JPH0861489A - 自動変速機用油圧制御装置 - Google Patents
自動変速機用油圧制御装置Info
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- JPH0861489A JPH0861489A JP6200799A JP20079994A JPH0861489A JP H0861489 A JPH0861489 A JP H0861489A JP 6200799 A JP6200799 A JP 6200799A JP 20079994 A JP20079994 A JP 20079994A JP H0861489 A JPH0861489 A JP H0861489A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 弁切換え手段と油圧弁との接続部を油潤滑
し、かつ油圧弁自動切換え手段であるステップモータを
油冷却する自動変速機用油圧制御装置を提供する。 【構成】 集積弁60のハウジング28内にスプール弁
2、3、4、5、6、7、8およびカムシャフト1が収
容されている。ハウジング28のほぼ中央に設けられた
窪み58の底部にはハウジング28に形成されたドレン
通路49a、49b、49c、49d、49e、49
f、49gから排出される油が蓄えられている。この油
の液面がカムシャフト1の中心線付近に位置することか
ら、各スプール弁2、3、4、5、6、7、8のそれぞ
れのピン14、15、16、17、18、19、20が
カムシャフト1に当接する部分は油に浸る。したがっ
て、カムシャフト1が軸方向または回転方向に移動する
際、ピン14、15、16、17、18、19、20と
カムシャフト1との摩擦抵抗の増大を抑制している。
し、かつ油圧弁自動切換え手段であるステップモータを
油冷却する自動変速機用油圧制御装置を提供する。 【構成】 集積弁60のハウジング28内にスプール弁
2、3、4、5、6、7、8およびカムシャフト1が収
容されている。ハウジング28のほぼ中央に設けられた
窪み58の底部にはハウジング28に形成されたドレン
通路49a、49b、49c、49d、49e、49
f、49gから排出される油が蓄えられている。この油
の液面がカムシャフト1の中心線付近に位置することか
ら、各スプール弁2、3、4、5、6、7、8のそれぞ
れのピン14、15、16、17、18、19、20が
カムシャフト1に当接する部分は油に浸る。したがっ
て、カムシャフト1が軸方向または回転方向に移動する
際、ピン14、15、16、17、18、19、20と
カムシャフト1との摩擦抵抗の増大を抑制している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の変速機構
を油圧で変速制御する自動変速機用油圧制御装置に関す
る。
を油圧で変速制御する自動変速機用油圧制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用等に多く利用されている自
動変速機は、回転駆動力を負荷に応じスムーズに伝達す
るため、油圧弁により油圧を調節し摩擦係合装置を制御
して変速制御を行っている。変速制御は、乗員によりあ
る程度任意のギア位置を選択するセレクトレバーによる
手動操作と、エンジンのスロットル開度や車速などから
エンジン制御コンピュータにより適正なギア比になるよ
うに摩擦締結部を決定する自動制御とにより行われる。
ここで、摩擦締結部とは、摩擦締結要素のことである。
回動駆動力を負荷に応じスムーズに伝達するため、複数
の油圧弁、アキュムレータ、電磁弁等を用いた油圧回路
で自動変速機の個々の摩擦締結部の油圧を制御すること
により変速制御を実現している。このような構成では、
自動変速機内の摩擦締結部の数だけ油圧弁が必要になる
ため、装置が大型化して多くの部品を必要とするととも
に、装置が複雑で製造コストが高いという問題がある。
動変速機は、回転駆動力を負荷に応じスムーズに伝達す
るため、油圧弁により油圧を調節し摩擦係合装置を制御
して変速制御を行っている。変速制御は、乗員によりあ
る程度任意のギア位置を選択するセレクトレバーによる
手動操作と、エンジンのスロットル開度や車速などから
エンジン制御コンピュータにより適正なギア比になるよ
うに摩擦締結部を決定する自動制御とにより行われる。
ここで、摩擦締結部とは、摩擦締結要素のことである。
回動駆動力を負荷に応じスムーズに伝達するため、複数
の油圧弁、アキュムレータ、電磁弁等を用いた油圧回路
で自動変速機の個々の摩擦締結部の油圧を制御すること
により変速制御を実現している。このような構成では、
自動変速機内の摩擦締結部の数だけ油圧弁が必要になる
ため、装置が大型化して多くの部品を必要とするととも
に、装置が複雑で製造コストが高いという問題がある。
【0003】このような問題を解決するため、複数の油
圧弁を1箇所にまとめた集積弁により、装置の小型、軽
量、簡素化を図ることが考えられる。このものでは、エ
ンジン制御コンピュータのフェイルシステム等により、
電子制御の自動制御機能が故障しても乗員がセレクトレ
バーを操作することによって、前進や後退の選択や、あ
る程度、前進時の変速段の選択を行えるようになってい
る。
圧弁を1箇所にまとめた集積弁により、装置の小型、軽
量、簡素化を図ることが考えられる。このものでは、エ
ンジン制御コンピュータのフェイルシステム等により、
電子制御の自動制御機能が故障しても乗員がセレクトレ
バーを操作することによって、前進や後退の選択や、あ
る程度、前進時の変速段の選択を行えるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の集積弁により自動変速を制御する装置による
と、複数の油圧弁とこの油圧弁を駆動する弁切換え手段
との接続部の潤滑が強制的に行われないことから、油圧
弁の取付け位置によって接続部の潤滑不良が生じ、接続
部の摩擦抵抗の増大を招く場合がある。この場合、弁切
換え手段の駆動源であるステップモータの供給可能駆動
力を超える駆動力を必要とすることから、ステップモー
タの焼付きを生ずるおそれがある。
うな従来の集積弁により自動変速を制御する装置による
と、複数の油圧弁とこの油圧弁を駆動する弁切換え手段
との接続部の潤滑が強制的に行われないことから、油圧
弁の取付け位置によって接続部の潤滑不良が生じ、接続
部の摩擦抵抗の増大を招く場合がある。この場合、弁切
換え手段の駆動源であるステップモータの供給可能駆動
力を超える駆動力を必要とすることから、ステップモー
タの焼付きを生ずるおそれがある。
【0005】また、このステップモータは強制的に冷却
が行われないことから、この取付け位置によってステッ
プモータが高温になる場合があり、ステップモータを構
成するコイル部の巻線抵抗の増大により、駆動電流が減
少し弁切換え手段を駆動するのに必要なトルクが十分に
得られないという問題がある。本発明は、このような問
題を解決するためになされたもので、弁切換え手段と油
圧弁との接続部を油潤滑し、かつ油圧弁自動切換え手段
であるステップモータを油冷却する自動変速機用油圧制
御装置を提供することを目的とする。
が行われないことから、この取付け位置によってステッ
プモータが高温になる場合があり、ステップモータを構
成するコイル部の巻線抵抗の増大により、駆動電流が減
少し弁切換え手段を駆動するのに必要なトルクが十分に
得られないという問題がある。本発明は、このような問
題を解決するためになされたもので、弁切換え手段と油
圧弁との接続部を油潤滑し、かつ油圧弁自動切換え手段
であるステップモータを油冷却する自動変速機用油圧制
御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の請求項1記載の自動変速機用油圧制御装置
は、自動変速機に設けられる複数の摩擦締結要素に加わ
る油圧を複数の油圧弁で切換え制御し、前記複数の摩擦
締結要素の係合または解除を行うことにより複数の変速
段を切換え制御する自動変速機用油圧制御装置であっ
て、前記複数の摩擦締結要素の各摩擦締結要素に加わる
油圧を切換える複数の油圧弁を有する集積弁と、前記複
数の油圧弁を直接的、かつ同時に切換え可能な弁切換え
手段と、前記弁切換え手段を自動駆動制御する油圧弁自
動切換え手段と、手動操作により前記弁切換え手段を駆
動制御する油圧弁手動切換え手段とを備え、前記弁切換
え手段と前記複数の油圧弁との接続部が、油浸または前
記油圧弁の排出油で飛浴されていることを特徴とする。
の本発明の請求項1記載の自動変速機用油圧制御装置
は、自動変速機に設けられる複数の摩擦締結要素に加わ
る油圧を複数の油圧弁で切換え制御し、前記複数の摩擦
締結要素の係合または解除を行うことにより複数の変速
段を切換え制御する自動変速機用油圧制御装置であっ
て、前記複数の摩擦締結要素の各摩擦締結要素に加わる
油圧を切換える複数の油圧弁を有する集積弁と、前記複
数の油圧弁を直接的、かつ同時に切換え可能な弁切換え
手段と、前記弁切換え手段を自動駆動制御する油圧弁自
動切換え手段と、手動操作により前記弁切換え手段を駆
動制御する油圧弁手動切換え手段とを備え、前記弁切換
え手段と前記複数の油圧弁との接続部が、油浸または前
記油圧弁の排出油で飛浴されていることを特徴とする。
【0007】また本発明の請求項2記載の自動変速機用
油圧制御装置は、自動変速機に設けられる複数の摩擦締
結要素に加わる油圧を複数の油圧弁で切換え制御し、前
記複数の摩擦締結要素の係合または解除を行うことによ
り複数の変速段を切換え制御する自動変速機用油圧制御
装置であって、前記複数の摩擦締結要素の各摩擦締結要
素に加わる油圧を切換える複数の油圧弁を有する集積弁
と、前記複数の油圧弁を直接的、かつ同時に切換え可能
な弁切換え手段と、前記弁切換え手段を自動駆動制御す
る油圧弁自動切換え手段と、手動操作により前記弁切換
え手段を駆動制御する油圧弁手動切換え手段とを備え、
前記油圧弁自動切換え手段が、油浸または前記自動変速
機用油圧制御装置の排出油で飛浴されていることを特徴
とする。
油圧制御装置は、自動変速機に設けられる複数の摩擦締
結要素に加わる油圧を複数の油圧弁で切換え制御し、前
記複数の摩擦締結要素の係合または解除を行うことによ
り複数の変速段を切換え制御する自動変速機用油圧制御
装置であって、前記複数の摩擦締結要素の各摩擦締結要
素に加わる油圧を切換える複数の油圧弁を有する集積弁
と、前記複数の油圧弁を直接的、かつ同時に切換え可能
な弁切換え手段と、前記弁切換え手段を自動駆動制御す
る油圧弁自動切換え手段と、手動操作により前記弁切換
え手段を駆動制御する油圧弁手動切換え手段とを備え、
前記油圧弁自動切換え手段が、油浸または前記自動変速
機用油圧制御装置の排出油で飛浴されていることを特徴
とする。
【0008】さらに本発明の請求項3記載の自動変速機
用油圧制御装置は、請求項1または2記載の自動変速機
用油圧制御装置において、前記油圧弁自動切換え手段
は、ステップモータであることを特徴とする。
用油圧制御装置は、請求項1または2記載の自動変速機
用油圧制御装置において、前記油圧弁自動切換え手段
は、ステップモータであることを特徴とする。
【0009】
【作用および発明の効果】本発明の請求項1記載の自動
変速機用油圧制御装置によると、弁切換え手段と複数の
油圧弁との接触部が油浸または油圧弁の排出油で飛浴さ
れることから、この油が潤滑油の役割を果たし、弁切換
え手段が複数の油圧弁をスムーズに切換えることができ
る。また弁切換え手段が複数の油圧弁を切換えるときに
生ずる摩擦熱をこの油により冷却することができる。こ
れにより弁切換え手段と油圧弁との焼付きを防止する効
果がある。
変速機用油圧制御装置によると、弁切換え手段と複数の
油圧弁との接触部が油浸または油圧弁の排出油で飛浴さ
れることから、この油が潤滑油の役割を果たし、弁切換
え手段が複数の油圧弁をスムーズに切換えることができ
る。また弁切換え手段が複数の油圧弁を切換えるときに
生ずる摩擦熱をこの油により冷却することができる。こ
れにより弁切換え手段と油圧弁との焼付きを防止する効
果がある。
【0010】本発明の請求項2または3記載の自動変速
機用油圧制御装置によると、弁切換え手段を自動駆動制
御する油圧弁自動切換え手段が油浸または自動変速機用
油圧制御装置の排出油で飛浴されることから、この油が
油圧弁自動切換え手段を冷却する効果がある。この油圧
弁自動切換え手段の冷却により、この油圧弁自動切換え
手段がステップモータの場合、モータトルクを十分に発
生させることができる効果がある。さらに、ステップモ
ータを構成するコイル部の電流密度を高く維持できるこ
とから、ステップモータを小型化できる効果がある。
機用油圧制御装置によると、弁切換え手段を自動駆動制
御する油圧弁自動切換え手段が油浸または自動変速機用
油圧制御装置の排出油で飛浴されることから、この油が
油圧弁自動切換え手段を冷却する効果がある。この油圧
弁自動切換え手段の冷却により、この油圧弁自動切換え
手段がステップモータの場合、モータトルクを十分に発
生させることができる効果がある。さらに、ステップモ
ータを構成するコイル部の電流密度を高く維持できるこ
とから、ステップモータを小型化できる効果がある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面に基づ
いて説明する。本発明の自動変速機用油圧制御装置を車
両用の自動変速機(以下「AT」という)に適用したシ
ステム構成を図2に示す。図2において、EVは電磁弁
を表し、MVは集積弁を表す。
いて説明する。本発明の自動変速機用油圧制御装置を車
両用の自動変速機(以下「AT」という)に適用したシ
ステム構成を図2に示す。図2において、EVは電磁弁
を表し、MVは集積弁を表す。
【0012】車両用ATの動作は、周知のように自動ま
たは手動でトランスミッション300内のギヤ接続が切
換えられ、トルクコンバータ200に接続された図示し
ないエンジンからの回転力が車両の後輪または前輪に伝
達される。図3に示すように、集積弁60が組付けられ
た油圧制御装置400は、ストレーナ91を介して器状
のオイルパン90の内部に配設されており、油圧制御装
置400の上方にはトランスミッション300を収容す
るトランスミッションハウジング100がオイルパン9
0の開口部を覆うようにオイルパン90に取付けられて
いる。オイルパン90の内部は油圧回路のドレンになっ
ていることから、油圧制御装置400の周囲は油で満た
されている。
たは手動でトランスミッション300内のギヤ接続が切
換えられ、トルクコンバータ200に接続された図示し
ないエンジンからの回転力が車両の後輪または前輪に伝
達される。図3に示すように、集積弁60が組付けられ
た油圧制御装置400は、ストレーナ91を介して器状
のオイルパン90の内部に配設されており、油圧制御装
置400の上方にはトランスミッション300を収容す
るトランスミッションハウジング100がオイルパン9
0の開口部を覆うようにオイルパン90に取付けられて
いる。オイルパン90の内部は油圧回路のドレンになっ
ていることから、油圧制御装置400の周囲は油で満た
されている。
【0013】トランスミッション300内には、エンジ
ンの回転軸に直結して回転駆動される公知の油圧ポンプ
56が設けられており、各油圧装置からオイルパン90
等に排出された駆動油をストレーナ91を介して吸入ポ
ート57より吸入し、ライン圧制御弁64を介し各装置
へ圧油を供給している。この油圧ポンプ56からの圧油
は、変動のある高ポンプ油圧であり、電磁制御式圧力制
御弁であるライン圧制御弁64により一定の高圧なライ
ン圧に制御し各油圧機器へ供給される。油圧制御装置4
00には2つの係合油圧制御弁61、62が設けられて
おり、トランスミッション300内にある後述する各摩
擦締結部の係合時に必要な所定の制御圧にライン圧制御
弁64から供給される圧油のライン圧を任意に制御して
集積弁60に圧油を供給している。
ンの回転軸に直結して回転駆動される公知の油圧ポンプ
56が設けられており、各油圧装置からオイルパン90
等に排出された駆動油をストレーナ91を介して吸入ポ
ート57より吸入し、ライン圧制御弁64を介し各装置
へ圧油を供給している。この油圧ポンプ56からの圧油
は、変動のある高ポンプ油圧であり、電磁制御式圧力制
御弁であるライン圧制御弁64により一定の高圧なライ
ン圧に制御し各油圧機器へ供給される。油圧制御装置4
00には2つの係合油圧制御弁61、62が設けられて
おり、トランスミッション300内にある後述する各摩
擦締結部の係合時に必要な所定の制御圧にライン圧制御
弁64から供給される圧油のライン圧を任意に制御して
集積弁60に圧油を供給している。
【0014】集積弁60に供給されたライン圧または制
御圧の圧油は、各スプール弁2、3、4、5、6、7、
8(SPと総称する)を介し、連通ポート39、40、
41、42、43、44、45よりトランスミッション
300内の摩擦締結部である多板クラッチ類C0、C
1、C2や多板ブレーキ類B0、B1、B2、B3に供
給されている。各摩擦締結部は、トランスミッション3
00内にある図示しないプラネタリギア等の各変速比を
構成するギアに連結されており、これら摩擦締結部を係
合または解除することにより、変速比を切換えて車両の
変速制御を行っている。
御圧の圧油は、各スプール弁2、3、4、5、6、7、
8(SPと総称する)を介し、連通ポート39、40、
41、42、43、44、45よりトランスミッション
300内の摩擦締結部である多板クラッチ類C0、C
1、C2や多板ブレーキ類B0、B1、B2、B3に供
給されている。各摩擦締結部は、トランスミッション3
00内にある図示しないプラネタリギア等の各変速比を
構成するギアに連結されており、これら摩擦締結部を係
合または解除することにより、変速比を切換えて車両の
変速制御を行っている。
【0015】連結部11は、操作者が手動で前進、後
退、ニュートラル、パーキング等、車両の駆動状態を操
作するセレクトレバー500と機械的に接続されてい
る。ライン圧制御弁64から供給された圧油は、さらに
トルクコンバータ200のロックアップ(L/U)スリ
ップ制御を行うため、ロックアップ油圧制御弁65を介
しトルクコンバータ200に供給される。
退、ニュートラル、パーキング等、車両の駆動状態を操
作するセレクトレバー500と機械的に接続されてい
る。ライン圧制御弁64から供給された圧油は、さらに
トルクコンバータ200のロックアップ(L/U)スリ
ップ制御を行うため、ロックアップ油圧制御弁65を介
しトルクコンバータ200に供給される。
【0016】次に集積弁60の構成について説明する。
図1および図4に示すように、ハウジング28のほぼ中
央に設けられた窪み58内に円柱状の例えばアルミニウ
ムからなるカムシャフト1が設けられている。窪み58
の底部には後述するドレン通路49a、49b、49
c、49d、49e、49f、49gから排出される油
80が蓄えられている。
図1および図4に示すように、ハウジング28のほぼ中
央に設けられた窪み58内に円柱状の例えばアルミニウ
ムからなるカムシャフト1が設けられている。窪み58
の底部には後述するドレン通路49a、49b、49
c、49d、49e、49f、49gから排出される油
80が蓄えられている。
【0017】カムシャフト1は、軸受9、29に対し回
転可能かつ軸方向に往復動可能に支持されており、図4
に示すカムシャフト1の中心線1a付近にこの油80の
液面が位置するようになっている。後述する各スプール
弁2、3、4、5、6、7、8のそれぞれのピン14、
15、16、17、18、19、20がカムシャフト1
に当接する部分は油80に浸ることにより、カムシャフ
ト1が軸方向または回転方向に移動する際、ピン14、
15、16、17、18、19、20とカムシャフト1
との摩擦抵抗の増大を抑制している。
転可能かつ軸方向に往復動可能に支持されており、図4
に示すカムシャフト1の中心線1a付近にこの油80の
液面が位置するようになっている。後述する各スプール
弁2、3、4、5、6、7、8のそれぞれのピン14、
15、16、17、18、19、20がカムシャフト1
に当接する部分は油80に浸ることにより、カムシャフ
ト1が軸方向または回転方向に移動する際、ピン14、
15、16、17、18、19、20とカムシャフト1
との摩擦抵抗の増大を抑制している。
【0018】軸受9はハウジング28の一端に圧入固定
され、カムシャフト1の一端の軸受部34を案内する。
軸受29は、カムシャフト1の他端部を案内しており、
サイドハウジング30に圧入固定されている。軸受9、
29は、例えば滑り軸受、玉軸受、コロ軸受や転がり軸
受等を用いるのが良好である。サイドハウジング30は
ボルト37によりハウジング28に固定されている。カ
ムシャフト1の主要部分の外周面には各スプール弁2、
3、4、5、6、7、8を駆動するカムとして凹凸が形
成されている。カムシャフト1の軸受9近傍の円周面に
カム面の反対側のスプール弁6、7、8側に、所定の円
弧幅で所定の軸方向長さのギア歯53が形成されてい
る。このため、カムシャフト1の回転駆動に用いるギア
スペースを節約できカムシャフト1の全長を縮小でき
る。また、カムシャフト1の一端の軸受部34を他端部
と異なる形状にするとともにカムシャフト1の最大外径
とすることにより、短い軸長でカムシャフト1を支持可
能であるためカムシャフト1の全長を縮小できる。また
ギア歯53は、カムシャフト1が軸方向に移動した場合
においても、後述する中間ギア52との噛合が外れない
よう軸方向にギア溝が延設されている。
され、カムシャフト1の一端の軸受部34を案内する。
軸受29は、カムシャフト1の他端部を案内しており、
サイドハウジング30に圧入固定されている。軸受9、
29は、例えば滑り軸受、玉軸受、コロ軸受や転がり軸
受等を用いるのが良好である。サイドハウジング30は
ボルト37によりハウジング28に固定されている。カ
ムシャフト1の主要部分の外周面には各スプール弁2、
3、4、5、6、7、8を駆動するカムとして凹凸が形
成されている。カムシャフト1の軸受9近傍の円周面に
カム面の反対側のスプール弁6、7、8側に、所定の円
弧幅で所定の軸方向長さのギア歯53が形成されてい
る。このため、カムシャフト1の回転駆動に用いるギア
スペースを節約できカムシャフト1の全長を縮小でき
る。また、カムシャフト1の一端の軸受部34を他端部
と異なる形状にするとともにカムシャフト1の最大外径
とすることにより、短い軸長でカムシャフト1を支持可
能であるためカムシャフト1の全長を縮小できる。また
ギア歯53は、カムシャフト1が軸方向に移動した場合
においても、後述する中間ギア52との噛合が外れない
よう軸方向にギア溝が延設されている。
【0019】ギア歯53に対向する位置に、カムシャフ
ト1の軸方向と平行な回転軸を有し油に浸すことが可能
なステップモータ12が固定されている。このステップ
モータ12は図3に示すオイルパン90の内部に位置す
るため、ステップモータ12の周囲には油が満たされて
いる。図5に示すように、ステップモータ12のハウジ
ング12aには渦巻状のリターンスプリング54の一端
が固定され、他端はステップモータ12のシャフトに固
定されている。また、ステップモータ12のハウジング
にはストッパピン55が設けられ、ステップモータ12
のシャフトにはストッパレバー31が固定されている。
ストッパピン55にストッパレバー31が当接すること
によりステップモータ12の回転角が制限されている。
ステップモータ12の回転軸にギア13が同心円状に固
定され、このギア13とギア歯53との間に、ギア歯5
3の形成されたカムシャフト1の外径よりも大きな外径
の中間ギア52が固定部材32によりハウジング28に
回転可能に取り付けられている。ギア歯53が形成され
ている位置におけるカムシャフト1の外径は、ギア13
の外径よりも大きい。ステップモータ12の駆動力は、
ギア13、中間ギア52からギア歯53に伝達し、カム
シャフト1を回動駆動する。
ト1の軸方向と平行な回転軸を有し油に浸すことが可能
なステップモータ12が固定されている。このステップ
モータ12は図3に示すオイルパン90の内部に位置す
るため、ステップモータ12の周囲には油が満たされて
いる。図5に示すように、ステップモータ12のハウジ
ング12aには渦巻状のリターンスプリング54の一端
が固定され、他端はステップモータ12のシャフトに固
定されている。また、ステップモータ12のハウジング
にはストッパピン55が設けられ、ステップモータ12
のシャフトにはストッパレバー31が固定されている。
ストッパピン55にストッパレバー31が当接すること
によりステップモータ12の回転角が制限されている。
ステップモータ12の回転軸にギア13が同心円状に固
定され、このギア13とギア歯53との間に、ギア歯5
3の形成されたカムシャフト1の外径よりも大きな外径
の中間ギア52が固定部材32によりハウジング28に
回転可能に取り付けられている。ギア歯53が形成され
ている位置におけるカムシャフト1の外径は、ギア13
の外径よりも大きい。ステップモータ12の駆動力は、
ギア13、中間ギア52からギア歯53に伝達し、カム
シャフト1を回動駆動する。
【0020】本実施例においては、ステップモータ12
の周囲には油が満たされているため、この油により冷却
されたステップモータ12はモータトルクを十分に発生
させることができる。これにより、ステップモータ12
を構成する図示しないコイル部の電流密度を高く維持で
きステップモータ12を小型化できる。またステップモ
ータ12は、カムシャフト1と平行に配設されているの
で、ギア13とギア歯53との間に中間ギア52をただ
一つ介在させるだけで、コンパクトな構成で大きな減速
比が得られ集積弁60を小型化できる。さらにステップ
モータ12から中間ギア52に伝達するトルクよりも中
間ギア52からギア歯53に伝達するトルクの方が大き
くなるため、ステップモータ13のトルクを増幅してカ
ムシャフト1に伝達できる。このため、ステップモータ
12の駆動力を小さくできステップモータ12を小型化
可能である。また、スプール弁SPの内、最外位置に配
置されているスプール弁2とスプール弁5間にカムシャ
フト1のカム面側に向けてステップモータ12を配設し
たことにより集積弁60の全長を短くできるのでさらに
集積弁60を小型化できる。
の周囲には油が満たされているため、この油により冷却
されたステップモータ12はモータトルクを十分に発生
させることができる。これにより、ステップモータ12
を構成する図示しないコイル部の電流密度を高く維持で
きステップモータ12を小型化できる。またステップモ
ータ12は、カムシャフト1と平行に配設されているの
で、ギア13とギア歯53との間に中間ギア52をただ
一つ介在させるだけで、コンパクトな構成で大きな減速
比が得られ集積弁60を小型化できる。さらにステップ
モータ12から中間ギア52に伝達するトルクよりも中
間ギア52からギア歯53に伝達するトルクの方が大き
くなるため、ステップモータ13のトルクを増幅してカ
ムシャフト1に伝達できる。このため、ステップモータ
12の駆動力を小さくできステップモータ12を小型化
可能である。また、スプール弁SPの内、最外位置に配
置されているスプール弁2とスプール弁5間にカムシャ
フト1のカム面側に向けてステップモータ12を配設し
たことにより集積弁60の全長を短くできるのでさらに
集積弁60を小型化できる。
【0021】カムシャフト1の軸受29側の端部には、
外部のセレクトレバー500と図示しないリンクを介し
機械的に連結されている連結部11が設けられており、
操作者がセレクトレバー500を操作することにより、
連結部11はセレクトレバー500に連動しカムシャフ
ト1を軸方向に駆動する。集積弁60は、図1に示すよ
うに、ハウジング28内にスプール弁2、3、4、5、
6、7、8を収容している。係合油圧制御弁61は制御
圧ポート36からスプール弁2、3、4、5の制御圧ポ
ート36a、36b、36c、36d(P C1と総称す
る)に接続され、係合油圧制御弁62は制御圧ポート3
8からスプール弁6、7、8の制御圧ポート38e、3
8f、38g(PC2と総称する)に接続されている。さ
らにライン圧制御弁64は、集積弁60にライン圧の圧
油を直接供給するようにライン圧ポート35からライン
圧ポート35a、35b、35c、35d、35e、3
5f、35g(PS と総称する)に接続されている。ド
レンポート48a、48b、48c、48d、48e、
48f、48g(Dr1と総称する)はドレンポート48
から図示しないドレンに接続され、さらに窪み58に開
口するドレン通路49a、49b、49c、49d、4
9e、49f、49g(Dr2と総称する)と接続されて
いる。ライン圧ポートPS 、制御圧ポートPC1、制御圧
ポートPC2、ドレンポートDr1は、それぞれハウジング
28外で連通している。図6から判るように、ライン圧
ポートPS および制御圧ポートPC1、PC2はスプール弁
を挟みドレンポートDr1と反対側で連通しているため、
各ポートの断面積の拡大やポートの配置位置の自由度が
増大する。これら油圧ポートPS 、PC1、PC2、D
r1は、図1に示すように、カムシャフト側からドレンポ
ートDr1、制御圧ポートPC1またはPC2、ライン圧ポー
トPS となるように配置されている。本実施例では、ラ
イン圧ポートPS および制御圧ポートPC1、PC2に対し
ドレンポートDr1をスプール弁SPを挟み反対側に連通
させているが、本発明では、その組み合わせは設計上の
制約について最適な組み合わせを選択すればよい。
外部のセレクトレバー500と図示しないリンクを介し
機械的に連結されている連結部11が設けられており、
操作者がセレクトレバー500を操作することにより、
連結部11はセレクトレバー500に連動しカムシャフ
ト1を軸方向に駆動する。集積弁60は、図1に示すよ
うに、ハウジング28内にスプール弁2、3、4、5、
6、7、8を収容している。係合油圧制御弁61は制御
圧ポート36からスプール弁2、3、4、5の制御圧ポ
ート36a、36b、36c、36d(P C1と総称す
る)に接続され、係合油圧制御弁62は制御圧ポート3
8からスプール弁6、7、8の制御圧ポート38e、3
8f、38g(PC2と総称する)に接続されている。さ
らにライン圧制御弁64は、集積弁60にライン圧の圧
油を直接供給するようにライン圧ポート35からライン
圧ポート35a、35b、35c、35d、35e、3
5f、35g(PS と総称する)に接続されている。ド
レンポート48a、48b、48c、48d、48e、
48f、48g(Dr1と総称する)はドレンポート48
から図示しないドレンに接続され、さらに窪み58に開
口するドレン通路49a、49b、49c、49d、4
9e、49f、49g(Dr2と総称する)と接続されて
いる。ライン圧ポートPS 、制御圧ポートPC1、制御圧
ポートPC2、ドレンポートDr1は、それぞれハウジング
28外で連通している。図6から判るように、ライン圧
ポートPS および制御圧ポートPC1、PC2はスプール弁
を挟みドレンポートDr1と反対側で連通しているため、
各ポートの断面積の拡大やポートの配置位置の自由度が
増大する。これら油圧ポートPS 、PC1、PC2、D
r1は、図1に示すように、カムシャフト側からドレンポ
ートDr1、制御圧ポートPC1またはPC2、ライン圧ポー
トPS となるように配置されている。本実施例では、ラ
イン圧ポートPS および制御圧ポートPC1、PC2に対し
ドレンポートDr1をスプール弁SPを挟み反対側に連通
させているが、本発明では、その組み合わせは設計上の
制約について最適な組み合わせを選択すればよい。
【0022】油路を切換えるスプール弁SPは、図1に
示すように、カムシャフト1の軸に垂直な方向でカムシ
ャフト1の両側に並んで配置されている。スプール弁S
Pは、それぞれハウジング28に設けられた円筒孔28
a、28b、28c、28d、28e、28f、28g
を軸方向に摺動可能に挿入されている。次に、スプール
弁5を例にしスプール弁SPの詳細な構造を説明する。
他のスプール弁はスプール弁5と同一の構成である。
示すように、カムシャフト1の軸に垂直な方向でカムシ
ャフト1の両側に並んで配置されている。スプール弁S
Pは、それぞれハウジング28に設けられた円筒孔28
a、28b、28c、28d、28e、28f、28g
を軸方向に摺動可能に挿入されている。次に、スプール
弁5を例にしスプール弁SPの詳細な構造を説明する。
他のスプール弁はスプール弁5と同一の構成である。
【0023】図15(A)に示すようにスプール弁5は
内部に空洞を有する円筒形をしており、その円筒の外側
面周囲中央部に形成された環状の溝5aと、スプール弁
5の内部に設けられた内円筒部5cに連通する溝5aに
連通する穴部5bが形成されている。そして、各スプー
ル弁SPの穴部は各円筒孔28a、28b、28c、2
8d、28e、28f、28gに連通するライン圧ポー
トPS 、制御圧ポートPC1、PC2,ドレンポートDr1と
連通するよう構成されている。各スプール弁SP内に設
けられた内円筒部はその一端がそれぞれキャップ53
a、53b、53c、53d、53e、53f、53g
により封止されていて、キャップの内円筒部を通じ連通
ポート39、40、41、42、43、44、45に連
通している。
内部に空洞を有する円筒形をしており、その円筒の外側
面周囲中央部に形成された環状の溝5aと、スプール弁
5の内部に設けられた内円筒部5cに連通する溝5aに
連通する穴部5bが形成されている。そして、各スプー
ル弁SPの穴部は各円筒孔28a、28b、28c、2
8d、28e、28f、28gに連通するライン圧ポー
トPS 、制御圧ポートPC1、PC2,ドレンポートDr1と
連通するよう構成されている。各スプール弁SP内に設
けられた内円筒部はその一端がそれぞれキャップ53
a、53b、53c、53d、53e、53f、53g
により封止されていて、キャップの内円筒部を通じ連通
ポート39、40、41、42、43、44、45に連
通している。
【0024】そしてカムシャフト1と各スプール弁SP
の未開口側底部の端面(図15(A)に示すスプール弁
5では5dで表されている)との間に、カムシャフト1
の軸の垂直方向に摺動可能にピン14、15、16、1
7、18、19、20がハウジング28に嵌挿されてい
る。このピン14、15、16、17、18、19、2
0のカムシャフト1側の端部にはカムシャフト1のカム
面が当接し、カムシャフト1のカムの動きを各スプール
弁SPに伝えている。また、図6に示すように、ピン1
4、15、16、17、18、19、20とカムシャフ
ト1とが当接する付近は、ハウジング28の窪み58の
蓄えられた油80に浸されていることから、この油80
が潤滑油の役割を果たしカムシャフト1が動くときの摩
擦熱の冷却および焼付きを防止している。カムシャフト
1の動きに従って、スプール弁SPが各円筒孔28a、
28b、28c、28d、28e、28f、28g内を
スムーズにスライドするように、ピン14、15、1
6、17、18、19、20が当たるスプール弁SPの
各未開口側に圧力抜きの小穴が設けられている。これは
スプール弁SPの内部の油をスプール弁未開口側底部の
下方へも供給することにより、スプール弁SPの内部の
油圧による圧力と、スプール弁未開口側底部の面に働く
油圧をバランスさせることにより、スプール弁SPを駆
動するための力が軽減されるよう作用させるためのもの
である。またスプール弁SPは全て、スプリング21、
22、23、24、25、26、27によってピン1
4、15、16、17、18、19、20とともにカム
シャフト1側に押し付けられ、スプリング21、22、
23、24、25、26、27はハウジング28に固定
されたキャップ53a、53b、53c、53d、53
e、53f、53gによって外部に飛び出さないように
円筒孔28a、28b、28c、28d、28e、28
f、28gに封止されている。
の未開口側底部の端面(図15(A)に示すスプール弁
5では5dで表されている)との間に、カムシャフト1
の軸の垂直方向に摺動可能にピン14、15、16、1
7、18、19、20がハウジング28に嵌挿されてい
る。このピン14、15、16、17、18、19、2
0のカムシャフト1側の端部にはカムシャフト1のカム
面が当接し、カムシャフト1のカムの動きを各スプール
弁SPに伝えている。また、図6に示すように、ピン1
4、15、16、17、18、19、20とカムシャフ
ト1とが当接する付近は、ハウジング28の窪み58の
蓄えられた油80に浸されていることから、この油80
が潤滑油の役割を果たしカムシャフト1が動くときの摩
擦熱の冷却および焼付きを防止している。カムシャフト
1の動きに従って、スプール弁SPが各円筒孔28a、
28b、28c、28d、28e、28f、28g内を
スムーズにスライドするように、ピン14、15、1
6、17、18、19、20が当たるスプール弁SPの
各未開口側に圧力抜きの小穴が設けられている。これは
スプール弁SPの内部の油をスプール弁未開口側底部の
下方へも供給することにより、スプール弁SPの内部の
油圧による圧力と、スプール弁未開口側底部の面に働く
油圧をバランスさせることにより、スプール弁SPを駆
動するための力が軽減されるよう作用させるためのもの
である。またスプール弁SPは全て、スプリング21、
22、23、24、25、26、27によってピン1
4、15、16、17、18、19、20とともにカム
シャフト1側に押し付けられ、スプリング21、22、
23、24、25、26、27はハウジング28に固定
されたキャップ53a、53b、53c、53d、53
e、53f、53gによって外部に飛び出さないように
円筒孔28a、28b、28c、28d、28e、28
f、28gに封止されている。
【0025】各スプール弁SPがカムシャフト1の駆動
により円筒孔28a、28b、28c、28d、28
e、28f、28gを移動する際、各円筒孔28a、2
8b、28c、28d、28e、28f、28gに開口
するライン圧ポートPS の位置と対向する位置に各スプ
ール弁SPの溝および穴が位置決めされると、各ライン
圧ポートPS に供給されるライン圧の圧油が各スプール
弁SPの溝および穴を経由してスプール弁SPの内円筒
部に供給され、さらに連通ポート39、40、41、4
2、43、44、45を経由して各摩擦締結部にライン
圧の圧油が供給される。
により円筒孔28a、28b、28c、28d、28
e、28f、28gを移動する際、各円筒孔28a、2
8b、28c、28d、28e、28f、28gに開口
するライン圧ポートPS の位置と対向する位置に各スプ
ール弁SPの溝および穴が位置決めされると、各ライン
圧ポートPS に供給されるライン圧の圧油が各スプール
弁SPの溝および穴を経由してスプール弁SPの内円筒
部に供給され、さらに連通ポート39、40、41、4
2、43、44、45を経由して各摩擦締結部にライン
圧の圧油が供給される。
【0026】また、ライン圧の圧油と同様に、制御圧ポ
ートPC1、PC2から圧力調整された制御圧の圧油が各ス
プール弁SPに供給され、さらにスプール弁SPを介し
各摩擦締結部へ制御圧の圧油が供給される構成になって
いる。係合油圧制御弁61から制御圧ポート36に供給
された制御圧の圧油は、制御圧ポートPC1に接続するス
プール弁2、3、4、5にのみ供給される。同様に、係
合油圧制御弁62から制御圧ポート38に供給された制
御圧の圧油は、制御圧ポートPC2に連通するスプール弁
6、7、8にのみ供給される。その結果、係合油圧制御
弁62から供給された制御圧の圧油は多板ブレーキB
1、B0、B2にのみ供給され、係合油圧制御弁61か
ら供給された制御圧の圧油は多板ブレーキB3および多
板クラッチC0、C2、C1にのみ供給されることとな
る。
ートPC1、PC2から圧力調整された制御圧の圧油が各ス
プール弁SPに供給され、さらにスプール弁SPを介し
各摩擦締結部へ制御圧の圧油が供給される構成になって
いる。係合油圧制御弁61から制御圧ポート36に供給
された制御圧の圧油は、制御圧ポートPC1に接続するス
プール弁2、3、4、5にのみ供給される。同様に、係
合油圧制御弁62から制御圧ポート38に供給された制
御圧の圧油は、制御圧ポートPC2に連通するスプール弁
6、7、8にのみ供給される。その結果、係合油圧制御
弁62から供給された制御圧の圧油は多板ブレーキB
1、B0、B2にのみ供給され、係合油圧制御弁61か
ら供給された制御圧の圧油は多板ブレーキB3および多
板クラッチC0、C2、C1にのみ供給されることとな
る。
【0027】スプール弁SPの溝がドレンポートDr1と
連通する位置に位置決めされると、このスプール弁SP
に連通する摩擦締結部内の圧油がドレンポートDr1より
ハウジング28の外部に排出され、またドレン通路Dr2
を経由してハウジング28の窪み58に排出される。こ
のドレン通路Dr2からの排出油滴がカムシャフト1およ
びピン14、15、16、17、18、19、20に降
りかかることにより油潤滑され、カムシャフト1とピン
14、15、16、17、18、19、20との摩擦係
数を減少可能にしている。この摩擦係数の減少は、カム
シャフト1とピン14、15、16、17、18、1
9、20との焼付きをも防止可能にしている。
連通する位置に位置決めされると、このスプール弁SP
に連通する摩擦締結部内の圧油がドレンポートDr1より
ハウジング28の外部に排出され、またドレン通路Dr2
を経由してハウジング28の窪み58に排出される。こ
のドレン通路Dr2からの排出油滴がカムシャフト1およ
びピン14、15、16、17、18、19、20に降
りかかることにより油潤滑され、カムシャフト1とピン
14、15、16、17、18、19、20との摩擦係
数を減少可能にしている。この摩擦係数の減少は、カム
シャフト1とピン14、15、16、17、18、1
9、20との焼付きをも防止可能にしている。
【0028】図2に示すように、トランスミッション3
00に連結している連通ポート39、40、41、4
2、43、44、45の内、トランスミッション300
に設置されている多板クラッチC0、多板ブレーキB0
に連通するポート39、43は、これらポートが同時に
作動操作されると内部的な構造からトランスミッション
300が駆動不能となり、損傷を与えてしまう恐れがあ
るので、同時に結合されるのを防ぐため二重結合防止弁
63が介在している。その他の連通ポートは周知のトラ
ンスミッションに見られるような、他の多板クラッチ、
ブレーキ類は連通ポートからの油圧で係合または解除さ
れトランスミッション300内の変速のために複数のギ
アの連結状態を切換え、ATとしての変速制御がなされ
る。なおブレーキ類は実質的にクラッチと同類の摩擦要
素であり、クラッチの片側をトランスミッションのボデ
ィに固定した構造となっているものがブレーキである。
00に連結している連通ポート39、40、41、4
2、43、44、45の内、トランスミッション300
に設置されている多板クラッチC0、多板ブレーキB0
に連通するポート39、43は、これらポートが同時に
作動操作されると内部的な構造からトランスミッション
300が駆動不能となり、損傷を与えてしまう恐れがあ
るので、同時に結合されるのを防ぐため二重結合防止弁
63が介在している。その他の連通ポートは周知のトラ
ンスミッションに見られるような、他の多板クラッチ、
ブレーキ類は連通ポートからの油圧で係合または解除さ
れトランスミッション300内の変速のために複数のギ
アの連結状態を切換え、ATとしての変速制御がなされ
る。なおブレーキ類は実質的にクラッチと同類の摩擦要
素であり、クラッチの片側をトランスミッションのボデ
ィに固定した構造となっているものがブレーキである。
【0029】図1に示すカムシャフト1の周方向の位置
は、図7に示すAT用ECU70からの指示によって制
御され、ステップモータ12がカムシャフト1を回転さ
せて、カムシャフト1の円周面に設けられたカムにより
ピン14、15、16、17、18、19、20を介し
てスプール弁SPの位置を制御し、それによりスプール
弁SPに設けられた溝が各油圧ポートPS 、PC1、
PC2、Dr1と通じ所定の油圧が各連通ポート39、4
0、41、42、43、44、45に伝えられる。
は、図7に示すAT用ECU70からの指示によって制
御され、ステップモータ12がカムシャフト1を回転さ
せて、カムシャフト1の円周面に設けられたカムにより
ピン14、15、16、17、18、19、20を介し
てスプール弁SPの位置を制御し、それによりスプール
弁SPに設けられた溝が各油圧ポートPS 、PC1、
PC2、Dr1と通じ所定の油圧が各連通ポート39、4
0、41、42、43、44、45に伝えられる。
【0030】AT用ECU70は、図7に示すように加
速に際し変速段を下段にシフトするためのキックダウン
信号やセレクトレバー500がどのポジションにあるの
かを示すセレクトレバー信号等と、エンジンの駆動を制
御するエンジン(E/G)用ECU72からの信号によ
って、E/G用ECU72とデータを交換しながらステ
ップモータ12を駆動するモータ位置信号を出力し、同
時に各油圧制御信号を前述の係合油圧制御弁61、6
2、ライン圧制御弁64、ロックアップ油圧制御弁65
に出力する。この時E/G用ECU72とAT用ECU
70とが交換するデータとしては、図7に示すようにラ
ジエータの水温、スロットル開度、クランクシャフトの
クランク角、車速、タービン回転数等がある。
速に際し変速段を下段にシフトするためのキックダウン
信号やセレクトレバー500がどのポジションにあるの
かを示すセレクトレバー信号等と、エンジンの駆動を制
御するエンジン(E/G)用ECU72からの信号によ
って、E/G用ECU72とデータを交換しながらステ
ップモータ12を駆動するモータ位置信号を出力し、同
時に各油圧制御信号を前述の係合油圧制御弁61、6
2、ライン圧制御弁64、ロックアップ油圧制御弁65
に出力する。この時E/G用ECU72とAT用ECU
70とが交換するデータとしては、図7に示すようにラ
ジエータの水温、スロットル開度、クランクシャフトの
クランク角、車速、タービン回転数等がある。
【0031】カムシャフト1は、ある作動モードにおけ
るピン14、15、16、17、18、19、20との
当接位置から周方向および軸方向にそれぞれ所定幅で同
一径部分を設けてあるため、カムシャフト1が回転方向
または軸方向に駆動され小さな範囲で移動しても、スプ
ール弁SPが位置変化しない。このため、カムシャフト
1の位置決めに若干のずれを許容している。さらに、カ
ムシャフト1が回転方向または軸方向に全ストロークし
たときにも、ピン14、15、16、17、18、1
9、20の側面と隣接スプールに対応したカムシャフト
表面のカム凹凸との間には若干の余裕が設けてあり、万
一の際にも、ピン14、15、16、17、18、1
9、20に大きな力が加われないように考慮されてい
る。また、カム凹凸の隅部には、ピン14、15、1
6、17、18、19、20先端の曲率半径よりも大き
な曲率半径に加工が施されており、カム凹凸に対するピ
ンの追従がスムーズに行えるように配慮してある。
るピン14、15、16、17、18、19、20との
当接位置から周方向および軸方向にそれぞれ所定幅で同
一径部分を設けてあるため、カムシャフト1が回転方向
または軸方向に駆動され小さな範囲で移動しても、スプ
ール弁SPが位置変化しない。このため、カムシャフト
1の位置決めに若干のずれを許容している。さらに、カ
ムシャフト1が回転方向または軸方向に全ストロークし
たときにも、ピン14、15、16、17、18、1
9、20の側面と隣接スプールに対応したカムシャフト
表面のカム凹凸との間には若干の余裕が設けてあり、万
一の際にも、ピン14、15、16、17、18、1
9、20に大きな力が加われないように考慮されてい
る。また、カム凹凸の隅部には、ピン14、15、1
6、17、18、19、20先端の曲率半径よりも大き
な曲率半径に加工が施されており、カム凹凸に対するピ
ンの追従がスムーズに行えるように配慮してある。
【0032】セレクトレバー500のシフト位置は、通
常P(パーキング)、R(リア)、N(ニュートラ
ル)、D(ドライブ)、2(セカンド)、L(ロー)の
6位置であるが、パーキングおよびニュートラルの位置
については変速操作は実施されないので、自動変速処理
が実施されたとしても、トランスミッション300はト
ルクを伝達しないように設定されている。図8は、セレ
クトレバー500の各レンジおよび各変速レンジにおい
て各スプール弁SPがライン圧ポートPS 、ドレンポー
トDr1、係合油圧制御弁61に連通する油圧制御ポート
Pc1、係合油圧制御弁62に連通する油圧制御ポートP
c2の何れのポートに接続されるかを示した図である。ま
た図8のPc1とPc2は二つの係合油圧制御弁61、62
を用いているので違う記号としたが、とりうる圧力値の
範囲(即ちライン圧を最高圧としてそれ以下の範囲)と
しては同じである。カムシャフト1のカム形状は、図8
に示される油圧連通モードで決まるスプール弁位置とな
るよう設計される。なおこのようにして制御されるAT
の各クラッチ類、ブレーキ類の動作状態は図9に示すよ
うな構成となる。
常P(パーキング)、R(リア)、N(ニュートラ
ル)、D(ドライブ)、2(セカンド)、L(ロー)の
6位置であるが、パーキングおよびニュートラルの位置
については変速操作は実施されないので、自動変速処理
が実施されたとしても、トランスミッション300はト
ルクを伝達しないように設定されている。図8は、セレ
クトレバー500の各レンジおよび各変速レンジにおい
て各スプール弁SPがライン圧ポートPS 、ドレンポー
トDr1、係合油圧制御弁61に連通する油圧制御ポート
Pc1、係合油圧制御弁62に連通する油圧制御ポートP
c2の何れのポートに接続されるかを示した図である。ま
た図8のPc1とPc2は二つの係合油圧制御弁61、62
を用いているので違う記号としたが、とりうる圧力値の
範囲(即ちライン圧を最高圧としてそれ以下の範囲)と
しては同じである。カムシャフト1のカム形状は、図8
に示される油圧連通モードで決まるスプール弁位置とな
るよう設計される。なおこのようにして制御されるAT
の各クラッチ類、ブレーキ類の動作状態は図9に示すよ
うな構成となる。
【0033】カムシャフト1は連結部11によってセレ
クトレバー500と連結しているので、運転者による手
動操作でセレクトレバー500の位置選択が行われる
と、カムシャフト1はシャフト軸方向に移動し、カムシ
ャフト1の軸方向の凹凸でカムシャフト1に接するピン
14、15、16、17、18、19、20を動かし各
スプール弁SPを制御する。また、AT用ECU70の
指令によりステップモータ12を回転させ、カムシャフ
ト1の円周方向の凹凸で各スプール弁SPの周方向位置
を制御する。
クトレバー500と連結しているので、運転者による手
動操作でセレクトレバー500の位置選択が行われる
と、カムシャフト1はシャフト軸方向に移動し、カムシ
ャフト1の軸方向の凹凸でカムシャフト1に接するピン
14、15、16、17、18、19、20を動かし各
スプール弁SPを制御する。また、AT用ECU70の
指令によりステップモータ12を回転させ、カムシャフ
ト1の円周方向の凹凸で各スプール弁SPの周方向位置
を制御する。
【0034】図10はスプール弁4および7についてD
レンジ位置にあるカムシャフト1の軸方向断面図を示し
ており、変速段が第4速の位置にある状態である。スプ
ール弁4および7にそれぞれ接しているピン16および
ピン19は、他端がいずれもカムシャフト1の最大径の
位置に接しているのでスプール弁4および7を最大に押
し上げている。従って、スプール弁4および7はライン
圧ポート35c、35f(PS )と連通する位置に位置
決めされ、スプール弁4および7に連通する多板クラッ
チC1および多板ブレーキB2にライン圧の圧油が供給
される。
レンジ位置にあるカムシャフト1の軸方向断面図を示し
ており、変速段が第4速の位置にある状態である。スプ
ール弁4および7にそれぞれ接しているピン16および
ピン19は、他端がいずれもカムシャフト1の最大径の
位置に接しているのでスプール弁4および7を最大に押
し上げている。従って、スプール弁4および7はライン
圧ポート35c、35f(PS )と連通する位置に位置
決めされ、スプール弁4および7に連通する多板クラッ
チC1および多板ブレーキB2にライン圧の圧油が供給
される。
【0035】この状態から、AT用ECU70の指令に
よるステップモータ12の回転に応じ、3速(3rd)、
2速(2nd)、1速(1st)と、カムシャフト1は45
°間隔で回転し、その回転に応じピン16およびピン1
9はカムシャフト1の外周面に沿って移動する。図10
に示した図の場合には、スプール弁4および7は3rdと
4thにおいて同一の位置であるが、2ndの変速段ではピ
ン19がカムシャフト1の中間径位置に移動し、スプー
ル弁7は制御圧ポート38fに連通する位置に移動さ
れ、連通ポート44を介し多板ブレーキB2へ制御圧の
圧油が供給される。1stの変速段においても同様に、図
8に示す圧力分配が行われる。
よるステップモータ12の回転に応じ、3速(3rd)、
2速(2nd)、1速(1st)と、カムシャフト1は45
°間隔で回転し、その回転に応じピン16およびピン1
9はカムシャフト1の外周面に沿って移動する。図10
に示した図の場合には、スプール弁4および7は3rdと
4thにおいて同一の位置であるが、2ndの変速段ではピ
ン19がカムシャフト1の中間径位置に移動し、スプー
ル弁7は制御圧ポート38fに連通する位置に移動さ
れ、連通ポート44を介し多板ブレーキB2へ制御圧の
圧油が供給される。1stの変速段においても同様に、図
8に示す圧力分配が行われる。
【0036】セレクトレバー500を順に、2(前進第
2速)、D(前進自動変速段)、N(ニュートラル)、
R(リア)、P(パーキング)にシフトした場合、カム
シャフト1は予め定められた距離だけ軸方向に移動す
る。すると、回転移動の場合と同様にしてスプール弁4
および7は、図8に示す圧力分配が行われる。他の変速
段および他のレンジおよび他のスプール弁においても同
様の作動を示す。
2速)、D(前進自動変速段)、N(ニュートラル)、
R(リア)、P(パーキング)にシフトした場合、カム
シャフト1は予め定められた距離だけ軸方向に移動す
る。すると、回転移動の場合と同様にしてスプール弁4
および7は、図8に示す圧力分配が行われる。他の変速
段および他のレンジおよび他のスプール弁においても同
様の作動を示す。
【0037】次にDレンジ位置における変速動作を説明
する。他のレンジにおいても基本的な作動は同様であ
る。カムシャフト1は手動のDレンジの位置において、
カムの凹凸によりピンを介しスプール弁SPを図8のD
レンジの欄で示す連通ポートで決まる連通モードにす
る。そしてカムシャフト1に対するAT用ECU70の
指示が、車速の4段階の内の1速モード(図8の1st)
であると、図8、図9に示すように、多板クラッチC0
は、図1のライン圧ポート(図8のPS )35からライ
ン圧ポート35a、スプール弁2の溝、連通ポート39
を介してライン圧を受けて作動状態となる。多板クラッ
チC1は同様に、制御圧ポート(図8のPC1)36から
制御圧ポート36c、スプール弁4の溝、連通ポート4
1を介し制御圧を受け、車速等の状態によって制御圧が
係合油圧制御弁61、62で調節され係合状態が制御さ
れる。また、多板クラッチC2および多板ブレーキB0
はドレン圧ポート48d、48eを通じてドレン圧ポー
ト48(図8のDr1)に接続され、多板ブレーキB1、
B2、B3もすべてドレン圧ポート48に接続される。
する。他のレンジにおいても基本的な作動は同様であ
る。カムシャフト1は手動のDレンジの位置において、
カムの凹凸によりピンを介しスプール弁SPを図8のD
レンジの欄で示す連通ポートで決まる連通モードにす
る。そしてカムシャフト1に対するAT用ECU70の
指示が、車速の4段階の内の1速モード(図8の1st)
であると、図8、図9に示すように、多板クラッチC0
は、図1のライン圧ポート(図8のPS )35からライ
ン圧ポート35a、スプール弁2の溝、連通ポート39
を介してライン圧を受けて作動状態となる。多板クラッ
チC1は同様に、制御圧ポート(図8のPC1)36から
制御圧ポート36c、スプール弁4の溝、連通ポート4
1を介し制御圧を受け、車速等の状態によって制御圧が
係合油圧制御弁61、62で調節され係合状態が制御さ
れる。また、多板クラッチC2および多板ブレーキB0
はドレン圧ポート48d、48eを通じてドレン圧ポー
ト48(図8のDr1)に接続され、多板ブレーキB1、
B2、B3もすべてドレン圧ポート48に接続される。
【0038】そして1速モード状態からAT用ECU7
0が2速モード(図8の2nd)の指示状態になったとす
ると、AT用ECU70からの指示によってステップモ
ータ12がカムシャフト1を2速モード位置に回転さ
せ、各スプール弁SPの位置を変化させる。その結果、
図8のDレンジの2ndの欄に示すように、多板クラッチ
C1はライン圧ポート35(図8のPS )に接続され、
多板ブレーキB2は制御圧ポート38f(図8のPc2)
に接続され、他のクラッチ、ブレーキは1速モードと同
じ状態が保持される。これらのモードによって決まる油
圧でトランスミッション300内のクラッチ類、ブレー
キ類が作動し1速モードと異なる変速比である2速モー
ドのトルク状態となる。このように制御状態が決められ
てATとしての機能を果たす。他のレンジ位置でも、ま
たシフトダウン操作でも同様な動作で制御される。
0が2速モード(図8の2nd)の指示状態になったとす
ると、AT用ECU70からの指示によってステップモ
ータ12がカムシャフト1を2速モード位置に回転さ
せ、各スプール弁SPの位置を変化させる。その結果、
図8のDレンジの2ndの欄に示すように、多板クラッチ
C1はライン圧ポート35(図8のPS )に接続され、
多板ブレーキB2は制御圧ポート38f(図8のPc2)
に接続され、他のクラッチ、ブレーキは1速モードと同
じ状態が保持される。これらのモードによって決まる油
圧でトランスミッション300内のクラッチ類、ブレー
キ類が作動し1速モードと異なる変速比である2速モー
ドのトルク状態となる。このように制御状態が決められ
てATとしての機能を果たす。他のレンジ位置でも、ま
たシフトダウン操作でも同様な動作で制御される。
【0039】手動でセレクトレバー500を切換えシフ
ト比を変更すると、セレクトレバー500に連動した連
結部11によってカムシャフト1がスライドさせられて
各スプール弁SPの位置を切換え、図8の各レンジで指
定するような油圧連通モードにする。その状態で同時に
ECU70による制御でステップモータ12によりカム
シャフト1が回転駆動されて車速に対応した油圧連通モ
ードになり、自動制御が続行される。
ト比を変更すると、セレクトレバー500に連動した連
結部11によってカムシャフト1がスライドさせられて
各スプール弁SPの位置を切換え、図8の各レンジで指
定するような油圧連通モードにする。その状態で同時に
ECU70による制御でステップモータ12によりカム
シャフト1が回転駆動されて車速に対応した油圧連通モ
ードになり、自動制御が続行される。
【0040】次に、フェイルセーフ機能について説明す
る。通常、フェイル発生は突然であり、車両においては
走行中に発生することも考えられるため、フェイル発生
と同時に対応する必要がある。ここで対応するフェイル
セーフは、装置自体が機械的な破損を生じる程度までの
フェイルではなく、自動制御機能が不能となった場合で
ある。なんらかの理由で自動制御機能が不能状態になっ
た場合、手動で変速操作を実施できるようにフェイルセ
ーフ設定する。通常、従来の車両で実施されているよう
に、ATにおけるファイルセーフは、変速状態を現状維
持もしくは4速モード位置(高速モード側)にするよう
にしている。これは、フェイル時にシフトダウンが生じ
ると、車両に突然エンジンブレーキがかかる状態となる
場合があり、変速ショックを生じ危険であるため、必ず
高速側にシフトアップするようにしてショックが生じる
危険性を避けるように処置がとられている。
る。通常、フェイル発生は突然であり、車両においては
走行中に発生することも考えられるため、フェイル発生
と同時に対応する必要がある。ここで対応するフェイル
セーフは、装置自体が機械的な破損を生じる程度までの
フェイルではなく、自動制御機能が不能となった場合で
ある。なんらかの理由で自動制御機能が不能状態になっ
た場合、手動で変速操作を実施できるようにフェイルセ
ーフ設定する。通常、従来の車両で実施されているよう
に、ATにおけるファイルセーフは、変速状態を現状維
持もしくは4速モード位置(高速モード側)にするよう
にしている。これは、フェイル時にシフトダウンが生じ
ると、車両に突然エンジンブレーキがかかる状態となる
場合があり、変速ショックを生じ危険であるため、必ず
高速側にシフトアップするようにしてショックが生じる
危険性を避けるように処置がとられている。
【0041】図8の各油圧連通モードは、例として多板
クラッチC0(スプール弁2)の欄で示すと、通常使用
する範囲として本来太線の枠で囲った範囲内の連通位置
が必要なだけである。即ち、Lレンジにおいては、スピ
ードは1stおよび2nd状態だけであり、正常に動作して
いる間は、3rdや4thに変速されることはない。同様
に、2レンジにおいては、1st、2nd、3rdのみで、4
thへは変速されない。N、R、Pレンジにおいては、そ
の作動から変速されることはなく、1stのみである。そ
こで本実施例においては、フェイル(故障)時のフェイ
ルセーフのため、未使用変速モード位置において、図8
に示すように、連通モードを限定しておく。即ち、高速
側である連通モード位置に太枠範囲の右端の連通モード
と同一の連通状態を維持するようになっている。例えば
Lレンジにおいては、Lレンジにおける最高速モードで
ある2ndの連通モードPS を未使用の3rd、4thに設定
する。以下、2レンジ、Dレンジ、Nレンジ、Rレン
ジ、Pレンジにおいても同様である。
クラッチC0(スプール弁2)の欄で示すと、通常使用
する範囲として本来太線の枠で囲った範囲内の連通位置
が必要なだけである。即ち、Lレンジにおいては、スピ
ードは1stおよび2nd状態だけであり、正常に動作して
いる間は、3rdや4thに変速されることはない。同様
に、2レンジにおいては、1st、2nd、3rdのみで、4
thへは変速されない。N、R、Pレンジにおいては、そ
の作動から変速されることはなく、1stのみである。そ
こで本実施例においては、フェイル(故障)時のフェイ
ルセーフのため、未使用変速モード位置において、図8
に示すように、連通モードを限定しておく。即ち、高速
側である連通モード位置に太枠範囲の右端の連通モード
と同一の連通状態を維持するようになっている。例えば
Lレンジにおいては、Lレンジにおける最高速モードで
ある2ndの連通モードPS を未使用の3rd、4thに設定
する。以下、2レンジ、Dレンジ、Nレンジ、Rレン
ジ、Pレンジにおいても同様である。
【0042】さらに本実施例の場合、変速モード側、す
なわちカムシャフト1の回転方向側にフェイルセーフモ
ード位置を別途設けている(図8のフェイル欄)。この
フェイルセーフモード位置の作用については後述する。
まず4th位置をフェイルセーフ位置としている場合のフ
ェイル時の動作について説明する。何らかのフェイルが
発生したものとAT用ECU70が判断すると、変速状
態を決定しているカムシャフト1をステップモータ12
の駆動でフェイルセーフ位置(4速モード位置)にシフ
トする。強制的にこのフェイルセーフ位置に固定するこ
とで、自動制御は不能となっても、上述のように各レン
ジにおける高速段と同じ連通モードを4thに設定するた
め、手動操作によるレンジ切換え動作は作動する。
なわちカムシャフト1の回転方向側にフェイルセーフモ
ード位置を別途設けている(図8のフェイル欄)。この
フェイルセーフモード位置の作用については後述する。
まず4th位置をフェイルセーフ位置としている場合のフ
ェイル時の動作について説明する。何らかのフェイルが
発生したものとAT用ECU70が判断すると、変速状
態を決定しているカムシャフト1をステップモータ12
の駆動でフェイルセーフ位置(4速モード位置)にシフ
トする。強制的にこのフェイルセーフ位置に固定するこ
とで、自動制御は不能となっても、上述のように各レン
ジにおける高速段と同じ連通モードを4thに設定するた
め、手動操作によるレンジ切換え動作は作動する。
【0043】自動制御を行うAT用ECU70の処理プ
ログラムのうち、フェイルに関する処理の流れの概略を
示したものが図11(A)である。AT用ECU70
は、各種のセンサなどの異常信号や演算結果の相違など
からフェイルかどうかの判定を行い、フェイルならば図
11(A)のフローチャートのステップ610の判断で
フェイル処理のステップ650へ移り、カムシャフト1
をフェイルセーフ位置(4速モード位置)に移動させ
る。フェイルセーフ位置では完全には自動変速と同等の
変速機能を実現しなくなるが(例えばLレンジで2nd発
進となる等)。手動制御により少なくとも変速させる機
能は維持されることになる。
ログラムのうち、フェイルに関する処理の流れの概略を
示したものが図11(A)である。AT用ECU70
は、各種のセンサなどの異常信号や演算結果の相違など
からフェイルかどうかの判定を行い、フェイルならば図
11(A)のフローチャートのステップ610の判断で
フェイル処理のステップ650へ移り、カムシャフト1
をフェイルセーフ位置(4速モード位置)に移動させ
る。フェイルセーフ位置では完全には自動変速と同等の
変速機能を実現しなくなるが(例えばLレンジで2nd発
進となる等)。手動制御により少なくとも変速させる機
能は維持されることになる。
【0044】ステップモータ12の駆動制御にフェイル
が生じた場合、ステップモータ12の駆動を打ち切りリ
ターンスプリング54によってフェイルセーフ位置(4
速モード位置)まで強制的に移動させる。その場合が図
11(B)に示すフローチャートである。AT用ECU
70は各種センサからステップモータ12の駆動制御が
フェイルしたと判断した場合、ステップモータ12をフ
リーの状態にし、カムシャフト1をリターンスプリング
54の復元力でフェイルセーフ位置(4速モード位置)
にシフトする。その状態でセレクトレバー500の操作
による手動のP、R、N、D、2、Lレンジの選択がな
され、カムシャフト1は連結部11で移動させられて各
スプール弁SPの位置を制御する。
が生じた場合、ステップモータ12の駆動を打ち切りリ
ターンスプリング54によってフェイルセーフ位置(4
速モード位置)まで強制的に移動させる。その場合が図
11(B)に示すフローチャートである。AT用ECU
70は各種センサからステップモータ12の駆動制御が
フェイルしたと判断した場合、ステップモータ12をフ
リーの状態にし、カムシャフト1をリターンスプリング
54の復元力でフェイルセーフ位置(4速モード位置)
にシフトする。その状態でセレクトレバー500の操作
による手動のP、R、N、D、2、Lレンジの選択がな
され、カムシャフト1は連結部11で移動させられて各
スプール弁SPの位置を制御する。
【0045】本構成の場合いずれの変速モード位置にお
いてフェイルした場合においても変速ショックが軽減さ
れる構造となっている。例えば、セレクトレバー500
が2レンジにあり、変速モードが2ndにある時フェイル
したとすると、カムシャフト1は、低速側である1st側
へ移動することなく、フェイル時の2nd位置より順に、
3rd位置を経由して4thへシフトすることとなり、順に
高速段側へ切り換わり、シフトダウン時に生じるような
エンジンブレーキによるショック等が発生しない。
いてフェイルした場合においても変速ショックが軽減さ
れる構造となっている。例えば、セレクトレバー500
が2レンジにあり、変速モードが2ndにある時フェイル
したとすると、カムシャフト1は、低速側である1st側
へ移動することなく、フェイル時の2nd位置より順に、
3rd位置を経由して4thへシフトすることとなり、順に
高速段側へ切り換わり、シフトダウン時に生じるような
エンジンブレーキによるショック等が発生しない。
【0046】なお、このリターンスプリング54は、ハ
ウジング内部に設けられる構成でも、別の機構による力
を用いてもよい。また自動と手動とが入れ代わった構成
の場合、このリターンスプリング54の力は、どの部位
に設けようともカムシャフト1を軸方向にストッパー位
置までスライドさせる力を蓄えさせる構成とし、さらに
は特に設けず、モータの力でリターンさせる構成であっ
ても構わない。
ウジング内部に設けられる構成でも、別の機構による力
を用いてもよい。また自動と手動とが入れ代わった構成
の場合、このリターンスプリング54の力は、どの部位
に設けようともカムシャフト1を軸方向にストッパー位
置までスライドさせる力を蓄えさせる構成とし、さらに
は特に設けず、モータの力でリターンさせる構成であっ
ても構わない。
【0047】フェイル時のスプール弁の位置において、
カムシャフト1はリターンスプリング54の復元力によ
ってストッパーレバー31がストッパピン55に当接す
る位置まで移動することから、カムシャフト1のフェイ
ルセーフ位置として、通常利用されている4速モード位
置ではなく、フェイルセーフモード位置を別途設けても
よい。図8では4thの隣のフェイル欄で示される。即
ち、フェイルが発生する場合は突然の場合が殆どであ
り、どのような原因で発生するかが予想できない。場合
によっては油圧調整がストップしてしまうこともありえ
る。そうすると油圧は急激に変化するので、油圧で作動
させるクラッチ類も急激に変化する。するとATとして
は変速ショックと呼ばれる急激なチェンジが生じること
から、このような変速ショックを生じないようにする必
要がある。そこで変速ショックを防ぐためにフェイルセ
ーフモード位置として、各スプール弁の連通状態を通常
使用しない半開の位置に固定し半連通状態にして、フェ
イルによる急激な油圧変化を避ける設定とする。これは
特にクラッチ圧を直接制御する本発明のようなシステム
のATに対して有効な設定である。油圧供給が正常のま
まの場合、半連通状態であっても制御は正常に保たれる
ので、半連通状態にすることは差し支えない。
カムシャフト1はリターンスプリング54の復元力によ
ってストッパーレバー31がストッパピン55に当接す
る位置まで移動することから、カムシャフト1のフェイ
ルセーフ位置として、通常利用されている4速モード位
置ではなく、フェイルセーフモード位置を別途設けても
よい。図8では4thの隣のフェイル欄で示される。即
ち、フェイルが発生する場合は突然の場合が殆どであ
り、どのような原因で発生するかが予想できない。場合
によっては油圧調整がストップしてしまうこともありえ
る。そうすると油圧は急激に変化するので、油圧で作動
させるクラッチ類も急激に変化する。するとATとして
は変速ショックと呼ばれる急激なチェンジが生じること
から、このような変速ショックを生じないようにする必
要がある。そこで変速ショックを防ぐためにフェイルセ
ーフモード位置として、各スプール弁の連通状態を通常
使用しない半開の位置に固定し半連通状態にして、フェ
イルによる急激な油圧変化を避ける設定とする。これは
特にクラッチ圧を直接制御する本発明のようなシステム
のATに対して有効な設定である。油圧供給が正常のま
まの場合、半連通状態であっても制御は正常に保たれる
ので、半連通状態にすることは差し支えない。
【0048】図12(A)は上記のフェイルセーフモー
ド位置としてのスプール弁位置を決めるための、カムシ
ャフトの回転方向の凹凸断面(一部)である。横軸はカ
ムシャフト1の回転方向を表しており、1速、2速、3
速、4速モード位置およびフェイルセーフ位置を表して
いる。縦軸はスプール弁の溝部の位置で、各油圧連ポー
トと連通する位置として、下からドレンポートDr1、制
御圧ポートPC1、PC2、ライン圧ポートPS 位置が示し
てある。図に示したハッチ付のグラフは、カムシャフト
1を回転駆動させた際のスプール弁溝部位置を、スプー
ル弁5に接続するクラッチC2におけるDレンジ、およ
びスプール弁8に接続するブレーキB1における2レン
ジについて示してある。4速モード(4th)の位置にあ
るスプール弁5は、図12(B)に示すように、スプー
ル弁5に設けられた溝がちょうどライン圧ポート35d
に整合した位置となっている。それがフェイルセーフ位
置になった場合、図12(C)に示すように、スプール
弁5の位置が下にずれて、溝がライン圧ポート35dに
対して半連通(半開)の位置になり、弁の開口度を狭く
して油圧の変化を遮る状態になる。従ってフェイル時の
油圧状態と著しく変化する場合においても、圧油は絞ら
れた開口部から徐々に流入、流出することとなるので、
フェイルセーフ位置へ変速されたときでも変速ショック
を起こすことがない。
ド位置としてのスプール弁位置を決めるための、カムシ
ャフトの回転方向の凹凸断面(一部)である。横軸はカ
ムシャフト1の回転方向を表しており、1速、2速、3
速、4速モード位置およびフェイルセーフ位置を表して
いる。縦軸はスプール弁の溝部の位置で、各油圧連ポー
トと連通する位置として、下からドレンポートDr1、制
御圧ポートPC1、PC2、ライン圧ポートPS 位置が示し
てある。図に示したハッチ付のグラフは、カムシャフト
1を回転駆動させた際のスプール弁溝部位置を、スプー
ル弁5に接続するクラッチC2におけるDレンジ、およ
びスプール弁8に接続するブレーキB1における2レン
ジについて示してある。4速モード(4th)の位置にあ
るスプール弁5は、図12(B)に示すように、スプー
ル弁5に設けられた溝がちょうどライン圧ポート35d
に整合した位置となっている。それがフェイルセーフ位
置になった場合、図12(C)に示すように、スプール
弁5の位置が下にずれて、溝がライン圧ポート35dに
対して半連通(半開)の位置になり、弁の開口度を狭く
して油圧の変化を遮る状態になる。従ってフェイル時の
油圧状態と著しく変化する場合においても、圧油は絞ら
れた開口部から徐々に流入、流出することとなるので、
フェイルセーフ位置へ変速されたときでも変速ショック
を起こすことがない。
【0049】図12(C)の位置は、図12(A)にお
けるスプール弁5に接続するクラッチC2のDレンジに
限らず、他のスプール弁でも4速がライン圧ポートPS
と連通される場合は同様である。図13(A)は同様
に、DレンジにおけるクラッチC0に接続するスプール
弁2と2レンジにおけるクラッチC2に接続するスプー
ル弁5の溝部の位置を示した図で、フェイル時にはスプ
ール弁2は図13(B)に示す位置に設定される。正常
な状態は図13(C)である。スプール弁2が制御圧ポ
ート36aに連通する位置の場合、スプール弁2は上下
どちらに移動しても半開状態とすることができ、カムシ
ャフトの設計で望ましい方を選択すればよい。しかしな
がら、フェイルセーフ時のスプール弁位置は、もし4速
モード位置を半連通状態にする位置に設定すると、スプ
ール弁の移動量が少なくて済む。図14(A)では、2
レンジにおけるスプール弁5がフェイルセーフ位置に位
置決めされた際、下に移動して半開状態になった状態を
示している。また、図12(A)に示すように、2レン
ジにおけるスプール弁8は、4速モードにおいてドレン
圧の油圧ポート48gに通ずる位置にあり、これ以上下
がらないので、図14(B)のように少し上げた位置に
する。
けるスプール弁5に接続するクラッチC2のDレンジに
限らず、他のスプール弁でも4速がライン圧ポートPS
と連通される場合は同様である。図13(A)は同様
に、DレンジにおけるクラッチC0に接続するスプール
弁2と2レンジにおけるクラッチC2に接続するスプー
ル弁5の溝部の位置を示した図で、フェイル時にはスプ
ール弁2は図13(B)に示す位置に設定される。正常
な状態は図13(C)である。スプール弁2が制御圧ポ
ート36aに連通する位置の場合、スプール弁2は上下
どちらに移動しても半開状態とすることができ、カムシ
ャフトの設計で望ましい方を選択すればよい。しかしな
がら、フェイルセーフ時のスプール弁位置は、もし4速
モード位置を半連通状態にする位置に設定すると、スプ
ール弁の移動量が少なくて済む。図14(A)では、2
レンジにおけるスプール弁5がフェイルセーフ位置に位
置決めされた際、下に移動して半開状態になった状態を
示している。また、図12(A)に示すように、2レン
ジにおけるスプール弁8は、4速モードにおいてドレン
圧の油圧ポート48gに通ずる位置にあり、これ以上下
がらないので、図14(B)のように少し上げた位置に
する。
【0050】なお勿論、このフェイルセーフモード位置
を設けたカムシャフトにおいて、フェイルセーフ機能と
して、必ずしもスプール弁をこのフェイルセーフモード
位置にする必要はなく、モータによる移動で4速モード
位置を利用しても構わない。また、他のフェイルセーフ
手段として、スプール弁の油路孔もしくは油路溝の位置
が油圧供給連通路の何れにも連通しない位置でロックす
る場合に備え、油路孔幅もしくは油路溝幅が、各油圧連
通路のいずれかに必ず少なくとも僅かに連通している幅
を有することを特徴とするようにスプール弁を構成して
おいても良い。
を設けたカムシャフトにおいて、フェイルセーフ機能と
して、必ずしもスプール弁をこのフェイルセーフモード
位置にする必要はなく、モータによる移動で4速モード
位置を利用しても構わない。また、他のフェイルセーフ
手段として、スプール弁の油路孔もしくは油路溝の位置
が油圧供給連通路の何れにも連通しない位置でロックす
る場合に備え、油路孔幅もしくは油路溝幅が、各油圧連
通路のいずれかに必ず少なくとも僅かに連通している幅
を有することを特徴とするようにスプール弁を構成して
おいても良い。
【0051】次に、ライン圧ポートPS 、制御圧ポート
PC1、PC2、ドレンポートDr1の各配置は、カムシャフ
ト1から遠い順に配置する構成とするとよい。このよう
にする理由は、スプール弁の位置によってピン14、1
5、16、17、18、19、20のカムシャフト側へ
の突出割合が変わり、スプール弁内部の圧力の違いによ
ってピンの押し戻される力が変化するためである。以下
そのことを説明する。なおこの油圧連通路の配置の効果
は、本実施例で示した集積弁の構成でなくとも、つまり
単に自動制御だけ、もしくは手動制御だけの構成のもの
であっても同様なスプール弁の構成であれば同様な効果
を有する。
PC1、PC2、ドレンポートDr1の各配置は、カムシャフ
ト1から遠い順に配置する構成とするとよい。このよう
にする理由は、スプール弁の位置によってピン14、1
5、16、17、18、19、20のカムシャフト側へ
の突出割合が変わり、スプール弁内部の圧力の違いによ
ってピンの押し戻される力が変化するためである。以下
そのことを説明する。なおこの油圧連通路の配置の効果
は、本実施例で示した集積弁の構成でなくとも、つまり
単に自動制御だけ、もしくは手動制御だけの構成のもの
であっても同様なスプール弁の構成であれば同様な効果
を有する。
【0052】図15の(A)および(B)は、スプール
弁5を例とし、スプール弁5の溝部5aが各油圧連通路
の各位置A、B、Cにあるとき、カムシャフト1が移動
する際にピン17を押上げるのに必要とする力を油圧を
変化させて比較したものである。スプール弁5の溝5a
が位置Cの場合、即ち最もスプール弁5が下がってカム
シャフト1に近づいている場合、ピン17は最もカムシ
ャフト1側に突き出していて、カムシャフト1が移動し
てピン17を押し上げようとするとき、d点を支点とす
る回転モーメントを受ける。従ってピン17の突出し長
さが長いほど、ピン17に対するこじり力が大きく働く
ことになる。この場合、ピン17を押上げる力が大きい
と、こじる力も同様に大きくなってしまう。そこで、ピ
ン17の突出し長さが長い位置Cの場合にピン17にか
かる圧力が小さくなるような油圧連通モードを選択でき
れば、全体としてピン17を押上げる力は少なくてす
み、ピン17をこじる力も大きくならずにすむ。これは
スプール弁5の溝が各位置A、B、Cである時に、連通
する供給油圧を図15(B)に示す黒点で表す関係とす
れば、最大でも制御油圧の取る最大値、即ちライン圧と
位置Bの線の交点のbという大きさの力でよいことにな
る。つまり、高圧となるライン圧を供給するポートを位
置Aにし、最も低い圧力であるドレン圧のポートを位置
Cとすることで、カムシャフト1の駆動力を低減でき、
ピン変形の危険性を防ぐことができる。またカムシャフ
トの駆動源であるステップモータ12の駆動力も小さく
て済み、装置の大型化を防ぐことになる。さらに、手動
の際のセレクトレバー500の操作力にも影響するの
で、より少ない力で駆動できる。
弁5を例とし、スプール弁5の溝部5aが各油圧連通路
の各位置A、B、Cにあるとき、カムシャフト1が移動
する際にピン17を押上げるのに必要とする力を油圧を
変化させて比較したものである。スプール弁5の溝5a
が位置Cの場合、即ち最もスプール弁5が下がってカム
シャフト1に近づいている場合、ピン17は最もカムシ
ャフト1側に突き出していて、カムシャフト1が移動し
てピン17を押し上げようとするとき、d点を支点とす
る回転モーメントを受ける。従ってピン17の突出し長
さが長いほど、ピン17に対するこじり力が大きく働く
ことになる。この場合、ピン17を押上げる力が大きい
と、こじる力も同様に大きくなってしまう。そこで、ピ
ン17の突出し長さが長い位置Cの場合にピン17にか
かる圧力が小さくなるような油圧連通モードを選択でき
れば、全体としてピン17を押上げる力は少なくてす
み、ピン17をこじる力も大きくならずにすむ。これは
スプール弁5の溝が各位置A、B、Cである時に、連通
する供給油圧を図15(B)に示す黒点で表す関係とす
れば、最大でも制御油圧の取る最大値、即ちライン圧と
位置Bの線の交点のbという大きさの力でよいことにな
る。つまり、高圧となるライン圧を供給するポートを位
置Aにし、最も低い圧力であるドレン圧のポートを位置
Cとすることで、カムシャフト1の駆動力を低減でき、
ピン変形の危険性を防ぐことができる。またカムシャフ
トの駆動源であるステップモータ12の駆動力も小さく
て済み、装置の大型化を防ぐことになる。さらに、手動
の際のセレクトレバー500の操作力にも影響するの
で、より少ない力で駆動できる。
【0053】また、制御圧ポートPC1またはPC2をライ
ン圧ポートPS とドレンポートDr1との間に配置する
と、圧力切換えの際、中間圧としての制御圧を必ず通過
するのでショックなく切換えを行うために最も都合がよ
い。ライン圧ポートPS 、制御圧ポートPC1、PC2、ド
レンポートDr1は本実施例においてはハウジング28内
で連通しているが、この様に構成すると、各ポートの間
隔が十分にない場合でも、各ポート間の隔壁の強度が十
分にとれるという効果がある。
ン圧ポートPS とドレンポートDr1との間に配置する
と、圧力切換えの際、中間圧としての制御圧を必ず通過
するのでショックなく切換えを行うために最も都合がよ
い。ライン圧ポートPS 、制御圧ポートPC1、PC2、ド
レンポートDr1は本実施例においてはハウジング28内
で連通しているが、この様に構成すると、各ポートの間
隔が十分にない場合でも、各ポート間の隔壁の強度が十
分にとれるという効果がある。
【0054】以上説明した本発明の実施例では、図1に
示すように、カムシャフト1の両側にスプール弁SPを
配置したので、集積弁60はコンパクトな略平板状に構
成されている。配置に上下の制約はないのでオイルパン
内での配置も容易となる。本発明では、平板状に限ら
ず、例えば、カムシャフト軸を中心として屈曲させるよ
うにしてもよい。また本発明では、スプール弁列をカム
シャフトの片側に一列に配置させ細長くした棒形状でも
もちろん構わない。これらの場合では、他の装置、特に
AT本体のトランスミッションの形状に合わせて設置余
裕の少ないオイルパン内部などの周辺にコンパクトに搭
載することができる。
示すように、カムシャフト1の両側にスプール弁SPを
配置したので、集積弁60はコンパクトな略平板状に構
成されている。配置に上下の制約はないのでオイルパン
内での配置も容易となる。本発明では、平板状に限ら
ず、例えば、カムシャフト軸を中心として屈曲させるよ
うにしてもよい。また本発明では、スプール弁列をカム
シャフトの片側に一列に配置させ細長くした棒形状でも
もちろん構わない。これらの場合では、他の装置、特に
AT本体のトランスミッションの形状に合わせて設置余
裕の少ないオイルパン内部などの周辺にコンパクトに搭
載することができる。
【0055】また本実施例では、ステップモータ12が
オイルパン90の内部に位置するためステップモータ1
2の周囲は油が満たされていたが、本発明ではステップ
モータの周囲が油で満たされていなくても、油圧制御装
置が備える外部排出通路から排出される油がステップモ
ータに降りかかる構成にしても同様の効果が得られる。
オイルパン90の内部に位置するためステップモータ1
2の周囲は油が満たされていたが、本発明ではステップ
モータの周囲が油で満たされていなくても、油圧制御装
置が備える外部排出通路から排出される油がステップモ
ータに降りかかる構成にしても同様の効果が得られる。
【0056】また本実施例では、カムシャフト1に対す
るECU変速とマニュアル変速の割当は回転方向にEC
U変速、軸方向にマニュアル変速を割り当てている。こ
れは、回転方向にカム面の凹凸変化の頻度が少なくなる
ためカムシャフト1を鋳造、成形等の加工が容易になり
製作上極めて有利になるからである。本発明では、被駆
動体であるカムシャフトの軸方向の直線運動によって自
動制御を行い、回転運動によって手動制御を行なうこと
は可能である。この場合、駆動手段であるステップモー
タはカムシャフトに連動する配置となり、ステップモー
タの位置には歯車でセレクトレバーに機械的に接続され
ることになる。また本発明では、カムシャフトは図示し
た寸法に限らず、径を大きくして略円筒ドラムカムシャ
フトとしても構わない。またスプール弁の形状も、上述
の機能を持つ油圧弁であれば円柱に限らず、どのような
形状の弁であってもよい。なお一般的にスプール弁の個
数や油圧連通モードは、トランスミッションの構造に依
存して変わり、また多板ブレーキや多板クラッチの数や
質によって設定条件も変化する。
るECU変速とマニュアル変速の割当は回転方向にEC
U変速、軸方向にマニュアル変速を割り当てている。こ
れは、回転方向にカム面の凹凸変化の頻度が少なくなる
ためカムシャフト1を鋳造、成形等の加工が容易になり
製作上極めて有利になるからである。本発明では、被駆
動体であるカムシャフトの軸方向の直線運動によって自
動制御を行い、回転運動によって手動制御を行なうこと
は可能である。この場合、駆動手段であるステップモー
タはカムシャフトに連動する配置となり、ステップモー
タの位置には歯車でセレクトレバーに機械的に接続され
ることになる。また本発明では、カムシャフトは図示し
た寸法に限らず、径を大きくして略円筒ドラムカムシャ
フトとしても構わない。またスプール弁の形状も、上述
の機能を持つ油圧弁であれば円柱に限らず、どのような
形状の弁であってもよい。なお一般的にスプール弁の個
数や油圧連通モードは、トランスミッションの構造に依
存して変わり、また多板ブレーキや多板クラッチの数や
質によって設定条件も変化する。
【0057】また本実施例では、カムシャフト1により
各スプール弁SPを駆動したが、本発明では、自動、手
動の機構を備えた油圧制御方式ならばどのように制御弁
であるスプール弁を駆動してもよく、同様な効果を得る
ことができる。また本実施例では軸方向の駆動はセレク
トレバー500による手動操作によってなされている
が、もちろん自動側即ちステップモータ12によって駆
動される回転方向への駆動に適用する構成でも効果が同
じである。
各スプール弁SPを駆動したが、本発明では、自動、手
動の機構を備えた油圧制御方式ならばどのように制御弁
であるスプール弁を駆動してもよく、同様な効果を得る
ことができる。また本実施例では軸方向の駆動はセレク
トレバー500による手動操作によってなされている
が、もちろん自動側即ちステップモータ12によって駆
動される回転方向への駆動に適用する構成でも効果が同
じである。
【0058】また本実施例では、カムとカムシャフト1
とを一体に形成したが、本発明では、外周面をカム形状
としたカムリングをシャフトに嵌め込んで図1に示すカ
ムシャフト構造としてもよく、その場合、ポート数変更
やポート組み合わせ変更などに対応しやすくなる。例え
ば図示はしないが、各スプール弁のあるハウジングの円
筒孔の周囲を1ブロックとして、カムシャフト軸方向に
積み重ねるような構成にすることで変更は容易となる。
従って、そのような構成は、集積弁が、油圧弁とそのハ
ウジングを1ブロック単位として、該1ブロック単位を
必要ポート数だけ積層したことを特徴とすることにな
る。
とを一体に形成したが、本発明では、外周面をカム形状
としたカムリングをシャフトに嵌め込んで図1に示すカ
ムシャフト構造としてもよく、その場合、ポート数変更
やポート組み合わせ変更などに対応しやすくなる。例え
ば図示はしないが、各スプール弁のあるハウジングの円
筒孔の周囲を1ブロックとして、カムシャフト軸方向に
積み重ねるような構成にすることで変更は容易となる。
従って、そのような構成は、集積弁が、油圧弁とそのハ
ウジングを1ブロック単位として、該1ブロック単位を
必要ポート数だけ積層したことを特徴とすることにな
る。
【図1】本発明の一実施例による自動変速機用油圧制御
装置の集積弁を示す断面図である。
装置の集積弁を示す断面図である。
【図2】本実施例の自動変速機装置のシステム構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】本実施例による自動変速機用油圧制御装置の収
容場所を示す概略説明図である。
容場所を示す概略説明図である。
【図4】図1のIV方向矢視による破断面図である。
【図5】図1のV方向矢視図である。
【図6】図1のVI−VI線断面図である。
【図7】本実施例の信号線の入出力状態を示すブロック
図である。
図である。
【図8】集積弁の油圧連通モードを示す説明図である。
【図9】トランスミッションの多板クラッチ、多板ブレ
ーキの動作状態図である。
ーキの動作状態図である。
【図10】図6の断面位置におけるカムシャフトの断面
形状を示す断面図である。
形状を示す断面図である。
【図11】フェイル時判定を示すモータ制御のフローチ
ャート図である。
ャート図である。
【図12】フェイルセーフ位置を有するカムシャフトの
概略説明図およびスプール弁5の動作説明図である。
概略説明図およびスプール弁5の動作説明図である。
【図13】フェイルセーフ位置を有するカムシャフトの
概略説明図およびスプール弁2の動作説明図である。
概略説明図およびスプール弁2の動作説明図である。
【図14】半連通状態によりフェイルセーフ制御を行う
スプール弁5および8の動作説明図である。
スプール弁5および8の動作説明図である。
【図15】(A)は、スプール弁5の詳細形状を示す断
面図である。(B)は、圧力を変化させたときのスプー
ル弁位置とスプール弁のピンを押上げる力との関係を示
す特性図である。
面図である。(B)は、圧力を変化させたときのスプー
ル弁位置とスプール弁のピンを押上げる力との関係を示
す特性図である。
1 カムシャフト (弁切換え手段) 2、3、4、5、6、7、8スプール弁 (油圧弁) 12 ステップモータ(油圧弁自動切換え手段) 14、15、16、17、18、19、20ピン 28 ハウジング 39、40、41、42、43、44、45連通ポート 49a、49b、49c、49d、49e、49f、4
9gドレン通路 58 窪み 60 集積弁 61、62 係合油圧制御弁 64 ライン圧制御弁 70 AT用ECU 72 エンジン用ECU 500 セレクトレバー(油圧弁手動切換え手
段)
9gドレン通路 58 窪み 60 集積弁 61、62 係合油圧制御弁 64 ライン圧制御弁 70 AT用ECU 72 エンジン用ECU 500 セレクトレバー(油圧弁手動切換え手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 創 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 北川 福郎 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 自動変速機に設けられる複数の摩擦締結
要素に加わる油圧を複数の油圧弁で切換え制御し、前記
複数の摩擦締結要素の係合または解除を行うことにより
複数の変速段を切換え制御する自動変速機用油圧制御装
置であって、 前記複数の摩擦締結要素の各摩擦締結要素に加わる油圧
を切換える複数の油圧弁を有する集積弁と、 前記複数の油圧弁を直接的、かつ同時に切換え可能な弁
切換え手段と、 前記弁切換え手段を自動駆動制御する油圧弁自動切換え
手段と、 手動操作により前記弁切換え手段を駆動制御する油圧弁
手動切換え手段とを備え、 前記弁切換え手段と前記複数の油圧弁との接続部が、油
浸または前記油圧弁の排出油で飛浴されていることを特
徴とする自動変速機用油圧制御装置。 - 【請求項2】 自動変速機に設けられる複数の摩擦締結
要素に加わる油圧を複数の油圧弁で切換え制御し、前記
複数の摩擦締結要素の係合または解除を行うことにより
複数の変速段を切換え制御する自動変速機用油圧制御装
置であって、 前記複数の摩擦締結要素の各摩擦締結要素に加わる油圧
を切換える複数の油圧弁を有する集積弁と、 前記複数の油圧弁を直接的、かつ同時に切換え可能な弁
切換え手段と、 前記弁切換え手段を自動駆動制御する油圧弁自動切換え
手段と、 手動操作により前記弁切換え手段を駆動制御する油圧弁
手動切換え手段とを備え、 前記油圧弁自動切換え手段が、油浸または前記自動変速
機用油圧制御装置の排出油で飛浴されていることを特徴
とする自動変速機用油圧制御装置。 - 【請求項3】 前記油圧弁自動切換え手段は、ステップ
モータであることを特徴とする請求項1または2記載の
自動変速機用油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6200799A JPH0861489A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 自動変速機用油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6200799A JPH0861489A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 自動変速機用油圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861489A true JPH0861489A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16430389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6200799A Pending JPH0861489A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 自動変速機用油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0861489A (ja) |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP6200799A patent/JPH0861489A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051026 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080513 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080916 |