JPH0855428A - 録音信号処理装置 - Google Patents
録音信号処理装置Info
- Publication number
- JPH0855428A JPH0855428A JP6214347A JP21434794A JPH0855428A JP H0855428 A JPH0855428 A JP H0855428A JP 6214347 A JP6214347 A JP 6214347A JP 21434794 A JP21434794 A JP 21434794A JP H0855428 A JPH0855428 A JP H0855428A
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- Japan
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- arithmetic
- bit
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デジタル録音機において、音質を損ねること
なく大音量入力に対応できるようにする録音信号処理装
置を提供する。 【構成】 n+1ビット以上のA/D変換手段2によ
り、ダイナミックレンジを広くして大音量入力について
も適正なデジタルデータを得る。そして、これを遅延手
段6で遅延させて演算手段5に供給する。一方、A/D
変換手段2の出力に対してレベル検出手段4でレベル検
出を行なって大音量入力を検出する。演算制御手段7は
これに応じて、その大音量データが遅延されて演算回路
5に入力するまでの間に、演算回路5におけるリミッタ
特性又はアッテネート特性を段階的に変化させていくよ
うにする。
なく大音量入力に対応できるようにする録音信号処理装
置を提供する。 【構成】 n+1ビット以上のA/D変換手段2によ
り、ダイナミックレンジを広くして大音量入力について
も適正なデジタルデータを得る。そして、これを遅延手
段6で遅延させて演算手段5に供給する。一方、A/D
変換手段2の出力に対してレベル検出手段4でレベル検
出を行なって大音量入力を検出する。演算制御手段7は
これに応じて、その大音量データが遅延されて演算回路
5に入力するまでの間に、演算回路5におけるリミッタ
特性又はアッテネート特性を段階的に変化させていくよ
うにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、量子化nビットのデジ
タル音声データについて所定の処理を行なって記録媒体
に記録する録音装置部に対して、デジタル音声データを
供給する録音信号処理装置に関するものである。
タル音声データについて所定の処理を行なって記録媒体
に記録する録音装置部に対して、デジタル音声データを
供給する録音信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DATレコーダやMD(ミニディスク)
レコーダなど、デジタル音声データを記録するいわゆる
デジタル録音機が近年普及している。このようなデジタ
ル録音機に対しては、例えばCDプレーヤなどからデジ
タル音声データを供給して録音させるほか、CDプレー
ヤ、アナログテーププレーヤ、マイクロフォンなどから
アナログ音声信号を入力し、これをデジタル録音機側で
A/D変換して記録媒体に録音することが行なわれる。
レコーダなど、デジタル音声データを記録するいわゆる
デジタル録音機が近年普及している。このようなデジタ
ル録音機に対しては、例えばCDプレーヤなどからデジ
タル音声データを供給して録音させるほか、CDプレー
ヤ、アナログテーププレーヤ、マイクロフォンなどから
アナログ音声信号を入力し、これをデジタル録音機側で
A/D変換して記録媒体に録音することが行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、ユー
ザーが自分で演奏した音楽や、他人の生演奏音楽、各種
自然音や環境音を録音する、いわゆる生録音も盛んに行
なわれており、これらにデジタル録音機が広く利用され
る。
ザーが自分で演奏した音楽や、他人の生演奏音楽、各種
自然音や環境音を録音する、いわゆる生録音も盛んに行
なわれており、これらにデジタル録音機が広く利用され
る。
【0004】ここで、デジタル録音機では、アナログ録
音機に比べて録音レベルの設定が難しいという事情があ
る。これは、アナログ録音機では大音量入力によりレベ
ルオーバーが発生しても、徐々に飽和していく、いわゆ
るソフトクリップがあるため、或る程度録音レベルをラ
フに設定していても、さほど耳あたりの悪い音とはなら
ない。ところが、デジタル録音機では、量子化ビット数
によって決まるダイナミックレンジを越える大音量、つ
まり0dB以上の入力音声については、これをデジタル
データとして表現できないため、ハードクリップと呼ば
れる入出力特性となり、飽和した音声は高調波成分の多
い、耳に不快な音となってしまうためである。このよう
な、アナログ録音機とデジタル録音機での入出力特性を
図6(a)に示す。また、この図6(a)のソフトクリ
ップ及びハードクリップによる録音音声波形の歪みを図
6(b)に示す。
音機に比べて録音レベルの設定が難しいという事情があ
る。これは、アナログ録音機では大音量入力によりレベ
ルオーバーが発生しても、徐々に飽和していく、いわゆ
るソフトクリップがあるため、或る程度録音レベルをラ
フに設定していても、さほど耳あたりの悪い音とはなら
ない。ところが、デジタル録音機では、量子化ビット数
によって決まるダイナミックレンジを越える大音量、つ
まり0dB以上の入力音声については、これをデジタル
データとして表現できないため、ハードクリップと呼ば
れる入出力特性となり、飽和した音声は高調波成分の多
い、耳に不快な音となってしまうためである。このよう
な、アナログ録音機とデジタル録音機での入出力特性を
図6(a)に示す。また、この図6(a)のソフトクリ
ップ及びハードクリップによる録音音声波形の歪みを図
6(b)に示す。
【0005】生演奏録音などでは最大の音量は予測する
しかなく、このようなときに、ハードクリップの発生を
避けようと思ったら、録音レベルを低めに設定せざるを
えない。しかしながらこの場合、デジタル録音機のダイ
ナミックレンジを十分に生かした録音ができないことに
なってしまう。
しかなく、このようなときに、ハードクリップの発生を
避けようと思ったら、録音レベルを低めに設定せざるを
えない。しかしながらこの場合、デジタル録音機のダイ
ナミックレンジを十分に生かした録音ができないことに
なってしまう。
【0006】また一般に、大レベル入力音声に対応する
ために、アナログ録音機、デジタル録音機に関わらず、
リミッタを搭載している装置が多い。このリミッタは、
図6(a)におけるソフトクリップの入出力特性を、ア
ナログの非線形素子を使った電気回路で実現しようとす
るものである。このリミッタをデジタル録音機に採用し
た場合の入出力特性を図7に示す。実線はリミッタオフ
状態、即ちハードクリップの入出力特性であり、これに
対してリミッタを機能させることで、破線で示すような
ソフトクリップの入出力特性を得るものである。
ために、アナログ録音機、デジタル録音機に関わらず、
リミッタを搭載している装置が多い。このリミッタは、
図6(a)におけるソフトクリップの入出力特性を、ア
ナログの非線形素子を使った電気回路で実現しようとす
るものである。このリミッタをデジタル録音機に採用し
た場合の入出力特性を図7に示す。実線はリミッタオフ
状態、即ちハードクリップの入出力特性であり、これに
対してリミッタを機能させることで、破線で示すような
ソフトクリップの入出力特性を得るものである。
【0007】ところが、このようなリミッタを用いる場
合については、次のような問題がある。まず、アナログ
の非線形素子としては、音質上の性能として高性能なも
のがなく、ノイズ成分が多くなったりして、音質劣化が
発生する。このため、せっかく高音質記録が可能なデジ
タル録音機でも、その性能を生かせないことになる。ま
た、リミッタ回路は、その動作原理上、0dBに至るま
での領域も歪んでしまうものであるため、0dBを越え
ない入力音声に対しても、影響が出てしまうという問題
もある。
合については、次のような問題がある。まず、アナログ
の非線形素子としては、音質上の性能として高性能なも
のがなく、ノイズ成分が多くなったりして、音質劣化が
発生する。このため、せっかく高音質記録が可能なデジ
タル録音機でも、その性能を生かせないことになる。ま
た、リミッタ回路は、その動作原理上、0dBに至るま
での領域も歪んでしまうものであるため、0dBを越え
ない入力音声に対しても、影響が出てしまうという問題
もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みてなされたもので、デジタル録音機において、
音質を損ねることなく大音量入力に対応できるようにす
る録音信号処理装置を提供することを目的とする。
点に鑑みてなされたもので、デジタル録音機において、
音質を損ねることなく大音量入力に対応できるようにす
る録音信号処理装置を提供することを目的とする。
【0009】即ち、量子化nビットのデジタル音声デー
タについて所定の処理を行なって記録媒体に記録する録
音装置部に対して、デジタル音声データを供給する録音
信号処理装置として、A/D変換手段と、レベル検出手
段と、遅延手段と、演算手段と、演算制御手段とを設け
る。A/D変換手段は、アナログ音声信号に対して(n
+1)ビット以上の量子化精度でデジタル音声データに
変換するものとする。レベル検出手段は、A/D変換手
段から出力されるデジタル音声データに対してレベル検
出を行なう。遅延手段は、A/D変換手段から出力され
るデジタル音声データを遅延させて出力する。演算手段
は、遅延手段から出力されるデジタル音声データに対し
て、供給された演算制御値により演算を行なって出力レ
ベルを量子化nビットのダイナミックレンジ内の値と
し、量子化nビットのデジタル音声データを出力するこ
とができるようにする。演算制御手段は、レベル検出手
段の検出値に応じて、演算手段に供給する演算制御値を
段階的に変化させることができるようにする。
タについて所定の処理を行なって記録媒体に記録する録
音装置部に対して、デジタル音声データを供給する録音
信号処理装置として、A/D変換手段と、レベル検出手
段と、遅延手段と、演算手段と、演算制御手段とを設け
る。A/D変換手段は、アナログ音声信号に対して(n
+1)ビット以上の量子化精度でデジタル音声データに
変換するものとする。レベル検出手段は、A/D変換手
段から出力されるデジタル音声データに対してレベル検
出を行なう。遅延手段は、A/D変換手段から出力され
るデジタル音声データを遅延させて出力する。演算手段
は、遅延手段から出力されるデジタル音声データに対し
て、供給された演算制御値により演算を行なって出力レ
ベルを量子化nビットのダイナミックレンジ内の値と
し、量子化nビットのデジタル音声データを出力するこ
とができるようにする。演算制御手段は、レベル検出手
段の検出値に応じて、演算手段に供給する演算制御値を
段階的に変化させることができるようにする。
【0010】また、演算制御手段は、演算制御値を段階
的に変化させていき、演算手段の入出力特性として或る
信号減衰量が設定されたら、所要期間その信号減衰量が
継続して設定されるように供給する演算制御値を固定す
る。いわゆる減衰特性のホールドを行なう。
的に変化させていき、演算手段の入出力特性として或る
信号減衰量が設定されたら、所要期間その信号減衰量が
継続して設定されるように供給する演算制御値を固定す
る。いわゆる減衰特性のホールドを行なう。
【0011】もしくは演算制御手段は、演算制御値を段
階的に変化させていき、演算手段の入出力特性として或
る信号減衰量が設定された後、レベル検出手段の検出値
に応じて、段階的に前記演算手段による信号減衰量を小
さくして通常の入出力特性状態に回復させるように、供
給する演算制御値を段階的に変化させる。いわゆる減衰
特性のリカバリーを行なう。
階的に変化させていき、演算手段の入出力特性として或
る信号減衰量が設定された後、レベル検出手段の検出値
に応じて、段階的に前記演算手段による信号減衰量を小
さくして通常の入出力特性状態に回復させるように、供
給する演算制御値を段階的に変化させる。いわゆる減衰
特性のリカバリーを行なう。
【0012】
【作用】まずn+1ビット以上のA/D変換手段によ
り、ダイナミックレンジを広くして大音量入力について
も、適正なデジタルデータを得る。そして、これを遅延
手段で遅延させて演算手段に供給する。一方、A/D変
換手段の出力に対してレベル検出手段でレベル検出を行
なって大音量入力を検出する。演算制御手段はこれに応
じて、その大音量データが遅延されて演算回路に入力す
るまでの間に、演算回路におけるリミッタ特性又はアッ
テネート特性を徐々に変化させていく。すると、大音量
データについては演算回路において必要なリミット処理
又はアッテネート処理が実行されるとともに、その時点
まで徐々にリミットレベル又はアッテネートレベルが可
変されているため、いわゆるハードクリップ的な動作に
よる音質劣化は生じないことになる。
り、ダイナミックレンジを広くして大音量入力について
も、適正なデジタルデータを得る。そして、これを遅延
手段で遅延させて演算手段に供給する。一方、A/D変
換手段の出力に対してレベル検出手段でレベル検出を行
なって大音量入力を検出する。演算制御手段はこれに応
じて、その大音量データが遅延されて演算回路に入力す
るまでの間に、演算回路におけるリミッタ特性又はアッ
テネート特性を徐々に変化させていく。すると、大音量
データについては演算回路において必要なリミット処理
又はアッテネート処理が実行されるとともに、その時点
まで徐々にリミットレベル又はアッテネートレベルが可
変されているため、いわゆるハードクリップ的な動作に
よる音質劣化は生じないことになる。
【0013】
【実施例】以下、図1〜図5により本発明の実施例を説
明する。図1は実施例の録音信号処理装置のブロック図
である。図1において10は入力された16ビットデジ
タルデータに対して所定の処理を行なって記録媒体(デ
ィスク又はテープ)に記録する録音回路部である。本実
施例の録音信号処理装置は入力されたアナログ音声信号
に対して処理を行なって、録音回路部10に16ビット
デジタルデータを供給する装置である。
明する。図1は実施例の録音信号処理装置のブロック図
である。図1において10は入力された16ビットデジ
タルデータに対して所定の処理を行なって記録媒体(デ
ィスク又はテープ)に記録する録音回路部である。本実
施例の録音信号処理装置は入力されたアナログ音声信号
に対して処理を行なって、録音回路部10に16ビット
デジタルデータを供給する装置である。
【0014】1は入力端子であり、例えばマイクロホン
が接続されてアナログ音声信号が入力される。2は量子
化20ビット精度のA/D変換器を示す。入力端子1か
ら入力されたアナログ音声信号はA/D変換器2で20
ビットデジタルデータA20とされる。この20ビットデ
ジタルデータA20はDSP(デジタルシグナルプロセッ
サ)3に供給される。
が接続されてアナログ音声信号が入力される。2は量子
化20ビット精度のA/D変換器を示す。入力端子1か
ら入力されたアナログ音声信号はA/D変換器2で20
ビットデジタルデータA20とされる。この20ビットデ
ジタルデータA20はDSP(デジタルシグナルプロセッ
サ)3に供給される。
【0015】DSP3において4はレベル検出部、5は
演算部を示す。また6は例えばD−RAMで形成される
RAMであり、DSP3と接続されている。20ビット
デジタルデータA20はレベル検出部4に入力され、レベ
ル検出が行なわれる。ここでレベル検出部4は、20ビ
ットデジタルデータA20の第17ビット目〜第20ビッ
ト目までのビットの値が『1』であることで、その入力
音声データが16ビットによるダイナミックレンジをオ
ーバーしていることを検出する。第17ビット目〜第2
0ビット目までのビット情報、即ちレベル検出情報CDT
はマイクロコンピュータによって形成されるコントロー
ラ7に供給される。
演算部を示す。また6は例えばD−RAMで形成される
RAMであり、DSP3と接続されている。20ビット
デジタルデータA20はレベル検出部4に入力され、レベ
ル検出が行なわれる。ここでレベル検出部4は、20ビ
ットデジタルデータA20の第17ビット目〜第20ビッ
ト目までのビットの値が『1』であることで、その入力
音声データが16ビットによるダイナミックレンジをオ
ーバーしていることを検出する。第17ビット目〜第2
0ビット目までのビット情報、即ちレベル検出情報CDT
はマイクロコンピュータによって形成されるコントロー
ラ7に供給される。
【0016】また20ビットデジタルデータA20は、R
AM6に書き込まれる。そして、所定時間後に読み出さ
れて、遅延信号A20D として演算部5に供給される。つ
まり、RAM6は20ビットデジタルデータA20の遅延
手段として用いられる。RAM6における書込/読出及
びアドレス制御はコントローラ7によって実行される。
AM6に書き込まれる。そして、所定時間後に読み出さ
れて、遅延信号A20D として演算部5に供給される。つ
まり、RAM6は20ビットデジタルデータA20の遅延
手段として用いられる。RAM6における書込/読出及
びアドレス制御はコントローラ7によって実行される。
【0017】演算部5は、コントローラ7から供給され
る演算制御値CL に応じて20ビットデジタルデータA
20に対する演算処理を行なう。そして、その演算後に、
第1ビット目から第16ビット目までのデータを、16
ビットデジタルデータA16として、録音回路部10に出
力することになる。
る演算制御値CL に応じて20ビットデジタルデータA
20に対する演算処理を行なう。そして、その演算後に、
第1ビット目から第16ビット目までのデータを、16
ビットデジタルデータA16として、録音回路部10に出
力することになる。
【0018】即ち、コントローラ7は、レベル検出情報
CDTに応じて演算制御値CL を設定して演算回路5に供
給し、入出力特性を制御することができるように構成さ
れている。
CDTに応じて演算制御値CL を設定して演算回路5に供
給し、入出力特性を制御することができるように構成さ
れている。
【0019】本実施例で実現できる演算部5による20
ビット→16ビット変換処理として、適応型レベルアッ
テネート処理と、適応型リミッタ処理がある。まずに適
応型レベルアッテネート処理について説明する。
ビット→16ビット変換処理として、適応型レベルアッ
テネート処理と、適応型リミッタ処理がある。まずに適
応型レベルアッテネート処理について説明する。
【0020】一般に、録音機で録音中に入力音声がオー
バーレベルになったときに、ユーザーが手動で録音レベ
ルボリュームをゆっくり下げていくことが行なわれる
が、適応型レベルアッテネート処理とは、これをデジタ
ル処理で自動的に行なうものであるといえる。
バーレベルになったときに、ユーザーが手動で録音レベ
ルボリュームをゆっくり下げていくことが行なわれる
が、適応型レベルアッテネート処理とは、これをデジタ
ル処理で自動的に行なうものであるといえる。
【0021】演算部5は、コントローラ7から与えられ
る演算制御値CL 、即ち乗算係数によって20ビットデ
ジタルデータA20に対して乗算を行なうことで、図2に
AT1 ,AT2 ,AT3 ・・・・として示すように入出力特
性を変化させることができる。つまりコントローラ7に
よって減衰量が可変設定される。AT1 は減衰量0の場
合であり、AT2 ,AT3 ・・・ は徐々に減衰量が大きく
なるものとする。
る演算制御値CL 、即ち乗算係数によって20ビットデ
ジタルデータA20に対して乗算を行なうことで、図2に
AT1 ,AT2 ,AT3 ・・・・として示すように入出力特
性を変化させることができる。つまりコントローラ7に
よって減衰量が可変設定される。AT1 は減衰量0の場
合であり、AT2 ,AT3 ・・・ は徐々に減衰量が大きく
なるものとする。
【0022】そしてコントローラ7は、レベル検出情報
CDTにより16ビットダイナミックレンジを越えるレベ
ルが検出されたら、その値に応じて演算部5に対する乗
算係数を徐々に変化させていくことになる。つまり、超
過レベルに応じてアッテネート特性の目標を設定し、そ
の大音量入力データがRAM6を介して遅延されて演算
部5に入力されるまでの間で、アッテネート特性を変化
させる。即ち6dBのレベルオーバが検出された場合
は、演算部5で−6dBの減衰を行なえば、16ビット
ダイナミックレンジに対するオーバーフローを防ぐこと
ができる。そして、−6dBまでの減衰を実行するまで
徐々に減衰量を多くしていくことで、音質上の違和感も
殆どなくなる。
CDTにより16ビットダイナミックレンジを越えるレベ
ルが検出されたら、その値に応じて演算部5に対する乗
算係数を徐々に変化させていくことになる。つまり、超
過レベルに応じてアッテネート特性の目標を設定し、そ
の大音量入力データがRAM6を介して遅延されて演算
部5に入力されるまでの間で、アッテネート特性を変化
させる。即ち6dBのレベルオーバが検出された場合
は、演算部5で−6dBの減衰を行なえば、16ビット
ダイナミックレンジに対するオーバーフローを防ぐこと
ができる。そして、−6dBまでの減衰を実行するまで
徐々に減衰量を多くしていくことで、音質上の違和感も
殆どなくなる。
【0023】例えば20ビットデジタルデータA20の第
17ビット目が『1』で、第18〜第20ビット目が
『0』であり、超過レベルとしては比較的小さいもので
ある場合は、例えばAT3 を目標のアッテネート特性と
し、RAM6による遅延時間の間に、演算部5に対する
乗算係数を段階的に変化させ、演算部5によるアッテネ
ート特性を、AT1 →AT2 →AT3 と変化させる。
17ビット目が『1』で、第18〜第20ビット目が
『0』であり、超過レベルとしては比較的小さいもので
ある場合は、例えばAT3 を目標のアッテネート特性と
し、RAM6による遅延時間の間に、演算部5に対する
乗算係数を段階的に変化させ、演算部5によるアッテネ
ート特性を、AT1 →AT2 →AT3 と変化させる。
【0024】一方、20ビットデジタルデータA20の第
20ビット目が『1』で、超過レベルとしては大きいも
のである場合は、例えばAT6 を目標のアッテネート特
性とし、RAM6による遅延時間の間に、演算部5に対
する乗算係数を段階的に変化させ、演算部5によるアッ
テネート特性を、AT1 →AT2 →AT3 →AT4 →A
T5 →AT6 と変化させる。
20ビット目が『1』で、超過レベルとしては大きいも
のである場合は、例えばAT6 を目標のアッテネート特
性とし、RAM6による遅延時間の間に、演算部5に対
する乗算係数を段階的に変化させ、演算部5によるアッ
テネート特性を、AT1 →AT2 →AT3 →AT4 →A
T5 →AT6 と変化させる。
【0025】この動作を図3に示す。図3(a)は20
ビットデジタルデータA20、及び遅延信号A20D を示
す。t0 時点までは20ビットデジタルデータA20は1
6ビットダイナミックレンジに納まる値となっているた
め、コントローラ7は演算部5に対して乗算係数1を供
給している。即ち図3(b)のようにAT1 の特性で入
出力を実行させている。そして、演算部5は20ビット
の下位16ビットを取り出して、16ビットデジタルデ
ータA16を出力している。
ビットデジタルデータA20、及び遅延信号A20D を示
す。t0 時点までは20ビットデジタルデータA20は1
6ビットダイナミックレンジに納まる値となっているた
め、コントローラ7は演算部5に対して乗算係数1を供
給している。即ち図3(b)のようにAT1 の特性で入
出力を実行させている。そして、演算部5は20ビット
の下位16ビットを取り出して、16ビットデジタルデ
ータA16を出力している。
【0026】t0 時点で20ビットデジタルデータA20
が16ビットダイナミックレンジに対してレベルオーバ
となる値になったとする。ここで、このレベルオーバし
た20ビットデジタルデータA20が遅延信号A20 D とし
て演算部5に入力されるのはTd時間後のt1 時点であ
る。TdはRAM6による遅延時間を示す。
が16ビットダイナミックレンジに対してレベルオーバ
となる値になったとする。ここで、このレベルオーバし
た20ビットデジタルデータA20が遅延信号A20 D とし
て演算部5に入力されるのはTd時間後のt1 時点であ
る。TdはRAM6による遅延時間を示す。
【0027】そこで、コントローラ7は図3(b)のよ
うにt1 時点までに徐々に乗算係数を可変させ、演算部
5のアッテネート特性をAT1 →AT2 →AT3 という
ように変化させていく。これによって、レベルオーバし
た20ビットデジタルデータA20は、演算部5の減衰処
理により、16ビットダイナミックレンジに納まる値と
なる。そして演算部5は減衰処理を行なった20ビット
デジタルデータの下位16ビットを取り出して、16ビ
ットデジタルデータA16を出力する。
うにt1 時点までに徐々に乗算係数を可変させ、演算部
5のアッテネート特性をAT1 →AT2 →AT3 という
ように変化させていく。これによって、レベルオーバし
た20ビットデジタルデータA20は、演算部5の減衰処
理により、16ビットダイナミックレンジに納まる値と
なる。そして演算部5は減衰処理を行なった20ビット
デジタルデータの下位16ビットを取り出して、16ビ
ットデジタルデータA16を出力する。
【0028】またt3 時点で20ビットデジタルデータ
A20が16ビットダイナミックレンジに対してレベルオ
ーバとなる値になったとする。そこで、コントローラ7
は図3(b)のように、そのデータが遅延信号A20Dと
して演算部5に入力されるt4 時点までに徐々に乗算係
数を可変させ、演算部5のアッテネート特性をAT1 →
AT2 →AT3 というように変化させていく。また、こ
の場合t3 時点以降、さらに入力レベルが大きくなって
いるため、アッテネート特性の目標として、さらに大き
い減衰量が設定されることになる。例えば図示するよう
にt4 時点以降も、t3 時点以降のレベル検出情報CDT
に応じて、さらに減衰量が段階的に大きくされていく。
A20が16ビットダイナミックレンジに対してレベルオ
ーバとなる値になったとする。そこで、コントローラ7
は図3(b)のように、そのデータが遅延信号A20Dと
して演算部5に入力されるt4 時点までに徐々に乗算係
数を可変させ、演算部5のアッテネート特性をAT1 →
AT2 →AT3 というように変化させていく。また、こ
の場合t3 時点以降、さらに入力レベルが大きくなって
いるため、アッテネート特性の目標として、さらに大き
い減衰量が設定されることになる。例えば図示するよう
にt4 時点以降も、t3 時点以降のレベル検出情報CDT
に応じて、さらに減衰量が段階的に大きくされていく。
【0029】いずれにしても、レベルオーバした20ビ
ットデジタルデータA20は、演算部5の減衰処理によ
り、16ビットダイナミックレンジに納まる値となる。
そして演算部5は減衰処理を行なった20ビットデジタ
ルデータの下位16ビットを取り出して、16ビットデ
ジタルデータA16を出力する。
ットデジタルデータA20は、演算部5の減衰処理によ
り、16ビットダイナミックレンジに納まる値となる。
そして演算部5は減衰処理を行なった20ビットデジタ
ルデータの下位16ビットを取り出して、16ビットデ
ジタルデータA16を出力する。
【0030】このような処理を行なうことにより、出力
される16ビットデジタルデータA16は図3(c)のよ
うになり、即ち16ビットダイナミックレンジに対して
オーバーフローをおこさないものとされる。また、アッ
テネート特性は徐々に変化されるため、急激な減衰によ
る異音の発生や聴感上の違和感は解消され、音質も損な
われないものとなる。
される16ビットデジタルデータA16は図3(c)のよ
うになり、即ち16ビットダイナミックレンジに対して
オーバーフローをおこさないものとされる。また、アッ
テネート特性は徐々に変化されるため、急激な減衰によ
る異音の発生や聴感上の違和感は解消され、音質も損な
われないものとなる。
【0031】なお、図3(b)において、RCとして示
すように、20ビットデジタルデータA20(遅延信号A
20D )がレベルオーバとならない値となったタイミング
から徐々にアッテネート特性をリカバリーするようにし
ているが、同図に破線HDで示すように、以降アッテネ
ート特性をホールドするようにしてもよい。突発的な大
音量入力に対応するという点ではリカバリーを行なうこ
とが好適であり、一方、最初にラフに録音レベル調整を
手動で行なって、以降のレベル調整を自動的に行なわせ
たいという場合は、ホールドさせることが好適といえ
る。
すように、20ビットデジタルデータA20(遅延信号A
20D )がレベルオーバとならない値となったタイミング
から徐々にアッテネート特性をリカバリーするようにし
ているが、同図に破線HDで示すように、以降アッテネ
ート特性をホールドするようにしてもよい。突発的な大
音量入力に対応するという点ではリカバリーを行なうこ
とが好適であり、一方、最初にラフに録音レベル調整を
手動で行なって、以降のレベル調整を自動的に行なわせ
たいという場合は、ホールドさせることが好適といえ
る。
【0032】次に適応型リミッタ処理について説明す
る。これは、デジタル処理により非線形処理を行ない、
レベル圧縮を行なうものである。そして、適応型とする
ことで、入力レベルが16ビットダイナミックレンジを
越えない場合には何の影響も与えないものである。
る。これは、デジタル処理により非線形処理を行ない、
レベル圧縮を行なうものである。そして、適応型とする
ことで、入力レベルが16ビットダイナミックレンジを
越えない場合には何の影響も与えないものである。
【0033】演算部5は、コントローラ7から与えられ
る演算制御値CL によって20ビットデジタルデータA
20に対して乗算を行なうことで、図4にL1 ,L2 ,L
3 ・・・・として示すように入出力特性を変化させることが
できる。つまりコントローラ7によってリミッタ特性が
可変設定される。L1 はリミッタ0の場合であり、AT
2 ,AT3 ・・・ は徐々にリミット量が大きくなるものと
する。
る演算制御値CL によって20ビットデジタルデータA
20に対して乗算を行なうことで、図4にL1 ,L2 ,L
3 ・・・・として示すように入出力特性を変化させることが
できる。つまりコントローラ7によってリミッタ特性が
可変設定される。L1 はリミッタ0の場合であり、AT
2 ,AT3 ・・・ は徐々にリミット量が大きくなるものと
する。
【0034】そしてコントローラ7は、上記アッテネー
ト処理の場合と同様に、レベル検出情報CDTにより16
ビットダイナミックレンジを越えるレベルが検出された
ら、その値に応じて演算部5に対する乗算係数を徐々に
変化させていくことになる。つまり、超過レベルに応じ
てリミット特性の目標を設定し、その大音量入力データ
がRAM6を介して遅延されて演算部5に入力されるま
での間で、リミット特性を変化させる。
ト処理の場合と同様に、レベル検出情報CDTにより16
ビットダイナミックレンジを越えるレベルが検出された
ら、その値に応じて演算部5に対する乗算係数を徐々に
変化させていくことになる。つまり、超過レベルに応じ
てリミット特性の目標を設定し、その大音量入力データ
がRAM6を介して遅延されて演算部5に入力されるま
での間で、リミット特性を変化させる。
【0035】例えば20ビットデジタルデータA20の第
17ビット目が『1』で、第18〜第20ビット目が
『0』であり、超過レベルとしては比較的小さいもので
ある場合は、例えばL3 を目標のリミット特性とし、R
AM6による遅延時間の間に、演算部5に対する乗算係
数を段階的に変化させ、演算部5によるリミット特性
を、L1 →L2 →L3 と変化させる。
17ビット目が『1』で、第18〜第20ビット目が
『0』であり、超過レベルとしては比較的小さいもので
ある場合は、例えばL3 を目標のリミット特性とし、R
AM6による遅延時間の間に、演算部5に対する乗算係
数を段階的に変化させ、演算部5によるリミット特性
を、L1 →L2 →L3 と変化させる。
【0036】一方、20ビットデジタルデータA20の第
20ビット目が『1』で、超過レベルとしては大きいも
のである場合は、例えばL6 を目標のリミット特性と
し、RAM6による遅延時間の間に、演算部5に対する
乗算係数を段階的に変化させ、演算部5によるリミット
特性を、L1 →L2 →L3 →L4 →L5 →L6 と変化さ
せる。
20ビット目が『1』で、超過レベルとしては大きいも
のである場合は、例えばL6 を目標のリミット特性と
し、RAM6による遅延時間の間に、演算部5に対する
乗算係数を段階的に変化させ、演算部5によるリミット
特性を、L1 →L2 →L3 →L4 →L5 →L6 と変化さ
せる。
【0037】この動作を図5に示す。図5(a)は20
ビットデジタルデータA20、及び遅延信号A20D を示
す。t10時点までは20ビットデジタルデータA20は1
6ビットダイナミックレンジに納まる値となっているた
め、コントローラ7は演算部5に対して乗算係数1を供
給している。即ち図5(b)のようにL1 の特性で入出
力を実行させている。そして、演算部5は20ビットの
下位16ビットを取り出して、16ビットデジタルデー
タA16を出力している。
ビットデジタルデータA20、及び遅延信号A20D を示
す。t10時点までは20ビットデジタルデータA20は1
6ビットダイナミックレンジに納まる値となっているた
め、コントローラ7は演算部5に対して乗算係数1を供
給している。即ち図5(b)のようにL1 の特性で入出
力を実行させている。そして、演算部5は20ビットの
下位16ビットを取り出して、16ビットデジタルデー
タA16を出力している。
【0038】t10時点で20ビットデジタルデータA20
が16ビットダイナミックレンジに対してレベルオーバ
となる値になったとする。ここで、このレベルオーバし
た20ビットデジタルデータA20が遅延信号A20 D とし
て演算部5に入力されるのはTd時間後のt11時点であ
る。そこで、コントローラ7は図5(b)のようにt11
時点までに徐々に乗算係数を可変させ、演算部5のリミ
ット特性をL1 →L2 →L3 というように変化させてい
く。これによって、レベルオーバした20ビットデジタ
ルデータA20は、演算部5のリミット処理により、16
ビットダイナミックレンジに納まる値となる。そして演
算部5は減衰処理を行なった20ビットデジタルデータ
の下位16ビットを取り出して、16ビットデジタルデ
ータA16を出力する。
が16ビットダイナミックレンジに対してレベルオーバ
となる値になったとする。ここで、このレベルオーバし
た20ビットデジタルデータA20が遅延信号A20 D とし
て演算部5に入力されるのはTd時間後のt11時点であ
る。そこで、コントローラ7は図5(b)のようにt11
時点までに徐々に乗算係数を可変させ、演算部5のリミ
ット特性をL1 →L2 →L3 というように変化させてい
く。これによって、レベルオーバした20ビットデジタ
ルデータA20は、演算部5のリミット処理により、16
ビットダイナミックレンジに納まる値となる。そして演
算部5は減衰処理を行なった20ビットデジタルデータ
の下位16ビットを取り出して、16ビットデジタルデ
ータA16を出力する。
【0039】またt13時点で20ビットデジタルデータ
A20が16ビットダイナミックレンジに対してレベルオ
ーバとなる値になったとする。そこで、コントローラ7
は図5(b)のように、そのデータが遅延信号A20Dと
して演算部5に入力されるt14時点までに徐々に乗算係
数を可変させ、演算部5のリミット特性をL1 →L2 →
L3 ・・・・というように変化させていく。また、この場合
t13時点以降、さらに入力レベルが大きくなっているた
め、リミット特性の目標として、さらに大きい減衰量が
設定されることになる。例えば図示するようにt14時点
以降も、t13時点以降のレベル検出情報CDTに応じて、
さらにリミット特性が段階的に変化されていく。
A20が16ビットダイナミックレンジに対してレベルオ
ーバとなる値になったとする。そこで、コントローラ7
は図5(b)のように、そのデータが遅延信号A20Dと
して演算部5に入力されるt14時点までに徐々に乗算係
数を可変させ、演算部5のリミット特性をL1 →L2 →
L3 ・・・・というように変化させていく。また、この場合
t13時点以降、さらに入力レベルが大きくなっているた
め、リミット特性の目標として、さらに大きい減衰量が
設定されることになる。例えば図示するようにt14時点
以降も、t13時点以降のレベル検出情報CDTに応じて、
さらにリミット特性が段階的に変化されていく。
【0040】これにより、レベルオーバした20ビット
デジタルデータA20は、演算部5のリミット処理によっ
て、16ビットダイナミックレンジに納まる値となる。
そして演算部5はリミット処理を行なった20ビットデ
ジタルデータの下位16ビットを取り出して、16ビッ
トデジタルデータA16を出力する。
デジタルデータA20は、演算部5のリミット処理によっ
て、16ビットダイナミックレンジに納まる値となる。
そして演算部5はリミット処理を行なった20ビットデ
ジタルデータの下位16ビットを取り出して、16ビッ
トデジタルデータA16を出力する。
【0041】このような処理を行なうことにより、出力
される16ビットデジタルデータA16は図5(c)のよ
うになり、即ち16ビットダイナミックレンジに対して
オーバーフローをおこさないものとされる。また、リミ
ット特性は徐々に変化されるため、聴感上の違和感もな
く、音質も損なわれないものとなる。
される16ビットデジタルデータA16は図5(c)のよ
うになり、即ち16ビットダイナミックレンジに対して
オーバーフローをおこさないものとされる。また、リミ
ット特性は徐々に変化されるため、聴感上の違和感もな
く、音質も損なわれないものとなる。
【0042】なお、この場合も、図5(b)において、
RCとして示すように、リミット特性をリカバリーする
ようにしてもよく、また、同図に破線HDで示すよう
に、リミット特性をホールドするようにしてもよい。
RCとして示すように、リミット特性をリカバリーする
ようにしてもよく、また、同図に破線HDで示すよう
に、リミット特性をホールドするようにしてもよい。
【0043】以上実施例を説明してきたが、実際の適応
処理については、各種例が考えられ、遅延時間の設定や
演算係数の設定の都合などに応じて決められればよい。
処理については、各種例が考えられ、遅延時間の設定や
演算係数の設定の都合などに応じて決められればよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の録音信号処
理装置は、n+1ビット以上のA/D変換手段により、
ダイナミックレンジを広くして大音量入力についても、
適正なデジタルデータを得、これを遅延手段で遅延させ
て演算手段に供給する。そして、A/D変換手段の出力
に対してレベル検出手段でレベル検出を行なって大音量
入力を検出し、演算制御手段はこれに応じて、その大音
量データが遅延されて演算回路に入力するまでの間に、
演算回路におけるリミッタ特性又はアッテネート特性を
徐々に変化させていくようにしている。
理装置は、n+1ビット以上のA/D変換手段により、
ダイナミックレンジを広くして大音量入力についても、
適正なデジタルデータを得、これを遅延手段で遅延させ
て演算手段に供給する。そして、A/D変換手段の出力
に対してレベル検出手段でレベル検出を行なって大音量
入力を検出し、演算制御手段はこれに応じて、その大音
量データが遅延されて演算回路に入力するまでの間に、
演算回路におけるリミッタ特性又はアッテネート特性を
徐々に変化させていくようにしている。
【0045】このため、大音量データについては演算回
路において必要なリミット処理又はアッテネート処理が
実行されることになるため、nビットの出力データとし
てはオーバーフローをおこすことはなくなる。また、リ
ミットレベル又はアッテネートレベルの可変は入力レベ
ルに適応して、しかも段階的に行なわれるため、超過レ
ベルとはならない入力データについてはリミット/アッ
テネートの影響はなく、またリミット/アッテネート処
理されるデータについても、聴感上違和感の無いものと
される。
路において必要なリミット処理又はアッテネート処理が
実行されることになるため、nビットの出力データとし
てはオーバーフローをおこすことはなくなる。また、リ
ミットレベル又はアッテネートレベルの可変は入力レベ
ルに適応して、しかも段階的に行なわれるため、超過レ
ベルとはならない入力データについてはリミット/アッ
テネートの影響はなく、またリミット/アッテネート処
理されるデータについても、聴感上違和感の無いものと
される。
【0046】さらに、リミット/アッテネート特性につ
いては、所定タイミングで元の特性にリカバリーさせる
ことにより、突発的な大音量入力に対応する場合に好適
な処理とすることができる。また、可変した特性をホー
ルドすることにより、最初にラフに録音レベル調整を手
動で行なって、以降のレベル調整を自動的に行なわせた
いという場合に好適なものとなる。
いては、所定タイミングで元の特性にリカバリーさせる
ことにより、突発的な大音量入力に対応する場合に好適
な処理とすることができる。また、可変した特性をホー
ルドすることにより、最初にラフに録音レベル調整を手
動で行なって、以降のレベル調整を自動的に行なわせた
いという場合に好適なものとなる。
【0047】以上により、音質を犠牲にすることなく、
デジタル録音機におけるレベル調整の困難性を解消する
ことができるという効果が得られる。
デジタル録音機におけるレベル調整の困難性を解消する
ことができるという効果が得られる。
【図1】本発明の録音信号処理装置のブロック図であ
る。
る。
【図2】実施例のアッテネート特性の説明図である。
【図3】実施例の適応型アッテネート処理の説明図であ
る。
る。
【図4】実施例のリミッタ特性の説明図である。
【図5】実施例の適応型リミッタ処理の説明図である。
【図6】デジタル及びアナログの入出力特性の説明図で
ある。
ある。
【図7】リミッタ動作の説明図である。
1 入力端子 2 A/D変換器 3 DSP 4 レベル検出部 5 演算部 6 RAM 7 コントローラ 10 録音回路部
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】DSP3において4はレベル検出部、5は
演算部を示す。また6は例えばD−RAMで形成される
RAMであり、DSP3と接続されている。20ビット
デジタルデータA20はレベル検出部4に入力され、レベ
ル検出が行なわれる。ここでレベル検出部4は、20ビ
ットデジタルデータA20の第17ビット目〜第20ビッ
ト目までのビットの値をみて、その入力音声データが1
6ビットによるダイナミックレンジをオーバーしている
ことを検出する。第17ビット目〜第20ビット目まで
のビット情報、即ちレベル検出情報CDTはマイクロコン
ピュータによって形成されるコントローラ7に供給され
る。
演算部を示す。また6は例えばD−RAMで形成される
RAMであり、DSP3と接続されている。20ビット
デジタルデータA20はレベル検出部4に入力され、レベ
ル検出が行なわれる。ここでレベル検出部4は、20ビ
ットデジタルデータA20の第17ビット目〜第20ビッ
ト目までのビットの値をみて、その入力音声データが1
6ビットによるダイナミックレンジをオーバーしている
ことを検出する。第17ビット目〜第20ビット目まで
のビット情報、即ちレベル検出情報CDTはマイクロコン
ピュータによって形成されるコントローラ7に供給され
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】例えば20ビットデジタルデータA 20の超
過レベルが比較的小さいものである場合は、例えばAT
3 を目標のアッテネート特性とし、RAM6による遅延
時間の間に、演算部5に対する乗算係数を段階的に変化
させ、演算部5によるアッテネート特性を、AT1 →A
T2 →AT3 と変化させる。
過レベルが比較的小さいものである場合は、例えばAT
3 を目標のアッテネート特性とし、RAM6による遅延
時間の間に、演算部5に対する乗算係数を段階的に変化
させ、演算部5によるアッテネート特性を、AT1 →A
T2 →AT3 と変化させる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】一方、20ビットデジタルデータA 20の超
過レベルが大きいものである場合は、例えばAT6 を目
標のアッテネート特性とし、RAM6による遅延時間の
間に、演算部5に対する乗算係数を段階的に変化させ、
演算部5によるアッテネート特性を、AT1 →AT2 →
AT3 →AT4 →AT5 →AT6 と変化させる。
過レベルが大きいものである場合は、例えばAT6 を目
標のアッテネート特性とし、RAM6による遅延時間の
間に、演算部5に対する乗算係数を段階的に変化させ、
演算部5によるアッテネート特性を、AT1 →AT2 →
AT3 →AT4 →AT5 →AT6 と変化させる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】例えば20ビットデジタルデータA 20の超
過レベルが比較的小さいものである場合は、例えばL3
を目標のリミット特性とし、RAM6による遅延時間の
間に、演算部5に対する乗算係数を段階的に変化させ、
演算部5によるリミット特性を、L1 →L2 →L3 と変
化させる。
過レベルが比較的小さいものである場合は、例えばL3
を目標のリミット特性とし、RAM6による遅延時間の
間に、演算部5に対する乗算係数を段階的に変化させ、
演算部5によるリミット特性を、L1 →L2 →L3 と変
化させる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】一方、20ビットデジタルデータA 20の超
過レベルが大きいものである場合は、例えばL6 を目標
のリミット特性とし、RAM6による遅延時間の間に、
演算部5に対する乗算係数を段階的に変化させ、演算部
5によるリミット特性を、L1 →L2 →L3 →L4 →L
5 →L6 と変化させる。
過レベルが大きいものである場合は、例えばL6 を目標
のリミット特性とし、RAM6による遅延時間の間に、
演算部5に対する乗算係数を段階的に変化させ、演算部
5によるリミット特性を、L1 →L2 →L3 →L4 →L
5 →L6 と変化させる。
Claims (3)
- 【請求項1】 量子化nビットのデジタル音声データに
ついて所定の処理を行なって記録媒体に記録する録音装
置部に対して、デジタル音声データを供給する録音信号
処理装置として、 アナログ音声信号に対して(n+1)ビット以上の量子
化精度でデジタル音声データに変換するA/D変換手段
と、 前記A/D変換手段から出力されるデジタル音声データ
に対してレベル検出を行なうレベル検出手段と、 前記A/D変換手段から出力されるデジタル音声データ
を遅延させる遅延手段と、 前記遅延手段から出力されるデジタル音声データに対し
て、供給された演算制御値により演算を行なって出力レ
ベルを量子化nビットのダイナミックレンジ内の値と
し、量子化nビットのデジタル音声データを出力するこ
とができる演算手段と、 前記レベル検出手段の検出値に応じて、前記演算手段に
供給する演算制御値を段階的に変化させる演算制御手段
と、 を備えて構成されることを特徴とする録音信号処理装
置。 - 【請求項2】 前記演算制御手段は、演算制御値を段階
的に変化させていき、前記演算手段の入出力特性として
或る信号減衰量が設定されたら、所要期間その信号減衰
量が継続して設定されるように供給する演算制御値を固
定することを特徴とする請求項1に記載の録音信号処理
装置。 - 【請求項3】 前記演算制御手段は、演算制御値を段階
的に変化させていき、前記演算手段の入出力特性として
或る信号減衰量が設定された後、前記レベル検出手段の
検出値に応じて、段階的に前記演算手段による信号減衰
量を小さくして通常の入出力特性状態に回復させるよう
に、供給する演算制御値を段階的に変化させることを特
徴とする請求項1に記載の録音信号処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214347A JPH0855428A (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 録音信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214347A JPH0855428A (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 録音信号処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0855428A true JPH0855428A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16654267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6214347A Withdrawn JPH0855428A (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 録音信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0855428A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100466643B1 (ko) * | 1996-04-30 | 2005-07-04 | 소니 가부시끼 가이샤 | 음질을처리하는신호처리장치및음질처리에사용되는신호처리장치가설치된기록장치,재생장치및혼합장치 |
| JP2009104680A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Kenwood Corp | 録音レベル設定装置、プログラム、録音装置、及び録音レベル設定方法 |
| US7873426B2 (en) | 2005-11-08 | 2011-01-18 | Sony Corporation | Digital recording device, digital recording method, program, and storage medium |
| JPWO2011061830A1 (ja) * | 2009-11-19 | 2013-04-04 | パイオニア株式会社 | デジタル信号処理装置及びデジタル信号処理方法 |
| JP2014078297A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Teac Corp | 録音装置 |
| JP2021057880A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | 株式会社コーエーテクモゲームス | プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 |
-
1994
- 1994-08-17 JP JP6214347A patent/JPH0855428A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100466643B1 (ko) * | 1996-04-30 | 2005-07-04 | 소니 가부시끼 가이샤 | 음질을처리하는신호처리장치및음질처리에사용되는신호처리장치가설치된기록장치,재생장치및혼합장치 |
| US7873426B2 (en) | 2005-11-08 | 2011-01-18 | Sony Corporation | Digital recording device, digital recording method, program, and storage medium |
| JP2009104680A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Kenwood Corp | 録音レベル設定装置、プログラム、録音装置、及び録音レベル設定方法 |
| JPWO2011061830A1 (ja) * | 2009-11-19 | 2013-04-04 | パイオニア株式会社 | デジタル信号処理装置及びデジタル信号処理方法 |
| JP2014078297A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Teac Corp | 録音装置 |
| US9666196B2 (en) | 2012-10-10 | 2017-05-30 | Teac Corporation | Recording apparatus with mastering function |
| JP2021057880A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | 株式会社コーエーテクモゲームス | プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 |
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