JPH085982B2 - 繊維強化発泡体およびその製造方法 - Google Patents
繊維強化発泡体およびその製造方法Info
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- JPH085982B2 JPH085982B2 JP1256022A JP25602289A JPH085982B2 JP H085982 B2 JPH085982 B2 JP H085982B2 JP 1256022 A JP1256022 A JP 1256022A JP 25602289 A JP25602289 A JP 25602289A JP H085982 B2 JPH085982 B2 JP H085982B2
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- foam
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- reinforced foam
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、繊維で強化されたプラスチック発泡体およ
びその製造方法に関する。
びその製造方法に関する。
[従来の技術] 従来から発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、発泡
ポリプロピレン、発泡ポリウレタン等のプラスチック発
泡体は、衝撃吸収性、断熱性、耐水圧、電気絶縁性等が
優れていること、吸水率、、熱伝導率、透湿率が低いこ
と、軽量である等の特性を有すること、さらに安価なこ
とから、電気製品、精密機器、ガラス製品、工芸品等の
包装・梱包分野、壁材、養生シート、屋根の断熱材、防
水層保護材等の建築、土木分野、冷暖房機器の断熱材、
凍結防止用保温材等の断熱工業分野、自動車の内装材等
の車両分野、風呂すのこ、健康マット、体育マット、水
泳用ビートボード等のスポーツ・雑貨分野のように広く
使用されている。
ポリプロピレン、発泡ポリウレタン等のプラスチック発
泡体は、衝撃吸収性、断熱性、耐水圧、電気絶縁性等が
優れていること、吸水率、、熱伝導率、透湿率が低いこ
と、軽量である等の特性を有すること、さらに安価なこ
とから、電気製品、精密機器、ガラス製品、工芸品等の
包装・梱包分野、壁材、養生シート、屋根の断熱材、防
水層保護材等の建築、土木分野、冷暖房機器の断熱材、
凍結防止用保温材等の断熱工業分野、自動車の内装材等
の車両分野、風呂すのこ、健康マット、体育マット、水
泳用ビートボード等のスポーツ・雑貨分野のように広く
使用されている。
ところが、従来のプラスチック発泡体は、衝撃に対し
て脆いため、形態が崩れたり、折れたり、ヒビが発生し
やすいものであった。そして、このように機械的性能の
面での問題があるために、強い衝撃力を受けたり、また
曲げや捩りを受ける部位には適さない材料とされてい
た。
て脆いため、形態が崩れたり、折れたり、ヒビが発生し
やすいものであった。そして、このように機械的性能の
面での問題があるために、強い衝撃力を受けたり、また
曲げや捩りを受ける部位には適さない材料とされてい
た。
例えば、従来のプラスチック発泡体を包装・梱包材料
として用いる場合、プラスチック発泡体単独では輸送中
に製品を包んだ包装・梱包材料が破損して製品が損傷を
受けるため、ダンボール等の副素材を用いてそのものを
被覆して補強しているのが現状である。そのため、余分
な手間が掛かったり、また嵩ばったり、重くなったりす
るので運搬費や格納費がかさむという欠点がある。
として用いる場合、プラスチック発泡体単独では輸送中
に製品を包んだ包装・梱包材料が破損して製品が損傷を
受けるため、ダンボール等の副素材を用いてそのものを
被覆して補強しているのが現状である。そのため、余分
な手間が掛かったり、また嵩ばったり、重くなったりす
るので運搬費や格納費がかさむという欠点がある。
他の分野においても、かかる機械的性能が乏しいこと
に起因して、プラスチック発泡体の用途が制限されてい
るの現状である。
に起因して、プラスチック発泡体の用途が制限されてい
るの現状である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、かかる問題を解決し、繊維と発泡体との一
体性に優れ、かつ、耐衝撃性や引張強度などの機械的性
能に優れた繊維強化発泡体およびその製造方法を提供す
ることを目的とする。
体性に優れ、かつ、耐衝撃性や引張強度などの機械的性
能に優れた繊維強化発泡体およびその製造方法を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、本発明は次の構成を
有する。
有する。
すなわち、本発明の繊維強化発泡体は、プラスチック
発泡体中に複合繊維が散在してなる繊維強化発泡体であ
って、該複合繊維は一成分が発泡体と同成分であり、か
つ、該成分が外部に露出して発泡体と接着していること
を特徴とするものであり、かかる繊維強化発泡体の製造
方法は、潜在発泡性プラスチックビーズと複合繊維を各
々別々あるいは同一の噴射装置より噴射して成型金型に
混合充填した後、加熱して発泡せしめることを特徴とす
るものである。
発泡体中に複合繊維が散在してなる繊維強化発泡体であ
って、該複合繊維は一成分が発泡体と同成分であり、か
つ、該成分が外部に露出して発泡体と接着していること
を特徴とするものであり、かかる繊維強化発泡体の製造
方法は、潜在発泡性プラスチックビーズと複合繊維を各
々別々あるいは同一の噴射装置より噴射して成型金型に
混合充填した後、加熱して発泡せしめることを特徴とす
るものである。
[作用] 以下、本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明の繊維強化発泡体の一実施態様例を
モデル的に示した概略モデル斜視図である。第2図〜第
8図は、本発明の繊維強化発泡体に用いられる複合繊維
の一実施態様例をモデル的に示した横断面概略モデル図
である。
モデル的に示した概略モデル斜視図である。第2図〜第
8図は、本発明の繊維強化発泡体に用いられる複合繊維
の一実施態様例をモデル的に示した横断面概略モデル図
である。
本発明の繊維強化発泡体は、大きく分けて二つの部分
から構成される。すなわち、第1図において、2がプラ
スチック発泡体部分であり、3が繊維部分であり、発泡
体部分2と同じ成分を鞘成分に含む複合繊維であり、か
つ該鞘成分は外部に露出した形状を有するものである。
3は機械的性能を向上せしめるための補強の役割を果た
すものである。
から構成される。すなわち、第1図において、2がプラ
スチック発泡体部分であり、3が繊維部分であり、発泡
体部分2と同じ成分を鞘成分に含む複合繊維であり、か
つ該鞘成分は外部に露出した形状を有するものである。
3は機械的性能を向上せしめるための補強の役割を果た
すものである。
本発明は、プラスチック発泡体を複合繊維により補強
することに関するものであり、プラスチック発泡体と繊
維部分の一体化が良好である、また、繊維部分がプラス
チック発泡体中で偏在することなく良好に散在して接着
している等の特徴的な構造を有するものである。かかる
構造により、引張強さ、衝撃強さ、曲げ、捩り強さ等の
機械的性能を著しく向上せしめるこてができるので、こ
れまで単独では用いることのできなかった過酷な衝撃や
力学的作用を受ける分野への適用も可能となるのであ
る。
することに関するものであり、プラスチック発泡体と繊
維部分の一体化が良好である、また、繊維部分がプラス
チック発泡体中で偏在することなく良好に散在して接着
している等の特徴的な構造を有するものである。かかる
構造により、引張強さ、衝撃強さ、曲げ、捩り強さ等の
機械的性能を著しく向上せしめるこてができるので、こ
れまで単独では用いることのできなかった過酷な衝撃や
力学的作用を受ける分野への適用も可能となるのであ
る。
本発明に用いられるプラスチック発泡体部分の材料と
しては、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリウレタン、ABS樹脂、塩化ビニル、酢酸セルロ
ース等であり、これらの一種あるいは二種以上のものが
用いられる。特に、これらの潜在発泡性ビーズが好まし
く用いられる。
しては、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリウレタン、ABS樹脂、塩化ビニル、酢酸セルロ
ース等であり、これらの一種あるいは二種以上のものが
用いられる。特に、これらの潜在発泡性ビーズが好まし
く用いられる。
一方、本発明に用いられる繊維部分の材料としては、
有機繊維としてセルロース系、ポリリアリレート、ポリ
メタクリレート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアクリロニ
トリル、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ
エーテル、ポリエステル、ポリアミド、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、
ポリスルホン、ポリフェニレンサルファイド、ポリウレ
タン、ポリアクリル酸、ポリカーボネート等や炭素繊維
であり、無機繊維としてはガラス繊維、セラミック繊
維、複合成分の一成分が発泡体と同一成分で、かつ、該
成分が外部に露出した形状を有する複合繊維が用いられ
る。
有機繊維としてセルロース系、ポリリアリレート、ポリ
メタクリレート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアクリロニ
トリル、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ
エーテル、ポリエステル、ポリアミド、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、
ポリスルホン、ポリフェニレンサルファイド、ポリウレ
タン、ポリアクリル酸、ポリカーボネート等や炭素繊維
であり、無機繊維としてはガラス繊維、セラミック繊
維、複合成分の一成分が発泡体と同一成分で、かつ、該
成分が外部に露出した形状を有する複合繊維が用いられ
る。
繊維長は、長繊維(フィラメント)、短繊維(ステー
プル)または極短繊維(ウイスカー)のいずれの形態で
用いられても構わない。しかし、本発明において繊維部
分を長繊維で用いるか、短繊維(ステープル)または極
短繊維(ウイスカー)で用いるかでは、全く思想の異な
るものである。なぜなら、プラスチック発泡体中の繊維
の分散状態、絡み状態等が異なるので、本発明の性能、
特に強度面での特性や外観あるいはその製造方法も全く
異なってくるからである。
プル)または極短繊維(ウイスカー)のいずれの形態で
用いられても構わない。しかし、本発明において繊維部
分を長繊維で用いるか、短繊維(ステープル)または極
短繊維(ウイスカー)で用いるかでは、全く思想の異な
るものである。なぜなら、プラスチック発泡体中の繊維
の分散状態、絡み状態等が異なるので、本発明の性能、
特に強度面での特性や外観あるいはその製造方法も全く
異なってくるからである。
この成分の中でも、複合成分の一成分としてポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、各
種ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアリ
レート、炭素繊維が発泡体強化用繊維として要求される
引張強さ、衝撃強さ、曲げ、捩り強さ等の特性が良好で
あり、好ましく用いられる。
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、各
種ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアリ
レート、炭素繊維が発泡体強化用繊維として要求される
引張強さ、衝撃強さ、曲げ、捩り強さ等の特性が良好で
あり、好ましく用いられる。
本発明において、複合繊維を用いる理由は、プラスチ
ック発泡体部分と繊維部分の良好な一体性を図ること、
各繊維成分がもつ特異な性能、特に強度面での性能を十
分に活かすことができるからである。そのために目的、
用途に応じて幅広く対応できるのである。
ック発泡体部分と繊維部分の良好な一体性を図ること、
各繊維成分がもつ特異な性能、特に強度面での性能を十
分に活かすことができるからである。そのために目的、
用途に応じて幅広く対応できるのである。
かかる複合繊維は、芯鞘型複合繊維、バイメタル型繊
維、多層接合繊維、放射状多層繊維等であり、この中で
も鞘成分の中に多くの芯成分を有する構造繊維である多
芯鞘型複合繊維が好ましく用いられる。例えば、高分子
配列体繊維、混合紡糸繊維等に代表されるものである。
維、多層接合繊維、放射状多層繊維等であり、この中で
も鞘成分の中に多くの芯成分を有する構造繊維である多
芯鞘型複合繊維が好ましく用いられる。例えば、高分子
配列体繊維、混合紡糸繊維等に代表されるものである。
第2図〜第8図において、4および4′は芯成分、5
は鞘成分であり、芯成分としては、第2図に示すよう
に、一成分で本発明の目的は十分達成できるが、第3図
および第4図に示すように、芯成分が二種以上の4、
4′からなるものも好ましく用いられる。
は鞘成分であり、芯成分としては、第2図に示すよう
に、一成分で本発明の目的は十分達成できるが、第3図
および第4図に示すように、芯成分が二種以上の4、
4′からなるものも好ましく用いられる。
例えば、芯1成分/芯2成分/鞘成分が、ナイロン/
ポプロピレン/ポリスチレン、あるいはナイロン/ポリ
エチレン/ポリスチレン、ナイロン/ポリアクリレート
/ポリスチレン等のように目的、用途に応じて適宜に組
合わせて用いることができる。かかる組合せにおいて、
プラスチック発泡体部分と繊維部分の一体性を高めるた
めには、プラスチック発泡体部分と芯鞘複合繊維の鞘成
分は接着性の良い成分の組合せを選ぶことが好ましく、
かかる意味から本発明では同じ成分を用いることを必須
とするものである。
ポプロピレン/ポリスチレン、あるいはナイロン/ポリ
エチレン/ポリスチレン、ナイロン/ポリアクリレート
/ポリスチレン等のように目的、用途に応じて適宜に組
合わせて用いることができる。かかる組合せにおいて、
プラスチック発泡体部分と繊維部分の一体性を高めるた
めには、プラスチック発泡体部分と芯鞘複合繊維の鞘成
分は接着性の良い成分の組合せを選ぶことが好ましく、
かかる意味から本発明では同じ成分を用いることを必須
とするものである。
芯1成分と芯2成分の本数、成分比は限定されない。
また太さが芯成分間で同じであっても、異なっていても
構わないし、同じ芯成分の中でも異なっていてもよい。
また太さが芯成分間で同じであっても、異なっていても
構わないし、同じ芯成分の中でも異なっていてもよい。
複合繊維中の芯繊維の本数は、3本〜10000本の範囲
とするのが好ましく、10本〜1000本が特に好ましく用い
られる。
とするのが好ましく、10本〜1000本が特に好ましく用い
られる。
複合繊維の太さは、繊維強化発泡体材料としてその用
途に適したものとすればよく、特に限定されるものでは
ないが、一般には複合繊維で0.1〜1000デニールの範囲
が好適である。
途に適したものとすればよく、特に限定されるものでは
ないが、一般には複合繊維で0.1〜1000デニールの範囲
が好適である。
島繊維の太さは、通常、複合繊維の1/3〜1/1000程度
が好ましい。
が好ましい。
また、複合繊維および芯成分の横断面形状は、一般的
に円形のものを使用すればよいものであるが、三角形、
四角形、五角形、八角形等のいわゆるマルチローバルと
言われる形状のものであってもよいし、あるいは、H
形、Π形、ノコギリ形、花弁形、卍型等の横断面を有す
るものであっても構わない。プラスチック発泡体部分と
繊維部分の一体性の点から、繊維の表面ができるだけ凹
凸を有し、アンカー効果の得られるものが好ましい。
に円形のものを使用すればよいものであるが、三角形、
四角形、五角形、八角形等のいわゆるマルチローバルと
言われる形状のものであってもよいし、あるいは、H
形、Π形、ノコギリ形、花弁形、卍型等の横断面を有す
るものであっても構わない。プラスチック発泡体部分と
繊維部分の一体性の点から、繊維の表面ができるだけ凹
凸を有し、アンカー効果の得られるものが好ましい。
プラスチック発泡体部分(P)と繊維部分(F)の割
合は、特に限定するものではないが、通常P/F=99/1〜2
0/80が好ましく用いられる。
合は、特に限定するものではないが、通常P/F=99/1〜2
0/80が好ましく用いられる。
本発明では、かかる繊維強化発泡体を製造する方法を
何等問うものでなく、いかなる方法で製造しても構わな
い。
何等問うものでなく、いかなる方法で製造しても構わな
い。
好ましく行われる方法の一例を挙げるならば、潜在発
泡性を有するプラスチックビーズと多芯鞘型複合繊維を
用いて各々別々あるいは同一のエジェクターより一部が
開口した金型へ向かって噴射混合し、成型金型の内容積
の2〜8割程度充填混合せしめ、成型金型を封鎖した
後、加熱装置に入れてプラスチックビーズを発泡せしめ
ることにより達成される。かかる方法により、プラスチ
ック発泡体中に繊維を立体的に均一に散在せしめること
ができる。プラスチックビーズを噴射する際、ビーズが
ある程度発泡するように予め加熱された気体を供給して
噴射したり、あるいはエジェクターの筒先にヒータを取
付けてその部分で予備発泡せしめて噴射する等が好まし
く行われる方法である。また、繊維が複数の単繊維が集
合した繊維束形態の場合、噴射装置の筒先に高電圧を掛
けながら噴射すると、繊維の捌けがよくなり補強効果を
高めるので好ましい方法である。
泡性を有するプラスチックビーズと多芯鞘型複合繊維を
用いて各々別々あるいは同一のエジェクターより一部が
開口した金型へ向かって噴射混合し、成型金型の内容積
の2〜8割程度充填混合せしめ、成型金型を封鎖した
後、加熱装置に入れてプラスチックビーズを発泡せしめ
ることにより達成される。かかる方法により、プラスチ
ック発泡体中に繊維を立体的に均一に散在せしめること
ができる。プラスチックビーズを噴射する際、ビーズが
ある程度発泡するように予め加熱された気体を供給して
噴射したり、あるいはエジェクターの筒先にヒータを取
付けてその部分で予備発泡せしめて噴射する等が好まし
く行われる方法である。また、繊維が複数の単繊維が集
合した繊維束形態の場合、噴射装置の筒先に高電圧を掛
けながら噴射すると、繊維の捌けがよくなり補強効果を
高めるので好ましい方法である。
本発明の繊維強化発泡体は、過酷な衝撃や力学的作用
を受ける道路の噴泥防止材、各種土木用材、防水層保護
材等の建築・土木分野に好ましく適用できる。またその
他に、断熱工業分野、自動車内装材等の車両分野、包装
・梱包分野、スポーツ・雑貨分野にも好ましく用いられ
る。
を受ける道路の噴泥防止材、各種土木用材、防水層保護
材等の建築・土木分野に好ましく適用できる。またその
他に、断熱工業分野、自動車内装材等の車両分野、包装
・梱包分野、スポーツ・雑貨分野にも好ましく用いられ
る。
[実施例] 以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例によって、本発明の有効性
や権利の範囲が限定されたり、制限を受けるものではな
い。むしろ、次の応用や展開をもたらすものである。
が、本発明はこれらの実施例によって、本発明の有効性
や権利の範囲が限定されたり、制限を受けるものではな
い。むしろ、次の応用や展開をもたらすものである。
なお、実施例において、「割合」は全て重量に基づく
ものである。
ものである。
実施例1 プラスチック発泡体部分として市販の発泡性ポリスチ
レンビーズを用い、芯成分がポリエチレンテレフタレー
ト、鞘成分がポリスチレンからなる高分子配列体繊維
(1フィラメント中の芯数:16、単糸繊度:3.8デニー
ル、フィラメント数:24本)を用いて、各々を別個のエ
ジェクタから一部が開口したコの字状の成型金型中へ噴
射し発泡性ポリスチレンビーズと高分子配列体繊維を混
合充填した。発泡性ポリスチレンビーズの噴射は、120
℃に加熱した圧縮空気を供給して、ポリスチレンビーズ
を予備発泡せしめて行った。成型金型の内容積の約60%
まで充填された時、かかる噴射を止めて成型金型を封鎖
し、120℃の蒸熱処理機に入れて加熱し、ポリスチレン
ビーズを発泡せしめた。
レンビーズを用い、芯成分がポリエチレンテレフタレー
ト、鞘成分がポリスチレンからなる高分子配列体繊維
(1フィラメント中の芯数:16、単糸繊度:3.8デニー
ル、フィラメント数:24本)を用いて、各々を別個のエ
ジェクタから一部が開口したコの字状の成型金型中へ噴
射し発泡性ポリスチレンビーズと高分子配列体繊維を混
合充填した。発泡性ポリスチレンビーズの噴射は、120
℃に加熱した圧縮空気を供給して、ポリスチレンビーズ
を予備発泡せしめて行った。成型金型の内容積の約60%
まで充填された時、かかる噴射を止めて成型金型を封鎖
し、120℃の蒸熱処理機に入れて加熱し、ポリスチレン
ビーズを発泡せしめた。
得られた繊維強化発泡体は、繊維部分とプラスチック
発泡体部分の一体化性が良好であり、耐衝撃性に優れ、
曲げ、捩りに対しても強く、ヒビの入りにくいものであ
った。
発泡体部分の一体化性が良好であり、耐衝撃性に優れ、
曲げ、捩りに対しても強く、ヒビの入りにくいものであ
った。
本発明のコの字状の繊維強化発泡体を用いて、ダンボ
ールで外部を包むことなく、かかる二つの繊維強化発泡
体を組合せてラジカセを梱包して輸送テストを行った。
その結果、被包装物であるラジカセをなんら損傷するこ
となく輸送することができた。
ールで外部を包むことなく、かかる二つの繊維強化発泡
体を組合せてラジカセを梱包して輸送テストを行った。
その結果、被包装物であるラジカセをなんら損傷するこ
となく輸送することができた。
一方、従来の繊維補強をしないポリスチレン発泡体を
用いて、同様のテストを行ったところ、輸送の際の振動
によりポリスチレン発泡体が割れて、ラジカセのコーナ
の塗装が剥れ、機器の一部に損傷が認められた。
用いて、同様のテストを行ったところ、輸送の際の振動
によりポリスチレン発泡体が割れて、ラジカセのコーナ
の塗装が剥れ、機器の一部に損傷が認められた。
[発明の効果] 以上のように本発明の繊維強化発泡体は、繊維と発泡
体が一体性よく散在してなる構造を有するものであり、
良好な引張強さ、衝撃強さ、曲げ、捩り強さ等の機械的
性能を有するものである。
体が一体性よく散在してなる構造を有するものであり、
良好な引張強さ、衝撃強さ、曲げ、捩り強さ等の機械的
性能を有するものである。
本発明の繊維強化発泡体を用いることにより、包装・
梱包分野においては、ダンボールのような副資材の必要
なしに、直に製品を包装梱包しても製品を損傷すること
なく輸送することが可能である。そのため、副資材に要
する費用が節約でき、さらに嵩さばらないので運搬費や
格納費が節減できる利点がある。
梱包分野においては、ダンボールのような副資材の必要
なしに、直に製品を包装梱包しても製品を損傷すること
なく輸送することが可能である。そのため、副資材に要
する費用が節約でき、さらに嵩さばらないので運搬費や
格納費が節減できる利点がある。
その他、過酷な衝撃や力学的作用を受ける道路の噴泥
防止材、各種土木用材、防水層保護材等の建築・土木分
野に好ましく適用できる。
防止材、各種土木用材、防水層保護材等の建築・土木分
野に好ましく適用できる。
また、その他に断熱工業分野、自動車等の車両分野、
包装・梱包分野、スポーツ・雑貨分野にも好ましく用い
られる。
包装・梱包分野、スポーツ・雑貨分野にも好ましく用い
られる。
第1図は、本発明の繊維強化発泡体の一実施態様例をモ
デル的に示した概略モデル斜視図である。 第2図〜第8図は、本発明の繊維強化発泡体用繊維の一
実施態様例をモデル的に示した横断面概略モデル図であ
る。 1:繊維強化発泡体 2:プラスチック発泡体部分 3:繊維部分 4、4′:芯成分 5:鞘成分
デル的に示した概略モデル斜視図である。 第2図〜第8図は、本発明の繊維強化発泡体用繊維の一
実施態様例をモデル的に示した横断面概略モデル図であ
る。 1:繊維強化発泡体 2:プラスチック発泡体部分 3:繊維部分 4、4′:芯成分 5:鞘成分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 101:00 (56)参考文献 特開 平1−168919(JP,A) 特開 平1−162825(JP,A) 特開 昭55−114536(JP,A) 特開 昭52−47864(JP,A) 特公 昭52−21022(JP,B2) 村山宏著「FRTPの基礎と応用」ラバ ーダイジェスト社(昭和56年8月1日)第 18及び第48頁 日本化学繊維協会編「化学繊維の実際知 識(第4版)」東洋経済新報社(昭和61年 10月9日)第26〜第28頁
Claims (7)
- 【請求項1】プラスチック発泡体中に複合繊維が散在し
てなる繊維強化発泡体であって、該複合繊維は一成分が
発泡体と同成分であり、かつ、該成分が外部に露出して
発泡体と接着していることを特徴とする繊維強化発泡
体。 - 【請求項2】該複合繊維の横断面形状が、異形断面であ
ることを特徴とする請求項1記載の繊維強化発泡体。 - 【請求項3】該複合繊維が、芯鞘型複合繊維であること
を特徴とする請求項1または2記載の繊維強化発泡体。 - 【請求項4】該芯鞘型複合繊維が、複合繊維当り3本以
上の芯成分を含む多芯鞘型複合繊維である請求項3記載
の繊維強化発泡体。 - 【請求項5】該多芯鞘型複合繊維の芯成分が、2種以上
の異なる成分からなる請求項4記載の繊維強化発泡体。 - 【請求項6】該複合繊維が、バイメタル型繊維、多層接
合繊維または放射状多層繊維であることを特徴とする請
求項1〜3のいずれかに記載の繊維強化発泡体。 - 【請求項7】潜在発泡性プラスチックビーズと複合繊維
を各々別々あるいは同一の噴射装置より噴射して成型金
型に混合充填した後、加熱して発泡せしめることを特徴
とする繊維強化発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1256022A JPH085982B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 繊維強化発泡体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1256022A JPH085982B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 繊維強化発泡体およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03115333A JPH03115333A (ja) | 1991-05-16 |
| JPH085982B2 true JPH085982B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=17286829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1256022A Expired - Lifetime JPH085982B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 繊維強化発泡体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085982B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010053351A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-03-11 | Sekisui Chem Co Ltd | 繊維強化樹脂組成物 |
| ITMI20121022A1 (it) * | 2012-06-12 | 2012-09-11 | Dst Const Ltd | Elemento modulare in polistirene espanso sinterizzato per la formazione di solai in calcestruzzo armato e solaio in calcestruzzo armato comprendente una pluralita' di detti elementi modulari. |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5221022A (en) * | 1975-08-11 | 1977-02-17 | Ube Sureeto Kougiyou Kk | Method of drilling of materials made by slurryyscreenig |
| JPS5247864A (en) * | 1975-10-15 | 1977-04-16 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | Method of manufacturing synthetic wood |
| JPS55114536A (en) * | 1979-02-28 | 1980-09-03 | Sekisui Plastics Co Ltd | Forming body of glass-fiber containing synthetic resin and manufacture of the same |
| JP2546802B2 (ja) * | 1987-12-21 | 1996-10-23 | 鐘紡株式会社 | 複合繊維 |
| JP2588858B2 (ja) * | 1987-12-23 | 1997-03-12 | 鐘紡株式会社 | 常圧下で染色性良好なカチオン可染型極細複合繊維及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP1256022A patent/JPH085982B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| 日本化学繊維協会編「化学繊維の実際知識(第4版)」東洋経済新報社(昭和61年10月9日)第26〜第28頁 |
| 村山宏著「FRTPの基礎と応用」ラバーダイジェスト社(昭和56年8月1日)第18及び第48頁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03115333A (ja) | 1991-05-16 |
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