JPH0862314A - Nmr受信コイルの同調方法および回路装置 - Google Patents
Nmr受信コイルの同調方法および回路装置Info
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Abstract
おける、信号損失の原因となり得るダイオード、高周波
チョーク等の素子の使用をできるだけ少なくすることで
ある。 【解決手段】 基準インピーダンスを、受信回路の高周
波同調信号の経路中の任意の箇所で、箇所M2における
第1の基準信号に相応する第2の基準信号が箇所M2で
発生するように調整し、引き続きプローブヘッドインピ
ーダンスを第2の基準信号に箇所M2で同調する。
Description
る受信回路を用いて、NMR受信コイルのプローブヘッ
ドインピーダンスを同調する方法であって、高周波同調
信号を用い、プローブヘッドインピーダンスを、実基準
抵抗により形成された第1の基準信号を介して受信回路
内の箇所M2で同調する方法に関する。
共和国特許第3838252号から公知である。
ブヘッドにあるNMR受信コイル同調方法では、プロー
ブヘッドが存在するNMR受信機から手動で分離され、
別個の測定装置により同調されるのではなく、NMR受
信機は既に適切に設けられた装置により同調され、この
装置によりこの過程は自動的にソフトウェアコントロー
ルの下で実行することができる。その際、NMR受信機
のS/N比は通常の動作状態においてできるだけ悪化し
ないようにすべきである。
用され、高周波同調源は同調過程に対する信号を送出
し、基準抵抗および複数のスイッチを、自動的に通常動
作状態から動作状態“プローブヘッド同調”へ、および
反対の切り替えのために切り替える。基準抵抗は所望の
プローブヘッドインピーダンスを表し、プローブヘッド
インピーダンスが基準抵抗の値に同調すべき箇所に接続
される。この基準抵抗はしたがって、プローブヘッドイ
ンピーダンスが取るべき所望の実抵抗を表す。
力側におけるNMR信号の経路での回路網に強く依存す
る。したがってこの回路網は、できるだけ損失の少ない
素子、例えばダイオードおよびチョークを有しなければ
ならない。この回路網は一般的に低抵抗であるから(5
0Ωの領域)、そこでのいずれかの形での直列抵抗、例
えば導通接続されたダイオードを回避すべきである。す
でに1Ωの直列抵抗でさえS/N比の顕著な悪化に結び
つく。
ることにより、通常は他のダイオードを使用するよりも
良好な高周波特性が得られる。しかし導通接続されたp
inダイオードは常に約1Ωの直列抵抗を有し、そのた
め導通状態で無視できない、例えば0.1dBの高周波
損失の原因となる。これは現在の状況では既に大きすぎ
る。
損失を形成する。しかしこの損失は導通状態と比較して
やや小さい。この損失は、阻止状態ではこれに並列な約
8kΩの損失抵抗を有する約0.5pFのキャパシタの
ような特性を有する。したがって前置増幅器の入力側に
おけるpinダイオードは、受信系の通常の動作状態で
は導通状態であるよりかは阻止状態である方が有利であ
る。
チョークも決して理想素子ではない。というのは、高周
波チョークは阻止されたpinダイオードに似た高周波
インピーダンスを有するからである。すなわち、約5k
Ωの並列抵抗を有する約0.5pFのキャパシタに似て
いる。
に述べた形式の方法をさらに改善し、NMR信号の経路
での前置増幅器の入力側における、信号損失の原因とな
り得るダイオード、高周波チョーク等の素子の使用をで
きるだけ少なくすることである。さらにNMR信号の経
路での前置増幅器の入力側において、通常の動作状態の
間はそこに存在するすべてのダイオードが阻止され、ダ
イオードがNMR信号の経路で直列に使用されないよう
にすることである。
り、基準インピーダンスを、受信回路の高周波同調信号
の経路中の任意の箇所で、箇所M2における第1の基準
信号に相応する第2の基準信号が箇所M2で発生するよ
うに調整し、引き続きプローブヘッドインピーダンスを
第2の基準信号に箇所M2で同調することによって解決
される。
には、基準抵抗を基準点M2に接続してはならない。こ
れによって、受信回路における素子の数を低減すること
ができ、これによりS/N比が改善される。
に重要なことは以下のことだけである。すなわち、入力
側が別個の場合に基準点M2に信号経過が生じ、この信
号経過は所望の周波数領域において実質的に、入力側が
分離されておらず、所望の同調箇所に基準抵抗がプロー
ブヘッドインピーダンスの代わりに接続されている場合
の基準点M2における信号経過と同じである、というこ
とである。この条件を満たすために、単に適切な箇所に
おいて調整可能な基準インピーダンスを用いて高周波同
調信号の振幅と位相を次のように変化させれば良い。す
なわち、基準点M2において、入力側が分離されている
場合に第2の基準信号が上記の定義に従って発生するよ
うにするのである。
記憶し、基準インピーダンスの調子過程の際に第2の基
準信号を周期的に形成すると有利である。というのはこ
のようにすれば、基準インピーダンスの同調中に変化す
る画像が画像面に現れ、画像面に形成される2つの基準
信号の差が所望の周波数領域においてできるだけ正確に
ゼロになるように基準インピーダンスを変化することが
できるからである。次に第2の基準信号は実質的に第1
の基準信号と等しくなり、これにより第2の基準信号を
第1の基準信号の代わりにプローブヘッドインピーダン
スの同調に使用できる。第2の基準信号は大きな利点を
有する。すなわち、S/N比の顕著な悪化を引き起こさ
ない回路構成によって測定することができるのである。
検出し、プローブヘッドインピーダンスの同調過程の際
に、プローブヘッドインピーダンスを用いて検出された
信号を周期的に形成すると有利である。この場合は、プ
ローブヘッドインピーダンスの同調中に変化画像が画像
面に現れ、この画像が垂直にミラー対称の共振曲線を有
する。同調過程は、この共振曲線の最小がほぼゼロにな
り、所望の周波数点になるときに終了する。
インピーダンスの同調過程の間、所定の変動を受けるこ
とがあるから、有利な実施例では、第2の基準信号がプ
ローブヘッドインピーダンスの同調過程の開始時に少な
くとも1回新たに検出される。
電圧源から接続可能な直流電流を用いてスイッチが高周
波直列スイッチの機能を引き継ぐ。このようにして、前
置増幅器の入力側における付加的素子が回避される。こ
のような付加的素子は通常はスイッチS1に対して必要
である。
の回路装置も本発明の枠内である。この回路装置は、高
周波同調信号を形成するための高周波発生器と、NMR
信号経路にスイッチング素子とを有する。
国特許第3838252号から公知である。
イッチまたはpinダイオードスイッチを介して、基準
抵抗も高周波発生器と同じようにオン・オフ接続され
る。スイッチを介してプローブヘッドインピーダンスは
基準抵抗に置換される。基準抵抗はプローブヘッドイン
ピーダンスが取るべき所望の実抵抗を表す。
スが受信機回路内の次のような箇所に配置される。すな
わち、NMR信号の経路から高抵抗結合インピーダンス
または複数の高抵抗インピーダンスにより分離された箇
所である。例えば高抵抗結合インピーダンスは、高周波
発生器の反対側に配置することができる。これにより、
基準インピーダンスとこれに所属するスイッチ損失がN
MR信号の経路に入力結合することが阻止される。
ーダンスまたは同調可能なリアクタンスを、高周波発生
器と結合インピーダンスとの間の異なる適切な箇所に配
置する。例えばこの箇所は、高周波同調信号の経路にあ
る四端子網の入力側と出力側である。四端子網は例えば
λ/8線路とすることができる。これにより、高周波同
調信号の振幅と位相が十分に大きな領域で調整される。
基準インピーダンスが1つしかない場合には、このイン
ピーダンスは有効成分と無効成分を有しなければならな
いから、したがって高周波同調信号の振幅と位相を正確
に調整することができる。調整可能な有効成分は例えば
高周波ポテンシオメータであるがしかし高周波技術的に
は常に問題のある素子である。したがって、複数の調整
可能なリアクタンスを受信機回路内の種々異なる箇所に
使用すると有利である。これは、高周波同調信号の振幅
と位相を十分に大きな領域で調整するためである。
のトリマであり、例えばλ/8線路始端部と終端部に配
置される。この構成の有利な点は、容量性トリマだけを
調整可能な素子として使用できることである。容量性ト
リマは高周波ポテンシオメータよりも格段に良好に安定
して調整することができる。
スがアッテネータにより高周波発生器から分離される。
これによって、高周波発生器並びにこれに所属する接続
線路を常にインピーダンスで適合することができる。す
なわち、基準インピーダンスの同調に無関係に常に正し
い負荷抵抗と見ることができる。
は、基準インピーダンスが直接、NMR信号経路に接続
され、高周波発生器が結合インピーダンスを介してNM
R信号の経路から分離される。
スがトリマに対して並列に配置された可変抵抗として構
成されている。トリマは、受信機回路内に存在する寄生
リアクタンスを考慮する。
複数のスイッチング素子を配置し、これにより有利には
プローブヘッドインピーダンスへの接続を周期的にオン
・オフすることができる。
ダンスを介して接続することができる。この直流電流を
介して1つまたは複数のダイオードをNMR信号の経路
でとくに簡単に導通状態ないし阻止状態にすることがで
きる。
かになる。また前記の説明及び後の実施例での本発明の
構成は個別にも、また組み合わせても適用することがで
きる。したがって前述の実施例は限定としてではなく例
として理解すべきである。
ータ(図示せず)のプローブヘッドインピーダンスZx
を同調するための受信回路1の基本作用が示されてい
る。プローブヘッドコイルを励起するための高周波励起
パルス12が供給される通常の動作状態では、スイッチ
S1,S2,S3が位置1にある。すなわち、基準抵抗
R0も高周波同調源、例えば高周波発生器2も遮断され
ている。まずスイッチS0が位置1にもたらされ、高周
波励起パルス12にNMR励起のために給電される。引
き続き、スイッチS0が位置2に調整されると、プロー
ブヘッドインピーダンスZxが前置増幅器4と接続さ
れ、受信装置が箇所M3で増幅される高周波信号5の記
録状態となる。
を使用することは複数の理由から不利である。まず第1
に、機械的接点装置の機能適性が不足しているためであ
る。このリレーはNMR磁石の漂遊磁束内で動作しなけ
ればならないこととなり、したがって信頼性のある動作
を行うことができないからである。したがって、ダイオ
ード、有利にはpinダイオードを使用する。
実現された回路が図5と図6に示されている。スイッチ
S0は例えばダイオードカスケードDKからなり、この
ダイオードカスケードは高周波送信パルス12により直
接導通状態へもたらされ、これにより高周波送信パルス
12が回路点M0に導通される。この励起パルスの大き
な振幅(100V以上)はpinダイオードD3を導通
接続し、その結果第1のλ/4線路6が片側で短絡さ
れ、NMRスペクトロメータ(図示せず)の入力側M0
で高抵抗インピーダンスとなる。高周波送信パルス12
はしたがって、プローブヘッドないしプローブヘッドイ
ンピーダンスZxへの経路を選択し、非常に僅かなエネ
ルギー(約2%)を前置増幅器4の方向へ伝送する。こ
の残留エネルギーは第2のλ/4線路7および同様に導
通接続されたpinダイオードD4によりさらに付加的
に減衰される。これは前置増幅器4の鋭敏な入力側を有
効に保護するためである。ダイオードD3とD4は相互に
アースと接続されている。これは、高周波送信パルス1
2のスイッチオンフェーズにおいてダイオードD3とD4
を迅速に導通状態へもたらすためである。高周波送信パ
ルス12が正のエッジでスタートすれば、この正のエッ
ジはダイオードD3で整流され、直流電流がダイオード
D4を介して短絡することができ、これをどうように導
通状態へもたらす。負のエッジでは、ダイオードD4は
整流器として作用し、D3は直流電流により導通状態へ
もたらされる。短時間でこの整流作用は消滅し、pin
ダイオードD3とD4は高周波的には低抵抗として作用す
る。この特性はpinダイオードに対しては典型的であ
る。
オードD3とD4が高周波送信パルス12の給電と前置増
幅器4の保護にだけ用いられることに注意すべきであ
る。別の、下で説明する本発明の新しい回路ではこれら
の素子が2重の機能を満たす。このことは大きな利点で
ある。
DrがpinダイオードD1とD2のオン・オフに必要で
ある。これらの素子はスイッチング電圧USにより形成
された直流電流を所望の経路に導通するのに用いる。高
周波同調信号3に対しては3つのキャパシタは近似的に
短絡を意味し、チョークZDrは小さな損失の少ないキ
ャパシタからなる高抵抗のインピーダンスを意味する。
止され、ダイオードD1が導通する。これによりプロー
ブヘッドないしこれのインピーダンスZxはダイオード
D1を介して回路点M2と接続される。USが負であれ
ば、D1が阻止され、D2が導通する。これにより基準抵
抗R0はD2を介して回路点M2と接続される。
後、ダイオードカスケードDKとダイオードD3、D4は
再び阻止状態となる。2つのλ/4線路6、7は次に再
び、RW=R0=50Ωの特性インピーダンスを有する
通常の高周波線路のような特性を有し、到来するNMR
信号をほとんど減衰しないで導通する。NMR信号はダ
イオードD1を介して前置増幅器4に達し、そこで増幅
される。引き続き受信機では低周波に分周混合され、増
幅され、直交変調で位相検出され、デジタル化され、計
算器で所望の信号に処理される。
周波発生器がスイッチS3を介して接続され、同調が3
つのステップで行われる。
ーダンスZxが基準抵抗R0により置換される。基準抵
抗R0は、プローブヘッドインピーダンスZxがとるべ
き所望の実抵抗を表す。しかし抵抗R0は入力側M0に
おいて1対1で両方のλ/4線路6、7を介して回路点
M2へ転送されるから(理由:線路の特性インピーダン
スRWはR0と等しい)、基準抵抗R0をスイッチS2
を介して直接回路点M2と接続し、回路点M2をスイッ
チS1により入力側M0から分離するだけで十分であ
る。2つのスイッチS1とS2は位置2に調整される。
直接回路点M0に配置することもできよう。これにより
λ/4線路6、7に依存しないようになる。しかし実際
には悪い選択である。なぜなら、高周波送信パルス12
の持続中には非常に高い高周波電圧がこの回路点に作用
するからである。これは2つのダイオードD1とD2(こ
れらによりスイッチS1とS2が実現される)を完全に
導通することとなり、場合によっては電圧により破壊さ
れてしまう。
Zkを介して高周波同調信号3を前置増幅器4の入力側
にある測定点M2に送出する。高周波同調信号の周波数
は有利には線形に変化する。この信号の周波数領域は所
望の動作周波数を中心にすべきであり、プローブヘッド
の受信共振回路の帯域幅の数倍となる。
を形成する。この信号は強く基準抵抗R0に依存し、前
置増幅器4と受信機を介して計算器に達し、ここに記憶
される。記憶された信号は複素平面内のベクトル信号で
あり、したがって実数部分と虚数部分とを有する。これ
らは直交変調検出部の2つの出力側に与えられる。2つ
の成分は周波数に依存する機能曲線を表し、基準信号を
定義する。この基準信号は同調プロセスに対して必要で
ある。
により、プローブヘッドインピーダンスZxはλ/4線
路6、7を介して回路点M2に接続される。すなわち、
前に基準抵抗R0が接続されていたのと同じ回路点に接
続される。高周波発生器2の高周波同調信号3により回
路点M2に形成された新たな信号はステップ2と同じよ
うにさらに処理され、計算器に記憶される。引き続きこ
の信号はベクトルで基準信号から減算され、そこから絶
対値が形成される。このようにして、画像面に表示され
る差信号が発生する。
と等しい場合には、差信号はどこでもゼロとなる。しか
しこのような場合は発生しない。なぜなら、プローブヘ
ッドインピーダンスZxは周波数に依存する受信機共振
回路により検出されるからである。したがって差信号は
ベクトルでミラー対称の共振曲線を有し、最小値はただ
1つの点を表す。ここではZxは値R0をとる。すなわ
ち、正確なインピーダンス適合を行うことができる。
返される。これにより同調プロセスに起因する変化を監
視することができる。同調プロセスは通常は手動で、受
信機共振回路の共振キャパシタンスおよび結合キャパシ
タンスの変化により行われる。正確に同調されないプロ
ーブヘッドの場合には、差信号の最小値が所望の動作周
波数の外に現れ、ゼロにはならない。最小値が所望の動
作周波数にあり、ゼロであるときに初めて、同調過程は
終了される。
ステップが示されている。VP1、VP2およびVP3
は任意の四端子網である。これら四端子網は通常はパッ
シブ回路素子から構成される。しかしアクティブ回路素
子を含むこともできる。VP1は任意の四端子網であ
り、これは本発明の方法においては回路点M0とM2を
スイッチS1を介して直接相互に接続する必要がないこ
とを示すものである。VP1は例えば複素変換比を有す
るインピーダンス変成器とすることができる。
(例えばチョーク)を含むことができる。これはNMR
信号の経路9をZ0から分離するためである。しかし任
意の四端子網とみなすこともできる。VP3はアッテネ
ータ8や他のスイッチング素子を含むことができる。こ
れはZ0を高周波発生器2から分離するためである。
経路9で50Ωの基準抵抗R0をもはや使用せず、NM
R信号の経路9とは別個の基準インピーダンスZ0(ま
たは複数のものを異なる箇所で)を使用する。この場合
Z0が数学的に計算され(下記参照)、概略値のみを得
ることができる。なぜなら、計算に必要なパラメータが
正確には既知でないからである。したがって、Z0を正
確に正しい値に調整するためには、手動でも基準調整が
必要である。しかしこのことは(とにかく)比較的に大
きな時間間隔(週、月、年)で繰り返す必要がある。と
いうのは、スイッチング素子の経年変化のみが正しい調
整の変化の原因となり得るからである。基準量として正
確で安定した抵抗を使用する(基準抵抗R0)。この抵
抗は所望の同調箇所に配置される。
力側M0には基準抵抗R0が接続されている。
置1)で、R0がVP1とスイッチS1を介して基準点
M2に接続され、Z0はスイッチS2により分離され
る。(図1)。これは次のことを除いて通常の動作状態
に相応する。すなわち、入力側M0に所望の抵抗R0が
実際のプローブヘッドインピーダンスZxの代わりに接
続されており、高周波発生器2が投入接続されているこ
とを除いて通常の動作状態に相応する。高周波同調信号
3は基準点M2に信号を形成する。高周波同調信号の周
波数は周期的に2つの値の間を線形に変化する。形成さ
れた信号は前置増幅器4、受信機、直交変調検出器およ
びA/D変換器(図示せず)を介して計算器に達する。
この信号の全期間はベクトルで記憶され、第1の基準信
号と称される。
置2)では、R0がスイッチS1によって回路点M2か
ら分離され、その代わりに基準インピーダンスZ0がス
イッチS2を介して接続される(図2)。高周波同調信
号3の次の周期は回路点M2に新たな信号を形成し、こ
の信号は第1のステップと同じように測定され、ベクト
ルで記憶される。 この信を、以下第2の基準信号と称
する。この信号はベクトルで基準信号1から減算され、
そこから絶対値が形成される。これにより差信号Aが得
られる。差信号Aは画像面にy信号として表示される。
x信号は周波数変動によって定められる。
れる。これにより基準インピーダンスZ0の同調の間、
変化する画像が画像面に現れる。Z0は次に、差信号A
が画像面で所望の周波数領域においてできるだけ正確に
ゼロになるまで変化される。これにより第2の基準信号
は実質的に第1の基準信号と等しくなる。すなわち、第
1の基準信号の代わりに第2の基準信号を使用すること
ができる。第2の基準信号には、S/N比の顕著な悪化
を引き起こさない回路装置によって測定することができ
るという大きな利点がある。
ーブヘッドインピーダンスZxが入力側M0になければ
ならない。同調過程は図3と図4に示されている。ここ
でも同様に2つのステップが必要である。
置2にある)では、第2の基準信号が線形の周波数変動
期間中に測定され、ベクトルで記憶される(図3)。
置1にある)では、プローブヘッドインピーダンスZx
に依存する信号が回路点M2で線形周波数変動の次の期
間中に測定され(図4)、ベクトルで記憶され、ベクト
ルで第2の基準信号から減算され、これから絶対値が形
成される。この信号は差信号Bと称される。画像面には
y信号として表示される。x信号は再び周波数変動によ
り定義される。
る。これによりプローブヘッドインピーダンスZxの同
調中に変化する画像が画像面に現れる。この画像はベク
トルでミラー対称な共振曲線の形状を有する。第2の基
準信号では明瞭な変化が生じないように思えるが、ステ
ップ1の繰り返しを省略してはならない。すなわち、高
周波発生器2の信号レベルの緩慢な変動が同調過程の持
続中に生じることを考慮しなければならず、これが第2
の基準信号を変化させる。
ったとき、かつ所望の周波数点にある時に終了する。
ことができるようにするため、プローブヘッドないしプ
ローブヘッドインピーダンスZxへの接続は同じように
周期的にオン・オフしなければならない。直列スイッチ
は例えば図7に示された、NMR信号の経路9での理想
直列スイッチS1の形態にあり、したがって接近するこ
とができない。
直列スイッチとして使用する(図8)の解決手段は公知
であり、すでに述べたようにS/N比の悪化を招く。
されている。この直列スイッチは、閉じた状態において
阻止されたダイオードD3による生じる。USが負である
とき、pinダイオードD3は阻止状態であり、回路点
M1は2つのλ/4線路6、7を介して回路点M2と直
接、低損失で接続される。これは直列スイッチの閉じた
状態に相応する。この状態は、受信機系の通常の動作状
態において存在し、ちょうどここでも小さな信号損失が
実現される。したがって阻止されたダイオードは導通状
態のダイオードよりの良好である。なぜなら、阻止状態
のダイオードの損失の方が少なくからである。
導通し、約1Ωのアースへの短絡となる。この抵抗は2
つのλ/4線路6、7により、逓昇変換され、回路点M
1とM2に約2.5kΩの高抵抗として現れる。この抵
抗は50Ωに対して重要ではない。スイッチへの両方の
側面から見るインピーダンスは高抵抗であり、これは直
列スイッチの開放状態に相応する。
ダイオードが閉じた状態では阻止状態であり、開放状態
で導通するという特性を有する。これはちょうど。公知
の構成(図8)と比較して反対の特性である。公知の構
成では、スイッチングダイオードがNMR信号の経路9
に直接に接続されている。
スイッチS0と比較すると、ある程度の類似性が明らか
である。スイッチS0は、直列スイッチS1に対して必
要なすべての高周波素子をすでに有している。とりわけ
付加的に、ダイオードカスケードDkとダイオードD4
を有するが、しかしこれらの素子はS1の機能を妨げな
い。したがって、直列スイッチS1を付加的な素子を導
入することなしで実現することができ、このことはダイ
オード(D1)、チョーク(ZDr)とキャパシタ(C
1)を、図6に示された従来技術と比較して節約する。
例を示す。この回路装置では、基準インピーダンスZ0
が高抵抗結合インピーダンスZkによりNMR信号の経
路9から分離されている。破線で囲まれた領域は、図5
と図6で使用された機能ブロックを表す。
P1は例えばインピーダンス変換器を意味する。この変
換器により、通常の動作状態では付加的なインピーダン
ス変換が回路点M0からM2で達成される。しかしこの
変換は非常に特別な場合だけ使用され、図10では省略
されている。
インピーダンスZ0による変形実施例を使用する。この
基準インピーダンスは、約100Ωの可変抵抗RZOによ
り約15pFのトリマCZOに並列に実現される。CZOは
もっぱら、回路内に存在する寄生リアクタンスを考慮す
る。
波発生器2を基準インピーダンスZ0から分離する。こ
れにより高周波発生器2並びにこれに所属する接続線路
を常にインピーダンス適合することができる。すなわ
ち、Z0の同調に依存せずに常に正しい付加抵抗とする
ことができる。
を示す。この実施例では、基準インピーダンスZ0がN
MR信号の経路9に接続されている。
続に変化する。このために、VP3は複素インピーダン
スZkを有する。アッテネータ8はもはや必要ではな
い。なぜなら、Z0がZkにより高周波発生器2から分
離され、したがって高周波発生器2に帰還作用すること
ができないからである。
5により補充される。第2のpinダイオードはスイッ
チS2が開放しているとき(すなわち、D2が阻止され
ているとき)導通し、これによりZ0が短絡する。これ
によって、Z0の実成分が阻止されているダイオードD
2の寄生容量を介してNMR信号の経路9へ変換され、
そこでS/N比の悪化を引き起こすことが回避される。
された回路と比較してやや欠点がある。なぜならこの回
路はNMR信号の経路9にダイオード(D2)を1つよ
けいに有するからである。しかしこのダイオードは通常
動作では阻止されており、そのため導通状態となっても
わずかな損失しか引き起こさない。とりわけ、ダイオー
ドD5は、Z0の影響によりS/N比が付加的に悪化する
のを阻止する。
7の長さは正確にλ/4の長さを有する必要はない。と
りわけ第2のλ/4線路7は±40%までの偏差を有す
ることができるが、それでもダイオードD4により高周
波送信パルス12の残留成分は十分に抑圧される。第1
のλ/4線路6の長さはしかしクリティカルである。こ
こでの不正確な長さは誤適合や、高周波送信パルス12
の回路点M0での電力反射につながる。電力反射は大き
くてはならない。しかしここでも±5%の長さの公差は
許容される。
長さは、図9でも同じように正確にλ/4である必要は
ない。±40%までの偏差がここでも許容される。とい
うのは、偏差は第1にはスイッチの入・出力側の(容量
性並びに誘導性)リアクタンス負荷の原因となるからで
ある。
が、これがNMR信号の経路とは別項に配置されている
とき次のように計算される。インピーダンスZkは他の
すべてのインピーダンスよりも大きいと仮定すれば、
(Uein)について得られる。
り、Z1=Z1∞である。
る。
ため、(Uein)1=(Uein)2が当てはまらなければならな
い。すなわち、
ある。
半自動同調のための回路装置が回路図で第1の基準信号
を検出するための回路状態で示されている。
状態にある図1の回路装置の回路図である。
る図1の回路装置の回路図である。
る図3の回路装置の回路図である。
けるNMR受信コイルを同調するための従来技術に相応
する回路装置の簡単な回路図である。
直列スイッチの概略図である。
れた直列スイッチの概略図である。
おけるNMR受信コイルを同調するための本発明の自動
回路装置の第1の実施例の回路図である。ここでは基準
信号Z0がNMR信号の経路から分離される。
ある。ここでは図10とは異なり、基準インピーダンス
Z0がNMR信号の経路に直接接続されている。
ンピーダンスZ0を計算するための回路の回路図であ
る。
Claims (13)
- 【請求項1】 NMR信号に対する受信回路を用いて、
NMR受信コイルのプローブヘッドインピーダンス(Z
x)を同調する方法であって、 高周波同調信号(3)を用い、プローブヘッドインピー
ダンス(Zx)を、実基準抵抗(R0)により形成され
た第1の基準信号を介して受信回路内の箇所M2で同調
する方法において、 基準インピーダンス(Z0)を、受信回路の高周波同調
信号(3)の経路中の任意の箇所で、箇所M2における
第1の基準信号に相応する第2の基準信号が箇所M2で
発生するように調整し、 引き続きプローブヘッドインピーダンス(Zx)を第2
の基準信号に箇所M2で同調することを特徴とする同調
方法。 - 【請求項2】 第1の基準信号を少なくとも1回検出
し、基準インピーダンス(Z0)の調整過程時に第2の
基準信号を周期的に形成する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 第2の基準信号を少なくとも1回検出
し、プローブヘッドインピーダンス(Zx)の同調過程
時に、プローブヘッドインピーダンス(Zx)を用いて
検出された信号を周期的に形成する請求項1または2記
載の方法。 - 【請求項4】 第2の基準信号を、プローブヘッドイン
ピーダンス(Zx)の同調過程開始時に、少なくとも1
回新たに検出する請求項1から3までのいずれか1項記
載の方法。 - 【請求項5】 電圧源USからの付加接続可能な直流を
用いて、切換スイッチ(S0)が高周波直列スイッチ
(S1)の機能を果たす請求項1から4までのいずれか
1項記載の方法。 - 【請求項6】 高周波同調信号(3)を形成するための
高周波発生器(2)と、NMR信号の経路(9)にスイ
ッチング素子とを有する、請求項1から5までのいずれ
か1項に記載された方法を実施するための装置におい
て、 基準インピーダンス(Z0)は受信機回路(10;1
1)内の箇所に配置されており、 当該箇所は、高抵抗結合インピーダンス(Zk)または
複数の高抵抗インピーダンスにより、NMR信号の経路
(9)から分離されていることを特徴とする回路装置。 - 【請求項7】 複数の調整可能なインピーダンスまたは
同調可能なリアクタンスが種々異なる適切な箇所に、高
周波発生器(2)と結合インピーダンス(Zk)との間
で配置されている請求項6記載の回路装置。 - 【請求項8】 リアクタンスは容量性トリマである請求
項7記載の回路装置。 - 【請求項9】 基準インピーダンス(Z0)はアッテネ
ータ(8)により高周波発生器(2)から分離される請
求項6から8までのいずれか1項記載の回路装置。 - 【請求項10】 高周波同調信号(3)を形成するため
の高周波発生器(2)と、NMR信号経路(9)にスイ
ッチング素子とを有する、請求項1から5までのいずれ
か1項記載の方法を実施するための回路装置において、 基準インピーダンス(Z0)は直接、NMR信号の経路
(9)に接続され、高周波発生器(2)は結合インピー
ダンス(Zk)を介してNMR信号の経路(9)から分
離されていることを特徴とする回路装置。 - 【請求項11】 基準インピーダンス(Z0)は、トリ
マ(CZ0)に対して並列の可変抵抗(RZ0)として構成
されている請求項6から10までのいずれか1項記載の
回路装置。 - 【請求項12】 NMR信号の経路(9)には、1つま
たは複数のスイッチング素子(S0,S1,S2)が配
置されている請求項6から11までのいずれか1項記載
の回路装置。 - 【請求項13】 電圧源USからの直流は結合インピー
ダンス(Zk)を介して付加接続可能である請求項11
記載の回路装置。
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