JPH086008B2 - 置換コハク酸無水物の水性分散液 - Google Patents

置換コハク酸無水物の水性分散液

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は置換コハク酸無水物の水性分散液であって、
特に、製紙工程で利用されるサイズ剤としての用途にお
いて優れたサイズ効果と良好な操業性とを有し、かつ、
希釈安定性においても優れた作用を呈する置換コハク酸
無水物の水性分散液を提供するものである。
[従来の技術] 置換コハク酸無水物の水性分散液をサイズ剤として用
いることは周知であり、その水性分散液の種類について
も種々の提案がある。例えば、カチオン澱粉の水溶液と
置換コハク酸無水物とを強力な機械的攪拌の下に混合、
均質化したもの(特公昭39-2305号公報)や、置換コハ
ク酸無水物と特定の界面活性剤とを予め混合した予備混
合物を水又は特定の水溶性高分子物質の水溶液中に分散
させたもの(例えば、特公昭53-36044号公報、特開昭58
-45731号公報、特開昭59-47498号公報)等である。
更には、置換アルキルコハク酸無水物若しくは置換ア
ルケニルコハク酸無水物或はこれらのコハク酸無水物の
混合物[a]70〜99.9重量%と、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテルリン酸エステル若しくはポリオキシエチ
レンアルキルアリールエーテルリン酸エステル又はこれ
らのリン酸エステルの混合物[b]0.1〜30重量%との
混合物を水溶性高分子化合物の水溶液中に分散したもの
(特開昭60-28598号公報)等が知られている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前記置換コハク酸無水物の水性分散液のう
ち、カチオン澱粉を利用するものについては、置換コハ
ク酸無水物の水中分散に大掛かりな装置を必要とするば
かりでなく、得られる水性分散液の分散粒子径を充分に
微細化することが困難であるため、サイズ性能において
若干の低下を回避することができないという欠点を有し
ている。
また、置換コハク酸無水物と特定の界面活性剤とを予
め混合した予備混合物を使用するものについては、この
予備混合物がその保存に際しての安定性に乏しく、該予
備混合物調合後の時間の経過と共に水中への分散性能が
消失してサイズ性能が低下したり、或は全く発揮し得な
くなるという重大な欠点を有するばかりか、特にサイズ
剤として好適な内部オレフイン構造を有する置換コハク
酸無水物をはじめ、ある種の置換コハク酸無水物におい
ては、水中分散性能に劣るという欠点を有している。
尚、前記予備混合物を利用して水性分散液を得る方法
においては、予備混合物から水性分散液を調合する際
に、予めカチオン澱粉が溶解されている水溶液中に前記
予備混合物を分散させるようにすれば、希釈安定性の良
好な水性分散液とすることができるが、カチオン澱粉の
水溶液自体が経時的に不安定であるため、水性分散液を
サイズ剤として使用する直前にカチオン澱粉を水中に溶
解しなくてはならなく、また、カチオン澱粉の置換コハ
ク酸無水物に対する水中分散性能が低いため、前記水性
分散液の調合に強力な(大掛かりな)乳化装置が必要と
なる等のマイナス要因を有している。
更に、前記特開昭60-28598号公報で提案されている予
備混合物は、先の置換コハク酸無水物と界面活性剤との
予備混合物における欠点である保存安定性に対しては優
れた性質を有するうえに、特にサイズ剤として優れた内
部オレフイン構造を有する置換コハク酸無水物に対して
も良好な水中分散性を発揮する予備混合物となる等の特
徴を有するとして提案されたものであるが、かかる予備
混合物から得られる水性分散液をサイズ剤として工業的
規模で使用する場合には、尚、若干の問題点が存するこ
とが判明した。
即ち、特開昭60-28598号公報で提案されている予備混
合物の水性分散液は、その連続相である水相中に溶解さ
れたカチオン澱粉を含有する場合には、該水性分散液の
希釈安定性は良好であるが、その他の場合には希釈安定
性が不充分であるため、この水性分散液を実用の抄紙工
程におけるサイズ剤として適用した場合に抄紙機のワイ
ヤー、ロール、毛布等の汚れを誘発してしまい、長時間
の連続運転が不可能となる場合が存するという欠点を有
している。
本発明者等は、(メタ)アクリルアミドとN,N−ジア
ルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドとを必須
のモノマー成分として得られる特定の水溶性共重合体を
含有する置換コハク酸無水物の水性分散液が、前述の各
水性分散液に伴う前記諸種の問題点を解消するものであ
ることを見い出した(特開昭61-234927号公報)。
しかし、前記特定の水溶性共重合体を含有する置換コ
ハク酸無水物の水性分散液は、製紙用サイズ剤として利
用した場合に、該サイズ剤の低添加域におけるサイズ効
果が必ずしも満足できるものではないこと及び炭酸カル
シウム填料を使用しない酸性抄紙工程や、炭酸カルシウ
ム填料を使用し、かつ多くの場合においては少量の硫酸
バンドを添加して行われることの多い中質紙の中性抄紙
工程に適用される際には、プレス部での湿紙とロールと
の剥がれが悪くなり、紙切れを起こし易いという操業上
の問題が発生することをつきとめた。
これに対して本発明は、本発明者等が先に提案した前
記(メタ)アクリルアミドとN,N−ジアルキルアミノプ
ロピル(メタ)アクリルアミドとを必須のモノマー成分
として得られる特定の水溶性共重合体を含有する置換コ
ハク酸無水物の水性分散液が奏する作用、効果、即ち、
製紙工程における優れたサイズ効果や水性分散液の希釈
安定性が良好である等の作用、効果をそのまま奏するう
えに、更にサイズ剤低添加域においても充分に満足でき
るサイズ効果を発揮し、しかも、炭酸カルシウム填料を
使用しない酸性抄紙工程や硫酸バンドを使用して行われ
る場合をも含む中性抄紙工程においても、他の場合と全
く同様に優れた操業性を発揮する置換コハク酸無水物の
水性分散液を提供し得たものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、50〜98.5モル%の(メタ)アクリルアミド
(a)と1〜49.5モル%のN,N−ジメチルアミノプロピ
ル(メタ)アクリルアミド(b)と0.5〜20モル%の
(メタ)アクリル酸(c)とをモノマー成分とする水溶
性共重合体[A]及び置換コハク酸無水物[B]並びに
ポリオキシアルキレンアルキル(アリール)エーテルリ
ン酸エステルからなる水中油型界面活性剤とを必須の成
分として含有し、かつ、エマルジョンの平均粒子径が0.
5μm以下である置換コハク酸無水物の水性分散液であ
る。
本発明における置換コハク酸無水物[B]としては、
従来のサイズ剤における公知の置換コハク酸無水物の何
れもが使用できるが、具体的には炭素数8以上、好まし
くは12〜36の疎水性炭化水素基(例えばアルキル基又は
アルケニル基)を有する置換コハク酸無水物が使用でき
る。
前記置換コハク酸無水物は、一般的には対応する数の
炭素数を有するα−オレフイン、内部オレフイン或はこ
れらの混合物等のオレフイン類と無水マレイン酸との付
加反応により容易に製造し得るものである。
特に、置換コハク酸無水物が、例えばオクタデセン−
9、テトラデセン−7、ヘキサデセン−7、エイコセン
−11或はこれらの混合物や、直鎖状パラフインの脱水素
反応により得られる二重結合がα位を除く各位にほぼ均
等に分布している直鎖状内部オレフイン混合物、直鎖状
のα−オレフインを触媒の存在下に異性化反応させるこ
とによって得られる二重結合が2−、3−及び4−位に
ある内部オレフインの合計量が70%以上である直鎖状内
部オレフイン混合物から選択されるものと、無水マレイ
ン酸との付加反応生成物である場合、例えば、置換コハ
ク酸無水物が置換基の内部に無水サクシニル基を有する
アルケニルコハク酸無水物である場合には、製紙用サイ
ズ剤として適用することによって奏されるサイズ効果が
一段と優れたものになる。
本発明において、前記置換コハク酸無水物と共に使用
される水溶性共重合体を構成するモノマー成分は、アク
リルアミド、メタクリルアミド又はこれらの両者からな
る(メタ)アクリルアミド(a)と、N,N−ジメチルア
ミノプロピルアクリルアミド若しくはN,N−ジメチルア
ミノプロピルメタアクリルアミド又はこれらの両者から
なるN,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルア
ミド(b)と、アクリル酸、メタアクリル酸又はこれら
の両者からなる(メタ)アクリル酸(c)とである。
尚、前記N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリ
ルアミド(b)は、一般式 [但し、式中Rは水素又はメチル基、R1及びR2はメチ
ル基を表す。] で表示される塩基性第3級アミノ基含有単量体である。
本発明の水溶性共重合体[A]は、(メタ)アクリル
アミド(a)50〜98.5モル%と、N,N−ジメチルアミノ
プロピル(メタ)アクリルアミド(b)1〜49.5モル%
と、(メタ)アクリル酸(c)0.5〜20モル%との共重
合体であり、該共重合体[A]は前記組成割合に調整さ
れている単量体混合物を通常の重合操作に付すことによ
り容易に得ることができる。
また、(メタ)アクリルアミド(a)75〜94モル%
と、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルア
ミド(b)5〜20モル%と、(メタ)アクリル酸(c)
1〜10モル%との共重合体[A]は、本発明の置換コハ
ク酸無水物の水性分散液をサイズ剤として使用する場
合、サイズ剤低添加域におけるサイズ効果や、酸性抄紙
工程や中性抄紙工程における好操業性等により一層好ま
しい結果をもたらすことが確認されている。また、共重
合方法としては、水溶液重合法を使用するのが好まし
く、水溶性共重合体[A]の分子量は約5,000以上、好
ましくは20,000以上のものが有効に利用される。
更に、本発明では、置換コハク酸無水物[B]と混合
する水溶性共重合体[A]は、該水溶性共重合体[A]
70重量%と、他の共重合性モノマー成分とを混合した水
溶性共重合体(仮に[A2]とする)であっても良く、
更には前記[A]と[A2]との混合物であっても良
い。
ここで使用する他の共重合性モノマー成分としては、
例えばスチレン、アルキルスチレン等の芳香族系ビニル
単量体、α、β−不飽和カルボン酸のアルキルエステ
ル、ヒドロキシアルキルエステル、アミノアルキルエス
テル等のα、β−不飽和カルボン酸エステル類、酢酸ビ
ニルやその他の脂肪酸ビニルエステル類、ビニルエーテ
ルやビニルアミド等の他のビニル化合物類、アリルアル
コールやアリルエーテル及びアリルアミンやジアリルア
ミンとそれらの第4級アンモニウム塩等のアリル化合物
類、N,N−ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリル
アミド、アミノアルキル(メタ)アクリレート及びビニ
ルピリジン等を第4級化させた重合性第4級アンモニウ
ム化合物類、その他の重合性不飽和化合物等が挙げられ
る。
本発明の水性分散液中の置換コハク酸無水物[B]の
含有量は任意に選択され得るものであるが、一般的には
0.01〜25重量%の範囲で安定な水性分散液が得られる。
特に、本発明の水性分散液は、希釈時の安定性が優れて
いることでも格別の有用性を有するものであるので、1
重量%以下の濃度において前記希釈安定性によってもた
らされる効果が一層明瞭なものとなる。
また、水溶性共重合体[A]と[A2]とを混合する
ときは、両者の合計含有量は、概ね0.05〜20重量%が好
適であり、置換コハク酸無水物1重量部に対して水溶性
共重合体[A]と[A2]との合計量が0.2〜2重量部程
度の範囲内で選択されるのが好ましい。
更に、本発明の置換コハク酸無水物の水性分散液に
は、水中油型界面活性剤を含有しており、その他付加的
に水溶性高分子物質を含有し得るのは勿論である。ここ
で使用する水中油型界面活性剤は、置換コハク酸無水物
[B]と相溶性を有するものが使用できるが、置換コハ
ク酸無水物[B]に優れた水中分散能を与え、かつ、サ
イズ効果に悪影響を与えることの少ない界面活性剤を選
択使用することが望ましい。
例えば、水中油型界面活性剤として、ポリオキシアル
キレンアルキル(アルール)エーテルの硫酸半エステル
又はリン酸エステル等が好適である。特に、ポリオキシ
アルキレンアルキル(アリール)エーテルの硫酸半エス
テル又はリン酸エステル等からなる水中油型界面活性剤
の場合には、該水性分散液における置換コハク酸無水物
の分散粒子径を非常に微細なものにし得るので、本発明
の最も好ましい形態である。
特に好ましい水中油型界面活性剤は、一般式 [式中R3は炭素数8以上のアルキル基又はアルキルア
リール基、Xはアルキレン基、Aは水素又は式R4
(O−X)1−〔式中R4はアルキル基又はアルキルアリ
ール基、Xはアルキレン基、lは1以上の整数を表す〕
で表示される基、mは1以上の整数を表す。] で表示されるポリオキシアルキレンアルキル(アリー
ル)エーテルリン酸エステルで、置換コハク酸無水物と
の間の相溶性が極めて優れており、しかも置換コハク酸
無水物に特に優れた水中分散能をもたらすものである。
更に、前記水中油型界面活性剤の一般式中のR3が炭
素数10〜20のアルキル基又はアルキルアリール基で、X
がエチレン基であり、かつmの値が5以上の整数で表示
される水中油型界面活性剤が使用される場合には、置換
コハク酸無水物の水性分散液中の分散粒子が非常に微小
になるので、製紙用サイズ剤として使用した場合に奏さ
れるサイズ効果が一層優れたものである。
本発明の水性分散液は、水溶性共重合体[A]を含有
する水溶液中に置換コハク酸無水物[B]及び水中油型
界面活性剤を添加して予備混合物とする。また、予備混
合物における水中油型界面活性剤の含有量は0.1〜10重
量%程度が適当である。
本発明の水性分散液を得るには、前記予備混合物1重
量部に対して、前記水溶性共重合体[A]([A]と
[A2]の混合物を使用する場合には両者の合計量とし
て)約0.1〜2重量部を含有する水溶液を使用し、任意
の手順で混合、攪拌するのが好ましく、通常のプロペラ
型攪拌機やその他の各種ホモジナイザー、ミキサー等の
攪拌機を利用して混合すれば良い。
本発明の置換コハク酸無水物の水性分散液は、主とし
て製紙用サイズ剤として利用されるものであるが、その
ほか各種繊維工業関係におけるサイズ剤としても利用す
ることができる。尚、製紙用サイズ剤としての用途にお
いても、前記置換コハク酸無水物の水性分散液を任意所
望の濃度に調整し、抄紙用原料であるパルプスラリーに
添加する内添サイジング用として、或はシート形成後の
湿潤又は乾燥シートに任意の手段で塗布する表面サイジ
ング用として、硫酸バンドを併用する酸性抄紙又は硫酸
バンドを使用しない中性抄紙等あらゆる製紙工程に適用
することができるものである。
[作用] 本発明は、以上の通りの構成からなるであって、水性
分散液中に添加、含有されている水溶性共重合体[A]
がパルプに対して高い吸着性を発現できるものであり、
しかも、水中油型界面活性剤の作用によって分散液中の
微粒子状の置換コハク酸無水物をパルプ繊維表面に効率
良く定着させる作用が発揮されるものである。
また、本発明の水性分散液中の水溶性共重合体[A]
が置換コハク酸無水物[B]にもたらす水中分散能は、
(メタ)アクリルアミド(a)とN,N−ジアルキルアミ
ノアルキル(メタ)アクリルアミド(b)との共重合体
と比較して遥かに優れたものであり、水溶性共重合体
[A]のかかる作用が本発明の置換コハク酸無水物の水
性分散液に極めて高度な希釈安定性をもたらすものであ
る。
更に、本発明の水性分散液中に含有されている水溶性
共重合体[A]は、該水溶性共重合体[A]が具備して
いる(メタ)アクリル酸モノマー成分に基づくカルボキ
シル基が、硫酸バンド中のアルミニウム多価カチオンと
の間の反応性を有していることから、硫酸バンドを含有
する製紙工程における製紙用サイズ剤として適用された
場合、カルボキシル基とアルミニウム多価カチオンとの
相互作用によって優れた定着効果が発現されることとな
り、従って、優れたサイズ効果に加えて、抄紙工程での
抄紙機のワイヤー、ロール、毛布等を汚染するというよ
うな各種トラブルが回避できる。
[実施例] 以下、本発明の置換コハク酸無水物の水性分散液及び
その製造方法について実施例で説明すると共に、比較例
を併記し、置換コハク酸無水物の水性分散液の具体的な
構成及び性質について説明する。
実施例 第1表の所定欄に表示される界面活性剤の各重量部を
アルケニルコハク酸無水物100重量部に添加し、常温に
て攪拌、混合し、アルケニルコハク酸無水物の組成物を
得た。尚、前記アルケニルコハク酸無水物は、2〜4位
置に二重結合を有する炭素数15〜18のオレフインを90重
量%含有する内部オレフインに無水マレイン酸を常法に
従って反応させたものである。
次いで、前記各アルケニルコハク酸無水物を同じく前
記第1表の所定欄に表示されている水溶性高分子化合物
の10重量%溶液の各重量部中に混合し、ホモミキサー
[特殊機化工業(株)製:HV:M型]を用いて50V、1分間
攪拌し、置換コハク酸無水物の各水性分散液を調合し
た。
実験1 前記実施例及び比較例で得られた各水性分散液のそれ
ぞれを、パルプ重量に対して20重量%の重質炭酸カルシ
ウム填料[三共製粉(株)製:エスカロン♯800]と、
同じくパルプ重量に対して1重量%の糊化カチオン澱粉
とを含む2重量%パルプスラリー[L−BKP、c.s.f.400
cc]中に、前記水性分散液中の置換コハク酸無水物と界
面活性剤との組成物がパルプ重量の0.15重量%となるよ
うに添加し、以下常法に従ってタッピ標準抄紙機(TAPP
I Standard Sheet machine)を用い、80g/m2相当の手抄
紙を調整後、110℃の回転ドライヤーで120秒間乾燥し、
手抄紙を得た。
得られた手抄紙をJISに準じて調湿後測定したステキ
ヒトサイズ度(秒)を第2表に示す。尚、第2表には、
各水性分散液を10時間放置した後の水性分散液中のエマ
ルジョン平均粒子径(μm)、各分散液を全硬度100の
水道水でアルケニルコハク酸無水物と界面活性剤との組
成物が0.05重量%となるように希釈した分散液の安定性
を併記した。
実験2 前記実施例及び比較例で得られた各水性分散液のそれ
ぞれを、パルプ重量に対して20重量%のタルクと、同じ
くパルプ重量に対して0.5重量%の硫酸バンド[Al2(SO
40・16〜18H2O]とを含有する2重量%のパルプスラ
リー[L−BKP、c.s.f.400cc]中に、前記水性分散液中
の置換コハク酸無水物と界面活性剤との組成物がパルプ
重量の0.1重量%となるように添加し、以下実験1と同
様にして手抄紙を得た。得られた手抄紙をJISに準じて
調湿後測定したステキヒトサイズ度(秒)を第3表に示
す。
実験3 実験2で使用したものと同じ組成のパルプスラリー
に、前記実施例及び比較例で得られた各水性分散液中の
置換コハク酸無水物と界面活性剤との組成が、それぞれ
パルプ重量の1重量%となるように添加し、以下、実験
1と同様に抄紙し、湿シートを調整した。得られた各湿
シートをクロムメッキプレートと濾紙との間に挟み、3.
5Kg/cm2の圧力で5分間プレス搾水した後、湿シートを
プレートより剥し、プレート表面の汚れ(微細繊維等の
付着物の有無)を肉眼で観察した。結果を第4表に示
す。
[発明の効果] 以上の如く本発明の置換コハク酸無水物の水性分散液
は、水溶性共重合体[A]の奏する安定化作用によっ
て、従来のカチオン澱粉を利用した置換コハク酸無水物
の水性分散液と同様の希釈安定性を有するものであり、
かつ、従来の合成高分子を使用した置換コハク酸無水物
の水性分散液におけるエマルジョン粒子径よりも更に微
細なエマルジョン粒子径の水性分散液とされているの
で、製紙工程でのサイズ剤として利用する場合に、置換
コハク酸無水物の添加量が例えばパルプ重量に対して0.
5重量%以下という低添加域の場合にも充分に満足でき
るサイズ効果が得られる。
また、本発明の置換コハク酸無水物の水性分散液は、
炭酸カルシウムを使用しない酸性抄紙工程又は硫酸バン
ドを使用する場合を含む中性抄紙工程において、パルプ
繊維への定着作用がより優れたものとなるので、硫酸バ
ンドを使用する製紙工程を含むあらゆる製紙工程におい
て優れたサイズ効果が得られるばかりか、抄紙機のワイ
ヤー、ロール、毛布等の汚れを誘発することなく抄紙す
ることができるから、優れた操業性をもたらすことがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 17/14 17/37 (72)発明者 山田 秀人 兵庫県明石市王子1丁目5番16号404 (72)発明者 矢田 明宏 新潟県長岡市東新町2丁目1番8号 (72)発明者 佐藤 尚武 神奈川県横浜市港北区仲手原1丁目22―12 (56)参考文献 特開 昭58−45730(JP,A) 特開 昭58−45731(JP,A) 特開 昭58−120897(JP,A) 特開 昭60−28598(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】50〜98.5モル%の(メタ)アクリルアミド
    (a)と1〜49.5モル%のN,N−ジメチルアミノプロピ
    ル(メタ)アクリルアミド(b)と0.5〜20モル%の
    (メタ)アクリル酸(c)とをモノマー成分とする水溶
    性共重合体[A]及び置換コハク酸無水物[B]並びに
    ポリオキシアルキレンアルキル(アリール)エーテルリ
    ン酸エステルからなる水中油型界面活性剤とを含有する
    エマルジョン平均粒子径が0.5μm以下であることを特
    徴とする置換コハク酸無水物の水性分散液。
  2. 【請求項2】置換コハク酸無水物がアルケニルコハク酸
    無水物である特許請求の範囲第1項記載の置換コハク酸
    無水物の水性分散液。
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