JPH0861536A - 定量止水栓 - Google Patents
定量止水栓Info
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- JPH0861536A JPH0861536A JP23582594A JP23582594A JPH0861536A JP H0861536 A JPH0861536 A JP H0861536A JP 23582594 A JP23582594 A JP 23582594A JP 23582594 A JP23582594 A JP 23582594A JP H0861536 A JPH0861536 A JP H0861536A
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Landscapes
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 定量止水栓への給水圧の許容変動範囲を著し
く拡げ、給水量の多少に拘らず作動させる。 【構成】 小オリフイス14からピストン弁12背後の
室13に漏れ込む給水圧をバイパス15に排出するスプ
ール形パイロツト弁16を、バイパス用翼車形水量計の
検出カム18の従動子23に固着して、該パイロツト弁
両側の受圧室を常時室13に接続し、ばね22と協同す
る室13の水圧で従動子をカムに押圧して、カムの回転
摩擦抵抗を給水圧の低下に応じ減らす。翼車室31上部
に成長気泡Aが溜る空間を設けて、これをカム取付室3
5に接続するのがよい。又小孔39付き仕切壁で上下の
オリフイス付き円筒部を結合した抵抗弁37のオリフイ
ス38を、主弁口11の内壁で閉鎖するばね41を設け
て、少ない給水量でも給水口20に水圧を生じさせ、且
つオリフイス38,40を経て内鍔19で方向転換され
た噴流と小孔39の噴流との衝突流下作用でバイパス下
端を吸引させる。
く拡げ、給水量の多少に拘らず作動させる。 【構成】 小オリフイス14からピストン弁12背後の
室13に漏れ込む給水圧をバイパス15に排出するスプ
ール形パイロツト弁16を、バイパス用翼車形水量計の
検出カム18の従動子23に固着して、該パイロツト弁
両側の受圧室を常時室13に接続し、ばね22と協同す
る室13の水圧で従動子をカムに押圧して、カムの回転
摩擦抵抗を給水圧の低下に応じ減らす。翼車室31上部
に成長気泡Aが溜る空間を設けて、これをカム取付室3
5に接続するのがよい。又小孔39付き仕切壁で上下の
オリフイス付き円筒部を結合した抵抗弁37のオリフイ
ス38を、主弁口11の内壁で閉鎖するばね41を設け
て、少ない給水量でも給水口20に水圧を生じさせ、且
つオリフイス38,40を経て内鍔19で方向転換され
た噴流と小孔39の噴流との衝突流下作用でバイパス下
端を吸引させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽その他の大容量の水
槽等に水道などから予め設定した一定量の水や湯を供給
した後、自動的に閉じる定量止水栓に関する。
槽等に水道などから予め設定した一定量の水や湯を供給
した後、自動的に閉じる定量止水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、主弁口1の開閉可能
なピストン弁2と、該ピストン弁背後のシリンダ室3に
給水圧を漏れ込ませる小オリフイス4と、該シリンダ室
内の水圧をバイパス5の上流側端末に排出可能なパイロ
ツト弁6と、主弁口1からの排出水流によつて該バイパ
スの下流側端末を吸引する吸引機構と、該バイパスの途
中に設けた翼車形水量計の翼車7と、該翼車に摩擦継手
を介して連動連結された排出水量設定用の欠円形カム8
とを備える定量止水栓は、実開平3−127873号公
報等によつて知られている。
なピストン弁2と、該ピストン弁背後のシリンダ室3に
給水圧を漏れ込ませる小オリフイス4と、該シリンダ室
内の水圧をバイパス5の上流側端末に排出可能なパイロ
ツト弁6と、主弁口1からの排出水流によつて該バイパ
スの下流側端末を吸引する吸引機構と、該バイパスの途
中に設けた翼車形水量計の翼車7と、該翼車に摩擦継手
を介して連動連結された排出水量設定用の欠円形カム8
とを備える定量止水栓は、実開平3−127873号公
報等によつて知られている。
【0003】この従来技術におけるパイロツト弁6は、
シリンダ室3内の水圧に抗して弁閉ばね9の弾力で弁口
を閉じる構成よりなるため、水道などの給水圧が最高の
場所でもパイロツト弁6が閉じるように、該ばね9の弾
力を強く設定しておかねばならないが、そうすると、図
示のようにてこ状の従動子10を介して欠円形カム8の
円形部8aでパイロツト弁6を開いた翼車形水量計の作
動状態においては、水道などの給水圧が低くなるにつ
れ、該てこ状従動子10と欠円形カム8との接触圧力、
即ち該欠円形カムの回転摩擦抵抗が次第に増大するのに
対し、翼車7で欠円形カム8を駆動する減速比が著しく
大きくて、該カム駆動の動力損失が大きいから、従動子
10をてこ状にしても、定量止水栓の作動可能な給水圧
の下限を左程低くできないのみならず、てこ状従動子1
0の設置が定量止水栓のコンパクト化を妨げる。
シリンダ室3内の水圧に抗して弁閉ばね9の弾力で弁口
を閉じる構成よりなるため、水道などの給水圧が最高の
場所でもパイロツト弁6が閉じるように、該ばね9の弾
力を強く設定しておかねばならないが、そうすると、図
示のようにてこ状の従動子10を介して欠円形カム8の
円形部8aでパイロツト弁6を開いた翼車形水量計の作
動状態においては、水道などの給水圧が低くなるにつ
れ、該てこ状従動子10と欠円形カム8との接触圧力、
即ち該欠円形カムの回転摩擦抵抗が次第に増大するのに
対し、翼車7で欠円形カム8を駆動する減速比が著しく
大きくて、該カム駆動の動力損失が大きいから、従動子
10をてこ状にしても、定量止水栓の作動可能な給水圧
の下限を左程低くできないのみならず、てこ状従動子1
0の設置が定量止水栓のコンパクト化を妨げる。
【0004】又翼車へのバイパス流噴出時における該バ
イパス流の含有空気の放出や、定量止水栓内の残存空気
等によつて、翼車7と翼車室の天井部との間に気泡が蓄
積されて成長すると、水道給水圧が著しく低い場合は、
この成長気泡Aを、その浮力に抗して翼車の羽根で角度
範囲Bだけ翼車室内の水中に押込む際の回転抵抗によつ
て、該翼車が停止して、水量計が作動しなくなる恐れが
ある。
イパス流の含有空気の放出や、定量止水栓内の残存空気
等によつて、翼車7と翼車室の天井部との間に気泡が蓄
積されて成長すると、水道給水圧が著しく低い場合は、
この成長気泡Aを、その浮力に抗して翼車の羽根で角度
範囲Bだけ翼車室内の水中に押込む際の回転抵抗によつ
て、該翼車が停止して、水量計が作動しなくなる恐れが
ある。
【0005】更に水道等の蛇口の開度を小さくして、定
量止水栓への給水量を減少させた場合は、欠円形カムに
よりパイロツト弁6を開いてピストン弁背後のシリンダ
室3の水圧をバイパスより排出すると、ピストン弁2が
その下面外周部に作用する給水圧で開くから、給水量の
略全部が主弁口1から排出され、バイパス5に流れなく
なつて、定量止水栓が作動しなくなる。
量止水栓への給水量を減少させた場合は、欠円形カムに
よりパイロツト弁6を開いてピストン弁背後のシリンダ
室3の水圧をバイパスより排出すると、ピストン弁2が
その下面外周部に作用する給水圧で開くから、給水量の
略全部が主弁口1から排出され、バイパス5に流れなく
なつて、定量止水栓が作動しなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする第1
の問題点は、定量止水栓への給水圧が低くなるにつれ、
欠円形カムの回転摩擦抵抗が次第に増大するため、定量
止水栓の作動可能な給水圧を左程低くできないことであ
る。又第2の問題点は、前記給水圧が著しく低くなれ
ば、翼車室上端部への気泡の蓄積によつて翼車が作動し
なくなることである。更に第3の問題点は、定量止水栓
への給水量を減少させると、ピストン弁2が開いたまゝ
となつて、給水量の略全部が主弁口より排出され、定量
止水栓が作動しなくなることである。
の問題点は、定量止水栓への給水圧が低くなるにつれ、
欠円形カムの回転摩擦抵抗が次第に増大するため、定量
止水栓の作動可能な給水圧を左程低くできないことであ
る。又第2の問題点は、前記給水圧が著しく低くなれ
ば、翼車室上端部への気泡の蓄積によつて翼車が作動し
なくなることである。更に第3の問題点は、定量止水栓
への給水量を減少させると、ピストン弁2が開いたまゝ
となつて、給水量の略全部が主弁口より排出され、定量
止水栓が作動しなくなることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は第1の問題点を
解決するため、欠円形カムの外周カム面にばねで押圧付
勢される軸状従動子のばね弾力作用側端部をスプール形
パイロツト弁のスプールランドに形成して、該スプール
ランドの両側の受圧室を前記ピストン弁背後のシリンダ
室に常時連通する通路を設け、軸状従動子が前記カム面
の円形部に当接した時は、該カム側の受圧室をバイパス
の上流端に接続し、又軸状従動子が前記カム面の切欠部
に押込まれた時は、スプールランドがバイパスの上流端
を水密に塞ぐように、スプール形パイロツト弁を構成し
たことを最も主な特徴とする。又第2の問題点を解決す
るには、垂直面内で回転する翼車を取付けた翼車室の天
井部を翼車回転圏より成長気泡の大きさ以上高くして、
該翼車へのバイパス流噴出口の側方に気泡溜め空間を形
成させ、該気泡溜め空間の上部を、その上方の欠円形カ
ム取付室に連通連結すればよい。更に第3の問題点を解
決するには、第1のオリフイスを備える上部円筒部の下
端に、小孔を中心に穿設した仕切壁を介して、該上部円
筒部より外径の大きい下部円筒部を一体に結合して、該
下部円筒部に第2のオリフイスを設けてなる抵抗弁を主
弁口内に一定範囲の摺動自在に嵌装して、前記上部円筒
部が嵌合する主弁口の上部孔壁と第1オリフイスとで可
変オリフイスを形成させ、該可変オリフイスを閉鎖する
よう抵抗弁を常時押上げ付勢するばねを主弁口下端に設
けた内鍔上に取付ければよい。
解決するため、欠円形カムの外周カム面にばねで押圧付
勢される軸状従動子のばね弾力作用側端部をスプール形
パイロツト弁のスプールランドに形成して、該スプール
ランドの両側の受圧室を前記ピストン弁背後のシリンダ
室に常時連通する通路を設け、軸状従動子が前記カム面
の円形部に当接した時は、該カム側の受圧室をバイパス
の上流端に接続し、又軸状従動子が前記カム面の切欠部
に押込まれた時は、スプールランドがバイパスの上流端
を水密に塞ぐように、スプール形パイロツト弁を構成し
たことを最も主な特徴とする。又第2の問題点を解決す
るには、垂直面内で回転する翼車を取付けた翼車室の天
井部を翼車回転圏より成長気泡の大きさ以上高くして、
該翼車へのバイパス流噴出口の側方に気泡溜め空間を形
成させ、該気泡溜め空間の上部を、その上方の欠円形カ
ム取付室に連通連結すればよい。更に第3の問題点を解
決するには、第1のオリフイスを備える上部円筒部の下
端に、小孔を中心に穿設した仕切壁を介して、該上部円
筒部より外径の大きい下部円筒部を一体に結合して、該
下部円筒部に第2のオリフイスを設けてなる抵抗弁を主
弁口内に一定範囲の摺動自在に嵌装して、前記上部円筒
部が嵌合する主弁口の上部孔壁と第1オリフイスとで可
変オリフイスを形成させ、該可変オリフイスを閉鎖する
よう抵抗弁を常時押上げ付勢するばねを主弁口下端に設
けた内鍔上に取付ければよい。
【0008】
【実施例】図1は本発明一実施例の止水状態における縦
断側面図、図2は給水状態における縦断側面図を示し、
定量止水栓が主弁口11の開閉可能なピストン弁12
と、該ピストン弁背後のシリンダ室13に給水圧を漏れ
込ませる小オリフイス14(図示の小オリフイスはピス
トン弁の側壁下端に設けられている)と、シリンダ室1
3内の水圧をバイパス15の上流端に排出可能なパイロ
ツト弁16と、主弁口11からの排出水流によつてバイ
パス15の下流側端末を吸引するように、主弁口11の
下端に取付けた内鍔19と、バイパス15の途中に設け
た翼車形水量計の翼車17と、該翼車に摩擦継手を介し
て連動連結された排出水量設定用の欠円形カム18とを
備え、水道の蛇口等に接続した給水口20と排水口21
との間に、主弁口11を通る大流路と、バイパス15を
含む小流路とを並列に接続して、排出口21の流量に比
例するバイパス流量を翼車形水量計で検出し、該バイパ
ス流量を積算する欠円形カム18の回転によりパイロツ
ト弁16を制御して、ピストン弁12に定量止水作用を
行わせようとするものであることは従前同様である。
断側面図、図2は給水状態における縦断側面図を示し、
定量止水栓が主弁口11の開閉可能なピストン弁12
と、該ピストン弁背後のシリンダ室13に給水圧を漏れ
込ませる小オリフイス14(図示の小オリフイスはピス
トン弁の側壁下端に設けられている)と、シリンダ室1
3内の水圧をバイパス15の上流端に排出可能なパイロ
ツト弁16と、主弁口11からの排出水流によつてバイ
パス15の下流側端末を吸引するように、主弁口11の
下端に取付けた内鍔19と、バイパス15の途中に設け
た翼車形水量計の翼車17と、該翼車に摩擦継手を介し
て連動連結された排出水量設定用の欠円形カム18とを
備え、水道の蛇口等に接続した給水口20と排水口21
との間に、主弁口11を通る大流路と、バイパス15を
含む小流路とを並列に接続して、排出口21の流量に比
例するバイパス流量を翼車形水量計で検出し、該バイパ
ス流量を積算する欠円形カム18の回転によりパイロツ
ト弁16を制御して、ピストン弁12に定量止水作用を
行わせようとするものであることは従前同様である。
【0009】パイロツト弁16はスプール形で、図4及
び図5に示すように、欠円形カム18の外周カム面に円
錐形つる巻ばね22で押圧付勢される軸状従動子23の
ばね弾力作用側端部をスプールランド24に形成して、
該スプールランド24の両側の受圧室25,26を前記
ピストン弁背後のシリンダ室13に常時連通する通路2
7,28を設け、軸状従動子23が図5に示すようにカ
ム面の円形部18aに当接した時は、受圧室25をバイ
パス15の上流端に接続し、又軸状従動子23が図4に
示すようにカム面の切欠部18bに押込まれた時は、ス
プールランド24がバイパス15の上流端を水密に塞ぐ
構成よりなる。尚24aはスプールランド24の両端に
夫々取付けた0リングのようなパツキンである。
び図5に示すように、欠円形カム18の外周カム面に円
錐形つる巻ばね22で押圧付勢される軸状従動子23の
ばね弾力作用側端部をスプールランド24に形成して、
該スプールランド24の両側の受圧室25,26を前記
ピストン弁背後のシリンダ室13に常時連通する通路2
7,28を設け、軸状従動子23が図5に示すようにカ
ム面の円形部18aに当接した時は、受圧室25をバイ
パス15の上流端に接続し、又軸状従動子23が図4に
示すようにカム面の切欠部18bに押込まれた時は、ス
プールランド24がバイパス15の上流端を水密に塞ぐ
構成よりなる。尚24aはスプールランド24の両端に
夫々取付けた0リングのようなパツキンである。
【0010】上記構成によれば、軸状従動子23が図4
のようにカム面の切欠部18bに係合した定量止水栓の
不使用時には、水道の蛇口等が閉じられていて、受圧室
25,26に給水圧が作用しないから、パイロツト弁1
6はばね22の弾力で閉位置に保持され、又ピストン弁
12は摩擦抵抗や弁閉ばね29の弾力で閉位置に保持さ
れている。
のようにカム面の切欠部18bに係合した定量止水栓の
不使用時には、水道の蛇口等が閉じられていて、受圧室
25,26に給水圧が作用しないから、パイロツト弁1
6はばね22の弾力で閉位置に保持され、又ピストン弁
12は摩擦抵抗や弁閉ばね29の弾力で閉位置に保持さ
れている。
【0011】この状態からカム18を所要排出水量設定
角度位置まで反時計方向に回動して、図5或いは図2の
ように軸状従動子23を介しパイロツト弁16を開いた
後、水道の蛇口等を開いてピストン弁12を、その上下
の圧力差により開いた時は、スプールランド24の両側
受圧室25,26の受圧面積の差、即ち軸状従動子23
の断面積に作用するシリンダ室13内の水圧と、ばね2
2の弾力との和に相当した押圧力で該軸状従動子がカム
の円形部18aに摺接するから、軸状従動子23がカム
18に与える回転摩擦抵抗は定量止水栓への給水圧に応
じ変化し、給水圧が低くなればなる程、カムに及ぼす回
転抵抗が減少して、定量止水栓の作動可能な給水圧の下
限を従来より著しく低くし得る。
角度位置まで反時計方向に回動して、図5或いは図2の
ように軸状従動子23を介しパイロツト弁16を開いた
後、水道の蛇口等を開いてピストン弁12を、その上下
の圧力差により開いた時は、スプールランド24の両側
受圧室25,26の受圧面積の差、即ち軸状従動子23
の断面積に作用するシリンダ室13内の水圧と、ばね2
2の弾力との和に相当した押圧力で該軸状従動子がカム
の円形部18aに摺接するから、軸状従動子23がカム
18に与える回転摩擦抵抗は定量止水栓への給水圧に応
じ変化し、給水圧が低くなればなる程、カムに及ぼす回
転抵抗が減少して、定量止水栓の作動可能な給水圧の下
限を従来より著しく低くし得る。
【0012】図示実施例では、受圧室25への通路27
を軸状従動子23内に設けたため、該軸状従動子とスプ
ールランド24との間に、中間外径を持つストツパ部3
0を設けて、軸状係合子がカム面の切欠部18bに係合
した時に、該ストツパ部30が受圧室25の端壁に当接
係合するようにしているが、受圧室25,26をシリン
ダ室13に常時連通する通路は弁筐側に設けることもで
き、この場合は軸状従動子のストツパ部を鍔状にすれば
よい。実際上軸状従動子23の外径は3粍程度で充分で
ある。
を軸状従動子23内に設けたため、該軸状従動子とスプ
ールランド24との間に、中間外径を持つストツパ部3
0を設けて、軸状係合子がカム面の切欠部18bに係合
した時に、該ストツパ部30が受圧室25の端壁に当接
係合するようにしているが、受圧室25,26をシリン
ダ室13に常時連通する通路は弁筐側に設けることもで
き、この場合は軸状従動子のストツパ部を鍔状にすれば
よい。実際上軸状従動子23の外径は3粍程度で充分で
ある。
【0013】こうしてバイパス15の下流側端末を吸引
する吸引機構と協同して、翼車17へのバイパス流噴出
口15aから翼車室31内への噴出水が翼車17を時計
方向に駆動して、該翼車が減速歯車機構と摩擦継手を介
してカム軸32を反時計方向に減速回転させることによ
り、排出口21が設定水量を排出し終つた時に、欠円形
カムの切欠部18bに従動子23が落込んでパイロツト
弁16を閉じると、小オリフイス14よりシリンダ室1
3に漏れ込む給水圧や弁閉ばね29の弾力でピストン弁
12が主弁口11を閉じること、及びその際にピストン
弁下端に同軸に設けた円錐状突起34がウオータハンマ
現象を防止することは従前同様である。
する吸引機構と協同して、翼車17へのバイパス流噴出
口15aから翼車室31内への噴出水が翼車17を時計
方向に駆動して、該翼車が減速歯車機構と摩擦継手を介
してカム軸32を反時計方向に減速回転させることによ
り、排出口21が設定水量を排出し終つた時に、欠円形
カムの切欠部18bに従動子23が落込んでパイロツト
弁16を閉じると、小オリフイス14よりシリンダ室1
3に漏れ込む給水圧や弁閉ばね29の弾力でピストン弁
12が主弁口11を閉じること、及びその際にピストン
弁下端に同軸に設けた円錐状突起34がウオータハンマ
現象を防止することは従前同様である。
【0014】翼車室31の天井部31aは、垂直面内で
回転する翼車17の回転圏C(図1参照)より成長気泡
Aの大きさ以上高くして、該翼車へのバイパス流噴出口
15aの側方に気泡溜め空間を形成させ、該気泡溜め空
間と、その上方の欠円形カム取付室35との間を通路3
6で連結し、破裂した成長気泡Aの空気が通路36より
カム軸32とその挿通孔壁との間隙等を経て外気に排出
されるようにしているため、水道等の給水圧が著しく低
くても、翼車が回転しなくなつて水量計が作動しなくな
る恐れはない。尚前記通路36は、軸状従動子23とそ
の挿通孔壁との間隙を通る受圧室25からの漏水を排出
口21に排出する排出路としても機能する。
回転する翼車17の回転圏C(図1参照)より成長気泡
Aの大きさ以上高くして、該翼車へのバイパス流噴出口
15aの側方に気泡溜め空間を形成させ、該気泡溜め空
間と、その上方の欠円形カム取付室35との間を通路3
6で連結し、破裂した成長気泡Aの空気が通路36より
カム軸32とその挿通孔壁との間隙等を経て外気に排出
されるようにしているため、水道等の給水圧が著しく低
くても、翼車が回転しなくなつて水量計が作動しなくな
る恐れはない。尚前記通路36は、軸状従動子23とそ
の挿通孔壁との間隙を通る受圧室25からの漏水を排出
口21に排出する排出路としても機能する。
【0015】又水道の蛇口等の開度を小さくして定量止
水栓への給水量を減少させた場合にも、バイパス流量を
生じさせるように、給水口20に所要の給水圧を生じさ
せる抵抗弁37を主弁口11内に一定範囲の摺動自在に
嵌装して、主弁口11の下端内鍔19内を通る少ない排
出水流が、該内鍔19内を略均等に分散流下して、バイ
パス流量と主弁口11の流量との比率を一定ならしめる
ように、バイパス15の下流側端末に吸引力を与えさせ
ている。
水栓への給水量を減少させた場合にも、バイパス流量を
生じさせるように、給水口20に所要の給水圧を生じさ
せる抵抗弁37を主弁口11内に一定範囲の摺動自在に
嵌装して、主弁口11の下端内鍔19内を通る少ない排
出水流が、該内鍔19内を略均等に分散流下して、バイ
パス流量と主弁口11の流量との比率を一定ならしめる
ように、バイパス15の下流側端末に吸引力を与えさせ
ている。
【0016】抵抗弁37は、図3に示すように1個の三
角形状の第1オリフイス38を備える上部円筒部37a
の下端に、小孔39(図2参照)を中心に穿設した仕切
壁37bを介して、上部円筒部37aより外径の大きい
下部円筒部37cを同軸に結合して、下部円筒部37c
に1個の第2オリフイス40を設けてなり、該第1オリ
フイス38は、上部円筒部37aが嵌合する主弁口11
の上部内壁11aと協同して可変オリフイスを形成し、
該可変オリフイスを閉鎖するよう抵抗弁37を常時押上
げ付勢するつる巻ばね41を内鍔19上に取付けてい
る。
角形状の第1オリフイス38を備える上部円筒部37a
の下端に、小孔39(図2参照)を中心に穿設した仕切
壁37bを介して、上部円筒部37aより外径の大きい
下部円筒部37cを同軸に結合して、下部円筒部37c
に1個の第2オリフイス40を設けてなり、該第1オリ
フイス38は、上部円筒部37aが嵌合する主弁口11
の上部内壁11aと協同して可変オリフイスを形成し、
該可変オリフイスを閉鎖するよう抵抗弁37を常時押上
げ付勢するつる巻ばね41を内鍔19上に取付けてい
る。
【0017】このため前述のようにパイロツト弁16を
開いた後、水道蛇口等を開いてピストン弁12が、その
上下の圧力差で開いた時は、抵抗弁37の上部円筒部内
における仕切壁37bに作用する給水圧と、ばね41の
弾力とが釣合う位置に該抵抗弁が下降して、小オリフイ
ス14からバイパス15への流れを生ずるように、給水
口20に該ばね弾力に対応した圧力を生じさせると共
に、該抵抗弁の下降変位により開いた可変オリフイスか
ら第2オリフイス40を通る噴出流と、仕切壁の小孔3
9を通る垂直の噴出流とが下部円筒部37c内に排出さ
れるが、該第2オリフイス40を通る噴出流は内鍔19
により半径方向に方向転換させられて、小孔39を通る
噴出流に衝突するため、該両噴出流は下部円筒部37c
内で飛散して、内鍔19内を略均等に分散流下し、該内
鍔下方の排出口内周にバイパス流を吸引する低圧部Sを
生じさせるから、水道の蛇口等の開度が小さくて給水量
が少なくても、定量止水栓は確実に作動する。尚図2は
給水量が多くて抵抗弁37が下降し切つた状態を示す。
開いた後、水道蛇口等を開いてピストン弁12が、その
上下の圧力差で開いた時は、抵抗弁37の上部円筒部内
における仕切壁37bに作用する給水圧と、ばね41の
弾力とが釣合う位置に該抵抗弁が下降して、小オリフイ
ス14からバイパス15への流れを生ずるように、給水
口20に該ばね弾力に対応した圧力を生じさせると共
に、該抵抗弁の下降変位により開いた可変オリフイスか
ら第2オリフイス40を通る噴出流と、仕切壁の小孔3
9を通る垂直の噴出流とが下部円筒部37c内に排出さ
れるが、該第2オリフイス40を通る噴出流は内鍔19
により半径方向に方向転換させられて、小孔39を通る
噴出流に衝突するため、該両噴出流は下部円筒部37c
内で飛散して、内鍔19内を略均等に分散流下し、該内
鍔下方の排出口内周にバイパス流を吸引する低圧部Sを
生じさせるから、水道の蛇口等の開度が小さくて給水量
が少なくても、定量止水栓は確実に作動する。尚図2は
給水量が多くて抵抗弁37が下降し切つた状態を示す。
【0018】図中、42は主弁口11の弁座パツキン、
43はピストン弁12のパツキン、44は弁筺部分4
5,46の結合ボルト、47は弁筐部分45のボルト挿
通筒部、48は翼車17の回転軸である。
43はピストン弁12のパツキン、44は弁筺部分4
5,46の結合ボルト、47は弁筐部分45のボルト挿
通筒部、48は翼車17の回転軸である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の定量止水栓
は、水道蛇口などからの給水圧が最高圧力より低くなる
につれ、軸状従動子が欠円形カムに及ぼす回転摩擦抵抗
が次第に減少するようにパイロツト弁を構成したから、
翼車形水量計の作動可能な給水圧の下限を従来より著し
く低くして、定量止水栓を確実に作動可能な給水圧の許
容変動範囲を従来より著しく拡げることができ、しかも
翼車室の天井部を翼車回転圏より成長気泡の大きさ以上
高くして、翼車へのバイパス流噴出口の側方に気泡溜め
空間を形成させ、該気泡溜め空間を、その上方の欠円形
カム取付室に連通連結すれば、定量止水栓を、給水圧の
高低如何に拘らず確実に作動させることができる。
は、水道蛇口などからの給水圧が最高圧力より低くなる
につれ、軸状従動子が欠円形カムに及ぼす回転摩擦抵抗
が次第に減少するようにパイロツト弁を構成したから、
翼車形水量計の作動可能な給水圧の下限を従来より著し
く低くして、定量止水栓を確実に作動可能な給水圧の許
容変動範囲を従来より著しく拡げることができ、しかも
翼車室の天井部を翼車回転圏より成長気泡の大きさ以上
高くして、翼車へのバイパス流噴出口の側方に気泡溜め
空間を形成させ、該気泡溜め空間を、その上方の欠円形
カム取付室に連通連結すれば、定量止水栓を、給水圧の
高低如何に拘らず確実に作動させることができる。
【0020】又第1のオリフイスを備える上部円筒部の
下端に、小孔を中心に穿設した仕切壁を介して、該上部
円筒部より外径の大きい下部円筒部を一体に結合して、
該下部円筒部に第2のオリフイスを設けてなる抵抗弁を
主弁口内に一定範囲の摺動自在に嵌装して、上部円筒部
が嵌合する主弁口の上部孔壁と第1オリフイスとで可変
オリフイスを形成させ、該可変オリフイスを閉鎖するよ
う抵抗弁を常時押上げ付勢するばねを、主弁口下端に設
けた内鍔上に取付ければ、定量止水栓への給水量の多少
に拘らず、該定量止水弁を確実に作動させることができ
る効果を奏する。
下端に、小孔を中心に穿設した仕切壁を介して、該上部
円筒部より外径の大きい下部円筒部を一体に結合して、
該下部円筒部に第2のオリフイスを設けてなる抵抗弁を
主弁口内に一定範囲の摺動自在に嵌装して、上部円筒部
が嵌合する主弁口の上部孔壁と第1オリフイスとで可変
オリフイスを形成させ、該可変オリフイスを閉鎖するよ
う抵抗弁を常時押上げ付勢するばねを、主弁口下端に設
けた内鍔上に取付ければ、定量止水栓への給水量の多少
に拘らず、該定量止水弁を確実に作動させることができ
る効果を奏する。
【図1】本発明一実施例の止水状態における縦断側面図
である。
である。
【図2】本発明一実施例の給水状態における縦断側面図
である。
である。
【図3】図2の抵抗弁の正面図である。
【図4】図1のパイロツト弁の詳細図である。
【図5】図2のパイロツト弁の詳細図である。
【図6】従来形定量止水栓の縦断側面図である。
11 主弁口 12 ピストン弁 13 シリンダ室 14 小オリフイス 15 バイパス 16 パイロツト弁 17 翼車 18 欠円形カム 18a カム面の円形部 18b カム面の切欠部 19 内鍔 22 円錐形つる巻ばね 23 軸状従動子 24 スプールランド 25 受圧室 26 受圧室 31 翼車室 36 通路 37 抵抗弁 37a 上部円筒部 37b 仕切壁 37c 下部円筒部 38 第1のオリフイス 39 小孔 40 第2のオリフイス 41 つる巻ばね
Claims (3)
- 【請求項1】 主弁口の開閉可能なピストン弁と、該ピ
ストン弁背後のシリンダ室に給水圧を漏れ込ませる小オ
リフイスと、該シリンダ室内の水圧をバイパスの上流端
に排出可能なパイロツト弁と、主弁口からの排出水流に
よつて該バイパスの下流側端末を吸引する吸引機構と、
該バイパスの途中に設けた翼車形水量計の翼車と、該翼
車に摩擦継手を介して連動連結された排出水量設定用の
欠円形カムとを備える定量止水栓において、欠円形カム
の外周カム面にばねで押圧付勢される軸状従動子のばね
弾力作用側端部をスプール形パイロツト弁のスプールラ
ンドに形成して、該スプールランドの両側の受圧室を前
記ピストン弁背後のシリンダ室に常時連通する通路を設
け、軸状従動子が前記カム面の円形部に当接した時は、
該カム側の受圧室をバイパスの上流端に接続し、又軸状
従動子が前記カム面の切欠部に押込まれた時は、スプー
ルランドがバイパスの上流端を水密に塞ぐように、スプ
ール形パイロツト弁を構成したことを特徴とする定量止
水栓。 - 【請求項2】 垂直面内で回転する翼車を取付けた翼車
室の天井部を翼車回転圏より成長気泡の大きさ以上高く
して、該翼車へのバイパス流噴出口の側方に気泡溜め空
間を形成させ、該気泡溜め空間の上部を、その上方の欠
円形カム取付室に連通連結したことを特徴とする請求項
1の定量止水栓。 - 【請求項3】 第1のオリフイスを備える上部円筒部の
下端に、小孔を中心に穿設した仕切壁を介して、該上部
円筒部より外径の大きい下部円筒部を一体に結合して、
該下部円筒部に第2のオリフイスを設けてなる抵抗弁を
主弁口内に一定範囲の摺動自在に嵌装して、前記上部円
筒部が嵌合する主弁口の上部孔壁と第1オリフイスとで
可変オリフイスを形成させ、該可変オリフイスを閉鎖す
るよう抵抗弁を常時押上げ付勢するばねを主弁口下端に
設けた内鍔上に取付けたことを特徴とする請求項1又は
請求項2の定量止水栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23582594A JPH0861536A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 定量止水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23582594A JPH0861536A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 定量止水栓 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861536A true JPH0861536A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16991822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23582594A Pending JPH0861536A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 定量止水栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0861536A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100387716B1 (ko) * | 2000-12-13 | 2003-06-18 | 기아자동차주식회사 | 오일팬내 엔진오일의 유면높이 조절장치 |
| CN114198547A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-03-18 | 浙江高宇液压机电有限公司 | 一种先导式溢流阀 |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP23582594A patent/JPH0861536A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100387716B1 (ko) * | 2000-12-13 | 2003-06-18 | 기아자동차주식회사 | 오일팬내 엔진오일의 유면높이 조절장치 |
| CN114198547A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-03-18 | 浙江高宇液压机电有限公司 | 一种先导式溢流阀 |
| CN114198547B (zh) * | 2021-12-22 | 2023-10-17 | 浙江高宇液压机电有限公司 | 一种先导式溢流阀 |
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