JPH0861251A - ベーンポンプ - Google Patents
ベーンポンプInfo
- Publication number
- JPH0861251A JPH0861251A JP21657394A JP21657394A JPH0861251A JP H0861251 A JPH0861251 A JP H0861251A JP 21657394 A JP21657394 A JP 21657394A JP 21657394 A JP21657394 A JP 21657394A JP H0861251 A JPH0861251 A JP H0861251A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- rotor
- aluminum
- vane pump
- rigidity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カバーの剛性を保ちつつ、カバーをアルミに
て成形することで、全体の軽量化を可能としたベーンポ
ンプを提供することである。 【構成】 カバー8をアルミにて成形するとともに、ボ
ルト穴などの出っ張り部分14間に余肉リブを形成し、
その剛性を保つ。また、余肉リブ12を形成しているの
で、カバー8のアルミ鋳造時に、湯流れがよくなるとと
もに、放熱が均等に行われるので、巣の発生を防ぐこと
が可能となる。
て成形することで、全体の軽量化を可能としたベーンポ
ンプを提供することである。 【構成】 カバー8をアルミにて成形するとともに、ボ
ルト穴などの出っ張り部分14間に余肉リブを形成し、
その剛性を保つ。また、余肉リブ12を形成しているの
で、カバー8のアルミ鋳造時に、湯流れがよくなるとと
もに、放熱が均等に行われるので、巣の発生を防ぐこと
が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ベーンポンプに係
り、特にカバーのアルミ化により、その軽量化を図った
ベーンポンプに関する。
り、特にカバーのアルミ化により、その軽量化を図った
ベーンポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図3、4に示した従来例のベーンポンプ
は、ボディ1に吸入口1aや、図示していない吐出口及
び様々な油通路を形成している。このボディ1内を、図
示していないエンジン等の駆動源と連動しているシャフ
ト2が貫通している。また、このシャフト2は、円形の
ロータ3の回転軸となっている。ロータ3には、突出自
在であるベーン5が、複数枚収容されている。また、ボ
ディ1内にはカムリング6を設け、このカムリング6内
を上記ロータ3が回転する。このカムリング6の内面
は、上記軸を中心とした楕円形をしているとともに、こ
の内面を、円形のロータ3が回転する。ロータ3の側面
には、サイドプレート7を設けている。このサイドプレ
ート7の背面側に形成されている高圧室9に、吐出油が
導かれる一方、この吐出油の油圧の作用により、サイド
プレート7がロータ3側に押されローディングバランス
が保たれる。また、ロータ3内のベーン5収容部にも、
この圧油を導いているとともに、この圧油の作用力と、
ロータ3の回転による遠心力により、ベーン5は突出す
る。ボディ1の一端であり、ロータ3の側面には、カバ
ー8取り付ける。このカバー8の四隅には、ボディ1に
取り付ける為のボルト穴10を形成し、ボルトにて固定
している。また、このカバー8には、油通路、軸受など
を形成している。
は、ボディ1に吸入口1aや、図示していない吐出口及
び様々な油通路を形成している。このボディ1内を、図
示していないエンジン等の駆動源と連動しているシャフ
ト2が貫通している。また、このシャフト2は、円形の
ロータ3の回転軸となっている。ロータ3には、突出自
在であるベーン5が、複数枚収容されている。また、ボ
ディ1内にはカムリング6を設け、このカムリング6内
を上記ロータ3が回転する。このカムリング6の内面
は、上記軸を中心とした楕円形をしているとともに、こ
の内面を、円形のロータ3が回転する。ロータ3の側面
には、サイドプレート7を設けている。このサイドプレ
ート7の背面側に形成されている高圧室9に、吐出油が
導かれる一方、この吐出油の油圧の作用により、サイド
プレート7がロータ3側に押されローディングバランス
が保たれる。また、ロータ3内のベーン5収容部にも、
この圧油を導いているとともに、この圧油の作用力と、
ロータ3の回転による遠心力により、ベーン5は突出す
る。ボディ1の一端であり、ロータ3の側面には、カバ
ー8取り付ける。このカバー8の四隅には、ボディ1に
取り付ける為のボルト穴10を形成し、ボルトにて固定
している。また、このカバー8には、油通路、軸受など
を形成している。
【0003】次に、このベーンポンプの作用を説明す
る。図示していない駆動源によりシャフト2を回転させ
ると、ロータ3がカムリング6内を回転する。このと
き、カムリング6の内部が楕円形をしているので、ベー
ン5は、このカムリング6に沿って摺動しながら出没す
る。そして、こられべーン5間には、室が形成される
が、この室の容積は、カムリング6の壁面に沿って変化
する。ここで、上記室の容積が拡大する行程が、吸い込
み行程になり、室の縮小する行程が、吐出行程になる。
この吸い込み行程と吐出行程とを繰り返しながら、高圧
油が吐出されるが、この高圧油がボディ1内の油通路を
通って、吐出口から吐出され、図示していないアクチュ
エータに送られる。
る。図示していない駆動源によりシャフト2を回転させ
ると、ロータ3がカムリング6内を回転する。このと
き、カムリング6の内部が楕円形をしているので、ベー
ン5は、このカムリング6に沿って摺動しながら出没す
る。そして、こられべーン5間には、室が形成される
が、この室の容積は、カムリング6の壁面に沿って変化
する。ここで、上記室の容積が拡大する行程が、吸い込
み行程になり、室の縮小する行程が、吐出行程になる。
この吸い込み行程と吐出行程とを繰り返しながら、高圧
油が吐出されるが、この高圧油がボディ1内の油通路を
通って、吐出口から吐出され、図示していないアクチュ
エータに送られる。
【0004】上記のポンプにおいては、高圧室9内に導
かれた吐出圧が、サイドプレート7を介して、カバー8
に作用する。このカバー8に作用する圧力は相当高圧な
ので、カバー8には、かなりの剛性が必要とされる。そ
こで、従来は、このカバー8を、鉄などを鋳造等により
成形し、その剛性を保つようにしていた。しかし、鉄な
どは比重が高いので、製品がどうしても重くなってしま
う。そこで、カバーの軽量化を図るために、余分な肉を
つけないように、カバー8を成形していた。つまり、ポ
ンプ機能に最低限必要な形状にするため、ボディ1に対
する取り付け用ボルト穴10の部分や、ベーンポンプ自
体を目的の箇所に取り付ける為のボルト穴11の部分だ
けを出っ張らせ、他の部分をへこませるような形状にし
ていた。
かれた吐出圧が、サイドプレート7を介して、カバー8
に作用する。このカバー8に作用する圧力は相当高圧な
ので、カバー8には、かなりの剛性が必要とされる。そ
こで、従来は、このカバー8を、鉄などを鋳造等により
成形し、その剛性を保つようにしていた。しかし、鉄な
どは比重が高いので、製品がどうしても重くなってしま
う。そこで、カバーの軽量化を図るために、余分な肉を
つけないように、カバー8を成形していた。つまり、ポ
ンプ機能に最低限必要な形状にするため、ボディ1に対
する取り付け用ボルト穴10の部分や、ベーンポンプ自
体を目的の箇所に取り付ける為のボルト穴11の部分だ
けを出っ張らせ、他の部分をへこませるような形状にし
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カバー
の剛性を考慮して、従来は鉄によりカバーを成形してい
たので、カバーの重量が大きくなるとともに、装置全体
の重量が大きくなってしまうといった問題があった。そ
こで、装置の軽量化を図るために、カバーをアルミにて
成形すると、次のような問題があった。第1に、アルミ
は熱容量が小さく、鉄に比べて固まりやすいので、鉄製
のカバーのようにボルト孔10、11の部分を出っ張ら
せた形状の場合には、巣が生じやすいという問題があっ
た。つまり、その出っ張り部分の湯流れが悪いととも
に、その出っ張り部分がすぐに冷えて先に固まってしま
うので、中央付近に空洞、いわゆる巣が生じてしまう。
第2に、アルミ化による剛性の低下が問題であった。例
えば、カバーを厚くすることが考えられるが、コストが
高くなってしまう。さらに、カバーを厚くすることで、
鋳物成形時に固まる部分と、固まっていない部分との差
がより大きくなって、巣が生じやすく、逆にその剛性に
も不安が生じた。この発明の目的は、カバーの剛性を保
ちつつ、カバーをアルミにて成形し、全体の軽量化を図
ったベーンポンプを提供することである。
の剛性を考慮して、従来は鉄によりカバーを成形してい
たので、カバーの重量が大きくなるとともに、装置全体
の重量が大きくなってしまうといった問題があった。そ
こで、装置の軽量化を図るために、カバーをアルミにて
成形すると、次のような問題があった。第1に、アルミ
は熱容量が小さく、鉄に比べて固まりやすいので、鉄製
のカバーのようにボルト孔10、11の部分を出っ張ら
せた形状の場合には、巣が生じやすいという問題があっ
た。つまり、その出っ張り部分の湯流れが悪いととも
に、その出っ張り部分がすぐに冷えて先に固まってしま
うので、中央付近に空洞、いわゆる巣が生じてしまう。
第2に、アルミ化による剛性の低下が問題であった。例
えば、カバーを厚くすることが考えられるが、コストが
高くなってしまう。さらに、カバーを厚くすることで、
鋳物成形時に固まる部分と、固まっていない部分との差
がより大きくなって、巣が生じやすく、逆にその剛性に
も不安が生じた。この発明の目的は、カバーの剛性を保
ちつつ、カバーをアルミにて成形し、全体の軽量化を図
ったベーンポンプを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】ボディと、ボディ内に内
装しているカムリングと、このカムリング内に回転自在
に収容されたロータと、このロータ内に収容され、突出
自在であるベーンと、ロータを回転させるシャフトと、
上記ロータ側面に備えるとともに、背面に導かれた圧油
によりローディングバランスを保っているサイドプレー
トと、ボルト穴が形成されているとともに、ボルトによ
りボディの側面に固定されたカバーとを備えたベーンポ
ンプを前提にするものである。上記のべーンポンプを前
提にしつつ、この発明は、上記カバーをアルミにより成
形するとともに、その側面の出っ張り部分間に、余肉リ
ブを形成した点に特徴を有する。
装しているカムリングと、このカムリング内に回転自在
に収容されたロータと、このロータ内に収容され、突出
自在であるベーンと、ロータを回転させるシャフトと、
上記ロータ側面に備えるとともに、背面に導かれた圧油
によりローディングバランスを保っているサイドプレー
トと、ボルト穴が形成されているとともに、ボルトによ
りボディの側面に固定されたカバーとを備えたベーンポ
ンプを前提にするものである。上記のべーンポンプを前
提にしつつ、この発明は、上記カバーをアルミにより成
形するとともに、その側面の出っ張り部分間に、余肉リ
ブを形成した点に特徴を有する。
【0007】
【作用】この発明は、上記のように、装置の軽量化を図
るため、カバーをアルミにて成形する。そして、アルミ
化による剛性不足は、カバー側面の出っ張り部分の間
に、余肉リブを形成することによって、解消している。
るため、カバーをアルミにて成形する。そして、アルミ
化による剛性不足は、カバー側面の出っ張り部分の間
に、余肉リブを形成することによって、解消している。
【0008】
【実施例】図1、2に、この発明の実施例のカバーを示
す。このカバーはアルミにて形成されている。そして、
このカバーは、吸い込み通路口13の回りやボルト穴1
0の回りに相当する出っ張り部分14などの間に、余肉
リブ12を形成する。ただし、この余肉リブ12は、図
2に示すように、カバー8の最大厚さのほぼ半分の厚さ
にしている。上記以外の構成は、従来例と同様なので、
従来と同一の構成要素については、同一の記号を記すと
ともに、その詳細な説明は省略する。
す。このカバーはアルミにて形成されている。そして、
このカバーは、吸い込み通路口13の回りやボルト穴1
0の回りに相当する出っ張り部分14などの間に、余肉
リブ12を形成する。ただし、この余肉リブ12は、図
2に示すように、カバー8の最大厚さのほぼ半分の厚さ
にしている。上記以外の構成は、従来例と同様なので、
従来と同一の構成要素については、同一の記号を記すと
ともに、その詳細な説明は省略する。
【0009】この実施例によれば、カバー8の出っ張り
部分14間に、余肉リブ12を形成しているので、カバ
ー8の剛性を高めることができる。さらに、余肉リブ1
2によりアルミ鋳造時に、その湯流れがよくなるととも
に、冷却の際の発熱が平均的になるので、巣の発生を防
止することが可能となる。よって、カバーとしての性能
を損なうことなく、その軽量化、ひいては装置の軽量化
が可能となる。なお、余肉リブ12を形成しているが、
装置全体からみると、余肉リブの重量は小さなものであ
り、装置の軽量化といった課題に何等影響はない。ま
た、この実施例では、余肉リブの厚さを、カバーの最大
厚さの半分としたが、カバーに求められる強度に応じ
て、その厚さを自由に変えることができること当然であ
る。
部分14間に、余肉リブ12を形成しているので、カバ
ー8の剛性を高めることができる。さらに、余肉リブ1
2によりアルミ鋳造時に、その湯流れがよくなるととも
に、冷却の際の発熱が平均的になるので、巣の発生を防
止することが可能となる。よって、カバーとしての性能
を損なうことなく、その軽量化、ひいては装置の軽量化
が可能となる。なお、余肉リブ12を形成しているが、
装置全体からみると、余肉リブの重量は小さなものであ
り、装置の軽量化といった課題に何等影響はない。ま
た、この実施例では、余肉リブの厚さを、カバーの最大
厚さの半分としたが、カバーに求められる強度に応じ
て、その厚さを自由に変えることができること当然であ
る。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、余肉リブを形成する
ことで、カバーをアルミ化してもその強度を十分に保つ
ことができる。さらに、余肉リブにより、アルミ鋳造時
に、その湯流れがよくなるとともに、冷却の際の発熱が
平均的になるので、鋳造時に生じてしまう巣の発生を抑
えることができる。よって、カバーをアルミにて成形す
るとともに、カバーとしての性能を損なうことなく、そ
の軽量化、ひいては装置全体の軽量化が可能となる。
ことで、カバーをアルミ化してもその強度を十分に保つ
ことができる。さらに、余肉リブにより、アルミ鋳造時
に、その湯流れがよくなるとともに、冷却の際の発熱が
平均的になるので、鋳造時に生じてしまう巣の発生を抑
えることができる。よって、カバーをアルミにて成形す
るとともに、カバーとしての性能を損なうことなく、そ
の軽量化、ひいては装置全体の軽量化が可能となる。
【図1】この発明の実施例のカバーの内側平面図であ
る。
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】従来例のベーンポンプの断面図である。
【図4】従来例のカバーの内側平面図である。
1 ボディ 2 シャフト 3 ロータ 5 ベーン 6 カムリング 7 サイドプレート 8 カバー 9 高圧室 10 ボルト穴 11 ボルト穴 12 余肉リブ 13 吸い込み通路口 14 出っ張り部分
Claims (1)
- 【請求項1】 ボディと、ボディ内に内装しているカム
リングと、このカムリング内に回転自在に収容されたロ
ータと、このロータ内に収容され、突出自在であるベー
ンと、ロータを回転させるシャフトと、上記ロータ側面
に備えるとともに、背面に導かれた圧油によりローディ
ングバランスを保っているサイドプレートと、ボルト穴
が形成されているとともに、ボルトによりボディの側面
に固定されたカバーとを備えたベーンポンプにおいて、
上記カバーをアルミにより成形するとともに、その側面
の出っ張り部分間に、余肉リブを形成したことを特徴と
するベーンポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21657394A JPH0861251A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | ベーンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21657394A JPH0861251A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | ベーンポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861251A true JPH0861251A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16690544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21657394A Pending JPH0861251A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | ベーンポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0861251A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006307756A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Kayaba Ind Co Ltd | ベーンポンプ |
-
1994
- 1994-08-18 JP JP21657394A patent/JPH0861251A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006307756A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Kayaba Ind Co Ltd | ベーンポンプ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041019 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |