JPH0862366A - 制御棒駆動装置 - Google Patents
制御棒駆動装置Info
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- JPH0862366A JPH0862366A JP6201717A JP20171794A JPH0862366A JP H0862366 A JPH0862366 A JP H0862366A JP 6201717 A JP6201717 A JP 6201717A JP 20171794 A JP20171794 A JP 20171794A JP H0862366 A JPH0862366 A JP H0862366A
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- rod drive
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、プラントの稼働率を高めるこ
とのできる制御棒駆動装置を提供することにある。 【構成】本装置は、複数の制御棒を駆動する複数の制御
棒駆動機構6,各制御棒駆動機構毎にこれを駆動する高
圧水を供給する複数の第1の水供給系,複数の第1の水
供給系に高圧水分配手段(充填水ヘッダ5,パージ水ヘ
ッダ17)を介して接続され高圧水を供給する第2の水
供給系、第1の水供給系から制御棒駆動機構6への高圧
水の供給を制御する論理回路26等から構成される。
とのできる制御棒駆動装置を提供することにある。 【構成】本装置は、複数の制御棒を駆動する複数の制御
棒駆動機構6,各制御棒駆動機構毎にこれを駆動する高
圧水を供給する複数の第1の水供給系,複数の第1の水
供給系に高圧水分配手段(充填水ヘッダ5,パージ水ヘ
ッダ17)を介して接続され高圧水を供給する第2の水
供給系、第1の水供給系から制御棒駆動機構6への高圧
水の供給を制御する論理回路26等から構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御棒駆動装置に係り、
特にモータ・水圧駆動式の制御棒駆動機構に高圧のスク
ラム水を供給する制御棒駆動装置に関する。
特にモータ・水圧駆動式の制御棒駆動機構に高圧のスク
ラム水を供給する制御棒駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の沸騰水型原子炉の炉心周り
の縦断面図を示すもので、原子炉圧力容器27の内部に
は多数の燃料集合体28を装荷した炉心29がシュラウ
ド30内に設置され、原子炉圧力容器27の底部には多
数の制御棒駆動機構6が設置されている。制御棒駆動機
構6の上端は、燃料集合体28の間に配置され原子炉の
反応度を制御する制御棒31に連結されている。制御棒
31はシュラウド30内の炉心29下方の制御棒案内管
32に格納可能である。
の縦断面図を示すもので、原子炉圧力容器27の内部に
は多数の燃料集合体28を装荷した炉心29がシュラウ
ド30内に設置され、原子炉圧力容器27の底部には多
数の制御棒駆動機構6が設置されている。制御棒駆動機
構6の上端は、燃料集合体28の間に配置され原子炉の
反応度を制御する制御棒31に連結されている。制御棒
31はシュラウド30内の炉心29下方の制御棒案内管
32に格納可能である。
【0003】制御棒駆動機構6は制御棒駆動機構ハウジ
ング33内に下方より組み込まれ、制御棒駆動機構6の
下端にはモータ34が設置されており、モータ34の駆
動により、制御棒31の炉心29内への挿入・引き抜き
(常駆動)を行い、原子炉の反応度を制御する。また、
緊急時には制御棒31を炉心29内へ急速に挿入する必
要があるため、制御棒駆動装置35からスクラム挿入配
管9を介して供給される高圧水によって制御棒31の炉
心29内への緊急挿入を行う。
ング33内に下方より組み込まれ、制御棒駆動機構6の
下端にはモータ34が設置されており、モータ34の駆
動により、制御棒31の炉心29内への挿入・引き抜き
(常駆動)を行い、原子炉の反応度を制御する。また、
緊急時には制御棒31を炉心29内へ急速に挿入する必
要があるため、制御棒駆動装置35からスクラム挿入配
管9を介して供給される高圧水によって制御棒31の炉
心29内への緊急挿入を行う。
【0004】従来の制御棒駆動装置35では図4に示す
ように、復水給水系(図示せず)から供給される復水
が、ポンプ1によって昇圧され主配管2を介して充填水
系3とパージ水系4に分配される。充填水系3に供給さ
れた高圧の復水は、充填水ヘッダ5を介して複数の制御
棒駆動機構6に接続された複数の水圧制御ユニット7に
分配される。分配された復水は充填水逆止弁15を介し
てスクラム挿入配管9a及びアキュムレータ10に供給
される。論理回路26aは、原子炉の通常運転時に閉じ
ているスクラム弁11を緊急時に開き、アキュムレータ
10内に蓄圧された高圧の復水をスクラム挿入配管9を
介して制御棒駆動機構6に供給する。
ように、復水給水系(図示せず)から供給される復水
が、ポンプ1によって昇圧され主配管2を介して充填水
系3とパージ水系4に分配される。充填水系3に供給さ
れた高圧の復水は、充填水ヘッダ5を介して複数の制御
棒駆動機構6に接続された複数の水圧制御ユニット7に
分配される。分配された復水は充填水逆止弁15を介し
てスクラム挿入配管9a及びアキュムレータ10に供給
される。論理回路26aは、原子炉の通常運転時に閉じ
ているスクラム弁11を緊急時に開き、アキュムレータ
10内に蓄圧された高圧の復水をスクラム挿入配管9を
介して制御棒駆動機構6に供給する。
【0005】上記構成でポンプ1の故障・停止等、何ら
かの理由により高圧の復水の供給が断たれ、長時間に渡
って充填水系3の水圧が低下した場合には、制御棒駆動
機構6の緊急挿入駆動圧力が喪失する前に全ての制御棒
31を炉心29に緊急挿入するために、論理回路26a
が全てのスクラム弁11を開くように制御していた。即
ち、論理回路26aは、充填水系3の圧力測定点20に
おいて水圧を測定して得た充填水圧力信号25を取り込
み、水圧が所定の圧力以下に低下した場合に、全てのス
クラム弁11に対してスクラム信号19を伝送し、全て
の制御棒31を炉心29内へ緊急挿入していた。
かの理由により高圧の復水の供給が断たれ、長時間に渡
って充填水系3の水圧が低下した場合には、制御棒駆動
機構6の緊急挿入駆動圧力が喪失する前に全ての制御棒
31を炉心29に緊急挿入するために、論理回路26a
が全てのスクラム弁11を開くように制御していた。即
ち、論理回路26aは、充填水系3の圧力測定点20に
おいて水圧を測定して得た充填水圧力信号25を取り込
み、水圧が所定の圧力以下に低下した場合に、全てのス
クラム弁11に対してスクラム信号19を伝送し、全て
の制御棒31を炉心29内へ緊急挿入していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
プラント運転上問題のない範囲において何らかの理由
で、ポンプ1の停止または充填水系3の水圧低下が生じ
た場合でも、全制御棒31の炉心29内への緊急挿入が
実行されプラントが停止してしまうので、不必要なプラ
ント稼働率の低下をまねくという問題がある。
プラント運転上問題のない範囲において何らかの理由
で、ポンプ1の停止または充填水系3の水圧低下が生じ
た場合でも、全制御棒31の炉心29内への緊急挿入が
実行されプラントが停止してしまうので、不必要なプラ
ント稼働率の低下をまねくという問題がある。
【0007】本発明の目的は、プラントの稼働率を高め
ることのできる制御棒駆動装置を提供することにある。
ることのできる制御棒駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の制御棒を駆動する複数の制御棒駆
動機構と、各制御棒駆動機構にこれを駆動する高圧水を
供給する複数の第1の水供給系と、該複数の第1の水供
給系に分配手段を介して接続され前記高圧水を供給する
第2の水供給系とを備えた制御棒駆動装置において、前
記第1の水供給系は、前記制御棒駆動機構に接続される
第1の配管と、前記分配手段に接続される第2の配管
と、該第2の配管に逆止弁を介して接続され前記第1の
配管に自動開閉弁を介して接続される第3の配管と、該
第3の配管内の高圧水を前記第1の配管に圧送するため
の高圧ガスを供給する高圧ガス供給系とを備え、更に、
前記高圧ガス供給系のガス圧を測定する第1の圧力測定
手段と、前記第2の水供給系の水圧を測定する第2の圧
力測定手段と、前記第1及び第2の圧力測定手段の出力
に基づいて前記自動開閉弁の開閉を制御する制御手段と
を備えたものである。
に、本発明は、複数の制御棒を駆動する複数の制御棒駆
動機構と、各制御棒駆動機構にこれを駆動する高圧水を
供給する複数の第1の水供給系と、該複数の第1の水供
給系に分配手段を介して接続され前記高圧水を供給する
第2の水供給系とを備えた制御棒駆動装置において、前
記第1の水供給系は、前記制御棒駆動機構に接続される
第1の配管と、前記分配手段に接続される第2の配管
と、該第2の配管に逆止弁を介して接続され前記第1の
配管に自動開閉弁を介して接続される第3の配管と、該
第3の配管内の高圧水を前記第1の配管に圧送するため
の高圧ガスを供給する高圧ガス供給系とを備え、更に、
前記高圧ガス供給系のガス圧を測定する第1の圧力測定
手段と、前記第2の水供給系の水圧を測定する第2の圧
力測定手段と、前記第1及び第2の圧力測定手段の出力
に基づいて前記自動開閉弁の開閉を制御する制御手段と
を備えたものである。
【0009】
【作用】上記手段によれば、制御手段は第1及び第2の
圧力測定手段の出力に基づいて自動開閉弁の開閉を制御
することにより、スクラムすべきと判断される第1の水
供給系の自動開閉弁に対してのみスクラム信号を発し、
その第1の水供給系に対応する制御棒のみを緊急挿入さ
せることができる。従って、プラント運転上不必要な全
制御棒の炉心への緊急挿入を防止できるので、プラント
稼働率を高めることができる。
圧力測定手段の出力に基づいて自動開閉弁の開閉を制御
することにより、スクラムすべきと判断される第1の水
供給系の自動開閉弁に対してのみスクラム信号を発し、
その第1の水供給系に対応する制御棒のみを緊急挿入さ
せることができる。従って、プラント運転上不必要な全
制御棒の炉心への緊急挿入を防止できるので、プラント
稼働率を高めることができる。
【0010】
【実施例】図1を用いて本発明の第1の実施例の制御棒
駆動装置について説明する。本装置は、複数の制御棒を
駆動する複数の制御棒駆動機構6,各制御棒駆動機構毎
にこれを駆動する高圧水を供給する複数の第1の水供給
系,複数の第1の水供給系に高圧水分配手段(充填水ヘ
ッダ5,パージ水ヘッダ17)を介して接続され高圧水
を供給する第2の水供給系,第1の水供給系から制御棒
駆動機構6への高圧水の供給を制御する論理回路26等
から構成される。
駆動装置について説明する。本装置は、複数の制御棒を
駆動する複数の制御棒駆動機構6,各制御棒駆動機構毎
にこれを駆動する高圧水を供給する複数の第1の水供給
系,複数の第1の水供給系に高圧水分配手段(充填水ヘ
ッダ5,パージ水ヘッダ17)を介して接続され高圧水
を供給する第2の水供給系,第1の水供給系から制御棒
駆動機構6への高圧水の供給を制御する論理回路26等
から構成される。
【0011】第1の水供給系は、制御棒駆動機構6に接
続されるスクラム挿入配管9,充填水ヘッダ5に接続さ
れる充填水配管8,充填水配管8に逆止弁15を介して
接続されスクラム挿入配管9にスクラム弁(自動弁)1
1を介して接続されるスクラム挿入配管9a,スクラム
挿入配管9a内の高圧水をスクラム挿入配管9に圧送す
るための高圧窒素ガスを供給する高圧窒素ガス供給系
(窒素ガス配管12,窒素ボンベ13)等からなる。
続されるスクラム挿入配管9,充填水ヘッダ5に接続さ
れる充填水配管8,充填水配管8に逆止弁15を介して
接続されスクラム挿入配管9にスクラム弁(自動弁)1
1を介して接続されるスクラム挿入配管9a,スクラム
挿入配管9a内の高圧水をスクラム挿入配管9に圧送す
るための高圧窒素ガスを供給する高圧窒素ガス供給系
(窒素ガス配管12,窒素ボンベ13)等からなる。
【0012】第2の水供給系では、復水給水系(図示せ
ず)から供給される復水をポンプ1によって昇圧して、
主配管2を介して充填水系3とパージ水系4に分配す
る。充填水系3に供給された高圧の復水は、充填水系逆
止弁14と充填水ヘッダ5を介して複数の制御棒駆動機
構6に接続した複数の水圧制御ユニット7に分配され
る。分配された復水は、充填水配管8と充填水逆止弁1
5を介してスクラム挿入配管9a及びアキュムレータ1
0に供給される。
ず)から供給される復水をポンプ1によって昇圧して、
主配管2を介して充填水系3とパージ水系4に分配す
る。充填水系3に供給された高圧の復水は、充填水系逆
止弁14と充填水ヘッダ5を介して複数の制御棒駆動機
構6に接続した複数の水圧制御ユニット7に分配され
る。分配された復水は、充填水配管8と充填水逆止弁1
5を介してスクラム挿入配管9a及びアキュムレータ1
0に供給される。
【0013】原子炉の通常運転時には、スクラム弁11
が閉じているため、あらかじめ充填された窒素ガスによ
って押し上げられたアキュムレータ10内のピストン1
0Aは、高圧の復水により押し下げられ、窒素ガス配管
12を介して接続される窒素ボンベ13内の窒素ガスを
更に圧縮し蓄圧する。そして緊急時にはスクラム弁11
が開き、スクラム挿入配管9a及びアキュムレータ10
内に蓄圧された高圧の復水はスクラム挿入配管9を介し
て制御棒駆動機構6に供給される。充填水系逆止弁14
と15は、主配管2と充填水系3の圧力が低下した場合
に、充填水系3とアキュムレータ10それぞれの圧力を
一時的に保持する。
が閉じているため、あらかじめ充填された窒素ガスによ
って押し上げられたアキュムレータ10内のピストン1
0Aは、高圧の復水により押し下げられ、窒素ガス配管
12を介して接続される窒素ボンベ13内の窒素ガスを
更に圧縮し蓄圧する。そして緊急時にはスクラム弁11
が開き、スクラム挿入配管9a及びアキュムレータ10
内に蓄圧された高圧の復水はスクラム挿入配管9を介し
て制御棒駆動機構6に供給される。充填水系逆止弁14
と15は、主配管2と充填水系3の圧力が低下した場合
に、充填水系3とアキュムレータ10それぞれの圧力を
一時的に保持する。
【0014】図1の制御棒駆動機構6は図6のような構
造をしている。図6は制御棒駆動機構6の縦断面図で、
制御棒駆動機構6による通常駆動時の制御棒31の挿入
・引き抜き駆動はモータ34によって行われる。即ち、
モータ34により駆動軸36を回転すると、その回転力
はスプラインカップリング37を介してボールねじ38
へ伝達され、ボールねじ38の回転運動がボールナット
39の昇降動作に変換される。ボールナット39と一緒
に中空ピストン40及び制御棒31も昇降動作するの
で、モータ34の回転方向に応じて制御棒31の炉心2
9への挿入、又は炉心29からの引き抜きを行うことが
できる。
造をしている。図6は制御棒駆動機構6の縦断面図で、
制御棒駆動機構6による通常駆動時の制御棒31の挿入
・引き抜き駆動はモータ34によって行われる。即ち、
モータ34により駆動軸36を回転すると、その回転力
はスプラインカップリング37を介してボールねじ38
へ伝達され、ボールねじ38の回転運動がボールナット
39の昇降動作に変換される。ボールナット39と一緒
に中空ピストン40及び制御棒31も昇降動作するの
で、モータ34の回転方向に応じて制御棒31の炉心2
9への挿入、又は炉心29からの引き抜きを行うことが
できる。
【0015】緊急時におけるスクラム動作(制御棒31
の緊急全挿入)は、制御棒駆動装置35から高圧のスク
ラム水がスクラム挿入配管9を介して供給されることに
より行われる。即ち、制御棒駆動装置35から供給され
たスクラム水は内筒41に流入し、中空ピストン40を
押し上げる。これにより中空ピストン40はボールナッ
ト39から離れて制御棒31と一体に上昇し、制御棒3
1を炉心29へ緊急全挿入させる。
の緊急全挿入)は、制御棒駆動装置35から高圧のスク
ラム水がスクラム挿入配管9を介して供給されることに
より行われる。即ち、制御棒駆動装置35から供給され
たスクラム水は内筒41に流入し、中空ピストン40を
押し上げる。これにより中空ピストン40はボールナッ
ト39から離れて制御棒31と一体に上昇し、制御棒3
1を炉心29へ緊急全挿入させる。
【0016】パージ水系4に供給された復水は流量調節
弁16で流量調整され、パージ水ヘッダ17を介して複
数の制御棒駆動機構6に接続した複数の水圧制御ユニッ
ト7に分配される。分配された復水はパージ水逆止弁1
8を介してスクラム弁11の下流側のスクラム挿入配管
9に供給される。通常運転時には、スクラム挿入配管9
に供給された復水は制御棒駆動機構6内へのクラッド等
の沈降を防止するパージ水として利用される。また緊急
時にはスクラム挿入配管9側の水圧が高くなるため、パ
ージ水逆止弁18が閉じ、パージ水系4へのスクラム水
の逆流を防止している。
弁16で流量調整され、パージ水ヘッダ17を介して複
数の制御棒駆動機構6に接続した複数の水圧制御ユニッ
ト7に分配される。分配された復水はパージ水逆止弁1
8を介してスクラム弁11の下流側のスクラム挿入配管
9に供給される。通常運転時には、スクラム挿入配管9
に供給された復水は制御棒駆動機構6内へのクラッド等
の沈降を防止するパージ水として利用される。また緊急
時にはスクラム挿入配管9側の水圧が高くなるため、パ
ージ水逆止弁18が閉じ、パージ水系4へのスクラム水
の逆流を防止している。
【0017】次に、論理回路26の制御内容について説
明する。論理回路26は、主配管2上に設けた圧力測定
点22において圧力計等の圧力測定手段で測定された主
配管圧力信号24と、窒素ガス配管12上に設けた圧力
測定点21において圧力計で測定された窒素ガス圧力信
号23とを取り込み、それぞれの信号の組み合わせに応
じて各水圧制御ユニットにスクラム信号19を伝送す
る。即ち、緊急挿入が必要と判断される水圧制御ユニッ
トに対してのみ緊急挿入するためのスクラム信号19を
発し、その水圧制御ユニットに対応する制御棒を緊急挿
入させる。
明する。論理回路26は、主配管2上に設けた圧力測定
点22において圧力計等の圧力測定手段で測定された主
配管圧力信号24と、窒素ガス配管12上に設けた圧力
測定点21において圧力計で測定された窒素ガス圧力信
号23とを取り込み、それぞれの信号の組み合わせに応
じて各水圧制御ユニットにスクラム信号19を伝送す
る。即ち、緊急挿入が必要と判断される水圧制御ユニッ
トに対してのみ緊急挿入するためのスクラム信号19を
発し、その水圧制御ユニットに対応する制御棒を緊急挿
入させる。
【0018】例えば、主配管圧力信号24と窒素ガス圧
力信号23が共に、それぞれに設定されたしきい値を下
回り、その状態が所定時間継続した場合(表1に○印で
示す場合)に、この窒素ガス圧力信号23を出力した水
圧制御ユニット7のスクラム弁11に対してスクラム信
号19を発する。こうしてスクラム信号19を発した水
圧制御ユニット7に対応する制御棒31を緊急挿入さ
せ、さらにその制御棒31が緊急挿入したことを知らせ
るための警報を発する。
力信号23が共に、それぞれに設定されたしきい値を下
回り、その状態が所定時間継続した場合(表1に○印で
示す場合)に、この窒素ガス圧力信号23を出力した水
圧制御ユニット7のスクラム弁11に対してスクラム信
号19を発する。こうしてスクラム信号19を発した水
圧制御ユニット7に対応する制御棒31を緊急挿入さ
せ、さらにその制御棒31が緊急挿入したことを知らせ
るための警報を発する。
【0019】
【表1】
【0020】また、主配管圧力信号24と窒素ガス圧力
信号23の何れか一方の圧力信号が、それぞれに設定さ
れたしきい値を下回り、その状態が所定時間継続した場
合(表1に△印で示す場合)に、主配管圧力又は窒素ガ
ス圧力が低下したことを知らせるための警報を発する。
この場合、スクラム信号19は発しない。更に、主配管
圧力信号24と窒素ガス圧力信号23がともにそれぞれ
に設定されたしきい値よりも高い圧力である場合(表1
に×印で示す場合)には、制御棒駆動装置35として健
全な状態であるから、そのままプラントの運転を継続す
る。
信号23の何れか一方の圧力信号が、それぞれに設定さ
れたしきい値を下回り、その状態が所定時間継続した場
合(表1に△印で示す場合)に、主配管圧力又は窒素ガ
ス圧力が低下したことを知らせるための警報を発する。
この場合、スクラム信号19は発しない。更に、主配管
圧力信号24と窒素ガス圧力信号23がともにそれぞれ
に設定されたしきい値よりも高い圧力である場合(表1
に×印で示す場合)には、制御棒駆動装置35として健
全な状態であるから、そのままプラントの運転を継続す
る。
【0021】本実施例によれば、論理回路26が主配管
圧力信号24及び窒素ガス圧力信号23の出力に基づい
てスクラム弁11の開閉を制御することにより、スクラ
ムすべきと判断される水圧制御ユニット7に対応する制
御棒31のみを緊急挿入することができるので、プラン
ト運転上不必要な全制御棒の炉心への緊急挿入を防止
し、プラント稼働率を高めることができる。
圧力信号24及び窒素ガス圧力信号23の出力に基づい
てスクラム弁11の開閉を制御することにより、スクラ
ムすべきと判断される水圧制御ユニット7に対応する制
御棒31のみを緊急挿入することができるので、プラン
ト運転上不必要な全制御棒の炉心への緊急挿入を防止
し、プラント稼働率を高めることができる。
【0022】次に、図2を用いて本発明の第2の実施例
を説明する。図2は本発明の第2の実施例の制御棒駆動
装置を示す図で、図1と同一部分は同一符号で示してあ
る。本実施例では、第1の実施例の主配管圧力信号24
の代わりに充填水系3の充填水圧力信号25を用いる点
が異なっており、その他の構成は第1の実施例と同じで
あるので、ここでは説明を省略する。
を説明する。図2は本発明の第2の実施例の制御棒駆動
装置を示す図で、図1と同一部分は同一符号で示してあ
る。本実施例では、第1の実施例の主配管圧力信号24
の代わりに充填水系3の充填水圧力信号25を用いる点
が異なっており、その他の構成は第1の実施例と同じで
あるので、ここでは説明を省略する。
【0023】本実施例の論理回路26は、充填水系3の
逆止弁14と充填水ヘッダ5間の配管上に設けた圧力測
定点20において圧力計で測定した充填水圧力信号25
と、窒素ガス配管12上に設けた圧力測定点21におい
て圧力計で測定した窒素ガス圧力信号23とを取り込
み、それぞれの信号の組み合わせに応じて各水圧制御ユ
ニット7にスクラム信号19を伝送する。第1の実施例
と同様に、緊急挿入が必要と判断される水圧制御ユニッ
トに対してのみ緊急挿入するためのスクラム信号19を
発し、その水圧制御ユニットに対応する制御棒31を緊
急挿入させる。
逆止弁14と充填水ヘッダ5間の配管上に設けた圧力測
定点20において圧力計で測定した充填水圧力信号25
と、窒素ガス配管12上に設けた圧力測定点21におい
て圧力計で測定した窒素ガス圧力信号23とを取り込
み、それぞれの信号の組み合わせに応じて各水圧制御ユ
ニット7にスクラム信号19を伝送する。第1の実施例
と同様に、緊急挿入が必要と判断される水圧制御ユニッ
トに対してのみ緊急挿入するためのスクラム信号19を
発し、その水圧制御ユニットに対応する制御棒31を緊
急挿入させる。
【0024】論理回路26では、充填水圧力信号25及
び窒素ガス圧力信号23とそれぞれのしきい値との大小
関係を比較し、その関係に応じて第1の実施例と同様
に、スクラム弁11の開閉制御を行う。スクラム信号1
9及び警報を発する条件は表2中に○,△,×印で示し
た3つの場合で異なり、それぞれの場合の論理回路26
の制御内容は第1の実施例と同様である。
び窒素ガス圧力信号23とそれぞれのしきい値との大小
関係を比較し、その関係に応じて第1の実施例と同様
に、スクラム弁11の開閉制御を行う。スクラム信号1
9及び警報を発する条件は表2中に○,△,×印で示し
た3つの場合で異なり、それぞれの場合の論理回路26
の制御内容は第1の実施例と同様である。
【0025】
【表2】
【0026】本実施例では、圧力測定点20が充填水系
逆止弁14よりも下流にあるため、何らかの理由でポン
プ1が停止した場合でも、充填水系3側の方が主配管2
側よりも水圧が高くなるので、充填水系逆止弁14が閉
じて充填水配管8及び充填水系3の配管内の水圧を長時
間維持できる。従って、ポンプ1の停止時にも充填水系
3が制御棒駆動機構6の緊急挿入駆動圧力を維持してい
ることが確認でき、不必要なプラント停止を回避し、プ
ラント稼働率を高めることができる。
逆止弁14よりも下流にあるため、何らかの理由でポン
プ1が停止した場合でも、充填水系3側の方が主配管2
側よりも水圧が高くなるので、充填水系逆止弁14が閉
じて充填水配管8及び充填水系3の配管内の水圧を長時
間維持できる。従って、ポンプ1の停止時にも充填水系
3が制御棒駆動機構6の緊急挿入駆動圧力を維持してい
ることが確認でき、不必要なプラント停止を回避し、プ
ラント稼働率を高めることができる。
【0027】次に、図3を用いて本発明の第3の実施例
を説明する。図3は本発明の第3の実施例の制御棒駆動
装置を示す図で、図1及び図2と同一部分は同一符号で
示している。本実施例は、主配管2上、充填水系3の逆
止弁14と充填水ヘッダ5間の配管上、及び窒素ガス配
管12上に圧力測定手段を設け、主配管2上に設けた圧
力測定点22で測定された主配管圧力信号24と、充填
水系3上に設けた圧力測定点20で測定された充填水圧
力信号25と、窒素ガス配管12上に設けた圧力測定点
21で測定された窒素ガス圧力信号23とを論理回路2
6に取り込み、論理回路26は、それぞれの信号の組み
合わせに応じて各水圧制御ユニット7にスクラム信号1
9を伝送する。その他の構成は第1の実施例と同じであ
るので、ここでは説明を省略する。本実施例において
も、第1の実施例と同様に、緊急挿入が必要と判断され
る水圧制御ユニット7のスクラム弁11に対してのみ緊
急挿入するためのスクラム信号19を発し、その水圧制
御ユニット7に対応する制御棒31を緊急挿入させる。
を説明する。図3は本発明の第3の実施例の制御棒駆動
装置を示す図で、図1及び図2と同一部分は同一符号で
示している。本実施例は、主配管2上、充填水系3の逆
止弁14と充填水ヘッダ5間の配管上、及び窒素ガス配
管12上に圧力測定手段を設け、主配管2上に設けた圧
力測定点22で測定された主配管圧力信号24と、充填
水系3上に設けた圧力測定点20で測定された充填水圧
力信号25と、窒素ガス配管12上に設けた圧力測定点
21で測定された窒素ガス圧力信号23とを論理回路2
6に取り込み、論理回路26は、それぞれの信号の組み
合わせに応じて各水圧制御ユニット7にスクラム信号1
9を伝送する。その他の構成は第1の実施例と同じであ
るので、ここでは説明を省略する。本実施例において
も、第1の実施例と同様に、緊急挿入が必要と判断され
る水圧制御ユニット7のスクラム弁11に対してのみ緊
急挿入するためのスクラム信号19を発し、その水圧制
御ユニット7に対応する制御棒31を緊急挿入させる。
【0028】本実施例の論理回路26は、主配管圧力信
号24,充填水圧力信号25、及び窒素ガス圧力信号2
3を取り込み、主配管圧力信号24と窒素ガス圧力信号
23の組合せに対しては第1の実施例と同様に判断し、
充填水圧力信号25と窒素ガス圧力信号23の組合せに
対しては第2の実施例と同様に判断して、これら2つの
判断結果に基づいて、スクラム弁11の開閉制御を行
う。判断結果としては前述のように○,△,×印で示し
た3つの場合があり、2つの組合せそれぞれについて判
断する(表3参照)。
号24,充填水圧力信号25、及び窒素ガス圧力信号2
3を取り込み、主配管圧力信号24と窒素ガス圧力信号
23の組合せに対しては第1の実施例と同様に判断し、
充填水圧力信号25と窒素ガス圧力信号23の組合せに
対しては第2の実施例と同様に判断して、これら2つの
判断結果に基づいて、スクラム弁11の開閉制御を行
う。判断結果としては前述のように○,△,×印で示し
た3つの場合があり、2つの組合せそれぞれについて判
断する(表3参照)。
【0029】
【表3】
【0030】スクラム弁11を開く制御に関しては、○
印の優先順位が最も高く、△,×印の順に優先順位は低
くなる。従って、論理回路26は、2つの組合せの判断
結果が同じ場合はその判断結果に従った制御を行い、2
つの組合せの判断結果が異なる場合は優先順位の高い判
断結果に従った制御を行う。
印の優先順位が最も高く、△,×印の順に優先順位は低
くなる。従って、論理回路26は、2つの組合せの判断
結果が同じ場合はその判断結果に従った制御を行い、2
つの組合せの判断結果が異なる場合は優先順位の高い判
断結果に従った制御を行う。
【0031】本実施例では、水圧の測定箇所を多重化す
ることで水圧低下の検知をより確実に行うことができ、
第1及び第2の実施例と同様に、不必要なプラント停止
を回避し、プラント稼働率を高めることができる。
ることで水圧低下の検知をより確実に行うことができ、
第1及び第2の実施例と同様に、不必要なプラント停止
を回避し、プラント稼働率を高めることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、プラント運転上問題の
ない範囲において何らかの理由で、高圧水を供給するポ
ンプの停止、または充填水系の水圧低下が生じた場合で
あっても不必要なプラントの停止を回避できるので、プ
ラント稼働率を高めることができる。
ない範囲において何らかの理由で、高圧水を供給するポ
ンプの停止、または充填水系の水圧低下が生じた場合で
あっても不必要なプラントの停止を回避できるので、プ
ラント稼働率を高めることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の制御棒駆動装置を示す
図。
図。
【図2】本発明の第2の実施例の制御棒駆動装置を示す
図。
図。
【図3】本発明の第3の実施例の制御棒駆動装置を示す
図。
図。
【図4】従来の制御棒駆動装置を示す図。
【図5】従来の沸騰水型原子炉の炉心周りの縦断面図。
【図6】第1の実施例の制御棒駆動機構の縦断面図。
1…ポンプ、2…主配管、3…充填水系、5…充填水ヘ
ッダ、6…制御棒駆動機構、7…水圧制御ユニット、8
…充填水配管、9…スクラム挿入配管、10…アキュム
レータ、11…スクラム弁、12…窒素ガス配管、19
…スクラム信号、20…圧力測定点、21,22…圧力
測定点、23…窒素ガス圧力信号、24…主配管圧力信
号、25…充填水圧力信号、26…論理回路、27…原
子炉圧力容器、31…制御棒、34…モータ、35…制
御棒駆動装置。
ッダ、6…制御棒駆動機構、7…水圧制御ユニット、8
…充填水配管、9…スクラム挿入配管、10…アキュム
レータ、11…スクラム弁、12…窒素ガス配管、19
…スクラム信号、20…圧力測定点、21,22…圧力
測定点、23…窒素ガス圧力信号、24…主配管圧力信
号、25…充填水圧力信号、26…論理回路、27…原
子炉圧力容器、31…制御棒、34…モータ、35…制
御棒駆動装置。
Claims (4)
- 【請求項1】複数の制御棒を駆動する複数の制御棒駆動
機構と、各制御棒駆動機構にこれを駆動する高圧水を供
給する複数の第1の水供給系と、該複数の第1の水供給
系に分配手段を介して接続され前記高圧水を供給する第
2の水供給系とを備えた制御棒駆動装置において、 前記第1の水供給系は、前記制御棒駆動機構に接続され
る第1の配管と、前記分配手段に接続される第2の配管
と、該第2の配管に逆止弁を介して接続され前記第1の
配管に自動開閉弁を介して接続される第3の配管と、該
第3の配管内の高圧水を前記第1の配管に圧送するため
の高圧ガスを供給する高圧ガス供給系とを備え、更に、 前記高圧ガス供給系のガス圧を測定する第1の圧力測定
手段と、前記第2の水供給系の水圧を測定する第2の圧
力測定手段と、前記第1及び第2の圧力測定手段の出力
に基づいて前記自動開閉弁の開閉を制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする制御棒駆動装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記第2の水供給系
は、前記分配手段に接続される第4の配管と、該第4の
配管に逆止弁を介して接続されると共に前記高圧水の昇
圧を行うポンプを有する第5の配管とを備え、 前記第2の圧力測定手段は、前記第5の配管における前
記ポンプと前記逆止弁の間に接続されたことを特徴とす
る制御棒駆動装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記第2の水供給系
は、前記分配手段に接続される第4の配管と、該第4の
配管に逆止弁を介して接続されると共に前記高圧水の昇
圧を行うポンプを有する第5の配管とを備え、 前記第2の圧力測定手段は、前記第4の配管に接続され
たことを特徴とする制御棒駆動装置。 - 【請求項4】請求項1において、前記第2の水供給系
は、前記分配手段に接続される第4の配管と、該第4の
配管に逆止弁を介して接続されると共に前記高圧水の昇
圧を行うポンプを有する第5の配管とを備え、 前記第2の圧力測定手段は、前記第4の配管に接続され
た圧力測定手段と、前記第5の配管における前記ポンプ
と前記逆止弁の間に接続された圧力測定手段とからなる
ことを特徴とする制御棒駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6201717A JPH0862366A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 制御棒駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6201717A JPH0862366A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 制御棒駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0862366A true JPH0862366A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16445768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6201717A Pending JPH0862366A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 制御棒駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0862366A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105004512A (zh) * | 2014-04-18 | 2015-10-28 | 中科华核电技术研究院有限公司 | 控制棒驱动机构试验台 |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP6201717A patent/JPH0862366A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105004512A (zh) * | 2014-04-18 | 2015-10-28 | 中科华核电技术研究院有限公司 | 控制棒驱动机构试验台 |
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