JPH0860973A - 掘削機及び掘削方法 - Google Patents
掘削機及び掘削方法Info
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- JPH0860973A JPH0860973A JP19331194A JP19331194A JPH0860973A JP H0860973 A JPH0860973 A JP H0860973A JP 19331194 A JP19331194 A JP 19331194A JP 19331194 A JP19331194 A JP 19331194A JP H0860973 A JPH0860973 A JP H0860973A
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Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブームの長大化や重量増加を伴うことなく、
確実に深い縦穴を掘削することができ、しかも運搬時の
積み込み作業を困難なく行うことができる掘削機を提供
すること。 【構成】 移動手段であるクローラ2が備えるクレーン
ブーム7の先端部には、固定ブーム8が支持される。可
動ブーム12は、ワイヤ26によって吊下され、かつワ
イヤ26を巻き上げたときに固定ブーム8と連結する。
ワイヤ巻き上げ手段としてのウィンチ28は、ワイヤ2
6によって可動ブーム12を鉛直方向に移動させる。バ
ケット15等を備えた旋回掘削手段Aは、可動ブーム1
2の先端部に設けられる。可動ブーム固定手段としての
パンタグラフP1 は、可動ブーム12の側面から外側に
向かう方向へ伸長する。この伸長動作によって、掘削さ
れた縦穴Hの内壁面に対して可動ブーム12が固定され
る。
確実に深い縦穴を掘削することができ、しかも運搬時の
積み込み作業を困難なく行うことができる掘削機を提供
すること。 【構成】 移動手段であるクローラ2が備えるクレーン
ブーム7の先端部には、固定ブーム8が支持される。可
動ブーム12は、ワイヤ26によって吊下され、かつワ
イヤ26を巻き上げたときに固定ブーム8と連結する。
ワイヤ巻き上げ手段としてのウィンチ28は、ワイヤ2
6によって可動ブーム12を鉛直方向に移動させる。バ
ケット15等を備えた旋回掘削手段Aは、可動ブーム1
2の先端部に設けられる。可動ブーム固定手段としての
パンタグラフP1 は、可動ブーム12の側面から外側に
向かう方向へ伸長する。この伸長動作によって、掘削さ
れた縦穴Hの内壁面に対して可動ブーム12が固定され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地盤を掘削して深い縦
穴を形成するための掘削機、及びその掘削機を用いた掘
削方法に関するものである。
穴を形成するための掘削機、及びその掘削機を用いた掘
削方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、橋などの大型建造物を建設する場
合には、地盤に対して深礎杭が施工される。また、この
深礎杭の施工に先立っては、地盤の複数箇所を掘削する
ことにより、深い縦穴を形成することが必要になる。上
記のような掘削を行う場合、人力を主体とする伝統的な
方法であると、掘削作業の効率化を図ろうとしても一定
の限界がある。従って、最近では掘削機による掘削作業
の効率化に期待が寄せられている。
合には、地盤に対して深礎杭が施工される。また、この
深礎杭の施工に先立っては、地盤の複数箇所を掘削する
ことにより、深い縦穴を形成することが必要になる。上
記のような掘削を行う場合、人力を主体とする伝統的な
方法であると、掘削作業の効率化を図ろうとしても一定
の限界がある。従って、最近では掘削機による掘削作業
の効率化に期待が寄せられている。
【0003】図17(a),図17(b),図18に
は、従来例としてパイプクラム式重機と呼ばれる掘削機
100が示されている。この掘削機100は、主として
移動手段101、クレーンブーム102、固定ブーム1
03と可動ブーム104とを備えた二段式ブーム10
5、バケット106等によって構成されている。
は、従来例としてパイプクラム式重機と呼ばれる掘削機
100が示されている。この掘削機100は、主として
移動手段101、クレーンブーム102、固定ブーム1
03と可動ブーム104とを備えた二段式ブーム10
5、バケット106等によって構成されている。
【0004】掘削作業を行う場合、まず移動手段101
によって掘削機100を掘削位置まで移動する。次に、
図17(b)に示されるように、二段式ブーム105を
垂直な状態にセットし、バケット106を地盤のある方
向に向ける。この状態で、バケット106を旋回させな
がら地盤の比較的浅い部分を掘削する。地盤の深い部分
を掘削する場合には、固定ブーム103から可動ブーム
104を突出させた状態でバケット106を旋回させ
る。この方法によると、深さ20m程度の縦穴を形成す
ることができるようになっている。
によって掘削機100を掘削位置まで移動する。次に、
図17(b)に示されるように、二段式ブーム105を
垂直な状態にセットし、バケット106を地盤のある方
向に向ける。この状態で、バケット106を旋回させな
がら地盤の比較的浅い部分を掘削する。地盤の深い部分
を掘削する場合には、固定ブーム103から可動ブーム
104を突出させた状態でバケット106を旋回させ
る。この方法によると、深さ20m程度の縦穴を形成す
ることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記装置に
よって20mよりも深い部分を掘削する場合、例えば以
下に示す2つの方法が考えられる。第1の方法は、固定
ブーム103及び可動ブーム104の長さを大きく確保
することである、第2の方法は、可動ブーム103を増
設することによって、三段式または四段式ブームを構成
することである。
よって20mよりも深い部分を掘削する場合、例えば以
下に示す2つの方法が考えられる。第1の方法は、固定
ブーム103及び可動ブーム104の長さを大きく確保
することである、第2の方法は、可動ブーム103を増
設することによって、三段式または四段式ブームを構成
することである。
【0006】しかし、このような構成を採った場合、ブ
ーム全体の重量が増し、小型の移動手段101では移動
が困難になる。特に第1の方法のようにブーム全体を長
くすると、二段式ブーム105に大きなモーメントがか
かり、安定性が悪くなる。また、二段式ブーム105が
長いと、掘削機100をトレーラ等に載せて運搬する際
に積み込み作業が煩雑になる。
ーム全体の重量が増し、小型の移動手段101では移動
が困難になる。特に第1の方法のようにブーム全体を長
くすると、二段式ブーム105に大きなモーメントがか
かり、安定性が悪くなる。また、二段式ブーム105が
長いと、掘削機100をトレーラ等に載せて運搬する際
に積み込み作業が煩雑になる。
【0007】パイプクラム式重機のほかには、例えばク
レーンブームから延びるワイヤによってバケットを吊下
したタイプの掘削機(いわゆるクラムシェル重機)が知
られている。この掘削機の利点は、比較的深い縦穴であ
ってもワイヤを長く延ばすことによって掘削することが
できる点である。
レーンブームから延びるワイヤによってバケットを吊下
したタイプの掘削機(いわゆるクラムシェル重機)が知
られている。この掘削機の利点は、比較的深い縦穴であ
ってもワイヤを長く延ばすことによって掘削することが
できる点である。
【0008】しかし、この掘削機の場合、硬い地盤の掘
削には不向きであることに加え、バケットが固定されて
いないため操作性にも劣るという欠点がある。また、バ
ケットとアームとが一体でないため、ダンプカー等への
積み込み作業が煩雑であるという問題がある。
削には不向きであることに加え、バケットが固定されて
いないため操作性にも劣るという欠点がある。また、バ
ケットとアームとが一体でないため、ダンプカー等への
積み込み作業が煩雑であるという問題がある。
【0009】本発明は上記の課題を解消するためになさ
れたものであり、その目的は、ブームの長大化や重量増
加を伴うことなく、深い縦穴を確実に掘削することがで
きる掘削機を提供することにある。また、本発明の別の
目的は、運搬時の積み込み作業を困難なく行うことがで
きる掘削機を提供することにある。
れたものであり、その目的は、ブームの長大化や重量増
加を伴うことなく、深い縦穴を確実に掘削することがで
きる掘削機を提供することにある。また、本発明の別の
目的は、運搬時の積み込み作業を困難なく行うことがで
きる掘削機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、先端部に掘削手段を
備える可動ブームと、前記可動ブームの側面から外側に
向かう方向へ伸長することにより、掘削された縦穴の内
壁面に対して前記可動ブームを固定する可動ブーム固定
手段とを備えた掘削機をその要旨としている。
めに、請求項1に記載の発明では、先端部に掘削手段を
備える可動ブームと、前記可動ブームの側面から外側に
向かう方向へ伸長することにより、掘削された縦穴の内
壁面に対して前記可動ブームを固定する可動ブーム固定
手段とを備えた掘削機をその要旨としている。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記可動ブーム固定手段は、押圧板を備えるとと
もに油圧シリンダによって駆動されるパンタグラフであ
るとしている。
いて、前記可動ブーム固定手段は、押圧板を備えるとと
もに油圧シリンダによって駆動されるパンタグラフであ
るとしている。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項2にお
いて、前記可動ブーム固定手段は、4方向に向かって放
射状に伸長するように配設された4基のパンタグラフで
あるとしている。
いて、前記可動ブーム固定手段は、4方向に向かって放
射状に伸長するように配設された4基のパンタグラフで
あるとしている。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれか1項において、前記可動ブームに、油圧機
器を駆動するための作動油を貯溜する油圧タンクと、そ
の油圧タンクから前記油圧機器へ作動油を供給する作動
油供給手段とを設けている。
3のいずれか1項において、前記可動ブームに、油圧機
器を駆動するための作動油を貯溜する油圧タンクと、そ
の油圧タンクから前記油圧機器へ作動油を供給する作動
油供給手段とを設けている。
【0014】請求項5に記載の発明では、移動手段が備
えるクレーンブームの先端部に支持される固定ブーム
と、ワイヤによって吊下されるとともに、前記ワイヤを
巻き上げることにより前記固定ブームと連結する可動ブ
ームと、前記ワイヤの巻き上げ・巻き下げ動作によって
前記可動ブームを鉛直方向に移動させるワイヤ巻き上げ
手段と、前記可動ブームの先端部に設けられる掘削手段
と、前記可動ブームの側面から外側に向かう方向へ伸長
することにより、掘削された縦穴の内壁面に対して前記
可動ブームを固定する可動ブーム固定手段とを備えた掘
削機としている。
えるクレーンブームの先端部に支持される固定ブーム
と、ワイヤによって吊下されるとともに、前記ワイヤを
巻き上げることにより前記固定ブームと連結する可動ブ
ームと、前記ワイヤの巻き上げ・巻き下げ動作によって
前記可動ブームを鉛直方向に移動させるワイヤ巻き上げ
手段と、前記可動ブームの先端部に設けられる掘削手段
と、前記可動ブームの側面から外側に向かう方向へ伸長
することにより、掘削された縦穴の内壁面に対して前記
可動ブームを固定する可動ブーム固定手段とを備えた掘
削機としている。
【0015】請求項6に記載の発明では、請求項5にお
いて、前記掘削手段は、前記可動ブーム内に設けられた
アーム収容用ブームと、そのアーム収容用ブーム内に旋
回可能に収容された中空状の旋回アームホルダと、前記
旋回アームホルダ内に摺動可能に収容された旋回アーム
と、その旋回アームの先端部に設けられたバケットと、
前記旋回アームの偏心量を調整するためのシリンダとを
備え、前記シリンダは前記旋回アームの基端部かつ前記
アーム収容用ブームの内側に収容されていることをその
要旨としている。
いて、前記掘削手段は、前記可動ブーム内に設けられた
アーム収容用ブームと、そのアーム収容用ブーム内に旋
回可能に収容された中空状の旋回アームホルダと、前記
旋回アームホルダ内に摺動可能に収容された旋回アーム
と、その旋回アームの先端部に設けられたバケットと、
前記旋回アームの偏心量を調整するためのシリンダとを
備え、前記シリンダは前記旋回アームの基端部かつ前記
アーム収容用ブームの内側に収容されていることをその
要旨としている。
【0016】請求項7に記載の発明では、請求項5また
は6に記載の掘削機を用いる掘削方法であって、前記固
定ブームと前記可動ブームとが連結状態のとき、前記可
動ブーム固定手段を伸長させることなく掘削手段による
掘削を行い、前記固定ブームと前記可動ブームとが非連
結状態のとき、前記可動ブーム固定手段を伸長させて、
掘削された縦穴の内壁面に前記可動ブームを固定したう
えで掘削手段による掘削を行う掘削方法をその要旨とし
ている。
は6に記載の掘削機を用いる掘削方法であって、前記固
定ブームと前記可動ブームとが連結状態のとき、前記可
動ブーム固定手段を伸長させることなく掘削手段による
掘削を行い、前記固定ブームと前記可動ブームとが非連
結状態のとき、前記可動ブーム固定手段を伸長させて、
掘削された縦穴の内壁面に前記可動ブームを固定したう
えで掘削手段による掘削を行う掘削方法をその要旨とし
ている。
【0017】請求項8に記載の発明では、請求項7にお
いて、前記固定ブームと前記可動ブームとを非連結状態
にして掘削手段による掘削を行う場合、前記掘削手段に
よって土砂等を保持したまま前記可動ブーム固定手段を
非伸長状態にし、次いで前記ワイヤ巻き上げ手段によっ
て前記ワイヤを巻き上げることにより前記固定ブームと
前記可動ブームとを連結状態にした後、前記掘削手段が
保持していた土砂等を所定位置に釈放することとしてい
る。
いて、前記固定ブームと前記可動ブームとを非連結状態
にして掘削手段による掘削を行う場合、前記掘削手段に
よって土砂等を保持したまま前記可動ブーム固定手段を
非伸長状態にし、次いで前記ワイヤ巻き上げ手段によっ
て前記ワイヤを巻き上げることにより前記固定ブームと
前記可動ブームとを連結状態にした後、前記掘削手段が
保持していた土砂等を所定位置に釈放することとしてい
る。
【0018】
【作用】請求項1に記載の発明によると、掘削時に縦穴
の内壁面に可動ブーム固定手段が当接し、その結果とし
て可動ブームが縦穴内部の所定位置に固定される。この
状態で掘削手段が駆動されるため、掘削手段の操作がよ
り確実なものとなる。
の内壁面に可動ブーム固定手段が当接し、その結果とし
て可動ブームが縦穴内部の所定位置に固定される。この
状態で掘削手段が駆動されるため、掘削手段の操作がよ
り確実なものとなる。
【0019】請求項2,3に記載の発明によると、パン
タグラフを伸長させたときに押圧板が縦穴の内壁面に対
して面接触し、その結果として可動ブームが縦穴内部の
所定位置に確実に固定される。
タグラフを伸長させたときに押圧板が縦穴の内壁面に対
して面接触し、その結果として可動ブームが縦穴内部の
所定位置に確実に固定される。
【0020】請求項4に記載の発明によると、可動ブー
ムに油圧タンクと作動油供給手段とが設けられているた
め、油圧シリンダ等といった油圧機器を駆動するための
作動油を外部から供給する必要がない。このため、作動
油を供給するときの供給経路が短くなり、油圧降下が防
止される。
ムに油圧タンクと作動油供給手段とが設けられているた
め、油圧シリンダ等といった油圧機器を駆動するための
作動油を外部から供給する必要がない。このため、作動
油を供給するときの供給経路が短くなり、油圧降下が防
止される。
【0021】請求項5〜8に記載の発明によると、比較
的浅い部分を掘削するときには、固定ブームと可動ブー
ムとを連結状態にしかつ可動ブーム固定手段を非伸長状
態にして、掘削手段を駆動させる。これに対して深い部
分を掘削するときには、固定ブームと可動ブームとを非
連結状態にし、かつ可動ブーム固定手段を伸長させる。
すると、掘削された縦穴の内壁面に可動ブーム固定手段
が当接し、可動ブームが確実に固定される。この状態で
掘削手段が駆動されるため、掘削手段が確実に操作され
る。
的浅い部分を掘削するときには、固定ブームと可動ブー
ムとを連結状態にしかつ可動ブーム固定手段を非伸長状
態にして、掘削手段を駆動させる。これに対して深い部
分を掘削するときには、固定ブームと可動ブームとを非
連結状態にし、かつ可動ブーム固定手段を伸長させる。
すると、掘削された縦穴の内壁面に可動ブーム固定手段
が当接し、可動ブームが確実に固定される。この状態で
掘削手段が駆動されるため、掘削手段が確実に操作され
る。
【0022】請求項6に記載の発明によると、シリンダ
がアーム収容用ブーム内に収容されるているため、地盤
との接触によるシリンダの傷付きが防止される。請求項
8に記載の発明によると、掘削手段によって土砂等を保
持した後に可動ブーム固定手段を非伸長状態にすること
によって、まず可動ブームの固定が解除される。次にワ
イヤを巻き上げることによって、固定ブームと可動ブー
ムとが連結する。このように固定ブームと可動ブームと
を一体化させた状態で掘削手段が動かされるため、掘削
手段の揺れ等が確実に回避される。
がアーム収容用ブーム内に収容されるているため、地盤
との接触によるシリンダの傷付きが防止される。請求項
8に記載の発明によると、掘削手段によって土砂等を保
持した後に可動ブーム固定手段を非伸長状態にすること
によって、まず可動ブームの固定が解除される。次にワ
イヤを巻き上げることによって、固定ブームと可動ブー
ムとが連結する。このように固定ブームと可動ブームと
を一体化させた状態で掘削手段が動かされるため、掘削
手段の揺れ等が確実に回避される。
【0023】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図1〜図
10に基づき詳細に説明する。この掘削機1は、構成
上、自身を移動させるための部分、掘削を行うための部
分という2つの部分に大別される。
10に基づき詳細に説明する。この掘削機1は、構成
上、自身を移動させるための部分、掘削を行うための部
分という2つの部分に大別される。
【0024】最初に自身を移動させるための部分の構成
について説明する。図1に示されるように、移動手段と
してのクローラ2の上部には、車両本体3が所定角度だ
け旋回可能に設けられている。車両本体3の前部には運
転室4が設けられており、その後部にはエンジン5とカ
ウンタウェイト6とが設けられている。前記エンジン5
は、図示しない油圧ポンプを駆動し、後述する各種油圧
機器に作動油を供給するようになっている。
について説明する。図1に示されるように、移動手段と
してのクローラ2の上部には、車両本体3が所定角度だ
け旋回可能に設けられている。車両本体3の前部には運
転室4が設けられており、その後部にはエンジン5とカ
ウンタウェイト6とが設けられている。前記エンジン5
は、図示しない油圧ポンプを駆動し、後述する各種油圧
機器に作動油を供給するようになっている。
【0025】運転室4の側部上面には、中央部が屈曲し
た略く字状のクレーンブーム7が立設されている。クレ
ーンブーム7の先端には、掘削モジュールMを構成する
固定ブーム8が軸支されている。掘削モジュールMは、
軸9を中心として回動可能になっている。
た略く字状のクレーンブーム7が立設されている。クレ
ーンブーム7の先端には、掘削モジュールMを構成する
固定ブーム8が軸支されている。掘削モジュールMは、
軸9を中心として回動可能になっている。
【0026】このクレーンブーム7の基端側部分には、
第1の油圧シリンダ10が配設されている。より詳細に
いうと、第1の油圧シリンダ10の基端部は運転室4の
側部上面に固定され、第1の油圧シリンダ10から延び
るピストンロッド10aの先端部はクレーンブーム7の
屈曲部7aの側面に連結されている。従って、作動油の
供給により第1の油圧シリンダ10が伸縮すると、クレ
ーンブーム7全体が前後方向に所定量だけ回動するよう
になっている。
第1の油圧シリンダ10が配設されている。より詳細に
いうと、第1の油圧シリンダ10の基端部は運転室4の
側部上面に固定され、第1の油圧シリンダ10から延び
るピストンロッド10aの先端部はクレーンブーム7の
屈曲部7aの側面に連結されている。従って、作動油の
供給により第1の油圧シリンダ10が伸縮すると、クレ
ーンブーム7全体が前後方向に所定量だけ回動するよう
になっている。
【0027】クレーンブーム7の先端側部分には、前記
クレーンブーム7とほぼ平行な状態に第2の油圧シリン
ダ11が配設されている。より詳細にいうと、第2の油
圧シリンダ11の基端部は屈曲部の上面に固定されてい
る。一方、第2の油圧シリンダ11から延びるピストン
ロッド11aの先端部は、前記固定ブーム8に連結され
ている。従って、作動油の供給により第2の油圧シリン
ダ11が伸縮すると、掘削モジュールM全体が前後方向
に所定量だけ回動するようになっている。
クレーンブーム7とほぼ平行な状態に第2の油圧シリン
ダ11が配設されている。より詳細にいうと、第2の油
圧シリンダ11の基端部は屈曲部の上面に固定されてい
る。一方、第2の油圧シリンダ11から延びるピストン
ロッド11aの先端部は、前記固定ブーム8に連結され
ている。従って、作動油の供給により第2の油圧シリン
ダ11が伸縮すると、掘削モジュールM全体が前後方向
に所定量だけ回動するようになっている。
【0028】次に、掘削を行うための部分の構成につい
て説明する。図1〜図6に示されるように、この掘削モ
ジュールMは、主として固定ブーム8、可動ブーム1
2、アーム収容用ブーム13、旋回アーム14、バケッ
ト15、旋回アームホルダ16、可動ブーム固定手段等
によって構成されている。
て説明する。図1〜図6に示されるように、この掘削モ
ジュールMは、主として固定ブーム8、可動ブーム1
2、アーム収容用ブーム13、旋回アーム14、バケッ
ト15、旋回アームホルダ16、可動ブーム固定手段等
によって構成されている。
【0029】図1〜図3に示されるように、固定ブーム
8の先端には可動ブーム12が配置され、可動ブーム1
2の先端にはアーム収容用ブーム13が配置されてい
る。中空状の固定ブーム8の先端部には、図2(a)〜
図2(c)に示されるように、一対の第1のシーブ固定
金具18が固着されている。このシーブ固定金具18の
下面側には、係合凹部18aが形成されている。この係
合凹部18aの表面には、合成樹脂製のクッション材1
8bが設けられている。第1のシーブ固定金具18に
は、それぞれ第1のシーブ17が回転可能に設けられて
いる。
8の先端には可動ブーム12が配置され、可動ブーム1
2の先端にはアーム収容用ブーム13が配置されてい
る。中空状の固定ブーム8の先端部には、図2(a)〜
図2(c)に示されるように、一対の第1のシーブ固定
金具18が固着されている。このシーブ固定金具18の
下面側には、係合凹部18aが形成されている。この係
合凹部18aの表面には、合成樹脂製のクッション材1
8bが設けられている。第1のシーブ固定金具18に
は、それぞれ第1のシーブ17が回転可能に設けられて
いる。
【0030】同じく中空状をした可動ブーム12の基端
部及び中央部には、それぞれつば部19,20が形成さ
れている。可動ブーム12において上側つば部19の下
側には、第2のシーブ固定金具21が嵌合されている。
このシーブ固定金具21は、可動ブーム12に沿って上
側つば部19と下側つば部20との間を摺動することが
できる。
部及び中央部には、それぞれつば部19,20が形成さ
れている。可動ブーム12において上側つば部19の下
側には、第2のシーブ固定金具21が嵌合されている。
このシーブ固定金具21は、可動ブーム12に沿って上
側つば部19と下側つば部20との間を摺動することが
できる。
【0031】第2のシーブ固定金具21には、第2のシ
ーブ22及び第3のシーブ23が2個ずつ回転可能に設
けられている。シーブ固定金具21の上面側には、前記
第1のシーブ固定金具18の係合凹部18aに係合しう
る形状の係合凸部21aが形成されている。この係合凸
部21aの表面には、係合凹部18aと同じく合成樹脂
製のクッション材21bが設けられている。また、可動
ブーム12において下側つば部20の下側には、一対の
第3のシーブ固定金具24が固着されている。第3のシ
ーブ固定金具24には、それぞれ第4のシーブ25が回
転可能に設けられている。
ーブ22及び第3のシーブ23が2個ずつ回転可能に設
けられている。シーブ固定金具21の上面側には、前記
第1のシーブ固定金具18の係合凹部18aに係合しう
る形状の係合凸部21aが形成されている。この係合凸
部21aの表面には、係合凹部18aと同じく合成樹脂
製のクッション材21bが設けられている。また、可動
ブーム12において下側つば部20の下側には、一対の
第3のシーブ固定金具24が固着されている。第3のシ
ーブ固定金具24には、それぞれ第4のシーブ25が回
転可能に設けられている。
【0032】前記可動ブーム12は、2本のワイヤ26
によって吊下されるようになっている。各ワイヤ26の
先端は、第2のクッション材21に固定されている。こ
れらのワイヤ26は、第4のシーブ25によって反転さ
れ、かつ第1〜第3のシーブ17,22,23を経て固
定ブーム8の基端側に到っている。前記ワイヤ26は、
さらに固定ブーム8の基端部両側面に回転可能に設けら
れた第5のシーブ27によって屈曲され、最終的にはク
レーンブーム7側に到っている。クレーンブーム7の屈
曲部7aよりも少し上部には、ワイヤ巻き上げ手段して
のウィンチ28が配設されている。前記ワイヤ26の基
端は、このウィンチ28に連結されている。
によって吊下されるようになっている。各ワイヤ26の
先端は、第2のクッション材21に固定されている。こ
れらのワイヤ26は、第4のシーブ25によって反転さ
れ、かつ第1〜第3のシーブ17,22,23を経て固
定ブーム8の基端側に到っている。前記ワイヤ26は、
さらに固定ブーム8の基端部両側面に回転可能に設けら
れた第5のシーブ27によって屈曲され、最終的にはク
レーンブーム7側に到っている。クレーンブーム7の屈
曲部7aよりも少し上部には、ワイヤ巻き上げ手段して
のウィンチ28が配設されている。前記ワイヤ26の基
端は、このウィンチ28に連結されている。
【0033】図3に示されるように、可動ブーム12の
下部側面には、可動ブーム固定手段としてのパンタグラ
フP1 が2基かつ左右対称に固定されている。パンタグ
ラフP1 は、第3の油圧シリンダ30と、X字状に連結
された2種の伸縮アーム31,32と、押圧板33と、
スライダ34とによって構成されている。
下部側面には、可動ブーム固定手段としてのパンタグラ
フP1 が2基かつ左右対称に固定されている。パンタグ
ラフP1 は、第3の油圧シリンダ30と、X字状に連結
された2種の伸縮アーム31,32と、押圧板33と、
スライダ34とによって構成されている。
【0034】斜め上方に向かって延びる伸縮アーム31
と、斜め下方に向かって延びる伸縮アーム32とは、軸
35を介してX字状にかつ回動可能に連結されている。
第3の油圧シリンダ30は、可動ブーム12側に軸支さ
れている。第3の油圧シリンダ30から突出するピスト
ンロッド30aの先端は、伸縮アーム31の中央部より
も若干先端側の位置に軸支されている。伸縮アーム31
の先端は押圧板33の上端部に対して軸支され、伸縮ア
ーム32の先端は押圧板33の下端部に対して軸支され
ている。押圧板33は長手方向に沿って伸縮可能になっ
ている。スライダ34は、可動ブーム12の下端部に固
着されている。これらのスライダ34は、伸縮アーム3
1の基端を可動ブーム12の長手方向に沿って摺動可能
にガイドしている。
と、斜め下方に向かって延びる伸縮アーム32とは、軸
35を介してX字状にかつ回動可能に連結されている。
第3の油圧シリンダ30は、可動ブーム12側に軸支さ
れている。第3の油圧シリンダ30から突出するピスト
ンロッド30aの先端は、伸縮アーム31の中央部より
も若干先端側の位置に軸支されている。伸縮アーム31
の先端は押圧板33の上端部に対して軸支され、伸縮ア
ーム32の先端は押圧板33の下端部に対して軸支され
ている。押圧板33は長手方向に沿って伸縮可能になっ
ている。スライダ34は、可動ブーム12の下端部に固
着されている。これらのスライダ34は、伸縮アーム3
1の基端を可動ブーム12の長手方向に沿って摺動可能
にガイドしている。
【0035】前記各油圧シリンダ30には、油圧供給パ
イプ36を介してエンジン5側から作動油が供給される
ようになっている。油圧供給パイプ36は、図1に示さ
れるように、可動ブーム12及び固定ブーム8の内部を
通り、第6のシーブ37及び第7のシーブ38を経て、
エンジン5の上部に設けられたパイプ巻き取り手段39
に巻き取られる。
イプ36を介してエンジン5側から作動油が供給される
ようになっている。油圧供給パイプ36は、図1に示さ
れるように、可動ブーム12及び固定ブーム8の内部を
通り、第6のシーブ37及び第7のシーブ38を経て、
エンジン5の上部に設けられたパイプ巻き取り手段39
に巻き取られる。
【0036】第3の油圧シリンダ30に作動油を供給す
ると、図3(b)に示されるように、油圧シリンダ30
が伸長し、それに基づいて押圧板33が可動シーブ12
の外側方向に向かって伸長するようになっている。な
お、伸縮時においても、両押圧板33は常に可動シーブ
12の長手方向に対してほぼ平行な関係を維持する。
ると、図3(b)に示されるように、油圧シリンダ30
が伸長し、それに基づいて押圧板33が可動シーブ12
の外側方向に向かって伸長するようになっている。な
お、伸縮時においても、両押圧板33は常に可動シーブ
12の長手方向に対してほぼ平行な関係を維持する。
【0037】図4〜図6に示されるように、可動ブーム
12の先端には旋回掘削手段Aが配設されている。旋回
掘削手段Aは、アーム収容用ブーム13、旋回アーム1
4、バケット15、旋回アームホルダ16、2つの油圧
モータ45,46からなる駆動手段、第4の油圧シリン
ダ47などを備えている。
12の先端には旋回掘削手段Aが配設されている。旋回
掘削手段Aは、アーム収容用ブーム13、旋回アーム1
4、バケット15、旋回アームホルダ16、2つの油圧
モータ45,46からなる駆動手段、第4の油圧シリン
ダ47などを備えている。
【0038】断面正方形状かつ中空状のアーム収容ブー
ム13は、可動ブーム12内において摺動可能に設けら
れている。中空状の旋回アームホルダ16は、アーム収
容ブーム13内において旋回可能に設けられている。そ
して、旋回アーム14は、旋回アームホルダ16内にお
いて摺動可能に、かつ旋回アームホルダ16と一体旋回
可能に設けられている。
ム13は、可動ブーム12内において摺動可能に設けら
れている。中空状の旋回アームホルダ16は、アーム収
容ブーム13内において旋回可能に設けられている。そ
して、旋回アーム14は、旋回アームホルダ16内にお
いて摺動可能に、かつ旋回アームホルダ16と一体旋回
可能に設けられている。
【0039】旋回アーム14の先端部には、連結アーム
48を介してバケット15が取り付けられている。連結
アーム48の基端は、軸49によって回動可能に軸支さ
れている。連結アーム48の先端は、軸50によって回
動可能に軸支されている。旋回アームホルダ16の先端
部に形成された軸51には、リンク部材52の基端が回
動可能に軸支されている。リンク部材52の先端は、連
結アーム48の中央部に設けられた軸53に回動可能に
軸支されている。
48を介してバケット15が取り付けられている。連結
アーム48の基端は、軸49によって回動可能に軸支さ
れている。連結アーム48の先端は、軸50によって回
動可能に軸支されている。旋回アームホルダ16の先端
部に形成された軸51には、リンク部材52の基端が回
動可能に軸支されている。リンク部材52の先端は、連
結アーム48の中央部に設けられた軸53に回動可能に
軸支されている。
【0040】旋回アーム14の偏心量を調整するための
第4の油圧シリンダ47は、旋回アーム14の基端部か
つ旋回アームホルダ16の内側に収容されている。この
油圧シリンダ47には、油圧供給パイプ36を介して作
動油が供給される。作動油の供給によって油圧シリンダ
47が伸長すると、リンク部材52の作用によって連結
アーム48が軸49を中心として回動する。よって、図
4(a)に示されるように、旋回アーム14が所定角度
だけ偏心するようになっている。
第4の油圧シリンダ47は、旋回アーム14の基端部か
つ旋回アームホルダ16の内側に収容されている。この
油圧シリンダ47には、油圧供給パイプ36を介して作
動油が供給される。作動油の供給によって油圧シリンダ
47が伸長すると、リンク部材52の作用によって連結
アーム48が軸49を中心として回動する。よって、図
4(a)に示されるように、旋回アーム14が所定角度
だけ偏心するようになっている。
【0041】駆動手段を構成する第1の油圧モータ45
及び第2の油圧モータ46は、可動ブーム12の外側面
に固定されている。第1の油圧モータ45は、アーム収
容用ブーム13を摺動させるためのモータである。一
方、第2の油圧モータ46は、旋回アームホルダ16と
旋回アーム14とを旋回させるためのモータである。な
お、これらの油圧モータ45,46に対しても、前記油
圧供給パイプ36を介してエンジン5側から作動油が供
給されるようになっている。
及び第2の油圧モータ46は、可動ブーム12の外側面
に固定されている。第1の油圧モータ45は、アーム収
容用ブーム13を摺動させるためのモータである。一
方、第2の油圧モータ46は、旋回アームホルダ16と
旋回アーム14とを旋回させるためのモータである。な
お、これらの油圧モータ45,46に対しても、前記油
圧供給パイプ36を介してエンジン5側から作動油が供
給されるようになっている。
【0042】図5に示されるように、第1の油圧モータ
45の駆動力は、第1のギア54、第1の駆動チェーン
55、第2のギア56、第3のギア57、第2の駆動チ
ェーン58及び第4のギア59を介して、第4のギア5
9の両側に配置された一対の第5のギア60に伝達され
る。アーム収容用ブーム13には長手方向に沿ってチェ
ーン61が2本設けられており、その両端は同アーム収
容用ブーム13に連結されている。そして、これらのチ
ェーン61は、前記第5のギア60及びガイドギア62
に介装されている。従って、第1の油圧モータ45を駆
動させると、チェーン61に駆動力が伝達され、それに
伴いアーム収容用ブーム13及び旋回アームホルダ16
等が可動ブーム12の長手方向に沿って摺動する。
45の駆動力は、第1のギア54、第1の駆動チェーン
55、第2のギア56、第3のギア57、第2の駆動チ
ェーン58及び第4のギア59を介して、第4のギア5
9の両側に配置された一対の第5のギア60に伝達され
る。アーム収容用ブーム13には長手方向に沿ってチェ
ーン61が2本設けられており、その両端は同アーム収
容用ブーム13に連結されている。そして、これらのチ
ェーン61は、前記第5のギア60及びガイドギア62
に介装されている。従って、第1の油圧モータ45を駆
動させると、チェーン61に駆動力が伝達され、それに
伴いアーム収容用ブーム13及び旋回アームホルダ16
等が可動ブーム12の長手方向に沿って摺動する。
【0043】図5,図6に示されるように、旋回アーム
ホルダ16の基端部には、断面略正方形状の挿通孔63
を有する従動スプロケット64が嵌合されている。この
従動スプロケット64は、旋回アームホルダ16の外周
面に対して相対的に摺動可能になっている。従動スプロ
ケット64の両側には、一対のスプロケット止め65が
配置されている。従動スプロケット止め65は、旋回ア
ームホルダ16の長手方向への従動スプロケット64の
移動を規制している。なお、旋回アームホルダ16は、
アーム収容用ブーム13の先端部内周面に形成された図
示しない軸受によって回転可能に支持されている。
ホルダ16の基端部には、断面略正方形状の挿通孔63
を有する従動スプロケット64が嵌合されている。この
従動スプロケット64は、旋回アームホルダ16の外周
面に対して相対的に摺動可能になっている。従動スプロ
ケット64の両側には、一対のスプロケット止め65が
配置されている。従動スプロケット止め65は、旋回ア
ームホルダ16の長手方向への従動スプロケット64の
移動を規制している。なお、旋回アームホルダ16は、
アーム収容用ブーム13の先端部内周面に形成された図
示しない軸受によって回転可能に支持されている。
【0044】第2の油圧モータ46の駆動力は、駆動ス
プロケット66及び第3の駆動チェーン67を介して従
動スプロケット64に伝達される。従って、第2の油圧
モータ46を駆動させると、旋回アームホルダ16と旋
回アーム14とが一体的に旋回する。
プロケット66及び第3の駆動チェーン67を介して従
動スプロケット64に伝達される。従って、第2の油圧
モータ46を駆動させると、旋回アームホルダ16と旋
回アーム14とが一体的に旋回する。
【0045】次に、図7〜図10に従って上記掘削機1
による掘削作業の手順を示す。まず、クローラ2によっ
て掘削機1を所定の掘削位置まで移動させる。この後、
図1に示されるように、第2の油圧シリンダ11を伸長
させることによって、ほぼ水平な状態であった掘削モジ
ュールMを垂直な状態にする。このとき、バケット15
は地盤G側に向けられる。この時点においては、まだパ
ンタグラフP1は折り畳まれた状態にある。
による掘削作業の手順を示す。まず、クローラ2によっ
て掘削機1を所定の掘削位置まで移動させる。この後、
図1に示されるように、第2の油圧シリンダ11を伸長
させることによって、ほぼ水平な状態であった掘削モジ
ュールMを垂直な状態にする。このとき、バケット15
は地盤G側に向けられる。この時点においては、まだパ
ンタグラフP1は折り畳まれた状態にある。
【0046】地盤Gの比較的浅い部分を掘削する場合に
は、固定ブーム8と可動ブーム12とを図2(c)に示
すように連結した状態でバケット15を旋回させる。図
7においては、固定ブーム8から可動ブーム12を突出
させた状態が示されている。より深い部分に掘り進むに
従って、図8に示されるように可動ブーム12からアー
ム収容ブーム13を徐々に突出させる。このようにして
ある程度の深さまで地盤Gを掘り進む。その結果、バケ
ット15の旋回径にほぼ等しい縦穴Hが形成される。な
お、土砂やずり等を把持したバケット15は、掘削モジ
ュールM全体を所定位置に動かすことによって、図示し
ないダンプカー等の上部に移動される。そこでバケット
15を開けて土砂等を釈放することにより、ダンプカー
に土砂等が積み込まれる。
は、固定ブーム8と可動ブーム12とを図2(c)に示
すように連結した状態でバケット15を旋回させる。図
7においては、固定ブーム8から可動ブーム12を突出
させた状態が示されている。より深い部分に掘り進むに
従って、図8に示されるように可動ブーム12からアー
ム収容ブーム13を徐々に突出させる。このようにして
ある程度の深さまで地盤Gを掘り進む。その結果、バケ
ット15の旋回径にほぼ等しい縦穴Hが形成される。な
お、土砂やずり等を把持したバケット15は、掘削モジ
ュールM全体を所定位置に動かすことによって、図示し
ないダンプカー等の上部に移動される。そこでバケット
15を開けて土砂等を釈放することにより、ダンプカー
に土砂等が積み込まれる。
【0047】連結した固定ブーム8及び可動ブーム12
の上げ下げで掘り進むことが不能となったときは、巻き
上げていたワイヤ26を巻き下げる方向にウィンチ28
を駆動させる。すると、図9に示されるように、可動ブ
ーム12に働く重力の作用によって可動ブーム12が下
方向に引っ張られ、固定ブーム8が可動ブーム12から
離間する。このとき、可動ブーム12よりも先端側の部
分は、ワイヤ26を巻き下げた分だけ下方向に移動す
る。その結果、バケット15は地盤Gのより深い部分に
到達する。
の上げ下げで掘り進むことが不能となったときは、巻き
上げていたワイヤ26を巻き下げる方向にウィンチ28
を駆動させる。すると、図9に示されるように、可動ブ
ーム12に働く重力の作用によって可動ブーム12が下
方向に引っ張られ、固定ブーム8が可動ブーム12から
離間する。このとき、可動ブーム12よりも先端側の部
分は、ワイヤ26を巻き下げた分だけ下方向に移動す
る。その結果、バケット15は地盤Gのより深い部分に
到達する。
【0048】次に、第3の油圧シリンダ30を駆動させ
ることによって、図10に示されるようにパンタグラフ
P1 を水平方向へ伸長させる。すると、掘削された縦穴
Hの内壁面に両方の押圧板33が面接触し、可動ブーム
12が縦穴H内の所定位置において移動不能になる。こ
のように可動ブーム12を確実に固定した後、バケット
15を旋回させて掘削を行う。
ることによって、図10に示されるようにパンタグラフ
P1 を水平方向へ伸長させる。すると、掘削された縦穴
Hの内壁面に両方の押圧板33が面接触し、可動ブーム
12が縦穴H内の所定位置において移動不能になる。こ
のように可動ブーム12を確実に固定した後、バケット
15を旋回させて掘削を行う。
【0049】バケット15に土砂等を把持させた後、そ
の状態でいったんパンタグラフP1を折り畳み、可動ブ
ーム12の固定を解除する。次いで、ウィンチ28を駆
動させることによってワイヤ26を巻き上げ、固定ブー
ム8と可動ブーム12とを再び連結させる。固定ブーム
8と可動ブーム12とを一体化した後、土砂等を把持し
たバケット15をダンプカー等の上部に移動させ、そこ
でバケット15を開けて土砂等を釈放する。その結果、
土砂等がダンプカーに積み込まれる。そして、縦穴Hが
所定の深さに到達するまで、上記の一連の動作を繰り返
す。
の状態でいったんパンタグラフP1を折り畳み、可動ブ
ーム12の固定を解除する。次いで、ウィンチ28を駆
動させることによってワイヤ26を巻き上げ、固定ブー
ム8と可動ブーム12とを再び連結させる。固定ブーム
8と可動ブーム12とを一体化した後、土砂等を把持し
たバケット15をダンプカー等の上部に移動させ、そこ
でバケット15を開けて土砂等を釈放する。その結果、
土砂等がダンプカーに積み込まれる。そして、縦穴Hが
所定の深さに到達するまで、上記の一連の動作を繰り返
す。
【0050】掘削が終了した場合には、パンタグラフP
1 を折り畳み、ウィンチ28によってワイヤ26を完全
に巻き上げる。すると、図1に示されるように、再び固
定ブーム8と可動ブーム12とが連結される。この後、
クローラ2によって次の掘削位置まで移動した後、上述
した手順を繰り返す。
1 を折り畳み、ウィンチ28によってワイヤ26を完全
に巻き上げる。すると、図1に示されるように、再び固
定ブーム8と可動ブーム12とが連結される。この後、
クローラ2によって次の掘削位置まで移動した後、上述
した手順を繰り返す。
【0051】次の掘削位置が遠距離であってクローラ2
では移動不能な場合、掘削機1は例えばダンプカー等の
大型の搬送手段によって搬送される。掘削機1を搬送手
段に積み込む際、ワイヤ26を完全に巻き上げて、可動
ブーム12と固定ブーム8とを確実に連結し、一体化さ
せておく。
では移動不能な場合、掘削機1は例えばダンプカー等の
大型の搬送手段によって搬送される。掘削機1を搬送手
段に積み込む際、ワイヤ26を完全に巻き上げて、可動
ブーム12と固定ブーム8とを確実に連結し、一体化さ
せておく。
【0052】さて、以上詳述したこの実施例の構成によ
ると、巻き上げていたワイヤ26を巻き下げることによ
って、固定ブーム8と可動ブーム12とを非連結状態に
することができるという特徴がある。従って、固定ブー
ム8、可動ブーム12及びアーム収容用ブーム13を足
した長さよりも深い部分に、確実にかつ容易にバケット
15を到達させることができる。よって、従来のパイプ
クラム式重機とは異なり、掘削モジュールMの長大化や
重量増加を伴うことなく、20m以上の深い縦穴Hを確
実に掘削することができる。また、全体の重量増が防止
されることに付随して、クローラ2の小型化を図ること
ができる。さらに、掘削モジュールMが比較的短くなる
ことから、掘削機1の安定性の向上も図ることができ
る。
ると、巻き上げていたワイヤ26を巻き下げることによ
って、固定ブーム8と可動ブーム12とを非連結状態に
することができるという特徴がある。従って、固定ブー
ム8、可動ブーム12及びアーム収容用ブーム13を足
した長さよりも深い部分に、確実にかつ容易にバケット
15を到達させることができる。よって、従来のパイプ
クラム式重機とは異なり、掘削モジュールMの長大化や
重量増加を伴うことなく、20m以上の深い縦穴Hを確
実に掘削することができる。また、全体の重量増が防止
されることに付随して、クローラ2の小型化を図ること
ができる。さらに、掘削モジュールMが比較的短くなる
ことから、掘削機1の安定性の向上も図ることができ
る。
【0053】また、本実施例の構成であると、ワイヤ2
6を巻き下げて深い部分の掘削を行うときでも、可動ブ
ーム12を確実に固定することができる。従って、バケ
ット15を駆動して地盤Gを掘り進むときに、バケット
15を確実に操作することができる。ゆえに、バケット
15を単に吊下しただけの従来のクラムシェル重機とは
大きく異なり、操作性に極めて優れている。しかも、こ
の実施例の掘削機1であると、地盤Gに対して確実にか
つ効率よく掘削を行うことができるというメリットがあ
る。勿論、浅い部分の掘削を行うときには、可動ブーム
12と固定ブーム8とが連結状態にあるため、確実にバ
ケット15を操作することができる。即ち、上記のこと
を鑑みると、操作性に優れるこの実施例の掘削機1は、
従来のクラムシェル重機に比較して、効率のよい掘削作
業を行うことができることがわかる。
6を巻き下げて深い部分の掘削を行うときでも、可動ブ
ーム12を確実に固定することができる。従って、バケ
ット15を駆動して地盤Gを掘り進むときに、バケット
15を確実に操作することができる。ゆえに、バケット
15を単に吊下しただけの従来のクラムシェル重機とは
大きく異なり、操作性に極めて優れている。しかも、こ
の実施例の掘削機1であると、地盤Gに対して確実にか
つ効率よく掘削を行うことができるというメリットがあ
る。勿論、浅い部分の掘削を行うときには、可動ブーム
12と固定ブーム8とが連結状態にあるため、確実にバ
ケット15を操作することができる。即ち、上記のこと
を鑑みると、操作性に優れるこの実施例の掘削機1は、
従来のクラムシェル重機に比較して、効率のよい掘削作
業を行うことができることがわかる。
【0054】さらに、この構成であると不使用時に掘削
モジュールMをコンパクトにすることができるため、遠
距離に搬送するときでも、トレーラ等への積み込み作業
が容易になる。また、掘削モジュールMを構成する各部
分が確実に連結していることから、搬送時における不都
合(振動等による各部材の揺れやバケット15等の外れ
など)も防止される。従って、掘削機1を目的地まで安
全に搬送することができる。
モジュールMをコンパクトにすることができるため、遠
距離に搬送するときでも、トレーラ等への積み込み作業
が容易になる。また、掘削モジュールMを構成する各部
分が確実に連結していることから、搬送時における不都
合(振動等による各部材の揺れやバケット15等の外れ
など)も防止される。従って、掘削機1を目的地まで安
全に搬送することができる。
【0055】また、この掘削機1においては、固定ブー
ム8と可動ブーム12とが連結する部分である第1のシ
ーブ固定金具18,21に、それぞれクッション材18
b,21bが配置されている。従って、ワイヤ26を高
速度で巻き上げたような場合等であっても、連結部分に
対する振動や衝撃を緩和することができる。ゆえに、連
結部分の故障等が回避され、装置の耐久性も確実に向上
する。また、第1及び第2のシーブ固定金具18,21
には、係合凹部18aと係合凸部21aとが形成されて
いるため、連結時に固定ブーム8と可動ブーム12との
間で位置ずれが起こりにくい。
ム8と可動ブーム12とが連結する部分である第1のシ
ーブ固定金具18,21に、それぞれクッション材18
b,21bが配置されている。従って、ワイヤ26を高
速度で巻き上げたような場合等であっても、連結部分に
対する振動や衝撃を緩和することができる。ゆえに、連
結部分の故障等が回避され、装置の耐久性も確実に向上
する。また、第1及び第2のシーブ固定金具18,21
には、係合凹部18aと係合凸部21aとが形成されて
いるため、連結時に固定ブーム8と可動ブーム12との
間で位置ずれが起こりにくい。
【0056】さらに、実施例によると第4の油圧シリン
ダ47がアーム収容用ブーム13内に収容されているた
め、掘削時において油圧シリンダ47が地盤Gと接触す
ることがない。従って、接触による油圧シリンダ47の
傷付き等が防止され、装置の耐久性が向上する。
ダ47がアーム収容用ブーム13内に収容されているた
め、掘削時において油圧シリンダ47が地盤Gと接触す
ることがない。従って、接触による油圧シリンダ47の
傷付き等が防止され、装置の耐久性が向上する。
【0057】そして、両側に同じ長さだけ伸長するパン
タグラフP1 を可動ブーム固定手段として使用している
ため、旋回アーム14の軸を常に縦穴Hの中心付近に位
置させることができる。よって、深い縦穴Hを掘り進む
場合であっても、その方向を正しく維持することができ
る。従って、形成精度に優れた縦穴Hを得ることができ
る。
タグラフP1 を可動ブーム固定手段として使用している
ため、旋回アーム14の軸を常に縦穴Hの中心付近に位
置させることができる。よって、深い縦穴Hを掘り進む
場合であっても、その方向を正しく維持することができ
る。従って、形成精度に優れた縦穴Hを得ることができ
る。
【0058】また、この実施例の場合、土砂等を把持し
たバケット15を、固定ブーム8と可動ブーム12とを
一体化した状態でダンプカー等の上部へ移動させること
ができる。このため、移動時におけるバケット15の揺
れ等を確実に回避することができる。そして、バケット
15の揺れが回避されることで、ダンプカーへの土砂等
の積み込み作業を従来に比して効率よく、しかも安全に
行うことが可能となる。 〔実施例2〕図11〜図14には実施例2の掘削機70
が示されている。
たバケット15を、固定ブーム8と可動ブーム12とを
一体化した状態でダンプカー等の上部へ移動させること
ができる。このため、移動時におけるバケット15の揺
れ等を確実に回避することができる。そして、バケット
15の揺れが回避されることで、ダンプカーへの土砂等
の積み込み作業を従来に比して効率よく、しかも安全に
行うことが可能となる。 〔実施例2〕図11〜図14には実施例2の掘削機70
が示されている。
【0059】この実施例では、軌索式ケーブルクレーン
71に掘削モジュールMを吊り下げることによって掘削
機70が構成されている。軌索式ケーブルクレーン71
は、主索72、横行索73及び巻上索74の3種の索
と、略H字状をしたトロリー75とを備えている。主索
72の両端は、例えば岸壁や支持塔などのようなものに
対して固定されている。ほぼ水平方向に延びる主索72
には、一対の上側シーブ76を引っ掛けることによっ
て、前記トロリー75が横行可能に吊り下げられてい
る。
71に掘削モジュールMを吊り下げることによって掘削
機70が構成されている。軌索式ケーブルクレーン71
は、主索72、横行索73及び巻上索74の3種の索
と、略H字状をしたトロリー75とを備えている。主索
72の両端は、例えば岸壁や支持塔などのようなものに
対して固定されている。ほぼ水平方向に延びる主索72
には、一対の上側シーブ76を引っ掛けることによっ
て、前記トロリー75が横行可能に吊り下げられてい
る。
【0060】横行索73の両端は、横行索73が全体と
して無端状となるように、前記トロリー75の両側に固
定されている。そして、この横行索73は、横行用モー
タ77によって駆動されるようになっている。
して無端状となるように、前記トロリー75の両側に固
定されている。そして、この横行索73は、横行用モー
タ77によって駆動されるようになっている。
【0061】巻上索74は、種索72及び横行索73の
下側に位置している。巻上索74の一端は岸壁や支持塔
などに固定されており、他端は巻上用モータ78に連結
されている。巻上索74のうち、トロリー75の持つ一
対の下側シーブ79間に位置する部分には、クレーン8
0が吊り下げられている。
下側に位置している。巻上索74の一端は岸壁や支持塔
などに固定されており、他端は巻上用モータ78に連結
されている。巻上索74のうち、トロリー75の持つ一
対の下側シーブ79間に位置する部分には、クレーン8
0が吊り下げられている。
【0062】クレーン80には、図12,図13に示さ
れるような掘削モジュールMが吊り下げられている。本
実施例の掘削モジュールMは、主として可動ブーム1
2、アーム収容用ブーム13、旋回アーム14、バケッ
ト15、旋回アームホルダ16、可動ブーム固定手段等
によって構成されている。即ち、固定ブーム8がない点
が前記実施例1と相違している。なお、実施例1と同じ
部材番号を付したものについては、ここでは詳細な説明
を省略する。
れるような掘削モジュールMが吊り下げられている。本
実施例の掘削モジュールMは、主として可動ブーム1
2、アーム収容用ブーム13、旋回アーム14、バケッ
ト15、旋回アームホルダ16、可動ブーム固定手段等
によって構成されている。即ち、固定ブーム8がない点
が前記実施例1と相違している。なお、実施例1と同じ
部材番号を付したものについては、ここでは詳細な説明
を省略する。
【0063】また、図12に示されるように、この掘削
モジュールMは、4方向に向かって放射状に伸長するよ
うに配設された4基のパンタグラフP1 を、可動ブーム
固定手段として備えている。さらに、可動ブーム12の
外側面には、油圧タンク81、操作ユニット82、作動
油供給手段としての電動機83が備え付けられている。
油圧タンク81は、油圧機器(パンタグラフP1 を伸縮
させる油圧シリンダや、旋回アーム14を旋回させる油
圧モータ等)を駆動するための作動油を貯溜している。
電動機83は、油圧タンク81から油圧機器へ作動油を
供給する。つまり、この実施例の場合、掘削モジュール
Mはユニット化されたものとなっている。そして、上記
のような掘削モジュールMには、コード(電線や信号
線)84の一端が接続されている。前記コード84の他
端は、巻き上げ用のドラム85に巻回されている。掘削
モジュールMには、このコード84を介して操作盤から
の信号や発電機からの電気が送られる。
モジュールMは、4方向に向かって放射状に伸長するよ
うに配設された4基のパンタグラフP1 を、可動ブーム
固定手段として備えている。さらに、可動ブーム12の
外側面には、油圧タンク81、操作ユニット82、作動
油供給手段としての電動機83が備え付けられている。
油圧タンク81は、油圧機器(パンタグラフP1 を伸縮
させる油圧シリンダや、旋回アーム14を旋回させる油
圧モータ等)を駆動するための作動油を貯溜している。
電動機83は、油圧タンク81から油圧機器へ作動油を
供給する。つまり、この実施例の場合、掘削モジュール
Mはユニット化されたものとなっている。そして、上記
のような掘削モジュールMには、コード(電線や信号
線)84の一端が接続されている。前記コード84の他
端は、巻き上げ用のドラム85に巻回されている。掘削
モジュールMには、このコード84を介して操作盤から
の信号や発電機からの電気が送られる。
【0064】次に、本実施例の掘削機70による掘削作
業の手順を説明する。まず、横行用モータ77を駆動さ
せることにより横行索73を動かし、トロリー75を掘
削位置の上方に移動させる。次いで、巻上用モータ78
を駆動することにより巻上索74を巻き下げ、クレーン
80を下降させる。そして、掘削モジュールMのバケッ
ト15によって、地盤Gの比較的浅い部分を掘削する。
掘削によって生じた土砂等は、バケット15によって把
持・排出された後にダンプカー等に積み込まれる。以上
のような浅い部分の掘削作業においては、パンタグラフ
P1 はまだ折り畳まれた状態にある。
業の手順を説明する。まず、横行用モータ77を駆動さ
せることにより横行索73を動かし、トロリー75を掘
削位置の上方に移動させる。次いで、巻上用モータ78
を駆動することにより巻上索74を巻き下げ、クレーン
80を下降させる。そして、掘削モジュールMのバケッ
ト15によって、地盤Gの比較的浅い部分を掘削する。
掘削によって生じた土砂等は、バケット15によって把
持・排出された後にダンプカー等に積み込まれる。以上
のような浅い部分の掘削作業においては、パンタグラフ
P1 はまだ折り畳まれた状態にある。
【0065】そして、ある程度(即ち、掘削モジュール
Mの長さ程度)まで地盤Gを掘り進んだ時点で、各パン
タグラフP1 を水平方向へ伸長させる。すると、掘削さ
れた縦穴Hの内壁面に4つの押圧板33が面接触し、可
動ブーム12が移動不能になる。このように可動ブーム
12を確実に固定した後、バケット15を旋回させて掘
削を行う。バケット15に土砂等を把持させた後、その
状態でいったんパンタグラフP1 を折り畳み、可動ブー
ム12の固定を解除する。次いで、巻上用モータ78の
駆動によってクレーン80を上昇させ、かつ横行用モー
タ77の駆動によってクレーン80をダンプカー等の上
部に移動させる。そこでバケット15を開けて土砂等を
釈放する。その結果、土砂等がダンプカーに積み込まれ
る。そして、縦穴Hが所定の深さに到達するまで、上記
の一連の動作を繰り返す。
Mの長さ程度)まで地盤Gを掘り進んだ時点で、各パン
タグラフP1 を水平方向へ伸長させる。すると、掘削さ
れた縦穴Hの内壁面に4つの押圧板33が面接触し、可
動ブーム12が移動不能になる。このように可動ブーム
12を確実に固定した後、バケット15を旋回させて掘
削を行う。バケット15に土砂等を把持させた後、その
状態でいったんパンタグラフP1 を折り畳み、可動ブー
ム12の固定を解除する。次いで、巻上用モータ78の
駆動によってクレーン80を上昇させ、かつ横行用モー
タ77の駆動によってクレーン80をダンプカー等の上
部に移動させる。そこでバケット15を開けて土砂等を
釈放する。その結果、土砂等がダンプカーに積み込まれ
る。そして、縦穴Hが所定の深さに到達するまで、上記
の一連の動作を繰り返す。
【0066】さて、以上詳述した実施例2の構成による
と、地盤Gの深い部分を掘削するときに縦穴Hの内壁面
に4つのパンタグラフP1 が面接触し、その結果として
可動ブーム12が縦穴H内部の所定位置に確実に固定さ
れる。この状態でバケット15が駆動されるため、バケ
ット15が揺れにくくなり、操作がより確実なものとな
る。特に本実施例では4つのパンタグラフP1 を使用し
ているため、実施例1のときよりも固定が確実なものと
なる。
と、地盤Gの深い部分を掘削するときに縦穴Hの内壁面
に4つのパンタグラフP1 が面接触し、その結果として
可動ブーム12が縦穴H内部の所定位置に確実に固定さ
れる。この状態でバケット15が駆動されるため、バケ
ット15が揺れにくくなり、操作がより確実なものとな
る。特に本実施例では4つのパンタグラフP1 を使用し
ているため、実施例1のときよりも固定が確実なものと
なる。
【0067】また、ユニット化したこの掘削モジュール
Mの場合、可動ブーム12に油圧タンク81と電動機8
3とが設けられているため、油圧機器を駆動するための
作動油を外部から供給する必要がない。従って、従来必
要とされていた油圧供給パイプが不要になる。また、作
動油を供給するときの供給経路が短くなることによって
油圧降下が防止されるため、油圧供給パイプが必要なタ
イプよりも深い部分を掘削することができる。しかも、
この構成であると、重機等が立ち入れない場所でも掘削
することができるというメリットがある。
Mの場合、可動ブーム12に油圧タンク81と電動機8
3とが設けられているため、油圧機器を駆動するための
作動油を外部から供給する必要がない。従って、従来必
要とされていた油圧供給パイプが不要になる。また、作
動油を供給するときの供給経路が短くなることによって
油圧降下が防止されるため、油圧供給パイプが必要なタ
イプよりも深い部分を掘削することができる。しかも、
この構成であると、重機等が立ち入れない場所でも掘削
することができるというメリットがある。
【0068】さらに、本実施例の掘削モジュールMを、
例えば図14のような門型クレーン87に吊り下げるこ
とによって掘削機86を構成することも可能である。勿
論、前記掘削モジュールMを一般的なジブクレーン等に
吊り下げることも可能である。即ち、ユニット化された
この掘削モジュールMであると、上記のように多様な施
工手段を採ることができる。 〔実施例3〕次に、図15(a),図15(b)に基づ
いて実施例3を説明する。実施例3では、実施例1,2
のパンタグラフP1 とは異なる構造の可動ブーム固定手
段として、開閉アーム機構P2 が採用されている。その
他の部分の構成については実施例1と同様であるため、
ここでは詳細な説明を省略する。
例えば図14のような門型クレーン87に吊り下げるこ
とによって掘削機86を構成することも可能である。勿
論、前記掘削モジュールMを一般的なジブクレーン等に
吊り下げることも可能である。即ち、ユニット化された
この掘削モジュールMであると、上記のように多様な施
工手段を採ることができる。 〔実施例3〕次に、図15(a),図15(b)に基づ
いて実施例3を説明する。実施例3では、実施例1,2
のパンタグラフP1 とは異なる構造の可動ブーム固定手
段として、開閉アーム機構P2 が採用されている。その
他の部分の構成については実施例1と同様であるため、
ここでは詳細な説明を省略する。
【0069】可動ブーム12の上部側面に設けられた2
つの軸90には、上記の機構を構成する開閉アーム91
が左右一対かつ回動可能に軸支されている。軸90の下
方には、さらに別の軸92が設けられている。その軸9
2には油圧シリンダ93の基端部が回動可能に軸支され
ている。油圧シリンダ93から突出するピストンロッド
93aの先端は、開閉アーム91の中央部よりも先端側
の位置に軸支されている。開閉アーム91の先端に設け
られた軸94には、曲面状の押圧面95aを有する断面
扇形状の押圧体95が回動可能に軸支されている。従っ
て、油圧シリンダ93に作動油を供給すると、図15
(b)に示されるように、開閉アーム91が所定角度だ
け開閉駆動されるようになっている。このように開閉ア
ーム91がいわば水平方向に伸長することによって、押
圧体95の押圧面95aが縦穴Hの内壁面に当接し、可
動ブーム12が移動不能になる。以上のような実施例3
の利点としては、パンタグラフP1 を採用したときに比
べて、構成簡略化及び軽量化を達成できることである。 〔実施例4〕次に、図16(a),図16(b)に基づ
いて実施例4を説明する。実施例4では、実施例3とは
若干形状の異なる押圧面96aを有する押圧体96が使
用されている。即ち、この押圧体96の場合、押圧面9
6aの一部が緩曲面96cになっている。
つの軸90には、上記の機構を構成する開閉アーム91
が左右一対かつ回動可能に軸支されている。軸90の下
方には、さらに別の軸92が設けられている。その軸9
2には油圧シリンダ93の基端部が回動可能に軸支され
ている。油圧シリンダ93から突出するピストンロッド
93aの先端は、開閉アーム91の中央部よりも先端側
の位置に軸支されている。開閉アーム91の先端に設け
られた軸94には、曲面状の押圧面95aを有する断面
扇形状の押圧体95が回動可能に軸支されている。従っ
て、油圧シリンダ93に作動油を供給すると、図15
(b)に示されるように、開閉アーム91が所定角度だ
け開閉駆動されるようになっている。このように開閉ア
ーム91がいわば水平方向に伸長することによって、押
圧体95の押圧面95aが縦穴Hの内壁面に当接し、可
動ブーム12が移動不能になる。以上のような実施例3
の利点としては、パンタグラフP1 を採用したときに比
べて、構成簡略化及び軽量化を達成できることである。 〔実施例4〕次に、図16(a),図16(b)に基づ
いて実施例4を説明する。実施例4では、実施例3とは
若干形状の異なる押圧面96aを有する押圧体96が使
用されている。即ち、この押圧体96の場合、押圧面9
6aの一部が緩曲面96cになっている。
【0070】押圧体96における上側端部96bにはワ
イヤ97の一端が固定されており、ワイヤ97の他端に
は重り98が設けられている。また、このワイヤ97
は、前記軸94に引っ掛けられている。従って、押圧体
96は常に上方向に引っ張られた状態にあり、前記緩曲
面96cは下方向ではなく横方向を向くようになってい
る。
イヤ97の一端が固定されており、ワイヤ97の他端に
は重り98が設けられている。また、このワイヤ97
は、前記軸94に引っ掛けられている。従って、押圧体
96は常に上方向に引っ張られた状態にあり、前記緩曲
面96cは下方向ではなく横方向を向くようになってい
る。
【0071】このような構成であると、開閉アーム91
を伸長させたときに、縦穴Hの内壁面に対して緩曲面9
6cが当接しやすくなる。つまり、内壁面に対して当接
する面積が大きくなるため、実施例3のときよりも確実
に可動ブーム12を固定できるというメリットがある。
勿論、押圧体96における当接部分を、緩曲面96cで
はなく平面にしてもよい。また、ワイヤ97と重り98
とを用いる代わりに、例えばスプリング等を用いて押圧
体96を上方向に引っ張ることも可能である。
を伸長させたときに、縦穴Hの内壁面に対して緩曲面9
6cが当接しやすくなる。つまり、内壁面に対して当接
する面積が大きくなるため、実施例3のときよりも確実
に可動ブーム12を固定できるというメリットがある。
勿論、押圧体96における当接部分を、緩曲面96cで
はなく平面にしてもよい。また、ワイヤ97と重り98
とを用いる代わりに、例えばスプリング等を用いて押圧
体96を上方向に引っ張ることも可能である。
【0072】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ることはなく、例えば次のように変更することが可能で
ある。 (1) 実施例3,4の開閉アーム機構P2 とは異なる
構造を可動ブーム固定手段として採用してもよい。例え
ば、可動ブーム12の外側面に複数本の油圧シリンダを
設け、その油圧シリンダから延びるピストンロッドの先
端部に直接押圧板33を設けたものとしてもよい。この
場合、押圧板33を省略してピストンロッドの先端部自
体を縦穴Hの内壁面に当接させてもよい。上記のように
すると、開閉アーム機構P2 の構成をより簡略化するこ
とができる。
ることはなく、例えば次のように変更することが可能で
ある。 (1) 実施例3,4の開閉アーム機構P2 とは異なる
構造を可動ブーム固定手段として採用してもよい。例え
ば、可動ブーム12の外側面に複数本の油圧シリンダを
設け、その油圧シリンダから延びるピストンロッドの先
端部に直接押圧板33を設けたものとしてもよい。この
場合、押圧板33を省略してピストンロッドの先端部自
体を縦穴Hの内壁面に当接させてもよい。上記のように
すると、開閉アーム機構P2 の構成をより簡略化するこ
とができる。
【0073】(2) 移動手段の走行形式は、実施例に
示したようなクローラ式のみに限定されることはなく、
例えばホイール式やトラック式等でもよい。 (3) 実施例において旋回掘削手段Aの先端に設けた
バケット15に代えて、例えばドリル等のようなバケッ
ト15以外の掘削具を使用しても勿論よい。また、必ず
しも掘削手段を旋回させなくてもよい。
示したようなクローラ式のみに限定されることはなく、
例えばホイール式やトラック式等でもよい。 (3) 実施例において旋回掘削手段Aの先端に設けた
バケット15に代えて、例えばドリル等のようなバケッ
ト15以外の掘削具を使用しても勿論よい。また、必ず
しも掘削手段を旋回させなくてもよい。
【0074】(4) アーム収容用ブーム13を伸縮さ
せる駆動手段は、前記実施例のようなものに限定される
ことはない。例えば、油圧モータ45の駆動力を複数の
ギヤのみによって伝達してもよい。また、油圧モータ4
5を減速モータにしてもよい。さらに、駆動手段として
油圧シリンダ等を使用してもよい。さらに、油圧シリン
ダとチェーンとを組合わせたものや、油圧シリンダとワ
イヤとを組合せたもの等を駆動手段としてもよい。
せる駆動手段は、前記実施例のようなものに限定される
ことはない。例えば、油圧モータ45の駆動力を複数の
ギヤのみによって伝達してもよい。また、油圧モータ4
5を減速モータにしてもよい。さらに、駆動手段として
油圧シリンダ等を使用してもよい。さらに、油圧シリン
ダとチェーンとを組合わせたものや、油圧シリンダとワ
イヤとを組合せたもの等を駆動手段としてもよい。
【0075】(5) アーム収容用ブーム13のチェー
ン61を廃止する代わりに、アーム収容用ブーム13の
外周面にギアと係合しうるギア面を形成してもよい。 (6) 旋回アームホルダ16及び旋回アーム14を旋
回させる駆動手段についても同じく、油圧モータ46の
駆動力をギアのみによって伝達することとしてもよい。
また、アーム収容用ブーム13内かつ旋回アーム14等
と同軸に、油圧モータ46を配置することとしてもよ
い。
ン61を廃止する代わりに、アーム収容用ブーム13の
外周面にギアと係合しうるギア面を形成してもよい。 (6) 旋回アームホルダ16及び旋回アーム14を旋
回させる駆動手段についても同じく、油圧モータ46の
駆動力をギアのみによって伝達することとしてもよい。
また、アーム収容用ブーム13内かつ旋回アーム14等
と同軸に、油圧モータ46を配置することとしてもよ
い。
【0076】(7) 掘削モジュールMが重くならない
範囲内で可動ブーム12等の段数を2段または3段に変
更してもよい。 (8) 旋回アーム14の偏心量を調整するための第4
の油圧シリンダ47を、アーム収容用ブーム13の外部
に設けてもよい。 (9) 掘削モジュールMを陸上移動手段に搭載するば
かりでなく、例えば船等の水上移動手段に搭載して水面
下の地盤Gの掘削を行わせても勿論よい。つまり、掘削
モジュールMを用いて浚渫を行うことも可能である。
範囲内で可動ブーム12等の段数を2段または3段に変
更してもよい。 (8) 旋回アーム14の偏心量を調整するための第4
の油圧シリンダ47を、アーム収容用ブーム13の外部
に設けてもよい。 (9) 掘削モジュールMを陸上移動手段に搭載するば
かりでなく、例えば船等の水上移動手段に搭載して水面
下の地盤Gの掘削を行わせても勿論よい。つまり、掘削
モジュールMを用いて浚渫を行うことも可能である。
【0077】(10) 可動アーム固定手段は必ずしも
厳密に水平方向に伸縮するものでなくてもよく、全体と
して水平方向であれば足りる。 (11) 実施例2において、可動ブーム12に電源を
内蔵しかつワイヤレスで遠隔操作するという構成にして
もよい。この構成であると、コード84及びドラム85
を省略することできる。
厳密に水平方向に伸縮するものでなくてもよく、全体と
して水平方向であれば足りる。 (11) 実施例2において、可動ブーム12に電源を
内蔵しかつワイヤレスで遠隔操作するという構成にして
もよい。この構成であると、コード84及びドラム85
を省略することできる。
【0078】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施例及び別例によって把握
される技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項5,6の掘削機を搬送手段によって搬送
する方法であって、搬送手段に積み込む際、ワイヤを巻
き上げることによって可動ブームと固定ブームとを連結
させておく搬送方法。この方法であると、掘削アタッチ
メントがコンパクトになり、かつ可動ブーム等が確実に
固定される。
的思想のほかに、前述した実施例及び別例によって把握
される技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項5,6の掘削機を搬送手段によって搬送
する方法であって、搬送手段に積み込む際、ワイヤを巻
き上げることによって可動ブームと固定ブームとを連結
させておく搬送方法。この方法であると、掘削アタッチ
メントがコンパクトになり、かつ可動ブーム等が確実に
固定される。
【0079】(2) 請求項5,6において、移動手段
はクローラ式であること。この構成であると、設地圧が
小さいため軟弱地盤であっても使用できる。 (3) 請求項5,6において、固定ブームと可動ブー
ムとが連結する部分にクッション材を配置すること。こ
の構成であると、衝撃が緩和されて装置の耐久性が向上
する。
はクローラ式であること。この構成であると、設地圧が
小さいため軟弱地盤であっても使用できる。 (3) 請求項5,6において、固定ブームと可動ブー
ムとが連結する部分にクッション材を配置すること。こ
の構成であると、衝撃が緩和されて装置の耐久性が向上
する。
【0080】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。 「移動手段: クローラ式、トラック式、ホイール式等
の陸上移動手段をいうほか、例えば船等の水上移動手段
等も意味する。」
語を次のように定義する。 「移動手段: クローラ式、トラック式、ホイール式等
の陸上移動手段をいうほか、例えば船等の水上移動手段
等も意味する。」
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜4に記
載の発明によれば、ブームの長大化や重量増加を伴うこ
となく、深い縦穴を確実に掘削することができる。
載の発明によれば、ブームの長大化や重量増加を伴うこ
となく、深い縦穴を確実に掘削することができる。
【0082】特に請求項2,3に記載の発明によると、
押圧面を有するパンタグラフの使用によって可動ブーム
が確実に固定されるため、掘削手段の操作性を向上させ
ることができる。
押圧面を有するパンタグラフの使用によって可動ブーム
が確実に固定されるため、掘削手段の操作性を向上させ
ることができる。
【0083】請求項4に記載の発明によれば、ユニット
化による作動油供給経路の短縮化によって油圧降下が確
実に防止されるため、深い部分の掘削に好適なものとな
る。また、ユニット化したことによって、軌索式ケーブ
ルクレーンや門型クレーン等の多様な施工手段を採るこ
とができる。
化による作動油供給経路の短縮化によって油圧降下が確
実に防止されるため、深い部分の掘削に好適なものとな
る。また、ユニット化したことによって、軌索式ケーブ
ルクレーンや門型クレーン等の多様な施工手段を採るこ
とができる。
【0084】請求項5〜8によれば、ブームの長大化や
重量増加を伴うことなく、深い縦穴を確実に掘削するこ
とができ、しかも運搬時の積み込み作業を困難なく行う
ことができる。
重量増加を伴うことなく、深い縦穴を確実に掘削するこ
とができ、しかも運搬時の積み込み作業を困難なく行う
ことができる。
【0085】特に請求項6に記載の発明によれば、地盤
との接触によるシリンダの傷付きが防止されるため、装
置全体の耐久性を向上させることができる。請求項7に
記載の発明によると、例えば従来のクラムシェル重機等
では掘削不能であった地盤に対しても、深い縦穴を効率
よく掘削することができる。
との接触によるシリンダの傷付きが防止されるため、装
置全体の耐久性を向上させることができる。請求項7に
記載の発明によると、例えば従来のクラムシェル重機等
では掘削不能であった地盤に対しても、深い縦穴を効率
よく掘削することができる。
【0086】請求項8に記載の発明によると、移動時に
おける掘削手段の揺れ等を確実に回避することができる
ため、ダンプカーへの土砂等の積み込み作業を効率よ
く、しかも安全に行うことができる。
おける掘削手段の揺れ等を確実に回避することができる
ため、ダンプカーへの土砂等の積み込み作業を効率よ
く、しかも安全に行うことができる。
【図1】 実施例1の掘削機を示す全体概略側面図であ
る。
る。
【図2】 (a)〜(c)は可動ブームと固定ブームと
の連結関係を説明するための部分側面図である。
の連結関係を説明するための部分側面図である。
【図3】 (a)は可動ブームの収縮状態を示す側面
図、(b)はその伸長状態を示す側面図である。
図、(b)はその伸長状態を示す側面図である。
【図4】 (a)は旋回掘削手段を示す平面図、(b)
はその側面図である。
はその側面図である。
【図5】 図6のB−B線における概略断面図である。
【図6】 図5のA−A線における概略断面図である。
【図7】 実施例1の掘削機による掘削の手順を説明す
るための全体概略側面図である。
るための全体概略側面図である。
【図8】 同じく掘削の手順を説明するための全体概略
側面図である。
側面図である。
【図9】 同じく掘削の手順を説明するための全体概略
側面図である。
側面図である。
【図10】 同じく掘削の手順を説明するための全体概
略側面図である。
略側面図である。
【図11】 実施例2の掘削機を示す全体概略側面図で
ある。
ある。
【図12】 同じくその掘削機の可動ブームを示す概略
平面図である。
平面図である。
【図13】 (a)〜(d)は前記可動ブームを4つの
方向から見たときの概略側面図である。
方向から見たときの概略側面図である。
【図14】 実施例2の掘削機の変形例を示す全体概略
側面図である。
側面図である。
【図15】 (a),(b)は実施例3の掘削機の可動
ブーム固定手段を示す部分概略側面図である。
ブーム固定手段を示す部分概略側面図である。
【図16】 (a),(b)は実施例4の掘削機の可動
ブーム固定手段を示す部分概略側面図である。
ブーム固定手段を示す部分概略側面図である。
【図17】 (a),(b)は従来における掘削機を示
す全体概略側面図である。
す全体概略側面図である。
【図18】 従来の掘削機における多段式ブームとバケ
ットとを示す側面図である。
ットとを示す側面図である。
1,70,86…掘削機、2…移動手段としてのクロー
ラ、7…クレーンブーム、8…固定ブーム、12…可動
ブーム、13…アーム収容用ブーム、14…旋回アー
ム、15…バケット、16…旋回アームホルダ、26…
ワイヤ、28…ワイヤ巻き上げ手段としてのウィンチ、
47…(第4の)油圧シリンダ、81…油圧タンク、8
3…作動油供給手段としての電動機、A…(旋回)掘削
手段、P1…可動ブーム固定手段としてのパンタグラ
フ、P2 …可動ブーム固定手段としての開閉アーム機
構、H…縦穴。
ラ、7…クレーンブーム、8…固定ブーム、12…可動
ブーム、13…アーム収容用ブーム、14…旋回アー
ム、15…バケット、16…旋回アームホルダ、26…
ワイヤ、28…ワイヤ巻き上げ手段としてのウィンチ、
47…(第4の)油圧シリンダ、81…油圧タンク、8
3…作動油供給手段としての電動機、A…(旋回)掘削
手段、P1…可動ブーム固定手段としてのパンタグラ
フ、P2 …可動ブーム固定手段としての開閉アーム機
構、H…縦穴。
Claims (8)
- 【請求項1】先端部に掘削手段を備える可動ブームと、 前記可動ブームの側面から外側に向かう方向へ伸長する
ことにより、掘削された縦穴の内壁面に対して前記可動
ブームを固定する可動ブーム固定手段とを備えた掘削
機。 - 【請求項2】前記可動ブーム固定手段は、押圧板を備え
るとともに油圧シリンダによって駆動されるパンタグラ
フである請求項1に記載の掘削機。 - 【請求項3】前記可動ブーム固定手段は、4方向に向か
って放射状に伸長するように配設された4基のパンタグ
ラフである請求項2に記載の掘削機。 - 【請求項4】前記可動ブームに、油圧機器を駆動するた
めの作動油を貯溜する油圧タンクと、その油圧タンクか
ら前記油圧機器へ作動油を供給する作動油供給手段とを
設けた請求項1乃至3のいずれか1項に記載の掘削機。 - 【請求項5】移動手段が備えるクレーンブームの先端部
に支持される固定ブームと、 ワイヤによって吊下されるとともに、前記ワイヤを巻き
上げることにより前記固定ブームと連結する可動ブーム
と、 前記ワイヤの巻き上げ・巻き下げ動作によって前記可動
ブームを鉛直方向に移動させるワイヤ巻き上げ手段と、 前記可動ブームの先端部に設けられる掘削手段と、 前記可動ブームの側面から外側に向かう方向へ伸長する
ことにより、掘削された縦穴の内壁面に対して前記可動
ブームを固定する可動ブーム固定手段とを備えた掘削
機。 - 【請求項6】前記掘削手段は、前記可動ブーム内に設け
られたアーム収容用ブームと、そのアーム収容用ブーム
内に旋回可能に収容された中空状の旋回アームホルダ
と、前記旋回アームホルダ内に摺動可能に収容された旋
回アームと、その旋回アームの先端部に設けられたバケ
ットと、前記旋回アームの偏心量を調整するためのシリ
ンダとを備え、前記シリンダは前記旋回アームの基端部
かつ前記アーム収容用ブームの内側に収容されている請
求項5に記載の掘削機。 - 【請求項7】請求項5または6に記載の掘削機を用いる
掘削方法であって、前記固定ブームと前記可動ブームと
が連結状態のとき、前記可動ブーム固定手段を伸長させ
ることなく掘削手段による掘削を行い、前記固定ブーム
と前記可動ブームとが非連結状態のとき、前記可動ブー
ム固定手段を伸長させて、掘削された縦穴の内壁面に前
記可動ブームを固定したうえで掘削手段による掘削を行
う掘削方法。 - 【請求項8】前記固定ブームと前記可動ブームとを非連
結状態にして掘削手段による掘削を行う場合、前記掘削
手段によって土砂等を保持したまま前記可動ブーム固定
手段を非伸長状態にし、次いで前記ワイヤ巻き上げ手段
によって前記ワイヤを巻き上げることにより前記固定ブ
ームと前記可動ブームとを連結状態にした後、前記掘削
手段が保持していた土砂等を所定位置に釈放する掘削方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19331194A JPH0860973A (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 掘削機及び掘削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19331194A JPH0860973A (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 掘削機及び掘削方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0860973A true JPH0860973A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16305802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19331194A Pending JPH0860973A (ja) | 1994-08-17 | 1994-08-17 | 掘削機及び掘削方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0860973A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006118341A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-05-11 | Tokyo Metropolis | 大深度浚渫バケット装置及びその浚渫表示装置並びに該浚渫バケット装置の自動運転方法 |
| CN112814064A (zh) * | 2021-02-08 | 2021-05-18 | 中国水利水电第七工程局有限公司 | 淤泥清理挖斗及其使用方法 |
| CN118390599A (zh) * | 2024-07-01 | 2024-07-26 | 福建新源重工有限公司 | 一种轮式挖掘机的折叠式臂架结构 |
-
1994
- 1994-08-17 JP JP19331194A patent/JPH0860973A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006118341A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-05-11 | Tokyo Metropolis | 大深度浚渫バケット装置及びその浚渫表示装置並びに該浚渫バケット装置の自動運転方法 |
| CN112814064A (zh) * | 2021-02-08 | 2021-05-18 | 中国水利水电第七工程局有限公司 | 淤泥清理挖斗及其使用方法 |
| CN112814064B (zh) * | 2021-02-08 | 2024-01-26 | 中国水利水电第七工程局有限公司 | 淤泥清理挖斗及其使用方法 |
| CN118390599A (zh) * | 2024-07-01 | 2024-07-26 | 福建新源重工有限公司 | 一种轮式挖掘机的折叠式臂架结构 |
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