JPH0859037A - 被走査体の搬送方法および装置 - Google Patents

被走査体の搬送方法および装置

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JPH0859037A
JPH0859037A JP19555294A JP19555294A JPH0859037A JP H0859037 A JPH0859037 A JP H0859037A JP 19555294 A JP19555294 A JP 19555294A JP 19555294 A JP19555294 A JP 19555294A JP H0859037 A JPH0859037 A JP H0859037A
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JP
Japan
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film
rollers
rotary drum
nip roller
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Application number
JP19555294A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Kawamura
吉紀 河村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被走査体の蛇行や撓みを確実に阻止し、高精度
な走査作業を容易に遂行可能にする。 【構成】回転ドラム14とこの回転ドラム14の下部側
に進退自在なニップローラ16、18とを備える。ニッ
プローラ16、18は、複数のローラ46、48、5
0、52、54を有しており、フイルム12の厚さが7
5〜150μmである際に、このフイルム12の端部1
2a、12aが前記ローラ46、54の端部46a、5
4aから軸方向内側に向かって最大限5mmだけ離間し
ている。このため、ローラ46、54の端部46a、5
4aが回転ドラム14に直接接触することがなく、フイ
ルム12の搬送速度が部分的に大きく変化することを阻
止して、このフイルム12を高精度に搬送することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ドラムとニップロ
ーラにより被走査体を挟持して搬送する被走査体の搬送
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ビーム発生手段から導出された光ビー
ムを光ビーム偏向手段および走査レンズ等を介して被走
査体上に主走査方向に走査させるとともに、この被走査
体を搬送機構を介して副走査方向に搬送することによ
り、前記被走査体に所定の画像等を記録する記録装置
や、該被走査体に予め担持されている画像情報を光電的
に読み取る読取装置が広く採用されている。
【0003】この場合、搬送機構は、被走査体を副走査
方向に搬送するために、一般的に、図17に示すよう
に、回転駆動される回転ドラム2とこの回転ドラム2の
上部側に進退自在に配設される一以上のニップローラ4
とを備え、前記回転ドラム2と前記ニップローラ4によ
りフイルム12(被走査体)を挟持して搬送するように
構成されたものが知られている。また、図18に示すよ
うに、回転ドラム6とこの回転ドラム6の下部側に進退
自在に配設される一以上の分断ニップローラ8とを備え
た搬送機構が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図17に示
す搬送機構では、ニップローラ4の端面がフイルム12
の端部から外方に大きく突出していると、前記フイルム
12の搬送速度が部分的に変動するおそれがある。特に
ニップローラ4が弾性体で構成されている場合には、ニ
ップローラ4の一部がフイルム12に接触するととも
に、このニップローラ4の端部が回転ドラム2に直接接
触することにより、前記ニップローラ4の直径が実質的
に変化し、大径側(端部側)に位置するフイルム12の
端部の搬送速度が、小径側に位置するこのフイルム12
の中央側の搬送速度よりも速くなるからである。これに
より、フイルム12に蛇行等が発生して高精度な画像記
録または読み取り作業が遂行されないという問題が指摘
されている。
【0005】また、図18に示す搬送機構では、上記と
同様の問題が存在する一方、フイルム12の端部が分断
ニップローラ8の端面から外方に大きく突出している
と、このフイルム12の端部が自重によって垂れてしま
う。従って、光ビームの書き込み(読み取り)ラインに
曲がりや歪みが発生し、高精度な走査が困難となってし
まうという問題がある。
【0006】さらにまた、図18に示す搬送機構では、
分断ニップローラ8を構成する各ローラ8a同士の間隔
が広いと、各ローラ8a間でフイルム12の自重による
撓みが生じてしまう。これにより、上記と同様に、高精
度な走査が遂行されないおそれがある。
【0007】本発明は、この種の問題を解決するための
ものであり、被走査体の蛇行や撓みを確実に阻止し、高
精度な走査作業を容易に遂行可能にした被走査体の搬送
方法および装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、厚さが75〜150μmの被走査体の
走査位置を規定するとともに回転駆動される回転ドラム
と、前記回転ドラムに対して進退自在に配設されたニッ
プローラとで前記被走査体を挟持搬送する被走査体の搬
送方法であって、前記被走査体の搬送方向に交差する端
部を、前記ニップローラの端部から該ニップローラの軸
方向内側に向かって5mm以内の範囲に位置させること
により、前記ニップローラの端部が前記回転ドラムから
離間した状態で前記被走査体を搬送することを特徴とす
る。
【0009】また、本発明は、厚さが75〜150μm
の被走査体の走査位置を規定するとともに回転駆動され
る回転ドラムと、前記回転ドラムの下部側に進退自在に
配設されたニップローラとで前記被走査体を挟持搬送す
る被走査体の搬送方法であって、前記被走査体の搬送方
向に交差する端部を、前記ニップローラの端部から該ニ
ップローラの軸方向外側に向かって40mm以内の範囲
に位置させることにより、前記被走査体の端部が下方に
撓む量を規制した状態で該被走査体を搬送することを特
徴とする。
【0010】さらにまた、本発明は、被走査体の走査位
置を規定するとともに、回転駆動される回転ドラムと、
前記回転ドラムの下部側に進退自在に配設され、該回転
ドラムと共に被走査体を挟持搬送するためのニップロー
ラと、を備え、前記ニップローラは、前記回転ドラムの
軸方向に分割されて個別に回転自在な複数のローラを有
するとともに、各ローラ同士の間隔は、前記被走査体の
厚さが75〜150μmである際に、100mm以下に
設定されることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係る被走査体の搬送方法では、被走査
体の厚さが75〜150μmである際に、該被走査体の
端部が、ニップローラの端部から軸方向内側に向かって
5mm以内の位置に配置されるため、前記ニップローラ
の端部が前記回転ドラムに直接接触することがない。従
って、被走査体の搬送速度が部分的に大きく変化するこ
とを阻止してこの被走査体を高精度に搬送することがで
きる。
【0012】また、本発明方法では、被走査体の厚さが
75〜150μmである際に、該被走査体の端部が、ニ
ップローラの端部から軸方向外側に向かって40mm以
内の位置に配置されるため、前記被走査体の端部が下方
に撓む量を規制することができる。これにより、光ビー
ムの走査ラインに曲がりや歪みが生ずることを確実に阻
止することが可能になる。
【0013】さらにまた、本発明に係る被走査体の搬送
機構では、回転ドラムの下部側に配設されたニップロー
ラが、前記回転ドラムの軸方向に分割されて個別に回転
自在な複数のローラを有するとともに、各ローラ同士の
間隔が、被走査体の厚さが75〜150μmである際
に、100mm以下に設定される。このため、ローラ間
で被走査体が大きく撓むことがなく、高精度な走査作業
が遂行される。
【0014】
【実施例】本発明に係る被走査体の搬送方法および装置
について実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下
詳細に説明する。
【0015】図1において、参照数字10は、本発明の
第1の実施例に係る搬送方法を実施するための搬送装置
を示す。この搬送装置10は、フイルム(被走査体)1
2の走査位置を規定するとともに回転駆動される回転ド
ラム14と、この回転ドラム14の下部側に進退自在に
配設され前記回転ドラム14と共にフイルム12を挟持
搬送するためのニップローラ16、18とを備える。
【0016】ニップローラ16、18は、変位手段20
を介して回転ドラム14の下部側に進退自在に構成され
る。この変位手段20は、ニップローラ16、18の両
端側に位置してそれぞれ支点22を中心に矢印X方向に
回動可能な一対のブラケット24を備え、このブラケッ
ト24には、長孔26、28がそれぞれの長手方向を回
転ドラム14の中心に向かうように形成されるととも
に、前記長孔26、28から等間隔離間してピン30が
固着される。ピン30にねじりコイルばね32が配設さ
れ、このねじりコイルばね32の両端がニップローラ1
6、18の回転軸34、36の両端にベアリング38、
40を介して係合する。
【0017】ブラケット24には、ガイドローラ42、
44が回転自在に装着される。このガイドローラ42、
44は、回転ドラム14の外周面に摺接してフイルム1
2をこの回転ドラム14の曲率に沿って案内する機能を
有しており、ブラケット24に対してばね(図示せず)
等を介して進退自在に構成されることが好ましい。
【0018】図2に示すように、ニップローラ16、1
8は、回転ドラム14の軸方向(矢印A方向)に分割さ
れて回転軸34、36に対しベアリング(図示せず)等
により個別に回転自在な複数のローラ46、48、5
0、52、54を有する。ニップローラ16、18の両
端に位置するローラ46、54の端部46a、54a
は、フイルム12の搬送方向に交差する(矢印A方向)
端部12a、12aから外方に距離Sだけ突出してい
る。この距離Sは、フイルム12の厚さHが75〜15
0μmである際に、最大限5mmに設定される。
【0019】回転ドラム14の下方には、図示しない光
ビーム発生手段が配設されており、この光ビーム発生手
段から出力された光ビームLは、ニップローラ16、1
8の間から前記回転ドラム14の下方側に照射される。
【0020】次に、このように構成される搬送装置10
の動作について、第1の実施例に係る搬送方法との関連
で説明する。
【0021】まず、ブラケット24が支点22を中心に
矢印X方向に比較的大きく回動されると、ニップローラ
16、18およびガイドローラ42、44が回転ドラム
14から離間し、これらの間にフイルム12が挿入され
た後、前記ブラケット24が矢印X方向とは反対方向に
回動される。このため、ガイドローラ42、44を介し
てフイルム12が回転ドラム14の外周面に沿って所定
の角度で巻き付けられるとともに、ニップローラ16、
18と前記回転ドラム14が前記フイルム12を挟持す
る。
【0022】そこで、回転ドラム14が、図示しない回
転駆動源の作用下に矢印Z方向(図1参照)に回転駆動
されると、この回転ドラム14とニップローラ16、1
8の挟持作用下にフイルム12が副走査方向に搬送され
る。その際、図示しない光ビーム発生手段が駆動されて
おり、画像情報に応じて変調された後に主走査方向に偏
向された光ビームLが、ニップローラ16、18の間か
ら回転ドラム14の下部側に照射される。これにより、
フイルム12には、二次元的に画像が露光記録される。
【0023】この場合、第1の実施例では、図2に示す
ように、ニップローラ16、18が複数のローラ46〜
54を有しており、フイルム12の厚さHが75〜15
0μmである際に、フイルム12の端部12a、12a
が前記ローラ46、54の端部46a、54aから軸方
向内側に向かって5mm以内の範囲に位置している。こ
のため、ローラ46、54の端部46a、54aが回転
ドラム14に直接接触することがなく、フイルム12の
中央側と両端側における搬送速度の変化が許容範囲内に
なり、このフイルム12を高精度に搬送することができ
るという効果が得られる。
【0024】これは、フイルム12として厚さHが75
〜150μmの写真製版用フイルムを使用し、距離Sを
種々変更させて記録画像の誤差を検出する実験を行った
結果によるものである。すなわち、図2において、ニッ
プローラ16の両端部に1〜1.5kgのニップ力、ま
たはローラ46〜54のそれぞれの両端に0.1〜0.
2kgずつのニップ力を付与した状態で、距離Sを0m
m、5mm、40mmおよび60mmに設定し、写真製
版用フイルムに基準画像を記録する実験を行った。その
結果が、図3〜図6に示されている。
【0025】図3に示すように、距離S=0mmに設定
された場合、記録画像に歪みは発生しておらず、この距
離Sが増加する毎に、歪み量が増加している。具体的に
は、距離S=5mmでは歪みが6μm(図4参照)、距
離S=40mmでは歪みが14μm(図5参照)、さら
に距離S=60mmでは歪みが25μm(図6参照)で
あった。ここで、歪み量の許容範囲は記録画像に影響が
ほとんどない範囲である6μm以下であり、これによっ
て、距離Sは、5mm以下の範囲に設定されることにな
る。
【0026】従って、フイルム12の厚さHが75〜1
50μmの時、フイルム12の端部12a、12aがロ
ーラ46、54の端部46a、54aから軸方向内側に
向かって5mm以内の範囲に位置することにより、記録
画像の歪み量が許容範囲となって高精度な記録作業が遂
行されるという利点が得られる。
【0027】次に、本発明の第2の実施例に係る搬送方
法について説明する。なお、この第2の実施例では、第
1の実施例と同様に搬送装置10が使用されるととも
に、図7に示すように、フイルム12の端部12aは、
ニップローラ16、18の両端に位置するローラ46、
54の端部46a、54aから外方に距離S1 だけ突出
している。この距離S1 は、フイルム12の厚さHが7
5〜150μmである際に、最大限40mmに設定され
る。
【0028】このように、第2の実施例では、フイルム
12の厚さHが75〜150μmである際に、このフイ
ルム12の端部12a、12aが、ニップローラ16を
構成するローラ46、54の端部46a、54aからそ
の軸方向外側に向かって40mm以内の範囲に位置して
いる。このため、フイルム12は、その端部12a、1
2aが自重によって下方に撓む量を規制された状態で、
回転ドラム14を介して搬送され、光ビームLの走査ラ
インに曲がりや歪みが生ずることを阻止することが可能
になるという効果が得られる。
【0029】これは、第1の実施例と同様に、フイルム
12として厚さHが75〜150μmの写真製版用フイ
ルムを使用し、距離S1 を種々変更させて記録画像の誤
差を検出する実験を行った結果によるものであり、その
結果が、図8〜図10に示されている。なお、距離S1
=0mmに設定された場合は、図3と同様に歪みが発生
しなかった。
【0030】図8に示すように、距離S1 =40mmに
設定された場合、記録画像の歪みは6μmであり、距離
1 =80mmでは歪みが20μm(図9参照)、さら
に距離S1 =120mmでは歪みが80μm(図10参
照)であった。ここで、歪み量の許容範囲は6μm以下
であり、これによって、距離S1 は、40mm以下の範
囲に設定されることになる。
【0031】従って、フイルム12の厚さが75〜15
0μmの時、フイルム12の端部12a、12aが、ロ
ーラ46、54の端部46a、54aから軸方向外側に
向かって40mm以内の範囲に位置することにより、記
録画像の歪み量が許容範囲となって高精度な記録作業が
遂行されるという利点が得られる。
【0032】さらにまた、本発明の第3の実施例に係る
搬送装置60について説明する。
【0033】図11に示すように、搬送装置60は、回
転駆動される回転ドラム62と、この回転ドラム62の
下部側に進退自在に配設され該回転ドラム62と共にフ
イルム12を挟持搬送するためのニップローラ64、6
6とを備える。このニップローラ64、66は、図1に
示す変位手段20を介して回転ドラム62の下部側に進
退自在に構成されている。
【0034】ニップローラ64、66は、回転ドラム6
2の軸方向(矢印A方向)に分割されて回転軸64a、
66aに対しベアリング(図示せず)等により個別に回
転自在な複数のローラ68a〜68eを有する。各ロー
ラ68a〜68e同士の間隔Yは、フイルム12の厚さ
が75〜150μmである際に、100mm以下に設定
される。
【0035】このように構成される搬送装置60では、
ニップローラ64、66を構成するローラ68a〜68
e同士の間隔Yが、フイルム12の厚さが75〜150
μmである際に、100mm以下に設定されるため、前
記フイルム12が各ローラ68a〜68e間で撓む量が
規制され、光ビームLの走査ラインに曲がりや歪みが生
ずることを阻止することが可能になるという効果が得ら
れる。
【0036】これは、第1および第2の実施例と同様
に、フイルム12として厚さHが75〜150μmの写
真製版用フイルムを使用し、間隔Yを種々変更させて記
録画像の誤差を検出する実験を行った結果によるもので
あり、その結果が、図12〜図14に示されている。図
12に示すように、間隔Y=100mmに設定された場
合、フイルム12の撓みは1.5μmであり、間隔Y=
150mmでは撓みが4.5μm(図13参照)、さら
に間隔Y=200mmでは撓みが5.0μm(図14参
照)であった。ここで、フイルム12の撓み量の許容範
囲は2μm以下であり、これによって、間隔Yは、10
0mm以下に設定されることになる。
【0037】従って、フイルム12の厚さが75〜15
0μmの時、ニップローラ64、66を構成するローラ
68a〜68e同士の間隔Yが100mm以下に設定さ
れることにより、光ビームLの走査ラインの曲がりや歪
みを有効に回避することができるという効果が得られ
る。
【0038】ところで、第1の実施例では、ニップロー
ラ16、18が回転ドラム14の下部側に進退自在に配
設された下側ニップ型を採用しているが、これに限定さ
れるものではなく、図15および図16に示す上側ニッ
プ型の搬送装置80を使用することができる。
【0039】この搬送装置80は、図15に示すよう
に、回転駆動される比較的大径な回転ドラム82と、こ
の回転ドラム82の上方に進退自在に配設されるニップ
ローラ84a、84bと、前記回転ドラム82の周面に
対しフイルム12を押し付けるための押圧ガイド部材8
6a、86bと、前記ニップローラ84a、84bを前
記回転ドラム82に対して進退移動させるための移動機
構88とを備える。
【0040】移動機構88は、互いに所定間隔離間して
並設される一対のブラケット部材90を備え、このブラ
ケット部材90にそれぞれラック部材92が固定され、
このラック部材92は、パルスモータ94の駆動軸に歯
車列96を介して連結される。ブラケット部材90は、
板状を有して下端側が分岐形成されており、この分岐部
分近傍にニップローラ84a、84bの一端部が載置さ
れるとともに、このニップローラ84a、84bは、長
円状ガイド溝98a、98bに沿って上下方向に案内さ
れる。
【0041】図16に示すように、ニップローラ84
a、84bは、回転ドラム82の軸方向(矢印A方向)
に分割されて個別に回転自在な複数のローラ100a〜
100eを有する。ニップローラ84a、84bの両端
に位置するローラ100a、100eの端部102、1
04は、フイルム12の端部12a、12aから外方に
距離Sだけ突出している。この距離Sは、フイルム12
の厚さが75〜150μmである際に、最大限5mmに
設定される。
【0042】このように構成される搬送装置80の動作
について概略的に説明する。
【0043】まず、パルスモータ94の作用下に歯車列
96を介してブラケット部材90が上昇されると、ニッ
プローラ84a、84bと押圧ガイド部材86a、86
bが回転ドラム82から離間する。この状態で、フイル
ム12の先端が回転ドラム82とニップローラ84a、
84bの間を通って所定の位置に引き出された後、パル
スモータ94が前記とは逆方向に駆動され、ニップロー
ラ84a、84bが回転ドラム82側に移動してフイル
ム12を挟持するとともに、押圧ガイド部材86a、8
6bが下降してこのフイルム12を前記回転ドラム82
の周面に押し付ける。
【0044】そこで、回転ドラム82が、図15中、矢
印方向に回転されると、フイルム12は、回転ドラム8
2とニップローラ84a、84bに挟持されて副走査搬
送される一方、このフイルム12に光ビームLが上方か
ら照射され、前記フイルム12には、二次元的に画像が
記録される。
【0045】この場合、第4の実施例では、第1の実施
例と同様に、ニップローラ84a、84bが複数のロー
ラ100a〜100eを有しており、フイルム12の厚
さが75〜150μmである際に、フイルム12の端部
12a、12aが前記ローラ100a、100eの端部
102、104から軸方向内側に向かって5mm以内の
範囲に位置している。このため、ローラ100a、10
0eの端部102、104が回転ドラム82に直接接触
することがなく、フイルム12を高精度に搬送すること
ができるという効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】本発明に係る被走査体の搬送方法では、
被走査体の厚さが75〜150μmである際に、該被走
査体の端部が、ニップローラの端部から軸方向内側に向
かって5mm以内の位置に配置されるため、前記ニップ
ローラの端部が前記回転ドラムに直接接触することがな
い。従って、被走査体の搬送速度が部分的に大きく変化
することを阻止してこの被走査体を高精度に搬送するこ
とができ、光ビームによる走査が効率的に遂行される。
【0047】また、本発明方法では、被走査体の厚さが
75〜150μmである際に、該被走査体の端部が、ニ
ップローラの端部から軸方向外側に向かって40mm以
内の位置に配置されるため、前記被走査体の端部が下方
に撓む量を規制することができる。これにより、光ビー
ムの走査ラインに曲がりや歪みが生ずることを確実に阻
止することが可能になる。従って、走査記録または読み
取り作業が高精度に遂行される。
【0048】さらにまた、本発明に係る被走査体の搬送
装置では、回転ドラムの下部側に配設されたニップロー
ラが、前記回転ドラムの軸方向に分割されて個別に回転
自在な複数のローラを有するとともに、各ローラ同士の
間隔が、被走査体の厚さが75〜150μmである際
に、100mm以下に設定される。このため、ローラ間
で被走査体が大きく撓むことがなく、高精度な走査作業
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施例に係る搬送方
法を実施するための搬送装置の概略構成図である。
【図2】前記第1の実施例に係る搬送方法を説明するた
めの回転ドラムとニップローラの正面図である。
【図3】前記第1の実施例で距離Sが0の時の記録画像
の説明図である。
【図4】前記第1の実施例で距離Sが5mmの時の記録
画像の説明図である。
【図5】前記第1の実施例で距離Sが40mmの時の記
録画像の説明図である。
【図6】前記第1の実施例で距離Sが60mmの時の記
録画像の説明図である。
【図7】前記第2の実施例に係る搬送方法を説明するた
めの回転ドラムとニップローラの正面図である。
【図8】前記第2の実施例で距離S1 が40mmの時の
記録画像の説明図である。
【図9】前記第1の実施例で距離S1 が80mmの時の
記録画像の説明図である。
【図10】前記第1の実施例で距離S1 が120mmの
時の記録画像の説明図である。
【図11】本発明の第3の実施例に係る搬送装置を構成
する回転ドラムとニップローラの正面図である。
【図12】前記第3の実施例で間隔Yが100mmの時
のフイルムの撓み状態の説明図である。
【図13】前記第3の実施例で間隔Yが150mmの時
のフイルムの撓み状態の説明図である。
【図14】前記第3の実施例で間隔Yが200mmの時
のフイルムの撓み状態の説明図である。
【図15】本発明の第4の実施例に係る搬送装置の概略
構成説明図である。
【図16】前記第4の実施例に係る搬送装置を構成する
回転ドラムとニップローラの正面図である。
【図17】従来の上側ニップ型の搬送装置の概略説明図
である。
【図18】従来の下側ニップ型の搬送装置の概略説明図
である。
【符号の説明】
10…搬送装置 12…フイルム 14…回転ドラム 16、18…ニ
ップローラ 20…変位手段 24…ブラケッ
ト 46、48、50、52、54…ローラ 46a、54a…端部 60…搬送装置 62…回転ドラム 64、66…ニ
ップローラ 68a〜68e…ローラ 80…搬送装置 82…回転ドラム 84a、84b
…ニップローラ 90…ブラケット部材 100a〜10
0e…ローラ 102、104…端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚さが75〜150μmの被走査体の走査
    位置を規定するとともに回転駆動される回転ドラムと、
    前記回転ドラムに対して進退自在に配設されたニップロ
    ーラとで前記被走査体を挟持搬送する被走査体の搬送方
    法であって、 前記被走査体の搬送方向に交差する端部を、前記ニップ
    ローラの端部から該ニップローラの軸方向内側に向かっ
    て5mm以内の範囲に位置させることにより、前記ニッ
    プローラの端部が前記回転ドラムから離間した状態で前
    記被走査体を搬送することを特徴とする被走査体の搬送
    方法。
  2. 【請求項2】厚さが75〜150μmの被走査体の走査
    位置を規定するとともに回転駆動される回転ドラムと、
    前記回転ドラムの下部側に進退自在に配設されたニップ
    ローラとで前記被走査体を挟持搬送する被走査体の搬送
    方法であって、 前記被走査体の搬送方向に交差する端部を、前記ニップ
    ローラの端部から該ニップローラの軸方向外側に向かっ
    て40mm以内の範囲に位置させることにより、前記被
    走査体の端部が下方に撓む量を規制した状態で該被走査
    体を搬送することを特徴とする被走査体の搬送方法。
  3. 【請求項3】被走査体の走査位置を規定するとともに、
    回転駆動される回転ドラムと、 前記回転ドラムの下部側に進退自在に配設され、該回転
    ドラムと共に被走査体を挟持搬送するためのニップロー
    ラと、 を備え、 前記ニップローラは、前記回転ドラムの軸方向に分割さ
    れて個別に回転自在な複数のローラを有するとともに、 各ローラ同士の間隔は、前記被走査体の厚さが75〜1
    50μmである際に、100mm以下に設定されること
    を特徴とする被走査体の搬送装置。
JP19555294A 1994-05-02 1994-08-19 被走査体の搬送方法および装置 Pending JPH0859037A (ja)

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