JPH0863585A - 並列プロセッサ - Google Patents

並列プロセッサ

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JPH0863585A
JPH0863585A JP19662094A JP19662094A JPH0863585A JP H0863585 A JPH0863585 A JP H0863585A JP 19662094 A JP19662094 A JP 19662094A JP 19662094 A JP19662094 A JP 19662094A JP H0863585 A JPH0863585 A JP H0863585A
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JP
Japan
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circuit
arithmetic
unit
data
input
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JP19662094A
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English (en)
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Masuyoshi Kurokawa
益義 黒川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0863585A publication Critical patent/JPH0863585A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列演算処理により処理能力を向上させつ
つ、可能な限り構成を簡略化して回路規模の増大を抑え
た並列プロセッサを提供する。 【構成】 映像編集装置1は、単位演算処理回路10i
をn個(1≦i≦n)直列に接続した、いわゆるSIM
D方式の並列プロセッサである。並列プロセッサ1は、
例えば水平期間Hk において入力データ端子からシリア
ルに入力された1水平期間分の映像信号の画素値Di
パラレルに変換し、水平期間Hk に続く水平ブランキン
グ期間Bk において各第1の演算処理回路14i に供給
し、さらに続く水平期間Hk+1 において、画素値Di
ついて演算処理回路14i が所定の処理を施してメモリ
回路160i に記憶させ、続く水平期間Hk+2 におい
て、さらに所定の演算処理を施して演算処理結果Qi
生成し、その演算処理結果Q i を続く水平ブランキング
期間Bk+2 において出力シフトレジスタ18に供給し、
続く水平期間Hk+3 において順次シリアルに出力データ
端子から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号等の演算処理
に用いられる並列プロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、並列プロセッサを用いたディジ
タルシグナルプロセッサ(DSP)は、映像信号等に対
して演算処理を行う演算処理部分と映像信号の各画素の
数値(画素値)および演算処理結果等のデータを記憶す
るメモリ部分とは別個の素子により実現され、これらの
素子の間をデータバス等で接続して構成される。このよ
うな構成のDSPにおいては、演算処理部分の処理速度
に応じた速度でメモリ部分から演算処理部分にデータを
読み出し、あるいは、演算処理部分からメモリ部分に演
算処理の結果得られたデータを書き込む必要がある。
【0003】しかしながら、メモリ部分から演算処理部
分へのデータの読み出しの速度は、データバスのビット
幅、および、メモリ部分に用いられる素子のデータ入出
力の動作速度、つまり演算処理部分とメモリ部分との間
の通信速度により制限される。すなわち、演算処理部分
とメモリ部分との間の通信速度によりDSP自体の処理
速度が制限されてしまう。従って、演算処理部分とメモ
リ部分とを別個の素子を用いたDSPの設計において
は、これらの素子を接続するデータバスによる動作速度
上の制限を取り除くことができるようにデータバスを取
り扱うことが重要であり、また、高速、高性能なDSP
を設計する上で最も難しい問題であった。
【0004】演算処理部分とメモリ部分とを別個の素子
で実現したDSPにおける演算処理部分とメモリ部分と
の間の通信速度の問題を解決するために、映像信号処理
の分野では、リニアアレイプロセッサと呼ばれる並列プ
ロセッサが用いられるようになってきている。リニアア
レイプロセッサは、演算処理部分とメモリ部分との間の
通信速度により生じる問題を解決するために考え出され
たものであり、演算処理の対象となる信号に含まれる各
データ、すなわち1水平期間(ライン)分の映像信号に
含まれる各画素値に対応させて演算処理回路、および、
メモリ回路を同一素子上に構成し、1水平期間分の映像
信号の画素値をメモリ回路に取り込んでから各画素値に
対応する演算処理回路により各画素についてプログラマ
ブルに同一の演算処理を行う。リニアアレイプロセッサ
における演算処理は、SIMD(Single Instruction M
ultiple Data)処理方式とも呼ばれる。リニアアレイプ
ロセッサによれば、演算処理部分とメモリ部分との間の
通信速度に起因する問題を取り除くことができるので、
高速かつ高性能なDSPを構成することができる。
【0005】リニアアレイプロセッサとしては、従来か
ら文献「Chiders J. et al, "SVP:Serial Video Proces
sor", IEEE 1990 CICC, p17.3.1 」に記載されたものが
知られている。以下、図4を参照して上記文献に記載さ
れた従来の並列プロセッサの演算処理回路(プロセッサ
エレメント8)の構成を説明する。図4は、上記文献に
記載された従来の並列プロセッサに用いられているプロ
セッサエレメント(PE)8の構成を示す図である。な
お、図4に示したプロセッサエレメント8は、上記文献
に図4(figure 4-1: 〜figure 4-11:)として記載され
ているものであり、図示の都合上RF0/DIR回路9
4、および、RF1/DOR回路96の部分を簡略化し
て示してある。プロセッサエレメント8は、入力信号選
択回路80、レジスタA82、レジスタM84、レジス
タB86、レジスタC90、L/R制御回路92、RF
O/DIR回路94、RFI/DOR回路96、およ
び、算術演算回路98から構成されている。
【0006】入力信号選択回路80は、2つの2入力1
出力のマルチプレクサ800,802から構成される。
レジスタA82、レジスタM84、レジスタB86は、
それぞれ8入力1出力のマルチプレクサ820,84
0,860、および、Dフリップフロップ822,84
2,862から構成される。レジスタC90は、2つの
2入力1出力のマルチプレクサ900,902、8入力
1出力のマルチプレクサ904、および、Dフリップフ
ロップ906から構成される。
【0007】L/R制御回路92は、4入力1出力のマ
ルチプレクサ920、および、プロセッサエレメント8
を用いた並列プロセッサにおいて、各プロセッサエレメ
ント8に共通して用いられる1024入力1出力のNO
R回路922から構成される。算術演算回路98は、O
R回路980、AND回路982、および、全加算回路
として動作するALU984から構成される。上記文献
に記載された並列プロセッサは、それぞれプロセッサエ
レメント8、および、メモリ回路から構成される単位プ
ロセッサが多数直列に接続されて構成されており、さら
に、各単位プロセッサに対応する画素値を直列(シリア
ル)形式の映像信号から分離して供給する入力用シフト
レジスタ回路、および、各単位プロセッサの演算結果を
シリアルな信号に変換して出力する出力用シフトレジス
タを有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の並列プ
ロセッサにおいては、1水平期間分の画素値の処理に費
やすことができる処理時間が画像信号の水平期間に制限
されてしまい、可能な演算処理量が限られてしまうとい
う問題がある。従って、多くの演算処理を1水平期間分
の画素値に対して行うには、並列プロセッサの演算処理
性能を向上させる必要がある。演算処理性能の向上のた
めには、プロセッサエレメント自体の高速化、または、
複数の各プロセッサエレメントが複数のALU(算術演
算回路)を用いて並列演算処理を行うといった解決策が
ある。
【0009】本発明の並列プロセッサは、上述した従来
技術の問題に鑑みてなされたものであり、演算処理能力
の向上のために上述の2つの解決策の内の後者を採用し
た並列プロセッサ、すなわち、各プロセッサエレメント
に複数のALUを設け、これらのALUに並列演算処理
を行わせることにより処理能力を向上させた並列プロセ
ッサを提供することを第1の目的とする。また、並列演
算処理により処理能力を向上させつつ、可能な限り構成
を簡略化して回路規模の増大を抑えた並列プロセッサを
提供することを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の並列プロセッサは、1周期あたり複数のデ
ータからなる入力信号に演算処理を行う並列プロセッサ
であって、それぞれが複数の段数に直列結合された1デ
ータごとの演算処理を行う単位演算手段を有する単位演
算ユニットを、前記複数のデータ数に応じた数だけ並列
に設けた単位演算ユニット群を具備し、該単位演算ユニ
ット群の単位演算ユニット内の同じ段の位置の単位演算
手段は、同じ演算処理を行うように構成され、前記それ
ぞれの単位演算ユニットは、前記周期的に入力される入
力信号の内、対応するデータを受入れ、それぞれの段の
単位演算手段が、前記周期ごとに所定の演算処理を行
い、次段の単位演算手段に出力するように構成されてい
る。
【0011】好適には、前記単位演算ユニットの各段の
単位演算手段は、隣接する単位演算ユニットの同じ段の
位置の単位演算手段とデータの交換が可能なように構成
されている。好適には、同一の前記単位演算ユニットに
含まれる前記各単位演算手段は、それぞれ所望の演算処
理を分割してその一部ずつを行い、該単位演算ユニット
全体で該所望の演算処理を行う。好適には、前記単位演
算手段は、それぞれメモリ手段と演算手段とを有し、該
演算手段は対応する該メモリ手段を介して同一の前記単
位演算ユニットの次段の該演算手段に結合されている。
【0012】好適には、前記周期ごとに直列形式の前記
入力信号のデータを順次、受け入れて該データそれぞれ
を保持するシフトレジスタを有し、前記シフトレジスタ
に保持された前記データそれぞれを対応する前記単位演
算ユニットの最先段の前記単位演算手段に対して並列的
に出力するデータ入力手段をさらに有する。好適には、
前記周期ごとに前記単位演算ユニットの最後段の前記単
位演算手段それぞれの前記演算処理の結果を並列的に入
力して保持するシフトレジスタを有し、前記シフトレジ
スタに保持された前記演算処理の結果を順次、直列的に
出力するデータ出力手段をさらに有する。
【0013】好適には、前記入力信号は直列形式の映像
信号であり、前記データは該映像信号の1水平期間分の
画素それぞれの画素データであり、前記周期は該映像信
号の連続する1水平期間および1水平ブランキング期間
であって、前記データ入力手段のシフトレジスタは、前
記1水平期間に前記画素データを順次、受け入れて該画
素データそれぞれを保持し、前記データ入力手段は、前
記1水平ブランキング期間に前記シフトレジスタに保持
された前記画素データそれぞれを対応する前記単位演算
ユニットの最先段の前記単位演算手段に対して並列的に
出力し、前記単位演算手段は、前記1水平期間にそれぞ
れ前記演算処理を行い、前記データ出力手段のシフトレ
ジスタは、前記1水平ブランキング期間に単位演算ユニ
ットの最後段の前記単位演算手段それぞれの演算処理の
結果を並列的に入力して保持し、前記データ出力手段
は、前記レジスタに保持された前記演算処理の結果を順
次、直列的に出力する。
【0014】
【作用】データ入力手段は、各単位演算処理手段に対応
する入力用レジスタを有する1種のシリアル/パラレル
変換回路としての動作をする。すなわち、データ入力手
段は水平期間にシリアル(直列)に入力された映像信号
の各画素の数値(画素値)、例えば輝度信号成分の値を
これらの入力用レジスタに順次保持し、映像信号の水平
ブランキング期間に、各入力用レジスタから各画素値を
対応する単位演算処理手段にパラレル(並列)に供給す
る。
【0015】結合された単位演算手段にはそれぞれ、画
素値が供給された水平ブランキング期間に続く水平期間
に、データ入力手段から供給された画素値について所定
の演算処理を行う。各単位演算手段の演算処理結果は、
続く水平ブランキング期間にデータ出力手段に供給され
る。各結合された単位演算手段は処理の対象となるデー
タに対して並列的に演算処理を行うことにより、単位演
算手段の演算処理能力を向上させ、複数の並列プロセッ
サを接続する構成の並列プロセッサよりも回路規模の増
大を抑える。また、各結合された単位演算手段におい
て、データ入力手段に近い単位演算手段からデータ出力
手段に近い単位演算手段へデータの流れを1方向化する
ことにより構成を簡略化している。
【0016】メモリ手段は、演算手段に対するそれぞれ
1ビット幅の2つの出力バスと1つの入力バスにより、
データ入力手段から供給された、例えば8ビット構成の
画素値、演算手段による画素値に対する演算処理の中間
値および結果を記憶し、演算手段へこれらの値を1ビッ
トずつ2個の入力データとして供給し、演算処理手段か
らの1個の出力データを1ビットずつ記憶する。演算手
段は、例えば1ビット幅の2個の入力データについて演
算処理を行い、1ビット幅の1個の出力データとして出
力する。各演算手段は、メモリ手段に記憶された8ビッ
ト幅の各データについて1ビットずつ各単位演算手段の
演算手段に共通の処理を行って所定の演算処理、例えば
フレーム間動き検出等の処理を行う。
【0017】データ出力手段は、各単位演算手段に対応
する出力用レジスタを有しており、1種のパラレル/シ
リアル変換手段として動作する。すなわち、水平ブラン
キング期間に各結合された単位演算手段から対応する出
力用レジスタにパラレルに供給される各単位演算手段の
演算結果を保持し、保持した演算結果を続く水平期間の
間に順次シリアルに出力する。
【0018】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して本発明の並列プ
ロセッサ1の構成を説明する。図1は、本発明の並列プ
ロセッサ1の構成を示す図である。まず、データ記録装
置1の構成および動作の概要を説明する。図1に示す本
発明の並列プロセッサ1は、それぞれ制御回路12のデ
ータ入力レジスタ120i 、演算処理回路14i ,1
6、および、出力シフトレジスタ18のデータ出力レジ
スタ180i から構成される単位演算処理回路10i
n個(i,nは整数、1≦i≦n、以下同じ)直列に、
例えば768個、1,024個、2,200個といった
数、映像信号の1水平期間分の各画素に対応して接続し
た構成になっており、いわゆるSIMD(Single Instr
uction Multiple Data)方式の動作により、1水平期間
(1ライン、または、1H)分の映像信号の各画素の輝
度信号等の数値(画素値Di )について並列的に演算処
理を行う。
【0019】すなわち、並列プロセッサ1は、例えば水
平期間Hk (kは整数)において入力データ端子からシ
リアル(直列)に順次入力された1水平期間分の映像信
号の画素値Di を、入力シフトレジスタ12によりパラ
レル(並列)に変換し、水平期間Hk に続く水平ブラン
キング期間Bk において各第1の演算処理回路14i
供給し、さらに続く水平期間Hk+1 において、画素値D
i について演算処理回路14i が所定の処理を施してメ
モリ回路160i に記憶させ、続く水平期間H k+2 にお
いて、さらに所定の演算処理を施して演算処理結果Qi
を生成し、その演算処理結果Qi を続く水平ブランキン
グ期間Bk+2 において出力シフトレジスタ18に供給
し、続く水平期間Hk+3 において順次シリアルに出力デ
ータ端子から出力する。
【0020】映像信号の1水平期間に含まれる各画素そ
れぞれに対応する演算回路を単一の半導体素子上に実現
するために、それぞれの単位演算処理回路10i の演算
回路には、1ビット算術演算ユニット(ALU)といっ
た簡素化されたものが用いられる。簡素化した演算回路
を用いているので、単一の単位演算処理回路10i の演
算処理能力はあまり高くはない。しかし、単位演算処理
回路10i は各画素に対応しているので、データ記録装
置1全体としての処理能力は非常に高くなっている。各
単位演算処理回路10i において、実時間的(リアルタ
イム)に各画素値D i の画像処理を行うためには、各単
位演算処理回路10i は、1水平期間(ライン)の掃引
時間で1ピクセルの画素を処理せねばならない。
【0021】一般に、画像処理を行うプロセッサシステ
ムの処理能力を上げるためには、演算回路の動作速度を
上げる、演算回路が1ステップで画素値Di に対して複
雑な処理を行うことができるように各演算回路の機能を
向上させる、あるいは、各単位演算処理回路10i を複
数の演算処理回路により構成して、これらの演算処理回
路に並列的に演算処理を行わせる等の方法が考えられ
る。本発明のデータ記録装置1は、3番目に示した複数
の単位演算処理回路10iを複数の演算処理回路で構成
し、処理能力を向上させるために回路構成を工夫したも
のである。
【0022】プロセッサシステムの処理能力向上のため
の上述の3つの方法の中で、最初に示した方法は、半導
体素子製造上のプロセスに主に依存しており、本発明と
は関連がないので触れない。また、2番目に述べた方法
は、1ステップで行うことができる機能を上げると、演
算回路の半導体素子上の面積が増大してしまうので、並
列プロセッサ(リニアアレイプロッセッサ)には向かな
い。3番目に示した並列処理を行う並列プロセッサの構
成で一般的なものは、例えばデータ入力レジスタ、演算
処理回路、および、データ出力レジスタの3つのブロッ
クから構成される演算回路(処理ブロック)を、複数搭
載し、そのそれぞれの処理ブロックのI/O間を接続す
る方法であり、このI/O間の接続方法をバスとする、
あるいは、セレクタにより接続を可変にするといったも
のである。
【0023】しかし、このような構成では、処理ブロッ
クから、別の処理ブロックへ転送する際のI/Oのビッ
ト幅で転送するデータ量が制限されてしまい、処理途中
のデータを後段の処理ブロックに転送する時のネックに
なってしまう。またこの転送を行うためにレーテンシー
が1ライン分余分にかかる。このような不具合を回避す
るために、単一の半導体素子に単位演算処理回路を複数
搭載する本発明のデータ記録装置1においては、入力シ
フトレジスタと出力シフトレジスタを半導体素子全体の
I/Oにのみ用い、これらのシフトレジスタの間にメモ
リ回路と演算回路を多段接続した構成を採用している。
本実施例においては説明の便宜上、多段接続中最も構成
が簡単な2個の演算処理回路を用いたデータ記録装置1
を例に説明する。
【0024】データ記録装置1においては、単位演算処
理回路10i の2個の演算回路A142i 、演算回路B
162i で演算処理を分割して行うように構成し、前段
の演算処理回路14i は担当する処理が終わった時点で
後段の演算処理回路16i のメモリ回路B160i に演
算処理の結果を書き込むことにより画素値Di を順に処
理してゆく。すなわち、データの転送の際に、演算処理
回路14i の演算回路A142i はメモリ回路A140
i 、および、メモリ回路B160i にデータの書き込み
が可能なように構成されている。以上のようにデータ記
録装置1を構成することにより、演算処理回路14i
16i 間のデータの転送を、常に、上述のネックなし
に、多くのステップ数が必要な処理を、各単位演算処理
回路10i に分散して実行可能としている。従って、1
ピクセルに対する処理時間は、演算処理回路14i ,1
i の段数分のラインの掃引時間まで可能になる。
【0025】図1を参照して並列プロセッサ1の構成を
説明する。データ入力レジスタ120i は、入力シフト
レジスタ12を構成しており、それぞれ並列プロセッサ
1への入力データ端子から水平期間Hk に入力される、
例えば8ビット幅の映像信号の画素値Di を順次シフト
して保持し、続く水平ブランキング期間Bk においてメ
モリ回路A140i に供給して記憶させる。データ出力
レジスタ180i は、出力シフトレジスタ18を構成し
ており、それぞれ水平期間Hk+1 において演算処理回路
14i ,16i により所定の演算処理が施された画素値
i に対応する演算処理結果Qi を、続く水平ブランキ
ング期間Bk+1 において記憶し、さらに記憶した演算処
理結果Qi を水平期間Hk+2において出力データ端子か
ら順次シフトしてシリアルに出力する。なお、データ入
力レジスタ120i およびデータ出力レジスタ180i
については、図2を参照してさらに後述する。
【0026】演算処理回路14i は、メモリ回路(ME
MA)140i 、および、演算回路(ALUA)142
i から構成される。メモリ回路A140i は、例えば複
数の8ビットレジスタを有しており、データ入力レジス
タ120i から供給されたデータを記憶し、演算制御回
路20の制御に従って、これらの8ビットレジスタに記
憶されている任意の2個の1ビット幅のデータ(1ビッ
トデータ)をそれぞれ演算回路A142i の端子inp
1,inp2を介して演算回路A142i 等に供給し、
また、端子woutを介して演算回路A142i の加算
結果等を読み込んで記憶する。
【0027】演算回路A142i は、1ビットプロセッ
サであって、演算制御回路20の制御に従って、例えば
1回の演算処理につき、入力された2個の1ビットデー
タ、あるいは、数値1または数値0、および、入力され
た1ビットデータを加算し、その加算結果の値(数値)
またはキャリーをメモリ回路A140i 、および、演算
処理回路16i の演算回路162i に入力する。さらに
演算回路A142i は、それぞれ前置および後置された
(前段および後段の、あるいは、隣接する)単位演算処
理回路10i-1 ,10i+1 のメモリ回路A140i-1
140i+1 、および、演算回路A142i-1 ,142
i+1 との間に2ビット幅のデータ端子Xi (X1i ,X
i ),Xi+1 (X1i+1 ,X2i+ 1 )、および、デー
タ端子Yi (Y1i ,Y2i ),Yi+1 (Y1i+1 ,Y
i+ 1 )を有しており、データ端子Yi により前段の単
位演算処理回路10i-1 のデータ端子Xi からデータを
受け、データ端子Xi+1 により後段の単位演算処理回路
10i+1 のデータ端子Yi+1 にデータを送出し、データ
端子Yi により前段の単位演算処理回路10i-1 の端子
i からデータを受け、データ端子Yi+1 により後段の
単位演算処理回路10i+1 のデータ端子Xi+1 からデー
タを受ける。ただし、単位演算処理回路101 の前段、
および、単位演算処理回路10n の後段は存在しないの
で、操作入力装置101 ,10n のデータ端子Y1 ,Y
n+1 には、数値0が入力されている。
【0028】演算処理回路16i は、メモリ回路(ME
MB)160i 、および、演算回路B(ALUB)16
i から構成される。メモリ回路B160i は、メモリ
回路A140i と同様に構成されており、演算処理回路
14i の演算回路A142i から端子woutを介して
供給されたデータを記憶し、演算制御回路20の制御に
従って、記憶している任意の2個の1ビット幅のデータ
をそれぞれ演算回路B162i の端子inp1,inp
2を介して演算回路B162i 等に供給し、端子wou
tを介して演算回路A162iの加算結果等を読み込ん
で記憶する。ただし、演算回路A142i と演算回路1
62i の演算処理は独立している。
【0029】演算回路B162i は、1ビットプロセッ
サであって、演算制御回路20の制御に従って、演算回
路142i と同様の演算処理を行い、その結果ををメモ
リ回路B160i 、および、出力シフトレジスタ18の
データ出力レジスタ180iに入力する。さらに演算回
路B162i は演算回路A142i と同様に、それぞれ
前置および後置された単位演算処理回路10i-1 ,10
i+1 のメモリ回路B160i-1 ,160i+1 、および、
演算回路B162i-1 ,162i+1 との間に2ビット幅
のデータ端子Xi ,Xi+1 、および、データ端子Yi
i+1 を有しており、隣接する単位演算処理回路10
i+1 ,10i-1 とのデータの送受信を行う。単位演算処
理回路101 ,10n+1 の演算回路1621 ,162n
のデータ端子Y1 ,Y n+1 には、演算回路A1421
142n と同様に数値0が入力されている。
【0030】これらのデータ端子Xi ,Xi+1 、およ
び、データ端子Yi ,Yi+1 により、単位演算処理回路
10i は、隣接する単位演算処理回路10i-1 ,10
i+1 との間でデータの送受信が可能であり、隣接する単
位演算処理回路10i-1 ,10i+ 1 のデータを利用した
演算処理を行うことも可能である。
【0031】データ入力レジスタ120i 、データ出力
レジスタ180i、メモリ回路A140i 、および、演
算回路A142i が単位演算処理回路10i を構成す
る。なお、プロセッサエレメントと演算回路は同義であ
り、単位プロセッサと単位演算処理回路は同義である。
【0032】メモリ回路A140i 、メモリ回路B16
i に記憶された8ビットデータを、演算回路A142
i 、演算回路B162i が上述のように1ビットづつ複
数回演算処理することにより、水平期間Hk+1 におい
て、水平期間Hk に並列プロセッサ1に入力された画素
値Di について所定の演算処理を行うことができる。ま
た、演算制御回路20は、全ての演算回路A142i
および、演算回路B162i のそれぞれ同一のデータ、
例えばメモリ回路A140i のm(mは整数)番目のレ
ジスタp(pは整数)番目のビットに1ビットデータの
読み出し、あるいは、書き込みを行わせ、また、演算制
御回路20は演算回路A142i に同一の演算処理を行
わせる。従って、単位演算処理回路10i はそれぞれ入
力された画素値Di について同一の演算処理を行うこと
になる。すなわち、並列プロセッサ1はSIMD方式の
並列プロセッサである。演算制御回路20は、各単位演
算処理回路10i を制御して所定の演算処理を行わせ
る。なお、図1においては、演算制御回路20から各構
成要素への制御信号は省略されており、また、上述の図
1を参照した説明においても制御信号に関する記載は省
略してある。単位演算処理回路10i の構成は、図2お
よび図3を参照して後述する。
【0033】次に、図2を参照して単位演算処理回路1
i を構成する各部分の接続および動作を説明する。
図2は、図1に示した単位演算処理回路10i を構成す
るデータ入力レジスタ(DIR)120i 、データ出力
レジスタ(DOR)180i、メモリ回路A140i
メモリ回路B160i 、および、演算回路A142i
B142i の接続を示す図である。なお、図2に示す単
位演算処理回路10iの各構成要素は、図1に同一符号
を付して示した並列プロセッサ1の各構成要素に同じで
ある。データ入力レジスタ120i は、上述のように8
ビット幅のデータバスで隣接する単位演算処理回路10
i-1 ,10i+1 のデータ入力レジスタ120i-1 ,10
i+1 と接続されており、演算制御回路20から入力さ
れる制御信号CDIRに従って、並列プロセッサ1の入
力データ端子に8ビット幅の画素値Di が1個入力され
るたびに順次その内容を後段にシフトしてゆく。従っ
て、水平期間の終了時点では、データ入力レジスタ12
i はそれぞれ画素値Di を記憶することになる。続く
水平ブランキング期間に、データ入力レジスタ120i
に記憶された画素値Di は、制御信号CPEに従ってメ
モリ回路A140i に読み出されて記憶される。ここ
で、データ入力レジスタ120i の各ビットは、メモリ
回路A140 i と同じメモリ空間にあり、画素値Di
メモリ回路A140i に1ビットずつ読み出される。
【0034】データ出力レジスタ180i は、上述のよ
うに8ビット幅のデータバスで隣接する単位演算処理回
路10i-1 ,10i+1 のデータ出力レジスタ18
i-1 ,180i+1 と接続されており、演算制御回路2
0から入力される制御信号CDORに従って、並列プロ
セッサ1の入力データ端子に8ビット幅の画素値Di
1個入力されるたびに順次その内容を後段にシフトして
ゆく。従って、水平期間の並列プロセッサ1の出力デー
タ端子には、その水平期間に先立つ水平ブランキング期
間にデータ出力レジスタ180i に記憶された演算処理
結果Qi が、画素値D i と同じデータレート(データ速
度)で順次出力される。ここで、データ出力レジスタ1
80i の各ビットは、メモリ回路B160i と同じメモ
リ空間にあり、演算処理結果Qi はメモリ回路B160
i から1ビットずつ書き込まれる。
【0035】メモリ回路A140i は、2出力1入力構
成のメモリ回路であって、演算制御回路20から入力さ
れる制御信号CMEMに従って、データ入力レジスタ1
20 i から画素値Di を読み出して記憶する。またメモ
リ回路A140i は、制御信号CMEMに従って、任意
のレジスタの任意のビットの値を演算回路A142i
端子inp1,inp2から演算回路A142i 、およ
び、端子Xi ,Xi+1を介して隣接する単位演算処理回
路10i-1 ,10i+1 の演算回路A142i-1,142
i+1 の端子Yi ,Yi+1 に供給する。またメモリ回路A
140i は、演算制御回路20から入力される制御信号
CMEMに従って、任意のレジスタの任意のビットに、
端子woutを介して演算回路A142i から入力され
た加算結果等を記憶する。
【0036】メモリ回路A160i は、メモリ回路A1
40i と同様の構成となっており、同様の動作を行う。
すなわち、演算制御回路20から入力される制御信号C
MEMに従って、メモリ回路A140i は、制御信号C
MEMに従って、任意のレジスタの任意のビットの値を
演算回路B162i の端子inp1,inp2から演算
回路B162i 、および、端子Xi ,Xi+1 を介して隣
接する単位演算処理回路10i-1 ,10i+1 の演算回路
B162i-1 ,162i+1 の端子Yi ,Yi+1に供給す
る。またメモリ回路A140i は、演算制御回路20か
ら入力される制御信号CMEMに従って、任意のレジス
タの任意のビットに、端子woutを介して演算回路A
142i 、演算回路B162i から入力された加算結果
等を記憶する。なお、メモリ回路A140i 、メモリ回
路B160i を3ポート構成とした理由は後述する。
【0037】演算回路A142i は、演算制御回路20
から入力される制御信号CPEに従って、メモリ回路A
140i 、隣接する単位演算処理回路10i-1 ,10
i+1 のメモリ回路A140i-1 ,140i+1 の端子
i ,Xi+1 から演算回路A142 i の端子Yi ,Y
i+1 を介して、メモリ回路A140i から端子inp
1,inp2を介してデータを受ける。また、演算回路
A142i は、演算制御回路20から入力される制御信
号CPEに従って、その加算結果等を端子woutを介
してメモリ回路A140i 、メモリ回路B160i に入
力して記憶させる。
【0038】演算回路B162i は、演算回路A142
i と同様の動作を行う。すなわち、演算制御回路20か
ら入力される制御信号CPEに従って、メモリ回路B1
60 i 、隣接する単位演算処理回路10i-1 ,10i+1
のメモリ回路B160i-1 ,160i+1 の端子Xi ,X
i+1 から演算回路B162i の端子Yi ,Yi+1 を介し
て、メモリ回路B160i から端子inp1,inp2
を介してデータを受ける。また、演算回路A142
i は、演算制御回路20から入力される制御信号CPE
に従って、その加算結果等を端子woutを介してメモ
リ回路A140i 、メモリ回路B160i に入力して記
憶させ、あるいは、データ出力レジスタ180i に演算
処理結果Qi を書き込んで記憶させる。
【0039】バッファ回路144i ,146i ,164
i ,166i は、それぞれ演算制御回路20の制御に従
って、データの流れを制御する。すなわち、バッファ回
路144i は演算回路A142i がメモリ回路A140
i にデータを書き込む場合はデータを通過させ、それ以
外の場合には出力端子を高インピーダンス状態とする。
また、バッファ回路146i は、演算回路A142i
メモリ回路B160iにデータを書き込む場合はデータ
を通過させ、それ以外の場合には出力端子を高インピー
ダンス状態とする。また、バッファ回路164i は、演
算回路A162 i がメモリ回路B160i にデータを書
き込む場合はデータを通過させ、それ以外の場合には出
力端子を高インピーダンス状態とする。バッファ回路1
66i は、演算回路A162i がデータ出力レジスタ1
80i にデータを書き込む場合はデータを通過させ、そ
れ以外の場合には出力端子を高インピーダンス状態とす
る。
【0040】なお、入力シフトレジスタ12に入力され
る画素値Di 、および、出力シフトレジスタ18から出
力されるデータ記録装置1による演算処理の結果得られ
た演算処理結果Qi が有効である期間は、入力シフトレ
ジスタ12、および、出力シフトレジスタ18が動作し
ているために、入力シフトレジスタ12からのデータの
読み出し、および、出力シフトレジスタ18へのデータ
の書き込みはできない。従って、これらのシフトレジス
タのアクセスはブランキング期間に完了している必要が
ある。
【0041】図2に示したように単位演算処理回路10
i を構成することにより、データの流は、データ入力レ
ジスタ120i 、演算処理回路14i 、演算処理回路1
i、データ出力レジスタ180i の1方向となり、単
位演算処理回路10i の構成が単純になる。従って、デ
ータ記録装置1の演算処理能力が飛躍的に向上するにも
かかわらず、回路規模の増大は最小限となる。図2に示
したように、演算回路A142i 、演算回路B162i
とメモリ回路A140i 、メモリ回路B160i との入
出力を、演算回路A142i 、演算回路B162i 側か
らみて2入力1出力とした理由は、図3を参照して後述
する演算回路A142i 、演算回路B162i が2入力
1出力の演算処理を基本としているからである。なお、
演算回路A142i の全加算回路240i は3入力2出
力であるが、これらの内、キャリーに関する1出力およ
び1入力は演算回路A142i 内部で保存されており、
演算回路A142i 全体としては2入力1出力で足りる
ことになる。
【0042】データの転送を行う際に、演算回路A14
i は、同一ブロックのメモリ回路A140i メモリと
ともに次段の演算処理回路16i のメモリ回路B160
i にもデータの書き込みが可能である必要がある。メモ
リ回路B160i にとってみれば、その上下のプロセッ
サ、すなわち演算回路A142i 、演算回路B162 i
からのデータの書き込みに対応する必要があり、演算回
路A142i 、演算回路B162i それぞれからの書き
込みビットラインを独立に設けるか、あるいは、演算回
路A142i 、演算回路B162i で書き込みビットラ
インを共有する必要がある。
【0043】以下、図3を参照して演算回路A14
i 、演算回路B162i の構成を説明する。図3は、
図1および図2に示した演算回路A142i 、演算回路
B162i の構成を示す図である。演算回路A14
i 、演算回路B162i は同一の回路構成、および、
同一の機能を有し、同一の動作をする。演算回路A14
i 、演算回路B162i は、上述のように、全加算回
路(FA;Full Adder)240i を算術演算
処理ユニットとして有する2入力(inp1,inp
2)1出力(wout)の1ビットプロセッサである。
セレクタ回路(SEL)200i は、演算制御回路20
から入力される制御信号CPEに含まれる3ビット幅の
制御信号CPEa2〜CPEa0に従って、隣接する単
位演算処理回路10i-1 ,10i+1 のメモリ回路A14
i-1 、メモリ回路B160i-1 、メモリ回路A140
i+1 、メモリ回路B160i+1 の端子inp1,inp
2から端子Yi (Y1i ,Y2i ),Yi+1 (Y
i+1 ,Y2i+ 1 )を介して入力されたそれぞれ2個、
合計4個の1ビットデータ、および、メモリ回路A14
i 、メモリ回路B160i の端子inp1から入力さ
れた1ビットデータの内の1つを選択してセレクタ回路
(as1)212i に入力する。
【0044】セレクタ回路202i は、演算制御回路2
0から入力される制御信号CPEに含まれる3ビット幅
の制御信号CPEb2〜CPEb0に従って、隣接する
単位演算処理回路10i-1 ,10i+1 のメモリ回路A1
40i-1 、メモリ回路B160i-1 、メモリ回路A14
i+1 、メモリ回路B160i+1 の端子inp1,in
p2から端子Yi ,Yi+1 を介して入力されたそれぞれ
2個、合計4個の1ビットデータ、および、メモリ回路
A140i 、メモリ回路B160i の端子inp2から
入力された1ビットデータの内の1つを選択して、レジ
スタ回路(REG)228i 、セレクタ回路(ms1)
206i 、および、セレクタ回路(bs1)218i
入力する。なお、従来の技術として示したプロセッサエ
レメント8においては、原文に従ってセレクタ回路をマ
ルチプレクサと記載したが、データ幅等を除いてこれら
は実質的に同じものである。
【0045】入力セレクタms204i は、セレクタ回
路206i 、および、レジスタ回路(mr1)208i
とから構成されており、セレクタ回路206i は、セレ
クタ回路206i に入力されているレジスタ回路208
i の出力信号、セレクタ回路202i の出力信号(信号
I2)、および、数値1,0のいずれかを、演算制御回
路20から入力される制御信号CPEに含まれる制御信
号CPEc1,0に従って選択し、レジスタ回路208
i に入力する。レジスタ回路208i は、セレクタ回路
206i から入力される信号を、制御信号CPEに含ま
れるクロック信号CKが活性化(アサート)するタイミ
ングでラッチして保持し、OR回路(mo3)およびセ
レクタ回路(ds)230i の選択信号入力端子に入力
する。ここで、クロック信号CKは、演算回路A142
i 、演算回路B162i の動作周期を規定する。
【0046】すなわち、セレクタ回路206i がレジス
タ回路208i の出力信号を選択し、クロック信号CK
がアサートされた場合には、それ以前の入力セレクタm
s204i の出力信号の値が保持され、セレクタ回路2
06i が信号I2を選択し、クロック信号CKがアサー
トされた場合には、入力セレクタms204i の出力信
号の値は信号I1の値となり、セレクタ回路206i
数値1を選択し、クロック信号CKがアサートされた場
合には、入力セレクタms204i の出力信号の値は数
値1となり、セレクタ回路206i が数値0を選択し、
クロック信号CKがアサートされた場合には、入力セレ
クタms204i の出力信号の値は数値0となる。
【0047】入力セレクタms204i は、入力セレク
タms204i の出力信号をマスクする役割を有してい
る。すなわち、入力セレクタms204i の出力信号、
および、コマンド信号CMD1の論理値が1である場合
には、AND回路236i の出力信号は入力セレクタm
s204i の出力信号に一致し、入力セレクタms20
i の出力信号、および、コマンド信号CMD1の論理
値が0である場合にはAND回路236i の出力信号は
常に論理値0となる。また、入力セレクタms204i
は、演算回路A142i 、演算回路B162 i それぞれ
における分岐条件を記憶する役割も有している。並列プ
ロセッサ1のようなSIMD方式の並列プロセッサにお
いては、単位演算処理回路10i ごとに条件による出力
データの選択(分岐条件)をソフトウェア的に設定する
ことができない。従って、入力セレクタms204i
出力信号によりセレクタ回路242i を制御してハード
ウェア的に条件分岐処理を実現している。
【0048】入力セレクタas210i は、セレクタ回
路212i 、および、レジスタ回路(ar1)214i
とから構成されており、セレクタ回路212i は、セレ
クタ回路212i に入力されているレジスタ回路214
i の出力信号、セレクタ回路200i の出力信号(信号
I1)、および、数値1,0のいずれかを、演算制御回
路20から入力される制御信号CPEに含まれる制御信
号CPEd1,0に従って選択し、レジスタ回路214
i に入力する。レジスタ回路214i は、セレクタ回路
212i から入力される信号を、クロック信号CKがア
サートするタイミングでラッチして保持し、AND回路
(ma1)236i に入力する。
【0049】すなわち、セレクタ回路212i がレジス
タ回路214i の出力信号を選択し、クロック信号CK
がアサートされた場合には、それ以前の入力セレクタa
s210i の出力信号の値が保持され、セレクタ回路2
12i が信号I1の出力信号を選択し、クロック信号C
Kがアサートされた場合には、入力セレクタas210
i の出力信号の値は信号I1の値となり、セレクタ回路
212i が数値1を選択し、クロック信号CKがアサー
トされた場合には、入力セレクタas210iの出力信
号の値は数値1となり、セレクタ回路212i が数値0
を選択し、クロック信号CKがアサートされた場合に
は、入力セレクタas210i の出力信号の値は数値0
となる。
【0050】入力セレクタbs216i は、セレクタ回
路218i 、および、レジスタ回路(br1)220i
とから構成されており、セレクタ回路218i は、セレ
クタ回路218i に入力されているレジスタ回路214
i の出力信号、信号I2、および、数値1,0のいずれ
かを、演算制御回路20から入力される制御信号CPE
に含まれる制御信号CPEe1,0に従って選択し、レ
ジスタ回路214i に入力する。レジスタ回路214i
は、セレクタ回路218i から入力される信号を、クロ
ック信号CKがアサートするタイミングでラッチして保
持し、全加算回路240i の端子Bに入力する。
【0051】すなわち、セレクタ回路218i がレジス
タ回路214i の出力信号を選択し、クロック信号CK
がアサートされた場合には、それ以前の入力セレクタb
s216i の出力信号の値が保持され、セレクタ回路2
18i が信号I2を選択し、クロック信号CKがアサー
トされた場合には、入力セレクタbs216i の出力信
号の値は信号I2の値となり、セレクタ回路218i
数値1を選択し、クロック信号CKがアサートされた場
合には、入力セレクタbs216i の出力信号の値は数
値1となり、セレクタ回路218i が数値0を選択し、
クロック信号CKがアサートされた場合には、入力セレ
クタbs216i の出力信号の値は数値0となる。
【0052】入力セレクタcs222i は、セレクタ回
路(cs1)224i 、および、レジスタ回路(cr
1)226i とから構成されており、セレクタ回路22
i は、セレクタ回路224i に入力されているレジス
タ回路226i の出力信号、全加算回路240i のキャ
リー出力(CY)、および、数値1,0のいずれかを、
演算制御回路20から入力される制御信号CPEに含ま
れる制御信号CPEf1,0に従って選択し、レジスタ
回路226i に入力する。レジスタ回路226iは、セ
レクタ回路224i から入力される信号を、クロック信
号CKがアサートするタイミングでラッチして保持し、
全加算回路240i の端子Cに入力する。
【0053】すなわち、セレクタ回路224i がレジス
タ回路226i の出力信号を選択し、クロック信号CK
がアサートされた場合には、それ以前の入力セレクタc
s222i の出力信号の値が保持され、セレクタ回路2
24i が全加算回路240iのキャリー出力CYを選択
し、クロック信号CKがアサートされた場合には、入力
セレクタcs222i の出力信号の値は全加算回路24
i のキャリー出力CYの値となり、セレクタ回路22
i が数値1を選択し、クロック信号CKがアサートさ
れた場合には、入力セレクタcs222i の出力信号の
値は数値1となり、セレクタ回路224i が数値0を選
択し、クロック信号CKがアサートされた場合には、入
力セレクタcs222i の出力信号の値は数値0とな
る。以上述べた入力セレクタas210i 、入力セレク
タbs216i 、および、入力セレクタcs222i
より全加算回路240i に入力する信号を選択すること
により、全加算回路240i を様々な用途に使用可能で
ある。
【0054】レジスタ回路228i は、信号I2を、ク
ロック信号CKがアサートされたタイミングでラッチし
てセレクタ回路230i に入力する。レジスタ回路22
iは、セレクタ回路230i に入力する信号I2と全
加算回路240i の出力信号(信号SM、信号CY)と
のタイミングを合わせる役割を有する。OR回路232
i は、レジスタ回路208i の出力信号と制御信号CP
Eに含まれるコマンド信号CMD1との論理和演算を行
って、その結果をAND回路236i に入力する。コマ
ンド信号CMD1が論理値1の場合にはOR回路232
i の出力信号の論理値は常に1となる。従って、AND
回路236i の出力信号は、常に入力セレクタas21
i の出力信号に一致する。また、コマンド信号CMD
1の論理値が0であって、入力セレクタms204i
出力信号の論理値が0である場合にのみAND回路23
i の出力信号の論理値は常に0となりマスクされる。
すなわち、コマンド信号CMD1は、入力セレクタms
204i の出力信号による入力セレクタas210i
出力信号のマスクを制御する役割を有する。
【0055】XOR回路(xo2)238i は、制御信
号CPEに含まれるコマンド信号CMD2とAND回路
236i の出力信号との排他的論理和演算を行って、そ
の結果を全加算回路240i の端子Aに入力する。コマ
ンド信号CMD2が論理値1である場合にはXOR回路
238i の出力信号はAND回路236i の出力信号の
論理値を反転した信号となり、コマンド信号CMD2が
論理値0の場合には、XOR回路238i の論理値はA
ND回路236i の出力信号と一致する。従って、コマ
ンド信号CMD2は、演算制御回路20が入力セレクタ
as210i の出力信号の論理値を反転するために用い
られる。
【0056】全加算回路240i は、XOR回路238
i の出力信号、入力セレクタbs216i の出力信号、
および、入力セレクタcs222i の出力信号に基づい
て全加算算術演算処理を行って、その加算結果(数値;
信号SM)をそれぞれセレクタ回路242i に、加算結
果のキャリー(信号CY)をセレクタ回路(ws)24
i およびセレクタ回路224i に入力する。全加算回
路240i の入力信号と出力信号との関係は下表に示す
通りである。
【0057】
【表1】
【0058】セレクタ回路230i は、入力セレクタm
s204i の出力信号の論理値が0である場合にレジス
タ回路228i の出力信号を選択し、入力セレクタms
204i の出力信号の論理値が1である場合に信号SM
を選択して、セレクタ回路242i に入力する。セレク
タ回路242i は、演算制御回路20から入力される制
御信号CPEに含まれる制御信号CPEg1,CPEg
0に従って、セレクタ回路230i の出力信号、信号S
M、および、信号CYのいずれかを選択して、演算回路
A142 i 、演算回路B162i の端子woutから出
力する。
【0059】なお、以上述べた並列プロセッサ1の各構
成要素において、演算回路A142 i 、演算回路B16
i 、および、メモリ回路A140i 、メモリ回路16
iが本発明に係る単位演算ユニットに相当し、入力シ
フトレジスタ12がデータ入力手段、出力シフトレジス
タ18がデータ出力手段に相当する。
【0060】以下、並列プロセッサ1の動作を説明す
る。まず、並列プロセッサ1の全体的な動作を概略的に
説明する。水平期間Hk において、並列プロセッサ1に
は、入力データ端子から8ビット幅の映像信号の画素値
i が順次入力される。入力シフトレジスタ12のデー
タ入力レジスタ120i は、演算制御回路20の制御信
号CDIRに従って、入力された画素値Di を順次シフ
トする。水平期間Hk が終わる時点では、各画素値Di
は対応するデータ入力レジスタ120i に保持される。
なお同時に、水平期間Hk において、演算処理回路14
i は、水平期間Hk-1において入力された画素値’Di
から演算処理結果’Qi を得るための演算処理を行い、
演算処理回路16i は水平期間Hk-2 において入力され
た画素値”Diに対応する演算処理結果”Qi を得るた
めの演算処理を行い、出力シフトレジスタ18は水平期
間Hk-3 において入力された画素値'"Di に対応する演
算処理結果'"Qi を順次並列プロセッサ1の出力データ
端子から出力する。
【0061】続く水平ブランキング期間Bk において、
メモリ回路A140i は、制御信号CMEMに従って、
データ入力レジスタ120i から1ビットづつ画素値D
i を読み込んで、メモリ回路A140i の所定のアドレ
スに記憶する。なお同時に、水平ブランキング期間Bk
においては、水平期間Hk-2 において入力された画素
値”Di に対応する演算処理結果’Qi が出力シフトレ
ジスタ18に書き込まれる。
【0062】続く水平期間Hk+1 において、演算処理回
路14i ,16i は、演算制御回路20から入力される
制御信号CPE,CMEMに従って、メモリ回路A14
i、メモリ回路B160i 、および、隣接する単位演
算処理回路10i-1 ,10i+ 1 のメモリ回路A140
i-1 、メモリ回路B160i-1 、メモリ回路A140i+
1 、メモリ回路B160i+1 に記憶された画素値
i-1 ,Di ,Di+1 、および、演算回路A14
i-1 、演算回路B162i-1 、メモリ回路A142
i+1 、演算回路B162i+1 の演算処理の中間値につい
て1ビットごとに処理を行って、それぞれ画素値
i ,’Di に対応する演算処理結果Qi ,’Qi を算
出する。算出された演算処理結果Qi ,’Qi は、メモ
リ回路B160i の所定のアドレスに記憶される。なお
同時に、水平期間Hk+1 において、次の画素値Di ’が
順次入力シフトレジスタ12に入力され、演算処理結
果”Qi が出力シフトレジスタ18から順次出力されて
いる。
【0063】続く水平ブランキング期間Bk+1 におい
て、メモリ回路B160i は、演算制御回路20から入
力される制御信号CMEMに従って、演算処理結果’Q
i を出力シフトレジスタ18のデータ出力レジスタ18
i に1ビットずつ書き込む。なお同時に、水平ブラン
キング期間Bk+1 において、入力シフトレジスタ12か
ら演算回路A142i に水平期間Hk+1 に入力された画
素値Di ’が読み込まれる。
【0064】続く水平期間Hk+2 において、出力シフト
レジスタ18は、演算制御回路20の制御信号CDOR
に従って書き込まれた演算処理結果’Qi を順次シフト
して並列プロセッサ1の出力データ端子から順次出力す
る。なお同時に、水平期間Hk+2 において、次の画素値
i ”が順次入力シフトレジスタ12に入力され、演算
処理回路14i ,16i は、それぞれ水平期間Hk+ 1
k に入力された画素値Di ’,Di に対応する演算処
理結果Qi ’,Qiを算出するための演算処理を行って
いる。以上述べたように並列プロセッサ1の単位演算処
理回路10i は演算制御回路20の制御に従って、順次
入力シフトレジスタ12から順次入力される画素値D i
を、演算処理回路14i ,16i がパイプライン演算の
形式で2水平期間の内に順次演算処理し、演算処理結果
i を算出して順次出力シフトレジスタ18から出力す
る。
【0065】以下、演算回路A142i 、演算回路B1
62i それぞれにより種々の演算処理動作が可能である
ことを説明する。上述のように、演算回路A142i
演算回路B162i は同一の機能を有し、また、同一の
動作を行うことができるので、演算回路A142i にお
ける演算処理動作についてのみ説明する。まず、演算回
路A142i による論理演算について説明する。演算回
路A142i による論理演算は、まず、演算制御回路2
0によりコマンド信号CMD1、および、コマンド信号
CMD2を論理値0に設定し、次に、演算制御回路20
により制御信号CPEd1,CPEd0,CPEe1,
CPEe0,CPEf1,CPEf0を設定して、入力
セレクタas210i 、入力セレクタbs216i 、お
よび、入力セレクタcs222i の出力信号を設定し、
次に、制御信号CPEg1,CPEg0を設定して信号
SM,CYのいずれかを出力することにより行われる。
【0066】すなわち、入力セレクタcs222i の出
力信号の論理値を0にして、信号CYに入力セレクタa
s210i 、および、入力セレクタbs216i の出力
信号のAND(論理積)演算結果を得ることができる。
また、入力セレクタcs222i の出力信号の論理値を
1にして、信号CYに入力セレクタas210i 、およ
び、入力セレクタbs216i の出力信号のOR(論理
和)演算結果を得ることができる。
【0067】また、入力セレクタcs222i の出力信
号の論理値を0にして、信号SMに入力セレクタas2
10i 、および、入力セレクタbs216i の出力信号
のXOR(排他的論理和)演算結果を得ることができ
る。また、入力セレクタcs222i の出力信号の論理
値を1にして、信号SMに入力セレクタas210i
および、入力セレクタbs216i の出力信号のXNO
R(反転排他的論理和)演算結果を得ることができる。
【0068】また、入力セレクタbs216i の出力信
号の論理値を0、入力セレクタcs222i の出力信号
の論理値を1にして、信号SMに全加算回路240i
端子Aへの入力信号のNOT(否定)演算結果を得るこ
とができる。また、入力セレクタbs216i の出力信
号の論理値を0、入力セレクタcs222i の出力信号
の論理値を1、コマンド信号CMD1の論理値を1にし
て、信号SMに入力セレクタas210i 、および、入
力セレクタms204i の出力信号の論理値のNAND
(反転論理積)演算結果を得ることができる。
【0069】これらの各論理演算処理を繰り返すことに
より、換言すると複合論理演算処理を行うことにより任
意の論理演算処理を実現することができる。例えば1動
作周期でNAND演算を行う他に、複合論理演算処理に
よりNAND演算を行うことができる。まず、演算回路
A142i の第1の動作周期において、演算制御回路2
0により入力セレクタcs222i の出力信号の論理値
を0にして、セレクタ回路242i を制御して信号CY
をメモリ回路A140i ,B160i (演算回路B16
i の場合はメモリ回路B160i のみ、以下演算回路
A142i 、演算回路B162i の動作説明において同
じ)に記憶させる。次に第2の動作周期において、演算
制御回路20によりメモリ回路A140i,B160i
に記憶された第1の動作周期におけるAND演算結果を
全加算回路240i の端子Aに入力して入力セレクタb
s216i の出力信号の論理値を0、入力セレクタcs
222i の出力信号の論理値を1に設定して、2動作周
期でNAND演算結果を得ることができる。このよう
に、複合論理演算処理により、演算回路A142i 、演
算回路B162i 等に記憶された任意のデータについて
任意の論理演算を行うことができる。
【0070】さらに、主要な演算処理について説明す
る。演算回路A142i によるメモリ回路A140i
B160i に記憶された2個のデータに対する2の補数
表現での加算演算処理は、以下のように行われる。全加
算回路240i は全加算演算処理が可能なので、複数の
演算処理によりメモリ回路A140i 、メモリ回路B1
60i に記憶された2個の多ビットデータ、例えば8ビ
ットの画素値Di と定数Aの加算演算処理が可能であ
る。まず第1の動作周期において、演算制御回路20
は、入力セレクタcs222 i に論理値0を出力させ、
コマンド信号CMD1、および、コマンド信号CMD2
に論理値0を設定する。さらに、加算演算処理の対象と
なる画素値Di と定数AのLSB(最下位ビット;ビッ
ト0)をそれぞれセレクタ回路200i ,202i を介
して信号I1,I2として入力セレクタas210i
および、入力セレクタbs216i に入力し、それぞれ
の出力信号とさせ、それぞれ全加算回路240i の端子
A、端子Bに入力させる。さらに、セレクタ回路242
i を制御して信号SMを端子woutから出力させ、メ
モリ回路A140i 、メモリ回路B160i の所定のア
ドレスのLSBに記憶させ、信号CYを入力セレクタc
s222i に出力させ、全加算回路240i の端子Cに
入力させる。
【0071】続いて次の動作周期ごとに順次、演算制御
回路20は、画素値Di および定数Aの下位ビットから
順に加算演算処理を行ってその結果をメモリ回路A14
i、メモリ回路B160i の所定のアドレスの下位ビ
ットから書き込ませてゆく。すなわち、演算制御回路2
0は動作周期ごとに、画素値Di 、および、定数Aの下
位ビットから順に入力セレクタas210i 、および、
レジスタ回路214 i に読み込ませ、入力セレクタcs
222i に一つ前の動作周期の信号CYを出力させて全
加算回路240i に入力する。この結果得られた信号S
Mを順次メモリ回路A140i 、メモリ回路B160i
の所定のアドレスの下位ビットから順に書き込ませてゆ
く。以上述べた演算処理を、演算制御回路20が演算回
路A142i に画素値Diおよび定数AのMSB(最上
位ビット;ビット7)まで行わせることにより、多ビッ
トデータ同士の加算演算処理を行うことが可能である。
【0072】なお同様に、演算回路A142i により、
2の補数表現での加算演算処理とほぼ同様の処理によ
り、2の補数表現での減算演算処理を行うことも可能で
ある。すなわち画素値Di から定数Aを減算する場合、
まず第1の動作周期において、演算制御回路20は、入
力セレクタcs222i に論理値1を出力させ、コマン
ド信号CMD1に論理値0を、コマンド信号CMD2に
論理値1を設定する。さらに、減数である定数AのLS
Bの値を入力セレクタas210i に出力させ、被減数
である画素値Di のLSBを入力セレクタbs216i
に出力させてそれぞれ全加算回路240i の端子A、端
子Bに入力させる。さらに、セレクタ回路242i を制
御して信号SMを端子woutから出力させ、演算回路
A142 i の所定のアドレスのLSBに記憶させ、信号
CYを入力セレクタcs222iの出力として全加算回
路240i の端子Cに入力させる。
【0073】続いて次の動作周期ごとに順次、演算制御
回路20は、画素値Di および定数Aの下位ビットから
順に加算演算処理を行ってその結果をメモリ回路A14
i、メモリ回路B160i の所定のアドレスの下位ビ
ットから書き込ませてゆく。すなわち、演算制御回路2
0は動作周期ごとに、画素値Di 、および、定数Aの下
位ビットから順に入力セレクタas210i 、および、
レジスタ回路214 i に読み込ませ、入力セレクタcs
222i に一つ前の動作周期の信号CYを出力させて全
加算回路240i に入力する。この結果得られた信号S
Mを順次メモリ回路A140i 、メモリ回路B160i
の所定のアドレスの下位ビットから順に書き込ませてゆ
く。
【0074】以上述べた演算処理を、演算制御回路20
が演算回路A142i に画素値Diおよび定数AのMS
B(ビット7)まで行わせることにより、多ビットデー
タ同士の減算演算処理を行うことが可能である。以上述
べた加算演算処理と減算演算処理との差は、LSBに対
する演算の際に入力セレクタcs222i の出力が論理
値1であること、減数を全加算回路240i の端子Aか
ら入力し、被減数を全加算回路240i の端子Bから入
力すること、および、コマンド信号CMD2を論理値1
に設定することの3点である。
【0075】以下、演算回路A142i による乗算演算
処理を説明する。演算回路A142i によるメモリ回路
A140i 、メモリ回路B160i に記憶された2個の
データ、例えば被乗数を画素値Di 、乗数を定数Aとし
た2進数表現(ストレートバイナリ)での乗算演算処理
は以下に述べるように、被乗数を乗数に従ってシフト加
算してゆくことによって行われる。まず演算制御回路2
0は、メモリ回路A140i 、メモリ回路B160i
端子inp2から演算回路A142i に乗数(定数A)
のLSBを信号I2として入力し、入力セレクタms2
04i に乗数の信号I2を出力させ、コマンド信号CM
D1に論理値1を設定する。これらの設定により、入力
セレクタms204 i の出力信号の論理値が1である場
合には全加算回路240i の端子Aへ乗数のLSBが入
力され、入力セレクタms204i の出力信号の論理値
が0である場合には全加算回路240i の端子Aへ論理
値0が入力されることになる。さらに演算制御回路20
は、入力セレクタbs216i 、および、入力セレクタ
cs222i に全加算回路240i の端子B、および、
端子Cへ論理値0を入力させるように設定する。
【0076】以上の設定を行った後に、演算制御回路2
0は演算回路A142i の動作周期ごとに、メモリ回路
A140i 、メモリ回路B160i に端子inp1を介
して被乗数(画素値Di )をLSBから順に演算回路A
142i に信号I1として入力させ、信号I1の値を入
力セレクタas210i から出力させて得られた全加算
回路240i の端子SMの出力信号の値を所定のアドレ
スに乗算中間結果としてメモリ回路A140i 、メモリ
回路B160i の所定のアドレスのLSBから順に書き
込んでゆく。以上の処理により、乗数のLSBに関する
乗算演算処理が終了する。
【0077】乗数のビット1〜ビット7に関する乗算演
算処理は、以下の通りである。演算制御回路20は、メ
モリ回路A140i 、メモリ回路B160i に乗数の一
つ上位のビットの値、つまり、前回の演算で乗数のビッ
ト(q−1)(q=1,2,…,7)の乗算演算処理を
行った場合には乗数のビットqの値を信号I2として演
算回路A142i に入力させ、信号I2の値を入力セレ
クタms204 i に出力させる。被乗数のLSBについ
て演算を行う場合、演算制御回路20は上述した加算演
算処理と同様に、入力セレクタcs222i に論理値0
を全加算回路240i の端子Cに入力させ、被乗数のL
SB以外のビット(ビット1〜ビット7)について演算
処理を行う場合には入力セレクタcs222i に、前の
動作周期における全加算回路240i の端子CYの出力
信号の値を全加算回路240i の端子Cに入力させるよ
うに設定する。
【0078】次に演算制御回路20は、メモリ回路A1
40i 、メモリ回路B160i に被乗数のビット0から
ビット7までを演算回路A142i に信号I1として入
力させ、入力セレクタas210i に被乗数のビット0
〜ビット7の値を順次出力させてその都度、全加算回路
240i の端子SMから演算結果を順次得させ、メモリ
回路A140i 、メモリ回路B160i の所定のアドレ
スのワーキングバッファWのLSBから順に記憶させ
る。さらに、演算制御回路20は、メモリ回路A140
i 、メモリ回路B160i、および、演算回路A142
i に、上述した加算演算処理によりワーキングバッファ
Wに記憶された値、および、メモリ回路A140i 、メ
モリ回路B160iに記憶されている乗算中間結果のビ
ットqからビット(q+7)までを加算させ、その加算
結果を乗算中間結果に記憶させる。
【0079】演算制御回路20は、メモリ回路A140
i 、メモリ回路B160i 、および、演算回路A142
i に、以上の乗数のビットqについての処理を乗数のビ
ット0からビット7まで行わせることにより乗数、およ
び、被乗数の乗算演算処理を行う。以上の乗算演算処理
を下表参照して説明する。なお下表においては記載の都
合上、4ビット長の乗数、および、4ビット長に被乗数
について示してある。下表に示すように、乗数のビット
A0〜A3(上述の説明においてはA0〜A7)につい
て被乗数の全てのビットD0〜D3(上述の説明におい
てはD0〜D7)の乗算を行い、これらを加算してワー
キングバッファWに記憶する。
【0080】つまり、ワーキングバッファWの内容は、
乗数Aのビット0(A0)に関する演算処理が終わった
時点で(A0*D3 +A0*D2 +A0*D1 +A0*D0 )となり、乗
数Aのビット1(A1)に関する演算処理が終わった時
点で(A1*D3 +A1*D2 +A1*D1 +A1*D0 )となり、乗数
Aのビット2(A2)に関する演算処理が終わった時点
で(A2*D3 +A2*D2 +A2*D1 +A2*D0 )となり、乗数A
のビット3(A3)に関する演算処理が終わった時点で
(A3*D3 +A3*D2 +A3*D1 +A3*D0 )となり、これらの
値が乗算中間結果の所定の位置に加算され、乗算演算の
結果Sのビット7(S7)にキャリーが書き込まれて乗
算演算の結果が得られる。
【0081】
【表2】 A0;W0= A0*D3 +A0*D2 +A0*D1 +A0*D0 A1;W1= A1*D3 +A1*D2 +A1*D1 +A1*D0 + 0 A2;W2= A2*D3 +A2*D2 +A2*D1 +A2*D0 + 0 + 0 A3;W3= A3*D3 +A3*D2 +A3*D1 +A3*D0 + 0 + 0 + 0 S7 S6 S5 S4 S3 S2 S1 S0 S=W0+W1+W2+W3 だだし、A0〜A3は乗数Aの各ビットを示し、D0〜
D3は被乗数Di の各ビットを示し、S0〜S7は乗算
演算の結果の各ビットを示し、Wはワーキングバッファ
Wの内容を示し、*は乗算を示す。
【0082】以下、演算回路A142i ごとにメモリ回
路A140i 、メモリ回路B160 i に記憶された条件
を示すデータ(条件データ)のビットの論理値に従っ
て、各演算回路106i において演算処理の内容を変更
する方法を説明する。演算制御回路20は、メモリ回路
A140i 、メモリ回路B160i 条件データの所定の
ビットを演算回路A142i に入力させ、入力セレクタ
ms204iからその値を出力させ、セレクタ回路23
i を制御させる。さらに演算制御回路20は、セレク
タ回路230i の出力信号を端子woutから出力させ
るようにセレクタ回路242i を制御することにより、
メモリ回路A140i 、メモリ回路B160i に記憶さ
れた条件データにより演算回路A142i それぞれにお
いて異なる処理を行わせることが可能である。すなわち
演算制御回路20は、条件データのビットの論理値によ
り、信号I2の値、あるいは、信号SMのいずれかの値
を演算回路A142i の端子woutからの出力信号の
値とすることができる。
【0083】以下、この条件分岐を用いて2の補数表現
のデータ、例えば画素値Di の絶対値を求める方法を説
明する。まず演算制御回路20は、コマンド信号CMD
1を論理値0に設定し、コマンド信号CMD2を論理値
1に設定し、メモリ回路104i に画素値Di の符号を
示すサインビットを演算回路A142i に入力させ、入
力セレクタms204iにサインビットの値を出力させ
る。さらに演算制御回路20は、メモリ回路A14
i 、メモリ回路B160i に画素値Di の各ビットを
LSBから順に端子inp2を介して信号I2として入
力させ、画素値Di のLSBに関する処理においては入
力セレクタcs222i に論理値1を出力させ、入力セ
レクタas210i に論理値0を出力させ、画素値Di
のLSB以外に関する処理においては入力セレクタcs
222i に信号CYの値を出力させ、入力セレクタas
210iに論理値0を出力させる。
【0084】上述の設定において、演算回路A142i
は、サインビットが論理値0である場合には、信号I2
をそのまま端子woutから出力する。一方、全加算回
路240i の信号SMは、画素値Di の全ビットを反転
して1を加えた値、換言すると、画素値Di の符号を反
転した値となる。すなわち、演算制御回路20は、画素
値Di のサインビットが論理値1、つまり画素値Di
負である場合にはセレクタ回路230i に信号SMを選
択させて、セレクタ回路242i を介して画素値Di
符号を反転した値を端子woutから出力させ、サイン
ビットが論理値0、つまり画素値Di が正である場合に
はセレクタ回路230i に信号I2を選択させて画素値
i をそのまま端子woutから出力させることができ
る。このような演算回路A142i の出力信号は、画素
値Di の絶対値に他ならない。
【0085】演算回路A142i が、上述の各演算処理
動作を画素値Di に対して行い、さらに演算回路A14
i がメモリ回路B160i を介して演算回路B162
i に演算処理結果を入力し、並列的に演算処理を行わせ
ることにより、データ記録装置1の演算処理速度は飛躍
的に向上する。また、演算処理結果Qi 、あるいは、演
算処理の中間結果のビット幅は、入力された画素値Di
のビット幅に比べて大きくなることが多い。しかし、本
発明の並列プロセッサによれば、それぞれ単一の演算回
路を有する複数の単位演算処理回路を有する並列プロセ
ッサを複数個直列に接続して演算処理速度を向上させる
場合の並列プロセッサ間のデータ入出力に要する転送時
間、および、バス幅に起因する種々の制限がないので演
算処理上の制限が少ない。
【0086】なお、上述した本発明の並列プロセッサの
実施例においては、演算回路A142i による論理演算
処理、加算演算処理、減算演算処理、乗算演算処理、お
よび、絶対値の算出の各演算処理処理について示した
が、本発明の並列プロセッサ1において、これらの演算
処理を任意に組み合わせて、画素値Di およびその他の
メモリ回路A140i 、メモリ回路B160i に記憶さ
れた情報について任意の処理を行うことができる。ま
た、2の補数表現されたデータに対する乗算演算処理
も、上述した単純2進数に対する乗算演算処理にサイン
ビットに関する処理を加えた、ほぼ同様の演算処理によ
り行うことが可能である。
【0087】また、上述した実施例においては、演算回
路A142i は入力セレクタas210i に信号I1を
入力し、入力セレクタbs216i に信号I2を入力す
るように構成されているが、この構成は並列プロセッサ
1の入出力構成(1バンク2ポート構成)に起因してい
る。また、演算制御回路20からメモリ回路A14
i 、メモリ回路B160i に入力される制御信号CM
EMの内容を適宜変更することにより、データを入れ換
えて全加算回路240i の端子A、端子Bへのデータ供
給することも可能である。
【0088】また、本発明の並列プロセッサ1の演算回
路A142i 、演算回路B162iは、DSPの演算回
路として充分な機能を実現しながら、従来技術として示
したプロセッサエレメント8に比べて非常に簡略化され
ている。つまり、入力セレクタms204i 、入力セレ
クタas210i 、入力セレクタbs216i 、およ
び、入力セレクタcs222i に相当するプロセッサエ
レメント8の部分がそれぞれ8入力1出力のセレクタで
構成されているのに対し、本発明の並列プロセッサ1に
おいては4入力1出力のセレクタ回路206i ,21
2,218,224により構成されている。従って、本
発明の並列プロセッサによれば、回路規模を大幅に削減
可能であり、高性能かつ安価な並列プロセッサを提供す
ることが可能となる。このような全加算回路240i
のデータ入力回路の簡略化は、入力セレクタms204
i 、入力セレクタas210i 、入力セレクタbs21
i 、入力セレクタcs222i にセレクタ回路200
i ,202i を前置し、単位演算処理回路10i に隣接
する単位演算処理回路10i-1 ,10i+1 からのデータ
をセレクタ回路200i ,202i により前もって選択
して演算回路A142i 、演算回路B162i の内部回
路に導くことにより可能となっている。
【0089】また、演算回路A142i 、演算回路B1
62i は、セレクタ回路200i ,202i により隣接
する単位演算処理回路10i-1 ,10i+1 からのデータ
とメモリ回路A140i 、メモリ回路B160i からの
データを選択している。このような選択によっては、上
述した各演算処理においては全加算回路240i の端子
A、および、端子Bに供給するデータの値に制限を生じ
ない。仮に、特殊な場合において全加算回路240i
端子A、および、端子Bに供給するデータの値の制限が
生じたとしても、ソフトウェア的に回避することができ
る。演算処理回路14i ,16i 間でデータの転送を行
わない場合、各演算処理回路14i ,16は独立に動作
することが出来る。従って、入力シフトレジスタ12、
および、出力シフトレジスタ18を演算処理回路1
i ,16それぞれに設けた場合に比べ、入力シフトレ
ジスタ12、および、出力シフトレジスタ18が占める
半導体素子上の面積、および、これらの動作に必要な消
費電力が削減される。また、演算処理回路14i ,16
の数は、各単位演算処理回路10i に2段に限らず、任
意の段数(n)とすることができる。この場合、データ
記録装置1において各画素値Di の処理に費やすことが
可能な処理時間はn水平掃引時間となる。上述の実施例
に示した他、本発明の並列プロセッサは、例えば変形例
として上述したように、種々の構成をとることができ
る。
【0090】
【発明の効果】以上述べたように本発明の並列プロセッ
サによれば、各プロセッサエレメントに複数のALUを
設け、これらのALUに並列演算処理を行わせることに
より並列プロセッサの処理能力を向上させることができ
る。また、並列演算処理を行うことにより、並列プロセ
ッサの処理能力を向上させつつ、可能な限り構成を簡略
化して回路規模の増大を抑えることができる。また、各
演算処理回路のALUにおいては、独立に演算処理が行
えるので、リアルタイムで画像処理を行う際に要求され
る処理を1つの演算処理回路で処理しきれない場合であ
っても、複数の演算処理回路を搭載することにより計算
の途中経過等の結果に比してビット数の多いデータの入
出力のためのビット幅、および、データの転送のために
要する時間等に起因する制限を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の並列プロセッサの構成を示す図であ
る。
【図2】図1に示した単位演算処理回路を構成するデー
タ入力レジスタ(DIR)、データ出力レジスタ(DO
R)、メモリ回路(MEM)、および、演算回路(P
E)の接続を示す図である。
【図3】図1および図2に示した演算回路の構成を示す
図である。
【図4】文献「Chiders J. et al,"SVP:Serial Video P
rocessor", IEEE 1990 CICC, p17.3.1」に記載された従
来のプロセッサエレメントの構成を示す図である。
【符号の説明】
1…並列プロセッサ、10…単位演算処理回路、12…
入力シフトレジスタ、120…データ入力レジスタ、1
4,16…演算処理回路、140,160…メモリ回
路、142,162…演算回路、144,146,16
4,166…バッファ回路、18…出力シフトレジス
タ、180…データ出力レジスタ、200,202…セ
レクタ回路、204…入力セレクタms、210…入力
セレクタas、216…入力セレクタbs、222…入
力セレクタcs、206,212,218,224,2
30,242…セレクタ回路、208,214,22
0,226,228…レジスタ回路、232…OR回
路、236…AND回路、238…XOR回路、240
…全加算回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1周期あたり複数のデータからなる入力信
    号に演算処理を行う並列プロセッサであって、 それぞれが複数の段数に直列結合された1データごとの
    演算処理を行う単位演算手段を有する単位演算ユニット
    を、前記複数のデータ数に応じた数だけ並列に設けた単
    位演算ユニット群を具備し、該単位演算ユニット群の単
    位演算ユニット内の同じ段の位置の単位演算手段は、同
    じ演算処理を行うように構成され、 前記それぞれの単位演算ユニットは、前記周期的に入力
    される入力信号の内、対応するデータを受入れ、それぞ
    れの段の単位演算手段が、前記周期ごとに所定の演算処
    理を行い、次段の単位演算手段に出力するように構成さ
    れている並列プロセッサ。
  2. 【請求項2】前記単位演算ユニットの各段の単位演算手
    段は、隣接する単位演算ユニットの同じ段の位置の単位
    演算手段とデータの交換が可能なように構成されている
    請求項1に記載の並列プロセッサ。
  3. 【請求項3】同一の前記単位演算ユニットに含まれる前
    記各単位演算手段は、それぞれ所望の演算処理を分割し
    てその一部ずつを行い、該単位演算ユニット全体で該所
    望の演算処理を行う請求項1または2に記載の並列プロ
    セッサ。
  4. 【請求項4】前記単位演算手段は、それぞれメモリ手段
    と演算手段とを有し、該演算手段は対応する該メモリ手
    段を介して同一の前記単位演算ユニットの次段の該演算
    手段に結合されている請求項1〜3のいずれかに記載の
    並列プロセッサ。
  5. 【請求項5】前記周期ごとに直列形式の前記入力信号の
    データを順次、受け入れて該データそれぞれを保持する
    シフトレジスタを有し、前記シフトレジスタに保持され
    た前記データそれぞれを対応する前記単位演算ユニット
    の最先段の前記単位演算手段に対して並列的に出力する
    データ入力手段をさらに有する請求項1〜4のいずれか
    に記載の並列プロセッサ。
  6. 【請求項6】前記周期ごとに前記単位演算ユニットの最
    後段の前記単位演算手段それぞれの前記演算処理の結果
    を並列的に入力して保持するシフトレジスタを有し、前
    記レジスタに保持された前記演算処理の結果を順次、直
    列的に出力するデータ出力手段をさらに有する請求項5
    に記載の並列プロセッサ。
  7. 【請求項7】前記入力信号は直列形式の映像信号であ
    り、前記データは該映像信号の1水平期間分の画素それ
    ぞれの画素データであり、前記周期は該映像信号の連続
    する1水平期間および1水平ブランキング期間であっ
    て、 前記データ入力手段のシフトレジスタは、前記1水平期
    間に前記画素データを順次、受け入れて該画素データそ
    れぞれを保持し、前記データ入力手段は、前記1水平ブ
    ランキング期間に前記シフトレジスタに保持された前記
    画素データそれぞれを対応する前記単位演算ユニットの
    最先段の前記単位演算手段に対して並列的に出力し、 前記単位演算手段は、前記1水平期間にそれぞれ前記演
    算処理を行い、 前記データ出力手段のシフトレジスタは、前記1水平ブ
    ランキング期間に単位演算ユニットの最後段の前記単位
    演算手段それぞれの演算処理の結果を並列的に入力して
    保持し、前記データ出力手段は、前記レジスタに保持さ
    れた前記演算処理の結果を順次、直列的に出力する請求
    項6に記載の並列プロセッサ。
JP19662094A 1994-08-22 1994-08-22 並列プロセッサ Pending JPH0863585A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1653735A1 (en) * 1997-09-30 2006-05-03 Matsushita Electric Industrial Co Ltd Television receiver, video signal processing device, image processing method and device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1653735A1 (en) * 1997-09-30 2006-05-03 Matsushita Electric Industrial Co Ltd Television receiver, video signal processing device, image processing method and device

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