JPH0859317A - 軽量骨材及び/又は強度骨材の製造方法 - Google Patents

軽量骨材及び/又は強度骨材の製造方法

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JPH0859317A
JPH0859317A JP22074594A JP22074594A JPH0859317A JP H0859317 A JPH0859317 A JP H0859317A JP 22074594 A JP22074594 A JP 22074594A JP 22074594 A JP22074594 A JP 22074594A JP H0859317 A JPH0859317 A JP H0859317A
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JP
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aluminum dross
firing
aggregate
drying
weight
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JP22074594A
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Takao Shimizu
孝郎 清水
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MIYUKI KOGYO KK
Original Assignee
MIYUKI KOGYO KK
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    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B18/00Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B18/04Waste materials; Refuse
    • C04B18/14Waste materials; Refuse from metallurgical processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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    • C04B18/023Fired or melted materials
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 軽量骨材は、アルミドロスに含水量が5〜4
0重量%になるまで加水造粒し、この造粒物を、含水量
が約5〜約20重量%になるまで加熱乾燥し、乾燥物を
入口温度700℃〜1100℃、本焼成帯温度900℃
〜1500℃に設定されたロータリーキルンで焼成し、
冷却することにより得られる。強度骨材は、アルミドロ
スを粒径1ミリ程度に加水造粒し、造粒物を、含水率が
約5重量%〜約20重量%になるまで加熱乾燥し、乾燥
物を成形し、得られた成形物を、入口温度500℃〜1
000℃、本焼成帯温度800℃〜1500℃に設定さ
れたロータリーキルンで焼成し、冷却することにより得
られる。 【効果】 従来大量に発生し、その大部分が廃棄されて
いたアルミドロスから建設材料として極めて有用な軽量
骨材及び強度骨材を容易に得ることができる。また、乾
燥及び焼成に要するエネルギーを低減することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミドロスを原料と
する軽量骨材及び/又は高強度骨材の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】軽量骨材や強度骨材は、モルタル又はコ
ンクリートを作るために用いられるものであり、コンク
リートの場合、その容積の60%〜80%を占め、その
消費量は厖大なものとなっている。従来、その生産は、
軽量骨材の場合、石灰岩、粘土、白砂等天然素材を用い
たり、セメント系材料、発砲材料等を用いて行われ、ま
た強度骨材の場合は、天然石を用いて行われているが、
その供給源の大部分は、天然素材に求めている。
【0003】しかしながら、天然資源に依存してきた骨
材も、最近、自然環境の保護の高まりと共にその採掘が
難しくなってきているため、供給不安が生じている。特
に、軽量骨材においては、軽量化ニーズとも相俟って原
料の確保が深刻である。また一方、近年環境汚染が社会
問題化されており、一次、二次公害の原因となる産業廃
棄物の処理が産業界の重大課題となっている。その一つ
としてアルミドロスがある。アルミドロスは、アルミニ
ウムやアルミスクラップの精錬の際に発生する精錬滓で
ある。特に最近、資源のリサイクルが活発になり、アル
ミニウムに関しても自動車部品やアルミ缶等のアルミス
クラップを精錬し、アルミニウムを回収することが盛ん
に行なわれているため、生じるアルミドロスの量は膨大
なものとなっている。
【0004】しかしながら、この様にして生じたアルミ
ドロスは、一部断熱剤、耐火剤や研磨剤の原料として活
用したり(特開昭54−13496号公報、特許第16
2206号明細書)、アルミナセメントの原料として活
用すること(特公昭23−349号公報、特公昭26−
1124号公報、特公昭56−5701号公報、特開昭
51−124117号公報、特開昭52−152928
号公報、特開昭56−78461号公報)が知られてい
るが、現状では、資源回収のための有効な処理法がない
ため、その大部分は産業廃棄物として捨てられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の様な
骨材やアルミドロスの現状に鑑み、アルミドロスを骨材
の原料とし、軽量骨材や強度骨材を安定的に生産するこ
とを目的としてなされたものである。すなわち、本発明
の目的は、アルミドロスを原料とし、軽量骨材の製造方
法を提供することにある。本発明の他の目的は、アルミ
ドロスを原料とし、強度骨材の製造方法を提供すること
にある。本発明のさらに他の目的は、アルミドロスを原
料とし、軽量骨材及び強度骨材の製造方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、種々検討し
た結果、アルミドロスに水を添加し、乾燥・焼成するこ
とによって、上記目的を達成することを見出だし、本発
明を完成するに至った。すなわち、本発明の第一の発明
は、(1)アルミドロスに、該アルミドロスに対して5
重量%〜40重量%の水を添加し、造粒する工程、2)
造粒されたアルミドロスを、含水量が約5重量%〜約2
0重量%になるまで加熱乾燥する乾燥工程、3)乾燥さ
れたアルミドロスを入口温度(熱電対測定)700℃〜
1100℃、本焼成帯温度900℃〜1500℃に設定
されたロータリーキルンで焼成する焼成工程、4)焼成
されたアルミドロスを冷却する冷却工程からなる軽量骨
材の製造方法を特徴とする。
【0007】本発明の第二の発明は、1)アルミドロス
に、該アルミドロスに対して5重量%〜40重量%の水
を添加し、造粒する造粒工程、2)造粒されたアルミド
ロスを、含水量が約5重量%〜約20重量%になるまで
加熱乾燥する乾燥工程、3)乾燥されたアルミドロスを
成形する成形工程、4)成形されたアルミドロスを、入
口温度(熱電対測定)500℃〜1000℃、本焼成帯
温度800℃〜1500℃に設定されたロータリーキル
ンで焼成する焼成工程、5)焼成されたアルミドロスを
冷却する冷却工程からなる強度骨材の製造方法を特徴と
する。
【0008】本発明の第三の発明は、1)アルミドロス
に、該アルミドロスに対して5重量%〜40重量%の水
を添加し、粒径1ミリ程度に造粒する造粒工程、2)造
粒されたアルミドロスを、含水率が約5重量%〜約20
重量%になるまで加熱乾燥する乾燥工程、3)乾燥され
たアルミドロスを約1ミリより小さい粒径の粒子のもの
と約2ミリ以上の粒径のものに篩分する篩分工程、4)
約1ミリより小さい粒径のアルミドロスを成形し、粒径
約1ミリの大きさの粒子とする成形工程、5)篩い分け
することにより得られた約1ミリ以上の粒径のアルミド
ロスを、入口温度(熱電対測定)700℃〜1100
℃、本焼成帯温度900℃〜1500℃に設定されたロ
ータリーキルンで、また成形されたアルミドロスを入口
温度(熱電対測定)500℃〜1000℃、本焼成帯温
度800℃〜1500℃に設定されたロータリーキルン
で焼成する焼成工程、6)焼成されたアルミドロスを冷
却する冷却工程からなる軽量骨材及び高強度骨材の併産
法を特徴とする。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。先ず、軽
量骨材の製造方法について説明する。本発明において処
理されるアルミドロスは、アルミニウム或いはアルミニ
ウム合金を精錬する際に発生する精錬滓であれば如何な
るものでもよい。例えば、アルミニウムの新地金を精錬
した際に生じる新塊系アルミドロス、自動車部品及びア
ルミ缶等のアルミニウムスクラップを精錬した際に生じ
る合金系アルミドロス等があげられる。
【0010】上記アルミドロスは、通常1重量%〜4重
量%の含水量を有しているが、本発明においては、焼成
に先立って、アルミドロスに水が添加され、アルミドロ
スの含水量が調節される。アルミドロスの含水量の調節
は、加水造粒装置により行われ、その含水量は、アルミ
ドロスの成分の違いにより異なるが、5〜40重量%、
好ましくは10重量%〜30重量%の範囲に設定され
る。含水量が5重量%以下の場合は、アルミドロスの安
定化処理が不完全となり、また、40重量%以上の場合
は、水分除去のための投入エネルギーが増加することと
なり好ましくない。アルミドロスの含水量が、上記範囲
にある場合、色調がよく、焼成後取り扱い易い大粒径の
粒度をもつ焼成物が得られる。また、水の添加により、
焼成の際水素ガス、アンモニアガス等のガスが発生し、
そのガスが燃焼することにより燃焼熱を発生するため、
本発明の焼成処理に必要なエネルギーを低減させること
ができる。
【0011】上記のようにアルミドロスは、加水造粒装
置により含水量が調節されるが、同時に粒径0.2〜2
0ミリ程度に造粒される。該装置内でのアルミドロスの
滞留時間は、加水分解反応の進行を避けるために2分〜
5分程度に設定することが好ましい。この加水造粒工程
における操作条件を制御することにより、軽量骨材の強
度、比重及び大きさなどの特性を変えることができる。
加水造粒工程における操作条件は、主にアルミドロスの
含水量で決まり、造粒されたアルミドロスに圧力を掛け
ることにより強度を上げることができる。強度を弱くす
ると造粒物に微粉末が生じやすくなる。
【0012】加水造粒されたアルミドロスは、スクリュ
ーコンベアー、空気輸送等の搬送装置によって、乾燥工
程に供給される。乾燥工程において、加水造粒されたア
ルミドロスは、乾燥温度150℃〜400℃程度の温度
で水分含量が約5重量%〜約20重量%程度になるまで
乾燥される。乾燥時の加熱は、焼成工程におけるロータ
リーキルンからの廃熱を回収し、その廃熱を利用して行
われるが、乾燥装置に電熱やバーナー等の加熱手段を設
けて行ってもよい。
【0013】乾燥処理されたアルミドロスは、焼成工程
に供給され、ロータリーキルンにより焼成される。ロー
タリーキルンの入り口温度(熱電対測定)は、700℃
〜1100℃に設定されるが、本焼成帯温度は900℃
〜1500℃に設定し、特に000〜1400℃に設定
することが好ましい。滞留時間は、目的とする製品の粒
径により異なるが、10分〜60分の範囲とする。
【0014】焼成されたアルミドロスを、冷却し、さら
に篩い分けすると、所定の粒径を有する軽量骨材が得ら
れる。その粒径は、造粒の際の運転条件により変動する
が、通常0.5ミリ〜5ミリ程度であり、密度は、0.
8〜2.0である。また、成分は、アルミナ含有量が8
0重量%前後の高アルミナ質になっており、得られた製
品は、多孔質かつ化学的に安定である。
【0015】次に、強度骨材の製造方法について説明す
る。軽量骨材と同様にして上記アルミドロスを加水し、
粒径の大きさは、特に制限されるものではないが、流動
性を確保するために好ましくは1ミリ前後になるように
造粒して、造粒物をスクリューコンベアー等の搬送装置
により乾燥装置に供給し、含水量が約5重量%〜約20
重量%程度になるように乾燥する。加熱源は、軽量骨材
の場合と同様のものが使用できる。乾燥したアルミドロ
スの造粒物をスクリューコンベアー、空気輸送等の搬送
装置により成形工程に供給され、用途に応じて球形、円
柱あるいは多角柱等の所定の形状に成形する。成形は、
連続プレス成形機等の成形機を使用して行われる。その
際圧力は、250Kg〜1トンの範囲に調節される。成
形圧力を変えることにより所望の製品強度を得ることが
できる。また、成形工程で発生した成形ロスのアルミド
ロスは、原料アルミドロスに15重量%程度混合が可能
で再使用される。
【0016】成形されたアルミドロスは、焼成工程に供
給され、ロータリーキルンにより焼成される。ロータリ
ーキルンの入口温度(熱電対測定)は、500℃〜10
00℃、本焼成帯温度は800℃〜1500℃、特に1
000℃〜1400℃に設定することが好ましい。滞留
時間は、目的とする製品の粒径や焼成温度により異なる
が、粒径10ミリ前後において20分〜45分の範囲に
なる。焼成物は、ロータリーキルンの出口に設けられた
冷却装置により冷却され製品となる。ロータリーキルン
からの廃熱は、軽量骨材の場合と同様にして、乾燥装置
に供給され熱源として利用される。得られた製品は、8
0重量%前後のアルミナ分を含む高アルミナ含有量を有
する化学的に安定で、かつ緻密な強度骨材となる。ま
た、比重は、製品強度の向上に伴なって2.7近くまで
増加する。
【0017】さらに以下に、軽量骨材及び強度骨材の併
産する方法について説明する。軽量骨材及び強度骨材の
併産方法は、軽量骨材と強度骨材の複合型であり、上記
軽量骨材の製造法の乾燥工程と焼成工程の間に篩分工程
及び成形工程が設けられている。原料アルミドロス及び
加水造粒工程と乾燥工程までの操作条件は軽量骨材の製
造方法の場合と同一であり、アルミドロスは、加水造粒
及び乾燥されて、含水有量が約5重量%〜約20重量%
程度に調節される。乾燥されたアルミドロスは、篩分工
程に供給され、粒径が約1ミリより小さい粒子のものと
それ以上の粒径のものに篩い分けされる。約1ミリより
小さい粒径の粒子のものは、成形工程に供給して連続プ
レス装置等の成形機により、粒径約1ミリ程度の大きさ
に成形する。篩い分けすることにより得られた約1ミリ
以上の粒径のアルミドロスを、入口温度(熱電対測定)
700℃〜1100℃、本焼成帯温度900℃〜150
0℃、好ましくは1000℃〜1400℃に設定された
ロータリーキルンで、また成形されたアルミドロスを入
口温度(熱電対測定)500℃〜1000℃、本焼成帯
温度800℃〜1500℃、好ましくは1100℃〜1
400℃に設定されたロータリーキルンで焼成し、焼成
物を冷却することにより、篩い分けすることにより得ら
れたアルミドロスより軽量骨材が、また成形されたアル
ミドロスより強度骨材が得られる。
【0018】軽量骨材と強度骨材の生産量は、加水造粒
工程における加水量並びに造粒圧力を調節することによ
り1:9〜9:1の範囲で変化させることができる。例
えば、造粒圧力を上げれば軽量骨材の比率を増大させる
ことができる。上記本発明の軽量骨材及び/又は強度骨
材の製造過程の乾燥工程及び焼成工程においては、アル
ミドロスの一部が微粉末として排出されるため、微粉末
は集塵装置により回収される。回収されたアルミドロス
の微粉末は、アルミナ含有量が高く、例えば研磨材、セ
ラミックス原料等種々の用途に利用できる。微粉末の回
収量は、加水造粒工程の操作条件を変えることにより調
節することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例1 ホッパー(1)に貯蔵されたアルミドロスを、スクリュ
ーコンベアー(2)によって加水造粒装置(3)に連続
供給した。一方、貯水槽(4)に蓄えられたの水を定量
ポンプ(5)にて、加水造粒装置に含水量が30重量%
になるまで供給し、加水造粒した。加水造粒装置内の滞
留時間は、3分に調節した。加水造粒されたアルミドロ
スは、スクリューコンベアー(6)によって、乾燥装置
(7)に供給した。乾燥装置は、ロータリーキルン
(8)によって発生する廃熱を熱回収装置(10)にて
回収して乾燥装置に供給した。乾燥装置の温度は、入口
温度169℃、出口温度209℃とし、約20重量%程
度の含水量になるまで乾燥後、スクリューコンベアー
(9)によって、ロータリーキルンに供給した。
【0020】ロータリーキルンの入口温度(熱電対測
定)を、700℃に、本焼成帯温度を900℃に設定
し、滞留時間を30分に設定したロータリーキルンにて
造粒アルミドロスを焼成した。焼成したアルミドロス
は、冷却装置(14)により冷却し、さらに、篩い分け
して軽量骨材を得た。この軽量骨材の組成は、0.5ミ
リ粒径(平均比重、1.7)以下のものが35%、0.
5ミリ〜1ミリ粒径(平均比重、1.3)のものが20
%、1ミリ粒径(平均比重、1.6)以上のものが45
%であった。一方、乾燥装置及びロータリーキルンより
排出されたアルミドロス微粉末は、集塵装置(15)に
より捕集した。得られたアルミドロス微粉末のアルミナ
含有量は、80重量%であった。
【0021】実施例2 アルミドロスを実施例1と同様にして加水造粒し、含水
量15重量%、粒径1ミリ前後のアルミドロスの造粒物
を得た。得られたアルミドロス造粒物をスクリューコン
ベアー(6)により乾燥装置(7)に供給し、乾燥し
た。乾燥するための熱源は、ロータリーキルンからの廃
熱を利用した。乾燥後のアルミドロスをスクリューコン
ベアー(12)により連続プレス成形機(11)に供給
し、粒径10ミリ前後の粒状物に成形した。成形圧力
は、500Kgとした。得られた粒状物をスクリューコ
ンベアー(13)にて、入口温度を(熱電対測定)90
0℃〜1000℃、本焼成帯温度を1300℃〜140
0℃に設定したロータリーキルンに供給し、アルミドロ
ス粒状物をロータリーキルン内に20分〜45分間滞留
させ焼成した。焼成アルミドロス粒状物を冷却装置(1
4)により冷却し、粒径10ミリ、比重2.9の強度骨
材を得た。また、乾燥装置及びロータリーキルンより排
出されたアルミドロス微粉末は、集塵装置(15)によ
り捕集した。得られたアルミドロス微粉末のアルミナ含
有量は、88重量%であった。
【0022】実施例3 アルミドロスを実施例1と同様にして加水造粒及び乾燥
し、乾燥粒状物を得た。得られた乾燥粒状物を篩(1
7)により、粒径が約1ミリより小さい粒子のものとそ
れ以上の粒径のものに篩い分けした。ここで得られた約
1ミリ以上の粒径のアルミドロスを、入口温度(熱電対
測定)700℃〜1100℃、本焼成帯温度1300℃
〜1500℃に設定されたロータリーキルン(8)によ
り焼成後、焼成物を冷却装置(14)により冷却して、
軽量骨材を得た。この軽量骨材の組成は、0.5ミリ粒
径(平均比重、1.7)以下のものが25%、0.5ミ
リ〜1ミリ粒径(平均比重、1.3)のものが20%、
1ミリ粒径(平均比重、1.6)以上のものが55%で
あった。
【0023】一方、約1ミリより小さい粒径のものは、
連続プレス装置(16)により、粒径約1ミリ程度の大
きさの粒状物に成形した。得られたアルミドロスの粒状
物を入口温度(熱電対測定)900℃〜1000℃、本
焼成帯温度1300℃〜1400℃に設定されたロータ
リーキルン(8)で焼成し、焼成物を冷却装置(14)
により冷却して、粒径10ミリ、比重2.9の強度骨材
を得た。また、乾燥装置及びロータリーキルンより排出
されたアルミドロス微粉末は、集塵装置(15)により
捕集した。得られたアルミドロス微粉末のアルミナ含有
量は、88重量%であった。
【0024】
【発明の効果】本発明の方法により、従来大量に発生
し、その大部分が廃棄されていたアルミドロスから建設
材料として極めて有用な軽量骨材及び強度骨材を容易に
得ることができる。また、本発明においては、アルミド
ロスに適度の水分が含有されているので、乾燥装置、お
よびロータリーキルン内において、アルミドロスと水分
とがテルミット反応等の発熱反応が生じるため乾燥及び
焼成に要するエネルギーを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の軽量骨材及び強度骨材の製造方法の
フロー図である。
【図2】 本発明の軽量骨材と強度骨材を併産する方法
の部分フロー図である。
【符号の説明】
1…ホッパー、2、6、9、12及び13…スクリュー
コンベアー、3…加水造粒装置、4…貯水槽、5…定量
ポンプ、7…乾燥装置、8…ロータリーキルン、10…
熱回収装置、11及び16…連続プレス装置、14…冷
却装置、15…集塵装置、17…篩。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1)アルミドロスに、該アルミドロスに
    対して5重量%〜40重量%の水を添加し、造粒する工
    程、2)造粒されたアルミドロスを、含水量が約5〜約
    20重量%になるまで加熱乾燥する乾燥工程、3)乾燥
    されたアルミドロスを入口温度700℃〜1100℃、
    本焼成帯温度900℃〜1500℃に設定されたロータ
    リーキルンで焼成する焼成工程、4)焼成されたアルミ
    ドロスを冷却する冷却工程からなることを特徴とする軽
    量骨材の製造方法。
  2. 【請求項2】 乾燥工程及び焼成工程から排出されたア
    ルミナ粉末からなる粉塵を回収することを特徴とする軽
    量骨材の製造方法。
  3. 【請求項3】 焼成工程における廃熱を回収し、乾燥工
    程の熱源とすることを特徴とする軽量骨材の製造方法。
  4. 【請求項4】 1)アルミドロスに、該アルミドロスに
    対して5重量%〜40重量%の水を添加し、造粒する造
    粒工程、2)造粒されたアルミドロスを、含水量が約5
    重量%〜約20重量%になるまで加熱乾燥する乾燥工
    程、3)乾燥されたアルミドロスを成形する成形工程、
    4)成形されたアルミドロスを、入口温度500℃〜1
    000℃、本焼成帯温度800℃〜1500℃に設定さ
    れたロータリーキルンで焼成する焼成工程、5)焼成さ
    れたアルミドロスを冷却する冷却工程からなることを特
    徴とする強度骨材の製造方法。
  5. 【請求項5】 乾燥工程及び焼成工程から排出されたア
    ルミナ粉末からなる粉塵を回収することを特徴とする強
    度骨材の製造方法。
  6. 【請求項6】 焼成工程における廃熱を回収し、乾燥工
    程の熱源とすることを特徴とする強度骨材の製造方法。
  7. 【請求項7】 1)アルミドロスに、該アルミドロスに
    対して5重量%〜40重量%の水を添加し、造粒する造
    粒工程、2)造粒されたアルミドロスを、含水量が約5
    重量%〜約20重量%になるまで加熱乾燥する乾燥工
    程、3)乾燥されたアルミドロスを約1ミリより小さい
    粒径のものと約1ミリ以上の粒径のものに篩分する篩分
    工程、4)約1ミリより小さい粒径のアルミドロスを成
    形し、粒径約1ミリの大きさの粒子とする成形工程、
    5)篩分することにより得られた約2ミリ以上の粒径の
    アルミドロスを、入口温度700℃〜1100℃、本焼
    成帯温度900℃〜1500℃に設定されたロータリー
    キルンで、また成形されたアルミドロス焼成する入口温
    度500℃〜1000℃、本焼成帯温度800℃〜15
    00℃に設定されたロータリーキルンで焼成する焼成工
    程、6)焼成されたアルミドロスを冷却する冷却工程か
    らなることを特徴とする軽量骨材及び高強度骨材の併産
    法。
  8. 【請求項8】 乾燥工程及び焼成工程から排出されたア
    ルミナ粉末からなる粉塵を回収することを特徴とする軽
    量骨材及び強度骨材の併産法。
  9. 【請求項9】 焼成工程における廃熱を回収し、乾燥工
    程の熱源とすることを特徴とする軽量骨材及び強度骨材
    の併産法。
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