JPH0858521A - 膨張可能拘留システムにおける反応ハウジングに膨張可能クッションを継合する方法 - Google Patents

膨張可能拘留システムにおける反応ハウジングに膨張可能クッションを継合する方法

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JPH0858521A
JPH0858521A JP7203411A JP20341195A JPH0858521A JP H0858521 A JPH0858521 A JP H0858521A JP 7203411 A JP7203411 A JP 7203411A JP 20341195 A JP20341195 A JP 20341195A JP H0858521 A JPH0858521 A JP H0858521A
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cushion
insert
cavity
die
inflatable
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JP7203411A
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Larry D Rose
ディー.ローズ ラリー
David J Dyer
ジェイ.ダイヤー デビッド
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Morton Thiokol Inc
Morton International LLC
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    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
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    • B60R21/2171Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨張可能拘留システムにおける反応ハウジン
グに膨張可能クッションを組込む改良方法とその組立用
機具を提供すること。 【解決手段】 ダイ(10)を貫通する少なくとも1つ
のキャビテイ(25)、及びキャビテイ内部と連通し、
長さに沿って配設されている長尺スロット(21)を含
む斯ゝるダイを準備する。このダイを反応ハウジング
(16)と整合させ、膨張可能クッションのガス導入開
口に形成されたクッションインサート(7)をダイキャ
ビテイ(25)を通じて反応ハウジング(16)の適合
可能スリーブに軸方向で挿入することにより組立が達成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は膨張可能クッション
を膨張可能拘留システムにおける反応ハウジングに継合
する方法と組立用機具に関する。
【0002】
【従来の技術】1992年12月18日に出願し、19
94年9月に発行され、本出願人に譲受されている米国
特許第5,344,182号(Lauritzen他)
には、エアバッグモジュール内で採用される反応ハウジ
ングに膨張可能クッションを付設するシステムと方法が
開示されている。このシステムは膨張可能クッションの
ガス導入開口と反応ハウジングの間のインターフェース
としてメタルのクッション保留部材(リテーナ)を採用
している。その他の利点の1つとして、この保留部材は
反応ハウジングの壁を一体に保留するための構造締め金
或いはクロス−タイとして機能する。クッション保留部
材は概してスペーサ(Fig.4)によって分離させら
れている1対の円筒形チアンネル部分を含み、両チアン
ネル部分に膨張可能クッションの対応する1対の肉厚外
周ガス導入開口が挿入される(Fig.3)。この肉厚
ガス導入開口はチアンネル部材、代表的にはヘム(ふち
或いはヘリ)の形式の部材をクッションのガス導入開口
の周りに付与することにより構成され、このヘムの中に
プラスチックロッド等のビード材が挿入される。このよ
うに形成された肉厚ガス導入開口は、こゝでは「膨張可
能クッションインサート」或いは単に「クッションイン
サート」と称するが、これはクッション保留部材(リテ
ーナ)の各々のチアンネル部分に挿置される。
【0003】保留部材のチアンネル部分は代表的には、
膨張可能クッションのヘム、即ちチアンネル部材を受容
するために、その長さに沿って延在する長尺スロットを
有する円筒スリーブの形式、になっている。クッション
インサートが保留部材のチアンネル部分に挿置される
と、この部分はフランジ付きクッションインサートの周
りで折り曲げ(クリンピング)作業により圧縮されて、
付設インサート(これ以後クッション保留インサートと
称す)を構成するこの保留インサートは次に膨張可能ク
ッションをファスナーレスで付設するために、反応ハウ
ジングの付設スリーブに組込まれる。
【0004】クッションのガス導入開口ヘム内でプラス
チックロッドを使用すると、クッション展開の際のクッ
ションに生じる応力が等分布になりやすい。まづいこと
に、クッションインサートの取扱いとこれを膨張可能拘
留システムに組込む工程中に、ロッドがそのチアンネル
部材、即ちヘムから脱落するきらいがあり、それにより
組込み工程を時としてぶざまで厄介な作業にしてしま
い、作業者の介在を必要とする事態を招来する。本出願
の基礎出願と同時に、即ち1994年8月12日に、出
願された本出願人所有の米国特許出願第08/289,
868号はこの事態に対処する手段としてクッションの
チアンネル部材にロッドを保留するフランジ形式の手段
を提供し、それによりフランジ付きクッションインサー
トと称すものを実現することに向けられている。
【0005】クッション保留部材のチアンネル部分が折
り曲げ加工(クリンピング)等によりフランジ付きクッ
ションインサートの周りで半径方向に圧縮されるので、
この圧縮は必らずしも均一な状態で行われない。例え
ば、この圧縮は過剰に行われて、保留インサートのため
の断面積を小さくしてしまい、この保留インサートが反
応ハウジング部材の剛性のある付設スリーブ内にルーズ
な状態で(ゆるく)収容される事態を引き起こす可能性
がある。それ故に、クッション保留部材内にクッション
インサートを均等に固定するだけでなく、圧縮段階後に
クッション保留インサートを反応ハウジングの付設スリ
ーブと整合させ且つ継合(カップリング)させるための
機械が別に要求される。クッションインサート組立工程
の経済性を改良するために、保留インサート或いはその
ためにクッションインサートそれ自体の整合と固定が反
応ハウジングと共に同時に実行される方法と手段具が今
日提供されるに至っている。これはインサートの周りで
保留部材のチアンネル部分を均等に圧縮することが出来
る適宜の形態の工具に各インサートを挿置し、それと同
時に結果のインサートを反応ハウジングの付設スリーブ
と整合させ、それにより膨張可能クッションを反応ハウ
ジングと自動的に継合、即ちカップリング、するように
したことにより達成される。1967年2月21日発行
の米国特許第3,304,602号(Osborne)
は非金属材のコードに押えリング(フェルール)を締付
ける工具を開示している。この工具はピンとダイの構成
体であって、ダイが断面円形の円錐台形孔を有し、孔側
面が小円形断面まで下方且つ内方へ傾斜し、ピンをその
中に擢動させて軸方向に受容出来るようになっている。
ダイ頂部に取付けたキヤップの形式のガイドが配設され
ており、このキヤップはピンを貫通受容する円筒形孔を
有している。押えリングは円錐台形孔の小径より大きな
幅を有しており、このリングをコードの周囲に位置付け
て、ダイの円錐台形孔にゆるく着座させると、キヤップ
頂部を貫通したピンの頂端がハンマーで叩かれて、押え
リングを円錐台形の小径口を通じて下方へ押下げ、それ
により押えリングをコードの周囲に締付けるようになっ
ている。しかし、工具のダイはクッション保留部材の円
筒形スリーブをクッションインサートの周りに締付ける
ようになっていない。それはダイにクッションインサー
トを膨張可能クッションを伴ってダイを通じて挿通させ
る長尺スロットが設けられていないからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は膨張可
能拘留システムにおける反応ハウジングに膨張可能クッ
ション、即ちエアバッグを継合して両者の組立品を作る
ための改良された継合方法とそれに使用する機具を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、以下の
工程を含む、膨張可能拘留システムにおける反応ハウジ
ングに膨張可能クッションを継合、即ちカップリング、
する方法が提供される。 a)ダイを貫通する少なくとも1つのキャビテイ
(i);及びこのキャビテイの内部と連通していて、キ
ャビテイ長に沿って配置されている長尺スロットであっ
て、それにより膨張可能クッションインサートをキャビ
テイを通じて軸方向に導入し、挿通出来るようにした斯
ゝる長尺スロット(ii)を含む斯ゝる構成のダイを準備
する工程; b)反応ハウジングに配設された対応する付設スリーブ
の孔にキャビテイの出口を軸方向に整合させる工程; c)膨張可能クッションインサートをダイのキャビテイ
入口から軸方向に挿入する工程; d)クッションインサートをダイの第1、第2キャビテ
イセクションを通じて移動させる工程;及び e)クッションインサートを反応ハウジングの対応する
付設スリーブに移入させ、それにより膨張可能クッショ
ンを膨張可能拘留システムにおける反応ハウジングと継
合させる工程。 本発明を特定する目的でいえば、膨張可能クッションイ
ンサートはその最も単純な形式では、膨張可能クッショ
ンのガス導入開口の周りに配置されたチアンネル部材で
あって、その中にビード或いは長尺条片が収容されたも
のとして規定される。上記「従来の技術」に記述されて
いる通り、クッションインサートはチアンネル部材内に
長尺条片(ストリップ)を保留する手段をも含み得る。
条片がチアンネル部材内に条片の周囲に少なくとも1つ
のフランジを配設することにより保留される場合は、ク
ッションインサートはフランジ付きクッションインサー
トと称される。
【0008】ダイのキャビテイは好ましくは内方へ先細
りしたテーパ側を有する第1キャビテイセクションと連
通する入口を含み、テーパ側は終端を出口とする円筒形
態を有する第2キャビテイセクションに至る所で終端に
なっている。キャビテイの入口は出口より断面積が大き
い。ダイの第2キャビテイセクションの軸方向の断面積
は適合可能付設スリーブの断面積に対し、ダイのキャビ
テイから付設スリーブにクッションインサートを挿通出
来る程度に相対的に設定されている。代表的には、クッ
ションインサートの軸方向断面積は第2キャビテイセク
ション並びに反応ハウジングの付設スリーブの断面積よ
り僅かに小さく設定される。各々の部材の種々の断面積
の適切な寸法設計により、クッションインサートはこれ
を嵌合可能な付設スリーブに導入すると、僅かなルーズ
フイットで以って擢動受容される。しかし、反応ハウジ
ングの付設スリーブ内にインサートを積極的に不動に嵌
合させるためには、膨張可能クッションを反応ハウジン
グに連結させる手段としてフランジ付きクッションイン
サートかクッション保留インサートのいづれかが使用さ
れる。
【0009】本発明の1面によれば、クッションインサ
ートがフランジ付きクッションインサートの形式のもの
である場合には、インサートのフランジを含む断面積を
ダイの第2キャビテイセクションの断面積より大きく、
且つキャビテイ入口より小さくし、それによりインサー
トがダイキャビテイを通過するときにフランジを均等に
圧縮出来るようにする。これによりインサートは反応ハ
ウジングの付設スリーブ内に均等に整合して固定され
る。
【0010】クッションインサートをダイのキャビテイ
入口から、軸方向に導入し、及び/或いはクッションイ
ンサートをダイに貫通させることは適当な機械によって
人為的に或いは機械的に達成され得る。クッションイン
サートを反応ハウジングの付設スリーブに移入すること
も同様の方法によって達成され得る。
【0011】本発明の別の局面によれば、膨張可能クッ
ションを反応ハウジングに連結する追加工程か或いはそ
れ自体による方法として、本発明はクッションインサー
トを、好ましくはフランジ付きクッションインサート
を、クッション保留部材のチアンネル部分に挿置し、そ
れによりダイキャビテイより軸方向断面積が大きいクッ
ション保留インサートを構成することを含む。具体的に
いえば、クッション保留インサートの軸方向断面積はダ
イの第2キャビテイセクションより大きいがキャビテイ
入口より小さい。
【0012】以上のことから気付くように、クッション
保留部材のチアンネル部分は代表的には、スリーブ形式
で、好ましくは円筒形のスリーブであって、スリーブ内
部と連通し且つその長さに沿って延在している長尺スロ
ットを含むスリーブである。本発明に係る方法における
採り得るオプションの工程として、チアンネル部分をク
ッションインサートの周りで部分的に予め圧縮して、結
果として得られるクッション保留インサートがダイキャ
ビテイに導入される前にインサートの位置をチアンネル
部分内に維持するようにしてもよい。クッション保留イ
ンサートが構成され、そしてダイキャビテイを通じて反
応ハウジングの付設スリーブに挿入された後にチアンネ
ル部分がクッションインサートにその周りで均等に圧縮
されて固定されると同時に、反応ハウジングの付設スリ
ーブとその内部において連結される事態が実現される。
保留部材のチアンネル部分のように、反応ハウジングの
付設スリーブはスリーブ内部と連通し、スリーブ長に沿
って配置されている長尺スロットを具備している。これ
によって、クッションインサートはクッションを反応ハ
ウジングと継合させるために、嵌合可能な付設スリーブ
のチアンネルに軸方向に受容され得る。
【0013】本発明に係る方法を実施するための組立機
具が提供される。この組立機具によって、膨張可能クッ
ションのガス導入開口に形成された膨張可能クッション
インサートを膨張可能拘留システム内の反応ハウジング
の対応する付設スリーブと整合させ、そして継合させる
ことが出来る。上述のダイの説明に加えていえば、この
組立機具は更に、ダイキャビテイを反応ハウジングの付
設スリーブと軸方向に整合させる手段を含むことが出来
る。この手段はダイと反応ハウジングを共通の備品に固
定することにより提供される。また、ダイキャビテイを
付設スリーブと整合させるこの手段は付設スリーブとダ
イキャビテイが軸方向に整合し、それにより膨張可能ク
ッションと反応ハウジングを継合させるためにクッショ
ンインサートを付設インサートに導入出来るようにダイ
を反応ハウジングに取付けるための手段によって提供さ
れ得る。本発明の1例においては、ダイを反応ハウジン
グに取付ける手段は反応ハウジング内に配設した孔と嵌
合可能な対応する数の整合突起(ドウエル)を挿入する
ためにダイに配設した少なくとも2個の孔を含む。もう
1つの例では、ダイを反応ハウジングに取付けるための
手段が反応ハウジングに配設した孔と嵌合可能なダイに
配設した少なくとも2個の突起を含む。
【0014】本発明の更にもう1つの例においては、ダ
イは複数個のキャビテイ、好適例としては1対のキャビ
テイ、を有し、これらに対応する数のクッションインサ
ートを貫通させるようにしてある。1対の、或いは複数
のキャビテイがダイに採用されている場合には、そのキ
ャビテイは実質的に平行な関係で互いに離間配位してい
る。従って、本発明の方法は膨張可能クッションの1対
クッションインサート、好ましくはフランジ付きクッシ
ョンインサートの形式のもの、を保留部材の対応するチ
アンネル部分に挿置する工程を含むことが出来る。その
結果得られるクッション保留インサートは次に、ダイの
夫々のキャビテイを通過させられ、それにより保留部材
のチアンネル部分をクッションインサートの周りで均等
に固定させる。それと同時にクッションインサートと保
留部材のチアンネル部分は関係する反応ハウジングの付
設スリーブに対しスリーブに挿入するために概略整合さ
せられる。
【0015】保留部材のチアンネル部分或いはフランジ
付きクッションインサートをダイのキャビテイを介して
反応ハウジングに挿入出来るようにするために、パラフ
ィンワックス等の潤滑剤を使って、これを保留部材のス
リーブの外面及び/或いはキャビテイの内面に被覆する
ようにしてもよい。
【0016】
【実施例】本発明は膨張可能拘留システムの反応ハウジ
ングと膨張可能クッション(以後「クッション」と称
す)の改良組立、継合方法とそのための機具を提供す
る。添付図面、具体的には図1−7、から分るように、
この方法はクッション12を反応ハウジング16に連結
するためにクッション12とクッション保留部材14の
合体を助勢するためのダイ10を採用する。
【0017】具体的に図1を参照して説明すると、クッ
ション12は未膨張の延在状態で図示されているが、こ
れはガス導入開口30、のどセクション32及びまくら
セクション34の3つのセクションから成る。ガス導入
開口30はその名が意味する通り、インフレータ(図示
省略)からのガスを孔(図示省略)からのどセクション
32に導入させ、それに続いてまくらセクション34に
入れるためのクッションの開口域を規定している。まく
らセクション34はクッションを膨張させ、車輌(自動
車等)の突然の減速の際に、例えば衝突の際に搭乗者を
被害から防るように作用する。インフレータは本発明の
1部を構成するものではないので、これ以上は言及しな
い。
【0018】図11には、フランジ付きクッションイン
サートとして、クッション12のガス導入開口30がヘ
ム形式のチアンネル部材36をガス導入開口32の周辺
に具備している構成物が図示されている。チアンネル4
0はクッション材料を1部重複(オーバラップ)させ、
それによって形成された2つの材料片部を縫合(図示省
略)により付設させることによりヘム(ふち)に形成さ
れている。このチアンネル部材36はクッション12の
ガス導入開口と一体に形成されているが、このチアンネ
ル部材を適宜の材料から別個に作成し、従来の手段、例
えば縫合によってクッションに付設させることは可能で
ある。図1に示すように、1対のチアンネル部材36,
37はクッション12のガス導入開口30に、各チアン
ネル部材が実質的に平行な関係で互いに離間している状
態で配設される。
【0019】図11を再度参照していえば、チアンネル
部材36のチアンネル40内にロッド42を保留するた
めの手段は、ロッド42がこれに固定されている中央フ
ランジ43と端フランジ44,45を有している状態で
図示されている。各端フランジ44,45はロッド42
の1端の近傍に固定されている。ロッド42とフランジ
43,44,45はフランジ付き条片の形式の如何る形
状も採り得るが、適当なプラスチック材料から1個片構
造物に射出成形される。ロッドとフランジはプラスチッ
クや金属の棒材等の適宜の材料から作り、一般的な手段
で互いに固定させることが出来る。ロッド42はチアン
ネル部材36の限境を僅かに越えて延在し、中央フラン
ジ43をチアンネル部材の材料に配設した長孔38に入
れることによりチアンネル40に保留される。中央フラ
ンジ43を長孔38に導入すると、それによりチアンネ
ル部材が2つのセクション36A,36Bに区分され
る。端フランジ44,45は中央フランジ43から離間
されて、フランジ43,44の間にチアンネル部材セク
ション36Aが、そしてフランジ43,45の間にチア
ンネル部材セクション36Bが配置される。
【0020】チアンネル部材36(図1に示すチアンネ
ル部材37同様に)の図11に文字Lで表された長さ寸
法に依存して、ロッド42は少くとも1つのフランジ或
いは複数のフランジ、例えば2,3個のフランジを具備
し、それによりチアンネル部材36の対応する数の長孔
と係合し、チアンネル部材を対応するセクションに区分
するようになっている。各セクションはセクション36
A,36Bの説明と同じように夫々のフランジ間に配置
されている。フランジの数が増加すると、チアンネル4
0内にロッド42を保留する力が強まるだけでなく、セ
クション12をそれに関係する部材、即ち反応ハウジン
グ16やクッション保留部材14に対する固定力が追加
的に増大する。
【0021】フランジ付きクッションインサート7の採
り得る別の形態としては、具体的にはチアンネル部材3
6,37の長さLが比較的短い場合に、フランジをロッ
ドの両端に取付けたフランジ付きキヤップ46,46′
の形式のフランジのみをロッド42の周りに配置し、ロ
ッドの周りには中央フランジ或いは複数の中間フランジ
を配設しないものがあり得る(図12,13参照)。キ
ヤップ46,46′は夫々固設されたフランジ47,4
7′を有している。ロッド42をチアンネル40に挿入
し、フランジ付きキヤップをロッドの各端に取付ける
と、チアンネル部材36はフランジ47,47′の間に
収容される。チアンネル部材をフランジ付きキヤップ4
6,46′の間に確実に保留させるために、フランジ4
7,47′の断面積はチアンネル部材36のチアンネル
40よりやゝ大きなものにする。フランジ付きキヤップ
46のロッド42の1端における保留機能は、各キヤッ
プの孔48をロッド端と干渉嵌合(締まりばめ)するよ
うに形成することにより保証される。これとは別に採り
得る態様として、キヤップをロッドに接着剤等の適宜の
手段によって固定してもよい。フランジ付きキヤップは
射出成形可能材料等のロッド42に固着性と適合性を与
える材料のものや、構造のものであり得る。従って、イ
ンサートは図8,9,12に参照番号8で示すフランジ
付きクッションインサートの形式を採ることが出来る。
フランジ付きキヤップ46,46′は同じ役目を果す、
即ちフランジ47,47′の間にチアンネル部材36の
配置を保留するために、図11に示すフランジ付きクッ
ションインサート7の端フランジ44,45と夫々置換
することが出来る。
【0022】理解されるように、フランジ(43,4
4,45,47,47′)の物理的サイズはチアンネル
4の断面積より僅かに大きくする。これによりチアンネ
ル部材36はロッド42の両端の周りに配置されたフラ
ンジ間に配位して、そこに保留され得る。更に、これに
より、クッションインサート7の中央フランジ43(並
びに端フランジ)はチアンネル40に擢動により受容さ
れ、好ましくは軽い締りばめ嵌合で以って受容され、こ
のフランジがそれの係合している長孔38から「ボタン
はづれ」の事態になることを阻止される。このようにし
て、ロッド42はチアンネル部材36に保留されること
になる。
【0023】ロッド42の周りに配設されたフランジは
実質的に塑性変形可能な物性を有している、即ちフラン
ジは外力、例えば折り曲げ(クリンプ)作業で適用され
る圧縮力等の外力を受けると実質的に恒久に形状が変更
されることに特徴がある。換言すれば、フランジは外力
を取り除いたときに原形に復帰する能力を有していな
い。或いはまた、フランジは関係部材に擢動挿入され得
るサイズで、好ましくは軽い締りばめ状で以って挿入さ
れる弾性を有したものであり得る。「弾性」とは、フラ
ンジが外力を受けたときに一時的に変形し、外力を取り
除いたときに原形に実質的に復帰する能力をする物性を
意味している。このようなフランジの弾性はその受け部
内でのチアンネル部材36,37の所望の保留力をもた
らす。所望の特性をフランジに付与する決定的ファクタ
ーはフランジの挿入される受け部の性質と以下に更に詳
しく説明されるフランジを内部に保留する手段に大いに
依存する。
【0024】膨張可能クッションは、プラスチックロッ
ド42及びロッド42の周りに配した種々のフランジが
一体に組立、合体したとき、図11の参照番号7と図1
2の番号8によって指定されているフランジ付きクッシ
ョンインサートを構成する。このフランジ付きクッショ
ンインサートはクッション全体12を含み、これはロッ
ド42を変位させたり、喪失したりすることなく、容易
に取扱い、移送することが出来る組立品(アッセンブ
リ)である。この組立品はフランジを追加的に使用する
ことにより反応ハウジング16に対しクッションを固定
具無用(ファスナンレス)で付設することを可能にし、
それにより当該付設による反応ハウジングとの継合を実
施する組立工程中にクッションと直接に接触させる必要
性を効果的に排除する。
【0025】図1において、クッション保留部材14は
いづれもスロット付き円筒スリーブの形式の第1のチア
ンネル部分50と第2のチアンネル部分51を含む。両
チアンネル部分50,51は互いに実質的に平行であっ
て、スペーサ部材62,63,64,65,66によっ
て接続されて実質的に長方形の4個のディフューザ孔5
7,58,59,60を規定し、インフレータ(図示省
略)が起動されたときにこれらの孔を通じてガス流をク
ッション12内に流入させるようになっている。各チア
ンネル部分50,51の円筒形態はチアンネル経路52
を規定している。各チアンネル部分は経路52と連通
し、その全長に亘って延在する長尺スロット61を具備
している。スロット61は更に第1チアンネル部分50
のための延在側壁53,54と、第2チアンネル部分5
1のための延在側壁55,56によって規定されてい
る。スペーサ部材62,63,64,65,66は第
1、第2チアンネル部分を架橋するために側壁54,5
6と接続している。
【0026】クッション保留部材14は代表的には延性
シートメタル構造物であり、好ましくは鋼やアルミ製で
ある。もっとも、インフレータ(図示省略)が起動し、
クッション12が展開したとき等の操作条件下で直面す
る力に対し耐久力のある材料や構造物である限り、それ
を使用することが出来る。
【0027】反応ハウジング16はアルミの押出成形に
より作られたものであり、これはキャビテイ25を包む
ハウジングセクション20を規定し、その内部に適合可
能に輪郭付けられたインフレータ(図示省略)を固定す
るための概して円筒形の構造を有している。狹い中空シ
リンダの形状に似ている円筒形孔26を規定した剛性の
付設スリーブ19,19′が反応ハウジング16の各側
に一体成形されている。各付設スリーブ(アタッチメン
トスリーブ)19,19′は孔26と連通し且つクッシ
ョン12の方へ略配向している長尺スロット21を具備
している(図1,2参照)。付設スリーブ19,19′
は個別に作り、例えば溶接等の通常の手段によって反応
ハウジング16に接合させるようにすることも出来る。
クッション12ののどセクション32を支持し、収容す
るために付設スリーブ19に付属した側壁24が反応ハ
ウジングの各側上に配設されている。ハウジングセクシ
ョン20、側壁24及び付設スリーブ19,19′は端
壁23で終端になっており、この端壁はインフレータ
(図示省略)とクッション12を反応ハウジング16に
その1端において部分的に収容するように機能する。
【0028】図4,6,7には、フランジ付きクッショ
ンインサート7、クッション12及びクッション保留部
材14を反応ハウジング16に継合するのを助勢するダ
イ10の形式の組立用工具が図示されている。図6,7
を参照して具体的にいえば、ダイ10は中実ブロック構
造物であり、好ましくは鋼製で、幅W、高さH、深さD
を規定する概して長方形態である。ダイには2個のキャ
ビテイ74,75が全幅に亘って延在している。各キャ
ビテイは互いに実質的に平行であって、図6に示すよう
に距離Kだけ離間している。距離Kは各キャビテイ7
4,75の中心軸から測定されるもので、第1、第2チ
アンネル部分50,51(図2)の間の距離、並びに付
設スリーブ19,19′(図8)の間の距離に相当す
る。
【0029】キャビテイ74,75はその長さに亘って
延在し、キャビテイ内部と連通している長尺スロット8
2を具備している。キャビテイの長尺スロットによりフ
ランジ付きクッションインサート7がダイ10を通って
反応ハウジング16に移入することが許容される。キャ
ビテイ74,75は、図4に最良形態として示されてい
る円錐台形式になる第1キャビテイセクション77,7
8と連通する概して円形入口76,76′を夫々有して
いる。第1キャビテイセクション77,78は夫々真直
な円筒形の第2キャビテイセクション79,80と連通
している。
【0030】ダイ10は、ダイを反応ハウジング16に
装着するために整合用合くぎ88,89を挿入するため
の孔86,87を夫々有する1対のボス84,85を具
備している。合くぎ88,89の1端にはテーパ88
A,89Aが配設され、それにより合くぎを反応ハウジ
ングの取付けチアンネル92,93に容易に挿入出来る
ようにしてある。整合用合くぎ88,89は関係部材に
人為的に挿入されるマシンネジや真直なロッド等の、ク
ッション組立工程中に反応ハウジングにダイを確実に付
設出来る形式のものである限り、どのような形状のもの
を採用してもよい。ダイ10を反応ハウジング16に装
着させる図7に示すもう1つ別の採り得る態様では、ボ
ス84,85は突出部90,91を具備し、これらを図
1,2,5,10に示すように反応ハウジング16に設
けた対応する取付け用チアンネル92,93と適合出来
るように輪郭付けられている。合くぎ88,89のよう
に、テーパ90A,91Aは夫々の突出部90,91の
自由端に配設され、これにより突出部が対応する取付け
用チアンネルと容易に係合出来るようになっている。ダ
イ10と反応ハウジング16は、キャビテイ74,75
が付設スリーブ19,19′と適正に整合してクッショ
ンインサート及び/或いはクッション保留部材が両者を
貫通出来るように、両者を共通の備品(図示省略)、例
えばプラットフォームに固定することにより、前述の取
付け手段を採用することなく互いに整合させ得る。
【0031】上述の装置とエレメントにより、クッショ
ンインサート並びにクッション保留部材を反応ハウジン
グと組立て、それによりクッションインサートの保留部
材内固定と、保留部材の反応ハウジングとの整合並びに
継合とが同時に可能になる。本発明に係る方法とダイの
使用は添付図面を参照した好適例の以下の説明から一層
明らかになる。
【0032】図1と図11において、クッション12の
ガス導入開口30の周りに配位している1対のフランジ
付きクッションインサート7,7′はクッション部材1
4の第1、第2チアンネル部分50,51に夫々挿通さ
れている。これはインサート7,7′の変形可能物性の
フランジ43,44,45をチアンネル部分50,51
の長尺スロット61に直角方向に押込むことにより達成
される(図11参照)。チアンネル部分50,51はフ
ランジ43,44,45を受容するために僅かに弾性を
有している。フランジは長尺スロット61の幅T′より
大きな寸法にし、チアンネル部分50,51の側壁5
3,54の間と側壁55,56の間でスナップフイット
するようになっている。このように大きなフランジサイ
ズはインサート7,7′をチアンネル経路52に挿入す
る際にインサートの積極的位置付けに役立つだけでな
く、インサートをクッション保留部材14内で整合させ
るのに役立つ。
【0033】図2に示すように、チアンネル部材をチア
ンネル経路に完全に挿入した後に、チアンネル部材セク
ション36A,36Bの1部(図1と図11)並びにガ
ス導入開口30はチアンネル部分50,51の長尺スロ
ット61をそれに実質的に直角な関係で貫通延在する。
本発明に係る方法の1例によれば、チアンネル部分5
0,51はフランジ付きクッションインサート7,7′
の変形可能フランジ43,44,45の周りで折り曲げ
作業(クリンピング)により随意に圧縮し(図2に示す
下方に向いた矢印E,E′により表された)、それによ
りインサートを最初に位置付けそして収容することが出
来る。この折り曲げ作業は適当な機械(図示省略)を用
いて、機械的手段により人為的或いは自動的に為し得
る。この工程はフランジのサイズが経路52の孔より小
さい場合に役立つ。その結果、長尺スロット61の幅
(図11)がロッド42の直径より小さいサイズに低減
されることになる。随意の圧縮工程(クリンピング工
程)によれば、クッション保留インサートをクッション
保留部材14と連結しそしてダイ10に導入する際に、
インサートがチアンネル経路52の軸方向端から脱落す
るのを阻止されることから、クッション保留インサート
の取扱いは容易になる。必要ならば、フランジ付きクッ
ションインサート7,7′の周りのチアンネル部分5
0,51の圧縮はチアンネル部分の内長に沿った折れ線
を付与することにより容易になり得る。クッションイン
サートの取扱いと位置付けの際に生じる第1、第2チア
ンネル部分50,51並びにクッション保留部材14に
よるチアンネル部材36,37の材料との接触が実質的
に低減することに注目すべきである。それは、膨張可能
クッションではなく、フランジ43,44,45を保留
部材内にインサート7,7′を位置付けるために使用す
るからである。
【0034】各クッションインサート7,7′をその相
手となるチアンネル部分(夫々50,51)と連結する
と、反応ハウジング16の付設スリーブ19,19′の
孔26の断面積より僅かに大きくなる外形寸法のクッシ
ョン保留インサート70.70′が構成される。ダイ1
0は、その第2キャビテイセクション79,80が図3
に示すように反応ハウジングにダイを直接に装着する、
即ち取付けることにより付設スリーブ19,19′の孔
26と整合されている状態で以って提供される。これは
図3において、ダイ10のボス84,85を通じて整合
用合くぎ88,89(図6に表示)を反応ハウジング1
6の対応する取付け用チアンネル92,93に挿入する
ことにより達成される。既に留意したように、ダイ10
と反応ハウジング16はプラットフォーム等の共通の備
品に固定することにより互いに整合させることが出来
る。
【0035】クッション保留インサート70,70′を
ハウジング16の対応するチアンネル部分内で固定する
ために、インサートはダイ10の第1キャビテイセクシ
ョン77,78に導入される(図3と図4参照)。第1
キャビテイセクションの円錐台形態は保留インサートを
ダイに挿入し、そしてそれを貫通させるための案内機能
を提供する。この挿入の後に、保留インサートはダイを
通じて矢印B−Bの方向に移動させられて、反応ハウジ
ング16の対応する付設スリーブ19,19′に挿入さ
れる。第1キャビテイセクションの出口側の狹い開口並
びに第2キャビテイセクション79,80はチアンネル
部分50,51をフランジ付きクッションインサート
7,7′の周りで自動的に圧縮し、それにより各フラン
ジ付きインサートを対応するチアンネル部分内に均等に
固定させる。第1キャビテイセクションの最狹点がクッ
ション保留インサートの貫通することにより当該キャビ
テイセクションに作用することになる外力による負荷を
受ける面であることから、第2キャビテイセクション7
9,80の真直な円筒形態が通過するフランジと保留イ
ンサートによって接触されるべき表面積を大きくするこ
とにより、負荷受けエッジになる事態を回避する。相対
的に大きな表面積を提供することより、ダイのこの面積
で過剰な摩耗を通常は発生させることになる円錐形第2
キャビテイセクションの出口で作用する応力が解放され
る。
【0036】組立工程でダイ10を用いることにより、
インサートの過剰な折り曲げが阻止される。これが阻止
されない場合にはこの過剰折り曲げが付設スリーブ内の
ルーズフイットの原因となってしまうものである。これ
は膨張可能拘留システムを採用する自動車等の車輌にお
いて歓迎されない騒音(ノイズ)の原因となる「ラット
リング」条件をもたらす。それに加えて、ダイ10はク
ッション保留部材14をこれに関係する保留インサート
70,70′と共に反応ハウジング16に連結するため
の整合用工具として機能する。保留インサートの反応ハ
ウジングとの整合は正確である必要はない。それはダイ
がこの事態を、両部材間で最終整合(アライメント)の
ために正確且つ精密な相互関係を設定することにより、
補償するからである。
【0037】図11,12に夫々示すフランジ付きクッ
ションインサート7,8や例えば図2,3に示すインサ
ート70,70′等のクッション保留インサートをダイ
10のキャビテイ入口76,76′から軸方に挿入する
作業は人為的に或いは適当な機械等の機械的手段により
実施することが出来る。クッションインサートやクッシ
ョン保留インサートがダイ10を貫通して反応ハウジン
グ16の付設スリーブ19,19′に挿入される事態は
同様の作業で、即ち人為的に或いは機械的に、実行可能
である。
【0038】上記したように、第2キャビテイセクショ
ン79,80の断面寸法設計は圧縮保留インサート7
0,70′が付設スリーブに擢動により受容され、好ま
しくはやゝルーズフイット状に受容されるように決めら
れる。保留インサートが付設スリーブ19,19′のチ
アンネル経路52に完全に導入されると、ダイ10の第
2キャビテイセクションからインサートが離脱した後に
チアンネル経路52内での僅かな半径方向の拡張が起き
るようなチアンネル部分50,51の弾性品質によって
僅かな締まりばめ状の嵌合が提供される。この締まりば
め状嵌合(インターフィアランスフイット)は保留イン
サートが付設スリーブ19,19′のチアンネル経路5
2において「ラットリング」する現象(ガタガタ鳴る現
象)の発生を阻止する。図5に示す完全組立品では、説
明を明瞭にするためにクッション12を省略している。
【0039】ダイ10はそれ自体、クッションインサー
トを保留部材内に固定してクッション12の反応ハウジ
ング16との連結を容易にするための組立用工具として
使用することが出来る。この場合、ダイ10は反応ハウ
ジング16の付設スリーブに整合させたり、或いは取付
けられる必要はない。クッションインサートをクッショ
ン保留部材のチアンネル部分内に固定する作業は、ダイ
10の反応ハウジング16への取付けを除き、図1−図
3に示すものと同様である。
【0040】本発明の別の例によれば、フランジ付きク
ッションインサートはクッション保留部材を使用せずに
反応ハウジングの付設スリーブと連結される。図8−図
10において、フランジ付きクッションインサート8,
8′は、その詳細が図12に示されているが、矢印D,
D′の方向に案内され、ダイ10の第1キャビテイセク
ション77,78に夫々軸方向で導入される。ダイは図
3,4,5に示すものと同様に反応ハウジング16に装
着される。フランジ47,47′は夫々フランジキヤッ
プ44,46′の1部分であり、両キヤップはロッド4
2の両端に両者間にチアンネル部材36,37を保留す
るために取付けられる。インサート8,8′のフランジ
は弾性を有し、そして第2キャビテイセクション79,
80並びに付設スリーブ19,19′の円筒形孔26の
断面積よりやゝ大きく寸法設定され、それにより擢動可
能な締まりばめを提供するようになっている。付設スリ
ーブ19,19′の長尺スロット21はロッド42の直
径より小さい幅T(図12参照)を有し、ガスインフレ
ータ(図示省略)から発生したガスの圧力がクッション
12の内部に作用するときに、スリーブから滑り出るの
を阻止するようにしている。
【0041】図9に示すように、ダイ10はフランジ付
きクッションインサートを整合させて、反応ハウジング
16に案内するリードインシールとして機能する。イン
サートはダイを介して矢印C−Cの方向に移動して付設
スリーブ19,19′に挿入される。この挿入工程にお
いて、付設スリーブ19,19′によるチアンネル部材
36の材料との接触は、フランジ47,47′がカップ
リングビークルとして使用されるので、実質的に減じら
れる。この場合、クッションインサートを付設スリーブ
19の孔26に保留することは夫々のフランジの弾性に
よって達成される。クッション12とフランジ付きクッ
ションインサート8,8′を反応ハウジング16と完全
に組合せたものは図10に示されている。
【0042】ダイ10はクッションインサートを最も簡
単な形態で、即ちチアンネル部材36及び/或いは37
内にロッド42を反応ハウジングと共に保留するために
ロッドの周りにフランジを配設することなく、整合、継
合させるために適用され得る。前述の課題を解決するた
めの手段の章で規定されているようなインサートはクッ
ション保留部材14の第1、第2チアンネル部分50,
51に挿置され、それにより夫々のクッション保留イン
サートを構成する。当該保留インサートは次に図2のク
ッション保留インサート70,70′と同様の方法でダ
イ10に導入される。インサートを夫々のチアンネル部
分の内部に固定し、そして反応ハウジング16と継合
(カップリング)する事態はこのように構成された保留
インサートを図3に示す方法と同様にダイ10を通じて
移動させることにより達成される。
【0043】ダイ10はクッションインサートを反応ハ
ウジング16にクッション保留部材14を用いることな
く組立るためのアライメント兼リードイン工具として使
用することが出来る。本例では、ダイ10の第2キャビ
テイセクション79,80の断面積をクッションインサ
ートがダイに擢動挿入出来るように設定するのが好まし
い。代表的には、第2キャビテイセクション並びに付設
スリーブ19,19′の孔26の断面積は、インサート
がダイ10に軸方向で導入され、そしてこれを貫通する
ときにクッションインサートのチアンネル部材布部を邪
魔しない程に、即ち「キヤッチ」(捕捉)ない程に大き
くする。
【0044】前記課題を解決するための手段の章で説明
されているように、保留部材チアンネル部分或いはフラ
ンジ付きクッションインサートのフランジがダイキャビ
テイを通って反応ハウジングに容易に入るようにするた
めに、パラフィン基ワックス等の潤滑剤を用いて、これ
を保留部材のチアンネル部分の外側域及び/或いはダイ
10のキャビテイの内壁に被覆することが出来る。この
目的のための潤滑剤として働くのに適したワックスはカ
ルフォルニア.ロスアンジェルスのCastrol Industrial
社から商標Castro SafetyFilm登録商
標639の下で入手可能である。
【0045】本発明に係る上述の方法と組立機具は膨張
可能クッションを膨張可能拘留システムの反応ハウジン
グと継合する安価な経済的手段を提供する。クッション
インサートの対応する反応ハウジングとの整合(アライ
メント)はこゝに説明したダイによって自動的で且つ容
易になる。この方法はクッションを反応ハウジング部材
に導入し、そして挿入する工程中にクッションを保護す
るのに役立つ。更に、クッション保留部材を膨張可能ク
ッションの反応ハウジングとのカップリングのために使
用すると、保留部材(リテーナ)のチアンネル部分をク
ッションインサートの周りで均等に圧縮し、固定するこ
とが出来る。従って、ダイは付設スリーブ内でのルーズ
フイットの原因になって、インサートの「ラットリン
グ」による望ましくないノイズの発生をもたらすことに
なりかねないチアンネル部分の過剰折り曲げ或いは圧縮
(オーバクリンピング)の発生を阻止する。
【0046】
【発明の効果】発明の方法によれば、上記「ラットリン
グ」現象を回避する効用が得られると共に、エアバッグ
モジュールの経済的製造に寄与する組立ライン上でクッ
ションを反応ハウジングにカップリング(継合)するの
に要する時間並びに工数が大きく低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る1実施例において、ダイの助けを
借りて膨張可能クッション、クッション保留部材及び反
応ハウジングを一体に継合するための工程の全段階を示
すための関係部材の分解斜視説明図である。
【図2】図1の工程の1段階を示す関係部材の説明図で
ある。
【図3】図1の工程においてダイを用いた段階を示す関
係部材の説明図である。
【図4】図3の線A−Aにおける部分的に連結した装置
の1部分とダイの縦断面図である。
【図5】説明を明瞭にするために図1,2に示す膨張可
能クッションを省略した状態で描かれたクッション保留
部材と反応ハウジングの完全カップリング状の組立品を
示す関係部材の斜視図である。
【図6】ダイを反応ハウジングに取付けるため1実施例
を示す、図3,4のダイの斜視図である。
【図7】ダイを図3の反応ハウジングに取付けるための
別の実施例を示す、図6のダイの斜視図である。
【図8】本発明方法の別の実施例において、膨張可能ク
ッションとフランジ付きクッションインサートをダイの
助けを借りて反応ハウジングとカップリングする一連の
工程を示す関係部材の斜視説明図である。
【図9】図8の工程における1段階を示す、関係部材の
斜視説明図である。
【図10】図8の工程における最終段階である組立品を
示す、関係部材の斜視説明図である。
【図11】図1、図2に示すクッション部材のチアンネ
ル部分に図1に示すフランジ付きクッションインサート
を導入する方法を拡大スケールで示す関係部材の切欠き
斜視説明図である。
【図12】図8−10に示す反応ハウジングの付設スリ
ーブに図8,9に示すフランジ付きクッションインサー
トを導入する方法を拡大スケールで示す関係部材の斜視
説明図である。
【図13】図12に示す長尺条片とフランジ付きキヤッ
プの拡大斜視図である。
【符号の説明】
7,7′…インサート 10…ダイ 12…クッション(エアバッグ) 14…クッション保留部材(リテーナ) 16…反応ハウジング 19,19′…付設スリーブ 21…長尺スロット 23…端壁 24…側壁 25…キャビテイ 26…孔 30…ガス導入開口 32…のどセクション 34…まくらセクション 36…チアンネル部材 36A,36B…チアンネル部材セクション 38…孔 40…チアンネル 42…ロッド 43…中央フランジ 44,45…端フランジ 46,46′…フランジ付きキヤップ 47,47′…フランジ 48…孔 50…第1チアンネル部分 51…第2チアンネル部分 52…経路 53,54…側壁 55,56…側壁 57,58,59,60…デイフューザ孔 61…長尺スロット 62,63,64,65,66…スペーサ部材 74,75…キャビテイ 76,76′…入口 77,78…第1キャビテイセクション 79,80…第2キャビテイセクション 84,85…ボス 86,87…孔 88,89…合いくぎ(突起部) 88A,89A…テーパ 90,91…突起 92,93…チアンネル 90A,91A…テーパ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張可能拘留システムにおける反応ハウ
    ジングに膨張可能クッションを継合する方法として、 a)(i)貫通延在している少なくとも1つのキャビテ
    イと、(ii)キャビテイ内部と連通し、長さに沿って配
    設された長尺スロットであって、キャビテイを介して膨
    張可能クッションインサートが軸方向にキャビテイを通
    過出来るようにした、斯ゝるスロットとを含むダイを準
    備し; b)ダイキャビテイの出口を反応ハウジングに配設され
    た対応する付設スリーブと軸方向に整合させ; c)膨張可能クッションインサートをダイキャビテイの
    入口に軸方向に挿入し; d)クッションインサートを反応ハウジングの対応する
    付設スリーブの中へ移動させ、それにより膨張可能クッ
    ションを膨張可能拘留システムの反応ハウジングと継合
    させる、以上の諸工程を含む、膨張可能拘留システムに
    おける反応ハウジングに膨張可能クッションを継合する
    方法。
  2. 【請求項2】 ダイキャビテイの入口が内方に先細りし
    た側面を有する第1セクションと連通し、第1セクショ
    ンがキャビテイ出口を終端とする円筒形の第2セクショ
    ンの始端で終端になっており、キャビテイ入口がキャビ
    テイ出口より大きな断面積を有している、請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 工程c)の前に、クッションインサート
    をクッション保留部材のチアンネル部分に挿入して、キ
    ャビテイの第2セクションより大きいが、キャビテイ入
    口より小さい軸方向断面積を有するクッション保留イン
    サートを構成し、当該保留インサートがダイキャビテイ
    を通過したときに保留部材のチアンネル部分の内部にク
    ッションインサートを均等に固定出来るようにした斯ゝ
    る追加の工程を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 クッション保留インサートをダイキャビ
    テイに導入する前にインサートの周りでクッション保留
    部材のチアンネル部分を部分的に圧縮する追加の工程を
    含む、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 反応ハウジングの付設スリーブに対する
    ダイキャビテイの軸方向整合が反応ハウジングにダイを
    取付けることにより達成される、請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 膨張可能拘留システムにおける反応ハウ
    ジングに膨張可能クッションを容易に継合出来るように
    するために、膨張可能クッションインサートをクッショ
    ン保留部材におけるチアンネル部分の内部に固定する方
    法であって、 a)(i)ダイを貫通状に延在する少なくとも1つのキ
    ャビテイと、(ii)キャビテイ内部と連通し、キャビテ
    イ長さに沿って配設されている長尺スロットであって、
    膨張可能クッションインサートがキャビテイに軸方向に
    導入されてこれを通過することが出来るようにした斯ゝ
    るスロットとを含むダイを準備し; b)膨張可能クッションインサートをクッション保留部
    材のチアンネル部分に挿入して、クッション保留インサ
    ートを構成し;そして c)クッション保留インサートをダイキャビテイ内で移
    動させ、それによりクッションインサートの周りでチア
    ンネル部分を均等に固定するようにした、以上の諸工程
    を含む方法。
  7. 【請求項7】 ダイキャビテイが内方へ先細りした側面
    を有する第1セクションと連通する入口を含み、当該第
    1セクションはキャビテイ出口で終端となる円筒形の第
    2セクションの始端で終端になっており、キャビテイの
    該入口が該出口より大きな断面積を有している、請求項
    6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 クッション保留インサートの軸方向断面
    積がダイの第2キャビテイセクションのものより大きい
    が、キャビテイ入口のものより小さい、請求項7に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 工程c)の前に、インサートの周りでク
    ッション保留部材のチアンネル部分を部分的に圧縮する
    追加の工程を含む、請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】 クッションインサートがフランジ付き
    クッションインサートである、請求項6に記載の方法。
JP7203411A 1994-08-12 1995-08-09 膨張可能拘留システムにおける反応ハウジングに膨張可能クッションを継合する方法 Pending JPH0858521A (ja)

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EP0696529A3 (en) 1996-11-06
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