JPH0864018A - 太陽光採光装置 - Google Patents
太陽光採光装置Info
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- JPH0864018A JPH0864018A JP19994294A JP19994294A JPH0864018A JP H0864018 A JPH0864018 A JP H0864018A JP 19994294 A JP19994294 A JP 19994294A JP 19994294 A JP19994294 A JP 19994294A JP H0864018 A JPH0864018 A JP H0864018A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
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- 238000009420 retrofitting Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 室内に雨漏りが生じる恐れがなく、建物を大
きく改造しないで取り付けることができる太陽光採光装
置を提供する。 【構成】 建物1の軒に採光機3を設け、採光機3から
採光した太陽光を採光機3の下方に配置される窓から室
内に取り込むように構成した。この場合、採光機3は建
物の軒に1枚又は複数枚の平板プリズムを太陽の運行に
対応して回転させるように構成するのが望ましい。ま
た、採光機3により採光した光を室内に取り込む窓は、
当該窓自体に光の方向を変える機能を持たせた第1の光
出射方向変更手段4又は、通常の窓の外部に上記採光機
により採光された太陽光の方向を変えることのできる手
段を備えた第2の光出射方向変更手段6を構成すること
ができる。
きく改造しないで取り付けることができる太陽光採光装
置を提供する。 【構成】 建物1の軒に採光機3を設け、採光機3から
採光した太陽光を採光機3の下方に配置される窓から室
内に取り込むように構成した。この場合、採光機3は建
物の軒に1枚又は複数枚の平板プリズムを太陽の運行に
対応して回転させるように構成するのが望ましい。ま
た、採光機3により採光した光を室内に取り込む窓は、
当該窓自体に光の方向を変える機能を持たせた第1の光
出射方向変更手段4又は、通常の窓の外部に上記採光機
により採光された太陽光の方向を変えることのできる手
段を備えた第2の光出射方向変更手段6を構成すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の軒に配置する型式
の太陽光採光装置に関する。
の太陽光採光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の太陽光採光装置は、例えば特開平
3−249608号に示すように建物の屋根に設置する
もの、又は屋上やベランダ等に設置するものが主流であ
った。
3−249608号に示すように建物の屋根に設置する
もの、又は屋上やベランダ等に設置するものが主流であ
った。
【0003】さらに、採光装置とは異なるが、太陽光の
採光を行うものとして天窓があるが、この天窓もその設
置場所は屋根や屋上となっていた。
採光を行うものとして天窓があるが、この天窓もその設
置場所は屋根や屋上となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものは、次のような問題点があった。 (1)採光部で採光された太陽光を室内に導くために、
光ダクト、光ファイバー等が必要で、そのための特殊な
工事を必要とするものであった。 (2)採光部を屋根に穴を空けて取り付けることになる
ため、室内に雨漏れが生じる心配があった。 (3)さらに、天窓の場合には直接取り付けるものであ
るため、1階の建物中央等の場所へ採光したくとも、そ
の場所に取付け不能な場合が生じる。
ものは、次のような問題点があった。 (1)採光部で採光された太陽光を室内に導くために、
光ダクト、光ファイバー等が必要で、そのための特殊な
工事を必要とするものであった。 (2)採光部を屋根に穴を空けて取り付けることになる
ため、室内に雨漏れが生じる心配があった。 (3)さらに、天窓の場合には直接取り付けるものであ
るため、1階の建物中央等の場所へ採光したくとも、そ
の場所に取付け不能な場合が生じる。
【0005】本発明は従来のものの上記課題(問題点)
を解決するようにした太陽光採光装置を提供することを
目的とする。
を解決するようにした太陽光採光装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の太陽光採光装置
は上記課題を解決するために、建物の軒に採光機を設
け、この採光機から採光した太陽光を上記採光機の下方
に配置される窓から室内に取り込むように構成した。
は上記課題を解決するために、建物の軒に採光機を設
け、この採光機から採光した太陽光を上記採光機の下方
に配置される窓から室内に取り込むように構成した。
【0007】この場合、上記採光機は建物の軒に1枚又
は複数枚の平板プリズムを太陽の運行に対応して回転さ
せるように構成するのが望ましい。
は複数枚の平板プリズムを太陽の運行に対応して回転さ
せるように構成するのが望ましい。
【0008】また、上記採光機により採光した光を室内
に取り込む窓は、当該窓自体に光の方向を変える機能を
持たせた第1の光出射方向変更手段を構成するのが望ま
しい。
に取り込む窓は、当該窓自体に光の方向を変える機能を
持たせた第1の光出射方向変更手段を構成するのが望ま
しい。
【0009】なお、上記第1の光出射方向変更手段とし
ては、出窓を用い、この出窓の天井部分を構成する上板
として平板プリズムを用い、出窓の床板を構成する下板
としてガラス板等の光透過性材料を用い、上記上板の外
方先端部から下板の内方先端に対して配置される傾斜板
は反射板又はハーフミラー或いはルーバ状に形成したミ
ラーを配置して構成し、採光機から採光した太陽光を室
内に取り込むと共に、下の階へも光を導くように構成す
ることができる。
ては、出窓を用い、この出窓の天井部分を構成する上板
として平板プリズムを用い、出窓の床板を構成する下板
としてガラス板等の光透過性材料を用い、上記上板の外
方先端部から下板の内方先端に対して配置される傾斜板
は反射板又はハーフミラー或いはルーバ状に形成したミ
ラーを配置して構成し、採光機から採光した太陽光を室
内に取り込むと共に、下の階へも光を導くように構成す
ることができる。
【0010】さらに、上記採光機により採光した太陽光
を室内に取り込む窓として、通常の窓の外部に上記採光
機により採光された太陽光の方向を変えることのできる
手段を備えた第2の光出射方向変更手段を構成すること
ができる。
を室内に取り込む窓として、通常の窓の外部に上記採光
機により採光された太陽光の方向を変えることのできる
手段を備えた第2の光出射方向変更手段を構成すること
ができる。
【0011】この場合、第2の光出射方向変更手段とし
ては、通常の窓に対して、その上端部に平板プリズムを
適正角度で傾斜して配置し、上記採光機から採光した太
陽光を上記平板プリズムを介して向きを変えて室内に取
り込むように構成することができる。
ては、通常の窓に対して、その上端部に平板プリズムを
適正角度で傾斜して配置し、上記採光機から採光した太
陽光を上記平板プリズムを介して向きを変えて室内に取
り込むように構成することができる。
【0012】また、上記第2の光出射方向変更手段を、
通常の窓の上端部に所定面積の第1の平板プリズムを配
置すると共に、さらに、この第1の平板プリズムの上端
部に第2の平板プリズムを傾斜して配置し、上記採光機
から採光した太陽光を上記第2の平板プリズムで向きを
変えた第1の光と、さらに第1の平板プリズムで向きを
変えた第2の光とを室内に取り込むように構成しても良
い。
通常の窓の上端部に所定面積の第1の平板プリズムを配
置すると共に、さらに、この第1の平板プリズムの上端
部に第2の平板プリズムを傾斜して配置し、上記採光機
から採光した太陽光を上記第2の平板プリズムで向きを
変えた第1の光と、さらに第1の平板プリズムで向きを
変えた第2の光とを室内に取り込むように構成しても良
い。
【0013】さらに、建物の軒に設けられる採光機をそ
の下方に配置される建物の窓との関連のもとに水平方向
に複数個配置すると共に、これらの採光機に対応して上
記の第1の光出射方向変更手段及び/又は第2の光出射
方向変更手段も複数個配置するようにすることが望まし
い。
の下方に配置される建物の窓との関連のもとに水平方向
に複数個配置すると共に、これらの採光機に対応して上
記の第1の光出射方向変更手段及び/又は第2の光出射
方向変更手段も複数個配置するようにすることが望まし
い。
【0014】
【作用】本発明の太陽光採光装置は建物の軒を利用して
採光機を設置するものであるから、室内への雨漏れが生
じる心配はない。
採光機を設置するものであるから、室内への雨漏れが生
じる心配はない。
【0015】また、採光機から採光した太陽光を採光機
直下の窓に面した室内に導くものであるから、光ダクト
や光ファイバー等の導光手段は不要であり、既存の建物
の設備を大きく改造しないで取付けが可能である。
直下の窓に面した室内に導くものであるから、光ダクト
や光ファイバー等の導光手段は不要であり、既存の建物
の設備を大きく改造しないで取付けが可能である。
【0016】また、採光機を構成する平板プリズムは太
陽の運行に応じて適正角度となるように回転させるが、
軒に取り付ける部分は1枚又は複数枚の平板プリズムと
その回転機構のみとし、その他の制御機構は地上設置も
可能であるから、軒に取り付けられる部分は軽量、コン
パクトに構成できる。
陽の運行に応じて適正角度となるように回転させるが、
軒に取り付ける部分は1枚又は複数枚の平板プリズムと
その回転機構のみとし、その他の制御機構は地上設置も
可能であるから、軒に取り付けられる部分は軽量、コン
パクトに構成できる。
【0017】なお、本発明装置では、採光機で採光され
た太陽光を若干の工夫を施した窓を介して室内へ取り込
むものであるが、この場合、通常の窓を用いる場合に
は、外付け部分としての平板プリズムを設置するだけで
良いから既存の建物に対する後付け工事は容易であり、
また、出窓を用いる場合も後述する構成の出窓を設置す
れば良いから、その取り付けは容易である。
た太陽光を若干の工夫を施した窓を介して室内へ取り込
むものであるが、この場合、通常の窓を用いる場合に
は、外付け部分としての平板プリズムを設置するだけで
良いから既存の建物に対する後付け工事は容易であり、
また、出窓を用いる場合も後述する構成の出窓を設置す
れば良いから、その取り付けは容易である。
【0018】いずれの型式の窓を用いる場合も、太陽光
は当該窓を通じて室内へ導かれるので、在室者に対し違
和感を与えない。
は当該窓を通じて室内へ導かれるので、在室者に対し違
和感を与えない。
【0019】
【実施例】以下図1乃至図5に示す実施例によって、本
発明を具体的に説明する。
発明を具体的に説明する。
【0020】図1は本発明の太陽光採光装置の全体構成
を示す図である。
を示す図である。
【0021】同図において、1は本発明の太陽光採光装
置を適用する建物、2は軒である。
置を適用する建物、2は軒である。
【0022】3はこの軒に設けられる採光機で、この採
光機3が取り付けられる軒2の部分はくり抜かれ、採光
機3を軒2に装着するものとする。採光機3は、例えば
図2に示すように構成すれば良い。
光機3が取り付けられる軒2の部分はくり抜かれ、採光
機3を軒2に装着するものとする。採光機3は、例えば
図2に示すように構成すれば良い。
【0023】図2において、31は支持枠、32は透明
のフード、33a及び33bは夫々平板プリズム、34
a乃至34dは夫々軸受、35a1及び35b1は夫々モ
ータ、35a2及び35b2は夫々歯車、36は電源、3
7a乃至37cは導線、38はモータの駆動回路、39
はマイクロコンピュータ等の中央処理装置(以下CPU
という)である。
のフード、33a及び33bは夫々平板プリズム、34
a乃至34dは夫々軸受、35a1及び35b1は夫々モ
ータ、35a2及び35b2は夫々歯車、36は電源、3
7a乃至37cは導線、38はモータの駆動回路、39
はマイクロコンピュータ等の中央処理装置(以下CPU
という)である。
【0024】なお、図2のように構成される採光機3
は、CPU39内に予め備えられているプログラムによ
って太陽の運行に従って各平板プリズム33a、33b
のプリズム角が常に適正となるようにモータ35a1、
35b2に指令を与えて回転制御し、各プリズム33
a、33bを介して出射される太陽光が垂直方向の平行
光線となるように作動するものとする。
は、CPU39内に予め備えられているプログラムによ
って太陽の運行に従って各平板プリズム33a、33b
のプリズム角が常に適正となるようにモータ35a1、
35b2に指令を与えて回転制御し、各プリズム33
a、33bを介して出射される太陽光が垂直方向の平行
光線となるように作動するものとする。
【0025】図1に戻って、4は出窓型の第1の光出射
方向変更手段を示すもので、この第1の光出射方向変更
手段4は後述するように、1階等の低階側に太陽光を導
く機能を有するから、同図に示すように、2階等の高階
用に適しているが、1階に設けて使用することも可能で
ある。
方向変更手段を示すもので、この第1の光出射方向変更
手段4は後述するように、1階等の低階側に太陽光を導
く機能を有するから、同図に示すように、2階等の高階
用に適しているが、1階に設けて使用することも可能で
ある。
【0026】次に、この第1の光出射方向変更手段の構
成とその実施例を図3及び図4を用いて説明する。
成とその実施例を図3及び図4を用いて説明する。
【0027】図3において、40は出窓の窓、41は出
窓の天井部分に相当する上板、42は出窓の床面部分に
相当する下板、43はこれら上板41の外方先端部から
下板42の内方先端部に亙って設けた傾斜板で、これら
の上板41、下板42及び傾斜板43で出窓型の第1の
光出射方向変更手段4が構成される。なお、破線で示し
た44は必要に応じ設けられる拡散板で、これは乳白色
板等により成り、出窓の室内側に窓40と対向して設け
られるものとする。なお、5a、5bは第1の光出射方
向変更手段4が装着される壁である。
窓の天井部分に相当する上板、42は出窓の床面部分に
相当する下板、43はこれら上板41の外方先端部から
下板42の内方先端部に亙って設けた傾斜板で、これら
の上板41、下板42及び傾斜板43で出窓型の第1の
光出射方向変更手段4が構成される。なお、破線で示し
た44は必要に応じ設けられる拡散板で、これは乳白色
板等により成り、出窓の室内側に窓40と対向して設け
られるものとする。なお、5a、5bは第1の光出射方
向変更手段4が装着される壁である。
【0028】次に、第1の光出射方向変更手段4の機能
とその機能に基づく各実施例を図4も参照して説明す
る。
とその機能に基づく各実施例を図4も参照して説明す
る。
【0029】先ず、第1の光出射方向変更手段4の上板
41としては、図4(A)に示すように通常の平板プリ
ズムを用いて垂直方向に採光された光を屈折させてH1
で示すような光として室内へ取り込ませる機能を持たせ
る場合と、図4(B)に示すように上板41としてガラ
ス板のような透過性材料を用いるか、又は垂直方向へ透
過するようなプリズム角としたプリズムを用い、ハーフ
ミラーで構成されるような傾斜板43で反射させて室内
へ取り込む光H2と下方の1階側へ下板42を介して透
過する光H3とに分ける機能を持たせる場合とがある。
41としては、図4(A)に示すように通常の平板プリ
ズムを用いて垂直方向に採光された光を屈折させてH1
で示すような光として室内へ取り込ませる機能を持たせ
る場合と、図4(B)に示すように上板41としてガラ
ス板のような透過性材料を用いるか、又は垂直方向へ透
過するようなプリズム角としたプリズムを用い、ハーフ
ミラーで構成されるような傾斜板43で反射させて室内
へ取り込む光H2と下方の1階側へ下板42を介して透
過する光H3とに分ける機能を持たせる場合とがある。
【0030】後者の機能を持たせる場合として、図4
(B)のハーフミラーで構成される傾斜板43に代え
て、図4(C)に示すようにルーバ状に形成したミラー
より構成される傾斜板43Rを用いるようにしても良
い。この場合は、同図に示すように、2階室用の光H2
としてルーバ状のミラーで反射された光を用い、一方、
1階へ向かう光H3としてはルーバ状のミラーの間隙を
通過する光を用いるものである。
(B)のハーフミラーで構成される傾斜板43に代え
て、図4(C)に示すようにルーバ状に形成したミラー
より構成される傾斜板43Rを用いるようにしても良
い。この場合は、同図に示すように、2階室用の光H2
としてルーバ状のミラーで反射された光を用い、一方、
1階へ向かう光H3としてはルーバ状のミラーの間隙を
通過する光を用いるものである。
【0031】さらに、図4(D)に示すように、第1の
光出射方向変更手段4の上板41Aとして、微小プリズ
ム部P1、P2・・・を所定間隔のガラス部分G1、G2・
・・を隔てて形成した特殊プリズムを用いる場合には、
上板41Aの微小プリズム部P1、P2・・・・を透過し
た光H1を室内取り込み用の光とし、上板41Aのガラ
ス部分G1、G2・・・を透過した光H3は1階用に向か
う光として使用することができる。なお、図示しない
が、上板41Aの下方に図4(B)に示すようにハーフ
ミラーから成る傾斜板43を配置すれば、上板41Aの
微小プリズム部P1、P2・・・・を透過した光H1を室
内取り込み用の光とし、さらに、上板41Aのガラス部
分G1、G2・・・を透過した光H3はハーフミラーより
成る傾斜板43で室内へ取り込まれる光と1階方向へ透
過する光とに分けるようにしても良い。
光出射方向変更手段4の上板41Aとして、微小プリズ
ム部P1、P2・・・を所定間隔のガラス部分G1、G2・
・・を隔てて形成した特殊プリズムを用いる場合には、
上板41Aの微小プリズム部P1、P2・・・・を透過し
た光H1を室内取り込み用の光とし、上板41Aのガラ
ス部分G1、G2・・・を透過した光H3は1階用に向か
う光として使用することができる。なお、図示しない
が、上板41Aの下方に図4(B)に示すようにハーフ
ミラーから成る傾斜板43を配置すれば、上板41Aの
微小プリズム部P1、P2・・・・を透過した光H1を室
内取り込み用の光とし、さらに、上板41Aのガラス部
分G1、G2・・・を透過した光H3はハーフミラーより
成る傾斜板43で室内へ取り込まれる光と1階方向へ透
過する光とに分けるようにしても良い。
【0032】再び、図1に戻って、6は通常の窓の外部
に取り付けた第2の光出射方向変更手段で、同図に示す
ように1階用の窓の設置用として適したものである。
に取り付けた第2の光出射方向変更手段で、同図に示す
ように1階用の窓の設置用として適したものである。
【0033】第2の光出射方向変更手段6は、その拡大
図を図5に示すように、通常の窓7の上端部の壁8aを
所要面積だけ切り欠いてこの部分に第1の平板プリズム
61を垂直方向に装着すると共に、この第1の平板プリ
ズム61の上端部を支点として取り付ける第2の平板プ
リズム62を所定の角度に傾斜して設けるようにして構
成される。
図を図5に示すように、通常の窓7の上端部の壁8aを
所要面積だけ切り欠いてこの部分に第1の平板プリズム
61を垂直方向に装着すると共に、この第1の平板プリ
ズム61の上端部を支点として取り付ける第2の平板プ
リズム62を所定の角度に傾斜して設けるようにして構
成される。
【0034】第2の光出射方向変更手段6の第2の平板
プリズム62に入射した光の内、第1の平板プリズム6
1へ再入射した光は上方に屈折されて1階室内の天井側
へ向かう光H4となり、また、窓7へ入射される光H5は
窓7から直接、室内へ入射される。
プリズム62に入射した光の内、第1の平板プリズム6
1へ再入射した光は上方に屈折されて1階室内の天井側
へ向かう光H4となり、また、窓7へ入射される光H5は
窓7から直接、室内へ入射される。
【0035】なお、窓7の室内側に破線で示すように拡
散板63を配置すれば、室内への入射光を散乱させるこ
とができ、また、同室内の天井へ向かう光が不要の場合
は第1の平板プリズム61は省略し、窓7の上端に接す
る壁8aの下端部に第2の平板プリズム62だけを取り
付けるようにすれば良い。なお、8bは窓7の下方端を
装着する壁である。
散板63を配置すれば、室内への入射光を散乱させるこ
とができ、また、同室内の天井へ向かう光が不要の場合
は第1の平板プリズム61は省略し、窓7の上端に接す
る壁8aの下端部に第2の平板プリズム62だけを取り
付けるようにすれば良い。なお、8bは窓7の下方端を
装着する壁である。
【0036】本発明の太陽光採光装置は上記のように構
成される。次に、全体構成としての作用を図1乃至図5
を用いて説明する。
成される。次に、全体構成としての作用を図1乃至図5
を用いて説明する。
【0037】先ず、採光機3に入射し採光された太陽光
は図2に示す採光機3の構成によって時々刻々変化する
太陽の位置に拘わらず、常に、垂直方向に向かう光とし
て採光された後、図1に示すように第1の光出射方向変
更手段4によって2階の室内に取り込むと共に、その一
部の光は第2の光出射方向変更手段6によって1階の室
内に取り込まれる。
は図2に示す採光機3の構成によって時々刻々変化する
太陽の位置に拘わらず、常に、垂直方向に向かう光とし
て採光された後、図1に示すように第1の光出射方向変
更手段4によって2階の室内に取り込むと共に、その一
部の光は第2の光出射方向変更手段6によって1階の室
内に取り込まれる。
【0038】この場合、2階室内に取り込まれる光は、
図3に示すように第1の光出射方向変更手段4の上板4
1で屈折した光H1と傾斜板43で反射した光H2であ
り、1階側へ向かう光は傾斜板43を透過した光H3が
該当する。
図3に示すように第1の光出射方向変更手段4の上板4
1で屈折した光H1と傾斜板43で反射した光H2であ
り、1階側へ向かう光は傾斜板43を透過した光H3が
該当する。
【0039】従って、1階へ向かう太陽光の光量は傾斜
板43を透過する光の量によることになるから、傾斜板
43として図4(B)に示すハーフミラーを用いた傾斜
板43を用いた場合は、このハーフミラーの特性によっ
て定まり、また、図4(D)のように特殊プリズムで構
成した上板41Aを用いる場合には、この上板41Aの
ガラス部分G1、G2・・・・の面積とさらに傾斜板43
を設置する場合には、傾斜板43のハーフミラーの特性
の両者で定まることになるので、1階、2階の両者での
採光を考えて設計することが必要となる。
板43を透過する光の量によることになるから、傾斜板
43として図4(B)に示すハーフミラーを用いた傾斜
板43を用いた場合は、このハーフミラーの特性によっ
て定まり、また、図4(D)のように特殊プリズムで構
成した上板41Aを用いる場合には、この上板41Aの
ガラス部分G1、G2・・・・の面積とさらに傾斜板43
を設置する場合には、傾斜板43のハーフミラーの特性
の両者で定まることになるので、1階、2階の両者での
採光を考えて設計することが必要となる。
【0040】また、図4(C)に示すルーバ状のミラー
で傾斜板43Rを構成する場合には、この傾斜板43R
を構成する各ミラーの開き度の調整によって1階側へ向
かう光量を調整できるので便利である。
で傾斜板43Rを構成する場合には、この傾斜板43R
を構成する各ミラーの開き度の調整によって1階側へ向
かう光量を調整できるので便利である。
【0041】次に、1階の室内へ取り込まれる光として
は、上記のような条件のもとに2階側から透過した太陽
光を第2の光出射方向変更手段6において、図5に示す
ように第2の平板プリズム62によって屈折され窓7を
介して直接室内に取り込まれる光H5と、第1の平板プ
リズム61を介してさらに屈折されて1階室内の天井側
へ向かう光H4とに分かれて導かれる。
は、上記のような条件のもとに2階側から透過した太陽
光を第2の光出射方向変更手段6において、図5に示す
ように第2の平板プリズム62によって屈折され窓7を
介して直接室内に取り込まれる光H5と、第1の平板プ
リズム61を介してさらに屈折されて1階室内の天井側
へ向かう光H4とに分かれて導かれる。
【0042】なお、1階、2階の各場合共に、第1又は
第2の光出射方向変更手段の窓に対向して拡散板44及
び63を設置した場合には、これらの拡散板により太陽
光を室内へ万遍なく拡散させて、導くことができる。
第2の光出射方向変更手段の窓に対向して拡散板44及
び63を設置した場合には、これらの拡散板により太陽
光を室内へ万遍なく拡散させて、導くことができる。
【0043】上記実施例では、簡単のため1個の採光機
によって採光した太陽光を第1及び第2の各光出射方向
変更手段4及び6を各階1個宛配置し、これらの各光出
射方向変更手段4及び6を介して室内へ取り込むように
説明した。
によって採光した太陽光を第1及び第2の各光出射方向
変更手段4及び6を各階1個宛配置し、これらの各光出
射方向変更手段4及び6を介して室内へ取り込むように
説明した。
【0044】しかし、実際にはこれでは光量が不足する
ため、実用的な太陽光採光装置としては、建物の軒に設
ける採光機を太陽に対向して設けられている窓の位置に
対応して複数個設置し、これらの各採光機に対応して2
階側、1階側の各室内に設ける第1及び第2の光出射方
向変更手段も採光機の数だけ設置するようにすれば、各
階室内へ取り込まれる光量を適正なものとすることがで
きる。
ため、実用的な太陽光採光装置としては、建物の軒に設
ける採光機を太陽に対向して設けられている窓の位置に
対応して複数個設置し、これらの各採光機に対応して2
階側、1階側の各室内に設ける第1及び第2の光出射方
向変更手段も採光機の数だけ設置するようにすれば、各
階室内へ取り込まれる光量を適正なものとすることがで
きる。
【0045】なお、上記実施例では、1階、2階の例で
説明したが、平屋の場合や3階建ての場合、或いは高層
マンションの1部の居室へ本発明を適用する場合にも、
上記実施例のものを太陽光の採光を必要とする居室の軒
に設置し、以降の光出射方向変更手段を当該居室の窓に
対して設けることで適用可能である。
説明したが、平屋の場合や3階建ての場合、或いは高層
マンションの1部の居室へ本発明を適用する場合にも、
上記実施例のものを太陽光の採光を必要とする居室の軒
に設置し、以降の光出射方向変更手段を当該居室の窓に
対して設けることで適用可能である。
【0046】なお、この場合、例えばマンションの2階
の窓側の1室のみに本装置を取り付けたい場合では、第
2の光出射方向変更手段6を採光機3とのセットで設け
るようにする等の適用場所に応じた組み合わせを行うこ
とが必要である。
の窓側の1室のみに本装置を取り付けたい場合では、第
2の光出射方向変更手段6を採光機3とのセットで設け
るようにする等の適用場所に応じた組み合わせを行うこ
とが必要である。
【0047】また、上記実施例では、本発明の太陽光採
光装置の作用に重点をおいて説明したため、各階の窓か
ら自然に取り込まれる太陽光、また、1階側の場合は太
陽光が2階側から導かれる太陽光のほかに、直接、第2
の光出射方向変更手段の平板プリズムに入射される太陽
光も存在するが、それについては触れず、この自然に取
り込まれる太陽光の光量を補充するものとして、本発明
の太陽光採光装置の説明をした。
光装置の作用に重点をおいて説明したため、各階の窓か
ら自然に取り込まれる太陽光、また、1階側の場合は太
陽光が2階側から導かれる太陽光のほかに、直接、第2
の光出射方向変更手段の平板プリズムに入射される太陽
光も存在するが、それについては触れず、この自然に取
り込まれる太陽光の光量を補充するものとして、本発明
の太陽光採光装置の説明をした。
【0048】
【発明の効果】本発明の太陽光採光装置は上記のように
建物の軒に採光機を設置して採光した光を居室の窓を経
由して室内へ取り込むものであるから、次のような優れ
た効果を有する。 (1)採光機の設置場所が建物の軒であるから、従来の
屋根や屋上等に設けるものに比べ、室内に雨漏りが生じ
る恐れがない。また光ダクト、光ファイバー等の導光手
段も不要であるから、本装置を建物を大きく改造しない
で取り付けることができる。従って、住宅が密集してい
るため自然光の採光が不十分な住宅に対する採光の補充
を行う設備として最適である。 (2)採光機も回転部分は平板プリズムだけなので軽
量、コンパクトにでき、軒に容易に設置できる。 (3)採光機からの光を室内へ導く光出射方向変更手段
も基本的には窓を利用するものであり、窓に対して光の
方向を室内側に変更させるためのプリズム等の補助手段
を設けるものであるから、出窓型の場合も通常窓型の場
合も既存の建物に対して大幅な改造工事を行うことなく
僅かな後付け工事で適用可能である。 (4)また、いずれの窓型の場合も窓を介して太陽光が
室内へ採光されるから、在室者にとって自然であり、違
和感を感じさせない。 (5)採光機や光出射方向変更手段を窓の数だけ、又は
窓の幅に応じて複数個設置する構成にすれば室内への採
光の光量を大幅に増大できる。 (6)第1の光出射方向変更手段の傾斜板としてルーバ
状のミラーを用いるようにすれば、ルーバの開き度の調
整によって1階へ導く光の量と方向を任意に調整するこ
とができる。
建物の軒に採光機を設置して採光した光を居室の窓を経
由して室内へ取り込むものであるから、次のような優れ
た効果を有する。 (1)採光機の設置場所が建物の軒であるから、従来の
屋根や屋上等に設けるものに比べ、室内に雨漏りが生じ
る恐れがない。また光ダクト、光ファイバー等の導光手
段も不要であるから、本装置を建物を大きく改造しない
で取り付けることができる。従って、住宅が密集してい
るため自然光の採光が不十分な住宅に対する採光の補充
を行う設備として最適である。 (2)採光機も回転部分は平板プリズムだけなので軽
量、コンパクトにでき、軒に容易に設置できる。 (3)採光機からの光を室内へ導く光出射方向変更手段
も基本的には窓を利用するものであり、窓に対して光の
方向を室内側に変更させるためのプリズム等の補助手段
を設けるものであるから、出窓型の場合も通常窓型の場
合も既存の建物に対して大幅な改造工事を行うことなく
僅かな後付け工事で適用可能である。 (4)また、いずれの窓型の場合も窓を介して太陽光が
室内へ採光されるから、在室者にとって自然であり、違
和感を感じさせない。 (5)採光機や光出射方向変更手段を窓の数だけ、又は
窓の幅に応じて複数個設置する構成にすれば室内への採
光の光量を大幅に増大できる。 (6)第1の光出射方向変更手段の傾斜板としてルーバ
状のミラーを用いるようにすれば、ルーバの開き度の調
整によって1階へ導く光の量と方向を任意に調整するこ
とができる。
【図1】本発明を建物に設置した場合の全体の概略構成
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】本発明の採光機の構成を示す縦断正面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第1の光出射方向変更手段の構成を示
す縦断正面図である。
す縦断正面図である。
【図4】同図(A)乃至(D)は夫々図3で示した第1
の光出射方向変更手段の各実施例を示す要部縦断正面図
である。
の光出射方向変更手段の各実施例を示す要部縦断正面図
である。
【図5】本発明の第2の光出射方向変更手段の構成を示
す縦断正面図である。
す縦断正面図である。
1:建物 2:軒 3:採光機 4:第1の光出射方向変更手段 6:第2の光出射方向変更手段 41、41A:上板 42:下板 43、43R:傾斜板 61、62:平板プリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小平 隆志 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 寺田 房夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 須齋 嵩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 建物の軒に採光機を設け、この採光機か
ら採光した太陽光を上記採光機の下方に配置される窓か
ら室内に取り込むようにしたことを特徴とする太陽光採
光装置。 - 【請求項2】 建物の軒に1枚又は複数枚の平板プリズ
ムを太陽の運行に対応して回転させるようにした採光機
を設け、この採光機から採光した太陽光を上記採光機の
下方に配置される窓から室内に取り込むようにしたこと
を特徴とする太陽光採光装置。 - 【請求項3】 上記採光機により採光した光を室内に取
り込む窓は、当該窓自体に光の方向を変える機能を持た
せた第1の光出射方向変更手段を構成するようにした請
求項1又は2のいずれかに記載の太陽光採光装置。 - 【請求項4】 上記第1の光出射方向変更手段として
は、出窓を用い、この出窓の天井部分を構成する上板と
して平板プリズムを用い、出窓の床板を構成する下板と
してガラス板等の光透過性材料を用い、上記上板の外方
先端部から下板の内方先端に対して配置される傾斜板は
反射板又はハーフミラー或いはルーバ状に形成したミラ
ーを配置して構成し、採光機から採光した太陽光を室内
に取り込むと共に、下の階へも光を導くようにした請求
項3記載の太陽光採光装置。 - 【請求項5】 上記採光機により採光した太陽光を室内
に取り込む窓として、通常の窓の外部に上記採光機によ
り採光された太陽光の方向を変えることのできる手段を
備えた第2の光出射方向変更手段を構成するようにした
請求項1又は2のいずれかに記載の太陽光採光装置。 - 【請求項6】 上記第2の光出射方向変更手段しては、
通常の窓に対して、その上端部に平板プリズムを適正角
度で傾斜して配置し、上記採光機から採光した太陽光を
上記平板プリズムを介して向きを変えて室内に取り込む
ように構成した請求項5記載の太陽光採光装置。 - 【請求項7】 上記第2の光出射方向変更手段を通常の
窓の上端部に所定面積の第1の平板プリズムを配置する
と共に、さらに、この第1の平板プリズムの上端部に第
2の平板プリズムを傾斜して配置し、上記採光機から採
光した太陽光を上記第2の平板プリズムで向きを変えた
第1の光と、さらに第1の平板プリズムで向きを変えた
第2の光とを室内に取り込むようにした請求項5記載の
太陽光採光装置。 - 【請求項8】 建物の軒に設けられる採光機をその下方
に配置される建物の窓との関連のもとに水平方向に複数
個配置すると共に、これらの採光機に対応して上記の第
1の光出射方向変更手段及び/又は第2の光出射方向変
更手段も複数個配置するようにした請求項1乃至7のい
ずれかに記載の太陽光採光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19994294A JPH0864018A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 太陽光採光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19994294A JPH0864018A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 太陽光採光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0864018A true JPH0864018A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16416168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19994294A Withdrawn JPH0864018A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 太陽光採光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0864018A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009259543A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Nippon Light Metal Co Ltd | 採光装置 |
| JP2011163065A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Daiwa House Industry Co Ltd | 採光装置 |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP19994294A patent/JPH0864018A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009259543A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Nippon Light Metal Co Ltd | 採光装置 |
| JP2011163065A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Daiwa House Industry Co Ltd | 採光装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20040123 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |