JPH0863685A - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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JPH0863685A
JPH0863685A JP6221128A JP22112894A JPH0863685A JP H0863685 A JPH0863685 A JP H0863685A JP 6221128 A JP6221128 A JP 6221128A JP 22112894 A JP22112894 A JP 22112894A JP H0863685 A JPH0863685 A JP H0863685A
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英司 廣岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定データをEEPROMのデータの格納領
域に格納することによって、上記データを設定する火災
感知器であって、EEPROMへのデータ格納について
の信頼性を高くすることができ、また、EEPROMへ
のデータ格納についての信頼性が低下する可能性がある
ときにはこれを視覚的に訴えることができる火災感知器
を提供することを目的とするものである。 【構成】 データの格納領域を初期化してあることを示
す暗証コードを格納する暗証コードの格納領域を設け、
暗証コードの格納領域に格納されている暗証コードと、
プログラム内または所定のメモリに記憶されている暗証
コードチェック用コードとを比較し、暗証コードと暗証
コードチェック用コードとが不一致であると、火災感知
器の動作を停止させるとともに表示灯を動作させるもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災判別用データ、信
号伝送用データの少なくとも1つのデータを、EEPR
OMのデータの格納領域に格納し、これによってデータ
を設定する火災感知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の火災報知設備においては、火災受
信機と火災感知器とが、コード化された信号を送受信す
ることによって火災監視を行っている。この火災感知器
には通常ディップスイッチが設けられ、このディップス
イッチに自己の種別やアドレスが設定されている。この
ような火災感知器では、火災報知設備の立ち上げ時に、
ディップスイッチに設定されているアドレスをマイクロ
プロセッサが読み込み、RAMに記憶する。そして、火
災受信機から呼出し信号を受けたときに、この呼出し信
号中のアドレスと上記記憶されたアドレスとを照合でき
たときに、その呼出し信号に応答し、火災情報等を火災
受信機に返送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ディッ
プスイッチの代わりに、EEPROMを使用することが
考えられ、このEEPROMにアドレスを格納するよう
にすれば、アドレスの設定操作が容易であり、また、デ
ィップスイッチよりもEEPROMが小型であるのでス
ペース的なメリットも生じる。このようにEEPROM
にデータを格納する場合、通常は、そのEEPROMを
初期化し、動作の確認をした後にデータを格納する。
【0004】しかし、場合によっては、EEPROMを
初期化せずに、火災報知設備が設置されることがあり、
EEPROMを初期化しない状態でデータを格納する
と、所望のデータを正確に格納することができない場合
がある。ところが、EEPROMが初期化されていなく
ても、この初期化されていないことをEEPROMの外
部から見ただけでは判断できず、EEPROMの初期化
が行われていないことを見過ごすことがある。したがっ
て、EEPROMへのデータ格納についての信頼性が低
いという問題がある。
【0005】また、アドレス以外の信号伝送用データ、
火災判別用データ等もEEPROMに格納することが考
えられ、これらのデータをEEPROMへ格納する場合
にも、EEPROMへのデータ格納についての信頼性が
低いという問題がある。
【0006】本発明は、EEPROMへのデータ格納に
ついての信頼性を高くすることができ、また、EEPR
OMへのデータ格納についての信頼性が低下する可能性
があるときにはこれを視覚的に訴えることができる火災
感知器を提供することを目的とするものである。
【0007】また、EEPROMへ信号伝送用データ、
火災判別用データ等を格納した場合、そのEEPROM
へデータを格納したことを確認するには、そのEEPR
OMからデータを逐一読み出すことによって、EEPR
OMに所望のデータが格納されていることを把握するよ
うにしている。
【0008】しかし、EEPROMに所定データが格納
されている事実のみを知りたい場合にEEPROMから
データを逐一読み出すようにすると、その読み出し時間
が無駄であり、また、全てのデータを読み出すに必要な
電流が無駄であるという問題がある。さらに、EEPR
OMに所定データが格納されていない場合、この所定デ
ータが格納されていないことをEEPROMの外部から
見ただけでは判断できず、EEPROMへの所定データ
の未格納を見過ごすことがある。したがって、EEPR
OMへのデータ格納についての信頼性が低いという問題
がある。
【0009】本発明は、EEPROMに所定データが格
納されている事実のみを知りたい場合に即座に知ること
ができ、しかもそのために必要な電流を極力少なくする
ことができ、また、所定データがEEPROMに格納さ
れていることを検出できないときに、これを視覚的に訴
えることができる火災感知器を提供することを目的とす
るものである。
【0010】一方、所定データをEEPROMに格納す
ることによってデータ設定する場合、そこに格納される
データのうちのいくつかのデータの和であるサム値も、
上記データとともに格納し、サム値の基になるデータを
合計し、この合計値とサム値とを比較し、この両値が一
致していないときには、火災受信機からの呼出しには応
答せずに、設定待ち状態に維持される。
【0011】しかし、火災感知器を外部から見ただけで
は、設定待ちの状態であることを認識することができな
いという問題があり、また、この場合、火災受信機と接
続して初めて伝送異常であることが判明し、伝送異常で
あることが判明したとしてもその伝送異常の原因を把握
することができないという問題がある。
【0012】本発明は、火災感知器を外部から見ただけ
で、火災感知器がデータの設定待ちの状態等の動作が停
止していることを認識することができる火災感知器を提
供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定データを
EEPROMのデータの格納領域に格納することによっ
て、データを設定する火災感知器であって、データの格
納領域を初期化してあることを示す暗証コードを格納す
る暗証コードの格納領域を設け、暗証コードの格納領域
に格納されている暗証コードと、プログラム内または所
定のメモリに記憶されている暗証コードチェック用コー
ドとを比較し、暗証コードと暗証コードチェック用コー
ドとが一致すると、その後の動作に進むことを許容し、
暗証コードと暗証コードチェック用コードとが不一致で
あると、火災感知器の動作を停止させるとともに表示灯
を動作させるものである。
【0014】
【作用】本発明は、データの格納領域を初期化してある
ことを示す暗証コードを格納する暗証コードの格納領域
を設け、暗証コードと暗証コードチェック用コードとが
一致すると、その後の動作に進むことを許容し、暗証コ
ードと暗証コードチェック用コードとが不一致である
と、火災感知器の動作を停止させるとともに表示灯を動
作させるので、EEPROMへのデータ格納についての
信頼性を高くすることができ、また、EEPROMへの
データ格納についての信頼性が低下する可能性があると
きにはこれを視覚的に訴えることができる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である光電式煙感
知器SEのブロック図である。
【0016】光電式煙感知器SEは、MPU(マイクロ
プロセッサ)10、RAM41〜45、ROM20、3
5、EEPROM30、IF51〜53、送受信部TR
X、煙検出用の発光素子62の駆動回路61、受光素子
63、受光回路64、増幅器65、動作確認灯67の駆
動回路66を有する。
【0017】ROM20は、光電式煙感知器SEの全体
を制御するプログラム、図2、図4、図5に示すフロー
チャートに関するプログラム等の記憶領域である。
【0018】EEPROM30は、データの格納領域3
1と、暗証コードの格納領域32と、データ格納情報の
格納領域33と、各データを合計した値であるサム値の
格納領域34とを有するものである。データの格納領域
31は、火災判別用データ、自己アドレスのような信号
伝送用データ等のデータを格納する領域であり、暗証コ
ードの格納領域32は、データの格納領域31を初期化
してあることを示す暗証コードを格納する領域であり、
データ格納情報の格納領域33は、データの格納領域3
1に所定データが格納してあることを示すデータ格納情
報(ステータス情報)を、その所定データ毎に格納する
領域であり、サム値の格納領域34は、EEPROM3
0内に格納されているデータのうちのいくつかのデータ
の和であるサム値を格納する領域である。なお、上記デ
ータ格納情報の例を図3に示してある。
【0019】ROM35は、EEPROM30内の格納
領域32に格納されている暗証コードが正しい暗証コー
ドであることをチェックする暗証コードチェック用コー
ドを格納する領域である。
【0020】RAM41は、作業用領域であり、RAM
42は、現在の状態情報を記憶する領域であり、RAM
43は、図示しない火災受信機に送出した状態情報を記
憶する領域であり、RAM44は、各種フラグの記憶領
域である。信号送受信部TRXは、コード化信号を送受
信するものである。
【0021】なお、MPU10とROM20とは、暗証
コードの格納領域に格納されている暗証コードと、プロ
グラム内または所定のメモリに記憶されている暗証コー
ドチェック用コードとを比較し、暗証コードと暗証コー
ドチェック用コードとが一致すると、その後の動作に進
むことを許容し、暗証コードと暗証コードチェック用コ
ードとが不一致であると、火災感知器の動作を停止させ
るとともに表示灯を動作させる第1の制御手段の例であ
る。
【0022】なお、上記第1の制御手段は、暗証コード
と暗証コードチェック用コードとが不一致であると、表
示灯を点滅または点灯させるものであり、この表示灯
は、火災感知器が火災検出したときに動作する動作確認
灯67であるか、または、暗証コードと暗証コードチェ
ック用コードとが不一致であることのみを知らせる動作
確認灯67とは別個の専用の表示灯(図示せず)であ
る。
【0023】この動作確認灯67は、詳細には示してい
ない火災監視動作において、図示しない受信機等の受信
部に火災信号を送出したときに、駆動回路66を介して
点灯されるものであり、EEPROM30の暗証コード
が確認されない場合には、点滅制御されるものである。
なお、火災検出時に動作確認灯67を点滅するようにし
てある場合には、暗証コードが確認されないときに、動
作確認灯67を点灯制御するようにすればよい。このよ
うにすれば、動作確認灯67が示す内容を区別すること
ができる。
【0024】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0025】図2は、上記実施例における光電式煙感知
器SEの動作を示すフローチャートである。
【0026】まず、感知器SEの設置時に、データ設定
器から火災判別用データ、自己アドレスのような信号伝
送用データ等のデータが送信され、これらのデータがE
EPROM30のデータ格納領域に格納されるが、これ
らのデータを格納する前に(感知器SEの製造時等
に)、データの格納領域31が初期化され、この初期化
が終了すると、EEPROM30内の暗証コードの格納
領域32に暗証コード(たとえば、「1010101
0」)が格納される。なお、ROM35には、上記暗証
コード「10101010」と同じコードである暗証コ
ードチェック用コードが格納されている。
【0027】そして、火災報知設備を現場に設置し、電
源を投入した場合、ROM35から暗証コードチェック
用コードを読み出し、この読み出された暗証コードチェ
ック用コードがRAM41に格納され(S1)、暗証コ
ードの格納領域32から暗証コードを読み出し、この読
み出された暗証コードがRAM41に格納され(S
2)、RAM41に格納された暗証コードとそのチェッ
ク用コードとを比較し(S3)、それらが一致すれば、
その後の動作、たとえば正常な監視動作を実行する(S
4)。この結果、火災が検出された場合、感知器自体の
動作によって、または図示しない火災受信機からの命令
によって、動作確認灯67が点灯される。
【0028】一方、暗証コードとそのチェック用コード
とが一致しなければ(S3)、感知器SEが動作せず
(S5)、確認灯67が点滅し(S6)、感知器SEを
見ている者が感知器SEに異常が生じたことを把握でき
る。
【0029】上記実施例においては、暗証コードとその
チェック用コードとが一致しなければ、たとえデータ設
定器からデータ設定用のコマンドを受信しても、このコ
マンドに応答しないので、初期化が行われていない状態
でデータ設定が行われることがなく、初期化が行われて
いない状態でデータ設定が行われることによる誤ったデ
ータ設定がなく、したがって、EEPROM30へのデ
ータ格納についての信頼性を高くすることができる。ま
た、暗証コードとそのチェック用コードとが一致しなけ
れば、感知器SEが動作しないので(S3、S5)、火
災受信機からの呼出しにも応答せず、誤ったデータを火
災受信機に送出することもない。
【0030】さらに、暗証コードとそのチェック用コー
ドとが一致しなければ、確認灯67が点滅するので、感
知器SEを見ている者が感知器SEに異常が生じたこと
を容易に把握できる。
【0031】なお、感知器SEが自分でEEPROM3
0を初期化する機能を有する場合には、暗証コードとそ
のチェック用コードとが一致しないときに(S3)、動
作を停止する(S5)代わりに、自分でEEPROM3
0を初期化するとともに、暗証コードの格納領域32
に、プログラム中またはROM35中のチェック用コー
ドを利用して暗証コードを格納してもよく、また、自分
でEEPROM30を初期化せずに設定待ち状態に維持
してもよい。この設定待ち状態においては、動作確認灯
67を点滅させることによって、設定待ち状態を表示
し、データ設定器から送出される初期化のコマンドにの
み応答し、火災受信機からの呼出しには応答しない。
【0032】なお、上記実施例においては、暗証コード
として「10101010」の1種類だけを設定してい
るが、その他にたとえば「01010101」のよう
に、互いに異なる暗証コードを設定するようにし、これ
に応じて、ROM35にも、「01010101」を第
2の暗証コードチェック用コードとして格納するように
してもよい。そして、両コードを照合する場合には、第
1の暗証コードと第1の暗証コードチェック用コードと
を照合し、この照合で一致が見られた後に、第2の暗証
コードと第2の暗証コードチェック用コードとを照合
し、この第2の照合で一致が見られた後に、正常監視動
作を行うようにすればよい。このように暗証コードを2
種類設定すれば、EEPROM30へのデータ格納につ
いての信頼性をさらに高くすることができる。
【0033】さらに、上記実施例においては、ROM3
5に暗証コードチェック用コードを格納しているが、R
OM20に格納してあるプログラム内に暗証コードチェ
ック用コードを格納するようにしてもよい。
【0034】図3は、上記実施例におけるデータ格納情
報の構成を示す図である。
【0035】図3(1)には、データ格納情報その1の
構成を示し、このデータ格納情報その1は、8ビットで
構成され、各ビットが「0」である場合には、そのビッ
トに対応するデータが、EEPROM30内のデータの
格納領域31に格納されていない(データが未定義であ
る)ことを示し、各ビットが「1」である場合には、そ
のビットに対応するデータがデータの格納領域31に格
納されている(データが定義されている)ことを示して
いる。また、図3(1)においては、データ格納情報を
構成するビット0〜5にそれぞれ対応するデータが格納
され、そのビット6、7にそれぞれ対応するデータが格
納されていないことを示している。このデータ格納情報
を構成するビット0〜5に対応するデータは、それぞ
れ、たとえば増幅器65の出力と比較して故障を検出す
るための故障検出値(長時間検出用)および故障検出値
(短時間検出用)、増幅器65の出力の周囲温度による
補償を行うための周囲温度基準値および設定周囲温度
値、端末機器の特定のための個別に設定される感知器S
Eのアドレスである。
【0036】図4は、上記実施例の他の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0037】電源投入し、光電式煙感知器SEを立ちあ
げた場合、データ格納情報の格納領域33からデータ格
納情報を読み出し(S11)、データ格納情報を構成す
るビットが「1」であることを検出することによって、
そのビットに対応する所定データがEEPROM30に
格納されていることをMPU10が認識できる。つま
り、データ格納情報に基づいて、所定データがEEPR
OM30に格納されていることを検出する(S12)
と、その後の動作に進むことが許容され、たとえば正常
な監視動作を行う(S13)。この結果、火災が検出さ
れた場合、感知器自体の動作によって、または火災受信
機からの命令によって、動作確認灯67が点灯される。
【0038】一方、データ格納情報に基づいて、所定デ
ータが格納されていないことを検出する(S12)と、
設定待ち状態に維持される。この設定待ち状態において
は、感知器SEの動作を停止し(S14)、所定データ
が格納されていないことを感知器SEの外部に知らせる
ために確認灯67を点滅し(S15)、データ設定器か
ら送出されるデータ設定を行う設定コマンドにのみ応答
し(S16、S17)、火災受信機からの呼出しには応
答しない。
【0039】そして、データ設定が行われれば、EEP
ROM30へのデータの再設定を行って(S16、S1
7)、データ格納情報の確認を行う。
【0040】したがって、上記実施例においては、必要
なデータが未設定である場合に、感知器SEが動作しな
いので、感知器の動作の信頼性が向上することは勿論の
こと、所定データが格納されていないときに感知器SE
の確認灯67が点滅するので、感知器SEに所定データ
が格納されていないことを、感知器SEの外部から容易
に知ることができる。
【0041】図3(2)は、データ格納情報その2の構
成を示す図であり、このデータ格納情報を構成する各ビ
ットはそれぞれ、たとえば増幅器65の出力を煙濃度に
対応するアナログ値とするための特性傾き逆数値(少数
位)および特性傾き逆数値(整数位)、発光素子62の
発光量を調整する発光入力値、試験時の増幅器65の出
力を煙濃度に対応させるための試験出力補正値(少数
位)および試験出力補正値(整数位)、試験時の発光量
を設定する試験用発光入力値、いわゆるノイズレベルで
ある無煙時のA/D変換値(通常発光時)および無煙時
のA/D変換値(試験発光時)というデータに対応する
ものであり、図3(1)のデータ格納情報その1と同様
に処理される。
【0042】すなわち、そのビットが「1」であれば、
そのビットに対応するデータが格納されていることを示
し、そのビットが「0」であれば、そのビットに対応す
るデータが格納されていないことを示している。
【0043】なお、これらのデータ格納情報からデータ
設定不備をチェックし、設定待ち状態に入る場合に、全
てのビットを確認することが好ましいが、必ずしもその
必要はない。すなわち、上記実施例では火災感知器SE
が光電式であるので、図3(1)のビット4は当然無く
てもよい。そして、最低限必要なデータとしては、図3
(1)のビット5、図3(2)のビット0、1、2、6
のみであり、選択的に確認してもよい。さらに、このデ
ータ設定情報を、データ設定器等によって読み出せれ
ば、再設定に便利である。
【0044】つまり、MPU10とROM20とは、デ
ータ格納情報に基づいて所定データが格納されているこ
とを検出すると、その後の動作に進むことを許容し、デ
ータ格納情報に基づいて所定データが格納されているこ
とを検出できないと、データ設定器から送出されるデー
タ設定用のコマンドにのみ応答し、火災受信機からの呼
出しには応答しない設定待ち状態に維持するとともに表
示灯を動作させる第2の制御手段の例である。
【0045】上記第2の制御手段は、データ格納情報に
基づいて所定データが格納されていることを検出できな
いと、表示灯を点滅または点灯させるものであり、この
表示灯は、上記火災感知器が火災検出したときに動作す
る動作確認灯67であるか、または、データ格納情報に
基づいて所定データが格納されていることを検出できな
いことのみを知らせる動作確認灯67とは別途設けられ
る専用の表示灯(図示せず)である。
【0046】図5は、上記実施例の別の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0047】まず、この実施例においては、感知器SE
に電源投入した後に、データ格納領域31に格納される
所定データと、サム値の格納領域34に格納されるこの
所定データのうちのいくつかの和であるサム値とがEE
PROM30に格納されている。
【0048】そして、MPU10のリセットを解除し
(S21)、EEPROM30のデータを読み込み(S
22)、データの格納領域31に格納されていたデータ
の合計値を演算し(S23)、この合計値とサム値の格
納領域34に格納されていたサム値とを比較する(S2
4)。上記合計値とサム値とが同じであれば、データの
格納領域31に格納されていたデータは正しく受信され
ていたのであり、正常な監視動作を行う(S25)。こ
の結果、火災が検出された場合、感知器自体の動作によ
って、または図示しない火災受信機からの命令によっ
て、動作確認灯67が点灯される。
【0049】一方、上記合計値とサム値とが異なれば
(S24)、データの格納領域31に格納されていたデ
ータは正しくないので(読み出しが正しくないこともあ
る)、感知器SEの動作を停止し(S26)、データが
正しくないことを示すために確認灯67を点滅する(S
27)。その後、図示しない設定器からデータの設定コ
マンドを受ければ(S28)、再設定を行い(S2
9)、設定コマンドを受けなければ、感知器SEの監視
動作等を停止したままで、設定コマンドを待つ。
【0050】なお、上記サム値は、定常値監視による故
障検出閾値、煙検出値をアナログ値に変換するための特
性傾き逆数値、無煙時における出力値(ノイズレベ
ル)、火災感知器のアドレスのうちの少なくとも2つを
合計した値であればよい。
【0051】また、MPU10とROM20とは、サム
値の基になるデータの合計値を算出する合計値算出手段
の例であり、サム値と合計値とを比較する比較手段の例
である。さらに、MPU10とROM20とは、サム値
と合計値とが一致していることを検出すると、その後の
動作に進むことを許容し、データ設定器から送出される
データ設定用のコマンドにのみ応答し、サム値と合計値
とが一致していることを検出できないと、火災受信機か
らの呼出しには応答しない設定待ち状態に維持するとと
もに表示灯を動作させる第3の制御手段の例でもある。
【0052】上記第3の制御手段は、サム値と合計値と
が一致していることを検出できないと、表示灯を点滅ま
たは点灯させるものであり、この表示灯は、火災感知器
が火災検出したときに動作する動作確認灯67である
か、または、サム値と合計値とが一致していることを検
出できないことのみを知らせる動作確認灯67とは別途
設けられる専用の表示灯(図示せず)である。
【0053】
【発明の効果】請求項1〜4に記載の発明によれば、E
EPROMへのデータ格納についての信頼性を高くする
ことができ、また、EEPROMへのデータ格納につい
ての信頼性が低下する可能性があるときにはこれを視覚
的に訴えることができるという効果を奏する。
【0054】請求項5〜8に記載の発明によれば、EE
PROMに所定データが格納されている事実のみを知り
たい場合に即座に知ることができ、しかもそのために必
要な電流を極力少なくすることができ、また、所定デー
タがEEPROMに格納されていることを検出できない
ときに、これを視覚的に訴えることができるという効果
を奏する。
【0055】請求項9〜11に記載の発明によれば、火
災感知器を外部から見ただけで、EEPROMのデータ
を正確に認識できないこと、つまり、火災感知器がデー
タの設定待ちの状態であることを認識することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である光電式煙感知器SEの
ブロック図である。
【図2】上記実施例における光電式煙感知器SEの動作
のフローチャートである。
【図3】上記実施例におけるデータ格納情報の構成を示
す図である。
【図4】上記実施例の他の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】上記実施例の別の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
SE…光電式煙感知器、 10…MPU、 20、35…ROM、 30…EEPROM、 31…データの格納領域、 32…暗証コードの格納領域、 33…データ格納情報の格納領域、 34…サム値の格納領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 9/12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定データをEEPROMのデータの格
    納領域に格納することによって、上記データを設定する
    火災感知器であって、 上記データの格納領域を初期化してあることを示す暗証
    コードを格納する暗証コードの格納領域と;表示灯と;
    上記暗証コードの格納領域に格納されている上記暗証コ
    ードと、プログラム内または所定のメモリに記憶されて
    いる暗証コードチェック用コードとを比較し、上記暗証
    コードと上記暗証コードチェック用コードとが一致する
    と、その後の動作に進むことを許容し、上記暗証コード
    と上記暗証コードチェック用コードとが不一致である
    と、上記火災感知器の動作を停止させるとともに上記表
    示灯を動作させる第1の制御手段と;を有することを特
    徴とする火災感知器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記暗証コードの格納領域に互いに異なる上記暗証コー
    ドが複数設定されており、上記暗証コードチェック用コ
    ードも、上記暗証コードの数に応じて複数用意され、上
    記第1の制御手段は、上記複数の暗証コードと上記複数
    の暗証コードチェック用コードとをそれぞれ比較し、一
    致すると、上記その後の動作に進むことを許容するもの
    であることを特徴とする火災感知器。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記第1の制御手段は、上記暗証コードと上記暗証コー
    ドチェック用コードとが不一致であると、上記表示灯を
    点滅または点灯させるものであり、 上記表示灯は、上記火災感知器が火災検出したときに動
    作する動作確認灯であるか、または、上記暗証コードと
    上記暗証コードチェック用コードとが不一致であること
    のみを知らせる専用の表示灯であることを特徴とする火
    災感知器。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 上記第1の制御手段は、EEPROMを初期化し、プロ
    グラム内または所定のメモリに記憶されている暗証コー
    ドを上記EEPROMに格納し、このEEPROMに格
    納されている暗証コードと上記暗証コードチェック用コ
    ードとを比較し、これらが一致したときに、データ設定
    用のコマンドにのみ応答し、火災受信機からの呼出しに
    は応答しない設定待ち状態に維持する手段であることを
    特徴とする火災感知器。
  5. 【請求項5】 所定データをEEPROMのデータの格
    納領域に格納することによって、上記データを設定する
    火災感知器であって、 上記データの格納領域に所定データが格納してあること
    を示すデータ格納情報を格納するデータ格納情報の格納
    領域と;表示灯と;上記データ格納情報に基づいて上記
    所定データが格納されていることを検出すると、その後
    の動作に進むことを許容し、上記データ格納情報に基づ
    いて上記所定データが格納されていることを検出できな
    いと、上記火災感知器の動作を停止させるとともに上記
    表示灯を動作させる第2の制御手段と;を有することを
    特徴とする火災感知器。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記データの格納領域を初期化してあることを示す暗証
    コードを格納する暗証コードの格納領域と;上記暗証コ
    ードの格納領域に格納されている上記暗証コードと、プ
    ログラム内または所定のメモリに記憶されている暗証コ
    ードチェック用コードとを比較し、上記暗証コードと上
    記暗証コードチェック用コードとが一致すると、その後
    の動作に進むことを許容し、上記暗証コードと上記暗証
    コードチェック用コードとが不一致であると、上記火災
    感知器の動作を停止させるとともに上記表示灯を動作さ
    せる第1の制御手段と;を有することを特徴とする火災
    感知器。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6において、 上記第2の制御手段は、上記データ格納情報に基づいて
    上記所定データが格納されていることを検出できない
    と、上記表示灯を点滅または点灯させるものであり、 上記表示灯は、上記火災感知器が火災検出したときに動
    作する動作確認灯であるか、または、上記データ格納情
    報に基づいて上記所定データが格納されていることを検
    出できないことのみを知らせる専用の表示灯であること
    を特徴とする火災感知器。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれか1項において、 上記第2の制御手段は、データ設定用のコマンドにのみ
    応答し、火災受信機からの呼出しには応答しない設定待
    ち状態に維持する手段であることを特徴とする火災感知
    器。
  9. 【請求項9】 複数の所定データとこれらの所定データ
    のうちの少なくとも2つの和であるサム値とをEEPR
    OMのデータの格納領域に格納し、上記所定データを設
    定する火災感知器であって、 上記サム値の基になるデータの合計値を算出する合計値
    算出手段と;上記サム値と上記合計値とを比較する比較
    手段と;表示灯と;上記サム値と上記合計値とが一致し
    ていることを検出すると、その後の動作に進むことを許
    容し、上記サム値と上記合計値とが一致していることを
    検出できないと、上記火災感知器の動作を停止するとと
    もに上記表示灯を動作させる第3の制御手段と;を有す
    ることを特徴とする火災感知器。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 上記第3の制御手段は、上記サム値と上記合計値とが一
    致していることを検出できないと、上記表示灯を点滅ま
    たは点灯させるものであり、 上記表示灯は、上記火災感知器が火災検出したときに動
    作する動作確認灯であるか、または、上記サム値と上記
    合計値とが一致していることを検出できないことのみを
    知らせる専用の表示灯であることを特徴とする火災感知
    器。
  11. 【請求項11】 請求項9または10において、 上記第3の制御手段は、データ設定用のコマンドにのみ
    応答し、火災受信機からの呼出しには応答しない設定待
    ち状態に維持する手段であることを特徴とする火災感知
    器。
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