JPH085794A - 放射性廃棄物ペレットの固化処理設備及び方法 - Google Patents

放射性廃棄物ペレットの固化処理設備及び方法

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JPH085794A
JPH085794A JP13274594A JP13274594A JPH085794A JP H085794 A JPH085794 A JP H085794A JP 13274594 A JP13274594 A JP 13274594A JP 13274594 A JP13274594 A JP 13274594A JP H085794 A JPH085794 A JP H085794A
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龍男 泉田
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好正 木内
Masami Matsuda
将省 松田
Hidehisa Shiobara
秀久 塩原
Mamoru Tanaka
衛 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】放射性廃棄物ペレットの固化処理設備及び処理
方法において、種類の異なる廃棄物ペレットであっても
同じ設備を使って均一に分散した状態で固化できるよう
にする。 【構成】選択キー16bを操作してペレットA,B,C
のうち1種類のペレットを選択すると、制御装置17に
より対応する移送装置7a〜7cの駆動が開始され、対
応する貯蔵容器1a〜1cから選択したペレットが計量
器11で計量され、混練槽6に移送される。制御装置1
8では選択したペレットに対応する相関から混練槽6に
移送されたペレットの重量に対応する嵩容積が求めら
れ、固体状物質の相関から目標嵩容積とペレットの嵩容
積との差に対応する固体状物質Sの目標重量が求めら
れ、計量器12でその重量分の固体状物質が計量されて
混練槽6に移送される。これらは固化材及び水と共に混
合され固化容器5に投入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子力発電所等から発生
する各種放射性廃棄物の固化処理設備及び方法に係わ
り、特に放射性廃棄物を乾燥粉末化したものを圧縮成型
したペレットを固化材を用いて固化容器内で固化する放
射性廃棄物ペレットの固化処理設備及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所等からは、放射性核種を含
む廃棄物が少なからず発生し、これらはドラム缶などに
入れられた状態で施設内に安全に保管されているか、も
しくは固形化された固化体として同様に施設内で保管さ
れている。固形化された固化体は、主に液体廃棄物をセ
メント等の固化材と混練して固化したものであり、固体
状の廃棄物、例えば液体廃棄物を乾燥粉末化してペレッ
ト状に押し固めたペレットや使用済みイオン交換樹脂及
び雑固体等は固化されずに施設内に貯蔵保管されている
ものが大部分である。
【0003】原子力発電所から発生した低レベル廃棄物
に関しては、近年、浅地層に埋設管理する方法が具体化
されており、一部、主に液体廃棄物を固化した固化体の
埋設が実施されている。浅地層への埋設は、液体廃棄物
を乾燥粉末化してペレット状に押し固めたペレットや使
用済みイオン交換樹脂の固化体も埋設対象となってお
り、これらは適切に固形化すれば液体廃棄物を固化した
固化体と同様に埋設可能となる。
【0004】ペレット状の廃棄物(廃棄物ペレット)を
固形化する従来技術としては、特開昭57−93299
号公報に記載のものがある。これは、ペレット状の廃棄
物を容器に充填し、充填容器の上部開口部から液体状固
化材として水ガラスを注入するものである。
【0005】また、廃棄物ペレットの固形化に際して固
化体内でのペレットの偏在を防止する従来技術として特
開昭60−238800号公報に記載の方法がある。こ
れは、廃棄物ペレットよりも比重の大きい固化材を用い
て、第1段階として固化材を固化容器中に所定量注入
し、その後廃棄物ペレットを投入、さらに第2段階とし
て固化材をその上部に注入して固化するものであり、廃
棄物ペレットを固化体の中心付近に維持させる固化方法
である。
【0006】また、廃棄物ペレットの固化体での偏在を
防止する他の方法として、特開昭63−167297号
公報、特開平3−189600号公報等に記載のように
固化材の比重を調整する方法がある。これらの方法は、
セメントなどの固化材に、例えば、軽量骨材や砂等を添
加して固化材のペースト比重を調整し、ペレットの浮き
上がりを防止するものである。
【0007】一方、熱硬化性樹脂を固化材として用いる
プラスチック固化法が知られており、この固化法におい
て熱硬化性樹脂がゲル化するまで放射性廃棄物の沈降を
防ぐ方法として特公昭60−17080号公報に記載の
ものがある。これは、液体またはスラリー状の廃棄物を
乾燥したものを熱硬化性樹脂を用いて固化するに際し
て、放射性廃棄物の投入予定量と実際の投入量との差分
に相当する量の被放射性充填材、例えばケイ砂を充填
し、廃棄物の沈降を防止するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、原子
力発電所から発生する低レベル廃棄物に関しては、浅地
層に埋設管理する方法が具体化されており、一部、主に
液体廃棄物を固化した固化体の埋設が実施されている。
これらの埋設に際しては、充分な安全ファクターを見込
んだ評価が実施されており、安全であることが評価され
ているが、その際、廃棄物固化体、施設等に最低限確保
すべきいくつかの性能もしくは材質等の条件が必要とな
っている。例えば、廃棄物固化体に関しては、放射性核
種を含む廃棄物が一部分にのみ偏在すること無く均一に
固形化されていることが要求されている。
【0009】廃棄物が液体状の場合は、通常、液体廃棄
物とセメントなどの固化材を混合して固化体を作成する
ため、廃棄物は固化体中に均一に分散したものとなり問
題にはならない。
【0010】しかしながら、廃棄物がペレット等の固体
状である場合は、使用する固化材の種類、固体状廃棄物
の種類及び廃棄物充填量などに依存して固化体中の廃棄
物の分散の程度が異なることが予想される。例えば、廃
棄物がペレットである場合、ペレットはペレット状にす
る前の廃棄物の種類により主成分が異なり、これに応じ
てペレットの比重が異なる。ペレットの比重が固化材よ
りも大きければペレットは固化体底部に沈降する。逆に
比重が小さければ固化体上部に浮き上がる。ペレットの
充填量が多い場合はペレット同士が干渉し合い、このよ
うな沈降及び浮き上がりはあまり問題とならない。しか
し、固化体の表面線量率の制限等から充填量を少なくし
なければならない場合があり、この場合はペレットの沈
降または浮き上がりが顕著となり、固化体中の一部分、
たとえば固化体底部や上部にのみペレットが偏在するこ
とになる。
【0011】特開昭57−93299号公報に記載の従
来技術では、注入する固化材ペーストは非放射性であ
り、また固化材ペースト作成のための混練機等も非放射
性となるため、機器の取扱い及びメンテナンスが容易に
なるという利点がある。しかし、ペレット状の廃棄物と
固化材の比重が大きく異なる場合は、廃棄物の充填量が
少ないと上記のようにペレットが偏在するという問題が
生じる。
【0012】特開昭60−238800号公報に記載の
従来技術では、固化材を2段階に分けて注入し廃棄物ペ
レットを固化体の中心付近に保持するため、廃棄物ペレ
ットが固化体の上部もしくは底部には偏在することは避
けれる。しかし、廃棄物ペレットを分散するものではな
いので、中央部とはいえペレットが偏在することには変
わりはない。
【0013】特開昭63−167297号公報、特開平
3−189600号公報等に記載の従来技術では、軽量
骨材を添加して固化材のペースト比重を調整し、ペレッ
トの浮き上がりを防止している。この方法では、固化材
のペースト比重を大きくするのは比較的容易であるが、
比重を小さくするのが難しいという問題がある。また、
固化材のペースト比重とペレットの比重差が大きくなる
と、比重の調整が難しいという問題がある。また、比重
の異なる幾つかの種類の廃棄物ペレットから1つの種類
のペレットを選択して固化する場合、廃棄物ペレットの
種類に応じて固化材の比重を変える必要がある。このた
め固化処理設備が複雑になり、運転も複雑で難しくなる
という問題がある。
【0014】特公昭60−17080号公報に記載の従
来技術では、放射性廃棄物の投入予定量と実際の投入量
との差分に相当する量の被放射性充填材を添加して熱硬
化性樹脂中における廃棄物の沈降を防止している。しか
し、この技術で廃棄物ペレットを固化しようとした場
合、充填材としてペレットより遥かに粒径が小さいケイ
砂を用いているため、ケイ砂ではペレットの偏在を防止
することはできない。また、ペレットの種類が異なると
ペレットの比重が異なるため、同一重量のペレットを固
化容器に投入してもペレットの種類が異なると固化容器
内におけるペレットの嵩容積が異なり、ペレットを固化
体内で均一に分散させるのに必要な充填材の重量も異な
る。このため、同じ設備では異なる種類のペレットを均
一に分散した状態で固化することができない。
【0015】本発明の目的は、種類の異なる廃棄物ペレ
ットであっても同じ設備を使って均一に分散した状態で
固化することのできる放射性廃棄物ペレットの固化処理
設備及び処理方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の廃棄物ペレット
の固化処理設備は上記目的を達成するため次の構成を採
用する。すなわち、放射性廃棄物を乾燥粉末化し、これ
を圧縮成型したペレットを固化材を用いて固化容器内で
固化する放射性廃棄物ペレットの固化処理設備におい
て、種類の異なるペレットが収容される複数のペレット
貯蔵容器と、前記ペレットと同程度の大きさを持つ固体
状物質が収納される固体状物質貯蔵容器と、前記ペレッ
ト貯蔵容器及び固体状物質貯蔵容器からペレット及び固
体状物質が移送され、これらを混合撹拌して前記固化容
器に投入する第1の混練槽と、前記複数のペレット貯蔵
容器からそれぞれのペレットを計量して前記第1の混練
槽に移送するペレット移送手段と、前記固体状物質貯蔵
容器から固体状物質を計量して前記第1の混練槽に移送
する固体状物質移送手段と、前記種類の異なるペレット
から1種類のペレットを選択し、この選択した所定重量
のペレットが前記第1の混練槽に移送されるように前記
ペレット移送手段を制御する第1の移送制御手段と、前
記第1の移送制御手段で選択したペレットを前記固化容
器内に均一に分散固化するのに必要な前記固体状物質の
目標重量を求め、その目標重量分の固体状物質が前記第
1の混練槽に移送されるように前記固体状物質移送手段
を制御する第2の移送制御手段とを備える構成とする。
【0017】上記固化処理設備において、好ましくは、
第2の移送制御手段は、前記種類の異なるペレットのそ
れぞれについて、ペレット重量とペレットを固化容器内
に均一に分散固化するのに必要な固体状物質重量との相
関が記憶されており、その相関に基づいて前記第1の混
練槽に移送される所定重量のペレットに対応する固体状
物質重量を前記固体状物質の目標重量として求める。
【0018】また、好ましくは、前記第2の移送制御手
段は、前記種類の異なるペレットのそれぞれについての
前記固化容器におけるペレット重量と嵩容積との第1相
関及び前記固化容器における固体状物質重量と嵩容積と
の第2相関が記憶されており、前記選択したペレットに
対応する第1相関を選択し、この第1相関と、前記第2
相関と、前記第1の混練槽に移送されるペレットの所定
重量と、ペレットを固化容器内に均一に分散固化するの
に必要な目標嵩容積とから前記固体状物質の目標重量を
求める。
【0019】また、上記固化処理設備は、好ましくは、
前記固化容器におけるペレット分散の目標とする均一性
の数値を入力する第1操作手段を更に備え、前記第2の
移送制御手段はその目標とする均一性が得られるように
前記固体状物質の目標重量を演算する。この場合、好ま
しくは、前記第2の移送制御手段は、前記固化容器にお
けるペレット分散の均一性と嵩容積との相関が記憶され
ており、この相関に基づいて前記第1操作手段で入力さ
れた目標とする均一性に対応する嵩容積を求め、この嵩
容積を前記目標嵩容積として設定する。
【0020】更に、好ましくは、上記固化処理設備は、
前記種類の異なるペレットの任意の1つの選択を指示す
る第2操作手段を更に備え、前記第1の移送制御手段は
前記第2操作手段からの選択信号に応じて前記第1の混
練槽に移送されるペレットの種類を選択する。
【0021】上記固化処理設備は、固化材及び添加水が
それぞれ収容される固化材貯蔵容器及び水貯蔵容器と、
前記固化材貯蔵容器及び水貯蔵容器から固化材及び水を
それぞれ計量して前記第1の混練槽に移送する固化材及
び水移送手段と、前記第1の混練槽に移送される前記ペ
レットの所定重量及び前記固体状物質の目標重量に適合
した重量の固化材及び水が前記第1の混練槽に移送され
るように前記固化材及び水移送手段を制御する第3の移
送制御手段とを更に備えていてもよい。この場合、前記
目標嵩容積は前記固化容器の容積の30%以上とする。
【0022】また、上記固化処理設備は、固化材及び添
加水がそれぞれ収容される固化材貯蔵容器及び水貯蔵容
器と、前記固化材貯蔵容器及び水貯蔵容器から固化材及
び添加水が移送され、これらを撹拌混合して前記固化容
器に移送する第2の混練槽と、前記固化材貯蔵容器及び
水貯蔵容器から固化材及び水をそれぞれ計量して前記第
2の混練槽に移送する固化材及び水移送手段と、前記第
1の混練槽に移送される前記ペレットの所定重量及び前
記固体状物質の目標重量に適合した重量の固化材及び水
が前記第2の混練槽に移送されるように前記固化材及び
水移送手段を制御する第3の移送制御手段とを更に備え
ていてもよい。この場合、前記目標嵩容積は前記固化容
器の容積の70%以上とする。
【0023】また、上記固化処理設備において、好まし
くは、前記第1の移送制御手段は前記第1の混練槽に移
送されるペレットの表面線量率を計測する線量率検出手
段と、前記線量率検出手段で得られた表面線量率が基準
値に達すると前記第1の混練槽へのペレットの移送を停
止する手段とを有する。この場合、好ましくは、前記第
2の移送制御手段は前記第1の移送制御手段からの処理
データを入力し、前記表面線量率が基準値に達したとき
に前記第ペレット移送手段で計量されたペレット重量か
ら前記固体状物質の目標重量を求める。
【0024】更に、上記固化処理設備において、好まし
くは、前記ペレット移送手段及び固体状物質移送手段
は、それぞれ、前記第1の混練槽に移送されるペレット
及び固体状物質を中間的に受けその重量を計測する計量
器を有する。
【0025】また、本発明の廃棄物ペレットの固化処理
方法は上記目的を達成するため次の構成を採用する。す
なわち、放射性廃棄物を乾燥粉末化し、これを圧縮成型
したペレットを固化材を用いて固化容器内で固化する放
射性廃棄物ペレットの固化処理方法において、ペレット
と同程度の大きさを持つ固体状物質を予め準備しておく
こと、種類の異なるペレットから1種類のペレットを選
択し、その選択したペレットの所定重量を混練槽に移送
すること、前記選択したペレットを前記固化容器内に均
一に分散固化するのに必要な前記固体状物質の目標重量
を求めること、前記目標重量分の固体状物質を前記混練
槽に移送すること、前記混練槽内で前記ペレットと固体
状物質を混合撹拌して前記固化容器に投入することの各
手順を採用する。
【0026】上記固化処理方法において、好ましくは、
前記固体状物質の目標重量を求める手順は、前記種類の
異なるペレットのそれぞれについて予め設定した、ペレ
ット重量とペレットを固化容器内に均一に分散固化する
のに必要な固体状物質重量との第1相関から選択したペ
レットに対応する第1相関を選択すること、前記選択し
た第1相関に基づき前記混練槽に移送されるペレット重
量に対応する嵩容積を求めること、ペレットを固化容器
内に均一に分散固化するのに必要な目標嵩容積と前記求
めた嵩容積との差を演算すること、前記固体状物質の重
量と嵩容積との第2相関に基づき前記嵩容積の差に対応
する固体状物質の重量を目標重量として求める。
【0027】また、上記固化処理方法において、前記ペ
レット及び固体状物質と共に固化材と添加水を前記混練
槽に移送してこれらを混合撹拌し前記固化容器に注入し
てもよい。この場合、前記目標嵩容積は前記固化容器の
容積の30%以上とする。
【0028】また、前記ペレットと固体状物質とを混合
撹拌したものを前記固化容器に注入した後、この固化容
器に固化材と添加水を混練したものを注入してもよい。
この場合、前記目標嵩容積は前記固化容器の容積の70
%以上とする。
【0029】また、好ましくは、前記混練槽に移送され
るペレットの重量と表面線量率を計測し、表面線量率が
基準値に達したときのペレット重量から前記第1相関に
基づきペレットの嵩容積を求める。
【0030】
【作用】廃棄物ペレットが固化体内で偏在するのは、ペ
レットの比重が固化材と異なるためで、ペレットの比重
が固化材ペーストより大きい場合は沈降し、逆に小さい
場合は浮き上がる。本願発明者等は、ペレットと同程度
の大きさを持つ固体状物質を適切な量ペレットに加える
ことにより、このようなペレットの沈降もしくは浮き上
がりを抑制することができることを見出だした。これ
は、ペレットの比重が固化材と異なるとペレットは固化
材ペースト中で沈降もしくは浮き上がろうとするが、ペ
レットと同程度の大きさの固体状物質が混入されている
と、その固体状物質が障害となって移動できなくなり、
沈降もしくは浮き上がりが抑制されるからである。
【0031】また、上記のように固体状物質を加えてペ
レットの沈降もしくは浮き上がりを抑制しようとした場
合、ペレットの種類に応じて固体状物質の投入量を変え
なければならないことが分かった。すなわち、ペレット
の種類が異なるとペレットの比重が異なるので、同一重
量のペレットを固化容器に投入してもペレットが固化容
器内で占める領域の容積、すなわち「嵩容積」が同じで
なくなる。このため、ペレットの沈降もしくは浮き上が
りを抑制するのに必要とされる固体状物質の投入量を変
える必要がある。
【0032】本発明は以上の知見に基づくものであり、
本発明の固化処理設備においては、第2の移送制御手段
により第1の移送制御手段で選択したペレットを固化容
器内に均一に分散固化するのに必要な固体状物質の目標
重量を求め、その目標重量分の固体状物質が第1の混練
槽に移送されるように固体状物質移送手段を制御するこ
とにより、種類の異なる廃棄物ペレットであってもペレ
ットの沈降もしくは浮き上がりを適切に抑制し、同じ設
備を使って均一に分散した状態で固化することができ
る。
【0033】また、選択したペレットを固化容器内に均
一に分散固化するのに必要な固体状物質の目標重量は次
のようにすれば求まることが分かった。
【0034】(a)固化容器内におけるペレット分散の
均一性を固化容器内におけるペレットの「嵩容積」によ
り定量的に把握しておくこと; (b)ペレットの種類ごとにペレット重量と固化容器内
における「嵩容積」との相関を予め求めておくこと; (c)固体状物質の重量と固化容器内における「嵩容
積」との相関を予め求めておくこと; (d)上記(c)の相関から選択したペレットに対応す
る相関を選択し、その相関に基づき混練槽に移送される
ペレット重量に対応する「嵩容積」を求めること; (e)上記(a)で把握した目標とする均一性に対応す
る「嵩容積」を目標嵩容積とし、その目標嵩容積と
(d)で求めた嵩容積との差を演算すること; (f)上記(c)の相関に基づき(e)で求めた嵩容積
の差に対応する固体状物質の重量を固体状物質の目標重
量として求めること。
【0035】なお、上記(b)及び(c)の相関は嵩容
積をパラメータとしてペレット重量と固体状物質重量と
の1つの相関にまとめてもよい。ここで、「嵩容積」と
は上記のように固化容器に投入されたペレット(または
固体状物質またはその混合物)が固化容器内で占める領
域の容積のことであり、ペレットとペレット(または固
体状物質と固体状物質またはペレットと固体状物質)と
の間隙をも含む容積のことである。
【0036】本発明は以上の知見にも基づいており、本
発明の固化処理設備において、第2の移送制御手段に種
類の異なるペレットのそれぞれについて、ペレット重量
とペレットを固化容器内に均一に分散固化するのに必要
な固体状物質重量との相関を記憶させておき、その相関
に基づいて第1の混練槽に移送される所定重量のペレッ
トに対応する固体状物質重量を求めることにより固体状
物質の目標重量が求まる。
【0037】第2の移送制御手段に、種類の異なるペレ
ットのそれぞれについての前記固化容器におけるペレッ
ト重量と嵩容積との第1相関及び前記固化容器における
固体状物質重量と嵩容積との第2相関を記憶させてお
き、選択したペレットに対応する第1相関を選択し、こ
の第1相関と、第2相関と、第1の混練槽に移送される
ペレットの所定重量と、ペレットを固化容器内に均一に
分散固化するのに必要な目標嵩容積とから上記(d)〜
(f)の演算を行なうことにより固体状物質の目標重量
が求まる。
【0038】固化容器におけるペレット分散の目標とす
る均一性の数値を入力する第1操作手段を更に設け、第
2の移送制御手段でその目標とする均一性が得られるよ
うに固体状物質の目標重量を演算することにより、オペ
レータの操作で均一性を自由に設定することができる。
【0039】第2の移送制御手段に固化容器におけるペ
レット分散の均一性と嵩容積との相関を記憶しておき、
この相関に基づいて第1操作手段で入力された目標とす
る均一性に対応する嵩容積を求め、これを目標嵩容積と
して設定することにより、目標とする均一性が定量的に
定まる。
【0040】種類の異なるペレットの任意の1つの選択
を指示する第2操作手段を更に設け、第1の移送制御手
段で第2操作手段からの選択信号に応じて第1の混練槽
に移送されるペレットの種類を選択することにより、オ
ペレータの操作でペレットの種類を自由に選択し、その
選択したペレットを均一に分散した状態で固化すること
ができる。
【0041】上記(a)で、固化容器内におけるペレッ
ト分散の均一性を固化容器内におけるペレットの「嵩容
積」で定量的に把握するに際して、ペレット分散の均一
性とペレットの「嵩容積」との関係は混練固化方式か注
入固化方式かによって異なる。混練固化方式とはペレッ
トと固化材を混練槽内で一緒に撹拌混合して固化容器に
投入する方式であり、この場合ペレット分散の均一性と
「嵩容積」とは直線的な比例関係にはない(図4参
照)。通常、十分な安全ファクターを見込んで均一性は
70%以上が必要であるといわれており、混練固化方式
の場合、70%の均一性に対応する「嵩容積は」固化容
器の容積の30%程度に当たる。これは、固化容器の容
積を200リットルとすると、約60リットル分であ
る。一方、注入固化方式とはペレットを固化容器に投入
した後、固化材ペーストを固化容器に注入する方式であ
り、ペレット分散の均一性と「嵩容積」とは直線的な比
例関係にある(図10参照)。この場合、70%の均一
性に対応する「嵩容積は」固化容器の容積の70%に当
たり、固化容器の容積を200リットルとすると、約1
40リットルである。
【0042】本発明の固化処理設備において、固化材貯
蔵容器及び水貯蔵容器から固化材及び水をそれぞれ計量
して第1の混練槽に移送する固化材及び水移送手段と、
この固化材及び水移送手段を制御する第3の移送制御手
段とを更に設けることにより、混練固化方式の設備が得
られる。この場合、目標嵩容積を固化容器の容積の30
%以上とすることにより、70%以上の均一性が達成さ
れる。
【0043】固化材貯蔵容器及び水貯蔵容器から固化材
及び添加水が移送され、これらを撹拌混合して固化容器
に移送する第2の混練槽と、固化材貯蔵容器及び水貯蔵
容器から固化材及び水をそれぞれ計量して第2の混練槽
に移送する固化材及び水移送手段と、この固化材及び水
移送手段を制御する第3の移送制御手段とを更に設ける
ことにより、注入固化方式の設備が得られる。この場
合、目標嵩容積を固化容器の容積の70%以上とするこ
とにより、70%以上の均一性が達成される。
【0044】また、第1の移送制御手段に第1の混練槽
に移送されるペレットの表面線量率を計測する線量率検
出手段を設け、線量率検出手段で得られた表面線量率が
基準値に達すると第1の混練槽へのペレットの移送を停
止するようにすることにより、固化体の表面線量率を基
準値以下とすることができる。この場合、第2の移送制
御手段に第1の移送制御手段からの処理データを入力
し、表面線量率が基準値に達したときにペレット移送手
段で計量されたペレット重量から固体状物質の目標重量
を求めるようにすることにより、固化体の表面線量率を
基準値以下にするのに必要な固体状物質の目標重量が求
まる。
【0045】ペレット移送手段及び固体状物質移送手段
に、それぞれ、第1の混練槽に移送されるペレット及び
固体状物質を中間的に受けその重量を計測する計量器を
設けることにより、ペレット及び固体状物質を計量しな
がら第1の混練槽に移送することができる。
【0046】また、本発明の固化処理方法は上記(d)
〜(f)の手順を実施しており、これにより種類の異な
る廃棄物ペレットであってもペレットの沈降もしくは浮
き上がりを適切に抑制し、同じ設備を使って均一に分散
した状態で固化することができる。
【0047】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。まず、本発明の第1の実施例を図1〜図8により説
明する。本実施例は本発明を混練固化方式の固化処理設
備に適用したものである。
【0048】図1において、本実施例の固化処理設備
は、種類の異なるペレットA,B,Cが収容される複数
のペレット貯蔵容器1a,1b,1cと、ペレットと同
程度の大きさを持つ固体状物質Sが収納される固体状物
質貯蔵容器2と、固化材X及び添加水Yがそれぞれ収容
される固化材貯蔵容器3及び水貯蔵容器4と、これら各
容器から送られてきたペレット、固化材、添加水及び固
体状物質を混合撹拌して固化容器5に投入する混練槽6
と、ペレット貯蔵容器1a,1b,1cからそれぞれの
ペレットA,B,Cを混練槽6に移送するペレット移送
装置7a,7b,7cと、固体状物質貯蔵容器2から固
体状物質Sを混練槽6に移送する固体状物質移送装置8
と、固化材貯蔵容器3及び水貯蔵容器4から固化材X及
び添加水Yを混練槽6に移送するための配管を開閉する
バルブ9,10とを備えている。混練槽6は駆動装置6
aと連結した回転撹拌羽根6bを備え、かつ排出用の配
管には配管を開閉するバルブ20が設けられている。
【0049】また、本実施例の固化処理設備は、混練槽
6に移送されるペレットを中間的に受けその重量を計測
するペレット計量器11と、混練槽6に移送される固体
状物質を中間的に受けその重量を計測する固体状物質計
量器12と、混練槽6に移送される固化材及び添加水を
それぞれ中間的に受けそれらの重量を計測する固化材計
量器13及び水計量器14と、ペレット計量器11に収
容されたペレットの表面線量率を計測する放射線検出器
15と、固化容器5におけるペレット分散の目標とする
均一性を数値を入力する入力キー16a、種類の異なる
ペレットA,B,Cの任意の1つを選択する選択キー1
6b、入力キー16aの入力信号及び選択キー16bの
選択信号の内容を表示するディスプレイ16cを備えた
操作装置16と、計量器11〜14、放射線検出器15
及び操作キー16a,16bからの信号を入力し、移送
装置7a〜7c,8及びバルブ9,10の操作を制御す
る制御装置17,18,19とを備えている。
【0050】制御装置17,18,19のうち、制御装
置17は放射線検出器15からの検出信号と操作装置1
6からの選択キー16bの選択信号を入力し、移送装置
7a〜7cの駆動を制御する。制御装置18は操作装置
16からの入力キー16aの入力信号と計量器11,1
2からの検出信号と制御装置17からの処理信号を入力
し、移送装置8の駆動を制御する。制御装置19は計量
器13,14からの検出信号と制御装置18からの処理
信号を入力し、バルブ9,10の開閉を制御する。
【0051】以上において、ペレット移送装置7a〜7
cとペレット計量器11は、複数のペレット貯蔵容器1
a〜1cからそれぞれのペレットA,B,Cを計量して
混練槽6に移送するペレット移送手段を構成し、固体状
物質移送装置8と固体状物質計量器12は、固体状物質
貯蔵容器2から固体状物質Sを計量して混練槽6に移送
する固体状物質移送手段を構成する。
【0052】また、放射線検出器15と制御装置17
は、種類の異なるペレットA,B,Cから1種類のペレ
ットを選択し、この選択した所定重量のペレットが混練
槽6に移送されるように上記ペレット移送手段、具体的
に配装装置7a〜7cを制御する第1の移送制御手段を
構成し、制御装置18は、種類の異なるペレットA,
B,Cのそれぞれについて、ペレット重量とペレットを
固化容器5内に均一に分散固化するのに必要な固体状物
質Sの重量との相関が記憶されており、その相関に基づ
いて混練槽6に移送される所定重量のペレットに対応す
る固体状物質重量を前記固体状物質Sの目標重量として
求め、その目標重量分の固体状物質が混練槽6に移送さ
れるように上記固体状物質移送手段、具体的に配装装置
8を制御する第2の移送制御手段を構成する。
【0053】また、バルブ9と固化材計量器13は固化
材貯蔵容器3から固化材Xを計量して混練槽6に移送す
る固化材移送手段を構成し、バルブ10と水計量器14
は水貯蔵容器4から水を計量して混練槽6に移送する水
移送手段を構成する。制御装置19は、混練槽6に移送
されるペレットの所定重量及び固体状物質の目標重量に
適合した重量の固化材X及び水Yが混練槽6に移送され
るように上記固化材及び水移送手段、具体的にはバルブ
9,10を制御する第3の移送制御手段を構成する。
【0054】ペレット貯蔵容器1a,1b,1cに収容
されるペレットA,B,Cは放射性廃棄物を乾燥粉末化
し、これを圧縮成型したものである。ペレットの種類と
しては濃縮廃液ペレット、樹脂ペレット等がある。濃縮
廃液ペレットは、無機塩類と酸化鉄の混合物が主成分の
濃縮廃液を乾燥粉体化し、これを圧縮成型したものであ
る。無機塩類は発電所の形式により異なっており、沸騰
水型発電所では硫酸ナトリウム、加圧水型発電所では硼
酸ナトリウムが主成分である。樹脂ペレットは、スラリ
ーの状態で貯蔵しているイオン交換樹脂(粒状もしくは
粉状)を乾燥粉体化し、これを圧縮成型したものであ
る。これらは主成分に応じて比重が異なり、硫酸ナトリ
ウムが主成分のペレット>硼酸ナトリウムが主成分のペ
レット>樹脂ペレットの順で比重が重い。ペレットAは
例えば硫酸ナトリウムを主成分とした濃縮廃液ペレット
であり、ペレットBは例えば硼酸ナトリウムを主成分と
した濃縮廃液ペレットであり、ペレットCは例えば樹脂
ペレットである。
【0055】固体状物質はペレットと同程度の大きさを
持つものであれば何でもよく、例えば砂利、砕石等が使
用できる。本実施例では砂利を用いる。
【0056】固化材としては、水と混練することによっ
て硬化する水硬性固化材、より具体的にはセメント系材
料を使用する。この場合、硫酸ナトリウムを主成分とし
たペレットAはセメントよりも重いため沈み、その他の
ペレットB,Cはセメントよりも軽いため浮き上がる。
この固化材も、セメント系材料に限らず有機性の材料で
も何でもよく、ペレット及び固体状物質と作用して固化
体に悪影響を及ぼさない固化材料であればよい。
【0057】制御装置17の処理機能の詳細を図2に示
すフローチャートにより説明する。制御装置17はまず
操作装置16からの選択キー16bによるペレットA,
B,Cの選択信号及び放射線検出器15からの検出信号
を入力する(ステップ100)。次いで、操作装置16
からの選択信号に基づき、選択したペレットに対応する
移送装置7a,7b,7cの1つを駆動し、選択したペ
レットを計量器11に移送する(ステップ101)。同
時に、放射線検出器15からの検出信号に基づき、計量
器11に移送されたペレットの表面線量率が基準値に達
したかどうかを判定する(ステップ102)。表面線量
率が基準値に達しなければ移送装置の駆動を継続し、基
準値に達したら移送装置の駆動を停止する(ステップ1
02)。その後、計量器11に移送したペレットは自動
的に混練槽6に送られる。
【0058】制御装置18の処理機能の詳細を図3に示
すフローチャートにより説明する。制御装置18は、ま
ず、操作装置16からの選択キー16bによるペレット
の選択信号、操作装置16からの入力キー16aによる
均一性の入力信号、計量器11からのペレット重量信
号、計量器12からの固体状物質重量信号、制御装置1
7からの処理信号を入力する(ステップ200)。次い
で、操作装置16からの均一性の入力信号と、制御装置
18に予め記憶してある図4に示す固化容器5における
ペレット分散の均一性と嵩容積との相関とに基づいて入
力した均一性に対応する目標嵩容積Vtを設定する(ス
テップ201)。
【0059】ここで、図4は混練固化方式の場合のペレ
ット分散の均一性と嵩容積との相関を示すものであり、
固化容器5は200リットルの容量のものを用いた。前
述したように混練固化方式では、ペレット分散の均一性
と嵩容積とは直線的な比例関係にはない。また、通常、
十分な安全ファクターを見込んで均一性は70%以上が
必要であるといわれており、70%の均一性に対応する
嵩容積は固化容器の容積の30%程度に当たる。これ
は、200リットルの固化容器5の60リットル分であ
る。
【0060】次いで、操作装置16からのペレット選択
信号と制御装置18に予め記憶してある図5に示す種類
の異なるペレットA,B,Cのそれぞれについての固化
容器5内ペレット重量と嵩容積との相関とに基づき選択
したペレットに対応する相関を選択し、この相関と制御
装置17からの処理信号に基づいて表面線量率が基準値
に達したときのペレット重量に対応するペレット嵩容積
Vpを算出する(ステップ202)。次いで、目標嵩容
積Vtとペレット嵩容積Vpとの差ΔV=Vt−Vsを
演算し(ステップ203)、この嵩容積の差ΔVと制御
装置8に予め記憶した図6に示す固化容器5内固体状物
質(砂利)重量と嵩容積との相関とに基づいて嵩容積の
差ΔVに対応する固体状物質の重量を目標重量Wstと
して求める(ステップ204)。次いで、固体状物質の
移送装置8を駆動し、固体状物質Sを計量器12に移送
し(ステップ205)、計量器12からの重量信号に基
づき、計量器11に移送された固体状物質重量が目標重
量Wstに達したかどうかを判定する(ステップ20
6)。固体状物質重量が目標重量Wstに達しなければ
移送装置8の駆動を継続し、目標重量Wstに達したら
移送装置8の駆動を停止する(ステップ207)。その
後、計量器12に移送した固体状物質は自動的に混練槽
6に送られる。
【0061】制御装置19の処理機能の詳細を図7に示
すフローチャートにより説明する。制御装置19は、ま
ず、制御装置18からの処理信号、計量器13からの固
化材重量信号及び計量器14からの水重量信号を入力す
る(ステップ300)。次いで、制御装置18からの処
理信号に基づき表面線量率が基準値に達したときのペレ
ット重量と固体状物質の目標重量Wstとに基づき固化
材(セメント)X及び水Yの目標重量Wxt,Wytを
演算する(ステップ301)。これは次のようにして演
算できる。まず、固化材と水の混合割合は予め決めてお
く。この混合割合は固化材に何を使用するかで決定され
る。例えば、通常のセメントでは、水/セメントの重量
比は4/5で混合してセメントペーストを作る。また、
この固化材ペーストは固化容器5内において廃棄物ペレ
ットと固体状物質の間隙を埋めるのもであることから、
固化容器の容積(200リットル)から廃棄物ペレット
と固体状物質の合計体積を差し引いたものが、必要とな
る固化材ペーストの容積となる。ここで、ペレットの堆
積はペレット重量とその比重から求まり、固体状物質の
堆積は固体状物質の重量(目標重量)とその比重から求
まる。このようにして固化材ペーストの必要容積が求ま
ると、固化材ペーストの容積と固化材及び水の重量の関
係を上記の重量比に対応させて事前にデータとして評価
しておき、これを制御装置19に記憶させておくことに
より、固化材ペーストの必要容積に対応する固化材及び
水の目標重量Wxt,Wytが求まる。
【0062】このようにして固化材及び水の目標重量W
xt,Wytが求まると、バルブ9,10を開け、固化
材X及び水Yを計量器13,14にそれぞれ移送し(ス
テップ302,305)、計量器13,14からの重量
信号に基づき、計量器13,14に移送された固化材及
び水がそれぞれ目標重量Wxt,Wyt達したかどうか
を判定する(ステップ303,306)。固化材及び水
がそれぞれ目標重量Wxt,Wyt達しなければバルブ
9,10を開けたままにし、目標重量Wxt,Wytに
達したらバルブ9,10を閉じる(ステップ304,3
07)。その後、計量器13,14に移送した固化材及
び水は自動的に混練槽6に送られる。
【0063】次に、本実施例のペレット固化処理設備の
操作例を説明する。まず、オペレータは操作装置16の
入力キー16aを操作して予め目標とする均一性を入力
しておく。目標とする均一性としては前述したように7
0%以上、例えば90%を入力する。これに伴って、制
御装置17では前述したように図4に示す相関から90
%の均一性に対応する約100リットルの目標嵩容積が
設定される。次いで、オペレータは操作装置16の選択
キー16bを操作してペレットA,B,Cのうち固化を
希望するペレット、例えばペレットAを選択する。これ
に伴って制御装置17では移送装置7aの駆動を開始さ
せ、貯蔵容器1aからペレットAが計量器11に移送さ
れる。
【0064】計量器11に選択したペレットAが計量器
11に移送されると、制御装置17の前述した処理機能
によりペレットAは計量器11で計量され、混練槽6に
移送されると共に、制御装置18の前述した処理機能に
より固体状物質すなわち砂利Sが計量器12で計量さ
れ、混練槽6に移送され、かつ制御装置19の処理機能
により固化材(セメント)X及び水Yが計量器13,1
4で計量され、混練槽6に移送される。例えば、ペレッ
トAが線量率が基準値に達したときの重量を50Kgと
すると、50KgのペレットAが計量器11に移送され
ると計量器11へのペレットAの移送は停止され、計量
器11から混練槽6に50KgのペレットAが移送され
る。また、目標嵩容積が上記のように100リットルと
すると、制御装置18では図5に示すペレットAに対応
する相関からペレットAの嵩容積として40リットルが
求められ、図6に示す固体状物質の相関から目標嵩容積
100リットルとペレットAの嵩容積40リットルとの
差である60リットルに対応する固体状物質Sの目標重
量100Kgが求められ、計量器12で100Kgの固
体状物質Sが軽量され混練槽6に移送される。更に、制
御装置19ではペレットAの重量50Kgと固体状物質
Sの重量100Kgに基づき固化材(セメント)X及び
水Yの目標重量Wxt,Wytが求められ、計量器1
3,14で固化材及び水の重量が計量され、混練槽6に
移送される。
【0065】このようにして混練槽6に移送されたペレ
ットA、固体状物質S、固化材X及び水Yは混練槽6内
において駆動装置6aと連結した回転撹拌羽根6bで混
合撹拌され、バルブ20を開けて固化容器5に注入移送
される。固化容器5に注入移送して固化した固化体は図
8に示すよう固化材X中にペレットAと固体状物質Sと
が均一に分散した健全な固化体となった。
【0066】以上のように本実施例によれば、種類の異
なる廃棄物ペレットを同じ設備を使って均一に分散した
状態で固化することのできる。
【0067】本発明の第2の実施例を図9〜図11によ
り説明する。本実施例は本発明を注入固化方式の固化処
理設備に適用したものである。図中、図1に示す部材と
同等の部材には同じ符号を付している。
【0068】図9において、この実施例の固化処理設備
は、混練槽6とは別にもう1つの混練槽30を有し、混
練槽6にはペレット貯蔵容器1a,1b,1cからのペ
レットと固体状物質貯蔵容器2からの固体状物質が移送
され、混練槽30には固化材材貯蔵容器3及び水貯蔵容
器4からの固化材と添加水が移送され、それぞれ別々に
混合撹拌される。混練槽30は、混練槽6と同様に、駆
動装置30aと連結した回転撹拌羽根30bを備え、か
つ排出用の配管には配管を開閉するバルブ31が設けら
れている。
【0069】制御装置17、制御装置18及び制御装置
19の処理機能は第1の実施例のものと実質的に同様で
ある。ただし、制御装置18には、固化容器5における
ペレット分散の均一性と嵩容積との相関として、本実施
例が注入固化方式であることから図4に示す相関に代え
図10に示す相関が記憶されている。
【0070】ここで、図10は注入固化方式の場合のペ
レット分散の均一性と嵩容積との相関を示すものであ
り、固化容器5は同様に200リットルの容量のものを
用いている。前述したように注入固化方式では、ペレッ
ト分散の均一性と嵩容積とは直線的な比例関係にある。
また、通常、十分な安全ファクターを見込んだ70%の
均一性に対応する嵩容積は固化容器の容積の70%程度
に当たり、これは、200リットルの固化容器5の14
0リットル分である。
【0071】本実施例のペレット固化処理設備の操作例
を説明する。第1の実施例と同様に、まず操作装置16
の入力キー16aを操作して予め目標とする均一性を入
力しておく。目標とする均一性としてはこの場合も70
%以上、例えば90%を入力する。これに伴って、制御
装置17内では図10に示す相関から90%の均一性に
対応する約180リットルの目標嵩容積が設定される。
次いで、操作装置16の選択キー16bを操作してペレ
ットA,B,Cのうち固化を希望するペレット、例えば
ペレットAを選択すると、制御装置17により移送装置
7aの駆動が開始され、貯蔵容器1aからペレットAが
計量器11に移送される。計量器11では移送されてき
たペレットAの重量を計量し、この重量が基準値に達す
ると制御装置17は移送装置7aの駆動を停止し、計量
器11からその計量された重量のペレットAが混練槽6
に移送される。また、このときの重量を例えば50Kg
とすると、制御装置18では図5に示すペレットAに対
応する相関から重量50Kgに対応するペレットAの嵩
容積40リットルが求められ、図6に示す固体状物質の
相関から目標嵩容積180リットルとペレットAの嵩容
積40リットルとの差である140リットルに対応する
固体状物質Sの目標重量250Kgが求められ、計量器
12で250Kgの固体状物質が計量されて混練槽6に
移送される。
【0072】このようにして混練槽6に移送されたペレ
ットAと固体状物質Sは混練槽6内において駆動装置6
aと連結した回転撹拌羽根6bで混合撹拌され、バルブ
20を開けて固化容器5に投入される。ペレットAと固
体状物質Sの混合物が投入された固化容器5は混練槽4
0の下側に搬送移動される。
【0073】一方、制御装置18から制御装置19にペ
レットAの重量と固体状物質Sの目標重量のデータが送
られ、制御装置18ではペレットAの重量50Kgと固
体状物質Sの目標重量250Kgに基づき固化材(セメ
ント)X及び水Yの目標重量Wxt,Wytが求めら
れ、計量器13,14で固化材及び水の重量が計量さ
れ、混練槽30に移送される。混練槽30に移送された
固化材Xと水Yは混練槽30内において駆動装置30a
と連結した回転撹拌羽根30bで混合撹拌され固化材ペ
ーストが作られ、この固化材ペーストはバルブ31を開
けて固化容器5に注入される。固化容器5に固化材ペー
ストが注入され固化した固化体は図11に示すよう固化
材X中にペレットAと固体状物質Sとが均一に分散した
健全な固化体となった。
【0074】以上のように本実施例によっても、種類の
異なる廃棄物ペレットを同じ設備を使って均一に分散し
た状態で固化することのできる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、種類の異なる廃棄物ペ
レットを同じ設備を使って均一に分散した状態で固化す
ることのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による放射性廃棄物ペレ
ットの固化処理設備を示す図である。
【図2】ペレット移送装置の制御装置の処理機能を示す
フローチャートである。
【図3】固体状物質移送装置の制御装置の処理機能を示
すフローチャートである。
【図4】混練固化における目標とする均一性と嵩容積と
の相関を示す図である。
【図5】3種類のペレットの固化容器内における重量と
嵩容積との相関を示す図である。
【図6】固体状物質(砂利)の固化容器内における重量
と嵩容積との相関を示す図である。
【図7】固化材移送装置及び水移送装置の制御装置の処
理機能を示すフローチャートである。
【図8】図1に示す設備で固化された固化体の様子を示
す図である。
【図9】本発明の第2の実施例による放射性廃棄物ペレ
ットの固化処理設備を示す図である。
【図10】注入固化における目標とする均一性と嵩容積
との相関を示す図である。
【図11】図9に示す設備で固化された固化体の様子を
示す図である。
【符号の説明】
1a〜1c ペレット貯蔵容器 2 固体状物質貯蔵容器 3 固化材貯蔵容器 4 添加水貯蔵容器 5 固化容器 6 混練槽 7a〜7c,8 移送装置 9,10 バルブ 11〜14 計量器 15 放射線検出器 16 操作装置 16a 目標とする均一性の入力キー 16b ペレット選択キー 17〜19 制御装置 30 混練槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木内 好正 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 松田 将省 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所エネルギー研究所内 (72)発明者 塩原 秀久 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 田中 衛 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射性廃棄物を乾燥粉末化し、これを圧
    縮成型したペレットを固化材を用いて固化容器内で固化
    する放射性廃棄物ペレットの固化処理設備において、 種類の異なるペレットが収容される複数のペレット貯蔵
    容器と、 前記ペレットと同程度の大きさを持つ固体状物質が収納
    される固体状物質貯蔵容器と、 前記ペレット貯蔵容器及び固体状物質貯蔵容器からペレ
    ット及び固体状物質が移送され、これらを混合撹拌して
    前記固化容器に投入する第1の混練槽と、 前記複数のペレット貯蔵容器からそれぞれのペレットを
    計量して前記第1の混練槽に移送するペレット移送手段
    と、 前記固体状物質貯蔵容器から固体状物質を計量して前記
    第1の混練槽に移送する固体状物質移送手段と、 前記種類の異なるペレットから1種類のペレットを選択
    し、この選択した所定重量のペレットが前記第1の混練
    槽に移送されるように前記ペレット移送手段を制御する
    第1の移送制御手段と、 前記第1の移送制御手段で選択したペレットを前記固化
    容器内に均一に分散固化するのに必要な前記固体状物質
    の目標重量を求め、その目標重量分の固体状物質が前記
    第1の混練槽に移送されるように前記固体状物質移送手
    段を制御する第2の移送制御手段とを備えることを特徴
    とする放射性廃棄物ペレットの固化処理設備。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の放射性廃棄物ペレットの
    固化処理設備において、前記第2の移送制御手段は、前
    記種類の異なるペレットのそれぞれについて、ペレット
    重量とペレットを固化容器内に均一に分散固化するのに
    必要な固体状物質重量との相関が記憶されており、その
    相関に基づいて前記第1の混練槽に移送される所定重量
    のペレットに対応する固体状物質重量を前記固体状物質
    の目標重量として求めることを特徴とする放射性廃棄物
    ペレットの固化処理設備。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の放射性廃棄物ペレットの
    固化処理設備において、前記第2の移送制御手段は、前
    記種類の異なるペレットのそれぞれについての前記固化
    容器におけるペレット重量と嵩容積との第1相関及び前
    記固化容器における固体状物質重量と嵩容積との第2相
    関が記憶されており、前記選択したペレットに対応する
    第1相関を選択し、この第1相関と、前記第2相関と、
    前記第1の混練槽に移送されるペレットの所定重量と、
    ペレットを固化容器内に均一に分散固化するのに必要な
    目標嵩容積とから前記固体状物質の目標重量を求めるこ
    とを特徴とする放射性廃棄物ペレットの固化処理設備。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の放射性廃棄物ペレットの
    固化処理設備において、前記固化容器におけるペレット
    分散の目標とする均一性の数値を入力する第1操作手段
    を更に備え、前記第2の移送制御手段はその目標とする
    均一性が得られるように前記固体状物質の目標重量を演
    算することを特徴とすることを特徴とする放射性廃棄物
    ペレットの固化処理設備。
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載の放射性廃棄物ペ
    レットの固化処理設備において、前記固化容器における
    ペレット分散の目標とする均一性の数値を入力する第1
    操作手段を更に備え、前記第2の移送制御手段は、前記
    固化容器におけるペレット分散の均一性と嵩容積との相
    関が記憶されており、この相関に基づいて前記第1操作
    手段で入力された目標とする均一性に対応する嵩容積を
    求め、この嵩容積を前記目標嵩容積として設定すること
    を特徴とする放射性廃棄物ペレットの固化処理設備。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の放射性廃棄物ペレットの
    固化処理設備において、前記種類の異なるペレットの任
    意の1つの選択を指示する第2操作手段を更に備え、前
    記第1の移送制御手段は前記第2操作手段からの選択信
    号に応じて前記第1の混練槽に移送されるペレットの種
    類を選択することを特徴とする放射性廃棄物ペレットの
    固化処理設備。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の放射性廃棄物ペレットの
    固化処理設備において、固化材及び添加水がそれぞれ収
    容される固化材貯蔵容器及び水貯蔵容器と、前記固化材
    貯蔵容器及び水貯蔵容器から固化材及び水をそれぞれ計
    量して前記第1の混練槽に移送する固化材及び水移送手
    段と、前記第1の混練槽に移送される前記ペレットの所
    定重量及び前記固体状物質の目標重量に適合した重量の
    固化材及び水が前記第1の混練槽に移送されるように前
    記固化材及び水移送手段を制御する第3の移送制御手段
    とを更に備えることを特徴とする放射性ペレットの固化
    処理設備。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の放射性廃棄物ペレットの
    固化処理設備において、前記目標嵩容積は前記固化容器
    の容積の30%以上であることを特徴とする放射性廃棄
    物ペレットの固化処理設備。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の放射性廃棄物ペレットの
    固化処理設備において、固化材及び添加水がそれぞれ収
    容される固化材貯蔵容器及び水貯蔵容器と、前記固化材
    貯蔵容器及び水貯蔵容器から固化材及び添加水が移送さ
    れ、これらを撹拌混合して前記固化容器に移送する第2
    の混練槽と、前記固化材貯蔵容器及び水貯蔵容器から固
    化材及び水をそれぞれ計量して前記第2の混練槽に移送
    する固化材及び水移送手段と、前記第1の混練槽に移送
    される前記ペレットの所定重量及び前記固体状物質の目
    標重量に適合した重量の固化材及び水が前記第2の混練
    槽に移送されるように前記固化材及び水移送手段を制御
    する第3の移送制御手段とを更に備えることを特徴とす
    る放射性廃棄物ペレットの固化処理設備。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の放射性廃棄物ペレット
    の固化処理設備において、前記目標嵩容積は前記固化容
    器の容積の70%以上であることを特徴とする放射性廃
    棄物ペレットの固化処理設備。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の放射性廃棄物ペレット
    の固化処理設備において、前記第1の移送制御手段は前
    記第1の混練槽に移送されるペレットの表面線量率を計
    測する線量率検出手段と、前記線量率検出手段で得られ
    た表面線量率が基準値に達すると前記第1の混練槽への
    ペレットの移送を停止する手段とを有することを特徴と
    する放射性廃棄物ペレットの固化処理設備。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の放射性廃棄物ペレッ
    トの固化処理設備において、前記第2の移送制御手段は
    前記第1の移送制御手段からの処理データを入力し、前
    記表面線量率が基準値に達したときに前記ペレット移送
    手段で計量されたペレット重量から前記固体状物質の目
    標重量を求めることを特徴とする放射性廃棄物ペレット
    の固化処理設備。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の放射性廃棄物ペレット
    の固化処理設備において、前記ペレット移送手段及び固
    体状物質移送手段は、それぞれ、前記第1の混練槽に移
    送されるペレット及び固体状物質を中間的に受けその重
    量を計測する計量器を有することを特徴とする放射性廃
    棄物ペレットの固化処理設備。
  14. 【請求項14】 放射性廃棄物を乾燥粉末化し、これを
    圧縮成型したペレットを固化材を用いて固化容器内で固
    化する放射性廃棄物ペレットの固化処理方法において、 ペレットと同程度の大きさを持つ固体状物質を予め準備
    しておくこと、 種類の異なるペレットから1種類のペレットを選択し、
    その選択したペレットの所定重量を混練槽に移送するこ
    と、 前記選択したペレットを前記固化容器内に均一に分散固
    化するのに必要な前記固体状物質の目標重量を求めるこ
    と、 前記目標重量分の固体状物質を前記混練槽に移送するこ
    と、 前記混練槽内で前記ペレットと固体状物質を混合撹拌し
    て前記固化容器に投入することを特徴とする放射性廃棄
    物ペレットの固化処理方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の放射性廃棄物ペレッ
    トの固化処理方法において、前記固体状物質の目標重量
    を求める手順は、 前記種類の異なるペレットのそれぞれについて予め設定
    した、ペレット重量とペレットを固化容器内に均一に分
    散固化するのに必要な固体状物質重量との第1相関から
    選択したペレットに対応する第1相関を選択すること、 前記選択した第1相関に基づき前記混練槽に移送される
    ペレット重量に対応する嵩容積を求めること、 ペレットを固化容器内に均一に分散固化するのに必要な
    目標嵩容積と前記求めた嵩容積との差を演算すること、 前記固体状物質の重量と嵩容積との第2相関に基づき前
    記嵩容積の差に対応する固体状物質の重量を目標重量と
    して求めることを特徴とする放射性廃棄物ペレットの固
    化処理方法。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の放射性廃棄物ペレッ
    トの固化処理方法において、前記ペレット及び固体状物
    質と共に固化材と添加水を前記混練槽に移送してこれら
    を混合撹拌し前記固化容器に注入することを特徴とする
    放射性廃棄物ペレットの固化処理方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の放射性廃棄物ペレッ
    トの固化処理方法において、前記目標嵩容積は前記固化
    容器の容積の30%以上であることを特徴とする放射性
    廃棄物ペレットの固化処理方法。
  18. 【請求項18】 請求項15記載の放射性廃棄物ペレッ
    トの固化処理方法において、前記ペレットと固体状物質
    とを混合撹拌したものを前記固化容器に注入した後、こ
    の固化容器に固化材と添加水を混練したものを注入する
    ことを特徴とする放射性廃棄物ペレットの固化処理方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の放射性廃棄物ペレッ
    トの固化処理方法において、前記目標嵩容積は前記固化
    容器の容積の70%以上であることを特徴とする放射性
    廃棄物ペレットの固化処理方法。
  20. 【請求項20】 請求項15記載の放射性廃棄物ペレッ
    トの固化処理方法において、前記混練槽に移送されるペ
    レットの重量と表面線量率を計測し、表面線量率が基準
    値に達したときのペレット重量から前記第1相関に基づ
    きペレットの嵩容積を求めることを特徴とする放射性廃
    棄物ペレットの固化処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09211194A (ja) * 1996-01-30 1997-08-15 Toshiba Corp 放射性廃棄物の固型化方法
JP2017211342A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 古河産機システムズ株式会社 放射性廃棄物の処理方法および放射性廃棄物処理システム
JP2022051664A (ja) * 2020-09-21 2022-04-01 チン ツェン ファン ホウ酸塩廃液の処理方法

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