JPH086354A - 導電性ローラ - Google Patents

導電性ローラ

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JPH086354A
JPH086354A JP13547594A JP13547594A JPH086354A JP H086354 A JPH086354 A JP H086354A JP 13547594 A JP13547594 A JP 13547594A JP 13547594 A JP13547594 A JP 13547594A JP H086354 A JPH086354 A JP H086354A
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JP
Japan
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conductive
roller
elastic layer
ethylene propylene
rubber
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Withdrawn
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JP13547594A
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Inventor
Shuji Kon
修二 今
Yoshiaki Kanekura
嘉昭 金倉
Shinji Yamazaki
新司 山崎
Yoichi Shibuya
洋一 渋谷
Kazuhisa Ishikawa
和久 石川
Seiji Ito
政治 伊藤
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 体積固有抵抗 1×105 Ω・cm以下、圧縮永久
歪(70℃×22hr)10%以下、硬度(JIS A )45°以下
で、かつ、感光体を汚染するおそれのない導電性ゴム弾
性層を有する導電性ローラを提供する。 【構成】 エチレンとプロピレンの比率がモル比で 8:2
〜4:6 で、ヨウ素価が18以上のエチレンプロピレンゴム
を用いて、ローラ芯金上に導電性ゴム弾性層を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機などの帯
電、現像、転写用ローラなどとして用いられる導電性ゴ
ムロ−ラに関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、レーザビームプリンタ、フ
ァクシミリなどにおいては、帯電、現像、転写などのプ
ロセスがあり、従来、次のような方式が一般に用いられ
ていた。すなわち、帯電プロセスでは、コロトロン方式
に代表されるような、金属ワイヤに高電圧を印加し、感
光体ドラム表面に放電により正または負の電荷を帯電さ
せる方式、また、現像プロセスでは、NおよびS極のマ
グネットを配置し、アルミスリ−ブを被覆したマグネッ
トロ−ラを磁性粉とトナ−とを混合した現像剤中に回転
させ、摩擦によってトナ−を帯電させ、感光体ドラム上
に現像させる方式、さらに、転写プロセスでは、帯電プ
ロセスの場合と同様、ワイヤ−放電により感光体ドラム
上に形成されたトナー像をコピ−紙上に転写させる方式
が従来用いられていた。
【0003】しかしながら、帯電や転写プロセスにおけ
る上記方式では、金属ワイヤ−からの放電によりオゾン
が発生するという問題があった。すなわち、オゾンは人
体に悪い影響を及ぼすばかりでなく、感光体の性能をも
低下させる。また、現像プロセスにおける上記方式で
は、現像剤として用いる磁性粉が使用している間に疲労
するため、これを定期的に交換しなければならず、ま
た、高価なマグネットロ−ラを使用するため、製品コス
トが高くなるという問題があった。
【0004】このようななかで、近時、帯電、現像、転
写などの各プロセスに導電性ローラを用いる方式が実用
化され、注目されている。すなわち、この導電性ローラ
は、基本的に金属芯軸上に導電性ゴム弾性層を設けたも
ので、たとえば帯電用のものでは、ローラを感光体ドラ
ム表面に接触回転させることにより、感光体を帯電させ
ることができる。
【0005】しかして、このような導電性ローラの導電
性ゴム弾性層においては、体積固有抵抗 1×105 Ω・cm
以下、圧縮永久歪(70℃×22hr)10%以下、硬度(JIS
A )45°以下、また、感光体を汚染しないことなどが要
求され、その形成材料として、シリコーンゴム、ウレタ
ンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴムなどの
合成ゴムにカーボンブラックや金属粉末などの導電性物
質を混入したものなどが一般に使用されている。
【0006】しかしながら、従来より知られる導電性ロ
ーラにおいて、導電性ゴム弾性層が上記特性を十分にか
つ安定して備えたものはなく、その開発が望まれてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、電子複写
機などに用いるローラとして、上記したような体積固有
抵抗、圧縮永久歪率、硬度を有し、かつ、感光体を汚染
するおそれのない導電性ゴム弾性層を有する導電性ロー
ラの要求があるが、未だこのような要件を十分に満足す
るものは得られていないのが実状である。
【0008】本発明はこのような従来の事情に対処して
なされたもので、体積固有抵抗 1×105 Ω・cm以下、圧
縮永久歪(70℃×22hr)10%以下、硬度(JIS A )45°
以下で、かつ、感光体を汚染するおそれのない導電性ゴ
ム弾性層を有する導電性ローラを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の導電性ローラ
は、ローラ芯軸上に、エチレンとプロピレンの比率がモ
ル比で 8:2〜4:6 で、ヨウ素価が18以上のエチレンプロ
ピレンゴムを主体とする導電性ゴム弾性層を具備してな
ることを特徴としている。
【0010】本発明において使用されるエチレンプロピ
レンゴムは、エチレンとプロピレンの比率がモル比で
8:2〜4:6 で、ヨウ素価が18以上のものであり、第三成
分その他の条件は特に限定されるものではない。すなわ
ち第三成分は、ジシクロペンタジエン、エチリデンノル
ボ−ネン、1,4-ヘキサジエンなどいずれであってもよ
い。しかしながら、圧縮永久歪の点から第三成分はエチ
リデンノルボ−ネンが好ましい。本発明において使用す
るエチレンプロピレンゴムを上記のように限定した理由
は、エチレン比率が前記範囲より多いと硬度および圧縮
永久歪が大きくなり、逆にエチレン比率が前記範囲より
少ないと重合が困難になるからであり、また、ヨウ素価
が18未満であっても圧縮永久歪が大きくなるからであ
る。なお、このエチレンプロピレンゴムは 2種以上のも
のを混合して使用するようにしてもよく、その場合、ヨ
ウ素価は混合したものについて上記条件を満足していれ
ばよい。
【0011】本発明の導電性ゴム弾性層は、体積固有抵
抗 1×105 Ω・cm以下、圧縮永久歪(70℃×22hr)10%
以下、硬度(JIS A )45°以下とすることが好ましく、
このような特性を有するように、上記エチレンプロピレ
ンゴムに、導電性付与剤および加硫剤を配合し、さら
に、必要に応じて加硫助剤、軟化剤その他の添加剤を配
合して調製した組成物により形成することが好ましい。
導電性付与剤としては、カ−ボンブラックが適してお
り、なかでもアセチレンブラックやケッチェンブラック
の使用が好ましい。FEF 、SRF 、ISAFのようなファ−ネ
スブラックは硫黄分が多く感光体を汚染するおそれがあ
るためその使用は避けたほうがよい。加硫剤としては、
有機過酸化物の使用が好ましく、ジクミルパーオキサイ
ド(DCP)をはじめ、1,1-ジ(t-ブチルパーオキシ)
3,3,5-トリメチルシクロヘキサン、ジ-t-ブチルパーオ
キシジイソプロピルベンゼン、2,5-ジメチル-2,5- ジ-t
- ブチルパーオキシヘキサン、2,5-ジメチル-2,5- ジ-t
- ブチルパーオキシヘキシンなど、エチレンプロピレン
ゴムの加硫剤として一般に知られるもののなかから任意
に選択して使用することができる。加硫助剤としては、
マレイミド系が好ましく、キノイド系、シアヌレート
系、硫黄系のものの使用は、感光体汚染や表面へのブリ
ードの問題があるためあまり好ましくない。軟化剤とし
ては、パラフィン系オイルなどが使用される。また、そ
の他の添加剤としては、硬度調整剤としてサブなどが使
用でき、また、クレー、炭酸カルシウムなどの無機充填
剤を表面の研削性を改善する目的で配合することができ
る。ただし、タルクや雲母に代表されるような偏平状の
無機充填剤は、成型の際のゴムの流れに沿ってこれらの
粒子が並び、ゴムに方向性が出て、研削肌や電気抵抗が
変わるためその使用は好ましくない。
【0012】本発明の導電性ローラは、上記各成分をバ
ンバリ−ミキサ−やインタ−ナルミキサ−、あるいはニ
−ダ−などにより混合し、これをプライマもしくは接着
剤を塗布したローラ芯軸上に、射出成形やプレス成形な
どの通常の方法で加硫成型することにより導電性ゴム弾
性層を形成して製造される。なお、必要ならば、加硫
後、そのまま表面を研削するか、もしくは加硫剤分解残
査を除去した後、表面を研削するようにしてもよい。加
硫剤分解残査の除去は、加熱もしくは真空加熱による方
法を用いることができる。
【0013】本発明においては、導電性ゴム弾性層上
に、トナーとの離型性や耐摩耗性に優れたフッ素樹脂な
どによる導電性樹脂層などの他の導電性被覆層を設ける
ようにしてもよい。なお、このような導電性被覆層を設
ける場合には、導電性ゴム弾性層は加硫剤分解残査を除
去しておくことが好ましい。
【0014】
【作用】本発明の導電性ローラでは、上記したような特
定のエチレンプロピレンゴムを用いるようにしたので、
体積固有抵抗 1×105 Ω・cm以下、圧縮永久歪(70℃×
22hr)10%以下、硬度(JIS A )45°以下で、かつ、感
光体を汚染するおそれのない導電性ゴム弾性層を安定し
て形成することができる。したがって、このような特性
が要求される電子複写機、レーザビームプリンタ、ファ
クシミリなどにおける帯電用ローラ、現像用ローラ、転
写用ローラなどとして有用であるほか、コピー紙やフィ
ルムなどの帯電電荷を除電する除電用ローラなどとして
も有用である。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0016】実施例1 表1に示すように、エチレン/プロピレン比 74/26、第
三成分としてエチリデンノルボ−ネンを含むヨウ素価 1
3 のエチレンプロピレンゴム(三井石油化学社製 商品
名 三井 EPT3042E 、エチレンプロピレンゴムAと表
記)90重量部、エチレン/プロピレン比 63/37、第三成
分としてエチリデンノルボ−ネンを含むヨウ素価 22 の
エチレンプロピレンゴム(三井石油化学社製 商品名
三井 EPT4095、エチレンプロピレンゴムBと表記)60重
量部、亜鉛華 7.5重量部、ステアリン酸 1.5重量部、パ
ラフィン系オイル(出光興産社製 商品名 PW-90) 105
重量部、アセチレンブラック 90 重量部、重質炭酸カル
シウム 60 重量部、サブ(天満サブ加工社製 商品名
ネオファクチスU-8 ) 15 重量部、加硫助剤 N,N′-m-
フェニレンジマレイミド(大内新興化学社製 商品名
共加硫剤 PM ) 2重量部、およびDCP(40%) 8重量
部をバンバリーミキサーにより均一に混練してエチレン
プロピレンゴムコンパウンドを得た後、このコンパウン
ドを、プレス成形により、ステンレス製芯軸(直径 16m
m 、胴長 220mm)上に肉厚 3mmで被覆して導電性ローラ
を製造した。
【0017】実施例2、3 実施例1において、被覆材料中のアセチレンブラックを
ケッチェンブラックに代え、かつその配合量を23重量部
(実施例2)または30重量部(実施例3)とした以外は
実施例1と同様にして導電性ローラを製造した。
【0018】実施例4 実施例1において、被覆材料中のエチレンプロピレンゴ
ムAおよびエチレンプロピレンゴムBに代えて、エチレ
ン/プロピレン比 66/34、第三成分としてエチリデンノ
ルボ−ネン(ヨウ素価 23 )を含むヨウ素価 19 のエチ
レンプロピレンゴム(三井石油化学社製 商品名 三井
EPT8075E 、エチレンプロピレンゴムCと表記)を 120
重量部配合し、かつ、パラフィン系オイルの配合量を13
0 重量部とした以外は実施例1と同様にして導電性ロー
ラを製造した。
【0019】得られた各実施例の導電性ローラのゴム層
の引張応力、引張強さ、伸び、硬度(JIS A )、体積固
有抵抗、圧縮永久歪(70℃×22hr)を測定した。結果
を、ゴムコンパウンドのムーニー粘度およびスコーチタ
イムもとともに表1に示す。
【0020】また、本発明との比較のために、実施例1
において、被覆材料中のエチレンプロピレンゴムBに代
えて、エチレン/プロピレン比 66/34、第三成分として
エチリデンノルボ−ネンを含むヨウ素価 13 のエチレン
プロピレンゴム(三井石油化学社製 商品名 三井 EPT
3045、エチレンプロピレンゴムDと表記)を用いるよう
にした以外は実施例1と同様にして導電性ローラを製造
し、上記各実施例と同様の評価を行った。結果を表1に
示す。
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明によれば、特定のエチレンプロピレンゴムを用いて
導電性ゴム弾性層を構成するようにしたので、体積固有
抵抗 1×105 Ω・cm以下、圧縮永久歪(70℃×22hr)10
%以下、硬度(JIS A )45°以下で、また、感光体を汚
染することのない導電性ゴム弾性層を有する導電性ロ−
ラを安定して得ることができる。
【0023】したがって、このような特性が要求される
電子複写機などにおける帯電、現像、転写用各ローラ、
あるいは除電用ローラなどとして有用である。
【0024】
フロントページの続き (72)発明者 山崎 新司 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 渋谷 洋一 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 石川 和久 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 伊藤 政治 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラ芯軸上に、エチレンとプロピレンの
    比率がモル比で 8:2〜4:6 で、ヨウ素価が18以上のエチ
    レンプロピレンゴムを主体とする導電性ゴム弾性層を具
    備してなることを特徴とする導電性ロ−ラ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の導電性ロ−ラにおいて、導
    電性ゴム弾性層の体積固有抵抗が 1×105 Ω・cm以下、
    圧縮永久歪(70℃×22hr)が10%以下で、かつ、硬度
    (JIS A )が45°以下でであることを特徴とする導電性
    ロ−ラ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の導電性ロ−ラにお
    いて、導電性ゴム弾性層には、導電性付与剤としてカ−
    ボンブラックが配合されてなることを特徴とする導電性
    ロ−ラ。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3記載の導電性ロ−ラにおい
    て、導電性ゴム弾性層上に、他の導電性被覆層を設けて
    なることを特徴とする導電性ロ−ラ。
JP13547594A 1994-06-17 1994-06-17 導電性ローラ Withdrawn JPH086354A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010904