JPH0861175A - 燃料ポンプ制御装置 - Google Patents
燃料ポンプ制御装置Info
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- JPH0861175A JPH0861175A JP21786894A JP21786894A JPH0861175A JP H0861175 A JPH0861175 A JP H0861175A JP 21786894 A JP21786894 A JP 21786894A JP 21786894 A JP21786894 A JP 21786894A JP H0861175 A JPH0861175 A JP H0861175A
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Links
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- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims abstract description 38
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- 239000007924 injection Substances 0.000 description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 3
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料温度が高いときのエンジン始動性を向上
させる。 【構成】 イグニッションスイッチのオン後、エンジン
冷却水温THWがα以上であるか否かを判定し(S2)、
THW≧αであれば、吸気温THAがβ以上であるか否かを
判定する(S3)。もし、THA≧βであれば、燃料タン
ク内の燃料温度が高温領域にあるものと推定され、燃料
フィルタ内にベーパが発生しているものと思われるの
で、燃料ポンプの作動時間TP を通常の時間TC にベー
パの排出に必要な時間TF を加算した時間に設定する
(S5)。これ以外の場合は、燃料温度が常温・低温領
域にあるものと推定され、ベーパの発生は問題とならな
いので、燃料ポンプの作動時間TP を通常の時間TC の
みに設定する(S4)。この後、燃料ポンプを作動させ
(S6)、スタータスイッチがオンされなければ、作動
時間がTP になるまで燃料ポンプを作動させ続ける(S
7〜S10)。
させる。 【構成】 イグニッションスイッチのオン後、エンジン
冷却水温THWがα以上であるか否かを判定し(S2)、
THW≧αであれば、吸気温THAがβ以上であるか否かを
判定する(S3)。もし、THA≧βであれば、燃料タン
ク内の燃料温度が高温領域にあるものと推定され、燃料
フィルタ内にベーパが発生しているものと思われるの
で、燃料ポンプの作動時間TP を通常の時間TC にベー
パの排出に必要な時間TF を加算した時間に設定する
(S5)。これ以外の場合は、燃料温度が常温・低温領
域にあるものと推定され、ベーパの発生は問題とならな
いので、燃料ポンプの作動時間TP を通常の時間TC の
みに設定する(S4)。この後、燃料ポンプを作動させ
(S6)、スタータスイッチがオンされなければ、作動
時間がTP になるまで燃料ポンプを作動させ続ける(S
7〜S10)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イグニッションスイッ
チのオン直後で且つエンジン始動前に燃料ポンプを作動
させて燃料圧力を昇圧させるようにした燃料ポンプ制御
装置に関するものである。
チのオン直後で且つエンジン始動前に燃料ポンプを作動
させて燃料圧力を昇圧させるようにした燃料ポンプ制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃料ポンプ制御装置は、
特開昭57−203826号公報に示すように、イグニ
ッションスイッチのオン直後に燃料ポンプを一定時間作
動させると共に、この燃料ポンプの作動中は燃料噴射弁
の作動を禁止する構成となっていた。この構成により、
長時間エンジンを停止させたときに低下した燃料配管内
の燃料圧力を速やかに上昇させてエンジンの始動性を回
復させるものである。
特開昭57−203826号公報に示すように、イグニ
ッションスイッチのオン直後に燃料ポンプを一定時間作
動させると共に、この燃料ポンプの作動中は燃料噴射弁
の作動を禁止する構成となっていた。この構成により、
長時間エンジンを停止させたときに低下した燃料配管内
の燃料圧力を速やかに上昇させてエンジンの始動性を回
復させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンの
始動性が低下する原因として、上述したエンジン停止中
における燃料配管内の燃料圧力低下の他、燃料ポンプの
吸込み口側に設けられた燃料フィルタ内に発生するベー
パ(気泡)の存在がある。このベーパは、エンジン停止
後に燃料ポンプが停止して燃料フィルタ内に吸込み圧力
が作用しなくなったときに発生し、その発生量は燃料タ
ンク内の燃料温度が高くなるほど多くなる傾向がある。
また、燃料タンク内の燃料温度は、エンジンの運転中に
燃料噴射弁から一部の燃料が燃料調圧弁を通して燃料タ
ンク内に戻されることで、温度上昇するため、エンジン
が高温状態のときにはその影響で燃料タンク内の燃料温
度も高くなって、燃料フィルタ内にベーパが発生しやす
い状態となる。この状態では、その後のエンジン始動時
に燃料ポンプがベーパを吸い込んで燃料圧力の立上がり
が遅れる傾向がある。
始動性が低下する原因として、上述したエンジン停止中
における燃料配管内の燃料圧力低下の他、燃料ポンプの
吸込み口側に設けられた燃料フィルタ内に発生するベー
パ(気泡)の存在がある。このベーパは、エンジン停止
後に燃料ポンプが停止して燃料フィルタ内に吸込み圧力
が作用しなくなったときに発生し、その発生量は燃料タ
ンク内の燃料温度が高くなるほど多くなる傾向がある。
また、燃料タンク内の燃料温度は、エンジンの運転中に
燃料噴射弁から一部の燃料が燃料調圧弁を通して燃料タ
ンク内に戻されることで、温度上昇するため、エンジン
が高温状態のときにはその影響で燃料タンク内の燃料温
度も高くなって、燃料フィルタ内にベーパが発生しやす
い状態となる。この状態では、その後のエンジン始動時
に燃料ポンプがベーパを吸い込んで燃料圧力の立上がり
が遅れる傾向がある。
【0004】しかしながら、前述した公報に記載された
ものは、燃料フィルタ内のベーパ発生による燃料圧力の
立上がりの遅れの問題が全く考慮されておらず、特に、
燃料タンク内の燃料温度が高くなって燃料フィルタ内の
ベーパ発生量が多くなったときに、エンジン始動前の燃
料圧力の昇圧が不足して、エンジン始動性が低下すると
いう不具合があった。
ものは、燃料フィルタ内のベーパ発生による燃料圧力の
立上がりの遅れの問題が全く考慮されておらず、特に、
燃料タンク内の燃料温度が高くなって燃料フィルタ内の
ベーパ発生量が多くなったときに、エンジン始動前の燃
料圧力の昇圧が不足して、エンジン始動性が低下すると
いう不具合があった。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、燃料フィルタ内のベ
ーパ発生による燃料圧力の立上がりの遅れを考慮してエ
ンジン始動前に燃料圧力を昇圧させることができ、燃料
タンク内の燃料温度が高いときでも燃料圧力の昇圧を十
分に行わせることができて、エンジン始動性を向上させ
ることができる燃料ポンプ制御装置を提供することにあ
る。
たものであり、従ってその目的は、燃料フィルタ内のベ
ーパ発生による燃料圧力の立上がりの遅れを考慮してエ
ンジン始動前に燃料圧力を昇圧させることができ、燃料
タンク内の燃料温度が高いときでも燃料圧力の昇圧を十
分に行わせることができて、エンジン始動性を向上させ
ることができる燃料ポンプ制御装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の燃料ポンプ制御装置は、燃料タ
ンク内の燃料の温度に関する情報を検出する燃料温度情
報検出手段と、イグニッションスイッチのオン・オフを
判定する第1の判定手段と、エンジン始動前であるか否
かを判定する第2の判定手段と、前記イグニッションス
イッチのオン後に、燃料温度が常温領域若しくは低温領
域で且つエンジン始動前と判定されたときには前記燃料
ポンプを所定時間作動させ、燃料温度が高温領域で且つ
エンジン始動前と判定されたときには前記燃料ポンプを
前記所定時間よりも長い時間作動させる制御手段とを備
えた構成となっている。
に、本発明の請求項1の燃料ポンプ制御装置は、燃料タ
ンク内の燃料の温度に関する情報を検出する燃料温度情
報検出手段と、イグニッションスイッチのオン・オフを
判定する第1の判定手段と、エンジン始動前であるか否
かを判定する第2の判定手段と、前記イグニッションス
イッチのオン後に、燃料温度が常温領域若しくは低温領
域で且つエンジン始動前と判定されたときには前記燃料
ポンプを所定時間作動させ、燃料温度が高温領域で且つ
エンジン始動前と判定されたときには前記燃料ポンプを
前記所定時間よりも長い時間作動させる制御手段とを備
えた構成となっている。
【0007】この場合、請求項2のように、前記燃料温
度情報検出手段は、エンジン冷却水温を検出する冷却水
温検出手段と、吸気温を検出する吸気温検出手段の双方
若しくはいずれか一方からの情報を燃料温度に関する情
報として用いるようにしても良い。
度情報検出手段は、エンジン冷却水温を検出する冷却水
温検出手段と、吸気温を検出する吸気温検出手段の双方
若しくはいずれか一方からの情報を燃料温度に関する情
報として用いるようにしても良い。
【0008】或は、請求項3のように、燃料温度情報検
出手段は、ラジエータ電動ファンの作動状態を検出する
電動ファン作動状態検出手段からの情報を燃料温度に関
する情報として用いるようにしても良い。
出手段は、ラジエータ電動ファンの作動状態を検出する
電動ファン作動状態検出手段からの情報を燃料温度に関
する情報として用いるようにしても良い。
【0009】更に、請求項4のように、前記制御手段
は、燃料温度が高温領域で且つエンジン始動前と判定さ
れたときに作動させる燃料ポンプの作動時間を、燃料温
度が高くなるほど長い時間にするように設定するように
構成しても良い。
は、燃料温度が高温領域で且つエンジン始動前と判定さ
れたときに作動させる燃料ポンプの作動時間を、燃料温
度が高くなるほど長い時間にするように設定するように
構成しても良い。
【0010】
【作用】上述した請求項1の燃料ポンプ制御装置によれ
ば、第1の判定手段がイグニッションスイッチがオンさ
れたものと判定すると、燃料タンク内の燃料温度に関す
る情報を燃料温度情報検出手段により検出し、その燃料
温度が高温領域にあるかそれとも常温領域・低温領域に
あるかを判定すると共に、エンジン始動前であるか否か
を第2の判定手段により判定する。この結果、燃料温度
が常温領域若しくは低温領域で且つエンジン始動前と判
定されたときには、制御手段は、燃料ポンプを所定時間
作動させるが、燃料温度が高温領域で且つエンジン始動
前と判定されたときには、燃料ポンプを所定時間よりも
長い時間作動させる。これにより、燃料温度が高いとき
でも燃料圧力の昇圧が十分に行われるようになる。
ば、第1の判定手段がイグニッションスイッチがオンさ
れたものと判定すると、燃料タンク内の燃料温度に関す
る情報を燃料温度情報検出手段により検出し、その燃料
温度が高温領域にあるかそれとも常温領域・低温領域に
あるかを判定すると共に、エンジン始動前であるか否か
を第2の判定手段により判定する。この結果、燃料温度
が常温領域若しくは低温領域で且つエンジン始動前と判
定されたときには、制御手段は、燃料ポンプを所定時間
作動させるが、燃料温度が高温領域で且つエンジン始動
前と判定されたときには、燃料ポンプを所定時間よりも
長い時間作動させる。これにより、燃料温度が高いとき
でも燃料圧力の昇圧が十分に行われるようになる。
【0011】この場合、燃料温度情報検出手段は、燃料
タンク内に温度センサを設けて、燃料温度を直接測定す
るようにしても良いが、請求項2のように、エンジン冷
却水温を検出する冷却水温検出手段と、吸気温を検出す
る吸気温検出手段の双方若しくはいずれか一方からの情
報を燃料温度に関する情報として用いるようにしても良
い。つまり、冷却水温検出手段により検出するエンジン
冷却水温は、エンジンの温度状態を反映し、エンジンが
高温状態のときにはその影響で燃料タンク内の燃料温度
も高くなるため、エンジン冷却水温を燃料温度に関する
情報として用いることが可能である。また、吸気温検出
手段により検出する吸気温は、外気温とエンジン温度の
双方に関係し、外気温によっても燃料温度も変化するた
め、吸気温も燃料温度に関する情報として用いることが
可能である。
タンク内に温度センサを設けて、燃料温度を直接測定す
るようにしても良いが、請求項2のように、エンジン冷
却水温を検出する冷却水温検出手段と、吸気温を検出す
る吸気温検出手段の双方若しくはいずれか一方からの情
報を燃料温度に関する情報として用いるようにしても良
い。つまり、冷却水温検出手段により検出するエンジン
冷却水温は、エンジンの温度状態を反映し、エンジンが
高温状態のときにはその影響で燃料タンク内の燃料温度
も高くなるため、エンジン冷却水温を燃料温度に関する
情報として用いることが可能である。また、吸気温検出
手段により検出する吸気温は、外気温とエンジン温度の
双方に関係し、外気温によっても燃料温度も変化するた
め、吸気温も燃料温度に関する情報として用いることが
可能である。
【0012】また、請求項3のように、燃料温度情報検
出手段は、ラジエータ電動ファンの作動状態を検出する
電動ファン作動状態検出手段からの情報を燃料温度に関
する情報として用いるようにしても良い。つまり、ラジ
エータ電動ファンの作動状態は、エンジン冷却水温(ラ
ジエータの温度)に応じて切り替えられるので、ラジエ
ータ電動ファンの作動状態を検出することによって、エ
ンジン冷却水温を推定することが可能となり、このエン
ジン冷却水温を燃料温度に関する情報として用いること
ができるのは前述した通りである。
出手段は、ラジエータ電動ファンの作動状態を検出する
電動ファン作動状態検出手段からの情報を燃料温度に関
する情報として用いるようにしても良い。つまり、ラジ
エータ電動ファンの作動状態は、エンジン冷却水温(ラ
ジエータの温度)に応じて切り替えられるので、ラジエ
ータ電動ファンの作動状態を検出することによって、エ
ンジン冷却水温を推定することが可能となり、このエン
ジン冷却水温を燃料温度に関する情報として用いること
ができるのは前述した通りである。
【0013】この請求項3の場合には、燃料温度が高温
領域にあるときにラジエータ電動ファンの作動中に燃料
ポンプを作動させることができるので、通常の運転中に
は乗員に聞こえない燃料ポンプの作動音を、乗員が聞き
慣れたラジエータ電動ファンの作動音によって目立ちに
くくすることができる。
領域にあるときにラジエータ電動ファンの作動中に燃料
ポンプを作動させることができるので、通常の運転中に
は乗員に聞こえない燃料ポンプの作動音を、乗員が聞き
慣れたラジエータ電動ファンの作動音によって目立ちに
くくすることができる。
【0014】更に、請求項4では、制御手段は、燃料温
度が高温領域で且つエンジン始動前と判定されたときに
作動させる燃料ポンプの作動時間を、燃料温度が高くな
るほど長い時間にするように設定する。これにより、燃
料温度に応じて燃料ポンプの作動時間が細かく調整さ
れ、燃料圧力の昇圧が過不足なく行われると共に、燃料
ポンプの作動時間が必要最小限に抑えられる。
度が高温領域で且つエンジン始動前と判定されたときに
作動させる燃料ポンプの作動時間を、燃料温度が高くな
るほど長い時間にするように設定する。これにより、燃
料温度に応じて燃料ポンプの作動時間が細かく調整さ
れ、燃料圧力の昇圧が過不足なく行われると共に、燃料
ポンプの作動時間が必要最小限に抑えられる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3に基
づいて説明する。まず、エンジン制御システム全体の概
略構成を図2に基づいて説明する。エンジン11には、
エンジン冷却水温を検出する水温センサ12(エンジン
冷却水温検出手段)と、クランク軸13に嵌着された検
出歯車14の回転を検出する電磁ピックアップ式の回転
センサ15とが設けられている。一方、エンジン11の
吸入口側に接続された吸気管17の上流側にはエアクリ
ーナ18が装着され、このエアクリーナ18を通過する
エンジン吸入空気の温度(吸気温)が吸気温センサ19
(吸気温検出手段)によって検出される。更に、エアク
リーナ18の下流側には、吸入空気量を検出する吸気量
センサ20が設けられている。
づいて説明する。まず、エンジン制御システム全体の概
略構成を図2に基づいて説明する。エンジン11には、
エンジン冷却水温を検出する水温センサ12(エンジン
冷却水温検出手段)と、クランク軸13に嵌着された検
出歯車14の回転を検出する電磁ピックアップ式の回転
センサ15とが設けられている。一方、エンジン11の
吸入口側に接続された吸気管17の上流側にはエアクリ
ーナ18が装着され、このエアクリーナ18を通過する
エンジン吸入空気の温度(吸気温)が吸気温センサ19
(吸気温検出手段)によって検出される。更に、エアク
リーナ18の下流側には、吸入空気量を検出する吸気量
センサ20が設けられている。
【0016】また、エンジン冷却水を放熱させるラジエ
ータ(図示せず)を冷却するためにラジエータ電動ファ
ン21が設けられている。また、キースイッチ22は、
イグニッションスイッチ22aとエンジン11を始動さ
せるスタータスイッチ22bとを備え、キー23をキー
スイッチ22に差し込んで回動操作すると、イグニッシ
ョンスイッチ22aとスタータスイッチ22bが順次オ
ンされるようになっている。
ータ(図示せず)を冷却するためにラジエータ電動ファ
ン21が設けられている。また、キースイッチ22は、
イグニッションスイッチ22aとエンジン11を始動さ
せるスタータスイッチ22bとを備え、キー23をキー
スイッチ22に差し込んで回動操作すると、イグニッシ
ョンスイッチ22aとスタータスイッチ22bが順次オ
ンされるようになっている。
【0017】一方、燃料(ガソリン)を貯溜する燃料タ
ンク24内には燃料ポンプ25が設けられ、この燃料ポ
ンプ25の吸込み管26の入口部に燃料フィルタ27が
装着されている。上記燃料ポンプ25の吐出口側に接続
された燃料配管28は、吸気管17に取り付けられた燃
料噴射弁29に接続されている。この燃料配管28内の
燃料圧力は燃料調圧弁30により一定に保たれるように
なっている。この燃料調圧弁30は燃料戻し管31を介
して燃料タンク24内に連通し、エンジン11の運転中
に燃料噴射弁29から一部の燃料が燃料調圧弁30を通
して燃料タンク24内に戻されるようになっている。
ンク24内には燃料ポンプ25が設けられ、この燃料ポ
ンプ25の吸込み管26の入口部に燃料フィルタ27が
装着されている。上記燃料ポンプ25の吐出口側に接続
された燃料配管28は、吸気管17に取り付けられた燃
料噴射弁29に接続されている。この燃料配管28内の
燃料圧力は燃料調圧弁30により一定に保たれるように
なっている。この燃料調圧弁30は燃料戻し管31を介
して燃料タンク24内に連通し、エンジン11の運転中
に燃料噴射弁29から一部の燃料が燃料調圧弁30を通
して燃料タンク24内に戻されるようになっている。
【0018】上述した燃料ポンプ25,燃料噴射弁29
及びラジエータ電動ファン21は、電子制御ユニット3
2(以下「ECU32」という)によって制御される。
このECU32は、マイクロコンピュータを主体として
構成され、水温センサ12,回転センサ15,吸気温セ
ンサ19,吸気量センサ20からの各種信号に基づいて
燃料噴射量を演算し、一定クランク角毎に燃料噴射信号
を燃料噴射弁29に出力して吸気管17内に燃料を噴射
する。この燃料噴射信号は、回転センサ15がクランク
軸13の回転停止を検出するまで、繰り返し出力され
る。
及びラジエータ電動ファン21は、電子制御ユニット3
2(以下「ECU32」という)によって制御される。
このECU32は、マイクロコンピュータを主体として
構成され、水温センサ12,回転センサ15,吸気温セ
ンサ19,吸気量センサ20からの各種信号に基づいて
燃料噴射量を演算し、一定クランク角毎に燃料噴射信号
を燃料噴射弁29に出力して吸気管17内に燃料を噴射
する。この燃料噴射信号は、回転センサ15がクランク
軸13の回転停止を検出するまで、繰り返し出力され
る。
【0019】また、このECU32は、図1に示す制御
プログラムを実行することにより、水温センサ12と吸
気温センサ19の出力情報を燃料タンク24内の燃料の
温度に関する情報として検出する“燃料温度情報検出手
段”として機能すると共に、イグニッションスイッチ2
2aのオン・オフを判定する“第1の判定手段”として
機能し、更に、スタータスイッチ22bのオン・オフ信
号に基づいてエンジン11の始動前であるか否かを判定
する“第2の判定手段”としても機能すると共に、イグ
ニッションスイッチ22aのオン後に、燃料温度が常温
領域若しくは低温領域で且つエンジン11の始動前と判
定されたときには燃料ポンプ25を所定時間Tc 作動さ
せ、燃料温度が高温領域で且つエンジン始動前と判定さ
れたときには燃料ポンプ25を所定時間よりも長い時間
(TC +TF )作動させる“制御手段”としても機能す
る。
プログラムを実行することにより、水温センサ12と吸
気温センサ19の出力情報を燃料タンク24内の燃料の
温度に関する情報として検出する“燃料温度情報検出手
段”として機能すると共に、イグニッションスイッチ2
2aのオン・オフを判定する“第1の判定手段”として
機能し、更に、スタータスイッチ22bのオン・オフ信
号に基づいてエンジン11の始動前であるか否かを判定
する“第2の判定手段”としても機能すると共に、イグ
ニッションスイッチ22aのオン後に、燃料温度が常温
領域若しくは低温領域で且つエンジン11の始動前と判
定されたときには燃料ポンプ25を所定時間Tc 作動さ
せ、燃料温度が高温領域で且つエンジン始動前と判定さ
れたときには燃料ポンプ25を所定時間よりも長い時間
(TC +TF )作動させる“制御手段”としても機能す
る。
【0020】以下、このECU32による燃料ポンプ2
5の制御内容を図1のフローチャートに従って詳細に説
明する。まず、ステップS1において、イグニッション
スイッチ22aがオンされたか否かを判定し、オンされ
ていなければ、オンされるまで待機する。この後、イグ
ニッションスイッチ22aがオンされると、ステップS
2に進み、水温センサ12により検出したエンジン冷却
水温THWがα以上であるか否かを判定する。ここで、α
は、図3に示すように100℃よりも僅かに高い温度に
設定され、エンジン冷却水温THWがα以上になると、燃
料タンク24内の燃料温度が高温領域(例えば40℃以
上)に入っている可能性がある。この理由は、エンジン
11の運転中に燃料噴射弁29から一部の燃料が燃料調
圧弁30を通して燃料タンク24内に戻されるため、エ
ンジン11が高温状態(つまりエンジン冷却水温THWが
高温状態)のときにはその影響で燃料タンク24内の燃
料温度も高くなるためである。
5の制御内容を図1のフローチャートに従って詳細に説
明する。まず、ステップS1において、イグニッション
スイッチ22aがオンされたか否かを判定し、オンされ
ていなければ、オンされるまで待機する。この後、イグ
ニッションスイッチ22aがオンされると、ステップS
2に進み、水温センサ12により検出したエンジン冷却
水温THWがα以上であるか否かを判定する。ここで、α
は、図3に示すように100℃よりも僅かに高い温度に
設定され、エンジン冷却水温THWがα以上になると、燃
料タンク24内の燃料温度が高温領域(例えば40℃以
上)に入っている可能性がある。この理由は、エンジン
11の運転中に燃料噴射弁29から一部の燃料が燃料調
圧弁30を通して燃料タンク24内に戻されるため、エ
ンジン11が高温状態(つまりエンジン冷却水温THWが
高温状態)のときにはその影響で燃料タンク24内の燃
料温度も高くなるためである。
【0021】上述したステップS2の判断が「No」の
場合、つまりエンジン冷却水温THWがαよりも低い場合
には、燃料タンク24内の燃料温度が常温領域若しくは
低温領域にあるものと推定され、燃料フィルタ27内で
のベーパの発生は問題とならないので、ステップS4に
進み、燃料ポンプ25の作動時間TP を予め決められた
一定時間TC に設定する。この時間TC は、燃料フィル
タ27内にベーパが発生していないときに燃料配管28
内の燃料圧力を昇圧させるのに必要な燃料ポンプ25の
作動時間である。
場合、つまりエンジン冷却水温THWがαよりも低い場合
には、燃料タンク24内の燃料温度が常温領域若しくは
低温領域にあるものと推定され、燃料フィルタ27内で
のベーパの発生は問題とならないので、ステップS4に
進み、燃料ポンプ25の作動時間TP を予め決められた
一定時間TC に設定する。この時間TC は、燃料フィル
タ27内にベーパが発生していないときに燃料配管28
内の燃料圧力を昇圧させるのに必要な燃料ポンプ25の
作動時間である。
【0022】一方、ステップS2の判断が「Yes」の
場合、つまりエンジン冷却水温THWがα以上である場合
には、ステップS3に進んで、吸気温センサ19により
検出した吸気温THAがβ以上であるか否かを判定する。
ここで、βは、図3に示すように100℃よりも僅かに
低い温度に設定され、吸気温THAがβ以上になると、燃
料タンク24内の燃料温度が高温領域にあるものと推定
される。この理由は、吸気温THAは、外気温とエンジン
11の温度(エンジン冷却水温THW)の双方に関係し、
外気温によっても燃料温度も変化するため、エンジン冷
却水温THWと共に吸気温THAも燃料温度に関する情報と
して用いることで、燃料温度の検出精度を向上させるも
のである。
場合、つまりエンジン冷却水温THWがα以上である場合
には、ステップS3に進んで、吸気温センサ19により
検出した吸気温THAがβ以上であるか否かを判定する。
ここで、βは、図3に示すように100℃よりも僅かに
低い温度に設定され、吸気温THAがβ以上になると、燃
料タンク24内の燃料温度が高温領域にあるものと推定
される。この理由は、吸気温THAは、外気温とエンジン
11の温度(エンジン冷却水温THW)の双方に関係し、
外気温によっても燃料温度も変化するため、エンジン冷
却水温THWと共に吸気温THAも燃料温度に関する情報と
して用いることで、燃料温度の検出精度を向上させるも
のである。
【0023】上述したステップS3の判断が「No」の
場合、つまり吸気温THAがβよりも低い場合には、燃料
タンク24内の燃料温度が常温領域若しくは低温領域に
あるものと推定されるので、前述したTHW<αの場合と
同じく、ステップS4に進んで、燃料ポンプ25の作動
時間TP を予め決められた一定時間TC に設定する。一
方、ステップS3の判断が「Yes」の場合、つまり、
吸気温THAがβ以上である場合には、ステップS5に進
んで、燃料ポンプ25の作動時間TP をTC +TF に設
定する(つまり所定時間TC よりもTF だけ長い時間に
設定する)。ここで、時間TF は、燃料温度が高温領域
にあるときに燃料フィルタ27内に発生したベーパを排
出するのに必要な燃料ポンプ25の作動時間(以下「ベ
ーパ排出時間」という)であり、この第1実施例では、
ベーパ排出時間TF は一定時間である。
場合、つまり吸気温THAがβよりも低い場合には、燃料
タンク24内の燃料温度が常温領域若しくは低温領域に
あるものと推定されるので、前述したTHW<αの場合と
同じく、ステップS4に進んで、燃料ポンプ25の作動
時間TP を予め決められた一定時間TC に設定する。一
方、ステップS3の判断が「Yes」の場合、つまり、
吸気温THAがβ以上である場合には、ステップS5に進
んで、燃料ポンプ25の作動時間TP をTC +TF に設
定する(つまり所定時間TC よりもTF だけ長い時間に
設定する)。ここで、時間TF は、燃料温度が高温領域
にあるときに燃料フィルタ27内に発生したベーパを排
出するのに必要な燃料ポンプ25の作動時間(以下「ベ
ーパ排出時間」という)であり、この第1実施例では、
ベーパ排出時間TF は一定時間である。
【0024】尚、このベーパ排出時間TF と燃料フィル
タ27との関係は、燃料フィルタ27の形状や燃料ポン
プ25の性能により変化し、また、燃料フィルタ27内
のベーパ量と燃料タンク24内の燃料温度との関係は、
燃料性状や燃料フィルタ27の形状により変化する。従
って、ベーパ排出時間TF は、本発明を適用する車種の
燃料フィルタ27の形状,燃料ポンプ25の性能,燃料
性状を考慮して適宜決定すれば良い。
タ27との関係は、燃料フィルタ27の形状や燃料ポン
プ25の性能により変化し、また、燃料フィルタ27内
のベーパ量と燃料タンク24内の燃料温度との関係は、
燃料性状や燃料フィルタ27の形状により変化する。従
って、ベーパ排出時間TF は、本発明を適用する車種の
燃料フィルタ27の形状,燃料ポンプ25の性能,燃料
性状を考慮して適宜決定すれば良い。
【0025】前述のようにしてステップS4又はS5で
燃料ポンプ25の作動時間TP を求めた後、ステップS
6に進み、燃料ポンプ25を作動させ、その作動時間T
P をデクリメントし(ステップS7)、スタータスイッ
チ22bがオンされたか否か、つまりエンジン11が始
動されたか否かを判定する。もし、スタータスイッチ2
2bがオンされたならば、この制御プログラムを終了
し、通常のエンジン制御プログラムに復帰する。
燃料ポンプ25の作動時間TP を求めた後、ステップS
6に進み、燃料ポンプ25を作動させ、その作動時間T
P をデクリメントし(ステップS7)、スタータスイッ
チ22bがオンされたか否か、つまりエンジン11が始
動されたか否かを判定する。もし、スタータスイッチ2
2bがオンされたならば、この制御プログラムを終了
し、通常のエンジン制御プログラムに復帰する。
【0026】一方、スタータスイッチ22bがオフの場
合、つまりエンジン11の始動前であれば、ステップS
8の判断が「No」となり、ステップS9に進んで、燃
料ポンプ25の作動時間TP が“0”になったか否か、
つまり、燃料ポンプ25の作動時間がステップS4又は
ステップS5で求めた時間TP だけ経過したか否かを判
断する。このステップS9で「Yes」と判断されるま
で、ステップS7〜S9の処理を繰り返し、その途中
で、スタータスイッチ22bがオンされれば、その時点
で、この制御プログラムを終了するが、そうでなけれ
ば、燃料ポンプ25の作動時間がステップS4又はステ
ップS5で求めた時間TP だけ経過した時点で、ステッ
プS9の判断が「Yes」となり、ステップS10に進
んで、燃料ポンプ25を停止させて、この制御プログラ
ムを終了し、通常のエンジン制御プログラムに復帰す
る。
合、つまりエンジン11の始動前であれば、ステップS
8の判断が「No」となり、ステップS9に進んで、燃
料ポンプ25の作動時間TP が“0”になったか否か、
つまり、燃料ポンプ25の作動時間がステップS4又は
ステップS5で求めた時間TP だけ経過したか否かを判
断する。このステップS9で「Yes」と判断されるま
で、ステップS7〜S9の処理を繰り返し、その途中
で、スタータスイッチ22bがオンされれば、その時点
で、この制御プログラムを終了するが、そうでなけれ
ば、燃料ポンプ25の作動時間がステップS4又はステ
ップS5で求めた時間TP だけ経過した時点で、ステッ
プS9の判断が「Yes」となり、ステップS10に進
んで、燃料ポンプ25を停止させて、この制御プログラ
ムを終了し、通常のエンジン制御プログラムに復帰す
る。
【0027】以上説明した第1実施例によれば、燃料タ
ンク24内の燃料温度が高温領域で且つエンジン11の
始動前と判定されたときに、燃料ポンプ25の作動時間
TPを通常の時間TC よりもベーパ排出に必要な時間TF
だけ長くするようにしたので、常温での始動時のみな
らず、高温での始動時にも燃料圧力の昇圧を十分に行わ
せることができて、エンジン11の始動性を向上させる
ことができる。
ンク24内の燃料温度が高温領域で且つエンジン11の
始動前と判定されたときに、燃料ポンプ25の作動時間
TPを通常の時間TC よりもベーパ排出に必要な時間TF
だけ長くするようにしたので、常温での始動時のみな
らず、高温での始動時にも燃料圧力の昇圧を十分に行わ
せることができて、エンジン11の始動性を向上させる
ことができる。
【0028】しかも、水温センサ12により検出したエ
ンジン冷却水温THW及び吸気温センサ19により検出し
た吸気温THAを燃料タンク24内の燃料温度に関する情
報として利用するようにしたので、燃料タンク24に燃
料温度を測定する温度センサを設ける必要が無く、コス
トアップを抑えることができる。但し、本発明は、燃料
温度を測定する温度センサを設けるようにしても良く、
この場合でも本発明の所期の目的は十分に達成すること
ができることは言うまでもない。
ンジン冷却水温THW及び吸気温センサ19により検出し
た吸気温THAを燃料タンク24内の燃料温度に関する情
報として利用するようにしたので、燃料タンク24に燃
料温度を測定する温度センサを設ける必要が無く、コス
トアップを抑えることができる。但し、本発明は、燃料
温度を測定する温度センサを設けるようにしても良く、
この場合でも本発明の所期の目的は十分に達成すること
ができることは言うまでもない。
【0029】尚、上記第1実施例では、水温センサ12
と吸気温センサ19の双方の出力情報を用いて燃料温度
を検出することで、燃料温度の検出精度を向上させるよ
うにしているが、いずれか一方のセンサの出力情報のみ
を燃料タンク24内の燃料温度に関する情報として用い
るようにしても、本発明の所期の目的は達成することが
できる。
と吸気温センサ19の双方の出力情報を用いて燃料温度
を検出することで、燃料温度の検出精度を向上させるよ
うにしているが、いずれか一方のセンサの出力情報のみ
を燃料タンク24内の燃料温度に関する情報として用い
るようにしても、本発明の所期の目的は達成することが
できる。
【0030】或は、図4乃至図6に示す本発明の第2実
施例のように、ラジエータ電動ファン21の作動状態を
燃料タンク24内の燃料温度に関する情報として用いる
ようにしても良い。つまり、ラジエータ電動ファン21
の作動状態は、図3に示すようにエンジン冷却水温(ラ
ジエータの温度)に応じて切り替えられるので、ラジエ
ータ電動ファン21の作動状態を検出することによっ
て、エンジン冷却水温を推定することが可能となり、こ
のエンジン冷却水温を燃料温度に関する情報として用い
ることができるのは前記第1実施例で説明した通りであ
る。
施例のように、ラジエータ電動ファン21の作動状態を
燃料タンク24内の燃料温度に関する情報として用いる
ようにしても良い。つまり、ラジエータ電動ファン21
の作動状態は、図3に示すようにエンジン冷却水温(ラ
ジエータの温度)に応じて切り替えられるので、ラジエ
ータ電動ファン21の作動状態を検出することによっ
て、エンジン冷却水温を推定することが可能となり、こ
のエンジン冷却水温を燃料温度に関する情報として用い
ることができるのは前記第1実施例で説明した通りであ
る。
【0031】この第2実施例の制御の流れは、前記第1
実施例におけるステップS2とS3を図6のステップS
2aに置き換えるだけで良く、他の処理は第1実施例と
同じで良い。つまり、イグニッションスイッチ22aが
オンされると、図6のステップS2aに進み、ラジエー
タ電動ファン21がオン(作動中)か否かを判断する。
もし、ラジエータ電動ファン21がオフ(停止中)であ
れば、図3に示すように、燃料タンク24内の燃料温度
が常温領域若しくは低温領域にあるものと推定されるの
で、ステップS4に進んで、燃料ポンプ25の作動時間
TP を予め決められた所定時間TC に設定する。一方、
ラジエータ電動ファン21がオン(作動中)であれば、
燃料タンク24内の燃料温度が高温領域にあるものと推
定されるので、燃料ポンプ25の作動時間TP をTC +
TF に設定する(つまり所定時間TC よりもTF だけ長
い時間に設定する)。以後の処理は、前述した第1実施
例と同じである。
実施例におけるステップS2とS3を図6のステップS
2aに置き換えるだけで良く、他の処理は第1実施例と
同じで良い。つまり、イグニッションスイッチ22aが
オンされると、図6のステップS2aに進み、ラジエー
タ電動ファン21がオン(作動中)か否かを判断する。
もし、ラジエータ電動ファン21がオフ(停止中)であ
れば、図3に示すように、燃料タンク24内の燃料温度
が常温領域若しくは低温領域にあるものと推定されるの
で、ステップS4に進んで、燃料ポンプ25の作動時間
TP を予め決められた所定時間TC に設定する。一方、
ラジエータ電動ファン21がオン(作動中)であれば、
燃料タンク24内の燃料温度が高温領域にあるものと推
定されるので、燃料ポンプ25の作動時間TP をTC +
TF に設定する(つまり所定時間TC よりもTF だけ長
い時間に設定する)。以後の処理は、前述した第1実施
例と同じである。
【0032】この第2実施例では、前述した第1実施例
と同様の効果に加え、燃料温度が高温領域にあるときに
ラジエータ電動ファン21の作動中に燃料ポンプ25を
作動させることができるので、通常の運転中には乗員に
聞こえない燃料ポンプ25の作動音を、乗員が聞き慣れ
たラジエータ電動ファン21の作動音によって目立ちに
くくすることができる利点もある。
と同様の効果に加え、燃料温度が高温領域にあるときに
ラジエータ電動ファン21の作動中に燃料ポンプ25を
作動させることができるので、通常の運転中には乗員に
聞こえない燃料ポンプ25の作動音を、乗員が聞き慣れ
たラジエータ電動ファン21の作動音によって目立ちに
くくすることができる利点もある。
【0033】以上説明した第1及び第2の両実施例で
は、高温領域で加算するベーパ排出時間TF を一定にし
たが、これを燃料温度に応じて可変するようにしても良
い。つまり、図7(b)に示すように、燃料温度が高く
なるに従ってベーパ量が増加し、ベーパ量が増加すれ
ば、それに応じて、図7(a)に示すように、ベーパ排
出時間TF を長くする必要がある。
は、高温領域で加算するベーパ排出時間TF を一定にし
たが、これを燃料温度に応じて可変するようにしても良
い。つまり、図7(b)に示すように、燃料温度が高く
なるに従ってベーパ量が増加し、ベーパ量が増加すれ
ば、それに応じて、図7(a)に示すように、ベーパ排
出時間TF を長くする必要がある。
【0034】この観点から、図8に示す本発明の第2実
施例では、燃料タンク24内の燃料温度が高温領域で且
つエンジン始動前と判定されたときに作動させる燃料ポ
ンプの作動時間TP を、燃料温度が高くなるほど長い時
間にするように設定する。具体的には、図8のステップ
S3a及びS3bの処理は、図1のステップS3の「Y
es」又は図6のステップS2aの「Yes」の後に実
行される。まず、ステップS3aでは、燃料タンク24
内の燃料温度を判定する。この燃料温度の判定は、水温
センサ12と吸気温センサ19の双方の出力情報若しく
はいずれか一方の出力情報に基づいて推定するようにし
たり、或は、燃料タンク24に温度センサを設けて、燃
料温度を直接測定するようにしても良い。
施例では、燃料タンク24内の燃料温度が高温領域で且
つエンジン始動前と判定されたときに作動させる燃料ポ
ンプの作動時間TP を、燃料温度が高くなるほど長い時
間にするように設定する。具体的には、図8のステップ
S3a及びS3bの処理は、図1のステップS3の「Y
es」又は図6のステップS2aの「Yes」の後に実
行される。まず、ステップS3aでは、燃料タンク24
内の燃料温度を判定する。この燃料温度の判定は、水温
センサ12と吸気温センサ19の双方の出力情報若しく
はいずれか一方の出力情報に基づいて推定するようにし
たり、或は、燃料タンク24に温度センサを設けて、燃
料温度を直接測定するようにしても良い。
【0035】このようにして燃料温度を判定した後、ス
テップS3bに進み、図7(a)と(b)の関係から、
燃料温度に応じてベーパ排出時間TF を求める。この
際、予め、燃料温度とベーパ排出時間TF との対応関係
をマップとしてECU32のROM(図示せず)に記憶
しておき、ステップS3aで求めた燃料温度に対応する
ベーパ排出時間TF をマップから求める。或は、燃料温
度とベーパ排出時間TFとの対応関係を数式化してEC
U32のROM(図示せず)に記憶しておき、その数式
に、ステップS3aで求めた燃料温度を代入してベーパ
排出時間TF を算出するようにしても良い。以上のよう
にベーパ排出時間TF を求めた後、ステップS5に進
み、燃料ポンプ25の作動時間TP を通常の時間TC に
ベーパ排出時間TF を加算して求める。このステップS
5以降の処理は、前述した各実施例と同じである。
テップS3bに進み、図7(a)と(b)の関係から、
燃料温度に応じてベーパ排出時間TF を求める。この
際、予め、燃料温度とベーパ排出時間TF との対応関係
をマップとしてECU32のROM(図示せず)に記憶
しておき、ステップS3aで求めた燃料温度に対応する
ベーパ排出時間TF をマップから求める。或は、燃料温
度とベーパ排出時間TFとの対応関係を数式化してEC
U32のROM(図示せず)に記憶しておき、その数式
に、ステップS3aで求めた燃料温度を代入してベーパ
排出時間TF を算出するようにしても良い。以上のよう
にベーパ排出時間TF を求めた後、ステップS5に進
み、燃料ポンプ25の作動時間TP を通常の時間TC に
ベーパ排出時間TF を加算して求める。このステップS
5以降の処理は、前述した各実施例と同じである。
【0036】以上説明した第3実施例では、燃料タンク
24内の燃料温度に応じて燃料ポンプ25の作動時間T
P を細かく調整することができるので、燃料圧力の昇圧
を過不足なく行うことができると共に、燃料ポンプ25
の作動時間TP を必要最小限に抑えることができて、燃
料ポンプ25の耐久性を必要以上に損なわずに済む利点
もある。
24内の燃料温度に応じて燃料ポンプ25の作動時間T
P を細かく調整することができるので、燃料圧力の昇圧
を過不足なく行うことができると共に、燃料ポンプ25
の作動時間TP を必要最小限に抑えることができて、燃
料ポンプ25の耐久性を必要以上に損なわずに済む利点
もある。
【0037】尚、上記各実施例では、燃料ポンプ25の
作動時間TP 中にスタータスイッチ22bがオンされた
ときに、図1の制御を終了するようにしたが、燃料ポン
プ25の作動時間TP が経過するまで、スタータのオン
(エンジン11の始動)を禁止するようにしても良い。
作動時間TP 中にスタータスイッチ22bがオンされた
ときに、図1の制御を終了するようにしたが、燃料ポン
プ25の作動時間TP が経過するまで、スタータのオン
(エンジン11の始動)を禁止するようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の燃料ポンプ制御装置によれば、燃料タンク
内の燃料温度が高温領域で且つエンジン始動前と判定さ
れたときに、燃料ポンプの作動時間を通常の時間よりも
長くするようにしたので、常温での始動時のみならず、
高温での始動時にも燃料圧力の昇圧を十分に行わせるこ
とができて、エンジン始動性を向上させることができ
る。
の請求項1の燃料ポンプ制御装置によれば、燃料タンク
内の燃料温度が高温領域で且つエンジン始動前と判定さ
れたときに、燃料ポンプの作動時間を通常の時間よりも
長くするようにしたので、常温での始動時のみならず、
高温での始動時にも燃料圧力の昇圧を十分に行わせるこ
とができて、エンジン始動性を向上させることができ
る。
【0039】しかも、請求項2では、冷却水温検出手段
と吸気温検出手段の双方若しくはいずれか一方からの情
報を燃料温度に関する情報として用いるようにしたの
で、燃料タンクに燃料温度を測定する温度センサを設け
る必要が無く、コストアップを抑えることができる。
と吸気温検出手段の双方若しくはいずれか一方からの情
報を燃料温度に関する情報として用いるようにしたの
で、燃料タンクに燃料温度を測定する温度センサを設け
る必要が無く、コストアップを抑えることができる。
【0040】また、請求項3では、ラジエータ電動ファ
ンの作動状態の情報を燃料温度に関する情報として用い
るようにしているので、燃料温度が高温領域にあるとき
にラジエータ電動ファンの作動中に燃料ポンプを作動さ
せることができて、通常の運転中には乗員に聞こえない
燃料ポンプの作動音を、乗員が聞き慣れたラジエータ電
動ファンの作動音によって目立ちにくくすることができ
る。
ンの作動状態の情報を燃料温度に関する情報として用い
るようにしているので、燃料温度が高温領域にあるとき
にラジエータ電動ファンの作動中に燃料ポンプを作動さ
せることができて、通常の運転中には乗員に聞こえない
燃料ポンプの作動音を、乗員が聞き慣れたラジエータ電
動ファンの作動音によって目立ちにくくすることができ
る。
【0041】更に、請求項4では、燃料温度が高温領域
で且つエンジン始動前と判定されたときに作動させる燃
料ポンプの作動時間を、燃料温度が高くなるほど長い時
間にするようにしたので、燃料圧力の昇圧を過不足なく
行うことができると共に、燃料ポンプの作動時間を必要
最小限に抑えることができて、燃料ポンプの耐久性維持
にも都合が良い。
で且つエンジン始動前と判定されたときに作動させる燃
料ポンプの作動時間を、燃料温度が高くなるほど長い時
間にするようにしたので、燃料圧力の昇圧を過不足なく
行うことができると共に、燃料ポンプの作動時間を必要
最小限に抑えることができて、燃料ポンプの耐久性維持
にも都合が良い。
【図1】本発明の第1実施例における制御の流れを示す
フローチャート
フローチャート
【図2】エンジン制御システム全体を示す概略構成図
【図3】燃料タンク内の燃料温度,ラジエータ電動ファ
ン,エンジン冷却水温及び吸気温との対応関係を説明す
る図
ン,エンジン冷却水温及び吸気温との対応関係を説明す
る図
【図4】本発明の第2実施例における常温での始動時の
制御の流れを示すタイムチャート
制御の流れを示すタイムチャート
【図5】本発明の第2実施例における高温での始動時の
制御の流れを示すタイムチャート
制御の流れを示すタイムチャート
【図6】本発明の第2実施例における制御の流れの一部
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図7】(a)はベーパ量とベーパ排出時間TF との関
係を示す図、(b)は燃料温度とベーパ量との関係を示
す図
係を示す図、(b)は燃料温度とベーパ量との関係を示
す図
【図8】本発明の第3実施例における制御の流れの一部
を示すフローチャート
を示すフローチャート
11…エンジン、12…水温センサ(冷却水温検出手
段)、19…吸気温センサ(吸気温検出手段)、21…
ラジエータ電動ファン、22a…イグニッションスイッ
チ、22b…スタータスイッチ、24…燃料タンク、2
5…燃料ポンプ、27…燃料フィルタ、29…燃料噴射
弁、30…燃料調圧弁、32…ECU(制御手段,燃料
温度情報検出手段,第1の判定手段,第2の判定手段,
電動ファン作動状態検出手段)。
段)、19…吸気温センサ(吸気温検出手段)、21…
ラジエータ電動ファン、22a…イグニッションスイッ
チ、22b…スタータスイッチ、24…燃料タンク、2
5…燃料ポンプ、27…燃料フィルタ、29…燃料噴射
弁、30…燃料調圧弁、32…ECU(制御手段,燃料
温度情報検出手段,第1の判定手段,第2の判定手段,
電動ファン作動状態検出手段)。
Claims (4)
- 【請求項1】 燃料タンク内の燃料をエンジン側へ供給
する燃料ポンプを制御する装置であって、 前記燃料タンク内の燃料の温度に関する情報を検出する
燃料温度情報検出手段と、 イグニッションスイッチのオン・オフを判定する第1の
判定手段と、 エンジン始動前であるか否かを判定する第2の判定手段
と、 前記イグニッションスイッチのオン後に、燃料温度が常
温領域若しくは低温領域で且つエンジン始動前と判定さ
れたときには前記燃料ポンプを所定時間作動させ、燃料
温度が高温領域で且つエンジン始動前と判定されたとき
には前記燃料ポンプを前記所定時間よりも長い時間作動
させる制御手段とを備えたことを特徴とする燃料ポンプ
制御装置。 - 【請求項2】 前記燃料温度情報検出手段は、エンジン
冷却水温を検出する冷却水温検出手段と、吸気温を検出
する吸気温検出手段の双方若しくはいずれか一方からの
情報を燃料温度に関する情報として用いるように構成さ
れていることを特徴とする請求項1記載の燃料ポンプ制
御装置。 - 【請求項3】 前記燃料温度情報検出手段は、ラジエー
タ電動ファンの作動状態を検出する電動ファン作動状態
検出手段からの情報を燃料温度に関する情報として用い
るように構成されていることを特徴とする請求項1記載
の燃料ポンプ制御装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、燃料温度が高温領域で
且つエンジン始動前と判定されたときに作動させる前記
燃料ポンプの作動時間を、燃料温度が高くなるほど長い
時間にするように設定することを特徴とする請求項1乃
至3のいずれかに記載の燃料ポンプ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21786894A JPH0861175A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 燃料ポンプ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21786894A JPH0861175A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 燃料ポンプ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861175A true JPH0861175A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16711034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21786894A Pending JPH0861175A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 燃料ポンプ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0861175A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002138919A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Aisan Ind Co Ltd | 燃料供給装置 |
| JP2007132268A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Toyota Motor Corp | 燃料貯留システム |
| US7350510B2 (en) | 2005-04-15 | 2008-04-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel supply apparatus for internal combustion engine |
| JP2010007572A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Denso Corp | 燃料供給装置 |
| US7934490B2 (en) | 2006-04-12 | 2011-05-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Start-up control device and start-up control method for internal combustion engine |
| JP2012031759A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Bosch Corp | 内燃機関の制御装置 |
| JP2012229673A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料供給装置 |
| CN102887059A (zh) * | 2011-07-20 | 2013-01-23 | 三菱自动车工业株式会社 | 用于混合车辆的燃料箱装置 |
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