JPH085544Y2 - 電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPH085544Y2 JPH085544Y2 JP1989097410U JP9741089U JPH085544Y2 JP H085544 Y2 JPH085544 Y2 JP H085544Y2 JP 1989097410 U JP1989097410 U JP 1989097410U JP 9741089 U JP9741089 U JP 9741089U JP H085544 Y2 JPH085544 Y2 JP H085544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic capacitor
- case
- ion exchange
- capacitor
- explosion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電解コンデンサに関し、該コンデンサが何
らかの異常によって、爆発回避のため、弁が作動した後
の二次災害を防止することを目的としたものである。
らかの異常によって、爆発回避のため、弁が作動した後
の二次災害を防止することを目的としたものである。
従来の技術 近年、機器の小型化と共に電源平滑回路がプリント基
板内へ組み込まれ、平滑用のアルミニウム電解コンデン
サもプリント基板に直接端子を挿入してはんだ付け固定
する自立形構造へと移行している。
板内へ組み込まれ、平滑用のアルミニウム電解コンデン
サもプリント基板に直接端子を挿入してはんだ付け固定
する自立形構造へと移行している。
一般にアルミニウム電解コンデンサは、アルミニウム
箔の表面をエッチング処理により表面積を拡大し、その
上に酸化皮膜を形成してなる電極箔を電解紙等からなる
セパレータを介して対向せしめ、巻回してコンデンサ素
子が構成される。
箔の表面をエッチング処理により表面積を拡大し、その
上に酸化皮膜を形成してなる電極箔を電解紙等からなる
セパレータを介して対向せしめ、巻回してコンデンサ素
子が構成される。
次にエチレングリコールに、水、アジピン酸やホウ酸
等の有機酸又はその塩類からなる電解液を該コンデンサ
素子に含浸し、ケースに入れ、密封して完成されてい
た。
等の有機酸又はその塩類からなる電解液を該コンデンサ
素子に含浸し、ケースに入れ、密封して完成されてい
た。
そしてコンデンサに過電圧や逆電圧が印加されたり、
交流分が多く印加される場合、あるいは寿命、故障など
においては、過大な電流が流れ、電解液からガスが発生
して内圧が上昇し、遂には爆発状態に至る危険性がある
ため、ケースに薄肉部を形成し、内圧を放出する防爆弁
が設けられていた。
交流分が多く印加される場合、あるいは寿命、故障など
においては、過大な電流が流れ、電解液からガスが発生
して内圧が上昇し、遂には爆発状態に至る危険性がある
ため、ケースに薄肉部を形成し、内圧を放出する防爆弁
が設けられていた。
考案が解決しようとする問題点 上述の従来の電解コンデンサにおいては、防爆弁が作
動し、開弁すると、第3図のように電解液がにじみ出
て、コンデンサのケース2の外壁を伝わり、プリント基
板9の面に広がり、端子5、5間でトラッキングを発生
し、発熱、発煙、発火に至る問題があった。
動し、開弁すると、第3図のように電解液がにじみ出
て、コンデンサのケース2の外壁を伝わり、プリント基
板9の面に広がり、端子5、5間でトラッキングを発生
し、発熱、発煙、発火に至る問題があった。
問題点を解決するための手段 本考案は上述の問題点を解決したもので、ケース
(2)の要部に薄肉部(3)を設けてなる防爆弁を有す
る電解コンデンサにおいて、該ケース(2)底面の薄肉
部(3)上またはケース(2)外壁面の円周に、イオン
交換樹脂(6、7)を配置したことを特徴とする電解コ
ンデンサである。
(2)の要部に薄肉部(3)を設けてなる防爆弁を有す
る電解コンデンサにおいて、該ケース(2)底面の薄肉
部(3)上またはケース(2)外壁面の円周に、イオン
交換樹脂(6、7)を配置したことを特徴とする電解コ
ンデンサである。
作用 イオン交換樹脂は、水溶液中に溶存するイオンとイオ
ン交換樹脂自身がもっているイオンとを交換する樹脂
で、イオン交換基がスチレンとジビニルベンゼン重合体
に結合されたものである。
ン交換樹脂自身がもっているイオンとを交換する樹脂
で、イオン交換基がスチレンとジビニルベンゼン重合体
に結合されたものである。
イオン交換基には、陽イオン交換の働きをするCOOH基
やSO3H基また陰イオンの働きをするアミン基などがあ
り、スネークゲージ型イオン交換樹脂と称される陽イオ
ン、陰イオン交換樹脂がからみあった両性イオン交換樹
脂があり、一般に粒状やシートに加工されており、コン
デンサ外壁へ貼り付けるなどの加工は容易である。
やSO3H基また陰イオンの働きをするアミン基などがあ
り、スネークゲージ型イオン交換樹脂と称される陽イオ
ン、陰イオン交換樹脂がからみあった両性イオン交換樹
脂があり、一般に粒状やシートに加工されており、コン
デンサ外壁へ貼り付けるなどの加工は容易である。
前述のケースの開弁部からあふれ出た駆動用電解液が
ケース外壁をつたわる際、あらかじめ外壁に装着したイ
オン交換樹脂を通過することにより導電率を低下させ、
トラッキングおよび端子間発熱を低減し、発火に至らな
いよう二次災害を防止することができる。
ケース外壁をつたわる際、あらかじめ外壁に装着したイ
オン交換樹脂を通過することにより導電率を低下させ、
トラッキングおよび端子間発熱を低減し、発火に至らな
いよう二次災害を防止することができる。
実施例 以下、本考案を第1図および第2図に示す実施例によ
り説明する。
り説明する。
第1図および第2図において、1はコンデンサ素子、
2は円筒形ケースで、ケース2の底面に薄肉部3が形成
されている。4は封口板で、封口板4には端子5がリベ
ットで圧着固定され、コンデンサ素子1より導出したタ
ブと上記端子5とをリベットを介して接続されている。
6および7はイオン交換樹脂で、第1図は十字状の薄肉
部3上にイオン交換樹脂6を配置した実施例、第2図は
ケース2の外壁面の円周にイオン交換樹脂7を配置した
他の一実施例である。
2は円筒形ケースで、ケース2の底面に薄肉部3が形成
されている。4は封口板で、封口板4には端子5がリベ
ットで圧着固定され、コンデンサ素子1より導出したタ
ブと上記端子5とをリベットを介して接続されている。
6および7はイオン交換樹脂で、第1図は十字状の薄肉
部3上にイオン交換樹脂6を配置した実施例、第2図は
ケース2の外壁面の円周にイオン交換樹脂7を配置した
他の一実施例である。
したがって、ケースの外壁面にイオン交換樹脂をシー
ト状に加工したものを貼り付けたり、該樹脂を塗布した
りして配置することにより、ケースの防爆弁の開弁部か
ら漏出した電解液イオン交換樹脂と接触して電解液の導
電率を低下させ、トラッキングおよび端子間の発熱を低
減し、発火に至らないよう二次災害を防止できる。
ト状に加工したものを貼り付けたり、該樹脂を塗布した
りして配置することにより、ケースの防爆弁の開弁部か
ら漏出した電解液イオン交換樹脂と接触して電解液の導
電率を低下させ、トラッキングおよび端子間の発熱を低
減し、発火に至らないよう二次災害を防止できる。
考案の効果 本考案の電解コンデンサは、以上のようにして構成さ
れているので、コンデンサの異常時に防爆弁が作動して
電解液が漏出しても、発煙、発火など二次的弊害を防止
し、安全性を向上することができ、実用的価値の大なる
ものである。
れているので、コンデンサの異常時に防爆弁が作動して
電解液が漏出しても、発煙、発火など二次的弊害を防止
し、安全性を向上することができ、実用的価値の大なる
ものである。
第1図は本考案による電解コンデンサの一実施例の断面
図、第2図は本考案による電解コンデンサの他の実施例
の断面図、第3図は従来の電解コンデンサの防爆弁作動
時における断面図である。 1:コンデンサ素子、2:ケース 3:薄肉部、6、7:イオン交換樹脂
図、第2図は本考案による電解コンデンサの他の実施例
の断面図、第3図は従来の電解コンデンサの防爆弁作動
時における断面図である。 1:コンデンサ素子、2:ケース 3:薄肉部、6、7:イオン交換樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】ケース(2)の要部に薄肉部(3)を設け
てなる防爆弁を有する電解コンデンサにおいて、該ケー
ス(2)底面の薄肉部(3)上またはケース(2)外壁
面の円周に、イオン交換樹脂(6、7)を配置したこと
を特徴とする電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989097410U JPH085544Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989097410U JPH085544Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 電解コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0336127U JPH0336127U (ja) | 1991-04-09 |
| JPH085544Y2 true JPH085544Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=31646553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989097410U Expired - Lifetime JPH085544Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085544Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58103143U (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-13 | 日本ケミコン株式会社 | 自己消火型電解コンデンサ |
| JPS5939926U (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-14 | 日立コンデンサ株式会社 | ケ−ス入コンデンサ |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP1989097410U patent/JPH085544Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0336127U (ja) | 1991-04-09 |
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