JPH086005Y2 - かつら - Google Patents

かつら

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JPH086005Y2
JPH086005Y2 JP1991031764U JP3176491U JPH086005Y2 JP H086005 Y2 JPH086005 Y2 JP H086005Y2 JP 1991031764 U JP1991031764 U JP 1991031764U JP 3176491 U JP3176491 U JP 3176491U JP H086005 Y2 JPH086005 Y2 JP H086005Y2
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hair
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、かつらに係り、特に、
自毛が少ない人がボリューム感のあるヘアースタイルを
楽しむ場合に用いて好適なかつらの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、食生活の変化や多大なスト
レスなどが連続的に加えられたり、或いは更年期障害の
影響などにより、頭部の毛髪が薄くなってしまうことが
ある。毛髪が薄くなると、ヘアースタイルのボリューム
感がなくなってしまうので、作成可能なヘアースタイル
に限界が生じてしまうという、大きな問題が発生する。
そこで、従来は毛髪が薄くなった場合には、かつらを着
用して毛髪を増大させるようにすることが一般的に行わ
れていた。従来は、このような場合に用いられるかつら
として、一般的には全かつらが用いられていた。しか
し、上記全かつらの場合は頭部全体をすっぽりと覆って
しまうので、外部に露出する毛髪はかつらに植毛されて
いる毛髪のみに限定されることになる。すなわちかつら
を装着している人の毛髪、すなわち、自毛はかつらによ
ってすべて被覆されてしまうこととなり、自毛以外の毛
髪のみが外部に露出することになる。しかし、十分な毛
量とは言えなくても自毛がある場合には、それを用いて
ヘアースタイルを作りたいという要望が強かった。ま
た、特に毛髪が薄くない場合でもボリューム感のあふれ
るヘアースタイルを楽しみたい場合があり、このような
場合に毛量を増大させたいという要望もあった。
【0003】そこで、実開昭60−136330号公報
や実開昭47−13185号公報に於て、次のようなか
つらが提案された。即ち、頭部に装着されるかつら本体
と、上記かつら本体に植えこまれている毛髪と、上記か
つら本体上に形成された開口部とによりかつらを構成
し、上記かつらを装着している者の毛髪を上記開口部を
介して外部に導出し、上記かつら本体に植えこまれてい
る毛髪とミックスして一体化できるようにしたかつらで
ある。そして、更に詳しくみてみると、上記実開昭60
−136330号公報で示されたかつらでは、上記開口
部はかつら本体の後頭部側に位置していると共に、上記
実開昭47−13185号公報で示されたかつらでは、
上記開口部はかつら本体の前部側に位置している。つま
り、これらの開口部はかつら本体の周縁部に位置してい
るものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、上記かつらを装着している人の毛髪を上記開口部の
部分からかつら本体の外に出して、上記かつら本体に植
えられている毛髪とミックスさせ、これら両方の毛髪を
一体的に用いてヘアースタイルをデザインすることがで
きる。従って、かつらを装着している人自身の毛髪と、
かつらに植毛されている毛髪との両方により毛髪のボリ
ューム感をだすことができ、かつら着用者の毛髪を最大
限に利用したヘアースタイルを自由に楽しむことができ
るという利点を有するものの次の点に於て幾つかの不具
合を有するものであった。
【0005】即ち、1つの例として上記かつら本体をか
つら着用者の頭部に装着可能にする為に、上記かつら本
体には取り付けピンが取り付けられる。上記取り付けピ
ンとしては種々あるが、ここで特に上記かつら本体の裏
面に取り付けられる取り付けピンを考えた場合、この取
り付けピンはかつら本体の裏面に取り付けられ、かつら
着用時にかつら着用者の毛髪を挟持等してかつら着用者
の毛髪を保持するものである。つまり、上記かつらは、
この取り付けピンを介して頭部に装着される。そこで、
上記かつらを頭部に装着したときに、この装着したかつ
らが浮いたり、不自然に頭部に装着されたり等の問題が
生じないような、つまり装着性を良好にする為の1つの
要素として、上記かつら本体に対する取り付けピンの取
り付け位置が大切となってくる。言い換えれば、上記か
つら本体に対して取り付けピンを取り付けるには、この
かつら本体に取り付けピンを取り付ける為のピン支持部
が設けられるが、このピン支持部の位置が、かつらの装
着性を良くする上での大切な要素の1つとなる。
【0006】所が、上記従来技術をみてみると、上記そ
れぞれのかつらの開口部は、かつら本体の周縁部にあ
る。これにより、かつら本体に設けられるピン支持部
は、このかつら本体周縁部の開口部を避けて設けられる
ことになる。その為、このピン支持部に取り付けピンが
取り付けられた上で上記かつら本体が頭部に取り付けら
れたとき、自毛とかつらの毛髪とのミックスは得られる
ものの上記開口部の部分が頭部から浮いた状態になる等
の不具合が発生し易く、見た目が不自然になる等上記か
つらの装着性が犠牲になり易かった。また、上記かつら
本体のピン支持部に取り付けピンを取り付けたとき、上
記かつら本体に対して取り付けピンを安定且つ確実に取
り付けることも大切であるが、従来の上記開口部が形成
されたかつらは、この点が具体的に示されていなかっ
た。
【0007】従って、本考案の目的とする所は、上記か
つら着用者の毛髪を外部に出す開口部が形成されたかつ
らに於て、上記かつら本体に対する取り付けピンの取り
付け位置を上記かつらの装着性が良好となるような適切
な位置に定め易く、更に、上記かつら本体のピン支持部
に対して取り付けピンを安定且つ確実に取り付けられる
技術を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の問題点
を解決するために次の技術的手段を有する。即ち、実施
例に対応する添付図面に使用した符号を用いて説明する
と、本考案は複数の取り付けピンを介して頭部に装着さ
れるかつら本体2と、上記かつら本体2に植えこまれて
いる毛髪3と、上記かつら本体2上に形成された開口部
5とによりかつら1を構成し、上記かつら1を装着して
いる者の毛髪7を上記開口部5を介して外部に導出し、
上記かつら本体2に植えこまれている毛髪3とミックス
して一体化できるようにしたかつらに於て、上記複数の
取り付けピンが取り付けられるピン支持部4がかつら本
体2の裏面8に各々設けられ、このピン支持部4の各々
は、上記かつら本体2に対して取り付けピンを安定且つ
確実に取り付けられるような細かい網目9状に形成され
て成り、而もこの複数ピン支持部4に囲まれるようにし
て上記開口部5が形成されていることを特徴とするかつ
らである。
【0009】
【作用】上記構成によると、上記開口部5は、上記ピン
支持部4に囲まれるようにして形成されているので、換
言すれば、上記ピン支持部4をかつら本体2の周縁部2
Aに位置せしめることができる。これにより、上記かつ
ら1をかつら着用者が着用したとき、かつら本体2の周
縁部2Aが浮いたりする等の不具合がなく、装着性を良
好にすることができる。また、上記ピン支持部4自体
は、かつら本体2に対して取り付けピンを安定且つ確実
に取り付けられるような細かい網目9状に形成されてい
るので、上記取り付けピンをピン支持部4に取り付ける
とき、取り付け相手の網目がピン支持部4の周りの部分
よりも多く、安定且つ確実に取り付けることができる。
【0010】
【実施例】図1は、本考案の一実施例を示すかつらの底
面図である。図1から明らかなように、本実施例のかつ
ら1は、比較的に硬い網目状に形成されたかつら本体2
の表面に毛髪3を植えて構成している。また、かつら本
体2の裏面8の周縁部2Aに沿って、着用者の頭部にか
つら1を取り付けるための取り付け用ピン(図示せず)
を支持するためのピン支持部4が複数個設けられてい
る。そして、上記ピン支持部4は、上記かつら本体2に
取り付けピンを安定且つ確実に取り付けられるような、
具体的には上記かつら本体2の網目よりも細かい網目9
状に形成されている。
【0011】更に、かつら本体2の中央には、開口部5
が1個だけ形成されていて、この開口部5は、上記複数
のピン支持部4に囲まれるようにして形成されている。
そして、この開口部5に対応する部分においては、使用
者6の頭部が外部に直接露出するようになされている。
したがって、本実施例のかつら1の場合には、図2の装
着状態説明図に示すように、かつら1を装着した状態に
おいて、上記開口部5を介して使用者自身の毛髪7を外
部に露出させることができるので、かつら1を着用して
いる箇所においては、かつらの毛髪3と使用者自身の毛
髪7とをミックスして一体化させ、毛髪のボリュームを
増大させることができる。
【0012】このようにして毛量を増大させた後に、ブ
ローしたり、あるいは編みカラーなどでセットしたりす
れば、以前には自毛の量が少ないためにできなかったヘ
アースタイルも自由に作ることができるようになる。す
なわち、かつら1を装着した箇所においては毛量を格段
と増大させることができるので、髪が薄くなった人や、
或は多量の毛髪を必要とするヘアースタイルをデザイン
する時に用いて好適なものである。また、本実施例のか
つら1は頭部の何れの部分にも装着することができるの
で、任意の箇所の毛量を自由に増やすことができ、ヘア
ースタイルをデザインする際の自由度を大幅に増大する
ことができる。
【0013】次に、図3および図4に基づいて本考案の
第2実施例を詳述する。上記第1実施例の場合は、使用
者の毛髪7を外部に導出するための開口部5が1個だけ
設けられている例を示したが、この例の場合は、このよ
うな開口部5を複数個設けた例を示している。すなわ
ち、図3の場合は開口部5を2個設けた例を示し、図4
の場合は開口部5を3個設けた場合を示している。そし
て、この例に於ても、上記複数の開口部5は上記複数の
ピン支持部4に囲まれるようにして形成されている。更
に、この例では、複数の開口部5のそれぞれが複数のピ
ン支持部4に囲まれる領域内の位置にある。なお、本実
施例のかつら1の場合、毛髪3を植えこむかつら本体2
は図1〜図4に示したように細かい網目状のネットを用
いてもよいが、例えば、シリコンなどの合成樹脂よりな
る人工皮膚にて本体部分2を形成するようにしてもよ
い。
【0014】次に、図5〜図8に従って、本実施例の第
3実施例を詳述する。この第3実施例の場合は、本体部
分2に人工皮膚を使用している。図5の例は、図4の場
合と同様に開口部5が3個形成されている例を示してい
る。また、この例の場合はつむじ人工皮膚10を設けて
いるので、かつら1を装着する位置を選定することによ
り、所望の位置につむじを付けることができる。したが
って、少し変わった位置につむじを付けたりすることに
より、興趣のあるヘアデザインを実現することができ
る。尚、図5中では上記ピン支持部4を省略している
が、この例もそれぞれの開口部5はピン支持部4に囲ま
れているものであり、以下の図6から図8までに示した
それぞれの例でも同様のものである。
【0015】図6および図7の例は、分け目人工皮膚1
1を設けた例を示しており、図6の場合は分け目人工皮
膚11をかつら1のサイド部分に設けた例を示し、図7
の場合はかつら1の中央部分に分け目人工皮膚11を設
けた例を示している。このように、かつら1に分け目人
工皮膚11を設けることにより、かつら1を装着して毛
量のボリュームをアップさせると同時に分け目を形成す
ることができて都合が良い。
【0016】また、かつら装着者の自毛が多い場合など
には、装着者自身の分け目を外部に露出することができ
るようにすることが望まれる。このような要求に応える
ために、図8に示すように、使用者の毛髪7を外部に導
出するための開口部5とは別に、使用者の分け目を外部
に直接露出するための大開口部12を本体部分2に設け
てもよい。また、図示はしていないが上記したつむじ人
工皮膚10や分け目人工皮膚11、あるいは分け目露出
用の大開口部12などを適宜に組み合わせてもよい。
【0017】本考案のかつら1は、上記したようにかつ
ら1に植えられている毛髪3と、かつら使用者の毛髪7
とをミックスし、これら両方の毛髪3、8を一体化する
ことができるので、薄毛の人や、あるいはボリュームを
もっと出したい場合に用いて最適である。また、装着す
る位置を変えることにより、あらゆるヘアースタイルに
対応することが可能になり、ヘアースタイルをデサイン
する際の自由度を格段と広げることができる。また、上
記開口部5は、複数ピン支持部4に囲まれる位置に設け
られているので、上記ピン支持部4をかつら本体2の周
縁部2Aにも位置せしめることができ、かつら本体2の
周縁部2Aが浮いたりすることがないものである。
【0018】
【考案の効果】本考案は上述したように、取り付け部材
を介して頭部に装着されるかつら本体に毛髪を植えこむ
とともに、上記かつら本体上に開口部を形成したので、
上記かつらを装着している人の毛髪を上記開口部の部分
からかつら本体の外に出して、上記かつら本体に植えら
れている毛髪とミックスさせ、これら両方の毛髪を一体
的に用いてヘアースタイルをデザインすることができ
る。したがって、かつらを装着している人自身の毛髪
と、かつらに植毛されている毛髪との両方により毛髪の
ボリューム感をだすことができ、かつら着用者の毛髪を
最大限に利用したヘアースタイルを自由に楽しむことが
できるのは勿論のこと、上記開口部は、上記複数ピン支
持部に囲まれる位置にあるので、上記ピン支持部をかつ
ら本体の周縁部にも位置せしめることができる。これに
より、かつら着用時にかつら本体の周縁部が浮いたりす
る等の不具合がなく、装着性を良好にすることができる
と共に、上記ピン支持部自体は、かつら本体に対して取
り付けピンを安定且つ確実に取り付けられるような細か
い網目状に形成されているので、上記ピン支持部に対し
て取り付けピンを安定且つ確実に取り付けることがで
き、以ってかつらを着用者の頭部にしっかりと装着せし
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すかつらの底面図であ
る。
【図2】かつらを装着している状態の詳細を示す部分断
面図である。
【図3】開口部を2個設けた例を示す底面図である。
【図4】開口部を3個設けた例を示す底面図である。
【図5】つむじ人工皮膚を設けた例を示す底面図であ
る。
【図6】分け目人工皮膚をかつらのサイド部分に設けた
例を示す底面図である。
【図7】分け目人工皮膚をかつらの中央部分に設けた例
を示す底面図である。
【図8】かつら装着者の分け目を外部に露出するための
大開口部を設けた例を示す底面図である。
【符号の説明】
1 かつら 2 かつら本体 2A かつら本体の周縁部 3 かつらに植えこまれている毛髪 4 ピン支持部 5 毛髪導出用の開口部 6 使用者 7 使用者の毛髪 8 かつら本体の裏面 9 細かい網目 10 つむじ人工皮膚 11 分け目人工皮膚 12 分け目露出用の大開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の取り付けピンを介して頭部に装着
    されるかつら本体2と、上記かつら本体2に植えこまれ
    ている毛髪3と、上記かつら本体2上に形成された開口
    部5とによりかつら1を構成し、上記かつら1を装着し
    ている者の毛髪7を上記開口部5を介して外部に導出
    し、上記かつら本体2に植えこまれている毛髪3とミッ
    クスして一体化できるようにしたかつらに於て、上記複
    数の取り付けピンが取り付けられるピン支持部4がかつ
    ら本体2の裏面8に各々設けられ、このピン支持部4の
    各々は、上記かつら本体2に対して取り付けピンを安定
    且つ確実に取り付けられるような細かい網目9状に形成
    されて成り、而もこの複数ピン支持部4に囲まれるよう
    にして上記開口部5が形成されていることを特徴とする
    かつら。
JP1991031764U 1991-04-09 1991-04-09 かつら Expired - Fee Related JPH086005Y2 (ja)

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JPH0546911U JPH0546911U (ja) 1993-06-22
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