JPH086070A - 液晶表示素子の製造方法 - Google Patents
液晶表示素子の製造方法Info
- Publication number
- JPH086070A JPH086070A JP13409394A JP13409394A JPH086070A JP H086070 A JPH086070 A JP H086070A JP 13409394 A JP13409394 A JP 13409394A JP 13409394 A JP13409394 A JP 13409394A JP H086070 A JPH086070 A JP H086070A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- pattern
- etching
- resist
- liquid crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】エキシマレーザ技術を大画面化する液晶表示素
子の薄膜形成に適用し、環境問題に対し優れ、製造工程
が短縮した製造方法を提供する。 【構成】液晶表示素子の製造工程において、エキシマレ
ーザによるアブレーション現象を各薄膜層のエッチング
に利用する。透明基板3上に形成された薄膜2上にレジ
ストパターン1aを形成したのち、全面にエキシマレー
ザ6を照射し、レジストにより被覆した部分以外の膜を
アブレーション現象を利用しエッチング1cし、パター
ン形成2aする構成である。 【効果】薄膜上にレジストパターンを形成することで、
金属薄膜の加工も可能となる。クリーンな環境で、アブ
レーション加工は短時間に終了するため、これまでエッ
チングに必要であったエッチング薬液、エッチングガ
ス、洗浄用の水等が不要となり、エッチング工程が簡略
化できる。
子の薄膜形成に適用し、環境問題に対し優れ、製造工程
が短縮した製造方法を提供する。 【構成】液晶表示素子の製造工程において、エキシマレ
ーザによるアブレーション現象を各薄膜層のエッチング
に利用する。透明基板3上に形成された薄膜2上にレジ
ストパターン1aを形成したのち、全面にエキシマレー
ザ6を照射し、レジストにより被覆した部分以外の膜を
アブレーション現象を利用しエッチング1cし、パター
ン形成2aする構成である。 【効果】薄膜上にレジストパターンを形成することで、
金属薄膜の加工も可能となる。クリーンな環境で、アブ
レーション加工は短時間に終了するため、これまでエッ
チングに必要であったエッチング薬液、エッチングガ
ス、洗浄用の水等が不要となり、エッチング工程が簡略
化できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザを使用した液晶
表示素子の製造方法、特にアクティブ・マトリクス方式
液晶表示装置の薄膜トランジスタを構成する薄膜のパタ
ーン形成やブラックマトリクスのパターン形成の製造方
法に関する。
表示素子の製造方法、特にアクティブ・マトリクス方式
液晶表示装置の薄膜トランジスタを構成する薄膜のパタ
ーン形成やブラックマトリクスのパターン形成の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアクティブ・マトリクス方式液晶
表示素子のパターン形成では、半導体の集積回路製造工
程と同様に薄膜のパターン形成としてホトリソグラフィ
技術を使用している。ホトリソグラフィ技術は良く知ら
れているため、図7に主要点のみ記載する。透明基板3
上に薄膜2を形成し、ホトレジスト1を塗布後加熱乾燥
し、露光装置により紫外線5をホトマスク4を介して照
射し、マスクパターンをホトレジスト1上に結像する。
次に現像液によるウェットプロセスにより現像を行うこ
とにより、エッチングすべき部分のホトレジスト1を除
去し所定のホトレジストパターン1aを形成する。前記
ホトレジストパターン1aの下にある薄膜2のエッチン
グ26はエッチング液を用いるウェットエッチングと、
適当な反応ガスのプラズマを利用するドライエッチング
がある。エッチング26終了後に残ったホトレジスト1
aを剥離する。レジスト剥離は、剥離液を用いるウェッ
トプロセスが通常行われている。なお、現像、ウェット
エッチング、ウェット剥離の場合には、必ずこれら作業
液の除去の為に洗浄が必要となる。これらの工程を繰り
返すことにより各層のパターンを形成する。以下に、従
来技術の例を図8および図9に示す。
表示素子のパターン形成では、半導体の集積回路製造工
程と同様に薄膜のパターン形成としてホトリソグラフィ
技術を使用している。ホトリソグラフィ技術は良く知ら
れているため、図7に主要点のみ記載する。透明基板3
上に薄膜2を形成し、ホトレジスト1を塗布後加熱乾燥
し、露光装置により紫外線5をホトマスク4を介して照
射し、マスクパターンをホトレジスト1上に結像する。
次に現像液によるウェットプロセスにより現像を行うこ
とにより、エッチングすべき部分のホトレジスト1を除
去し所定のホトレジストパターン1aを形成する。前記
ホトレジストパターン1aの下にある薄膜2のエッチン
グ26はエッチング液を用いるウェットエッチングと、
適当な反応ガスのプラズマを利用するドライエッチング
がある。エッチング26終了後に残ったホトレジスト1
aを剥離する。レジスト剥離は、剥離液を用いるウェッ
トプロセスが通常行われている。なお、現像、ウェット
エッチング、ウェット剥離の場合には、必ずこれら作業
液の除去の為に洗浄が必要となる。これらの工程を繰り
返すことにより各層のパターンを形成する。以下に、従
来技術の例を図8および図9に示す。
【0003】図8はこの発明が適用されるアクティブ・
マトリクス方式カラー液晶表示装置の一画素とその周辺
の一例を示す平面図、図9は図8のL1−L1切断線に
おける断面を示す図である。
マトリクス方式カラー液晶表示装置の一画素とその周辺
の一例を示す平面図、図9は図8のL1−L1切断線に
おける断面を示す図である。
【0004】図8に示すように、各画素は隣接する2本
の走査信号線(ゲート信号線または水平信号線)GL
と、隣接する2本の映像信号線(ドレイン信号線または
垂直信号線)DLとの交差領域内(4本の信号線で囲ま
れた領域内)に配置されている。各画素は薄膜トランジ
スタTFT1、TFT2、透明画素電極ITO1および
保持容量素子Caddを含む。走査信号線GLは図では左
右方向に延在し、上下方向に複数本配置されている。映
像信号線DLは上下方向に延在し、左右方向に複数本配
置されている。
の走査信号線(ゲート信号線または水平信号線)GL
と、隣接する2本の映像信号線(ドレイン信号線または
垂直信号線)DLとの交差領域内(4本の信号線で囲ま
れた領域内)に配置されている。各画素は薄膜トランジ
スタTFT1、TFT2、透明画素電極ITO1および
保持容量素子Caddを含む。走査信号線GLは図では左
右方向に延在し、上下方向に複数本配置されている。映
像信号線DLは上下方向に延在し、左右方向に複数本配
置されている。
【0005】図9に示すように、液晶層LCを基準にし
て下部透明ガラス基板SUB1側には薄膜トランジスタ
TFTおよび透明画素電極ITO1が形成され、上部透
明ガラス基板SUB2側にはカラーフィルタFIL、遮
光用ブラックマトリクスパターンBMが形成されてい
る。透明ガラス基板SUB1、SUB2の両面にはディ
ップ処理等によって形成された酸化シリコン膜SIOが
設けられている。
て下部透明ガラス基板SUB1側には薄膜トランジスタ
TFTおよび透明画素電極ITO1が形成され、上部透
明ガラス基板SUB2側にはカラーフィルタFIL、遮
光用ブラックマトリクスパターンBMが形成されてい
る。透明ガラス基板SUB1、SUB2の両面にはディ
ップ処理等によって形成された酸化シリコン膜SIOが
設けられている。
【0006】上部透明ガラス基板SUB2の内側(液晶
LC側)の表面には、遮光膜BM、カラーフィルタFI
L、保護膜PSV2、共通透明画素電極ITO2(CO
M)および上部配向膜ORI2が順次積層して設けられ
ている。
LC側)の表面には、遮光膜BM、カラーフィルタFI
L、保護膜PSV2、共通透明画素電極ITO2(CO
M)および上部配向膜ORI2が順次積層して設けられ
ている。
【0007】なお、従来のアクティブ・マトリクス方式
液晶表示素子の製造方法については、例えば、特開平5
ー257142に詳しく記載されている。
液晶表示素子の製造方法については、例えば、特開平5
ー257142に詳しく記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の如き、従来のエ
ッチング工程であるウェットエッチングの場合は、各層
のパターン形成時に、多種の薬品と後洗浄の為に多量の
水が必要となる。このことは公害や資源面からみた場合
に問題となる。また、薬液による処理時間は長く、処理
枚数に限りがあることから工程時間の短縮は困難であ
る。また、従来のドライエッチングの場合は、各層のパ
ターン形成時に、独立の高価な装置が必要であり、製造
コスト低減の妨げとなっている。また、使用される反応
ガスは、そのほとんどが人体に有害なガスである。つま
り、安全面での厳重な対策等が必要不可欠となり、装置
の高価格化の一要因となっている。
ッチング工程であるウェットエッチングの場合は、各層
のパターン形成時に、多種の薬品と後洗浄の為に多量の
水が必要となる。このことは公害や資源面からみた場合
に問題となる。また、薬液による処理時間は長く、処理
枚数に限りがあることから工程時間の短縮は困難であ
る。また、従来のドライエッチングの場合は、各層のパ
ターン形成時に、独立の高価な装置が必要であり、製造
コスト低減の妨げとなっている。また、使用される反応
ガスは、そのほとんどが人体に有害なガスである。つま
り、安全面での厳重な対策等が必要不可欠となり、装置
の高価格化の一要因となっている。
【0009】このように、従来のエッチング工程は、ア
クティブ・マトリクス方式液晶表示素子では大きなサイ
ズの基板を用いるため、製造工程が長く、製造コストが
高くなるという問題があつた。また、公害や資源の面か
ら多くの制約を受けることになる。
クティブ・マトリクス方式液晶表示素子では大きなサイ
ズの基板を用いるため、製造工程が長く、製造コストが
高くなるという問題があつた。また、公害や資源の面か
ら多くの制約を受けることになる。
【0010】本発明の目的は、上記従来の技術の有して
いた問題点を解決することにある。
いた問題点を解決することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明においては、レーザによる加工技術を液晶表示素
子の薄膜パターン形成時のエッチング工程に利用するも
のである。
本発明においては、レーザによる加工技術を液晶表示素
子の薄膜パターン形成時のエッチング工程に利用するも
のである。
【0012】特に、エキシマレーザは、一般に利用され
ているCO2レーザ、YAGレーザに比べ、非熱加工が
実現できる利点がある。すなわち、CO2レーザ、YA
Gレーザの場合、レーザの波長が赤外線の領域にあるた
め、熱的効果により加工中に、対象物の加工部周辺に熱
の影響が拡散し、微細加工に限界があった。これに対し
エキシマレーザによる加工は、その波長が100〜40
0nmの近紫外線域に存在するレーザであり、短時間で
エネルギーが対象物に吸収される反応を利用しているた
め、高精度な微細加工に適している。
ているCO2レーザ、YAGレーザに比べ、非熱加工が
実現できる利点がある。すなわち、CO2レーザ、YA
Gレーザの場合、レーザの波長が赤外線の領域にあるた
め、熱的効果により加工中に、対象物の加工部周辺に熱
の影響が拡散し、微細加工に限界があった。これに対し
エキシマレーザによる加工は、その波長が100〜40
0nmの近紫外線域に存在するレーザであり、短時間で
エネルギーが対象物に吸収される反応を利用しているた
め、高精度な微細加工に適している。
【0013】図10には、現在市販されているエキシマ
レーザ装置の光学系の例につき示す。例えば、レーザパ
ルス出力としては、250mJ/パルス程度、発振ビー
ムサイズは1〜2cm2となっており、エネルギー密度
で125〜250mJ/cm2となる。このレーザパル
ス出力は、今後も効率向上が期待できる。また、1ショ
ット当りのレーザパルス幅は10〜100ns程度であ
る。このレーザパルスは、ビーム整形モジュール12を
通過し、任意に拡大され並行光線15に整形される。そ
の後、マスク13を使用して、所定の通過光線10に並
行光線15を加工する。また、僅かに光線の損失17も
生じる。通過光線10は、レンズ14により縮小倍率M
に従って収束光線18となり、加工対象物19上にマス
ク13の投影像20を結ぶ。縮小倍率Mは、加工対象物
19の材料により決定される。すなわち、M=2〜3と
すると、投影像20上でのエネルギー密度は増加し、例
えば約1J/cm2が達成でき、ポリエステルやポリイ
ミドの加工に適するエネルギー密度となる。また、M=
10とすると、更にエネルギー密度は増加し、約10〜
20J/cm2が可能となり、ガラスや金属の加工に適
するエネルギー密度となる。
レーザ装置の光学系の例につき示す。例えば、レーザパ
ルス出力としては、250mJ/パルス程度、発振ビー
ムサイズは1〜2cm2となっており、エネルギー密度
で125〜250mJ/cm2となる。このレーザパル
ス出力は、今後も効率向上が期待できる。また、1ショ
ット当りのレーザパルス幅は10〜100ns程度であ
る。このレーザパルスは、ビーム整形モジュール12を
通過し、任意に拡大され並行光線15に整形される。そ
の後、マスク13を使用して、所定の通過光線10に並
行光線15を加工する。また、僅かに光線の損失17も
生じる。通過光線10は、レンズ14により縮小倍率M
に従って収束光線18となり、加工対象物19上にマス
ク13の投影像20を結ぶ。縮小倍率Mは、加工対象物
19の材料により決定される。すなわち、M=2〜3と
すると、投影像20上でのエネルギー密度は増加し、例
えば約1J/cm2が達成でき、ポリエステルやポリイ
ミドの加工に適するエネルギー密度となる。また、M=
10とすると、更にエネルギー密度は増加し、約10〜
20J/cm2が可能となり、ガラスや金属の加工に適
するエネルギー密度となる。
【0014】以上説明したように、数百mJ〜数十J/
cm2のエネルギー密度が光学系の工夫で任意に実現で
きる利点があり、10〜100ns程度のパルス幅とし
て瞬間的に加工対象物19上に照射するため、対象物1
9は投影像20の場所において、レーザの近紫外線光線
との急激な光化学的相互反応により、構成する物質を爆
発的に分解し、化学結合を切断する。更に、化学結合が
切断されて生成した微細粒子は、その部分から急激に飛
散する。一般にこのような現象をアブラティブホト デ
コンポジション(Ablative photo decomposition)現
象、簡単にはアブレーション現象という。この原理につ
いては現在基礎研究が進行中であるが、プリント基板上
の絶縁膜へのコンタクトホールあけなど有機化合物の加
工に応用されはじめている。
cm2のエネルギー密度が光学系の工夫で任意に実現で
きる利点があり、10〜100ns程度のパルス幅とし
て瞬間的に加工対象物19上に照射するため、対象物1
9は投影像20の場所において、レーザの近紫外線光線
との急激な光化学的相互反応により、構成する物質を爆
発的に分解し、化学結合を切断する。更に、化学結合が
切断されて生成した微細粒子は、その部分から急激に飛
散する。一般にこのような現象をアブラティブホト デ
コンポジション(Ablative photo decomposition)現
象、簡単にはアブレーション現象という。この原理につ
いては現在基礎研究が進行中であるが、プリント基板上
の絶縁膜へのコンタクトホールあけなど有機化合物の加
工に応用されはじめている。
【0015】しかし、アブレーション現象そのものは短
時間の反応であるが、材料によっては、熱的影響が存在
することがわかった。すなわち、ほとんどの金属膜単体
のアブレーションでは、有機物の場合と異なり熱的過程
である溶解が主な過程であった。このため金属単体をア
ブレーションする場合には加工部エッジが溶解または粒
状になり、微細パターンの形成は困難であった。これ
は、金属の熱伝導度が高いことによるものと推定され
る。本発明は、金属薄膜上にあらかじめレジストパター
ンを形成し、その後レーザを照射することによって所定
パターンを得るという手段により上記問題点を解決する
ものである。
時間の反応であるが、材料によっては、熱的影響が存在
することがわかった。すなわち、ほとんどの金属膜単体
のアブレーションでは、有機物の場合と異なり熱的過程
である溶解が主な過程であった。このため金属単体をア
ブレーションする場合には加工部エッジが溶解または粒
状になり、微細パターンの形成は困難であった。これ
は、金属の熱伝導度が高いことによるものと推定され
る。本発明は、金属薄膜上にあらかじめレジストパター
ンを形成し、その後レーザを照射することによって所定
パターンを得るという手段により上記問題点を解決する
ものである。
【0016】
【作用】前述の如く、金属薄膜上にレジストパターン1
aを残すことで、レジストが、レーザによる熱的影響の
拡散を防ぐ作用をする。すなわち、レジストパターン1
a部分の下では金属薄膜の熱伝導度が局部的に下がり、
溶解等の熱的影響を受けにくくなり、加工したい部分だ
けの金属がアブレーションされる。この結果、レジスト
パターン1aを残すことで、レジストパターン1aに忠
実な金属薄膜のパターン2aがアブレーションにより形
成可能となる。
aを残すことで、レジストが、レーザによる熱的影響の
拡散を防ぐ作用をする。すなわち、レジストパターン1
a部分の下では金属薄膜の熱伝導度が局部的に下がり、
溶解等の熱的影響を受けにくくなり、加工したい部分だ
けの金属がアブレーションされる。この結果、レジスト
パターン1aを残すことで、レジストパターン1aに忠
実な金属薄膜のパターン2aがアブレーションにより形
成可能となる。
【0017】エキシマレーザによるアブレーションを利
用すると、多層膜のパターン加工も可能である。
用すると、多層膜のパターン加工も可能である。
【0018】アブレーション現象は短時間の反応であ
り、後処理工程を省略することができる。
り、後処理工程を省略することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例につき説明する。
【0020】(実施例1)現在、エキシマレーザ発振機
11として市販されているものは、レーザ媒体として、
クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)、またはアルゴ
ン(Ar)等の希ガス、ならびにフッ素(F)、塩素
(Cl)等のハロゲンガスを用いており、これらのガス
の組合せにより発振波長を近紫外線域にて任意に選定す
ることができる。本実施例では、主にKrFの組合せに
よる248nm波長およびXeClの組合せによる30
8nm波長を使用したが、ArFの組合せによる193
nm波長を使用することも可能である。
11として市販されているものは、レーザ媒体として、
クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)、またはアルゴ
ン(Ar)等の希ガス、ならびにフッ素(F)、塩素
(Cl)等のハロゲンガスを用いており、これらのガス
の組合せにより発振波長を近紫外線域にて任意に選定す
ることができる。本実施例では、主にKrFの組合せに
よる248nm波長およびXeClの組合せによる30
8nm波長を使用したが、ArFの組合せによる193
nm波長を使用することも可能である。
【0021】以下に本実施例について、図1により製造
工程フローの例を説明する。
工程フローの例を説明する。
【0022】まず、透明基板3上に金属薄膜2を成膜
し、ホトレジスト1を塗布し加熱乾燥後、露光装置によ
りレジスト1上にマスクパターンを結像する。次に、現
像液によりエッチングすべき部分のレジストを取り除
き、所定のパターン1aを形成する。ここまでは通常の
ホトリソグラフィ技術と同じである。従来は、この後ウ
ェットまたはドライのエッチングを行っていたが、本発
明ではエキシマレーザを全面に照射することにより、ア
ブレーション現象を利用して、パターン形成された薄膜
2aを得る。この際、所定の金属薄膜パターン2aを高
精度で形成するためには、アブレーション現象によるエ
ッチング時間中に少なくとも、金属薄膜2に接触するパ
ターン1aの下部がアブレーションでパターン変形され
にくいように、レジスト材料および照射エネルギ密度を
設定すること好ましいことが分かった。このため、第一
の実現手段としては、アブレーションにより、エッチン
グされにくいレジストを使用し、前記ホトレジスト1の
材料に対するアブレーション量/ショットが、前記金属
薄膜2に対するアブレーション量/ショットより十分小
さくなるように、材料の組合せおよび照射エネルギ密度
を設定する方法がある。この場合は、レジスト1の膜厚
は、アブレーション加工中に変形しない範囲で、十分に
薄くでき、高精度なレジストパターン1aを形成でき
る。第二の実現手段としては、レジスト1の膜厚を十分
厚くし、エキシマレーザ照射中にアブレーションされる
深さ以上の膜厚とし、レジストパターン1aの下部では
ほとんどパターン変形が生じないようにする。図1にお
ける(d)工程には、例として、第二の実現手段に対応
した工程を示す。すなわち、レジストパターン1aは、
膜厚が十分厚く、アブレーション加工後では、その上部
分がエッチングされ薄くなるが、その下部分は、エキシ
マレーザが平行光線となって、透明基板3にほぼ垂直に
入射するため、ほとんど変形されずに元のパターン形状
を保存したパターン1cとなる。最後に、残ったレジス
ト膜1cの剥離は、通常の剥離液によって取り除く。
し、ホトレジスト1を塗布し加熱乾燥後、露光装置によ
りレジスト1上にマスクパターンを結像する。次に、現
像液によりエッチングすべき部分のレジストを取り除
き、所定のパターン1aを形成する。ここまでは通常の
ホトリソグラフィ技術と同じである。従来は、この後ウ
ェットまたはドライのエッチングを行っていたが、本発
明ではエキシマレーザを全面に照射することにより、ア
ブレーション現象を利用して、パターン形成された薄膜
2aを得る。この際、所定の金属薄膜パターン2aを高
精度で形成するためには、アブレーション現象によるエ
ッチング時間中に少なくとも、金属薄膜2に接触するパ
ターン1aの下部がアブレーションでパターン変形され
にくいように、レジスト材料および照射エネルギ密度を
設定すること好ましいことが分かった。このため、第一
の実現手段としては、アブレーションにより、エッチン
グされにくいレジストを使用し、前記ホトレジスト1の
材料に対するアブレーション量/ショットが、前記金属
薄膜2に対するアブレーション量/ショットより十分小
さくなるように、材料の組合せおよび照射エネルギ密度
を設定する方法がある。この場合は、レジスト1の膜厚
は、アブレーション加工中に変形しない範囲で、十分に
薄くでき、高精度なレジストパターン1aを形成でき
る。第二の実現手段としては、レジスト1の膜厚を十分
厚くし、エキシマレーザ照射中にアブレーションされる
深さ以上の膜厚とし、レジストパターン1aの下部では
ほとんどパターン変形が生じないようにする。図1にお
ける(d)工程には、例として、第二の実現手段に対応
した工程を示す。すなわち、レジストパターン1aは、
膜厚が十分厚く、アブレーション加工後では、その上部
分がエッチングされ薄くなるが、その下部分は、エキシ
マレーザが平行光線となって、透明基板3にほぼ垂直に
入射するため、ほとんど変形されずに元のパターン形状
を保存したパターン1cとなる。最後に、残ったレジス
ト膜1cの剥離は、通常の剥離液によって取り除く。
【0023】加工に必要なショット数は、少ないほうが
工程時間短縮となるが、エキシマレーザのパルス幅は非
常に短いため、複数回のショットで同一個所のパターン
加工をしたほうが高精度なパターンが得られる。例え
ば、1ショツト当り、0.1μm以下の比較的小さい照
射エネルギー密度の加工により、レジストパターン1a
にほとんど変形を生じることが無くなり、正確に金属薄
膜2のパターン2aが形成できる。このように、高精度
な深さ方向のエッチング加工制御ができることもエキシ
マレーザ加工の利点であり、図1に示した製造工程フロ
ーは、金属薄膜だけでなく、アクティブ・マトリクス方
式液晶表示素子の各構成層に適用でき、従来ドライエッ
チングで加工していた非晶質Siやゲート絶縁膜GI等
の加工にも代替技術として使用可能である。
工程時間短縮となるが、エキシマレーザのパルス幅は非
常に短いため、複数回のショットで同一個所のパターン
加工をしたほうが高精度なパターンが得られる。例え
ば、1ショツト当り、0.1μm以下の比較的小さい照
射エネルギー密度の加工により、レジストパターン1a
にほとんど変形を生じることが無くなり、正確に金属薄
膜2のパターン2aが形成できる。このように、高精度
な深さ方向のエッチング加工制御ができることもエキシ
マレーザ加工の利点であり、図1に示した製造工程フロ
ーは、金属薄膜だけでなく、アクティブ・マトリクス方
式液晶表示素子の各構成層に適用でき、従来ドライエッ
チングで加工していた非晶質Siやゲート絶縁膜GI等
の加工にも代替技術として使用可能である。
【0024】実際に、ガラス基板上のクロム(Cr)薄
膜エッチングに応用した場合を説明する。Cr薄膜は、
アクティブ・マトリクス方式液晶表示素子のゲート電極
GT,ゲートラインGLやブラックマトリクスBM等に
使用されている。
膜エッチングに応用した場合を説明する。Cr薄膜は、
アクティブ・マトリクス方式液晶表示素子のゲート電極
GT,ゲートラインGLやブラックマトリクスBM等に
使用されている。
【0025】まず、ガラス基板上に1300Å程度のC
r薄膜をスパッタリングにより成膜する。次にホトレジ
ストを塗布し、加熱乾燥する。ホトレジストには紫外光
が照射した部分が現像液に溶解するポジ型と、現像液に
溶けなくなるネガ型がある。通常のホトリソグラフィ工
程では、剥離の容易さや高精度のパターンが得られると
いった特徴から、ポジ型レジストが使用されている。エ
キシマレーザを利用したプロセスにおいてもどちらのタ
イプのレジストも使用することが可能である。本実施例
では、ポジ型レジストであるOFPR−800(東京応
化製)を約2μmの厚さで塗布した。この他、AZ−1
350J(ヘキストジャパン製)を使用することもでき
る。これらのポジ型レジストは、フェノールノボラック
樹脂とナフトキノンジアジドにて構成されるもので、光
に反応して次式に示す反応式にて分解(デコンポジショ
ンDecomposition)し、アルカリ溶剤にて現像される。
r薄膜をスパッタリングにより成膜する。次にホトレジ
ストを塗布し、加熱乾燥する。ホトレジストには紫外光
が照射した部分が現像液に溶解するポジ型と、現像液に
溶けなくなるネガ型がある。通常のホトリソグラフィ工
程では、剥離の容易さや高精度のパターンが得られると
いった特徴から、ポジ型レジストが使用されている。エ
キシマレーザを利用したプロセスにおいてもどちらのタ
イプのレジストも使用することが可能である。本実施例
では、ポジ型レジストであるOFPR−800(東京応
化製)を約2μmの厚さで塗布した。この他、AZ−1
350J(ヘキストジャパン製)を使用することもでき
る。これらのポジ型レジストは、フェノールノボラック
樹脂とナフトキノンジアジドにて構成されるもので、光
に反応して次式に示す反応式にて分解(デコンポジショ
ンDecomposition)し、アルカリ溶剤にて現像される。
【0026】
【化1】
【0027】このフェノールノボラック樹脂とナフトキ
ノンジアジドにて構成されるレジストは、アブレーショ
ンを開始する照射エネルギーの閾値は、通常の金属に比
べ低いため、高精度のパターンを形成するには、図1
(d)工程において説明したように、膜厚を約2μmと
厚くした。更に、フェノールノボラック樹脂を主体とし
た前記レジストを使用すると、エキシマレーザ光による
金属膜のエッチングの際に、熱的な効果により、架橋反
応がレジストのパターン周辺部で起こり、レジストパタ
ーンの変形を防ぐことができることが分かった。このよ
うに、熱により架橋する構造を有するレジストを使用す
ると、アブレーションを開始する照射エネルギー閾値が
架橋によって増加するため、パターンの高精度形成に有
利となることが分かった。
ノンジアジドにて構成されるレジストは、アブレーショ
ンを開始する照射エネルギーの閾値は、通常の金属に比
べ低いため、高精度のパターンを形成するには、図1
(d)工程において説明したように、膜厚を約2μmと
厚くした。更に、フェノールノボラック樹脂を主体とし
た前記レジストを使用すると、エキシマレーザ光による
金属膜のエッチングの際に、熱的な効果により、架橋反
応がレジストのパターン周辺部で起こり、レジストパタ
ーンの変形を防ぐことができることが分かった。このよ
うに、熱により架橋する構造を有するレジストを使用す
ると、アブレーションを開始する照射エネルギー閾値が
架橋によって増加するため、パターンの高精度形成に有
利となることが分かった。
【0028】レジスト材料としては、アブレーションに
よりエッチングされにくいアクリル系のPMMA(OC
G製)レジストを使用することもできるが、金属膜のエ
ッチングの際の熱により軟化しやすいことが分かり、フ
ェノールノボラック樹脂を主体とした前記レジストがよ
り好ましいことが分かった。
よりエッチングされにくいアクリル系のPMMA(OC
G製)レジストを使用することもできるが、金属膜のエ
ッチングの際の熱により軟化しやすいことが分かり、フ
ェノールノボラック樹脂を主体とした前記レジストがよ
り好ましいことが分かった。
【0029】次に、ホトマスク4を通して紫外線5を照
射することで、レジスト1上にパターンを結像させ、そ
の後、弱アルカリ性の現像液に浸し、ホトレジストのパ
ターン1aを形成する。
射することで、レジスト1上にパターンを結像させ、そ
の後、弱アルカリ性の現像液に浸し、ホトレジストのパ
ターン1aを形成する。
【0030】さらに、レジストパターン1aの形成方法
にも、エキシマレーザ6によるアブレーションを利用す
ることも可能である。この場合、レジスト材料として
は、アブレーションによりエッチングされにくいアクリ
ル系のPMMA(OCG製)レジストを使用することが
できるが、通常のホトレジストである必要はなく、下地
薄膜2との選択性やレジストとしての加工性が高い材料
であれば良い。ただし、この条件を満たすレジスト1
は、同じ条件でレーザを照射した場合に、下地薄膜2よ
りもアブレーションされにくい材料となるため、下地薄
膜2をアブレーションする場合よりも高い照射エネルギ
で加工する必要がある。
にも、エキシマレーザ6によるアブレーションを利用す
ることも可能である。この場合、レジスト材料として
は、アブレーションによりエッチングされにくいアクリ
ル系のPMMA(OCG製)レジストを使用することが
できるが、通常のホトレジストである必要はなく、下地
薄膜2との選択性やレジストとしての加工性が高い材料
であれば良い。ただし、この条件を満たすレジスト1
は、同じ条件でレーザを照射した場合に、下地薄膜2よ
りもアブレーションされにくい材料となるため、下地薄
膜2をアブレーションする場合よりも高い照射エネルギ
で加工する必要がある。
【0031】次に、Cr膜上にホトレジストパターン1
aが形成された状態で、全面にエキシマレーザ6を照射
する。このときのエキシマレーザの照射条件は、波長2
48nm、照射エネルギ300mJ/cm2とした。波
長248nmのエキシマレーザによりCr薄膜がアブレ
ーションされる閾値は、約70mJ/cm2である。前
記レジストの閾値は、この値よりも小さい場合が多い
が、膜厚はCr薄膜に比べ十分厚いためレジストパター
ンに忠実なパターン形成が可能である。
aが形成された状態で、全面にエキシマレーザ6を照射
する。このときのエキシマレーザの照射条件は、波長2
48nm、照射エネルギ300mJ/cm2とした。波
長248nmのエキシマレーザによりCr薄膜がアブレ
ーションされる閾値は、約70mJ/cm2である。前
記レジストの閾値は、この値よりも小さい場合が多い
が、膜厚はCr薄膜に比べ十分厚いためレジストパター
ンに忠実なパターン形成が可能である。
【0032】そして、最後に残ったフォトレジストを通
常の剥離液を使用して除去することで、Cr薄膜のパタ
ーン形成は完了する。図4に透明基板3上に形成された
ブラックマトリクスBMのパターン例を示す。高精度で
パターン加工できており、エキシマレーザ照射によるC
r薄膜のアブレーションが、エッチング液等によるエッ
チングに置換できた。同様に、ホトレジストパターン1
aをクロム(Cr)薄膜と酸化クロム薄膜の多層膜上に
形成し、エキシマレーザのエッチングにて、低反射のブ
ラックマトリクスBMのパターンを形成することもでき
る。
常の剥離液を使用して除去することで、Cr薄膜のパタ
ーン形成は完了する。図4に透明基板3上に形成された
ブラックマトリクスBMのパターン例を示す。高精度で
パターン加工できており、エキシマレーザ照射によるC
r薄膜のアブレーションが、エッチング液等によるエッ
チングに置換できた。同様に、ホトレジストパターン1
aをクロム(Cr)薄膜と酸化クロム薄膜の多層膜上に
形成し、エキシマレーザのエッチングにて、低反射のブ
ラックマトリクスBMのパターンを形成することもでき
る。
【0033】なお、照射エネルギ密度の制御は、図10
で示した光学システムの倍率調整やエキシマレーザ自体
の出力を調整することで可能である。
で示した光学システムの倍率調整やエキシマレーザ自体
の出力を調整することで可能である。
【0034】図6に本実施例を大画面液晶表示素子に適
用する場合のエキシマレーザ光学系について記載する。
図10との違いは、マスク13の替わりに単に開口窓が
あいたスリット13aを配置しており、平行光線9はこ
のスリット13aを通過し、照射エリア全面でほぼ均一
なエネルギー密度の平行光線10となる。この際、所定
のパターンは、既にレジスト上にパターン1aが形成さ
れている。また、図10に示した光線の損失17も少な
くなり、レンズ14での吸収もないため、効率良くレー
ザ光線10をパターン1a上に照射できる。また、レン
ズ14が介在しないため、縮小倍率M=1となり、大面
積加工、例えば100cm2以上の加工が固定位置にて
可能となる。基板3は高精度のX−Yステーション上に
固定し、レーザの加工と同期してステーションを駆動
し、レーザ光線は基板全面を走査する。また、必要に応
じ、レンズ14を介して、光線を収束させ、任意のエネ
ルギー密度を設定することができる。
用する場合のエキシマレーザ光学系について記載する。
図10との違いは、マスク13の替わりに単に開口窓が
あいたスリット13aを配置しており、平行光線9はこ
のスリット13aを通過し、照射エリア全面でほぼ均一
なエネルギー密度の平行光線10となる。この際、所定
のパターンは、既にレジスト上にパターン1aが形成さ
れている。また、図10に示した光線の損失17も少な
くなり、レンズ14での吸収もないため、効率良くレー
ザ光線10をパターン1a上に照射できる。また、レン
ズ14が介在しないため、縮小倍率M=1となり、大面
積加工、例えば100cm2以上の加工が固定位置にて
可能となる。基板3は高精度のX−Yステーション上に
固定し、レーザの加工と同期してステーションを駆動
し、レーザ光線は基板全面を走査する。また、必要に応
じ、レンズ14を介して、光線を収束させ、任意のエネ
ルギー密度を設定することができる。
【0035】(実施例2)各材料の固有特性であるアブ
レーション量/ショットと照射エネルギ密度との関係を
利用し、各種の材料の加工が可能であり、しかも多層膜
のエッチング加工も実現出来る。その製造工程フローの
例を図2に示す。
レーション量/ショットと照射エネルギ密度との関係を
利用し、各種の材料の加工が可能であり、しかも多層膜
のエッチング加工も実現出来る。その製造工程フローの
例を図2に示す。
【0036】エキシマレーザ6を全面に照射することに
より、アブレーション現象を利用して、多層膜のパター
ンを形成する手段である。すなわち、透明基板3上に、
多層膜の例として2層からなる下層部の薄膜8および上
層部の薄膜7を成膜した後、ホトレジスト1を塗布し加
熱乾燥する。次に、露光装置によりレジスト1上にマス
クパターンを結像する。次に、現像液によりエッチング
すべき部分のレジストを取り除き、所定のレジストパタ
ーン1aを形成する。ここまでは通常のホトリソグラフ
ィ技術と同じである。従来は、次工程として、ウェット
またはドライのエッチングを行っていた。すなわち、各
層に対応してウェットのエッチング液やドライのエッチ
ングガスを変更する必要が生じた。 本発明では、エキ
シマレーザを全面に照射することにより、アブレーショ
ン現象を利用して、多層膜のパターンを形成する。レジ
スト1aは、アブレーション加工中にパターン1b及び
パターン1cと変形していくが、金属薄膜7に接するパ
ターン1cの下部分は、ほとんど変形されずに元のパタ
ーン形状を保存している。
より、アブレーション現象を利用して、多層膜のパター
ンを形成する手段である。すなわち、透明基板3上に、
多層膜の例として2層からなる下層部の薄膜8および上
層部の薄膜7を成膜した後、ホトレジスト1を塗布し加
熱乾燥する。次に、露光装置によりレジスト1上にマス
クパターンを結像する。次に、現像液によりエッチング
すべき部分のレジストを取り除き、所定のレジストパタ
ーン1aを形成する。ここまでは通常のホトリソグラフ
ィ技術と同じである。従来は、次工程として、ウェット
またはドライのエッチングを行っていた。すなわち、各
層に対応してウェットのエッチング液やドライのエッチ
ングガスを変更する必要が生じた。 本発明では、エキ
シマレーザを全面に照射することにより、アブレーショ
ン現象を利用して、多層膜のパターンを形成する。レジ
スト1aは、アブレーション加工中にパターン1b及び
パターン1cと変形していくが、金属薄膜7に接するパ
ターン1cの下部分は、ほとんど変形されずに元のパタ
ーン形状を保存している。
【0037】上層部の薄膜7と下層部の薄膜8の材料の
組合せとしては、1ショット当たりのアブレーション量
と照射エネルギ密度との関係に材料固有の特性があるこ
とに着目し、決定することが好ましい。特に、上層部の
薄膜7と下層部の薄膜8とでアブレーション量/ショツ
トが大きく異なる場合は、以下に説明する関係から材料
の組合せが必要となる。図3に材料固有の特性例を示す
が、エキシマレーザ波長λ=248nmの条件では、下
層部の薄膜8は、特性33に従い、上層部の薄膜7は、
特性32に従う組合せとする。この場合、アブレーショ
ンを開始する照射エネルギ密度の閾値は、各々23及び
25であり、材料の選定の一つの目安となる。この2層
膜7,8の材料を組合せたものでは、適切な照射エネル
ギ密度E1のレーザ光線を照射することで、アブレーシ
ョン量/ショットは、上層部の薄膜7に対する量A2が
下層部の薄膜8対する量A4より大きくなる。言い替え
ると、多層膜の表面側から基板側に向かって、各層のア
ブレーション量/ショット量が小さくなっているため、
上層部の薄膜7から順番に下層部の薄膜8へとエッチン
グが進行し、最終パターン7b,8bとして、そのパタ
ーン周辺部の断面形状を突起や段差を生じることなく、
より滑らかに加工できる。緩やかなテーパ状のパターン
7b,8bも形成できることになる。最後に残ったレジ
スト膜1cの剥離は、通常の剥離液によって取り除く。
組合せとしては、1ショット当たりのアブレーション量
と照射エネルギ密度との関係に材料固有の特性があるこ
とに着目し、決定することが好ましい。特に、上層部の
薄膜7と下層部の薄膜8とでアブレーション量/ショツ
トが大きく異なる場合は、以下に説明する関係から材料
の組合せが必要となる。図3に材料固有の特性例を示す
が、エキシマレーザ波長λ=248nmの条件では、下
層部の薄膜8は、特性33に従い、上層部の薄膜7は、
特性32に従う組合せとする。この場合、アブレーショ
ンを開始する照射エネルギ密度の閾値は、各々23及び
25であり、材料の選定の一つの目安となる。この2層
膜7,8の材料を組合せたものでは、適切な照射エネル
ギ密度E1のレーザ光線を照射することで、アブレーシ
ョン量/ショットは、上層部の薄膜7に対する量A2が
下層部の薄膜8対する量A4より大きくなる。言い替え
ると、多層膜の表面側から基板側に向かって、各層のア
ブレーション量/ショット量が小さくなっているため、
上層部の薄膜7から順番に下層部の薄膜8へとエッチン
グが進行し、最終パターン7b,8bとして、そのパタ
ーン周辺部の断面形状を突起や段差を生じることなく、
より滑らかに加工できる。緩やかなテーパ状のパターン
7b,8bも形成できることになる。最後に残ったレジ
スト膜1cの剥離は、通常の剥離液によって取り除く。
【0038】また、アブレーション量/ショットと照射
エネルギ密度との関係は、材料固有の特性であるが、同
一照射エネルギ密度でも、使用するエキシマレーザの波
長により、前記関係が異なる。一般に、レーザの波長が
小さくなるに従い、物質の光吸収が効率良く行われ、ア
ブレーション現象が加速される。図3に例として、レー
ザの波長λ=308nmの場合を示す。すなわち、下層
部の薄膜8は、特性31に従い、上層部の薄膜7は、特
性30に従うような組合せとする。この場合、アブレー
ションを開始する照射エネルギ密度の閾値は、各々2
2、24であり、材料の選定の一つの目安となる。λ=
248nmに比べ、アブレーション量/ショットは低下
するが、照射エネルギ密度E2において、上層部の薄膜
7に対する量A1が下層部の薄膜8対する量A3より大
きい関係が成立しているため、この場合も、パターン周
辺部の断面形状を滑らかに加工をすることができる。
エネルギ密度との関係は、材料固有の特性であるが、同
一照射エネルギ密度でも、使用するエキシマレーザの波
長により、前記関係が異なる。一般に、レーザの波長が
小さくなるに従い、物質の光吸収が効率良く行われ、ア
ブレーション現象が加速される。図3に例として、レー
ザの波長λ=308nmの場合を示す。すなわち、下層
部の薄膜8は、特性31に従い、上層部の薄膜7は、特
性30に従うような組合せとする。この場合、アブレー
ションを開始する照射エネルギ密度の閾値は、各々2
2、24であり、材料の選定の一つの目安となる。λ=
248nmに比べ、アブレーション量/ショットは低下
するが、照射エネルギ密度E2において、上層部の薄膜
7に対する量A1が下層部の薄膜8対する量A3より大
きい関係が成立しているため、この場合も、パターン周
辺部の断面形状を滑らかに加工をすることができる。
【0039】このように、レーザの波長によっても、ア
ブレーション現象が異なるので、レジスト及び加工され
る薄膜材料の組合せにより、適当な波長を選定する必要
がある。
ブレーション現象が異なるので、レジスト及び加工され
る薄膜材料の組合せにより、適当な波長を選定する必要
がある。
【0040】実際に、アクティブ・マトリクス方式液晶
表示素子のゲート電極GT、ゲートラインGLのパター
ン形成に応用した場合を説明する。図5に示す断面図
は、図8中におけるL2−L2切断面における断面構造
につき、本発明を適用した例を記載したものである。
表示素子のゲート電極GT、ゲートラインGLのパター
ン形成に応用した場合を説明する。図5に示す断面図
は、図8中におけるL2−L2切断面における断面構造
につき、本発明を適用した例を記載したものである。
【0041】図5(a)は、実施例1に記載した方法に
より、単層の第2導電膜g2からゲートラインGLを透
明基板SUB1上の酸化シリコン膜SIO上に形成した
ものの断面図である。材料としては、パターン加工精度
が良いクロム(Cr)薄膜を使用した。あるいはタンタ
ル(Ta)やアルミニウム合金であるAl−Pd等の低
抵抗材料を使用し、パターン形成後、陽極化成膜AOF
を形成することもできる。この場合は、ゲートは、図9
に示すように陽極化成膜AOFと窒化Si絶縁膜GIの
2層構造となる。N(+)型非晶質Si膜、i層半導体
ASは、本実施例では、従来と同様に、ドライエッチン
グガスSF6,CCl4を使用してパターン形成したが、
エキシマレーザ加工でもパターン形成できる。
より、単層の第2導電膜g2からゲートラインGLを透
明基板SUB1上の酸化シリコン膜SIO上に形成した
ものの断面図である。材料としては、パターン加工精度
が良いクロム(Cr)薄膜を使用した。あるいはタンタ
ル(Ta)やアルミニウム合金であるAl−Pd等の低
抵抗材料を使用し、パターン形成後、陽極化成膜AOF
を形成することもできる。この場合は、ゲートは、図9
に示すように陽極化成膜AOFと窒化Si絶縁膜GIの
2層構造となる。N(+)型非晶質Si膜、i層半導体
ASは、本実施例では、従来と同様に、ドライエッチン
グガスSF6,CCl4を使用してパターン形成したが、
エキシマレーザ加工でもパターン形成できる。
【0042】図5(b)には、さらに大画面液晶表示素
子に必要となる多層膜のパターン形成につき本発明を適
用した場合の断面図を示す。大画面液晶表示素子では、
ゲートラインの長さが長くなるため、ゲートラインの抵
抗が高くなる傾向があり、ゲート波形の歪が生じたり、
パターン断線の発生がより多くなる。このため、低抵抗
率の金属とパターン加工精度の良い金属で2層ゲート構
造をとる例が多い。本実施例では、図2に記載の技術を
適用し、ゲートラインGLを多層膜で構成して、パター
ン周辺部の断面形状を緩やかな傾斜をもつように加工し
た。すなわち、下部層膜の第2導電層g2として、アル
ミニウムAl金属やその合金Al−SiあるいはAl−
Pd、Al−Ta等の薄膜をスパッタリングにより成膜
する。抵抗率の低い銅Cu等も使用可能である。その上
に第1導電層g1として、クロム(Cr)薄膜をスパッ
タリングにて成膜し、その後、レジストパターン1aを
ホトリソグラフィーにて形成後、エキシマレーザ照射に
てエッチングを行った。このときのエキシマレーザの照
射条件は、波長248nm、照射エネルギ400mJ/
cm2とした。波長248nmのエキシマレーザによ
り、抵抗率の低いアルミニウム金属やその合金がアブレ
ーションされる閾値は、200mJ/cm2以上であ
る。前記した如く、Cr金属の閾値は、この値よりも小
さく、図2に記載の製造方法を適用して高精度の多層膜
パターンの形成ができることが分かった。
子に必要となる多層膜のパターン形成につき本発明を適
用した場合の断面図を示す。大画面液晶表示素子では、
ゲートラインの長さが長くなるため、ゲートラインの抵
抗が高くなる傾向があり、ゲート波形の歪が生じたり、
パターン断線の発生がより多くなる。このため、低抵抗
率の金属とパターン加工精度の良い金属で2層ゲート構
造をとる例が多い。本実施例では、図2に記載の技術を
適用し、ゲートラインGLを多層膜で構成して、パター
ン周辺部の断面形状を緩やかな傾斜をもつように加工し
た。すなわち、下部層膜の第2導電層g2として、アル
ミニウムAl金属やその合金Al−SiあるいはAl−
Pd、Al−Ta等の薄膜をスパッタリングにより成膜
する。抵抗率の低い銅Cu等も使用可能である。その上
に第1導電層g1として、クロム(Cr)薄膜をスパッ
タリングにて成膜し、その後、レジストパターン1aを
ホトリソグラフィーにて形成後、エキシマレーザ照射に
てエッチングを行った。このときのエキシマレーザの照
射条件は、波長248nm、照射エネルギ400mJ/
cm2とした。波長248nmのエキシマレーザによ
り、抵抗率の低いアルミニウム金属やその合金がアブレ
ーションされる閾値は、200mJ/cm2以上であ
る。前記した如く、Cr金属の閾値は、この値よりも小
さく、図2に記載の製造方法を適用して高精度の多層膜
パターンの形成ができることが分かった。
【0043】以上、説明した実施例にはエキシマレーザ
を用いた場合について記載したが、本願発明の要旨を逸
脱しない範囲で他のレーザを用いてもよいことは当然で
ある。
を用いた場合について記載したが、本願発明の要旨を逸
脱しない範囲で他のレーザを用いてもよいことは当然で
ある。
【0044】
【発明の効果】これまでエッチングに必要であったエッ
チング薬液、エッチングガス、洗浄用の水等が不要とな
り、エッチング工程が簡略化できる。また、製造装置の
共通化が可能となり、大幅な製造コスト低減が実現でき
る。
チング薬液、エッチングガス、洗浄用の水等が不要とな
り、エッチング工程が簡略化できる。また、製造装置の
共通化が可能となり、大幅な製造コスト低減が実現でき
る。
【図1】本発明におけるエキシマレーザによるアブレー
ション現象を薄膜のエッチングに利用した場合の製造工
程フローチャートである。
ション現象を薄膜のエッチングに利用した場合の製造工
程フローチャートである。
【図2】本発明におけるエキシマレーザによるアブレー
ション現象を多層膜のエッチングに利用した場合の製造
工程フローチャートである。
ション現象を多層膜のエッチングに利用した場合の製造
工程フローチャートである。
【図3】1ショット当たりのアブレーション量とエキシ
マレーザの照射エネルギ密度との関係を示している材料
特性図である。
マレーザの照射エネルギ密度との関係を示している材料
特性図である。
【図4】本発明の実施例で、ブラックマトリクスBMの
パターンを示す平面図である。
パターンを示す平面図である。
【図5】本発明の実施例で、アクティブ・マトリクス方
式液晶表示素子のゲートラインGLとデータラインDL
との交差部分の縦構造を示す断面図である。
式液晶表示素子のゲートラインGLとデータラインDL
との交差部分の縦構造を示す断面図である。
【図6】大画面液晶表示素子の薄膜パターン形成に、本
発明のエキシマレーザ加工を適用する場合の装置構成図
の一例である。
発明のエキシマレーザ加工を適用する場合の装置構成図
の一例である。
【図7】従来のアクティブ・マトリクス方式液晶表示素
子の製造で利用されているホトリソグラフィ技術の製造
工程フローチャートである。
子の製造で利用されているホトリソグラフィ技術の製造
工程フローチャートである。
【図8】従来のアクティブ・マトリクス方式液晶表示素
子の一画素とその周辺を示す要部平面図である。
子の一画素とその周辺を示す要部平面図である。
【図9】図8のL1−L1切断線における一画素とその
周辺を示す断面図である。
周辺を示す断面図である。
【図10】従来のエキシマレーザ加工装置の構成図の一
例である。
例である。
1:ホトレジスト、 1a:パターン形成されたホトレジスト 2:薄膜、 2a:パターン形成された薄膜、 3:透明基板、 4:ホトマスク、 5:紫外線、 6:エキシマレーザ光、 7:上層部の薄膜、 8:下層部の薄膜 A1:レーザ波長308nmに対する上層部の薄膜7に
対するアブレーション量/ショット A2:レーザ波長248nmに対する上層部の薄膜7に
対するアブレーション量/ショット A3:レーザ波長308nmに対する下層部の薄膜8に
対するアブレーション量/ショット A4:レーザ波長248nmに対する下層部の薄膜8に
対するアブレーション量/ショット E1:レーザ波長248nmに対する照射エネルギ密度 E2:レーザ波長308nmに対する照射エネルギ密
度。
対するアブレーション量/ショット A2:レーザ波長248nmに対する上層部の薄膜7に
対するアブレーション量/ショット A3:レーザ波長308nmに対する下層部の薄膜8に
対するアブレーション量/ショット A4:レーザ波長248nmに対する下層部の薄膜8に
対するアブレーション量/ショット E1:レーザ波長248nmに対する照射エネルギ密度 E2:レーザ波長308nmに対する照射エネルギ密
度。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 1/08 B H01L 21/3213 29/786 21/336
Claims (6)
- 【請求項1】薄膜を透明基板上に成膜した後、前記薄膜
上に所定のレジストパターンを形成し、前記薄膜及びレ
ジストパターンの上方から、レーザを照射することによ
りエッチングし、所定の薄膜のパターンを形成すること
を特徴とする液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項2】前記レーザがエキシマレーザであることを
特徴とする請求項1記載の液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項3】前記レジストパターンをホトリソグラフィ
技術によりパターン形成したことを特徴とする請求項1
あるいは請求項2に記載の液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項4】前記レジストパターンをエキシマレーザ照
射によりパターン形成したことを特徴とする請求項1あ
るいは請求項2に記載の液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項5】前記レジストがフェノールノボラック樹脂
とナフトキノンジアジドにて構成されるポジ型レジスト
からなることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に
記載の液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項6】前記薄膜が多層膜からなることを特徴とす
る請求項1あるいは請求項2に記載の液晶表示素子の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13409394A JPH086070A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 液晶表示素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13409394A JPH086070A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 液晶表示素子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH086070A true JPH086070A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15120276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13409394A Pending JPH086070A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 液晶表示素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086070A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004031933A (ja) * | 2002-05-09 | 2004-01-29 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機薄膜トランジスタの製造方法及び、それにより製造された有機薄膜トランジスタと有機薄膜トランジスタシート |
| KR100664423B1 (ko) * | 1999-09-27 | 2007-01-03 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치의 배향막 형성방법 |
| JP2007299947A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
| JP2008193035A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 微細形状転写方法および微細形状転写装置 |
| JP2009508321A (ja) * | 2005-06-01 | 2009-02-26 | プラスティック ロジック リミテッド | 層選択レーザーアブレーションパターニング |
| JP2010033006A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-02-12 | Toppan Printing Co Ltd | カラーフィルタの製造方法およびカラーフィルタ |
| JP2010067517A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Fujifilm Corp | 薄膜のパターニング方法、電子材料薄膜、及び有機電界発光表示装置 |
| CN105665936A (zh) * | 2014-11-21 | 2016-06-15 | 深圳市静享科技有限公司 | 一种非金属透明材料用于显示领域不透明区域的加工方法 |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP13409394A patent/JPH086070A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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| CN105665936A (zh) * | 2014-11-21 | 2016-06-15 | 深圳市静享科技有限公司 | 一种非金属透明材料用于显示领域不透明区域的加工方法 |
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