JPH0862922A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0862922A
JPH0862922A JP6199733A JP19973394A JPH0862922A JP H0862922 A JPH0862922 A JP H0862922A JP 6199733 A JP6199733 A JP 6199733A JP 19973394 A JP19973394 A JP 19973394A JP H0862922 A JPH0862922 A JP H0862922A
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JP
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image
toner
bias voltage
carrier
developer
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Application number
JP6199733A
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English (en)
Inventor
Toru Komatsu
小松  徹
Isao Endo
勇雄 遠藤
Kunio Shigeta
邦男 重田
Masayasu Onodera
正泰 小野寺
Yotaro Sato
洋太郎 佐藤
Hiroyuki Nomori
弘之 野守
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の現像装置により像担持体上に多色のト
ナーを重ね合わせて形成するカラー画像形成装置におい
て、粒径の小さなトナーを支障なく用いることができ、
かぶりがなく、濃度が高く極めて鮮明な画像記録を得る
画像形成装置を提供する。 【構成】 振動電界下でトナーを飛翔させ反転現像を行
う現像装置に複数有し、像担持体1上に多色のトナーを
重ね合わせる画像形成装置において、各現像装置4に
は、(1)該現像装置4に装填されているトナーにより
像担持体1上の静電潜像を現像するとき、|現像剤搬送
体に印加する直流バイアス電圧E1|≦|電極部に印加
する直流バイアス電圧E3|<|像担持体の静電潜像の
最高電位|であり、(2)他の現像装置4に装填されて
いるトナーにより像担持体1上の静電潜像が現像される
とき、|像担持体の静電潜像の最高電位|≦|電極部に
印加する直流バイアス電圧E3|である画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写・記録装
置等の画像形成装置に関し、詳しくは像担持体と現像剤
搬送体とが対向する空間の前記現像剤搬送体移動方向上
流側に、電極部を有する板状部材を設置し、前記現像剤
搬送体に二成分現像剤を供給し、振動電界下でトナーを
飛翔させ反転現像を行う現像装置を複数有し、像担持体
上に多色のトナーを重ね合わせる画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真複写・記録装置などにお
いてカラー画像を形成するためには、種々の方法が開示
されている。
【0003】たとえば、特開昭60-76766号公報にはトナ
ーと絶縁性キャリアの混合した二成分現像剤を用い、像
担持体上でトナー像を重ね合わせるカラー画像記録方法
が開示されている。この方法は、記録装置が小型・低
コストに構成される、二成分現像剤を使用しているこ
とからトナーの荷電制御が容易である、などの特徴を有
するために非常に有用である。しかしながら、この方法
で従来使用しているトナー粒径は、10μm以上の比較的
粗いものであり、細線や原稿に忠実な濃度の再現ができ
ず、高品位の画像を得るためには不完全であった。この
問題を解決するには、トナーの微粒化は必要不可欠であ
るが、10μm以下の微粒トナーを用いると種々の問題点
が発生することが知られている。その原因として、(1)
微粒化によってファンデルワース力がクーロン力より相
対的に大きくなり、現像剤搬送体への直流バイアス電圧
の印加によってもかぶりを防ぐことが困難になる、(2)
微粒化によってトナーを均一に荷電させることが困難と
なり、帯電不良のトナーによってかぶりを生じる、など
ということが挙げられる。このような問題点を克服する
ために、さまざまな方法が提案されている。
【0004】たとえば、特開平1-94368号公報には均し
部材を現像領域の中央部と現像剤の層厚を規制する部材
との間に設定し、均し部材にトナー粒子の帯電極性とは
逆の極性の直流電圧をバイアス電圧として印加すること
が開示されている。この方法では、均し部材にトナー粒
子の帯電極性と逆の極性のバイアスを印加するために均
し部材にトナーが付着し、これが像担持体に付着するこ
とで画像汚れとなったり、均し部材にトナーが融着する
ことによって画像に縦すじが発生してしまう。
【0005】たとえば、特開平4-115264号公報には、像
担持体に複数の現像器により順次異なる色の現像剤を付
与し複数色の現像剤からなる可視像を形成した後、転写
する画像形成装置において、現像剤搬送体の現像剤に近
接,接触して配置され、且つ先端部が現像領域に位置す
るように配置された電極体と現像搬送体との間に振動電
界を形成して現像剤を電極体先端部から分散飛翔させ像
担持体に供給する方法が開示されている。この方法で
は、現像剤を分散飛翔させるための電極体が、現像剤搬
送体との接触部の上流部にも存在するため、現像剤搬送
時に現像領域と同様の変動電界が形成され、現像剤が上
流側に戻されることになる。この結果、電極体を通過し
て現像領域に運ばれる現像剤の量は低下し現像性が劣る
とともに、上流側に戻された現像剤によって、電極体裏
面にトナー付着が起こりやすくなりトナー融着が起こり
やすくなる。
【0006】たとえば、特開平5-346736号公報には、現
像域上流部に電極を有する板状部材を現像剤搬送体に当
接し、電極体と現像剤搬送体の間には第一の振動電界
を、像形成体と現像剤搬送体の間には第二の振動電界を
形成し、像形成体と電極体の間にはトナーを像形成体に
移動させる電界を形成するという方法が開示されてい
る。この方法では、像形成体の表面電位の絶対値よりも
電極板に印加する直流バイアス電圧の絶対値の方が大き
く、電極汚れに対しては良好であるが、潜像のソリッド
部の濃度が低かったり、潜像の背景部がかぶりやすくな
るという欠陥があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、像担持
体と現像剤搬送体が対向する現像空間に電極を設置し、
前記現像剤搬送体上に二成分現像剤を搬送し、振動電界
によって反転現像を行い、像担持体上で多色のトナーを
重ね合わせる現像装置を複数有する画像形成装置におい
て、現像装置に装填されたトナーによって像担持体上の
静電潜像を現像する現像時において、現像空間に引き出
されたトナーが電極部に付着してしまうことや、他の現
像装置によって像担持体上の静電潜像を現像する他色現
像時において、先に現像された像担持体上のトナーが電
極部に逆流して付着してしまうことによって、記録画像
を汚してしまうという問題点があった。
【0008】本発明は上記問題点を解決し、かぶりがな
く、濃度が高く鮮明な記録画像を得ることが可能な画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、現像剤搬送
体と像担持体が対向する空間の前記現像剤搬送体移動方
向上流側に電極部を有する板状部材を設置し、前記現像
剤搬送体に二成分現像剤を供給し、振動電界下でトナー
を飛翔させ反転現像を行う現像装置を複数有し、前記像
担持体上に多色のトナーを重ね合わせる画像形成装置に
おいて、前記各現像装置は、(1)該現像装置に装填され
ているトナーにより前記像担持体上の静電潜像を現像す
るとき、 |現像剤搬送体に印加する直流バイアス電圧|≦|電極
部に印加する直流バイアス電圧|<|像担持体の静電潜
像の最高電位|とし、(2)他の現像装置に装填されてい
るトナーにより前記像担持体上の静電潜像が現像される
とき、 |像担持体の静電潜像の最高電位|≦|電極部に印加す
る直流バイアス電圧|とすることで達成することができ
る。
【0010】また、像担持体上に各現像装置によって現
像すべき静電潜像が存在しない非画像領域において、 |像担持体の表面電位の最大値|<|電極部に印加する
直流バイアス電圧|なる条件を満たす直流バイアス電圧
を交流バイアス電圧に重畳したバイアス電圧を印加する
ことが好ましい実施態様である。
【0011】
【作用】本願においては、像担持体と現像剤搬送体とが
対向する現像空間に、電極部を有する板状部材を設置
し、前記電極部にはトナーと同極性の直流バイアス電
圧、またはトナーを同極性の直流バイアス電圧に交流バ
イアス電圧を重畳したバイアス電圧を印加し、現像剤搬
送体にはトナーと同極性の直流バイアス電圧を重畳した
交流バイアス電圧を印加する。
【0012】現像を行うべき現像装置の電極部に印加す
る直流バイアス電圧の絶対値を、現像剤搬送体に印加す
る電圧の絶対値以上とすると、直流電界はトナーをスリ
ーブに押さえつける方向でありクラウド化したトナーは
電極側よりもスリーブ側へ多く存在し電極部へのトナー
汚れを除くことができ、さらに電極部に印加する直流バ
イアス電圧を像担持体の静電潜像の最高電位の絶対値よ
りも小さくすることで、背景部に飛翔したかぶりトナー
は像担持体上にはつかず前記現像剤搬送体方向に引き戻
され、かぶりを防止できる。
【0013】他色の現像装置により像担持体上の静電潜
像を現像する際、電極部に印加する直流バイアス電圧の
絶対値を像担持体の静電潜像の最高電位の絶対値よりも
高くすることで像担持体上に形成されたトナー像の電極
部へ逆流を防ぐことができる。
【0014】また、非画像領域において、電極部に交流
バイアス電圧を印加することによって、電極部に付着し
たトナーを引き剥すことができ、前記像担持体の表面電
位の絶対値の最大値よりも電極に印加する直流バイアス
電圧の絶対値を大きくすることで、直流電界は前記像形
成体側にトナーを押しつける方向となり、より確実に汚
れを防止することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0016】図1は本実施例の画像形成装置として使用
したDC9028(コニカ(株)製)改造機の構成図である。
1はアルミ素管に光導電体を塗布された像担持体である
感光体ドラムであり、時計まわりで回転するように構成
されている。
【0017】2は帯電手段たるスコロトロン帯電器、3
は像露光手段たるレーザビームを用いた画像書き込み装
置、4A,4B,4C,4Dはそれぞれ特定色の現像剤
を収容した現像装置、5は転写装置、6はクリーニング
装置、8は画像読み取り装置である。
【0018】前記各現像装置4A,4B,4C,4D
は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒色(K)の現像剤を収容するもので、前記感光体ドラ
ム1と所定の間隙をもつ各現像剤搬送体41を備え、感光
体ドラム1上の潜像を非接触の反転現像で顕像化する機
構を有している。前記現像剤搬送体41は反時計まわりに
回転するように構成されている。なお、該現像装置4
A,4B,4C,4Dの詳細は後述する。
【0019】前記転写装置5の転写ベルト5bは転写極
5aを内包し、画像形成中は感光体ドラム1の表面より
離間した位置に保たれ、前記感光体ドラム1上の画像形
成が終了後転写材に転写するときのみ図示のように前記
感光体ドラム1の表面に接触される。
【0020】前記クリーニング装置6のクリーニングブ
レード6aとトナー搬送ローラ6bは、画像形成中は感
光体ドラム1の表面より離間した位置に保たれ、画像転
写後のクリーニング時のみ図示のように感光体ドラム1
の表面に圧接される。かかる画像形成装置によるカラー
画像の形成は次のように行われる。
【0021】まず、本実施例による多色トナー像の形成
は画像を読み込むことから始まる。すなわち、画像読み
取り装置8のハロゲンランプ80が原稿台7に乗せたオリ
ジナル原稿を照射し、その反射光が第一ミラー81、第二
ミラー82、第三ミラー83で反射され、レンズ84、ダイク
ロイックプリズム85を経て青、赤、緑に色分解され、青
は青用のCCD86、赤は赤用のCCD87、緑は緑用のC
CD88に読み込まれる。CCDからのアナログ信号は図
示されないA/D変換基板によってデジタル信号に変換
され画像処理される。
【0022】この画像処理されたデジタル信号が前記画
像書き込み装置3に入力されると、図示しない書き込み
光源である半導体レーザは、図示しないコリメータレン
ズおよびシリンドリカルレンズを通過し、駆動モータ31
により回転される回転多面鏡34によって回転走査され、
fθレンズ32とシリンドリカルレンズ33を経て、ミラー
35により光路を曲げられて、あらかじめ帯電手段たる前
記スコロトロン帯電器2によって一様な電荷を付与され
た前記感光体ドラム1の周面上に投射され、主走査がな
されて輝線を形成する。レーザービームによる主走査
と、前記感光体ドラム1の回転による副走査により該感
光体ドラム1の周面上に第1の色に対応する静電潜像が
形成されていく。
【0023】この静電潜像は、イエロー(Y)のトナー
と磁性キャリアからなる二成分現像剤が装填された現像
装置4Aによって反転現像され、感光体ドラム1にトナ
ー像が形成される。得られたトナー像は感光体ドラム1
の表面に保持されたまま感光体ドラム1から引き離され
ている前記転写装置5と前記クリーニング装置6の下を
通過し、次の画像形成サイクルに入る。
【0024】前記感光体ドラム1は前記スコロトロン帯
電器2により再び帯電され、次いで、第二の色に対応す
るデジタル信号が前記画像書き込み装置3に入力され、
前述した第一の色信号の場合と同様にして感光体ドラム
1表面への書き込みが行われ静電潜像が形成される。静
電潜像は第二の色としてマゼンタ(M)のトナーと磁性
キャリアからなる二成分現像剤を装填した現像装置4B
によって反転現像される。このマゼンタ(M)のトナー
像は、すでに形成されている前述のイエロー(Y)のト
ナー像の上にも形成される。
【0025】4Cはシアン(C)のトナーと磁性キャリ
アからなる二成分現像剤を有する現像装置で、第一、第
二の色と同様に感光体ドラム1表面にシアン(C)のト
ナー像を形成する。さらに4Dは黒色のトナーと磁性キ
ャリアからなる二成分現像剤を有する現像装置であり、
前記の色と同様の処理によって感光体ドラム1表面に黒
色トナー像を形成する。
【0026】かくして感光体ドラム1の周面上に形成さ
れた多色トナー像は、前記転写装置5の転写極5aにト
ナーと逆極性の高電圧を印加することによって給紙装置
9より送られた転写材に転写されるように構成されてい
る。
【0027】即ち、前記給紙装置9に収納された転写材
は、給紙ローラ10の回転によって最上層の1枚が搬出さ
れ感光体ドラム1の像形成とタイミングを合わせて転写
装置5に供給される。
【0028】こうして画像転写を受けた転写材は、転写
装置5の前記転写ベルト5bにそって感光体ドラム1か
ら分離される。図示しない紙除電極によって前記転写ベ
ルト5bから分離された転写材は搬送ベルト11によって
定着装置12に搬送され、該定着装置12の定着ローラ12a
によって画像を溶着したのち排紙ローラ12b経て排紙ト
レイ13に排出される。
【0029】一方、転写材への転写を終えた感光体ドラ
ム1は、さらに回転を続けて前記クリーニング装置6の
ブレード6aとトナー搬送ローラ6bを圧接状態とし、
残留したトナーの除去を行い、その終了後前記ブレード
6aを引き離し、その少しあとにトナー搬送ローラ6b
を引き離し新たな画像形成プロセスに入る。
【0030】次に前述した4A〜4Dまでの現像装置に
ついて詳細に説明する。前記現像装置4A〜4Dは同一
の構成からなり、以下符号4をもって示すことにする。
図2は本発明に用いられる現像装置4の概略断面図であ
る。図2の41はアルミニウム、ステンレス鋼などのサン
ドブラスト処理によりJIS 10点平均粗さによる表示
(JIS−B0610)で1〜2μmの粗面処理を施し、回
転可能に支持された現像剤搬送体、43は現像剤42を撹拌
して成分を均一にする撹拌器、44は前記現像剤42を前記
現像剤搬送体41に供給する供給ローラ、46は前記現像剤
搬送体41上の現像剤層の厚みを規制する現像剤搬送規制
棒、47は前記現像剤搬送体41上の消費された現像剤42を
はぎ取るスクレーパである。45は電極部を有する板状部
材であり、板状部材45aと電極部45bからなる。なお、
前記電極部を有する板状部材45の詳細は後述する。
【0031】現像剤搬送体41には直流バイアス電源E1
と交流バイアス電源E2により保護抵抗R1を介して直
流に交流を重畳することが可能なバイアス電圧が印加さ
れる。また電極部45bにも直流バイアス電源E3と交流
バイアス電源E4により保護抵抗R2介して直流に交流
を重畳することが可能なバイアス電圧が印加される。
【0032】図3は、前記現像剤搬送体41に交流バイア
ス電圧を直流バイアス電圧に重畳したバイアスが印加さ
れ、前記電極部45bには直流バイアス電圧が印加されて
いるときの、像担持体上の静電潜像を現像するときの現
像装置4の現像空間Aを拡大した図である。電極部45b
が感光体ドラム1よりも現像剤搬送体41に近接して設置
されているため、第一の振動電界48の強さが第二の振動
電界49の強さより大きくなる。両振動電界ともその交流
電圧成分は同一の交流電源E2によって発生しているの
で同位相となる。前記第一の振動電界48では、トナーを
飛翔させ、トナークラウドを発生させる。このトナーク
ラウドは前記第一の振動電界48と同位相の前記第二の振
動電界49によって感光体ドラム1上の静電潜像へ飛翔
し、現像が行われる。
【0033】図4において、本発明の画像形成装置の一
実施例のフルカラーモードにおける、前記現像剤搬送体
41にバイアス電圧を印加するタイミング、前記電極部45
bにバイアスを印加するタイミングについて詳細に説明
する。
【0034】図4(A)は、前記電極部45bにバイアス
電圧を印加するタイミングを示し、T1は現像装置に装
填されているトナーによって感光体ドラム1上の静電潜
像を現像するとき(現像時)、T2は他の現像装置に装
填されているトナーによって感光体ドラム1上の静電潜
像を現像するとき(他色現像時)、T3は感光体ドラム
1上に各現像装置によって現像すべき静電潜像が存在し
ないとき(非画像領域)を表し、感光体ドラム1上の静
電潜像の現像は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、黒色(K)の順に現像が行われることがわ
かる。
【0035】図4(B)は、前記現像剤搬送体41にバイ
アスを印加するタイミングを示している。実線が直流バ
イアス成分について、破線が交流バイアス成分を表して
いる。他色現像時、非画像領域においては画像汚れ防止
のため、現像剤搬送体の回転を停止させる、現像剤搬送
体に印加する交流バイアス成分は停止し、直流バイアス
成分のみを印加することが好ましい使用形態である。
【0036】図5において、本発明の画像形成装置の一
実施例の白黒モードにおける、前記現像剤搬送体41にバ
イアス電圧を印加するタイミング、前記電極部45bにバ
イアスを印加するタイミングについて詳細に説明する。
【0037】図5(A)は前記電極部45bにバイアス電
圧を印加するタイミングを示し、感光体ドラム1上の静
電潜像の現像は、黒色(K)のみ行う。T1は現像装置
に装填されている黒色トナーが感光体ドラム1上の静電
潜像を現像するとき(現像時)、T2は黒色トナーが現
像されているときの他色の現像装置(他色現像時)、T
3は感光体ドラム1上に黒色現像装置によって現像すべ
き静電潜像が存在しないとき(非画像領域)を表す。
【0038】図5(B)は前記現像剤搬送体41にバイア
スを印加するタイミングを示している。実線が直流バイ
アス成分について、破線が交流バイアス成分を表してい
る。黒色以外の現像装置および非画像領域においては、
画像汚れ防止のため、現像剤搬送体の回転を停止させる
ことが好ましい使用形態であり、現像剤搬送体41に印加
する交流バイアス成分は停止し、直流バイアス成分のみ
を印加する。
【0039】図4(A)、図5(A)および図4
(B)、図5(B)の交流バイアス電圧におけるバイア
ス電圧の印加タイミングのズレは現像器の位置による時
間差を表している。
【0040】T3で示す非画像領域では、電極に付着し
たトナーを感光体方向に放出するため、電極部45bに交
流バイアス電圧を印加することによって、電極部45bに
付着したトナーを引き剥し、前記感光体ドラム1の表面
電位の絶対値の最大値よりも電極に印加する直流バイア
ス電圧の絶対値を大きくすることで、直流電界は前記感
光体1側にトナーを押しつける方向になり、より確実に
汚れ防止することができる。また前記感光体ドラム1の
表面電位は、前記感光体ドラム1へトナーを押さえつけ
る直流電界を強めるために、露光を行うか、帯電グリッ
ドを下げるか又は帯電を停止することにより下げること
が好ましい。
【0041】前記電極部を有する板状部材45を現像空間
Aに設定する際、現像剤搬送体41と感光体ドラム1との
対向位置と電極部先端のなす角θ(図3参照)は、現像
性を考えるとθが大きいほうが好ましいが、大きすぎる
と電極を現像空間Aに設置する効果がなくなってしまう
ので、θは0〜20°の角度であることが望ましい。感光
体ドラム1と現像剤搬送体41の間隙は、小さいと印加す
るバイアス電圧をさげることができるが小さすぎると前
記電極部を有する板状電極45を設置することが困難にな
るので0.2から1.0mmが好ましい。また現像剤搬送体41と
電極部45bの距離は、現像剤搬送体41と感光体ドラム1
の間隙の0.2倍から0.6倍となることが好ましい。現像剤
搬送体41の移動速度Vs(mm/sec)と感光体ドラム1の
移動速度Vp(mm/sec)の比は、大きいと現像性が上が
るが、大きすぎると画像後端でのエッジ効果が顕著にな
るため、 Vs/Vp=0.5〜4.0 の範囲が好ましい。前記現像剤搬送体41により搬送され
る現像剤量は、多ければ現像性があがるが、多すぎると
キャリアが穂立ちによって感光体ドラム1上に付着して
しまうため5mg/cm2から40mg/cm2の範囲に含まれるこ
とが好ましい。
【0042】前記交流電圧成分は波形が矩形波に限られ
ず、正弦波、三角波であってもよい。電圧値が高い程ト
ナーを振動させるようになり現像性は向上するが、高す
ぎると絶縁破壊による感光体ドラム1への落雷現象や非
画像領域へのかぶりが顕著になる。そのため印加交流バ
イアス電圧(V ACp-p)は200V〜2kHzの範囲が好まし
い。周波数は、低いと現像性や諧調性には有利である
が、低すぎると感光体ドラム1上に先に現像されたトナ
ーが、現像装置に引き戻され混色を起こしてしまう。そ
のため周波数は500Hzから20kHzの範囲が好ましい。かぶ
りの発生は直流電圧成分を制御することによって防止
し、絶縁破壊は現像剤搬送体41の表面を絶縁性もしくは
半絶縁性の被膜を設けること、現像剤のキャリアを絶縁
性コーティングをすることによって防止することができ
る。
【0043】図6には本発明で使用し得る前記電極部を
有する板状部材45の形状と配置について示している。前
記電極部を有する板状部材45は、上記のように現像空間
Aにてトナークラウドを発生する振動電界を形成するた
めに設ける。本願においては、電極部45bの全体を前記
現像剤搬送体41と前記板状部材45aの最近接点Pより該
現像剤搬送体41の回転方向の下流側に位置するように構
成したものである。このように構成することで、前記最
近接点Pより上流側でトナークラウドが発生せず下流で
の現像剤のトナー濃度を均一に保つことができる。図6
(B)のように、前記図6(A)の感光体ドラム1側を
絶縁層で構成することは、感光体ドラム1への電流のリ
ークを防ぐことができ、高い電圧を維持することが可能
となるために好ましい。図6(A)においても、電極部
45bが露出している部分には10〜200μm程度の絶縁層で
コーティングすることが望ましい。
【0044】板状部材45aは50μm〜400μm程度の厚さ
からなる絶縁体で構成され、たとえばポリエチレンテレ
フタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカー
ボネート、ポリブチレンテレフタレート、フェノール樹
脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、エポキシ
樹脂、ポリエーテル系樹脂などが好ましく、ガラス繊維
や炭素繊維など該絶縁体を強化したものを使用すること
はさらに好ましい。そして、電極部45bは現像剤搬送方
向に100μm〜2000μm程度の幅を持った銅箔が用いら
れ、板状部材45aによって支持される。
【0045】上記では本願画像形成装置の現像装置4に
用いる前記電極部を有する板状部材45として、図6に記
述されるものについて述べたが、これに派生するような
構成を有する板状部材についても同様に本発明の画像形
成装置に用いることができることはもちろんである。
【0046】本願画像形成装置に使用する前記現像装置
4において、好ましいトナーはスチレン系樹脂、ビニル
系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、シリコン樹
脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂など
の樹脂に、カラー顔料やカラー染料のような着色成分と
荷電制御剤等をいれ従来公知のトナー粒子製造方法と同
様の方法によってつくることができる。これを従来公知
の粒径選別方法によって、平均粒径20μm以下、好まし
くは5〜10μmの粒子を選別して得る。トナーの帯電量
は、粒径にも依存するが3〜300μC/gが好ましく、よ
り好ましくは10〜50μC/gである。
【0047】またキャリアには、鉄、クロム、ニッケ
ル、コバルト、亜鉛、銅、などの金属、あるいはそれら
の化合物や合金、たとえばγ-酸化第二鉄、二酸化クロ
ム、酸化マンガン、フェライトといった強磁性体や常磁
性体の球形化された粒子、またはそれら磁性体粒子表面
をスチレン系樹脂、ビニル系樹脂、エチレン系樹脂、ア
クリル系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステルなどの樹
脂で球状に被覆するか、磁性体微粒子を分散して含有し
た樹脂や脂肪酸ワックスの球形粒子をつくるかして得ら
れた粒子を用いる。その平均粒径は70μm以下、好まし
くは30〜50μm程度のものが好適に用いられる。平均粒
径がこれよりも大きいと、トナー像に斑が現れることや
トナー濃度が低くなるために高濃度の現像を行うことな
どの問題が生じ、これよりも小さいと、トナーとともに
感光体ドラム1上の静電潜像に飛翔してしまうという問
題を生じる。また、キャリアが球形化していると、トナ
ーとキャリアの撹拌性、搬送性が向上し、トナーの荷電
制御性も上昇するのでより好ましい。キャリア粒子を樹
脂などで被覆することは、前記現像剤搬送体41に印加す
るバイアス電圧を高くすることができるという効果を与
える。そのため、現像剤搬送体に高いバイアス電圧を印
加しても、感光体ドラム1に放電して画像を乱すことが
ない。またキャリアの抵抗率は108Ωcm以上、好ましく
は1013Ωcm以上の絶縁性を示すものが好ましい。この抵
抗率は粒子を0.5cm2の断面を有する容器にいれてタッピ
ングしたのち、詰められた粒子上に1Kg/cm2の荷重を
かけ、荷重と底面電極との間に1000V/cmの電界が生じ
る電圧を印加したときの電流値を読み取ることで得られ
る値である。この抵抗値が低いと、前記現像剤搬送体41
にバイアス電圧を印加した際にキャリアに電荷が注入さ
れ感光体ドラムにキャリア粒子が付着したり、バイアス
電圧のブレークダウンが起こりやすくなる。
【0048】本願画像形成装置には、以上に述べたよう
に球状のキャリアとトナーが混合した二成分現像剤が好
ましく用いられるが、必要に応じて粒子の流動性を上げ
るための流動化剤や像形成体面の清浄化の為のクリーニ
ング剤をトナーに混合することができる。流動化剤とし
ては、コロイダルシリカ、シリコンワニス、金属石鹸、
非イオン表面活性剤などを用いることができ、クリーニ
ング剤としては脂肪酸金属塩、有機基置換シリコン、フ
ッ素などの表面活性剤を用いることができる。
【0049】(実施例1) 実験機:DC0928(コニカ(株)製)改造機 現像剤(42):キャリアは見かけ密度2.45g/cm3、体
積平均粒径45μm、飽和磁化60emu/gからなるフェライ
ト粒子に樹脂コーティングした球形の磁性キャリアを使
用、トナーは、スチレン・アクリル樹脂100重量部、顔
料10重量部に必要量の荷電制御剤を混練することによっ
て製造し、粉砕造粒法によって得られた重量平均粒径7
μmの非磁性トナーをトナー比率がキャリアに対して10w
t%、現像分離法によって測定した平均トナー帯電量
(現像分離法によって測定)が−20μC/gとなるよう
に各色現像剤を600g作製。
【0050】感光体(1):OPC感光体ドラム(φ18
0mm)周速は140mm/sec 現像剤搬送体(41):ステンレス鋼をサンドブラスト処
理により粗面処理(φ20mm)、回転数は300rpm 電極部を有する板状部材(45):ガラス繊維によって
強化されたエポキシ樹脂(厚み0.1mm)の上にエッチン
グ処理によって幅0.5mmの銅箔を形成。導電部には10μm
厚の絶縁被膜を施した。設定は図6(A)のように設定
を行い、θは0°とした。
【0051】 現像剤搬送体41と感光体ドラム1との間隙:0.5mm 現像剤搬送体41と電極部45bの最近接距離:0.25mm Vs/Vp=2.24 現像剤搬送量:10mg/cm2 黒色現像位置における感光体ドラム1の静電潜像の最高電位:−700V,−800V 電極体45bに印加したバイアス電圧: T1(現像時)直流バイアス電圧:可変 T2(他色現像時)直流バイアス電圧:−900V T3(非画像領域)直流バイアス電圧:−900V 交流バイアス電圧:8kHz、800V 現像剤搬送体41に印加するバイアス電圧:直流バイアス電圧−600V 交流バイアス電圧8kHz、800V 以上の条件で白黒モードにて1コピーの複写を行い、そ
のときの、感光体ドラム1上のトナーの付着量(一次付
着量)について調べた。前記転写装置5および前記クリ
ーニング装置6は前記感光体ドラム1から離間した位置
に保つように設定した。一次付着量は、機械停止後にソ
リッド部のトナー像を10cm2のテープで剥ぎ取ることに
より測定した。そのときの結果を図7に示す。実線は感
光体ドラム1上の静電潜像の最高電位が−700Vのとき
を、点線は−800Vのときの結果を表している。一次付
着量は感光体ドラム1の静電潜像の最高電位を越えると
急激に低下することがわかった。
【0052】(実施例2) 実験機:DC9028(コニカ(株)製)改造機 現像剤(42):キャリアには見かけ密度2.45g/cm3、
体積平均粒径45μm、飽和磁化60emu/gからなるフェラ
イト粒子に樹脂コーティングした球形の磁性キャリアを
使用、トナーは、スチレン・アクリル樹脂100重量部、
顔料10重量部に必要量の荷電制御剤を混練することによ
って製造し、粉砕造粒法によって得られた重量平均粒径
7μmの非磁性トナーをトナー比率がキャリアに対して1
0wt%、平均トナー帯電量(現像分離法によって測定)
が−20μC/gとなるように各色現像剤を600g作製。
【0053】感光体(1):OPC感光体ドラム(φ18
0mm)周速は140mm/sec 現像剤搬送体(41):ステンレス鋼をサンドブラスト処
理により粗面処理(φ20mm)、回転数は300rpm 電極部を有する板状部材(45):ガラス繊維によって強
化されたエポキシ樹脂(厚み0.1mm)の上にエッチング
処理によって幅0.5mmの銅箔を形成。導電部には10μm厚
の絶縁被膜をほどこした。設定は図4(A)のように設
定を行い、θは0°とした。
【0054】 現像剤搬送体41と感光体ドラム1との間隙:0.5mm 現像剤搬送体41と電極部45bの最近接距離:0.25mm Vs/Vp=2.24 現像剤搬送量:10mg/cm2 黒色現像位置における感光体ドラム1の静電潜像の最高電位:−800V 電極体45bに印加したバイアス電圧: T1(現像時)直流バイアス電圧:可変 T2(他色現像時)直流バイアス電圧:−900V T3(非画像領域)直流バイアス電圧:−900V 交流バイアス電圧:8kHz、800V 現像剤搬送体41に印加するバイアス電圧:直流バイアス電圧−700V −600V 交流バイアス電圧8kH、800V 以上の条件で白黒モードにて1コピーの複写を行い、そ
のときの前記電極部45bの汚れについて調べた。前記
電極部45bの汚れは、機械停止後に顕微鏡観察(×25
0)によって行った。そのときの結果を表1に示す。
【0055】
【表1】
【0056】表1は、T1(現像時)において、電極部
に印加する直流バイアス電圧を変化させたときの、直流
バイアス電圧と電極部へのトナー汚れの関係を示した表
である。
【0057】表1において、○は電極部45b1mm2あた
りのトナー数が10個以下を、△は1mm2あたり11個〜50
個を、×は51個〜100個を、××は101個以上を示す。前
記電極部45bに印加する直流バイアス電圧を前記現像剤
搬送体41に印加した直流バイアス電圧以上にすれば、該
電極部45bの汚れが少なくなる。
【0058】(実施例3) 実験機:DC9028(コニカ(株)製)改造機 現像剤(42):キャリアには見かけ密度2.45g/cm3、
体積平均粒径45μm、飽和磁化60emu/gからなるフェラ
イト粒子に樹脂コーティングした球形の磁性キャリアを
使用、トナーは、スチレン・アクリル樹脂100重量部、
顔料10重量部に必要量の荷電制御剤を混練することによ
って製造し、粉砕造粒法によって得られた重量平均粒径
7μmの非磁性トナーをトナー比率がキャリアに対して1
0wt%、現像分離法によって測定した平均トナー帯電量
が−20μC/gとなるようにイエロー現像剤および黒色
現像剤を600g作製。
【0059】感光体(1):OPC感光体ドラム(φ18
0mm)周速は140mm/sec 現像剤搬送体(41):ステンレス鋼をサンドブラスト処
理により粗面処理(φ20mm)、回転数は300rpm 電極部を有する板状部材(45):ガラス繊維によって強
化されたエポキシ樹脂(厚み0.1mm)の上にエッチング
処理によって幅0.5mmの銅箔を形成。導電部には10μm厚
の絶縁被膜を施した。設定は図4(A)のように設定を
行い、θは0°とした。
【0060】 現像剤搬送体41と感光体ドラム1との間隙:0.5mm 現像剤搬送体41と電極部45bの最近接距離:0.25mm Vs/Vp=2.24 現像剤搬送量:10mg/cm2 各現像位置における感光体ドラム1上の静電潜像の最高電位:−900V、−800V (イエロー(Y)を現像するときはイエロー(Y)位置での値、黒色(K)を現像する ときは黒色(K)位置での値を示す)電極体45bに印加したバイアス電圧: T1(現像時)直流バイアス電圧:−700V T2(他色現像時)直流バイアス電圧:可変(黒色) −900V(イエロー) T3(非画像領域)直流バイアス電圧:−900V 交流バイアス電圧:8kHz、800V 現像剤搬送体41に印加するバイアス電圧:直流バイアス電圧−700V 交流バイアス電圧8kHz、800V 以上の条件でフルカラーモードにて1コピーの複写を行
い、そのときのイエロー(Y)の電極部45bについた黒
色のトナー汚れについて調べた。現像装置4はイエロー
(Y)および黒色(K)のみを動作させた。つまり、前
記感光体ドラム1上に予めイエロートナー像を形成し、
黒色の前記電極部45bに印加する直流バイアス電圧を可
変にした。前記電極部45bの汚れは、機械停止後に目視
および顕微鏡観察(×250)によって行った。そのとき
の結果を表2に示す。
【0061】
【表2】
【0062】表2は、T2(他色現像時)において、電
極部に印加する直流バイアス電圧を変化させたときの、
直流バイアス電圧と電極部に付着した他色トナーによる
汚れの関係を示した表である。
【0063】表2において、○は電極部45b1mm2あた
りのトナー数が5個以下を、△は1mm2あたり6個〜20
個を、×は21個〜50個を、××は51個以上を示す。前記
電極部45bに印加する直流バイアス電圧を前記感光体ド
ラム1上の静電潜像の最高電位以上にすると電極部45b
の汚れが少なくなる。
【0064】(実施例4) 実験機:DC9028(コニカ(株)製)改造機 現像剤(42):キャリアには見かけ密度2.45g/cm3、
体積平均粒径45μm、飽和磁化60emu/gからなるフェラ
イト粒子に樹脂コーティングした球形の磁性キャリアを
使用、トナーは、スチレン・アクリル樹脂100重量部、
顔料10重量部に必要量の荷電制御剤を混練することによ
って製造し、粉砕造粒法によって得られた重量平均粒径
7μmの非磁性トナーをトナー比率がキャリアに対して1
0wt%、平均トナー帯電量(現像分離法によって測定)
が−20μC/gとなるように各色の現像剤を600g作製。
【0065】 感光体(1):OPC感光体ドラム(φ180mm) 周速
は140mm/sec 現像剤搬送体(41):ステンレス鋼をサンドブラスト処
理により粗面処理(φ20mm)、回転数は300rpm 電極部を有する板状部材(45):ガラス繊維によって強
化されたエポキシ樹脂(厚み0.1mm)の上にエッチング
処理によって幅0.05mmの銅箔を形成。導電部には10μm
厚の絶縁被膜をほどこした。設定は図4(A)のように
設定を行い、θは0°とした。
【0066】 現像剤搬送体41と感光体ドラム1との間隙:0.5mm 現像剤搬送体41と電極部45bの最近接距離:0.25mm Vs/Vp=2.24 現像剤搬送量:10mg/cm2 各現像位置における感光体ドラム1の静電潜像の最高電位:−800V −850V (イエロー(Y)を現像するときはイエロー(Y)位置での値、黒色(K)を現像する ときは黒色(K)位置での値を示す) 電極体45bに印加したバイアス電圧: T1(現像時)直流バイアス電圧:−600V T2(他色現像時)直流バイアス電圧:−900V T3(非画像領域)直流バイアス電圧:可変 交流バイアス電圧:8kHz、800V 現像剤搬送体41に印加するバイアス電圧:直流バイアス電圧−700V 交流バイアス電圧8kHz、800V 以上の条件でフルカラーモードにて100コピーの複写を
行い、そのときの前記電極部45bの汚れについて調べ
た。現像装置4はイエロー(Y)および黒色(K)のみを動
作させた。前記電極部45bの汚れは、機械停止後に顕微
鏡観察(×250)によって行った。そのときの結果を表3
に示す。
【0067】
【表3】
【0068】表3は、T3(非画像領域)において、電極
部に印加する直流バイアス電圧を変化させたときの、直
流バイアス電圧と電極部へのトナー汚れの関係を示した
表である。
【0069】表3において、○は電極部45b1mm2あた
りのトナー数が5個以下を、△は1mm2あたり6個〜20
個を、×は21個〜50個を、××は51個〜100個を×××
は101個以上を示す。前記電極部45bに印加する直流バ
イアス電圧を前記感光体ドラム1の静電潜像の最高電位
(非画像領域であるので前記感光体ドラム1の表面電位
の絶対値の最大値)よりも大きくすると、該電極部45b
の汚れが少なくなる。
【0070】(実施例5) 実験機:DC9028(コニカ(株)製)改造機 現像剤(42):キャリアには見かけ密度2.45g/cm3、
体積平均粒径45μm、飽和磁化60emu/gからなるフェラ
イト粒子に樹脂コーティングした球形の磁性キャリアを
使用、トナーは、スチレン・アクリル樹脂100重量部、
顔料10重量部に必要量の荷電制御剤を混練することによ
って製造し、粉砕造粒法によって得られた重量平均粒径
7μmの非磁性トナーをトナー比率がキャリアに対して1
0wt%、平均トナー帯電量(現像分離法によって測定)
が−20μC/gとなるように各色の現像剤を600g作製。
【0071】感光体(1):OPC感光体ドラム(φ18
0mm) 周速は140mm/sec 現像剤搬送体(41):ステンレス鋼をサンドブラスト処
理により粗面処理(φ20mm)、回転数は300rpm 電極部を有する板状部材(45):ガラス繊維によって強
化されたエポキシ樹脂(厚み0.1mm)の上にエッチング
処理によって幅0.5mmの銅箔を形成。導電部には10μm厚
の絶縁被膜をほどこした。設定は図4(A)のように設
定を行い、θは0°とした。
【0072】 現像剤搬送体41と感光体ドラム1との間隙:0.5mm 現像剤搬送体41と電極部45bの最近接距離:0.25mm Vs/Vp=2.24 現像剤搬送量:10mg/cm2 各現像位置における感光体ドラム1の静電潜像の最高電位:−800V (イエロー(Y)を現像するときはイエロー(Y)位置での値、黒色(K)を現像する ときは黒色(K)位置での値を示す) 電極体45bに印加したバイアス電圧: T1(現像時)直流バイアス電圧:−700V T2(他色現像時)直流バイアス電圧:−900V T3(非画像領域)直流バイアス電圧:−900V 交流バイアス電圧:8kHz、800V 現像剤搬送体41に印加するバイアス電圧:直流バイアス電圧−700V 交流バイアス電圧8kHz、800V 以上の条件でフルカラーモードにて画像形成を行って、
それを普通紙の転写紙にコロナ放電によって転写し、表
面温度140℃の定着ローラ12aからなる定着装置12に通
し定着した。得られた画像にはかぶりがなく、濃度が高
く極めて鮮明なものであった。このとき、電極部45bの
トナーによる汚れは見られなかった。引き続いて5万枚
の複写を行ったが、終了時の記録画像まで初期の記録画
像と同様にかぶりがなく、濃度が高く極めて鮮明なもの
を得ることができた。また、フルカラーモードにて5万
コピー終了時においても前記電極部45bには汚れが見ら
れなかった。
【0073】(比較例1) 実験機:DC9028(コニカ(株)製)改造機 現像剤(42):キャリアには見かけ密度2.45g/cm3、
体積平均粒径45μm、飽和磁化60emu/gからなるフェラ
イト粒子に樹脂コーティングした球形の磁性キャリアを
使用、トナーは、スチレン・アクリル樹脂100重量部、
顔料10重量部に必要量の荷電制御剤を混練することによ
って製造し、粉砕造粒法によって得られた重量平均粒径
7μmの非磁性トナーをトナー比率がキャリアに対して1
0wt%、平均トナー帯電量(現像分離法によって測定)
が−20μC/gとなるように各色の現像剤を600g作製。
【0074】感光体(1):OPC感光体ドラム(φ18
0mm) 周速は140mm/sec 現像剤搬送体(41):ステンレス鋼をサンドブラスト処
理により粗面処理(φ20mm)、回転数は300rpm 電極部を有する板状部材(45):ガラス繊維によって強
化されたエポキシ樹脂(厚み0.1mm)の上にエッチング
処理によって幅0.5mmの銅箔を形成。導電部には10μm厚
の絶縁被膜をほどこした。設定は図4(A)のように設
定を行い、θは0°とした。
【0075】 現像剤搬送体41と感光体1との間隙:0.5mm 現像剤搬送体41と電極部45bの最近接距離:0.25mm Vs/Vp=2.24 現像剤搬送量:10mg/cm2 各現像位置における感光体ドラム1の静電潜像の最高電位:−800V (イエロー(Y)を現像するときはイエロー(Y)位置での値、黒色(K)を現像する ときは黒色(K)位置での値を示す) 電極体45bに印加したバイアス電圧:現像時(T1)直流バイアス電圧:−600V 他色現像時(T2)直流バイアス電圧:−900V 非画像領域(T3)直流バイアス電圧:−700V 交流バイアス電圧:8kHz、800V 現像剤搬送体41に印加するバイアス電圧:直流バイアス電圧−700V 交流バイアス電圧8kHz、800V 以上の条件でフルカラーモードにて画像形成を行って、
それを普通紙の転写紙にコロナ放電によって転写し、表
面温度140℃の定着ローラ21aからなる定着装置12に通
し定着した。得られた画像にはかぶりがなく、濃度が高
く極めて鮮明なものであった。しかしながら、電極部45
bにトナーによる汚れが見られた。引き続いて5万枚の
複写を行ったところ、初期の記録画像と比較してコピー
が進むとともに記録画像に汚れが目立つようになった。
5万コピー終了後の前記電極部45bは現像剤で汚れてい
た。
【0076】(比較例2) 実験機:DC9028(コニカ(株)製)改造機 現像剤(42):キャリアには見かけ密度2.45g/cm3、
体積平均粒径45μm、飽和磁化60emu/gからなるフェラ
イト粒子に樹脂コーティングした球形の磁性キャリアを
使用、トナーは、スチレン・アクリル樹脂100重量部、
顔料10重量部に必要量の荷電制御剤を混練することによ
って製造し、粉砕造粒法によって得られた重量平均粒径
7μmの非磁性トナーをトナー比率がキャリアに対して1
0wt%、平均トナー帯電量(現像分離法によって測定)
が−20μC/gとなるように各色の現像剤を600g作製。
【0077】現像剤搬送体(41):ステンレス鋼をサン
ドブラスト処理により粗面処理(φ20mm)、回転数は30
0rpm 電極部を有する板状部材(45):ガラス繊維によって強
化されたエポキシ樹脂(厚み0.1mm)の上にエッチング
処理によって幅0.5mmの銅箔を形成。導電部には10μm厚
の絶縁被膜をほどこした。設定は図4(A)のように設
定を行い、θは0°とした。
【0078】 現像剤搬送体41と感光体1との間隙:0.5mm 現像剤搬送体41と電極部45bの最近接距離:0.25mm Vs/Vp=2.24 現像剤搬送量:10mg/cm2 各現像位置における感光体ドラム1の静電潜像の最高電位:−800V (イエロー(Y)を現像するときはイエロー(Y)位置での値、黒色(K)を現像する ときは(K)位置での値を示す) 電極体35bに印加したバイアス電圧: 現像時(T1)直流バイアス電圧:−900V 他色現像時(T2)直流バイアス電圧:−900V 非画像領域(T3)直流バイアス電圧:−900V 交流バイアス電圧:8kHz、800V 現像剤搬送体41に印加するバイアス電圧:直流バイアス電圧−700V 交流バイアス電圧8kHz、800V 以上の条件でフルカラーモードにて画像形成を行って、
それを普通紙の転写紙にコロナ放電によって転写し、表
面温度140℃の定着ローラ12aからなる定着装置12に通
し定着した。得られた画像にはかぶりが見られ、濃度も
低く良好な画像とはいえなかった。このとき、電極部45
bの現像剤による汚れは見られなかった。引き続きフル
カラーモードにて5万枚の複写を行ったが、初期の記録
画像と同様の記録画像しか得ることができなかった。
【0079】(比較例3) 実験機:DC9028(コニカ(株)製)改造機 現像剤(42):キャリアには見かけ密度2.45g/cm3、
体積平均粒径45μm、飽和磁化60emu/gからなるフェラ
イト粒子に樹脂コーティングした球形の磁性キャリアを
使用、トナーは、スチレン・アクリル樹脂100重量部、
顔料10重量部に必要量の荷電制御剤を混練することによ
って製造し、粉砕造粒法によって得られた重量平均粒径
7μmの非磁性トナーをトナー比率がキャリアに対して1
0wt%、平均トナー帯電量(現像分離法によって測定)
が−20μC/gとなるように各色の現像剤を600g作製。
【0080】現像剤搬送体(41):ステンレス鋼をサン
ドブラスト処理により粗面処理(φ20mm)、回転数は30
0rpm 電極部を有する板状部材(45):ガラス繊維によって強
化されたエポキシ樹脂(厚み0.1mm)の上にエッチング
処理によって幅0.5mmの銅箔を形成。導電部には10μm厚
の絶縁被膜をほどこした。設定は図4(A)のように設
定を行い、θは0°とした。
【0081】 現像剤搬送体41と感光体1との間隙:0.5mm 現像剤搬送体41と電極部45bの最近接距離:0.25mm Vs/Vp=2.24 現像剤搬送量:10mg/cm2 各現像位置における感光体ドラム1の静電潜像の最高電位:−800V (イエロー(Y)を現像するときはイエロー(Y)位置での値、黒色(K)を現像する ときは黒色(K)位置での値を示す) 電極体35bに印加したバイアス電圧: 現像時(T1)直流バイアス電圧:−700V 他色現像時(T2)直流バイアス電圧:−700V 非画像領域(T3)直流バイアス電圧:−700V 交流バイアス電圧:8kHz、800V 現像剤搬送体41に印加するバイアス電圧:直流バイアス電圧−700V 交流バイアス電圧8kHz、800V 以上の条件でフルカラーモードにて画像形成を行って、
それを普通紙の転写紙にコロナ放電によって転写し、表
面温度140℃の定着ローラ12aからなる定着装置12に通
し定着した。得られた画像には、かぶりはみられなかっ
たが濃度が若干低かった。このとき、電極部に若干他色
トナーによる汚れが見られた。引き続いて5万枚の複写
を行ったところ、初期の記録画像と比較してコピーが進
むとともに記録画像に汚れが目立つようになった。5万
コピー終了時の前記電極部45bは他色トナーで汚れてい
た。
【0082】本願発明の実施例には、画像形成装置とし
てDC9028改造機を使用したが、本発明は同様の構成に
よって画像形成を行うものについても同様に用いること
ができる。つまり、複写機、プリンター、ファクシミリ
またはこれらの複合機のように、像担持体たる感光体ド
ラムや感光体ベルトに画像書き込みを行い画像を形成す
る装置についても同様に用いることができることはもち
ろんである。
【0083】また本願発明の画像形成装置は、キャリア
とトナーからなる二成分現像剤に好適の装置であるが、
一成分現像剤もほぼ同様の構成で用いることができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置は、現像時、他色現像時、非画像領域で、電極部45b
に印加する電圧を変化させることによって、平均粒径10
μm以下のトナーを支障なく用いることができ、かぶり
がなく、濃度が高く極めて鮮明な記録画像を得ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施例に使用したDC
9028(コニカ(株)製)改造機を示す構成図である。
【図2】本発明の画像形成装置に使用した現像装置の実
施例を示す概略断面図。
【図3】上記現像装置の現像空間の拡大図。
【図4】本発明の画像形成装置の実施例のフルカラーモ
ードに使用した電極部に印加するバイアス電圧のタイミ
ング、および現像剤搬送体に印加するバイアス電圧のタ
イミングを示すタイムチャート。
【図5】本発明の画像形成装置の実施例の白黒モードに
使用した電極部に印加するバイアス電圧のタイミング、
および現像剤搬送体に印加するバイアス電圧のタイミン
グを示すタイムチャート。
【図6】本発明の画像形成装置の現像装置に使用する電
極部を有する板状部材の一実施例を示す原理構成図。
【図7】T1(現像時)において、電極部に印加する直
流バイアス電圧を変化させたときの感光体ドラムに現像
されたトナー付着量(一次付着量)を示すグラフ。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(像担持体) 2 スコロトロン帯電器 3 画像書き込み装置 4,4A,4B,4C,4D 現像装置 5 転写装置 6 クリーニング装置 7 原稿台 8 画像読み取り装置 9 給紙装置 12 定着装置 41 現像剤搬送体 42 現像剤 43 撹拌器 44 供給ローラ 45 電極部を有する板状部材 45a 板状部材 45b 電極部 46 現像剤搬送規制棒 47 スクレーパ 48 第一の振動電界 49 第二の振動電界 A 現像空間 E1 直流バイアス電源(現像剤搬送体側) E2 交流バイアス電源(現像剤搬送体側) E3 直流バイアス電源(電極部側) E4 交流バイアス電源(電極部側) T1 現像装置に装填されているトナーによって像担持
体上の静電潜像を現像するとき(現像時) T2 他の現像装置に装填されているトナーによって像
担持体上の静電潜像を現像するとき(他色現像時) T3 像担持体上に各現像装置によって現像すべき静電
潜像が存在しないところ(非画像領域)
フロントページの続き (72)発明者 小野寺 正泰 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 佐藤 洋太郎 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 野守 弘之 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤搬送体と像担持体が対向する空間
    の前記現像剤搬送体移動方向上流側に電極部を有する板
    状部材を設置し、前記現像剤搬送体に二成分現像剤を供
    給し、振動電界下でトナーを飛翔させ反転現像を行う現
    像装置を複数有し、前記像担持体上に多色のトナーを重
    ね合わせる画像形成装置において、前記各現像装置は、
    (1)該現像装置に装填されているトナーにより前記像担
    持体上の静電潜像を現像するとき、 |現像剤搬送体に印加する直流バイアス電圧|≦|電極
    部に印加する直流バイアス電圧|<|像担持体の静電潜
    像の最高電位|であり、(2)他の現像装置に装填されて
    いるトナーにより前記像担持体上の静電潜像が現像され
    るとき、 |像担持体の静電潜像の最高電位|≦|電極部に印加す
    る直流バイアス電圧|であることを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体上に各現像装置によって現
    像すべき静電潜像が存在しない非画像領域において、 |像担持体の表面電位の最大値|<|電極部に印加する
    直流バイアス電圧|であり、交流バイアス電圧を重畳す
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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