JPH085974A - 液晶試験装置 - Google Patents

液晶試験装置

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JPH085974A
JPH085974A JP6159320A JP15932094A JPH085974A JP H085974 A JPH085974 A JP H085974A JP 6159320 A JP6159320 A JP 6159320A JP 15932094 A JP15932094 A JP 15932094A JP H085974 A JPH085974 A JP H085974A
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test
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display cell
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JP6159320A
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Shigeru Yoda
茂 依田
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、液晶表示セルの最適な応答速度と
表示品質の向上を得るため、液晶表示セルの応答特性を
自動的に測定して、データの分析処理を行って、迅速に
最適な階調駆動方法を得るための液晶試験装置を提供す
ることである。 【構成】 CPU3bは、応答速度測定試験に際して、
被試験用液晶表示セル20の階調制御を行う液晶駆動制
御信号に設定する各種階調制御方法の制御パターンを変
更させるデータを設定し、LCD駆動装置4内の液晶駆
動制御部4dに出力し、環境試験槽2内の環境温度を設
定するため環境温度設定信号を生成し、環境試験槽2に
出力して環境温度を変化させ、被試験用液晶表示セル2
0に対して所望の試験環境温度が得られるようにするた
め、環境温度設定過程を制御し、また、測定データ管理
プログラムに従って被試験用液晶表示セル20の応答速
度測定結果レポートや特性グラフ等を出力する処理を実
行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被試験用液晶表示セル
を試験する液晶試験装置に係り、詳細には、被試験用液
晶表示セルの応答速度を測定して最適な駆動速度を得る
ための階調駆動方法を試験する液晶試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶試験装置により被試験用液晶
表示セルの応答特性試験を行った際の応答特性グラフを
図10に示す。この図10に示す応答特性グラフは、被
試験用液晶表示セルが設置される環境槽内の環境温度
を、T1゜C,T2゜C,T3゜Cと設定し、試験用液晶
駆動装置により階調駆動範囲を中間調の輝度レベルから
明レベルまで行った場合の応答時間Tr1と、暗レベル
の輝度から明レベルの輝度まで行った場合の応答時間T
r2の測定結果である。
【0003】この応答特性グラフを見て判明すること
は、被試験用液晶表示セルには、階調駆動の範囲を中間
調の輝度レベルから明レベルまで行った場合の応答時間
Tr1と、暗レベルの輝度から明レベルの輝度まで行っ
た場合の応答時間Tr2には時間差があるということで
ある。
【0004】この応答時間の差は、液晶テレビでは表示
画面のチラツキの原因となるため、これら輝度レベル間
における応答速度の差を無くすような、均一な応答速度
を得る液晶駆動方法を応答特性試験によって求めること
が、液晶表示セルを利用した液晶表示装置において高品
位な表示画像を提供するために必要である。
【0005】また、従来、最適な応答速度を得るための
液晶駆動方法として、フレーム毎の表示データをメモリ
に記憶し、フレーム間の階調を比較判断してパルス幅階
調制御を行う方法があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液晶試験装置による応答特性試験にあって
は、被試験用液晶表示セル毎に対応する試験環境に合わ
せて液晶試験装置を構成し、その都度人手によって、試
験環境を調整し、測定データの情報処理を行って、上記
図10に示したような応答特性グラフを作成する必要が
あったため、試験担当者の作業効率を低下させるという
問題点があった。
【0007】また、最適な応答速度を得るための液晶駆
動方法として、フレーム毎の表示データをメモリに記憶
し、フレーム間の階調を比較判断してパルス幅階調制御
を行う方法があったが、その液晶表示セルの温度特性ま
で考慮されていなかったため、すなわち、液晶表示セル
の実温度の変化によって応答特性が変化することを考慮
したパルス幅階調制御が行われていなかった。
【0008】本発明の目的は、液晶表示セルの最適な応
答速度と表示品質の向上を得るため、液晶表示セルの応
答特性を自動的に測定して、データの分析処理を行っ
て、迅速に最適な階調駆動方法を得るための液晶試験装
置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
所定の槽内に設置される被試験用液晶表示セルに光を照
射する光源と、当該被試験用液晶表示セルの階調駆動を
行う液晶駆動信号を生成する液晶駆動手段と、前記槽内
に各種試験環境を設定する試験環境設定手段と、前記光
源から被試験用液晶表示セルに照射される光の透過光あ
るいは反射光による輝度レベルを検出する輝度検出手段
と、前記液晶駆動手段で生成される液晶駆動信号により
設定される階調駆動のパターンを制御するための情報処
理を行うとともに、前記試験環境設定手段により設定さ
れる試験環境の設定条件を制御するための情報処理を行
う情報処理手段と、を具備したことを特徴としている。
【0010】また、この場合、請求項2に記載するよう
に、前記被試験用液晶表示セルの温度を直接的に検出す
る液晶温度検出手段を設け、前記情報処理手段は、階調
駆動のパターン制御及び試験環境の設定条件制御に対応
して前記輝度検出手段により検出される輝度と、前記液
晶温度検出手段により検出される被試験用液晶表示セル
の温度とに基づいて、当該被試験用液晶表示セルの各種
試験環境における応答特性を評価するための情報処理を
行うことがより有効である。
【0011】また、請求項3に記載するように、前記情
報処理手段は、前記環境設定手段により前記槽内の環境
温度を設定させる設定温度を制御することが有効であ
る。
【0012】また、請求項4に記載するように、前記情
報処理手段は、前記階調駆動のパターン制御及び試験環
境の制御を実行するための試験プログラムを記憶する記
憶手段を有し、この試験プログラムに基づいて前記被試
験用液晶表示セルの応答速度評価試験を順次実行するこ
とが有効である。
【0013】また、請求項5に記載するように、前記情
報処理手段は、前記被試験用液晶表示セルの応答特性を
評価するための情報処理を行うに際して、該応答特性を
示す前記輝度検出手段により検出される輝度レベルの変
化を所定時間毎にサンプリングして、そのサンプリング
データを所定の基準値と比較判定することが有効であ
る。
【0014】また、請求項6に記載するように、前記情
報処理手段は、予め基準となる第1の輝度レベルデータ
と、当該第1の輝度レベルデータと異なる第2の輝度レ
ベルデータとを複数組記憶し、前記被試験用液晶表示セ
ルの応答特性を評価するための情報処理を行うに際し
て、前記輝度検出手段により検出される輝度レベルが、
当該第1の輝度レベルから第2の輝度レベルに到達する
までの応答時間を複数測定し、各応答時間の差が最小と
なるように前記液晶駆動手段により生成される液晶駆動
信号を制御することが有効である。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明によれば、所定の槽内に設
置される被試験用液晶表示セルに光源から照射される光
の透過光あるいは反射光による輝度レベルを輝度検出手
段により検出し、情報処理手段により、液晶駆動手段で
生成される階調駆動を行う液晶駆動信号により設定され
る階調駆動のパターンを制御するための情報処理を行う
とともに、試験環境設定手段により設定される試験環境
の設定条件を制御するための情報処理を行う。
【0016】したがって、被試験用液晶表示セルに最適
な階調駆動方法を容易に見つけ出すことができ、この結
果液晶表示装置においてチラツキのない安定した表示品
質を得ることができる。
【0017】また、請求項2記載の発明によれば、前記
被試験用液晶表示セルの温度を直接的に検出する液晶温
度検出手段を設け、前記情報処理手段は、階調駆動のパ
ターン制御及び試験環境の設定条件制御に対応して前記
輝度検出手段により検出される輝度と、前記液晶温度検
出手段により検出される被試験用液晶表示セルの温度と
に基づいて、当該被試験用液晶表示セルの各種試験環境
における応答特性を評価するための情報処理を行うよう
にしたため、液晶の特性試験を合理化して短時間で処理
することができる。また、従来の周囲温度測定よりも温
度測定誤差の少なくすることができる。
【0018】また、請求項3記載の発明によれば、前記
情報処理手段は、前記環境設定手段により前記槽内の環
境温度を設定させる設定温度を制御することにより、被
試験用液晶表示セルの環境温度管理を容易に行うことが
できる。
【0019】請求項4記載の発明によれば、前記情報処
理手段は、前記階調駆動のパターン制御及び試験環境の
制御を実行するための試験プログラムを記憶する記憶手
段を有し、この試験プログラムに基づいて前記被試験用
液晶表示セルの応答速度評価試験を順次実行することに
より、試験業務が円滑に行われるとともに、簡単なプロ
グラムの変更により融通性に富む試験を行うことがで
き、試験業務担当者の作業負担を大幅に軽減することが
できる。
【0020】請求項5記載の発明によれば、前記情報処
理手段は、前記被試験用液晶表示セルの応答特性を評価
するための情報処理を行うに際して、該応答特性を示す
前記輝度検出手段により検出される輝度レベルの変化を
所定時間毎にサンプリングして、そのサンプリングデー
タを所定の基準値と比較判定することにより、液晶表示
セルの最適な応答特性を容易に判定することができ、ま
た、その判定結果を液晶表示セルの品質管理の標準化に
利用することができる。
【0021】請求項6記載の発明によれば、前記情報処
理手段は、予め基準となる第1の輝度レベルデータと、
当該第1の輝度レベルデータと異なる第2の輝度レベル
データとを複数組記憶し、前記被試験用液晶表示セルの
応答特性を評価するための情報処理を行うに際して、前
記輝度検出手段により検出される輝度レベルが、当該第
1の輝度レベルから第2の輝度レベルに到達するまでの
応答時間を複数測定し、各応答時間の差が最小となるよ
うに前記液晶駆動手段により生成される液晶駆動信号を
制御することにより、液晶表示セルの最適な応答特性を
自動的に判定することができ、液晶表示セルの最適な応
答特性を自動的に判定することができ、試験業務担当者
が、液晶駆動信号に設定する階調制御方法の各パターン
から最適な応答速度がえられるパターンを評価判定する
手間を省略することができ、より一層、試験業務担当者
の作業負担を軽減することができる。また、階調制御方
法を選択することにより容易に新規の液晶表示セルの応
答特性試験に対応することができ、液晶試験装置の利用
範囲を拡大することができる。
【0022】
【実施例】以下、図1〜図9を参照して本発明の実施例
を詳細に説明する。図1〜図9は、本発明の液晶試験装
置の一実施例を示す図である。まず、構成を説明する。
図1は、液晶試験装置1の全体構成を示す図である。
【0023】この図1において、液晶試験装置1は、環
境試験槽2、情報処理装置3、LCD駆動装置4、操作
部5、光源6、輝度計7により構成されている。
【0024】環境試験槽2は、前面に透明ガラス窓11
がはめ込まれており、その内部には、被試験用LCD2
0が設置されるとともに、光源6が収納される光源ボッ
クス6aから環境試験槽2内部の被試験用LCD20の
近傍まで光源6の照射光を導光するグラスファイバーケ
ーブル12が取り付けられている。
【0025】また、環境試験槽2には、槽内の試験環境
を制御する環境制御信号が入力される制御ケーブルを接
続する制御コネクタ13が設けられており、この制御コ
ネクタ13に接続される制御ケーブルを介して情報処理
装置3から入力される環境制御信号により、槽内の環境
温度等を設定している。
【0026】また、被試験用LCD20には、液晶温度
を直接的に検出する液晶温度検出センサ14が取り付け
られるとともに、情報処理装置3との間で液晶駆動信号
や液晶温度検出信号等を授受するフラットケーブル15
が取り付けられている。この液晶温度検出センサ14に
より検出される液晶温度検出信号が、フラットケーブル
15を介して情報処理装置3内のインターフェース回路
3aに出力されるとともに、インターフェース回路3a
を介してLCD駆動装置4より液晶駆動信号が入力され
る。情報処理装置3は、インターフェース回路3a、C
PU3b、ハードディスク装置3c、プリンター3d及
びX−Yプロッター3eにより構成されている。
【0027】インターフェース回路3aは、A/D変換
回路、D/A変換回路、電圧レベル変換回路等を内蔵
し、外部の環境試験槽2に設けられた制御コネクタ13
と制御ケーブルを介して接続し、被試験用液晶表示セル
20とフラットケーブル15を介して接続する。
【0028】また、インターフェース回路3aは、被試
験用液晶表示セル20に取り付けられた液晶温度検出セ
ンサ14から入力される液晶温度検出信号、輝度計7か
ら入力される輝度測定信号をA/D変換してCPU3b
に出力するとともに、CPU3bから入力される環境試
験槽2内の試験環境を設定する環境設定データをD/A
変換して環境設定信号を環境試験槽2に出力し、LCD
駆動装置4から入力される液晶駆動信号を所定の電圧レ
ベルに変換して被試験用液晶表示セル20に出力する。
【0029】CPU(Central Processing Unit )3b
は、試験環境設定手段及び情報処理手段としての機能を
有し、ハードディスク装置3cに記憶されている環境試
験槽制御プログラムに従って環境試験槽2内の槽内温度
を制御する機能を有するとともに、LCDに関する特性
試験プログラムに従って環境試験槽2内に設置される被
試験用液晶表示セル20の応答速度測定試験等の各種特
性試験を実行する機能を有する。
【0030】すなわち、CPU3bは、応答速度測定試
験に際して、被試験用液晶表示セル20の階調制御を行
う液晶駆動制御信号に設定する各種階調制御方法の制御
パターンを変更させるデータを設定して、インターフェ
ース回路3aを介してLCD駆動装置4内の液晶駆動制
御部4dに出力し、環境試験槽2内の環境温度を設定す
るため環境温度設定信号を生成し、インターフェース回
路3aを介して環境試験槽2に出力するとともに、その
環境温度を変化させて、被試験用液晶表示セル20に対
して所望の試験環境温度が得られるようにするため、環
境温度設定過程を制御する。
【0031】また、CPU3bは、ハードディスク装置
3cに記憶されている測定データ管理プログラムに従っ
て被試験用液晶表示セル20の応答速度測定結果レポー
トや特性グラフ等を出力する処理を実行する機能を有す
る。すなわち、インターフェース回路3aから入力され
るデジタルの液晶温度検出信号及び輝度測定信号に基づ
いて応答速度測定結果レポートを作成してプリンター3
dから印刷出力させるとともに、被試験用液晶表示セル
20の特性グラフをX−Yプロッター3eから記録出力
させるため、液晶温度測定データ及び輝度測定データを
それぞれ生成してX−Yプロッター3eに出力する。
【0032】ハードディスク装置3cは、CPU3bが
実行する環境試験槽制御プログラム、応答速度試験プロ
グラム及び測定データ管理プログラム等を格納するとと
もに、LCDに関する各種データベースを格納する。
【0033】プリンター3cは、CPU3bから入力さ
れる応答速度測定結果レポート等を印刷出力する。X−
Yプロッター3eは、CPU3bにより生成されて入力
される槽内温度測定データ、液晶温度測定データ及び輝
度測定データを所定の記録用紙に記録出力する。
【0034】LCD駆動装置4は、テストパターン発生
部4a、A/D変換部4b、階調制御部4c、液晶駆動
制御部4d及び選択部4eにより構成されており、液晶
駆動手段としての機能を有する。
【0035】テストパターン発生部4aは、被試験用液
晶表示セル20に特定の表示をさせるためのテストパタ
ーン信号を発生する機能を有し、テストパターン信号を
A/D変換部4b及び液晶駆動制御部4dに出力する。
【0036】A/D変換部4bは、テストパターン発生
部4aから入力されるテストパターン信号をA/D変換
して、テストパターンデータとして階調制御部4cに出
力する。階調制御部4cは、複数方式でかつ複数種類の
階調信号を生成する機能を有し、A/D変換部4bから
入力されるテストパターンデータ及び液晶駆動制御部4
dから入力される表示駆動制御信号に基づいて階調制御
信号を生成して選択部4eに出力する。
【0037】液晶駆動制御部4dは、基本クロック信号
や表示駆動に必要な表示駆動制御信号の生成機能と、情
報処理装置3内のインターフェース回路3aとの間でデ
ータを授受する制御機能を有し、生成した基本クロック
信号をA/D変換部4b及び選択部4eに出力するとと
もに、生成した表示駆動制御信号を階調制御部4cに出
力する。
【0038】選択部4eは、階調制御部4cから入力さ
れる階調制御信号と液晶駆動制御部4dから入力される
基本クロック信号のうち一方を選択して情報処理装置3
内のインターフェース回路3aに出力する。
【0039】操作部5は、階調制御信号を選択するため
の選択操作キーを有し、その選択操作キーのキー入力操
作による選択指示信号を液晶駆動制御部4d及び選択部
4eに出力する。
【0040】光源6は、ハロゲンライトにより構成され
て、光源ボックス6aに収納され、その発光光量は、図
示しない可変用電源等により調整されている。この光源
6からの発光を被試験用液晶表示セル20のバックライ
トとして使用するため、光源ボックス6aと環境試験槽
2内に設置される被試験用液晶表示セル20の図中背面
側との間にグラスファイバーケーブル12が取り付けら
れている。このグラスファイバーケーブル12は、例え
ば、図示しない所定の治具によって保持されている。
【0041】なお、本実施例では、被試験用液晶表示セ
ル20を光透過型による配置としているが、前面から光
を照射する構成としても良い。また、光源6の照射口は
環境試験槽2の外から透明ガラス窓11越しに被試験用
液晶表示セル20に向けて照射するようにしても良い。
さらに、光源6の種類は、この他にレーザー装置を用い
ても良いし、タングステンライト等を用いても良い。
【0042】輝度計7は、被試験用液晶表示セル20の
特定のセグメントに対する輝度を透明ガラス窓11越し
に検出し、所定の輝度測定信号に変換して情報処理装置
3内のインターフェース回路3aに出力する。また、輝
度計7の内部には、微弱な輝度検出信号を増幅するため
のノイズフィルターと増幅回路を備えている。
【0043】また、本実施例では、輝度計7とインター
フェース回路3aとの間は極力短縮し、かつノイズ対策
を施したケーブルを用いている。例えば、光ケーブルも
しくは同軸ケーブル等が使われている。
【0044】次に、動作を説明する。まず、本実施例の
液晶試験装置1において、環境試験槽2内に設置した被
試験用液晶表示セル20の応答速度測定試験を行う場合
について、図2〜図4の液晶駆動信号のテストパターン
例を示す図を参照して説明する。
【0045】図2は、液晶駆動信号のパルス幅を制御す
る方法によって階調制御のテストパターンを変更した例
を示している。この図2の場合は、LCD駆動装置4か
らインターフェース回路3aを介して被試験用液晶表示
セル20に出力される階調制御を行う液晶駆動制御信号
のパルス幅の変更パターンが、予め情報処理装置3内の
CPU3bから液晶駆動制御部4dに出力されるデータ
により設定される。
【0046】まず、図中のテストNo.11では、第1
フレームから第4フレームまでの各階調駆動パターンを
全部24階調と設定した場合の輝度計7による輝度測定
信号のレスポンス出力の測定結果を示している。
【0047】また、図中のテストNo.12では、第1
フレームの階調駆動パターンを22階調とし、第2フレ
ームの階調駆動パターンを23階調とし、第3、第4フ
レームの各階調駆動パターンを24階調と設定した場合
の輝度計7による輝度測定信号のレスポンス出力の測定
結果を示している。
【0048】さらに、図中のテストNo.13では、第
1フレームの階調駆動パターンを20階調とし、第2フ
レームの階調駆動パターンを21階調とし、第3フレー
ムの階調駆動パターンを22階調とし、第4フレームの
各階調駆動パターンを24階調と設定した場合の輝度計
7による輝度測定信号のレスポンス出力の測定結果を示
している。
【0049】これらのテストNo.11〜13の各レス
ポンス出力の測定結果により、応答速度を評価する際の
基準は、立上り時にある輝度レベルに達するまでの基準
時間Trn(msec)と、立下り時にある輝度レベルに
達するまでの基準時間Tfn(msec)とで示される。
【0050】ここで、立上り時にある輝度レベルに達す
るまでの時間Tr と、立下り時にある輝度レベルに達す
るまでの時間Tf を測定する際の定義内容を図5に示
す。この図において、立上り時の測定時間Tr は、輝度
測定信号による電圧レベルの最大値V0 の90%に達す
るまでの値であり、立下り時の測定時間Tf は、V0 の
10%に達するまでの値である。
【0051】テストNo.11の場合は、立上り時の応
答時間Tr11 が、基準時間Trnと比べて小さく、すなわ
ち“Tr11 <Trn”となっており、立下り時の応答時間
Tf11 が、基準時間Tfnと比べて小さく、すなわち“T
f11 <Tfn”となっている。このような応答時間の測定
結果が得られた場合は、立上り時の応答時間Tr11 、立
下り時の応答時間Tf11 ともに早すぎ、特に、立上り時
の応答時間Tr11 が急峻であるためオーバーシュートが
発生し、チラツキ表示等の原因となるため、この階調制
御パターンでは最適な応答速度が得られていない。
【0052】テストNo.12の場合は、立上り時の応
答時間Tr12 が、基準時間Trnと比べて小さく、すなわ
ち“Tr12 <Trn”となっており、立下り時の応答時間
Tf12 が、基準時間Tfnと比べて小さく、すなわち“T
f12 <Tfn”となっている。このような応答時間の測定
結果が得られた場合は、立上り時の応答時間Tr12 、立
下り時の応答時間Tf12 ともに早いが、テストNo.1
1の場合程急峻とならず、オーバーシュートも発生して
いないため、チラツキ表示等の原因とはならず、この階
調制御パターンでは最適な応答速度が得られている。
【0053】テストNo.13の場合は、立上り時の応
答時間Tr13 が、基準時間Trnと比べて大きく、すなわ
ち“Tr13 >Trn”となっており、立下り時の応答時間
Tf13 が、基準時間Tfnと比べて大きく、すなわち“T
f13 >Tfn”となっている。このような応答時間の測定
結果が得られた場合は、立上り時の応答時間Tr13 、立
下り時の応答時間Tf13 ともに遅すぎるため、最適な応
答速度が得られていない。
【0054】図3は、液晶駆動信号の電圧を制御する方
法によって階調制御のテストパターンを変更した例を示
している。この図3の場合は、LCD駆動装置4からイ
ンターフェース回路3aを介して被試験用液晶表示セル
20に出力される階調制御を行う液晶駆動制御信号の電
圧の変更パターンが、予め情報処理装置3内のCPU3
bから液晶駆動制御部4dに出力されるデータにより設
定される。
【0055】まず、図中のテストNo.21では、第1
フレームから第4フレームまでの各階調制御信号の電圧
値を全て“10ボルト(実効値)”と設定した場合の輝
度計7による輝度測定信号のレスポンス出力の測定結果
を示している。
【0056】また、図中のテストNo.22では、第1
フレームの階調制御信号の電圧値を“8ボルト(実効
値)”とし、第2フレームの階調制御信号の電圧値を
“9ボルト(実効値)”とし、第3、第4フレームの各
階調制御信号の電圧値を“10ボルト(実効値)”と設
定した場合の輝度計7による輝度測定信号のレスポンス
出力の測定結果を示している。
【0057】さらに、図中のテストNo.23では、第
1フレームの階調制御信号の電圧値を“7ボルト(実効
値)”とし、第2フレームの階調制御信号の電圧値を
“8ボルト(実効値)”とし、第3フレームの階調制御
信号の電圧値を“9ボルト(実効値)”とし、第4フレ
ームの各階調制御信号の電圧値を“10ボルト(実効
値)”と設定した場合の輝度計7による輝度測定信号の
レスポンス出力の測定結果を示している。
【0058】これらのテストNo.21〜23の各レス
ポンス出力の測定結果により、応答速度を評価する際の
基準は、立上り時にある輝度レベルに達するまでの基準
時間Trn(msec)と、立下り時にある輝度レベルに
達するまでの基準時間Tfn(msec)とで示される。
【0059】テストNo.21の場合は、立上り時の応
答時間Tr21 が、基準時間Trnと比べて小さく、すなわ
ち“Tr21 <Trn”となっており、立下り時の応答時間
Tf21 が、基準時間Tfnと比べて小さく、すなわち“T
f21 <Tfn”となっている。このような応答時間の測定
結果が得られた場合は、立上り時の応答時間Tr21 、立
下り時の応答時間Tf21 ともに早すぎ、特に、立上り時
の応答時間Tr21 が急峻であるためオーバーシュートが
発生し、チラツキ表示等の原因となるため、この階調制
御パターンでは最適な応答速度が得られていない。
【0060】テストNo.22の場合は、立上り時の応
答時間Tr22 が、基準時間Trnと比べて小さく、すなわ
ち“Tr22 <Trn”となっており、立下り時の応答時間
Tf22 が、基準時間Tfnと比べて小さく、すなわち“T
f22 <Tfn”となっている。このような応答時間の測定
結果が得られた場合は、立上り時の応答時間Tr22 、立
下り時の応答時間Tf22 ともに早いが、テストNo.2
1の場合程急峻とならず、オーバーシュートも発生して
いないため、チラツキ表示等の原因とはならず、この階
調制御パターンでは最適な応答速度が得られている。
【0061】テストNo.23の場合は、立上り時の応
答時間Tr23 が、基準時間Trnと比べて大きく、すなわ
ち“Tr23 >Trn”となっており、立下り時の応答時間
Tf23 が、基準時間Tfnと比べて大きく、すなわち“T
f23 >Tfn”となっている。このような応答時間の測定
結果が得られた場合は、立上り時の応答時間Tr23 、立
下り時の応答時間Tf23 ともに遅すぎるため、最適な応
答速度が得られていない。
【0062】図4は、液晶駆動信号のフレームを間引き
する方法によって階調制御のテストパターンを変更した
例を示している。この図4の場合は、LCD駆動装置4
からインターフェース回路3aを介して被試験用液晶表
示セル20に出力される階調制御を行う液晶駆動制御信
号のフレーム間引きパターンが、予め情報処理装置3内
のCPU3bから液晶駆動制御部4dに出力されるデー
タにより設定される。まず、図中のテストNo.31で
は、第1フレームから第4フレームまでの各階調制御信
号の間引きを全てせず“0”として、各フレームの階調
数を24階調に設定した場合の輝度計7による輝度測定
信号のレスポンス出力の測定結果を示している。
【0063】また、図中のテストNo.32では、第1
フレームの階調制御信号を2階調分間引きして22階調
と設定し、第2フレームの階調制御信号を1階調分間引
きして23階調と設定し、第3、第4フレームの各階調
制御信号は間引きせずに24階調と設定した場合の輝度
計7による輝度測定信号のレスポンス出力の測定結果を
示している。
【0064】さらに、図中のテストNo.33では、第
1フレームの階調制御信号を4階調分間引きして20階
調と設定し、第2フレームの階調制御信号を3階調分間
引きして22階調と設定し、第3フレームの階調制御信
号を2階調分間引きして22階調と設定し、第4フレー
ムの各階調制御信号を間引きせずに24階調と設定した
場合の輝度計7による輝度測定信号のレスポンス出力の
測定結果を示している。
【0065】これらのテストNo.31〜33の各レス
ポンス出力の測定結果により、応答速度を評価する際の
基準は、立上り時にある輝度レベルに達するまでの基準
時間Trn(msec)と、立下り時にある輝度レベルに
達するまでの基準時間Tfn(msec)とで示される。
【0066】テストNo.31の場合は、立上り時の応
答時間Tr31 が、基準時間Trnと比べて小さく、すなわ
ち“Tr31 <Trn”となっており、立下り時の応答時間
Tf31 が、基準時間Tfnと比べて小さく、すなわち“T
f31 <Tfn”となっている。このような応答時間の測定
結果が得られた場合は、立上り時の応答時間Tr21 、立
下り時の応答時間Tf31 ともに早すぎ、特に、立上り時
の応答時間Tr31 が急峻であるためオーバーシュートが
発生し、チラツキ表示等の原因となるため、この階調制
御パターンでは最適な応答速度が得られていない。
【0067】テストNo.32の場合は、立上り時の応
答時間Tr32 が、基準時間Trnと比べて小さく、すなわ
ち“Tr32 <Trn”となっており、立下り時の応答時間
Tf32 が、基準時間Tfnと比べて小さく、すなわち“T
f32 <Tfn”となっている。このような応答時間の測定
結果が得られた場合は、立上り時の応答時間Tr32 、立
下り時の応答時間Tf32 ともに早いが、テストNo.3
1の場合程急峻とならず、オーバーシュートも発生して
いないため、チラツキ表示等の原因とはならず、この階
調制御パターンでは最適な応答速度が得られている。
【0068】テストNo.33の場合は、立上り時の応
答時間Tr33 が、基準時間Trnと比べて大きく、すなわ
ち“Tr33 >Trn”となっており、立下り時の応答時間
Tf33 が、基準時間Tfnと比べて大きく、すなわち“T
f33 >Tfn”となっている。このような応答時間の測定
結果が得られた場合は、立上り時の応答時間Tr33 、立
下り時の応答時間Tf33 ともに遅すぎるため、最適な応
答速度が得られていない。
【0069】上記各制御方式による応答速度の測定結果
は、情報処理装置3内のCPU3bによる測定データ管
理処理により、インターフェース回路3aから入力され
た液晶温度検出データ及び輝度測定データに基づいて応
答速度測定結果レポートが作成されてプリンター3dか
ら印刷出力されるとともに、被試験用液晶表示セル20
の応答速度特性グラフがX−Yプロッター3eから記録
出力される。
【0070】以上のように、本実施例の液晶試験装置1
では、環境試験槽2内に設置される被試験用液晶表示セ
ル20の試験環境設定機能や階調制御を行う液晶駆動信
号の制御方法の設定機能を有する情報処理装置3とLC
D駆動装置4を備えているため、被試験用液晶表示セル
20に最適な階調駆動方法を容易に見つけ出すことがで
き、この結果チラツキのない安定した表示品質を得るこ
とができる。
【0071】また、輝度計7と液晶温度検出センサ14
を設けて、これらのセンサから検出されるデータを情報
処理装置3内で処理して評価可能な特性データを取り出
し可能としたため、特性試験を合理化して短時間で処理
することができる。
【0072】この応答特性を評価する際の階調制御方法
の組み合わせ方法としては、例えば、上記図10の応答
特性グラフに示した階調駆動範囲内で、次の〜で示
す駆動パターンで応答試験を繰り返し行う。
【0073】明レベル→暗レベル 暗レベル→明レベル 明レベル→中間調レベル 暗レベル→中間調レベル 中間調レベル→明レベル 中間調レベル→暗レベル そして、上記立上り時にある輝度レベルに達するまでの
時間Tr と、立下り時にある輝度レベルに達するまでの
時間Tf に最も近付く階調制御パターンを探すことがで
きる。
【0074】さらに、情報処理装置3では、環境試験槽
2内の環境温度を設定する機能を有しているため、被試
験用液晶表示セル20の環境温度管理を容易に行うこと
ができる。また、被試験用液晶表示セル20の温度を直
接的に検出する液晶温度検出センサ14を取り付けるこ
とによって、従来の周囲温度測定よりも温度測定誤差の
少なくすることができる。
【0075】さらに、情報処理装置3では、予め特性試
験プログラムを記憶して、順次自動的に被試験用液晶表
示セル20の試験処理を実行するため、試験業務が円滑
に行われるとともに、簡単なプログラムの変更により融
通性に富む試験を行うことができ、試験業務担当者の作
業負担を大幅に軽減することができる。
【0076】次に、上記情報処理装置3のインターフェ
ース回路3a内に被試験用液晶表示セル20の応答速度
測定結果を判定する判定回路を設けた場合の実施例を図
6に示す。
【0077】この図6において、インターフェース回路
3a内には、A/D変換回路31、増幅回路32、レベ
ル変換器33及び判定回路34が設けられている。A/
D変換回路31は、液晶温度検出センサ14から入力さ
れる液晶温度検出信号を、CPU3bで処理可能なデジ
タルデータに変換してCPU3bに出力する機能を有す
る。
【0078】増幅回路32は、輝度計7から入力される
輝度測定信号を所定の増幅率で増幅してレベル変換器3
3に出力し、レベル変換器33は、増幅回路32から入
力される輝度測定信号の電圧レベルを変換して判定回路
34に出力する。
【0079】判定回路34は、レベル変換器33から入
力される電圧レベルが変換された輝度測定信号に基づい
てオーバーシュートの判定処理を行い、その判定結果を
CPU3bに出力する。
【0080】この判定回路34における輝度測定信号の
オーバーシュート判定処理の具体例について、図7、図
8を参照して説明する。図7は、液晶駆動信号と輝度計
出力信号のサンプリングタイミングを示す図である。こ
の図7において、(a)は液晶駆動信号のフレーム当り
の駆動タイミングであり、(b)は輝度測定信号をサン
プリングするサンプリングタイミングであり、(c)は
輝度計7の出力信号(輝度測定信号)であり、(d)は
(c)の出力を(b)のサンプリングタイミングサンプ
リングしたサンプリングデータである。
【0081】上記判定回路34では、図7に示したサン
プリングパルスに基づいて輝度測定信号をサンプリング
した後、図7(d)に示すように、1サンプリングデー
タ間隔Δt≒1.5msecを3秒/2,048ビット
に拡大し、さらに各サンプリングデータの電圧レベルを
5V/64ドットに分割して、オーバーシュートの判定
が行われる。
【0082】例えば、図8に示すように、各測定タイミ
ングt1 〜t5 でレベル変換器33から出力される輝度
測定信号の各電圧レベルv1 〜v5 の相互比較が行われ
る。この場合、相互比較の結果が、“v1 <v2 ,v2
<v3 ,v3 >v4 ,v4 >v5 ”となり、この比較結
果から最小点v1 と最大点v3 の電圧を判定することに
よりオーバーシュートの有無を判定する。
【0083】この判定回路34によるオーバーシュート
判定結果がCPU3bに出力されると、CPU3bで
は、オーバーシュートの発生しない階調制御パターンの
設定に基づく液晶駆動制御条件が判定され、の判定結果
が上記プリンター3dやX−Yプロッター3eから出力
させる測定結果レポートに出力される。
【0084】以上のように、インターフェース回路3a
内に判定回路34を設けて、輝度測定による速度応答中
のオーバーシュート発生の有無を自動判定可能とし、そ
の判定結果を上記プリンター3dやX−Yプロッター3
eから出力させる測定結果レポートに表示させることに
より、試験担当者が、液晶駆動信号に設定する階調制御
方法の各パターンから最適な応答速度がえられるパター
ンを評価判定する手間を省略することができ、より一
層、試験業務担当者の作業負担を軽減することができ
る。
【0085】以上の応答特性の判定処理により最適な応
答速度が得られる階調制御方法を容易に選択することが
でき、その結果、図9に応答特性グラフを示すように、
被試験用液晶表示セル20について、階調駆動の範囲を
中間調の輝度レベルから明レベルまで行った場合の応答
時間Tr1とし、暗レベルの輝度から明レベルの輝度ま
で行った場合の応答時間Tr1とする階調制御を実現す
る液晶駆動信号を容易に判定することができる。
【0086】また、上記判定結果を液晶表示セルの品質
管理の標準化に利用することができ、液晶表示セルの最
適な応答特性を自動的に判定することができ、液晶試験
装置1の利用範囲を拡大することができる。
【0087】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、液晶試験
装置が環境試験槽内に設置される被試験用液晶表示セル
の試験環境設定機能や階調制御を行う液晶駆動信号の制
御方法の設定機能を有する情報処理装置と液晶駆動装置
を備えることにより、被試験用液晶表示セルに最適な階
調駆動方法を容易に見つけ出すことができ、この結果液
晶表示装置においてチラツキのない安定した表示品質を
得ることができる。
【0088】請求項2記載の発明によれば、液晶の特性
試験を合理化して短時間で処理することができるととも
に、従来の周囲温度測定よりも温度測定誤差の少なくす
ることができる。
【0089】請求項3記載の発明によれば、被試験用液
晶表示セルの環境温度管理を容易に行うことができる。
【0090】請求項4記載の発明によれば、試験業務が
円滑に行われるとともに、簡単なプログラムの変更によ
り融通性に富む試験を行うことができ、試験業務担当者
の作業負担を大幅に軽減することができる。
【0091】請求項5記載の発明によれば、液晶表示セ
ルの最適な応答特性を容易に判定することができ、ま
た、その判定結果を液晶表示セルの品質管理の標準化に
利用することができる。
【0092】請求項6記載の発明によれば、液晶表示セ
ルの最適な応答特性を自動的に判定することができ、試
験業務担当者が、液晶駆動信号に設定する階調制御方法
の各パターンから最適な応答速度がえられるパターンを
評価判定する手間を省略することができ、より一層、試
験業務担当者の作業負担を軽減することができる。ま
た、階調制御方法を選択することにより容易に新規の液
晶表示セルの応答特性試験に対応することができ、液晶
試験装置の利用範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶試験装置の一実施例の全体構成
図。
【図2】液晶駆動信号のパルス幅を制御する方法によっ
て階調制御のテストパターンを変更した例を示す図。
【図3】液晶駆動信号の電圧を制御する方法によって階
調制御のテストパターンを変更した例を示す図。
【図4】液晶駆動信号のフレームを間引きする方法によ
って階調制御のテストパターンを変更した例を示す図。
【図5】立上り時にある輝度レベルに達するまでの時間
Tr と、立下り時にある輝度レベルに達するまでの時間
Tf を測定する際の定義内容を示す図。
【図6】図1のインターフェース回路にオーバーシュー
ト判定用の判定回路を追加した実施例のブロック構成
図。
【図7】図6の判定回路でサンプリングされる輝度測定
信号のサンプリング過程を示す図。
【図8】図6の判定回路で相互比較処理される輝度測定
信号の電圧レベルデータの一例を示す図。
【図9】最適な階調駆動条件を与えて得られた理想的な
立上り応答特性を示すグラフ。
【図10】従来の液晶試験装置により得られる応答特性
グラフの一例を示す図。
【符号の説明】 1 液晶試験装置 2 環境試験槽 3 情報処理装置 3a インターフェース回路 3b CPU 3c ハードディスク装置 3d プリンター 3e X−Yプロッター 4 LCD駆動装置 4a テストパターン発生部 4b A/D変換部 4c 階調制御部 4d 液晶駆動制御部 4e 選択部 5 操作部 6 光源 6a 光源ボックス 7 輝度計 11 透明ガラス窓 12 グラスファイバーケーブル 13 制御コネクタ 14 液晶温度検出センサ 15 フラットケーブル 31 A/D変換回路 32 増幅回路 33 レベル変換器 34 判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 3/18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の槽内に設置される被試験用液晶表示
    セルに光を照射する光源と、 当該被試験用液晶表示セルの階調駆動を行う液晶駆動信
    号を生成する液晶駆動手段と、 前記槽内に各種試験環境を設定する試験環境設定手段
    と、 前記光源から被試験用液晶表示セルに照射される光の透
    過光あるいは反射光による輝度レベルを検出する輝度検
    出手段と、 前記液晶駆動手段で生成される液晶駆動信号により設定
    される階調駆動のパターンを制御するための情報処理を
    行うとともに、前記試験環境設定手段により設定される
    試験環境の設定条件を制御するための情報処理を行う情
    報処理手段と、を具備したことを特徴とする液晶試験装
    置。
  2. 【請求項2】前記被試験用液晶表示セルの温度を直接的
    に検出する液晶温度検出手段を設け、 前記情報処理手段は、階調駆動のパターン制御及び試験
    環境の設定条件制御に対応して前記輝度検出手段により
    検出される輝度と、前記液晶温度検出手段により検出さ
    れる被試験用液晶表示セルの温度とに基づいて、当該被
    試験用液晶表示セルの各種試験環境における応答特性を
    評価するための情報処理を行うことを特徴とする請求項
    1記載の液晶試験装置。
  3. 【請求項3】前記情報処理手段は、前記環境設定手段に
    より前記槽内の環境温度を設定させる設定温度を制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の液晶試験装置。
  4. 【請求項4】前記情報処理手段は、前記階調駆動のパタ
    ーン制御及び試験環境の制御を実行するための試験プロ
    グラムを記憶する記憶手段を有し、この試験プログラム
    に基づいて前記被試験用液晶表示セルの応答速度評価試
    験を順次実行することを特徴とする請求項1記載の液晶
    試験装置。
  5. 【請求項5】前記情報処理手段は、前記被試験用液晶表
    示セルの応答特性を評価するための情報処理を行うに際
    して、該応答特性を示す前記輝度検出手段により検出さ
    れる輝度レベルの変化を所定時間毎にサンプリングし
    て、そのサンプリングデータを所定の基準値と比較判定
    することを特徴とする請求項1あるいは4記載の液晶試
    験装置。
  6. 【請求項6】前記情報処理手段は、予め基準となる第1
    の輝度レベルデータと、当該第1の輝度レベルデータと
    異なる第2の輝度レベルデータとを複数組記憶し、前記
    被試験用液晶表示セルの応答特性を評価するための情報
    処理を行うに際して、前記輝度検出手段により検出され
    る輝度レベルが、当該第1の輝度レベルから第2の輝度
    レベルに到達するまでの応答時間を複数測定し、各応答
    時間の差が最小となるように前記液晶駆動手段により生
    成される液晶駆動信号を制御することを特徴とする請求
    項1あるいは2記載の液晶試験装置。
JP6159320A 1994-06-17 1994-06-17 液晶試験装置 Pending JPH085974A (ja)

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