JPH0862671A - ファインダー切換装置 - Google Patents

ファインダー切換装置

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JPH0862671A
JPH0862671A JP6195592A JP19559294A JPH0862671A JP H0862671 A JPH0862671 A JP H0862671A JP 6195592 A JP6195592 A JP 6195592A JP 19559294 A JP19559294 A JP 19559294A JP H0862671 A JPH0862671 A JP H0862671A
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JP
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finder
optical system
movable lens
switching
lens
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JP6195592A
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Takashi Muroi
隆 室井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、簡単な機構によって部品点数を削
減し、カメラ本体内において省スペース化を実現するフ
ァインダー切換装置を提供する。 【構成】 光学作用を切り換え可能な撮影光学系に連動
して、ファインダー光学系の第1および第2のファイン
ダー可動レンズ3,4を変位可能に切り換えるカメラの
ファインダー切換装置において、ファインダー光学系の
下部に回転可能に配設され、ガイド部10aとカム部1
0bとを有すると共に、撮影光学系の光学作用の切り換
えに連動して回動する回動部材10と、これに形成され
たガイド部10bに嵌合し移動する枠部材3Aと、これ
に設けられた第1のファインダー可動レンズ3と、回動
部材10に形成されたカム部10bに係合し回動するレ
バー部材4fと、レバー部材4fに設けられた第2のフ
ァインダー可動レンズ4と、枠部材3Aとレバー部材4
fとを作動方向に付勢するバネ9とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファインダー切換装
置、詳しくは、焦点距離が切り換え可能な撮影光学系
と、この撮影光学系に連動してファインダー光学系の倍
率を切り換えるようにするカメラのファインダー切換装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、焦点距離を切り換え可能な撮影光
学系と、この撮影光学系に連動してファインダー光学系
の倍率を切り換えるようにした焦点距離切換式カメラ、
例えば、二焦点式カメラ等が一般的に実用化されてい
る。このような焦点距離切換式カメラ等のファインダー
切換装置については、従来より種々の提案がなされ、ま
た実用化がなされている。
【0003】例えば、特開昭60−172032号公報
によって開示されている光学系切換式カメラにおけるフ
ァインダー切換機構においては、円盤カムとカム溝に係
合するレバー部材と、円盤カムギヤーに噛み合って駆動
するレバーカムと、トグルバネ等によって構成されてい
るものである。
【0004】また、特開昭62−172140号公報に
よって開示されている焦点距離切換式カメラにおけるフ
ァインダー切換機構は、ファインダー可動レンズの駆動
手段を、撮影レンズの駆動ギヤー列に連動させ、カサ歯
車によって方向を転換させ、ファインダーレンズ切換レ
バーに伝達するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開昭
60−172032号公報による手段によれば、円盤カ
ムの駆動をギヤー伝達によって行い、またレバーによる
伝達機構が複雑となってしまうので、部品点数が多くな
り、カメラ本体内におけるスペース効率も悪くなってし
まうという問題点がある。
【0006】また、上記特開昭62−172140号公
報による手段によれば、部品点数が多くなるので、機構
自体が複雑となってしまうという問題点がある。
【0007】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
し、簡単な機構によって部品点数を削減し、カメラ本体
内において省スペース化を実現するファインダー切換装
置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるファインダ
ー切換装置は、光学作用を切り換え可能な撮影光学系に
連動して、ファインダー光学系の第1および第2のファ
インダー可動レンズを変位可能に切り換えるカメラのフ
ァインダー切換装置において、ファインダー光学系の下
部に回転可能に配設され、ガイド部とカム部とを有する
と共に、上記撮影光学系の光学作用の切り換えに連動し
て回動する回動部材と、上記回動部材に形成された上記
ガイド部に嵌合し移動する枠部材と、上記枠部材に設け
られた第1のファインダー可動レンズと、上記回動部材
に形成された上記カム部に係合し回動するレバー部材
と、上記レバー部材に設けられた第2のファインダー可
動レンズと、上記枠部材とレバー部材とを作動方向に付
勢するバネとを具備することを特徴とし、また、焦点距
離を切り換え可能な撮影光学系と、この撮影光学系に連
動してファインダー光学系の倍率を切り換えるようにし
たカメラのファインダー切換装置において、焦点距離切
り換えにより直進移動する撮影レンズ移動枠に配設され
た駆動リブと、ファインダー光学系の下部に回動可能に
軸着され、上記駆動リブと係合して回動する回動部材
と、上記回動部材に形成されたガイド孔と、上記回動部
材に形成されたカム部と、ファインダー光軸に対し、挿
入位置と退避位置とに変位する第1のファインダー可動
レンズと、ファインダー光軸に対し、挿入位置と退避位
置とに変位する第2のファインダー可動レンズと、上記
回動部材に形成されたガイド孔に嵌合し、上記第1のフ
ァインダー可動レンズを固着された枠部材と、上記回動
部材に形成されたカム部に係合し、上記第2のファイン
ダー可動レンズを固着されたレバー部材と、上記枠部材
とレバー部材とをファインダー光軸に対し、挿入位置な
いし退避位置方向に片側付勢するバネ部材とを具備し、
上記撮影光学系の焦点距離切り換えに連動して、上記第
1および第2のファインダー可動レンズをファインダー
光軸に対し、挿入位置と退避位置とに変位させることを
特徴とする。そして、上記第1のファインダー可動レン
ズと枠部材、および/または上記第2のファインダー可
動レンズとレバー部材は、一体成形されていることを特
徴とする。
【0009】
【作用】上記撮影光学系の光学作用の切り換えに連動し
て回動部材が回動すると、この回動部材に形成されたガ
イド部に嵌合する枠部材が移動する。これにより、上記
枠部材に設けられた第1のファインダー可動レンズが移
動する一方、上記回動部材に形成されたカム部に係合す
るレバー部材が回動し、このレバー部材に設けられた第
2のファインダー可動レンズが移動する。このとき、バ
ネによって上記枠部材とレバー部材とは、それぞれ作動
方向に付勢されており、上記第1および第2のファイン
ダー可動レンズの、それぞれの位置が決定される。
【0010】また、焦点距離切り換えによって撮影レン
ズ移動枠に配設された駆動リブが直進移動すると、ファ
インダー光学系の下部に回動可能に軸着され、上記駆動
リブと係合する回動部材が回動する。このとき、上記回
動部材に形成されたガイド孔と第1のファインダー可動
レンズが固着された枠部材とが嵌合していると共に、上
記回動部材に形成されたカム部と第2のファインダー可
動レンズが固着されたレバー部材とが係合しており、さ
らに、上記枠部材とレバー部材とはファインダー光軸に
対し、挿入位置または退避位置の方向に、バネ部材によ
って片側付勢されているので、上記撮影光学系の焦点距
離切り換えに連動して、上記第1および第2のファイン
ダー可動レンズがファインダー光軸に対し、挿入位置と
退避位置との間で変位する。
【0011】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。図1、図2、図3は、本発明の第1実施例のカメラ
のファインダー切換装置の要部を示したものであって、
図1は、このファインダー切換装置の要部分解斜視図を
示し、図2は、このファインダー切換装置の要部上面透
視図を、図3は、その要部縦断面図を示している。
【0012】図1〜図3に示すように、この第1実施例
のファインダー切換装置は、箱状体よりなる本体8と、
この本体8を上面より覆うファインダーレンズカバー1
とから形成されており、上記本体8の内部にはファイン
ダー光学系2〜7がそれぞれ配設されている。また、上
記本体8の下方部には、上記ファインダー光学系2〜7
のうち、ファインダー可動レンズ3,4(詳細は後述す
る。)を移動させるための機構、すなわち、ファインダ
ー倍率の切換えを行なうために設けられている上記第
1、第2のファインダー可動レンズ3,4を片側付勢す
るためのトーションバネ9、撮影光学系の光学作用の切
り換えに連動して回動する回動部材である円盤カム1
0、この円盤カム10を回動させる移動枠である撮影レ
ンズ移動枠12等の各機構部材が配設されている。
【0013】上記撮影レンズ移動枠12には、撮影光学
系が設けられており、カメラ本体内に配設された上記撮
影光学系の焦点距離切換機構動力源である駆動モータ
(図示せず)からの駆動力が、駆動ギヤーおよび伝達ギ
アー列等(図示せず)を介して、上記撮影レンズ移動枠
12に伝達されるようになっている。これによって、上
記駆動モータの回転駆動力は、上記撮影レンズ移動枠1
2の繰り出し、および沈胴動作を行ない、撮影光学系の
焦点距離を変化させるようになっている。
【0014】また、上記ファインダー光学系2〜7は、
上記本体8内に固定されている対物側と接眼側の固定レ
ンズ2,7と、上記本体8内に同様に固定されている固
定プリズム5,6と、上記本体8内において移動可能に
配設されている第1および第2のファインダー可動レン
ズ3,4とから構成されている。そして、この第1のフ
ァインダー可動レンズ3は、枠部材3Aと一体的に形成
されており、その下部側にはピン3cが設けられてお
り、このピン3cは、上記本体8のガイド溝8aに嵌合
している。また、上記第2のファインダー可動レンズ4
は、その下部側に一体的に形成されたレバー部材4fの
回動中心孔4cが、上記本体8内の床面より上方に向け
て固植されているピン8bと嵌合され、さらに、上記本
体8の下部側からプッシュナット11aによって、上記
本体8内において回動自在に固定されている。
【0015】そして、上記第1のファインダー可動レン
ズ3と一体的に形成されている上記枠部材3Aの下部側
に設けられているピン3c、および、上記第2のファイ
ンダー可動レンズ4と一体的に形成されている上記レバ
ー部材4fの下部側に設けられているピン4dには、ト
ーションバネ9の端部9a,9bがそれぞれ装着されて
おり、これによって、上記第1および第2のファインダ
ー可動レンズ3,4は、常に片側付勢されるようになっ
ている。
【0016】ここで、例えば、上記ファインダー切換装
置におけるファインダー光学系が広角(Wide)側に
位置している場合においては、上記トーションバネ9の
一端部9aによって上記第1のファインダー可動レンズ
3は、ファインダー光軸Oから退避する退避位置側に、
また、上記トーションバネ9の他端部9bによって上記
第2のファインダー可動レンズ4はファインダー光軸O
上に位置する挿入位置側に、それぞれ付勢されるように
なっている。
【0017】また、例えば、上記ファインダー切換装置
におけるファインダー光学系が望遠(Tele)側に位
置している場合においては、上記トーションバネ9の一
端部9aによって上記第1のファインダー可動レンズ3
はファインダー光軸O上に位置する挿入位置側に、ま
た、上記トーションバネ9の他端部9bによって上記第
2のファインダー可動レンズ4は、ファインダー光軸O
から退避する退避位置側に、それぞれ付勢されるように
なっている。
【0018】一方、上記固定プリズム5は、その下部側
に設けられたピン部が上記本体8に係合して固定され,
また、上記固定プリズム6は、上記本体8および上記フ
ァインダーレンズカバー1によって挟持されている。そ
して、上記ファインダ光学系2,7は、上記本体8の係
合部において固定されていると共に、上記ファインダー
レンズカバー1によって上方から固定されるようになっ
ている。
【0019】さらに、上記第1のファインダー可動レン
ズ3は、これと一体的に形成されている上記枠部材3A
の上部側に設けられたガイドボス3a,3bが上記ファ
インダーレンズカバー1のガイド溝1aに、また、上記
第2のファインダー可動レンズ4は、その上部側に設け
られたガイドボス4a,4bが上記ファインダーレンズ
カバー1のガイド溝1bに、それぞれ摺動自在に嵌合さ
れている。
【0020】他方、上記本体8の下部側においては、上
記第1および第2のファインダー可動レンズ3,4とを
切り換えるための回動部材である円盤カム10が配設さ
れている。この円盤カム10のガイド部であるガイド孔
10aと上記第1のファインダー可動レンズ3の枠部材
3Aの下部側に設けられた上記ピン3cとが、上記本体
8の底面部のガイド溝8aを介して嵌合しており、ま
た、上記円盤カム10のカム部10bと、上記第2のフ
ァインダー可動レンズ4のレバー部材4fの下部側の係
合ピン4eとが係合するようになっている。そして、上
記本体8の底面部において、その下方側に向けて固植さ
れているピン8cと、上記円盤カム10の回転中心に設
けられたピン孔10eとが嵌合し、さらに上記円盤カム
10の下方側からプッシュナット11bによって、上記
本体8の外部下方側において回動自在に固定されてい
る。
【0021】さらに、上記円盤カム10の下面部におい
て、その下方側に向けて固植された駆動ピン10c,1
0dの間には、上記撮影光学系を有する撮影レンズ移動
枠12の外周面上に配設されている円盤カム駆動リブ1
2aが挟持されており、上記撮影レンズ移動枠12がカ
メラ本体内に配設されている上記駆動モータ(図示せ
ず)等によって直線移動されることにより、これに連動
して上記円盤カム駆動リブ12aも直線移動されるの
で、この円盤カム駆動リブ12aが上記円盤カム10の
駆動ピン10cまたは10dに当接し、上記円盤カム1
0に回転駆動力を与えるようになっている。
【0022】このように構成された上記第1実施例のカ
メラのファインダー切換装置の動作について、以下に説
明する。図4(A)〜(F)は、この第1実施例のファ
インダー切換装置が適用されたカメラにおいて、撮影光
学系の広角(Wide)側から望遠(Tele)側への
焦点距離切り換えに連動して、ファインダー光学系が広
角(Wide)側から望遠(Tele)側に切り換わる
際の動作を連続的に示したものである。
【0023】図4(A)に示すように、このときの状態
は、ファインダー光学系が広角(Wide)側にある場
合を示しており、ファインダー光軸O上に位置する挿入
位置には、上記第2のファインダー可動レンズ4が配置
されていると共に、上記第1のファインダー可動レンズ
3は、上記ファインダー光軸O上から退避する退避位置
に位置している状態である。
【0024】ここで、カメラ本体内に配設されている上
記駆動モータが駆動されて、撮影光学系を有する上記撮
影レンズ移動枠12が、撮影光学系の広角(Wide)
側から望遠(Tele)側へと繰り出されることによっ
て、上記撮影レンズ移動枠12の円盤カム駆動リブ12
aは、図4(B)において矢印A方向に向けて移動し、
上記円盤カム10の駆動ピン10dに当接する。これに
よって、図4(B)に示すように、上記円盤カム10に
は、これを回転させる力が加わるので、この円盤カム1
0は、図4(B)において反時計方向、すなわち、矢印
B方向へと回動する。
【0025】この円盤カム10の回動動作に伴なって、
上記円盤カム10のガイド孔10aと上記第1のファイ
ンダー可動レンズ3のピン3cとが嵌合していることに
より、上記第1のファインダー可動レンズ3は、上記本
体8のガイド溝8a、およびファインダレンズカバー1
のガイド溝1aに沿って、上記図4(A)に示す退避位
置から、ファインダー光軸O上の挿入位置側に向けて移
動する。
【0026】これと同時に、上記円盤カム10のカム部
10bと係合している上記第2のファインダー可動レン
ズ4の係合ピン4eによって、上記第2のファインダー
可動レンズ4は、その回転中心孔4cを中心に回動さ
れ、上記ファインダー光軸O上の挿入位置から退避位置
に向けて移動する。
【0027】さらに、図4(C)〜(E)に示すよう
に、上記円盤カム10が反時計方向に回動すると、図4
(F)に示す状態において、上記トーションバネ9の付
勢力の方向が切り換わる。すなわち、上記トーションバ
ネ9の一端部9aにより上記第1のファインダー可動レ
ンズ3はファインダー光軸O上に位置する挿入位置側
に、また、上記トーションバネ9の他端部9bにより上
記第2のファインダー可動レンズ4は、上記ファインダ
ー光軸O上から退避する退避位置側に付勢されることと
なる。従って、上記ファインダー光学系は、広角(Wi
de)側から望遠(Tele)側へと切り換えられ、上
記第1、第2のファインダー可動レンズ3,4は、それ
ぞれ上述の方向に付勢されて、その位置が決定される。
これにより、上記撮影光学系の広角側から望遠側への繰
り出し動作、すなわち、焦点距離切換動作に連動して、
ファインダー光学系も広角側から望遠側へとその倍率が
切り換わる。
【0028】次に、図5(A)〜(E)は、この第1実
施例のファインダー切換装置が適用されたカメラにおい
て、撮影光学系の望遠(Tele)側から広角(Wid
e)側への焦点距離切り換えに連動して、ファインダー
光学系が望遠(Tele)側から広角(Wide)側に
切り換わる際の動作を連続的に示したものである。
【0029】図5(A)に示すように、このときの状態
は、ファインダー光学系が望遠(Tele)側にある場
合を示しており、ファインダー光軸O上に位置する挿入
位置には、上記第1のファインダー可動レンズ3が配置
されていると共に、上記第2のファインダー可動レンズ
4は、上記ファインダー光軸O上から退避する退避位置
に位置している状態である。
【0030】ここで、カメラ本体内に配設されている上
記駆動モータが駆動されて、撮影光学系を有する上記撮
影レンズ移動枠12が、撮影光学系の望遠(Tele)
側から広角(Wide)側へと沈胴する方向に移動する
ことによって、上記撮影レンズ移動枠12の円盤カム駆
動リブ12aは、図5(B)において矢印C方向に向け
て移動し、上記円盤カム10の駆動ピン10dに当接す
る。これによって、図5(B)に示すように、上記円盤
カム10には、これを回転させる力が加わるので、この
円盤カム10は、図5(B)において時計方向、すなわ
ち、矢印D方向へと回動する。
【0031】この円盤カム10の回動動作に伴なって、
上記円盤カム10のガイド孔10aと上記第1のファイ
ンダー可動レンズ3のピン3cとが嵌合していることに
より、上記第1のファインダー可動レンズ3は、上記本
体8のガイド溝8a、およびファインダレンズカバー1
のガイド溝1aに沿って、上記図5(A)に示すファイ
ンダー光軸O上に位置する挿入位置から、退避位置へと
移動する。
【0032】これと同時に、上記円盤カム10のカム部
10bと係合している上記第2のファインダー可動レン
ズ4の係合ピン4eによって、上記第2のファインダー
可動レンズ4は、その回転中心孔4cを中心に回動さ
れ、退避位置から上記ファインダー光軸O上に位置する
挿入位置に向けて移動する。
【0033】さらに、図5(C),(D)に示すよう
に、上記円盤カム10が時計方向に回動すると、図5
(E)に示す状態において、上記トーションバネ9の付
勢力の方向が切り換わる。すなわち、上記トーションバ
ネ9の一端部9aにより上記第1のファインダー可動レ
ンズ3は、上記ファインダー光軸O上から退避する退避
位置側に、また、上記トーションバネ9の他端部9bに
より上記第2のファインダー可動レンズ4はファインダ
ー光軸O上に位置する挿入位置側に付勢されることとな
る。従って、上記ファインダー光学系は、望遠(Tel
e)側から広角(Wide)側へと切り換えられ、上記
第1、第2のファインダー可動レンズ3,4は、それぞ
れ上述の方向に付勢されて、その位置が決定される。こ
れにより、上記撮影光学系の望遠側から広角側への沈胴
動作、すなわち、焦点距離切換動作にに連動して、ファ
インダー光学系も望遠側から広角側へとその倍率が切り
換わる。
【0034】以上説明したように上記第1実施例によれ
ば、例えば、二焦点式カメラ等の焦点距離切換式カメラ
におけるファインダー光学系のファインダー倍率の切り
換え、つまり、広角側と望遠側との間のファインダー光
学系の切り換え動作を行なうファインダー切換装置にお
いて、上記第1、第2のファインダー可動レンズ3,4
のいずれか一方のファインダー可動レンズとレバー部材
4fとを一体成形として、上記第1、第2のファインダ
ー可動レンズ3,4のいずれか一方のファインダー可動
レンズにレバー機能を持たせ、このレバー機能を有する
ファインダー可動レンズによって、上記円盤カム10を
回動させるようにして、ファインダー光学系の切り換え
を行なうようにしたので、上記ファインダー切換装置の
部品点数の削減を実現することができると共に、カメラ
本体内における省スペース化をも同時に実現することが
できる。
【0035】図6は、本発明の第2実施例のカメラのフ
ァインダー切換装置を示す要部上面透視図である。な
お、この第2実施例のファインダー切換装置において
は、上述の第1実施例と基本的に同様の構成となってい
る。すなわち、この第2実施例においては、ファインダ
ー切換装置の上記本体8の下部に設けられたガイド溝8
aと、ファインダーレンズカバー1のガイド溝1aと、
円盤カム10のカム溝10aの形状が、上述の第1実施
例のファインダー切換装置と異なるのみであり、その他
の点については、上述の第1実施例と同様の構成となっ
ている。従って、上述の第1実施例と同様の部材につい
ての説明は、同じ符号を付してその説明を省略する。
【0036】図6に示すように、上記第1のファインダ
ー可動レンズ3は、上述の第1実施例と同様に、枠部材
3Aと一体的に形成されており、この枠部材3Aの下部
側にはピン3cが設けられ、このピン3cが、上記本体
8のガイド溝8aに嵌合している。さらに、回動部材で
ある上記円盤カム10のガイド部であるガイド孔10a
は、上記第1のファインダー可動レンズ3の枠部材3A
の下部側のピン3cと、上記本体8の底面側のガイド溝
8aを介して嵌合している。
【0037】なお、上記ファインダーレンズカバー1の
ガイド溝1aは、上記ガイド溝8aと同じ形状で、上記
第1のファインダー可動レンズ3の移動をガイドするよ
うになっている。すなわち、上記円盤カム10のガイド
部であるガイド孔10aは、上記円盤カム10が上記撮
影レンズ移動枠12の円盤カム駆動リブ12aの直線移
動する進退動作に連動して回動する場合において、上記
枠部材3cと係合していることで、上記第1のファイン
ダー可動レンズ3が、ファインダー光軸O上を進退する
ように設定されている。
【0038】このように構成された上記第2実施例にお
いて、ファインダー光学系が広角側にある場合において
は、ファインダー光軸O上の挿入位置に上記第2のファ
インダー可動レンズ4が位置すると共に、上記第1のフ
ァインダー可動レンズ3は、退避位置に退避している。
【0039】この状態において、上述の第1実施例と同
様に、上記撮影レンズ移動枠12が繰り出されることに
よって、上記円盤カム10が、図6において反時計方向
に回動する。すると、上記トーションバネ9の付勢力に
よって、上記第1のファインダー可動レンズ3は、退避
位置からファインダー光軸O上の挿入位置へと移動する
と共に、上記第2のファインダー可動レンズ4は、ファ
インダー光軸O上の挿入位置から退避位置へと移動す
る。
【0040】そして、上記第1のファインダー可動レン
ズ3が、ファインダー光軸O上の挿入位置に移動された
場合において、さらに、上記円盤カム10が、図6にお
いて反時計方向に回動された場合には、上記第1のファ
インダー可動レンズ3の枠部材3Aの下部側のピン3c
が、上記円盤カム10のガイド溝10a、および上記本
体8のガイド溝8aに沿って、上記ファインダー光軸O
上を移動し、図6に示すような状態となる。
【0041】以上述べたように上記第2実施例によれ
ば、上述の第1実施例と全く同様の効果を得ることがで
きると共に、上記第1のファインダー可動レンズ3がフ
ァインダー光軸O上においても進退自在に設定するよう
にしたので、例えば、撮影光学系の望遠側における連続
的な変倍動作に連動して、ファインダー光学系の倍率を
も連続的に変倍させることができる。従って、ファイン
ダー光学系の倍率を連続的に変倍することのできるズー
ム式カメラのファインダー光学系に対しても、容易に適
用することができる。
【0042】[付記] (1) 焦点距離を切り換え可能な撮影光学系と、この
撮影光学系に連動してファインダー光学系の倍率を切り
換えるようにしたカメラのファインダー切換装置におい
て、焦点距離切り換えにより直進移動する撮影レンズ移
動枠に配設された駆動リブと、ファインダー光学系の下
部に回動可能に配設され、ガイド孔とカム部を有すると
共に、上記駆動リブと係合して回動する回動部材と、上
記回動部材に形成されたガイド孔に嵌合し直進移動する
枠部材と、上記枠部材に固着された第1のファインダー
可動レンズと、上記回動部材に形成されたカム部に係合
し回動するレバー部材と、上記レバー部材に固着された
第2のファインダー可動レンズと、上記枠部材とレバー
部材とを作動方向に付勢するバネと、を具備し、上記撮
影光学系の焦点距離切り換えに連動して、上記第1のフ
ァインダー可動レンズを直進移動させ、上記第2のファ
インダー可動レンズをファインダー光軸に対し、挿入位
置と退避位置とに変位させるファインダー切換装置。
【0043】(2) 焦点距離を切り換え可能な撮影光
学系と、この撮影光学系に連動してファインダー光学系
の倍率を切り換えるようにしたカメラのファインダー切
換装置において、焦点距離切り換えにより直進移動する
撮影レンズ移動枠に配設された駆動リブと、ファインダ
ー光学系の下部に回動可能に配設され、ガイド孔とカム
部を有すると共に、上記駆動リブと係合して回動する回
動部材と、上記回動部材に形成されたガイド孔に嵌合し
移動する枠部材と、上記枠部材に固着された第1のファ
インダー可動レンズと、上記回動部材に形成されたカム
部に係合し回動するレバー部材と、上記レバー部材に固
着された第2のファインダー可動レンズと、上記枠部材
とレバー部材とを片側方向に付勢するバネと、を具備
し、上記撮影光学系の焦点距離切り換えに連動して、上
記第1および第2のファインダー可動レンズをファイン
ダー光軸に対し、挿入位置と退避位置とに変位させるフ
ァインダー切換装置。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な機構によって部品点数を削減し、カメラ本体内にお
いて省スペース化を実現することのできるファインダー
切換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のカメラのファインダー切
換装置の要部分解斜視図。
【図2】上記図1のファインダー切換装置の要部上面透
視図。
【図3】上記図1のファインダー切換装置の要部縦断面
図。
【図4】上記図1のファインダー切換装置において、撮
影光学系の焦点距離切り換えに連動して、ファインダー
光学系が広角(Wide)側から望遠(Tele)側に
切り換わる際の動作を示す図。
【図5】上記図1のファインダー切換装置において、撮
影光学系の焦点距離切り換えに連動して、ファインダー
光学系が望遠(Tele)側から広角(Wide)側に
切り換わる際の動作を示す図。
【図6】本発明の第2実施例のカメラのファインダー切
換装置の要部上面透視図。
【符号の説明】
1……ファインダーレンズカバー 1a,1b……ガイド溝(ファインダーレンズカバー
側) 2,7……固定レンズ(ファインダー光学系) 3……第1のファインダー可動レンズ(ファインダー光
学系) 3A……枠部材 4……第2のファインダー可動レンズ(ファインダー光
学系) 4f……レバー部材 5……固定プリズム(ファインダー光学系) 6……固定プリズム(ファインダー光学系) 8……本体 8a,8d……ガイド溝 9……トーションバネ 10……円盤カム(回動部材) 10a……ガイド溝(ガイド部) 10b……カム部 10c,10d……駆動ピン 12……撮影レンズ移動枠(移動枠) 12a……円盤カム駆動リブ(駆動リブ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学作用を切り換え可能な撮影光学系
    に連動して、ファインダー光学系の第1および第2のフ
    ァインダー可動レンズを変位可能に切り換えるカメラの
    ファインダー切換装置において、 ファインダー光学系の下部に回転可能に配設され、ガイ
    ド部とカム部とを有すると共に、上記撮影光学系の光学
    作用の切り換えに連動して回動する回動部材と、 上記回動部材に形成された上記ガイド部に嵌合し移動す
    る枠部材と、 上記枠部材に設けられた第1のファインダー可動レンズ
    と、 上記回動部材に形成された上記カム部に係合し回動する
    レバー部材と、 上記レバー部材に設けられた第2のファインダー可動レ
    ンズと、 上記枠部材とレバー部材とを作動方向に付勢するバネ
    と、 を具備することを特徴とするファインダー切換装置。
  2. 【請求項2】 焦点距離を切り換え可能な撮影光学系
    と、この撮影光学系に連動してファインダー光学系の倍
    率を切り換えるようにしたカメラのファインダー切換装
    置において、 焦点距離切り換えにより直進移動する撮影レンズ移動枠
    に配設された駆動リブと、 ファインダー光学系の下部に回動可能に軸着され、上記
    駆動リブと係合して回動する回動部材と、 上記回動部材に形成されたガイド孔と、 上記回動部材に形成されたカム部と、 ファインダー光軸に対し、挿入位置と退避位置とに変位
    する第1のファインダー可動レンズと、 ファインダー光軸に対し、挿入位置と退避位置とに変位
    する第2のファインダー可動レンズと、 上記回動部材に形成されたガイド孔に嵌合し、上記第1
    のファインダー可動レンズを固着された枠部材と、 上記回動部材に形成されたカム部に係合し、上記第2の
    ファインダー可動レンズを固着されたレバー部材と、 上記枠部材とレバー部材とをファインダー光軸に対し、
    挿入位置ないし退避位置方向に片側付勢するバネ部材と
    を具備し、 上記撮影光学系の焦点距離切り換えに連動して、上記第
    1および第2のファインダー可動レンズをファインダー
    光軸に対し、挿入位置と退避位置とに変位させることを
    特徴とするファインダー切換装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のファインダー可動レンズと
    枠部材、および/または上記第2のファインダー可動レ
    ンズとレバー部材は、一体成形されていることを特徴と
    する請求項1および2に記載のファインダー切換装置。
JP6195592A 1994-08-19 1994-08-19 ファインダー切換装置 Withdrawn JPH0862671A (ja)

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