JPH085688A - シールド性能測定装置及びこれを用いたシールド性能測定方法 - Google Patents
シールド性能測定装置及びこれを用いたシールド性能測定方法Info
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- JPH085688A JPH085688A JP16305994A JP16305994A JPH085688A JP H085688 A JPH085688 A JP H085688A JP 16305994 A JP16305994 A JP 16305994A JP 16305994 A JP16305994 A JP 16305994A JP H085688 A JPH085688 A JP H085688A
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡便な装置で、様々な範囲の周波数帯の電磁波
に対するシールド性能を測定する。 【構成】アンテナ5にプリアンプ6、アッテネータ9、
アンプ10、検波器11とバンドパスフィルター7を接
続して設け、これ等、6、7、9、10、11はシール
ドケース13に収納しておく。放送波を含む電波40を
試験波としてアンテナ5に受信させ、このうち、所定範
囲ARの周波数帯に属する電波40aをバンドパスフィ
ルター7により通過抽出させ、該電波40aの電界強度
Eを、減衰値ATNの形で、電圧計12により出力させ
る。該出力結果から、電界強度Eと計測値との相関関係
を示す相関直線L1を用いて、求める値Ekaniを算出
し、該値Ekaniに基づいて、範囲ARの電波40aに対
するシールド性能を評価する。
に対するシールド性能を測定する。 【構成】アンテナ5にプリアンプ6、アッテネータ9、
アンプ10、検波器11とバンドパスフィルター7を接
続して設け、これ等、6、7、9、10、11はシール
ドケース13に収納しておく。放送波を含む電波40を
試験波としてアンテナ5に受信させ、このうち、所定範
囲ARの周波数帯に属する電波40aをバンドパスフィ
ルター7により通過抽出させ、該電波40aの電界強度
Eを、減衰値ATNの形で、電圧計12により出力させ
る。該出力結果から、電界強度Eと計測値との相関関係
を示す相関直線L1を用いて、求める値Ekaniを算出
し、該値Ekaniに基づいて、範囲ARの電波40aに対
するシールド性能を評価する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁シールドルーム等
において電磁波の遮断性能(即ちシールド性能)を簡便
に計測することが出来る、シールド性能測定装置及びこ
れを用いたシールド性能測定方法に関する。
において電磁波の遮断性能(即ちシールド性能)を簡便
に計測することが出来る、シールド性能測定装置及びこ
れを用いたシールド性能測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁波ノイズはコンピューターの
誤動作の原因となるため、オフィスビル等では、該電磁
波ノイズの遮断が大きな課題になっている。例えば、一
般の建物でも20〜30dB程度の電磁波遮断性能はあ
るが、さらに積極的に電磁波を遮断する対策として、電
磁シールドルームが採用されることがある。こういった
電磁シールドルーム或いは一般の建物の電磁波遮断性能
は、室外で所定周波数の電磁波を発信し、該電磁波を、
室内でコンピューターのノイズ試験用のスペクトラムア
ナライザや電界強度測定器を用いて、ここに進入した電
磁波の電界強度を検出する形で、試験を行なって確認さ
れている。
誤動作の原因となるため、オフィスビル等では、該電磁
波ノイズの遮断が大きな課題になっている。例えば、一
般の建物でも20〜30dB程度の電磁波遮断性能はあ
るが、さらに積極的に電磁波を遮断する対策として、電
磁シールドルームが採用されることがある。こういった
電磁シールドルーム或いは一般の建物の電磁波遮断性能
は、室外で所定周波数の電磁波を発信し、該電磁波を、
室内でコンピューターのノイズ試験用のスペクトラムア
ナライザや電界強度測定器を用いて、ここに進入した電
磁波の電界強度を検出する形で、試験を行なって確認さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした電磁
波遮断性能の試験に用いる測定機器類は、非常に高度な
ものであり、取扱いが難しく、これを用いた測定作業も
複雑なものになる。従って、作業方法を修得するにも時
間がかかる。また、測定機器自体が非常に高価である。
しかも、要求されている電磁波遮断性能が低レベルであ
る場合にも、こうした高度な測定機器を用いた方法で試
験を行うので、過剰設備になって、無駄である。そこ
で、特開平4−337475に示すように、ラジオ電波
を用いて、電磁波遮断性能を簡便に試験する方法も提案
されている。しかし、最近は、移動通信やアマチュア無
線の普及により、空間を電波として伝わる様々な周波数
帯の放射ノイズが増加の傾向にあるため、こうしたラジ
オ電波を用いた試験では、該ラジオ電波の周波数帯から
外れた様々な周波数帯の放射ノイズに対して遮断性があ
るかどうかを正確に測定することは出来ない、という不
都合がある。また、こうした簡便な方法では、回路が誘
導ノイズの影響を受けて、試験結果の精度が悪くなるこ
とも考えられる。そこで本発明は、上記事情に鑑み、簡
便な装置構成で、様々な周波数帯の電磁波に対する遮断
性を正確に検出し得るようにした、シールド性能測定装
置と、これを用いたシールド性能測定方法を提供するも
のである。
波遮断性能の試験に用いる測定機器類は、非常に高度な
ものであり、取扱いが難しく、これを用いた測定作業も
複雑なものになる。従って、作業方法を修得するにも時
間がかかる。また、測定機器自体が非常に高価である。
しかも、要求されている電磁波遮断性能が低レベルであ
る場合にも、こうした高度な測定機器を用いた方法で試
験を行うので、過剰設備になって、無駄である。そこ
で、特開平4−337475に示すように、ラジオ電波
を用いて、電磁波遮断性能を簡便に試験する方法も提案
されている。しかし、最近は、移動通信やアマチュア無
線の普及により、空間を電波として伝わる様々な周波数
帯の放射ノイズが増加の傾向にあるため、こうしたラジ
オ電波を用いた試験では、該ラジオ電波の周波数帯から
外れた様々な周波数帯の放射ノイズに対して遮断性があ
るかどうかを正確に測定することは出来ない、という不
都合がある。また、こうした簡便な方法では、回路が誘
導ノイズの影響を受けて、試験結果の精度が悪くなるこ
とも考えられる。そこで本発明は、上記事情に鑑み、簡
便な装置構成で、様々な周波数帯の電磁波に対する遮断
性を正確に検出し得るようにした、シールド性能測定装
置と、これを用いたシールド性能測定方法を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、到来波
(40)を受信し得るアンテナ(5)を有し、前記アン
テナ(5)に、該アンテナ(5)が受信した到来波(4
0)を検波増幅し得る受信手段(6、9、10、11)
を接続して設け、前記アンテナ(5)に、該アンテナ
(5)が受信した到来波(40)のうち所定周波数範囲
(AR)分を選択的に通過させ得るバンドパスフィルタ
ー(7)を接続して設け、前記バンドパスフィルター
(7)が通過させた前記到来波(40a)の電界強度
(E)を、定量値(ATN)として出力し得る計測手段
(12)を設け、前記受信手段(6、9、10、11)
及びバンドパスフィルター(7)を、電磁波遮断性能を
有するシールドケース(13)に収納して、シールド性
能測定装置(3)が構成される。また、本発明は、前記
シールド性能測定装置(3)を用いて、シールド性能を
測定すべき室(1)内外において、前記受信手段(6、
9、10、11)により前記アンテナ(5)に、放送波
を含む到来波(40)をそれぞれ検波受信させ、前記受
信した到来波(40)のうち所定周波数範囲(AR)分
を前記バンドパスフィルター(7)により通過抽出さ
せ、該抽出された所定周波数範囲(AR)の前記到来波
(40a)の電界強度(E)を、前記計測手段(12)
により定量値(ATN)として前記室(1)内外につい
てそれぞれ出力させ、前記到来波(40)の電界強度
(E)と前記計測手段(12)が出力する定量値(AT
N)の相関関係を示す相関データ(L1)を用い、前記
出力された定量値(ATN)から、前記所定周波数範囲
(AR)の到来波(40a)の電界強度(E)の値(E
kani)を前記室(1)内外のそれぞれについて算出し、
該算出された電界強度(E)の各値(Ekani)に基づい
て、前記室(1)内の前記所定周波数範囲(AR)の到
来波(40a)に対するシールド性能を評価するように
して、構成される。なお、( )内の番号等は、図面に
おける対応する要素を示す、便宜的なものであり、従っ
て、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではな
い。以下の作用の欄についても同様である。
(40)を受信し得るアンテナ(5)を有し、前記アン
テナ(5)に、該アンテナ(5)が受信した到来波(4
0)を検波増幅し得る受信手段(6、9、10、11)
を接続して設け、前記アンテナ(5)に、該アンテナ
(5)が受信した到来波(40)のうち所定周波数範囲
(AR)分を選択的に通過させ得るバンドパスフィルタ
ー(7)を接続して設け、前記バンドパスフィルター
(7)が通過させた前記到来波(40a)の電界強度
(E)を、定量値(ATN)として出力し得る計測手段
(12)を設け、前記受信手段(6、9、10、11)
及びバンドパスフィルター(7)を、電磁波遮断性能を
有するシールドケース(13)に収納して、シールド性
能測定装置(3)が構成される。また、本発明は、前記
シールド性能測定装置(3)を用いて、シールド性能を
測定すべき室(1)内外において、前記受信手段(6、
9、10、11)により前記アンテナ(5)に、放送波
を含む到来波(40)をそれぞれ検波受信させ、前記受
信した到来波(40)のうち所定周波数範囲(AR)分
を前記バンドパスフィルター(7)により通過抽出さ
せ、該抽出された所定周波数範囲(AR)の前記到来波
(40a)の電界強度(E)を、前記計測手段(12)
により定量値(ATN)として前記室(1)内外につい
てそれぞれ出力させ、前記到来波(40)の電界強度
(E)と前記計測手段(12)が出力する定量値(AT
N)の相関関係を示す相関データ(L1)を用い、前記
出力された定量値(ATN)から、前記所定周波数範囲
(AR)の到来波(40a)の電界強度(E)の値(E
kani)を前記室(1)内外のそれぞれについて算出し、
該算出された電界強度(E)の各値(Ekani)に基づい
て、前記室(1)内の前記所定周波数範囲(AR)の到
来波(40a)に対するシールド性能を評価するように
して、構成される。なお、( )内の番号等は、図面に
おける対応する要素を示す、便宜的なものであり、従っ
て、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではな
い。以下の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明は、アンテナ
(5)に到来波(40)を受信させ、該受信した到来波
(40)のうち所定周波数範囲(AR)分の電界強度
(E)を計測すると、該電界強度(E)により該所定周
波数範囲(AR)分の到来波(40a)の、測定点にお
ける減衰度がわかるように作用する。また、本発明は、
所定周波数範囲(AR)の到来波(40)が室(1)外
から室(1)内に進入する際にどの程度減衰するかに基
づいて、室(1)内のシールド性能を評価するように作
用する。
(5)に到来波(40)を受信させ、該受信した到来波
(40)のうち所定周波数範囲(AR)分の電界強度
(E)を計測すると、該電界強度(E)により該所定周
波数範囲(AR)分の到来波(40a)の、測定点にお
ける減衰度がわかるように作用する。また、本発明は、
所定周波数範囲(AR)の到来波(40)が室(1)外
から室(1)内に進入する際にどの程度減衰するかに基
づいて、室(1)内のシールド性能を評価するように作
用する。
【0006】
【実施例】図1は電磁シールドルームの電磁波遮断性能
を計測している様子を示す図、図2は本発明によるシー
ルド性能測定装置の一実施例を示す図、図3は図2に示
すシールド性能測定装置を用いた減衰値の測定値と電界
強度の相関関係を示す図である。
を計測している様子を示す図、図2は本発明によるシー
ルド性能測定装置の一実施例を示す図、図3は図2に示
すシールド性能測定装置を用いた減衰値の測定値と電界
強度の相関関係を示す図である。
【0007】電磁波遮断性能即ちシールド性能を計測す
べき室である電磁シールドルーム1は、図1に示すよう
に、その各々が電磁波遮断性能を有する複数のパネル体
2を直方体箱状に組み立てて構成されており、電磁シー
ルドルーム1内には、シールド性能測定装置である測定
装置3が設置されている。測定装置3は、図2に示すよ
うに、ループ、ロッド、ダイポールアンテナ等からなる
アンテナ5を有しており、アンテナ5は、中波、短波、
VHF、UHF波等の放送波を含む到来波である電波4
0を受信し得るようになっている。
べき室である電磁シールドルーム1は、図1に示すよう
に、その各々が電磁波遮断性能を有する複数のパネル体
2を直方体箱状に組み立てて構成されており、電磁シー
ルドルーム1内には、シールド性能測定装置である測定
装置3が設置されている。測定装置3は、図2に示すよ
うに、ループ、ロッド、ダイポールアンテナ等からなる
アンテナ5を有しており、アンテナ5は、中波、短波、
VHF、UHF波等の放送波を含む到来波である電波4
0を受信し得るようになっている。
【0008】アンテナ5には、図2に示すように、増幅
率25dB程度のプリアンプ6が接続されており、ま
た、アンテナ5には、該アンテナ5が受信した電波40
のうち所定周波数範囲AR分の周波数帯に属する電波4
0aのみを選択的に通過させ得るバンドパスフィルター
7が、プリアンプ6の2次側に接続された形で設けられ
ている。バンドパスフィルター7には、パスレンジ選択
手段7aが設けられており、バンドパスフィルター7
は、パスレンジ選択手段7aの操作によって、到来した
電波40を中波、短波、VHF、UHF波等の各範囲A
Rの周波数帯毎に選択的に通過させ得るようになってい
る。
率25dB程度のプリアンプ6が接続されており、ま
た、アンテナ5には、該アンテナ5が受信した電波40
のうち所定周波数範囲AR分の周波数帯に属する電波4
0aのみを選択的に通過させ得るバンドパスフィルター
7が、プリアンプ6の2次側に接続された形で設けられ
ている。バンドパスフィルター7には、パスレンジ選択
手段7aが設けられており、バンドパスフィルター7
は、パスレンジ選択手段7aの操作によって、到来した
電波40を中波、短波、VHF、UHF波等の各範囲A
Rの周波数帯毎に選択的に通過させ得るようになってい
る。
【0009】また、測定装置3のアンテナ5には、図2
に示すように、受信した電波40を定量的に減衰させて
出力抵抗を整合させ得るアッテネーター9が、バンドパ
スフィルター7に接続された形で設けられており、アッ
テネーター9には、ローパス特性を有するアンプ10を
介して検波器11が接続されている。これ等プリアンプ
6、アッテネーター9、アンプ10、検波器11は、ア
ンテナ5が受信した電波40を検波増幅するための受信
手段を構成しており、該プリアンプ6、アッテネーター
9、アンプ10、検波器11及びバンドパスフィルター
7は、放射ノイズを遮断し得るように電磁波遮断性能を
有するシールドケース13内に収納されている。そし
て、検波器11の2次側には、バンドパスフィルター7
が通過させた所定範囲ARに属する周波数帯の電波40
aの電界強度Eを、電圧の形で表示される定量値として
減衰値ATNの形で計測出力し得る、デジタル式の電圧
計12が、出力手段として接続されている。
に示すように、受信した電波40を定量的に減衰させて
出力抵抗を整合させ得るアッテネーター9が、バンドパ
スフィルター7に接続された形で設けられており、アッ
テネーター9には、ローパス特性を有するアンプ10を
介して検波器11が接続されている。これ等プリアンプ
6、アッテネーター9、アンプ10、検波器11は、ア
ンテナ5が受信した電波40を検波増幅するための受信
手段を構成しており、該プリアンプ6、アッテネーター
9、アンプ10、検波器11及びバンドパスフィルター
7は、放射ノイズを遮断し得るように電磁波遮断性能を
有するシールドケース13内に収納されている。そし
て、検波器11の2次側には、バンドパスフィルター7
が通過させた所定範囲ARに属する周波数帯の電波40
aの電界強度Eを、電圧の形で表示される定量値として
減衰値ATNの形で計測出力し得る、デジタル式の電圧
計12が、出力手段として接続されている。
【0010】測定装置3は以上のような構成を有してい
るので、該測定装置3を用いて電磁シールドルーム1の
シールド性能を測定する際には、プリアンプ6、アッテ
ネーター9、アンプ10、検波器11によりアンテナ5
に、放送局30等から送信された特定周波数の放送波を
含む電波40を、到来波として検波受信させ、該受信し
た電波40のうちの所定範囲AR(電波40のうちでト
ータルパワーが予想される該放送波が属する周波数範
囲)の周波数帯に属する分の電波40aを、バンドパス
フィルター7により通過抽出させる。そして、該抽出さ
れた所定周波数範囲ARの電波40aの電界強度Eを、
電磁シールドルーム1の内外で測定算出することによ
り、該電磁シールドルーム1のパネル体2の電磁波遮断
性能を検査する。この際、放送局30から十分離れた地
点に位置する電磁シールドルーム1の周辺における電波
40の電界強度Eは均一であるとみなされる。そこで、
まず、図1破線で示すように、電磁シールドルーム1の
外に測定装置3を設置し、ここで所定範囲ARの周波数
帯の電波40aの電界強度Eを測定算出して基準値にす
る一方、図1実線で示すように、電磁シールドルーム1
内で該所定範囲ARの周波数帯の電波40aの電界強度
Eを測定算出し、各電界強度Eの値に基づいて、電磁シ
ールドルーム1内の該所定範囲ARの周波数帯の電波4
0aに対するシールド性能を評価していく。
るので、該測定装置3を用いて電磁シールドルーム1の
シールド性能を測定する際には、プリアンプ6、アッテ
ネーター9、アンプ10、検波器11によりアンテナ5
に、放送局30等から送信された特定周波数の放送波を
含む電波40を、到来波として検波受信させ、該受信し
た電波40のうちの所定範囲AR(電波40のうちでト
ータルパワーが予想される該放送波が属する周波数範
囲)の周波数帯に属する分の電波40aを、バンドパス
フィルター7により通過抽出させる。そして、該抽出さ
れた所定周波数範囲ARの電波40aの電界強度Eを、
電磁シールドルーム1の内外で測定算出することによ
り、該電磁シールドルーム1のパネル体2の電磁波遮断
性能を検査する。この際、放送局30から十分離れた地
点に位置する電磁シールドルーム1の周辺における電波
40の電界強度Eは均一であるとみなされる。そこで、
まず、図1破線で示すように、電磁シールドルーム1の
外に測定装置3を設置し、ここで所定範囲ARの周波数
帯の電波40aの電界強度Eを測定算出して基準値にす
る一方、図1実線で示すように、電磁シールドルーム1
内で該所定範囲ARの周波数帯の電波40aの電界強度
Eを測定算出し、各電界強度Eの値に基づいて、電磁シ
ールドルーム1内の該所定範囲ARの周波数帯の電波4
0aに対するシールド性能を評価していく。
【0011】電界強度Eを測定するには、まず、バンド
パスフィルター7のパスレンジ選択手段7aを操作し
て、測定を行うべき周波数帯の範囲ARを選択する。な
お、バンドパスフィルター7は、ローパス機能とハイパ
ス機能を2段に組み合わせることによって、範囲ARに
入る周波数帯の電波40aのみを通過させ得るバンドパ
ス機能を保有する。こうして周波数帯の範囲ARを絞り
込んだところで、アンテナ5に到来する電波40を受信
させ、これをプリアンプ6により増幅させると、バンド
パスフィルター7は、該電波40のうち範囲ARの周波
数帯に属する電波40aを選択的に通過させる形でアッ
テネーター9に出力する。するとアッテネーター9は、
該電波40aを定量的に減衰させるので、これをアンプ
10、検波器11を介して、検波増幅した形で、電圧計
12に計測させる。すると、プリアンプ6、アッテネー
ター9、アンプ10、検波器11とバンドパスフィルタ
ー7は、電磁波遮断性能を有するシールドケース13に
収納されていることから、これ等の装置自体を介して、
周囲のコイル等による誘導ノイズが電波40aの分析回
路に混入することは極力防止された形で、電圧計12
が、電波40aの正確な電界強度Eを、減衰値ATNの
形で、計測出力することが出来る。
パスフィルター7のパスレンジ選択手段7aを操作し
て、測定を行うべき周波数帯の範囲ARを選択する。な
お、バンドパスフィルター7は、ローパス機能とハイパ
ス機能を2段に組み合わせることによって、範囲ARに
入る周波数帯の電波40aのみを通過させ得るバンドパ
ス機能を保有する。こうして周波数帯の範囲ARを絞り
込んだところで、アンテナ5に到来する電波40を受信
させ、これをプリアンプ6により増幅させると、バンド
パスフィルター7は、該電波40のうち範囲ARの周波
数帯に属する電波40aを選択的に通過させる形でアッ
テネーター9に出力する。するとアッテネーター9は、
該電波40aを定量的に減衰させるので、これをアンプ
10、検波器11を介して、検波増幅した形で、電圧計
12に計測させる。すると、プリアンプ6、アッテネー
ター9、アンプ10、検波器11とバンドパスフィルタ
ー7は、電磁波遮断性能を有するシールドケース13に
収納されていることから、これ等の装置自体を介して、
周囲のコイル等による誘導ノイズが電波40aの分析回
路に混入することは極力防止された形で、電圧計12
が、電波40aの正確な電界強度Eを、減衰値ATNの
形で、計測出力することが出来る。
【0012】こうして、電圧計12は、バンドパスフィ
ルター7により選択的に抽出された所定範囲ARに属す
る電波40aの電圧計測を行う形で、減衰値ATN(d
B)を定量値として出力する。すると、減衰値ATN
は、電界強度Eと直線性があるため、該減衰値ATNの
値に基づいて、電界強度Eを算出することが出来る。即
ち、公知のスペクトラムアナライザを用いて測定した電
界強度Eの値と、該測定と同一位置において同一条件下
で測定装置3により測定した減衰値ATNの値は、図3
に示すように、直線的な相関関係を有することが、実験
により確認されている。該実験によれば、前記電波40
の電界強度Eと前記電圧計12が出力する減衰値ATN
の相関関係を示す相関直線L1が、相関データとして得
られている。そこで、該相関直線L1により、電界強度
Eと減衰値ATNの相関関係をモデル化すれば、以下の
数1に示すモデル式(1)が得られる。また、モデル式
(1)は、以下の数2に示す近似式(2)で、近似的に
表わされる。
ルター7により選択的に抽出された所定範囲ARに属す
る電波40aの電圧計測を行う形で、減衰値ATN(d
B)を定量値として出力する。すると、減衰値ATN
は、電界強度Eと直線性があるため、該減衰値ATNの
値に基づいて、電界強度Eを算出することが出来る。即
ち、公知のスペクトラムアナライザを用いて測定した電
界強度Eの値と、該測定と同一位置において同一条件下
で測定装置3により測定した減衰値ATNの値は、図3
に示すように、直線的な相関関係を有することが、実験
により確認されている。該実験によれば、前記電波40
の電界強度Eと前記電圧計12が出力する減衰値ATN
の相関関係を示す相関直線L1が、相関データとして得
られている。そこで、該相関直線L1により、電界強度
Eと減衰値ATNの相関関係をモデル化すれば、以下の
数1に示すモデル式(1)が得られる。また、モデル式
(1)は、以下の数2に示す近似式(2)で、近似的に
表わされる。
【0013】
【数1】
【数2】 但し、ATN:簡易法減衰値 E:電界強度 A:アンプ係数 N:内部のノイズ係数 B:X接片 K:結合係数
【0014】そこで、近似式(2)の逆関数は、減衰値
ATNから電化強度Eを算出する式になるので、該逆関
数である式(3)が、数3に示すように求められる。
ATNから電化強度Eを算出する式になるので、該逆関
数である式(3)が、数3に示すように求められる。
【数3】 但し、Ekani:求める電界強度の値
【0015】従って、式(3)に基づけば、先に述べた
ように電圧計12が出力した減衰値ATNを、簡便に、
求める電界強度Eの値Ekaniに換算することが出来る。
そこで、先に述べたように、バンドパスフィルター7を
介して抽出された所定範囲ARの周波数帯の電波40a
の電界強度Eを、電圧計12により計測し、該測定値
を、減衰値ATNとして、電磁シールドルーム1内外に
ついてそれぞれ出力させる。そこで、該電圧計12の各
出力値を、相関直線L1に基づく式(3)を用いて演算
処理することによって、所定範囲ARの周波数帯に属す
る電波40aの電界強度Eの値Ekaniを、電磁シールド
ルーム1内外のそれぞれについて算出する。すると、該
算出された電磁シールドルーム1内外の電界強度Eの各
値Ekaniに基づけば、該電磁シールドルーム1内の所定
範囲ARの周波数帯の電波40に対するシールド性能
(即ち、範囲ARの周波数帯に属する電波40aにおい
て電磁シールドルーム1のパネル体2を通過した電波の
量の大小)を評価することが簡単に出来る。なお、上述
した方法により算出される電界強度Eの値Ekaniは、図
3に示す相関直線L1に基づく式(3)によって簡便に
求められることが出来、また、減衰値ATNと電界強度
Eとは図3に示すように直線性があるため、算出値によ
る電界強度Eはかなり正確な値となる。
ように電圧計12が出力した減衰値ATNを、簡便に、
求める電界強度Eの値Ekaniに換算することが出来る。
そこで、先に述べたように、バンドパスフィルター7を
介して抽出された所定範囲ARの周波数帯の電波40a
の電界強度Eを、電圧計12により計測し、該測定値
を、減衰値ATNとして、電磁シールドルーム1内外に
ついてそれぞれ出力させる。そこで、該電圧計12の各
出力値を、相関直線L1に基づく式(3)を用いて演算
処理することによって、所定範囲ARの周波数帯に属す
る電波40aの電界強度Eの値Ekaniを、電磁シールド
ルーム1内外のそれぞれについて算出する。すると、該
算出された電磁シールドルーム1内外の電界強度Eの各
値Ekaniに基づけば、該電磁シールドルーム1内の所定
範囲ARの周波数帯の電波40に対するシールド性能
(即ち、範囲ARの周波数帯に属する電波40aにおい
て電磁シールドルーム1のパネル体2を通過した電波の
量の大小)を評価することが簡単に出来る。なお、上述
した方法により算出される電界強度Eの値Ekaniは、図
3に示す相関直線L1に基づく式(3)によって簡便に
求められることが出来、また、減衰値ATNと電界強度
Eとは図3に示すように直線性があるため、算出値によ
る電界強度Eはかなり正確な値となる。
【0016】こうして、放送局30が送信した放送波を
利用することによって、該放送波を含む電波40が属す
る範囲ARの周波数帯の電波40aに対する電磁シール
ドルーム1のシールド性能を、簡単且つ正確に測定する
ことが出来る。従って、測定装置3を用いれば、既存の
放送波等を利用して、該放送波を含む電波40のうちか
ら、該放送波に対応した範囲ARの周波数帯域の電波4
0aを抽出し、該電波40aに対するシールド性能を検
出評価することが出来るので、電磁波発信機を必要とす
ることなく、装置構成も簡便で済む。
利用することによって、該放送波を含む電波40が属す
る範囲ARの周波数帯の電波40aに対する電磁シール
ドルーム1のシールド性能を、簡単且つ正確に測定する
ことが出来る。従って、測定装置3を用いれば、既存の
放送波等を利用して、該放送波を含む電波40のうちか
ら、該放送波に対応した範囲ARの周波数帯域の電波4
0aを抽出し、該電波40aに対するシールド性能を検
出評価することが出来るので、電磁波発信機を必要とす
ることなく、装置構成も簡便で済む。
【0017】また、測定装置3は、ある特定な範囲AR
の周波数帯に属する電波40aに対するシールド性能を
測定するだけではなく、その他の範囲ARの周波数帯に
属する電波40aの電界強度Eも検出し、該その他の電
波40aに対するシールド性能を求めることも容易に出
来る。すると、特定の周波数帯の電波40が属する範囲
ARから外れた様々な周波数帯の放射ノイズに対して、
該シールドルーム1が遮断性があるかどうかを、簡単且
つ正確に測定することが可能となる。この際、周波数帯
の範囲ARを設定するには、単にバンドパスフィルター
7のパスレンジ選択手段7aを操作するだけで良いの
で、装置の取扱いが簡単である。また、図3に示す相関
直線L1のような電界強度Eと減衰値ATNの関係を相
関データとして用いることによって、出力された減衰値
ATNを直接電界強度Eの値Ekaniに換算し、シールド
性能の評価基準にすることが出来るので、誰にでも簡単
且つ所定の精度でもって、試験結果の解析を行うことが
出来る。このため、データ処理も楽である。
の周波数帯に属する電波40aに対するシールド性能を
測定するだけではなく、その他の範囲ARの周波数帯に
属する電波40aの電界強度Eも検出し、該その他の電
波40aに対するシールド性能を求めることも容易に出
来る。すると、特定の周波数帯の電波40が属する範囲
ARから外れた様々な周波数帯の放射ノイズに対して、
該シールドルーム1が遮断性があるかどうかを、簡単且
つ正確に測定することが可能となる。この際、周波数帯
の範囲ARを設定するには、単にバンドパスフィルター
7のパスレンジ選択手段7aを操作するだけで良いの
で、装置の取扱いが簡単である。また、図3に示す相関
直線L1のような電界強度Eと減衰値ATNの関係を相
関データとして用いることによって、出力された減衰値
ATNを直接電界強度Eの値Ekaniに換算し、シールド
性能の評価基準にすることが出来るので、誰にでも簡単
且つ所定の精度でもって、試験結果の解析を行うことが
出来る。このため、データ処理も楽である。
【0018】なお、上述した実施例においては、計測手
段が出力する減衰値ATNを電界強度Eに換算するため
の相関データとして、図3に示す相関直線L1を用い、
該相関直線L1をモデル化した式、即ち(1)式の近似
式である(2)式の逆関数を、(3)式として、求める
値Ekaniの算出に用いた例を述べた。しかし、このよう
に減衰値ATN等の定量値を電界強度Eに換算するため
の相関データは、(1)式にモデル化される相関直線L
1に限定されるものではない。また、該相関データは、
周波数の異なる範囲AR毎に、別個のものが用いられて
も差し支えない。また、測定装置3がシールド性能の測
定のために用いることが出来る到来波は、放送局30か
ら送信された電波40に限定されるものではなく、その
他の任意の電磁波を到来波として、利用することが可能
である。
段が出力する減衰値ATNを電界強度Eに換算するため
の相関データとして、図3に示す相関直線L1を用い、
該相関直線L1をモデル化した式、即ち(1)式の近似
式である(2)式の逆関数を、(3)式として、求める
値Ekaniの算出に用いた例を述べた。しかし、このよう
に減衰値ATN等の定量値を電界強度Eに換算するため
の相関データは、(1)式にモデル化される相関直線L
1に限定されるものではない。また、該相関データは、
周波数の異なる範囲AR毎に、別個のものが用いられて
も差し支えない。また、測定装置3がシールド性能の測
定のために用いることが出来る到来波は、放送局30か
ら送信された電波40に限定されるものではなく、その
他の任意の電磁波を到来波として、利用することが可能
である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
波40等の到来波を受信し得るアンテナ5を有し、前記
アンテナ5に、該アンテナ5が受信した到来波を検波増
幅し得る、プリアンプ6、アッテネーター9、アンプ1
0、検波器11等の受信手段を接続して設け、前記アン
テナ5に、該アンテナ5が受信した到来波のうち所定周
波数範囲AR分を選択的に通過させ得るバンドパスフィ
ルター7を接続して設け、前記バンドパスフィルター7
が通過させた前記電波40a等の到来波の電界強度E
を、減衰値ATN等の定量値として出力し得る電圧計1
2等の計測手段を設け、前記受信手段及びバンドパスフ
ィルター7を、電磁波遮断性能を有するシールドケース
13に収納して、測定装置3等のシールド性能測定装置
を構成したので、アンテナ5に到来波を受信させ、該受
信した到来波のうち所定周波数範囲AR分の電界強度E
を計測すると、該電界強度Eにより該所定周波数範囲A
R分の到来波の、測定点における減衰度がわかる。従っ
て、シールド性能を測定すべき電磁シールドルーム1等
の室の内外において、到来波のうちの所定周波数範囲A
R分の電界強度Eをそれぞれ、計測手段を介して定量値
として出力させる形で計測すれば、該室の内外における
電界強度Eに基づいて、該室の所定周波数範囲の到来波
に対するシールド性能を定量的に検出することが出来
る。この際、アンテナ5は、様々な周波数帯の電磁波を
到来波として捉えることが出来、該アンテナ5に受信さ
せた到来波のうちから、測定すべき周波数範囲ARに属
する部分のみを、バンドパスフィルター7により抽出す
ることが出来るので、該周波数範囲ARの選択によっ
て、様々な周波数帯の電磁波に対するシールド性能を検
査することが手間なく且つ正確に出来る。また、本発明
では、アンテナ5が受信し得る到来波であれば、試験波
として用いることが出来るので、該到来波として既存の
各種の放送波を利用すれば、電磁波送信器が不要であ
る、というメリットがある。するとその分、装置構成が
簡便で済む。また、こうした受信手段及びバンドパスフ
ィルター7を前記シールドケース13に収納しておくこ
とによって、回路が、周辺の誘導ノイズの影響を受ける
ことから防止される。このため、試験結果の精度が高
い。
波40等の到来波を受信し得るアンテナ5を有し、前記
アンテナ5に、該アンテナ5が受信した到来波を検波増
幅し得る、プリアンプ6、アッテネーター9、アンプ1
0、検波器11等の受信手段を接続して設け、前記アン
テナ5に、該アンテナ5が受信した到来波のうち所定周
波数範囲AR分を選択的に通過させ得るバンドパスフィ
ルター7を接続して設け、前記バンドパスフィルター7
が通過させた前記電波40a等の到来波の電界強度E
を、減衰値ATN等の定量値として出力し得る電圧計1
2等の計測手段を設け、前記受信手段及びバンドパスフ
ィルター7を、電磁波遮断性能を有するシールドケース
13に収納して、測定装置3等のシールド性能測定装置
を構成したので、アンテナ5に到来波を受信させ、該受
信した到来波のうち所定周波数範囲AR分の電界強度E
を計測すると、該電界強度Eにより該所定周波数範囲A
R分の到来波の、測定点における減衰度がわかる。従っ
て、シールド性能を測定すべき電磁シールドルーム1等
の室の内外において、到来波のうちの所定周波数範囲A
R分の電界強度Eをそれぞれ、計測手段を介して定量値
として出力させる形で計測すれば、該室の内外における
電界強度Eに基づいて、該室の所定周波数範囲の到来波
に対するシールド性能を定量的に検出することが出来
る。この際、アンテナ5は、様々な周波数帯の電磁波を
到来波として捉えることが出来、該アンテナ5に受信さ
せた到来波のうちから、測定すべき周波数範囲ARに属
する部分のみを、バンドパスフィルター7により抽出す
ることが出来るので、該周波数範囲ARの選択によっ
て、様々な周波数帯の電磁波に対するシールド性能を検
査することが手間なく且つ正確に出来る。また、本発明
では、アンテナ5が受信し得る到来波であれば、試験波
として用いることが出来るので、該到来波として既存の
各種の放送波を利用すれば、電磁波送信器が不要であ
る、というメリットがある。するとその分、装置構成が
簡便で済む。また、こうした受信手段及びバンドパスフ
ィルター7を前記シールドケース13に収納しておくこ
とによって、回路が、周辺の誘導ノイズの影響を受ける
ことから防止される。このため、試験結果の精度が高
い。
【0020】また、本発明は、前記測定装置3等のシー
ルド性能測定装置を用いて、シールド性能を測定すべき
電磁シールドルーム1等の室内外において、前記プリア
ンプ6、アッテネーター9、アンプ10、検波器11等
の受信手段により前記アンテナ5に、放送波を含む電波
40等の到来波をそれぞれ検波受信させ、前記受信した
到来波のうち所定周波数範囲AR分を前記バンドパスフ
ィルター7により通過抽出させ、該抽出された所定周波
数範囲ARの前記到来波の電界強度Eを、前記電圧計1
2等の計測手段により減衰値ATN等の定量値として前
記室内外についてそれぞれ出力させ、前記到来波の電界
強度Eと前記計測手段が出力する定量値の相関関係を示
す相関直線L1等の相関データを用い、前記出力された
定量値から、前記所定周波数範囲ARの到来波の電界強
度Eの値Ekaniを前記室内外のそれぞれについて算出
し、該算出された電界強度Eの各値Ekaniに基づいて、
前記室内の前記所定周波数範囲ARの到来波に対するシ
ールド性能を評価するようにして、構成したので、所定
周波数範囲ARの到来波が室内から室内に進入する際に
どの程度減衰するかに基づいて、室内のシールド性能を
評価することが出来る。すると、シールド性能測定装置
は、先に述べたように簡便な装置構成で、また、測定中
に誘導ノイズの影響を受けて試験結果の精度が悪くなる
ことが防止されているために、本方法を行えば、室内外
で受信した様々な周波数範囲ARの到来波を利用して、
様々な周波数帯の電磁波に対する遮断性を簡単且つ正確
に検出することが出来る。また、出力された定量値を電
界強度Eの値Ekaniとして表示する際に、相関データを
用いてデータ処理を行えば良いので、高度な分析技術を
要することがない。
ルド性能測定装置を用いて、シールド性能を測定すべき
電磁シールドルーム1等の室内外において、前記プリア
ンプ6、アッテネーター9、アンプ10、検波器11等
の受信手段により前記アンテナ5に、放送波を含む電波
40等の到来波をそれぞれ検波受信させ、前記受信した
到来波のうち所定周波数範囲AR分を前記バンドパスフ
ィルター7により通過抽出させ、該抽出された所定周波
数範囲ARの前記到来波の電界強度Eを、前記電圧計1
2等の計測手段により減衰値ATN等の定量値として前
記室内外についてそれぞれ出力させ、前記到来波の電界
強度Eと前記計測手段が出力する定量値の相関関係を示
す相関直線L1等の相関データを用い、前記出力された
定量値から、前記所定周波数範囲ARの到来波の電界強
度Eの値Ekaniを前記室内外のそれぞれについて算出
し、該算出された電界強度Eの各値Ekaniに基づいて、
前記室内の前記所定周波数範囲ARの到来波に対するシ
ールド性能を評価するようにして、構成したので、所定
周波数範囲ARの到来波が室内から室内に進入する際に
どの程度減衰するかに基づいて、室内のシールド性能を
評価することが出来る。すると、シールド性能測定装置
は、先に述べたように簡便な装置構成で、また、測定中
に誘導ノイズの影響を受けて試験結果の精度が悪くなる
ことが防止されているために、本方法を行えば、室内外
で受信した様々な周波数範囲ARの到来波を利用して、
様々な周波数帯の電磁波に対する遮断性を簡単且つ正確
に検出することが出来る。また、出力された定量値を電
界強度Eの値Ekaniとして表示する際に、相関データを
用いてデータ処理を行えば良いので、高度な分析技術を
要することがない。
【図1】電磁シールドルームの電磁波遮断性能を計測し
ている様子を示す図である。
ている様子を示す図である。
【図2】本発明によるシールド性能測定装置の一実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図2に示すシールド性能測定装置を用いた減衰
値の測定値と電界強度の相関関係を示す図である。
値の測定値と電界強度の相関関係を示す図である。
1……室(電磁シールドルーム) 3……シールド性能測定装置(測定装置) 5……アンテナ 6、9、10、11……受信手段(プリアンプ、アッテ
ネーター、アンプ、検波器) 7……バンドパスフィルター 12……計測手段(電圧計) 13……シールドケース 40、40a……到来波(電波) E、Ekani……電界強度 ATN……定量値(減衰値) L1……相関データ(相関直線)
ネーター、アンプ、検波器) 7……バンドパスフィルター 12……計測手段(電圧計) 13……シールドケース 40、40a……到来波(電波) E、Ekani……電界強度 ATN……定量値(減衰値) L1……相関データ(相関直線)
Claims (2)
- 【請求項1】到来波を受信し得るアンテナを有し、 前記アンテナに、該アンテナが受信した到来波を検波増
幅し得る受信手段を接続して設け、 前記アンテナに、該アンテナが受信した到来波のうち所
定周波数範囲分を選択的に通過させ得るバンドパスフィ
ルターを接続して設け、 前記バンドパスフィルターが通過させた前記到来波の電
界強度を、定量値として出力し得る計測手段を設け、 前記受信手段及びバンドパスフィルターを、電磁波遮断
性能を有するシールドケースに収納して構成した、シー
ルド性能測定装置。 - 【請求項2】請求項1記載のシールド性能測定装置を用
いて、 シールド性能を測定すべき室内外において、前記受信手
段により前記アンテナに、放送波を含む到来波をそれぞ
れ検波受信させ、 前記受信した到来波のうち所定周波数範囲分を前記バン
ドパスフィルターにより通過抽出させ、 該抽出された所定周波数範囲の前記到来波の電界強度
を、前記計測手段により定量値として前記室内外につい
てそれぞれ出力させ、 前記到来波の電界強度と前記計測手段が出力する定量値
の相関関係を示す相関データを用い、前記出力された定
量値から、前記所定周波数範囲の到来波の電界強度の値
を前記室内外のそれぞれについて算出し、 該算出された電界強度の各値に基づいて、前記室内の前
記所定周波数範囲の到来波に対するシールド性能を評価
するようにして構成した、シールド性能測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16305994A JPH085688A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | シールド性能測定装置及びこれを用いたシールド性能測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16305994A JPH085688A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | シールド性能測定装置及びこれを用いたシールド性能測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH085688A true JPH085688A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15766398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16305994A Pending JPH085688A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | シールド性能測定装置及びこれを用いたシールド性能測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085688A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002181859A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-26 | Yazaki Corp | 電界ノイズ測定装置および方法 |
| KR20020088849A (ko) * | 2001-05-21 | 2002-11-29 | 학교법인고려중앙학원 | 넓은 주파수 영역에서 전자기파 차폐효율 측정 방법 및장치 |
| EP2780728A4 (en) * | 2011-10-27 | 2015-05-20 | Comsonics Inc | SHIELDING INTEGRITY TEST FOR A CABLE CONNECTION |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP16305994A patent/JPH085688A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002181859A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-26 | Yazaki Corp | 電界ノイズ測定装置および方法 |
| KR20020088849A (ko) * | 2001-05-21 | 2002-11-29 | 학교법인고려중앙학원 | 넓은 주파수 영역에서 전자기파 차폐효율 측정 방법 및장치 |
| EP2780728A4 (en) * | 2011-10-27 | 2015-05-20 | Comsonics Inc | SHIELDING INTEGRITY TEST FOR A CABLE CONNECTION |
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