JPH0860053A - インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 - Google Patents
インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器Info
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- JPH0860053A JPH0860053A JP6222705A JP22270594A JPH0860053A JP H0860053 A JPH0860053 A JP H0860053A JP 6222705 A JP6222705 A JP 6222705A JP 22270594 A JP22270594 A JP 22270594A JP H0860053 A JPH0860053 A JP H0860053A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/18—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing mixtures of the silica-lime type
- C04B28/186—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing mixtures of the silica-lime type containing formed Ca-silicates before the final hardening step
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 種々の普通紙に対して耐水性が良好で、且
つ耐光性の改善された記録画像を形成することが出来、
記録後の画像品位に悪影響を与えることがなく、ノズル
先端での目詰り防止、保存安定性等の信頼性を確保した
インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかか
るインクを用いた機器を提供すること。 【構成】 下記構造式(a)及び(b)で示される少
なくとも1種の染料と有機アミンとを含有することを特
徴とするインク、これを用いたインクジェット記録方法
及びかかるインクを用いた機器。
つ耐光性の改善された記録画像を形成することが出来、
記録後の画像品位に悪影響を与えることがなく、ノズル
先端での目詰り防止、保存安定性等の信頼性を確保した
インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかか
るインクを用いた機器を提供すること。 【構成】 下記構造式(a)及び(b)で示される少
なくとも1種の染料と有機アミンとを含有することを特
徴とするインク、これを用いたインクジェット記録方法
及びかかるインクを用いた機器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク、これを用いた
インクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
に関し、更に詳しくは普通紙に対して耐水性及び溶解安
定性に優れ、耐光性を改善し、高画質なカラー画像が得
られるインク、これを用いたインクジェット記録方法及
びかかるインクを用いた機器に関する。
インクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
に関し、更に詳しくは普通紙に対して耐水性及び溶解安
定性に優れ、耐光性を改善し、高画質なカラー画像が得
られるインク、これを用いたインクジェット記録方法及
びかかるインクを用いた機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット用インクに関
して様々な組成のものが報告されている。それらは、各
種の染料を水又はその他の有機溶剤に、溶解又は分散せ
しめたものである。中でも近年では普通紙に記録した場
合の印字の耐水性が求められており、これに対して、イ
ンクの組成及び物性等の多様な面から詳細な研究開発が
為されている。
して様々な組成のものが報告されている。それらは、各
種の染料を水又はその他の有機溶剤に、溶解又は分散せ
しめたものである。中でも近年では普通紙に記録した場
合の印字の耐水性が求められており、これに対して、イ
ンクの組成及び物性等の多様な面から詳細な研究開発が
為されている。
【0003】例えば、特開平2−296878号公報及
び特開平2−255876号公報には、水性インク組成
物にポリアミンを含有させることが提案されている。し
かしながら、この様なインクにおいては、染料の親水基
部を造塩させる為、染料の溶解性が低下し、ノズルの目
詰りの様な信頼性の低下や、印字物上でブロンズ(染料
の会合)を起こす為に印字にむらが出来たり、濃度が出
ない場合がある。又、染料の溶解性を上げる目的で溶解
安定剤をインク中に多量に含有させることも考えられる
が、この場合には溶解安定剤を多量に入れなければなら
ず、かかるインクを使用して形成された記録物の画像品
位は低下する。
び特開平2−255876号公報には、水性インク組成
物にポリアミンを含有させることが提案されている。し
かしながら、この様なインクにおいては、染料の親水基
部を造塩させる為、染料の溶解性が低下し、ノズルの目
詰りの様な信頼性の低下や、印字物上でブロンズ(染料
の会合)を起こす為に印字にむらが出来たり、濃度が出
ない場合がある。又、染料の溶解性を上げる目的で溶解
安定剤をインク中に多量に含有させることも考えられる
が、この場合には溶解安定剤を多量に入れなければなら
ず、かかるインクを使用して形成された記録物の画像品
位は低下する。
【0004】又、特開平3−91577号公報には、染
料がカルボキシル基を有し、更にアンモニウム塩の基或
は揮発性の置換アンモニウム塩の基を有することによっ
て、被記録材上においてアンモニア或はアミンが揮発
し、カルボキシル基が遊離酸となることで耐水性を向上
させることが提案されている。しかしながら、この場合
においても、染料の初期の溶解性は良好であっても、イ
ンク中から徐々にアンモニア或はアミンが揮発すること
により染料の溶解性が低下し、ノズルの目詰り防止性や
インクの安定性の低下の原因となる場合が多い。又、同
様の理由で被記録材、特に酸性紙上でのブロンズも起こ
し易い。この他、既存染料及び新規構造染料を用いた耐
水性に優れたインク組成物の提案が種々為されている
が、前記諸条件を全て満足するものはまだ見受けられな
い。
料がカルボキシル基を有し、更にアンモニウム塩の基或
は揮発性の置換アンモニウム塩の基を有することによっ
て、被記録材上においてアンモニア或はアミンが揮発
し、カルボキシル基が遊離酸となることで耐水性を向上
させることが提案されている。しかしながら、この場合
においても、染料の初期の溶解性は良好であっても、イ
ンク中から徐々にアンモニア或はアミンが揮発すること
により染料の溶解性が低下し、ノズルの目詰り防止性や
インクの安定性の低下の原因となる場合が多い。又、同
様の理由で被記録材、特に酸性紙上でのブロンズも起こ
し易い。この他、既存染料及び新規構造染料を用いた耐
水性に優れたインク組成物の提案が種々為されている
が、前記諸条件を全て満足するものはまだ見受けられな
い。
【0005】又、EP0559310A1号公報、EP
0559309A2号公報には、下記構造式(c)及び
(d)で示される化合物が提案されている。 [式中、X3はスルホン基又はカルボキシル基を、X4は
独立的に置換基を、mは0〜2の整数を、Y1及びY2は
各々アルキル基又はハロゲン原子を、Z4はカルボキシ
ル基を表す。]
0559309A2号公報には、下記構造式(c)及び
(d)で示される化合物が提案されている。 [式中、X3はスルホン基又はカルボキシル基を、X4は
独立的に置換基を、mは0〜2の整数を、Y1及びY2は
各々アルキル基又はハロゲン原子を、Z4はカルボキシ
ル基を表す。]
【0006】 [式中、Lは金属カチオン又は水素原子を、Pcはフタ
ロシアニン環を、R1は水素原子、アルキル基、置換ア
ルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アラルキ
ル基又は置換アラルキル基を、R2は水素原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、ハロゲン原子又は任意の置換アミ
ノ基を、M+はアンモニウムイオン又は置換アンモニウ
ムカチオンを、(t+q)は3〜4の整数を表す。]
ロシアニン環を、R1は水素原子、アルキル基、置換ア
ルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アラルキ
ル基又は置換アラルキル基を、R2は水素原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、ハロゲン原子又は任意の置換アミ
ノ基を、M+はアンモニウムイオン又は置換アンモニウ
ムカチオンを、(t+q)は3〜4の整数を表す。]
【0007】しかしながら、これらの化合物は元来水や
溶剤に溶けにくいものである。従って、これまでのイン
ク用の染料と比較して耐水性に関しては良好にさせ得る
が、水や溶剤に溶解させてインクを形成させても、例え
ば、カートリッジ内にインクを含んだ状態でそのカート
リッジを長期間放置していた場合、水や溶剤が蒸発して
しまい、インクが高粘度になり、乾燥し、最後には固ま
ってしまい、印字が出来なくなってしまうといった不都
合を起こし易くなる(以下この様な状態を固着と呼
ぶ。)。又、同様に、印字中あるノズルからインクを吐
出させた後、そのノズルから一定時間(例えば、1分間
程度)インク吐出を行うことがなかった場合に、そのノ
ズルからの次の1滴目のインクを吐出させると、安定し
た吐出が行えず、印字が乱れてしまうといった不都合を
起こしてしまうことがある(以下この様な状態を発一性
が悪いと呼ぶ。)。
溶剤に溶けにくいものである。従って、これまでのイン
ク用の染料と比較して耐水性に関しては良好にさせ得る
が、水や溶剤に溶解させてインクを形成させても、例え
ば、カートリッジ内にインクを含んだ状態でそのカート
リッジを長期間放置していた場合、水や溶剤が蒸発して
しまい、インクが高粘度になり、乾燥し、最後には固ま
ってしまい、印字が出来なくなってしまうといった不都
合を起こし易くなる(以下この様な状態を固着と呼
ぶ。)。又、同様に、印字中あるノズルからインクを吐
出させた後、そのノズルから一定時間(例えば、1分間
程度)インク吐出を行うことがなかった場合に、そのノ
ズルからの次の1滴目のインクを吐出させると、安定し
た吐出が行えず、印字が乱れてしまうといった不都合を
起こしてしまうことがある(以下この様な状態を発一性
が悪いと呼ぶ。)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、種々の普通紙に対して耐水性が良好で、且つ耐光性
の改善された記録画像を形成することが出来、記録後の
画像品位に悪影響を与えることがなく、ノズル先端での
目詰り防止、保存安定性等の信頼性を確保したインク、
これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインク
を用いた機器を提供することにある。更に本発明の目的
は、インクの吐出を休止した後再度インクを吐出させた
ときに安定したインク滴が形成され、印字の乱れがない
信頼性に優れたインクを提供することにある。
は、種々の普通紙に対して耐水性が良好で、且つ耐光性
の改善された記録画像を形成することが出来、記録後の
画像品位に悪影響を与えることがなく、ノズル先端での
目詰り防止、保存安定性等の信頼性を確保したインク、
これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインク
を用いた機器を提供することにある。更に本発明の目的
は、インクの吐出を休止した後再度インクを吐出させた
ときに安定したインク滴が形成され、印字の乱れがない
信頼性に優れたインクを提供することにある。
【0009】
【課題を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明に
よって達成される。即ち、本発明は、下記構造式(a)
及び(b)で示される少なくとも1種の染料と有機アミ
ンとを含有することを特徴とするインク、これを用いた
インクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
である。 [式中、X3はスルホン基又はカルボキシル基を、X4は
独立的に置換基を、mは0〜2の整数を、Y1及びY2は
各々アルキル基又はハロゲン原子を、Z4はカルボキシ
ル基を表す。] [式中、Lは金属カチオン又は水素原子を、Pcはフタ
ロシアニン環を、R1は水素原子、アルキル基、置換ア
ルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アラルキ
ル基又は置換アラルキル基を、R2は水素原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、ハロゲン原子又は任意の置換アミ
ノ基を、M+はアンモニウムイオン又は置換アンモニウ
ムカチオンを、(t+q)は3〜4の整数を表す。]
よって達成される。即ち、本発明は、下記構造式(a)
及び(b)で示される少なくとも1種の染料と有機アミ
ンとを含有することを特徴とするインク、これを用いた
インクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器
である。 [式中、X3はスルホン基又はカルボキシル基を、X4は
独立的に置換基を、mは0〜2の整数を、Y1及びY2は
各々アルキル基又はハロゲン原子を、Z4はカルボキシ
ル基を表す。] [式中、Lは金属カチオン又は水素原子を、Pcはフタ
ロシアニン環を、R1は水素原子、アルキル基、置換ア
ルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アラルキ
ル基又は置換アラルキル基を、R2は水素原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、ハロゲン原子又は任意の置換アミ
ノ基を、M+はアンモニウムイオン又は置換アンモニウ
ムカチオンを、(t+q)は3〜4の整数を表す。]
【0010】
【作用】本発明者は、種々の普通紙に対して耐水性が良
好で、耐光性の改善された記録画像を形成することが出
来、記録後の画像品位に悪影響を与えることがなく、ノ
ズルの目詰り防止性や保存安定性等の信頼性を確保する
インクを提供する為に、様々なインク組成について鋭意
検討を行った結果、色材及びこれを溶解する液媒体を含
むインクにおいて、上記(a)又は(b)で示される染
料と有機アミンとを含有するインクが、染料の本来有す
る耐水性を損なうことなく、インクの溶解安定性に優
れ、即ちノズル先端での目詰りを起こさず、更に記録後
の画像品位が良好であることを見い出した。
好で、耐光性の改善された記録画像を形成することが出
来、記録後の画像品位に悪影響を与えることがなく、ノ
ズルの目詰り防止性や保存安定性等の信頼性を確保する
インクを提供する為に、様々なインク組成について鋭意
検討を行った結果、色材及びこれを溶解する液媒体を含
むインクにおいて、上記(a)又は(b)で示される染
料と有機アミンとを含有するインクが、染料の本来有す
る耐水性を損なうことなく、インクの溶解安定性に優
れ、即ちノズル先端での目詰りを起こさず、更に記録後
の画像品位が良好であることを見い出した。
【0011】この理由としては、ノズル先端若しくは長
期保存で通常インクに含まれるアンモニアが揮発し、染
料が遊離酸となると染料の溶解度が下がってしまうが、
インク中に有機アミンを含有することで、染料が遊離酸
となることはなく、染料の溶解度が上がり、染料の不溶
化を防ぐことが出来る為であると思われる。更に、イン
クに界面活性剤を添加することによって、その可溶化効
果により染料分子の会合が防止される為に染料が溶解安
定化し、ノズル先端での目詰りや固着を防止するといっ
た相乗効果が得られることを見い出した。
期保存で通常インクに含まれるアンモニアが揮発し、染
料が遊離酸となると染料の溶解度が下がってしまうが、
インク中に有機アミンを含有することで、染料が遊離酸
となることはなく、染料の溶解度が上がり、染料の不溶
化を防ぐことが出来る為であると思われる。更に、イン
クに界面活性剤を添加することによって、その可溶化効
果により染料分子の会合が防止される為に染料が溶解安
定化し、ノズル先端での目詰りや固着を防止するといっ
た相乗効果が得られることを見い出した。
【0012】更に、インクに有機アミン以外の含窒素化
合物を添加することにより更に染料の溶解性が上がると
いう効果が得られることも見い出した。又、インクに水
酸化物及びアルカリ金属塩のうちの少なくとも1種を添
加することにより、更に染料の本来有する耐水性を損な
うことなく、インクの溶解安定性に優れ、即ちノズル先
端での目詰りを起こさず、記録後の画像品位が良好であ
ることを見い出した。
合物を添加することにより更に染料の溶解性が上がると
いう効果が得られることも見い出した。又、インクに水
酸化物及びアルカリ金属塩のうちの少なくとも1種を添
加することにより、更に染料の本来有する耐水性を損な
うことなく、インクの溶解安定性に優れ、即ちノズル先
端での目詰りを起こさず、記録後の画像品位が良好であ
ることを見い出した。
【0013】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳しく説明する。本発明で使用される有機ア
ミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、エチルモノエタノールア
ミン、ノルマルブチルモノエタノールアミン、ジメチル
エタノールアミン、エチルエタノールアミン、エチルジ
エタノールアミン、ノルマルブチルジエタノールアミ
ン、ジノルマルブチルエタノールアミン、モノイソプロ
パノールアミン、ジイソプロパノールアミン及びトリイ
ソプロパノールアミン等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
発明を更に詳しく説明する。本発明で使用される有機ア
ミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、エチルモノエタノールア
ミン、ノルマルブチルモノエタノールアミン、ジメチル
エタノールアミン、エチルエタノールアミン、エチルジ
エタノールアミン、ノルマルブチルジエタノールアミ
ン、ジノルマルブチルエタノールアミン、モノイソプロ
パノールアミン、ジイソプロパノールアミン及びトリイ
ソプロパノールアミン等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
【0014】前記有機アミンの含有量は、特に制限はな
いが、インクの0.01〜10.0重量%の範囲が好ま
しく、より好ましくは0.1〜5.0重量%の範囲であ
る。本発明で使用される染料としては、下記構造式
(a)及び(b)で表される少なくとも1種の染料が挙
げられる。 [式中、X3はスルホン基又はカルボキシル基を、X4は
独立的に置換基を、mは0〜2の整数を、Y1及びY2は
各々アルキル基又はハロゲン原子を、Z4はカルボキシ
ル基を表す。]
いが、インクの0.01〜10.0重量%の範囲が好ま
しく、より好ましくは0.1〜5.0重量%の範囲であ
る。本発明で使用される染料としては、下記構造式
(a)及び(b)で表される少なくとも1種の染料が挙
げられる。 [式中、X3はスルホン基又はカルボキシル基を、X4は
独立的に置換基を、mは0〜2の整数を、Y1及びY2は
各々アルキル基又はハロゲン原子を、Z4はカルボキシ
ル基を表す。]
【0015】 [式中、Lは金属カチオン又は水素原子を、Pcはフタ
ロシアニン環を、R1は水素原子、アルキル基、置換ア
ルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アラルキ
ル基又は置換アラルキル基を、R2は水素原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、ハロゲン原子又は任意の置換アミ
ノ基を、M+はアンモニウムイオン又は置換アンモニウ
ムカチオンを、(t+q)は3〜4の整数を表す。]
ロシアニン環を、R1は水素原子、アルキル基、置換ア
ルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アラルキ
ル基又は置換アラルキル基を、R2は水素原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、ハロゲン原子又は任意の置換アミ
ノ基を、M+はアンモニウムイオン又は置換アンモニウ
ムカチオンを、(t+q)は3〜4の整数を表す。]
【0016】前記染料の含有量は特に制限はないが、イ
ンク全体の0.2〜10.0重量%の範囲が好ましく、
より好ましくは0.5〜8.0重量%の範囲である。一
般式(a)で表される化合物の一層好ましい化合物の具
体例を以下に示す。
ンク全体の0.2〜10.0重量%の範囲が好ましく、
より好ましくは0.5〜8.0重量%の範囲である。一
般式(a)で表される化合物の一層好ましい化合物の具
体例を以下に示す。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】一般式(b)で表される化合物の一層の好
ましい化合物の具体例を以下に示す。
ましい化合物の具体例を以下に示す。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】本発明で使用される上記染料を溶解する液
媒体は、水と水溶性有機溶剤との混合物であることが望
ましい。具体的な水溶性有機溶剤の例としては、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;
アセトン等のケトン類;テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等のエーテル類;ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール等のポリアルキレングリコール類;エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、トリエチレングリコール、1,2,6−ヘキ
サントリオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコ
ール、ジエチレングリコール等のアルキレン基が2〜6
個の炭素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリ
ン、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル等の多価アルコールの低級アル
キルエーテル類;エタノール、イソプロピルアルコール
等の1価アルコール類;N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、スルホラ
ン、ジメチルサルフォキサイド、2−ピロリドン、ε−
カプロラクタム等の環状アミド化合物及びスクシンイミ
ド等のイミド化合物等が挙げられる。しかしながら、本
発明はこれらに限定されるものではない。前記水溶性有
機溶剤の含有量は、一般にはインクの全体に対して、5
〜40重量%が好ましく、より好ましくは5〜30重量
%の範囲である。
媒体は、水と水溶性有機溶剤との混合物であることが望
ましい。具体的な水溶性有機溶剤の例としては、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;
アセトン等のケトン類;テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等のエーテル類;ポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール等のポリアルキレングリコール類;エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、トリエチレングリコール、1,2,6−ヘキ
サントリオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコ
ール、ジエチレングリコール等のアルキレン基が2〜6
個の炭素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリ
ン、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル等の多価アルコールの低級アル
キルエーテル類;エタノール、イソプロピルアルコール
等の1価アルコール類;N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、スルホラ
ン、ジメチルサルフォキサイド、2−ピロリドン、ε−
カプロラクタム等の環状アミド化合物及びスクシンイミ
ド等のイミド化合物等が挙げられる。しかしながら、本
発明はこれらに限定されるものではない。前記水溶性有
機溶剤の含有量は、一般にはインクの全体に対して、5
〜40重量%が好ましく、より好ましくは5〜30重量
%の範囲である。
【0028】本発明で使用される界面活性剤としては、
脂肪酸塩類、高級アルコール酸エステル塩類、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩類、高級アルコールリン酸エステ
ル塩類等のアニオン界面活性剤;脂肪族アミン塩類、第
4級アンモニウム塩類等のカチオン界面活性剤;高級ア
ルコールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノー
ルエチレンオキサイド付加物、脂肪族エチレンオキサイ
ド付加物、多価アルコール脂肪酸エステルエチレンオキ
サイド付加物、脂肪酸アミドエチレンオキサイド付加
物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付加物、ポ
リプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物、多
価アルコールの脂肪酸エステル、アルカノールアミンの
脂肪酸アミド類等の非イオン性界面活性剤;アミノ酸
型、ベタイン型等の両性界面活性剤等が用いられる。特
に制限はないが、より好ましくは、高級アルコールのエ
チレンオキサイド付加物、アルキルフェノールのエチレ
ンオキサイド付加物、エチレンオキサイド−プロピレン
オキサイド共重合体、アセチレングリコールのエチレン
オキサイド付加物等の非イオン性界面活性剤を用いる。
更に、前記エチレンオキサイド付加物の付加モル数は4
〜20の範囲が特に好ましい。
脂肪酸塩類、高級アルコール酸エステル塩類、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩類、高級アルコールリン酸エステ
ル塩類等のアニオン界面活性剤;脂肪族アミン塩類、第
4級アンモニウム塩類等のカチオン界面活性剤;高級ア
ルコールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノー
ルエチレンオキサイド付加物、脂肪族エチレンオキサイ
ド付加物、多価アルコール脂肪酸エステルエチレンオキ
サイド付加物、脂肪酸アミドエチレンオキサイド付加
物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付加物、ポ
リプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物、多
価アルコールの脂肪酸エステル、アルカノールアミンの
脂肪酸アミド類等の非イオン性界面活性剤;アミノ酸
型、ベタイン型等の両性界面活性剤等が用いられる。特
に制限はないが、より好ましくは、高級アルコールのエ
チレンオキサイド付加物、アルキルフェノールのエチレ
ンオキサイド付加物、エチレンオキサイド−プロピレン
オキサイド共重合体、アセチレングリコールのエチレン
オキサイド付加物等の非イオン性界面活性剤を用いる。
更に、前記エチレンオキサイド付加物の付加モル数は4
〜20の範囲が特に好ましい。
【0029】界面活性剤の添加量については特に制限は
ないが、インク全体の0.01〜10.0重量%の範囲
が好ましく、より好ましくは0.1〜5.0重量%の範
囲である。0.01重量%未満では、界面活性剤の種類
にもよるが、可溶化効果が十分に期待出来ず、10.0
重量%を越える場合には、インクの初期粘度が大きくな
り過ぎる為に好ましくない。
ないが、インク全体の0.01〜10.0重量%の範囲
が好ましく、より好ましくは0.1〜5.0重量%の範
囲である。0.01重量%未満では、界面活性剤の種類
にもよるが、可溶化効果が十分に期待出来ず、10.0
重量%を越える場合には、インクの初期粘度が大きくな
り過ぎる為に好ましくない。
【0030】本発明で使用される前記有機アミン以外の
含窒素化合物としては、尿素、チオ尿素、エチレン尿
素、アルキル尿素、アルキルチオ尿素、ジアルキル尿素
及びジアルキルチオ尿素等が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。特に好ましくは尿素が用いられ
る。前記含窒素化合物の含有量は、特に制限はないがイ
ンク全体の0.01〜20.0重量%の範囲が好まし
く、より好ましくは0.1〜15.0重量%の範囲であ
る。
含窒素化合物としては、尿素、チオ尿素、エチレン尿
素、アルキル尿素、アルキルチオ尿素、ジアルキル尿素
及びジアルキルチオ尿素等が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。特に好ましくは尿素が用いられ
る。前記含窒素化合物の含有量は、特に制限はないがイ
ンク全体の0.01〜20.0重量%の範囲が好まし
く、より好ましくは0.1〜15.0重量%の範囲であ
る。
【0031】本発明で使用される水酸化物としては、水
酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水
酸化アンモニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシ
ウム及び水酸化バリウム等が挙げられるがこれらに限定
されるものではない。前記水酸化物の含有量は、特に制
限はないが、インク全体の0.01〜10.0重量%の
範囲が好ましく、より好ましくは0.1〜5.0重量%
の範囲である。
酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水
酸化アンモニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシ
ウム及び水酸化バリウム等が挙げられるがこれらに限定
されるものではない。前記水酸化物の含有量は、特に制
限はないが、インク全体の0.01〜10.0重量%の
範囲が好ましく、より好ましくは0.1〜5.0重量%
の範囲である。
【0032】本発明で使用されるアルカリ金属塩として
は、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢
酸ベリリウム、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム、硝
酸リチウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ベリ
リウム、硝酸マグネシウム、硝酸カルシウム、リン酸リ
チウム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸ベ
リリウム、リン酸マグネシウム、リン酸カルシウム、炭
酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ベリ
リウム、炭酸マグネチウム、炭酸カルシウム、シュウ酸
リチウム、シュウ酸ナトリウム、シュウ酸カリウム、シ
ュウ酸ベリリウム、シュウ酸マグネシウム及びシュウ酸
カルシウム等が挙げられるが、これらに限定されるもの
ではない。前記アルカリ金属塩の含有量は、特に制限は
ないが、インク全体の0.01〜10.0重量%の範囲
が好ましく、より好ましくは0.1〜5.0重量%の範
囲である。
は、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢
酸ベリリウム、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム、硝
酸リチウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ベリ
リウム、硝酸マグネシウム、硝酸カルシウム、リン酸リ
チウム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸ベ
リリウム、リン酸マグネシウム、リン酸カルシウム、炭
酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ベリ
リウム、炭酸マグネチウム、炭酸カルシウム、シュウ酸
リチウム、シュウ酸ナトリウム、シュウ酸カリウム、シ
ュウ酸ベリリウム、シュウ酸マグネシウム及びシュウ酸
カルシウム等が挙げられるが、これらに限定されるもの
ではない。前記アルカリ金属塩の含有量は、特に制限は
ないが、インク全体の0.01〜10.0重量%の範囲
が好ましく、より好ましくは0.1〜5.0重量%の範
囲である。
【0033】本発明で使用される硫酸塩としては、硫酸
ナトリウム、硫酸リチウム、硫酸カリウム、硫酸アンモ
ニウム、硫酸ガリウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、硫酸ベリリウム及び硫酸マグネシウム等が挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。前記硫酸塩の
含有量は、特に制限はないが、インク全体の0.01〜
10.0重量%の範囲が好ましく、より好ましくは0.
1〜5.0重量%の範囲である。本発明のインクには上
記成分の他に必要に応じて、pH調整剤、粘度調整剤、
防腐剤、酸化防止剤、蒸発促進剤、防錆剤、防カビ剤、
キレート化剤等の添加剤を配合しても構わない。
ナトリウム、硫酸リチウム、硫酸カリウム、硫酸アンモ
ニウム、硫酸ガリウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、硫酸ベリリウム及び硫酸マグネシウム等が挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。前記硫酸塩の
含有量は、特に制限はないが、インク全体の0.01〜
10.0重量%の範囲が好ましく、より好ましくは0.
1〜5.0重量%の範囲である。本発明のインクには上
記成分の他に必要に応じて、pH調整剤、粘度調整剤、
防腐剤、酸化防止剤、蒸発促進剤、防錆剤、防カビ剤、
キレート化剤等の添加剤を配合しても構わない。
【0034】本発明のインクは、記録ヘッドのインクに
記録信号を与え、発生した熱エネルギーにより液滴を吐
出するインクジェット方式が好適に用いられる。その装
置の主要部である記録ヘッドの構成例を図1、図2及び
図3に示す。ヘッド13はインクを通す溝14を有する
ガラス、セラミックス又はプラスチック板等と、感熱記
録に用いられる発熱ヘッド15(図では薄膜ヘッドが示
されているが、これに限定されるものではない)とを接
着して得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形
成される保護膜16、アルミニウム電極17−1、17
−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱
層19、アルミナ等の放熱性の良い基板とによりなって
いる。
記録信号を与え、発生した熱エネルギーにより液滴を吐
出するインクジェット方式が好適に用いられる。その装
置の主要部である記録ヘッドの構成例を図1、図2及び
図3に示す。ヘッド13はインクを通す溝14を有する
ガラス、セラミックス又はプラスチック板等と、感熱記
録に用いられる発熱ヘッド15(図では薄膜ヘッドが示
されているが、これに限定されるものではない)とを接
着して得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形
成される保護膜16、アルミニウム電極17−1、17
−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱
層19、アルミナ等の放熱性の良い基板とによりなって
いる。
【0035】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。ここで、電極17−1、17−2に電気信号が
加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に
発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生し、
その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が吐出
し、吐出オリフィス22より記録液滴24となり、被記
録材25に向かって飛翔する。図3には図1に示したヘ
ッドを多数並べた記録ヘッドの概略図を示す。該記録ヘ
ッドはマルチ溝26を有するガラス板27を、図1にお
いて説明したものと同様の発熱ヘッド28を密着して製
作されている。尚、図1は、インク流路に沿ったヘッド
13の断面図であり、図2は図1のA−B線での切断図
である。
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。ここで、電極17−1、17−2に電気信号が
加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に
発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生し、
その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が吐出
し、吐出オリフィス22より記録液滴24となり、被記
録材25に向かって飛翔する。図3には図1に示したヘ
ッドを多数並べた記録ヘッドの概略図を示す。該記録ヘ
ッドはマルチ溝26を有するガラス板27を、図1にお
いて説明したものと同様の発熱ヘッド28を密着して製
作されている。尚、図1は、インク流路に沿ったヘッド
13の断面図であり、図2は図1のA−B線での切断図
である。
【0036】図4に、該ヘッドを組み込んだインクジェ
ット記録装置の一例を示す。図4において、61はワイ
ピンク部材としてのブレードであり、その一端はブレー
ド保持部材によって保持されて固体端となり、カンチレ
バーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッドによる記
録領域に隣接した位置に配置され、又、本例の場合、記
録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持される。6
2はキャップであり、ブレード61に隣接するホームポ
ジションに配置され、記録ヘッドの移動方向と垂直な方
向に移動して吐出口面と接し、キャッピングを行う構成
を備える。更に、63はブレード61に隣接して設けら
れるインク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘ
ッドの移動経路中に突出した形態で保持される。前記ブ
レード61、キャップ62、吸収体63によって吐出回
復部64が構成され、ブレード61及び吸収体63によ
ってインク吐出口面の水分、塵等の除去が行われる。
ット記録装置の一例を示す。図4において、61はワイ
ピンク部材としてのブレードであり、その一端はブレー
ド保持部材によって保持されて固体端となり、カンチレ
バーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッドによる記
録領域に隣接した位置に配置され、又、本例の場合、記
録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持される。6
2はキャップであり、ブレード61に隣接するホームポ
ジションに配置され、記録ヘッドの移動方向と垂直な方
向に移動して吐出口面と接し、キャッピングを行う構成
を備える。更に、63はブレード61に隣接して設けら
れるインク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘ
ッドの移動経路中に突出した形態で保持される。前記ブ
レード61、キャップ62、吸収体63によって吐出回
復部64が構成され、ブレード61及び吸収体63によ
ってインク吐出口面の水分、塵等の除去が行われる。
【0037】65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐
出口を配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を
搭載して記録ヘッド65の移動を行う為のキャリッジで
ある。キャリッジ66はガイド軸67と揺動可能に係合
し、キャリッジ66の一部はモーター68によって駆動
されるベルト69と接続(図示せず)している。これに
よりキャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能
となり、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接し
た領域の移動が可能となる。
出口を配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を
搭載して記録ヘッド65の移動を行う為のキャリッジで
ある。キャリッジ66はガイド軸67と揺動可能に係合
し、キャリッジ66の一部はモーター68によって駆動
されるベルト69と接続(図示せず)している。これに
よりキャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能
となり、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接し
た領域の移動が可能となる。
【0038】51は被記録材を挿入する為の給紙部、5
2はモーター(図示せず)により駆動される紙送りロー
ラーである。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口
面と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行す
るにつれて、排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙され
る。前記構成において記録ヘッド65が記録終了等でホ
ームポジションに戻る際、ヘッド回復部64のキャップ
62は記録ヘッド65の移動経路から退避しているが、
ブレード61は移動経路中に突出している。この結果、
記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされる。尚、キ
ャップ62が記録ヘッド65の吐出口面に当接してキャ
ッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッドの移動
経路中に突出する様に移動する。
2はモーター(図示せず)により駆動される紙送りロー
ラーである。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口
面と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行す
るにつれて、排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙され
る。前記構成において記録ヘッド65が記録終了等でホ
ームポジションに戻る際、ヘッド回復部64のキャップ
62は記録ヘッド65の移動経路から退避しているが、
ブレード61は移動経路中に突出している。この結果、
記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされる。尚、キ
ャップ62が記録ヘッド65の吐出口面に当接してキャ
ッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッドの移動
経路中に突出する様に移動する。
【0039】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は前記したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。前記の記録ヘッドのホーム
ポジションへの移動は、記録終了時や吐出回復時ばかり
でなく、記録ヘッドが記録の為に記録領域を移動する間
に所定の間隔で記録領域に隣接したホームポジションへ
移動し、この移動に伴って前記ワイピングが行われる。
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は前記したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。前記の記録ヘッドのホーム
ポジションへの移動は、記録終了時や吐出回復時ばかり
でなく、記録ヘッドが記録の為に記録領域を移動する間
に所定の間隔で記録領域に隣接したホームポジションへ
移動し、この移動に伴って前記ワイピングが行われる。
【0040】図5は、ヘッドにインク供給部材、例え
ば、チューブを介して供給されるインクを収容したイン
クカートリッジの一例を示す図である。ここで40は供
給用インクを収容したインク収容部、例えば、インク袋
であり、その先端にはゴム製の栓42が設けられてい
る。この栓42に針(図示せず)を挿入することによ
り、インク袋40中のインクをヘッドに供給可能ならし
める。44は廃インクを受容する吸収体である。インク
収容部としては、インクとの接液面がポリオレフィン、
特にポリエチレンで形成されているものが本発明にとっ
て好ましい。本発明で使用されるインクジェット記録装
置としては、前記の如きヘッドとインクカートリッジが
別体となったものに限らず、図6に示す如きそれらが一
体となったものにも好適に用いられる。
ば、チューブを介して供給されるインクを収容したイン
クカートリッジの一例を示す図である。ここで40は供
給用インクを収容したインク収容部、例えば、インク袋
であり、その先端にはゴム製の栓42が設けられてい
る。この栓42に針(図示せず)を挿入することによ
り、インク袋40中のインクをヘッドに供給可能ならし
める。44は廃インクを受容する吸収体である。インク
収容部としては、インクとの接液面がポリオレフィン、
特にポリエチレンで形成されているものが本発明にとっ
て好ましい。本発明で使用されるインクジェット記録装
置としては、前記の如きヘッドとインクカートリッジが
別体となったものに限らず、図6に示す如きそれらが一
体となったものにも好適に用いられる。
【0041】図6において、70は記録ユニットであっ
て、この中にインクを吸収したインク収容部、例えば、
インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収体中
のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71から
インク滴として吐出される構成になっている。インク吸
収体の材料としては、例えば、ポリウレタンを用いるこ
とが出来る。72は記録ユニット内部を大気に連通させ
る為の大気連通口である。この記録ユニット70は、図
4で示す記録ヘッドに代えて用いられるものであって、
キャリッジ66に対して脱着自在になっている。
て、この中にインクを吸収したインク収容部、例えば、
インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収体中
のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71から
インク滴として吐出される構成になっている。インク吸
収体の材料としては、例えば、ポリウレタンを用いるこ
とが出来る。72は記録ユニット内部を大気に連通させ
る為の大気連通口である。この記録ユニット70は、図
4で示す記録ヘッドに代えて用いられるものであって、
キャリッジ66に対して脱着自在になっている。
【0042】図7において、100は記録ヘッドエレメ
ントであり、インク吐出部102及びインク供給タンク
部104、吐出エネルギー発生素子を駆動する為の信号
を伝達する配線を設けた配線基板105及びこれらを支
持するベースプレート106等からなる。インク吐出部
102は、記録媒体との対向面に形成した吐出口102
Aとその内方に延在する液路と、各液路に配設した電気
熱変換体等の吐出エネルギー発生素子と、各液路に連通
した共通液室とを有している。インク供給タンク部10
4はインクタンク110側からインクの供給を受け、吐
出部102内の共通液室にインクを導くサブタンクとし
て機能する。
ントであり、インク吐出部102及びインク供給タンク
部104、吐出エネルギー発生素子を駆動する為の信号
を伝達する配線を設けた配線基板105及びこれらを支
持するベースプレート106等からなる。インク吐出部
102は、記録媒体との対向面に形成した吐出口102
Aとその内方に延在する液路と、各液路に配設した電気
熱変換体等の吐出エネルギー発生素子と、各液路に連通
した共通液室とを有している。インク供給タンク部10
4はインクタンク110側からインクの供給を受け、吐
出部102内の共通液室にインクを導くサブタンクとし
て機能する。
【0043】又、ベースプレート106はこれをアルミ
ニウム等で構成出来、電気熱変換体の駆動に伴う記録ヘ
ッドエレメントの発熱を抑制する放熱板としても機能す
る。112はインクタンク110内に配設されインクを
含浸させたインク吸収体であり、前述した材料からなる
多孔質体又は繊維等を用いて形成出来る。114はイン
クタンク110の蓋部材である。107は記録ヘッドエ
レメント100に設けた突起部であり、インクタンク1
10との接続を容易にする為にテーパーを設けてある。
117はインクタンク110のエレメント収容部110
Aの壁部117Aに設けた開口であり、突起部107と
係合し、該係合によって記録ヘッドエレメント100と
インクタンク110との結合が行われる。
ニウム等で構成出来、電気熱変換体の駆動に伴う記録ヘ
ッドエレメントの発熱を抑制する放熱板としても機能す
る。112はインクタンク110内に配設されインクを
含浸させたインク吸収体であり、前述した材料からなる
多孔質体又は繊維等を用いて形成出来る。114はイン
クタンク110の蓋部材である。107は記録ヘッドエ
レメント100に設けた突起部であり、インクタンク1
10との接続を容易にする為にテーパーを設けてある。
117はインクタンク110のエレメント収容部110
Aの壁部117Aに設けた開口であり、突起部107と
係合し、該係合によって記録ヘッドエレメント100と
インクタンク110との結合が行われる。
【0044】118は記録ヘッドエレメント100を装
着する際の作業を容易にすると共に装着状態を確実なら
しめるべくエレメント収容部110Aに設けた突当て部
材であり、ベースプレート106の後端面と係合する。
119は記録ヘッドエレメント100の位置決め用の突
起であり、120はインクタンク110から記録ヘッド
エレメント100内にインク供給を行う為の供給口であ
る。尚、本発明に使用する記録装置において、上記では
インクに熱エネルギーを作用させてインク液滴を吐出す
るインクジェット記録装置を例に挙げたが、本発明は圧
電素子を使用するピエゾ方式等、その他のインクジェッ
ト記録装置でも同様に利用出来る。
着する際の作業を容易にすると共に装着状態を確実なら
しめるべくエレメント収容部110Aに設けた突当て部
材であり、ベースプレート106の後端面と係合する。
119は記録ヘッドエレメント100の位置決め用の突
起であり、120はインクタンク110から記録ヘッド
エレメント100内にインク供給を行う為の供給口であ
る。尚、本発明に使用する記録装置において、上記では
インクに熱エネルギーを作用させてインク液滴を吐出す
るインクジェット記録装置を例に挙げたが、本発明は圧
電素子を使用するピエゾ方式等、その他のインクジェッ
ト記録装置でも同様に利用出来る。
【0045】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に具体的に説明する。尚、以下の記載で、「部」及び
「%」とあるものは特に断りのない限り重量基準であ
る。又、水は全て脱イオン水を使用した。
に具体的に説明する。尚、以下の記載で、「部」及び
「%」とあるものは特に断りのない限り重量基準であ
る。又、水は全て脱イオン水を使用した。
【0046】実施例1〜10 先ず、下記の成分を夫々混合溶解した後、更にポアサイ
ズが0.22μmのメンブレンフィルター(商品名 フ
ロロポアフィルター、住友電工製)にて加圧ろ過し、本
発明のインクを調製した。実施例1のインク組成 下記化合物1 3部 グリセリン 10部 チオジグリコール 5部 ジエタノールアミン 1部 水 81部
ズが0.22μmのメンブレンフィルター(商品名 フ
ロロポアフィルター、住友電工製)にて加圧ろ過し、本
発明のインクを調製した。実施例1のインク組成 下記化合物1 3部 グリセリン 10部 チオジグリコール 5部 ジエタノールアミン 1部 水 81部
【0047】
【0048】実施例2のインク組成 下記化合物2 4部 グリセリン 7.5部 チオジグリコール 7.5部 トリエタノールアミン 1部 水 80部
【0049】
【0050】実施例3のインク組成 下記化合物3 4部 グリセリン 5部 エチレングリコール 20部 ジエタノールアミン 2部 アセチレノールEH(川研ファインケミカル製) 2部 水 67部
【0051】
【0052】実施例4のインク組成 下記化合物4 3部 グリセリン 9.5部 エチレングリコール 8.5部 ジメチルエタノールアミン 1部 エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体(MH−50、(旭電化 (株)製) 5部 水 73部
【0053】
【0054】実施例5のインク組成 下記化合物5 6部 チオジグリコール 10部 エチレングリコール 10部 トリエタノールアミン 3部 アセチレノールEH(川研ファインケミカル製) 3部 尿素 10部 水 58部
【0055】
【0056】実施例6のインク組成 下記化合物6 2.5部 チオジグリコール 10.5部 エチレングリコール 10.5部 モノエタノールアミン 2部 エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体(MH−50、(旭電化 (株)製) 2部 尿素 5部 水酸化ナトリウム 1部 水 66.5部
【0057】
【0058】実施例7のインク組成 下記化合物7 2.5部 グリセリン 7.5部 エチレングリコール 7.5部 ジエチルエタノールアミン 3部 アセチレノールEH(川研ファインケミカル製) 3部 尿素 5部 酢酸リチウム 2部 水 69.5部
【0059】
【0060】実施例8のインク組成 下記化合物8 3部 グリセリン 7部 チオジグリコール 7部 ジエタノールアミン 3部 エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体(MH−50、(旭電化 (株)製) 1部 尿素 7部 水酸化リチウム 1部 硫酸ナトリウム 1部 水 70部
【0061】
【0062】実施例9のインク組成 下記化合物9 3部 グリセリン 7部 チオジグリコール 7部 ジエタノールアミン 3部 アセチレノールEH(川研ファインケミカル製) 1部 尿素 7部 酢酸リチウム 2部 硫酸アンモニウム 1部 水 69部
【0063】
【0064】実施例10のインク組成 下記化合物10 3部 グリセリン 7.5部 チオジグリコール 7.5部 トリエタノールアミン 1部 エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体(MH−50、(旭電化 (株)製) 1部 尿素 8部 酢酸リチウム 0.2部 硫酸ナトリウム 0.5部 水 71.3部
【0065】
【0066】比較例1〜10のインク組成 実施例1〜10の各インク組成において、その各々から
有機アミン、界面活性剤、含窒素化合物、水酸化物、ア
ルカリ金属塩及び硫酸塩を除き、その不足分を脱イオン
水で補ったものを各々比較例1〜10のインクとした。
有機アミン、界面活性剤、含窒素化合物、水酸化物、ア
ルカリ金属塩及び硫酸塩を除き、その不足分を脱イオン
水で補ったものを各々比較例1〜10のインクとした。
【0067】評価試験 次に、上記で得られた実施例1〜10と比較例1〜10
の各インクを用い、インクジェット記録装置として発熱
素子をインクの吐出エネルギー源として利用したオンデ
マンド型インクジェットプリンターを使用して印字を行
い、(1)目詰り性、(2)発一性、(3)耐水性の各
評価試験を下記の基準に従って各々行った。得られた結
果を下記表1に示す。尚、評価に使用した普通紙は下記
の3紙である。 SK:キヤノンNPドライSK(酸性紙) PB:Plover Bond(中性紙) XX:ゼロックス4024(中性紙)
の各インクを用い、インクジェット記録装置として発熱
素子をインクの吐出エネルギー源として利用したオンデ
マンド型インクジェットプリンターを使用して印字を行
い、(1)目詰り性、(2)発一性、(3)耐水性の各
評価試験を下記の基準に従って各々行った。得られた結
果を下記表1に示す。尚、評価に使用した普通紙は下記
の3紙である。 SK:キヤノンNPドライSK(酸性紙) PB:Plover Bond(中性紙) XX:ゼロックス4024(中性紙)
【0068】[評価方法及び評価基準] (1)目詰り性(固着回復性)の評価 35℃の恒温槽に1カ月間放置後室温に24時間放置
し、回復操作(ポンピングによる吸引操作)を行って印
字させ、下記基準にて評価した。 ○:回復操作5回以内に正常な印字状態に戻る。 △:回復操作6〜10回で正常な印字状態に戻る。 ▼:回復操作を10回行っても不吐出又は印字の乱れが
ある。
し、回復操作(ポンピングによる吸引操作)を行って印
字させ、下記基準にて評価した。 ○:回復操作5回以内に正常な印字状態に戻る。 △:回復操作6〜10回で正常な印字状態に戻る。 ▼:回復操作を10回行っても不吐出又は印字の乱れが
ある。
【0069】(2)発一性の評価 15℃/10%の恒温恒湿槽に1時間放置し、その後あ
るノズルからインク滴を吐出させた後1分間そのノズル
を使用せず、次にそのノズルからインク滴を吐出させた
時の吐出安定性の程度を下記基準にて評価した。 ○:正常な印字を行うことが出来る。 △:若干の印字の乱れはあるが、実際の使用上は問題の
ない印字を行うことが出来る。 ▼:不吐出又は印字の乱れがある。
るノズルからインク滴を吐出させた後1分間そのノズル
を使用せず、次にそのノズルからインク滴を吐出させた
時の吐出安定性の程度を下記基準にて評価した。 ○:正常な印字を行うことが出来る。 △:若干の印字の乱れはあるが、実際の使用上は問題の
ない印字を行うことが出来る。 ▼:不吐出又は印字の乱れがある。
【0070】(3)耐水性の評価 プリンターに所定のインクを充填して、前記普通紙3紙
に英数文字及びベタ部を印字した後、プリントを停止
し、1時間以上放置後、印字濃度をマクベスRD915
(商品名:マクベス社製)にて測定を行う。その後、印
字物を水に満たした容器に5分間浸漬した後、放置及び
乾燥して再度印字濃度を測定し、印字物濃度の残存率を
求め、耐水性の評価とした。 ○:印字物濃度の残存率が80%以上のもの。 △:印字物濃度の残存率が65%以上、80%未満のも
の。 ▼:印字物濃度の残存率が65%未満のもの。
に英数文字及びベタ部を印字した後、プリントを停止
し、1時間以上放置後、印字濃度をマクベスRD915
(商品名:マクベス社製)にて測定を行う。その後、印
字物を水に満たした容器に5分間浸漬した後、放置及び
乾燥して再度印字濃度を測定し、印字物濃度の残存率を
求め、耐水性の評価とした。 ○:印字物濃度の残存率が80%以上のもの。 △:印字物濃度の残存率が65%以上、80%未満のも
の。 ▼:印字物濃度の残存率が65%未満のもの。
【0071】表1:評価試験の結果一覧
【0072】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、種々の普
通紙に対して耐水性が良好で、耐光性の改善された記録
画像を形成することが出来、記録後の画像品位に悪影響
を与えることがなく、ノズル先端での目詰り防止性や保
存安定性等の信頼性を確保したインク、これを用いたイ
ンクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器を
提供することが出来る。又、本発明によれば、インク吐
出を休止した後再度インクを吐出させたときに安定した
インク滴が形成され、印字の乱れがない信頼性に優れた
インクを提供することが出来る。
通紙に対して耐水性が良好で、耐光性の改善された記録
画像を形成することが出来、記録後の画像品位に悪影響
を与えることがなく、ノズル先端での目詰り防止性や保
存安定性等の信頼性を確保したインク、これを用いたイ
ンクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器を
提供することが出来る。又、本発明によれば、インク吐
出を休止した後再度インクを吐出させたときに安定した
インク滴が形成され、印字の乱れがない信頼性に優れた
インクを提供することが出来る。
【0073】
【図1】インクジェット記録装置のヘッドの縦断面図で
ある。
ある。
【図2】インクジェット記録装置のヘッドの横断面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】記録ユニットの一例を示す斜視図である。
【図7】記録ユニットの一例を示す分解斜視図である。
【0074】
13:ヘッド 14:インク溝 15:発熱ヘッド 16:保護膜 17:アルミニウム電極 18:発熱抵抗体層 19:蓄熱層 20:基板 21:インク 22:吐出オリフィス(微細孔) 23:メニスカス 24:記録液滴 25:被記録材 26:マルチ溝 27:ガラス板 28:発熱ヘッド 40:インク袋 42:栓 44:インク吸収体 45:インクカートリッジ 51:給紙部 52:紙送りローラー 53:排紙ローラー 61:ブレード 62:キャップ 63:インク吸収体 64:吐出回復部 65:記録ヘッド 66:キャリッジ 67:ガイド軸 68:モーター 69:ベルト 70:記録ユニット 71:ヘッド部 72:大気連通口 100:記録ヘッドエレメント 102:インク吐出部 102A:吐出口 104:インク供給タンク部 105:配線基板 106:ベースプレート 107:突起部 110:インクタンク 110A:エレメント収容部 112:インク吸収体 114:蓋部材 117:開口 117A:エレメント収容部の壁部 118:突当て部材 119:位置決め用突起 120:供給口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 11/02 PTG D06P 5/00 111 A (72)発明者 滝沢 吉久 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 永嶋 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山本 真由美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (32)
- 【請求項1】 下記構造式(a)及び(b)で示される
少なくとも1種の染料と有機アミンとを含有することを
特徴とするインク。 [式中、X3はスルホン基又はカルボキシル基を、X4は
独立的に置換基を、mは0〜2の整数を、Y1及びY2は
各々アルキル基又はハロゲン原子を、Z4はカルボキシ
ル基を表す。] [式中、Lは金属カチオン又は水素原子を、Pcはフタ
ロシアニン環を、R1は水素原子、アルキル基、置換ア
ルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アラルキ
ル基又は置換アラルキル基を、R2は水素原子、アルキ
ル基、アルコキシ基、ハロゲン原子又は任意の置換アミ
ノ基を、M+はアンモニウムイオン又は置換アンモニウ
ムカチオンを、(t+q)は3〜4の整数を表す。] - 【請求項2】 更に界面活性剤を含有する請求項1に記
載のインク。 - 【請求項3】 更に有機アミン以外の含窒素化合物を含
有する請求項1〜2に記載のインク。 - 【請求項4】 更に水酸化物及びアルカリ金属塩のうち
の少なくとも1種を含有する請求項1〜3に記載のイン
ク。 - 【請求項5】 更に硫酸塩を含有する請求項1〜4に記
載のインク。 - 【請求項6】 有機アミンが、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロ
パノールアミン、ジプロパノールアミン及びトリプロパ
ノールアミンから選ばれる少なくとも1種である請求項
1〜5に記載のインク。 - 【請求項7】 有機アミンの含有量が、インクの0.0
1〜5.0重量%の範囲にある請求項1〜6に記載のイ
ンク。 - 【請求項8】 界面活性剤が、イオン性界面活性剤、非
イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、或いはそれらの
2種以上の混合物である請求項2〜7に記載のインク。 - 【請求項9】 界面活性剤が、非イオン性界面活性剤で
ある請求項2〜8に記載のインク。 - 【請求項10】 界面活性剤が、高級アルコールのエチ
レンオキサイド付加物、アルキルフェノールのエチレン
オキサイド付加物、エチレンオキサイド−プロピレンオ
キサイド共重合体及びアセチレングリコールのエチレン
オキサイド付加物から選ばれる少なくとも1種を含む請
求項2〜9に記載のインク。 - 【請求項11】 界面活性剤の含有量が、インクの0.
01〜10.0重量%の範囲にある請求項2〜10に記
載のインク。 - 【請求項12】 含窒素化合物が、尿素又はその誘導体
である請求項3〜11に記載のインク。 - 【請求項13】 含窒素化合物の含有量が、インクの
0.01〜20.0重量%の範囲にある請求項3〜12
に記載のインク。 - 【請求項14】 水酸化物が、水酸化ナトリウム、水酸
化リチウム、水酸化カリウム及び水酸化アンモニウムか
ら選ばれる少なくとも1種である請求項4〜13に記載
のインク。 - 【請求項15】 水酸化物の含有量が、インクの0.0
1〜5.0重量%の範囲にある請求項4〜14に記載の
インク。 - 【請求項16】 アルカリ金属塩が、酢酸ナトリウム、
酢酸リチウム、酢酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸リ
チウム、硝酸カリウム、リン酸ナトリウム、リン酸リチ
ウム、リン酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸リチウム
及び炭酸カリウムから選ばれる少なくとも1種である請
求項4〜15に記載のインク。 - 【請求項17】 アルカリ金属塩の含有量が、インクの
0.01〜5.0重量%の範囲にある請求項4〜16に
記載のインク。 - 【請求項18】 硫酸塩が、硫酸ナトリウム、硫酸リチ
ウム、硫酸カリウム及び硫酸アンモニウムから選ばれる
少なくとも1種である請求項5〜17に記載のインク。 - 【請求項19】 硫酸塩の含有量が、インクの0.01
〜5.0重量%の範囲にある請求項5〜18に記載のイ
ンク。 - 【請求項20】 インク滴を記録信号に応じてオリフィ
スから吐出させて被記録材に記録を行うインクジェット
記録方法において、上記インクが請求項1〜19に記載
のインクであることを特徴とするインクジェット記録方
法。 - 【請求項21】 インクに熱エネルギーを作用させてイ
ンク滴を吐出させる請求項20に記載のインクジェット
記録方法。 - 【請求項22】 インクを収容したインク収容部、該イ
ンクをインク滴として吐出させる為のヘッド部を備えた
記録ユニットにおいて、前記インクが請求項1〜19に
記載のインクであることを特徴とする記録ユニット。 - 【請求項23】 ヘッド部がインクに熱エネルギーを作
用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項21
に記載の記録ユニット。 - 【請求項24】 インク収容部がポリウレタン、セルロ
ース又はポリビニルアセテートで形成されている請求項
22に記載の記録ユニット。 - 【請求項25】 インクを収容したインク収容部を備え
たインクカートリッジにおいて、前記インクが請求項1
〜19に記載のインクであることを特徴とするインクカ
ートリッジ。 - 【請求項26】 インク収容部がポリオレフィンで形成
された接液面を有する請求項25に記載のインクカート
リッジ。 - 【請求項27】 インクを収容したインク収容部と、該
インクをインク滴として吐出させる為のヘッド部を有す
る記録ユニットを備えたインクジェット記録装置におい
て、前記インクが請求項1〜19に記載のインクである
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項28】 ヘッド部がインクに熱エネルギーを作
用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項27
に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項29】 インク収容部が、ポリウレタン、セル
ロース又はポリビニルアセテートで形成されている請求
項27に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項30】 インク滴を吐出する為の記録ヘッド、
インクを収容したインク収容部を有するインクカートリ
ッジ及び該インクカートリッジから記録ヘッドにインク
を供給する為のインク供給部を備えたインクジェット記
録装置において、前記インクが請求項1〜19に記載の
インクであることを特徴とするインクジェット記録方
法。 - 【請求項31】 記録ヘッドが、インクに熱エネルギー
を作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項
30に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項32】 インク収容部がポリオレフィンで形成
された接液面を有する請求項30に記載のインクジェッ
ト記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222705A JPH0860053A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222705A JPH0860053A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0860053A true JPH0860053A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16786620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6222705A Pending JPH0860053A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0860053A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1188803A1 (en) * | 2000-08-09 | 2002-03-20 | Seiko Epson Corporation | Aqueous ink composition |
| JP2002265825A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-18 | Fuji Xerox Co Ltd | インクジェット記録用インク組成物 |
| JP2002348509A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-04 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録用インク、インクジェット記録方法およびインクジェット記録用インクカートリッジ |
| US6695900B2 (en) | 2000-08-09 | 2004-02-24 | Seiko Epson Corporation | Aqueous ink composition |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP6222705A patent/JPH0860053A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1188803A1 (en) * | 2000-08-09 | 2002-03-20 | Seiko Epson Corporation | Aqueous ink composition |
| US6695898B2 (en) | 2000-08-09 | 2004-02-24 | Seiko Epson Corporation | Aqueous ink composition |
| US6695900B2 (en) | 2000-08-09 | 2004-02-24 | Seiko Epson Corporation | Aqueous ink composition |
| JP2002265825A (ja) * | 2001-03-06 | 2002-09-18 | Fuji Xerox Co Ltd | インクジェット記録用インク組成物 |
| JP2002348509A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-04 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録用インク、インクジェット記録方法およびインクジェット記録用インクカートリッジ |
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