JPH0854859A - 液晶駆動装置 - Google Patents

液晶駆動装置

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JPH0854859A
JPH0854859A JP21423594A JP21423594A JPH0854859A JP H0854859 A JPH0854859 A JP H0854859A JP 21423594 A JP21423594 A JP 21423594A JP 21423594 A JP21423594 A JP 21423594A JP H0854859 A JPH0854859 A JP H0854859A
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JP
Japan
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pulse width
signal
liquid crystal
display
transmittance
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JP21423594A
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English (en)
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Shigeru Yoda
茂 依田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー液晶の白バランスを適切に表示駆動す
る液晶駆動装置を提供することを目的としている。 【構成】 パルス幅変調回路35によりパルス幅を変化
させつつ液晶表示パネルの非表示領域の画素SR、S
G、SBを駆動し、画素SR、SG、SBの透過率を透
過率検出部40で検出して、そのときの画素SR、S
G、SBの実効電圧パルス幅φV とともにメモリ31
R、31G、31Bに記憶する。比較判定回路37はこ
れらの透過率検出電圧VR、VG、VBと実効電圧パル
ス幅φV に基づいて特定の透過率におけるR、G、Bの
各画素SR、SG、SBの透過率が等しくなる最適なパ
ルス幅をR、G、Bそれぞれについて比較算出して、デ
コーダ38を介してパルス幅信号φR 、φG 、φB とし
て信号側駆動回路20に出力する。信号側駆動回路20
はこのパルス幅信号φR 、φG 、φB のタイミングで信
号ラインSR1、SG1、SB1に表示駆動信号を出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶駆動装置に関し、
詳細には、カラー液晶の白バランスを適切に表示駆動す
る液晶駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチプレックス駆動を行う液晶表示装
置は、一般に、その液晶表示パネルは、複数の信号ライ
ンと複数の走査ラインがマトリックス状に形成され、各
信号ラインと走査ラインとの交点に液晶からなる画素が
形成されている。
【0003】そして、各走査ラインに走査側駆動回路か
ら順次走査駆動信号を供給し、各信号ラインに信号側駆
動回路から表示データに対応した表示駆動信号を供給し
て、そのとき走査されている走査ラインと信号ラインと
の交点の液晶に、走査ラインに供給されている走査駆動
信号と信号ラインに供給されている表示駆動信号との間
の実効電圧を印加して、当該液晶を表示駆動する。
【0004】上記駆動方法は、白黒液晶駆動装置であっ
ても、また、カラー液晶駆動装置であっても同様である
が、ただ、カラー液晶駆動装置では、その信号ラインが
R、G、B毎に設けられ、R、G、Bの表示データに基
づいて、R、G、Bの各信号ラインに表示駆動信号を供
給している。
【0005】ところが、液晶は、カラー表示を行う場
合、例えば、TNやSTN型のカラー液晶では、図5に
示すように、液晶に印加する実効電圧Vrmsと透過率
Tとは、R、G、Bで異なり、実効電圧Vrmsがある
値よりも大きくなると、R、G、Bでその透過率Tに差
が生じる。
【0006】すなわち、図5において、一点鎖線で示す
RのV−T曲線と、破線で示すGのV−T曲線と、実線
で示すBのV−T曲線とでは、同じ実効電圧Vrmsを
印加しても、B、G、Rの順で高い透過率Tを示すこと
となる。
【0007】すなわち、カラー液晶表示装置におけるV
−T特性は、R、G、Bの画素毎に特定の実効電圧を印
加したときに、光の透過率が異なるという特性(γ特
性)がある。
【0008】その結果、カラー液晶表示装置において、
R、G、Bに同じ実効電圧Vrmsを印加すると、R、
G、Bの各波長域でγ特性が異なり、液晶の全オン/オ
フ(特に、オン側)時の白の色度座標が適正な位置から
ずれる結果となる。
【0009】また、このγ特性は、液晶やカラーフィル
タの種類とその特性により、また、温度により、大きく
影響を受ける。そこで、従来の液晶駆動装置は、例え
ば、TFT型液晶表示パネルをアナログ駆動するものに
あっては、R、G、Bのアナログの表示データの値を
R、G、B毎に調整して、白の色度座標が適正な位置に
くるようにしており、時分割駆動型の液晶駆動装置で
は、何等の調整を行っていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液晶駆動装置にあっては、アナログ駆動型の
カラー液晶駆動装置では、白の色度座標を適正な位置に
調整するために、表示データの値をR、G、B毎に調整
していたが、時分割駆動型の液晶駆動装置では、何等調
整を行っていなかった。
【0011】その結果、白の色度座標が適正な位置から
ずれたままであり、全オン(白点灯)時に白色が青みが
かったり、赤みがかったりしてしまい、適切なカラー表
示を行うことができないという問題があった。
【0012】そこで、本発明は、上記実情に鑑みてなさ
れたもので、簡単な回路構成で、R、G、B毎の実効電
圧を調整することにより、白の色度座標を適正な位置に
調整して、適切なカラー表示を行うことのできる液晶駆
動装置を安価に提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の液
晶駆動装置は、一対の透明ガラス基板の間に液晶が封入
され、前記一対の透明ガラス基板の一方側にR、G、B
のカラーフィルタが配設され、このカラーフィルタの
R、G、Bそれぞれに対応する位置に相対向する状態で
形成された走査ラインと信号ラインとにより複数のR、
G、Bの画素が形成された液晶表示パネルと、前記液晶
表示パネルの前記R、G、Bの各画素の前記信号ライン
に表示データに基づいて所定のパルス幅の表示駆動信号
をR、G、B毎に供給するとともに、前記走査ラインに
所定の走査駆動信号を供給して、前記R、G、B毎の表
示駆動信号と前記走査駆動信号とによる所定の実効電圧
を印加して前記R、G、Bの各画素を表示駆動させる駆
動回路と、前記R、G、Bの各画素の所定の透過率にお
ける透過率が、それぞれ等しい値になる前記実効電圧を
生成する前記表示駆動信号を前記R、G、Bの各信号ラ
イン毎に生成させるパルス幅信号を、前記駆動回路に出
力するパルス幅設定手段と、を備えることにより、上記
目的を達成している。
【0014】請求項2記載の発明の液晶駆動装置は、一
対の透明ガラス基板の間に液晶が封入され、前記一対の
透明ガラス基板の一方側にR、G、Bのカラーフィルタ
が配設され、このカラーフィルタのR、G、Bそれぞれ
に対応する位置に相対向する状態で形成された走査ライ
ンと信号ラインとにより複数のR、G、Bの画素が形成
され、これらのR、G、Bの各画素が表示データにより
表示駆動される表示領域と、所定の実効電圧により駆動
される透過率検出領域と、に領域区分された液晶表示パ
ネルと、前記液晶表示パネルの前記表示領域の前記R、
G、Bの各画素の信号ラインに表示データに基づいて所
定のパルス幅の表示駆動信号を供給するとともに、前記
走査ラインに所定の走査駆動信号を供給して、前記R、
G、B毎の表示駆動信号と前記走査駆動信号とによる所
定の実効電圧を印加して前記R、G、Bの各画素を表示
駆動させる駆動回路と、前記液晶表示パネルの透過率検
出領域のR、G、Bのそれぞれの画素の光の透過率を検
出する検出手段と、前記検出手段の検出した透過率と前
記透過率検出領域のR、G、Bの各画素に印加される実
効電圧に基づいて、前記表示領域のR、G、Bの各画素
の所定の透過率における透過率が、それぞれ等しい値に
なる前記実効電圧を生成する前記表示駆動信号を前記
R、G、Bの各信号ライン毎に生成させるパルス幅信号
を、前記駆動回路に出力するパルス幅設定手段と、を備
えることにより、上記目的を達成している。
【0015】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記パルス幅設定手段は、前記透過率
検出領域のR、G、Bの各画素に印加する前記実効電圧
を所定周期で所定の電圧値の幅で変化させる実効電圧調
整手段と、前記実効電圧調整手段により変化される実効
電圧値と該変化する各実効電圧における前記検出手段の
検出した透過率を記憶するメモリと、を備え、前記メモ
リの記憶する前記各実効電圧値とそのときの透過率に基
づいて前記パルス幅信号を生成するものであってもよ
い。
【0016】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記パルス幅設定手段は、前記液晶表示パネルのγ
特性の所定範囲内における最も透過率の低い色の画素に
対する前記表示駆動信号のパルス幅を基準として、他の
2色の画素の信号ラインに供給する前記表示駆動信号の
パルス幅を減少させることにより、前記R、G、Bの各
画素の前記実効電圧が同じになる前記パルス幅信号を、
生成するものであってもよい。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明の液晶駆動装置によれば、
駆動回路が、液晶表示パネルのR、G、Bの各画素の信
号ラインに、表示データに基づいて所定のパルス幅の表
示駆動信号をR、G、B毎に供給するとともに、走査ラ
インに所定の走査駆動信号を供給して、R、G、B毎の
表示駆動信号と走査駆動信号とによる所定の実効電圧を
印加してR、G、Bの各画素を表示駆動させ、パルス幅
設定手段が、R、G、Bの各画素の所定の透過率におけ
る透過率が、それぞれ等しい値になる実効電圧を生成す
る表示駆動信号をR、G、Bの各信号ライン毎に生成さ
せるパルス幅信号を、駆動回路に出力する。
【0018】したがって、パルス幅制御することによ
り、R、G、Bの各画素の透過率が同じになるように、
R、G、Bの各画素の実効電圧を調整することができ、
白の色度座標が適正な位置にくるように調整することが
できる。その結果、全オン(白点灯)時に白色が青みが
かったり、赤みがかったりすることを防止することがで
き、適切なカラー表示を行うことができる。
【0019】請求項2記載の発明の液晶駆動装置によれ
ば、液晶表示パネルが、R、G、Bの各画素が表示デー
タにより表示駆動される表示領域と、所定の実効電圧に
より駆動される透過率検出領域と、に領域区分されてお
り、この液晶表示パネルの表示領域のR、G、Bの各画
素の信号ラインに、駆動回路から、表示データに基づい
て所定のパルス幅の表示駆動信号を供給するとともに、
走査ラインに所定の走査駆動信号を供給して、R、G、
B毎の表示駆動信号と走査駆動信号とによる所定の実効
電圧を印加してR、G、Bの各画素を表示駆動させる。
【0020】そして、液晶表示パネルの透過率検出領域
のR、G、Bのそれぞれの画素の光の透過率を、検出手
段により、検出し、この検出手段の検出した透過率と透
過率検出領域のR、G、Bの各画素に印加される実効電
圧に基づいて、パルス幅設定手段により、表示領域の
R、G、Bの各画素の所定の透過率における透過率が、
それぞれ等しい値になる実効電圧を生成する表示駆動信
号を前記R、G、Bの各信号ライン毎に生成させるパル
ス幅信号を、駆動回路に出力する。
【0021】したがって、透過率検出領域の各R、G、
Bの透過率を検出手段により検出して、その検出結果に
より、表示領域の各R、G、Bに供給する実効電圧を、
各R、G、Bでその透過率が同じになるようにより一層
適切に自動的にパルス幅制御することができる。
【0022】その結果、白の色度座標をより一層適正な
位置に自動的に調整することができ、全オン(白点灯)
時に白色が青みがかったり、赤みがかったりすることを
防止して、より一層適切なカラー表示を自動で行うこと
ができる。
【0023】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記パルス幅設定手段を、前記透過率
検出領域のR、G、Bの各画素に印加する前記実効電圧
を所定周期で所定の電圧値の幅で変化させる実効電圧調
整手段と、前記実効電圧調整手段により変化される実効
電圧値と該変化する各実効電圧における前記検出手段の
検出した透過率を記憶するメモリと、を備え、前記メモ
リの記憶する前記各実効電圧値とそのときの透過率に基
づいて前記パルス幅信号を生成するようにすると、液晶
表示パネルを全階調で表示する場合のすべての実効電圧
について、簡単な回路構成で、容易に調整することがで
き、より一層適切なカラー表示を安価に行うことができ
る。
【0024】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記パルス幅設定手段を、前記液晶表示パネルのγ
特性の所定範囲内における最も透過率の低い色の画素に
対する前記表示駆動信号のパルス幅を基準として、他の
2色の画素の信号ラインに供給する前記表示駆動信号の
パルス幅を減少させることにより、前記R、G、Bの各
画素の前記実効電圧が同じになる前記パルス幅信号を、
生成するものとすると、液晶のγ特性とオン時の透過率
を考慮して、R、G、Bの全オン時の白の色度座標をよ
り一層適切なものに調整することができ、より一層適切
なカラー表示を行わせることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図を参照して
説明する。図1〜図6は、本発明の液晶駆動装置の一実
施例を示す図である。まず、本実施例の構成を説明す
る。図1は、本実施例の液晶駆動装置の適用される液晶
表パネル1の上面図であり、図2は、該液晶表示パネル
1の側面図である。
【0026】図1及び図2において、液晶表示パネル1
は、一対の透明ガラス基板2、3と、該一対の透明ガラ
ス基板2、3の外方にそれぞれ配設された偏光板4、5
と、を備えており、表示データに基づいて表示駆動され
る表示領域1Aと、所定の駆動電圧により駆動される非
表示領域1Bと、を有している。この液晶表示パネル1
は、図示しないが、バックライトとして下部の偏光板5
の下方に白色光源を有しており、この白色光源から表示
領域1Aに白色光が照射される。
【0027】非表示領域1Bの上側の偏光板5の外面、
すなわち、液晶表示パネル1の表示面側には、図1に示
すように、少なくとも3個の受光素子7a、7b、7c
が配設されており、この受光素子7a、7b、7cは、
非表示領域1Bに形成されるR、G、Bの各画素位置に
対応して配設されている。
【0028】また、非表示領域1Bの下側の偏光板4の
外面、すなわち、液晶表示パネル1の裏面側には、上記
受光素子7a、7b、7cに対向する位置に、それぞれ
白色光源6a、6b、6cが配設されており、この白色
光源6a、6b、6cは、例えば、上記バックライトと
しての白色光源からの白色光が非表示部1Bに照射しな
いように覆うとともに、前記受光素子7a、7b、7c
に対向する位置に該白色光源からの白色光を透過させる
孔を有した遮蔽板を利用して、白色光源6a、6b、6
cとしてもよいし、または、前記白色光源からの白色光
が非表示部1Bに照射されないように遮蔽板で覆い、前
記受光素子7a、7b、7cに対向する位置に光ファイ
バー等で前記白色光源からの白色光を導くことにより、
白色光源6a、6b、6cとしてもよい。
【0029】前記受光素子7a、7b、7cは、例え
ば、フォトトランジスタが用いられており、そのコレク
タに直流定電圧が印加されている。したがって、フォト
トランジスタを利用した受光素子7a、7b、7cは、
R、G、Bの各画素を透過した白色光源6a、6b、6
cからの光が入射されると、その受光量に対応した電圧
をそのエミッタに発生させる。
【0030】上記液晶表示パネル1は、詳細には、図3
に示すように構成されている。すなわち、液晶表示パネ
ル1は、上記透明ガラス基板2、3間に、封止剤8によ
り封止された状態で液晶9が封入されており、この液晶
9としては、例えば、STN型カラー液晶のノーマリブ
ラックものが使用されている。
【0031】上側の透明ガラス基板3の内面には、IT
Oにより走査ライン10が形成されており、走査ライン
10上には、配向層11が形成されている。下側の透明
ガラス基板2の内面には、R、G、Bのカラーフィルタ
12R、12G、12Gが形成されており、カラーフィ
ルタ12R、12G、12B上には、ITOにより信号
ライン13が形成されている。
【0032】また、上記下側の透明ガラス基板2、カラ
ーフィルタ12R、12G、12B及び信号ライン13
を覆うように配向層14が形成されている。この液晶表
示パネル1は、走査ライン10と信号ライン13との間
に表示データに応じて印加される実効電圧の大きさに対
応して、液晶9の配向角度が変化する。上記バックライ
トからの白色光を偏光板4を通過した光が液晶9の配向
角度に応じて、偏光され、上側の偏光板5に入射され
る。このときの光の偏光角度と偏光板5の偏光方向によ
り、偏光板5を通過する光の量が決定される。
【0033】そして、この液晶表示パネル1には、上述
のように、表示データに基づいて表示駆動される表示領
域1Aと、所定の駆動電圧により駆動される非表示領域
1Bと、が一体として形成されている。
【0034】この液晶表示パネル1は、透明ガラス基板
2上に形成された液晶駆動装置、具体的には、図示しな
い走査側駆動回路と、図4に示す信号側駆動回路20
と、により表示駆動され、走査側駆動回路は、上記走査
ライン10に順次走査駆動信号を出力することにより、
走査ライン10を順次走査駆動する。
【0035】信号側駆動回路20には、電圧設定回路3
0から、後述するように、R、G、Bの各画素の透過率
が同じになるように選択されたパルス幅信号φR 、φG
、φB が供給され、信号側駆動回路20は、このパル
ス幅信号φR 、φG 、φB と表示データに基づいてパル
ス幅制御した表示駆動信号を生成して、信号ラインに供
給することにより、走査ラインに供給される走査駆動信
号との間で発生する実効電圧に応じて、当該走査ライン
と信号ラインとの交点の各R、G、Bの画素を表示駆動
する。
【0036】電圧設定回路30は、メモリ部31、パル
ス幅設定部32及びパルス幅選択スイッチ部33等を備
え、R、G、Bの各画素の透過率が同じになるような実
効電圧となる表示駆動信号を選択するためのパルス幅信
号φR 、パルス幅信号φG 及びパルス幅信号φB を生成
して、信号側駆動回路20に出力する。
【0037】この電圧設定回路30には、後述するよう
に、透過率検出部40からR、G、Bそれぞれの透過率
検出電圧VR、VG、VBが入力され、透過率検出部4
0は、上記R、G、B用の白色光源6a、6b、6cか
らなる白色光源部6、非表示領域1Bの透過率検出用の
R、G、Bの画素SR、SG、SBからなる画素部41
及び上記R、G、B用の受光素子7a、7b、7cから
なる受光部7を備えている。
【0038】白色光源6a、6b、6cは、上記何れの
構成であっても、表示領域1Aと同じ光量の白色光を非
表示領域1BのR、G、Bの各画素SR、SG、SBに
照射し、この各画素SR、SG、SBを透過した光がそ
れぞれ受光素子7a、7b、7cに照射される。
【0039】各受光素子7a、7b、7cは、上述のよ
うに、フォトトランジスタが用いられ、そのコレクタに
直流定電圧V1が印加されている。各受光素子7a、7
b、7cは、画素SR、SG、SBを透過した光が入射
されると、そのエミッタに受光量に応じた電圧、すなわ
ち、各画素SR、SG、SBの透過率に対応した電圧、
を発生させ、それぞれ透過率検出電圧VR、VG、VB
として電圧設定回路30のメモリ部31に出力する。
【0040】メモリ部31は、R、G、B用に3個のメ
モリ31R、31G、31Bを備えており、各メモリ3
1R、31G、31Bは、前記対応する受光素子7a、
7b、7cから入力される透過率検出電圧VR、VG、
VBを記憶する検出電圧記憶領域と、非表示領域1Bの
画素部41の各画素SR、SG、SBを駆動するための
実効電圧値を記憶する実効電圧記憶領域と、を有してい
る。
【0041】各メモリ31R、31G、31Bには、上
記受光素子7a、7b、7cからそれぞれ透過率検出電
圧VR、VG、VBが入力されるとともに、後述するパ
ルス幅設定部32のパルス幅変調回路35から非表示領
域1Bの画素部41の各画素SR、SG、SBを駆動す
るための実効電圧値を決定する実効電圧パルス幅φVが
入力され、各メモリ31R、31G、31Bは、受光素
子7a、7b、7cから入力される透過率検出電圧V
R、VG、VBを上記検出電圧記憶領域に記憶するとと
もに、パルス幅変調回路35から入力される実効電圧パ
ルス幅φV を上記実効電圧記憶領域に記憶する。
【0042】各メモリ31R、31G、31Bは、これ
ら記憶した透過率検出電圧VR、VG、VBと実効電圧
パルス幅φV を後述するパルス幅設定部32の比較判定
回路37に出力する。
【0043】すなわち、液晶の電圧−透過率特性(V−
T特性)は、上述のように、液晶やカラーフィルタ及び
温度等により異なるため、メモリ部31は、非表示領域
1Bの画素SR、SG、SB毎に、各画素SR、SG、
SBのV−T特性を受光素子7a、7b、7cの透過率
検出電圧VR、VG、VBとして記憶するとともに、そ
のときの画素SR、SG、SBを駆動している実効電圧
値を実効電圧パルス幅φV として記憶している。
【0044】上記パルス幅設定部32は、クロック発生
回路34、パルス幅変調回路35、画素駆動選択回路3
6、比較判定回路37、デコーダ38及びカウンタ39
等を備えている。
【0045】クロック発生回路34は、発振回路や分周
回路等を備え、液晶表示パネル1を駆動するのに必要な
各種表示駆動信号を生成する上で最も基本となるクロッ
ク信号φを生成して、カウンタ39及びパルス幅変調回
路35に出力する。
【0046】パルス幅変調回路35は、クロック発生回
路34から入力されるクロック信号φに基づいて、非表
示領域1Bの画素SR、SG、SBを「0」階調から特
定の階調、例えば、全階調までの実効電圧を発生するの
に必要なパルス幅を周期的に変化させ、実効電圧パルス
幅φV として画素駆動選択回路36及びメモリ部31の
各メモリ31R、31G、31Bに出力する。
【0047】画素駆動選択回路36には、パルス幅変調
回路35から供給される実効電圧パルス幅φV により表
示駆動信号を生成し、非表示領域1Bの各画素SR、S
G、SBに対応する信号ラインに出力する。この画素駆
動選択回路36から信号ラインに供給される表示駆動信
号と上記図示しない走査側駆動回路から走査ラインに供
給される走査駆動信号との間で生成される実効電圧によ
り非表示領域1Bの各画素SR、SG、SBが表示駆動
され、上記白色光源6a、6b、6cから投射された白
色光が、この実効電圧により表示駆動された各画素S
R、SG、SBを透過して、受光素子7a、7b、7c
により検出されて上記メモリ部31の各メモリ31R、
31G、31Bに透過率検出電圧VR、VG、VBとし
て格納される。
【0048】カウンタ39は、上記クロック発生回路3
4から入力されるクロック信号φを分周して、所定周期
の信号を生成し、デコーダ38に出力する。上記比較判
定回路37は、画素を表示駆動するためのパルス幅と光
の透過率が特定の透過率におけるR、G、Bそれぞれが
等しくなる最適なパルス幅のデータを記憶するメモリを
備え、比較判定回路37には、上述のように、メモリ部
31の各メモリ31R、31G、31Bから入力される
透過率検出電圧VR、VG、VBとそのときの実効電圧
パルス幅φV が入力される。
【0049】比較判定回路37は、上記各メモリ31
R、31G、31Bから入力される透過率検出電圧V
R、VG、VBと実効電圧パルス幅φV に基づいて、上
記メモリ内のデータを参酌して、特定の透過率における
R、G、Bの各画素SR、SG、SBの透過率が等しく
なる最適なパルス幅をR、G、Bそれぞれについて比較
算出し、デコーダ38に出力する。
【0050】この場合、比較判定回路37は、例えば、
透過率の最も低い色の画素に対する表示駆動信号のパル
ス幅を基準として他の2色の画素の表示駆動信号のパル
ス幅を算出する。
【0051】例えば、一般に、図5(a)〜(c)に示
すように、Rの画素の透過率が最も低いため、比較判定
回路37は、Rの画素のパルス幅信号φR を基準とし
て、他のG及びBの画素のパルス幅信号φG 、φB を決
定して、ラッチ回路LR、LG、LBに出力している。
【0052】デコーダ38は、表示駆動信号のパルス幅
を生成選択する回路であり、比較判定回路37から入力
されるR、G、Bそれぞれのパルス幅信号と上記カウン
タ39から入力される所定周期の信号により、R、G、
Bそれぞれの表示駆動信号のパルス幅信号φR 、φG 、
φB を生成して、信号側駆動回路20に出力する。
【0053】また、このデコーダ38には、パルス幅選
択スイッチ部33からパルス幅選択信号が入力され、デ
コーダ38は、このパルス幅選択スイッチ部33からパ
ルス幅選択信号が入力されたときには、比較判定回路3
7からのパルス幅信号よりもパルス幅選択スイッチ部3
3からのパルス幅選択信号を優先して表示駆動信号のパ
ルス幅信号φR 、φG 、φB を生成して、信号側駆動回
路20に出力する。
【0054】パルス幅選択スイッチ部33は、人為的に
R、G、Bそれぞれのγ特性に応じた色調バランスを調
整するためのものであり、R、G、B用のパルス幅選択
スイッチ33R、33G、33Bを備えている。
【0055】各パルス幅選択スイッチ33R、33G、
33Bは、スイッチ操作によりパルス幅が設定され、図
示しないオン/オフスイッチがオンされると、設定され
たパルス幅に対応するパルス幅信号をデコーダ38に出
力する。
【0056】上述のように、このパルス幅選択スイッチ
部33からパルス幅信号が入力されると、デコーダ38
は、パルス幅選択スイッチ33R、33G、33Bから
のパルス幅信号を優先して、表示駆動信号のパルス幅信
号φR 、φG 、φB を生成して、信号側駆動回路20に
出力する。
【0057】信号側駆動回路20は、R、G、Bそれぞ
れ用に、ラッチ回路LR、LG、LB、サンプリング回
路SR、SG、SB、レベル変換回路LSR、LSG、
LSB及びマルチプレクサMPS、MPG、MPB等を
備えており、マルチプレクサMPS、MPG、MPBに
は、それぞれ液晶表示パネル1の非表示領域1Bの画素
SR、SG、SBに接続された信号ラインSR1、SG
1、SB1(図3には、信号ライン13として表示され
ている。)に接続されている。
【0058】前記ラッチ回路LR、LG、LBには、パ
ルス幅設定部32のデコーダ38からそれぞれパルス幅
信号φR 、φG 、φB が入力されるとともに、ラッチ信
号Lが入力され、ラッチ回路LR、LG、LBは、ラッ
チ信号Lに同期してパルス幅信号φR 、φG 、φB をラ
ッチして、サンプリング回路SR、SG、SBに出力す
る。
【0059】サンプリング回路SR、SG、SBには、
ラッチ回路LR、LG、LBからのパルス幅信号φR 、
φG 、φB の他に、表示データDと走査反転信号Mが入
力されるとともに、R、G、B用のサンプリングクロッ
クST1、ST2、ST3が入力されている。
【0060】このうちサンプリング回路SRは、サンプ
リングクロックST1に同期して表示データDをサンプ
リングし、サンプリングした表示データDと走査反転信
号Mのいずれかが「1」のとき、「1」の動作信号をパ
ルス幅信号φR により決定されたタイミングでレベル変
換回路LSRに出力する(図6参照)。
【0061】また、サンプリング回路SGは、サンプリ
ングクロックST2に同期して表示データDをサンプリ
ングし、サンプリングした表示データDと走査反転信号
Mのいずれかが「1」のとき、「1」の動作信号をパル
ス幅信号φG により決定されたタイミングでレベル変換
回路LSGに出力する(図6参照)。
【0062】同様に、サンプリング回路SBは、サンプ
リングクロックST3に同期して表示データDをサンプ
リングし、サンプリングした表示データDとその時入力
されている走査反転信号Mのいずれかが「1」のとき、
「1」の動作信号をパルス幅信号φB により決定された
タイミングでレベル変換回路LSBに出力する(図6参
照)。
【0063】レベル変換回路LSR、LSG、LSB
は、それぞれサンプリング回路SR、SG、SBから入
力される動作信号のレベルを上げてマルチプレクサMP
S、MPG、MPBに出力する。
【0064】マルチプレクサMPS、MPG、MPBに
は、図示しない電源回路から駆動電圧V1、V2が供給
されており、各マルチプレクサMPS、MPG、MPB
は、それぞれ対応するレベル変換回路LSR、LSG、
LSBから入力される動作信号の値に応じて駆動電圧V
1、V2(V1〉V2)を選択して対応する信号ライン
SR1、SG1、SB1に表示駆動信号として出力す
る。
【0065】すなわち、各マルチプレクサMPS、MP
G、MPBは、レベル変換回路LSR、LSG、LSB
から入力される動作信号が「1」のときには、例えば、
駆動電圧V1を選択して、表示駆動信号として信号ライ
ンSR1、SG1、SB1に出力し、動作信号が「0」
のときには、駆動電圧V2を選択して、表示駆動信号と
して信号ラインSR1、SG1、SB1に出力する。
【0066】そして、この動作信号は、そのレベル値が
「1」、「0」であるタイミングがパルス幅設定部32
によりパルス幅信号φR 、φG 、φB のタイミングとし
て制御されており、この動作信号により表示駆動信号の
駆動電圧V1、V2の出力タイミングが制御される。
【0067】したがって、走査ラインに供給される走査
駆動信号とパルス幅制御された信号ラインに供給される
表示駆動信号との間の電圧値、すなわち、実効電圧値が
R、G、Bの透過率が等しくなるように、適切に制御さ
れる。
【0068】次に、本実施例の動作を説明する。液晶
は、上述のように、R、G、Bのそれぞれのγ特性が異
なり、R、G、Bの各波長域での実効電圧Vrmsと透
過率Tとの関係が、図5に示したように、異なることと
なる。また、このγ特性は、それぞれ異なる液晶A、液
晶B及び液晶CのV−T特性曲線を図5(a)〜(c)
に示すように、液晶が異なることによりそのガンマ特性
が異なり、V−T特性曲線が異なることとなる。さら
に、このγ特性は、同じ液晶であっても、カラーフィル
タや温度の影響を受け、カラーフィルタが異なることに
より、また、温度が変化することにより、V−T特性曲
線が変化する。なお、図5(a)〜(c)において、実
線は、B(Blue)の画素、一点鎖線は、G(Gre
en)の画素、破線は、R(Red)の画素のV−T特
性曲線を示している。
【0069】特に、本実施例の液晶表示パネル1のよう
に、液晶9として、上述のように、ノーマリブラックを
使用すると、そのオン時の透過率Tが、図5に示したよ
うに、R、G、Bで異なることが分かる。
【0070】このように、オン時の透過率Tが異なる
と、液晶表示パネル1のR、G、Bの各信号ラインSR
1、SG1、SB1に同じ電圧値の表示駆動信号を印加
すると、走査駆動信号が一定の場合、R、G、Bの全て
の信号ラインSR1、SG1、SB1に同じ値の実効電
圧Vrms、例えば、図5(a)の実効電圧VB1が印
加され、図5(a)から分かるように、B、G、Rの大
きさの順(B>G>R)で透過率Tが異なる結果とな
る。
【0071】その結果、液晶表示パネル1のオン時に
R、G、Bで透過率Tが異なることとなり、全白時に青
みがかったり、赤みがかったりして、白色表示が不自然
な状態となる。
【0072】そこで、本実施例では、液晶表示パネル1
の液晶9のV−T特性曲線が、図5に示すように、B、
G、Rの大きさの順(B>G>R)で異なる場合、透過
率Tの最も低いRの表示駆動信号SR による実効電圧V
rmsの値を基準として、残りのB、Gの表示駆動信号
による実効電圧の値をRの透過率Tとの差に応じて、小
さくすることにより、オン時のR、G、Bの全ての透過
率Tを同じに調整している。
【0073】そして、この実効電圧の調整を非表示領域
1BのR、G、Bの画素SR、SG、SBの透過率を透
過率検出部40で検出し、メモリ部31で非表示領域1
Bの画素SR、SG、SBを駆動する実効電圧パルス幅
φV と透過率検出電圧VR、VG、VBを関連づけ、こ
の実効電圧パルス幅φV と透過率検出電圧VR、VG、
VBに基づいてパルス幅設定部32で表示領域1Aの
R、G、Bの各画素の透過率が同じになるように、パル
ス幅信号φR 、φG 、φB を設定して、信号側駆動回路
20に出力する。信号側駆動回路20がこのパルス幅信
号φR 、φG 、φB に基づいてR、G、Bの各信号ライ
ンSR1、SG1、SB1に供給する表示駆動信号をパ
ルス幅制御している。
【0074】すなわち、透過率検出部40は、パルス幅
設定部32のパルス幅変調回路35と画素駆動選択回路
36によりパルス幅を所定周期で変化させつつ駆動され
る非表示領域1Bの画素SR、SG、SBに白色光源6
a、6b、6cから白色光を照射し、各画素SR、S
G、SBを透過した光を受光素子7a、7b、7cで受
光して、メモリ31R、31G、31Bにその透過率検
出電圧VR、VG、VBとして出力する。
【0075】メモリ31R、31G、31Bは、この透
過率検出電圧VR、VG、VBとそのときの実効電圧パ
ルス幅φV を記憶し、これらを関連づけてパルス幅設定
部32の比較判定回路37に出力する。
【0076】比較判定回路37は、各メモリ31R、3
1G、31Bから入力される透過率検出電圧VR、V
G、VBと実効電圧パルス幅φV に基づいて特定の透過
率におけるR、G、Bの各画素SR、SG、SBの透過
率が等しくなる最適なパルス幅をR、G、Bそれぞれに
ついて比較算出して、デコーダ38に出力し、デコーダ
38は、パルス幅選択スイッチ33R、33G、33B
からパルス幅選択信号が入力されていない限り、比較判
定回路37から入力されるR、G、Bのパルス幅信号と
カウンタ39から入力される所定周期の信号により、
R、G、Bそれぞれの表示駆動信号の出力タイミングを
決定するパルス幅信号φR 、φG 、φB を生成して、信
号側駆動回路20のR、G、Bのラッチ回路LR、L
G、LBにそれぞれ出力する。
【0077】この場合、比較判定回路37は、例えば、
透過率の最も低い色の画素に対する表示駆動信号のパル
ス幅を基準として他の2色の画素の表示駆動信号のパル
ス幅を算出する。例えば、一般に、図5(a)〜(c)
に示すように、Rの画素の透過率が最も低いため、比較
判定回路37は、Rの画素のパルス幅信号φR を基準と
して、他のG及びBの画素のパルス幅信号φG 、φB を
決定して、ラッチ回路LR、LG、LBに出力してい
る。
【0078】ラッチ回路LR、LG、LBは、ラッチ信
号Lに同期してパルス幅信号φR 、φG 、φB をラッチ
して、サンプリング回路SR、SG、SBに出力し、サ
ンプリング回路SR、SG、SBは、サンプリングクロ
ックST1、ST2、ST3に同期して表示データDを
サンプリングし、このサンプリングした表示データDと
走査反転信号Mの値に応じた「1」または「0」の動作
信号をパルス幅信号φR 、φG 、φB に同期させて、レ
ベル変換回路LSR、LSG、LSBを介してマルチプ
レクサMPS、MPG、MPBに出力する。
【0079】マルチプレクサMPS、MPG、MPB
は、レベル変換回路LSR、LSG、LSBを介してサ
ンプリング回路SR、SG、SBから入力される動作信
号の値に応じて、駆動電圧V1、V2のいずれかを選択
して、信号ラインSR1、SG1、SB1(図3には、
信号ライン13と表示されている。)に表示駆動信号と
して出力する。
【0080】そして、この動作信号は、そのレベル値が
「1」、「0」であるパルス幅(出力タイミング)がパ
ルス幅設定部32によりパルス幅信号φR 、φG 、φB
のパルス幅(出力タイミング)として制御されており、
この動作信号により表示駆動信号の駆動電圧V1、V2
のパルス幅が制御される。
【0081】したがって、図6に示すように、走査ライ
ン10に供給される走査駆動信号のハイ/ローのタイミ
ングと、信号ラインSR1、SG1、SB1に供給され
るパルス幅制御された、すなわち、出力タイミングの制
御された表示駆動信号と、の間の電圧値、すなわち、実
効電圧値がR、G、Bの透過率が等しくなるように、適
切にパルス幅制御される。
【0082】また、オペレータが液晶表示パネル1の表
示領域1Aの表示状態を見ながら、実効電圧の調整を行
いたいときには、パルス幅選択スイッチ部33のパルス
幅選択スイッチ33R、33G、33Bを操作すること
により、液晶表示パネル1の色調整を行うことができ
る。
【0083】すなわち、パルス幅設定部32のデコーダ
38は、パルス幅選択スイッチ33R、33G、33B
からパルス幅選択信号が入力されているときには、比較
判定回路37からのパルス幅信号よりもパルス幅選択ス
イッチ33R、33G、33Bからのパルス幅選択信号
を優先して、このパルス幅選択信号とカウンタ39から
のカウンタ39からの所定周期の信号により、パルス幅
信号φR 、φG 、φBを生成し、信号側駆動回路20に
出力する。
【0084】信号側駆動回路20は、このパルス幅信号
φR 、φG 、φB に基づいて、上述のように、パルス幅
制御した表示駆動信号を信号ラインSR1、SG1、S
B1に出力する。
【0085】このように、本実施例によれば、信号側駆
動回路20が、液晶表示パネル1のR、G、Bの各画素
の信号ラインSR1、SG1、SB1に、表示データD
に基づいて所定のパルス幅の表示駆動信号をR、G、B
毎に供給するとともに、走査側駆動回路が、走査ライン
10に所定の走査駆動信号を供給して、R、G、B毎の
表示駆動信号と走査駆動信号とによる所定の実効電圧を
印加してR、G、Bの各画素を表示駆動させ、パルス幅
設定部(パルス幅設定手段)32が、R、G、Bの各画
素の所定の透過率における透過率が、それぞれ等しい値
になる実効電圧を生成する表示駆動信号をR、G、Bの
各信号ラインSR1、SG1、SB1毎に生成させるパ
ルス幅信号φR 、φG 、φB を、信号側駆動回路20に
出力する。
【0086】したがって、R、G、Bの各画素の透過率
が同じになるように、R、G、Bの各画素の実効電圧を
調整することができ、白の色度座標が適正な位置になる
ように調整することができる。その結果、全オン(白点
灯)時に白色が青みがかったり、赤みがかったりするこ
とを防止することができ、適切なカラー表示を行うこと
ができる。
【0087】また、本実施例によれば、液晶表示パネル
1を、R、G、Bの各画素が表示データDにより表示駆
動される表示領域1Aと、所定の実効電圧により駆動さ
れる非表示領域(透過率検出領域)1Bと、に領域区分
されており、この液晶表示パネル1の表示領域1Aの
R、G、Bの各画素の信号ラインSR1、SG1、SB
1に、信号側駆動回路20から、表示データDに基づい
て所定のパルス幅の表示駆動信号を供給するとともに、
走査ライン10に所定の走査駆動信号を供給して、R、
G、B毎の表示駆動信号と走査駆動信号とによる所定の
実効電圧を印加してR、G、Bの各画素を表示駆動させ
る。そして、液晶表示パネル1の非表示領域1BのR、
G、Bのそれぞれの画素の光の透過率を、検出部(検出
手段)40により、検出し、この透過率検出部40の検
出した透過率と非表示領域1BのR、G、Bの各画素に
印加される実効電圧に基づいて、パルス幅設定部32に
より、表示領域1AのR、G、Bの各画素の所定の透過
率における透過率が、それぞれ等しい値になる実効電圧
を生成する表示駆動信号を信号側駆動回路20に前記
R、G、Bの各信号ライン毎に生成させるパルス幅信号
φR 、φG 、φB を、信号側駆動回路20に出力する。
【0088】したがって、非表示領域1Bの各R、G、
Bの透過率を透過率検出部40により検出して、その検
出結果により、表示領域1Aの各R、G、Bに供給する
実効電圧を、各R、G、Bの画素でその透過率が同じに
なるようにより一層適切に自動的に調整することができ
る。
【0089】その結果、白の色度座標をより一層適正な
位置に自動的に調整することができ、全オン(白点灯)
時に白色が青みがかったり、赤みがかったりすることを
防止して、より一層適切なカラー表示を自動で行うこと
ができる。
【0090】さらに、本実施例によれば、パルス幅設定
部32を、非表示領域1BのR、G、Bの各画素に印加
する実効電圧を所定周期で所定の電圧値の幅で変化させ
るパルス幅変調回路(実効電圧調整手段)35と、この
パルス幅変調回路35により変化される実効電圧値と該
変化する各実効電圧における透過率検出部40の検出し
た透過率を記憶するメモリ31R、31G、31Bから
なるメモリ部31と、を備え、メモリ31R、31G、
31Bの記憶する各実効電圧値とそのときの透過率に基
づいてパルス幅信号φR 、φG 、φB を生成するように
しているので、液晶表示パネル1を全階調で表示する場
合のすべての実効電圧について、簡単な回路構成で、容
易に調整することができ、より一層適切なカラー表示を
安価に行うことができる。
【0091】また、本実施例によれば、パルス幅設定部
32が、液晶表示パネル1の液晶のγ特性の所定範囲内
における最も透過率の低い色の画素に対する表示駆動信
号のパルス幅を基準として、他の2色の画素の信号ライ
ンに供給する表示駆動信号のパルス幅を減少させて、
R、G、Bの各画素の実効電圧が同じになるパルス幅信
号φR 、φG 、φB を生成するようにしているので、液
晶のγ特性とオン時の透過率を考慮して、R、G、Bの
全オン時の白の色度座標をより一層適切なものに調整す
ることができ、より一層適切なカラー表示を行わせるこ
とができる。
【0092】以上、本発明を好適な実施例に基づき具体
的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0093】例えば、上記実施例においては、所定周期
で変化するパルス幅信号に基づいて液晶表示パネル1の
非表示領域1Bの画素SR、SG、SBを駆動し、この
画素SR、SG、SBの透過率に基づいて、表示領域1
Aの信号ラインSR1、SG1、SB1に供給する表示
駆動信号のパルス幅を制御して、R、G、Bの各液晶9
に印加される実効電圧をフィードフォワード制御するこ
とにより、液晶表示パネル1の表示領域1AのR、G、
Bの各画素の透過率が同じになるように制御している
が、実効電圧の制御方法は、これに限るものではない。
【0094】例えば、パルス幅設定部32のデコーダ3
8で決定したパルス幅信号φR 、φG 、φB を画素駆動
回路36に入力し、画素駆動回路36が非表示領域1B
の画素SR、SG、SBの信号ラインに供給する表示駆
動信号のパルス幅を制御することにより、画素SR、S
G、SBに印加される実効電圧を制御して、この画素S
R、SG、SBを透過する光の透過率に基づいて上記同
様に、パルス幅信号φR 、φG 、φB をフィードバック
制御するようにしてもよい。
【0095】また、本実施例においては、液晶表示パネ
ル1の液晶9がノーマリブラックのものを使用している
が、これに限るものではなく、ノーマリホワイトのもの
を使用してもよく、この場合、図5に示した実効電圧V
rms−透過率T特性が逆になるので、この実効電圧V
rms−透過率T特性を考慮した実効電圧Vrmsを
R、G、Bの各信号ラインに印加するようにする。
【0096】さらに、上記実施例においては、信号ライ
ンの非選択時に印加する表示駆動信号については、実効
電圧Vrmsを調整していないが、これは、オフ時にお
ける実効電圧Vrms−透過率T曲線が、図5に示すよ
うに、R、G、Bで一致しているためであり、オフ時の
実効電圧Vrms−透過率T曲線がR、G、Bで一致し
ていない液晶を使用するときには、オフ時においても、
R、G、Bの実効電圧Vrmsを調整するようにしても
よい。
【0097】また、上記実施例においては、表示駆動信
号のタイミングをずらせることにより、走査駆動信号と
の間で形成される実効電圧をパルス幅制御して、実効電
圧の電圧値を調整しているが、これに限るものではな
く、表示駆動信号自体をパルス幅制御するようにしても
よい。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、駆動回路が、液晶表示
パネルのR、G、Bの各画素の信号ラインに、表示デー
タに基づいて所定のパルス幅の表示駆動信号をR、G、
B毎に供給するとともに、走査ラインに所定の走査駆動
信号を供給して、R、G、B毎の表示駆動信号と走査駆
動信号とによる所定の実効電圧を印加してR、G、Bの
各画素を表示駆動させ、パルス幅設定手段が、R、G、
Bの各画素の所定の透過率における透過率が、それぞれ
等しい値になる実効電圧を生成する表示駆動信号をR、
G、Bの各信号ライン毎に生成させるパルス幅信号を、
駆動回路に出力する。
【0099】したがって、R、G、Bの各画素の実効電
圧をパルス幅制御することにより、R、G、Bの各画素
の透過率が同じになるように、R、G、Bの各画素の実
効電圧を調整することができ、白の色度座標が適正な位
置にくるように調整することができる。その結果、全オ
ン(白点灯)時に白色が青みがかったり、赤みがかった
りすることを防止することができ、適切なカラー表示を
行うことができる。
【0100】請求項2記載の発明の液晶駆動装置によれ
ば、液晶表示パネルが、R、G、Bの各画素が表示デー
タにより表示駆動される表示領域と、所定の実効電圧に
より駆動される透過率検出領域と、に領域区分されてお
り、この液晶表示パネルの表示領域のR、G、Bの各画
素の信号ラインに、駆動回路から、表示データに基づい
て所定のパルス幅の表示駆動信号を供給するとともに、
走査ラインに所定の走査駆動信号を供給して、R、G、
B毎の表示駆動信号と走査駆動信号とによる所定の実効
電圧を印加してR、G、Bの各画素を表示駆動させる。
【0101】そして、液晶表示パネルの透過率検出領域
のR、G、Bのそれぞれの画素の光の透過率を、検出手
段により、検出し、この検出手段の検出した透過率と透
過率検出領域のR、G、Bの各画素に印加される実効電
圧に基づいて、パルス幅設定手段により、表示領域の
R、G、Bの各画素の所定の透過率における透過率が、
それぞれ等しい値になる実効電圧を生成する表示駆動信
号を前記R、G、Bの各信号ライン毎に生成させるパル
ス幅信号を、駆動回路に出力する。
【0102】したがって、透過率検出領域の各R、G、
Bの透過率を検出手段により検出して、その検出結果に
より、表示領域の各R、G、Bに供給する実効電圧を、
各R、G、Bでその透過率が同じになるようにより一層
適切に自動的にパルス幅制御することができる。
【0103】その結果、白の色度座標をより一層適正な
位置に自動的に調整することができ、全オン(白点灯)
時に白色が青みがかったり、赤みがかったりすることを
防止して、より一層適切なカラー表示を自動で行うこと
ができる。
【0104】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記パルス幅設定手段を、前記透過率
検出領域のR、G、Bの各画素に印加する前記実効電圧
を所定周期で所定の電圧値の幅で変化させる実効電圧調
整手段と、前記実効電圧調整手段により変化される実効
電圧値と該変化する各実効電圧における前記検出手段の
検出した透過率を記憶するメモリと、を備え、前記メモ
リの記憶する前記各実効電圧値とそのときの透過率に基
づいて前記パルス幅信号を生成するようにすると、液晶
表示パネルを全階調で表示する場合のすべての実効電圧
について、簡単な回路構成で、容易に調整することがで
き、より一層適切なカラー表示を安価に行うことができ
る。
【0105】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記パルス幅設定手段を、前記液晶表示パネルのγ
特性の所定範囲内における最も透過率の低い色の画素に
対する前記表示駆動信号のパルス幅を基準として、他の
2色の画素の信号ラインに供給する前記表示駆動信号の
パルス幅を減少させることにより、前記R、G、Bの各
画素の前記実効電圧が同じになる前記パルス幅信号を、
生成するものとすると、液晶のγ特性とオン時の透過率
を考慮して、R、G、Bの全オン時の白の色度座標をよ
り一層適切なものに調整することができ、より一層適切
なカラー表示を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶駆動装置の適用される液晶表示パ
ネルの上面図。
【図2】本発明の液晶駆動装置の適用される液晶表示パ
ネルの側面図。
【図3】本発明の液晶駆動装置の適用される液晶表示パ
ネルの側面詳細断面図。
【図4】本発明の液晶駆動装置の一実施例の回路図。
【図5】それぞれ異なる液晶(a)〜(c)のV−T特
性曲線を示す図。
【図6】R、G、B毎の信号ラインSR1、SG1、S
B1に供給される表示駆動信号と走査駆動信号のタイミ
ング図。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 1A 表示領域 1B 非表示領域 2、3 透明ガラス基板 4、5 偏光板 6a、6b、6c 白色光源 7a、7b、7c 受光素子 9 液晶 10 走査ライン 12R、12G、12B カラーフィルタ 13 信号ライン 20 信号側駆動回路 30 電圧設定回路 31 メモリ部 31R、31G、31B メモリ 32 パルス幅設定部 33 パルス幅選択スイッチ部 34 クロック発生回路 35 パルス幅変調回路 36 画素駆動選択回路 37 比較判定回路 38 デコーダ 39 カウンタ 40 透過率検出部 SR、SG、SB 画素 VR、VG、VB 透過率検出電圧 φV 実効電圧パルス幅 LR、LG、LB ラッチ回路 SR、SG、SB サンプリング回路 LSR、LSG、LSB レベル変換回路 MPS、MPG、MPB マルチプレクサ φR 、φG 、φB パルス幅信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の透明ガラス基板の間に液晶が封入さ
    れ、前記一対の透明ガラス基板の一方側にR、G、Bの
    カラーフィルタが配設され、このカラーフィルタのR、
    G、Bそれぞれに対応する位置に相対向する状態で形成
    された走査ラインと信号ラインとにより複数のR、G、
    Bの画素が形成された液晶表示パネルと、 前記液晶表示パネルの前記R、G、Bの各画素の前記信
    号ラインに表示データに基づいて所定のパルス幅の表示
    駆動信号をR、G、B毎に供給するとともに、前記走査
    ラインに所定の走査駆動信号を供給して、前記R、G、
    B毎の表示駆動信号と前記走査駆動信号とによる所定の
    実効電圧を印加して前記R、G、Bの各画素を表示駆動
    させる駆動回路と、 前記R、G、Bの各画素の所定の透過率における透過率
    が、それぞれ等しい値になる前記実効電圧を生成する前
    記表示駆動信号を前記R、G、Bの各信号ライン毎に生
    成させるパルス幅信号を、前記駆動回路に出力するパル
    ス幅設定手段と、 を備えたことを特徴とする液晶駆動装置。
  2. 【請求項2】一対の透明ガラス基板の間に液晶が封入さ
    れ、前記一対の透明ガラス基板の一方側にR、G、Bの
    カラーフィルタが配設され、このカラーフィルタのR、
    G、Bそれぞれに対応する位置に相対向する状態で形成
    された走査ラインと信号ラインとにより複数のR、G、
    Bの画素が形成され、これらのR、G、Bの各画素が表
    示データにより表示駆動される表示領域と、所定の実効
    電圧により駆動される透過率検出領域と、に領域区分さ
    れた液晶表示パネルと、 前記液晶表示パネルの前記表示領域の前記R、G、Bの
    各画素の信号ラインに表示データに基づいて所定のパル
    ス幅の表示駆動信号を供給するとともに、前記走査ライ
    ンに所定の走査駆動信号を供給して、前記R、G、B毎
    の表示駆動信号と前記走査駆動信号とによる所定の実効
    電圧を印加して前記R、G、Bの各画素を表示駆動させ
    る駆動回路と、 前記液晶表示パネルの透過率検出領域のR、G、Bのそ
    れぞれの画素の光の透過率を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出した透過率と前記透過率検出領域の
    R、G、Bの各画素に印加される実効電圧に基づいて、
    前記表示領域のR、G、Bの各画素の所定の透過率にお
    ける透過率が、それぞれ等しい値になる前記実効電圧を
    生成する前記表示駆動信号を前記R、G、Bの各信号ラ
    イン毎に生成させるパルス幅信号を、前記駆動回路に出
    力するパルス幅設定手段と、 を備えたことを特徴とする液晶駆動装置。
  3. 【請求項3】前記パルス幅設定手段は、 前記透過率検出領域のR、G、Bの各画素に印加する前
    記実効電圧を所定周期で所定の電圧値の幅で変化させる
    実効電圧調整手段と、 前記実効電圧調整手段により変化される実効電圧値と該
    変化する各実効電圧における前記検出手段の検出した透
    過率を記憶するメモリと、 を備え、 前記メモリの記憶する前記各実効電圧値とそのときの透
    過率に基づいて前記パルス幅信号を生成することを特徴
    とする請求項2記載の液晶駆動装置。
  4. 【請求項4】前記パルス幅設定手段は、 前記液晶表示パネルのγ特性の所定範囲内における最も
    透過率の低い色の画素に対する前記表示駆動信号のパル
    ス幅を基準として、他の2色の画素の信号ラインに供給
    する前記表示駆動信号のパルス幅を減少させることによ
    り、前記R、G、Bの各画素の前記実効電圧が同じにな
    る前記パルス幅信号を生成することを特徴とする請求項
    1から請求項3のいずれかに記載の液晶駆動装置。
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