JPH086142Y2 - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH086142Y2
JPH086142Y2 JP3294693U JP3294693U JPH086142Y2 JP H086142 Y2 JPH086142 Y2 JP H086142Y2 JP 3294693 U JP3294693 U JP 3294693U JP 3294693 U JP3294693 U JP 3294693U JP H086142 Y2 JPH086142 Y2 JP H086142Y2
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cleaning
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nozzle
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進 高山
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、洗浄剤の混合された
洗浄水を噴出して例えば、排水管の油汚れやぬめり等を
除去するのに適した洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】排水パイプの流れが悪くなった際や悪臭
を放つようになった際に用いられる清掃用の器具として
例えば、長い針金の先端に、清掃用ブラシが設けられ、
後端に回転用のハンドルの設けられたパイプクリーナー
がある。
【0003】このクリーナーは、先端を排水孔から挿入
し、後端のハンドルで先端のブラシを回転させながらパ
イプ内を前進させ、毛髪、油、土砂、水垢等のパイプの
つまりや内壁に付着した汚れを、先端のブラシで突き崩
したり、掻き落とす。また、このとき、掻き落としたつ
まりや汚れは、適宜排水孔から水を注ぎこんで排出する
ことにより、パイプの清掃を行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
パイプクリーナーでは、ブラシによる清掃のため、悪臭
を放つ油等の粘着性のこびりついた汚れやぬめり等を十
分に除去することができない問題がある。
【0005】また、パイプクリーナーは、全長が長く、
使用の際には、前端のブラシと後端のハンドルとの間に
たるみができるので、後端のハンドルを回しながら針金
を押し込んでも、たるみで吸収されて先端が前進せず押
し込めない。
【0006】このため、一人でハンドルを回転させなが
ら前進させることは困難であり、ハンドルを回転させる
者と、針金を持って押し込む者との二人の作業者が必要
であるという問題がある。
【0007】そこで、この考案の課題は、油やぬめり等
の汚れを除去でき、またその作業を一人でも行える清掃
用の器具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案では、可撓性ホースの先端に洗浄水を斜め
前方へ噴出する洗浄ノズルを取り付け、他端に蛇口との
接続部を設けると共に、前記ホース途中にホース内を流
れる洗浄水に洗浄剤を混合する混合装置を取り付けた構
成としたのである。
【0009】このとき、上記洗浄ノズルを、前端面から
後端面へ貫通孔の形成された円筒形ケースと、そのケー
ス前端に嵌合され、回転軸によって回動自在に支持され
る回転部材とからなり、前記回転部材の先端に、前記ケ
ースの貫通孔に連通し、その貫通孔に対して外側に向け
て傾斜する複数の噴出孔が形成された構成とすることが
できる。
【0010】また、上記混合装置を、前記ホースと連通
する管路を有し、その管路に小径の通過孔の形成された
差圧器と、その差圧器の通過孔よりも上流側と下流側の
管路もしくはホースと接続され、洗浄剤の入れられる密
閉容器とからなる構成とすることもできる。
【0011】
【作用】このように構成される洗浄装置では、可撓性の
ホースにより、屈曲のある排水パイプに挿入して洗浄が
できる。このとき、洗浄ノズルから洗浄剤の混合された
ジェット噴流が噴出され、圧力水による機械的な洗浄と
洗浄剤による化学的な洗浄の相乗作用により、大きな洗
浄力を得ることができる。さらに、洗い流すことのでき
ない排水パイプのつまりに対しては、ノズル先端を衝突
させてつまりを解消することができる。
【0012】また、円筒ケースとその円筒ケースに回転
軸によって取り付けられた回転部材とからなる洗浄ノズ
ルは、ホースに洗浄水が流されると、ケースの貫通孔を
通って傾斜させた噴出孔より噴出する洗浄水の反力によ
って回転部材が回転する。このため、このノズルの取付
けられたホースを例えば、排水管に挿入した場合、噴出
孔からのジェット噴流による圧力水が内壁にくまなく噴
射され管内の汚れを洗い流すことができる。
【0013】このとき、回転しながら斜め前方へ噴出孔
より噴出するジェット噴流よって回転部材周囲の圧力が
低下してノズルを排水管の奥方向へ吸引する吸引力が生
じるため、洗浄ノズルの挿入が容易にできる。
【0014】一方、差圧器と密閉容器とからなる混合装
置は、洗浄水が差圧器の管路に形成された通過孔を通過
する際、その通過孔が小径となっているため、通過孔の
下流側では、上流側に比較して流速が速くなり圧力が下
がる。この圧力は、それぞれ通過孔の上流側と下流側に
接続された密閉容器の洗浄剤に加えられる。このため、
洗浄剤は、その圧力差によって下流側へ流入し、洗浄水
と混合する。
【0015】即ち、洗浄剤を洗浄水の流量に比例して発
生する圧力差に応じて混合することができる。
【0016】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0017】図1に示すように、本実施例の洗浄装置4
1は、可撓性のビニール製ホース2(外径11mm、内径
8mm)の先端に洗浄ノズル1が取り付けられ、他端に蛇
口との接続部40が設けられている。また、ホース2途
中には、ホース2内を流れる洗浄水に、洗浄剤を混合す
る洗浄剤混合装置20が取り付けられている。
【0018】洗浄ノズル1は、図2に示すように、ホー
ス2先端に嵌入されるステンレス製の全長9mm、外径8
mmの円筒ケース3と、そのケース3先端のステンレス製
で全長9mmの円柱状の回転部材4とからなっている。
【0019】回転部材4は、外径9mmのヘッド部5とヘ
ッド部5より小径の外径寸法6.5mmの袴部6とからな
っており、袴部6内は5.1mm径の中空となっている。
【0020】この回転部材4は、袴部6がケース3に形
成された6.6mm径の嵌合孔7に嵌入され、回転部材4
とケース3とを貫通させた割りピン8による回転軸によ
って回動自在に支持されている。このため、例えば、袴
部6外周に支持のために、ベアリングなどを取り付けた
場合に比べて小型、かつ、軽量で低コストに製作でき
る。
【0021】また、前記ケース3の嵌合孔7には、ケー
ス3後端面と連通する6個の1.2mm径の貫通孔9が設
けられている。
【0022】一方、ヘッド部5の端面には、袴部6の中
空を介して前記貫通孔9に連通する3個の2.4mm径の
噴出孔10が形成されている。
【0023】この噴出孔10は、前記貫通孔9に対して
外側に向けて45°傾斜させてあり、噴出孔10から圧
力水が噴出する際の反力によって回転部材4が回動する
ようになっている。
【0024】このように、この実施例の洗浄ノズル1
は、前記ケース3と回転部材4とを回転軸によって回動
自在に支持させたことにより、例えば内径26mm〜30
mm程度の家庭用の排水パイプに挿入して洗浄が行なえる
ように小型化することができる。
【0025】なお、この実施例では、袴部6をヘッド部
5よりも小径としたが、これに限定されるものではな
く、例えば、図3に示すように、大径としたものでも良
い。
【0026】洗浄剤混合装置20は、図4に示すよう
に、ホース2途中に挿入される差圧器21と、液体洗浄
剤を入れる密閉容器22とからなっている。
【0027】差圧器21は、円筒ケース23とそのケー
ス23に嵌入される隔壁材24及び蓋部材25とからな
っている。
【0028】蓋部材25は、図5に示すように、円盤中
央にホース2内に嵌入される接続口26が設けられ、円
盤外周には、円筒ケース23の端部内周に形成された雌
ねじと係合する雄ねじが形成されている。
【0029】隔壁材24は、内側に貫通孔27の形成さ
れた円筒部材の両端にフランジを形成したもので、その
フランジの外周は、図4に示すように、ケース内周と当
接するようになっている。また、貫通孔27は、蓋部材
25の接続口26より大径に形成されている。
【0030】この隔壁材24は、図4に示すように、O
リング28でシールされ、蓋部材25によって固定され
ると、蓋部材25の接続口26と隔壁材24の貫通孔2
7とにより、前記ホース2と連通する管路29が形成さ
れる。
【0031】この管路29の接続口26と貫通孔27と
の接続部分において、両口径の差によってホース径より
も小径となる通過孔30が形成される。
【0032】前記通過孔30は、管路29内を流れる洗
浄水に対していわゆるオリフィスとして作用し、通過孔
30の上流側が高圧になり、下流側が低圧になるよう
に、圧力差を生じさせる。
【0033】一方、隔壁材24の円筒の周囲と、ケース
23内周間には、フランジによって空隙が形成されてい
る。この空隙と前記円筒の貫通孔27には、両者を連通
する小孔31が設けられている。
【0034】また、この空隙の形成されたケース23の
外壁には、第一の接続チューブ32との接続口33が設
けられている。この接続口33と接続された第一チュー
ブ32は、洗剤の入れられた密閉容器22と接続されて
いる。
【0035】密閉容器22は、樹脂製の円筒容器でゴム
製キャップが被せられ、気密性が保てるようになってい
る。
【0036】この容器22には、第二の接続チューブ3
4が接続され、そのチューブ34は、差圧器21の下流
側のホース2に接続されている。
【0037】このため、洗浄水の流れる際に、通過孔3
0の上流側と下流側とで生じる圧力差は、第一と第二の
接続チューブ32,34とにより、密閉容器22内の洗
剤に加わり、洗剤は、その差圧によって第二の接続チュ
ーブ34から下流側のホース2へ流入し、ホース2を流
れる洗浄水と混合される。
【0038】すなわち、ホース2を流れる洗浄水が多い
場合には、流速が速くなって差圧が大きくなり、多くの
洗剤がホース2に流入する。また、洗浄水が少ない場合
には、差圧が小さくなって洗剤の流入量が減少する。
【0039】したがって、差圧器21の小孔31の径あ
るいは、第二の接続チューブ34の径を適宜に選択し、
差圧を利用して、洗浄水に混合される洗剤の混合濃度を
一定となるようにすることもできる。
【0040】なお、上記実施例では、差圧器21のケー
ス23の両端部に蓋部材25を取付けるようにしたが、
一方をケース23と一体に形成し、片側だけ、取り外せ
るようにしても良い。
【0041】また、密閉容器22は、円筒容器とした
が、これに限定されることはなく、どのような形状のも
のでも良い。
【0042】さらに、本実施例の洗浄剤混合装置20で
は、差圧器21と密閉容器22とを接続チューブによっ
て接続したが、これに限定されることはなく、例えば、
図6に示すように、両者を一体にしてより簡単な構造と
することもできる。
【0043】この実施例は以上のように構成されてお
り、この洗浄装置41では、密閉容器22に液体洗剤を
入れ、ビニールホース2の後端の接続部40を水道の蛇
口に接続する。そして、蛇口より、水道水を通水する
と、ホース2内を流れる洗浄水の圧力により、密閉容器
22の液体洗剤がホース2内に流入し混合される。
【0044】また、その洗剤の混合された洗浄水は、洗
浄ノズル1の回転部材4を回転させながら噴出孔10か
ら、ジェット流となって斜め前方へ噴出する。
【0045】この噴出するノズル1をホース2を持って
排水孔に挿入すると、ジェット流による噴出圧により、
排水パイプの内壁に付着したり、詰まった毛髪や土砂な
どは、吹き飛ばされ、洗い流される。
【0046】また、内壁に付着した油や水垢などの粘性
の高い汚れやぬめりも洗剤の洗浄作用と噴出圧により除
去される。
【0047】さらに、パイプのつまりに当接した場合
は、ノズル1先端を衝突させて除去する。崩したつまり
は、噴出流によって洗い流される。
【0048】この際、前記ノズル1の噴出流によってノ
ズル1周囲の気圧が低下し、パイプの奥方向へ向けての
吸引力が働き、パイプへの挿入も容易に行える。
【0049】このように、この洗浄装置41では、回転
する噴出孔10からの噴出流による噴出圧と、洗剤の洗
浄力とによって排水パイプ内の汚れをくまなく除去する
ことができる。
【0050】また、その際の操作も、ホース2を持って
排水孔へ挿入するだけで良いので、一人でも容易に行え
る。
【0051】なお、実施例では洗浄ノズルの先端に何も
被せなかったが洗浄ノズル先端に、例えば洗浄ノズルの
回転部材よりも大径の収縮チューブを被せ、パイプの内
壁を傷めないようにしても良い。
【0052】また、上記実施例では、洗浄装置を排水パ
イプの洗浄用に用いたが、この洗浄装置41は、これ以
外にも、排水溝、外床、壁面、自動車、その他ハウスク
リーニングの様々な所で使用できる。
【0053】
【効果】この考案は、以上のように構成したことによ
り、水道水圧を利用し、その他の動力を用いず、排水パ
イプの洗浄が容易に行なえる。
【0054】また、洗浄剤の混合された洗浄水のジェッ
ト噴流による圧力と洗浄剤の洗浄作用とにより排水パイ
プの汚れやぬめり等の洗浄を効率良く行なえる。
【0055】このとき、回転部材を回転軸によりケース
に支持した洗浄ノズルは、小型化が図れるため、家庭用
の小さな排水管を洗浄することができる。
【0056】また、洗浄ノズルは、ジェット噴流を斜め
前方へ回転させながら噴出することができる。このた
め、排水パイプの汚れやつまりを吹き飛ばし、パイプ内
をくまなく洗い流すことができる。
【0057】また、差圧器と洗剤容器とからなる混合装
置は、洗浄剤をホースを流れる洗浄水の流速を利用する
ことによって混合する事ができる。このため、洗浄剤の
流入量を、ホースを流れる洗浄水の流量に応じて変化す
るようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄装置の模式図
【図2】洗浄ノズルの縦断面図
【図3】洗浄ノズルの他の実施例の縦断面図
【図4】洗浄剤混合装置の縦断面図
【図5】洗浄剤混合装置の蓋部材と隔壁部材の斜視図
【図6】洗浄剤混合装置の他の実施例を示す縦断面図
【符号の説明】
1 洗浄ノズル 2 ホース 3 円筒ケース 4 回転部材 9 貫通孔 10 噴出孔 20 洗浄剤混合装置 21 差圧器 22 密閉容器 29 管路 30 通過孔 31 小孔 40 接続部 41 洗浄装置

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性ホースの先端に洗浄水を斜め前方
    へ噴出する洗浄ノズルを取り付け、他端に蛇口との接続
    部を設けると共に、前記ホース途中に、ホース内を流れ
    る洗浄水に洗浄剤を混合する混合装置を取り付けた洗浄
    装置。
  2. 【請求項2】 上記洗浄ノズルを、前端面から後端面へ
    貫通孔の形成された円筒形ケースと、そのケース前端に
    嵌合され、回転軸によって回動自在に支持される回転部
    材とからなり、前記回転部材の先端に、前記ケースの貫
    通孔に連通し、その貫通孔に対して外側に向けて傾斜す
    る複数の噴出孔が形成されたものとした請求項1記載の
    洗浄装置。
  3. 【請求項3】 上記混合装置を、上記ホースと連通する
    管路を有し、その管路に小径の通過孔の形成された差圧
    器と、その差圧器の通過孔よりも上流側と下流側の管路
    もしくはホースと接続され、洗浄剤の入れられる密閉容
    器とからなるものとした請求項1または2記載の洗浄装
    置。
JP3294693U 1993-06-18 1993-06-18 洗浄装置 Expired - Lifetime JPH086142Y2 (ja)

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JP3294693U JPH086142Y2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 洗浄装置

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JP3294693U JPH086142Y2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPH072571U JPH072571U (ja) 1995-01-13
JPH086142Y2 true JPH086142Y2 (ja) 1996-02-21

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ID=12373118

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JP3294693U Expired - Lifetime JPH086142Y2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 洗浄装置

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