JPH08634Y2 - 防護材 - Google Patents

防護材

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JPH08634Y2
JPH08634Y2 JP1991032693U JP3269391U JPH08634Y2 JP H08634 Y2 JPH08634 Y2 JP H08634Y2 JP 1991032693 U JP1991032693 U JP 1991032693U JP 3269391 U JP3269391 U JP 3269391U JP H08634 Y2 JPH08634 Y2 JP H08634Y2
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JP1991032693U
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JPH04122994U (ja
Inventor
嘉則 勝又
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株式会社勝又発條製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は防刃や防弾に使用する防
護材に関するものであり、特に、同一形状の部材を継合
して形成する防護材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、防刃や防弾に使用する防護材に
は、実開昭63−184396号、特開昭58−197
00号、実開昭61−154497号、実開昭61−1
54498号等が存在している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、実開昭63−
184396号に係る考案は、構造は簡単でプロテクタ
ーに形成した場合にフレキシブルさを有し、着用した場
合に良好な着心地を得ることができるが、一方プロテク
ターとしての堅固さに欠けるという欠点がある。また、
特開昭58−19700号、実開昭61−154497
号、実開昭61−154498号では、防護面全体を確
実に防護できるという利点があるが、その一方では構造
が複雑となり、両者とも防刃板を取り付けるため堅固さ
に問題があり、柔軟性も弱くなるという欠点を有してい
る。
【0004】そこで、本考案は、身体に着用するための
可撓性を有し、構造が簡単で、防護面全体を確実に防護
でき、身体を刃物、銃弾等から確実に防護する堅固さを
有した防護材を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に基づく防護材に
おいては、以下のような特徴を有するものである。
【0006】第の考案では、正多角形の表面プレート
2と該表面プレート2と同外形で中央に中空部4を有す
るリングプレート3をリングプレート厚以上の隙間を介
して各プレートのコーナー部で固定ピン5をもって固着
してなる単位ブロック1の隙間内に他面側のブロックの
リングプレート3を介挿し、一方の単位ブロック1の隣
接するプレートコーナー部の固定ピン5が他方の単位ブ
ロック1のリングプレート3の中空部4内に遊嵌挿通し
てなり、両面が表面プレートで形成され、表面プレート
2とリングプレート3とにより四重構造をなすことを特
徴としている。
【0007】第の考案においては、正方形のプレート
部12と該プレート部の各辺を折曲げ起立させそれぞれ
に連結孔14を穿設して形成した係合爪13とからなる
単位ブロック11を、各プレート部12のコーナー部を
近接させ各辺の隣接部が空スペースとなるように各係合
爪の向きを揃えて配置し、上記空スペースの各辺の係合
爪と互いに重なり合って係合するように単位ブロックを
逆向きに配置し、上記重なり合った係合爪の連結孔に線
状の連結材17を挿通して隣接する各ブロックを連結
し、全体が可撓性を有する単体のモザイク状プレートを
なすよう形成してなることを特徴としている。
【0008】第の考案においては、互いに平行な対辺
を有する正多角形のプレート22間に連結ピン23を固
定的に介挿することにより隙間を形成して重ね合わせて
なる二重プレート21と、該隙間よりも薄厚で上記連結
ピンを遊嵌するピン孔25を穿設してなる連結プレート
24とからなり、二重プレート21と連結プレート24
とを相互に外周が重ね合わさるように配置し、全体が可
撓性を有する単体のモザイク状のプレートをなすよう形
成してなることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】第の考案においては、本考案に基づく防護材
が正多角形の表面プレートと該表面プレートと同外形で
中央に中空部を有するリングプレートを隙間を介して各
プレートのコーナー部で固定ピンをもって固着してなる
単位ブロックを組み合わせてなり、該単位ブロックの隙
間内に他面側のブロックのリングプレートを介挿し、一
方の単位ブロックの隣接するプレートコーナーブロック
の固定ピンが他方の単位ブロックのリングプレートの中
空部内に挿通して各単位ブロックが相互に結合し防護材
を形成している。ここで、表面プレートとリングプレー
トはリングプレートの厚み以上の隙間を介して固着され
ていて、更に、プレートコーナーブロックの固定ピンが
他方の単位ブロックのリングプレートの中空部内に遊嵌
してなるので、防護材全体が可撓性を有することにな
る。また、リングプレートが内部に配設されるので、両
面側とも表面プレートが外部面を形成するので、防護材
全体が凹凸のない平面ないし曲面となる。
【0010】第の考案においては、正方形のプレート
部と該プレート部の各辺を折曲げ起立させそれぞれに連
結孔を穿設して形成した係合爪とからなる単位ブロック
を互いに組み合わせてモザイク状のプレートを形成する
もので、各プレートのコーナー部を近接させ各辺の隣接
部が飽きスペースとなるように各係合爪の向きを揃えて
配置し、上記空スペースを逆向きに配置し、左右方向の
動きを規制する。更に、上記重なり合った係合爪の連結
孔に線状の連結材を挿通してなるので、上下方向に動き
が規制され、全体として各ブロックが連結されモザイク
状プレートが形成される。各ブロックは係合爪で重なり
合っているのみであるため、その摺接部分が可動するこ
とにより全体のプレートが可撓性を有する。
【0011】第の考案においては、互いに平行な対辺
を有する正多角形のプレート間に連結ピンを介挿してな
る二重プレートと、該二重プレート間の隙間に配設され
連結ピンを挿通すべきピン孔を穿設した連結プレートと
を、該二重プレートと連結プレートは相互に外周が重な
り合わさるように連結配置されてなるので、全体として
モザイク状のプレートが形成される。この連結プレート
は二重プレートの各プレートの隙間よりも薄厚で、か
つ、連結プレートに穿設されたピン孔は連結ピンを遊嵌
するよう構成されているので、全体としてプレートに形
成した場合、可撓性を有するプレートが形成される。
【0012】
【実施例】次に本考案の要旨を明確にするため、図面を
使用して実施例を説明する。以下に示す防護材は、防護
材をベスト又はセーター状にして身体に着用できるよう
に形成し、そのように形成したものを着用することによ
って刃物や銃弾から身を守るものである。
【0013】施例として示す防護材Bは、図に示す
ように、同一形状の単位ブロックを表裏に隙間なく敷き
詰めて形成した防護材である。表裏に配設される単位ブ
ロック1は図2に示すように、単位ブロックの横長1/
2だけずらして設けられている。単位ブロック1はステ
ンレス綱又は軽量のチタン若しくはチタン合金等の硬質
金属で形成され、図に示すように正方形形状の表面プ
レート2と該表面プレート2と同外形で中央に正方形の
中空部4を有する口型形状のリングプレート3を各プレ
ートのコーナー部で柱状形状の固定ピン5を介して互い
に重ね合わせて固着したもので、該固着はリベット6で
なされていて、その他溶着等によって固定することも可
能である。各単位ブロックの組み合わせ状態は、図
示すように上記表面プレート2とリングプレート3との
間の隙間内に他面側を形成するリングプレート3を介挿
し、一方の側の単位ブロック1の隣接するプレートコー
ナー部の固定ピンが他方の側の単位ブロック1のリング
プレート3の中空部4内に挿通してすることにより、各
単位ブロックを係合して全体としてプレートを形成する
ものである。
【0014】本実施例に基づく防護材の一部分の平面図
は図に示すようになり、同図(ロ)からも分かるよう
に単位ブロックにおける表面プレート2とリングプレー
ト3とはリングプレート厚以上の隙間を介して固着さ
れ、更に、同図(イ)に示されるように、リングプレー
ト3の中空部4の平面視の面積が固定ピンの断面積の4
倍よりも大きくなるように構成され、したがって、該中
空部4内に固定ピン5が遊嵌するようになっている。上
記厚み方向又は水平方向の連結クリアランスによって、
防護材全体として可撓性を有することになる。
【0015】実際の射撃テストは、38口径の銃で、2
5mの距離から行ったが、銃弾は貫通せず前記実施例の
場合と同様に良好な結果が得られた。
【0016】次に示す実施例における防護材Cは、図
に示す形状の単位ブロック11を組み合わせて形成する
ものであり、該単位ブロック11は上記と同様にステン
レス綱又はチタン系の金属により形成され、正方形のプ
レート部12の各辺を折曲げ起立させ係合爪13を形成
し、各係合爪13に連結孔14を穿設させたものであ
る。各係合爪13間には図に示すように間隔が設けら
れている。各単位ブロック11の組み合わせ状態は図
に示す通りであり、各単位ブロック11のプレート部1
2のコーナー部を近接させて各辺の隣接部が空スペース
となるように各係合爪13の向きを揃えて配置し、上記
空スペースの各辺の係合爪13と互いに重なりあって係
合するように単位ブロック11を逆向きに配置してい
る。つまり、隣合う各単位ブロック11がそれぞれ逆向
きになるように配設されている。このように配設すると
防護面に凹部が形成されるので、防護面を滑らかに形成
するため、連結孔16を穿設した小ブロック15を遊嵌
させ、その上で各連結孔14,16に可撓性を有する綱
線又は鎖等からなる線状の連結材17を挿通して各ブロ
ックを連結せしめたものである。各ブロックを連結しプ
レート状に形成した場合の平面視は図7に示すようにモ
ザイク状になる。
【0017】本実施例においては、各単位ブロック11
が係合爪13を互いに重ね合わせることによって連結さ
れ、かつ、図に示すように各係合爪13には間隔が設
けられ、更には、小ブロック15が遊嵌されているの
で、各ブロックを連結しプレート状に形成した場合、前
記ブロック間のクリアランス及び連結孔14,16と連
結材17間のクリアランスによって全体の可撓性を持た
せることができる。
【0018】次に示す実施例における防護材Dは、図
に示すように、平面形状が正六角形のプレート22を互
いに対称の位置にある3つの連結ピン23を固定的に介
挿することにより隙間を形成して重ね合わせてなる二重
プレート21を六角形の形に配設し、そのように配設し
たことにより空き面となる部分に連結孔25を6カ所に
穿設してなる円形の連結プレート24を上記二重プレー
ト21と連結プレート24の相互に外周が重なり合うよ
うに配置し、上記二重プレート21の隙間部分に上記連
結ピン23を介して連結することにより全体にモザイク
状のプレートをなすよう形成したものである。本実施例
においては、二重プレート21の隙間が連結プレート2
4の厚みよりも広幅で、連結プレート24に穿設した連
結孔25が連結ピン23を遊嵌できるように、連結ピン
23の断面より大きく設けられているので、全体として
プレート状に形成した場合、プレート24と二重プレー
ト21の隙間及び連結ピン23と連結孔25とのそれぞ
れのクリアランスによって可撓性を有するプレートを得
ることができる。
【0019】
【考案の効果】本考案は以上のように構成したことから
縦方向横方向にも自由に湾曲させることができ、身体に
装着しても身体の動きを制約しないいわゆる可撓性を有
することができる。例えば、第1の考案においては、単
位ブロックの表面プレートとリングプレートがリングプ
レート厚以上の隙間を介して固着され、更には、隣接す
るプレートコーナー部の固定ピンが他方の単位ブロック
のリングプレートの中空部内に遊嵌挿通してなるので、
各単位ブロックの動きに自由度が保証されるとともに、
表面が均一な平面をなす取扱い容易な防護材が得られ
る。
【0020】第の考案においても、各単位ブロックが
該単位ブロックの係合爪同士を互いに組み合わせること
により各単位ブロックが係合部され、係合爪に穿設され
た連結孔に線状の連結材を挿通して隣接する各ブロック
を連結しているので、結合部のクリアランスにより適度
な可撓性を持たせることができるほか、防護性の高い厚
みのある防護材を得ることができる。
【0021】また、第の考案においても、二重プレー
トの隙間が連結プレートの厚みよりも広幅で、連結プレ
ートに穿設した連結孔が連結ピンを遊嵌できるように設
けられているので、全体としてプレート状に形成した場
合、可撓性を有するプレートを得ることができる。
【0022】また、請求項1から請求項すべての場合
に、基本的に単一の部材で構成しているので構造が簡単
であり、コストを低く押えることをできる。例えば、第
1の考案では単位ブロックからなり、第2の考案では単
位ブロックと線状部材からなり、第3の考案では二重プ
レートと連結プレートからなる。
【0023】また、どの考案の場合も単一の部材を堅固
に結合してなるので、プレートのすべてが防護機能を有
する構成メンバーであり、部材の構成も簡単で効率よ
く、比較的軽量且つ安価にできるほか、堅固な防護材を
提供することができ、ナイフやアイスピック等の刃物や
銃弾から確実に身体を保護することができる。特に、従
来の考案のように防刃板等の付加的な部材を設ける必要
なく、防護面全体を保護することができるので、防護面
の防御を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】防護材の要部斜視図である。
【図2】単位ブロックの組立て状態を示す斜視図であ
る。
【図3】単位ブロックの組合わせ状態を示す図であり、
(イ)は要部平面図、(ロ)は(イ)におけるX−X断
面図である。
【図4】単位ブロックの斜視図である。
【図5】ブロックの組立て状態を示す斜視図である。
【図6】防護材の平面図である。
【図7】プレートの組合わせ状態を示す図であり、
(イ)は要部平面図、(ロ)は(イ)におけるY−Y断
面図である。
【符号の説明】
a1,a2,c1,c2 正面傾斜リング b1,b2 背面傾斜リング a,c,e 正面傾斜リング列 b,d 平面傾斜リング列 1 単位ブロック 2 表面プレート 3 リングプレート 4 中空部 5 固定ピン 6 リベット 11 単位ブロック 12 プレート部 13 係合爪 14 連結孔 15 小ブロック 16 連結孔 17 連結材 21 連結プレート 22 プレート 23 連結ピン 24 連結プレート

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正多角形の表面プレート(2)と該表面
    プレート(2)と同外形で中央に中空部(4)を有する
    リングプレート(3)をリングプレート厚以上の隙間を
    介して各プレートのコーナー部で固定ピン(5)をもっ
    て固着してなる単位ブロック(1)の隙間内に他面側の
    ブロックのリングプレート(3)を介挿し、一方の単位
    ブロック(1)の隣接するプレートコーナー部の固定ピ
    ン(5)が他方の単位ブロック(1)のリングプレート
    (3)の中空部(4)内に遊嵌挿通してなり、両面が表
    面プレートで形成され、表面プレート(2)とリングプ
    レート(3)とによって四重構造をなすことを特徴とす
    る防護材。
  2. 【請求項2】 正方形のプレート部(12)と該プレー
    ト部の各辺を折曲げ起立させそれぞれに連結孔(14)
    を穿設して形成した係合爪(13)とからなる単位ブロ
    ック(11)を、各プレート部(12)のコーナー部を
    近接させ各辺の隣接部が空スペースとなるように各係合
    爪の向きを揃えて配置し、上記空スペースの各辺の係合
    爪と互いに重なり合って係合するように単位ブロックを
    逆向きに配置し、上記重なり合った係合爪の連結孔に線
    状の連結材(17)を挿通して隣接する各ブロックを連
    結し、全体が可撓性を有する単体のモザイク状プレート
    をなすよう形成してなることを特徴とする防護材。
  3. 【請求項3】 互いに平行な対辺を有する正多角形のプ
    レート(22)間に連結ピン(23)を固定的に介挿す
    ることにより隙間を形成して重ね合わせてなる二重プレ
    ート(21)と、該隙間よりも薄厚で上記連結ピンを遊
    嵌するピン孔(25)を穿設してなる連結プレート(2
    4)とからなり、二重プレート(21)と連結プレート
    (24)とを相互に外周が重ね合わさるように配置し、
    全体が可撓性を有する単体のモザイク状のプレートをな
    すよう形成してなることを特徴とする防護材。
JP1991032693U 1991-04-12 1991-04-12 防護材 Expired - Lifetime JPH08634Y2 (ja)

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JPH04122994U JPH04122994U (ja) 1992-11-05
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US7100490B2 (en) * 2003-07-01 2006-09-05 Muller Jr Robert L Body armor

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