が、前記紫外レーザ光源からの紫外レーザ
    光を前記試料上で走査する紫外AO素子と紫外ガルバノ
    ミラーとを含むことを特徴とする応力測定装置。
  31. 【請求項31】 請求項29または30に記載の応力測
    定装置において、 前記紫外イメージセンサに入射する光束の一部を受光し
    て試料の焦点情報を検出する合焦検出手段を備えたこと
    を特徴とする応力測定装置。
  32. 【請求項32】 請求項29ないし31のいずれか一項
    に記載の応力測定装置において、 前記試料を少なくとも前記主走査方向と直交する方向に
    駆動する試料駆動手段を備えたことを特徴とする応力測
    定装置。
  33. 【請求項33】 紫外レーザ光源と当該紫外レーザ光源
    からの紫外レーザ光を試料表面にスポット状に照射する
    紫外対物レンズと分光器と前記試料表面からの紫外ラマ
    ン散乱光を前記分光器に導くハーフミラーと分光された
    紫外ラマン散乱光を検出する検出器とを備え、紫外ラマ
    ン分光法により前記試料における応力を測定する応力測
    定装置において、 可視レーザ光源と、当該可視レーザ光源からのレーザ光
    を所定走査周波数で主走査方向およびこれと直交する副
    走査方向に偏光させ前記試料に向けて出力する偏光手段
    と、偏光されたレーザ光を前記試料に照射し前記試料か
    らの反射光を集光する前記対物レンズと、少なくとも前
    記主走査方向に規則的に配列された複数の受光素子を含
    み前記対物レンズにより集光された反射光を受光し電気
    信号に変換するイメージセンサとからなり、測定箇所を
    可視化し特定化する手段を設けたことを特徴とする応力
    測定装置。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の応力測定装置にお
    いて、 前記偏光手段が、前記可視レーザ光源からの可視レーザ
    光を前記試料上で走査するAO素子とガルバノミラーと
    を含むことを特徴とする応力測定装置。
  35. 【請求項35】 請求項33または34に記載の応力測
    定装置において、 前記イメージセンサに入射する光束の一部を受光して試
    料の焦点情報を検出する合焦検出手段を備えたことを特
    徴とする応力測定装置。
  36. 【請求項36】 請求項33ないし35のいずれか一項
    に記載の応力測定装置において、 前記試料を少なくとも前記主走査方向と直交する方向に
    駆動する試料駆動手段を備えたことを特徴とする応力測
    定装置。
  37. 【請求項37】 紫外レーザ光源と当該紫外レーザ光源
    からの紫外レーザ光を試料表面にスポット状に照射する
    紫外対物レンズと分光器と前記試料表面からの紫外ラマ
    ン散乱光を前記分光器に導く紫外ハーフミラーと分光さ
    れた紫外ラマン散乱光を検出する検出器とを備え、紫外
    ラマン分光法により前記試料における応力を測定する応
    力測定装置において、 前記紫外レーザ光源と、当該紫外レーザ光源からのレー
    ザ光を所定走査周波数で主走査方向およびこれと直交す
    る副走査方向に偏光させ前記試料に向けて出力する偏光
    手段と、偏光された紫外レーザ光を前記試料に照射し前
    記試料からの反射光を集光する前記紫外対物レンズと、
    少なくとも前記主走査方向に規則的に配列された複数の
    受光素子を含み前記紫外対物レンズにより集光された反
    射光を受光し電気信号に変換する紫外イメージセンサと
    からなり、測定箇所を可視化し特定化する手段を設けた
    ことを特徴とする応力測定装置。
  38. 【請求項38】 請求項37に記載の応力測定装置にお
    いて、 前記偏光手段が、前記紫外レーザ光源からの紫外レーザ
    光を前記試料上で走査する紫外AO素子と紫外ガルバノ
    ミラーとを含むことを特徴とする応力測定装置。
  39. 【請求項39】 請求項37または38に記載の応力測
    定装置において、 前記紫外イメージセンサに入射する光束の一部を受光し
    て試料の焦点情報を検出する合焦検出手段を備えたこと
    を特徴とする応力測定装置。
  40. 【請求項40】 請求項37ないし39のいずれか一項
    に記載の応力測定装置において、 前記試料を少なくとも前記主走査方向と直交する方向に
    駆動する試料駆動手段を備えたことを特徴とする応力測
    定装置。
  41. 【請求項41】 紫外レーザ光源と当該紫外レーザ光源
    からの紫外レーザ光を試料表面にスポット状に照射する
    紫外対物レンズと分光器と前記試料表面からの紫外ラマ
    ン散乱光を前記分光器に導く紫外ハーフミラーと分光さ
    れた紫外ラマン散乱光を検出する検出器とを備え、紫外
    ラマン分光法により前記試料における応力を測定する応
    力測定装置において、 第2紫外レーザ光源と、当該第2紫外レーザ光源からの
    紫外レーザ光を所定走査周波数で主走査方向およびこれ
    と直交する副走査方向に偏光させ前記試料に向けて出力
    する偏光手段と、偏光された紫外レーザ光を前記試料に
    照射し前記試料からの反射光を集光する前記紫外対物レ
    ンズと、少なくとも前記主走査方向に規則的に配列され
    た複数の受光素子を含み前記紫外対物レンズにより集光
    された反射光を受光し電気信号に変換する紫外イメージ
    センサとからなり、測定箇所を可視化し特定化する手段
    を設けたことを特徴とする応力測定装置。
  42. 【請求項42】 請求項41に記載の応力測定装置にお
    いて、 前記偏光手段が、前記第2紫外レーザ光源からの紫外レ
    ーザ光を前記試料上で走査する紫外AO素子と紫外ガル
    バノミラーとを含むことを特徴とする応力測定装置。
  43. 【請求項43】 請求項41または42に記載の応力測
    定装置において、 前記紫外イメージセンサに入射する光束の一部を受光し
    て試料の焦点情報を検出する合焦検出手段を備えたこと
    を特徴とする応力測定装置。
  44. 【請求項44】 請求項41ないし43のいずれか一項
    に記載の応力測定装置において、 前記試料を少なくとも前記主走査方向と直交する方向に
    駆動する試料駆動手段を備えたことを特徴とする応力測
    定装置。
  45. 【請求項45】 請求項29ないし44のいずれか一項
    に記載の応力測定装置において、 少なくとも紫外レーザ光の光路を真空にする手段を備え
    たことを特徴とする応力測定装置。
  46. 【請求項46】 請求項29ないし44のいずれか一項
    に記載の応力測定装置において、 少なくとも紫外レーザ光の光路を10μPa〜50kP
    aの真空にする手段を備えたことを特徴とする応力測定
    装置。
  47. 【請求項47】 請求項1から20に記載のいずれかの
    応力測定方法を半導体における応力測定に用いることを
    特徴とする半導体製造方法。
  48. 【請求項48】 請求項21から46に記載のいずれか
    の応力測定装置を半導体における応力測定のために備え
    ることを特徴とする半導体製造装置。
  49. 【請求項49】 請求項47に記載の半導体製造方法を
    用いることを特徴とする半導体製造プロセス。
  50. 【請求項50】 請求項48に記載の半導体製造装置を
    用いることを特徴とする半導体製造プロセス。
  51. 【請求項51】 請求項49に記載の半導体製造プロセ
    スを用いて製造した半導体。
  52. 【請求項52】 請求項50に記載の半導体製造プロセ
    スを用いて製造した半導体。
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